JP2004008530A - 床洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、良好な作業効率を得ることができ、ヒルマークや部分的な汚れも落とすことができると同時に、細かい部位も洗浄できる優れた操作性が得られ、しかも、階段等の移動も容易に行うことができる床洗浄機の提供を目的とする。
【解決手段】床面Fを洗浄する床洗浄体9を備えた円柱形のポリッシャー部2と、床の洗浄時に発生する汚水を吸引するウェットバキューム機3を一体的に備えた床洗浄機1において、上記床洗浄機1は、ポリッシャー部2に取り付けられた載置台8と、載置台8によって支持されたウェットバキューム機3と、ポリッシャー部2の周囲に取り付けられる略弧状のスクイジー4と、ポリッシャー部2及びウェットバキューム機3を操作するハンドル5を備え、上記ハンドル5は、載置台8の左右に設けられるハンドル基部51とハンドル基部51の上方に取り付けられるスイッチ部52より成り、ハンドル基部51には、床洗浄機1の左右に位置する車輪6,7が配設されていることを特徴としている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床洗浄機に係り、さらに詳しくは、ビル、事務所、トイレ等の床を洗浄すると同時に、床を洗浄する際に生じる汚水を吸収することができる床洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、ビル、事務所、トイレ等の床の洗浄には、従来からポリッシャーが広く用いられており、上記ポリッシャーは、ポリッシャーに取り付けられた回転ブラシ又はパッド等の床洗浄体に液体洗剤を供給しながら床をブラッシング洗浄するものであり、床を洗浄する際に生じる汚水は、ポリッシャーとは別体のバキューム機によって吸収しているものである。
【0003】
そして、上記ポリッシャーの一般的な例を示しているのが図15,図16であり、上記ポリッシャー101は、回転ブラシ又はパッド等の床洗浄体103を備えたポリッシャー部102と、上記床洗浄体103に液体洗剤を供給する洗剤タンク104を備え、さらに、ポリッシャー101の操作を行うためのスイッチ部107やグリップ108、レバー109等が設けられたハンドル105及びポリッシャー101の移動や運搬を行うための車輪106を備えて成るものである。
【0004】
そして、上記ポリッシャー101は、図16の鎖線部で示したように、ハンドル105を倒した状態で使用され、ポリッシャー部102を前後や左右に動かすことで床の洗浄を行うものであり、通常は、ポリッシャー101を引く(図中右方向へ移動させる)ようにして床の洗浄を行い、また、ヒルマーク(靴の跡)や部分的な汚れについては、ポリッシャー部102を右や左の傾け、ポリッシャー部102の重量(圧力)を利用して一箇所を集中的にブラッシング等をすることで、その洗浄を行っている。
【0005】
ところで、上記ポリッシャーを使用して床の洗浄を行う場合、床を洗浄した際に生じる汚水を吸収するために、ポリッシャーとは別にバキューム機が必要となり、そのため、床の洗浄作業における作業効率が良くなく、また、機材の運搬も大変であり、特に、ポリッシャーは、小さな車輪によって移動を行うように構成されているため、階段を移動する場合には、ポリッシャー全体を持ち上げなければならず、非常に重くて大変な作業であると同時に危険でもあった。
【0006】
そこで、上記不具合を解消するために、図17に示したような、ポリッシャーとバキューム機を一体的に備えた自動床洗浄機111が使用されるようになり、このポリッシャーとバキューム機を一体的に備えた自動床洗浄機111は、回転ブラシ又はパッド等の床洗浄体113を有するポリッシャー部112と、洗剤タンク及びバキューム機を内蔵すると共に、ハンドル116やスイッチ部117が設けられた本体部114と、本体部114に内蔵されたバキューム機に接続され、汚水の吸収を行うスクイジー115を備えて成り、床の洗浄と汚水の吸収を同時に行えるように構成されている。
【0007】
そして、上記自動床洗浄機111におけるスクイジー115は、自動床洗浄機111の進行方向(図中矢印M)におけるポリッシャー部112の後方に所定の距離をおいて配設されていると共に、自動床洗浄機111の進行方向Fに直交する直線型に形成されているものであって、床を洗浄した際に生じる汚水を、ポリッシャー部112の後方にて吸収するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、ポリッシャー部とバキューム機を一体的に備えた自動床洗浄機によって、床の洗浄を行う際における床の洗浄と汚水の吸収が同時に行うことができ、作業効率の向上を図ることができるものであるが、上記自動床洗浄機は、自動床洗浄機の進行方向におけるポリッシャー部の後方にスクイジーを配したものであるため、床の洗浄と汚水の吸収を確実に行うためには、ポリッシャー部を前にしてその後方にスクイジーが位置するように、自動床洗浄機の進行方向を順守して床の洗浄を行う必要があり、その結果、床洗浄機による床の洗浄方向が制限されることとなり、床の洗浄の自由度が損なわれ、床洗浄機の操作性が悪化してしまうという不具合が生じているものであった。
