JP2004016854A - 汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法 - Google Patents

汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法 Download PDF

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百瀬 守男
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宮田 保男
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Abstract

【課題】汚水貯留槽内の汚水面上に臭気除去装置を浮遊させ、該汚水等からの悪臭発生を防止することである。
【解決手段】前記臭気除去装置Aは、容器8と、該容器8内に挿装した微生物(バイオ)を植付けた生分解性繊維体9とで構成している。該生分解性繊維体9は単繊維体で構成され、その左端部分が略半球体に、その右端部分が略三角錐体に、その中央部分が略円柱体に成形してあって、一体物の生分解性繊維体9として構成している。上記容器8は篭を含み、すなわち同一の機能を有する篭で代替させており、前記生分解性繊維体9を挿装した前記容器8が前記排水槽や汚水貯留槽7の汚水7aの水面7b上に浮遊させた後、固定用紐10で該汚水貯留槽に接続されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルピットや排水槽等の汚水貯留槽から発生する悪臭が汚水桝や雨水桝等の下水道施設から漏出することを防止する汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、特に、都心に於いては、土地の有効活用の見地から高層化及び地下化が進められ、地下階を有するビルディングが増加しつつある。当該ビルディングの地下階の排水管は公共下水道管渠により低位置に存在し、この排水管を流れる排水は、当該地下階の最下部分に設けた排水槽や汚水貯留槽に一時的に貯留された後にポンプ等により公共桝や汚水桝を経由して下水道管渠へ流送される。
【0003】
当該排水槽や汚水貯留槽に貯留されるし尿や雑排水中には、各種の有機物が多量に含まれており、これらの有機物は有機酸、硫化水素、メチルメルカプタン等の悪臭の原因となる物質を発生する。また、前記排水槽や汚水貯留槽の槽底に沈殿堆積する汚泥又は水面上に浮遊する当該有機物の残渣であるいわゆるスカムが腐敗して悪臭を誘起する。そして、当該物質を含む排水や貯留水が該排水槽や汚水貯留槽から公共下水道管渠へ流送される際に、当該ポンプによる攪拌や公共桝又は汚水桝へ流送される際に発生する攪拌現象により上記悪臭物質が気化し、前記公共桝や汚水桝又は雨水桝等の下水道施設からビルディングや道路等の周辺に悪臭つまり臭気を発生させている。
【0004】
そして、悪臭成分を含む汚水や排水が公共下水道管渠を流送している途中に於いて、段差の存在するマンホール等に流入する場合、いわゆる滝落しの現象が発生し、更に強い悪臭をまきちらす等悪臭公害を誘起していた。
【0005】
ここで、従来の技術は、叙上に鑑みて、例えば、次のような装置を使用すること又は方法を採用することにより排水槽や汚水貯留槽等からの悪臭発生を防止する対策を講じている。
【0006】
当該従来の技術のうちその一例は図5に示すような構成である。
これについて説明すれば、1はビルの排水槽等を含む汚水貯留槽であり、槽底1aに図示するような水中攪拌機2を戴置している。該水中攪拌機2は前記悪臭発生を防止する機器であって、例えば、軸通気型の水中モータ2aと、該水中モータ2aの回転動作に連動するスクリュー2bと、上方に開口部2cを前方にと吐出口2dをそれぞれ有したドラフトチューブ2eとで構成している。前記水中攪拌機2は、給電ケーブル3から水中モータ2aに通電して該スクリュー2bの回転により水流を発生させ、槽底1aに沈殿している汚泥を汚水と混合攪拌し、該汚泥の堆積を防止する。そして、前記スクリュー2bの先端に負圧が誘起され、上記開口部2cに渦流と共にスカムが流れ込み、該スクリュー2bにより該スカム1bを破砕し、吐出口2dから前記汚水貯留槽1内に微細気泡にして噴出させる。また、通気ホース4から空気を槽1内の汚水に流入させて酸素を与えるいわゆる曝気を行い、併せて、悪臭原因となる蝶蝿等の発生を防止していた。
