JP2003533328A - 外科用シール - Google Patents
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/34—Trocars; Puncturing needles
- A61B17/3462—Trocars; Puncturing needles with means for changing the diameter or the orientation of the entrance port of the cannula, e.g. for use with different-sized instruments, reduction ports, adapter seals
-
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- A61B2017/3464—Trocars; Puncturing needles with means for changing the diameter or the orientation of the entrance port of the cannula, e.g. for use with different-sized instruments, reduction ports, adapter seals with means acting on inner surface of valve or seal for expanding or protecting, e.g. inner pivoting fingers
-
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- A61B2017/347—Locking means, e.g. for locking instrument in cannula
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Abstract
(57)【要約】
腹腔鏡ポートのためのシールであって、カニューレと係合するよう適合され、かつ外科用器具のための軸線方向の開口を備える基部と、基部に取付けられ、外科用器具のシャフトが自由に通過し得る開放位置と、顎部が該シャフトと係合しシャフトの径方向の動作を抑止する抑止力を提供する閉鎖位置との間で、前記開口に対して径方向に可動である顎部と、開放位置と閉鎖位置との間で顎部を動作させるための回転可能な作動部と、を備えるシール。
Description
【0001】
本発明は、外科用器具が通過する箇所に気密シールを提供するための、外科用
器具と共に使用されるシールに関する。本発明は、特に、腹腔鏡ポートのための
シールに関するが、それに限定されるものではない。
器具と共に使用されるシールに関する。本発明は、特に、腹腔鏡ポートのための
シールに関するが、それに限定されるものではない。
【0002】
腹腔鏡処置は、通常小さい切開部を介して、すなわち通常は皮膚の小さい入口
切開部を介して挿入される細い内視鏡管またはカニューレによって実施される。
体内に挿入される器具は、例えば外科手術領域が通気される処置において、切開
部を介した気体の出入りがないことを確実にするために、密封されなければなら
ない。腹腔のような解剖学的腔への管の導入は、通常トロカールおよびカニュー
レアセンブリを使用して行われる。カニューレアセンブリはカニューレハウジン
グに取付けられ、前記カニューレハウジングは一般にバルブアセンブリを備え、
該バルブアセンブリは、該バルブアセンブリの開口を介して挿入された器具を有
した状態と有さない状態とにおいて前記開口にわたって密封を維持するように適
合されている。カニューレアセンブリのための様々なバルブ系が、例えば米国特
許第5,209,737号、米国特許第5,308,336号、米国特許第5,
385,553号、米国特許第5,545,142号に提案されている。米国特
許第5,603,702号には、重なり合った花弁状の配置で配された、数個の
蝶番式防護部材を備えた複雑な構造が開示されている。米国特許第5,407,
433号および米国特許第5,411,483号には、腹腔鏡ポートのための万
能シールが開示されている。しかしながらこれらは、シール全体が軌道上を動作
し得るという不都合を有する。これは、外科手術中にガスケットと器具との間の
シールの破損の原因となり得る。
切開部を介して挿入される細い内視鏡管またはカニューレによって実施される。
体内に挿入される器具は、例えば外科手術領域が通気される処置において、切開
部を介した気体の出入りがないことを確実にするために、密封されなければなら
ない。腹腔のような解剖学的腔への管の導入は、通常トロカールおよびカニュー
