JP2003533332A - ステント - Google Patents

ステント

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JP2003533332A
JP2003533332A JP2001585661A JP2001585661A JP2003533332A JP 2003533332 A JP2003533332 A JP 2003533332A JP 2001585661 A JP2001585661 A JP 2001585661A JP 2001585661 A JP2001585661 A JP 2001585661A JP 2003533332 A JP2003533332 A JP 2003533332A
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JP2001585661A
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リックス,ジェラルド,ヘンナー
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タイサイド ユニヴァーシティ ホスピタルズ エヌエイチエス トラスト
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腎臓と膀胱との間のドレナージをもたらす、改善された留置型の尿管ステントを提供する。 【解決手段】 留置型尿管ステントは、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部セクションと、下端部セクションとを有する中空の可撓性チューブからなる。その上部セクションと下部セクションは、好適には、コイル状の形態を為している。そのコイル状を為す上部セクションは、このステントの上部セクションを腎臓内に保持する1cmから2.5cmまでの範囲の直径を有している。この下部セクションの先端は、そのG字形の水平部分を呈しており、また、内部弁を含んでいる。この内部弁は、腎臓から膀胱への尿のオープンフローを維持するが、膀胱の収縮中に尿が腎臓へ逆流するのを防止する。更に、このステントは、前述の弁の後ろ側に、ステントプッシャーを支持できる小さなカフまたは一連のスタッドを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改善された逆流防止特性を呈し、且つ、膀胱への刺激も低減される
留置型尿管ステントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
尿管ステントは、実際的または潜在的な尿管閉塞の場合に、腎臓から膀胱への
尿のドレナージを可能にするため、泌尿器内科学的介入において日常ベースで使
用されている。そのような事例は、外傷による尿管損傷や、腎結石等の閉塞性尿
路疾患、及び尿路上部または尿路下部の術後等を含む。 一般的に、ステントは、長さが25〜35cmの範囲であって、外径が約1.
5〜3mmで内径が約0.5〜2mmの、可撓性材料でできた中空のチューブか
ら構成されている。その両端はカールされており、ステントの各端部に「O」字
形をもたらす螺旋を形成している。これらの形状は、上端部が腎臓内に保持され
、そして、下端部が膀胱内に保持されることを可能とし、これにより、配置後の
移動を防ぐことができる。この構成材料が可撓性であることにより、ステントは
、尿管のどんなカーブにも適合することが可能となり、また、尿道を通じて配置
される幅の狭い泌尿器科学的な機器により配置や除去が可能になる。現在使用さ
れている最も一般的な形態のステントは、複式J型ステント(Double J
Stent)または複式ピッグテール型ステント(Double Pigta
il Stent)として知られているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらのステントを使用するに際しては、患者にとって幾つかの問題が生じる
。特に、これらの問題は、膀胱から尿を排尿するときに、膀胱の排尿を誘導する
膀胱内圧力の増大が、尿の逆流または還流をもたらし得ることである。中空のチ
ューブ構造は、排尿中に膀胱が収縮する際に腎臓に圧力を及ぼすステントを通じ
て尿が上向きに流れることを可能にする。これらの事象は逆流として知られてい
る。
【0004】 腎臓から膀胱へ流れる尿は無菌である。しかし、もし尿が発熱原性微生物に感
染した尿路下部において汚染された状態になっていると、この尿の逆流は、腎臓
に有害な影響を及ぼす可能性を有し、且つ、ときによっては患者にとって潜在的
に致命的な結果をももたらしかねない敗血症の発生を招くことがある。腎臓と膀
胱の間に留置型ステントを使用した後に敗血症が生じる危険性が存在するという
ことは、腎臓から膀胱への尿のオープンフローを維持しながら、その一方で、腎
臓への尿の逆流も防止することができるような尿管ステントを提供することに対
するニーズがあることを意味している。
【0005】 更に、膀胱の排尿中に、ステントが尿管口内へ引き込まれることがある。ステ
ントのこの上方への移動は、ステントの下端部がカール部分を持っていない単式
