JP2003536150A - 多周波通信のシステムおよび方法 - Google Patents
多周波通信のシステムおよび方法Info
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- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10019—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.
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- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K11/00—Marking of animals
- A01K11/006—Automatic identification systems for animals, e.g. electronic devices, transponders for animals
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- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/0723—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs
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- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
Abstract
(57)【要約】
多周波RFID遠隔通信システムを提供し、このシステムは、複数のRFIDタグを備え、このタグは、第1の信号を受信しそして第2の信号を返送するように構成している。第2信号は、第1の周波数成分と第2の周波数成分とから成り、そして第2周波数成分は、各遠隔RFIDタグに固有のデータを含む。本システムは、さらにリーダを備え、このリーダは、インターロゲーション信号を送信しそしてタグから遠隔信号を受信するように構成している。第1信号プロセッサは、好ましくはミキサであるが、これは、受信信号から中間周波数成分を取り除き、そして第2プロセッサは、好ましくは第2のミキサであるが、これは、そのIF周波数成分を解析して、各遠隔タグに固有のデータを出力する。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、遠隔通信システムに関し、特に、無線周波識別タグに格納されたデ
ータの多数の周波数での送信および受信のための無線周波識別のシステムおよび
方法に関するものである。
ータの多数の周波数での送信および受信のための無線周波識別のシステムおよび
方法に関するものである。
【0002】
発明の背景
無線機器を利用する遠隔通信は、代表的には、無線周波(RF)技術に頼って
おり、この技術は、多くの産業において用いられている。RF技術の1つの応用
は、動物、在庫品、車両のような物体の位置の突き止め、識別、および追跡にお
いてある。
おり、この技術は、多くの産業において用いられている。RF技術の1つの応用
は、動物、在庫品、車両のような物体の位置の突き止め、識別、および追跡にお
いてある。
【0003】
RF識別(RFID)タグ・システムで、遠隔の物体の監視を容易にするため
のものが開発されている。図1に示したように、基本的なRFIDシステム10
は、3つのコンポーネント、すなわち、アンテナ12と、デコーダ付きの送受信
器14と、トランスポンダ(一般にRFタグと呼ぶ)16とを含んでいる。動作
については、アンテナ12は、送受信器14が発生した電磁的無線信号を放出し
て、タグ16を活性化する。タグ16が活性化されると、このタグからのデータ
の読み出しあるいはこのタグへのデータの書き込みができる。
のものが開発されている。図1に示したように、基本的なRFIDシステム10
は、3つのコンポーネント、すなわち、アンテナ12と、デコーダ付きの送受信
器14と、トランスポンダ(一般にRFタグと呼ぶ)16とを含んでいる。動作
については、アンテナ12は、送受信器14が発生した電磁的無線信号を放出し
て、タグ16を活性化する。タグ16が活性化されると、このタグからのデータ
の読み出しあるいはこのタグへのデータの書き込みができる。
【0004】
ある種の用途においては、アンテナ12は、送受信器/デコーダ14の1つの
コンポーネントであってインターロゲータ(リーダ)18となり、そしてこれは
、ハンドヘルドまたは固定装着のいずれかのデバイスとして構成することができ
る。インターロゲータ18は、使用するその電力出力および無線周波数に依存し
て、1インチから100フィートあるいはそれ以上までのレンジで、無線信号2
0を放出する。この電磁無線波20中をRFタグが通過するとき、タグ16は、
その信号20を検出し、そして活性化される。このとき、タグ16内にエンコー
ドされたデータは、データ信号22によって、アンテナ24からインターロゲー
タ18へと送信されて、その後の処理を受ける。
コンポーネントであってインターロゲータ(リーダ)18となり、そしてこれは
、ハンドヘルドまたは固定装着のいずれかのデバイスとして構成することができ
る。インターロゲータ18は、使用するその電力出力および無線周波数に依存し
て、1インチから100フィートあるいはそれ以上までのレンジで、無線信号2
0を放出する。この電磁無線波20中をRFタグが通過するとき、タグ16は、
その信号20を検出し、そして活性化される。このとき、タグ16内にエンコー
ドされたデータは、データ信号22によって、アンテナ24からインターロゲー
タ18へと送信されて、その後の処理を受ける。
【0005】
RFIDシステムの利点は、この技術の非接触で、非照準線の能力である。タ
グは、雪、霧、氷、ペイント、汚れ、およびバーコードあるいはその他の光学的
読み取り技術が効果のないその他の視覚的かつ環境的に困難な状況のような種々
の物体を通して読み取ることができる。また、RFタグは、注目に値する速度で
読み取ることもでき、大抵のケースにおいては100ミリ秒未満内で応答する。
グは、雪、霧、氷、ペイント、汚れ、およびバーコードあるいはその他の光学的
読み取り技術が効果のないその他の視覚的かつ環境的に困難な状況のような種々
