JP2003534524A - 一時的な空中イメージの形成 - Google Patents

一時的な空中イメージの形成

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JP2003534524A
JP2003534524A JP2001586408A JP2001586408A JP2003534524A JP 2003534524 A JP2003534524 A JP 2003534524A JP 2001586408 A JP2001586408 A JP 2001586408A JP 2001586408 A JP2001586408 A JP 2001586408A JP 2003534524 A JP2003534524 A JP 2003534524A
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マイケル オッドワイヤー ジェームズ
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メタル ストーム リミテッド
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    • F42B4/00Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes
    • F42B4/24Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes characterised by having plural successively-ignited charges
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F42B5/00Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
    • F42B5/02Cartridges, i.e. cases with charge and missile
    • F42B5/03Cartridges, i.e. cases with charge and missile containing more than one missile
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Abstract

(57)【要約】 銃身部(10)は電子制御システムによる選択的発射用のいくつかの花火用発射体(12)を装填した旋条銃身(11)を含む。各発射体(12)は、本体(14)と、花火用火薬(16)を収容したハウジング(15)と、及び限定的な軸方向の移動用に本体(14)の後方ハブ(18)上に支持された後方カラー(17)とを含む。カラー(17)は、ハウジング(15)の後方壁(21)に接触する前方壁(20)と、後方発射体(12)のノーズ(25)に係合してくさび作用により銃身(11)と封止係合する内部に向けテーパーが付されるよう厚みを付けた後端部(24)とを含む。ハブ(18)は、導線(31)によってハウジング(12)の外部円筒状壁(33)上の接触部(32)に接続される推進火薬カプセル(30)を支持する。相補的接触部(34)は、銃身(11)の中に支持される。接触部(32)と接触部(34)との整列は装填工程で行われる。信管(35)は、銃身(11)から発射体(12)を発射してから設定時間経過後に火薬(16)が爆発するように、カプセル(30)と雷管(36)との間に延在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は一時的な空中イメージの形成に関し、また娯楽又は広告を目的とする
一時的な空中イメージの形成に特に用途を有する。このような空中イメージは、
花火あるいは打ち上げ用の媒質を空中に展開させるその他の発射体により生成し
てもよい。
【0002】 娯楽目的での花火の打ち上げは、新しい及び/又は興味深い空中ディスプレイ
を提供するために多額の金を費やす団体のイベントにおいて非常に人気を博して
きた。個性を出すためには、こうしたディスプレイは注文製作あるいは注文編成
を行う必要がある。更に、これらのディスプレイは、花火を空に発射するための
展開システムによっても制限を受ける。そのため、変化を加えるにも限度があり
、及び/又は生産には大きなコストを伴う。
【0003】 打ち上げを多くするには打ち上げ現場に大量の高性能爆薬を必要とする。この
ため、これらの打ち上げは係留したバージ船または鉄船(ポンツーン)から演出
されることが多い。但し、バージ船へ花火を輸送するには、人口密集地帯を通ら
ければならない場合が多く、これが潜在的な危険をもたらす。また、花火は現場
に設置しなければならず、これには大変な労働力と時間が必要となるのが一般で
ある。花火の設置も、発射のタイミングを正しくするため信管の設定がきわめて
複雑である。
【0004】 本発明者は、花火のディスプレイなどの一時的な空中イメージの形成に使用す
るのに適した改良型の装置と方法を発見した。この改良型の装置と方法は、花火
用発射体など、一時的な空中イメージの創出のための媒質を展開するための発射
体が、銃身内に軸方向に配置され、また銃身の銃口を通して順次発射体を推進さ
せるための独立した選択的に発火可能な発射装薬に関連付けられた、このような
複数の発射体を有する銃身から発射される銃身部を使用する。点火された推進装
薬が後方の推進装薬へと後方移動しないように、発射体と銃身は密閉係合される
【0005】 本発明によれば、銃身内に軸銃口に配置され、また銃身部の銃口を通して順次
発射体を推進するための独立した選択的に発火可能な発射装薬に関連付けられた
前記複数の発射体を有する銃身を含む銃身部から展開するための発射体が設けら
れ、この発射体は、 一時的な空中イメージを形成するための火薬を含むハウジング部分と、 起爆装置と、 ハウジングの後端に関連付けられた推進カプセルであって、それにより推進装
薬が起爆装置を作動させることによって点火される推進カプセルと、 花火用火薬の遅延点火を提供するためのヒューズリンクと、 膨張可能なカラー又は環,鍔(以下、「カラー」という。)であって、前述の
カラーが支持用ハウジングと係合されまた係合状態では銃身のボアと作動的に封
止係合にあり、また前述のカラーがハウジングとの後方移動のための弛緩状態で
は銃身のボアとの作動的な封止係合から解除され、そして膨張可能なカラーが後
続発射体のノーズの周りに、あるいは最後の発射体の場合には銃身の砲尾端の周
りに係合する開放後方端を提供する膨張可能なカラーと、 開放後方端の内側のハウジングに取り付けられる圧力パッドであって、前述の
カラーが発射装薬の点火時に係合状態から再配置されて、銃身内を通過して銃身
