JP2003532463A - 悪臭を打ち消す能力を有する繊維質吸収製品およびそれを作る方法 - Google Patents

悪臭を打ち消す能力を有する繊維質吸収製品およびそれを作る方法

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Abstract

(57)【要約】 体液を吸収するための繊維質吸収製品が提供される。この製品は、体液を吸収するのに適切な繊維性材料および体液と関連する臭気を吸収し、中和し、抑制し、および/または除去する、前記繊維性材料の中に配置された1種類以上の全てが天然の液体の悪臭打消し材料を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、体液の吸収のために意図された、タンポンおよび他の生理用品のよ
うな繊維質吸収製品に関する。そのような繊維質製品は、経血の悪臭の吸収、抑
制、中和、および/または除去を目的として1種類以上の悪臭打消し材料(ma
lodor counteractant material)を含む。その1
種類以上の悪臭打消し材料は、天然起源であり得、そして適用の容易さと均一さ
のために液体形態であり得る。
【0002】 繊維質吸収製品は、長い間知られてきた。それは、体液を吸収し、保持する構
造に配置された複数の繊維を含む。本発明との関連では、特定の関心の対象の体
液は、不快臭を発生させ得る経血である。
【0003】 過去に、経血臭を打ち消す方法として、様々の提案がなされてきた。そのよう
な提案には、吸収製品から生ずる臭気をマスキングするための香料の使用が含ま
れる。他の提案には、経血などの存在下で発生し得るにおいを生ずる化合物を抑
制または除去する物質の使用が含まれる。それらのにおいを生ずる化合物は、化
学反応によるかまたはにおいを生ずる化合物の固体または液体への吸着によりに
おいを生じない化合物を生成させることを含む多数の機構により抑制され得る。
吸収剤が、特にきわめて低い嗅覚しきい値を有するものとして特徴付けられる体
液から臭気を消臭することについて有効であるためには、収着剤は、その環境の
中で、においを生ずる化合物の濃度にかかわらず、実質的に全てのにおいを生ず
る化合物を除去することが可能であることが必要である。
【0004】 2.先行技術の記載 本発明についての十分な背景を提供するために、米国特許第3,948,25
7号、第4,795,482号、第4,826,497号、および第5,364
,380号、また登録HI579に言及することができる。
【0005】 米国特許第3,948,257号は、膣への挿入のためのタンポンおよび消臭
剤を保持するためのデバイスを備える陰門消臭システムに関する。該デバイスは
、香料、粉末などの形態で消臭剤を含む。
【0006】 米国特許第4,795,482号は、臭気を除去するための方法およびその方
法に使用するための組成物に関する。その方法は、臭気生成種(odor pr
oducing species)を合成結晶性ケイ素系分子ふるい材料と接触
させることにより嗅覚による感知を下まわるように臭気を減少させることを含む
【0007】 米国特許第4,826,497号は、繊維質吸収製品であって、少なくとも約
5.5オングストロームの気孔直径および吸収された水についての相対的に小さ
な容量を有する有効量の結晶性ケイ素系分子ふるいをその中に配置することによ
り高められた消臭特性を有する繊維質吸収製品を提供する。加えて、この特許は
、消臭分子ふるいの中に約20マイクロメートル未満のサイズを有するゼオライ
ト粒子を含めることも提供する。該粒子は、吸収製品の流体透過性カバーの外表
面と製品の中に備えられたバッフルとの間に位置する。
【0008】 米国特許第5,364,380号は、使用者の身体に面する第1の表面および
第1の表面のほぼ反対側に配置された第2の表面を有する吸収製品を提供する。
それぞれの表面に隣接して位置する液体不透過性隔壁および流体透過性カバーも
また提供される。加えて、消臭混合物が十分な時間乾いたままで製品内に位置す
