JP2004005476A - Ipネットワーク上のインタプリタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークアクセス装置と協力して、ネットワークアクセス装置とWWWシステムの間のコンテンツの種類の違いに拘わらずWWWシステムと通信すること。
【解決手段】グローバルIPv4〜IPv6ネットワーク12に接続されたインタプリタ装置10は、透過で動的な解釈を提供するために、モバイルゲートウェイ18と遠隔サーバ22の間かまたはモバイルゲートウェイ18とウェブ機器24の間に配置される。ユーザは、インタプリタ装置10を使用する前に、インタプリタ装置10の局所アドレスと遠隔アドレスを設定するだけでよい。インタプリタ装置10はモバイル機器14(例えば携帯電話)と遠隔サーバ22(例えばWWWウェブサイトサーバ)の間またはモバイル機器14とウェブ機器24の間のファイル送信を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】グローバルIPv4〜IPv6ネットワーク12に接続されたインタプリタ装置10は、透過で動的な解釈を提供するために、モバイルゲートウェイ18と遠隔サーバ22の間かまたはモバイルゲートウェイ18とウェブ機器24の間に配置される。ユーザは、インタプリタ装置10を使用する前に、インタプリタ装置10の局所アドレスと遠隔アドレスを設定するだけでよい。インタプリタ装置10はモバイル機器14(例えば携帯電話)と遠隔サーバ22(例えばWWWウェブサイトサーバ)の間またはモバイル機器14とウェブ機器24の間のファイル送信を提供する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
(関連出願の相互参照)
本出願は2002年4月15日に出願された発明の名称「IPネットワーク上のインタプリタ装置」の台湾特許出願091107646号の優先権を主張する。
【0002】
(発明の属する技術分野)
本発明は、一般にネットワークアクセス装置に情報を提供する装置に関し、より詳細には、既存のネットワークを通じてワールドワイドウェブ(WWW)情報システムやウェブ機器と通信するようにネットワークアクセス装置と協力するインタプリタ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
データがクライアント−サーバシステム間でどのように転送されるかについての背景知識は、米国特許第6,336,137号「非互換性ページマークアップとプレゼンテーション言語のためのウェブ−クライアントサーバシステムおよび方法(Web Client−Server System and Method for Incompatible Page Markup and Presentation Languages )」に説明されている。
【0004】
電子技術と情報技術の発展は、モバイル機器(例えば携帯電話)の機能性を改良する。モバイル機器は、オーディオ通信だけでなく様々なデータ通信でも向上される。従って無線通信上でのウェブ情報へのアクセスは先進技術になる。
【0005】
デスクトップコンピューターと比較して携帯電話は、プロセッサの出力が低く、記憶容量が小さく、ディスプレイが小さく、表示色が少なく、携帯電話ブラウザによるハイパーテキストマークアップ言語(HTML)ファイルの識別能力が限定的である。WML、HDML、HTML、cHTML(i−MODE)、MML、xHTMLのようなマークアップ言語のスクリプトダウンバージョンは、そのような問題を解決するために必要から生じたものである。それ故、多くの情報プロバイダは、モバイル機器のユーザに直接、マークアップ言語のスクリプトダウンバージョンでウェブコンテンツを提供する。
【0006】
無線送信での帯域幅の制限により、いくつかのモバイル機器は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークとは非互換性の通信プロトコルを採用している。一般に、無線アプリケーションプロトコル(WAP)は、小さな転送帯域幅と不安定な転送品質の環境のための、無線装置用の最もよく実施されているプロトコルの1つである。例えばデータは送信前にWAPにより圧縮される。WAPについてのさらに詳しい情報は、WAPフォーラムウェブサイト(http://www.wapforum.org )または携帯電話製造ウェブサイト(例えばノキア社のweb site)から利用可能である。WAPが受け取るコンテンツの種類はWWWコンテンツの種類とは異なるので、WAPモバイル機器とWWWサーバの間のコンテンツの種類の変換を提供することが必要である。
【0007】
プロトコルの違いを克服する1つの方法は、ウェブサーバが、モバイル機器が直接アクセスするマークアップ言語のストリップダウンバージョンでコンテンツを提供することである。別の方法は、モバイル機器に直接モバイルゲートウェイ上のWMLファイルを提供するようにWAPウェブサイトをデザインすることである。しかしながら、モバイル機器との互換性を有するコンテンツまたはウェブサイトを開発または維持するコストは著しく増大する。
【0008】
さらに、もしモバイル機器用に特別に設計された特別なデータシステムが提供されなければ、コンテンツの種類の違いのために、既存のWWWデータシステムによって提供される情報にアクセスした時にモバイル機器は障害に遭遇する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ネットワークアクセス装置とWWWシステムの間のコンテンツの種類の違いに拘わらずWWWシステムと通信するようにネットワークアクセス装置と協力するインタプリタ装置および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークアクセス装置と協力することによりネットワークを通じてサーバと通信し、前記サーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記インタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスの設定のための構成インタフェースを有するインタプリタ装置であって、前記ネットワークを通じて前記ネットワークアクセス装置から送られた、デバイスパラメータおよび前記局所アドレスを含む第1の入力情報を受信し;前記第1の入力情報を解釈して、第1の出力情報を生成し;前記第1の出力情報を前記サーバに送信し、前記サーバが前記第1の出力情報に応答して第2の入力情報を生成し;前記第2の入力情報を受信し;前記デバイスパラメータに従って前記第2の入力情報を解釈して、第2の出力情報を生成し;および前記ネットワークアクセス装置に前記第2の出力情報を送信する;ように構成されたインタプリタ装置を要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第2の入力情報をUnicode 形式に変換するUnicode アダプタモジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記デバイスパラメータはグラフ形式から成り、前記インタプリタ装置は前記第2の入力情報を前記グラフ形式のグラフファイルに変換するグラフ変換モジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータまたはインターネットプロトコルアドレスであることを要旨とする。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成ることを要旨とする。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはウェブサイトサーバであることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはメールサーバであり、前記第2の入力情報と前記第2の出力情報は電子メールであることを要旨とする。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはウェブ機器であり、前記第1の入力情報がコマンドを含むことを要旨とする。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第2の出力情報は、前記ネットワークアクセス装置のスクリーン上に適切に表示される植字を有することを要旨とする。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第1の入力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成ることを要旨とする。
【0019】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のインタプリタ装置において、前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0020】
請求項12に記載の発明は、インターネットプロトコルネットワークを通じてハイパーテキストトランスファプロトコルサーバと通信するようにモバイル機器と共に使用されるインタプリタ装置であって、前記モバイル機器は前記インタプリタ装置に割り当てられた、デバイスパラメータと局所アドレスを含むモバイル出力情報をモバイルネットワークを通じてモバイルゲートウェイへ送信し、前記モバイルゲートウェイは前記モバイル出力情報を第1のHTTP入力情報に変換し、前記第1のHTTP入力情報を前記局所アドレスに従って送信する、インタプリタ装置において、インタプリタ装置が前記HTTPサーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記局所アドレスを設定するための構成インタフェースと、前記インタプリタ装置は前記局所アドレスを有する前記ネットワークに接続していることと、HTTPクライアントモジュール;HTTPサーバモジュール;およびアダプタモジュール;を含むミドルウェアモジュールとを備え、前記インタプリタ装置が、前記HTTPクライアントモジュールが前記HTTP入力情報を受信して、前記HTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータを識別し、前記第1のHTTP入力情報を解釈して第1のHTTP出力情報を生成し、前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバモジュールに送信し;前記HTTPサーバモジュールが前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバに送信し、前記HTTPサーバは、前記第1のHTTP出力情報に応答して、第2のHTTP入力情報を生成し;前記HTTPサーバモジュールが前記第2のHTTP入力情報を受信し、前記第2のHTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータに従って前記第2のHTTP入力情報を変換して第2のHTTP出力情報を生成し;前記アダプタモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記HTTPクライアントモジュールに送信し;および前記HTTPクライアントモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記モバイルゲートウェイへ送信し、それにより前記モバイルゲートウェイが前記第2のHTTP出力情報をモバイル入力情報に変換し、前記モバイル入力情報を前記モバイル機器に送信する;ように構成されているインタプリタ装置を要旨とする。
