JP2004013785A - 翻訳サービスシステム、翻訳サービス方法、翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置及びプログラム - Google Patents

翻訳サービスシステム、翻訳サービス方法、翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】翻訳担当者が特に補助情報を指定することなく、文の曖昧性を容易に見つけ出し、迅速に的確な翻訳処理を行うことにある。
【解決手段】少なくとも第1言語を第2言語に翻訳する翻訳処理部131、第1言語の編集処理時に原文を含む編集履歴データを編集内容記録部19に記録する編集処理部132と、第1言語の文を翻訳処理するに先立ち、当該文と編集内容記録部19に記録される原文等とを比較し、翻訳する原文情報と類似する既に翻訳済みの原文の編集内容が存在するか否かを判断し、類似する関係に有れば、編集内容を適用して原文を翻訳し、類似する関係に無い場合には通常の翻訳処理を実行させる文比較部133とを備えた翻訳処理機能をもった装置である。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1言語の文章を第2言語の文章に翻訳する翻訳サービスシステム、翻訳サービス方法、翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及に伴い、パソコンによりインターネット上のホームページから必要な情報を収集したり、電子メールにより異なる言語の情報を授受する機会が増えてきている。
【0003】
ところで、従来の翻訳処理システムでは、第1言語の文の曖昧性を完全に克服することなく当該文を解釈し翻訳することから、第1言語の文の解釈を誤ることが多く、ひいては的確な意味・内容をもった第2言語の文に翻訳できない場合が多い。
【0004】
そこで、以上のような不具合を解消するために、翻訳する第1言語の文(以下、原文と指称する)に対して、andで連接する範囲や品詞などの補助情報を指定し、この指定に従って翻訳処理する翻訳処理システムが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような翻訳処理システムでは、原文の構造を見極めつつ補助情報を指定し、かつ、曖昧さをもつ各文ごとに毎回補助情報を指定することから、翻訳オペレータの負担が増大する問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、原文を異なる言語の文に翻訳するに際し、過去の原文の編集履歴を有効に活用しつつ翻訳処理を実行する翻訳サービスシステム、翻訳サービス方法、翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、ネットワークを通じて複数のユーザ端末及び翻訳サービスサーバが接続される本発明に係わる翻訳サービスシステムは、第1言語の文の曖昧さを解消する際の編集内容を記録し、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳する際に過去の編集内容を適用し翻訳可能とする翻訳処理用プログラムを供給する翻訳ソフト供給装置と、この翻訳ソフト供給装置から供給される翻訳処理用プログラムが保存され、前記ユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受けた場合、保存されている前記翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送するとともに、翻訳ソフトを供給する供給会社にソフト供給対価を支払うためのプログラム転送回数をカウントする前記翻訳サービスサーバとを設けた構成である。
【0008】
本発明は以上のような構成とすることにより、翻訳サービスサーバは、翻訳ソフト供給装置から翻訳処理用プログラムの供給を受けた後、ネットワークを通じて各ユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受けると、保存されている翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送するとともに、翻訳ソフト供給会社にソフト供給対価を支払うためのプログラム転送回数をカウントするので、翻訳処理用プログラムを必要とする各ユーザ端末が容易に所要とする翻訳処理用プログラムを入手可能であるとともに、翻訳サービスサーバ側では、翻訳処理用プログラムの転送回数に応じたソフト供給対価を翻訳ソフト供給装置に支払うことが可能となる。
【0009】
さらに、ユーザ端末においては、第1言語の文を第2言語の文に翻訳するに際し、翻訳処理用プログラムを用いて翻訳処理を行えば、第1言語の文の曖昧さを克服でき、適切な意味・内容をもった第2言語の文に翻訳できる。
【0010】