る。この混合物は、少なくとも塩基性およびpH中性臭気吸収粒子の無水の緩衝
性のない混合物である。
【0009】 登録HI579は、臭気を防除するために生理用品、おむつなどに用いられる
「中間」SiO2 /Al2 3 比を有するゼオライトを提供する。そのような中
間比は、典型的には約2から約10の範囲と記載されている。
【0010】 適切に適用されるとき、前述の特許に記載されるいくつかの発明にも特定の利
益と長所が存在することも事実であろう。しかしながら、本発明は、先行技術に
は見出されない重要な利益を提供することが明らかである。見出され、認識され
たことは、本発明の1種類以上の悪臭打消し材料は臭気を発する(odifer
ous)有機分子を吸収する能力を有し、加えて、臭気を防除し、抑制する特性
を有することとなる低い蒸気圧も有する。その結果、きわめて有効で、効力を有
する繊維質吸収製品、例えばタンポンが、蒸気圧を低下させ、それゆえ、臭気を
発する物質のしきい値を低下させるように、経血に関連する臭気を発する有機分
子を吸収するという1種類以上の悪臭打消し材料の能力を利用するような方式で
作られ得る。このことは、経血中に存在し得る水の存在下でさえ達成される。
【0011】 発明の概要 本発明の目的は、高い信頼性で廉価に製造し得る、経血に関連する臭気を有効
に吸収する、タンポンのような繊維質吸収性生理用品または製品を提供すること
である。
【0012】 本発明のもう1つの目的は、1種類以上の悪臭打消し材料を有するそのような
タンポンを提供することである。
【0013】 本発明のさらにもう1つの目的は、1種類以上の悪臭打消し材料が天然起源で
あるそのようなタンポンを提供することである。
【0014】 本発明のさらにもう1つの目的は、1種類以上の悪臭打消し材料が液体形態に
あるそのようなタンポンを提供することである。
【0015】 本発明の更なる目的は、タンポン中の所望の量の1種類以上の悪臭打消し材料
の効果を最大化させることである。
【0016】 本発明の更なる目的は、タンポンに水または他の液体の存在下でさえ効率的な
臭気吸収を付与することである。
【0017】 本発明の更なる目的は、1種類以上の悪臭打消し材料をタンポンに含ませる方
法を提供することである。
【0018】 本発明のもう1つの目的は、微生物の生長をサポートしない1種類以上の悪臭
打消し材料を有するそのようなタンポンを提供することである。
【0019】 本発明の上記のおよび他の目的および利点は、1種類以上の天然起源の悪臭打
消し材料が配置されるタンポンまたは同様のデバイスまたは製品により達成され
る。簡潔に言えば、本発明の広範な特徴は、体液を吸収するのに適切な構造を規
定し、体液に関連する臭気を吸収し、中和し、抑制し、および/または除去する
ように有効量の1種類以上の悪臭打消し材料を該構造の中に配置された繊維質材
料で作られた体液を吸収するための繊維質吸収製品である。1つの好ましい態様
において、悪臭打消し材料はグリセリンである。この態様のさらにより好ましい
形態において、グリセリンは液体形態である。さらにより好ましい態様において
、液体グリセリンは、全て天然起源である。第2の態様において、悪臭打消し材
料は、1種類以上の追加の悪臭打消し材料との組み合わせでグリセリンを含み、
それらの組み合わせはさらに強力に悪臭を打ち消す。
【0020】 本発明の他の、そしてさらなる目的、利点および特徴は、同様の部分が同様の
数字を与えられる添付の図面とともに以下の明細書を参照することにより理解さ
れるであろう。
【0021】 発明の説明 本発明は、1種類以上の悪臭打消し材料を有するタンポンおよび他の生理用品
のような繊維質デバイスに関する。悪臭打消し材料は全て天然起源に由来し、液
体形態で存在する。さらに、悪臭打消し材料は、微生物の生長をサポートしない
【0022】 1種類以上の悪臭打消し材料は、例えば経血のような体液から生ずる悪臭を吸
収し、抑制し、中和し、および/または除去することが可能ないずれの適切な材
料でもあり得る。適切な悪臭打消し材料には、例えば、1種類以上のグリセリン
、グリセリン化合物、アルデヒド、天然油、可溶性天然化合物の溶液、天然の植
