JP2004013340A - Collapsible keyboard - Google Patents

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JP2004013340A JP2002163375A JP2002163375A JP2004013340A JP 2004013340 A JP2004013340 A JP 2004013340A JP 2002163375 A JP2002163375 A JP 2002163375A JP 2002163375 A JP2002163375 A JP 2002163375A JP 2004013340 A JP2004013340 A JP 2004013340A
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望月　勲
Takeyuki Takagi
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a collapsible keyboard for freely changing the arrangement relationship between a control part and a keyboard, and arranging an operation surface and an installation surface of the keyboard in parallel even when the thickness of the control part and the keyboard is different. <P>SOLUTION: The control part 62 is constituted so as to be detachable from a first keyboard unit 3. The control part 62 and the first keyboard unit 3 are connected by a universal arm 67. The arrangement relationship between the control part 62 and the keyboard 1 can be freely changer in an allowable range by the universal arm 67. Even when the thickness H of a second arm member 67 and the thickness of the control part 62 are not in the same as the thickness h of the keyboard, a bottom part of the second arm member 67B and the control part 62 and a bottom surface of the keyboard 1 are flushed with each other when using the keyboard 1 by inclining a connecting angle of a first connecting pin 68A and a second connecting pin 68B, and are constituted so that a surface formed by a top surface of respective key switches 7 and 10 in the keyboard 1 becomes a parallel state to the installation surface of the keyboard 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯性に優れるとともに操作時には良好な操作性を有する折畳可能なキーボードに関し、特に、コントロール部とキーボードとの配置関係を自在に変更することができるとともに、コントロール部とキーボードの厚さが相違している場合においても、キーボードの操作面と設置面とを並行に配置することができる折畳可能なキーボードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、キーボードを２つのキーボードユニットに分割するとともに、各キーボードユニットを相互に回動可能に連結し、非使用時には各キーボードユニットを折り畳んだ状態でコンパクトにして携帯性を容易にし、また、使用時には各キーボードユニットを折畳状態から開放して通常のキーボードと同等の操作性を実現した各種の折畳可能なキーボードが提案されている。
【０００３】
例えば、特許第３２０１４５６号公報（特開平９−３４６１２号公報）、及び、特許第３２５４６５８号公報（特開平９−３４６１１号公報）には、キーボード及びエンクロージャを長手方向の中央にて２つの分割し、その分割された各キーボード及びエンクロージャを相互に回動係合する連結アームを介して折畳自在に構成した折畳式キーボードが記載されている。
【０００４】
また、特開２０００−５６９０４号公報には、２つの分割キーボードの少なくとも一方を支持プレート上で摺動自在に支持するとともに、各分割キーボードをそれぞれ背プレートの両辺で支持プレートを介して回動自在に連結した折畳式のキーボードが記載されている。
【０００５】
前記した各キーボードにおいては、分割された２つのキーボードユニットが相互に回動可能に連結されているので、その非使用時には各キーボードユニットを折り畳んだ状態でコンパクトにして携帯性が向上し、また、その使用時には各キーボードユニットを折畳状態から外側方向に回動して開放し、通常のキーボードと同等の操作性をもって操作することが可能となるものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開２０００−５６９０４号公報に記載されたキーボードでは、そのキーボードの制御を行うコントロール部をどのように配置するかについては何ら開示、示唆されてはいない。
【０００７】
また、前記特許第３２０１４５６号公報及び特許第３２５４６５８号公報に記載された折畳可能なキーボードにおいては、２分割された各キーボードの制御を行う回路ユニットは、一方のキーボードに実装されている。
【０００８】
このように、各キーボードの制御を行う回路ユニットをキーボードの内部に実装する場合には、キーボードと回路ユニットの配置関係は不変であり、両者の配置関係を自在に変更するコンセプト自体が元々存在していない。
【０００９】
ところで、前記のような折畳式キーボードは、近年脚光を浴びているＰＤＡ等の携帯電子機器に接続して使用することを主たる目的としている。ここに、前記キーボードでは、回路ユニットがキーボードに内蔵されて一定不変の位置に配設されており、また、携帯電子機器に接続するためのコネクタ部が回路ユニットの近傍に配置されることが多い実状を勘案すると、携帯電子機器は、キーボードに対して常時一定の位置に接続配置されることとなる。
【００１０】
これでは、キーボードに対して携帯電子機器をキーボード使用者の所望する位置に変更することができず、携帯電子機器の位置との関係でキーボードの操作性が低下してしまう虞がある。
【００１１】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、コントロール部とキーボードとの配置関係を自在に変更することができるとともに、コントロール部とキーボードの厚さが相違している場合においても、キーボードの操作面と設置面とを並行に配置することができる折畳可能なキーボードを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項１に係る折畳可能なキーボードは、左手で操作される複数のキースイッチが配列された第１キーボードユニットと右手で操作される複数のキースイッチが配列された第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態になるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた状態になる折畳可能なキーボードであって、前記第１キーボードユニットにおける前記回動連結部と反対側の側端縁に着脱可能に並設され、キーボードの制御を行うコントロール部と、前記コントロール部に設けられた第１接続部と、前記第１キーボードユニットに移動自在に取り付けられ、コントロール部を介してキーボードの制御を行うべく前記第１接続部に接続される第２接続部が設けられた自在アームとを備え、前記自在アームは、前記第１キーボードユニットのアーム連結部に第１アーム部材の一端を第１連結ピンを介して回動可能に支持し、第１アーム部材の他端を前記第２接続部が設けられた第２アーム部材の一端に第２連結ピンを介して回動可能に支持することにより構成し、前記第１連結ピンと第２連結ピンの双方又は一方は、垂線に対して所定角度傾斜させることにより、コントロール部をキーボードの側部に近接配置した際にコントロール部の底面とキーボードの底面とが同一面となることを特徴とする。
【００１３】
請求項１に係る折畳可能なキーボードでは、第１キーボードユニットの第１ベース板と第２キーボードユニットの第２ベース板とが、回動連結部の支持軸を介して回動可能に支持されており、これによりキーボードの使用時に両ユニットは、支持軸を介して相互に離間する方向に回動されて水平状態になり、また、キーボードの非使用時に両ユニットは、支持軸を介して相互に近接する方向に回動されて重ね合わされた状態になる。
【００１４】
また、請求項１に係る折畳可能なキーボードでは、第１キーボードユニットに移動自在に取り付けられた自在アームの第２接続部とコントロール部の第１接続部とを接続するように構成されているので、自在アームにより許容される範囲でコントロール部とキーボードとの配置関係を自在に変更することができる。従って、コントロール部のコネクタ部に接続される電子機器の配置位置をキーボード使用者の所望する位置に自在に変更して操作性を向上することができる。
【００１５】
更に、第１キーボードユニットのアーム連結部と第１アーム部材の一端とを回動可能に連結する第１連結ピンと、第１アーム部材の他端と第２アーム部材の一端とを回動可能に連結する第２連結ピンとの双方又は一方を、垂線に対して所定角度傾斜させるように構成し、コントロール部をキーボードの側部に近接配置した際にコントロール部の底面とキーボードの底面とが同一面となるように構成したので、コントロール部の厚さや第２アーム部材の厚さがキーボード厚さよりも大きい場合においても、キーボードにおけるキー操作面がキーボード設置面に対して傾斜されることを防止することができる。これによりキーボードのキー操作性が低下してしまうことを防止することができる。
【００１６】
また、請求項２に係る折畳可能なキーボードは、請求項１のキーボードにおいて、前記コントロール部には、電子機器と接続されるコネクタ部と、コネクタ部に近接して電子機器を支持する背もたれ部材とが設けられたことを特徴とする。
【００１７】
請求項２に係る折畳可能なキーボードでは、コントロール部に設けられたコネクタ部に近接して電子機器を支持する背もたれ部材を設けられているので、ケーブル等を必要とすることなく電子機器を直接コネクタ部に接続した状態で背もたれ部材を介して電子機器を支持することができる。
【００１８】
更に、請求項３に係る折畳可能なキーボードは、請求項２のキーボードにおいて、前記背もたれ部材はコントロール部に回動可能に支持されたワイヤ部材から形成され、前記ワイヤ部材は、キーボードの非使用時に第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた状態で相互に対向する両ユニットの隣接するキースイッチ列間に存在する間隙に収納されることを特徴とする。
【００１９】
請求項３に係る折畳可能なキーボードでは、背もたれ部材がワイヤ部材から形成され、キーボード非使用時に第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた状態で両ユニットにて隣接するキースイッチ列間に存在する間隙にワイヤ部材を収納するように構成したので、折畳状態における第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた厚さを薄くすることができ、また、背もたれ部材をキーボードの外部に付設する必要がないことからキーボード全体の小型化を図ることができる。
【００２０】
また、請求項４に係る折畳可能なキーボードは、請求項１乃至請求項３のいずれかのキーボードにおいて、前記第１キーボードユニットの長手方向における長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さよりも短くされ、前記コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態で、第１キーボードユニットとコントロール部とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さと同一に構成されたことを特徴とする。
【００２１】
請求項４に係る折畳可能なキーボードでは、左手で操作されるキースイッチの数が右手で操作されるキースイッチの数よりも少ないことに基づき、第１キーボードユニットの長さが第２キーボードユニットの長さよりも短く構成され、コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態で第１キーボードユニットとコントロール部とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さと同一に構成されているので、第１キーボードユニットと第２キーボードユニットの長さの相違に起因して第１キーボードユニットに発生するスペースを有効に利用することができ、コントロール部をキーボードの下部や側部に配設する場合に比して、キーボードの薄型化及び小型化を図ることができる。
【００２２】
更に、請求項５に係る折畳可能なキーボードは、請求項１乃至請求項４のいずれかのキーボードにおいて、前記第１連結ピンを前記第１キーボードユニットにおける奧側の側端縁に形成され、不使用時には、前記自在アームを奧側の側端縁に沿って配置するとともに、前記コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態に配置することを特徴とする。
【００２３】
請求項５の折畳可能なキーボードでは、不使用時に、第１キーボードユニットの周側縁部に自在アーム及びコントロール部を配置することができるので、自在アーム及びコントロール部をキーボードの下部などに配設する場合に比して、外観上も見栄えがよく、かつキーボードの薄型化及び小型化を図ることができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る折畳可能なキーボードについて本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るキーボードの概略構成について図１に基づき説明する。図１は折畳可能なキーボードを模式的に示す分解斜視図である。
【００２５】