(2) 本発明は、ネットワークを通じて翻訳サービスサーバがユーザ端末に翻訳処理用プログラムを提供する翻訳サービス方法であって、翻訳サービスサーバが翻訳ソフト供給装置から第1言語の文の曖昧さを解消する際の編集内容を記録し、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳する際に過去の編集内容を適用し翻訳可能とする翻訳処理用プログラムを翻訳処理用プログラムの供給を受けるステップと、前記翻訳サービスサーバが前記ユーザ端末から前記翻訳処理用プログラムの要求を受信する要求受信ステップと、この要求受信ステップによりプログラムの要求を受信した場合、予め保存されている翻訳処理用プログラムを読み出し、要求元ユーザ端末に転送する転送ステップと、この転送ステップによる翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントする転送回数計数ステップとを有する翻訳サービス方法である。
【0011】
この発明における翻訳サービス方法においても、前記(1)に記載する翻訳サービスシステムと同様の作用効果を奏する。
【0012】
(3) 本発明は、ネットワークを通して複数のユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受ける翻訳サービスサーバであって、
翻訳処理用プログラムを記憶する手段と、前記ユーザ端末から翻訳サービス提供画面の要求を受けたとき、当該要求元ユーザ端末に翻訳サービス提供画面を送信し、当該翻訳サービス提供画面の所要のエリアに所定の事項を書込むことを促す手段と、前記翻訳サービス提供画面に書込まれた所定の事項を取込んで顧客リストを作成する手段と、この顧客リストの作成後、前記記憶手段に記憶される翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送する手段と、この手段による翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントする手段と、この手段によりカウントされるカウント値に応じて翻訳ソフトを供給する供給会社に支払うソフト供給対価を計算する手段とを設けた構成である。
【0013】
この発明は以上のような構成とすることにより、翻訳サービスサーバでは、翻訳ソフト供給会社から翻訳処理用プログラムの供給を受け、またユーザ端末から要求が有れば翻訳サービス提供画面を提供し、所定の事項の書込みが有れば、当該書込み事項に基づいて顧客リストを作成し、さらに翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送したときに転送回数をカウントし、ソフト供給対価を計算するので、前記(1)と同様の作用効果を奏する。
【0014】
(4) 第1言語の文を第2の言語の文に翻訳する本発明に係わる翻訳処理装置は、第1言語の文を入力する第1言語入力手段と、この第1言語入力手段から入力される第1言語の文中に曖昧さが存在する場合、当該曖昧さを解消するために編集処理を行う一方、前記第1言語の文を含む編集処理による編集内容を記録する編集処理手段と、前記第1言語入力手段から入力される第1言語の文と前記編集処理手段によって記録された過去の編集内容とを比較し、当該第1言語の文に類似する編集内容が存在するか否かを判断する文比較手段と、この文比較手段によって当該第1言語の文に類似する編集内容が存在する場合、該当編集内容を翻訳処理に適用して第2言語の文に翻訳し、当該第1言語に類似する編集内容が存在しない場合には前記編集処理または通常の翻訳処理により前記第2言語の文に翻訳する翻訳処理手段とを設けた構成である。
【0015】
この発明は以上のような構成とすることにより、第1言語の文中に曖昧さが存在する場合、過去の編集内容の中に類似する関係の文が存在するとき、その編集内容を適用して第1言語の文の翻訳処理を実行し、編集内容の中に類似する関係の文が存在しないとき、編集処理を実施しながら編集内容を記録するか、通常の翻訳処理を行うので、翻訳担当者がその都度補助情報を指定することなく、適切な第1言語に修正し、第2言語の文に翻訳処理することが可能である。
【0016】
なお、以上のような翻訳処理装置による一連の処理は、プログラムによっても容易に実現可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は本発明に係わる翻訳サービスシステムの一実施の形態を示す系統構成図である。
【0019】
この翻訳サービスシステムは、有線又は無線インタネットその他所要の伝送ラインなどのネットワーク1が設けられ、このネットワーク1には、ユーザが必要とする翻訳処理用プログラム(翻訳ソフト)を製作し供給する翻訳ソフト供給会社が所有する翻訳ソフト供給装置2、この翻訳ソフト供給装置2から翻訳処理用プログラムの供給を受ける翻訳サービスサーバ3及びネットワーク1を通して翻訳サービスサーバ3から翻訳処理用プログラムの提供を受け、この翻訳処理用プログラムのもとに原文情報の翻訳処理を実行する各ユーザがそれぞれ所有する多数のユーザ端末4,…が接続されている。
【0020】
翻訳サービスサーバ3は、Webページ提供機能、翻訳ソフト提供機能、必要に応じて翻訳処理機能が設けられている。
【0021】