の物体を通して読み取ることができる。また、RFタグは、注目に値する速度で
読み取ることもでき、大抵のケースにおいては100ミリ秒未満内で応答する。
【0006】
RFIDタグには、3つの主たるカテゴリがある。これらは、ビーム給電式受
動タグと、バッテリ給電式半受動タグと、能動タグとである。各々は、本質的に
異なった方法で動作する。
動タグと、バッテリ給電式半受動タグと、能動タグとである。各々は、本質的に
異なった方法で動作する。
【0007】
ビーム給電式RFタグは、受動デバイスと呼ばれることが多いが、その理由は
このタグにビームが向けられた無線周波エネルギからその動作に必要なエネルギ
を得るようになっているからである。このタグは、その電界を整流し、そしてタ
グ自体の反射特性を変化させ、インターロゲータから見える反射率の変化を生じ
させる。バッテリ給電式半受動RFIDタグは、それと同様に動作して、そのR
F横断面を変調することによりデルタをインターロゲータに反射して通信リンク
を出現させるようにする。ここで、バッテリは、このタグの動作電力のソースで
ある。最後に、能動RFタグにおいては、送信器を使用することによって、バッ
テリにより給電されたそれ自身の無線周波エネルギを生成する。
このタグにビームが向けられた無線周波エネルギからその動作に必要なエネルギ
を得るようになっているからである。このタグは、その電界を整流し、そしてタ
グ自体の反射特性を変化させ、インターロゲータから見える反射率の変化を生じ
させる。バッテリ給電式半受動RFIDタグは、それと同様に動作して、そのR
F横断面を変調することによりデルタをインターロゲータに反射して通信リンク
を出現させるようにする。ここで、バッテリは、このタグの動作電力のソースで
ある。最後に、能動RFタグにおいては、送信器を使用することによって、バッ
テリにより給電されたそれ自身の無線周波エネルギを生成する。
【0008】
代表的なRFタグ・システム10は、少なくとも1つのタグ16と1つのイン
ターロゲータ18とを含むことになる。このようなタグのための通信レンジは、
インターロゲータ18およびRFタグ16の送信電力にしたがって変動する。2
,450MHzで動作するバッテリ給電式タグは、これまでは、10メートル未
満のレンジに制限されていた。しかし、十分な電力をもつデバイスでは、周波数
並びに環境の特性に依存して、200メートルのレンジにまで達することができ
る。
ターロゲータ18とを含むことになる。このようなタグのための通信レンジは、
インターロゲータ18およびRFタグ16の送信電力にしたがって変動する。2
,450MHzで動作するバッテリ給電式タグは、これまでは、10メートル未
満のレンジに制限されていた。しかし、十分な電力をもつデバイスでは、周波数
並びに環境の特性に依存して、200メートルのレンジにまで達することができ
る。
【0009】
従来のRFタグ・システムは、連続波の後方散乱を利用して、タグ16からの
データをインターロゲータ18へ通信する。詳細には、インターロゲータ18は
、連続波の無線信号をタグ16に送信し、そしてタグは、信号20を、変調され
た後方散乱を使用して変調する。ここで、アンテナ24の電気的特性は、変調さ
れた信号22をインターロゲータ18へ反射するこのタグからの変調用信号によ
って変更される。変調された信号22は、タグ16からの情報でエンコードされ
る。次に、インターロゲータ18は、この変調された信号22を復調し、そして
その情報をデコードする。
データをインターロゲータ18へ通信する。詳細には、インターロゲータ18は
、連続波の無線信号をタグ16に送信し、そしてタグは、信号20を、変調され
た後方散乱を使用して変調する。ここで、アンテナ24の電気的特性は、変調さ
れた信号22をインターロゲータ18へ反射するこのタグからの変調用信号によ
って変更される。変調された信号22は、タグ16からの情報でエンコードされ
る。次に、インターロゲータ18は、この変調された信号22を復調し、そして
その情報をデコードする。
【0010】
従来の連続波後方散乱RFタグ・システムは、直列形式で一時に1つのタグし
か読み取れない。ある与えられた時間で限られた数のタグしか読み取ることがで
きないため、このシステムがその時間に処理できるデータ量は、抑制される。加
えて、単一のタグから送信できる情報の量は、従来技術の直列的性質により制限
される。
か読み取れない。ある与えられた時間で限られた数のタグしか読み取ることがで
きないため、このシステムがその時間に処理できるデータ量は、抑制される。加
えて、単一のタグから送信できる情報の量は、従来技術の直列的性質により制限
される。
【0011】
発明の摘要
本発明は、リーダと1つまたはそれより多い遠隔通信デバイスとの間の多周波
通信システム、並びにそれに関係した方法に向けたものである。本発明の1実施
形態によれば、遠隔通信デバイスが提供され、このデバイスは、第1の信号を受
信しそして該第1信号に応答する第2の信号を返送するように構成した通信回路
を備え、前記第2信号が、第1の変調成分と第2の変調成分とから成り、前記第
2変調成分が、前記遠隔通信デバイスに固有の少なくとも1つのデータ信号を含
む。理想的には、前記第1および第2の信号は、無線周波信号から成る。
通信システム、並びにそれに関係した方法に向けたものである。本発明の1実施
形態によれば、遠隔通信デバイスが提供され、このデバイスは、第1の信号を受
信しそして該第1信号に応答する第2の信号を返送するように構成した通信回路
を備え、前記第2信号が、第1の変調成分と第2の変調成分とから成り、前記第
2変調成分が、前記遠隔通信デバイスに固有の少なくとも1つのデータ信号を含
む。理想的には、前記第1および第2の信号は、無線周波信号から成る。
【0012】
本発明の別の形態によれば、前記通信回路は、前記第2変調成分を発生するた
めの少なくとも1つのデータ信号発生器を含む。代替的には、前記第2変調成分
は、第1および第2の信号発生器によってあるいは可変周波数信号発生器によっ
て発生される第1および第2のデータ信号を含むようにできる。
めの少なくとも1つのデータ信号発生器を含む。代替的には、前記第2変調成分
は、第1および第2の信号発生器によってあるいは可変周波数信号発生器によっ
て発生される第1および第2のデータ信号を含むようにできる。
【0013】
本発明の別の実施形態によれば、遠隔通信デバイスが提供され、このデバイス
