JP2003535297A - 銃火器の発射解除装置 - Google Patents

銃火器の発射解除装置

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JP2003535297A JP2001576400A JP2001576400A JP2003535297A JP 2003535297 A JP2003535297 A JP 2003535297A JP 2001576400 A JP2001576400 A JP 2001576400A JP 2001576400 A JP2001576400 A JP 2001576400A JP 2003535297 A JP2003535297 A JP 2003535297A
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Abstract

(57)【要約】 銃火器(1)は、許可されていない使用に対して、次のよう態様で安全が確保される。すなわち、銃火器の使用者自身によって装着され、引金(3)が引かれたとき、銃火器の電子回路(11)から照会される応答機が有効なライセンスコードを送出するときだけ、銃火器の引金が解除されるように構成される。本発明はまた電子的に点火される弾薬、及びその弾薬に適した銃火器に関する。銃火器は実時間時計を有するため、銃火器の各使用日時を記録することができる。弾薬は、銃火器のコンタクト装置を通して読み出される、弾薬の形式を識別するコードを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引金を有する銃火器の発射解除装置、及び該装置の起動を阻止する
ことができる安全装置に関し、更には、弾薬及び該弾薬と一緒に用いることが出
来る銃火器に関する。
【0002】
【従来の技術】
銃火器の使用を規制する法律を厳しくする世界的な試みは、銃火器の使用が許
可されていない者による銃火器の使用から生じる大きな潜在的危険性を鮮烈に印
象付けるものである。これまでに知られている銃火器用の安全装置は、せいぜい
、使用者自身が誤って銃火器の引金を引き、不用意に発砲してしまうと云う危険
性を減らすに過ぎないものである。しかしながら、従来の安全装置では、銃の使
用が許可されていない者が何時でも銃火器を起動することを防ぐことができるも
のではない。一方で、ピストル、リボルバー又はライフル等の銃火器は、それが
子供の手の届くところにあると、非常に危険なものである。他方で、銃火器は、
他人を脅したり、傷つけたり、また更には殺したりするために、犯罪者によって
乱用されたりもする。しばしば、警備会社の人が、公用で所持していたが、犯罪
者によって奪われた自分自身の銃火器によって撃たれてしまうようなことがある
【0003】 そこで、本発明の一つの目的は、許可されていない者による使用から銃火器を
保護することができる、上で述べたような形式の装置を提供することである。本
発明の更に他の目的は、そのような目的に適した弾薬の提供と、この弾薬を用い
るのに適した銃火器を提供することである。
【0004】 上で述べた形式の発射解除装置に関しては、その目的は、次のような安全装置
によって達成される。その安全装置は、銃火器側に電気エネルギー源と該電気エ
ネルギー源によって作動される電子回路に設けられ、該電子回路は、前記銃火器
とは別のところに設けられた応答機に対して照会信号を無線的に発信する発信機
と、前記照会信号に応答して前記応答機から無線的に発信される応答信号を受信
する受信機と、前記応答信号に含まれる情報を検査・確認する装置と、前記検査
・確認装置によって駆動され且つ前記検査・確認結果に応じて、前記装置の起動
を解除する解除装置とを有する。
【0005】 本発明によれば、もし銃火器の使用者が自分自身の身辺に、銃火器の引金が起
動された後、銃火器内の回路から発信される照会信号に応答して、解除装置を非
阻止の状態とする応答信号を再発信する応答機を有していない場合には、銃火器
は発射が阻止されたままの状態が維持される。この目的に適した応答機は良く知
られている。それらは、照会信号のための受信機と応答信号のための発信機を有
し、それが動作するために必要な電気エネルギーを、送信されてくる照会信号か