【0021】
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記モバイル機器は無線アプリケーションプロトコルブラウザを備えた電子機器であることを要旨とする。
【0022】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のインタプリタ装置において、前記モバイルゲートウェイは無線アプリケーションプロトコルゲートウェイであることを要旨とする。
【0023】
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のインタプリタ装置において、前記デバイスパラメータが1つの特定のブラウザタイプまたはバージョンを示すために使用されるユーザ−エージェント変数を含むことを要旨とする。
【0024】
請求項16に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記第1のHTTP入力情報がASP、HTML、JSP、PHP、CGIまたはURL要求から成ることを要旨とする。
【0025】
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のインタプリタ装置において、前記第2のHTTP出力情報がWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0026】
請求項18に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報をUnicode 形式に変換するためのUnicode アダプタモジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0027】
請求項19に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報がグラフファイルである場合に、前記第2のHTTP出力情報をWBMP形式に変換するためのグラフ変換モジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0028】
請求項20に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータアドレスまたはインターネットプロトコルアドレスであり、前記局所アドレスはURLアドレスまたはIPアドレスであることを要旨とする。
【0029】
請求項21に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔HTTPサーバはウェブサイトサーバであることを要旨とする。
請求項22に記載の発明は、ウェブ機器に割り当てられる遠隔アドレスとインタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスを設定する構成インタフェースを含むインタプリタ装置を通じて、ネットワークアクセス装置によりウェブ機器を制御する方法であって、前記遠隔アドレス、前記ネットワークアクセス装置のデバイスパラメータ、およびコマンドを含む制御情報を受信する工程;前記コマンドを解釈し、前記デバイスパラメータを識別する工程;および前記コマンドを前記ウェブ機器に送信して前記ウェブ機器を制御する工程;から成ることを要旨とする。
【0030】
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ウェブ機器が前記ウェブ機器ステータスを含む前記第1のステータス情報を前記インタプリタ装置に送信する工程;前記インタプリタ装置が前記デバイスパラメータに従って前記第1のステータス情報を解釈して、第2のステータス情報を生成する工程;および前記インタプリタ装置が前記第2のステータス情報を前記ネットワークに送信する工程;をさらに含むことを要旨とする。
【0031】
請求項24に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成ることを要旨とする。
【0032】
請求項25に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ネットワークアクセス装置はワールドワイドウェブブラウザを備えた電子機器であることを要旨とする。
【0033】
請求項26に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記遠隔アドレスは前記インタプリタ装置に関する前記ウェブ機器の仮想アドレスを含むことを要旨とする。
【0034】
請求項27に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記制御情報はハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成ることを要旨とする。
【0035】
請求項28に記載の発明は、請求項23に記載の方法において、前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0036】
本発明の1態様は、現在のインターネットワールドワイドウェブ(WWW)のアーキテクチャを変更せずにウェブ情報にアクセスするようネットワークアクセス装置と協力する、インタプリタ装置を提供することである。
【0037】
本発明の別の態様は、ネットワークを通じてウェブ機器を制御するようモバイル機器と協力する、インタプリタ装置を提供することである。
本発明の1実施形態では、インタプリタ装置はIPネットワークと協力する。インタプリタ装置は、透過(トランスペアレント)で動的な解釈を提供するために、モバイルゲートウェイと遠隔サーバの間かまたはモバイルゲートウェイとウェブ機器の間に配置される。
【0038】
インタプリタ装置は構成インタフェースとミドルウェアモジュールを備えている。構成インタフェースは、インタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスと、サーバに割り当てられる遠隔アドレスとを設定するためのものである。
【0039】
ミドルウェアモジュールは、サーバモジュール、クライアントモジュールおよびアダプタモジュールを有する。アダプタモジュールは言語解釈、Unicode 解釈、グラフ解釈または無線装置の識別を行なう。サーバモジュールは、プロキシサーバから送られた情報をデバッグおよび最適化するためのデバッグ/オプティマイザーモジュールと、キャッシュサーバと通信するためのキャッシュモジュールとを有する。インタプリタ装置は、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)に基づいて、携帯電話を始めとするモバイル機器と、WWWウェブサーバまたはウェブ機器を始めとするサーバとの間の通信を提供する。
【0040】
上記の態様ならびに本発明に付随する多くの利点が、添付図面と共に以下の発明の実施の形態を参照すればより深く理解されるため、より容易に正しく認識されるようになるだろう。
【0041】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、本発明は、ネットワーク12を通じてサーバ22と通信するようネットワークアクセス装置14と協力する、インタプリタ装置10を提供する。TCP/IP送信アーキテクチャに基づくネットワーク12は、一般に、インターネットやイントラネット等のIPネットワークである。インタプリタ装置10は、IPネットワーク内の局所アドレスを割り当てられる。局所アドレスはIPアドレス(例えば140.118.1.1)またはユニフォームリソースロケータ(URL)(例えばhttp://wap.mysite.com )であり得る。
【0042】
一般に、ユーザは、サーバ22によって提供される情報にアクセスするために、インターネットエクスプローラ(IE)またはネットスケープのようなWWWブラウザ装置20を利用する。サーバ22は、グラフ、テキストファイル、HTMLファイル、ASPファイル、PHPファイル、およびJSPファイル、またはメールサービスのような様々な形式の情報を提供する。
【0043】
インタプリタ10は、即時のデータ解釈を提供するために、ネットワークアクセスクライアントと遠隔サーバ22との間に配置される。代替的に、ウェブ機器24のような遠隔装置がインタプリタ装置10により制御されてもよい。
【0044】
サーバ22はIPネットワーク12に接続され、遠隔アドレスを割り当てられる。局所アドレスと遠隔アドレスの例証的実施形態は、IPアドレス(例えば140.118.1.2)およびURL(例えばhttp://www.mysite.com )である。サーバ22は、HTTPに基づく情報を受信および提供するための、ウェブサイトサーバやメールサーバのようなHTTPサーバであってよい。HTTPはWWWで最も一般的に用いられているプロトコルである。ASP、PHP、JSP、CGIPerlプログラミングツールに基づくウェブサイトサーバはHTMLおよび動的双方向ウェブページを提供する。メールサーバはPOP3またはSMTPメールサーバであってもよいし、もしくはLotus−NoteまたはMs−Exchange サーバであってもよい。
【0045】