J型ステントタイプの多くのステントで見られる。 ステントの使用に関わる更なる問題は、膀胱の内壁に触れることにより、下部
コイルが膀胱を刺激することである。これは、通常、下部コイルの先端が膀胱の
内壁に食い込むことのほか、下部コイルを構成している材料の体積によりもたら
される。
【0006】 現在、この分野には、そのような装置の使用に関わるそれらの問題を克服しよ
うとする数多くのステントが存在し、これらのステントの概要を以下に示す: <逆流防止ステント> Ahmadzadehによる論文(尿路系におけるステントの使用(Sten
ting the Urinary System)、D Yachia、IS
BN 1899066829)は、尿管と膀胱との接合部、即ち、膀胱尿管連結
に位置するように設計された、ポリウレタン製の透明な薄い壁状セグメントを有
する複式ピッグテール型ステント(Double Pigtail Stent
)について開示している。これらの柔軟なポリウレタン製の壁部は、膀胱圧が上
昇すると、それに合わせて適合し、これにより、逆流を防止できるようになって
いる。また、膀胱内の圧力が上昇している間、それらの壁部は、天然の弁である
尿管口の如きスリットが閉じた状態のまま留まれるように為しており、これは、
正常且つ健常な尿管と膀胱において逆流が防止されているのと同様な仕方である
【0007】 米国特許第5019102号は、通常のステントの下端部に取り付けられ、遠
位側端部で開いた形状のバッグを形成する、2枚の薄い透明な膜からなる弁シス
テムについて開示しており、ここでも、上の場合と同様に、膀胱内の圧力が上昇
すると、それと共にこれらの膜にも圧力がかかり、これにより、流体の逆流が防
止できるようになっている。 反対に、尿を排出する必要があるときには、それらが外側へ開き、これにより
、膀胱内への流体のドレナージが可能になっている。
【0008】 米国特許第564783号は、閉じた下方部分を有する複式のJ型ステント(
Double J Stent)を教示しており、この閉じた下方部分は、尿が
そこから上方または下方に排液されるのを許さず、これにより、逆流が防止され
るように為されている。また、その下端部は、ステントの配置後に、下端部の先
端がそこへ曲げ戻される小さな側面穴も有しており、そして、この曲げ戻しが、
2個の磁石の助けを借りて行われるようになっている。 <膀胱への刺激を低減するステント> 米国特許第5141502号は、螺旋状の上端部と、柔軟な非刺激性材料でで
きた下端部とを有するステントについて開示しており、この下端部は、膀胱尿管
連結のレベルにおいてガイドワイヤー上への配置を可能にするカフを含んでいる
【0009】 米国特許第4931037号には、膀胱への刺激を低減するため、下端部に結
合された柔軟なコイルを有するステントが記載されている。 国際特許出願WO 9717094号は、より細い可撓性領域へ向けて次第に
小さくなってゆく下方部分を有するステントを教示しており、この細い可撓性領
域の小さな直径は、膀胱への刺激を低減し、また、膀胱を刺激する程には膀胱尿
管連結を押し開きもしないが、この細い可撓性領域は、中空ではなく、従って、
もはや尿のドレナージ用のチャンネルとしても作用しない。
【0010】 本発明の一つの目的は、腎臓と膀胱との間のドレナージをもたらす、改善され
た留置型の尿管ステントを提供することである。本発明の更なる目的は、膀胱か
ら腎臓への尿の逆流を防止し、これにより、排尿に関わる側腹部の痛みを防止す
ると共に、感染した尿が腎臓内へ流入した場合には尿路上部に有害な影響をもた
らし得るため、尿路下部において感染した尿が腎臓内へ流入するのを防ぐことで
ある。本発明の更なる目的は、ステントの使用に関わる膀胱への刺激を低減する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様によれば、中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構
築された留置型の尿管ステントが提供され、ここで、この中空で細長の管状体は
、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部セクションと、更に下端部セ
クションとを含んでいて、このステントの下端部セクションの先端は、前述の中
空体が開いた位置または閉じた位置にあることを可能にする弁を含んでおり、そ
して、この弁は、ステントを構成する上述の可撓性材料の一体構造の一部である
【0012】 より好適には、この弁は、2つの葉状部を有する二尖弁、または、3つの葉状
部を有する三尖弁である。 最も好適には、この弁は二尖弁である。 一つの好適な実施態様では、この弁は、静止して閉じた位置にあるときに、弁
のそれらの葉状部が相互にもたれかかり合って平坦な状態になり、これにより、
尿がステントを通じて上向きに流れるのを防止するシールが形成されるような、
上述の可撓性材料の成形インターレイ(moulded interlay)に
より提供される。
【0013】 本発明の第二の態様は、中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築され
た留置型の尿管ステントに関するものであり、ここで、この細長の中空体は、上