は、少なくとも第1の信号を受信しそして第2信号を返送するためのアンテナと
、該アンテナに結合しており、前記第1信号に応答して前記第2信号を発生する
処理回路であって、該処理回路が、前記第2信号を、1次周波数と、前記遠隔通
信デバイス固有のデータ信号を含む少なくとも1つの中間周波数(IF)とで変
調するための少なくとも1つの変調回路を含む、前記の信号処理回路と、から成
る。理想的には、前記第1および第2の信号は、無線周波信号から成る。
は、少なくとも第1の信号を受信しそして第2信号を返送するためのアンテナと
、該アンテナに結合しており、前記第1信号に応答して前記第2信号を発生する
処理回路であって、該処理回路が、前記第2信号を、1次周波数と、前記遠隔通
信デバイス固有のデータ信号を含む少なくとも1つの中間周波数(IF)とで変
調するための少なくとも1つの変調回路を含む、前記の信号処理回路と、から成
る。理想的には、前記第1および第2の信号は、無線周波信号から成る。
【0014】
本発明のこの実施形態別の別の形態によれば、前記1次周波数は、第1および
第2の状態を含み、前記中間周波数は、前記第1状態に乗せる。代替的には、前
記第2信号は、前記1次周波数と、第1および第2の中間周波数とを含み、前記
第1中間周波数は、前記第1状態に乗せ、前記第2中間周波数は、前記第2状態
に乗せる。
第2の状態を含み、前記中間周波数は、前記第1状態に乗せる。代替的には、前
記第2信号は、前記1次周波数と、第1および第2の中間周波数とを含み、前記
第1中間周波数は、前記第1状態に乗せ、前記第2中間周波数は、前記第2状態
に乗せる。
【0015】
本発明の別の実施形態によれば、複数の遠隔通信デバイスと多数のIF周波数
で通信するためのリーダが提供される。このリーダは、多数のIF周波数で複数
の遠隔反射信号を受信するためのアンテナと、該アンテナに結合されており、前
記遠隔信号の各々から同時にデータを抽出するための第1受信回路と、から成る
。理想的には、前記受信回路は、前記遠隔信号の各々からデータを抽出するため
の複数の処理回路を含み、該複数の処理回路の各々は、所定の周波数の遠隔信号
を処理するように構成されている。
で通信するためのリーダが提供される。このリーダは、多数のIF周波数で複数
の遠隔反射信号を受信するためのアンテナと、該アンテナに結合されており、前
記遠隔信号の各々から同時にデータを抽出するための第1受信回路と、から成る
。理想的には、前記受信回路は、前記遠隔信号の各々からデータを抽出するため
の複数の処理回路を含み、該複数の処理回路の各々は、所定の周波数の遠隔信号
を処理するように構成されている。
【0016】
本発明のこの実施形態の別の形態によれば、直交ナル(quadrature null)か
らのような位相シフトに起因して前記第1受信回路が受信していない前記遠隔信
号の各々からデータを同時に抽出するための第2受信回路が提供される。
らのような位相シフトに起因して前記第1受信回路が受信していない前記遠隔信
号の各々からデータを同時に抽出するための第2受信回路が提供される。
【0017】
本発明のこの実施形態の別の形態によれば、前記リーダは、前記アンテナに結
合しており、前記遠隔通信デバイスにインターロゲーション信号を送信するため
の送信回路を含む。1実施形態においては、前記アンテナは、送信アンテナと受
信アンテナとを含む。オプションとして、ローノイズ増幅器を、前記受信アンテ
ナと前記第1および第2の受信回路との間に結合する。
合しており、前記遠隔通信デバイスにインターロゲーション信号を送信するため
の送信回路を含む。1実施形態においては、前記アンテナは、送信アンテナと受
信アンテナとを含む。オプションとして、ローノイズ増幅器を、前記受信アンテ
ナと前記第1および第2の受信回路との間に結合する。
【0018】
本発明のこの実施形態の別の形態によれば、前記第1受信回路は、中間周波数
信号を抽出するための第1の処理回路と、前記中間周波数信号からデータを抽出
するための第2の処理回路とを含む。
信号を抽出するための第1の処理回路と、前記中間周波数信号からデータを抽出
するための第2の処理回路とを含む。
【0019】
本発明のさらに別の実施形態によれば、複数の遠隔通信デバイスと通信するた
めの多周波通信システムが提供される。このシステムは、各デバイスが上記のよ
うに構成された複数の遠隔通信デバイスと、多数のIF周波数で複数の遠隔通信
デバイスと通信するための上記のように構成されたリーダとを含む。
めの多周波通信システムが提供される。このシステムは、各デバイスが上記のよ
うに構成された複数の遠隔通信デバイスと、多数のIF周波数で複数の遠隔通信
デバイスと通信するための上記のように構成されたリーダとを含む。
【0020】
本発明の別の実施形態によれば、複数の遠隔通信デバイス間の多周波通信のた
めの遠隔通信方法が提供され、該方法は、前記複数の遠隔通信デバイスにおいて
インターロゲーション信号を受信するステップと、各遠隔通信デバイスにおいて
、記インターロゲーション信号に応答して遠隔信号を発生するステップであって
、前記遠隔信号が、前記遠隔通信デバイスに固有のものとできるIF周波数を有
する、前記のステップと、前記遠隔信号を受信するステップと、前記遠隔信号か
らデータを抽出するステップと、から成る。
めの遠隔通信方法が提供され、該方法は、前記複数の遠隔通信デバイスにおいて
インターロゲーション信号を受信するステップと、各遠隔通信デバイスにおいて
、記インターロゲーション信号に応答して遠隔信号を発生するステップであって
、前記遠隔信号が、前記遠隔通信デバイスに固有のものとできるIF周波数を有
する、前記のステップと、前記遠隔信号を受信するステップと、前記遠隔信号か
らデータを抽出するステップと、から成る。
【0021】
発明の詳細な説明
本発明の上記の特徴および利点は、添付図面とともに、特定の実施形態につい
ての以下の限定的でない記述において、詳細に説明する。
ての以下の限定的でない記述において、詳細に説明する。
【0022】
最初に、図2を参照すると、これには、本発明にしたがって形成した多周波R
FID遠隔通信システム10の1実施形態の図を示している。詳細には、システ
ム10は、リーダ12と、複数のタグ、すなわち第1タグ14、第2タグ16お
よび第3タグ18とを含んでいる。リーダ12は、アンテナ20を備え、このア
ンテナは、第1信号22を送信し、そしてタグ・アンテナ26からの複数の第2