の銃口に出るように圧力パッドによって弛緩状態に保持される圧力パッドとを含
む。
【0006】 本発明の発射体は、一時的な空中イメージを形成するための材料を含む。この
イメージ形成材料は、例えば、爆発性物質、発火性物質、白熱または発光性物質
、または高可視性一時的イメージを提供する他の物質を含んでもよい。あるいは
、イメージ形成物質は、チャフの性質をおびたような、煙、ガス、粒子またはシ
ートまたはストリップ、またはイメージを形成するべく散乱させることができる
他の材料を含んでもよい。イメージ形成物質は、パラシュートなどのような、そ
の散乱位置からの降下速度を弛緩させる手段を含めてもよい。
【0007】 発射体は、一旦、発射され、イメージ形成物質が展開されると、所望の一時的
な空中イメージが形成されるように銃身部内に配置される。色または形状が異な
るイメージ形成物質を含む発射体を各銃身部内に順次装填してもよい。
【0008】 イメージ形成物質は、例えば、爆発性手段によって、蓄積エネルギーによって
、またはイメージ形成物質を露出させるべく発射体の分離可能な部分の分離によ
って、または任意の他の適当な分散手段によって展開されてもよい。
【0009】 本発明の発射体は、銃身内に軸方向に配置され、発射体が銃身の銃口を通して
順次各発射体を推進させるための独立した発射装薬に関連付けられた複数の発射
体を有する銃身を含むタイプの銃身部から発射される。本発明は、臼砲状発射体
の制御された速射シーケンスで発射でき、PCT/AU94/00124、PCT/AU96/00379、PC
T/AU00/00296及びPCT/AU00/00297のような本出願者の先に出願した国際出願の明
細書及び/又は例示された汎用型のものである銃身部を利用してもよい。最も早
く出頑されたPCT/AU94/00124及びPCT/AY96/00379を含むこれら先行出願のうちの
少なくとも幾つかにおいて、多数の発射体を連続して速射できるように各々が複
数の発射体を収容する銃身をグループ化するための配置構成が記載されている。
このような配置構成において、銃身は、シェルのボアと作動的に封止係合となる
ためシェル内で軸方向に配置された複数の発射体と、それぞれの発射体を推進さ
せる独立した発射装薬とを有する円筒状シェルから形成されてもよい。
【0010】 銃身部は適当に、グレネード状発射体を発射する低圧型のものであってもよい
が、高前装圧力式銃身部を使用してもよい。それぞれの銃身部は、様々の異なる
発射体で装填され、銃身部は、異なるサイズの発射体に適応するように異なるサ
イズのボアを有してもよい。
【0011】 各発射体は適切には、発射体本体に掴むように取り付けられた後方カラー部を
含み、銃身内に格納されると、後方に延びて後方発射体本体のノーズ部分に対し
て締め付けられて動けなくなる。くさび作用は適当に、浅いくさびによって提供
され、使用時、カラー部の後方端は、銃身と作動的に封止係合となるように膨張
する。
【0012】 後方カラー部は、発射体本体に対して限定的な軸方向運動ができるように取り
付けられ、カラー部の前方端は、発射体本体に形成された相補的な面と係合可能
な筒状密閉面で形成され、それによって、発射火薬のガスの反作用から生じる発
射体本体の後方運動が、カラー部の前方端においてその相補的な面を筒状密閉面
と強制的に封止係合状態にする。
【0013】 相補的面と筒状密閉面とは、実質的に半径方向に延び、その上の相補的密閉特
徴で形成されてもよい。但し、これらの面は、互いに固く密閉係合状態に締め付
けて動けなくする相補的一部円錐状密閉面であることが好ましい。前方端部分は
、銃身と作動的な封止係合となるように膨張可能であってもよい。但し適当に、
一部円錐状面間のくさび状締め付けは、比較的急勾配な面であり、それによって
、カラー部の前方端は、そのくさび作用によって銃身と作動的な封止係合状態と
なるように膨張しない。
【0014】 好ましくは、各発射体は、効率的低初速動作のために隣接発射体間に形成され
た各々の低圧推進用チャンバへ排出する高圧発射チャンバと関連付けられている
。高圧発射チャンバは、発射体本体または前方カラー部と一体的に形成されるか
、または銃身の外部に設けられてその銃身壁を通して設けられたポートを通して
それらと連通するようにしてもよい。
【0015】 このハウジングは、花火用火薬を収めることのできる任意の適切な構成であっ
てもよく、また先行発射体の膨張可能なカラーの後方端と係合するように適切な
構成を与えられる。このハウジングはグレネード状発射体に使用されるタイプの
もので、細長いハウジングを有する発射体の使用も可能な比較的ずんぐりした形
状のものであるのが好ましい。
【0016】 このハウジングは生分解性材料及び/又は可燃性材料から適当に形成してもよ
い。この材料は、材木チップなどの天然物、あるいは生分解性ポリマーなどの合
成材料を基材にしたものであってもよい。
【0017】 一時的な空中イメージの形成に使用する材料の選択は任意の適切な材料であっ
てもよく、できれば花火用火薬を含んでいるのが好ましい。適切な花火用火薬の
選択は厳密に基準に照らされるものではなく、当業者は適切な花火用火薬を容易
に選択することができるだろう。
【0018】 起爆装置は、発射体が最大発射速度まで無限に可変の頻度で電子的に発射でき
る電子式起爆装置であるのが好ましい。本発明の態様に従い、また低圧、低初速
用に配置構成された銃身部から発射する場合、発射速度は、各発射体が銃身を離
れるのに要する時間と、銃身内のガス圧が次の発射体を発射できるほど十分に降
下するのに要する時間とによって限定されてもよい。この電子起爆は、ハウジン
グ上に露出接触部を提供することによって実現してもよく、この場合はハウジン
グの後端に関連付けられた推進火薬カプセルはこれらの接触部を通して作られた
電気回路の活性化により点火される。この接触部を銃身内の相補的接触部と接続
するために、整列した場合にのみ発射体を銃身内に挿入できるようにするための
旋条溝を設けてもよい。挿入は、カラーをその係合状態あるいはその弛緩状態で
ハウジングに接続することで実行してもよい。
【0019】 推進火薬カプセルは便利な形状であってもよく、また適当な推進火薬を含んで
いてもよい。適当な推進火薬の選択は厳密に基準に照らされるものではなく、当
業者は適切な花火用火薬を容易に選択することができるだろう。
【0020】 推進火薬カプセルはハウジングの後端に関連付けられている。推進火薬カプセ
ルは、このハウジングの端部に係合されるか、あるいは膨張可能なカラーの後方
端部内など、隣接する発射体の間の空間内でハウジングの端部のもっとも近くに
配置されてもよい。
【0021】 推進火薬は、点火された推進火薬が燃焼生成物を生成するように、起爆装置を
作動させて点火される。この燃焼生成物は一般的にガスを含み、このガスの生成
と膨張が銃身を通して発射体を推進し、銃身の銃口から発射体を出す。この燃焼
