JP2004011280A - Termite preventing device for venting wall in wooden building - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は木造建物に関し,特に通気壁の防蟻性を確保した通気壁防蟻装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
縦胴縁を介設して外装材内側に形成した通気層の室内面に透湿防水シートを張設することによって室内外を区分した木造建物が知られており,この場合透湿防水シートは,例えば0.05乃至0.1mm厚のポリエチレンフィルム等が用いられており,水分の透過性が小さく,酸素や炭酸ガス分子の透過性があることから,通気層内に室内側の湿気の放出を行うものとされる。
【0003】
この場合通気層を設けたことにより欠点を解消し,木造建物に好ましい住環境を確保し得るものとなるが,一方で端部が開放された通気層が存在することによって該通気層に白蟻が侵入する可能性を否定できず,白蟻はポリエチレンフィルム等の樹脂フィルムを噛み切るため,建物に通気層を配置することによって建物の防蟻性を損なうことにもなり兼ねない。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,上記通気層の高度な透湿防水性と侵入白蟻に対する高度な防蟻性の双方を確保し得る木造建物の通気壁防蟻装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って鋭意研究したところ,建物に通気層を設置するメリットを維持する一方で,上記通気層の室内面に張設するシートを,0.5〜10μm程度の径の連続性繊維を加熱結合して形成した連続性極細高密度ポリエチレン繊維による不織布シートとすることが,通気層に好ましい透湿防水性を備えるとともに通気層に侵入することある白蟻に対して防蟻用バリアを形成し,白蟻が通気層から室内側に侵入するのを確実に防止することによってその高度な防蟻性を確保する上で極めて効果的である事実,更にこの不織布シートとすることが,直射日光を受けて40〜50℃程度に高温化する通気層にあって,樹脂フィルムのような劣化が生じることなく,例えば30年相当の促進試験においてもなお高度な防水性を備えて耐久性に極めて優れている事実を見出し,これら知見に基づいて本発明をなすに至ったものであり,即ち本発明は,その請求項1に記載の発明を,縦胴縁を介設して外装材内側に形成した通気層の室内面に透湿防水シートを張設することによって室内外を区分した木造建物において,上記透湿防水シートを,0.5〜10μm程度の径の連続性繊維を加熱結合して形成した連続性極細高密度ポリエチレン繊維による不織布シートとすることによって上記通気層における透湿防水及び通気層侵入白蟻の防蟻用バリアとしてなることを特徴とする木造建物における通気壁防蟻装置としたものである。
【0006】
請求項2に記載の発明は,同じく上記シートを,0.1〜0.2mm程度の径のガラス繊維を50〜60メッシュ程度に平織,綾織,朱子織等に織成した織布シートとすることが,上記高密度ポリエチレン繊維の不織布シートに比して,防水性の維持年数が幾分劣る傾向を示すが,15〜20年程度の高度な防水性を備えて耐久性に優れ,同じく好ましい透湿防水性と高度な防蟻性の確保に極めて効果的である事実から,これを,上記連続性極細高密度ポリエチレン繊維による不織布シートに代えて,透湿防水シートを,0.1〜0.2mm程度の径のガラス繊維を50〜60メッシュ程度に平織,綾織,朱子織等に織成した織布シートとしてなることを特徴とする請求項1に記載の木造建物の通気壁防蟻装置としたものである。
【0007】
請求項3に記載の発明は,上記防蟻性をそれぞれ高度に確保する上で,通気層の室内面への張設を好ましい形態とするように,これを,上記不織布シート又は織布シートの張設を,土台位置から軒裏及び/又は屋根下地位置までの面に亘るように連続して行うことによって上記通気層上端を密封してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の木造建物における通気壁防蟻装置としたものである。
【0008】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えば2階建て住宅とした木造建物であり,該木造建物Aは,縦胴縁11を介設して外装材12内側に形成した通気層11の室内面に透湿防水シート9を張設することによって室内外を区分した,通気壁を備えた構造のものとしてある。
【0010】
即ち通気壁における通気層11は,柱及び間柱4の室外側に外装下地8を張設し,該外装下地8に縦胴縁11を所定ピッチに固定し,該縦胴縁11に,例えば無機ボード系,金属系等の外装材12を設置することによって,該外装材12の内側にして該外装材12と外装下地8間にそれぞれ上下に連通するように形成してあり,また上記柱及び間柱4の室内側には内装下地6をベースにして内装材7による内装仕上を施すとともに柱及び間柱4で区画された上記外装下地8と該内装下地6間には断熱材5を充填したものとしてある。