ら得るようになっている。
【0006】 電子回路及び電気エネルギー源は、小さい銃である場合には、銃火器のハンド
ル(把持部分)内に設けられることが好ましい。電気エネルギー源は通常はバッ
テリーである。この点に関しては、他の実施例もまたいろいろ考えられる。例え
ば、電気エネルギー源として、引金に結合され、発射するときの引金の機械的な
動きを電気エネルギーに変換する変換器を用いることもできる。
【0007】 従来の機械式安全装置と同様に、本発明の安全装置も、平常時が発射阻止状態
である。そのために、平常時は電気エネルギーは必要でない。電気エネルギーの
消費は引金が付勢されたときにのみ起こり、そして銃火器と応答機との間の信号
交換は、安全装置を阻止する機械的阻止ピンを、例えば安全装置内に設けられた
ソレノイドの手段によって解除位置に移動させる。
【0008】 好適実施例では、前記銃火器の前記電子回路は、前記銃火器の識別コードをそ
の中に記憶させた不揮発性メモリを有し、前記検査・確認装置は、前記不揮発性
メモリ内に記憶されている前記コードと前記応答機から送信されてくる前記応答
信号に含まれている情報とを比較するための比較装置を有する。前記不揮発性メ
モリ内に記憶されるコードは、銃火器を個別化するためのものである。後者のも
のは、したがって、解除装置を非阻止化するために比較装置によって受け入れら
れたその応答信号が記憶されているコードに関連を持った応答機の所定の位置に
ある物にだけ使用されればよい。
【0009】 これに加えて、前記不揮発性メモリが、追加的にその中に、銃火器使用者ライ
センスを表わすコードを記憶することが有用であり、該コードは、前記比較装置
によって、前記応答機から送信されてくる応答信号内に含まれる情報と比較され
る。銃火器使用者ライセンスを表わすコードは、その銃火器を使用することが許
可されている複数の人を、ライセンス番号の態様で個別化するものである。こう
することにより、複数の人のための複数のコードが記憶されることになり、その
結果、その銃火器は、幾人かのグループによって使用することができるようにな
る。さもなければ、各人は、正にその人だけに有効なコードに対応した応答信号
だけを発信する自分自身用の応答機を有しなければならない。この場合、引金が
付勢されたとき、比較装置は、異なる使用者ライセンスを表わす全てのコードを
、有効なコードが見つかるまで巡回比較する。そして、有効なコードが見つかっ
たときのみ、解除装置が非阻止化される。それ以外の場合は、阻止化されたまま
である。
【0010】 この点に関し、前記不揮発性メモリが交換可能であり、且つ前記電子回路の残
りの部分が前記銃火器に固定して接続されたままであることが都合が良い。銃火
器を個別化する不揮発性メモリは、この場合、例えば、銃火器のマガジン内の対
応した凹部内に挿入される基板上に配設される。マガジンを銃火器内に滑入する
と、不揮発性メモリは回路と接触し、それにより、同一形式の他全ての銃火器と
同一構造である当該銃火器を個別化できることとなる。
【0011】 本発明の範囲内において、前記銃火器の前記電子回路は更に、実時間時計、不
揮発性メモリ、及びメモリ書込みユニットを有し、該書込みユニットは、装置が
それぞれ付勢された日時を前記不揮発性メモリ内に書き込む。この構成は、一方
で実時間時計のための電気エネルギーを常時供給することを要求するが、銃火器
の全ての付勢状況を記録することを可能とするものである。この構成は、個々の
銃の使用が犯罪的なものであるか、又はその他の目的のものであるかを検証する
のに非常に効果的な手段を提供するものである。日時の記録がいい加減となるこ
とを防ぐために、実時間時計への電力供給は、少なくとも故意には中断されない
ような手段が講じられなければならない。この目的のために、電子回路に、実時
間時計への電力供給が中断されたときには、銃火器を永久的に阻止化する機能を
与えても良い。実際的には通常の出費で行うことができるこの永久的阻止の除去
は、銃の製造者のみが可能であるようにする。
【0012】 銃火器の電子回路は、一般的に良く知られているマイクロチップの形態である
ことが好ましい。マイクロチップの形態は、とりわけ、特定の実施例における応