尚、図中、5は前記水中攪拌機2を搬入、搬出するためのマンホールである。
【0007】
当該従来の技術のうち他の例は図6に示す構成である。これについて説明すれば、汚水貯留槽1の開口部1cを備えている。そして、バチルス菌等の微生物(バイオ)6bを貯留した噴霧タンク6のノズル体6aで該微生物(バイオ)6bを前記開口部1c又はマンホール(図示せず)から前記汚水貯留槽1内の汚水1dの水面1eや槽1内の壁面1fに向って、噴霧する構成、方法である。かかる構成や方法を採用することにより、汚水貯留槽1内に於ける悪臭の発生を防止していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術に於ける汚水貯留槽等の臭気除去装置は上述した構成であるので、次の課題が存在した。
上述した従来の技術に於ける前者、つまり、汚水貯留槽1内の槽底1aに水中攪拌機2を戴置する技術によれば、排水槽や汚水貯留槽1の大きさや形状又は汚水の状況等により上記水中攪拌機2の性能又は容量等を改変かつ設定する必要があり、これの設備や他の部材の設計等を含めて槽1内に設置するための設備費用や設置工数が嵩むものであった。また、当該水中攪拌機2の稼動コストが高く、かつメンテナンス費用も発生し、耐用年数使用後は廃棄処分場等へ運搬しなければならないという問題点もあった。また、当該水中攪拌機2は、汚水の中の稼動であるので故障等が惹起され易く、これに伴う修理期間中に使用ができないばかりか修理費用も加わり、これの運転維持には各種の問題点が存在した。
【0009】
従来の技術に於ける後者、つまり、汚水貯留槽1に於ける汚水1dの水面1e又はその壁面1fに微生物(バイオ)6bを噴霧する方法は、作業員による微生物(バイオ)噴霧作業工数が増大するのみならず、当該微生物(バイオ)を上記水面1eや壁面1fに均一であって定量に噴霧することが困難であるという問題点があった。また、上記汚水1dの水面1e等に微生物(バイオ)を噴霧する方法は対処方法、手段として暫定的な悪臭発生防止対策であって、対策維持期間が比較的短くかつ悪臭発生防止の信頼性に欠ける欠点があった。更に、前記排水槽や汚水貯留槽1内の汚水1dを含む排水や貯留水が定量を越えて流送されると、前記微生物(バイオ)も一緒に流送され、該汚水貯留槽1内の悪臭等の臭気除去ができなくなるという問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外表面に小孔群を形成した容器内に挿装してあって、生分解性繊維体に植付けた微生物(バイオ)がビルピットや排水槽又は汚水貯留槽に於ける排水や貯留水の水質悪化要因となるメチルメルカプタン等の有機物を餌食することにより、該有機物を低減させ、設備費用や設置工数を大幅に削減させると共に、簡単な装置や方法でもって前記排水槽等からの悪臭発生を防止し、臭気汚染地域への環境改善を行うべくした汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法を提供することを目的としたものであって、次の構成、手段から成立する。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、微生物(バイオ)を植付けかつ所定の形状を有する生分解性繊維体と、該生分解性繊維体を挿置すると共に汚水が流入する微細孔群を外表面に備えかつ所定の形状を有した篭を含む容器とで構成したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置である。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、前記篭を含む容器が金属材料若しくはプラスチック繊維材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置である。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、前記篭を含む容器が生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置である。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、前記生分解性繊維体及び前記篭を含む容器は略球体、略立方体又は略円柱体の各形状で構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置である。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、前記篭を含む容器が本体開口部に着脱自在に装着する蓋部を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置である。