【0011】
透湿防水シート9は,上記外装下地8に面接するように該外装下地8を張設ベースとしてこれに適宜の固定手段,例えばステープル等の固定金具の固定,スポット的な接着固定等の固定手段を施すことによって,その張設を行ってあり,縦胴縁10の固定を該透湿防水シート9の張設の後に行うことによって,透湿防水シート9は該縦胴縁10によって室内側に押圧されるように配置してあり,また透湿防水シート9は,所定幅のロール形態のものを用いて,外装下地8の左右幅方向にその下方から上方にその隣接端部を相互に重合してその張設を行ってある。このとき透湿防水シート9の上記重合端部は,例えば両面接着性を備えた防水テープを介設し又は端部相互を逢着することによって,これらの間を密封することによって該透湿防水シート9の一連の連続性を確保するようにしてある。
【0012】
透湿防水シート9は,これを,0.5〜10μm程度の径の連続性繊維を加熱結合して形成した連続性極細高密度ポリエチレン繊維による不織布シートとしてあり,該高密度ポリエチレン繊維の不織布シートを用いることによって,上記通気層11における透湿防水及び通気層侵入白蟻の防蟻用バリアとしたものとしてある。
【0013】
即ち本例の透湿防水シート9は,連続形成することによって所定長さの連続性を備え且つ径の大半が上記範囲に含まれるように形成し,例えば紫外線吸収剤を混合した高密度ポリエチレンの極細繊維を用い,該極細繊維をランダム配置することによって相互に密に絡みあう状態として,加熱下の加圧を行い極細繊維に部分的溶着を施すことによって布状の可撓性を備えた平均厚さ150乃至200μm程度のロール状の不織布シートとして形成し,透湿性,耐水性,引張及び引裂強さ等の強度に優れたものを使用してあり,本例にあって該不織布シートは,これを例えばデュポン社製タイベック(商標)を用いて上記透湿防水シートとするようにしてある。
【0014】
このとき高密度ポリエチレンの繊維は,0.5μm程度を下回ると径が細すぎることによって不織布シートとしての透湿性が損なわれる傾向を生じる一方,10μm程度を上回ると径が太すぎることによって不織布シートとして繊維の偏り等に起因する凹凸や空隙が生じる可能性があるため,後述の防蟻性が損なわれる傾向を生じるから上記範囲の径のものを用いることが必要である。また厚さは,これら極細繊維を用いるとき上記程度とすることが全体を比較的均質化して透湿性と防蟻性の双方を確保し易く好ましい。
【0015】
透湿防水シート9の張設は,該ロール状の不織布シートを壁面を単位として上下に段状をなすように上記下方から上方に端部に防水テープを介して重合し,また壁面の幅方向端部も同様に重合するように各壁面における外装下地8の全面に空隙のないように行うことによって,木造建物Aの全体を該不織布シートで覆うようにこれを張設するものとしてあり,このとき該張設は,これを,土台2位置から軒裏13及び/又は屋根下地14位置までの面に亘るように連続して行うものとして,特に上端の屋根部分において建物構造体との間に空隙が生じないように上記不織布シートの端部を建物構造体との間を密に配置するようにし,軒裏13においては,例えばこれに設置した通気用パネルの上面の全面に張設し,また屋根においては,例えば屋根下地14に達するように不織布シートを持ち上げる等してその張設を行うものとしてある。
【0016】
このように高密度ポリエチレン繊維を密に絡みあわせて部分的溶着を行って形成した上記不織布シートによる透湿防水シート9を張設した木造建物Aは,該不織布シートの優れた透湿性,耐水性によって通気壁の通気層11に好ましい透湿防水性を備えるとともにその引張及び引裂強さ等の優れた強度によって通気層11に侵入することある白蟻に対して防蟻用バリアを形成し,白蟻が通気層11から室内側に侵入するのを確実に防止して高度な防蟻性を確保することが可能になり,またその優れた耐久性によって該透湿防水性及び防蟻性を数十年に亘って建物寿命と同程度に維持することが可能となり,更に上記例のものは土台位置から上端の軒裏13及び/又は屋根下地14位置までの外装下地8全面に上記不織布シートによる透湿防水シート9を張設したことによって通気層11の上端まで防蟻用バリアが形成されることにより通気層11に白蟻が侵入しても室内側に至る可能性を解消して極めて高度な防蟻性を確保することができる。
【0017】
図中1はベタ基礎,3通気孔付きの通気層下端塞ぎ板を上方逆L字状に有する備えた土台水切をそれぞれ示す。
【0018】