生成物はまたヒューズリンクも活性化させる。燃焼生成物はまた、信管による点
火を起こすなどによってヒューズリンクを活性化できる燃焼材料または高温材料
を含んでいてもよい。
【0022】 ヒューズリンクは、花火等の製造業者には明らかなものなど、任意の便利なヒ
ューズであってよい。このヒューズは、推進火薬カプセルの燃焼生成物がヒュー
ズリンクを活性化して、発射体が銃身部から発射されてから所望の時間後にこの
ヒューズリンクによって花火用火薬に点火させるように選択してもよい。選択し
た時間に複数の発射体の花火用火薬に点火することによって空中に所望のイメー
ジを形成するように花火用火薬の遅延点火を選択してもよい。
【0023】 ヒューズリンクは、花火用材料を点火するための他のヒューズまたは遅延手段
を含んでいてもよい。例えば、電子タイマー、ツイストカウントシステムなどの
タイミング装置を使用してもよい。あるいは、ヒューズリンクは、花火用火薬の
レーザー起爆の形態であってもよい。
【0024】 膨張可能なカラーを、生分解性材料及び/又は可燃性材料から適当に形成して
もよい。この材料は、木材チップなどの天然物または生分解性ポリマーなどの合
成材料を基材にしたものでもよい。
【0025】 カラーは支持用ハウジングに係合され、係合状態では銃身のボアと作動的な封
止係合にある。膨張可能なカラーは、可融本体部分を通してハウジング上に支持
しても、あるいは、ハウジングのハブ部分の上で係合したときに膨張し、ハブ部
分から除去された時点で弛緩する中央ボスを有するダイヤフラム型壁またはスパ
イダーによってハウジング上に支持してもよい。この膨張可能なカラーは、ハウ
ジング上のその支持部から延びた後方円筒状延在部を適当に有し、また圧力パッ
ドの外部周縁部がこの円筒状延在部の内面に隣接して適当に延びている。
【0026】 このカラーはハウジングに対して再配置可能であり、それによって前記カラー
は弛緩状態では銃身のボアとの作動的な封止係合から解除される。カラーは、ハ
ウジングとの後方移動のために発射体によって保持される。膨張可能なカラーは
、次の発射体のノーズまたは最後の発射体の場合は銃身の砲尾端の周りに係合す
る、開放後方端を提供する。カラーは適当に後方に延びて後方発射体本体のノー
ズ部の辺りで締め付けられて動けなくなる。このくさび作用は浅いくさびによっ
て提供され、使用時、カラーの後方端は銃身のボアと作動的な封止係合となるよ
うに膨張される。
【0027】 点火された推進火薬が伝播する空間の形状及び推進火薬の特性は、使用時に2
,000〜5,000PSI程度の低銃身圧だけが発生するようになるものとす
る。カラーは、その弛緩姿勢では、装填目的にまたは発射時に銃身を通して発射
体の自由な動きを邪魔しないものとするのが一般である。
【0028】 圧力パッドは、開放後方端の内側に向けてハウジング上に取り付けられる。カ
ラーは、推進火薬の点火時に係合状態から再配置され、銃身を通って銃身の銃口
から出るように圧力パッドにより弛緩状態に保持される。
【0029】 方向制御手段は銃身部のバンクに設けてもよく、銃身部のバンクを収容するポ
ッドの軸に対する銃身部の軸の傾きが選択的に変更されてポッドに対する標的位
置を変更できるように銃身部を均一に枢支回転させてもよい。方向制御手段は、
ポッド軸に対する各銃身軸の傾きが個々に変更されてポッドに対する標的位置ま
たは個別の標的位置を変更できるように各銃身部を個々に枢支回転させてもよい
。このような個々の制御は、適宜、各銃身部の個々の発射制御部と関連付けられ
てもよい。
【0030】 方向制御手段は、代わりに、標的ゾーンにおいてカバーされるエリアが選択的
に変更されるように全銃身部の広がりを制御できるようであってもよい。あるい
は、方向制御手段は、上記変更の全てまたは一部を、適宜、個々に、または集中
的に達成できるようにしてもよい。
【0031】 ポッドハウジングは、任意の適当な構成のものであっても良く、銃身部を拡が
った姿勢で支持できるようにその基部に向かってテーパー状になっている。支持
手段は、適宜、調節可能である折り畳み式脚部であってもよい。一形式において
、ポッドは、保管及び/又は運搬が経済的または容易な矩形状ポッドハウジング
を有し、その基部は支持手段を構成する。
【0032】 銃身部のポッドは船舶から発射されてもよい。ポッドは、航空機から、または
編隊を組んで飛行する機隊から発射されても良く、必要なら、その発射は適当な
電子的リンクによって航空機間で統合化されていてもよい。
【0033】 本発明の他の態様は、銃身に発射体を装填する方法と後に明らかになるように
花火のディスプレイを送達する方法に関する。 この発明をより容易に理解し、実施するために、この発明の典型的な実施形態を
例示する添付の図面及び例を参照する。
【0034】 図の銃身部10は、電子制御点火によって既知の方法で選択的に発射できる花
火用発射体12を装填した旋条銃身11を有する。各発射体12は、花火用火薬
16を収容するハウジング15を有する本体部分14と、限定された相対的な軸
方向の動きを得るために本体14の後方ハブ18上に支持された後方カラー17
とを含む。カラー17は、ハウジング15の後方壁21に接触する前方壁20と
、後方発射体12の対応するテーパーを有するノーズ部25の周囲に係合し、そ
のくさび作用によって銃身11との封止係合状態をつくる、内部に向けテーパー
が付されるよう厚みを付けた後端部24とを有する。
【0035】 ハブ18はまた導線31によってハウジング12の外部円筒状壁部分33上の
接触部32に接続された推進火薬カプセル30を支持する。図に示すようなバネ
荷重ボールベアリングまたはブラシ型接触部である相補的接触部34が銃身11
内に支持される。これらの接触部34と発射体接触部32との整列は、後述する
非均一な旋条溝を使用することによって装填工程時に達成される。旋条溝のない
設計では、銃身壁内及び発射体上の縦方向に分離された筒状接触部を使用するの
と同様の結果が得られる。
【0036】 ハブ18は、銃身11から発射体を発射してから設定時間経過後に火薬16が
爆発するように、推進火薬カプセル30と花火用火薬16内の雷管36との間に
延びる信管35を有する。
【0037】 図2を参照すると、ハブ18が、ハウジング15と一体型になった前方部40
と、カプセル30を支持し外側へ延在してカラー17の内面43の近くで終端す
る圧力壁42を提供する後方部41とから構成されることがわかる。これらの部
分40と42は、カラー17を前方部40のくびれ部分44の辺りで緩く配置し
た後に糊付けすることなどによって組み立てられる。この構成は図3に図示され
る。
【0038】 くびれ部分44の前にあるハブ18の前方部分46は、前方壁20の中央開口
部47との締りばめとなる寸法とされる。このため、壁20と、それが支持する
カラー17が強制的にハブ部分46にはめられると、カラーは外側に膨張して銃