Webページ提供機能は、ダウンロード、コピーその他の手段により翻訳処理用プログラムを転送する用意が有ることを例えばHTML言語で記述してなるWebページの翻訳サービス提供画面その他必要なサービス提供画面を記憶するWeb用データベース31と、これらサービス提供画面の情報をHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)によりやり取りを行うサーバアプリケーション、サービス提供画面に書込んだ情報を翻訳ソフト提供機能に連携するCGI(Common Gateway Interface)スクリプトその他各種の通信ソフト、アプリケーションを搭載するWebサーバ32とによって構成されている。
【0022】
なお、サービス提供画面には、ユーザ端末4が翻訳処理用プログラムの転送要求を直接実現可能とするためのURLを含む記述があるものとする。
【0023】
前記翻訳ソフト提供機能は、翻訳ソフト供給会社又は翻訳ソフト供給装置2から供給される翻訳処理用プログラムファイル、ユーザ端末4に対して転送する翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントするカウンタ、各ユーザ端末4から翻訳処理用プログラムのダウンロード等の転送要求があったとき、前記サービス提供画面に記述されるユーザ端末4の端末IDその他必要な事項を取込んで作成される顧客リストファイル、所定の期間ごとにカウンタの計数値と予め設定される転送1回当りのソフト提供単価との乗算により算出される前記翻訳ソフト供給会社に支払うためのソフト供給対価その他所要とするデータを記憶するデータ蓄積データベース33と、CGIプログラム、メールソフト、各種の通信ソフトが搭載され、Webサーバ32に搭載されるCGIのもとにサービス提供画面に記述された必要事項の処理要請を受けたとき、顧客リストの作成処理、翻訳処理用プログラムの転送回数のカウント処理、ユーザ端末4からの転送要求に対し、翻訳処理用プログラムファイルを転送する翻訳提供サーバ34とによって構成されている。
【0024】
なお、翻訳処理用プログラムファイルの転送形態は、ダウンロード、コピーの他、メールソフトのもとにユーザ端末4から電子メールにより翻訳処理用プログラムファイルの転送要求があったとき、その返信メールに自動的に翻訳処理用プログラムファイルを添付して要求元ユーザ端末4に転送すること、その他種々のプログラムファイル転送方法が挙げられるが、ここでは省略する。
【0025】
前記翻訳処理機能は、翻訳提供サーバ34が各ユーザ端末4から送信されてくる原文情報のもとに翻訳要求を受けたとき、データ蓄積データベース33に記憶される翻訳処理用プログラムを用いて原文情報を所要の言語に翻訳処理し、その翻訳結果を要求元ユーザ端末4に転送する機能である。
【0026】
なお、電子メールによって翻訳処理を依頼する場合にはWebページ提供部を必要としない場合もある。
【0027】
なお、翻訳提供サーバ34は、ネットワーク1に接続されている例について説明したが、ネットワーク1に接続されていない一般的な単体の翻訳処理装置であっても、図2に示す構成を採用することにより、本発明の要部となる翻訳処理部と同等の機能を実現できるものである。
【0028】
以下、翻訳処理機能をもつ翻訳提供サーバ34または単体の翻訳処理装置について図2を参照して説明する。なお、単体の翻訳処理装置とは、例えばネットワーク1に接続されているユーザ端末4であるとか、或いはネットワーク1に接続されていない一般の独立した情報処理装置であることもある。
【0029】
この翻訳提供サーバ34または単体の翻訳処理装置は、大きく分けと、第一言語である原文情報を入力する第1言語入力手段11と、翻訳処理制御部12と、翻訳処理本体部13と、この翻訳処理本体部13で翻訳処理された翻訳結果を出力する翻訳結果出力手段14とによって構成されている。
【0030】
第1言語入力手段11は、翻訳する原文情報や編集その他の制御指示等のコマンドを入力する役割を有し、ハード的には、例えば一般的な入力機器であるキーボード111、予め原文情報が格納されているファイル112、音声入力装置113やCD−ROM114から入力される原文の音声情報を音声認識する音声認識装置115、インターネット、専用線、LAN等のネットワーク116などが挙げられる。その他、マウス、トラックボール、タブレットなどのポインティングデバイス、光学式文字読取装置などがある。何れにせよ、原文情報を入力する機能をもつもののすべてが含まれる。
【0031】
翻訳処理制御部12は、CPUで構成され、第1言語入力手段11から入力される原文情報を原文情報記録部16に一時記録し、またプログラム記録媒体17に記録される前記翻訳処理用プログラムに従って所定の機能を実現させるための制御指令を送出するものであって、実体的には翻訳処理用プログラムそのものと考えることができる。
【0032】
前記翻訳処理本体部13は、原文情報である第1言語国及び所望とする第2言語国の辞書・文法規則などの情報を記録する辞書・文法記録部18及び編集内容記録部19が接続されている。
【0033】
これら辞書・文法記録部18及び編集内容記録部19は、通常,電子的,磁気的,機械的,光学的な手段を用いて所要とする情報を記録するものであり、必ずしもそれぞれ独立した記録部である必要はなく、例えば1つの外部記憶装置などに領域分けして所要とする情報を記録するものであればよい。同様に、原文情報記録部16、プログラム記録媒体17、辞書・文法記録部18及び編集内容記録部19についても同様の考えのもとにそれぞれ独立であってもよく、或いは1つの外部記憶装置などに領域分けして所要とする情報を記録するものでもよい。