【0009】
さらに、上記スクイジーは、自動床洗浄機の進行方向に直交する直線型に形成されているため、ポリッシャー部を右や左に傾けて使用することができず、そのため、ヒルマークや部分的な汚れを落としにくく、また、上記自動床洗浄機は、ポリッシャー部とバキューム機に接続されるスクイジーが所定の距離をおいて配設されているので、洗浄機の大型化を避けられず、机の下や床の隅等といった細かい部位の洗浄ができないと同時に、階段等の移動が困難になってしまうという不具合が生じているものであった。
【0010】
よって、本発明は、上記の事情を考慮して、ポリッシャー部とバキューム機を一体的に備え、良好な作業効率を得ることができ、さらに、ヒルマークや部分的な汚れも落とすことができると同時に、細かい部位も洗浄できる優れた操作性が得られ、しかも、階段等の移動も容易に行うことができる床洗浄機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本発明は次の技術的手段を有する。即ち、請求項1の発明は、床面Fを洗浄する床洗浄体9を備えた円柱形のポリッシャー部2と、床の洗浄時に発生する汚水を吸引するウェットバキューム機3を一体的に備えた床洗浄機1において、
上記床洗浄機1は、ポリッシャー部2に取り付けられた載置台8と、上記載置台8によって支持されたウェットバキューム機3と、上記ポリッシャー部2の周囲に取り付けられると共に、上記ウェットバキューム機3に連接され、床の洗浄時に発生する汚水を吸収するスクイジー4と、上記載置台8を介して上記ポリッシャー部2に接続されると共に、上記ポリッシャー部2及びウェットバキューム機3を操作するハンドル5を備え、上記スクイジー4は、上記ポリッシャー部2の周囲に沿う略弧状に形成され、下端に吸引空間を有した一対の吸い口ゴム42を有し、上記ハンドル5は、上記載置台8の左右に設けられるハンドル基部51とハンドル基部51の上方に取り付けられるスイッチ部52より成り、上記ハンドル基部51には、床洗浄機1の左右に位置する車輪6,7が配設されていることを特徴とする床洗浄機である。
【0012】
さらに、請求項2の発明は、上記スクイジー4が、上記ポリッシャー部2に対して着脱可能に構成されていることを特徴としている。
【0013】
さらに、請求項3の発明は、上記スクイジー4が、上記スクイジー4の床面Fに対する接地圧を一定に保つために、上記スクイジー4の外側側面に複数の支持ローラー44を備えると共に、上記スクイジー4と壁面Wとの衝突を防止するための複数の衝撃吸収ローラー45を備えていることを特徴としている。
【0014】
さらに、請求項4の発明は、上記床洗浄機1が、ハンドル5を格納した状態で床洗浄機1を移動するための車輪6,7を、床洗浄機1の左右両側部に備え、上記左右の車輪6,7が、階段Sにおける各段の高さ以上の半径を有すると共に、各々独立して上下にスライド可能に構成されていることを特徴としている。
【0015】
本発明は、上記技術的手段より成り、上述した請求項1の発明によれば、ポリッシャー部2とバキューム機3を一体的に備え、良好な作業効率を得ることができ、さらに、ポリッシャー部2の周囲に取り付けられるスクイジー4が、ポリッシャー部2の周囲に沿う略弧状になされているので、ポリッシャー部2を傾けて使用することが可能となり、ヒルマークや部分的な汚れも落とすことができ、加えて、スクイジー4が取り付けられているポリッシャー部2がコンパクトであるので、細かい部位も洗浄できる優れた操作性が得られる。
【0016】
さらに、請求項2の発明によれば、ポリッシャー部2の周囲に取り付けられるスクイジー4が、ポリッシャー部2に対して着脱可能であるので、スクイジー4を必要としない床(じゅうたん等)の洗浄や床の状態に応じて床洗浄機1の機能を適宜選択することができ、さらに、床洗浄機1の非使用時における収容性の向上を図ることができる。
【0017】
さらに、請求項3の発明によれば、スクイジー4が、スクイジー4の床面Fに対する接地圧を一定に保つために、複数の支持ローラー44を備えているので、ポリッシャー部2のどのような動きに対してもスクイジー4による汚水の吸収が確実に行われ、加えて、スクイジー4が、スクイジー4と壁面Wとの衝突を防止するための複数の衝撃吸収ローラー45を備えているので、壁面Wや机などの備品とスクイジー4とが直接的に接触することが防止され、壁面Wや机などの備品及びスクイジー4が傷つくのを防止することができる。
【0018】