答機に好都合である。本装置の実施例では、応答機はチップの形態であり、且つ
銃火器の使用者が自分自身の身辺に装着する物と一体的に構成される。
【0013】 応答機は、身体に装着したとき目立たなく且つ紛失する恐れのない、いろいろ
な形態とすることができる。応答機チップは、例えば、使用者が衣服のポケット
に入れる公知のチップカードのような、平面基板内に挿入されても良い。応答機
と銃火器との間の短い通信距離に好都合な特に有用な実施例としては、応答機が
指輪であると言える。この指輪が銃を撃つ手に装着されている場合は、照会信号
と応答信号の誘導的通信でも、距離が短いので十分である。
【0014】 銃火器の安全性を高める目的は、そのような目的に沿った弾薬を製造すること
によって促進される。弾薬は、弾薬筒と、前記弾薬筒に差し込まれる弾丸と、前
記弾薬筒内に設けられる発射火薬、前記弾薬筒内に設けられた、前記発射火薬の
ための点火装置とからなる。そのような弾薬において、本発明の特徴とするとこ
ろは、前記点火装置が、電気コンタクトであって、該電気コンタクトと相補の形
状に形成され、前記弾薬が点火位置にあるとき、銃火器から電気エネルギーを供
給するための銃火器側のコンタクトに接触するようになった電気コンタクトを有
した電子回路と、該電子回路によって駆動される変換器とを有することである。
この変換器は、前記電子回路から変換器に供給された電気点火エネルギーのパル
スを、エネルギーの供給に応じて、前記発射火薬を点火するのに適したエネルギ
ーのパルスに変換するものである。
【0015】 この形式の弾薬は、今までの銃火器には使用することができない。なぜならば
、従来の起爆装置とは対照的にその点火装置は、従来の銃火器の点火ピンによっ
ては点火することができないからである。もし、将来における弾薬の製造が本発
明の弾薬に完全に変更されれば、何の管制もなく現在非常に多く普及している従
来の全ての銃火器は、短い期間で使用できなくなるであろう。本発明による弾薬
は、弾薬内に設けられた電子回路によって、変換器を駆動するのに適した信号形
式に変換される電気点火エネルギーの供給を必要とする。変換器は、発射火薬を
点火するのに適したパルスエネルギーへの変換を行う。通常は、これは、発射火
薬を点火するのに十分な量の熱エネルギーを供給する電気熱変換器である。変換
器は、一回の使用で、その破壊電力を超えて駆動することができるレーザーダイ
オードであることが好ましい。
【0016】 弾薬の好都合な実施例は、前記点火装置の前記電子回路が、弾薬の形式を識別
するコードをその中に記憶し、且つ前記コンタクト装置を介して読み出すことが
できる不揮発性メモリを有するものである。
【0017】 識別コードが読み出されたとき、その識別コードは、その弾薬が、ある銃火器
にとって又はある使用者にとって使用可能なものであるかを制御するために用い
ることができる。
【0018】 前記弾薬が使用される発射解除装置を具えた銃火器において、前記弾薬の前記
電気コンタクト装置に対して相補な形状に形成されたコンタクト装置と引金を有
した前記安全装置は、前記解除装置には電気エネルギー源と、該電気エネルギー
源によって活性化される電子回路が提供されるように構成される。前記電子回路
は、前記引金の付勢に応じて、相補形状に形成された前記コンタクト装置に対し
て、弾薬を点火するための適当な電気エネルギーを供給する。
【0019】 弾薬の形式を識別するコードによって提供される制御性を更に促進するには、
前記実施例の銃火器はさらに、前記銃火器の前記電子回路が、前記弾薬の電子回
路の不揮発性メモリ内に記憶されている前記識別コードを読み出すための装置と
、前記識別コードを検査・確認するための装置とを有するように形成される。前
記検査・確認装置は、検査・確認の結果によって、前記エネルギーの供給を解除
又は阻止する。そうすることにより、銃火器は、例えば、銃身の危険な破裂とも
なりかねない、その銃火器にとって不適当な弾薬と一緒に用いられることを防ぐ
ことができる。
【0020】 制御性の更なる向上は、前記銃火器の前記電子回路が、前記弾薬の前記読出識
別コードを記憶する不揮発性メモリを有することによって達成される。そうする
ことにより、後の検査・確認において、どの形式の弾薬がその銃火器で過去に使
