JP2004001592A - 複輪タイヤ滑り防具着脱装置 - Google Patents

複輪タイヤ滑り防具着脱装置 Download PDF

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JP2004001592A
JP2004001592A JP2002158463A JP2002158463A JP2004001592A JP 2004001592 A JP2004001592 A JP 2004001592A JP 2002158463 A JP2002158463 A JP 2002158463A JP 2002158463 A JP2002158463 A JP 2002158463A JP 2004001592 A JP2004001592 A JP 2004001592A
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Koichi Kojo
古城 耕一
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Abstract

【課題】リンク機構を利用して複輪タイヤ間隙形状に類似した滑り防止具の着脱を容易にする。
【解決手段】複輪タイヤ間隙形状に類似した滑り防止具を等間隔固定したローラーチェーンの両端末の固定用角パイプに円弧状切欠を施し、この円弧切欠と同形状の切欠を有するガイド角パイプにヒンジピンが回転移動してロック及びロック解除ができるリンク機構を複輪タイヤの一対のホイールデイスクの間に固定した取付鉄円板に取り付けた装置。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、複輪タイヤの間隙間に装着する滑り防止具の着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複輪タイヤの間隙に装着する滑り防止具の固定には、複輪タイヤの一対のリムデイスク間に固定した鉄円板にローラチェーン端末に固定した圧着パイプをボルトとナットを使用していたため、ローラーチェーンの長さに余裕が必要となり、この余分な長さが弛みの原因になり、走行中の滑り防止具がタイヤ接地面外径よりも外側で回転することを防ぐ為に、ローラーチェーンどうしを引き寄せる引っ張りスプリングを取り付けなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
滑り防止具を等間隔に固定したローラーチェーンを複輪タイヤの間隙に装着した際に、ローラーチェーンの長さの余裕を最小限度に抑えれば、タイヤの回転中心から滑り防止具のローラーチェーン取付位置を半径とした周上に来るので、走行中の滑り防止具がタイヤの接地面外径よりも外側で回転する事を防ぐことができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、滑り防止具を等間隔固定したローラーチェーンの両端末とインサート角パイプ付回転板に同様の円弧切り欠きを施し、タイヤの回転中心から半径方向に対して傾斜をつけて装着し、この円弧切り欠きにロック用ヒンジピンが回転移動することで、ローラーチェーンの長さの余裕を最小限に押さえ、ロック及びロック解除させることを最も主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
滑り防止具を等間隔に固定したローラーチェーンの両端末の固定用角パイプを一回り大きな角パイプをガイドにして挿入装着する際に、傾斜を付けて挿入した後、その固定用角パイプの一端を持って、ロック用ヒンジピンが掛かる様に回転させることで、ローラーチェーンの弛みを最小限度に押さえ、さらに、ロック解除引出リンクを引き出して、左右に回転させることでロック解除を行い、装着後はこのロック解除引出リンクを押し戻すことで、ロック用ヒンジピンがロック位置から外れる事を防ぐ機構を実現した。
【0006】
【実施例】
図1は、複輪タイヤの間隙等の名称を図示しており、図2は、複輪タイヤの間隙に滑り防止具を挿入装着したところを示している。図3は、複輪タイヤのホイールデイスクの飾り穴位置に本願装置が取付可能なように切欠を施した取付鉄円板6の1つの飾り穴位置に本願装置を取り付けて、複数個の滑り防止具5を1本のローラーチェーン26に等間隔に固定し、このローラーチェーン26の両端末には、固定用角パイプ12とロックアップコネクタ付固定用角パイプ13をボルト29とナット30で固定した様子を示していて、アウタータイヤ1は省略している。
【0007】
図4は、図3の滑り防止具5とローラーチェーン26を省略した一部断面図で、本願装置を複輪タイヤの間隙に装着した様子を示しており、本願装置との回転バランスを取るために、本願装置とはタイヤの回転中心とは対称な位置にバランスウエイト31を取り付け、また、ロック解除引出リンク10を複輪タイヤの飾り穴を通して、引き出したり、押し戻す事で滑り防止具の着脱をする。
【0008】
図5は、複輪タイヤのホイールデイスクの飾り穴位置に本願装置をそれぞれ取付けて、この本願装置間の長さに合ったローラーチェーンに滑り防止具5を複数個等間隔で固定し、そのローラーチェーンの両端末には固定用角パイプ12とロックアップコネクタ付固定用角パイプ13をボルト29とナット30で締結している。
この場合、複数個の滑り防止具5を等間隔固定したローラーチェーン26を1セットとして分割装着できるので、複輪タイヤの非接地側間隙にある本願装置から固定する事ができるので、左右の複輪タイヤへの装着を同時に行うことができる。
【0009】
図6は、図5の滑り防止具5とローラーチェーン26を省略した一部断面図であり、本願装置を取付鉄円板6に均等に取り付けているので、回転バランスを取る必要があるものの、図4で示すような大きなバランスウエイト31は必要が無くなる。