さらに、請求項4の発明によれば、床洗浄機1が、その左右に階段における各段の高さ以上の半径を有する大径の車輪6,7を備えると共に、左右の車輪6,7の各々が独立して上下にスライドするように構成されているので、ハンドル5を格納した状態で床洗浄機1を移動する作業、即ち、床の洗浄作業を開始する際や床の洗浄作業を終了する際における床洗浄機1の移動や運搬を容易に行うことができると共に、階段の移動が床洗浄機1を持ち上げることなく行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の床洗浄機1の斜視図、図2は本発明の床洗浄機1の側面図、図3は本発明の床洗浄機1の正面図を示しており、本発明の床洗浄機1は、主に、ポリッシャー部2、ウェットバキューム機3、スクイジー4、ハンドル5、左右の車輪6,7、載置台8からなる。
【0020】
ポリッシャー部2は、電動機(図示せず)によって回転させられる回転ブラシ又はパッド等より成る床洗浄体9を備えると共に、ポリッシャー部2の上部にポリッシャー部2の電動機を包むようにして、液体洗剤を収容する洗剤タンク10が取り付けられており、洗剤タンク10の上面には、液体洗剤を洗剤タンク10内に注入するための洗剤注入口15が形成され、その側面部には洗剤の出し止めを行う洗剤バルブ(図示せず)が取り付けられている。
【0021】
ウェットバキューム機3は、吸水タンク12及び吸水タンク12上に取り付けられた作動室11からなり、作動室11の前方に吸水ホース14が接続されていると共に、作動室11の上方に取手13が設けられ、上記ポリッシャー部2に対して取り付けられる載置台8上に載置された状態で支持されている。さらに、本実施の形態では、ウェットバキューム機3における下半分が円柱状で、上半分が略円筒状に形成されている場合を示している。
【0022】
スクイジー4は、図4,図5に示したように、ポリッシャー部2の周囲に取り付けられ、円柱状のポリッシャー部2の周囲に沿う略弧状(又は環状)に形成されているものであり、略弧状に形成されたスクイジー4には、吸水口41が設けられ(本実施の形態では、スクイジー4の操作者と反対側の位置に吸水口41が設けられている)、上記吸水口41の中は吸水通路となっていると共に、上記吸水口41は、上記ウェットバキューム機3の作動室11に接続された吸水ホース14と接続される。
【0023】
さらに、スクイジー4は、ポリッシャー部2に対して着脱可能に取り付けられており、スクイジー4の周囲には、スクイジー4とポリッシャー部2とを接続するための蝶番式の取り付け金具43が複数(本実施の形態では4箇所)設けられている。
【0024】
上記蝶番式の取り付け金具43は、スクイジー4に取り付けピン75を介して固定されるL字状の固定部71と、固定部71に蝶番軸73を介して取り付けられている可動部72より成り、上記可動部72には、ポリッシャー部2に形成された取り付け穴50に差し込むことができる突起部74が形成されている。
【0025】
そして、スクイジー4の下部には、下端部に吸引空間を有する一対の吸い口ゴム42が設けられており、さらに、スクイジー4の周囲には、スクイジー4の略弧状の円周全体の床面Fに対する接地圧(吸い口ゴム42の床面Fに対する接地圧)を一定に保つため、スクイジー4の外周に沿って複数(本実施の形態では4箇所)の支持ローラー44が取り付けられている。
【0026】
さらに、上記支持ローラー44は、スクイジー4の外周から延出するようにして設けられたローラー取り付け金具46に対して脚部47を介して回動自在に取り付けられているものであり、ポリッシャー部2及びスクイジー4を自由な方向に動かすことができるように構成されている。
【0027】
加えて、上記支持ローラー44をスクイジー4の周囲に取り付けるためのローラー取り付け金具46には、軸状部材48が配設されており、この軸状部材48を軸として回転する衝撃吸収用弾性材でできた衝撃吸収ローラー45が設けられている。
【0028】
また、上記スクイジー4をポリッシャー部2の周囲に取り付ける際に、スクイジー4とポリッシャー部2との間にクッションゴム49を配設することも考慮され、ポリッシャー部2の周囲に対するスクイジー4の取り付け性の向上を図ることができると共に、ポリッシャー部2を傾けて使用する際におけるスクイジー4のポリッシャー部2に対する追従性を高めることができる。
【0029】
ハンドル5は、ポリッシャー部2、スクイジー4が接続されたウェットバキューム機3を操作するためのものであり、ハンドル基部51及びスイッチ部52を備え、上記ハンドル基部51は、ポリッシャー部2に取り付けられた載置台8の左右に設けられたハンドル支持軸53によって支持されており、スイッチ部52側には、載置台の左右に位置するハンドル基部51間を接続するハンドル接続部60が設けられている。
【0030】
尚、上述したように、ハンドル基部51は、ポリッシャー部2に取り付けられた載置台8の左右に各々配設されているものであるが、この左右のハンドル基部51は、互いに対称な形状をしているので、以下の説明では、一方(主に左側)のハンドル基部51を中心にして説明を行う。また、左右の車輪6,7を支持するための左右の支持部材16,17についても、互いに対称な形状であるので、ハンドル基部51の場合と同様に扱う。