図１において、キーボード１は、基本的に、回動連結部２を介して相互に回動可能に連結された第１キーボードユニット３及び第２キーボードユニット４から構成されている。第１キーボードユニット３は、第１ベース板５、第１ベース板５上で水平方向に回動可能に支持された第１支持板６、及び、第１支持板６上に配設された複数個のキースイッチ７から構成されている。また、第２キーボードユニット４は、第２ベース板８、第２ベース板８上で水平方向に回動可能に支持された第２支持板９、及び、第２支持板９上に配設された複数個のキースイッチ１０から構成されている。
【００２６】
ここで、先ず、回動連結部２の構成について説明する。第１ベース板５はアルミ等の金属製薄板から形成されており、第１ベース板５の側端部１１（図１における右側端部）における２つの隅部１２には、それぞれ回動連結部２の一部を構成する樹脂製の軸受部材１３、１４が設けられている。軸受部材１３には、軸受孔１３Ａが形成された２つの軸受１３Ｂが離間して設けられている。また、軸受部材１４においても同様に、軸受孔１４Ａが形成された２つの軸受１４Ｂが離間して設けられている。
【００２７】
第２ベース板８は、第１ベース板５と同様、アルミ等の金属薄板から形成されており、第２ベース板８の側端部１５（図１における左側端部）における２つの隅部１６には、それぞれ回動連結部２の一部を構成する樹脂製の軸受部材１７、１８が設けられている。軸受部材１７には、軸受孔１７Ａが形成された１つの軸受１７Ｂが設けられている。また、軸受部材１８においても同様に、軸受孔１８Ａが形成された１つの軸受１８Ｂが設けられている。そして、軸受１７Ｂは各軸受１３Ｂの間に嵌入されるとともに、各軸受け１３Ｂの軸受孔１３Ａと軸受１７Ｂの軸受孔１７Ａとが一直線に配置され、また、軸受１８Ｂは各軸受１４Ｂの間に嵌入されるとともに、各軸受１４Ｂの軸受孔１４Ａと軸受１８Ｂの軸受孔１８Ａとが一直線に配置される。このように一直線に配置された各軸受孔１３Ａ、１７Ａ、１４Ａ、１８Ａに対して、支持軸１９が挿嵌される。これにより、支持軸１９を介して第１ベース板５と第２ベース板８とは、相互に回動可能に支持される。かかる支持軸１９に対しては、円筒状の形状を有し、中心部に摺動孔２０が形成されるとともに、周囲にギア歯部２１が同心円状に形成された摺動部材２２が、摺動孔２０を介して摺動可能に挿嵌されている。かかる摺動部材２２は、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とを、相互に同期して回動させるための部材であり、その作用については後述する。
【００２８】
尚、軸受部材１４には、これと一体に中空状の周壁部材２３が形成されており、また、軸受部材１８には、これと一体に中空状の周壁部材２４が形成されている。周壁部材２４の内部には、第２キーボードユニット４に設けられた各キースイッチ１０とコントロール部６２（後述する）とを接続するための信号線６９（後述する）が挿通されており、かかる信号線６９は、中空状の軸受部材１８、軸受１８Ｂから外方に案内されるとともに支持軸１９に巻回され、更に中空状の軸受部材１４から周壁部材２３に挿通案内される。また、周壁部材２３の内部には、第１キーボードユニット３に設けられた各キースイッチ７とコントロール部６２とを接続するための信号線（図示せず）が挿通されており、かかる信号線は、周壁部材２４を介して第２キーボードユニット４側から案内されてくる信号線６９と合わせて、後述する自在アーム６７（後述する）に挿通案内される。また、周壁部材２３の背面側に形成されたアーム支持部２５は中空状に形成されており、自在アーム６７を回動可能に支持するとともに、前記のように案内されてくる各信号線を自在アーム６７に挿通案内するものである。
【００２９】
第１ベース板５において、側端部１１とは反対側の側端部２６の近傍で略中央位置には、ネジ受部２７が形成されており、このネジ受部２７には、第１支持板６のネジ孔２８に遊嵌されるネジ２９が締結される。これにより、第１支持板６はネジ２９及びネジ受２７を支点として第１ベース板５上で水平方向に回動可能に取り付けられる。また、第２ベース板８において、側端部１５とは反対側の側端部８ａより少し内側に入った（後述するコントロール部６２の幅分だけ内側の）略中央位置には、ネジ受部３０が形成されており、このネジ受部３０には、第２支持板９のネジ孔３１に遊嵌されるネジ３２が締結される。これにより、第２支持板９はネジ３２、ネジ受部３１を支点として第２ベース板８上で水平方向に回動可能に取り付けられる。
【００３０】
第１キーボードユニット３における第１支持板６はアルミ等の金属薄板から形成されており、かかる第１支持板６上には、左手で操作される所定数のキースイッチ７が配設されている。尚、左手で操作されるキースイッチ７の数は、国際規格（ＩＳＯ２１２６及びＩＳＯ２５３０）に基づいて定められている。
【００３１】
また、第１支持板６には１つのキースイッチ７に対応して４個の係止部３３がプレス加工等により一体に形成されており、かかる第１支持板６上には、図示しない３層構造を有するメンブレンスイッチ（可動電極を有する上側シート、固定電極を有する下側シート及び上側シートと下側シート間に介挿され可動電極と固定電極とを離間させるスイッチング孔を有するスペーサシートからなる）が配置されている。尚、各係止部３３は、メンブレンスイッチに形成された孔から上方へ突出されている。
【００３２】
そして、各キースイッチ７は、基本的に、キートップ３４、キートップ３４の上下動を案内する一対のリンク部材３５、キートップ３４を上方へ付勢するとともにメンブレンスイッチの可動電極と固定電極からなるスイッチング部に対応してメンブレンスイッチ上に配置されたラバースプリング３６から構成される。ここに、一対のリンク部材３５の各上端部はキートップ３４の下面に可動状態で連結され、また、各下端部は係止部３３に可動状態で係止されている。非押下時にキートップ３４はラバースプリング３６の付勢力を介して上方へ付勢されて非押下位置に保持されており、ラバースプリング３６の付勢力に抗してキートップ３４を押下した際には、ラバースプリング３６がメンブレンスイッチの可動電極を押圧してスペーサのスイッチング孔で固定電極に当接させ、これにより所定のスイッチング動作が行われる。前記したキースイッチ７と第１支持板６とは、第１キーユニット３７を構成する。尚、キースイッチ７の構成については公知であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【００３３】
第１支持板６の一側（図１における右側）は、その回動支点（ネジ孔２８に遊嵌されたネジ２９及びネジ受２７）を中心とする回転半径に合致する円弧面３８が形成されており、また、円弧面３８の内側には、円弧状の長溝３９が形成されている。長溝３９にはネジ４０が遊嵌され、そのネジ４０は第１ベース板５に形成されたネジ受部４１に締結されている。ここに、長溝３９とネジ４０とは、第１支持板６が第１ベース板５上で水平方向に回動する際に、その回動動作が安定して行われるように案内する作用を行う。
【００３４】
また、第１支持板６にて円弧面３８が形成された側には、円弧面３８と同一曲率半径を有する円弧面４２を有し、その円弧面４２には摺動部材２２のギア歯部２１に噛合するギア歯４３が形成された第１ギア部材４４が配設されている。更に、第１ギア部材４４の円弧面４２には、複数個のロック溝４５が形成されており、かかるロック溝４５は後述するロック機構５７の一部を構成する。
【００３５】
尚、前記のように、第１支持板６の円弧面３８と第１ギア部材４４の円弧面４２とが同一の曲率半径を有するように構成したので、両円弧面３８、４２が相互に合致することとなり、これにより各円弧面３８、４２間でずれが発生することなく、第１キーユニット３７を見栄え良くすることができる。また、第１ギア部材４４は、第１支持板６に配設する際に、ネジ４０、長溝３９を上方から覆うように配設されるので、ネジ４０、長溝３９を外側から見えなくして第１キーユニット３７を見栄え良く構成できる。
【００３６】
第１支持板６の周囲の一部を除いて、周壁部材４６が設けられており、かかる周壁部材４６は、第１支持板６を第１ベース板５上に配置した際に、第１ベース板５に設けられた周壁部材２３と協働して、円弧面３８を除く第１支持板６の周囲を囲む周壁部材を構成する。
【００３７】
更に、第２キーボードユニット４おける第２支持板９は、前記第１支持板６と同様、アルミ等の金属薄板から形成されており、かかる第２支持板９上には、右手で操作される所定数のキースイッチ１０が配設されている。尚、右手で操作されるキースイッチ１０の数は、国際規格（ＩＳＯ２１２６及び２５３０）に基づいて定められており、前記第１支持板６上に配設される左手で操作されるキースイッチ７の数よりも多くされている。ここに、キースイッチ１０は、前記キースイッチ７と同様の構成を有しているので、その構成要素についてはキースイッチ７と同一の番号を付して説明する。
【００３８】
第２支持板９には１つのキースイッチ１０に対応して４個の係止部３３がプレス加工等により一体に形成されており、かかる第２支持板９上には、図示しない３層構造を有するメンブレンスイッチ（可動電極を有する上側シート、固定電極を有する下側シート及び上側シートと下側シート間に介挿され可動電極と固定電極とを離間させるスイッチング孔を有するスペーサシートからなる）が配置されている。尚、各係止部３３は、メンブレンスイッチに形成された孔から上方へ突出されている。
【００３９】
そして、各キースイッチ１０は、基本的に、キートップ３４、キートップ３４の上下動を案内する一対のリンク部材３５、キートップ３４を上方へ付勢するとともにメンブレンスイッチの可動電極と固定電極からなるスイッチング部に対応してメンブレンスイッチ上に配置されたラバースプリング３６から構成される。ここに、一対のリンク部材３５の各上端部はキートップ３４の下面に可動状態で連結され、また、各下端部は係止部３３に可動状態で係止されている。非押下時にキートップ３４はラバースプリング３６の付勢力を介して上方へ付勢されて非押下位置に保持さており、ラバースプリング３６の付勢力に抗してキートップ３４を押下した際には、ラバースプリング３６がメンブレンスイッチの可動電極を押圧してスペーサのスイッチング孔で固定電極に当接させ、これにより所定のスイッチング動作が行われる。前記したキースイッチ１０と第２支持板９とは、第２キーユニット４７を構成する。
【００４０】
第２支持板９の一側（図１における左側）は、その回動支点（ネジ孔３１に遊嵌されたネジ３２及びネジ受３０）を中心とする回転半径に合致する円弧面４８が形成されており、また、円弧面４８の内側には、円弧状の長溝４９が形成されている。長溝４９にはネジ５０が遊嵌され、そのネジ５０は第２ベース板８に形成されたネジ受部５１に締結されている。ここに、長溝４９とネジ５０とは、第２支持板９が第２ベース板８上で水平方向に回動する際に、その回動動作が安定して行われるように案内する作用を行う。
【００４１】
また、第２支持板９にて円弧面４８が形成された側には、円弧面４８と同一曲率半径を有する円弧面５２を有し、その円弧面５２には摺動部材２２のギア歯部２１に噛合するギア歯５３が形成された第２ギア部材５４が配設されている。更に、第２ギア部材５４の円弧面５２には、複数個のロック溝５５（図２参照）が形成されており、かかるロック溝５５は後述するロック機構５７の一部を構成する。
【００４２】
尚、前記のように、第２支持板９の円弧面４８と第２ギア部材５４の円弧面５２とが同一の曲率半径を有するように構成したので、両円弧面４８、５２が相互に合致することとなり、これにより各円弧面４８、５２間でずれが発生することなく、第２キーユニット４７を見栄え良くすることができる。また、第２ギア部材５４は、第２支持板９に配設する際に、ネジ５０、長溝４９を上方から覆うように配設されるので、ネジ５０、長溝４９を外側から見えなくして第２キーユニット４７を見栄え良く構成できる。
【００４３】
第２支持板９の周囲の一部を除いて、中空状の周壁部材５６が設けられており、かかる周壁部材５６は、第２支持板９を第２ベース板８上に配置した際に、第２ベース板８に設けられた周壁部材２４と協働して、円弧面４８を除く第２支持板９の周囲を囲む周壁部材を構成する。
【００４４】
続いて、第１ベース板５と第２ベース板８上で、それぞれ第１支持板６及び第２支持板９を水平方向に回動するにつき、第１支持板６と第２支持板９とを同期して回動させる同期機構、及び、同期機構を介して回動された第１支持板６、第２支持板９をその回動位置でロックするロック機構について、図２及び図３に基づき説明する。図２は第１支持板６と第２支持板９の回動動作を同期させる同期機構を拡大して示す説明図であり、また、図３は第１支持板６及び第２支持板９を回動させていない状態から最大回動位置まで回動させた状態に至る一連の状態を示す説明図であり、図３（Ａ）は回動させていない状態、図３（Ｂ）は途中まで回動させた状態、図３（Ｃ）は最大回動位置まで回動させた状態を示す。
【００４５】
図２において、第１ギア部材４４の円弧面４２に形成されたギア歯４３、及び、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されたギア歯５３は、それぞれ支持軸１９に摺動可能に挿嵌された摺動部材２２のギア歯部２１に噛合している。
【００４６】
ここに、摺動部材２２のギア歯部２１は同心円状に形成されていることから、摺動部材２２の中心からギア歯部２１の先端までの距離は同一にされており、また、ギア歯４３とギア歯５３は共に円弧面４２、５２に形成されていることから、ギア歯４３及びギア歯５３の先端も円弧状に配置されている。従って、ギア歯部２１と各ギア歯４３、５３との間における噛合関係は、図２、図３に示すように、均一ではなく浅い部分と深い部分とが発生し、また、かかる噛合関係は、第１支持板６及び第２支持板９が回動することに従い摺動部材２２が支持軸１９上を移動する場合でも変わらない。しかしながら、摺動部材２２のギア歯部２１と各第１ギア部材４４、第２ギア部材５４のギア歯４３、５３との間には、摺動部材２２が支持軸１９上のどの位置にある場合においても、常時深い噛合関係が存在しているので、ギア歯部２１と各ギア歯４３、５３との噛合が外れてしまうことはない。
【００４７】
第１支持板６と第２支持板９を回動させていない状態においては、図３（Ａ）に示すように、支持板６上に配列される各キースイッチ７と支持板９上に配列される各キースイッチ１０は、通常のキーボードにおけるのと同一のキー配列関係を有しており、摺動部材２２のギア歯部２１と第１ギア部材４４のギア歯４３との間、及び、ギア歯部２１と第２ギア部材５４のギア歯５３との間には、図３（Ａ）中上側で浅い噛合関係が存在し、下側で深い噛合関係が存在する。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、勿論この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００４８】
尚、第１支持板６のギア歯４３と摺動部材２２のギア歯部２１との噛合い位置からネジ２９（回動中心）までの距離と、第２支持板９のギア歯５３と摺動部材２２のギア歯部２１との噛合い位置からネジ３２（回動中心）までの距離とは等しくなるように構成されている。これにより、両支持板６、９は摺動部材２２の作用によりスムーズに回動される。
【００４９】