【0034】
前記翻訳処理本体部13は、翻訳処理制御部12からの制御指令に従って所要とする処理を実行するものであって、機能的には、第1言語入力手段11から入力される原文情報や原文情報記録部16に記録されている原文情報について、辞書・文法記録部18の辞書及び文法規則に基づいて所要の言語に翻訳する翻訳処理部131、第1言語入力手段11から入力される原文情報や原文情報記録部16に記録されている原文情報、必要に応じて翻訳部131の翻訳結果などを編集し、その編集履歴となる編集内容を編集内容記録部19に記録する編集処理部132及び文比較部133が設けられている。つまり、編集内容記録部19には、原文情報が編集部132でどのように編集されているかの履歴情報が記録されている。
【0035】
文比較部133は、翻訳部131で処理される原文情報と編集内容記録部19に記録されている内容とを比較し、原文情報が一度編集されたものであれば、当該編集内容を用いて翻訳させる機能をもっている。
【0036】
前記翻訳結果出力手段14は、翻訳処理本体部13で翻訳処理された翻訳結果を記録するファイル141、原文情報を含み、或いは原文情報を含まない翻訳結果だけを表示する表示装置142、翻訳処理本体部13で翻訳処理された翻訳結果を音声変換し出力する音声出力装置143、インターネット、専用線、LAN等を含むネットワーク144などの何れか1つ以上が用いられている。
【0037】
従って、以上のような実施の形態によれば、ネットワーク1に接続されるユーザ端末4、単体の翻訳処理装置のたは翻訳提供サーバ34の翻訳処理部においては、少なくとも第1言語を第2言語に翻訳する翻訳処理部131、第1言語の編集処理時に原文を含む編集履歴データを編集内容記録部19に記録する編集処理部132と、第1言語の文を翻訳処理するに先立ち、当該文と編集内容記録部19に記録される原文等とを比較し、翻訳する原文情報が類似する関係に有るか否かを判断し、類似する関係に有れば、編集内容を適用して原文を翻訳し、類似する関係に無い場合には通常の翻訳処理を実施させる文比較部133とを設けることにより、翻訳処理の積み重ねにより、特に指定することなく、文の曖昧性を容易に見つけ出し、過去の編集履歴を有効に活用し、迅速に的確な訳文に翻訳することが可能である。
【0038】
(1) 翻訳サービスシステムの動作及び翻訳サービス方法について。
【0039】
イ. あるユーザ端末4は、翻訳サービスサーバ3に対して、URLによるアクセスのもとにWebページであるサービス提供画面の要求を行う(S1)。ここで、翻訳サービスサーバ3は、ユーザ端末4からの要求に基づき、サービス提供画面データを読み出し、当該ユーザ端末4に提供する(S2)。
【0040】
サービス提供画面を受け取ったユーザ端末4においては、端末表示部にサービス提供画面を表示し、翻訳処理用プログラムの提供を受けるために必要な所定事項を書き込み、登録ボタンをクリックし、翻訳サービスサーバ3に送信する(S3)。翻訳サービスサーバ3は、登録ボタンによる登録信号を受けると、CGIスクリプトを起動し(S4)、サービス提供画面に書込まれている所定事項の情報の処理を翻訳提供サーバ34に要請する。この翻訳提供サーバ34は、サービス提供画面に書込まれている所定事項の情報に基づいて端末IDを含む顧客リストを作成する(S5)。なお、既に顧客リストが作成されている場合、ユーザ端末4は、URLのもとに直接翻訳提供サーバ34に対して翻訳処理用プログラムの転送要求を行う場合も有り得る。或いはメールアドレスのもとに翻訳処理用プログラムの転送要求を行ってくる場合もある。
【0041】
これら一連の処理は、ユーザ端末4からの翻訳処理用プログラムの要求受信ステップに相当する。
【0042】
ロ. 翻訳提供サーバ34は、ユーザ端末4から翻訳処理用プログラムの要求を受けると、データ蓄積データベース33から所要とする翻訳処理用プログラムファイルを読み出し(S6)、要求元ユーザ端末4に転送する(S7:翻訳処理用プログラム転送ステップ)。
【0043】
ハ. また、翻訳提供サーバ34は、要求元ユーザ端末4に翻訳処理用プログラムファイルを転送したとき、データ蓄積データベース33に形成されるカウンタを+1インクリメントすることにより、プログラム転送回数をカウントする(S8:プログラム転送回数計数ステップ)。
【0044】
ニ. ユーザ端末4は、翻訳提供サーバ34から翻訳処理用プログラムファイルを受け取ると、当該翻訳処理用プログラムを用いて、第1言語入力手段11から入力される原文情報を所要とする言語に翻訳処理する(S9)。なお、翻訳処理については後記する。
【0045】
ホ. 翻訳提供サーバ34は、定期的,例えば一月ごとにカウンタの計数値を取込み、この計数値に予め設定される転送一回当たりの単価を乗算し、翻訳ソフト供給会社に支払うソフト供給対価を計算し(S10)、データ蓄積データベース33の所要のエリアに保存し管理する。
【0046】
従って、以上のような翻訳サービスシステム及び翻訳サービス方法の実施の形態によれば、翻訳サービスサーバ3は、翻訳ソフト供給会社からバージョンアップされた翻訳処理用プログラムの供給を随時受けることができるだけでなく、各ユーザ端末4からの翻訳処理用プログラムの提供要求に対し、要求元ユーザ端末4に対して速やかに翻訳処理用プログラムを提供できる。