【0016】
請求項6記載の発明によれば、生分解性繊維体を所定の形状に作製するプレス工程と、該生分解性繊維体を微生物(バイオ)槽で所定日数浸漬して微生物(バイオ)を植付ける浸漬工程と、微生物を植付けた前記生分解性繊維体を袋体に挿入しかつ密封する包袋工程と、該袋体から取出した前記生分解性繊維体を小孔群を外表面に備えた篭を含む容器に挿入しかつ封止する挿置工程とでなることを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法である。
【0017】
請求項7記載の発明によれば、前記篭を含む容器が金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項6記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法である。
【0018】
請求項8記載の発明によれば、汚水貯留槽に於いて、前記微生物(バイオ)を植付けた生分解性繊維体を挿置してあって、小孔群を外表面に備えかつ金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で成形した篭を含む容器を前記汚水貯留槽の水面上に浮遊させ、前記篭を含む容器が該汚水貯留槽の一部に固定紐で接続したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法である。
【0019】
請求項9記載の発明によれば、前記汚水貯留槽がビルピット、湧水タンク又は排水タンクであることを特徴とする請求項8記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法である。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法に於ける実施の形態について、添付図面に基づき説明する。
【0021】
【発明の実施の形態1】
本発明の実施の形態1は、汚水貯留槽等の臭気除去装置Aに係るものであって、例えば、図1に示すような構造を有している。
【0022】
図1は、本発明に係る臭気除去装置Aを後述する図4に示すような排水槽を含む汚水貯留槽7内の排水や貯留水等の汚水7aの水面7b上に浮遊させた状態を示した側面図である。
【0023】
前記臭気除去装置Aは、容器8と、該容器8内に挿装した微生物(バイオ)を植付けた生分解性繊維体9とで構成している。すなわち、該生分解性繊維体9は生分解性樹脂材料例えば脂肪族ポリエステル、乳酸系プラスチック等をプレス工程により略円柱体や略球体等の所定の形状に成形してなるものであって、単繊維体で構成される。該単繊維としては例えば鐘紡株式会社製のラクトロン(商品名)、昭和高分子株式会社製のビオノーレ(商品名)等を採用する。従って、該生分解性繊維体9は例えばその左端部分が略半球体に、その右端部分が略三角錐体に、その中央部分が略円柱体に成形してあって、一体物の生分解性繊維体9として構成している。
尚、上記容器8は篭を含み、すなわち同一の機能を有する篭で代替させ構成してもよい。
【0024】
前記所定の形状を有する生分解性繊維体9は、例えばバチルス菌等の微生物(バイオ)を貯留している微生物槽等に所定日間程度浸漬させ、該微生物(バイオ)を植付ける。該微生物(バイオ)は土中に生息するバチルス菌のうちから増殖能力の高い菌を選定して使用する。而して、微生物(バイオ)を植付けた前記生分解性繊維体9を容器8に挿装する。該容器8はいわゆるバイオ床として機能してあって、その外表面8aの一部又は全域には多数の小孔8bが穿設されかつ配列されている。該小孔8bは汚水7a等が浸入する隙間等で構成され、いかなる形状であってもよい。
【0025】
前記容器8は空洞状であって、例えば篭でもよく、金属材料やプラスチック繊維材料又は前記生分解性繊維体9と略同一の脂肪族ポリエステル、乳酸系プラスチック等の生分解性樹脂材料で成形してある。また該容器8は、外観形状が前記生分解性繊維体9と略同一形状であって、例えば、その左端部分8cは本体開口部に脱着する蓋部として略空洞状の半球体であり、その右端部分8dは略空洞状の三角錐体であり、その中央部分8eは両端に本体開口部を有する略円筒体であり、それぞれを一体成形している。前記左端部分8cと前記中央部分8eとの隣接部8f及び前記中央部分8eと前記右端部分8dとの隣接部8gは、それぞれ両者を結合する部分であって、ねじ部(図1に図示せず)を形成し、前記生分解性繊維体9を該容器8に挿装した後、該ねじ部のねじ締めを行い封止状態にする。尚、上記隣接部8f及び8gのいずれか一方のみにねじ部を設け、他は一体成形してもよい。