用されたかを知ることができる。弾薬の内、使用が許されない形式の弾薬の使用
は、こうすることにより、後で検査・確認され、それにより、時期尚早な摩滅及
びその結果としての事故は除去されることになる。
【0021】 本発明の更なる特徴、有利な点は、図面を参照して行う以下の説明でより明確
なものとなる。
【0022】
【実施の形態】
図1(a)の上部左側には、銃火器1のグリップ部分に隣接する銃筒2の端部
領域の概略図が示されている。同図には、発射解除装置が概略的に示されている
。解除装置は、引金3と、該引金3によって移動される引金3と繋がった引金バ
ー4と、撃鉄5と引金3によって移動される引金バー4の端部との間に設けられ
た撃鉄阻止部材6とを有する。撃鉄阻止部材6は、引金バー4、撃針7及び撃針
の安全レバー8によって付勢される。発射解除装置のそのような機械的構成は従
来から広く良く知られている。そのため、それらの更なる説明はここでは行わな
い。撃鉄阻止部材6は、引金3が引かれたとき、引金バー4によって枢動し、ス
プリングによって常時付勢されている撃鉄5を解除する。その結果、撃鉄5は、
もしその時安全レバー8が解除位置になっていれば、銃筒2内に位置する弾薬9
の起爆装置に対して撃針7を打撃する。この時の状態は、図1(a)の左側の最
も下の図に示されている。
【0023】 図1(a)にその上部部分のみが示されているピストル1のグリップ部分10
には、そのグリップ部分10の外側に、より簡単に示されている電子回路11が
設けられている。なお、実際には、この電子回路は、例えばグリップ部分10の
グリップカバー内に設けられるものである。
【0024】 電子回路11は、電気エネルギー源としてのバッテリーと、トランシーバー1
3と、実時間時計14及び全体の各回路の動作を制御するロジック回路15とを
有する。
【0025】 引金3は、内蔵マイクロスイッチ17のための付勢部材16を有する。発射す
るために引金3が最初に短い距離引かれると、付勢部材16はマイクロスイッチ
17を閉じる。この状態は、図1(a)の左側の真ん中の図に示されている。ロ
ジック回路15は、その入力端子S1,S2に現れるマイクロスイッチ17から
のオン信号によりスイッチオンされ、トランシーバー回路13の発信機に照会信
号を無線的に発信させる。
【0026】 照会信号は、ピストルとは離れて使用者によって装着されている応答機18に
よって受信される。応答機18は、例えばマイクロチップの形状で具現化され、
ピストル1の使用者のピストルも持つ方の手に装着される指輪に組み込まれる。
【0027】 応答機18は、受信した照会信号に対して、所定の応答信号を送信することに
より、通常の方法で応答する。この応答信号は電子回路11のトランシーバー1
3の受信機によって受信され、その中に含まれている情報が復調される。ロジッ
ク回路15は、そこに含まれている情報が所定の基準のものであるかを検査・確
認する検査・確認装置を有し、そして受信情報が基準に則したものであるときは
、解除装置の起動を非阻止化する。解除装置は、図1(a)にロジック回路15
によって駆動されるスイッチ19として例示的に示されている。スイッチ19は
、撃鉄阻止部材6と関連したソレノイド20に電気活性パルスを供給し、その結
果、ソレノイド20は、通常は撃鉄阻止部材6に対してロック状に係合している
ロックピンをその係合状態が外れるように引っ張る。それにより、撃鉄5を解除
し、更に引金3が引かれると、実際に発射されることになる。
【0028】 応答信号内に含まれる情報の検査・確認と解除装置の非阻止化のための基準と
して、不揮発性メモリ21内に記憶されているコードとの比較が図1(a)の実
施例では用いられる。応答機18からの応答信号を受信すると、ロジック回路1
5は、不揮発性メモリ21からその中に記憶されているコードを読出し、そのコ
ードと応答信号内に含まれている情報とを比較する。比較により、応答信号内に
含まれている情報と銃火器の読み出されたコードとの間に所定の関係があると判
断されたときのみ、解除装置を介して非阻止化が起こる。
【0029】 図1(a)には、不揮発性メモリ21が、平面支持基板上の電子回路の残りの
部分とは分離することができる、例えば小型チップカード等として示されている