身11の壁と密係合する。この膨張は、カラーが既に配置された発射体と接触す
る銃身の中へ挿入されるとすぐに発生し、各発射体を所定位置にそしてまた各接
触部34との作動的な係合状態に確実に保持する。
【0039】 図3〜6を参照すると、銃身11内の旋条49が比較的深くまた非対称に配置
されることから、発射体12は特有な方法で整列させてからでなければ係合させ
ることも完全な定位置に置くこともできないことがわかる。装填目的では、ハウ
ジング15内の旋条ビード48の対向ビードは、53aに示すカラー17上の対
応ビード52内には存在しない互いに対称な位置にある隙間53を有する。この
ため、2つの螺旋プロング51を有し、ハウジング15の周りの隙間53から挿
入して48bでビード52に接触する装填器具50を使用して、カラー17をく
びれ部分44の周りで支持した状態で、発射体12を旋条銃身11の中に装填す
る。最初に、カラー17は銃身を通して後方へ押され、既に装填されている発射
体12と螺旋状の動きによって密係合する。
【0040】 その後、図4に示すように、押込器具53を使用して発射体12のノーズに荷
重をかけ、ハブ18の前方部分46の上を通過するカラー17内の開口部47に
ハブ18を強制的に通して、カラー17を拡張して、発射体を接触部32、34
と所定位置にロックして互いに係合させ、カプセル30内の推進火薬の点火を可
能にする。
【0041】 前方カプセル30内の推進火薬が点火されると、ガス圧が圧力壁42に直接作
用してハウジング12を、開口部47がくびれ部分44におさまるまで、前方へ
そして壁20を通して進ませる。この初期動作により銃身11からカラーが解放
されてハウジング12と自由に移動できるようになる。同時に、解放されたカラ
ーは、作動した信管35が雷管36を通して花火用火薬16に点火する前に、発
射体を所望の高度まで推進するのに十分なガス格納を発射体の後ろに提供する。
【0042】 更に上記の実施形態では、カラーは、スリーブと銃身との間の点火されたガス
が後方発射体の推進火薬に渡るのを防止するために銃身のボアと密係合する比較
的広い円筒面を有している。このシールは、使用時、後方発射体の発射から銃身
内の推進圧力を受ける結果、後続発射体が後方へ動くと厚みのある後方端が膨張
することから強化される。
【0043】 この実施形態では、ハウジングとカラーは、花火用火薬の点火によって燃え尽
きるように圧縮木材粒子から形成される。燃え残った材料は地面に落ちて分解さ
れる。この目的で、木材粒子を水溶性の糊で適当に接着してその分解を加速する
【0044】 本発明の銃身部10は、地上発射台または係留船舶などの固定発射台に設置し
、そこから発生することができる。但し、発射体は、河川を辿って河川の打ち上
げ現場へ運ぶなど、占有領域が最小の土地を通って打ち上げ場所まで花火を運ぶ
ことのできる航空機上に支持された銃身部から発射されるのが好ましい。これに
より、人口密集地域内に大量の爆薬を輸送するリスクが最小限となる。発射台と
して航空機を使用することは、横方向に分離して間断なく発射体を打ち上げられ
るという利点を提供し、これは、プリンターヘッドがページ上にドットを発射し
て印刷イメージを生成するのと同様に空中に広がる正確なイメージの形成を容易
にする。
【0045】 上記説明は本発明の代表的な例を実例で説明したものであり、当業者には明白
であろうそれらに対する修正や変形の全ては、ここで詳述したような本発明の明
白な趣旨及び範囲を逸脱するものではないと考えられることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、発射体2個だけを装填した銃身部の1つの形状の断面線図である。
【図2】 図2は、発射体の構造である。
【図3】 図3は、装填目的に分離された発射体のハウジングとカラーの図である。
【図4】 図4は、装填工程での最終ステップである。
【図5】 図5は、図2の5−5と6−6に示す、発射体の一般的な断面図である。
【図6】 図6は、図2の5−5と6−6に示す、発射体の一般的な断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月27日(2001.11.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 一時的な空中イメージの形成
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は一時的な空中イメージの形成に関し、また娯楽又は広告を目的とする
一時的な空中イメージの形成に特に用途を有する。このような空中イメージは、
花火あるいは打ち上げ用の媒質を空中に展開させるその他の発射体により生成し
てもよい。
【0002】背景技術の議論 娯楽目的での花火の打ち上げは、新しい及び/又は興味深い空中ディスプレイ
を提供するために多額の金を費やす団体のイベントにおいて非常に人気を博して
きた。個性を出すためには、こうしたディスプレイは注文製作あるいは注文編成
を行う必要がある。更に、これらのディスプレイは、花火を空に発射するための
展開システムによっても制限を受ける。そのため、変化を加えるにも限度があり
、及び/又は生産には大きなコストを伴う。
【0003】 打ち上げを多くするには打ち上げ現場に大量の高性能爆薬を必要とする。この
ため、これらの打ち上げは係留したバージ船または鉄船(ポンツーン)から演出
されることが多い。但し、バージ船へ花火を輸送するには、人口密集地帯を通ら
ければならない場合が多く、これが潜在的な危険をもたらす。また、花火は現場
に設置しなければならず、これには大変な労働力と時間が必要となるのが一般で
ある。花火の設置も、発射のタイミングを正しくするため信管の設定がきわめて
複雑である。
【0004】発明の概要 本発明者は、花火のディスプレイなどの一時的な空中イメージの形成に使用す
るのに適した改良型の装置と方法を発見した。
【0005】発明の開示 この改良型の装置と方法は、花火用発射体など、一時的な空中イメージの創出
のための媒質を展開するための発射体が、銃身内に軸方向に配置され、また銃身
の銃口を通して順次発射体を推進させるための独立した選択的に発火可能な発射
装薬に関連付けられた、このような複数の発射体を有する銃身から発射される銃
身部を使用する。点火された推進装薬が後方の推進装薬へと後方移動しないよう
に、発射体と銃身は密閉係合される。
【0006】 本発明によれば、銃身内に軸銃口に配置され、また銃身部の銃口を通して順次
発射体を推進するための独立した選択的に発火可能な発射装薬に関連付けられた
前記複数の発射体を有する銃身を含む銃身部から展開するための発射体が設けら
れ、この発射体は、 一時的な空中イメージを形成するための火薬を含むハウジング部分と、 起爆装置と、 ハウジングの後端に関連付けられた推進カプセルであって、それにより推進装