【0026】
10は、前記生分解性繊維体9を挿装した前記容器8が前記排水槽や汚水貯留槽7の汚水7aの水面7b上に浮遊させた後、該汚水貯留槽7の壁面等の一部に接続するための固定用紐であって、その一端を例えば前記容器8の右端に、その他端を例えば該汚水貯留槽7の壁面にそれぞれ接続している。
【0027】
次に、本発明の実施の形態1に係る汚水貯留槽の臭気除去装置Aの動作を説明する。
図1に示すように、生分解性繊維体9を挿装した容器8が前記汚水貯留槽7の汚水7aの水面7b上に浮遊されると、該汚水7a中に発生している有機酸、硫化水素、メチルメルカプタン等の有機物やスカム7cと共に該汚水7aが前記容器8に於ける外表面8aの小孔8bを経由して該容器8内及び生分解性繊維体9内に浸入する。而して、予め該生分解性繊維体9に植付けられたバチルス菌等の微生物(バイオ)が小孔8bから汚水7a側に遊泳し前記有機物やスカム7cを餌食する。このようにして上記汚水7a中の有機物やスカム7cが排除されて、悪臭原因が取り除かれ、併せて該汚水7aの水質を向上させることとなる。
【0028】
【発明の実施の形態2】
本発明の実施の形態2は、汚水貯留槽等の臭気除去装置Aの製造方法に係るものであって、例えば図2ないし図3に示す各製造工程等に基づき説明する。
【0029】
図2は、汚水貯留槽等の臭気除去装置Aの製造工程を示すものであって、(a)ないし(d)に示すような手順を経て、前記本発明の実施の形態1で説明した臭気除去装置Aが作製される。
【0030】
先ず、図2(a)に示すように、生分解性繊維体9は脂肪族ポリエステル、乳酸系プラスチック等の生分解性樹脂材料をプレス機械等で所定の形状、例えば、左端部分9aが略半球体形状に、右端部分9bが略三角錐形状に及び中央部分9cが略円柱体形状にプレス加工する。これが第1製造工程としてのいわゆるプレス工程である。
尚、前記生分解性繊維体9は、前述した形状に限定されず、図3(a)に示すように全体が略球体形状、図3(b)に示すように略立方体形状等各種の形状でも差支えないものである。
【0031】
次に、図2(b)に示すように、別置した該微生物槽11は槽底11a部分に、例えば、土中に生息するバチルス菌のうちから選定した増殖能力の高い菌を微生物(バイオ)12として貯留している。そして、該微生物槽11内に所定日間、例えば7日間程度浸漬する。該微生物(バイオ)12は、前記生分解性繊維体9が微生物槽11内で浸漬している間、該生分解性繊維体9の組織内に浸入し植付けられる。すなわち、該生分解性繊維体9に前記微生物(バイオ)12を担持させる。これらの工程が第2製造工程としての浸漬工程である。
【0032】
次に、前記微生物(バイオ)12を植付けた生分解性繊維体9を前記微生物槽11から取出し、袋体13に挿装する。そして、結び紐13aで袋体13の開口部を緊締かつ密封し、該微生物(バイオ)が袋体13の外部へ漏減することを防止する。前記袋体13は、該生分解性繊維体9を挿入するための適宜の容積を備えたものであって、例えば、その表面を柔軟性とした樹脂材料等で成形したものを使用する。このような工程が第3製造工程としての包袋工程である。
尚、前記生分解性繊維体9の袋体13への挿装期間は所定日数であって、該生分解性繊維体9が乾燥しない程度の例えば7日間程度に限定されることが望ましい。つまり、前記挿装期間としては、前記袋体13内に挿装した生分解性繊維体9が出荷されてから汚水貯留槽7に設置されるまでの期間又は日数である。
【0033】
次に、前記汚水貯留槽7が所在する設置現場等に於いて、前記袋体13内から生分解性繊維体9を取出し、図2(d)に示す容器8に挿装する。該容器8は篭を含み、すなわち同一の機能を有する篭で代替させ構成してもよい。そして、該容器8がいわゆるバイオ床として機能する。この工程が第4製造工程としての挿置工程である。
ここに於いて、前記容器8は外表面8aの一部又は全域には汚水等(図示せず)が浸入する多数個の隙間や小孔8bが穿設されかつ配列されている。そして、容器8の内部は全体が空洞状に形成されると共に、金属材料やプラスチック繊維材料又は前記生分解性繊維体9と略同一の脂肪族ポリエステル、乳酸系プラスチック等の生分解性樹脂材料で成形している。