物およびハーブエキス、天然産出消臭活性剤、酸、塩基、オキシダント(oxi
dant)、キレート剤、エステル、マスキング剤、感覚受容器変化剤(sen
sory receptor alterant)、酸化剤、生物学的薬剤、界
面活性剤、表面活性ポリマー、またはそれらの混合物が含まれる。
【0023】 本発明における使用のために適切なグリセリン化合物には、例えば、グリコー
ル酸、グリセリンステアレート、グリセリンモノラウレート、グリセリンモノア
ルキルエーテル、またはそれらの組み合わせが含まれる。
【0024】 1つのクラス(クラスA)から選択されたアルデヒドおよび第2のクラス(ク
ラスB)から選択されたアルデヒドを含むアルデヒドまたはアルデヒド組成物は
、単独に選ばれたそれぞれのクラスのアルデヒド組成物の消臭特性より明らかに
優れた顕著な消臭特性を有することが見出された。アルデヒド技術は、低い蒸気
圧の材料を用いることからなる。効力は、悪臭分子との化学反応、機能成分の遅
い蒸発、および部分的なマスキング効果を含む、臭気を中和する様々の方法の組
み合わせの結果であると思われる。悪臭の存在下で、反応生成物は、以下の1つ
のことが起こるように、化学的に変化した。(1)新たな分子はより揮発性で速
やかに蒸発する。(2)新たな分子ははるかに大きく、鼻がその存在を感知でき
ない程度に実質的に不揮発性である。または、(3)新たな分子は、化学的に異
なり、より快いにおいプロフィールを有する。
【0025】 適切なクラスAアルデヒドには、例えば、1以上の非環式脂肪族アルデヒド、
非テルペン系脂肪族アルデヒド、非テルペン系脂環式アルデヒド、テルペン系ア
ルデヒド、芳香族基により置換された脂肪族アルデヒド、二官能性アルデヒドま
たはそれらの混合物が含まれ得る。より具体的には、適切なクラスAアルデヒド
には、例えば、デカナール、リラール、トリパールまたはそれらの混合物が含ま
れ得る。
【0026】 適切なクラスBアルデヒドには、例えば、アルデヒド官能基(functio
n)のアルファ位置の炭素により備えられる不飽和を有する1以上のアルデヒド
、芳香族環と結合する(conjugated)アルデヒド官能基のアルファ位
置に不飽和を有するアルデヒド、芳香族環により備えられるアルデヒド官能基を
有するアルデヒド、またはそれらの混合物が含まれ得る。より具体的には、適切
なクラスBアルデヒドには、例えば、シトラール、ベンズアルデヒド、バニリン
またはそれらの混合物が含まれ得る。
【0027】 アルデヒド組成物は、2つのクラスのそれぞれに対応する限り、3以上のアル
デヒドを含み得る。好ましくは、クラスAとクラスBのアルデヒドは、約80/
20から約20/80の比で存在する。
【0028】 天然油は、本発明において、適切な臭気吸収材料として用いられ得る。天然油
は、悪臭分子を抑制し、悪臭を制圧する快いにおいを与える効果を有し得る。例
として、本発明における使用のために適切な天然油は、ホワイトセダーリーフオ
イル(white cedar leaf oil)である。
【0029】 悪臭の打ち消しが可能ないずれの可溶性天然化合物の溶液もまた本発明におい
て用いられ得る。そのような可溶性天然化合物の1つの例はクロロフィルである
【0030】 天然の植物およびハーブエキスもまた、本発明で悪臭打消し材料として用いら
れ得る。例として、適切な天然エキスには、緑茶エキス、グレード(Glade
;(登録商標))「中和剤」(植物とハーブのエキスの、組成不明の混合物)ま
たはその混合物が含まれ得る。
【0031】 天然に産出する消臭活性材料もまた、悪臭を打ち消すために本発明で用いられ
得る。適切な天然に産出する消臭活性成分には、例えば、ファルネソール、フェ
ノキシエタノール、アルカリローダニド、リナロール、シトロネロール、ゲラニ
オール、フェネチルアルコール、またはそれらの混合物が含まれる。
【0032】 1種類以上の酸は、悪臭の塩基性成分を中和するために作用する悪臭打消し物
質として用いられ得る。適切な酸には、例えば、クエン酸、酢酸、使用する上で