【0031】
そして、ハンドル5のハンドル基部51は、図6、図7、図8に示されているように、長方形の筒状になっていて、上部から左右の車輪6,7を支持する車輪軸20を下端に備えた棒状体より成る左右の車輪支持部材16,17がスライド可能に入り込んで取り付けられるように構成されており、上記左右の車輪支持部材16,17には、S字を連ねたような複数の溝より成る係合溝18が連続して設けられていて、この係合溝18と対面するハンドル基部51には、上下に2箇所(左右のハンドル基部51を合わせると4箇所)、止め金具22,23が取り付けられている。
【0032】
さらに、上下の止め金具22,23の先端には、S字を連ねたような溝より成る係合溝18に対応する係合凸部31が設けられていて、ハンドル5のハンドル基部51に形成された穴部69(図8に示す左右の車輪支持部材16,17が実線で見える部分及び図示はされていないがハンドル基部51の上方にも同様に設けられている)を貫通して、上下の止め金具22,23の係合凸部31が左右の車輪支持部材16,17の係合溝18に接合される。
【0033】
そして、ハンドル基部51に設けられた上下の止め金具22,23操作は、図9、図10に示されるように、車輪位置決め機構21によって行われるものであり、車輪位置決め機構21は、載置台8に取り付けられた左右2本の支持パイプ27によって支持されるペダル支持軸26に取り付けられたペダル25と、ペダル支持軸26の左右両先端に形成され、ペダル支持軸26に対して直角に取り付けられていて且つ床面とほぼ30°の角度をつけて上方に傾いて作られている回動アーム28を備えている。
【0034】
さらに、上記ペダル支持軸26の左右両先端に形成された回動アーム28の先端には、ワイヤー保持穴30が形成されており、上記ワイヤー保持穴30には、ワイヤー24が差し込まれていて、抜け防止玉29がワイヤー24に固着されている。尚、上記ペダル支持軸26の左右両先端に形成された回動アーム28のワイヤー保持穴30とワイヤー24とは固定されていない。
【0035】
また、上記上下の止め金具22,23の各々は、回動軸33によって回動可能に軸支されていると共に、回動レバー32を介してその操作が行われるものであり、上記回動レバー32の端部に形成されたワイヤー固定部34には、上記ペダル支持軸26の左右両先端に形成された回動アーム28のワイヤー保持穴30に保持されたワイヤー24が連結されており、加えて、上記上下の止め金具22,23の各々の下方には、ワイヤー支持部35が配設されており、ワイヤー24の弛みを防止している。
【0036】
さらに、左右の車輪支持部材16,17の先端には、半円形をしたストッパー19が形成されていると共に、ハンドル5のハンドル基部51には、上記ストッパー19が当接するストッパー受け68が左右同じ高さに形成されていて、左右の車輪6,7が下方にスライドすると、ハンドル5のハンドル基部51のストッパー受け68に左右の車輪支持部材16,17のストッパー19が接触して止まり、左右の車輪6,7が一番下までスライドしたところで止まるように構成されている(図8参照)。
【0037】
そして、上記左右の車輪6,7は、階段Sにおける各段の高さ以上(同等又はそれより大きい)の半径を有する大径の車輪より成り、階段Sの乗り越えが容易となるように構成されている。
【0038】
次に、図11、図12を参照する。載置台8には、ハンドル5のハンドル基部51に並行してノコギリ状の係合溝65を設けたハンドル固定金具62が左右に取り付けられていると共に、ハンドル5のハンドル基部51の内側には、ハンドル固定バー61を保持するためのガイド部材63が左右に取り付けられており、ハンドル固定バー61の下端部64には、上記ハンドル固定金具62に設けられたノコギリ状の係合溝65に係合するW型の係合凸部66が形成されているものであり、これらによって、ハンドル位置決め機構54が構成されている。
【0039】
このハンドル固定バー61は、ガイド部材63によって上下にスライドすることができ、スプリング67の上部がハンドル固定バー61に取り付けられていると同時に、スプリング67の下部がハンドル固定バー61を保持するためのガイド部材63の左右に取り付けられているものであり、ハンドル固定バー61の下端部64に形成された係合凸部66が、常にハンドル固定金具62の係合溝65に向かって付勢されるように構成されている。
【0040】
図1に示されるように、ハンドル5の頂部には、スイッチ部52が設けられている。スイッチ部52の両サイドには、各々グリップ55、左のレバー56、右のレバー57が取り付けられていて、スイッチ部52の横からは、電源コード70、下からウェットバキューム機操作ケーブル59が伸びている。ポリッシャー部2の始動、停止は、右のレバー57で行い、右のレバー57を握るとスイッチON、離すとスイッチOFFになる。ウェットバキューム機3の始動、停止は、スイッチ部52に設けられたスイッチ(図示せず)で行う。