。このチップカードは、例えば、銃火器のマガジンの凹部内に挿入され、マガジ
ン内に挿入されたとき、電子回路の残りの部分と接触する。
【0030】 もし一つのコードのみが銃火器の不揮発性メモリ21内に記憶されているとす
ると、このコードは、銃火器自身と、応答器18の所有者の使用者ライセンスを
示す態様としてそれに対応した応答信号を発信する応答機18とを同時に識別す
る。しかしながら、銃火器使用者許可情報を識別する追加的な一つ又は複数のコ
ードが銃火器の不揮発性メモリ21内に記憶されるようにしても良い。この場合
、その情報の数に相当した複数の応答機18が銃火器に関連付けられれば良い。
各応答機は、応答信号として、一つの使用者許可を表す前記複数のコードの内の
一つのコードを発信する。これらの応答機の一つからこれらのコードの内の一つ
を表わす応答信号が受信されると、電子回路11は、この応答信号を、記憶され
ている全ての許可コードと順次比較し、その比較の内の一つが基準に合致すると
、解除装置を非阻止化する。もし応答信号が記憶されている許可コードの何れと
も合致しないときは、銃火器の阻止状態は維持されたままとなる。こうすること
により、一定の使用者グループのみがその銃火器を使用することができ、その他
の者はその銃火器を使用することができなくなる。
【0031】 その動作状況は、図1(b)の動作フローチャートに要約して示されている。
図中、ブロック「L−コード」は、応答機18の応答信号内に含まれ、使用者許
可を表わす情報のロジック回路15への転送を表わす。ブロック「G−コード」
は、銃火器の不揮発性メモリ21内に記憶されているコードがロジック回路15
へ読み出されることを示す。ブロック「コードOK?/日時」は、応答機18か
ら転送されたコードと銃火器の不揮発性メモリ21内に記憶されているコードと
の比較と、ロジック回路15が実時間時計から時間と日付の情報を取得すること
を表わす。ブロック「阻止化のガン」は、もしコードの比較が所定の条件基準を
満たさないとき、銃火器が阻止化されたままであることを示す。ブロック「非阻
止化のガン」及び「履歴」は、コードの比較が条件に合致したとき、銃火器の解
除装置が非阻止化されること、及び、さらに解除の時間と日付が不揮発性メモリ
21内に書き込まれることを示すものである。
【0032】 図1(a)及び図1(b)に示す実施例では、弾薬又はカートリッジ9は、従
来の方法と同様に、そのカートリッジ9の起爆装置上に撃針7を衝突させること
によって起爆される。図2(a)に示されるカートリッジの実施例は、もはやこ
れとは全く異なる構成である。図2(a)のものは、従来のものと同様に、その
前方部分のところで弾丸102によって区分され、且つ発射火薬103を収容し
た弾薬筒101とを有する。
【0033】 弾薬筒101の後端部の所に起爆装置が設けられている従来の弾薬とは対照的
に、電子回路104が、カートリッジ100の後端部の所に設けられている。電
子回路104は、発射火薬103に面する側にレーザーダイオード105が設け
られている。電子回路104のレーザーダイオード105が設けられている側と
は反対側からは、コンタクト装置106が外側に向かって延び出ている。
【0034】 例えばバスコンタクトを形成するコンタクト装置106が電気エネルギーを十
分な量供給されると、電子回路104は活性化され、そしてレーザーダイオード
に対して電気エネルギー点火パルスを供給する。なお、この点火は一回限りであ
るので、レーザーダイオード105は、その破壊限界を超えて過剰駆動されても
構わない。レーザーダイオード105は、このパルス状の電気点火エネルギーを
、発射火薬103を点火するのに十分な熱パルスに変換する。そうすることによ
り、発射火薬103及び弾丸102は点火される。
【0035】 電気パルス点火エネルギーを形成するのに必要な構成部品に加えて、電子回路
104には、その中に記憶されている内容がコンタクト装置106を通して読み
出すことができる不揮発性メモリが設けられても良い。弾薬を製造するとき、例
えば、それが高速用弾薬かそれともそうではないかというような、弾薬の種類を
識別するコードが、不揮発性メモリに書き込まれる。弾薬100を用いる銃火器