安全である他の有機酸、またはそれらの混合物が含まれる。好ましくは、酸は天
然起源である。より好ましい酸はクエン酸である。好ましくは、クエン酸は、天
然起源である。
【0033】 1種類以上の塩基が、悪臭の酸性分を中和するために作用する悪臭打消し物質
として用いられ得る。適切な塩基には、例えば、アンモニア、ジエタノールアミ
ンまたはそれらの混合物が含まれる。好ましくは、1種類以上の塩基は、天然起
源であり、液体形態にある。
【0034】 悪臭を減少させるためにスルフィド含有化合物と反応する1種類以上のオキシ
ダントもまた本発明において用いられ得る。例として、適切なオキシダントには
、アスコルビン酸または他の公知の酸化材料が含まれ得る。好ましくは、オキシ
ダントはアスコルビン酸であり、好ましくは、天然起源である。
【0035】 金属成分と反応し、悪臭を減少させ、または除去する1種類以上のキレート剤
が、本発明において用いられ得る。適切なキレート剤には、例えば、アスコルビ
ン酸または、例えばEDTAのような他の公知のキレート剤が含まれ得る。好ま
しいキレート剤は、アスコルビン酸である。また、好ましくは、キレート剤は天
然起源である。
【0036】 反応性二重結合を有するある種のエステルが、悪臭を減少させる準汎用的な能
力を有することが見出されている。本発明における使用にとって適切なエステル
化合物には、例えば、NEUTROAIR(登録商標)(ゲラニルクロトネート
とジヘキシルフマレートの混合物)またはMETAZENE(登録商標)(ラウ
リルメタクリレート)が含まれる。好ましくは、エステルは天然起源であり、液
体形態にある。
【0037】 マスキング剤は、本発明において悪臭打消し材料として用いられ得る。悪臭を
マスキングすることが可能ないずれの薬剤も用いられ得る。しかしながら、典型
的には、例えば、香料または芳香剤が、悪臭をマスキングする、または隠すため
に用いられる。好ましくは、マスキング剤は、天然起源であり、液体形態にある
【0038】 身体の感覚受容器を変化させることが可能である化合物もまた本発明において
用いられ得る。悪臭を打ち消す物質は、多くの公知の悪臭を引き起こす化学物質
と共通の領域の受容器部位を共有する。大気中に十分な濃度であると、悪臭を打
ち消す物質は受容器たんぱく質と相互作用し、受容器たんぱく質が悪臭を取り込
まないようにする。それゆえ、悪臭と受容器の相互作用がないと、鼻による悪臭
の知覚は不可能である。例として、BBAにより製造されるベイレックス(登録
商標)(成分の組成不明)は、本発明における使用にとって適切なそのような悪
臭を打ち消す物質である。好ましくは、感覚受容器変化剤の悪臭を打ち消す物質
は、天然起源であり、液体形態にある。
【0039】 1種類以上の酸化剤が、悪臭の成分を酸化させるために作用する悪臭を打ち消
す物質として用いられ得る。例えば、過酸化水素のような使用について安全であ
るいずれの適切な酸化剤も、本発明の吸収製品において用いられ得る。好ましく
は、1種類以上の酸化剤は液体形態にあり、天然起源である。
【0040】 1種類以上の生物学的薬剤も、本発明の吸収製品において悪臭を打ち消す物質
として用いられ得る。適切な生物学的薬剤には、例えば、細菌の胞子、酵素、ま
たはそれらの混合物が含まれる。好ましくは、1種類以上の生物学的薬剤は天然
起源であり、液体形態にある。
【0041】 1種類以上の界面活性剤も本発明の吸収製品において悪臭を打ち消す物質とし
て用いられ得る。適切な界面活性剤には、例えば、アニオン性、ノニオン性、カ
チオン性、双性イオン性、シリコーン、またはそれらの混合物が含まれる。好ま
しくは、1種類以上の界面活性剤は天然起源であり、液体形態にある。
【0042】 1種類以上の表面活性ポリマーが、本発明の吸収製品において悪臭を打ち消す
物質として用いられ得る。例えば、適切な表面活性ポリマーには、アクリレート
ポリマーが含まれる。好ましくは、1種類以上の表面活性ポリマーは天然起源で
あり、液体形態にある。
【0043】 本発明の1つの好ましい態様において、臭気吸収材料はグリセリンである。用