ネットワークアクセス装置(またはモバイル機器)14は、モバイルネットワーク16とモバイルゲートウェイ18を通じてIPネットワーク12と通信する。すなわち、携帯電話を始めとするモバイル機器14は、モバイルネットワーク16と協力し、モバイルゲートウェイ18を通じてIPネットワーク12により提供される情報にアクセスする。モバイルネットワーク16は、GSM、GPRS、CDMAまたはWLAN IEEE 802.11であってよい。
【0046】
モバイル機器14の設計上の制限により、WML、HDML、XHTMLおよびcHTMLのような単純化されたマークアップ言語が、モバイル機器14のブラウザに実装される。例えば、モバイル機器14によっては、サーバ22に実装されたプロトコルとは異なるWAPのようなネットワークプロトコルを採用するものもある。従って、インタプリタ装置10は、モバイル機器14とサーバ22の間の言語解釈とプロトコル変換を提供する。
【0047】
図1,2を参照すると、インタプリタ装置10は構成インタフェース(図示しない)とミドルウェアモジュール100を備えている。構成インタフェースとミドルウェアモジュール100は、Linux、UNIX、Microsoft Windows 、OS2 、MacOS 、組み込みOS等を始めとするすべての種類のオペレーションシステムに実装されるように構成される。構成インタフェースは、インタプリタ装置10に割り当てられた局所アドレスとサーバ22に割り当てられた遠隔アドレスを設定するために提供される。
【0048】
ミドルウェアモジュール100はクライアントモジュール102、サーバモジュール106、およびアダプタモジュール104を有する。アダプタモジュール104は言語アダプタモジュール1042、Unicode アダプタモジュール1044、およびグラフ変換モジュール1046を含み、装置識別機能が埋め込まれている。サーバモジュール106は、プロキシサーバから送られた情報をデバッグおよび最適化するためのデバッグ/オプティマイザーモジュールと、キャッシュサーバと通信するためのキャッシュモジュールとを含む。
【0049】
ネットワーク12を通じたインタプリタ装置10とモバイル機器14またはサーバ22の間の通信をここで詳細に説明する。まず、モバイル機器14は、インタプリタ装置10の局所アドレスとモバイル機器14のデバイスパラメータ(あるいはデバイス情報)を含むモバイル出力情報を生成する。デバイスパラメータは、商標とモバイル機器14の型番を含んでいる。例えば、WAPブラウザを備えたモバイル機器14がモバイル出力情報を生成する場合、モバイル出力情報のヘッダにあるユーザ−エージェント変数は、特定のブラウザタイプとバージョンを表わすコードである。ユーザは、インタプリタ装置10と協力するモバイル機器14を用いて、レストランウェブサイトにアクセスするよう要求したり、またはメールボックスにパスワードを入力するよう要求したりすることができる。従って、モバイル出力情報は、WML要求またはWMLウェブページに対する要求であり得る。次に、モバイル出力情報はモバイルネットワーク16を通ってモバイルゲートウェイ18に送られる。モバイルネットワーク16は情報を転送するようWAPを実装するGSMネットワークであり得る。
【0050】
次に、モバイルゲートウェイ18はモバイル出力情報を第1の入力情報に変換する。例えば、第1の入力情報は、WMLファイルに対する要求かまたはWML形式データの入力である。次に、モバイルゲートウェイ18は、HTTPを始めとする送信プロトコルに基づいて、インタプリタ装置10のクライアントモジュール102に第1の入力情報を送信する。
【0051】
クライアントモジュール102は第1の入力情報を受信し、それをアダプタモジュール104に送信する。次に、アダプタモジュール104は装置パラメータを識別し、第1の入力情報を解釈して第1の出力情報を生成する。第1の出力情報はHTMLファイルに対する要求、HTML形式データの入力、およびASP、PHP、JSPまたはCGIデータの入力であり得る。次に、アダプタモジュール104は第1の出力情報をサーバモジュール106に送信する。次に、サーバモジュール106は第1の出力情報をサーバ22に送信する。
【0052】
第1の出力情報に応答して、サーバ22は第2の入力情報を生成する。例えば、第1の出力情報がhttp://www.mysite.com/my.asp?a=2のアクセス情報に対する要求を表わす場合、この要求に応答して、サーバ22のASPサーバはパラメータ「a」を2として割り当て、「my.asp」ファイルを第2の入力情報として生成する。
【0053】
いくつかのモバイル機器はBig5や日本のコードをサポートしないが英語以外の言語を処理するためのUnicode が実装されていることに留意する。従って、英語以外の言語を解釈するために、アダプタモジュール104のUnicode アダプタモジュール1044が提供される。さらに、モバイル機器14は一般に、制限された表示解像度と表示色が実装されている。従って、モバイル機器14の仕様に合わせるべく複雑なグラフファイル(例えばJPEGまたはGIFファイル)を単純化されたファイル(例えばWBMPまたはGIF(256色)ファイル)に変換するために、グラフアダプタモジュール1046が提供される。
【0054】
サーバモジュール106はサーバ22から送られた第2の入力情報を受信し、次にその第2の入力情報をアダプタモジュール104に送信する。アダプタモジュール104は、WMLのユーザ−エージェントヘッダ中の変数を始めとするデバイスパラメータに従って第2の入力情報を変換し、第2の出力情報を生成する。例えばアダプタモジュール104は、黒白で解像度200×40のスクリーン色のような対応する出力仕様を、モバイル機器14のデバイスパラメータに従ってデバイスデータベースから識別する。次に、アダプタモジュール104は、そのような出力仕様に基づいて第2の入力情報を第2の出力情報に変換する。
【0055】
次に、アダプタモジュール104は、クライアントモジュール102に第2の出力情報を送信する。次に、クライアントモジュール102は、第2の出力情報をモバイルゲートウェイ18に送信する。モバイルゲートウェイ18は第2の出力情報をモバイル入力情報に変換する。モバイル入力情報はモバイルネットワーク16を通じてモバイル機器14に送信される。かくして、モバイル出力情報に対する応答(または要求)を表すモバイル入力情報が、モバイル機器14のスクリーン上に与えられる。
【0056】
図3は、本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の透過性を示す。図1と図3の両方を参照すると、ウェブサイトサーバ22がモバイル機器14と互換性を有するプロトコルのコンテンツを提供する場合、モバイルゲートウェイ18はウェブサイトサーバ22にアドレスを割り当て、IPネットワーク上をウェブサイトサーバ22へモバイル機器14のコマンドまたは要求を送る。コマンドまたは要求に応答して、ウェブサイトサーバ22は、モバイル機器14にWML、xHTML、cHTML、MMLまたはHDMLコンテンツを提供する。
【0057】
モバイル機器14がモバイル機器14と互換性を有するプロトコルのコンテンツを提供しないサーバと通信する場合、モバイルゲートウェイ18はインタプリタ装置10にアドレスを割り当て、インタプリタ装置10にコマンドまたは要求を送る。コマンドまたは要求はモバイル機器14により採用されているプロトコルに基づいて送られる。インタプリタ装置10が要求を受け取ると、インタプリタ装置10はその要求を、サーバ22により採用されたプロトコルに基づくHTML、PHP、ASP、またはCGI要求と解釈する。サーバ22は、HTML、PHP、ASPまたはCGI要求に応答して、対応するアクションを行うか、または対応する応答またはウェブページを送信する。インタプリタ装置10はサーバ22からの応答を受信し、それをモバイル機器14に実装されたプロトコルと互換性を有するWMLを始めとするプロトコルに基づく出力情報に解釈する。
【0058】
モバイル機器14はインタプリタ装置10を通じてサーバ22と通信するため、ウェブサイトサーバ22またはインタプリタ装置10に要求を送る際に、モバイルゲートウェイ18はいかなる違いも受け取らない。同様に、サーバ22は、インタプリタ装置10またはWWWブラウザを備えた装置に応答を送る際に違いを感知しない。従って、様々なプロトコルでの要求を満たすためにサーバ22のコンテンツを開発または修正するという厄介な余計な作業がなくなる。
【0059】
本発明の1つの利点は、インタプリタ装置10が1つのプロトコルから他の異なるプロトコルまで情報を解釈することができ、従って異なる言語またはプロトコルのコンテンツを維持するコストが低減されることである。例えば、サーバがインタプリタ装置10と協力する場合、サーバによって1つのコンテンツを維持すれば、WWWブラウザとWAPブラウザがそれぞれ埋め込まれたコンピュータと携帯電話にとって十分である。さらに、インタプリタ装置10は、ウェブサーバによって提供されるASP、JSPまたはCGIコンテンツのようなコンテンツを動的に解釈することができる。
【0060】
サーバ22がインタプリタ装置10に実装されたメールサーバである場合、インタプリタ装置10の透過性によりWWWブラウザ装置を使用する様式と同様に、ユーザはメールサーバにアクセスするためにモバイル機器14を使用することができる。
【0061】
図4は、本発明の1つの例証的実施形態を示す。例えば、人「P」は、ビジネスのために非常に頻繁に移動しており、会社「A」のために働いている。Pが会社にいる場合、Pは、インターネット上の会社のウェブサーバ52によって提供される情報とスケジュール53にアクセスするために、通常コンピュータを使用する。Pがビジネスのために移動する場合、Pは、インタプリタ装置10を通じてオフィスウェブサーバ52によって提供される情報にアクセスするために、ミクロブラウザを備えた携帯電話51を使用することができる。すなわち、遠隔アドレスと局所アドレスが、サーバ52とインタプリタ装置10にそれぞれ割り当てられる。Pはインタプリタ装置10の解釈を通じてミクロブラウザに適切に表示される形式のファイルをサーバ52から得るために携帯電話51を使用することができる。従って、Pは、IEブラウザの使用と同様の様式で、情報を得るかまたはスケジュールにアクセスする。同様に、オフィスウェブサーバ52がメールサーバである場合、インタプリタ装置10はメイルコンテンツをモバイル機器14と互換性を有するWML、HDML、HTML、cHTML、MMLまたはXHTMLを始めとする形式に解釈する。インタプリタ装置10の実装は、会社Aのサーバ52によって提供されるコンテンツにアクセスするための、ソフトウェアの開発やユーザの訓練にかかるコストを削減する。