信号24を受信するように構成している。図には3つのタグを示したが、本シス
テムは、1つのタグまたは多数のタグから構成するようにもでき、したがってこ
こでは、3つのタグは、例示の代表的な例として示している。
FID遠隔通信システム10の1実施形態の図を示している。詳細には、システ
ム10は、リーダ12と、複数のタグ、すなわち第1タグ14、第2タグ16お
よび第3タグ18とを含んでいる。リーダ12は、アンテナ20を備え、このア
ンテナは、第1信号22を送信し、そしてタグ・アンテナ26からの複数の第2
信号24を受信するように構成している。図には3つのタグを示したが、本シス
テムは、1つのタグまたは多数のタグから構成するようにもでき、したがってこ
こでは、3つのタグは、例示の代表的な例として示している。
【0023】
従来のシステムにおいては、タグ14,16,18の各々は、関連する財産(a
sset)の識別を可能にするため、固有のコードでプログラムしている。RFID
システム10は、RFIDエネルギ波、この場合はリーダ12からブロードキャ
ストされる無線周波信号22を利用する。各タグ14,16,18は、次に、こ
の送信されたエネルギを、デジタル形式で反射または返送するようにする。しか
し、返送した信号24は、この場合、特定のタグおよびそれに関連する財産と同
一視される。
sset)の識別を可能にするため、固有のコードでプログラムしている。RFID
システム10は、RFIDエネルギ波、この場合はリーダ12からブロードキャ
ストされる無線周波信号22を利用する。各タグ14,16,18は、次に、こ
の送信されたエネルギを、デジタル形式で反射または返送するようにする。しか
し、返送した信号24は、この場合、特定のタグおよびそれに関連する財産と同
一視される。
【0024】
本発明のこの実施形態においては、タグ14,16,18の各々は、リーダ1
2からのRFエネルギ22を単に反射あるいは吸収するのではなく、そのエネル
ギを2段階の方法(two-tiered manner)で再変調し反射する。図3aおよび図
3bを参照すると、これには、最初の2つのタグ14,16の一部分の代表的な
スケッチを図示しており、これは、グランド基準30に直列に結合されたアンテ
ナ26と制御スイッチ28とを示している。第1タグ14は、第2信号24を制
御スイッチ28(この場合FET)を介して発生し、そして2段階の制御信号3
2は、0および1のような低レベルの周波数デジタル・コード36から成る第1
変調成分34を有し、そしてこれには、それより高速の中間周波数(IF)38
すなわちデータ信号を含んでおり、そしてこのデータ信号は、タグ14に関連し
た固有のデータを、固有とすることができるIF周波数で含んでいる。
2からのRFエネルギ22を単に反射あるいは吸収するのではなく、そのエネル
ギを2段階の方法(two-tiered manner)で再変調し反射する。図3aおよび図
3bを参照すると、これには、最初の2つのタグ14,16の一部分の代表的な
スケッチを図示しており、これは、グランド基準30に直列に結合されたアンテ
ナ26と制御スイッチ28とを示している。第1タグ14は、第2信号24を制
御スイッチ28(この場合FET)を介して発生し、そして2段階の制御信号3
2は、0および1のような低レベルの周波数デジタル・コード36から成る第1
変調成分34を有し、そしてこれには、それより高速の中間周波数(IF)38
すなわちデータ信号を含んでおり、そしてこのデータ信号は、タグ14に関連し
た固有のデータを、固有とすることができるIF周波数で含んでいる。
【0025】
言い換えれば、信号32は、1次周波数36に、第1状態40と第2状態42
とをもつ第1変調成分34を有している。この実施形態では、このIF変調成分
38は、1次周波数36の第1状態40上に乗せられている。図3bにおいては
、第2タグ16は、1次周波数46で、第1状態48と第2状態50とをもつ制
御信号44を有している。IF変調成分すなわちデータ信号52は、第1状態4
8に乗せられている。ここで、IF変調52は、図3aにおけるIF変調38よ
りも高い周波数で示している。尚、タグ14,16は両方とも、第1変調成分3
4と同じ周波数を共用することができ、一方、第1タグ14のIF変調成分38
は、第2タグ16のIF変調成分52よりは低い周波数とすることができ、これ
によって、リーダ12が、それら2つのタグを区別し、またそれらIF変調成分
38,52に埋め込まれたデータ信号から検索した固有データをその正しいタグ
と関連付けることができるようにする。
とをもつ第1変調成分34を有している。この実施形態では、このIF変調成分
38は、1次周波数36の第1状態40上に乗せられている。図3bにおいては
、第2タグ16は、1次周波数46で、第1状態48と第2状態50とをもつ制
御信号44を有している。IF変調成分すなわちデータ信号52は、第1状態4
8に乗せられている。ここで、IF変調52は、図3aにおけるIF変調38よ
りも高い周波数で示している。尚、タグ14,16は両方とも、第1変調成分3
4と同じ周波数を共用することができ、一方、第1タグ14のIF変調成分38
は、第2タグ16のIF変調成分52よりは低い周波数とすることができ、これ
によって、リーダ12が、それら2つのタグを区別し、またそれらIF変調成分
38,52に埋め込まれたデータ信号から検索した固有データをその正しいタグ
と関連付けることができるようにする。
【0026】
また、ここで、IF変調成分は、本発明の1次周波数の第2状態に乗せること
ができる。本発明の別の実施形態によれば、2つの別個のIF変調成分を単一の
第1変調成分に乗せる。例えば、図4を参照すると、これには、第3タグ18を
示しており、このタグは、第1および第2のタグ14,16と同じように、アン
テナ26,制御スイッチ28,グランド基準30を有している。参照を容易にす
るため、図3のタグに関して使用したのと同じ参照番号を、図4並びに図5aお
よび図5b全体を通して使用する。この実施形態では、制御信号54は、第1変
調成分または1次周波数56を有し、これには、高レベルに対応する第1状態5
8と、低レベルに対応する第2状態60とがある。第1IF変調62は、第1状
態58に乗せられ、そして第2IF変調64は、第2状態60に乗せられている
。ここで、第2IF変調64は、第1IF変調62よりも高い周波数にある。
ができる。本発明の別の実施形態によれば、2つの別個のIF変調成分を単一の