図３（Ａ）に示す状態から、第１キーユニット３７又は第２キーボードユニット４７の一方を図３（Ａ）における時計方向又は反時計方向へ回動させると、第１ギア部材４４のギア歯４３及び第２ギア部材５４のギア歯５３が摺動部材２２のギア歯部２１に噛合されていることに基づき、摺動部材２２は支持軸１９上を図３（Ａ）における下側へ摺動される。これにより、第１支持板６と第２支持板９とは、相互に同期して、それぞれネジ２９、ネジ受部２７を回動支点として時計方向に回動するとともに、ネジ３２、ネジ受部３０を支点として反時計方向へ回動する。このように、第１支持板６と第２支持板９とを、若干回動させた状態が図３（Ｂ）に示されている。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００５０】
更に、図３（Ｂ）に示す状態から第１支持板６又は第２支持板９を回動させると、前記の場合と同様にして、摺動部材２２は図３（Ｂ）に示す位置から更に下側へ支持軸１９上で摺動され、第１支持板６と第２支持板９とは、相互に同期して、それぞれ時計方向、反時計方向に回動する。このようにして第１支持板６及び第２支持板９を最大回動位置まで回動させた状態が図３（Ｃ）に示されている。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００５１】
従って、使用者がキーボード１を使用する際に、第１キーユニット３７又は第２キーユニット４７の一方を回動させることにより、他方のキーユニットを一方のキーユニットと同期して回動させることが可能となる。このように、極めて簡単な操作により各キーユニット３７、４７を所望の操作状態に配置して、個々の使用者にとって最適な操作形態でキーボード操作を行うことができる。
【００５２】
次に、前記のように第１キーユニット３７及び第２キーユニット４７を同期回動させ所望回動位置でそれぞれ第１ベース板５及び第２ベース板８にロックするロック機構について図２に基づき説明する。
【００５３】
ロック機構５７は、第１ベース板５と第１キーユニット３７との間、及び、第２ベース板８と第２キーユニット４７との間に配設されるが、いずれのロック機構５７も同一の構成を有しているので、以下においては第２ベース板８と第２キーユニット４７との間に設けられたロック機構５７のみについて説明することとする。尚、第１ベース板５と第１キーユニット３７との間に設けられたロック機構５７は、第１キーユニット３７の第１支持板６に配設された第１ギア部材４４の円弧面４２に形成されたロック溝４５と、第１ベース板５の隅部１２に設けられた軸受部材１３に形成された弾性ロック片（図示せず）とから構成されている。
【００５４】
ここに、ロック機構５７は第１キーユニット３７側と第２キーユニット４７側の双方について設ける必要はなく、いずれか一方のみを設ける構成であってもよい。
【００５５】
図２に示すロック機構５７おいて、第２ベース板８の隅部１６に設けられた軸受部材１７は中空状に形成されており、その内部には、一対の保持部５８が設けられている。かかる一対の保持部５８の間には、金属製の弾性薄板を「く」字状に折曲された弾性ロック片５９の両端が支持されている。また、第２ギア部材５４の円弧面５２に当接する軸受部材１７の凹状湾曲面６０には、開口６１が形成されており、弾性ロック片５９の先端は開口６１から突出するように構成されている。このように開口６１から突出された弾性ロック片５９の先端は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成された複数個のロック溝５５の１つに係止される。
【００５６】
前記したロック機構５７によれば、第１キーユニット３７と第２キーユニット４７とを相互に同期させて所望の回動位置まで回動させた後、その回動位置にて弾性ロック片５９の先端を第２ギア部材のロック溝５５に係止することによりロックすることができる。従って、個々の使用者にとって最適な操作形態に固定した状態でキーボード操作を安定して行うことができる。
【００５７】
また、ロック機構５７は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されたロック溝５５と、第２ベース板８の軸受部１７に配設された弾性ロック片５９とから簡単に構成されているので、第１キーユニット３７及び第２キーユニット４７のロック機構５７を低いコストで実現することができる。また、ロック溝５５は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されることから、ギア歯５３の形成と同時にロック溝５５を形成することが可能となり、これによってもコストの低廉化を図ることができる。
【００５８】
続いて、前記キーボード１に設けられている周辺構造について、図４乃至図１１に基づき説明する。
【００５９】
前記したキーボード１において、第１キーボードユニット３の第１支持板６には、前記したように、国際規格（ＩＳＯ２１２６及びＩＳＯ２５３０）に従って左手で操作される所定数のキースイッチ７が配列されており、また、第２キーボードユニット４の第２支持板９には、国際規格に従って右手で操作される所定数のキースイッチ１０が配列されているが、左手で操作されキースイッチ７の数は、右手で操作されるキースイッチ１０の数よりも少ない。これに基づき、図３に示すように、第１キーボードユニット３の長手方向における長さは、第２キーボードユニット４の長手方向における長さよりも短く構成されている。
【００６０】
このままでは、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とを相互に折り畳んだ場合に、両者の長さがアンバランスとなって、キーボード１の携帯性も良くないことから、本実施形態に係るキーボード１では、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）に示すように、第１キーボードユニット３の一側端縁（第２キーボードユニット４と回動可能に連結される側と反対側の端縁で、図４における左側端縁）に、キーボード１の制御を行うコントロール部６２を並設するとともに、第１キーボードユニット３とコントロール部６２とを加えた長手方向の長さが第２キーボードユニット４の長手方向における長さと同一長さとなるように構成している。
【００６１】
このように構成することにより、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４との長さの相違に起因して、第１キーボードユニット３に発生するスペースを有効に利用することができ、コントロール部６２をキーボード１の下部や側部に配設する場合に比して、キーボード１の薄型化を図ることができ、また、小型化を図ることができる。
【００６２】
ここに、図４（Ａ）は、キーボード１の非使用時に軸受部材１３の各軸受１３Ｂの軸受孔１３Ａと軸受部材１７の軸受１７Ｂの軸受孔１７Ａ、及び、軸受部材１４の各軸受１４Ｂの軸受孔１４Ａと軸受部材１８の軸受１８Ｂの軸受孔１８Ａに渡って挿通される支持軸１９を介して両キーボードユニット３、４が近接する方向に回動して重ね合わせた折畳状態を示しており、第１キーボードユニット３とコントロール部６２とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニット４の長さと同一にされてコンパクトに構成されていることが分かる。
【００６３】
また、図４（Ｂ）は、キーボード１の使用時に支持軸１９を介して両キーボードユニット３、４が離間する方向に回動した水平状態を示しており、第１キーボードユニット３とコントロール部６２とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニット４の長さと同一にされて、支持軸１９を基準にキーボード１における左右のバランスがとれていることが分かる。
【００６４】
コントロール部６２の略中央部には、図４（Ｃ）に示すように、蓋部材６３が開閉可能に取り付けられており、かかる蓋部材６３の裏面側には、ＰＤＡ等の各種携帯電子機器が接続されるコネクタ６４が配設されている。コネクタ６４には、コントロール部６２に内蔵されてキーボード１の制御を行うためのコントロールユニット（図示せず）と接続されたフレキシブル基板６５が接続されている。また、コネクタ部材６４の近傍で蓋部材６３の両側には、一対のワイヤ部材６６Ａが固着されており、両ワイヤ部材６６Ａの外端部間にはワイヤ部材６６Ｂが回動可能に掛装されている。更に、ワイヤ部材６６Ｂの中央位置には支持ワイヤ６６Ｃが固着されている。各ワイヤ部材６６Ａは、図４（Ｃ）に示す状態まで蓋部材６３と共に回動され、この状態で支持ワイヤ６６Ｃを後方に回動させることにより、ＰＤＡ等の携帯電子機器を傾斜した状態で支持することができる。ここに、ワイヤ部材６６Ａ、６６Ｂ、６６Ｃは、ＰＤＡ等の携帯電子機器を傾斜した状態で支持する背もたれ部材６６を構成する。
【００６５】
このように、コントロール部６２に回動可能に取り付けられた蓋部材６３にコネクタ部材６４を配設するとともに、コネクタ部材６４の近傍で蓋部材６３に背もたれ部材６６を設けることにより、ケーブル等を必要とすることなくＰＤＡ等の携帯電子機器を直接コネクタ部材６４に接続した状態で、携帯電子機器を傾斜させて支持することができる。
【００６６】
ここで、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４を図４（Ａ）に示すように折り畳んだ時に、前記のように構成される背もたれ部材６６が、各キーボードユニット３、４間で収納される構成について、図４（Ｂ）及び図７に基づき説明する。図７は図４（Ａ）に示す折畳状態で各キーボードユニット３、４の長手方向に直交する方向（短手方向）に切断して示す拡大断面図である。
【００６７】
図４（Ｂ）に示すように、第１キーボードユニット３において、上側から第１キースイッチ列Ｋ１と第２キースイッチ列Ｋ２との間、第２キースイッチ列Ｋ２と第３キースイッチ列Ｋ３との間、及び、第３キースイッチ列Ｋ３と第４キースイッチ列Ｋ４との間には、それぞれ一定のクリアランスが存在する。また、この関係は、第２キーボードユニット４においても同様に、第１キースイッチ列Ｋ１と第２キースイッチ列Ｋ２との間、第２キースイッチ列Ｋ２と第３キースイッチ列Ｋ３との間、及び、第３キースイッチ列Ｋ３と第４キースイッチ列Ｋ４との間に存在する。従って、図４（Ａ）に示す折畳状態では、各キースイッチ列におけるキートップ３４の形状とも相まって、図７に示すように、相互に対向する第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４にて隣接するキースイッチ列間には、間隙Ｓが形成されることとなる。
【００６８】
本実施形態に係るキーボード１では、背もたれ部材６６の一方のワイヤ部材６６Ａを各キーボードユニット３、４における第１キースイッチ列Ｋ１と第２キースイッチ列Ｋ２との間に生じる間隙Ｓに収納し、同様に支持ワイヤ６６Ｃを第２キースイッチ列Ｋ２と第３キースイッチ列Ｋ３との間に生じる間隙Ｓに収納し、同様に他方のワイヤ部材６６Ａを第３キースイッチ列Ｋ３と第４キースイッチ列Ｋ４との間に生じる間隙Ｓに収納している。また、ワイヤ部材６６Ｂは、キートップ３４の頂面と第１ギア部材４４の平面部との間には高低差が存在し、また、かかる高低差は折畳状態で２倍になることから、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４との間に生じる間隙に充分収納することができる。
【００６９】
前記したように、背もたれ部材６６を構成する各ワイヤ部材６６Ａ、支持ワイヤ６６Ｃを、両キーボードユニット３、４の折畳状態で相互に対向するキースイッチ列間に生じる間隙Ｓに収納するとともに、ワイヤ部材６６Ｂを両キーボードユニット３、４間に生じる間隙に収納するように構成したので、折畳状態における第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とを重ね合わせた厚さを薄くすることができ、また、背もたれ部材６６がキーボード１の外部に付設する必要がないことから、キーボード１全体の小型化を図ることができる。
【００７０】
更に、キーボード１に対して背もたれ部材６６を収納するための特別の構成を全く必要としないので、キーボード１全体のコストを低減することができる。
【００７１】
次に、第１キーボードユニット３における各キースイッチ７及び第２キーボードユニット４における各キースイッチ１０とコントロール部６２とを電気的に接続する構成について図４、図５及び図８に基づき説明する。図５はコントロール部６２をキーボード１との関係を示す説明図であり、図５（Ａ）はコントロール部６２を第１キーボードユニット３から取り外した状態を示す説明図であり、図５（Ｂ）はコントロール部６２と自在アームとが接続される状態を示す説明図である。
【００７２】
第１キーボードユニット３における第１ベース板５の周壁部材２３の背面側に形成されたアーム支持部２５には、自在アーム６７が回動可能に支持されている。自在アーム６７は、アーム支持部２５に第１連結ピン６８Ａを介して一端が回動可能に支持された中空状の第１アーム部材６７Ａ、及び、第１アーム部材６７Ａの他端に第２連結ピン６８Ｂを介して回動可能に支持された中空状の第２アーム部材６７Ｂから構成されている。
【００７３】
ここに、第２キーユニット４７の第２支持板９上に配設された複数の各キースイッチ１０に対応するメンブレンスイッチに接続された信号線６９は、図８に示すように、第２支持板９に形成された中空状の周壁部材５６から第２ベース板８に形成された中空状の周壁部材２４、軸受部材１８、軸受１８Ｂ、軸受部材１４、第１ベース板５の周壁部材２３を経てアーム支持部２５まで挿通案内されており、また、第１キーユニット３７の第１支持板６上に配設された複数の各キースイッチ７に対応するメンブレンスイッチに接続された信号線（図示せず）は、直接中空状の周壁部材２３からアーム支持部２５まで挿通案内されている。
【００７４】
そして、第２キーユニット４７からの信号線と第１キーユニット３７からの信号線とは、アーム支持部２５にてまとめられ、第１アーム部材６７Ａから第２アーム部材６７Ｂまで案内されている。このように案内される信号線は、第２アーム部材６７Ｂの一面に設けられたコネクタ部材７０（図５（Ａ）参照）に接続されている。
【００７５】
また、コントロール部６２において、第１キーボードユニット３の側端縁に対向する面には、２つの突起７１が形成されており、各突起７１は第１キーボードユニット３の第１支持板６における周壁部材４６に形成された位置決め孔（図示せず）に対して、着脱可能に嵌合される。これにより、コントロール部６２は、第１キーボードユニット３に対して着脱可能に並設される。また、コントロール部６２の端面にはコネクタ部材７２が設けられており、かかるコネクタ部材７２は、第２アーム部材６７Ｂのコネクタ部材７０に接続される。
【００７６】
前記したように、コントロール部６２の各突起７１は第１キーボードユニット３の周壁部材４６における位置決め孔に対して着脱可能に嵌合されており、また、コントロール部６２のコネクタ部材７２と第２アーム部材６７Ｂのコネクタ部材７０とは接離可能であるから、コントロール部６２は、第１キーボードユニット３に対して着脱可能に構成されており、これによりＰＤＡ等の各種の携帯電子機器に対応してコントロール部６２を複数用意しておけば、コントロール部６２のみを交換することにより、同一のキーボード１を使用して各種の携帯電子機器にデータ入力を行うことができ、携帯電子機器に対応してキーボード１を購入する無駄を排してユーザの負担を軽減することができる。また、キーボード１の製造者は、各種携帯電子機器毎にキーボード１を製造する必要がなくなり、複数種類のキーボード製造に必要な投資費用や管理費用を低減することができる。
【００７７】
続いて、前記のように構成されたアーム部材６７の作用について図５及び図６に基づき説明する。図６は自在アームの各種の使用状態を示す説明図である。