を適当な方法により構成するとき、このコードは、その銃火器の使用のために、
いろいろな方法で用いることができる。
【0036】 図2(a)の弾薬と一緒に用いられる銃火器の基本的な実施例が、図2(b)
に概略的に示されている。図1(a)の図示と同様に、図2(b)には、ピスト
ル200の概略の内、銃筒201の後端部とグリップ部分の上端部が示されてい
る。図1(a)と同様に、図2(b)にも、引金202と、該引金に連結された
引金バー203と、該引金バー203によって付勢される撃鉄阻止部材204が
示されている。図1(a)との違いは、本実施例では、発射に必要な残りの機械
的部品が存在しないことである。
【0037】 具体的には、撃針と、撃針を駆動するための撃鉄が存在しない。その代わり、
撃鉄阻止部材204は、ピストル200のグリップ部分に内蔵された電子回路2
06をスイッチオンする電子マイクロスイッチ205を付勢する。図2(a)に
は、図示を簡単にするために、電子回路206は、グリップ部分の外側に引き出
して示されている。
【0038】 電子回路206は、その構成及び機能の点において、図1(a)に関連して説
明した電子回路11に完全に対応するものである。したがって、図2(b)の電
子回路206の対応する構成部品には、図1(a)で用いた参照番号と同じ参照
番号を用いて示されている。したがって、同じ参照番号の構成部品の説明につい
ては図1(a)を参照されたい。なお、図1(a)におけるスイッチ16,17
のスイッチオン動作は、図2(b)のスイッチ205のスイッチオン動作に相当
するものである。しかしながら、図2(b)においても、図1(a)のスイッチ
16,17の形式のスイッチを用いることもできる。しかしながら、図1(a)
においてソレノイド20を駆動することに代わり、図2(b)の構成では、電子
回路206が、ピストル200の銃筒201内で点火準備ができて配置されてい
るカートリッジ100のコンタクト装置106を駆動する点において、機能の違
いがある。このために、コンタクト装置106に対して相補的に形成されたコン
タクト装置207が弾薬の後端部に設けられている。この相補的に形成されたコ
ンタクト装置207は、電子回路206に電気的に接続する。この接続を通して
、ピストル200の電子回路206は、カートリッジケース101内に設けられ
た電子回路104の不揮発性メモリから弾薬の形式を識別するコードを読み取り
、そしてまた、カートリッジ内の電子回路104に、その動作のための、より具
体的には点火に必要なエネルギーである電気エネルギーを供給する。
【0039】 図2(c)のロジック動作図は、全体の動作を要約したものである。ブロック
「L−コード」は、応答機18の応答信号内に含まれる情報の、ロジック回路1
5への取り込みを示す。同様に、ブロック「G−コード」は、ロジック回路15
が電子回路206の不揮発性メモリ21内に記憶されているコードを読み出すこ
とを示す。ブロック「コードOK?」は、ロジック回路15が両方のコードを比
較することを示す。比較の結果が不一致のとき、銃火器の阻止が維持されること
は、ブロック「阻止化のガン」で示される。ここまでの動作の流れは、図1(a
)に示される実施例の、図1(b)を参照して行った動作の流れと完全に一致す
るものである。
【0040】 ブロック「弾薬OK?」は、図1(a)の実施例には無い図2(b)の実施例
における特徴的な機能を示す。具体的には、もし比較がコードの合致であるなら
、ロジック回路15は、カートリッジ100の電子回路の不揮発性メモリから弾
薬の形式を識別するコードを読み出す。読み出された弾薬コードは、所定の基準
であるか否かが確認される。もしその確認の結果が合致するものでなければ、銃
火器は前記ブロック「阻止化のガン」に示す通り、阻止化されたまま維持される
。さらに、この場合、読み出された弾薬コードは、読出しの日付及び時間と共に
、銃火器内の電子回路206の不揮発性メモリ内に記録される。この動作は、図
2(b)中に、ブロック「チップへの履歴時間及び日付の記録」で示されている
【0041】 これとは反対に、読出し弾薬コードの確認が合致するとの結果であれば、銃火
器の電子回路26は、弾薬の電子回路104にレーザーダイオード105を点火