また、該容器は、外観形状が前記生分解性繊維体9の容積より若干大きくしてあって、略同一の形状である。そして、例えば該容器8の左端部分8cは本体開口部8hに脱着する蓋部であって、内部が空洞状の略半球体で構成され、その開口部分の外周に雄ねじ8iを周設している。そして、前記生分解性繊維体9を該容器8内に挿入した後、前記左端部分すなわち蓋部8cを閉鎖し、該雄ねじ8iが前記本体開口部8hの内面に形成した雌ねじ(図示せず)に螺合させて、該生分解性繊維体9を封止する。また、容器8の右端部分8dは例えば、空洞状の略三角錐体で、その中央部分8eは例えば空洞状の略円柱体つまり略円筒体で構成され、両端に前記本体開口部8hを形成してある。そして、前記蓋部8c、中央部分8e及び右端部分8dを結合することにより、単一の容器8が構成される。
尚、図中、8f、8gは上記蓋部(左端部分)8c、中央部分8e及び右端部分8dのそれぞれの隣接部分を示している。
【0034】
前記容器8は図2(d)に示す構造について説明したが、図3(c)(d)に示す構造のものであってもよい。すなわち、図3(c)は容器81が球体の形状を示す斜視図である。
該容器81の内部は空洞状であって、左右(又は一方、他方)が空洞状の略半球体81c、81dに構成してある。該容器81の外表面81aには前述した構成と同様に多数個の隙間や小孔81bが穿設されかつ配列されている。該容器81の一方の半球体81cと他方の半球体81dの隣接部81eで両者が結合し、単一の容器81を構成している。該隣接部81eはねじ部(図示せず)を備え、図3(a)に示す略球体状の生分解性繊維体91を前記容器81に挿入した後、ねじ締め動作を行うことにより閉止する。
【0035】
また、図3(d)は容器82が全体として略立方体の形状を示す斜視図である。該容器82の内部は空洞状であって、左、右(又は一方、他方)が開口部を備えた箱体82c、82dに構成してある。該容器82の外表面82aには前述した構成と同様に多数個の隙間や小孔82bが穿設されかつ配列されている。該容器82の一方の箱体82cと他方の箱体82dの隣接部82eで両者が結合し、単一の容器82を構成している。該隣接部82eはねじ部(図示せず)を備え、図3(b)に示す略立方体状の生分解性繊維体92を前記容器82に挿入した後、ねじ締め動作を行うことにより閉止する。
尚、容器は前述した前記生分解性繊維体9、91、92やそれ以外の形状等に合わせて、例えば空洞状の略三角錐体、空洞状の略六角柱等各種の形状であってもよい。
【0036】
上述したように、本発明の実施の形態2に係る汚水貯留槽等の臭気除去装置Aの製造方法は、前記プレス工程、浸漬工程、包袋工程及び挿装工程の全工程で成立するものである。
【0037】
【発明の実施の形態3】
本発明の実施の形態3は、汚水貯留槽等の臭気除去装置Aの設置方法に係るものであって、例えば図4に例示してあり、これについて説明する。
【0038】
7は汚水タンク、雑排水タンク、湧水タンク、集水タンク等各種の排水槽、ビルピット又は汚水貯留槽等であって、略中央の槽底7dには例えば吸込みピットが設けられている。該汚水貯留槽7内は、低水位から高水位までの水嵩を有した排水や貯留水等の汚水7aが貯留している。前記槽底7dの立上げ周辺部7eから該汚水貯留槽7の内壁7fの裾部までは、例えば勾配が1/15以上から1/10以下までの緩やかな傾斜を形成しており、全体が略円錐状に形成してある。該汚水貯留槽7の上部は密閉壁7gを備え、該槽底7dやその基盤7hと一体成形している。そして、該汚水貯留槽7は隣接壁7iを介して左右に一連に所定数個設置してなる。前記汚水貯留槽7内の汚水7aの水嵩等に応じて左右の隣接する汚水貯留槽7へ流動すべく該隣接壁7iの一部に連通管(図示せず)を配管している。
【0039】
図中、7jは前記密閉壁7gの一部に所望数個を設けたマンホール蓋、7kは外部からの空気を取入れる通気管である。
【0040】
次に、前記汚水貯留槽等の臭気除去装置Aの設置方法の手順等を説明する。