薬が起爆装置を作動させることによって点火される推進カプセルと、 花火用火薬の遅延点火を提供するためのヒューズリンクと、 膨張可能なカラー又は環,鍔(以下、「カラー」という。)であって、前述の
カラーが支持用ハウジングと係合されまた係合状態では銃身のボアと作動的に封
止係合にあり、また前述のカラーがハウジングとの後方移動のための弛緩状態で
は銃身のボアとの作動的な封止係合から解除され、そして膨張可能なカラーが後
続発射体のノーズの周りに、あるいは最後の発射体の場合には銃身の砲尾端の周
りに係合する開放後方端を提供する膨張可能なカラーと、 開放後方端の内側のハウジングに取り付けられる圧力パッドであって、前述の
カラーが発射装薬の点火時に係合状態から再配置されて、銃身内を通過して銃身
の銃口に出るように圧力パッドによって弛緩状態に保持される圧力パッドとを含
む。
【0007】 本発明の発射体は、一時的な空中イメージを形成するための材料を含む。この
イメージ形成材料は、例えば、爆発性物質、発火性物質、白熱または発光性物質
、または高可視性一時的イメージを提供する他の物質を含んでもよい。あるいは
、イメージ形成物質は、チャフの性質をおびたような、煙、ガス、粒子またはシ
ートまたはストリップ、またはイメージを形成するべく散乱させることができる
他の材料を含んでもよい。イメージ形成物質は、パラシュートなどのような、そ
の散乱位置からの降下速度を弛緩させる手段を含めてもよい。
【0008】 発射体は、一旦、発射され、イメージ形成物質が展開されると、所望の一時的
な空中イメージが形成されるように銃身部内に配置される。色または形状が異な
るイメージ形成物質を含む発射体を各銃身部内に順次装填してもよい。
【0009】 イメージ形成物質は、例えば、爆発性手段によって、蓄積エネルギーによって
、またはイメージ形成物質を露出させるべく発射体の分離可能な部分の分離によ
って、または任意の他の適当な分散手段によって展開されてもよい。
【0010】 本発明の発射体は、銃身内に軸方向に配置され、発射体が銃身の銃口を通して
順次各発射体を推進させるための独立した発射装薬に関連付けられた複数の発射
体を有する銃身を含むタイプの銃身部から発射される。本発明は、臼砲状発射体
の制御された速射シーケンスで発射でき、PCT/AU94/00124、PCT/AU96/00379、PC
T/AU00/00296及びPCT/AU00/00297のような本出願者の先に出願した国際出願の明
細書及び/又は例示された汎用型のものである銃身部を利用してもよい。最も早
く出頑されたPCT/AU94/00124及びPCT/AY96/00379を含むこれら先行出願のうちの
少なくとも幾つかにおいて、多数の発射体を連続して速射できるように各々が複
数の発射体を収容する銃身をグループ化するための配置構成が記載されている。
このような配置構成において、銃身は、シェルのボアと作動的に封止係合となる
ためシェル内で軸方向に配置された複数の発射体と、それぞれの発射体を推進さ
せる独立した発射装薬とを有する円筒状シェルから形成されてもよい。
【0011】 銃身部は適当に、グレネード状発射体を発射する低圧型のものであってもよい
が、高前装圧力式銃身部を使用してもよい。それぞれの銃身部は、様々の異なる
発射体で装填され、銃身部は、異なるサイズの発射体に適応するように異なるサ
イズのボアを有してもよい。
【0012】 各発射体は適切には、発射体本体に掴むように取り付けられた後方カラー部を
含み、銃身内に格納されると、後方に延びて後方発射体本体のノーズ部分に対し
て締め付けられて動けなくなる。くさび作用は適当に、浅いくさびによって提供
され、使用時、カラー部の後方端は、銃身と作動的に封止係合となるように膨張
する。
【0013】 後方カラー部は、発射体本体に対して限定的な軸方向運動ができるように取り
付けられ、カラー部の前方端は、発射体本体に形成された相補的な面と係合可能
な筒状密閉面で形成され、それによって、発射火薬のガスの反作用から生じる発
射体本体の後方運動が、カラー部の前方端においてその相補的な面を筒状密閉面
と強制的に封止係合状態にする。
【0014】 相補的面と筒状密閉面とは、実質的に半径方向に延び、その上の相補的密閉特
徴で形成されてもよい。但し、これらの面は、互いに固く密閉係合状態に締め付
けて動けなくする相補的一部円錐状密閉面であることが好ましい。前方端部分は
、銃身と作動的な封止係合となるように膨張可能であってもよい。但し適当に、
一部円錐状面間のくさび状締め付けは、比較的急勾配な面であり、それによって
、カラー部の前方端は、そのくさび作用によって銃身と作動的な封止係合状態と
なるように膨張しない。
【0015】 好ましくは、各発射体は、効率的低初速動作のために隣接発射体間に形成され
た各々の低圧推進用チャンバへ排出する高圧発射チャンバと関連付けられている
。高圧発射チャンバは、発射体本体または前方カラー部と一体的に形成されるか
、または銃身の外部に設けられてその銃身壁を通して設けられたポートを通して
それらと連通するようにしてもよい。
【0016】 このハウジングは、花火用火薬を収めることのできる任意の適切な構成であっ
てもよく、また先行発射体の膨張可能なカラーの後方端と係合するように適切な
構成を与えられる。このハウジングはグレネード状発射体に使用されるタイプの
もので、細長いハウジングを有する発射体の使用も可能な比較的ずんぐりした形
状のものであるのが好ましい。
【0017】 このハウジングは生分解性材料及び/又は可燃性材料から適当に形成してもよ
い。この材料は、材木チップなどの天然物、あるいは生分解性ポリマーなどの合
成材料を基材にしたものであってもよい。
【0018】 一時的な空中イメージの形成に使用する材料の選択は任意の適切な材料であっ
てもよく、できれば花火用火薬を含んでいるのが好ましい。適切な花火用火薬の
選択は厳密に基準に照らされるものではなく、当業者は適切な花火用火薬を容易
に選択することができるだろう。
【0019】 起爆装置は、発射体が最大発射速度まで無限に可変の頻度で電子的に発射でき
る電子式起爆装置であるのが好ましい。本発明の態様に従い、また低圧、低初速
用に配置構成された銃身部から発射する場合、発射速度は、各発射体が銃身を離
れるのに要する時間と、銃身内のガス圧が次の発射体を発射できるほど十分に降
下するのに要する時間とによって限定されてもよい。この電子起爆は、ハウジン
グ上に露出接触部を提供することによって実現してもよく、この場合はハウジン
グの後端に関連付けられた推進火薬カプセルはこれらの接触部を通して作られた
電気回路の活性化により点火される。この接触部を銃身内の相補的接触部と接続
するために、整列した場合にのみ発射体を銃身内に挿入できるようにするための
旋条溝を設けてもよい。挿入は、カラーをその係合状態あるいはその弛緩状態で