【0047】
一方、翻訳サービスサーバ3は、各ユーザ端末4に翻訳処理用プログラムを提供するごとにカウンタに転送回数をカウントするので、転送回数を管理できるだけでなく、翻訳ソフト製作会社に対して支払うソフト供給対価を容易に計算でき、ひいては翻訳ソフト製作会社に対して適切な対価を支払うことができる。
【0048】
(2) 翻訳サービスサーバの翻訳処理部の動作、ユーザ端末4を含む翻訳処理装置の動作及びプログラムについて説明する。なお、説明の便宜上、翻訳処理装置の動作として説明するが、これは翻訳サービスサーバの翻訳処理部の動作も全く同じであるので、後者のサーバの動作について省略する。
【0049】
翻訳処理装置は、動作が開始すると、翻訳処理制御部12が記録媒体17から翻訳処理用プログラムを読み取って適宜な記憶手段例えば原文情報記録部16に格納した後、翻訳処理用プログラムに従って所定の処理を実行する。
【0050】
すなわち、翻訳処理装置の翻訳処理制御部12は、図4に示すように原文情報記録部16に記録される不要なデータを消去するなどの初期化処理を実行した後(ST1)、原文情報の入力有りかを判断する(ST2)。この原文情報の入力判断は、第1言語入力手段11から原文情報が入力されているか、また原文情報記録部16に未翻訳の原文情報が存在するかの何れも含まれる。原文情報記録部16の原文情報が未翻訳であるか否かはフラグの有無などによって判断することができる。これらの処理は原文情報入力判断機能に相当する。
【0051】
なお、第1言語入力手段11から原文情報が入力された場合、原文情報記録部16に一時保存される(ST3)。
【0052】
引き続き、翻訳処理制御部12は、翻訳する原文情報を読み出して表示装置142に表示する一方、翻訳処理部131にて翻訳処理を実行するが、この翻訳処理に先立って入力された原文情報に誤りや翻訳するための前処理する必要とするか否か,つまり原文を編集する必要があるか否かを判断し(ST4)、原文情報を編集する必要があると判断された場合には、文比較部133にて既に原文情報と同じ文の編集履歴データが編集内容記録部19に存在する必要があるか判断する(ST5)。これらST4,ST5は編集内容有無確認機能を実現するものである。
【0053】
ここで、原文情報の編集が必要であり、かつ、編集内容記録部19に編集履歴データが存在しない場合、翻訳担当者が原文情報の編集を行うと、編集処理部132はその原文情報及び編集履歴データを受け取り、編集内容記録部19に記録する(ST6,ST7:原文編集履歴記録機能)。
【0054】
一方、ST5において原文情報と類似する原文情報に相当する編集履歴データが編集内容記録部19に存在する場合、その編集履歴データである編集内容が適用可能か否かを判断する(ST8)。この適用可能の判断は、例えば翻訳する原文情報と編集内容記録部19に記録される原文情報とが同一であるとか、同じ旬であったり、同じ文構造であるなどの場合には適用可能と判断し(ST8)、翻訳処理部131は、編集内容記録部19に記録される編集内容を翻訳処理に適用し翻訳する(ST9)。これらST8,ST9は編集内容適用翻訳機能を実現するものである。
【0055】
ところで、ST4にて原文編集の必要がない場合、ST7にて編集履歴データの記録終了後、さらにST8において編集内容適用不可と判断された場合、辞書・文法記録部18に記録される辞書及び文法規則を用いて、通常の翻訳処理を実行する(ST10:通常翻訳処理機能)。
【0056】
以上のようにして編集内容適用翻訳処理又は通常の翻訳処理を実行した後、その訳文が希望した結果であるか否かを判断し(ST11)、希望した訳文結果でなければST6に戻り、再度原文情報を編集処理し、その編集内容を編集内容記録部19に記録し、同様に通常の翻訳処理を繰り返す。
【0057】
ST11において訳文が希望の内容である場合、原文情報に全部について翻訳処理を完了したかを判断し(ST12)、完了していない場合にはST4に戻り同様の処理を繰り返す実行する。
【0058】
以下、翻訳処理の具体例について説明する。
【0059】
* 原文例1の場合。
【0060】
「Harry finds himself at Hogwarts School of Witchcraft
and Wizardry.」 …                    (1)
をそのまま翻訳すると、
訳文:ハリーは魔法と妙技のホグワーツ学校にいます。 …    (2)
となり、andで結ばれた並列語がSchoolとWizardryと解釈される。そこで、
「Harry finds himself at “Hogwarts School of Witchcraft
and Wizardry”.」 …                   (3)
と編集することにより、
訳文:ハリーは、「ホグワーツ魔法・魔術学校」にいます。 … (4)
と訳出することが出来たとする。このとき、編集内容記録部19には、(1)の文のとき、前記(3)のような文に編集したという編集履歴データを記録するので、次に類似する文が出てきた場合、翻訳処理部131では、かかる編集履歴データを適用し翻訳処理を実行する。