【0041】
左のレバー56には、洗剤を出したり止めたりする洗剤バルブ開閉操作ケーブル58が接続され、ポリッシャー部2の上部に配設された洗剤タンク10に設けられた洗剤バルブの開閉操作を行えるようになされている。また、ウェットバキューム機操作ケーブル59は、操作者側の先端部がプラグになっていて、スイッチ部52に形成されているソケット穴(図示せず)に差し込んで使用するように構成され、ウェットバキューム機3を使用しない場合は、該プラグを抜いて床洗浄機1から外すことができる。
【0042】
載置台8は、ポリッシャー部2に対して取り付けられており、ウェットバキューム機3を支持するものであって、載置台8の左右、即ち、床洗浄機1の左右には、載置台8の左右に設けられたハンドル基部51によってスライド可能に支持され、床洗浄機1を使用していない時に床洗浄機1の移動を行うための左右の車輪6,7が位置することとなる。
【0043】
そして、本発明の床洗浄機1は、上記の如く構成され、洗剤タンク10から供給される洗剤を用いて床面Fを洗浄し、床の洗浄によって生じた汚水をウェットバキューム機3に接続されたスクイジー4から吸収するものであり、床の洗浄と汚水の吸収を同時に行うことができるものである。
【0044】
次に、上記構成に基づいて本実施の形態の作動を説明する。
床洗浄機1は通常、ハンドル5を立てた状態で収容してあり、載置台8からウェットバキューム機3が外されている場合には、載置台8にウェットバキューム機3を載置すると共に、ウェットバキューム機操作ケーブル59を床洗浄機1のハンドル5を構成するスイッチ部52に接続する。また、スクイジー4は、床洗浄機1を構成するポリッシャー部2に対して着脱可能になされているので、スクイジー4がポリッシャー部2から取り外されている場合には、ポリッシャー部2にスクイジー4を取り付ける。
【0045】
このとき、ポリッシャー部2へのスクイジー4の取り付けは、スクイジー4に取り付けてある複数(本実施の形態では4箇所)の蝶番式の取り付け金具43の突起部74をポリッシャー部2の取り付け穴50に全て差し込むことによって行われ、その後、吸水ホース14をスクイジー4の吸水口41に差し込んでからウェットバキューム機3に接続する。
【0046】
次に、ハンドル5を操作状態に倒す(図1及び図14参照)。ハンドル5を倒すには、ハンドル5のハンドル基部51の上部に設けられたハンドル接続部60を持ってハンドル位置決め機構54のハンドル固定バー61を握り、ハンドル固定金具62に密着して固定されていたハンドル固定バー61の下端部64に形成された係合凸部66をハンドル固定金具62に形成された係合溝65から離脱させる。これは、ハンドル固定バー61を握ることによってハンドル固定バー61が上方にスライドすることによって実現される。
【0047】
そして、このことによって、ハンドル5がハンドル支持軸53を中心にして回動することが可能となるものであり、ハンドル5を固定するときは、操作者が自分に合った所望の位置にハンドル5がくるまでハンドル固定バー61を握って動かし、ハンドル5が所望の位置になった時にハンドル固定バー61を離すことによって、ハンドル基部51の左右に取り付けられたスプリング67の作用によって、握り離されたハンドル固定バー61の下端部64の係合凸部66が、ハンドル固定金具62の係合溝65に係合され、ハンドル5は固定される。
【0048】
次に、床洗浄機1を操作して実際に作動させる段階について説明する。
ポリッシャー部2を作動させるときは、右のレバー57を握って作動させる。また、右のレバー57を離すと作動が止まる。作動させたら両手でグリップ55を持って洗浄しようとする箇所にポリッシャー部2を当てて洗浄する。その際、左のレバー56を握ると洗剤バルブ開閉操作ケーブル58が引っ張られて洗剤バルブが開き洗剤タンク10内の洗剤がポリッシャー部2へと供給されるものであり、左のレバー56を離すと洗剤バルブが閉じられ洗剤が止まる。
【0049】
また、通常の洗剤では落ちにくいヒルマーク(靴の跡)や部分的汚れを落とす場合には、ポリッシャー部2を一定箇所に留まらせてハンドル5を少し横に傾けることによってポリッシャー部2の重量(圧力)を一箇所に集中させるものであり、本発明では、ポリッシャー部2の周囲に密着するようにしてスクイジー4が取り付けられているので、スクイジー4の機能を損なうことなくポリッシャー部2を容易に傾けることができ、ヒルマークや部分的な汚れを容易に落とすことができる。
【0050】
そして、ポリッシャー部2での床の洗浄と同時に汚水をスクイジー4で吸収させるときは、スイッチ部52に取り付けたウェットバキューム用スイッチをONにして、ウェットバキューム機3を作動させるものであり、汚水は、ポリッシャー部2の周囲を囲むようにして取り付けられたスクイジー4の床面接地部に取り付けた一対の吸い口ゴム42の吸水空間に吸収され吸水口41を介して吸水ホース14内を通り最終的にウェットバキューム機3に吸収され、吸水タンク12に貯留される。