レアセンブリを使用して行われる。カニューレアセンブリはカニューレハウジン
グに取付けられ、前記カニューレハウジングは一般にバルブアセンブリを備え、
該バルブアセンブリは、該バルブアセンブリの開口を介して挿入された器具を有
した状態と有さない状態とにおいて前記開口にわたって密封を維持するように適
合されている。カニューレアセンブリのための様々なバルブ系が、例えば米国特
許第5,209,737号、米国特許第5,308,336号、米国特許第5,
385,553号、米国特許第5,545,142号に提案されている。米国特
許第5,603,702号には、重なり合った花弁状の配置で配された、数個の
蝶番式防護部材を備えた複雑な構造が開示されている。米国特許第5,407,
433号および米国特許第5,411,483号には、腹腔鏡ポートのための万
能シールが開示されている。しかしながらこれらは、シール全体が軌道上を動作
し得るという不都合を有する。これは、外科手術中にガスケットと器具との間の
シールの破損の原因となり得る。
【0003】
さらに、米国特許第5,411,483号における環状ガスケットと、装置の
シャフトとの間の摩擦は、シャフトの直径に依存する。高い摩擦力は、外科手術
中における器具の自由動作を妨げるため、望ましくない。
シャフトとの間の摩擦は、シャフトの直径に依存する。高い摩擦力は、外科手術
中における器具の自由動作を妨げるため、望ましくない。
【0004】
本発明による腹腔ポートのためのシールは、
カニューレと係合するよう適合され、かつ外科用器具のための軸線方向の開口
を含む基部と、 基部に取付けられた複数の顎部であって、該顎部は外科用器具のシャフトが自
由に通過し得る開放位置と、顎部が該シャフトと係合しシャフトの径方向の動作
を抑止する抑止力を提供する閉鎖位置との間で、前記開口に対して径方向に可動
である顎部と、 開放位置と閉鎖位置との間で顎部を動作させるための回転可能な作動部と、 を備えるシールである。
を含む基部と、 基部に取付けられた複数の顎部であって、該顎部は外科用器具のシャフトが自
由に通過し得る開放位置と、顎部が該シャフトと係合しシャフトの径方向の動作
を抑止する抑止力を提供する閉鎖位置との間で、前記開口に対して径方向に可動
である顎部と、 開放位置と閉鎖位置との間で顎部を動作させるための回転可能な作動部と、 を備えるシールである。
【0005】
好ましい実施態様において、顎部は異なる直径を有するシャフトと係合または
シャフトを制限し得る。この方法では、単一のシールが数個の装置と共に使用さ
れ得る。特定の好ましい実施態様において、顎部は、あらかじめ選択された上限
および下限の間の任意の直径を有するシャフトと係合するよう調整され得る。
シャフトを制限し得る。この方法では、単一のシールが数個の装置と共に使用さ
れ得る。特定の好ましい実施態様において、顎部は、あらかじめ選択された上限
および下限の間の任意の直径を有するシャフトと係合するよう調整され得る。
【0006】
顎部は、キャリアプレート上に提供される案内部に従って移動可能であること
が好ましい。案内部は、隆起した構造体、軌道、又はレールの間のチャネルを備
えることが好ましい。各顎部は、作動部の回転により顎部が径方向に移動するよ
う配置された作動部内の各案内路に受容されるよう適合された従動部材を備える
ことが好ましい。
が好ましい。案内部は、隆起した構造体、軌道、又はレールの間のチャネルを備
えることが好ましい。各顎部は、作動部の回転により顎部が径方向に移動するよ
う配置された作動部内の各案内路に受容されるよう適合された従動部材を備える
ことが好ましい。
【0007】
本発明の特定の好ましい態様において、各案内路は、作動部内に形成された弓
状チャネルから成り、突起部または他の従動子がチャネル内に受容されている。 チャネルは、放物曲線の形状を有し得る。 本発明のシールは、開口を通って延びる外科用器具のシャフトに接触するよう
適合されたダイアフラムを備える。ダイアフラムはリップを含み、各顎部は、顎
部が開放位置に移動するに従ってダイアフラムの開口が強制的に解放されるよう
に、リップと係合するよう適合された径方向外側に向いた部分を有することが好
ましい。
状チャネルから成り、突起部または他の従動子がチャネル内に受容されている。 チャネルは、放物曲線の形状を有し得る。 本発明のシールは、開口を通って延びる外科用器具のシャフトに接触するよう
適合されたダイアフラムを備える。ダイアフラムはリップを含み、各顎部は、顎
部が開放位置に移動するに従ってダイアフラムの開口が強制的に解放されるよう
に、リップと係合するよう適合された径方向外側に向いた部分を有することが好
ましい。
【0008】
顎部の開口は、最大位置と最小位置との間で連続的に調整可能であることが好