させる。この動作は、図2(c)に、ブロック「非阻止化のガン」として示され
ている。同時に、読み出された弾薬コードは、読出し時間及び日付と共に、銃火
器内の電子回路206の不揮発性メモリ21内に書き込まれる(ブロック「チッ
プへの履歴時間及び日付の記録」を参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】 図1(a)は、銃火器の発射解除装置の三つの異なる動作状態を示す図であり
、具体的には、引金が引かれる前の状態、引金が引かれている最中の状態、及び
引金が完全に引かれた状態をそれぞれ表わす図である。
【図1(b)】 図1(b)は、図1(a)に示す装置の動作を表わすフローチャートである。
【図2(a)】 図2(a)は、弾薬又はカートリッジの断面図である。
【図2(b)】 図2(b)は、図2(a)の弾薬又はカートリッジと共に用いられるように構
成された発射安全装置を示す。
【図2(c)】 図2(c)は、図2(a)のカートリッジが図2(b)の解除装置とどのよう
に共働するかを示す動作フローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月25日(2002.2.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブロソウ, ヨーアン オーストリア, ホーフ 5322, プレイ ンフェルド 156 【要約の続き】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃火器の発射解除装置であって、前記銃火器は前記装置を付
    勢する引金と前記装置の前記付勢を阻止することができる安全装置とを有する銃
    火器のための発射装置において、前記安全装置は、前記銃火器(1)の側に、電
    気エネルギー源(12)と、前記電気エネルギー源(12)によってエネルギー
    が与えられる電子回路(11)とを有し、前記電子回路(11)は、前記銃火器
    (1)とは別に設けられる応答機(18)に対して無線的に照会信号を送信する
    送信機(13)と、前記照会信号に応答して前記応答機から無線的に送信される
    応答信号を受信する受信機(13)と、前記応答信号内に含まれる情報を検査・
    確認する装置(15)と、前記検査・確認装置(15)によって駆動され、前記
    検査・確認の結果に応じて前記装置の付勢を非阻止化する解除装置(19,20
    )とを有することを特徴とする銃火器の発射解除装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記銃火器(1)の前記電
    子回路(11)は、前記銃火器(1)の識別コードをその中に記憶した不揮発性
    メモリ(21)を有し、前記検査・確認装置(15)は、前記不揮発性メモリ(
    21)に記憶されている前記コードと前記応答機(18)から送信される前記応
    答信号に含まれる情報とを比較する比較装置を有することを特徴とする銃火器の
    発射解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記不揮発性メモリ(21
    )は、追加的に、その中に銃火器を表わすコードを記憶し、前記コードは、前記
    応答機(18)から送信される応答信号内に含まれる情報と比較されることを特
    徴とする銃火器の発射解除装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の装置において、前記不揮発性メモリ
    (21)は交換可能であり、前記電子回路(11)の前記残りの部分は前記銃火
    器側に固定的に接続されていることを特徴とする銃火器の発射解除装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の装置において、前記銃火器
    の前記電子回路(11)は、実時間時計(14)と、不揮発性メモリ(21)及
    びメモリ書込装置とを有し、前記メモリ書込装置は前記不揮発性メモリ内に前記
    装置の各作動の時間及び日付を書き込むことを特徴とする銃火器の発射解除装置
