JP2004005510A5 - - Google Patents

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Claims (42)

  1. コンピュータ上でユアン及びベントラーの方法Iに基づいて多変量非正規分布に従う乱数を発生する乱数発生方法において、
    コンピュータを用いてn次元経験分布にn次元多変量非正規分布をあてはめるステップと、
    コンピュータを用いて乱数を発生するステップとを有し、
    前記あてはめるステップは、前記経験分布の3次及び4次モーメントに関するあてはめについて、次の関係式(1)及び(2)を用いる
    多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    ただし、E(・)は、期待値であり(以下同じ)、vech(・)は、対称行列から重複しない行列要素を取り出したベクトルであり、Dは、n次のデュプリケーション行列であり、D +は、Dのムーア・ペンローズの一般化逆行列であり、
    Figure 2004005510
    は、クロネッカー積であり、Eiiは、eiを第i列単位としてeii 'である。
    ここで、前記ユアン及びベントラーの方法Iは、次の通りである。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。
    ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。
    階数nのn行m列(m≧n)の非確率行列T=(tij)は、行列Σ=(σij)について、TT´=Σを満たす。ただし、行列T´はTの転置行列である。
    このとき、次の式(3)で与えられる確率ベクトルX=(x1,・・・,xn)´は、Cov(X)=Σを満たす。ただし、Cov(・)は、ベクトルの分散共分散行列であり、ξ=(ξ1,・・・,ξm)´である。
    Figure 2004005510
  2. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、ピアソン分布系に従う乱数を使う請求項1に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  3. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、少なくとも2以上の型のピアソン分布を用いる請求項2に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  4. 前記あてはめるステップは、式(4)及び(5)でそれぞれ与えられるn次元の経験分布(確率ベクトル(X,・・・,X)´とする。
    )の3次及び4次モーメントに関して、式(6)の値を最小にするパラメータT,ζ=(ζ1,・・・,ζ),γ,κ=(κ1,・・・,κ),βの少なくとも1つを求める請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    ただし、fijk(T,ζ,γ,κ,β)及びfijkl(T,ζ,γ,κ,β)は、3次モーメントE(xijk)及び4次モーメントE(xijk)にそれぞれ対応する関係式(1)及び(2)による表現とする。また、wijk及びwijklは、所定の重みである。
  5. ijk=1,wijkl=1である請求項4に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  6. n=2であって、前記あてはめるステップは、式(7)及び(8)でそれぞれ与えられる2次元経験分布(確率ベクトル(X,X)´とする。)の3次及び4次モーメントと、式(9)及び(10)で与えられる3次モーメントE(xijk)及び4次モーメントE(xijk)にそれぞれ対応する表現とについて、式(11)で与えられる値を最小にするようにパラメータT,ζ=(ζ1,ζ),γ,κ=(κ1,κ),βの少なくとも1つを求める請求項4又は5に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
  7. i=1である請求項6に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  8. パラメータT,ζ=(ζ,・・・,ζ),γ,κ=(κ,・・・,κ),βの少なくとも1つを最尤法により推定する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  9. 式(12)で与えられるκの値を用いて、表1に示すκの値と分布の型との対応関係の少なくとも1つを用いて前記確率変数の属する型を決定する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    ただし、βとβは、それぞれ歪度の2乗と尖度であり、式(12)及び表1におけるκは、前記パラメータκ=(κ1,・・・,κ)とは異なる。
  10. 前記決定した型に応じて、次の表2及び表3に示す生成法の少なくとも1つを用いて乱数Zを発生する請求項9に記載の多変量正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
  11. コンピュータを用いて、式(13)に示すピアソンIV型分布の正規化定数の解析解又はこの展開に基づいて正規化定数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、棄却法により乱数を発生するステップと、
    によってピアソンIV型分布に従う乱数を発生させる請求項1乃至10のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
  12. コンピュータを用いて、式(14)に示すピアソンIV型分布の正規化定数の解析解又はこの展開に基づいて正規化定数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、棄却法により乱数を発生するステップと、
    によってピアソンIV型分布に従う乱数を発生させる多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
  13. 前記乱数を発生するステップは、コンピュータを用いて発生した、加算生成法、M系列、一般化フィードバック・シフトレジスタ法及びメルセンヌツイスターを含む、合同法を除く擬似乱数、準乱数、低ディスクレパンシー列、物理乱数を含む乱数に基づく請求項1乃至12のいずれか1項に記載の乱数発生方法。
  14. コンピュータを用いて、n個のデータ
    Figure 2004005510