【0051】
さらに、スクイジー4は、ポリッシャー部2の周囲を囲むようにして取り付けられているので、ポリッシャー部2での床の洗浄後、即時に汚水を吸収できて便利であるし、細かいところも洗浄吸収できる。この点、従来の自動床洗浄機が構造上前進しかできなかったことに比べると各段に使い勝手が良い。
【0052】
また、スクイジー4がポリッシャー部2の周囲に取り付けられ、スクイジー4に形成された吸い口ゴム42が床面に接地しているので、ポリッシャー部2を使用中でもポリッシャー部2の床洗浄体9の回転力によって発生する汚水の飛散を防止することができる。
【0053】
さらに、スクイジー4の吸い口ゴム42と床面Fとの接地圧を均一にするために、スクイジー4の周囲に複数(本実施の形態では4箇所)の支持ローラー44が取り付けられているので、ポリッシャー部2のどのような動きに対しても汚水をきれいに吸引することができる。
【0054】
また、上記支持ローラー44を支持しているローラー取り付け金具46に配設された軸状部材48を軸として衝撃吸収用弾性材でできた円筒形の衝撃吸収ローラー45が設けられているため、スクイジー4が壁面Wに近づいたときには、先ずこの衝撃吸収ローラー45が壁面Wに接しながら回転することとなり、前記衝撃吸収ローラー45を構成する衝撃吸収用弾性材がクッションの役目を果たし、壁面Wや机などの備品とスクイジー4とが直接的に接触することを防止でき、壁面Wや備品及びスクイジー4が傷つくのを防止することができる(図4参照)。
【0055】
図14には、床の洗浄中における左右の車輪6,7が示されている。従来のポリッシャーの車輪は、図16に示されている通り、小さな車輪で且つ固定されているため、事務机の脚に車輪が引っ掛かってしまい、ポリッシャーの操作に難があるものであり、その結果、床の洗浄中における車輪は、ハンドルの付け根に固定されていないほうが操作し易いと言える。そこで、図14に示されているように、洗浄中の左右の車輪6,7を上の方にスライドして止めておけば、机の脚に引っ掛からないので、ハンドル操作がし易くなる。
【0056】
次に、左右の車輪6,7における車輪位置決め機構21の作動について説明する。
図6、図7、図8、図9、図10に示されているように、載置台8に取り付けられた左右2本の支持パイプ27によってペダル25のペダル支持軸26が収容されている。このペダル支持軸26の左右の回動アーム28はペダル支持軸26に対して直角に取り付けられていて且つ床面とほぼ30°の角度を付けて上方に傾いて作られている。
【0057】
このペダル支持軸26の回動アーム28のワイヤー保持穴30にワイヤー24が差し込まれていて、抜け防止玉29がワイヤー24に固着されているが、回動アーム28のワイヤー保持穴30とワイヤー24とは固定されていない。上下の止め金具22,23のワイヤー固定部34は、ワイヤー24と固着されているものであり、上記ペダル支持軸26の回動アーム28のワイヤー保持穴30と上下の止め金具22,23のワイヤー固定部34とは、ワイヤー24で連結されている。
【0058】
そして、車輪6,7をスライドさせるときは、図9、図10に示されるペダル25及びペダル支持軸26は固着されているため、ペダル25を踏むとペダル支持軸26の回動アーム28も連動して下方に動くため、図6に示されるワイヤー24も下方に引っ張られる。このことによって、上下の止め金具22,23の先端に設けられた係合凸部31が左右の車輪支持部材16,17の係合溝18から離脱されて左右の車輪6,7を上下にスライドさせることができる。
【0059】
また、踏んでいたペダル25を離すとペダル25及び上下の止め金具22,23各々の回動軸33に取り付けられたスプリング(図示せず)の作用によってワイヤー24は引き上げられて上下の止め金具22,23の係合凸部31が左右の車輪支持部材16,17に設けられた係合溝18に係合し、左右の車輪6,7が固定される。
【0060】
そして、本発明の床洗浄機1による床の洗浄は、図14に示したように、左右の車輪6,7をハンドル基部51の上方にスライドさせた状態にして止めておいた方が作業を行い易いが、床洗浄機1を移動する時は、床洗浄機1全体の重心を考慮すると左右の車輪6,7がなるべく下方に位置したところで固定させて使用すると操作が軽くなり、移動が楽にできる。
【0061】
そして、図13は、左右の車輪6,7を一番下までスライドさせて固定し階段Sを移動する状況を示し、床洗浄機1を階段で移動するとき、階段に接触し易い箇所は吸水タンク12のB点であるが、左右の車輪6,7が、その半径が階段Sの各段の高さ以上(同等又はそれよりも大きく)に設定された大径の車輪であるため、床洗浄機1を階段Sの一段上に移動するとB点は図中点線のように動いてB’点へと移動し、階段Sに接触することなく移動を行うことができ、また、逆に、階段Sを一段下に移動する場合には、B’点からB点へと移動することとなり、この場合も階段に接触することなく移動を行うことができる。