図示した例は以上のとおりとしたが,透湿防水シートは,上記連続性極細高密度ポリエチレン繊維による不織布シートに代えて,これを,0.1〜0.2mm程度の径のガラス繊維を50〜60メッシュ程度に平織,綾織,朱子織等に織成した織布シートとすることができ,この場合も上記と同様に,その優れた透湿性,耐水性によって通気層に好ましい透湿防水性を備えるとともに優れた強度によって通気層に侵入することある白蟻に対する防蟻用バリアの形成により高度な防蟻性を確保することが可能になる。このときガラス繊維の径が0.1mm程度を下回ると径が細すぎることによって織布シートとしての透湿性が損なわれる傾向を生じる一方,0.2mm程度を上回ると径が太すぎることによって織布シートとして繊維間に空隙が生じる可能性があるため上記防蟻性が損なわれる傾向を生じるから上記範囲の径のものを用いることが必要である。また織りのメッシュ数は,これら径のガラス繊維を使用するとき上記程度とすることが全体を比較的均質化して透湿性と防蟻性の双方を確保し易く好ましい。
【0019】
本発明の実施に当って,木造建物,その通気層,透湿防水シート,高密度ポリエチレン繊維による不織布シート,ガラス繊維による織布シート等の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々の形態とすることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,上記連続性極細の高密度ポリエチレン繊維による不織布シートの透湿防水シートを通気層の室内面に張設することによって,上記不織布シートの優れた透湿性,耐水性によって通気層に好ましい透湿防水性を備えるとともにその引張及び引裂強さ等の優れた強度によって通気層に侵入することある白蟻に対して防蟻用バリアを形成し,白蟻が通気層から室内側に侵入するのを確実に防止して高度な防蟻性を確保することが可能になり,またその優れた耐久性によって該透湿防水性及び防蟻性を数十年に亘って建物寿命と同程度に維持することが可能となることによって,高度な透湿防水性と高度な防蟻性の双方を確保し得る高度な耐久性に富んだ木造建物の通気壁防蟻装置を提供することができる。
【0021】
請求項2に記載の発明は,上記ガラス繊維の織布シートによる透湿防水シートを用いることによって,その優れた透湿性,耐水性によって通気層に好ましい透湿防水性を備えるとともに優れた強度によって通気層に侵入することある白蟻に対する防蟻用バリアの形成により高度な防蟻性を確保することが可能となることによって高度な透湿防水性と高度な防蟻性の双方を確保し得る耐久性に富んだ木造建物の通気壁防蟻装置を提供することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,土台位置から上端の軒裏及び/又は屋根下地位置までの外装下地全面に上記不織布シートによる透湿防水シートを張設したことによって通気層の上端まで防蟻用バリアが形成されることにより通気層に白蟻が侵入しても室内側に至る可能性を解消して極めて高度な防蟻性を確保した好ましい形態のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の縦断面図である。
【図2】不織布シート配置状態の切欠き斜視図である。
【図3】不織布シート配置状態の縦断面図である。
【符号の説明】
A 木造建物
2 土台
4 柱又は間柱
8 外装下地
9 透湿防水シート
10 縦胴縁
11 通気層
12 外装材
13 軒裏
14 屋根下地[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
Problems to be solved by the prior art and the invention
A wooden building is known in which the interior and exterior are divided by stretching a moisture-permeable waterproof sheet on the indoor surface of a ventilation layer formed inside the exterior material with a vertical waist edge interposed, and in this case, the moisture-permeable waterproof sheet is For example, a polyethylene film or the like having a thickness of 0.05 to 0.1 mm is used, and since moisture permeability is small and oxygen and carbon dioxide gas molecules are permeable, moisture inside the room is released into the ventilation layer. It is assumed that.