先ず、前記汚水貯留槽7の内壁7fや密閉壁7gの内面を各種の洗浄剤等で清掃を実施する。そして、該内壁7fや密閉壁7gの内面等に付着している固形物質や汚れ等を除去する。そして、前記図2(c)で示すような袋体13内に密封された生分解性繊維体9を該袋体13から取出し、前記容器8内に挿装する。該容器8は篭を含み、すなわち同一の機能を有する篭で代替させ構成してもよい。而して、該生分解性繊維体9を該容器8に挿装した後、図2(d)で示すように蓋部8cを本体開口部8hにねじ締めする。そして、該容器8に接続されている固定紐10の一端を前記汚水貯留槽7の一部、すなわち、例えば図示するように密閉壁7gの内面に設置した固定金具7lに堅締する。この際、前記臭気除去装置Aは、汚水7aの水面7b上に浮遊させてあり、可動状態となっている。而して、該汚水7a中に発生している有機酸、硫化水素、メチルメルカプタン等の有機物やスカム7cと共に、該汚水7aが前記容器に於ける外表面8aの小孔8bや隙間等を経由して該容器8内及び生分解性繊維体9内に浸入する。そして、該生分解性繊維体9に植付けられたバチルス菌等の微生物(バイオ)12が活動し、該生分解性繊維体9から汚水7a側に遊泳して前記有機物やスカム7cを餌食する。
このような状態を所定期間例えば6ヶ月程度経過すれば、該汚水7a内の有機物やスカム7cが大幅に削減され、該汚水7aからの悪臭発生を防止する作用を行う。
【0041】
また一方、生分解性繊維体9は所定時間の経過に従って、該容器8内及び汚水7a中に自然分解を行い、該容器8のみの簡単な回収作業で済むと共に、回収された容器8の再利用が行える特徴を備えている。更に、前記容器8自体が前記した脂肪族ポリエステル等の材料でなる生分解性樹脂材料で構成すれば、所定時間の経過に従って前記生分解性繊維体9と共に一緒に、汚水7a中に自然分解され、前記臭気除去装置Aの回収作業が全く不要となり、回収作業に伴う工数が不要となるばかりか、該臭気除去装置Aの産業廃棄物処分不要に伴う環境改善が行える特徴を有している。
尚、前記容器8は汎用の篭で構成してもよいことは、前記実施の形態1及び2と同一であり、また該臭気除去装置Aの細部の構成についても前記実施の形態1及び2と同一であり、その説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る汚水貯留槽等の臭気除去装置及びその製造方法並びに臭気除去装置の設置方法は、叙上の構成、作用を有するので、次の特有な効果がある。
【0043】
請求項1記載の発明によれば、微生物(バイオ)を植付けかつ所定の形状を有する生分解性繊維体と、該生分解性繊維体を挿置すると共に汚水が流入する小孔群を外表面に備えかつ所定の形状を有した篭を含む容器とで構成したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置を提供する。
このような構成としたので、臭気除去装置に於ける汚水貯留槽等への設置工数を大幅に削減すると共に、簡単な構造でもって臭気除去装置を作製でき、生分解性繊維体に植付けられた微生物(バイオ)を有効に働かせ、排水槽やビルピット又は汚水貯留槽内の排水等の汚水からの安定してあって継続的に悪臭発生を防止でき、悪臭公害を解消する効果がある。
【0044】
請求項2記載の発明によれば、前記篭を含む容器が金属材料若しくはプラスチック繊維材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置を提供する。
このような構成としたので、容器又は篭を汎用の金属材料やプラスチック繊維材料で作製でき、当該臭気除去装置の実施化が極めて容易となる効果がある。
【0045】
請求項3記載の発明によれば、前記篭を含む容器が生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置を提供する。
このような構成としたので、当該臭気除去装置を例えば排水槽や汚水貯留槽の汚水面上に浮遊させて該汚水から発生する該臭気を取除くと共に、使用完了後は固定用紐を残したすべての該臭気除去装置を該汚水の中に自然分解させるので、回収作業を全く不要とするばかりか該固定用紐を再使用できる効果がある。
【0046】
請求項4記載の発明によれば、前記生分解性繊維体及び前記篭を含む容器は略球体、略立方体又は略円柱体の各形状で構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置を提供する。
このような構成としたので、生分解性繊維体及びそれを挿装する容器又は篭を、該生分解性繊維体の容積及びそれに植付かせた微生物(バイオ)の働きや効用に応じて略球体等各種の形状に設定し、ビルの地下等に設置されている各種の汚水処理槽の構造にも対処できる効果がある。
【0047】
請求項5記載の発明によれば、前記篭を含む容器が本体開口部に着脱自在に装着する蓋部を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置を提供する。