【0062】
再び図1を参照すると、インタプリタ装置10を通じて、モバイル機器14を始めとするネットワークアクセス装置によりウェブ機器24を制御する方法が示される。上述したように、インタプリタ装置10は遠隔アドレスと局所アドレスを設定するために提供される構成インタフェースを備えている。この例証的実施形態では、遠隔アドレスと局所アドレスは、それぞれウェブ機器24とインタプリタ装置10に割り当てられる。インタプリタ装置10はモバイル機器14とウェブ機器24の間に配置される。
【0063】
インタプリタ装置10はIPアドレス(例えば140.1.1.1)のような局所アドレスを割り当てられる。ウェブ機器24は、URL(例えばhttp://www .appliance.com. )のような遠隔アドレスを割り当てられたマイクロプロセッサ(図示しない)を備えている。モバイル機器14は、デバイスパラメータ、遠隔アドレスおよびコマンドを含む制御情報をインタプリタ装置10に送る。インタプリタ装置10は制御情報を受け取り、デバイスパラメータに従ってコマンドを解釈する。インタプリタ装置10はコマンドをウェブ機器24のマイクロプロセッサに送信する。故にウェブ機器24は制御され得る。
【0064】
さらに、ウェブ機器24は、第1のステータス情報(例えばウェブ機器ステータス)をインタプリタ装置10に送る。インタプリタ装置10はデバイスパラメータに従って第1のステータス情報を解釈し、第2のステータス情報を生成する。インタプリタ装置10は第2のステータス情報をモバイル機器14に送信する。代替的に、上述の方法は、インタプリタ装置10を通じてウェブ機器24または任意のウェブアクセス可能な装置を制御するWWWブラウザ装置20で実現することもできる。
【0065】
場合によっては、IPv4ネットワークが、各ウェブ機器またはすべてウェブ機器に対して十分でない制限された数のアドレスを提供することがあることに留意する。そのような場合、図5に示されるように、本発明のインタプリタ装置10は、イントラネットのサーバとして提供され、従って、局所アドレスと遠隔アドレスがそれぞれインタプリタ装置10とウェブ機器24に割り当てられる。
【0066】
ここで図5を参照すると、ウェブ機器24は一般に、ランプ242、エアコン244、テレビ246、冷蔵庫248、コンピュータ250、および他の家庭用ウェブ機器を含む。これらのウェブ機器はイントラネット構造に基づいてインタプリタ装置10に接続され、各ウェブ機器には仮想アドレスが割り当てられる。イントラネットは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN IEEE 802.11)、ブルートゥースネットワーク、無線周波数送信ネットワーク、または赤外線送信ネットワークであり得る。
【0067】
インタプリタ装置10に割り当てられる局所アドレスは、IPアドレス(例えば140.118.1.1)またはURL(例えばhttp://www.myhouse.com)であり得る。仮想アドレスは、IPアドレス(例えば140.118.1.242)またはURL(例えばhttp://lamp.com )であり得る。これは、ウェブ機器に割り当てられる遠隔アドレスでもある。ウェブ機器を表すアドレスは、インタプリタ装置10の実アドレスと仮想アドレスの組み合わせであり、http://140.118.1.1//140.118.1.242 やhttp://www.myhouse.com//lamp.comのように二本線のスラッシュ(//)で分けられる。
【0068】
モバイル機器14がインタプリタ装置10を通じてウェブ機器24を制御する時、割り当てられるアドレスは実アドレスと仮想アドレスを含む。インタプリタ装置10はコマンドをウェブ機器のマイクロプロセッサに送信し、プロセッサはランプ242をオンやオフにするというようにそのコマンドに応答する。そのような場合、インタプリタ装置10はコマンドをマイクロプロセッサによって受け入れることができる互換性のある形式に変換するプロトコルインタプリタとして機能するだけでなく、家庭内のローカルエリアネットワークのサーバとしても機能する。さらにWWWブラウザ装置20も、インタプリタ装置10を通じて同様な様式でウェブ機器を制御する。
【0069】
さらに、一旦局所アドレスと遠隔アドレスが割り当てられると、インタプリタ装置10は使用する準備が調う。いくつかのインタプリタ装置が同じサーバに割り当てられる遠隔アドレスを有する場合には、インタプリタ装置10は解釈のローディングを共有し、システムにフレキシブルな拡張性を提供する。
【0070】
特定の実施形態について図示すると共に説明してきたが、当業者には特許請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲から逸脱することなく様々な改変をなすことができることは明らかである。
【発明の効果】
以上、本発明によれば、ネットワークアクセス装置と協力して、ネットワークアクセス装置とWWWシステムの間のコンテンツの種類の違いに拘わらずWWWシステムと通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例証的実施形態のネットワーク環境中にある、インタプリタ装置と、他のネットワーク装置との関係を示す略図。
【図2】本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の系統図。
【図3】本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の透過性を示す略図。
【図4】本発明の例証的実施形態を示す略図。
【図5】本発明のさらなる例証的実施形態を示す略図。
【符号の説明】
10…インタプリタ装置、12…ネットワーク、14…ネットワークアクセス装置としてのモバイル機器、16…モバイルネットワーク、18…モバイルゲートウェイ、22,52…サーバ、24…サーバとしてのウェブ機器、100…ミドルウェアモジュール、102…クライアントモジュール、104…アダプタモジュール、1044…Unicode アダプタモジュール、1046…グラフ変換モジュール、106…サーバモジュール。
【発明の属する技術分野】
(関連出願の相互参照)
本出願は2002年4月15日に出願された発明の名称「IPネットワーク上のインタプリタ装置」の台湾特許出願091107646号の優先権を主張する。
【0002】
(発明の属する技術分野)
本発明は、一般にネットワークアクセス装置に情報を提供する装置に関し、より詳細には、既存のネットワークを通じてワールドワイドウェブ(WWW)情報システムやウェブ機器と通信するようにネットワークアクセス装置と協力するインタプリタ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
データがクライアント−サーバシステム間でどのように転送されるかについての背景知識は、米国特許第6,336,137号「非互換性ページマークアップとプレゼンテーション言語のためのウェブ−クライアントサーバシステムおよび方法(Web Client−Server System and Method for Incompatible Page Markup and Presentation Languages )」に説明されている。
【0004】
電子技術と情報技術の発展は、モバイル機器(例えば携帯電話)の機能性を改良する。モバイル機器は、オーディオ通信だけでなく様々なデータ通信でも向上される。従って無線通信上でのウェブ情報へのアクセスは先進技術になる。
【0005】
デスクトップコンピューターと比較して携帯電話は、プロセッサの出力が低く、記憶容量が小さく、ディスプレイが小さく、表示色が少なく、携帯電話ブラウザによるハイパーテキストマークアップ言語(HTML)ファイルの識別能力が限定的である。WML、HDML、HTML、cHTML(i−MODE)、MML、xHTMLのようなマークアップ言語のスクリプトダウンバージョンは、そのような問題を解決するために必要から生じたものである。それ故、多くの情報プロバイダは、モバイル機器のユーザに直接、マークアップ言語のスクリプトダウンバージョンでウェブコンテンツを提供する。
【0006】
無線送信での帯域幅の制限により、いくつかのモバイル機器は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークとは非互換性の通信プロトコルを採用している。一般に、無線アプリケーションプロトコル(WAP)は、小さな転送帯域幅と不安定な転送品質の環境のための、無線装置用の最もよく実施されているプロトコルの1つである。例えばデータは送信前にWAPにより圧縮される。WAPについてのさらに詳しい情報は、WAPフォーラムウェブサイト(http://www.wapforum.org )または携帯電話製造ウェブサイト(例えばノキア社のweb site)から利用可能である。WAPが受け取るコンテンツの種類はWWWコンテンツの種類とは異なるので、WAPモバイル機器とWWWサーバの間のコンテンツの種類の変換を提供することが必要である。
【0007】
プロトコルの違いを克服する1つの方法は、ウェブサーバが、モバイル機器が直接アクセスするマークアップ言語のストリップダウンバージョンでコンテンツを提供することである。別の方法は、モバイル機器に直接モバイルゲートウェイ上のWMLファイルを提供するようにWAPウェブサイトをデザインすることである。しかしながら、モバイル機器との互換性を有するコンテンツまたはウェブサイトを開発または維持するコストは著しく増大する。
【0008】