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の装置において、前記応答機
    (18)はチップの形態であり、銃火器(1)の使用者自身の身辺に装着される
    物品と一体的になっていることを特徴とする銃火器の発射解除装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、前記物品は指輪であること
    を特徴とする銃火器の発射解除装置。
  8. 【請求項8】 特に請求項1乃至7の何れかに記載の銃火器の弾薬であって
    、カートリッジケースと、前記カートリッジケースに接続さえる弾丸部と、前記
    カートリッジケース内に設けられる発射火薬と、前記カートリッジ側に設けられ
    る前記発射火薬の点火装置とを有する弾薬において、前記点火装置は、電子回路
    (104)であって、該電子回路(104)は電気コンタクト装置を有し、該コ
    ンタクト装置は、前記弾薬(100)が点火位置にあるとき、前記銃火器(20
    0)の相補形状に形成されたコンタクト装置(207)と接触し且つ前記銃火器
    (200)から電気エネれールギーを供給するようになっている電子回路(10
    4)と、前記電子回路(104)によって駆動される変換器(105)とを有し
    、前記変換器(105)は、前記電子回路(104)から前記変換器(105)
    に供給されるパルス状電気点火エネルギーを、エネルギーの供給に応じて、前記
    発射火薬(103)の点火に適したパルス状のエネルギーに変換することを特徴
    とする銃火器の弾薬。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の弾薬において、前記点火装置の前記電子回
    路(104)は、前記弾薬の形式を識別し、前記コンタクト装置を介して読み出
    すことができるコードをその中に記憶する不揮発性メモリを有することを特徴と
    する銃火器の弾薬。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9の何れかに記載の弾薬において、前記変換
    器(105)はレーザーダイオードであることを特徴とする銃火器の弾薬。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至9の何れかに記載の弾薬と共に使用される発
    射解除装置を有する銃火器であって、特に請求項1乃至7の何れかに記載の前記
    装置は、前記弾薬(100)の前記電気コンタクト装置(106)と相補の形状
    に形成されたコンタクト装置(207)と引金(202)とを有するものにおい
    て、前記解除装置には、電気エネルギー源(12)と該エネルギー源(12)に
    よってエネルギーが与えられる電子回路(206)が提供され、前記電子回路(
    206)は、前記引金(3)の付勢に応じて、前記弾薬(100)を点火するた
    めの適当な電気エネルギーを、前記相補形状に形成されたコンタクト装置(20
    7)に供給することを特徴とする銃火器。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の弾薬と一緒に使用される請求項11に記
    載の銃火器において、前記銃火器(204)の前記電子回路(206)は、前記
    弾薬(100)の前記電子回路(104)の不揮発性メモリ内に記憶されている
    識別コードを読み出すための装置と、前記識別コードを検査・確認するための装
    置(15)とを有し、前記検査・確認装置は、前記検査・確認の結果により、前
    記エネルギーの供給を解除又は阻止することを特徴とする銃火器。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の銃火器において、前記銃火器(200
    )の前記電子回路(104)は不揮発性メモリを有し、前記弾薬の読み出された
    識別コードは前記不揮発性メモリ(21)内に記憶されることを特徴とする銃火
    器。
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