    からなるデータ・ベクトルX´について、経験分布のデータ{X´,・・・,X´}を取得するステップと、
    コンピュータを用いて、前記データ{X´,・・・,X´}を標準化して{X,・・・,X}とするステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、分散共分散行列Σを計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、3次モーメントmijk(1≦i≦j≦k≦n)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、4次モーメントmijkl(1≦i≦j≦k≦l≦n)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記分散共分散行列Σから行列Tを計算するステップと、
    前記データ・ベクトルが従う分布が、X=νTξ(ここで、ξは、m(ここで、m>nである。)個の確率変数ξ〜ξからなる確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´である。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。また、ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。)を満たす非正規分布を有すると仮定して、コンピュータを用いて、3次モーメントmijk(1≦i≦j≦k≦n)及び4次モーメントmijkl(1≦i≦j≦k≦l≦n)と
    ijk(T,ζ,γ,κ,β),fijkl(T,ζ,γ,κ,β)(ここでζ=(ζ,・・・,ζ),κ=(κ,・・・,κ)である。)との差を損失とする損失関数を導入し、TT´=Σ(T´はTの転置行列である。)という条件の下で、全体として評価するリスク関数を最小化するようにパラメータT,(ζ,・・・,ζ),γ,(κ,・・・,κ),βを決定するステップと、
    コンピュータを用いて、前記決定されたパラメータ(ζ,・・・,ζ),γ,(κ,・・・,κ),βに基づいて、式(15)及び表4により(βとβは、それぞれ歪度の2乗と尖度である。)、前記確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´及び確率変数νがピアソン分布のどの型に属するかを決定するステップと、
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    コンピュータを用いて乱数を発生し、この乱数に基づいて前記確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´及び確率変数νについて乱数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、X=νTξに基づいて、標準化されたXの乱数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、標準化されたXの乱数を標準化前の乱数に変換するステップと、
    を有する多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    ただし、式(15)及び表4において、βとβは、それぞれ歪度の2乗と尖度であり、κは、前記パラメータκ=(κ1,・・・,κ)とは異なる。
  15. コンピュータを用いて、n個のデータ
    Figure 2004005510
    からなるデータ・ベクトルX´について、経験分布のデータ{X´,・・・,X´}を取得するステップと、
    コンピュータを用いて、前記データ{X´,・・・,X´}を標準化して{X,・・・,X}とするステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、分散共分散行列Σを計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、3次モーメントmijk(1≦i≦j≦k≦n)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記標準化されたデータ{X,・・・,X}に基づいて、4次モーメントmijkl(1≦i≦j≦k≦l≦n)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記分散共分散行列ΣからT=Σ1/2(行列の平方根)を満たす行列Tを計算するステップと、
    前記データ・ベクトルが従う分布が、X=νTξ(ここで、ξは、m(ここで、m=nである。)個の確率変数ξ〜ξからなる確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´である。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。また、ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。)を満たす非正規分布を有すると仮定して、コンピュータを用いて、3次モーメントmijk(1≦i≦j≦k≦n)及び4次モーメントmijkl(1≦i≦j≦k≦l≦n)とfijk(ζ,γ,κ,β),fijkl(ζ,γ,κ,β)(ここでζ=(ζ,・・・,ζ),κ=(κ,・・・,κ)である。)との差を損失とする損失関数を導入し、全体として評価するリスク関数を最小化するようにパラメータ(ζ,・・・,ζ),γ,(κ,・・・,κ),βを決定するステップと、
    コンピュータを用いて、前記決定されたパラメータ(ζ,・・・,ζ),γ,(κ,・・・,κ),βに基づいて、式(16)及び表5により(βとβは、それぞれ歪度の2乗と尖度である。)、前記確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´及び確率変数νがピアソン分布のどの型に属するかを決定するステップと、
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    コンピュータを用いて乱数を発生し、この乱数に基づいて前記確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´及び確率変数νについて乱数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、X=νTξに基づいて、標準化されたXの乱数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、標準化されたXを標準化前の乱数に変換するステップと、