【0061】
なお、記録する内容及び適用する方法には、以下の幾つかの例が挙げられる。
【0062】
(A):(1)の文と(3)の文とを丸ごと記録し、(1)と同じ文が出現した場合に(3)の文を適用し、翻訳処理を行う。
【0063】
(B):Hogwarts School of Witchcraft and Wizardryを“ ”でくくるという編集内容を記録し、Hogwarts School of Witchcraft and Wizardryが出てきたら、“ ”でくくり、翻訳処理を行う。
【0064】
(C):Hogwarts School of Witchcraft and Wizardryを一語で解釈するか、または名詞句として解釈することを優先する編集内容を記録し、Hogwarts School of Witchcraft and Wizardryが出てきたとき、この原文情報を一語或いは名詞句で解釈し、翻訳処理を行う。
【0065】
(D):Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry内の単語は、連接性が高いという編集内容を記録し、これを構成する単語が文中に出てきた場合、この単語の関係が強いという解釈を優先させることにより、翻訳処理を行う。
【0066】
* 原文例2の場合。
【0067】
「The numbers run consecutively from right to left.」…(5)
をそのまま翻訳すると、
訳文:連続的にちょうど実行された数は去りました。      …(6)
と翻訳されてしまう。そこで、
「The numbers run consecutively “from right to left”.」…(7)
と編集することにより、
訳文:数は、「右から左まで」連続的に及びます。       …(8)
と訳出させた場合、これは、他の解釈よりも「fromXXtoXX」の解釈を優先させるという編集記録を行い、from start to endという文においてもこれを優先させるという適用方法もある。
【0068】
* 原文例3の場合。
【0069】
逆に、
「1994J.K.Rowling continues to write the books in Edinburgh cafes」                      …(9)
をそのまま訳出すると、
訳文:1994のJ.K.ローリングはエディンバラ・カフェで本を書き続けます。                           …(10)
と翻訳されてしまう。そこで、
「1994:J.K.Rowling continues to write the books in Edinburgh cafes」                     …(11)
と編集することにより、
訳文:1994:J.K.ローリングはエディンバラ・カフェで本を書き続けます。                           …(12)
と訳出させることができる。この場合も同様に例えば下記の記録、適用が可能である。
【0070】
(E) 編集前の文と編集後の文とを覚え、置換する。
【0071】
(F) 文頭に数字があった場合、その後ろが大文字の場合、「:」を補う。
【0072】
(G) 文頭の数字は、その語に続く文字列とは語間の関係が希薄。
【0073】
* 原文例4の場合。
【0074】
Andのスコープ制御(単語距離の乖離)の場合でも同様に、
「They are entitled Fantastic Beasts and Where to Find Them by Newx Scamander and Quidditch Through the Ages by Kennilw−orthy Whisp.」                       …(13)
の原文に対し、
「They are entitled Fantastic Beasts and Where to Find Them
by Newx Scamander,and Quidditch Through the Ages by Kennilw−orthy Whisp.」                       …(14)
に編集することにより、Newx ScamanderとQuidditchとはandで等価な関係で結ばれないという知識を記録し、適用することができる。
【0075】
従って、以上のような実施の形態によれば、図4に示す一連の処理を実行することにより、入力される原文情報の編集が必要か否かを判断し、編集の必要ありと判断されたとき、編集内容記録部19に翻訳する原文と類似する原文及び編集履歴が存在するか否かを判断し、類似する原文が記録されている場合、編集履歴を適用して原文を翻訳し、類似する関係に無い場合には通常の翻訳処理を行うことにより、翻訳担当者が特に補助情報を指定することなく、文の曖昧性を容易に見つけ出し、過去の編集履歴を有効に活用し、迅速に的確な訳文に翻訳することができる。
【0076】
なお、上記実施の形態では、語彙の距離についての編集を例に挙げたが、それ以外の編集についても同様の実施が可能である。また、前述する原文例は、英日翻訳の例に説明したが、それ以外の言語対に関しても適用可能である。