【0010】
図7は、本願装置の正面図を示していて、2つのリンク固定板7の間に、アンロック回転三角板8とロックピンリンク9とインサートガイド角パイプ付回転板11がヒンジピンで止めてあり、それぞれのヒンジピンを回転軸とした回転移動が可能となっている。
図8は、図7の上面図を示し、図9はその側面図を示している。
【0011】
図10は、滑り防止具5を着脱する際の本願装置の様子を示していて、アウターホイール3の飾り穴からロック解除引出リンク10を引出し、左右どちらかに傾ける事で、アンロック回転三角板8がヒンジピン15を回転軸にして回転し、アンロック回転三角板8の円弧切欠に通したロック用ヒンジピン17がインサートガイド角パイプ付回転板11の円弧切欠から外れて、引張りスプリング25の力でインサートガイド角パイプ付回転板11がヒンジピン16を回転軸として回転傾斜し、固定用角パイプ12の着脱を容易にすることができる。
また、装着の際には、ロック解除引出リンク10を左右に動かして、予め左右のインサートガイド角パイプ付回転板11を回転傾斜させた状態にしておいて、どちらかのインサートガイド角パイプ付回転板11に固定用角パイプ12を差し込みながらヒンジピン16を回転軸として回転させ、ロック用ヒンジピン17がインサートガイド角パイプ付回転板11と固定用角パイプ12の円弧切欠にロックさせ、一連の滑り防止具5を等間隔固定したローラーチェーン26の片方のロックアップコネクタ付固定用角パイプ13をインサートガイド角パイプ付回転板11に挿入装着し、同様に回転させてロック用ヒンジピン17でロックする。
【0012】
図11は、アウタータイヤ1側のリンク固定板7を外して、本願装置のインサートガイド角パイプ付回転板11の形状を示していて、このインサートガイド角パイプ付回転板11は引張りスプリング25で引っ張られてヒンジピン16を回転軸として回転移動するが、インサートガイド角パイプ付回転板11の傾斜が大きくならないようにするために、回転止め用ボルト18にインサートガイド角パイプ付回転板11の外形上の一部が当たることで必要以上に回転する事を防ぎ、また、固定用角パイプ12又はロックアップコネクタ付固定用角パイプ13を挿入装着する際に、インサートガイド角パイプ付回転板11の挿入部は一回り大きな角パイプ又は角形状をしていて、その先端部を折り曲げて、インサートガイド角パイプ付回転板11の円弧切欠と固定用角パイプ12又はロックアップコネクタ付固定用角パイプ13の円弧切欠が合うようになるところで装着できるようになっている。
【0013】
ロック解除引出リンク10は、アウターホイール3の飾り穴から引き出して、アンロック回転三角板8を左右に回転させて、ロック解除を行う以外には、滑り防止具装着後、再び、ロックピンリンク9に当たるまで押し下げることで、ロック解除引出リンク10の両側にロック用ヒンジピン17が当たるので、ロック用ヒンジピン17が円弧切欠のアンロック位置まで移動する事を防ぐことにより、固定用角パイプ12及びロックアップコネクタ付固定用角パイプ13がロックされたままにする事ができる。
【0014】
一つの飾り穴位置にある本願装置に装着した隣り合う固定用角パイプ12とロックアップコネクタ付固定用角パイプ13は、ロックアップコネクタ14をヒンジピン23を回転軸として回転させ、固定用角パイプ12に懸かるようにしているので、ローラーチェーン26を介して予期せぬ無理な力が生じても、固定用角パイプ12やロックアップコネクタ付固定用角パイプ13が折り曲げられる事を防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本願装置は、スパナなどの道具を使わずに、複輪タイヤの間隙に装着する滑り防止具の両端末の角パイプの着脱を行う事ができるので、積雪路面と乾燥路面を交互に通行するような際に、滑り防止具の着脱を余儀なくされる場合に、労力の負担の軽減を図る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複輪タイヤの間隙名称等を示した説明図である。
【図2】複輪タイヤ間隙形状に類似した滑り防止具を装着した様子を示した斜視図である。
【図3】複輪タイヤの飾り穴位置の1つに本願装置を取り付けた時の使用例を示す正面図である。
【図4】図3で示すところの一部省略断面側面図である。
【図5】複輪タイヤの飾り穴位置それぞれに本願装置を取り付けた場合の使用例を示す正面図である。
【図6】図5で示すところの一部省略断面側面図である。
【図7】本願装置の正面図である。
【図8】本願装置の上面図である。
【図9】本願装置の側面図である。
【図10】本願装置にインサート角パイプ付回転板11を着脱する際の様子を示した正面図である。
【図11】アウターホイール3側のリンク固定板7を外して見た本願装置の正面図である。
【符号の説明】
1  アウタータイヤ
2  インナータイヤ
3  アウターホイール
4  インナーホイール
5  滑り防止具
6  取付鉄円板
7  リンク固定板
8  アンロック回転三角板
9  ロックピンリンク
10 ロック解除引出リンク
11 インサートガイド角パイプ付回転板
12 固定用角パイプ
13 ロックアップコネクタ付固定用角パイプ
14 ロックアップコネクタ
15 ヒンジピン
16 ヒンジピン
17 ロック用ヒンジピン
18 回転止め用ボルト
19 ナット
20 ボルト
21 ナット
22 ねじれコイルスプリング
23 ヒンジピン
24 スペーサー用パイプ
25 引張りスプリング
26 ローラーチェーン
27 滑り防止具固定パイプ
28 滑り防止具抜け止めワッシャ
29 ボルト
30 ナット
31 バランスウエイト