部コイル状セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部セクションと、更に下端部
セクションとを含んでいて、その下部セクションは、使用に際し、ステントのこ
の端部セクションの先端が露出されず、且つ、膀胱の内壁と接触し得ないような
、閉じたループまたは実質的に閉じたループを形成している。 好適には、このステントは、本明細書で説明されている如き弁も含んでいる。
【0014】 また、好適には、上述の下端部セクションは、使用に際し、その端部セクショ
ンの先端が膀胱の内壁に接触しないような、「G」字形または球形を為している
。 好適には、上述の上部セクションはコイルを構成しており、そのコイルは、長
さが6cmから15cmまでの範囲の可撓性材料を含んでいて、この可撓性材料
自体が1回または2回コイル状に巻かれており、そして、そのコイルは、1cm
から2.5cmまでの範囲の直径を有している。
【0015】 好適には、上述の下部セクションはコイルを構成しており、そのコイルは可撓
性材料を含んでいて、この材料は、0.5〜2cmの範囲の直径を有する「O」
字形または「G」字形を形成するようにコイル状に巻かれており、そして、ステ
ントの先端はこのコイル内にあり、それ故、使用に際し、ステントの先端は膀胱
の内壁と接触しないように為されている。 より好適には、上述の下部セクションは、ステントの先端がそのG字形の水平
部分を呈するような「G」字形に形成されている。
【0016】 本発明の第三の態様は、実質的に中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で
構築された留置型の尿管ステントに関するものであり、ここで、この中空で細長
の管状体は、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部セクションと、更
に下端部セクションとを含んでいて、この可撓性材料は、尿路上部において最大
のドレナージが得られ、且つ、尿路下部においては刺激が最小化されるように、
上述の上端部セクションから下端部セクションへ向けてその外径が縮小されてい
る。
【0017】 好適には、このステントは、本明細書で説明されている如き弁も含んでおり、
そして、その下端部は、前述の弁が、その先端において膀胱の内壁と接触するの
を防ぐため、本明細書で説明されている如き形状に為されている。 より好適には、上述の可撓性材料は、実質的に真っ直ぐな中間部セクションの
下部3分の1と下部セクションの全体を通じて直径が小さくなるように、下端部
に向けて直径が勾配付けられている。 本発明の第四の態様は、中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築され
た留置型の尿管ステントに関するものであり、ここで、その中空で細長の管状体
は、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部と、更に下端部セクション
とを含んでいて、このステントは、更に、ステントプッシャーを支持できる少な
くとも1つの突起部を含んでいる。
【0018】 好適には、このステントは、本明細書で説明されている如き弁も含んでおり、
及び/又は、このステントの少なくとも一つの端部は、その先端が膀胱の内壁と
接触するのを防ぐため、本明細書で説明されている如き形状に為されている。 好適には、このステントには、本明細書で説明されている如き勾配が設けられ
ている。 好適には、上述の1つもしくは複数の突起部は、カフを形成している。 好適には、上述の1つもしくは複数の突起部は、複数のスタッドからなってい
る。
【0019】 本発明の各態様によるステントの可撓性材料は、中空のチューブを形成するど
んな構成からなっていてもよい。 その可撓性材料は、円筒状の横断面を有していてよい。 代替的に、その可撓性材料は、その全長を通じる横断面か、もしくは、下部3
分の1のみにおける横断面等の一つのセクションのみにおける横断面かのいずれ
かが、螺旋形、星形、または楕円形を含むあらゆる形を為していてよく、特に、
その形は、外側表面でのドレナージを促進するか、あるいは、ステントの周りの
逆流を防止する天然の尿路の輪郭との調和を助長するものであってよい。
【0020】 好適には、上述のステントの可撓性材料は、1mmから5mmまでの範囲の外
径を有している。 より好適には、上述のステントの可撓性材料は、1.5mmから3mmまでの
範囲の外径を有している。 好適には、上述のステントの可撓性材料は、sof flex(登録商標)、
endo sof(登録商標)、またはultrathane(登録商標)であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
一つの特定の実施態様では、本発明は、sof flex(登録商標)、en
do sof(登録商標)、またはultrathane(登録商標)等、その
材料が中空のチューブを形成しているあらゆる適当な構成であってよい単体の可
撓性材料からなるステントを提供する。このチューブが、上部コイル(1)、直
線セグメント(2)、及び下部コイル(3)に成形される。図1は、そのような
ステントの一つの代表例である。このステントの横断面は典型的には円筒状であ