第1変調成分に乗せる。例えば、図4を参照すると、これには、第3タグ18を
示しており、このタグは、第1および第2のタグ14,16と同じように、アン
テナ26,制御スイッチ28,グランド基準30を有している。参照を容易にす
るため、図3のタグに関して使用したのと同じ参照番号を、図4並びに図5aお
よび図5b全体を通して使用する。この実施形態では、制御信号54は、第1変
調成分または1次周波数56を有し、これには、高レベルに対応する第1状態5
8と、低レベルに対応する第2状態60とがある。第1IF変調62は、第1状
態58に乗せられ、そして第2IF変調64は、第2状態60に乗せられている
。ここで、第2IF変調64は、第1IF変調62よりも高い周波数にある。
【0027】
上記制御信号並びにその結果の返送信号が発生される方法は、図5aおよび図
5bに示している。共通のグランド基準30の形態のスイッチ28に対し、直列
に結合されたアンテナ26を有するタグ66が示されている。図5aにおいて、
制御信号を第1、第2および第3の信号発生器68,70,72から受け、そし
てこれら信号発生器は、マイクロプロセッサ74により制御される。第1、第2
および第3の信号発生器68,70,72は各々、互いに異なった周波数で信号
を発生する。所与の時点でどの信号発生器を使用するかの選択は、固定のパター
ン、ランダムなパターンあるいは準ランダムなパターンに従うものとすることが
できる。この選択するパターンは、マイクロプロセッサ74に直接プログラムし
たり、あるいは個々の信号発生器を、リーダからの遠隔信号によってオン/オフ
にスイッチさせることもできる。代替的には、異なったパターンをマイクロプロ
セッサにプログラムし、そしてそのパターンの選択は、リーダが発生する信号を
介して行うこともできる。
5bに示している。共通のグランド基準30の形態のスイッチ28に対し、直列
に結合されたアンテナ26を有するタグ66が示されている。図5aにおいて、
制御信号を第1、第2および第3の信号発生器68,70,72から受け、そし
てこれら信号発生器は、マイクロプロセッサ74により制御される。第1、第2
および第3の信号発生器68,70,72は各々、互いに異なった周波数で信号
を発生する。所与の時点でどの信号発生器を使用するかの選択は、固定のパター
ン、ランダムなパターンあるいは準ランダムなパターンに従うものとすることが
できる。この選択するパターンは、マイクロプロセッサ74に直接プログラムし
たり、あるいは個々の信号発生器を、リーダからの遠隔信号によってオン/オフ
にスイッチさせることもできる。代替的には、異なったパターンをマイクロプロ
セッサにプログラムし、そしてそのパターンの選択は、リーダが発生する信号を
介して行うこともできる。
【0028】
図5bに示した実施形態においては、マイクロプロセッサ78に結合した可変
周波数発振器76を示している。図5bにおいては、マイクロプロセッサは、同
じく、可変周波数発振器76を直接制御するようにプログラムしたり、あるいは
マイクロプロセッサ78それ自身を、リーダによって遠隔から制御することによ
って可変周波数発振器76を制御するようにもできる。
周波数発振器76を示している。図5bにおいては、マイクロプロセッサは、同
じく、可変周波数発振器76を直接制御するようにプログラムしたり、あるいは
マイクロプロセッサ78それ自身を、リーダによって遠隔から制御することによ
って可変周波数発振器76を制御するようにもできる。
【0029】
単一のタグ66が2つまたはそれより多いIF周波数で変調できるようにする
ことにより、タグ66内に格納したデータは、他の方法で可能なレートよりもか
なり高いレートで送信することができる。複数のIF周波数で変調することは、
データを、従来技術のRFタグの直列形式ではなく、並列で送信できるようにす
る。このデータは、各IF周波数が、他のIF周波数と同時に、異なったビット
情報あるいはビット集合情報を搬送することができる。数学的に言えば、単一の
タグ内でn個のIF周波数を用いることは、従来技術のタグと比べ、2n倍多く
のデータを送信できるようになる。
ことにより、タグ66内に格納したデータは、他の方法で可能なレートよりもか
なり高いレートで送信することができる。複数のIF周波数で変調することは、
データを、従来技術のRFタグの直列形式ではなく、並列で送信できるようにす
る。このデータは、各IF周波数が、他のIF周波数と同時に、異なったビット
情報あるいはビット集合情報を搬送することができる。数学的に言えば、単一の
タグ内でn個のIF周波数を用いることは、従来技術のタグと比べ、2n倍多く
のデータを送信できるようになる。
【0030】
次に図6を参照すると、これには、本発明の1実施形態にしたがって形成した
多数IFリーダを示している。リーダ78は、送信アンテナ80を備え、これに
は、関連する発振器回路82とグランド基準84がある。また、リーダ78は、
受信アンテナ86も備え、これは、ミキサ88の形態の信号処理回路に結合し、
そしてそのミキサは、さらに第2のミキサ90の形態のIFコントローラに結合
し、そしてこのミキサ90の出力は、DATAと呼ぶ。この実施形態では、発振
器回路82は、アンテナ80を介してインターロゲーション信号92を送信し、
そしてこの信号は、遠隔通信デバイス(図示せず)が受信する。この遠隔通信デ
バイスがインターロゲーション信号92を処理しそして受信アンテナ86が受信
する遠隔信号94を返送すると、この信号は、第1ミキサ88を通して処理され
る。
多数IFリーダを示している。リーダ78は、送信アンテナ80を備え、これに
は、関連する発振器回路82とグランド基準84がある。また、リーダ78は、
受信アンテナ86も備え、これは、ミキサ88の形態の信号処理回路に結合し、
そしてそのミキサは、さらに第2のミキサ90の形態のIFコントローラに結合
し、そしてこのミキサ90の出力は、DATAと呼ぶ。この実施形態では、発振
器回路82は、アンテナ80を介してインターロゲーション信号92を送信し、
そしてこの信号は、遠隔通信デバイス(図示せず)が受信する。この遠隔通信デ
バイスがインターロゲーション信号92を処理しそして受信アンテナ86が受信
する遠隔信号94を返送すると、この信号は、第1ミキサ88を通して処理され
る。
【0031】
尚、多数IFリーダは、送信および受信の両方に使用する単一アンテナで実現
することができる。このリーダ78は、図示の都合上、2つのアンテナを有する