ましい。これにより、シールは様々なサイズの装置のシャフトを収容することが
できる。さらなる利点としては、顎部は、外科手術中において組織サンプルの除
去を容易にするために開放され得る。
ましい。これにより、シールは様々なサイズの装置のシャフトを収容することが
できる。さらなる利点としては、顎部は、外科手術中において組織サンプルの除
去を容易にするために開放され得る。
【0009】
本発明に従ったシールは、様々な腹腔鏡装置と共に使用され得る。ほとんどの
装置が、カニューレとシールを通した挿入を容易にするために、先端に滑らかな
同軸の尖頭を有する。しかしながら、例えばクリップアプリケータや錐形のトロ
カールのような先端の尖ったものは、装置がシールを通して挿入される際にダイ
アフラムを損傷し得る。
装置が、カニューレとシールを通した挿入を容易にするために、先端に滑らかな
同軸の尖頭を有する。しかしながら、例えばクリップアプリケータや錐形のトロ
カールのような先端の尖ったものは、装置がシールを通して挿入される際にダイ
アフラムを損傷し得る。
【0010】
本発明の好ましい実施態様において、複数のシールド部材が、使用中における
ダイアフラムの偶発的な損傷を防止するために、ダイアフラムの基端側に配置さ
れる。シールド部材は、同時に同方向に、即ち顎部に同期して、開放位置と閉鎖
位置との間を径方向に移動可能であることが好ましい。各シールド部材は、各々
の顎部に取付けられていることが好ましい。シールド部材は、ダイアフラムを覆
う連続したバリアーを形成するために、例えば虹彩の形状の花弁のように配置さ
れるなど、交互に重ねられ得る。代替的に、シールド部材は、軸線方向前後に交
互に配置されて、連続した交互に重ねられるバリアーを形成する。
ダイアフラムの偶発的な損傷を防止するために、ダイアフラムの基端側に配置さ
れる。シールド部材は、同時に同方向に、即ち顎部に同期して、開放位置と閉鎖
位置との間を径方向に移動可能であることが好ましい。各シールド部材は、各々
の顎部に取付けられていることが好ましい。シールド部材は、ダイアフラムを覆
う連続したバリアーを形成するために、例えば虹彩の形状の花弁のように配置さ
れるなど、交互に重ねられ得る。代替的に、シールド部材は、軸線方向前後に交
互に配置されて、連続した交互に重ねられるバリアーを形成する。
【0011】
特に好ましい態様では、各顎部は、外科用器具の受容開口の概ね円周方向に延
びるよう配置された、二つの横方向に延びる翼状のシールドフランジ部材を有し
、一つ以上のシールド部材は、隣接する顎部上にある相補的なシールド部材と係
合するよう、他のシールド部材の軸線方向前面にある。
びるよう配置された、二つの横方向に延びる翼状のシールドフランジ部材を有し
、一つ以上のシールド部材は、隣接する顎部上にある相補的なシールド部材と係
合するよう、他のシールド部材の軸線方向前面にある。
【0012】
作動部は、顎部が角度30°から180°に渡る回転によって完全に開放また
は閉鎖され得るよう配置されている。これは外科医にとって、指を使用するのみ
で手首の回転を使用しないので、顎部の開閉が容易になる。
は閉鎖され得るよう配置されている。これは外科医にとって、指を使用するのみ
で手首の回転を使用しないので、顎部の開閉が容易になる。
【0013】
使用中における動作部分の詰まりと汚れの進入を防止するため、作動部の上に
上部カバーを取付けることもできる。 顎部は利便性のあるいかなる数量で提供されてもよく、好ましくは5個以上、
より好ましくは6〜8個、最も好ましくは7個である。
上部カバーを取付けることもできる。 顎部は利便性のあるいかなる数量で提供されてもよく、好ましくは5個以上、
より好ましくは6〜8個、最も好ましくは7個である。
【0014】
本発明は、例証によってさらに記述されるが、付随する図面に関しては本発明
を制限する意図ではない。
を制限する意図ではない。
【0015】
(詳細な説明)
図面に示されるシールは、カニューレへの取付けを容易にするよう適合された
、固定装置2を有する基部1を備える。本発明の別の実施例では、基部1はカニ
ューレと一体化している。
、固定装置2を有する基部1を備える。本発明の別の実施例では、基部1はカニ
ューレと一体化している。
【0016】
弾性材料から構成されるダイアフラムまたはガスケット3は、基部1内に配置
されている。ダイアフラムは、キャリアプレート18の基部を受容するよう適合
された、内部面4を備える。環状リップ5は、器具のシャフト(図示せず)を受
容し、同シャフトと気密シールを形成するよう適合されている。フランジ17の
内側に向いた面16は、リム5に隣接するダイアフラムから、軸線方向に延びて
いる。フランジ17の外側への動作により、リム5によって規定された開口が開
く。