さらに、もしモバイル機器用に特別に設計された特別なデータシステムが提供されなければ、コンテンツの種類の違いのために、既存のWWWデータシステムによって提供される情報にアクセスした時にモバイル機器は障害に遭遇する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ネットワークアクセス装置とWWWシステムの間のコンテンツの種類の違いに拘わらずWWWシステムと通信するようにネットワークアクセス装置と協力するインタプリタ装置および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークアクセス装置と協力することによりネットワークを通じてサーバと通信し、前記サーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記インタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスの設定のための構成インタフェースを有するインタプリタ装置であって、前記ネットワークを通じて前記ネットワークアクセス装置から送られた、デバイスパラメータおよび前記局所アドレスを含む第1の入力情報を受信し;前記第1の入力情報を解釈して、第1の出力情報を生成し;前記第1の出力情報を前記サーバに送信し、前記サーバが前記第1の出力情報に応答して第2の入力情報を生成し;前記第2の入力情報を受信し;前記デバイスパラメータに従って前記第2の入力情報を解釈して、第2の出力情報を生成し;および前記ネットワークアクセス装置に前記第2の出力情報を送信する;ように構成されたインタプリタ装置を要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第2の入力情報をUnicode 形式に変換するUnicode アダプタモジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記デバイスパラメータはグラフ形式から成り、前記インタプリタ装置は前記第2の入力情報を前記グラフ形式のグラフファイルに変換するグラフ変換モジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータまたはインターネットプロトコルアドレスであることを要旨とする。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成ることを要旨とする。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはウェブサイトサーバであることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはメールサーバであり、前記第2の入力情報と前記第2の出力情報は電子メールであることを要旨とする。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記サーバはウェブ機器であり、前記第1の入力情報がコマンドを含むことを要旨とする。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第2の出力情報は、前記ネットワークアクセス装置のスクリーン上に適切に表示される植字を有することを要旨とする。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載のインタプリタ装置において、前記第1の入力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成ることを要旨とする。
【0019】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のインタプリタ装置において、前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0020】
請求項12に記載の発明は、インターネットプロトコルネットワークを通じてハイパーテキストトランスファプロトコルサーバと通信するようにモバイル機器と共に使用されるインタプリタ装置であって、前記モバイル機器は前記インタプリタ装置に割り当てられた、デバイスパラメータと局所アドレスを含むモバイル出力情報をモバイルネットワークを通じてモバイルゲートウェイへ送信し、前記モバイルゲートウェイは前記モバイル出力情報を第1のHTTP入力情報に変換し、前記第1のHTTP入力情報を前記局所アドレスに従って送信する、インタプリタ装置において、インタプリタ装置が前記HTTPサーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記局所アドレスを設定するための構成インタフェースと、前記インタプリタ装置は前記局所アドレスを有する前記ネットワークに接続していることと、HTTPクライアントモジュール;HTTPサーバモジュール;およびアダプタモジュール;を含むミドルウェアモジュールとを備え、前記インタプリタ装置が、前記HTTPクライアントモジュールが前記HTTP入力情報を受信して、前記HTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータを識別し、前記第1のHTTP入力情報を解釈して第1のHTTP出力情報を生成し、前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバモジュールに送信し;前記HTTPサーバモジュールが前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバに送信し、前記HTTPサーバは、前記第1のHTTP出力情報に応答して、第2のHTTP入力情報を生成し;前記HTTPサーバモジュールが前記第2のHTTP入力情報を受信し、前記第2のHTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータに従って前記第2のHTTP入力情報を変換して第2のHTTP出力情報を生成し;前記アダプタモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記HTTPクライアントモジュールに送信し;および前記HTTPクライアントモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記モバイルゲートウェイへ送信し、それにより前記モバイルゲートウェイが前記第2のHTTP出力情報をモバイル入力情報に変換し、前記モバイル入力情報を前記モバイル機器に送信する;ように構成されているインタプリタ装置を要旨とする。
【0021】
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記モバイル機器は無線アプリケーションプロトコルブラウザを備えた電子機器であることを要旨とする。
【0022】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のインタプリタ装置において、前記モバイルゲートウェイは無線アプリケーションプロトコルゲートウェイであることを要旨とする。
【0023】
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のインタプリタ装置において、前記デバイスパラメータが1つの特定のブラウザタイプまたはバージョンを示すために使用されるユーザ−エージェント変数を含むことを要旨とする。
【0024】
請求項16に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記第1のHTTP入力情報がASP、HTML、JSP、PHP、CGIまたはURL要求から成ることを要旨とする。
【0025】
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のインタプリタ装置において、前記第2のHTTP出力情報がWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0026】
請求項18に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報をUnicode 形式に変換するためのUnicode アダプタモジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0027】
請求項19に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報がグラフファイルである場合に、前記第2のHTTP出力情報をWBMP形式に変換するためのグラフ変換モジュールをさらに備えることを要旨とする。
【0028】
請求項20に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータアドレスまたはインターネットプロトコルアドレスであり、前記局所アドレスはURLアドレスまたはIPアドレスであることを要旨とする。
【0029】
請求項21に記載の発明は、請求項12に記載のインタプリタ装置において、前記遠隔HTTPサーバはウェブサイトサーバであることを要旨とする。
請求項22に記載の発明は、ウェブ機器に割り当てられる遠隔アドレスとインタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスを設定する構成インタフェースを含むインタプリタ装置を通じて、ネットワークアクセス装置によりウェブ機器を制御する方法であって、前記遠隔アドレス、前記ネットワークアクセス装置のデバイスパラメータ、およびコマンドを含む制御情報を受信する工程;前記コマンドを解釈し、前記デバイスパラメータを識別する工程;および前記コマンドを前記ウェブ機器に送信して前記ウェブ機器を制御する工程;から成ることを要旨とする。
【0030】
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ウェブ機器が前記ウェブ機器ステータスを含む前記第1のステータス情報を前記インタプリタ装置に送信する工程;前記インタプリタ装置が前記デバイスパラメータに従って前記第1のステータス情報を解釈して、第2のステータス情報を生成する工程;および前記インタプリタ装置が前記第2のステータス情報を前記ネットワークに送信する工程;をさらに含むことを要旨とする。
【0031】
請求項24に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成ることを要旨とする。
【0032】
請求項25に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記ネットワークアクセス装置はワールドワイドウェブブラウザを備えた電子機器であることを要旨とする。
【0033】
請求項26に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記遠隔アドレスは前記インタプリタ装置に関する前記ウェブ機器の仮想アドレスを含むことを要旨とする。
【0034】
請求項27に記載の発明は、請求項22に記載の方法において、前記制御情報はハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成ることを要旨とする。