ハウジングに接続することで実行してもよい。
【0020】 推進火薬カプセルは便利な形状であってもよく、また適当な推進火薬を含んで
いてもよい。適当な推進火薬の選択は厳密に基準に照らされるものではなく、当
業者は適切な花火用火薬を容易に選択することができるだろう。
【0021】 推進火薬カプセルはハウジングの後端に関連付けられている。推進火薬カプセ
ルは、このハウジングの端部に係合されるか、あるいは膨張可能なカラーの後方
端部内など、隣接する発射体の間の空間内でハウジングの端部のもっとも近くに
配置されてもよい。
【0022】 推進火薬は、点火された推進火薬が燃焼生成物を生成するように、起爆装置を
作動させて点火される。この燃焼生成物は一般的にガスを含み、このガスの生成
と膨張が銃身を通して発射体を推進し、銃身の銃口から発射体を出す。この燃焼
生成物はまたヒューズリンクも活性化させる。燃焼生成物はまた、信管による点
火を起こすなどによってヒューズリンクを活性化できる燃焼材料または高温材料
を含んでいてもよい。
【0023】 ヒューズリンクは、花火等の製造業者には明らかなものなど、任意の便利なヒ
ューズであってよい。このヒューズは、推進火薬カプセルの燃焼生成物がヒュー
ズリンクを活性化して、発射体が銃身部から発射されてから所望の時間後にこの
ヒューズリンクによって花火用火薬に点火させるように選択してもよい。選択し
た時間に複数の発射体の花火用火薬に点火することによって空中に所望のイメー
ジを形成するように花火用火薬の遅延点火を選択してもよい。
【0024】 ヒューズリンクは、花火用材料を点火するための他のヒューズまたは遅延手段
を含んでいてもよい。例えば、電子タイマー、ツイストカウントシステムなどの
タイミング装置を使用してもよい。あるいは、ヒューズリンクは、花火用火薬の
レーザー起爆の形態であってもよい。
【0025】 膨張可能なカラーを、生分解性材料及び/又は可燃性材料から適当に形成して
もよい。この材料は、木材チップなどの天然物または生分解性ポリマーなどの合
成材料を基材にしたものでもよい。
【0026】 カラーは支持用ハウジングに係合され、係合状態では銃身のボアと作動的な封
止係合にある。膨張可能なカラーは、可融本体部分を通してハウジング上に支持
しても、あるいは、ハウジングのハブ部分の上で係合したときに膨張し、ハブ部
分から除去された時点で弛緩する中央ボスを有するダイヤフラム型壁またはスパ
イダーによってハウジング上に支持してもよい。この膨張可能なカラーは、ハウ
ジング上のその支持部から延びた後方円筒状延在部を適当に有し、また圧力パッ
ドの外部周縁部がこの円筒状延在部の内面に隣接して適当に延びている。
【0027】 このカラーはハウジングに対して再配置可能であり、それによって前記カラー
は弛緩状態では銃身のボアとの作動的な封止係合から解除される。カラーは、ハ
ウジングとの後方移動のために発射体によって保持される。膨張可能なカラーは
、次の発射体のノーズまたは最後の発射体の場合は銃身の砲尾端の周りに係合す
る、開放後方端を提供する。カラーは適当に後方に延びて後方発射体本体のノー
ズ部の辺りで締め付けられて動けなくなる。このくさび作用は浅いくさびによっ
て提供され、使用時、カラーの後方端は銃身のボアと作動的な封止係合となるよ
うに膨張される。
【0028】 点火された推進火薬が伝播する空間の形状及び推進火薬の特性は、使用時に2
,000〜5,000PSI程度の低銃身圧だけが発生するようになるものとす
る。カラーは、その弛緩姿勢では、装填目的にまたは発射時に銃身を通して発射
体の自由な動きを邪魔しないものとするのが一般である。
【0029】 圧力部材は、開放後方端の内側に向けてハウジング上に取り付けられる。カラ
ーは、推進火薬の点火時に係合状態から再配置され、該カラーは、銃身を通って
銃身の銃口から出るように圧力部材により弛緩状態に保持される。
【0030】 方向制御手段は銃身部のバンクに設けてもよく、銃身部のバンクを収容するポ
ッドの軸に対する銃身部の軸の傾きが選択的に変更されてポッドに対する標的位
置を変更できるように銃身部を均一に枢支回転させてもよい。方向制御手段は、
ポッド軸に対する各銃身軸の傾きが個々に変更されてポッドに対する標的位置ま
たは個別の標的位置を変更できるように各銃身部を個々に枢支回転させてもよい
。このような個々の制御は、適宜、各銃身部の個々の発射制御部と関連付けられ
てもよい。
【0031】 方向制御手段は、代わりに、標的ゾーンにおいてカバーされるエリアが選択的
に変更されるように全銃身部の広がりを制御できるようであってもよい。あるい
は、方向制御手段は、上記変更の全てまたは一部を、適宜、個々に、または集中
的に達成できるようにしてもよい。
【0032】 ポッドハウジングは、任意の適当な構成のものであっても良く、銃身部を拡が
った姿勢で支持できるようにその基部に向かってテーパー状になっている。支持
手段は、適宜、調節可能である折り畳み式脚部であってもよい。一形式において
、ポッドは、保管及び/又は運搬が経済的または容易な矩形状ポッドハウジング
を有し、その基部は支持手段を構成する。
【0033】 銃身部のポッドは船舶から発射されてもよい。ポッドは、航空機から、または
編隊を組んで飛行する機隊から発射されても良く、必要なら、その発射は適当な
電子的リンクによって航空機間で統合化されていてもよい。
【0034】 本発明の他の態様は、銃身に発射体を装填する方法と後に明らかになるように
花火のディスプレイを送達する方法に関する。
【0035】 この発明をより容易に理解し、実施するために、この発明の典型的な実施形態
を例示する添付の図面及び例を参照する。
【0036】 発明の実施例の記載 図の銃身部10は、電子制御点火によって既知の方法で選択的に発射できる花
火用発射体12を装填した旋条銃身11を有する。各発射体12は、花火用火薬
16を収容するハウジング15を有する本体部分14と、限定された相対的な軸
方向の動きを得るために本体14の後方ハブ18上に支持された後方カラー17
とを含む。カラー17は、ハウジング15の後方壁21に接触する前方壁20と
、後方発射体12の対応するテーパーを有するノーズ部25の周囲に係合し、そ
のくさび作用によってカラー17を銃身11と封止係合状態にする、内部に向け
テーパーが付されるよう厚みを付けた後端部24とを有する。
【0037】 ハブ18はまた導線31によってハウジング12の外部円筒状壁部分33上の
接触部32に接続された推進火薬カプセル30を支持する。図に示すようなバネ
荷重ボールベアリングまたはブラシ型接触部である相補的接触部34が銃身11
内に支持される。これらの接触部34と発射体接触部32との整列は、後述する
非均一な旋条溝を使用することによって装填工程時に達成される。旋条溝のない
設計では、銃身壁内及び発射体上の縦方向に分離された筒状接触部を使用するの