るが、ステントの外側の周りのドレナージを促進するため、あるいは代替的に、
配置手順中の尿の解剖学を通じる通過を助成するため、もしくは、ステントの周
りの逆流を防止する天然の尿路の輪郭と調和できるようにするため、その全長を
通じる横断面か、あるいは、下部3分の1のみにおける横断面等の一つのセクシ
ョンのみにおける横断面かのいずれかが、(螺旋形、星形、または楕円形等の)
何らかの形に改変されていてよい。
【0022】 この円筒の直径はどんなサイズであってもよいが、外径は約1.5〜3mmの
範囲(通常は1.9mm、即ち、6フレンチゲージ)であり、上部コイル(1)
における内径は約0.5〜2.0mmの範囲(典型的には0.9mm)であろう
。ステントの全長を通じてこの直径が維持されていてよい。 本発明の更なる実施態様では、上述の6フレンチゲージ(1.9mm)の直径
は、中間セグメント(2)の上部3分の2でのみ維持されていてよい。次いで、
この直径は、中間セグメント(2)の下部3分の1及び下部コイル(3)におけ
る直径1.5mm(4.7フレンチゲージ)まで先細になっている。
【0023】 上で説明されている本発明の両実施態様では、上部コイル(1)は、直径が約
1cmから2.5cmまでの範囲となるようにそれ自体が1回または2回コイル
状に巻かれる約6〜15cmの材料を使用するであろう。それは、患者が異なる
ことによって生じる尿管の長さの変動に合わせて調節するため、配置中に有意に
ほどけることを可能にするであろう。 中間セグメント(2)は、一般的には長さが約22cmであるが、患者に合わ
せて尿管に略等しい長さに変えてよく、そして、この中間セグメントと上部コイ
ル(1)は、ステントの外側から内側への尿の通過、及び、その逆の尿の通過を
可能にする一定間隔の小さな穿孔を有しているであろう。これらの穿孔は、この
直線セグメントの下部3分の1で終わっており、これにより、この領域やこの領
域以下の部分における逆流を回避することができるであろう。
【0024】 下部コイル(3)は、それが全体を通じて6フレンチゲージの直径を維持して
いる場合には1.5cmの小さめの直径のカールに、あるいは、それが4.7フ
レンチゲージサイズに先細になっている場合には1cmの小さめの直径のカール
にコイル状に巻かれる約4cmから5cmまでの範囲の材料で作成されている。
このコイルは、ステントの端部がそのG字の水平部分を形成するようなG字形を
為しているであろう。そのようなコイルの代表例が図2に示されている。下部コ
イルをG字形に形成することにより、ステントの遠位側先端がステントの他の部
分に触れるのを防ぐことができ、且つ、この端部にある弁の自由な動きが妨害さ
れるのを防ぐこともできる。また、このG字形の形成は、ステントの端部が膀胱
に食い込んで膀胱を刺激することも防ぐ。上述の如く、ステントのこの部分は、
膀胱への刺激を低減するため、直径が小さめになっている(通常は1.5mm、
即ち、4.7フレンチゲージ)。ステントのこの下端部の先端は、弁(6、7、
8)を形成すべく切断及び成形され、そして、この弁は、どんな種類のものであ
ってもよいが、好適には、二尖タイプまたは三尖タイプである。二尖タイプ及び
三尖タイプとしてのこの弁の実施態様を例証する代表例が図3に示されている。
一つの好適な実施態様では、二尖弁は、静止位置にあるときに、この弁の2つの
葉状部が相互にもたれかかり合って平坦な状態になり、これにより、尿がステン
トを通じて上向きに流れるのを防止するシールが形成されるような、ステントを
構成している材料の成形インターレイを通じて提供され得る。
【0025】 上述のG字のサイズが6フレンチゲージまたは1.9mmの直径を有している
ようなステントの場合には、この弁の長さは7mmであろう。 上述の直径のサイズが4.7フレンチゲージまたは1.5mmまで先細になっ
ているような本発明の更なる実施態様では、その弁自体の長さは5mmであろう
。 弁のそれらの葉状部は、このステントを下向きに流れる尿により、または、ス
テントの配置中にそのステントがこの上に載せられて供給されるガイドワイヤー
により、容易に押し離されるであろう。
【0026】 6フレンチゲージ(1.9mm)と4.7フレンチゲージ(1.5mm)のど
ちらの場合にも、その弁の約3mm後方に、これも上述の可撓性材料から成形さ
れる小さなカフまたは4つのスタッド(12)が配置されている。このカフまた
は4つのスタッド(12)は、可撓性の金属製ガイドワイヤー上にこのステント
を配置するときに、ここでステントプッシャーを支持するために使用され、その
様子が図4に示されている。 ステントの配置は、X線透視による管理下において尿道を通じて膀胱内へ通さ
れ、尿管口を通じて尿管を上り、そして腎盂へ挿入される通常のガイドワイヤー
(11)を用いる慣習的な膀胱鏡により容易化される。ステントは、先ず上部コ
イルがそのガイドワイヤー上に供給され、次いで、改変された通常のステントプ
ッシャー(10)を用いて適所に押し込まれる。このステントプッシャーは、上
述の弁上にぴったりとはまり、下部のカールにおける弁のすぐ後方にあるカフに
支持され、これにより、挿入時の弁への外傷を最小化することができる。ステン
トが適所に配置されると、ガイドワイヤーとステントプッシャーは取り除かれる