【0035】
請求項28に記載の発明は、請求項23に記載の方法において、前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコルを通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成ることを要旨とする。
【0036】
本発明の1態様は、現在のインターネットワールドワイドウェブ(WWW)のアーキテクチャを変更せずにウェブ情報にアクセスするようネットワークアクセス装置と協力する、インタプリタ装置を提供することである。
【0037】
本発明の別の態様は、ネットワークを通じてウェブ機器を制御するようモバイル機器と協力する、インタプリタ装置を提供することである。
本発明の1実施形態では、インタプリタ装置はIPネットワークと協力する。インタプリタ装置は、透過(トランスペアレント)で動的な解釈を提供するために、モバイルゲートウェイと遠隔サーバの間かまたはモバイルゲートウェイとウェブ機器の間に配置される。
【0038】
インタプリタ装置は構成インタフェースとミドルウェアモジュールを備えている。構成インタフェースは、インタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスと、サーバに割り当てられる遠隔アドレスとを設定するためのものである。
【0039】
ミドルウェアモジュールは、サーバモジュール、クライアントモジュールおよびアダプタモジュールを有する。アダプタモジュールは言語解釈、Unicode 解釈、グラフ解釈または無線装置の識別を行なう。サーバモジュールは、プロキシサーバから送られた情報をデバッグおよび最適化するためのデバッグ/オプティマイザーモジュールと、キャッシュサーバと通信するためのキャッシュモジュールとを有する。インタプリタ装置は、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)に基づいて、携帯電話を始めとするモバイル機器と、WWWウェブサーバまたはウェブ機器を始めとするサーバとの間の通信を提供する。
【0040】
上記の態様ならびに本発明に付随する多くの利点が、添付図面と共に以下の発明の実施の形態を参照すればより深く理解されるため、より容易に正しく認識されるようになるだろう。
【0041】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、本発明は、ネットワーク12を通じてサーバ22と通信するようネットワークアクセス装置14と協力する、インタプリタ装置10を提供する。TCP/IP送信アーキテクチャに基づくネットワーク12は、一般に、インターネットやイントラネット等のIPネットワークである。インタプリタ装置10は、IPネットワーク内の局所アドレスを割り当てられる。局所アドレスはIPアドレス(例えば140.118.1.1)またはユニフォームリソースロケータ(URL)(例えばhttp://wap.mysite.com )であり得る。
【0042】
一般に、ユーザは、サーバ22によって提供される情報にアクセスするために、インターネットエクスプローラ(IE)またはネットスケープのようなWWWブラウザ装置20を利用する。サーバ22は、グラフ、テキストファイル、HTMLファイル、ASPファイル、PHPファイル、およびJSPファイル、またはメールサービスのような様々な形式の情報を提供する。
【0043】
インタプリタ10は、即時のデータ解釈を提供するために、ネットワークアクセスクライアントと遠隔サーバ22との間に配置される。代替的に、ウェブ機器24のような遠隔装置がインタプリタ装置10により制御されてもよい。
【0044】
サーバ22はIPネットワーク12に接続され、遠隔アドレスを割り当てられる。局所アドレスと遠隔アドレスの例証的実施形態は、IPアドレス(例えば140.118.1.2)およびURL(例えばhttp://www.mysite.com )である。サーバ22は、HTTPに基づく情報を受信および提供するための、ウェブサイトサーバやメールサーバのようなHTTPサーバであってよい。HTTPはWWWで最も一般的に用いられているプロトコルである。ASP、PHP、JSP、CGIPerlプログラミングツールに基づくウェブサイトサーバはHTMLおよび動的双方向ウェブページを提供する。メールサーバはPOP3またはSMTPメールサーバであってもよいし、もしくはLotus−NoteまたはMs−Exchange サーバであってもよい。
【0045】
ネットワークアクセス装置(またはモバイル機器)14は、モバイルネットワーク16とモバイルゲートウェイ18を通じてIPネットワーク12と通信する。すなわち、携帯電話を始めとするモバイル機器14は、モバイルネットワーク16と協力し、モバイルゲートウェイ18を通じてIPネットワーク12により提供される情報にアクセスする。モバイルネットワーク16は、GSM、GPRS、CDMAまたはWLAN IEEE 802.11であってよい。
【0046】
モバイル機器14の設計上の制限により、WML、HDML、XHTMLおよびcHTMLのような単純化されたマークアップ言語が、モバイル機器14のブラウザに実装される。例えば、モバイル機器14によっては、サーバ22に実装されたプロトコルとは異なるWAPのようなネットワークプロトコルを採用するものもある。従って、インタプリタ装置10は、モバイル機器14とサーバ22の間の言語解釈とプロトコル変換を提供する。
【0047】
図1,2を参照すると、インタプリタ装置10は構成インタフェース(図示しない)とミドルウェアモジュール100を備えている。構成インタフェースとミドルウェアモジュール100は、Linux、UNIX、Microsoft Windows 、OS2 、MacOS 、組み込みOS等を始めとするすべての種類のオペレーションシステムに実装されるように構成される。構成インタフェースは、インタプリタ装置10に割り当てられた局所アドレスとサーバ22に割り当てられた遠隔アドレスを設定するために提供される。
【0048】
ミドルウェアモジュール100はクライアントモジュール102、サーバモジュール106、およびアダプタモジュール104を有する。アダプタモジュール104は言語アダプタモジュール1042、Unicode アダプタモジュール1044、およびグラフ変換モジュール1046を含み、装置識別機能が埋め込まれている。サーバモジュール106は、プロキシサーバから送られた情報をデバッグおよび最適化するためのデバッグ/オプティマイザーモジュールと、キャッシュサーバと通信するためのキャッシュモジュールとを含む。
【0049】
ネットワーク12を通じたインタプリタ装置10とモバイル機器14またはサーバ22の間の通信をここで詳細に説明する。まず、モバイル機器14は、インタプリタ装置10の局所アドレスとモバイル機器14のデバイスパラメータ(あるいはデバイス情報)を含むモバイル出力情報を生成する。デバイスパラメータは、商標とモバイル機器14の型番を含んでいる。例えば、WAPブラウザを備えたモバイル機器14がモバイル出力情報を生成する場合、モバイル出力情報のヘッダにあるユーザ−エージェント変数は、特定のブラウザタイプとバージョンを表わすコードである。ユーザは、インタプリタ装置10と協力するモバイル機器14を用いて、レストランウェブサイトにアクセスするよう要求したり、またはメールボックスにパスワードを入力するよう要求したりすることができる。従って、モバイル出力情報は、WML要求またはWMLウェブページに対する要求であり得る。次に、モバイル出力情報はモバイルネットワーク16を通ってモバイルゲートウェイ18に送られる。モバイルネットワーク16は情報を転送するようWAPを実装するGSMネットワークであり得る。
【0050】
次に、モバイルゲートウェイ18はモバイル出力情報を第1の入力情報に変換する。例えば、第1の入力情報は、WMLファイルに対する要求かまたはWML形式データの入力である。次に、モバイルゲートウェイ18は、HTTPを始めとする送信プロトコルに基づいて、インタプリタ装置10のクライアントモジュール102に第1の入力情報を送信する。
【0051】
クライアントモジュール102は第1の入力情報を受信し、それをアダプタモジュール104に送信する。次に、アダプタモジュール104は装置パラメータを識別し、第1の入力情報を解釈して第1の出力情報を生成する。第1の出力情報はHTMLファイルに対する要求、HTML形式データの入力、およびASP、PHP、JSPまたはCGIデータの入力であり得る。次に、アダプタモジュール104は第1の出力情報をサーバモジュール106に送信する。次に、サーバモジュール106は第1の出力情報をサーバ22に送信する。
【0052】
第1の出力情報に応答して、サーバ22は第2の入力情報を生成する。例えば、第1の出力情報がhttp://www.mysite.com/my.asp?a=2のアクセス情報に対する要求を表わす場合、この要求に応答して、サーバ22のASPサーバはパラメータ「a」を2として割り当て、「my.asp」ファイルを第2の入力情報として生成する。
【0053】
いくつかのモバイル機器はBig5や日本のコードをサポートしないが英語以外の言語を処理するためのUnicode が実装されていることに留意する。従って、英語以外の言語を解釈するために、アダプタモジュール104のUnicode アダプタモジュール1044が提供される。さらに、モバイル機器14は一般に、制限された表示解像度と表示色が実装されている。従って、モバイル機器14の仕様に合わせるべく複雑なグラフファイル(例えばJPEGまたはGIFファイル)を単純化されたファイル(例えばWBMPまたはGIF(256色)ファイル)に変換するために、グラフアダプタモジュール1046が提供される。
【0054】
サーバモジュール106はサーバ22から送られた第2の入力情報を受信し、次にその第2の入力情報をアダプタモジュール104に送信する。アダプタモジュール104は、WMLのユーザ−エージェントヘッダ中の変数を始めとするデバイスパラメータに従って第2の入力情報を変換し、第2の出力情報を生成する。例えばアダプタモジュール104は、黒白で解像度200×40のスクリーン色のような対応する出力仕様を、モバイル機器14のデバイスパラメータに従ってデバイスデータベースから識別する。次に、アダプタモジュール104は、そのような出力仕様に基づいて第2の入力情報を第2の出力情報に変換する。
【0055】