と同様の結果が得られる。
【0038】 ハブ18は、銃身11から発射体を発射してから設定時間経過後に火薬16が
爆発するように、推進火薬カプセル30と花火用火薬16内の雷管36との間に
延びる信管35を有する。
【0039】 図2を参照すると、ハブ18が、ハウジング15と一体型になった前方部40
と、カプセル30を支持し外側へ延在してカラー17の内面43の近くで終端す
る圧力壁42を提供する後方部41とから構成されることがわかる。これらの部
分40と42は、カラー17を前方部40のくびれ部分44の辺りで緩く配置し
た後に糊付けすることなどによって組み立てられる。カラー17がくびれ部分4 4に位置位置している 構成は、図3に図示される。
【0040】 くびれ部分44の前にあるハブ18の前方部分46は、前方壁20の中央開口
部47との締りばめとなる寸法とされる。このため、壁20と、それが支持する
カラー17が強制的にハブ部分46にはめられると、カラーは外側に膨張して銃
身11の壁と密係合する。この膨張は、カラー17が既に配置された発射体と接
触する銃身の中へ挿入されるとすぐに発生し、各発射体を所定位置にそしてまた
各接触部34との作動的な係合状態に確実に保持する。
【0041】 図3〜6を参照すると、銃身11内の旋条49が比較的深くまた非対称に配置
されることから、発射体12は特有な方法で整列させてからでなければ係合させ
ることも完全な定位置に置くこともできないことがわかる。装填目的では、ハウ
ジング15内の旋条ビード48の対向ビードは、53aに示すカラー17上の 図6参照) 対応ビード52内には存在しない互いに対称な位置にある隙間53を
有する(図5参照)。このため、図3及び図5を参照すると、2つの螺旋プロン
グ51を有し、ハウジング15の周りの隙間53から挿入して48bでビード5
2に接触する装填器具50を使用して、カラー17をくびれ部分44の周りで 支持した状態で、発射体12を旋条銃身11の中に装填する。最初に、カラー
17は銃身を通して後方へ押され、既に装填されている発射体12と螺旋状の動
きによって密係合する。
【0042】 その後、図4に示すように、押込器具53を使用して発射体12のノーズに荷
重をかけ、ハブ18の前方部分46の上を通過するカラー17内の開口部47に
ハブ18を強制的に通して、カラー17を拡張して、発射体を接触部32、34
と所定位置にロックして互いに係合させ、カプセル30内の推進火薬の点火を可
能にする。
【0043】 前方カプセル30内の推進火薬が点火されると、ガス圧が圧力壁42に直接作
用してハウジング15を、開口部47がくびれ部分44におさまるまで、前方へ
そして壁20を通して進ませる。この初期動作により銃身11からカラー17
解放されてハウジング15と自由に移動できるようになる。同時に、解放された
カラーは、作動した信管35が雷管36を通して花火用火薬16に点火する前に
、発射体を所望の高度まで推進するのに十分なガス格納を発射体の後ろに提供す
る。
【0044】 更に上記の実施形態では、カラー17は、スリーブと銃身11との間の点火さ
れたガスが後方発射体の推進火薬に渡るのを防止するために銃身のボアと密係合
する比較的広い円筒面を有している。このシールは、使用時、後方発射体の発射
から銃身内の推進圧力を受ける結果、後続発射体が後方へ動くと厚みのある後方
24が膨張することから強化される。
【0045】 この実施形態では、ハウジングとカラーは、花火用火薬の点火によって燃え尽
きるように圧縮木材粒子から形成される。燃え残った材料は地面に落ちて分解さ
れる。この目的で、木材粒子を水溶性の糊で適当に接着してその分解を加速する
【0046】 本発明の銃身部10は、地上発射台または係留船舶などの固定発射台に設置し
、そこから発生することができる。但し、発射体は、河川を辿って河川の打ち上
げ現場へ運ぶなど、占有領域が最小の土地を通って打ち上げ場所まで花火を運ぶ
ことのできる航空機上に支持された銃身部から発射されるのが好ましい。これに
より、人口密集地域内に大量の爆薬を輸送するリスクが最小限となる。発射台と
して航空機を使用することは、横方向に分離して間断なく発射体を打ち上げられ
るという利点を提供し、これは、プリンターヘッドがページ上にドットを発射し
て印刷イメージを生成するのと同様に空中に広がる正確なイメージの形成を容易
にする。
【0047】 上記説明は本発明の代表的な例を実例で説明したものであり、当業者には明白
であろうそれらに対する修正や変形の全ては、添付の特許請求の範囲に記載した 本発明の明白な趣旨及び範囲を逸脱するものではないと考えられることが理解さ
れよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、発射体2個だけを装填した銃身部の1つの形状の断面線図である。
【図2】 図2は、実施例の発射体の構造である。
【図3】 図3は、装填目的に分離された発射体のハウジングとカラーの図である。
【図4】 図4は、装填工程での最終ステップである。
【図5】 図5は、図2の5−5と6−6に示す、発射体の一般的な断面図である。
【図6】 図6は、図2の5−5と6−6に示す、発射体の一般的な断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月7日(2002.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 本発明によれば、銃身内に軸銃口に配置され、また銃身部の銃口を通して順
次発射体を推進するための独立した選択的に発火可能な発射装薬に関連付けられ
た前記複数の発射体を有する銃身を含む銃身部から展開するための発射体が設け
られ、この発射体は、 一時的な空中イメージを形成するための火薬を含むハウジング部分と、 起爆装置と、 ハウジングの後端に関連付けられた推進カプセルであって、それにより推進装
薬が起爆装置を作動させることによって点火される推進カプセルと、 花火用火薬の遅延点火を提供するためのヒューズリンクと、 膨張可能なカラー又は環,鍔(以下、「カラー」という。)であって、前述の
カラーが支持用ハウジングと係合されまた係合状態では銃身のボアと作動的に封
止係合にあり、また前述のカラーがハウジングとの後方移動のための弛緩状態で
は銃身のボアとの作動的な封止係合から解除され、そして膨張可能なカラーが後
続発射体のノーズの周りに、あるいは最後の発射体の場合には銃身の砲尾端の周
りに係合する開放後方端を提供する膨張可能なカラーと、 開放後方端の内側のハウジングに取り付けられる圧力部材であって、前述のカ
ラーが発射装薬の点火時に係合状態から再配置されて、銃身内を通過して銃身の
銃口に出るように圧力部材によって弛緩状態に保持される圧力部材とを含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃身内に軸方向に配置され、前記銃身の銃口を通して順次発