いられるグリセリンは、好ましくは、USPグレードのグリセリンである。グリ
セリンは吸湿性材料であるので、例えば、水に対し強い親和性を有するので、グ
リセリンはある種の臭気を発する気体を引き寄せ、保持することにより臭気吸収
剤として作用すると考えられる。加えて、それらの気体は、グリセリンにより引
き寄せられる水に溶解し得る。グリセリンへの水の吸収もまた蒸気圧を減少させ
、それにより悪臭の量を減少させる。
【0044】 液体グリセリンの使用は、製造上の利点を有する。例えば、液体グリセリンは
、固体または半固体材料より適用するのに容易であり、より均一に適用され得、
より広い表面積にわたって適用され得る。加えて、グリセリンは、微生物の生長
を補助しない。それゆえ、グリセリンの微生物含有量を減少させるか、またはそ
の減少した微生物のレベルを維持するかのいずれかのために付加的な方法は必要
とされない。
【0045】 適用の容易さと、微生物の生長を補助しない能力により、グリセリンは製造コ
ストの利益を有するものと信じる。さらに、グリセリンは他の公知の臭気吸収材
料より廉価であり、それによりさらなるコストの節約またはコスト上の利点を提
供する。本発明の好ましい態様において、グリセリンは、悪臭打ち消し材料とし
て単独で用いられる。
【0046】 本発明の第2の態様において、グリセリンは、臭気を防除する液体グリセリン
の能力をさらに高め得る少なくとも1種の追加の悪臭打消し材料と併用される。
上記のように、そして例として、適切な追加の悪臭打消し材料には、アルデヒド
、天然油、可溶性天然化合物の溶液、天然の植物およびハーブエキス、天然に産
出する消臭活性成分、酸、塩基、オキシダント、キレート剤、エステル、マスキ
ング剤、感覚受容器の変化剤、酸化剤、生物学的添加剤、界面活性剤、表面活性
ポリマー、ゼオライト、またはそれらの混合物が含まれ得る。
【0047】 加えられる追加の悪臭打消し材料は液体または固体であり得るが、しかしなが
ら、液体がより好ましい。悪臭打消し材料のシステムについての全ての天然起源
の材料の使用は、全ての自然臭気防除の利点を提供する。
【0048】 微生物の生長を補助しない本発明は、微生物の制限(microbial l
imits)が維持されることを保証することが可能であるという利点を有する
。このことは、水を含有する臭気吸収混合物についてはありえない。これは、女
性用衛生製品の製造において重要な側面である。具体的には、この液体の悪臭打
消し材料のシステムは、加工、貯蔵、適用およびいずれの中間工程の間にも微生
物の制限が維持されることを保証する付加的な工程を必要としない。
【0049】 1種類以上の悪臭打消し材料は、いずれの生理用品にも加えられ得る。タンポ
ンの場合には、悪臭打消し材料は、タンポンもしくはタンポンプレジット(pl
edget)またはタンポン除去ストリングのいずれかに加えられ得る。ストリ
ングに1種類以上の悪臭打消し材料を加えることは、よりすぐれた消臭剤保護の
利益を提供し得る。というのは、タンポンに関連する悪臭の一部は、酸化プロセ
スにより、および汗、尿および便による汚染により陰門領域で起こるからである
【0050】 悪臭打消し材料の量は、悪臭を有効に打ち消すのに必要な最小量であるべきで
ある。グリセリンについては、0.05グラム(g)という少量のグリセリンの
添加が、合成膣悪臭の約92%を吸収するのに十分であることが試験管内臭気吸
収効力研究により例証された。しかしながら、超吸収性タンポンまたはタンポン
プレジットについては、グリセリンの量は、好ましくは約0.01グラムから約
0.15グラム、より好ましくは約0.05から約0.15グラムであるものと
信じる。以下に記載するように、悪臭打消し材料の量は、他のタイプの繊維質デ
バイスについては変化する。
【0051】 GC/ヘッドスペースにより定量される悪臭吸収の試験管内試験が、グリセリ
ンの臭気吸収効力を測定するためになされた。この方法は、既知の量(2μl)
の合成膣悪臭の存在を検出するためにガスクロマトグラフ/ヘッドスペース分析
を用いた。様々の量のグリセリンが系に導入された。試験試料により吸収された