ものとして図6に示している。
することができる。このリーダ78は、図示の都合上、2つのアンテナを有する
ものとして図6に示している。
【0032】
本発明の上記実施形態によれば、遠隔信号94は、2段階信号であって低いレ
ベルの周波数の低レベルの第1変調成分と、それより高い周波数のより高いIF
変調成分すなわちデータ信号とから成ったものである。この遠隔信号94をアン
テナ86が受信すると、これは、最初にミキサ88で処理して、IF変調成分の
みを通過させる。このIF変調成分は、次に、IFコントローラまたは第2ミキ
サ90でさらに処理し、そしてこのミキサは、そのIF変調成分を解析しそして
DATAを出力する。以上のリーダ・コンポーネントは、容易に入手可能であり
、したがって詳細には説明しない。
ベルの周波数の低レベルの第1変調成分と、それより高い周波数のより高いIF
変調成分すなわちデータ信号とから成ったものである。この遠隔信号94をアン
テナ86が受信すると、これは、最初にミキサ88で処理して、IF変調成分の
みを通過させる。このIF変調成分は、次に、IFコントローラまたは第2ミキ
サ90でさらに処理し、そしてこのミキサは、そのIF変調成分を解析しそして
DATAを出力する。以上のリーダ・コンポーネントは、容易に入手可能であり
、したがって詳細には説明しない。
【0033】
図7は、本発明の別の実施形態にしたがって形成したリーダ96を示している
。図7におけるこのリーダ96の図示では、図6におけるリーダ78と共通の要
素に対しては同じ参照番号を使用している。ここで、リーダ96は、受信信号9
4を処理するための並列経路99を備え、この経路は、送信アンテナ80と第1
ミキサ88との間に結合した第1分割器98と、第1ミキサ88と受信アンテナ
86との間に結合した第2分割器100と、第1および第2の分割器98、10
0にそれぞれ結合した第1と第2の入力をもつ第3ミキサ102と、出力とを備
え、そしてその出力は、並列経路の第2ミキサ(図示せず)(第1ミキサ88に
結合した第2ミキサ90,第4ミキサ104,第5ミキサ106を含む第1経路
のミキサと同一)へ出る。ミキサ90,104,106の各々は、所定の周波数
のIF変調成分を受信し処理するように構成している。オプションのローノイズ
増幅器108は、受信信号94をブーストするため、受信アンテナ86と第2分
割器100との間に結合することができる。
。図7におけるこのリーダ96の図示では、図6におけるリーダ78と共通の要
素に対しては同じ参照番号を使用している。ここで、リーダ96は、受信信号9
4を処理するための並列経路99を備え、この経路は、送信アンテナ80と第1
ミキサ88との間に結合した第1分割器98と、第1ミキサ88と受信アンテナ
86との間に結合した第2分割器100と、第1および第2の分割器98、10
0にそれぞれ結合した第1と第2の入力をもつ第3ミキサ102と、出力とを備
え、そしてその出力は、並列経路の第2ミキサ(図示せず)(第1ミキサ88に
結合した第2ミキサ90,第4ミキサ104,第5ミキサ106を含む第1経路
のミキサと同一)へ出る。ミキサ90,104,106の各々は、所定の周波数
のIF変調成分を受信し処理するように構成している。オプションのローノイズ
増幅器108は、受信信号94をブーストするため、受信アンテナ86と第2分
割器100との間に結合することができる。
【0034】
2つの分割器98,100およびミキサ102で形成した並列経路99は、直
交ナルのような位相シフトに起因して失われる信号に対するカバレージ(covera
ge)を提供するように構成している。この並列経路は、第1ミキサ88、第2ミ
キサ90、第4ミキサ104、第5ミキサ106により形成された経路と同一の
遠隔信号94を処理する。したがって、第1経路で受信しない信号は、並列経路
99で受信されることによりより完全なカバレージを提供する。
交ナルのような位相シフトに起因して失われる信号に対するカバレージ(covera
ge)を提供するように構成している。この並列経路は、第1ミキサ88、第2ミ
キサ90、第4ミキサ104、第5ミキサ106により形成された経路と同一の
遠隔信号94を処理する。したがって、第1経路で受信しない信号は、並列経路
99で受信されることによりより完全なカバレージを提供する。
【0035】
結び
以上、本発明の好ましい実施形態について図示し記述したが、種々の変更が本
発明の要旨および範囲から逸脱せずに行えることは理解されるべきである。した
がって、本発明は、冒頭の特許請求の範囲のみによって制限されるべきものであ
る。
発明の要旨および範囲から逸脱せずに行えることは理解されるべきである。した
がって、本発明は、冒頭の特許請求の範囲のみによって制限されるべきものであ
る。
【図1】
図1は、既存のRFタグ・システムの図。
【図2】
図2は、本発明にしたがって形成した多周波RFID遠隔通信システムの1実
施形態の図。
施形態の図。
【図3】
図3aは、図2に示したタグ・デバイスの回路図。
図3bは、図2に示したタグ・デバイスの回路図。
【図4】
図4は、本発明にしたがって形成した多周波・2レベルIFタグの回路図。
【図5】
図5aは、本発明にしたがって形成した多周波で可変周波数のタグの回路図。
図5bは、本発明にしたがって形成した多周波で可変周波数のタグの回路図。
【図6】
図6は、本発明にしたがって形成した多周波リーダの回路図。
【図7】
図7は、本発明にしたがって形成した多周波リーダの代替の実施形態の回路図
。
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE
,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,
GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P
T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL
,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,
VN,YU,ZA,ZW
(71)出願人 Pacific Northwest D
ivision, Intellectu
al Property Service
s, P.O. Box 999, Ric
hland, WA 99352 U.S.A.