されている。ダイアフラムは、キャリアプレート18の基部を受容するよう適合
された、内部面4を備える。環状リップ5は、器具のシャフト(図示せず)を受
容し、同シャフトと気密シールを形成するよう適合されている。フランジ17の
内側に向いた面16は、リム5に隣接するダイアフラムから、軸線方向に延びて
いる。フランジ17の外側への動作により、リム5によって規定された開口が開
く。
【0017】
キャリアプレート18は、軸線方向に延びるレール(runner)9によっ
て形成された複数の案内路9を備える。可動な顎部部材6は、使用中において各
案内溝部内にて径方向に移動し得る。図示される実施例では、6個の顎部が存在
している。各顎部は、径方向内側に向いた歯部16と、径方向外側に向いたフッ
ク部7を含む。フック部7は、ダイアフラムフランジ17の面16と係合する。
各顎部の歯部分16は、シールを通過する外科用器具のシャフトと係合する作用
をする。図示されているように、顎部の上面から軸線方向に延びる突出部8は、
作動部12の上面13のチャネル14に受容される。作動部は、使用中外科医に
よって手動で回転され得る、略円筒形の外周面を有する。チャンネル14の各々
は、放物曲線形状を有し、かつ作動部の上面13の周囲において等距離で離間さ
れている。チャンネル14の形状は、ほぼ虹彩の形状を有し得る。作動部12の
回転によって、突出部が、次いで顎部が、キャリア18に対して径方向内側また
は外側に移動する。従って、顎部6の歯部16は、シールの開口15を通って延
びるシャフト(図示せず)と係合したり、係合が外れたりするように動作し得る
。顎部の開放動作中、フック部分7は、シャフトの直径とは関係なく、概して等
しい摩擦力がかかるように、ガスケットのリップ5を拡張させる。
て形成された複数の案内路9を備える。可動な顎部部材6は、使用中において各
案内溝部内にて径方向に移動し得る。図示される実施例では、6個の顎部が存在
している。各顎部は、径方向内側に向いた歯部16と、径方向外側に向いたフッ
ク部7を含む。フック部7は、ダイアフラムフランジ17の面16と係合する。
各顎部の歯部分16は、シールを通過する外科用器具のシャフトと係合する作用
をする。図示されているように、顎部の上面から軸線方向に延びる突出部8は、
作動部12の上面13のチャネル14に受容される。作動部は、使用中外科医に
よって手動で回転され得る、略円筒形の外周面を有する。チャンネル14の各々
は、放物曲線形状を有し、かつ作動部の上面13の周囲において等距離で離間さ
れている。チャンネル14の形状は、ほぼ虹彩の形状を有し得る。作動部12の
回転によって、突出部が、次いで顎部が、キャリア18に対して径方向内側また
は外側に移動する。従って、顎部6の歯部16は、シールの開口15を通って延
びるシャフト(図示せず)と係合したり、係合が外れたりするように動作し得る
。顎部の開放動作中、フック部分7は、シャフトの直径とは関係なく、概して等
しい摩擦力がかかるように、ガスケットのリップ5を拡張させる。
【0018】
図2a,図2bおよび図2cは、顎部が異なる位置にあるシールを示している
。図1,図2および図3においては、同じ構成要素を示すため同じ参照番号が使
用されている。 図2aでは、顎部は開いており、歯部16は後退している。シールがカニュー
レに係合されると、作動部12の時計周りの回転によって、突出部8が、次いで
顎部が、図2bに示すように径方向内側に移動する。
。図1,図2および図3においては、同じ構成要素を示すため同じ参照番号が使
用されている。 図2aでは、顎部は開いており、歯部16は後退している。シールがカニュー
レに係合されると、作動部12の時計周りの回転によって、突出部8が、次いで
顎部が、図2bに示すように径方向内側に移動する。
【0019】
図2cは、閉じた位置にある顎部を示す部分破断図である。
チャンネル14内における突出部8の相対位置は、図3a,図3bおよび図3
cに示される。図3cでは、突出部は、顎部が最大限に閉じるようチャネル14
の最も内側の端に位置する。図3cに示される作動部12の半時計周りの回転に
よって、顎部は径方向外側に移動する。作動部が約60°回転することにより、
顎部は完全に開放する。チャネル14の曲率は、外科用器具のシャフトの横方向
の動作による顎部に対する外向きの圧力が、シール内の摩擦力に打ち勝つように
選択される。従って、シャフトの横方向動作は、顎部を開くことができない。シ
ャフトは堅固に固定され、ガスケットリップ5とのシールを破壊する軌道運動を
することができない。同様に図3bにて、顎部に係合する、より大きな直径のシ
ャフトもまた、堅固に固定される。しかしながら顎部は、例えばシャフトより大
きな直径の組織サンプルを伴う器具の抜去を容易にするために、外科医によって