【００７８】
図５に示すように、自在アーム６７において、その第１アーム部６７Ａの一端は、周壁部材２３の背面側（非操作者側）に形成されたアーム支持部２５にて第１連結ピン６８Ａを介して回動可能に支持されており、また、第１アーム部材６７Ａの他端には第２アーム部材６７Ｂが第２連結ピン６８Ｂを介して回動可能に支持されている。また、コントロール部６２は、前記したように、第１キーボードユニット３に対して着脱可能に構成されていることから、コントロール部６２は、自在アーム６７における回動自在性を利用して各種の使用形態で使用することができる。
【００７９】
例えば、図６に示すように、コントロール部６２の各突起７１を周壁部材４６の位置決め孔から外して、コントロール部６２をキーボード１の長手方向に配置することにより、図６に示す形態（Ａ）の状態で使用することができる。また、形態（Ａ）の状態から第１アーム部材６７Ａを第１連結ピン６８Ａを中心に時計方向に回動させると、コントロール部６２をキーボード１から離間した形態（Ｂ）の状態で使用することができる。更に、形態（Ｂ）の状態から第１アーム部材６７Ａを連結ピン６８Ａを中心として更に時計方向に回動させて、キーボード１の長手方向の略中央位置で且つキーボード１の側縁（操作側と反対側の側縁）に近接させた形態（Ｃ）の状態で使用することができる。
【００８０】
ここに、コントロール部６２のコネクタ部材６４にＰＤＡ７３の接続端子を接続するとともに、背もたれ部材６６によりＰＤＡ７３を傾斜した状態で支持し、図６における形態（Ｂ）の状態で使用する場合が図９に示されている。また同様に、コントロール部６２のコネクタ部材６４にＰＤＡ７３の接続端子を接続するとともに、背もたれ部材６６によりＰＤＡ７３を傾斜した状態で支持し、図６における形態（Ｃ）の状態で使用する場合が図１０に示されている。
【００８１】
前記したように、コントロール部６２を第１キーボードユニット３から着脱可能に構成し、且つ、コントロール部６２と第１キーボードユニット３とを自在アーム６７により連結するように構成したので、自在アーム６７により許容される範囲でコントロール部６２とキーボード１との配置関係を自在に変更することができる。従って、キーボード１に対するＰＤＡ７３の配置位置をキーボード使用者の所望する位置に自在に変更して操作性をより向上することができる。
【００８２】
続いて、前記のように構成された自在アーム６７において、第１アーム部材６７Ａとアーム支持部２５とを連結する第１連結ピン６８Ａの連結構造、及び、第１アーム部材６７Ａと第２アーム部材６７Ｂとを連結する第２連結ピン６８Ｂの連結構造について、図１１に基づき説明する。図１１は図４（Ｂ）に示す状態、及び、図６における形態（Ｃ）の状態をキーボード１の背面側から見て模式的に示す説明図である。
【００８３】
ここに、図１１において、第２アーム部材６７Ｂの厚さＨは、コントロール部６２のコネクタ部材７２に接続するためのコネクタ部材７０を設ける必要性があること等の制約上、キーボード１の厚さｈ（第１ベース板５、第２ベース板８の底面とキートップ３４の頂面との間の厚さ）よりも、大きい。従って、キーボード１は、図４（Ｂ）、（Ｃ）に示す状態で使用されるものではないが、かかる状態では、キーボード１における各キースイッチ７、１０の頂面がなす面は、キーボード１の設置面に平行な状態とはならず、設置面に対して若干傾斜した面となる。
【００８４】
かかる事情を勘案し、本実施形態にかかるキーボード１では、実際にキーボード１が使用される状態においてキーボード１の底面（第１及び第２ベース板５、８の底面）と第２アーム部材６７Ｂの底部とが同一面となるように第１連結ピン６８Ａ及び第２連結ピン６８Ｂの連結角度を傾斜させている。
【００８５】
具体的には、図１１において、アーム支持部２５と第１アーム部材６７Ａとを回動可能に連結する第１連結ピン６８Ａは、垂線Ｌに対して角度Ａだけ傾斜されており、また、第１アーム部材６７Ａと第２アーム部材６７Ｂとを回動可能に連結する第２連結ピン６８Ｂは、垂線Ｌに対して角度Ｂだけ傾斜されている。ここに、角度Ｂは角度Ａよりも大きく設定されている。
【００８６】
このように第１連結ピン６８Ａを垂線Ｌに対して角度Ａだけ傾斜させるとともに、第２連結ピン６８Ｂを垂線Ｌに対して角度Ｂだけ傾斜させることにより、第２アーム部材６７Ｂは、図６に示す形態（Ｃ）の状態にコントロール部６２を配置した際に、全体で傾斜された角度（Ａ＋Ｂ）に基づき、厚さ（Ｈ−ｈ）分上方へ移動させることとなる。これにより、コントロール部６２の底部（コントロール部６２の底面は第２アーム部材６７Ｂの下端面と同一面となるように配置されている）とキーボード１の底面とが同一面となる。
【００８７】
従って、第２アーム部材６７の厚さＨやコントロール部６２の厚さが、キーボードの厚さｈと同一でない場合においても、第１連結ピン６８Ａ、第２連結ピン６８Ｂの連結角度を傾斜させることにより、キーボード１の使用時に第２アーム部材６７Ｂやコントロール部６２の底部とキーボード１の底面とを同一面にしてキーボード１における各キースイッチ７、１０の頂面がなす面を、キーボード１の設置面に平行な状態にすることができ、キーボード１におけるキー操作性が低下してしまうことを防止できる。
【００８８】
尚、前記の例では、第１連結ピン６８Ａ及び第２連結ピン６８Ｂの連結角度を傾斜させるように構成しているが、これに限定されることはなく、いずれか一方の連結ピンの連結角度を傾斜させてもよい。
【００８９】
本発明は前記実施形態に限定されるのではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能であることは勿論である。
【００９０】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項１に係る折畳可能なキーボードでは、第１キーボードユニットの第１ベース板と第２キーボードユニットの第２ベース板とが、回動連結部の支持軸を介して回動可能に支持されており、これによりキーボードの使用時に両ユニットは、支持軸を介して相互に離間する方向に回動されて水平状態になり、また、キーボードの非使用時に両ユニットは、支持軸を介して相互に近接する方向に回動されて重ね合わされた状態になる。
【００９１】
また、請求項１に係る折畳可能なキーボードでは、第１キーボードユニットに移動自在に取り付けられた自在アームの第２接続部とコントロール部の第１接続部とを接続するように構成されているので、自在アームにより許容される範囲でコントロール部とキーボードとの配置関係を自在に変更することができる。従って、コントロール部のコネクタ部に接続される電子機器の配置位置をキーボード使用者の所望する位置に自在に変更して操作性を向上することができる。
【００９２】
更に、第１キーボードユニットのアーム連結部と第１アーム部材の一端とを回動可能に連結する第１連結ピンと、第１アーム部材の他端と第２アーム部材の一端とを回動可能に連結する第２連結ピンとの双方又は一方を、垂線に対して所定角度傾斜させるように構成し、コントロール部をキーボードの側部に近接配置した際にコントロール部の底面とキーボードの底面とが同一面となるように構成したので、コントロール部の厚さや第２アーム部材の厚さがキーボード厚さよりも大きい場合においても、キーボードにおけるキー操作面がキーボード設置面に対して傾斜されることを防止することができる。これによりキーボードのキー操作性が低下してしまうことを防止することができる。
【００９３】
また、請求項２に係る折畳可能なキーボードでは、コントロール部に設けられたコネクタ部に近接して電子機器を支持する背もたれ部材を設けられているので、ケーブル等を必要とすることなく電子機器を直接コネクタ部に接続した状態で背もたれ部材を介して電子機器を支持することができる。
【００９４】
更に、請求項３に係る折畳可能なキーボードでは、背もたれ部材がワイヤ部材から形成され、キーボード非使用時に第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた状態で両ユニットにて隣接するキースイッチ列間に存在する間隙にワイヤ部材を収納するように構成したので、折畳状態における第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた厚さを薄くすることができ、また、背もたれ部材をキーボードの外部に付設する必要がないことからキーボード全体の小型化を図ることができる。
【００９５】
また、請求項４に係る折畳可能なキーボードでは、左手で操作されるキースイッチの数が右手で操作されるキースイッチの数よりも少ないことに基づき、第１キーボードユニットの長さが第２キーボードユニットの長さよりも短く構成され、コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態で第１キーボードユニットとコントロール部とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さと同一に構成されているので、第１キーボードユニットと第２キーボードユニットの長さの相違に起因して第１キーボードユニットに発生するスペースを有効に利用することができ、コントロール部をキーボードの下部や側部に配設する場合に比して、キーボードの薄型化及び小型化を図ることができる。
【００９６】
更に、請求項５に係る折畳可能なキーボードでは、第１連結ピンを第１キーボードユニットにおける奧側の側端縁に形成され、不使用時には、自在アームを奧側の側端縁に沿って配置するとともに、コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態に配置することができるので、自在アーム及びコントロール部をキーボードの下部などに配設する場合に比して、外観上も見栄えが良く、かつキーボードの薄型化及び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態に係る折畳可能なキーボードを模式的に示す分解斜視図である。
【図２】第１支持板と第２支持板の回動動作を同期させる同期機構を拡大して示す説明図である。
【図３】第１支持板及び第２支持板を回動させていない状態から最大回動位置まで回動させた状態に至る一連の状態を示す説明図であり、図３（Ａ）は回動させていない状態、図３（Ｂ）は途中まで回動させた状態、図３（Ｃ）は最大回動位置まで回動させた状態を示す。
【図４】キーボードを使用する際の操作を示す説明図であり、図４（Ａ）は第１及び第２キーボードユニットを折り畳んだ状態を示す斜視図、図４（Ｂ）は第１及び第２キーボードユニットを開放した状態を示す斜視図、図４（Ｃ）は図４（Ｂ）の状態から背もたれ部材を起こした状態を示す斜視図である。
【図５】コントロール部とキーボードとの関係を示す説明図であり、図５（Ａ）はコントロール部を第１キーボードユニットから取り外した状態を示す説明図であり、図５（Ｂ）はコントロール部と自在アームとが接続される状態を示す説明図である。
【図６】自在アームの各種の使用状態を示す説明図である。
【図７】図４（Ａ）に示す折畳状態で第１及び第２キーボードユニットの長手方向に直交する方向（短手方向）に切断して示す拡大断面図である。
【図８】第２キーボードユニットの各キースイッチに接続された信号線の配線状態を模式的に示す説明図である。
【図９】コントロール部のコネクタ部材にＰＤＡの接続端子を接続するとともに、背もたれ部材によりＰＤＡを傾斜した状態で支持し、図６における形態（Ｂ）の状態で使用する状態を示す説明図である。
【図１０】コントロール部のコネクタ部材にＰＤＡの接続端子を接続するとともに、背もたれ部材によりＰＤＡを傾斜した状態で支持し、図６における形態（Ｃ）の状態で使用する状態を示す説明図である。
【図１１】図４（Ｂ）に示す状態、及び、図６における形態（Ｃ）の状態をキーボードの背面側から見て模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
１　　　　　キーボード
２　　　　　回動連結部
３　　　　　第１キーボードユニット
４　　　　　第２キーボードユニット
５　　　　　第１ベース板
６　　　　　第１支持板
７　　　　　キースイッチ
８　　　　　第２ベース板
９　　　　　第２支持板
１０　　　　キースイッチ
１３、１４　軸受部材
１７、１８　軸受部材
１９　　　　支持軸
２０　　　　摺動孔
２１　　　　ギア歯部
２２　　　　摺動部材
２３、２４　周壁部材
２５　　　　アーム支持部
２７　　　　ネジ受部
２８　　　　ネジ孔
２９　　　　ネジ
３０　　　　ネジ受部
３１　　　　ネジ孔
３２　　　　ネジ
３４　　　　キートップ
３５　　　　リンク部材
３６　　　　ラバースプリング
３７　　　　第１キーユニット
３８、４２　円弧面
４３　　　　ギア歯
４４　　　　第１ギア部材
４５　　　　ロック溝
４７　　　　第２キーユニット
４８、５２　円弧面
５３　　　　ギア歯
５４　　　　第２ギア部材
５５　　　　ロック溝
５７　　　　ロック機構
５９　　　　弾性ロック片
６２　　　　コントロール部
６４　　　　コネクタ部材
６６　　　　背もたれ部材
６７　　　　自在アーム
６７Ａ　　　第１アーム部材
６７Ｂ　　　第２アーム部材
６８Ａ　　　第１連結ピン
６８Ｂ　　　第２連結ピン
７０、７２　コネクタ部材
７３　　　　ＰＤＡ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a foldable keyboard which is excellent in portability and has good operability at the time of operation. In particular, the arrangement relationship between the control unit and the keyboard can be freely changed, and the thickness of the control unit and the keyboard can be changed. The present invention relates to a foldable keyboard capable of arranging a keyboard operation surface and an installation surface in parallel even when the keyboard is different.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a keyboard is divided into two keyboard units, and the respective keyboard units are rotatably connected to each other. When not in use, the respective keyboard units are folded down in a compact state to facilitate portability. Various foldable keyboards have been proposed in which each keyboard unit is sometimes released from a folded state to realize the same operability as a normal keyboard.