[0003]
In this case, the provision of the ventilation layer eliminates the drawbacks and ensures a favorable living environment for the wooden building. On the other hand, the presence of the ventilation layer with open ends makes termites in the ventilation layer. Since the possibility of invasion cannot be denied and termites bite resin films such as polyethylene films, arranging a ventilation layer in a building may impair the termite-prevention of the building.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to provide a ventilation system for a wooden building capable of ensuring both high moisture permeability and waterproofness of the above-mentioned ventilation layer and high level of termite resistance against invasive termites. To provide a wall termite device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Intensive research has been carried out in accordance with the above-mentioned problems. As a result, while maintaining the merit of installing a ventilation layer in a building, a sheet to be stretched on the indoor surface of the ventilation layer is made of a continuous fiber having a diameter of about 0.5 to 10 μm. A nonwoven fabric sheet made of continuous ultra-fine high-density polyethylene fiber formed by heat bonding has a desirable moisture-permeable and waterproof property for the ventilation layer, and forms a termite barrier against termites that may enter the ventilation layer. The fact that the termites are extremely effective in ensuring a high level of termite protection by reliably preventing termites from entering the room from the ventilation layer. The air-permeable layer is heated to a temperature of about 40 to 50 ° C and does not deteriorate like a resin film. The present invention has been accomplished based on these findings. That is, the present invention relates to the invention described in
[0006]
According to a second aspect of the present invention, the sheet is a woven sheet in which glass fibers having a diameter of about 0.1 to 0.2 mm are woven in a plain weave, twill weave, satin weave, or the like to about 50 to 60 mesh. However, as compared to the nonwoven fabric sheet of high-density polyethylene fiber described above, there is a tendency that the years of maintaining the waterproofness tend to be somewhat inferior. Because of the fact that it is extremely effective in ensuring moisture-proof and high-level termite-proofness, this is replaced with the nonwoven fabric sheet made of the continuous ultra-fine high-density polyethylene fiber, and the moisture-permeable waterproof sheet is replaced with 0.1 to 0. 2. The termite control device for a ventilation wall of a wooden building according to
[0007]
According to the third aspect of the present invention, in order to ensure a high degree of termite resistance, it is preferable to stretch the ventilation layer on the indoor surface so that the ventilation layer is formed on the nonwoven sheet or the woven sheet. The upper end of the ventilation layer is hermetically sealed by continuously performing the stretching from the base position to the eaves back and / or roof base position. This is a ventilation wall termite protection device in a wooden building.