このような構成としたので、篭又は容器内に該微生物(バイオ)を植付かせた生分解性繊維体を簡単かつ円滑に挿装でき、汚水貯留槽等への設置工数を大幅に低減させると共に、該生分解性繊維体が容器等から不用意に脱出しない効果がある。
【0048】
請求項6記載の発明によれば、生分解性繊維体を所定の形状に作製するプレス工程と、該生分解性繊維体を微生物(バイオ)槽で所定日数浸漬して微生物(バイオ)を植付ける浸漬工程と、微生物を植付けた前記生分解性繊維体を袋体に挿入しかつ密封する包袋工程と、該袋体から取出した前記生分解性繊維体を小孔群を外表面に備えた篭を含む容器に挿入しかつ封止する挿置工程とでなることを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法を提供する。
このような構成としたので、所定の簡単な製造工程で該臭気除去装置を製造でき、生産性の向上を図り、量産化に基づきビルディング等の各種、多量の汚水貯留槽に対応させることができる効果がある。
【0049】
請求項7記載の発明によれば、前記篭を含む容器が金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項6記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法を提供する。
このような構成としたので、容器又は篭を汎用の金属材料やプラスチック繊維材料又は汎用の生分解性樹脂材料で作製でき、当該臭気除去装置の実施化を極めて容易にし、また排水槽や汚水貯留槽への使用後は、固定用紐を残して、該臭気除去装置を汚水中に自然分解させて産業廃棄物としての残材をなくして回収作業の不要化を実現すると共に、該固定用紐を再利用できる効果がある。
【0050】
請求項8記載の発明によれば、汚水貯留槽に於いて、前記微生物(バイオ)を植付けた生分解性繊維体を挿置してあって、小孔群を外表面に備えかつ金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で成形した篭を含む容器を前記汚水貯留槽の水面上に浮遊させ、前記篭を含む容器が該汚水貯留槽の一部に固定紐で接続したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法を提供する。このような構成としたので、簡単な手順でもって汚水貯留槽等に該臭気除去装置を設置でき、設置工数の大幅な削減を図ると共に、従来のような水中攪拌機等によらないので、稼動関連費用やメンテナンス費用を不要とするばかりか、故障もなく安定してかつ継続的に臭気の発生を防止し、該臭気除去装置が例えば汚水中で自然分解した時期に簡単かつ容易に該臭気除去装置の取替えを行うことができ、産業廃棄物として廃棄処分場への搬送する必要もなく、固定用紐のみ再利用できることとし、悪臭公害を解消する効果がある。
【0051】
請求項9記載の発明によれば、前記汚水貯留槽がビルピット、湧水タンク又は排水タンクであることを特徴とする請求項8記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法を提供する。
このような構成としたので、本発明はビルピットや湧水タンク等各種の広範囲に於ける汚水貯留槽に使用することができ、全国的規模に基づき悪臭公害を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1を示すものであって、汚水貯留槽等の臭気除去装置の側面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態2を示すものであって、汚水貯留槽の臭気除去装置の製造方法を示す説明図である。(a)はプレス工程を示す図、(b)は浸漬工程を示す図、(c)は包袋工程を示す図、(d)は挿置工程を示す図である。
【図3】本発明に係る生分解性繊維体及びそれを挿装した容器に各形状を示した斜視図である。(a)は該生分解性繊維体が略球体である場合を例示した斜視図、(b)は該生分解性繊維体が略立方体である場合を例示した斜視図、(c)は該容器が略球体である場合を例示した斜視図、(d)は該容器が略立方体である場合を例示した斜視図のそれぞれである。
【図4】本発明に係る実施の形態3を示すものであって、汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法を示す汚水貯留槽の断面図である。