    射体を推進させるための独立して選択的に発火可能な発射装薬に関連付けられた
    複数の発射体を有する銃身を含む銃身部から展開するための発射体であって、 一時的な空中イメージを形成するための火薬を含むハウジング部分と、 起爆装置と、 ハウジングの後端に関連付けられた推進カプセルであって、それにより推進装
    薬が起爆装置を作動させることによって点火される推進カプセルと、 花火用火薬の遅延点火を提供するためのヒューズリンクと、 膨張可能なカラーであって、前記カラーが支持用ハウジングと係合され、係合
    状態では前記銃身のボアと作動的な封止係合にあり、かつ前記カラーが前記ハウ
    ジングとの後方移動のための弛緩状態では前記銃身のボアとの作動的な封止係合
    から解除され、さらに前記膨張可能なカラーが後続発射体のノーズの周りに、あ
    るいは最後の発射体の場合には前記銃身の砲尾端の周りに係合する開放後方端を
    提供する膨張可能なカラーと、 前記開放後方端の内側のハウジングに取り付けられる圧力パッドであって、前
    記カラーが前記発射装薬の点火時に前記係合状態から再配置されて、前記銃身内
    を通過して前記銃身の銃口に出るように圧力パッドによって弛緩状態に保持され
    ている圧力パッドと、を含む発射体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発射体において、前記イメージ形成材料が
    、爆発性物質、発火性物質、白熱及び発光性物質から構成される群から選択され
    る、発射体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の発射体において、前記発射
    体が前記イメージ形成材料を展開するための爆発性手段を含む、発射体。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の発射体において、前記ハウ
    ジングが前記イメージ形成材料を展開するために分離可能な部分から形成される
    、発射体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    ハウジングが生分解性材料及び可燃性材料から構成される群から選択される材料
    から形成される、発射体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    起爆装置が前記発射体を可変発射速度で選択的に電子的に発射される電子起爆装
    置である、発射体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    推進火薬カプセルが前記ハウジング端と係合されるか、または前記隣接発射体の
    間の空間内の前記ハウジング端の近縁に配置されている、発射体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載の発射体において、前記推進火薬カプセ
    ルの燃焼生成物がヒューズリンクを作動させ、前記発射体が前記銃身部から発射
    されてから所望時間経過後に前記ヒューズリンクに花火用火薬に点火させるよう
    に信管が選択される、発射体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    ヒューズリンクが電子タイマー、ツイストカウントヒューズ、及びレーザー起爆
    から構成される群から選択される、発射体。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9に記載の発射体において、前記膨張可能なカ
    ラーが生分解性材料及び/又は可燃性材料から形成されている、発射体。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一項に記載の発射体において、
    前記膨張可能なカラーが前記ハウジング上のその支持部から後方へ円筒状の延在
    部を有し、前記圧力パッドの外部周縁部が前記円筒状延在部の内面に隣接して延
    びる、発射体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載の発射体において、
    前記カラーが後方へ延びて後方発射体本体のノーズ部の辺りで締め付けられて動
    けなくなる、発射体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の発射体において、くさび作用が浅いく
    さびによって提供され、使用時、カラー部の後方端が銃身のボアと作動的な封止
    係合となるように膨張することのできる、発射体。
  14. 【請求項14】 請求項7〜13のいずれか一項に記載の発射体において、
    前記銃身部がグレネード状発射体を発射する低圧タイプのものである、発射体。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか一項に記載の発射体において、
    発射体は、効率的低初速動作のために隣接発射体間に形成された各々の低圧推進
    用チャンバへ排出する高圧発射チャンバと関連付けられている、発射体。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の発射体において、前記高圧発射チャン
    バが発射体本体と一体的に形成されている、発射体。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか一項に記載の複数の発射体を含
    む銃身部において、前記銃身部が、前記銃身内に軸方向に配置され、前記銃身の
    銃口を通して発射体を順次推進させるための独立した選択的に発火可能な発射装
    薬に関連付けられた複数の前記発射体を有する銃身を含む、銃身部。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の銃身部において、銃身部のバンクを収
    容するポッドの軸に対する銃身部の軸の傾きが選択的に変更されてポッドに対す
    る標的位置を変更できるように銃身部を枢支回転させるための方向制御手段を含
    む、銃身部。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の銃身部において、方向制御手段が、ポ
    ッドの軸に対する各銃身の傾きが個々に変更されてポッドに対する標的位置また
    は個別の標的位置を変更できるように各銃身部を個々に枢支回転することを可能
    にする、銃身部。
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