(72)発明者 カレンダー,カーティス・リー
アメリカ合衆国ワシントン州99352,リッ
チランド,カントリー・リッジ・ドライブ
1110
(72)発明者 ギルバート,ロナルド・ダブリュー
アメリカ合衆国ワシントン州99320,ベン
トン・シティ,ノース・デモス・ロード
65105
Fターム(参考) 5B035 BB09 CA23
5B058 CA15 KA40
Claims (48)
- 【請求項1】 遠隔通信デバイスであって、 第1の信号を受信しそして該第1信号に応答する第2の信号を返送するように
構成した通信回路であって、前記第2信号が、第1の変調周波数と第2の変調周
波数とから成り、前記第2変調周波数が、前記通信デバイスに固有の少なくとも
1つのデータ信号を含むこと、 を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項2】 請求項1記載のデバイスであって、前記第1および第2の信号は、無線周波信
号から成ること、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項3】 請求項2記載のデバイスであって、さらに、少なくとも1つのデータ信号発生
器を含むこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項4】 請求項3記載のデバイスにおいて、前記少なくとも1つのデータ信号発生器は
、可変周波数信号発生器から成ること、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項5】 請求項2記載のデバイスにおいて、前記第2変調周波数は、第1および第2の
データ信号を含むこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項6】 請求項5記載のデバイスにおいて、前記第1データ信号は、第1のデータ信号
発生器が発生し、前記第2データ信号は、第2のデータ信号発生器が発生するこ
と、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項7】 請求項6記載のデバイスにおいて、前記第1および第2のデータ信号は、互い
に異なった周波数で発生すること、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項8】 請求項5記載のデバイスであって、さらに、前記第1および第2のデータ信号
を互いに異なった周波数で発生するように構成した単一のデータ信号発生器を含
むこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項9】 請求項2記載のデバイスにおいて、前記通信回路は、さらに、前記第1信号か
ら電源電圧を発生するように構成したこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項10】 請求項2記載のデバイスにおいて、前記通信回路は、エネルギ信号ソースから
のエネルギ信号を受信し、そして該エネルギ信号から電源電圧を発生するように
構成したこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項11】 請求項2記載のデバイスにおいて、前記通信回路は、さらに、遠隔の活性化お
よび不活性化の信号を受信したとき、それぞれ活性化および不活性化するように
構成したこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項12】 遠隔通信デバイスであって、 少なくとも第1の信号を受信し、そして第2信号を返送するためのアンテナと
、 該アンテナに結合しており、前記第1信号に応答して前記第2信号を発生する
信号処理回路であって、該信号処理回路が、前記第2信号を、1次周波数と、前
記遠隔通信デバイス固有のデータ信号を含む中間周波数とで変調するための少な
くとも1つの変調回路を含む、前記の信号処理回路と、 から成る遠隔通信デバイス。 - 【請求項13】 請求項12記載のデバイスにおいて、前記第1および第2の信号は、無線周波
信号から成ること、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項14】 請求項13記載のデバイスにおいて、前記少なくとも1つの中間周波数は、前
記1次周波数の周波数よりも高い周波数であること、を特徴とする遠隔通信デバ
イス。 - 【請求項15】 請求項13記載のデバイスにおいて、前記1次周波数は、第1および第2の状
態を含み、前記少なくとも1つの中間周波数は、前記第1状態に乗せること、を
特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項16】 請求項13記載のデバイスにおいて、前記第2信号は、前記1次周波数と、第
1および第2の中間周波数とを含むこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項17】 請求項16記載のデバイスにおいて、前記1次周波数は、第1および第2の状
態を有し、前記第1中間周波数は、前記第1状態に乗せ、前記第2中間周波数は
、前記第2状態に乗せること、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項18】 請求項13記載のデバイスにおいて、前記アンテナと前記信号処理回路は、エ
ネルギ信号を受信し、そして該エネルギ信号から電源電圧を発生するように構成
したこと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項19】 請求項13記載のデバイスにおいて、前記信号処理回路は、前記第1信号から
、前記信号処理回路に電流を供給するための電源電圧を発生するように構成した
こと、を特徴とする遠隔通信デバイス。 - 【請求項20】 複数の遠隔通信デバイスと複数のIF周波数で通信するためのリーダであって
、 複数のIF周波数で複数の遠隔反射信号を受信するためのアンテナと、 該アンテナに結合されており、前記遠隔信号の各々から同時にデータを抽出す
るための第1受信回路と、 から成るリーダ。 - 【請求項21】 請求項20記載のリーダにおいて、前記第1受信回路は、前記遠隔信号の各々
からデータを抽出するための少なくとも1つの処理回路を含み、少なくとも1つ
の処理回路の各々は、所定の周波数の遠隔信号を処理するように構成したこと、
を特徴とするリーダ。 - 【請求項22】 請求項21記載のリーダであって、さらに、前記遠隔信号における位相シフト
に起因して前記第1受信回路が受信していない前記遠隔信号の各々からデータを
同時に抽出するための第2受信回路を含み、該第2受信回路は、前記第1受信回
路と並列に前記アンテナに結合し、また所定の周波数の遠隔信号を処理するよう
に構成した少なくとも1つの処理回路を有すること、を特徴とするリーダ。 - 【請求項23】 請求項22記載のリーダであって、さらに、前記アンテナに結合しており、前
記第1および第2の遠隔通信デバイスにインターロゲーション信号を送信するた
めの送信回路を含むこと、を特徴とするリーダ。 - 【請求項24】 請求項23記載のリーダにおいて、前記アンテナは、前記送信回路に結合した
送信アンテナと、前記第1および第2の受信回路に結合した受信アンテナとを含
むこと、を特徴とするリーダ。 - 【請求項25】 請求項24記載のリーダであって、さらに、前記受信アンテナと前記第1およ
び第2の受信回路との間に結合したローノイズ増幅器を含むこと、を特徴とする
リーダ。 - 【請求項26】 請求項24記載のリーダであって、さらに、前記送信アンテナと前記第1およ