【図5】従来の技術に於ける水中攪拌機を汚水貯留槽内に戴置した状態を示す該汚水貯留槽の斜視図である。
【図6】従来の技術に於ける汚水貯留槽内に微生物(バイオ)を噴霧する状態を示す該汚水貯留槽の断面図である。
【符号の説明】
7      汚水貯留槽
7a     汚水
7b     水面
7c     スカム
7d     槽底
7e     槽底の立上げ周辺部
7f     汚水貯留槽の内壁
7g     汚水貯留槽の密閉壁
7h     汚水貯留槽の基盤
7i     汚水貯留槽の隣接壁
7j     マンホール蓋
7k     通気管
7l     固定金具
8      容器
8a     容器の外表面
8b     容器の小孔
8c     容器の左端部分(蓋部)
8d     容器の右端部分
8e     容器の中央部分
8f     容器の隣接部
8g     容器の隣接部
8h     容器の本体開口部
81     容器
81a    容器の外表面
81b    容器の小孔
81c    容器の一方の半球体
81d    容器の他方の半球体
81e    容器の隣接部
82     容器
82a    容器の外表面
82b    容器の小孔
82c    容器の一方の箱体
82d    容器の他方の箱体
82e    容器の隣接部
9      生分解性繊維体
91     生分解性繊維体
92     生分解性繊維体
10     固定用紐
11     微生物槽
12     微生物(バイオ)
13     袋体
A      臭気除去装置

Claims (9)

  1. 微生物(バイオ)を植付けかつ所定の形状を有する生分解性繊維体と、該生分解性繊維体を挿置すると共に汚水が流入する小孔群を外表面に備えかつ所定の形状を有した篭を含む容器とで構成したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置。
  2. 前記篭を含む容器が金属材料若しくはプラスチック繊維材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置。
  3. 前記篭を含む容器が生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項1記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置。
  4. 前記生分解性繊維体及び前記篭を含む容器は略球体、略立方体又は略円柱体の各形状で構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置。
  5. 前記篭を含む容器が本体開口部に着脱自在に装着する蓋部を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置。
  6. 生分解性繊維体を所定の形状に作製するプレス工程と、該生分解性繊維体を微生物(バイオ)槽で所定日数浸漬して微生物(バイオ)を植付ける浸漬工程と、微生物を植付けた前記生分解性繊維体を袋体に挿入しかつ密封する包袋工程と、該袋体から取出した前記生分解性繊維体を小孔群を外表面に備えた篭を含む容器に挿入しかつ封止する挿置工程とでなることを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法。
  7. 前記篭を含む容器が金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で作製したことを特徴とする請求項6記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の製造方法。
  8. 汚水貯留槽に於いて、前記微生物(バイオ)を植付けた生分解性繊維体を挿置してあって、小孔群を外表面に備えかつ金属材料、プラスチック繊維材料又は生分解性樹脂材料で成形した篭を含む容器を前記汚水貯留槽の水面上に浮遊させ、前記篭を含む容器が該汚水貯留槽の一部に固定紐で接続したことを特徴とする汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法。
  9. 前記汚水貯留槽がビルピット、湧水タンク又は排水タンクであることを特徴とする請求項8記載の汚水貯留槽等の臭気除去装置の設置方法。
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