Claims (1)

  1. 複輪タイヤの一対のタイヤの向かい合うサイドウォールで形成される非接地側の複輪間隙形状に類似した断面形状を有する滑り防止具で、その複輪タイヤの間隙に挿入装着した際のサイドウォールと接触する側面間の幅のうち、その複輪タイヤの非接地側間隙最小部分より回転中心側へ挿入する側面間の幅が、この非接地側間隙最小寸法とほぼ同等かあるいは若干小さく設計した滑り防止具数個を等間隔固定したローラーチェーンの両端末に固定した角パイプを、複輪タイヤの一対のリムディスク間に固定した取付鉄円板に装着固定するために、ロックピンリンクのヒンジピンが回転して角パイプの円弧切欠きに掛かる事で角パイプが外れることを防止し、さらに、ロックピンリンクのヒンジピンがアンロック三角板の回転により連動して回転移動する事で、角パイプから外れて、滑り防止具を取り外す機構を有するリンク装置で、ロック解除引出リンクをリムディスクの飾り穴から引き出して、左右に倒す事でアンロック三角板を回転稼動させることができ、このロック解除引出リンクを押し戻す事で、ロックピンリンクのヒンジピンが角パイプの円弧切り欠きから外れる事を防ぐ機能を有する装置機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006049403A1 (en) * 2004-11-03 2006-05-11 Il Jun Park Preventing device of sliding for vehicle
CN117803009A (zh) * 2024-02-29 2024-04-02 大连森峰精密机械有限公司 一种用于坦坡施工的自动升降挂篮及其辅助装置

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