簡単に開放され得る。
cに示される。図3cでは、突出部は、顎部が最大限に閉じるようチャネル14
の最も内側の端に位置する。図3cに示される作動部12の半時計周りの回転に
よって、顎部は径方向外側に移動する。作動部が約60°回転することにより、
顎部は完全に開放する。チャネル14の曲率は、外科用器具のシャフトの横方向
の動作による顎部に対する外向きの圧力が、シール内の摩擦力に打ち勝つように
選択される。従って、シャフトの横方向動作は、顎部を開くことができない。シ
ャフトは堅固に固定され、ガスケットリップ5とのシールを破壊する軌道運動を
することができない。同様に図3bにて、顎部に係合する、より大きな直径のシ
ャフトもまた、堅固に固定される。しかしながら顎部は、例えばシャフトより大
きな直径の組織サンプルを伴う器具の抜去を容易にするために、外科医によって
簡単に開放され得る。
【0020】
本発明のシールは、シールの動作面間の汚れまたは生理的な物質の侵入を防止
するため、例えば透明な防水材料から形成される上部カバーを組み込んでもよい
。
するため、例えば透明な防水材料から形成される上部カバーを組み込んでもよい
。
【0021】
図4から図8は、本発明による腹腔鏡ポートのための、好ましいシールを図示
する。配置は概ね、図1から図3に示すものと同様である。 図4および図5に示す可動な顎部部材20は、径方向内側に向いた歯部21と
、径方向外側に向いたフック部分22を備える。フック部分は、図示しないが、
ダイアフラムの面と係合するよう配置されている。顎部20は、顎部から横方向
に延びるフランジ形のシールド部材23,24を有し、従ってシールド部材は、
軸線方向に延びる器具受容開口の概ね周方向に延びる。
する。配置は概ね、図1から図3に示すものと同様である。 図4および図5に示す可動な顎部部材20は、径方向内側に向いた歯部21と
、径方向外側に向いたフック部分22を備える。フック部分は、図示しないが、
ダイアフラムの面と係合するよう配置されている。顎部20は、顎部から横方向
に延びるフランジ形のシールド部材23,24を有し、従ってシールド部材は、
軸線方向に延びる器具受容開口の概ね周方向に延びる。
【0022】
顎部は、例えば図6に示すように、7個の顎からなる円形配列を形成するよう
配置されている。このシールド部材23は、図6に示すように、隣接した顎部の
径方向内側に延びるリング24の下に位置するように、シールド部材24の軸線
方向先端側に配置される。この方法により、トロカールまたは尖頭を有する器具
による損傷からダイアフラムの可撓性が小さい本体を保護する、連続した環状シ
ールドが形成される。
配置されている。このシールド部材23は、図6に示すように、隣接した顎部の
径方向内側に延びるリング24の下に位置するように、シールド部材24の軸線
方向先端側に配置される。この方法により、トロカールまたは尖頭を有する器具
による損傷からダイアフラムの可撓性が小さい本体を保護する、連続した環状シ
ールドが形成される。
【0023】
図7は、キャリアプレート25内に位置する顎部を示す。顎部は各々、キャリ
アプレート内の案内路内にて径方向に摺動することができる。
アプレート内の案内路内にて径方向に摺動することができる。
【0024】
図8から図10は、キャリアプレート25内において顎部が開放する際の連続
した段階を示す。フックされた部分22(図8から図10では見えない)は、ダ
イアフラム26内の補助リングと係合する(顎部が後退されるに従って、中心開
口が開く)。図8にて、中心開口は小さな直径D1を有し、シールド部材24は
下に位置するダイアフラムを殆ど完全に覆う。図9にて、より大きな直径の開口
D2は、顎部を開放して下に位置する径方向外側のシールド部材23を露出させ
ることによって生じる。シールド部材23,24は、7本の辺を有する多角形の
形状を規定する。
した段階を示す。フックされた部分22(図8から図10では見えない)は、ダ
イアフラム26内の補助リングと係合する(顎部が後退されるに従って、中心開
口が開く)。図8にて、中心開口は小さな直径D1を有し、シールド部材24は
下に位置するダイアフラムを殆ど完全に覆う。図9にて、より大きな直径の開口
D2は、顎部を開放して下に位置する径方向外側のシールド部材23を露出させ
ることによって生じる。シールド部材23,24は、7本の辺を有する多角形の
形状を規定する。
【0025】
図10にて、最大直径の開口D3は、顎部を完全に解放してシールド部材23
,24を最大限に露出させることによって生じる。
,24を最大限に露出させることによって生じる。
【図1】 本発明によるシールの分解図。
【図2】 シールの三つの平面図。
【図3】 顎部の閉鎖を図示するシールの三つの平面図。