[0003]
For example, Japanese Patent No. 3201456 (Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-34612) and Japanese Patent No. 3254658 (Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-34611) disclose a keyboard and an enclosure in two at the center in the longitudinal direction. A foldable keyboard is described in which each of the divided keyboards and enclosures is configured to be foldable via a connecting arm that rotationally engages with each other.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-56904 discloses that at least one of two divided keyboards is slidably supported on a support plate, and each divided keyboard is rotatable on both sides of a back plate via a support plate. Is described.
[0005]
In each of the above-described keyboards, the two divided keyboard units are rotatably connected to each other, so that when not in use, each keyboard unit is compact in a folded state to improve portability, and At the time of use, each of the keyboard units is turned outward from the folded state to be opened, and can be operated with the same operability as a normal keyboard.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the keyboard described in JP-A-2000-56904, there is no disclosure or suggestion about how to arrange a control unit for controlling the keyboard.
[0007]
Further, in the foldable keyboard described in Japanese Patent Nos. 3201456 and 3254658, a circuit unit for controlling each of the two divided keyboards is mounted on one of the keyboards.
[0008]
As described above, when a circuit unit for controlling each keyboard is mounted inside the keyboard, the layout relationship between the keyboard and the circuit unit is unchanged, and there is an original concept of freely changing the layout relationship between the two. Not.
[0009]
The main purpose of such a foldable keyboard is to connect it to a portable electronic device such as a PDA, which has recently been in the limelight. Here, in the keyboard, a circuit unit is built in the keyboard and arranged at a fixed position, and a connector for connecting to a portable electronic device is often arranged near the circuit unit. Considering the actual situation, the portable electronic device is always connected and arranged at a fixed position with respect to the keyboard.
[0010]
In this case, the portable electronic device cannot be changed to a position desired by the keyboard user with respect to the keyboard, and the operability of the keyboard may be reduced in relation to the position of the portable electronic device.
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and it is possible to freely change the arrangement relationship between the control unit and the keyboard, and to provide a case where the thickness of the control unit and the keyboard are different. It is another object of the present invention to provide a foldable keyboard in which the operation surface and the installation surface of the keyboard can be arranged in parallel.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the foldable keyboard according to claim 1, wherein a first keyboard unit in which a plurality of key switches operated by a left hand are arranged and a first keyboard unit in which a plurality of key switches operated by a right hand are arranged. 2) A pivot connection portion is provided between the keyboard unit and the keyboard unit. When the keyboard is used, both units are pivoted in a direction in which the two units are separated from each other via the pivot connection portion to be horizontal, and when the keyboard is not used, the pivot connection portion is connected. A foldable keyboard in which both units are rotated in a direction in which they approach each other via a portion to be overlapped with each other, and are detachably attached to a side edge of the first keyboard unit opposite to the rotary connection portion. A control unit for controlling the keyboard, a first connection unit provided in the control unit, and a movable unit mounted on the first keyboard unit. A flexible arm provided with a second connection portion connected to the first connection portion for controlling the keyboard via a control portion, wherein the flexible arm is connected to an arm of the first keyboard unit. The first arm member is rotatably supported on the first arm member via a first connection pin, and the other end of the first arm member is secondly connected to one end of a second arm member provided with the second connection portion. The first and second connection pins are tilted at a predetermined angle with respect to a vertical line so that the control unit is close to the side of the keyboard. The bottom surface of the control unit and the bottom surface of the keyboard when placed are the same.
[0013]
In the foldable keyboard according to the first aspect, the first base plate of the first keyboard unit and the second base plate of the second keyboard unit are rotatably supported via the support shaft of the rotation connecting portion. As a result, when the keyboard is used, both units are turned in a direction away from each other via the support shaft to be in a horizontal state, and when the keyboard is not used, both units are mutually connected via the support shaft. Are turned in a direction approaching the position and are superimposed.
[0014]
In the foldable keyboard according to the first aspect, the second connection portion of the free arm movably attached to the first keyboard unit is connected to the first connection portion of the control portion. Therefore, the arrangement relationship between the control unit and the keyboard can be freely changed within a range permitted by the free arm. Accordingly, the operability can be improved by freely changing the arrangement position of the electronic device connected to the connector section of the control section to a position desired by the keyboard user.
[0015]
Further, a first connecting pin rotatably connecting the arm connecting portion of the first keyboard unit and one end of the first arm member, and a first connecting pin rotatably connecting the other end of the first arm member and one end of the second arm member. Both or one of the second connecting pins to be connected is configured to be inclined at a predetermined angle with respect to the perpendicular, and when the control unit is disposed close to the side of the keyboard, the bottom surface of the control unit and the bottom surface of the keyboard are flush with each other. Therefore, even when the thickness of the control portion or the thickness of the second arm member is larger than the keyboard thickness, the key operation surface of the keyboard is prevented from being inclined with respect to the keyboard installation surface. Can be. As a result, it is possible to prevent the key operability of the keyboard from being reduced.
[0016]
A foldable keyboard according to a second aspect of the present invention is the keyboard according to the first aspect, wherein the control portion includes a connector portion connected to an electronic device, and a backrest member that supports the electronic device in proximity to the connector portion. Are provided.
[0017]
In the foldable keyboard according to the second aspect, since the backrest member that supports the electronic device is provided in the vicinity of the connector portion provided in the control portion, the electronic device can be directly connected without the need for a cable or the like. The electronic device can be supported via the backrest member while being connected to the connector portion.
[0018]
Further, in the foldable keyboard according to claim 3, in the keyboard according to claim 2, the backrest member is formed of a wire member rotatably supported by a control unit, and the wire member is a non-use keyboard. Sometimes, the first keyboard unit and the second keyboard unit are housed in a gap between adjacent key switch rows of both units facing each other in a state of being overlapped.
[0019]
In the foldable keyboard according to claim 3, the backrest member is formed of a wire member, and the key switch rows adjacent to each other in a state where the first keyboard unit and the second keyboard unit are overlapped when the keyboard is not used. Since the wire member is housed in the gap existing between the first keyboard unit and the second keyboard unit in the folded state, the thickness of the folded first keyboard unit and the second keyboard unit can be reduced. Since it is not necessary to attach the keyboard to the outside, it is possible to reduce the size of the entire keyboard.
[0020]
The foldable keyboard according to claim 4 is the keyboard according to any one of claims 1 to 3, wherein the length of the first keyboard unit in the longitudinal direction is longer than the length of the second keyboard unit in the longitudinal direction. The length of the first keyboard unit and the control unit in the longitudinal direction is equal to the length of the second keyboard unit in the longitudinal direction in a state where the control unit is juxtaposed to the side edge of the first keyboard unit. It is characterized by having the same configuration.
[0021]
In the foldable keyboard according to claim 4, the length of the first keyboard unit is increased based on the fact that the number of key switches operated with the left hand is smaller than the number of key switches operated with the right hand. , And the length in the longitudinal direction of the first keyboard unit and the control unit in the state in which the control unit is arranged in parallel with the side edge of the first keyboard unit is equal to the length in the longitudinal direction of the second keyboard unit. Since the first keyboard unit and the second keyboard unit have the same length, the space generated in the first keyboard unit due to the difference in length between the first keyboard unit and the second keyboard unit can be effectively used. The keyboard can be made thinner and smaller as compared to the case where the keyboard is provided at the lower part or the side part.
[0022]
Further, the foldable keyboard according to claim 5 is the keyboard according to any one of claims 1 to 4, wherein the first connection pin is formed at a rear side edge of the first keyboard unit. When not in use, the free arm is arranged along the side edge on the back side, and the control section is arranged side by side with the side edge of the first keyboard unit.
[0023]
In the foldable keyboard according to the fifth aspect, when not in use, the free arm and the control section can be arranged on the peripheral edge of the first keyboard unit. As compared with the case where the keyboard is provided, the appearance is better and the keyboard can be made thinner and smaller.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a foldable keyboard according to the present invention will be described in detail based on an embodiment embodying the present invention with reference to the drawings. First, a schematic configuration of the keyboard according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an exploded perspective view schematically showing a foldable keyboard.
[0025]
In FIG. 1, the keyboard 1 basically includes a first keyboard unit 3 and a second keyboard unit 4 that are rotatably connected to each other via a rotation connection unit 2. The first keyboard unit 3 includes a first base plate 5, a first support plate 6 rotatably supported on the first base plate 5 in a horizontal direction, and a plurality of components disposed on the first support plate 6. It consists of key switches 7. The second keyboard unit 4 is disposed on the second base plate 8, the second support plate 9 rotatably supported on the second base plate 8 in the horizontal direction, and the second support plate 9. And a plurality of key switches 10.
[0026]
Here, first, the configuration of the rotation connecting portion 2 will be described. The first base plate 5 is formed of a thin metal plate such as aluminum, and has two corner portions 12 at side end portions 11 (right end portion in FIG. 1) of the first base plate 5, respectively. 2 are provided with resin-made bearing members 13 and 14. The bearing member 13 is provided with two bearings 13B each having a bearing hole 13A formed apart from each other. Similarly, in the bearing member 14, two bearings 14B each having a bearing hole 14A are separately provided.
[0027]
Like the first base plate 5, the second base plate 8 is formed of a thin metal plate such as aluminum, and has two corners 16 at the side end 15 (the left end in FIG. 1) of the second base plate 8. Are provided with resin-made bearing members 17 and 18 which respectively constitute a part of the rotary connecting portion 2. The bearing member 17 is provided with one bearing 17B in which a bearing hole 17A is formed. Similarly, the bearing member 18 is provided with one bearing 18B in which a bearing hole 18A is formed. The bearing 17B is fitted between the bearings 13B, the bearing holes 13A of the bearings 13B and the bearing holes 17A of the bearing 17B are arranged in a straight line, and the bearing 18B is fitted between the bearings 14B. In addition, the bearing hole 14A of each bearing 14B and the bearing hole 18A of the bearing 18B are arranged in a straight line. The support shaft 19 is inserted into the bearing holes 13A, 17A, 14A, and 18A arranged in a straight line as described above. Thus, the first base plate 5 and the second base plate 8 are supported via the support shaft 19 so as to be rotatable relative to each other. A sliding member 22 having a cylindrical shape, a sliding hole 20 formed in the center, and a gear tooth portion 21 formed concentrically around the supporting shaft 19 is provided on the supporting shaft 19. It is slidably inserted through the moving hole 20. The sliding member 22 is a member for rotating the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 in synchronization with each other, and the operation thereof will be described later.
[0028]
The bearing member 14 has a hollow peripheral wall member 23 integrally formed therewith, and the bearing member 18 has a hollow peripheral wall member 24 integrally formed therewith. A signal line 69 (to be described later) for connecting each key switch 10 provided on the second keyboard unit 4 to a control unit 62 (to be described later) is inserted through the inside of the peripheral wall member 24, and such a signal is transmitted. The wire 69 is guided outward from the hollow bearing member 18 and the bearing 18B, is wound around the support shaft 19, and is inserted and guided from the hollow bearing member 14 to the peripheral wall member 23. A signal line (not shown) for connecting each key switch 7 provided on the first keyboard unit 3 to the control unit 62 is inserted through the inside of the peripheral wall member 23. Along with a signal line 69 guided from the second keyboard unit 4 side through the peripheral wall member 24, it is inserted and guided by a later-described free arm 67 (described later). The arm supporting portion 25 formed on the back side of the peripheral wall member 23 is formed in a hollow shape, rotatably supports the universal arm 67, and freely controls each signal line guided as described above. This is for guiding the insertion through the arm 67.
[0029]
In the first base plate 5, a screw receiving portion 27 is formed near the side end 26 on the opposite side to the side end 11 and substantially at the center position. A screw 29 loosely fitted into the screw hole 28 of the plate 6 is fastened. Thus, the first support plate 6 is mounted on the first base plate 5 so as to be rotatable in the horizontal direction with the screw 29 and the screw receiver 27 as fulcrums. In the second base plate 8, a screw receiving portion is provided at a substantially central position (inside by a width of a control portion 62 described later) slightly inside the side end portion 8a opposite to the side end portion 15. A screw 32 which is loosely fitted into the screw hole 31 of the second support plate 9 is fastened to the screw receiving portion 30. Thus, the second support plate 9 is mounted on the second base plate 8 so as to be rotatable in the horizontal direction with the screw 32 and the screw receiving portion 31 as fulcrums.
[0030]
The first support plate 6 of the first keyboard unit 3 is formed of a thin metal plate such as aluminum, and a predetermined number of key switches 7 operated by the left hand are disposed on the first support plate 6. . The number of key switches 7 operated with the left hand is determined based on international standards (ISO2126 and ISO2530).