び第2の受信回路との間に結合した第1の2分割回路と、前記受信アンテナと前
記第1および第2の受信回路との間に結合した第2の2分割回路とを含むこと、
を特徴とするリーダ。 - 【請求項27】 請求項26記載のリーダであって、さらに、前記受信アンテナと前記第2の2
分割回路との間に結合したローノイズ増幅器を含むこと、を特徴とするリーダ。 - 【請求項28】 請求項22記載のリーダにおいて、前記第1および第2の受信回路の各々は、
前記複数の遠隔信号の各々から中間周波数信号を抽出するための第1の処理回路
と、前記中間周波数信号からデータを抽出するための第2の処理回路とを含むこ
と、を特徴とするリーダ。 - 【請求項29】 請求項28記載のリーダにおいて、前記第2処理回路は、複数のミキサ回路を
含み、各ミキサ回路は、前記複数のミキサ回路の他のものとは異なった単一の中
間周波数からデータを抽出するように構成したこと、を特徴とするリーダ。 - 【請求項30】 多周波通信システムであって、 複数の遠隔通信デバイスであって、各遠隔通信デバイスが、 少なくとも第1の信号を受信し、そして遠隔信号を返送するためのアンテナ
と、 該アンテナに結合しており、前記第1信号に応答して前記遠隔信号を発生す
る処理回路であって、該処理回路が、前記遠隔信号を、1次周波数と、該遠隔通
信デバイス固有でかつ該遠隔通信デバイスに固有のデータ信号を含む少なくとも
1つの中間周波数とで返送するための少なくとも1つの変調回路と、 を含む、前記の遠隔通信デバイスと、 多数の周波数で前記複数の遠隔通信デバイスと通信するためのリーダであって
、 多数の周波数で前記遠隔信号を受信するためのアンテナと、 該アンテナに結合されており、前記遠隔信号の各々から同時にデータを抽出
するための第1受信回路と、 を含むリーダと、 から成る多周波通信システム。 - 【請求項31】 請求項30記載のシステムにおいて、前記第1信号および前記遠隔信号は、無
線周波信号であること、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項32】 請求項31記載のシステムにおいて、前記第1受信回路は、少なくとも1つの
処理回路を含み、該少なくとも1つの処理回路の各々は、所定の周波数の遠隔信
号を処理するように構成したこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項33】 請求項32記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの処理回路は、前記
遠隔信号から前記少なくとも1つの中間周波数を抽出するための第1の処理回路
と、前記少なくとも1つの中間周波数の信号からデータを抽出するための第2の
処理回路とを含むこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項34】 請求項33記載のシステムにおいて、前記1次周波数は、第1および第2の状
態を含み、前記少なくとも1つの中間周波数は、前記第1状態に乗せること、を
特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項35】 請求項33記載のシステムにおいて、前記遠隔信号は、前記1次周波数、およ
び第1および第2の中間周波数を含み、さらにまた、前記処理回路の各々の前記
第2処理回路は、前記第1および第2の中間周波数からデータを抽出するように
構成したこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項36】 請求項35記載のシステムにおいて、前記1次周波数は、第1および第2の状
態を有し、前記第1中間周波数は、前記第1状態に乗せ、前記第2中間周波数は
、前記第2状態に乗せること、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項37】 請求項33記載のシステムにおいて、前記リーダは、さらに、位相シフトに起
因して前記第1受信回路が受信していない前記遠隔信号の各々からデータを同時
に抽出するための第2受信回路を含むこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項38】 請求項37記載のシステムにおいて、前記リーダは、さらに、前記アンテナに
結合しており、前記第1信号を前記遠隔通信デバイスに送信するための送信回路
を含むこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項39】 請求項38記載のシステムにおいて、前記アンテナは、前記送信回路に結合し
た送信アンテナと、前記受信回路に結合した受信アンテナとを含むこと、を特徴
とする多周波通信システム。 - 【請求項40】 請求項39記載のシステムであって、さらに、前記受信アンテナと前記第1お
よび第2の受信回路との間に結合したローノイズ増幅器を含むこと、を特徴とす
る多周波通信システム。 - 【請求項41】 請求項38記載のシステムであって、さらに、前記送信アンテナと前記第1お
よび第2の受信回路との間に結合した第1の2分割回路と、前記受信アンテナと
前記第1および第2の受信回路との間に結合した第2の2分割回路とを含むこと
、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項42】 請求項40記載のシステムであって、さらに、前記受信アンテナと前記第2の
2分割回路との間に結合したローノイズ増幅器を含むこと、を特徴とする多周波
通信システム。 - 【請求項43】 請求項31記載のシステムにおいて、前記遠隔通信デバイスの前記信号処理回
路は、エネルギ信号を受信し、また該エネルギ信号を前記信号処理回路のための
電源電圧に変換するように構成したこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項44】 請求項31記載のシステムにおいて、各遠隔通信デバイスの前記信号処理回路
は、前記第1信号を、前記信号処理回路へ電流を供給するための電源電圧へ変換
するように構成したこと、を特徴とする多周波通信システム。 - 【請求項45】 複数の遠隔通信デバイスとリーダとの間の遠隔通信のための遠隔通信方法であ
って、 前記複数の遠隔通信デバイスにおいてインターロゲーション信号を受信するス
テップと、 各遠隔通信デバイスにおいて、記インターロゲーション信号に応答して遠隔信
号を発生するステップであって、各遠隔通信デバイスの前記遠隔信号が、他の前
記遠隔通信デバイスの前記遠隔信号とは異なった周波数を有する、前記のステッ
プと、 各遠隔通信デバイスから前記遠隔信号を受信するステップと、 各遠隔信号からデータを抽出するステップと、 から成る遠隔通信方法。 - 【請求項46】 請求項45記載の方法であって、最初に、前記インターロゲーション信号を送
信すること、を含むことを特徴とする遠隔通信方法。 - 【請求項47】 請求項46記載の方法において、前記の各遠隔信号を発生するステップは、多
周波遠隔信号が1次周波数と中間周波数とを有するように発生することを含み、
前記中間周波数は、各遠隔通信デバイスに固有のデータ信号を含み、 前記の遠隔信号からデータを抽出するステップは、前記1次周波数を除去しそ
して前記中間周波数から前記データを抽出すること、を含むこと、 を特徴とする遠隔通信方法。 - 【請求項48】 請求項46記載の方法において、各前記多周波信号は、同時に受信され処理さ
れること、を特徴とする遠隔通信方法。
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