【図4】 本発明の好ましい実施態様によるシールの顎部の斜視図。
【図5】 図4に示す顎部の縮小された縮図の平面図および立面図。
【図6】 円形配列された7個の顎部のアセンブリを示す図。
【図7】 キャリアプレートに含まれる図6の顎部の配列を示す図。
【図8】 顎部の開口部を示す平面図。
【図9】 顎部の開口部を示す平面図。
【図10】 顎部の開口部を示す平面図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
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,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,
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(72)発明者 アーモンド、トマス エドワード
イギリス国 LS18 5JL リーズ ホ
ースフォース ウェストエンド ライズ
12
Fターム(参考) 4C060 FF27
4C061 GG15 GG27
Claims (16)
- 【請求項1】 腹腔鏡ポートのためのシールであって、 カニューレと係合するよう適合され、かつ外科用器具のための軸線方向の開口
を備える基部と、 基部に取付けられた複数の顎部であって、該顎部は外科用器具のシャフトが自
由に通過し得る開放位置と、顎部が該シャフトと係合しシャフトの径方向の動作
を抑止する抑止力を提供する閉鎖位置との間で、前記開口に対して径方向に可動
である顎部と、 開放位置と閉鎖位置との間で顎部を動作させるための回転可能な作動部と、 を備えるシール。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシールであって、顎部は、あらかじめ選択
された上限および下限の間の任意の直径を有するシャフトと係合するよう調整さ
れ得るシール。 - 【請求項3】 請求項1乃至2のいずれかに記載のシールであって、顎部は
、キャリアプレート上の案内部に沿って移動可能であるシール。 - 【請求項4】 請求項3に記載のシールであって、案内部は、隆起した構造
体、軌道、又はレールの間のチャネルを備えるシール。 - 【請求項5】 請求項4に記載のシールであって、各顎部は、作動部の回転
により顎部が径方向に移動するよう配置された作動部内の各案内路に受容される
よう適合された従動部材を備えるシール。 - 【請求項6】 請求項5に記載のシールであって、各案内路は作動部内に形
成された弓状チャネルから成り、突起部または他の従動子がチャネル内に受容さ
れているシール。 - 【請求項7】 請求項6に記載のシールであって、チャネルは、放物曲線の
形状を有するシール。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のシールであって、シール
は、開口を通って延びる外科用器具のシャフトに接触するよう適合されたダイア
フラムを備えるシール。 - 【請求項9】 請求項8に記載のシールであって、ダイアフラムはリップを
含み、各顎部は、顎部が開放位置に移動するに従ってダイアフラムの開口が強制
的に開放されるように、リップと係合するよう適合された径方向外側に向いた部
分を有するシール。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載のシールであって、顎部
の開口は最大位置と最小位置との間で連続的に調整可能であるシール。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載のシールであって、顎
部は、角度30°から180°に渡る回転によって完全に開放または閉鎖され得
るシール。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載のシールであって、使
用中におけるダイアフラムの偶発的な損傷を防止するために、ダイアフラムの基
端側に配置される複数のシールド部材を含むシール。 - 【請求項13】 請求項12に記載のシールであって、シールド部材は、顎
部と同期して開放位置と閉鎖位置との間を径方向に移動可能であるシール。 - 【請求項14】 請求項13に記載のシールであって、各シールド部材は各
々の顎部に取付けられているシール。 - 【請求項15】 請求項14に記載のシールであって、シールド部材は、ダ
イアフラムを覆う連続したバリアーを形成するために交互に重ねられているシー
ル。 - 【請求項16】 請求項1乃至15に記載のシールであって、各顎部は、二
つの横方向に延びるシールド部材を有するシール。
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