[0031]
Also, four locking portions 33 corresponding to one key switch 7 are integrally formed on the first support plate 6 by pressing or the like. Membrane switch having a layer structure (consisting of an upper sheet having a movable electrode, a lower sheet having a fixed electrode, and a spacer sheet having a switching hole interposed between the upper sheet and the lower sheet to separate the movable electrode and the fixed electrode. ) Is arranged. Each locking portion 33 protrudes upward from a hole formed in the membrane switch.
[0032]
Each key switch 7 basically urges the key top 34, a pair of link members 35 for guiding the vertical movement of the key top 34, and the key top 34 upward, while simultaneously moving the movable electrode and the fixed electrode of the membrane switch. And a rubber spring 36 disposed on the membrane switch corresponding to the switching section. Here, each upper end of the pair of link members 35 is movably connected to the lower surface of the key top 34, and each lower end is movably locked by the locking portion 33. When the key top 34 is not pressed down, the key top 34 is urged upward via the urging force of the rubber spring 36 and is held at the non-pressed position, and when the key top 34 is pressed down against the urging force of the rubber spring 36, Then, the rubber spring 36 presses the movable electrode of the membrane switch to make it contact the fixed electrode through the switching hole of the spacer, whereby a predetermined switching operation is performed. The key switch 7 and the first support plate 6 constitute a first key unit 37. The configuration of the key switch 7 is known, and a detailed description thereof will be omitted.
[0033]
One side (the right side in FIG. 1) of the first support plate 6 is formed with an arcuate surface 38 that matches a turning radius around its rotation fulcrum (the screw 29 and the screw receiver 27 loosely fitted into the screw hole 28). In addition, an arc-shaped long groove 39 is formed inside the arc surface 38. A screw 40 is loosely fitted in the long groove 39, and the screw 40 is fastened to a screw receiving portion 41 formed on the first base plate 5. Here, the long groove 39 and the screw 40 serve to guide the first support plate 6 so that when the first support plate 6 turns horizontally on the first base plate 5, the turning operation is stably performed. .
[0034]
On the side of the first support plate 6 where the arc surface 38 is formed, there is an arc surface 42 having the same radius of curvature as the arc surface 38, and the arc surface 42 has a gear tooth portion of the sliding member 22. A first gear member 44 provided with gear teeth 43 meshing with 21 is provided. Further, a plurality of lock grooves 45 are formed on the arc surface 42 of the first gear member 44, and the lock grooves 45 constitute a part of a lock mechanism 57 described later.
[0035]
As described above, since the arc surface 38 of the first support plate 6 and the arc surface 42 of the first gear member 44 have the same radius of curvature, the two arc surfaces 38, 42 coincide with each other. As a result, the first key unit 37 can be made to look good without causing any displacement between the arc surfaces 38 and 42. Further, when the first gear member 44 is disposed on the first support plate 6, the first gear member 44 is disposed so as to cover the screw 40 and the long groove 39 from above. One key unit 37 can be configured to look good.
[0036]
Except for a part around the first support plate 6, a peripheral wall member 46 is provided. When the first support plate 6 is disposed on the first base plate 5, the peripheral wall member 46 becomes In cooperation with the peripheral wall member 23 provided on the plate 5, a peripheral wall member surrounding the periphery of the first support plate 6 excluding the arc surface 38 is configured.
[0037]
Further, the second support plate 9 in the second keyboard unit 4 is formed of a thin metal plate such as aluminum, like the first support plate 6, and is operated on the second support plate 9 with the right hand. A predetermined number of key switches 10 are provided. The number of key switches 10 operated by the right hand is determined based on international standards (ISO2126 and 2530), and the number of key switches 7 operated by the left hand arranged on the first support plate 6 is determined. There are more than numbers. Here, the key switch 10 has the same configuration as that of the key switch 7, and thus the components will be described with the same numbers as those of the key switch 7.
[0038]
Four locking portions 33 corresponding to one key switch 10 are integrally formed on the second support plate 9 by pressing or the like, and a three-layer structure (not shown) is formed on the second support plate 9. (Consisting of an upper sheet having a movable electrode, a lower sheet having a fixed electrode, and a spacer sheet having a switching hole interposed between the upper sheet and the lower sheet and separating the movable electrode and the fixed electrode). Are located. Each locking portion 33 protrudes upward from a hole formed in the membrane switch.
[0039]
Each key switch 10 basically urges the key top 34, a pair of link members 35 for guiding the vertical movement of the key top 34, and the key top 34 upward, and the movable switch and the fixed electrode of the membrane switch. And a rubber spring 36 disposed on the membrane switch corresponding to the switching section. Here, each upper end of the pair of link members 35 is movably connected to the lower surface of the key top 34, and each lower end is movably locked by the locking portion 33. At the time of non-pressing, the key top 34 is urged upward via the urging force of the rubber spring 36 and is held at the non-pressing position, and when the key top 34 is pressed against the urging force of the rubber spring 36, The rubber spring 36 presses the movable electrode of the membrane switch and abuts the fixed electrode through the switching hole of the spacer, whereby a predetermined switching operation is performed. The key switch 10 and the second support plate 9 constitute a second key unit 47.
[0040]
One side (the left side in FIG. 1) of the second support plate 9 is formed with an arc surface 48 that matches a turning radius centered on the rotation fulcrum (the screw 32 and the screw receiver 30 loosely fitted into the screw hole 31). In addition, an arc-shaped long groove 49 is formed inside the arc surface 48. A screw 50 is loosely fitted in the long groove 49, and the screw 50 is fastened to a screw receiving portion 51 formed on the second base plate 8. Here, the long groove 49 and the screw 50 act to guide the second support plate 9 such that when the second support plate 9 turns in the horizontal direction on the second base plate 8, the turning operation is stably performed. .
[0041]
On the side of the second support plate 9 where the arc surface 48 is formed, there is an arc surface 52 having the same radius of curvature as the arc surface 48, and the arc surface 52 has a gear tooth portion of the sliding member 22. A second gear member 54 in which gear teeth 53 meshing with 21 are formed is provided. Further, a plurality of lock grooves 55 (see FIG. 2) are formed on the arc surface 52 of the second gear member 54, and the lock grooves 55 constitute a part of a lock mechanism 57 described later.
[0042]
As described above, since the arc surface 48 of the second support plate 9 and the arc surface 52 of the second gear member 54 have the same radius of curvature, the two arc surfaces 48, 52 coincide with each other. This makes it possible to enhance the appearance of the second key unit 47 without causing a shift between the arc surfaces 48 and 52. Further, when the second gear member 54 is disposed on the second support plate 9, the second gear member 54 is disposed so as to cover the screw 50 and the long groove 49 from above. The two-key unit 47 can be configured to look good.
[0043]
Except for a part of the periphery of the second support plate 9, a hollow peripheral wall member 56 is provided. When the peripheral wall member 56 is disposed on the second base plate 8, In cooperation with the peripheral wall member 24 provided on the second base plate 8, a peripheral wall member surrounding the periphery of the second support plate 9 excluding the arc surface 48 is configured.
[0044]
Subsequently, as the first support plate 6 and the second support plate 9 are rotated in the horizontal direction on the first base plate 5 and the second base plate 8, respectively, the first support plate 6 and the second support plate 9 2 and FIG. 3 show a synchronization mechanism for synchronously rotating the first support plate 6 and a lock mechanism for locking the first support plate 6 and the second support plate 9 rotated through the synchronization mechanism at their rotational positions. It will be described based on. FIG. 2 is an enlarged explanatory view showing a synchronizing mechanism for synchronizing the turning operations of the first support plate 6 and the second support plate 9, and FIG. 3 shows the first support plate 6 and the second support plate 9. FIGS. 3A and 3B are explanatory diagrams showing a series of states from a state where the rotation is not performed to a state where the rotation is performed to the maximum rotation position. FIG. 3A illustrates a state where the rotation is not performed, and FIG. FIG. 3 (C) shows a state in which it has been turned to a maximum turning position.
[0045]
2, the gear teeth 43 formed on the arc surface 42 of the first gear member 44 and the gear teeth 53 formed on the arc surface 52 of the second gear member 54 are slidable on the support shaft 19, respectively. It engages with the gear teeth 21 of the sliding member 22 that is inserted.
[0046]
Here, since the gear teeth 21 of the sliding member 22 are formed concentrically, the distance from the center of the sliding member 22 to the tip of the gear teeth 21 is the same, and the gear teeth 21 Since the gear teeth 43 and the gear teeth 53 are both formed on the arc surfaces 42 and 52, the tips of the gear teeth 43 and the gear teeth 53 are also arranged in an arc shape. Accordingly, as shown in FIGS. 2 and 3, the meshing relationship between the gear tooth portion 21 and each of the gear teeth 43 and 53 is not uniform, and a shallow portion and a deep portion are generated. The same holds true even when the sliding member 22 moves on the support shaft 19 as the first support plate 6 and the second support plate 9 rotate. However, between the gear teeth 21 of the sliding member 22 and the gear teeth 43, 53 of the first gear member 44 and the second gear member 54, the sliding member 22 is located at any position on the support shaft 19. Even in this case, since the deep meshing relationship always exists, the meshing between the gear tooth portion 21 and each of the gear teeth 43 and 53 does not come off.
[0047]
When the first support plate 6 and the second support plate 9 are not rotated, as shown in FIG. 3A, the key switches 7 arranged on the support plate 6 and the key switches 7 arranged on the support plate 9 Each of the key switches 10 has the same key arrangement relationship as that of a normal keyboard, and is provided between the gear teeth 21 of the sliding member 22 and the gear teeth 43 of the first gear member 44, and 3A, a shallow meshing relationship exists between the gear teeth 21 and the gear teeth 53 of the second gear member 54, and a deep meshing relationship exists below. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0048]
Note that the distance from the meshing position between the gear teeth 43 of the first support plate 6 and the gear teeth 21 of the sliding member 22 to the screw 29 (center of rotation), the gear teeth 53 of the second support plate 9 and the sliding. The distance from the position where the moving member 22 meshes with the gear teeth 21 to the screw 32 (center of rotation) is equal. Thereby, both support plates 6 and 9 are smoothly rotated by the action of the sliding member 22.
[0049]
When one of the first key unit 37 and the second keyboard unit 47 is rotated clockwise or counterclockwise in FIG. 3A from the state shown in FIG. 3A, the gear teeth of the first gear member 44 are rotated. Based on the fact that the gear teeth 43 of the second gear member 43 and the gear teeth 53 of the second gear member 54 are meshed with the gear teeth 21 of the sliding member 22, the sliding member 22 slides on the support shaft 19 downward in FIG. Be moved. As a result, the first support plate 6 and the second support plate 9 are rotated in a clockwise direction with the screw 29 and the screw receiving portion 27 as pivots, and the screw 32 and the screw receiving portion are respectively synchronized with each other. It rotates counterclockwise around 30 as a fulcrum. FIG. 3B shows a state in which the first support plate 6 and the second support plate 9 are slightly rotated. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0050]
Further, when the first support plate 6 or the second support plate 9 is rotated from the state shown in FIG. 3B, the sliding member 22 is moved from the position shown in FIG. Further, the first support plate 6 and the second support plate 9 are slid further downward on the support shaft 19, and rotate clockwise and counterclockwise in synchronization with each other. FIG. 3C shows a state in which the first support plate 6 and the second support plate 9 have been rotated to the maximum rotation position in this manner. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0051]
Therefore, when the user uses the keyboard 1, by rotating one of the first key unit 37 or the second key unit 47, the other key unit is rotated in synchronization with the one key unit. Becomes possible. As described above, the key units 37 and 47 can be arranged in a desired operation state by a very simple operation, and the keyboard operation can be performed in an operation mode optimal for each user.
[0052]
Next, as described above, the lock mechanism for synchronously rotating the first key unit 37 and the second key unit 47 and locking the first key unit 37 and the second key unit 47 to the first base plate 5 and the second base plate 8 at desired rotation positions will be described with reference to FIG. explain.
[0053]
The lock mechanism 57 is disposed between the first base plate 5 and the first key unit 37 and between the second base plate 8 and the second key unit 47. Therefore, only the lock mechanism 57 provided between the second base plate 8 and the second key unit 47 will be described below. The lock mechanism 57 provided between the first base plate 5 and the first key unit 37 is connected to the arc surface 42 of the first gear member 44 disposed on the first support plate 6 of the first key unit 37. And a resilient lock piece (not shown) formed on the bearing member 13 provided at the corner 12 of the first base plate 5.
[0054]
Here, the lock mechanism 57 does not need to be provided on both the first key unit 37 side and the second key unit 47 side, and may be provided with only one of them.
[0055]
In the lock mechanism 57 shown in FIG. 2, the bearing member 17 provided at the corner 16 of the second base plate 8 is formed in a hollow shape, and a pair of holding portions 58 are provided therein. . Between the pair of holding portions 58, both ends of an elastic lock piece 59 which is formed by bending a metal elastic thin plate in a "<" shape are supported. An opening 61 is formed in the concave curved surface 60 of the bearing member 17 that abuts against the arc surface 52 of the second gear member 54, and the distal end of the elastic lock piece 59 is configured to protrude from the opening 61. I have. The distal end of the elastic lock piece 59 protruding from the opening 61 in this manner is locked in one of a plurality of lock grooves 55 formed in the arc surface 52 of the second gear member 54.