悪臭の量が定量された。グリセリンは、合成膣悪臭を吸収または除去する上で有
効であった。約0.05グラムのグリセリンは、合成膣悪臭の約92%を除去し
た。同じ試験方法を用いて、図2に例証されているように、0.01グラムとい
う少量が合成膣悪臭の70%を吸収したことが示された。図3は、試験結果の要
約である。
【0052】 上記のように、本発明の1つの態様は、悪臭打消し材料としてグリセリンとと
もに用いられるゼオライトも含む。好ましくは、ゼオライトは、サーマルタイプ
3クリノプティロライト種またはチャバサイト種のいずれかとして分類される天
然ゼオライトである。
【0053】 本発明において有用な1つのゼオライトは、GSAリソーシズ社により販売さ
れる製品で、CABSORB(登録商標)ZK406H(登録商標)と称される
。この材料は、主たる交換可能なカチオンとしてカリウムを有するオフホワイト
のクリノプティロライトとして存在する。カリウムは、ゼオライトの4.3%台
の量で存在する。本発明において有用なもう1つのゼオライトは、GSAリソー
シズ社により販売される製品で、CABSORB(登録商標)ZS500A(登
録商標)と称される。この材料は、主たる交換可能なカチオンとしてナトリウム
を有する褐色鉱物、チャバサイトである。ナトリウムは、ゼオライトの6.7%
台の量で存在する。
【0054】 クリノプティロライト種もまた、その化学的性質およびほぼ5.8:1である
シリカ/アルミナ比に基づいて特徴決定され得る。以下は、サーマルタイプ3ク
リノプティロライトの形態の天然ゼオライトについての詳細な仕様である。
【0055】 CABSORB(登録商標)ZK406H(登録商標) アルミノケイ酸カリウム 天然クリノプティロライト。
【0056】 典型的な特性 形態 顆粒 色 灰色 気孔直径 4.0オングストローム 気孔体積 15% 比表面積 40m2 /g 嵩(Bulk) 53〜66lbs/ft3 783〜1054kg/m3 固相密度 87lbs/ft3 1390kg/m3 アルカリ安定性 7〜10のpH 酸安定性 3〜7のpH 熱安定性 1202°F 650℃ イオン交換能力 1.65ミリ当量/g。
【0057】 典型的な化学分析 SiO2 Al2 3 Fe2 3 CaO MgO Na2 O 069.1 11.9 0.7 0.7 0.4 0.8 K2 O MnO 3.8 0.5。
【0058】 主たる交換可能なカチオンとしてのカリウムを除いて、この特定のゼオライト
は、以下の交換可能なカチオンを有する。
【0059】 Rb+ Na+ Ba2+ Mg2+ Li+ Ag+ Sr2+ Fe3++ Cd2+ Cu2+ Co3+ Cs+ Pb2+ Ca2+ Al3+ NH4+ Zn2+ Hg2+ Cr3+
【0060】 上記交換可能なカチオンの中で、カルシウム、マグネシウムおよびナトリウム
の量および互いに対するそれらの比は重要であるように思える。上記のように、
カルシウム(Ca)の量は0.7であり、マグネシウム(Mg)の量は0.4で
あり、ナトリウム(Na)の量は0.8である。
【0061】 チャバサイト種は、その化学的性質およびほぼ4:1であるシリカ/アルミナ
比に基づいて特徴決定され得る。以下は、チャバサイト種についての詳細な仕様
である。
【0062】 典型的な特性 形態 粉末または顆粒 色 明るい茶色 (ドライ明度(Dry Brightness)43) 環成員(Ring Member) 8 結晶サイズ−チャバサイト 1ミクロン未満 結晶性 +90% 密度 1.73g/cm3 気孔サイズ 縦4.1オングストローム、 横3.7オングストローム 有効気孔直径 4.3オングストローム キャビティサイズ 縦11.0オングストローム 横6.6オングストローム 全気孔体積 468cm3 /g 表面積 520.95m2 /g 結晶空隙容量 0.47cm3 /cm3 充填密度 ほぼ577kg/m3 (36lbs/ft3 ) SiO2 /Al2 3 比 ほぼ4:1 モース硬度 4〜5 パッケージされた水分 10重量%未満 安定性 3から12のpH イオン交換能力 2.50ミリ当量/g。