【0062】
即ち、ハンドル5のグリップ55を持って床洗浄機1を上方に引っ張ると、上述したように、左右の車輪6,7が大径の車輪であること、左右の車輪6,7を下方にスライドさせて固定できること、この2つの作用によって階段Sの移動も難なく行うことができる。
【0063】
床洗浄機1を使い終わったら、ハンドル固定バー61を握ってハンドル固定バー61の下端部64の係合凸部66をハンドル固定金具62の係合溝65から離脱させてハンドル5を立てる。ハンドル5の格納位置まで立てたら、ハンドル固定バー61を離すと、ハンドル固定金具62の係合溝65にハンドル固定バー61の下端部64の係合凸部66が密着されハンドル5が固定される。
【0064】
ハンドル5が固定されたら、ハンドル5のハンドル基部51の上方にロックされていた左右の車輪6,7を両手で持ち、足でペダル25を踏んで左右の車輪6,7の支持部材16,17における係合溝18に係合されていた上下の止め金具22,23の係合凸部31を左右の車輪6,7の支持部材16,17における係合溝18から離脱させることによって、左右の車輪6,7が下方にスライド可能となるので、車輪6,7を両手で床面まで下げる。
【0065】
そして、左右の車輪6,7を一番下段までスライドさせて下がり止まったところでペダル25から足を外す。このことによって、左右の車輪6,7は、一番下段でロックした状態になる。この状態が床洗浄機1を移動するのに最も楽に難なく移動することができる状態である。
【0066】
そして、洗い場に移動して床の洗浄作業で汚れた箇所、例えば、床洗浄体9や吸水タンク12、吸い口ゴム42等を洗った後、作業車まで移動し、床洗浄機1の作業車への積載を行うものであり、このときには、ハンドル5のグリップ55を両手で持ってペダル25を足で踏み、一番下段でロックされていた左右の車輪6,7のロックを解除し、作業車に積載するのに安定した左右の車輪6,7の位置(図1に図示されている)まで左右の車輪6,7をスライドさせたところで、ペダル25から足を離し、再び左右の車輪6,7を固定する。
【0067】
左右の車輪6,7が固定されたら吸水ホース14をウェットバキューム機3及びスクイジー4の吸水口41から外す。それから、ウェットバキューム機3を載置台8から降ろす。さらに、スクイジー4のポリッシャー部2への蝶番式の取り付け金具43(全4箇所)の突起部74をポリッシャー部2の取り付け穴50から抜いてポリッシャー部2の外周に取り付けられていたスクイジー4を取り外す。
【0068】
こうして、床洗浄機1から床洗浄機1を構成するウェットバキューム機3、スクイジー4を容易に外すことができるので、床の洗浄作業が終了した後に、床洗浄機1を作業車に積載するときも、床洗浄機1を構成する各機材を別々に積載できて便利である。逆に、床の洗浄作業の開始時に作業車から機材を降ろすときも便利である。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明によると次の様な効果を奏する。
即ち、本発明の床洗浄機は、ポリッシャー部とウェットバキューム機を一体的に備えているので、床の洗浄作業における作業効率が良くなり、さらに、略弧状に形成されたスクイジーがポリッシャー部の周囲に取り付けられていることによって、床の洗浄後すぐに汚水を吸収できると共に、ポリッシャー部を左右に傾ける場合にスクイジーがその妨げにならないので、ヒルマークや部分的な汚れも落とすことができるという優れた効果を発揮する。
【0070】
そして、ポリッシャー部で床を洗浄する際に生じる汚水を直ちに吸収することができるので、作業効率がより良くなると同時に、汚水が床面に残らず、床面の汚れが落ちたかどうかを一目瞭然で確認でき、しかも、ポリッシャー部の周囲に取り付けられた略弧状のスクイジーによって、汚水の飛散が防止され、また、従来のような直線状のスクイジーと違い、机の下や部屋の隅等、細かい部位における床の洗浄と汚水の吸収も行うことができる。
【0071】
さらに、ポリッシャー部に対してスクイジーを着脱可能とすることによって、洗浄しようとする床面の状態に合わせてスクイジーをポリッシャー部にその都度取り付けたり、取り外したりすることができるので、床洗浄機を全ての床に対応させて使用することができ、また、床洗浄機の非使用時における収容性の向上を図ることができる。
【0072】
さらに、床の洗浄及び汚水の吸収を行っている際に、スクイジーが壁面や備品に近づいた場合には、衝撃吸収ローラーが先に壁面や備品に接触して回転し、壁面や備品とスクイジーとが直接的に接触することが防止されるので、壁面や備品及びスクイジーを傷つけることも無く、また、複数の支持ローラーによってスクイジーの床面に対する接地圧が常に一定に保たれているので、ポリッシャー部のどのような動きにも対応でき、汚水の吸収ムラをなくして安定して確実に汚水を吸収することができる。