    を有する多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    ただし、式(16)及び表5において、βとβは、それぞれ歪度の2乗と尖度であり、κは、前記パラメータκ=(κ1,・・・κ)とは異なる。
  16. 前記損失関数(L)及びリスク関数(R)は、式(17)及び(18)、式(19)及び(20)、又は式(21)及び(22)のいずれかの組で与えられる請求項14又は15に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
  17. 前記決定した型に応じて、次の表6及び表7に示す生成法の少なくとも1つを用いて乱数Zを発生する請求項14乃至16のいずれか1項に記載の多変量正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
  18. コンピュータを用いて、式(23)に示すピアソンIV型分布の正規化定数の解析解又はこの展開に基づいて正規化定数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、棄却法により乱数を発生するステップと、
    によってピアソンIV型分布に従う乱数を発生させる請求項14乃至17のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
    Figure 2004005510
  19. 前記乱数を発生するステップは、加算生成法、M系列、一般化フィードバック・シフトレジスタ法及びメルセンヌツイスターを含む、合同法を除く擬似乱数、準乱数、低ディスクレパンシー列、物理乱数を含む乱数を発生する請求項14乃至18のいずれか1項に記載の多変量非正規分布に従う乱数発生方法。
  20. コンピュータを用いて、式(24)に示すように、所定の確率分布に従う確率変数ν、階数nのn行m列(m≧n)の非確率行列T、所定の確率分布に従う確率ベクトルξ=(ξ1,・・・,ξm)´の積として与えられる確率ベクトルX=(x1,・・・,xn)´で与えられる多次元非正規分布を計算するステップと、
    Figure 2004005510
    最尤法によりパラメータを推定するステップと、
    を有する多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  21. 前記最尤法によりパラメータを推定するステップは、
    コンピュータを用いて、n次元空間を分割するステップと、
    コンピュータを用いて、経験分布のデータ{X1,・・・,XN}について、Xiが属する各分割に属する乱数の数を乱数の総数で除して、次の式(25)で与えられる当該分割の確率を求めるステップと、
    Figure 2004005510
    コンピュータを用いて、前記分割の確率を当該分割のN次元体積で除して前記Xiが属する、次の式(26)で与えられる分割の尤度fi(θ)を求めるステップと、
    Figure 2004005510
    コンピュータを用いて、尤度の積Πi=1 Ni(θ)又は対数尤度の和Σi=1 Nlog fi(θ)が最大になるようなパラメータθを推定するステップと、
    を有する請求項20に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  22. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、ピアソン分布系に従う乱数を使う請求項20又は21に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  23. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、少なくとも2以上の型のピアソン分布を用いる請求項22に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  24. コンピュータを用いて、式(27)に示すピアソンIV型分布の正規化定数の解析解又はこの展開に基づいて正規化定数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、棄却法により乱数を発生するステップと、
    によってピアソンIV型分布に従う乱数を発生させる請求項20乃至23のいずれか1項に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
  25. コンピュータを用いて、ユアン及びベントラーの方法Iに基づいて、次の関係式(28)及び(29)を用いてn次元経験分布にn次元多変量非正規分布をあてはめるステップを有し、
    このあてはめるステップで求めたパラメータの近傍について前記パラメータθを推定する請求項20乃至24のいずれか1項に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    ただし、E(・)は、期待値であり(以下同じ)、vech(・)は、対称行列から重複しない行列要素を取り出したベクトルであり、Dは、n次のデュプリケーション行列であり、D +は、Dのムーア・ペンローズの一般化逆行列であり、
    Figure 2004005510
    は、クロネッカー積であり、Eiiは、eiを第i列単位としてeii 'である。
    ここで、前記ユアン及びベントラーの方法Iは、次の通りである。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。
    ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。
    階数nのn行m列(m≧n)の非確率行列T=(tij)は、行列Σ=(σij)について、TT´=Σを満たす。ただし、行列T´はTの転置行列である。
    このとき、次の式(30)で与えられる確率ベクトルX=(x1,・・・,xn)´は、Cov(X)=Σを満たす。ただし、Cov(・)は、ベクトルの分散共分散行列であり、ξ=(ξ1,・・・,ξm)´である。
    Figure 2004005510
  26. 前記パラメータθは、パラメータT,ζ=(ζ1,・・・,ζ),γ,κ=(κ1,・・・,κ),βの少なくとも1つを表す請求項20乃至25のいずれか1項に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  27. コンピュータを用いて加算生成法、M系列、一般化フィードバック・シフトレジスタ法及びメルセンヌツイスターを含む、合同法を除く擬似乱数、準乱数、低ディスクレパンシー列、物理乱数を含む乱数を発生する請求項20乃至26のいずれか1項に記載のパラメータ推定方法。