【0077】
その他、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0078】
さらに、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、原文から異なる言語の文に翻訳するに際し、過去の原文の編集履歴を有効に活用しつつ翻訳するので、翻訳担当者が特に補助情報を指定することなく、文の曖昧性を容易に見つけ出し、迅速に的確な翻訳処理することができる翻訳サービスシステム、翻訳サービス方法、翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる翻訳サービスシステムの一実施の形態を示す系統構成図。
【図2】本発明に係わる翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置などの一実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明に係わる翻訳処理サービス方法の一実施の形態を説明する図。
【図4】本発明に係わる翻訳サービスサーバ、翻訳処理装置等の動作、プログラムの一実施の形態を説明する図。
【符号の説明】
1…ネットワーク
2…翻訳ソフト供給装置
3…翻訳サービスサーバ
11…第1言語入力手段
12…翻訳処理制御部
13…翻訳処理本体部
14…翻訳結果出力手段
17…プログラム記録媒体
19…編集内容記録部
31…Web用データベース
32…Webサーバ
33…データ蓄積データベース
34…翻訳提供サーバ
131…翻訳処理部
132…編集処理部
133…文比較部

Claims (9)

  1. ネットワークを通じて複数のユーザ端末及び翻訳サービスサーバが接続される翻訳サービスシステムにおいて、
    第1言語の文の曖昧さを解消する際の編集内容を記録し、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳する際に過去の編集内容を適用し翻訳可能とする翻訳処理用プログラムを供給する翻訳ソフト供給装置と、
    この翻訳ソフト供給装置から供給される翻訳処理用プログラムが保存され、前記ユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受けた場合、保存されている前記翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送するとともに、翻訳ソフトを供給する供給会社にソフト供給対価を支払うためのプログラム転送回数をカウントする前記翻訳サービスサーバと
    を備えたことを特徴とする翻訳サービスシステム。
  2. ネットワークを通じて翻訳サービスサーバがユーザ端末に翻訳処理用プログラムを提供する翻訳サービス方法において、
    前記翻訳サービスサーバが翻訳ソフト供給装置から第1言語の文の曖昧さを解消する際の編集内容を記録し、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳する際に過去の編集内容を適用し翻訳可能とする翻訳処理用プログラムを保存するステップと、
    前記翻訳サービスサーバが前記ユーザ端末から前記翻訳処理用プログラムの要求を受信する要求受信ステップと、
    この要求受信ステップによりプログラムの要求を受信した場合、予め保存されている翻訳処理用プログラムを読み出し、要求元ユーザ端末に転送する転送ステップと、
    この転送ステップによる翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントする転送回数計数ステップと
    を有することを特徴とする翻訳サービス方法。
  3. 請求項2に記載の翻訳サービス方法において、
    所定の期間ごとに前記転送回数計数ステップによりカウントされた転送回数に転送一回当たりの単価を乗算し、翻訳ソフトを供給する供給会社に支払うソフト供給対価を計算するステップを有することを特徴とする翻訳サービス方法。
  4. ネットワークを通して複数のユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受ける翻訳サービスサーバにおいて、
    翻訳処理用プログラムを記憶する手段と、
    前記ユーザ端末から翻訳サービス提供画面の要求を受けたとき、当該要求元ユーザ端末に翻訳サービス提供画面を送信し、当該翻訳サービス提供画面の所要のエリアに所定の事項を書込むことを促す手段と、
    前記翻訳サービス提供画面に書込まれた所定の事項を取込んで顧客リストを作成する手段と、
    この顧客リストの作成後、前記記憶手段に記憶される翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送する手段と、
    この手段による翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントする手段と、
    この手段によりカウントされるカウント値に応じて翻訳ソフトを供給する供給会社に支払うソフト供給対価を計算する手段とを備えたことを特徴とする翻訳サービスサーバ。