[0056]
According to the lock mechanism 57 described above, after the first key unit 37 and the second key unit 47 are rotated to a desired rotation position in synchronization with each other, the elastic lock piece 59 is rotated at the rotation position. Locking can be achieved by locking the distal end in the lock groove 55 of the second gear member. Therefore, it is possible to stably perform the keyboard operation in a state where the operation mode is fixed to the optimum one for each user.
[0057]
Further, the lock mechanism 57 is simply constituted by a lock groove 55 formed in the arc surface 52 of the second gear member 54 and an elastic lock piece 59 provided in the bearing 17 of the second base plate 8. Therefore, the lock mechanism 57 of the first key unit 37 and the second key unit 47 can be realized at low cost. Further, since the lock groove 55 is formed on the circular arc surface 52 of the second gear member 54, it is possible to form the lock groove 55 simultaneously with the formation of the gear teeth 53, thereby achieving cost reduction. be able to.
[0058]
Next, the peripheral structure provided on the keyboard 1 will be described with reference to FIGS.
[0059]
In the keyboard 1 described above, a predetermined number of key switches 7 operated by the left hand in accordance with international standards (ISO2126 and ISO2530) are arranged on the first support plate 6 of the first keyboard unit 3 as described above. A predetermined number of key switches 10 operated by the right hand according to international standards are arranged on the second support plate 9 of the second keyboard unit 4, but the number of key switches 7 operated by the left hand is changed by the right hand. The number is smaller than the number of key switches 10 operated. Based on this, as shown in FIG. 3, the length of the first keyboard unit 3 in the longitudinal direction is shorter than the length of the second keyboard unit 4 in the longitudinal direction.
[0060]
In this state, when the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are folded together, their lengths become unbalanced and the portability of the keyboard 1 is not good. In the keyboard 1, as shown in FIGS. 4A to 4C, one side edge of the first keyboard unit 3 (an end opposite to the side rotatably connected to the second keyboard unit 4). A control unit 62 for controlling the keyboard 1 is arranged side by side with the edge (the left edge in FIG. 4), and the length in the longitudinal direction of the first keyboard unit 3 and the control unit 62 is added to the second keyboard unit. 4 is the same as the length in the longitudinal direction.
[0061]
With this configuration, the space generated in the first keyboard unit 3 due to the difference in length between the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 can be effectively used, and the control unit can be used. The keyboard 1 can be made thinner and more compact than when the keyboard 62 is provided below or on the side of the keyboard 1.
[0062]
Here, FIG. 4A shows the bearing holes 13A of the bearings 13B of the bearing member 13, the bearing holes 17A of the bearings 17B of the bearing member 17, and the bearings of the bearings 14B of the bearing member 14 when the keyboard 1 is not used. This shows a folded state in which the keyboard units 3 and 4 are turned and overlapped with each other via the support shaft 19 inserted through the hole 14A and the bearing hole 18A of the bearing 18B of the bearing member 18. It can be seen that the length in the longitudinal direction including the first keyboard unit 3 and the control unit 62 is the same as the length of the second keyboard unit 4 and is compact.
[0063]
FIG. 4B shows a horizontal state in which the keyboard units 3 and 4 are rotated in a direction in which the keyboard units 3 and 4 are separated from each other via the support shaft 19 when the keyboard 1 is used. It can be seen that the length of the keyboard 1 in the longitudinal direction is equal to the length of the second keyboard unit 4 and the left and right sides of the keyboard 1 are balanced with respect to the support shaft 19.
[0064]
As shown in FIG. 4C, a cover member 63 is attached to the control unit 62 at a substantially central portion so as to be openable and closable. On the back side of the cover member 63, various portable electronic devices such as a PDA are provided. A connector 64 to be connected is provided. The connector 64 is connected to a flexible board 65 which is built in the control unit 62 and connected to a control unit (not shown) for controlling the keyboard 1. A pair of wire members 66A are fixed to both sides of the lid member 63 near the connector member 64, and a wire member 66B is rotatably mounted between the outer ends of the two wire members 66A. I have. Further, a support wire 66C is fixed at a central position of the wire member 66B. Each of the wire members 66A is rotated together with the lid member 63 until the state shown in FIG. 4C, and by rotating the support wire 66C backward in this state, a portable electronic device such as a PDA is supported in an inclined state. can do. Here, the wire members 66A, 66B, and 66C constitute a backrest member 66 that supports a portable electronic device such as a PDA in an inclined state.
[0065]
In this way, by arranging the connector member 64 on the lid member 63 rotatably attached to the control section 62 and providing the back member 66 on the lid member 63 near the connector member 64, cables and the like are required. The portable electronic device such as a PDA can be supported by being inclined while the portable electronic device such as a PDA is directly connected to the connector member 64.
[0066]
Here, when the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are folded as shown in FIG. 4A, the back member 66 configured as described above is stored between the keyboard units 3 and 4. The configuration will be described with reference to FIG. 4B and FIG. FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the keyboard unit 3, 4 cut in a direction perpendicular to the longitudinal direction (transverse direction) in the folded state shown in FIG.
[0067]
As shown in FIG. 4B, in the first keyboard unit 3, between the first key switch row K1 and the second key switch row K2, the second key switch row K2 and the third key switch row K3 from the upper side. , And a certain clearance exists between the third key switch row K3 and the fourth key switch row K4. This relationship also applies to the second keyboard unit 4 between the first key switch row K1 and the second key switch row K2, between the second key switch row K2 and the third key switch row K3, And it exists between the third key switch row K3 and the fourth key switch row K4. Therefore, in the folded state shown in FIG. 4A, the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 facing each other as shown in FIG. A gap S is formed between adjacent key switch rows.
[0068]
In the keyboard 1 according to the present embodiment, one wire member 66A of the backrest member 66 is housed in the gap S generated between the first key switch row K1 and the second key switch row K2 in each of the keyboard units 3, 4. Similarly, the supporting wire 66C is accommodated in the gap S generated between the second key switch row K2 and the third key switch row K3, and the other wire member 66A is similarly connected with the third key switch row K3 and the fourth key switch row. It is housed in the gap S generated between it and K4. Also, since the wire member 66B has a height difference between the top surface of the key top 34 and the plane portion of the first gear member 44, and the height difference is doubled in the folded state, The first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 can be sufficiently housed in a gap generated between them.
[0069]
As described above, the wire members 66A and the support wires 66C constituting the backrest member 66 are accommodated in the gap S generated between the key switch rows facing each other in the folded state of the keyboard units 3 and 4, and Since the member 66B is configured to be housed in the gap generated between the keyboard units 3 and 4, the thickness of the folded first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 can be reduced. Further, since the backrest member 66 does not need to be attached to the outside of the keyboard 1, the size of the entire keyboard 1 can be reduced.
[0070]
Further, since no special structure for storing the backrest member 66 in the keyboard 1 is required, the cost of the entire keyboard 1 can be reduced.
[0071]
Next, a configuration for electrically connecting each key switch 7 in the first keyboard unit 3 and each key switch 10 in the second keyboard unit 4 to the control unit 62 will be described with reference to FIGS. 4, 5, and 8. FIG. FIG. 5 is an explanatory diagram showing the relationship between the control unit 62 and the keyboard 1, and FIG. 5A is an explanatory diagram showing a state in which the control unit 62 is removed from the first keyboard unit 3, and FIG. FIG. 7 is an explanatory diagram showing a state in which the control unit 62 and the free arm are connected.
[0072]
A universal arm 67 is rotatably supported by an arm support 25 formed on the back side of the peripheral wall member 23 of the first base plate 5 in the first keyboard unit 3. The free arm 67 has a hollow first arm member 67A whose one end is rotatably supported by the arm support portion 25 via a first connection pin 68A, and a second connection to the other end of the first arm member 67A. It is composed of a hollow second arm member 67B rotatably supported via a pin 68B.
[0073]
Here, the signal line 69 connected to the membrane switch corresponding to each of the plurality of key switches 10 disposed on the second support plate 9 of the second key unit 47 is connected to the second support unit 9 as shown in FIG. From the hollow peripheral wall member 56 formed on the plate 9 to the hollow peripheral wall member 24, the bearing member 18, the bearing 18B, the bearing member 14, and the peripheral wall member 23 of the first base plate 5 formed on the second base plate 8. A signal line (see FIG. 1) connected to a membrane switch corresponding to each of a plurality of key switches 7 disposed on the first support plate 6 of the first key unit 37 through the insertion guide to the arm support 25. (Not shown) is directly guided from the hollow peripheral wall member 23 to the arm support portion 25.
[0074]
The signal line from the second key unit 47 and the signal line from the first key unit 37 are combined by the arm support 25 and guided from the first arm member 67A to the second arm member 67B. The signal line guided in this manner is connected to a connector member 70 (see FIG. 5A) provided on one surface of the second arm member 67B.
[0075]
In the control unit 62, two projections 71 are formed on a surface facing the side edge of the first keyboard unit 3, and each projection 71 is formed on the peripheral wall of the first support plate 6 of the first keyboard unit 3. It is detachably fitted into a positioning hole (not shown) formed in the member 46. As a result, the control unit 62 is detachably arranged in parallel with the first keyboard unit 3. Further, a connector member 72 is provided on an end surface of the control section 62, and the connector member 72 is connected to the connector member 70 of the second arm member 67B.
[0076]
As described above, each projection 71 of the control unit 62 is removably fitted to the positioning hole of the peripheral wall member 46 of the first keyboard unit 3, and is connected to the connector member 72 of the control unit 62 and the second arm. The control section 62 is configured to be detachable from the first keyboard unit 3 because it can be brought into contact with and separated from the connector member 70 of the member 67B, thereby supporting various portable electronic devices such as a PDA. If a plurality of control units 62 are prepared, by exchanging only the control unit 62, data can be input to various portable electronic devices using the same keyboard 1, and the data can be input to various portable electronic devices. The burden on the user can be reduced by eliminating the waste of purchasing the keyboard 1. Further, the manufacturer of the keyboard 1 does not need to manufacture the keyboard 1 for each type of portable electronic device, and can reduce investment costs and management costs required for manufacturing a plurality of types of keyboards.
[0077]
Next, the operation of the arm member 67 configured as described above will be described with reference to FIGS. FIG. 6 is an explanatory view showing various use states of the free arm.
[0078]
As shown in FIG. 5, in the universal arm 67, one end of a first arm portion 67 </ b> A is connected to a first connecting pin 68 </ b> A by an arm supporting portion 25 formed on the back side (non-operator side) of the peripheral wall member 23. The second arm member 67B is rotatably supported at the other end of the first arm member 67A via a second connecting pin 68B. Further, as described above, since the control unit 62 is configured to be detachable from the first keyboard unit 3, the control unit 62 uses various functions by utilizing the freedom of rotation of the universal arm 67. Can be used in form.
[0079]
For example, as shown in FIG. 6, each projection 71 of the control section 62 is removed from the positioning hole of the peripheral wall member 46, and the control section 62 is arranged in the longitudinal direction of the keyboard 1, thereby forming the form shown in FIG. Can be used in the state of. Further, when the first arm member 67A is rotated clockwise about the first connecting pin 68A from the state of the form (A), the control unit 62 is used in the state of the form (B) separated from the keyboard 1. Can be. Further, from the state of the form (B), the first arm member 67A is further rotated clockwise about the connection pin 68A, so that the first arm member 67A is substantially at the center position in the longitudinal direction of the keyboard 1 and the side edge of the keyboard 1 (the operation side and the (C) close to the opposite side edge).
[0080]
Here, FIG. 9 shows a case in which the connection terminal of the PDA 73 is connected to the connector member 64 of the control section 62, and the PDA 73 is supported by the backrest member 66 in an inclined state, and is used in the state (B) in FIG. It is shown. Similarly, the connection terminal of the PDA 73 is connected to the connector member 64 of the control section 62, and the PDA 73 is supported in an inclined state by the backrest member 66, and the PDA 73 is used in the state of FIG. Is shown in
[0081]
As described above, the control unit 62 is configured to be detachable from the first keyboard unit 3 and the control unit 62 is configured to be connected to the first keyboard unit 3 by the universal arm 67. The arrangement relationship between the control unit 62 and the keyboard 1 can be freely changed within an allowable range. Therefore, the arrangement position of the PDA 73 with respect to the keyboard 1 can be freely changed to a position desired by the keyboard user, so that the operability can be further improved.
[0082]
Subsequently, in the universal arm 67 configured as described above, the connection structure of the first connection pin 68A for connecting the first arm member 67A and the arm support portion 25, and the first arm member 67A and the second arm member The connection structure of the second connection pin 68B for connecting the second connection pin 67B to the second connection pin 67B will be described with reference to FIG. FIG. 11 is an explanatory diagram schematically showing the state shown in FIG. 4B and the state of form (C) in FIG.
[0083]
Here, in FIG. 11, the thickness H of the second arm member 67B is limited by the thickness of the keyboard 1 due to the necessity of providing a connector member 70 for connecting to the connector member 72 of the control unit 62. h (the thickness between the bottom surface of the first base plate 5 and the second base plate 8 and the top surface of the key top 34). Accordingly, the keyboard 1 is not used in the state shown in FIGS. 4B and 4C, but in such a state, the top surface of each of the key switches 7 and 10 on the keyboard 1 Are not parallel to the installation surface, but are slightly inclined with respect to the installation surface.