次に、アダプタモジュール104は、クライアントモジュール102に第2の出力情報を送信する。次に、クライアントモジュール102は、第2の出力情報をモバイルゲートウェイ18に送信する。モバイルゲートウェイ18は第2の出力情報をモバイル入力情報に変換する。モバイル入力情報はモバイルネットワーク16を通じてモバイル機器14に送信される。かくして、モバイル出力情報に対する応答(または要求)を表すモバイル入力情報が、モバイル機器14のスクリーン上に与えられる。
【0056】
図3は、本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の透過性を示す。図1と図3の両方を参照すると、ウェブサイトサーバ22がモバイル機器14と互換性を有するプロトコルのコンテンツを提供する場合、モバイルゲートウェイ18はウェブサイトサーバ22にアドレスを割り当て、IPネットワーク上をウェブサイトサーバ22へモバイル機器14のコマンドまたは要求を送る。コマンドまたは要求に応答して、ウェブサイトサーバ22は、モバイル機器14にWML、xHTML、cHTML、MMLまたはHDMLコンテンツを提供する。
【0057】
モバイル機器14がモバイル機器14と互換性を有するプロトコルのコンテンツを提供しないサーバと通信する場合、モバイルゲートウェイ18はインタプリタ装置10にアドレスを割り当て、インタプリタ装置10にコマンドまたは要求を送る。コマンドまたは要求はモバイル機器14により採用されているプロトコルに基づいて送られる。インタプリタ装置10が要求を受け取ると、インタプリタ装置10はその要求を、サーバ22により採用されたプロトコルに基づくHTML、PHP、ASP、またはCGI要求と解釈する。サーバ22は、HTML、PHP、ASPまたはCGI要求に応答して、対応するアクションを行うか、または対応する応答またはウェブページを送信する。インタプリタ装置10はサーバ22からの応答を受信し、それをモバイル機器14に実装されたプロトコルと互換性を有するWMLを始めとするプロトコルに基づく出力情報に解釈する。
【0058】
モバイル機器14はインタプリタ装置10を通じてサーバ22と通信するため、ウェブサイトサーバ22またはインタプリタ装置10に要求を送る際に、モバイルゲートウェイ18はいかなる違いも受け取らない。同様に、サーバ22は、インタプリタ装置10またはWWWブラウザを備えた装置に応答を送る際に違いを感知しない。従って、様々なプロトコルでの要求を満たすためにサーバ22のコンテンツを開発または修正するという厄介な余計な作業がなくなる。
【0059】
本発明の1つの利点は、インタプリタ装置10が1つのプロトコルから他の異なるプロトコルまで情報を解釈することができ、従って異なる言語またはプロトコルのコンテンツを維持するコストが低減されることである。例えば、サーバがインタプリタ装置10と協力する場合、サーバによって1つのコンテンツを維持すれば、WWWブラウザとWAPブラウザがそれぞれ埋め込まれたコンピュータと携帯電話にとって十分である。さらに、インタプリタ装置10は、ウェブサーバによって提供されるASP、JSPまたはCGIコンテンツのようなコンテンツを動的に解釈することができる。
【0060】
サーバ22がインタプリタ装置10に実装されたメールサーバである場合、インタプリタ装置10の透過性によりWWWブラウザ装置を使用する様式と同様に、ユーザはメールサーバにアクセスするためにモバイル機器14を使用することができる。
【0061】
図4は、本発明の1つの例証的実施形態を示す。例えば、人「P」は、ビジネスのために非常に頻繁に移動しており、会社「A」のために働いている。Pが会社にいる場合、Pは、インターネット上の会社のウェブサーバ52によって提供される情報とスケジュール53にアクセスするために、通常コンピュータを使用する。Pがビジネスのために移動する場合、Pは、インタプリタ装置10を通じてオフィスウェブサーバ52によって提供される情報にアクセスするために、ミクロブラウザを備えた携帯電話51を使用することができる。すなわち、遠隔アドレスと局所アドレスが、サーバ52とインタプリタ装置10にそれぞれ割り当てられる。Pはインタプリタ装置10の解釈を通じてミクロブラウザに適切に表示される形式のファイルをサーバ52から得るために携帯電話51を使用することができる。従って、Pは、IEブラウザの使用と同様の様式で、情報を得るかまたはスケジュールにアクセスする。同様に、オフィスウェブサーバ52がメールサーバである場合、インタプリタ装置10はメイルコンテンツをモバイル機器14と互換性を有するWML、HDML、HTML、cHTML、MMLまたはXHTMLを始めとする形式に解釈する。インタプリタ装置10の実装は、会社Aのサーバ52によって提供されるコンテンツにアクセスするための、ソフトウェアの開発やユーザの訓練にかかるコストを削減する。
【0062】
再び図1を参照すると、インタプリタ装置10を通じて、モバイル機器14を始めとするネットワークアクセス装置によりウェブ機器24を制御する方法が示される。上述したように、インタプリタ装置10は遠隔アドレスと局所アドレスを設定するために提供される構成インタフェースを備えている。この例証的実施形態では、遠隔アドレスと局所アドレスは、それぞれウェブ機器24とインタプリタ装置10に割り当てられる。インタプリタ装置10はモバイル機器14とウェブ機器24の間に配置される。
【0063】
インタプリタ装置10はIPアドレス(例えば140.1.1.1)のような局所アドレスを割り当てられる。ウェブ機器24は、URL(例えばhttp://www .appliance.com. )のような遠隔アドレスを割り当てられたマイクロプロセッサ(図示しない)を備えている。モバイル機器14は、デバイスパラメータ、遠隔アドレスおよびコマンドを含む制御情報をインタプリタ装置10に送る。インタプリタ装置10は制御情報を受け取り、デバイスパラメータに従ってコマンドを解釈する。インタプリタ装置10はコマンドをウェブ機器24のマイクロプロセッサに送信する。故にウェブ機器24は制御され得る。
【0064】
さらに、ウェブ機器24は、第1のステータス情報(例えばウェブ機器ステータス)をインタプリタ装置10に送る。インタプリタ装置10はデバイスパラメータに従って第1のステータス情報を解釈し、第2のステータス情報を生成する。インタプリタ装置10は第2のステータス情報をモバイル機器14に送信する。代替的に、上述の方法は、インタプリタ装置10を通じてウェブ機器24または任意のウェブアクセス可能な装置を制御するWWWブラウザ装置20で実現することもできる。
【0065】
場合によっては、IPv4ネットワークが、各ウェブ機器またはすべてウェブ機器に対して十分でない制限された数のアドレスを提供することがあることに留意する。そのような場合、図5に示されるように、本発明のインタプリタ装置10は、イントラネットのサーバとして提供され、従って、局所アドレスと遠隔アドレスがそれぞれインタプリタ装置10とウェブ機器24に割り当てられる。
【0066】
ここで図5を参照すると、ウェブ機器24は一般に、ランプ242、エアコン244、テレビ246、冷蔵庫248、コンピュータ250、および他の家庭用ウェブ機器を含む。これらのウェブ機器はイントラネット構造に基づいてインタプリタ装置10に接続され、各ウェブ機器には仮想アドレスが割り当てられる。イントラネットは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN IEEE 802.11)、ブルートゥースネットワーク、無線周波数送信ネットワーク、または赤外線送信ネットワークであり得る。
【0067】
インタプリタ装置10に割り当てられる局所アドレスは、IPアドレス(例えば140.118.1.1)またはURL(例えばhttp://www.myhouse.com)であり得る。仮想アドレスは、IPアドレス(例えば140.118.1.242)またはURL(例えばhttp://lamp.com )であり得る。これは、ウェブ機器に割り当てられる遠隔アドレスでもある。ウェブ機器を表すアドレスは、インタプリタ装置10の実アドレスと仮想アドレスの組み合わせであり、http://140.118.1.1//140.118.1.242 やhttp://www.myhouse.com//lamp.comのように二本線のスラッシュ(//)で分けられる。
【0068】
モバイル機器14がインタプリタ装置10を通じてウェブ機器24を制御する時、割り当てられるアドレスは実アドレスと仮想アドレスを含む。インタプリタ装置10はコマンドをウェブ機器のマイクロプロセッサに送信し、プロセッサはランプ242をオンやオフにするというようにそのコマンドに応答する。そのような場合、インタプリタ装置10はコマンドをマイクロプロセッサによって受け入れることができる互換性のある形式に変換するプロトコルインタプリタとして機能するだけでなく、家庭内のローカルエリアネットワークのサーバとしても機能する。さらにWWWブラウザ装置20も、インタプリタ装置10を通じて同様な様式でウェブ機器を制御する。
【0069】
さらに、一旦局所アドレスと遠隔アドレスが割り当てられると、インタプリタ装置10は使用する準備が調う。いくつかのインタプリタ装置が同じサーバに割り当てられる遠隔アドレスを有する場合には、インタプリタ装置10は解釈のローディングを共有し、システムにフレキシブルな拡張性を提供する。
【0070】
特定の実施形態について図示すると共に説明してきたが、当業者には特許請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲から逸脱することなく様々な改変をなすことができることは明らかである。
【発明の効果】
以上、本発明によれば、ネットワークアクセス装置と協力して、ネットワークアクセス装置とWWWシステムの間のコンテンツの種類の違いに拘わらずWWWシステムと通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例証的実施形態のネットワーク環境中にある、インタプリタ装置と、他のネットワーク装置との関係を示す略図。
【図2】本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の系統図。
【図3】本発明の例証的実施形態におけるインタプリタ装置の透過性を示す略図。
【図4】本発明の例証的実施形態を示す略図。
【図5】本発明のさらなる例証的実施形態を示す略図。
【符号の説明】