【0027】 ステントの除去は、膀胱鏡を用いて尿道を通じて行われるか、あるいは、その
代わりに、腎臓の手術を行う際に取り除かれるか、もしくは、経皮的な回収装置
を用いて行われるであろう。
【0028】
【発明の効果】
1)ステントの上部3分の2に複数の穴が設けられていることにより、尿管上
部のあらゆる閉塞を克服すべく、ステントに出入りするドレナージを最大化する
ことが可能になる。また、ステントの下部3分の1と下部コイルに穿孔がないこ
とにより、逆流を防止することができる。 2)チューブの外径が、上部における直径1.9mm(6フレンチゲージ)か
ら下部における直径1.5mm(4.7フレンチゲージ)まで小さくなる先細構
造とすることにより、尿路上部におけるドレナージを最大化し、且つ、尿路下部
における刺激を最小化することが可能になる。
【0029】 3)下部コイルのサイズが小さいことにより、従来のステントに比べ、膀胱へ
の刺激が少なくなる。 4)下部コイルをG字形にすることにより、通常ならば自由に膀胱に食い込み
得るステントの端部は、このような食い込みを起こさないことが確実化され、こ
れにより、それ自体が不安定な膀胱の収縮と二次的な尿の逆流をもたらしかねな
いステントにより誘導される刺激を最小化することができる。 5)ここで説明されている弁が現存の弁を上回る利点は、本発明の弁が、ステ
ントに取り付けられているのではなく、ステントの一体構造の一部であり、それ
故、ステントの構成片が抜け落ちたり、保持されている異物としてステント本体
から部分的に脱着してしまう危険性が実質的に存在しないことである。また、本
発明の弁は、現存するポリテン製バッグの弁よりもずっと小さく、それ故、膀胱
にもたらす刺激も少ないはずである。
【0030】 本発明は、上で説明されている如く、伝統的な手順を用いて患者に挿入するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本ステントの一つの好適な実施態様を示す。
【図2】 G字形コイルを示す。
【図3】 一体構造型の弁及びステントプッシャーを支持できる突起部を示す。
【図4】 ステントプッシャーを支持できる突起部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築された留置型の尿管ステント
    であって、 前記中空で細長の管状体は、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部
    セクションと、下端部セクションとを含んでおり、 前記ステントの前記下端部セクションの先端は、中空体が開いた位置または閉
    じた位置にあることを可能にする弁を含んでおり、前記弁はステントを構成する
    前記可撓性材料の一体構造の一部であることを特徴とする、 留置型尿管ステント。
  2. 【請求項2】 前記弁が、2つの葉状部を有する二尖弁または3つの葉状部を有する三尖弁で
    あることを特徴とする、 請求項1に記載の留置型尿管ステント。
  3. 【請求項3】 前記弁が、閉じた位置にあるときに、前記弁の前記葉状部が互いにもたれかか
    り合って平坦な状態になることで尿が前記ステントを通じて上向きに流れるのを
    防止するシールが形成されるような前記可撓性材料の成形インターレイにより提
    供されることを特徴とする、 請求項1または2に記載の留置型尿管ステント。
  4. 【請求項4】 中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築された留置型の尿管ステント
    であって、 前記細長の中空体は、上部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部セクショ
    ンと、下端部セクションとを含んでおり、 上部セクション及び下部セクションが、使用に際し、前記ステントの端部セク
    ションの1つもしくは複数の先端が露出されず、且つ膀胱の内壁と接触し得ない
    ような閉じたループまたは実質的に閉じたループを形成していることを特徴とす
    る、 留置型尿管ステント。
  5. 【請求項5】 前記上端部セクション及び前記下端部セクションが、閉じたループまたは実質
    的に閉じたループを形成していることを特徴とする、 請求項1から4のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  6. 【請求項6】 下端部セクションが、使用に際し、前記下端部セクションの先端が膀胱の内壁
    と接触しないような「G」字形または球形を為していることを特徴とする、 請求項1から5のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  7. 【請求項7】 前記上部セクションがコイルを構成しており、 前記コイルはそれ自体を1回または2回コイル状に巻いた6cmから15cm
    までの範囲の可撓性材料を含んでいて、前記コイルが1cmから2.5cmまで
    の範囲の直径を有していることを特徴とする、 請求項1から6のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  8. 【請求項8】 前記下部セクションがコイルを構成しており、 前記コイルは可撓性材料を含んでいて、前記材料が、0.5cmから2cmの