[0084]
In consideration of such circumstances, in the keyboard 1 according to the present embodiment, the bottom surface of the keyboard 1 (the bottom surfaces of the first and second base plates 5 and 8) and the second arm member 67B when the keyboard 1 is actually used. The connection angle of the first connection pin 68A and the second connection pin 68B is inclined such that the bottom and the bottom are flush with each other.
[0085]
Specifically, in FIG. 11, a first connection pin 68A that rotatably connects the arm support portion 25 and the first arm member 67A is inclined by an angle A with respect to a perpendicular L, The second connecting pin 68B that rotatably connects the first arm member 67A and the second arm member 67B is inclined by an angle B with respect to the perpendicular L. Here, the angle B is set to be larger than the angle A.
[0086]
As described above, the first connecting pin 68A is inclined by the angle A with respect to the perpendicular L, and the second connecting pin 68B is inclined by the angle B with respect to the perpendicular L. When the control unit 62 is arranged in the state of the form (C) shown, the control unit 62 is moved upward by the thickness (Hh) based on the angle (A + B) inclined as a whole. As a result, the bottom of the control unit 62 (the bottom surface of the control unit 62 is disposed so as to be flush with the lower end surface of the second arm member 67B) and the bottom surface of the keyboard 1 are flush.
[0087]
Therefore, even when the thickness H of the second arm member 67 and the thickness of the control section 62 are not the same as the thickness h of the keyboard, the connection angle of the first connection pin 68A and the second connection pin 68B is inclined. When the keyboard 1 is used, the bottom surface of the second arm member 67B or the control unit 62 and the bottom surface of the keyboard 1 are flush with each other, and the surface formed by the top surfaces of the key switches 7 and 10 in the keyboard 1 is set. It can be in a state parallel to the surface, and it is possible to prevent the key operability of the keyboard 1 from deteriorating.
[0088]
In the above-described example, the connection angle between the first connection pin 68A and the second connection pin 68B is configured to be inclined. However, the present invention is not limited to this, and the connection angle of any one of the connection pins may be adjusted. May be inclined.
[0089]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that various improvements and modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
[0090]
【The invention's effect】
As described above, in the foldable keyboard according to the first aspect, the first base plate of the first keyboard unit and the second base plate of the second keyboard unit rotate via the support shaft of the rotation connecting portion. When the keyboard is in use, both units are pivoted in a direction away from each other via the support shaft to be in a horizontal state, and when the keyboard is not used, both units are supported by the support shaft. Are turned in a direction approaching each other via the, and are in a state of being overlapped.
[0091]
In the foldable keyboard according to the first aspect, the second connection portion of the free arm movably attached to the first keyboard unit is connected to the first connection portion of the control portion. Therefore, the arrangement relationship between the control unit and the keyboard can be freely changed within a range permitted by the free arm. Accordingly, the operability can be improved by freely changing the arrangement position of the electronic device connected to the connector section of the control section to a position desired by the keyboard user.
[0092]
Further, a first connecting pin rotatably connecting the arm connecting portion of the first keyboard unit and one end of the first arm member, and a first connecting pin rotatably connecting the other end of the first arm member and one end of the second arm member. Both or one of the second connecting pins to be connected is configured to be inclined at a predetermined angle with respect to the perpendicular, and when the control unit is disposed close to the side of the keyboard, the bottom surface of the control unit and the bottom surface of the keyboard are flush with each other. Therefore, even when the thickness of the control portion or the thickness of the second arm member is larger than the keyboard thickness, the key operation surface of the keyboard is prevented from being inclined with respect to the keyboard installation surface. Can be. As a result, it is possible to prevent the key operability of the keyboard from being reduced.
[0093]
Further, in the foldable keyboard according to claim 2, since the backrest member for supporting the electronic device is provided near the connector portion provided in the control portion, the electronic device does not require a cable or the like. The electronic device can be supported via the backrest member while the electronic device is directly connected to the connector portion.
[0094]
Further, in the foldable keyboard according to the third aspect, the backrest member is formed of a wire member, and when the keyboard is not used, the first keyboard unit and the second keyboard unit are overlapped with each other and the adjacent keys are provided in both units. Since the wire members are accommodated in the gaps between the switch rows, the thickness of the first keyboard unit and the second keyboard unit in the folded state can be reduced, and the backrest member can be reduced. Since it is not necessary to attach the keyboard to the outside of the keyboard, the size of the entire keyboard can be reduced.
[0095]
Further, in the foldable keyboard according to claim 4, the length of the first keyboard unit is set to the second key switch based on the fact that the number of key switches operated with the left hand is smaller than the number of key switches operated with the right hand. The length of the keyboard unit is shorter than the length of the second keyboard unit in a state where the control unit is arranged in parallel with the side edge of the first keyboard unit and the first keyboard unit and the control unit are added. Since the first keyboard unit and the second keyboard unit have the same length in the direction, the space generated in the first keyboard unit due to the difference in the length of the first keyboard unit and the second keyboard unit can be effectively used, and the control unit can be used. The keyboard can be made thinner and smaller as compared to the case where the keyboard is provided below or on the side of the keyboard.
[0096]
Further, in the foldable keyboard according to the fifth aspect, the first connecting pin is formed on the rear side edge of the first keyboard unit, and when not in use, the free arm is moved along the rear side edge. In addition to the arrangement, the control section can be arranged side by side with the side edge of the first keyboard unit, so that the external appearance is smaller than when the free arm and the control section are arranged below the keyboard. Also, the appearance is good and the keyboard can be made thinner and smaller.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view schematically illustrating a foldable keyboard according to an embodiment.
FIG. 2 is an enlarged explanatory view showing a synchronization mechanism for synchronizing a rotation operation of a first support plate and a second support plate.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a series of states from a state where the first support plate and the second support plate are not rotated to a state where the first support plate is rotated to a maximum rotation position, and FIG. FIG. 3B shows a state where it has not been moved, FIG. 3B shows a state where it has been rotated halfway, and FIG. 3C shows a state where it has been rotated to the maximum rotation position.
4A and 4B are explanatory views showing operations when using a keyboard, wherein FIG. 4A is a perspective view showing a state in which first and second keyboard units are folded, and FIG. 4B is a view showing the first and second keyboard units; FIG. 4C is a perspective view showing a state in which the two keyboard units are opened, and FIG. 4C is a perspective view showing a state in which the backrest member is raised from the state of FIG. 4B.
5A and 5B are explanatory diagrams illustrating a relationship between a control unit and a keyboard, wherein FIG. 5A is a diagram illustrating a state where the control unit is removed from a first keyboard unit, and FIG. 5B is a control unit; FIG. 6 is an explanatory diagram showing a state where the arm and the free arm are connected.
FIG. 6 is an explanatory view showing various use states of the free arm.
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the first and second keyboard units cut in a direction orthogonal to the longitudinal direction (transverse direction) in the folded state shown in FIG. 4A.
FIG. 8 is an explanatory diagram schematically showing a wiring state of a signal line connected to each key switch of the second keyboard unit.
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which the connection terminal of the PDA is connected to the connector member of the control unit, the PDA is supported by the backrest member in an inclined state, and the PDA is used in the state of FIG. 6 (B). .
10 is an explanatory diagram showing a state in which the connection terminal of the PDA is connected to the connector member of the control unit, the PDA is supported by the backrest member in an inclined state, and the PDA is used in the state of FIG. 6 (C). .
11 is an explanatory diagram schematically showing the state shown in FIG. 4 (B) and the state of form (C) in FIG. 6 when viewed from the back side of the keyboard.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Keyboard 2 Rotation connection part 3 1st keyboard unit 4 2nd keyboard unit 5 1st base plate 6 1st support plate 7 Key switch 8 2nd base plate 9 2nd support plate 10 Key switch 13, 14 Bearing member 17, 18 Bearing member 19 Support shaft 20 Sliding hole 21 Gear tooth part 22 Sliding member 23, 24 Peripheral wall member 25 Arm supporting part 27 Screw receiving part 28 Screw hole 29 Screw 30 Screw receiving part 31 Screw hole 32 Screw 34 Key top 35 Link Member 36 Rubber spring 37 First key unit 38, 42 Arc surface 43 Gear tooth 44 First gear member 45 Lock groove 47 Second key unit 48, 52 Arc surface 53 Gear tooth 54 Second gear member 55 Lock groove 57 Lock mechanism 59 Elastic lock piece 62 control Roll part 64 Connector member 66 Back member 67 Free arm 67A First arm member 67B Second arm member 68A First connection pin 68B Second connection pin 70, 72 Connector member 73 PDA

Claims (5)

左手で操作される複数のキースイッチが配列された第１キーボードユニットと右手で操作される複数のキースイッチが配列された第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態になるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた状態になる折畳可能なキーボードであって、
前記第１キーボードユニットにおける前記回動連結部と反対側の側端縁に着脱可能に並設され、キーボードの制御を行うコントロール部と、
前記コントロール部に設けられた第１接続部と、
前記第１キーボードユニットに移動自在に取り付けられ、コントロール部を介してキーボードの制御を行うべく前記第１接続部に接続される第２接続部が設けられた自在アームとを備え、
前記自在アームは、前記第１キーボードユニットのアーム連結部に第１アーム部材の一端を第１連結ピンを介して回動可能に支持し、第１アーム部材の他端を前記第２接続部が設けられた第２アーム部材の一端に第２連結ピンを介して回動可能に支持することにより構成し、
前記第１連結ピンと第２連結ピンの双方又は一方は、垂線に対して所定角度傾斜させることにより、コントロール部をキーボードの側部に近接配置した際にコントロール部の底面とキーボードの底面とが同一面となることを特徴とする折畳可能なキーボード。A rotation connecting portion is provided between a first keyboard unit in which a plurality of key switches operated by the left hand are arranged and a second keyboard unit in which a plurality of key switches operated by the right hand are arranged. The two units are turned in a direction to separate from each other via the rotation connection portion to be in a horizontal state, and when the keyboard is not used, both units are turned in the direction to approach each other via the rotation connection portion to be superposed. A foldable keyboard that is in a state,
A control unit that is detachably provided in parallel with a side edge of the first keyboard unit opposite to the rotation connection unit and controls a keyboard;
A first connection unit provided in the control unit;
A universal arm movably attached to the first keyboard unit, the universal arm including a second connection portion connected to the first connection portion for controlling a keyboard via a control portion;
The free arm rotatably supports one end of a first arm member to an arm connecting portion of the first keyboard unit via a first connecting pin, and the other end of the first arm member is connected to the second connecting portion. A second arm member provided at one end of the second arm member so as to be rotatably supported via a second connection pin;
By inclining one or both of the first connection pin and the second connection pin at a predetermined angle with respect to a vertical line, the bottom surface of the control unit and the bottom surface of the keyboard are the same when the control unit is disposed close to the side of the keyboard A foldable keyboard characterized by being a surface. 前記コントロール部には、電子機器と接続されるコネクタ部と、コネクタ部に近接して電子機器を支持する背もたれ部材とが設けられたことを特徴とする請求項１に記載の折畳可能なキーボード。The foldable keyboard according to claim 1, wherein the control unit includes a connector unit connected to the electronic device, and a backrest member that supports the electronic device near the connector unit. . 前記背もたれ部材はコントロール部に回動可能に支持されたワイヤ部材から形成され、
前記ワイヤ部材は、キーボードの非使用時に第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとを重ね合わせた状態で相互に対向する両ユニットの隣接するキースイッチ列間に存在する間隙に収納されることを特徴とする請求項２に記載の折畳可能なキーボード。The backrest member is formed from a wire member rotatably supported by the control unit,
The wire member is housed in a gap existing between adjacent key switch rows of both units facing each other in a state where the first keyboard unit and the second keyboard unit are overlapped when the keyboard is not used. 3. The foldable keyboard according to claim 2, wherein: 前記第１キーボードユニットの長手方向における長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さよりも短くされ、
前記コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態で、第１キーボードユニットとコントロール部とを加えた長手方向の長さは第２キーボードユニットの長手方向における長さと同一に構成されたことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の折畳可能なキーボード。The length of the first keyboard unit in the longitudinal direction is shorter than the length of the second keyboard unit in the longitudinal direction,
In a state where the control unit is arranged in parallel with the side edge of the first keyboard unit, the length in the longitudinal direction including the first keyboard unit and the control unit is equal to the length in the longitudinal direction of the second keyboard unit. The foldable keyboard according to any one of claims 1 to 3, wherein: 前記第１連結ピンを前記第１キーボードユニットにおける奧側の側端縁に形成し、不使用時には、前記自在アームを奧側の側端縁に沿って配置するとともに、前記コントロール部を第１キーボードユニットの側端縁に並設した状態に配置することを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれかに記載の折畳可能なキーボード。The first connecting pin is formed at a rear side edge of the first keyboard unit, and when not used, the free arm is arranged along the rear side edge, and the control unit is connected to the first keyboard. The foldable keyboard according to any one of claims 1 to 4, wherein the keyboard is arranged in a state of being juxtaposed with a side edge of the unit.
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