  5. ネットワークを通じて複数のユーザ端末から翻訳処理用プログラムの要求を受ける翻訳サービスサーバにおいて、
    翻訳処理用プログラムを記憶する手段と、
    前記ユーザ端末からURLのもとに翻訳処理用プログラムの提供要求を受信する手段と、
    この受信手段によりプログラムの要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶される翻訳処理用プログラムを要求元ユーザ端末に転送する手段と、
    この手段による翻訳処理用プログラムの転送回数をカウントする手段と、
    この手段によりカウントされるカウント値に応じて翻訳ソフトを供給する供給会社に支払うソフト供給対価を計算する手段とを備えたことを特徴とする翻訳サービスサーバ。
  6. 第1言語の文を第2の言語の文に翻訳する翻訳処理装置において、
    第1言語の文を入力する第1言語入力手段と、
    この第1言語入力手段から入力される第1言語の文中に曖昧さが存在する場合、当該曖昧さを解消するために編集処理を行う一方、前記第1言語の文を含む編集処理による編集内容を記録する編集処理手段と、
    前記第1言語入力手段から入力される第1言語の文と前記編集処理手段によって記録された過去の編集内容とを比較し、当該第1言語の文に類似する編集内容が存在するか否かを判断する文比較手段と、
    この文比較手段によって当該第1言語の文に類似する編集内容が存在する場合、該当編集内容を翻訳処理に適用して第2言語の文に翻訳する翻訳手段と
    を備えたことを特徴とする翻訳処理装置。
  7. 第1言語の文を第2の言語の文に翻訳する翻訳処理装置において、
    第1言語の文を入力する第1言語入力手段と、
    この第1言語入力手段から入力される第1言語の文中に曖昧さが存在する場合、当該曖昧さを解消するために編集処理を行う一方、前記第1言語の文を含む編集処理による編集内容を記録する編集処理手段と、
    前記第1言語入力手段から入力される第1言語の文と前記編集処理手段によって記録された過去の編集内容とを比較し、当該第1言語の文に類似する編集内容が存在するか否かを判断する文比較手段と、
    この文比較手段によって当該第1言語の文に類似する編集内容が存在する場合、該当編集内容を翻訳処理に適用して第2言語の文に翻訳し、当該第1言語に類似する編集内容が存在しない場合には前記編集処理または通常の翻訳処理により前記第2言語の文に翻訳する翻訳処理手段と
    を備えたことを特徴とする翻訳処理装置。
  8. 第1言語の文の曖昧さを解消するための編集内容が記憶され、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳処理するコンピュータに、
    翻訳する前記第1言語の文の入力有無を判断する第1言語入力判断機能と、
    この第1言語入力判断機能により翻訳する第1言語の文が有る場合、当該第1言語の文に対する編集の必要性有無を判断し、編集の必要がある場合には該当する第1言語の文に類似する前記編集内容が存在するか否かを判断する編集内容有無確認機能と、
    この確認機能によって第1言語の文に類似する前記編集内容が存在しない場合、当該第1言語の文の曖昧さを解消するための編集処理を実施する一方、その編集内容を記録する編集履歴記録機能と、
    前記確認機能によって第1言語の文に類似する前記編集内容が存在する場合、当該編集内容が適用可能か否かを判断し、適用可能であるときには該当編集内容を翻訳処理に適用して第2言語の文に翻訳する編集内容適用翻訳機能とを実現させるための前記コンピュータ読取り可能なプログラム。
  9. 第1言語の文の曖昧さを解消するための編集内容が記憶され、当該第1言語の文を第2言語の文に翻訳処理するコンピュータに、
    翻訳する前記第1言語の文の入力有無を判断する第1言語入力判断機能と、
    この第1言語入力判断機能により翻訳する第1言語の文が有る場合、当該第1言語の文に対する編集の必要性有無を判断し、編集の必要がある場合には該当する第1言語の文に類似する前記編集内容が存在するか否かを判断する編集内容有無確認機能と、
    この確認機能によって第1言語の文に類似する前記編集内容が存在しない場合、当該第1言語の文の曖昧さを解消するための編集処理を実施する一方、その編集内容を記録する編集履歴記録機能と、
    前記確認機能によって第1言語の文に類似する前記編集内容が存在する場合、当該編集内容が適用可能か否かを判断し、適用可能であるときには該当編集内容を翻訳処理に適用して第2言語の文に翻訳する編集内容適用翻訳機能と、
    前記入力された第1言語の文に対して編集の必要が無い場合及び前記編集内容適用翻訳機能によって適用不可と判断された場合、通常の翻訳処理により第2言語の文に翻訳する通常翻訳処理機能とを実現させるための前記コンピュータ読取り可能なプログラム。
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JPH01233561A (ja) * 1988-03-14 1989-09-19 Nec Corp 機械翻訳システム
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