10…インタプリタ装置、12…ネットワーク、14…ネットワークアクセス装置としてのモバイル機器、16…モバイルネットワーク、18…モバイルゲートウェイ、22,52…サーバ、24…サーバとしてのウェブ機器、100…ミドルウェアモジュール、102…クライアントモジュール、104…アダプタモジュール、1044…Unicode アダプタモジュール、1046…グラフ変換モジュール、106…サーバモジュール。
Claims (28)
- ネットワークアクセス装置と協力することによりネットワークを通じてサーバと通信し、前記サーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記インタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスの設定のための構成インタフェースを有するインタプリタ装置であって、
前記ネットワークを通じて前記ネットワークアクセス装置から送られた、デバイスパラメータおよび前記局所アドレスを含む第1の入力情報を受信し;
前記第1の入力情報を解釈して、第1の出力情報を生成し;
前記第1の出力情報を前記サーバに送信し、前記サーバが前記第1の出力情報に応答して第2の入力情報を生成し;
前記第2の入力情報を受信し;
前記デバイスパラメータに従って前記第2の入力情報を解釈して、第2の出力情報を生成し;および
前記ネットワークアクセス装置に前記第2の出力情報を送信する;ように構成されたインタプリタ装置。 - 前記第2の入力情報をUnicode 形式に変換するUnicode アダプタモジュールをさらに備える、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記デバイスパラメータはグラフ形式から成り、前記インタプリタ装置は前記第2の入力情報を前記グラフ形式のグラフファイルに変換するグラフ変換モジュールをさらに備える、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータ(URL)またはインターネットプロトコル(IP)アドレスである、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成る、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記サーバはウェブサイトサーバである、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記サーバはメールサーバであり、前記第2の入力情報と前記第2の出力情報は電子メールである、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記サーバはウェブ機器であり、前記第1の入力情報がコマンドを含む、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記第2の出力情報は、前記ネットワークアクセス装置のスクリーン上に適切に表示される植字を有する、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記第1の入力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)を通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成る、請求項1に記載のインタプリタ装置。
- 前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)を通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成る、請求項10に記載のインタプリタ装置。
- インターネットプロトコル(IP)ネットワークを通じてハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)サーバと通信するようにモバイル機器と共に使用されるインタプリタ装置であって、前記モバイル機器は前記インタプリタ装置に割り当てられた、デバイスパラメータと局所アドレスを含むモバイル出力情報をモバイルネットワークを通じてモバイルゲートウェイへ送信し、前記モバイルゲートウェイは前記モバイル出力情報を第1のHTTP入力情報に変換し、前記第1のHTTP入力情報を前記局所アドレスに従って送信する、インタプリタ装置において、インタプリタ装置が
前記HTTPサーバに割り当てられる遠隔アドレスと前記局所アドレスを設定するための構成インタフェースと、前記インタプリタ装置は前記局所アドレスを有する前記ネットワークに接続していることと、
HTTPクライアントモジュール;HTTPサーバモジュール;およびアダプタモジュール;を含むミドルウェアモジュールとを備え、
前記インタプリタ装置が、
前記HTTPクライアントモジュールが前記HTTP入力情報を受信して、前記HTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;
前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータを識別し、前記第1のHTTP入力情報を解釈して第1のHTTP出力情報を生成し、前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバモジュールに送信し;
前記HTTPサーバモジュールが前記第1のHTTP出力情報を前記HTTPサーバに送信し、前記HTTPサーバは、前記第1のHTTP出力情報に応答して、第2のHTTP入力情報を生成し;
前記HTTPサーバモジュールが前記第2のHTTP入力情報を受信し、前記第2のHTTP入力情報を前記アダプタモジュールに送信し;
前記アダプタモジュールが前記デバイスパラメータに従って前記第2のHTTP入力情報を変換して第2のHTTP出力情報を生成し;
前記アダプタモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記HTTPクライアントモジュールに送信し;および
前記HTTPクライアントモジュールが前記第2のHTTP出力情報を前記モバイルゲートウェイへ送信し、それにより前記モバイルゲートウェイが前記第2のHTTP出力情報をモバイル入力情報に変換し、前記モバイル入力情報を前記モバイル機器に送信する;ように構成されている、インタプリタ装置。 - 前記モバイル機器は無線アプリケーションプロトコル(WAP)ブラウザを備えた電子機器である、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- 前記モバイルゲートウェイは無線アプリケーションプロトコル(WAP)ゲートウェイである、請求項13に記載のインタプリタ装置。
- 前記デバイスパラメータが1つの特定のブラウザタイプまたはバージョンを示すために使用されるユーザ−エージェント変数を含む、請求項14に記載のインタプリタ装置。
- 前記第1のHTTP入力情報がASP、HTML、JSP、PHP、CGIまたはURL要求から成る、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- 前記第2のHTTP出力情報がWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成る、請求項16に記載のインタプリタ装置。
- 前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報をUnicode 形式に変換するためのUnicode アダプタモジュールをさらに備える、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- 前記ミドルウェアモジュールは、前記第2のHTTP入力情報がグラフファイルである場合に、前記第2のHTTP出力情報をWBMP形式に変換するためのグラフ変換モジュールをさらに備える、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- 前記遠隔アドレスはユニフォームリソースロケータ(URL)アドレスまたはインターネットプロトコル(IP)アドレスであり、前記局所アドレスはURLアドレスまたはIPアドレスである、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- 前記遠隔HTTPサーバはウェブサイトサーバである、請求項12に記載のインタプリタ装置。
- ウェブ機器に割り当てられる遠隔アドレスとインタプリタ装置に割り当てられる局所アドレスを設定する構成インタフェースを含むインタプリタ装置を通じて、ネットワークアクセス装置によりウェブ機器を制御する方法であって、
前記遠隔アドレス、前記ネットワークアクセス装置のデバイスパラメータ、およびコマンドを含む制御情報を受信する工程;
前記コマンドを解釈し、前記デバイスパラメータを識別する工程;および
前記コマンドを前記ウェブ機器に送信して前記ウェブ機器を制御する工程;から成る方法。 - 前記ウェブ機器が前記ウェブ機器ステータスを含む前記第1のステータス情報を前記インタプリタ装置に送信する工程;
前記インタプリタ装置が前記デバイスパラメータに従って前記第1のステータス情報を解釈して、第2のステータス情報を生成する工程;および
前記インタプリタ装置が前記第2のステータス情報を前記ネットワークに送信する工程;をさらに含む請求項22に記載の方法。 - 前記ネットワークアクセス装置はモバイルネットワークを通じて前記ネットワークに接続するモバイル機器から成る、請求項22に記載の方法。
- 前記ネットワークアクセス装置はワールドワイドウェブ(WWW)ブラウザを備えた電子機器である、請求項22に記載の方法。
- 前記遠隔アドレスは前記インタプリタ装置に関する前記ウェブ機器の仮想アドレスを含む、請求項22に記載の方法。
- 前記制御情報はハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)を通じて送られるASP、HTML、JSP、PHP、CGI、またはURL要求から成る、請求項22に記載の方法。
- 前記第2の出力情報は、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)を通じて送られるWML、XML、HDML、cHTML、MMLまたはxHTML形式のファイルから成る、請求項23に記載の方法。
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