    範囲の直径を有する「O」字形または「G」字形を形成するようにコイル状に巻
    かれていることを特徴とする、 請求項1から7のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  9. 【請求項9】 前記下部セクションが、ステントの先端がG字形の水平部分を呈するような「
    G」字形に形成されていることを特徴とする、 請求項1から8のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  10. 【請求項10】 実質的に中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築された留置型の尿管
    ステントであって、 前記中空で細長の管状体は、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部
    セクションと、下端部セクションとを含んでおり、 前記可撓性材料の外径が、尿路上部において最大のドレナージが得られ、且つ
    、尿路下部において最小の刺激が得られるように、上端部セクションから下端部
    セクションまで次第に小さくなっていることを特徴とする、 留置型尿管ステント。
  11. 【請求項11】 前記可撓性材料の外径が、前記上端部セクションから前記下端部セクションま
    で次第に小さくなっていることを特徴とする、 請求項1から10のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  12. 【請求項12】 前記可撓性材料の直径が、実質的に真っ直ぐな前記中間部セクションの下部3
    分の1及び前記下部セクションの全体が縮小された直径となるように、下端部に
    向けて先細になっていることを特徴とする、 請求項1から11のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  13. 【請求項13】 中空で細長の管状体を構成する可撓性材料で構築された留置型の尿管ステント
    であって、 前記中空で細長の管状体は、上端部セクションと、実質的に真っ直ぐな中間部
    セクションと、下端部セクションとを含んでおり、 前記ステントは、ステントプッシャーを支持できる少なくとも1つの突起部を
    さらに含んでいることを特徴とする、 留置型尿管ステント。
  14. 【請求項14】 前記ステントは、ステントプッシャーを支持できる少なくとも1つの突起部を
    さらに含んでいることを特徴とする、 請求項1から13のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  15. 【請求項15】 1つまたは複数の前記突起部がカフを形成していることを特徴とする、 請求項13または14に記載の留置型尿管ステント。
  16. 【請求項16】 1つまたは複数の前記突起部が複数のスタッドからなることを特徴とする、 請求項13から15のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  17. 【請求項17】 前記可撓性材料が、中空のチューブを形成する何らかの構造(composi
    tion)を含んでいることを特徴とする、 請求項1から16のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  18. 【請求項18】 前記可撓性材料が円筒状の横断面を有していることを特徴とする、 請求項1から17のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  19. 【請求項19】 前記可撓性材料が、螺旋形、星形、または楕円形を含む何らかの横断面形状を
    有しており、特に前記形状が外側表面でのドレナージを促進するような形状であ
    ることを特徴とする、 請求項1から18のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  20. 【請求項20】 前記ステントの可撓性材料が、1mmから5mmまでの範囲の外径を有してい
    ることを特徴とする、 請求項1から19のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  21. 【請求項21】 前記ステントの前記可撓性材料が、1.5mmから3mmまでの範囲の外径を
    有していることを特徴とする、 請求項1から20のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
  22. 【請求項22】 前記可撓性材料が、sof flex(登録商標)、endo sof(登録
    商標)、またはultrathane(登録商標)であることを特徴とする、 請求項1から21のいずれかに記載の留置型尿管ステント。
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