[0008]
The present invention provides these as the means of solving the above problems, respectively, as the gist of the invention.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the following, the present invention will be described in more detail with reference to the drawings. For example, A is a wooden building which is a two-story house. The air-permeable
[0010]
That is, as for the
[0011]
The moisture-permeable
[0012]
The moisture-permeable
[0013]
That is, the moisture-permeable
[0014]
At this time, when the density of the high-density polyethylene fiber is less than about 0.5 μm, the diameter is too small, so that the moisture permeability of the nonwoven fabric sheet tends to be impaired. Since unevenness or voids may be generated due to fiber deviation or the like, the termite resistance described below tends to be impaired, so it is necessary to use one having a diameter in the above range. When these ultrafine fibers are used, the thickness is preferably within the above range because the whole is relatively homogenized to easily secure both moisture permeability and termite resistance.
[0015]
The stretch of the moisture-permeable
[0016]
As described above, the wooden building A on which the moisture-permeable
[0017]
In the figure,
[0018]
Although the illustrated example is as described above, the moisture-permeable waterproof sheet is replaced with a nonwoven sheet made of the continuous ultra-fine high-density polyethylene fiber, and is replaced with glass fiber having a diameter of about 0.1 to 0.2 mm. It can be a woven sheet woven in a plain weave, twill weave, satin weave, etc. to about 60 mesh, and in this case, as in the above case, the excellent moisture permeability and water resistance of the breathable layer are achieved due to its excellent moisture permeability and water resistance. By providing a termite-proofing barrier against termites that may enter the ventilation layer due to the excellent strength, it is possible to secure a high degree of termite-proofing properties. At this time, when the diameter of the glass fiber is less than about 0.1 mm, the moisture permeability as a woven fabric sheet tends to be impaired because the diameter is too small. On the other hand, when the diameter is more than about 0.2 mm, the diameter is too large. It is necessary to use a sheet having a diameter in the above range because a sheet may have voids between fibers and the termite resistance tends to be impaired. When the glass fibers having these diameters are used, it is preferable that the number of meshes is set to the above-mentioned level because the whole is relatively homogenized to easily secure both moisture permeability and termite resistance.
[0019]
In carrying out the present invention, concrete structures, shapes, materials, relationships among these, such as a wooden building, a ventilation layer thereof, a moisture-permeable waterproof sheet, a nonwoven sheet made of high-density polyethylene fiber, and a woven sheet made of glass fiber, etc. Can be in various forms without departing from the gist of the invention.
[0020]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the invention according to
[0021]
The second aspect of the present invention is to provide a moisture-permeable and waterproof sheet made of a woven sheet of glass fiber, thereby providing a favorable moisture-permeable and waterproof property to the gas permeable layer due to its excellent moisture permeability and water resistance and excellent strength. Durability that can secure both high moisture permeability and high termite resistance by forming a termite-resistant barrier against termites that may enter the ventilation layer It is possible to provide a ventilated wall ant-control device for a wooden building having a high degree of performance.
[0022]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the above, the moisture-permeable waterproof sheet made of the nonwoven fabric sheet is stretched over the entire exterior base from the base position to the eaves at the upper end and / or the roof base position. By forming the termite-controlling barrier up to the upper end, even if termites enter the ventilation layer, the possibility that the termites enter the indoor side is eliminated, and a preferable form in which extremely high termite-controlling property is secured can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a building.
FIG. 2 is a cutaway perspective view of a nonwoven fabric sheet arrangement state.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a nonwoven fabric sheet arrangement state.
[Explanation of symbols]
A
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002166717A JP2004011280A (en) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | Termite preventing device for venting wall in wooden building |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117218A (en) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Fukuvi Chemical Industry Co Ltd | Termite preventive coating structure of building, and termite preventive sheet for covering building |
JP2014024988A (en) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kagawa Prefecture | Moisture-permeable waterproof sheet, method for producing the same, and method for improving water repellency |
JP2014224447A (en) * | 2014-06-16 | 2014-12-04 | 香川県 | Moisture-permeable and waterproof sheet |
-
2002
- 2002-06-07 JP JP2002166717A patent/JP2004011280A/en active Pending
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