【0073】
さらに、床洗浄機の左右に大径の車輪を取り付けたこと及び車輪を自在にスライドさせて所望の位置で固定できる機能を付与したことによって、床の洗浄中においては、床の洗浄作業をし易くするために、車輪を上方にスライドさせて固定した状態で床洗浄機を操作できるため、机の脚に車輪が引っ掛からず、床洗浄機の操作がし易く、さらに、床洗浄機を移動するときは、車輪を一番下段まで下げた状態で固定して使用することによって、床洗浄機の移動に関して平床はもちろん、階段での移動では、従来、持ち上げなければ移動できず、非常に危険であり重たかったが、車輪の最下段位置での使用によって安全で且つ楽に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床洗浄機を示す斜視図である。
【図2】本発明の床洗浄機を示す側面図である。
【図3】本発明の床洗浄機を示す正面図である。
【図4】本発明の床洗浄機におけるスクイジーの構成を示す平面図である。
【図5】図4におけるA矢視図である。
【図6】車輪位置決め機構の構成を示す側面図である。
【図7】車輪及び車輪支持部材の構成を示す正面図である。
【図8】車輪が最下部に位置している状態における車輪位置決め機構を示す正面図である。
【図9】載置台を上方から見た平面図である。
【図10】ペダルとペダル支持軸の先端及びワイヤーの関係を示す側面図である。
【図11】ハンドル位置決め機構の構成を示す正面図である。
【図12】ハンドル位置決め機構の構成を示す側面図である。
【図13】床洗浄機が階段を移動する際の状態を示す側面図である。
【図14】床洗浄機の使用状態を示す側面図である。
【図15】従来のポリッシャーを示す正面図である。
【図16】従来のポリッシャーを示す側面図である。
【図17】ポリッシャー部とバキューム機を備えた従来の自動床洗浄機を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 床洗浄機
2 ポリッシャー部
3 ウェットバキューム機
4 スクイジー
5 ハンドル
6,7 左右の車輪
8 載置台
9 床洗浄体
10 洗剤タンク
11 作動室
12 吸水タンク
13 取手
14 吸水ホース
15 洗剤注入口
16,17 左右の車輪支持部材
18 係合溝
21 車輪位置決め機構
54 ハンドル位置決め機構
F 床面
S 階段
W 壁面

Claims (4)

  1. 床面Fを洗浄する床洗浄体9を備えた円柱形のポリッシャー部2と、床の洗浄時に発生する汚水を吸引するウェットバキューム機3を一体的に備えた床洗浄機1において、
    上記床洗浄機1は、ポリッシャー部2に取り付けられた載置台8と、上記載置台8によって支持されたウェットバキューム機3と、上記ポリッシャー部2の周囲に取り付けられると共に、上記ウェットバキューム機3に連接され、床の洗浄時に発生する汚水を吸収するスクイジー4と、上記載置台8を介して上記ポリッシャー部2に接続されると共に、上記ポリッシャー部2及びウェットバキューム機3を操作するハンドル5を備え、上記スクイジー4は、上記ポリッシャー部2の周囲に沿う略弧状に形成され、下端に吸引空間を有した一対の吸い口ゴム42を有し、上記ハンドル5は、上記載置台8の左右に設けられるハンドル基部51とハンドル基部51の上方に取り付けられるスイッチ部52より成り、上記ハンドル基部51には、床洗浄機1の左右に位置する車輪6,7が配設されていることを特徴とする床洗浄機。
  2. 上記スクイジー4は、上記ポリッシャー部2に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の床洗浄機。
  3. 上記スクイジー4は、上記スクイジー4の床面Fに対する接地圧を一定に保つために、上記スクイジー4の外側側面に複数の支持ローラー44を備えると共に、上記スクイジー4と壁面Wとの衝突を防止するための複数の衝撃吸収ローラー45を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の床洗浄機。
  4. 上記床洗浄機1は、ハンドル5を格納した状態で床洗浄機1を移動するための車輪6,7を、床洗浄機1の左右両側部に備え、上記左右の車輪6,7は、階段Sにおける各段の高さ以上の半径を有すると共に、各々独立して上下にスライド可能に構成されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3の何れかに記載の床洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077664A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Sadayuki Miyagata 手動式清掃具

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