  28. コンピュータを用いて、ユアン及びベントラーの方法Iに基づいて、次の関係式(31)及び(32)を用いてn次元経験分布にn次元多変量非正規分布をあてはめるステップと、
    コンピュータを用いて、n次元経験分布がX=νTξ(ここで、ξは、m(ここで、m≧nである。)個の確率変数ξ〜ξからなる確率ベクトル(ξ,・・・,ξ)´である。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。また、ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。)を満たす非正規分布を有すると仮定して、前記Xについて乱数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、各確率変数x〜xについての空間を、所定間隔Δhで分割し、このn次元空間を(Δh)の超立方体へ分割するステップと、
    コンピュータを用いて、各データ・ベクトルの属する区間(Δh)内に存在する乱数の個数を乱数の総数で除して、当該区間(Δh)の確率P(θ)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記確率P(θ)をn次元体積(Δh)で除して、前記データ・ベクトルの属する区間(Δh)の尤度f(θ)を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、前記尤度f(θ)の積Πi=1 (θ)又は対数尤度の和Σi=1 Nlog fi(θ)が最大になるようなパラメータθを計算するステップと、
    を有する多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
    Figure 2004005510
    ただし、E(・)は、期待値であり(以下同じ)、vech(・)は、対称行列から重複しない行列要素を取り出したベクトルであり、Dは、n次のデュプリケーション行列であり、D +は、Dのムーア・ペンローズの一般化逆行列であり、
    Figure 2004005510
    は、クロネッカー積であり、Eiiは、eiを第i列単位としてeii 'である。
    ここで、前記ユアン及びベントラーの方法Iは、次の通りである。独立な確率変数ξ1,・・・,ξmは、パラメータζj及びκjについて、E(ξj)=0,E(ξj 2)=1,E(ξj 3)=ζj,E(ξj 4)=κj(1≦j≦m)を満たす。
    ξjに独立な確率変数νは、パラメータγ及びβについて、E(ν)=0,E(ν2)=1,E(ν3)=γ,E(ν4)=βを満たす。
    階数nのn行m列(m≧n)の非確率行列T=(tij)は、行列Σ=(σij)について、TT´=Σを満たす。ただし、行列T´はTの転置行列である。
    このとき、次の式(33)で与えられる確率ベクトルX=(x1,・・・,xn)´は、Cov(X)=Σを満たす。ただし、Cov(・)は、ベクトルの分散共分散行列であり、ξ=(ξ1,・・・,ξm)´である。
    Figure 2004005510
  29. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、ピアソン分布系に従う乱数を使う請求項28に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  30. 確率変数ξ1,・・・,ξm及びνには、少なくとも2以上の型のピアソン分布を用いる請求項29に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  31. コンピュータを用いて、式(34)に示すピアソンIV型分布の正規化定数の解析解又はこの展開に基づいて正規化定数を計算するステップと、
    コンピュータを用いて、棄却法により乱数を発生するステップと、
    によってピアソンIV型分布に従う乱数を発生させる請求項28乃至30のいずれか1項に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
    Figure 2004005510
  32. コンピュータを用いて加算生成法、M系列、一般化フィードバック・シフトレジスタ法及びメルセンヌツイスターを含む、合同法を除く擬似乱数、準乱数、低ディスクレパンシー列、物理乱数を含む乱数を発生する請求項28乃至31のいずれか1項に記載の多変量非正規分布のパラメータ推定方法。
  33. 請求項1乃至32のいずれか1項に記載の手順において、ν=1とした多変量非正規分布の乱数発生方法又はパラメータ推定方法。
  34. 請求項1乃至33のいずれか1項に記載の手順において、T=1とした非正規分布の乱数発生方法又はパラメータ推定方法。
  35. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載された手順に従い、ポートフォリオを構成するn種類の資産のn次元損益分布にn次元多変量非正規分布をあてはめ、シミュレーションによって予想損失額を計算する予測損失額
    の計算方法。
  36. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載の手順を用い、前記多変量非正規分布に従う乱数に基づいて金融商品の特性をコンピュータを用いてシミュレーションする金融商品のシミュレーション方法。
  37. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載の手順を用いた、天候・保険デリバティブの設計又は価格付け方法。
  38. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載の手順を用いた、アセット・アロケーションの方法。
  39. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載の手順を用い、前記多変量非正規分布に従う乱数に基づいてイオン注入によるイオンの分布をコンピュータを用いてシミュレーションするイオン注入のシミュレーション方法。
  40. 請求項1乃至34のいずれか1項に記載の手順を用いた、能力評価の方法。
  41. 請求項1乃至40のいずれか1項に記載された手順を実現する、コンピュータにより実行可能なコンピュータ・プログラム。
  42. 光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク又は磁気テープの少なくとも1つによって提供される請求の範囲第41項記載のコンピュータ・プログラム。
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