【0063】 典型的な化学分析 (20℃および40%相対湿度で平衡化されている) SiO2 Al2 3 Fe2 3 54.6 14.9 2.28 CaO MgO 0.22 0.60 NaO K2 O LOI 主要カチオン 6.67 0.90 19.4 Na。
【0064】 交換選択性 Tl+ >Os+ >K+ >Ag+ >Rb+ >NH4 + >Pb2+> Na+ =Ba2+>Sr2+>Ca2+>Li4。
【0065】 重金属イオンの交換 それぞれの溶液について示された初期マイシャル(Mitial)pHでのA
gNO3 、Pb(NO3 2 、CoSO4 の10mg/ml溶液およびCuSO4 の0.025mg/ml溶液からのイオン交換後の無水CABSORB中に保
持される重金属の重量パーセント。
【0066】 Ag Pb pH wt% pH wt% 5.30 21.85 3.80 5.27 Cu Go pH wt% pH wt% 3.43 3.17 2.91 2.32。
【0067】 本発明の1つの態様において、図1に示されるように、繊維質吸収製品10は
、経血などのような体液を吸収することが可能な繊維質材料を含む。繊維質材料
は、製織または不織構造を形成するように配置され得る。好ましくは、図1の繊
維質吸収製品10はタンポンに形成される。タンポンは、周知の円筒形最終形態
を有する。しかしながらタンポンは、後に互いに円筒形タンポンに形成される内
層14および外層16のような複数の繊維質層を有し得る。
【0068】 1種類以上の悪臭打消し材料18は、繊維質吸収製品10上に配置されるかそ
の中に含められる。この含めることは、タンポンを形成する層14および16の
間の構造の中で達成され得る。悪臭打消し材料18はまた、例えば、繊維の仕上
げ剤(fiber finish)に含めること、繊維またはウエブに混ぜるこ
と、内表面および/または外表面上に均一にスプレーすること、またはそれらの
いずれかの組み合わせを含む1以上の方法により吸収製品内に、または吸収製品
上に取り入れることができる。
【0069】 本発明の1つの好ましい態様において、悪臭打消し材料18は、内層14の長
手側方向に沿って連続的に配置される。より好ましい態様において、1種類以上
の悪臭打消し材料18は、内層14の中心領域に配置されるが、しかしながら、
悪臭打消し材料は、図1において示されるように中心からわずかにずれたところ
に位置する。
【0070】 内層14に適用される悪臭打消し材料18の量は、経血由来の臭気を、実質的
に除去しないとしても、有意に減少させるのに十分であるべきである。例示され
たタンポンの場合には、約0.05グラムという少量のグリセリンが、超吸収性
タンポンまたは(ストリングを除いて)2.6グラム繊維重量という重量を有す
るタンポンプレジットから臭気を有効に除去することが見出された。
【0071】 繊維質吸収製品に用いられる悪臭打消し材料18の量は、タンポンのサイズお
よびおそらくコストへの配慮に依存して変化し得る。しかしながら、プレイテッ
クスの現在のサイズのスリム、レギュラーおよびスーパータンポンを含む通常の
タンポンにおいては、好ましくは、約0.01グラムから約0.15グラムの悪
臭打消し材料が用いられるべきであると確信される。より好ましくは、約0.5
グラムから約0.1グラムが通常のタンポンに用いられるべきである。約0.1
5グラムのグリセリンを超える付加的な量は、タンポンにおける臭気吸収のため
に用いられ得るであろうが、この付加的な量は、タンポンプレジットの他のタン
ポン特性を妨害する傾向がある。他の繊維質吸収デバイスにおいては、悪臭打消
し材料の量は、好ましくは、約0.01グラムから繊維質吸収性デバイスの約半
分の重量である。より好ましくは、悪臭打消し材料の量は、約0.1グラムから
繊維質吸収性デバイスの約20%の重量である。
【0072】 上記のように、タンポンに1種類以上の悪臭打消し材料を含める方法は重要で
ある。というのは、それはコスト上の利益を提供するからである。基本的には、
1種類以上の液体の悪臭打消し材料、好ましくはグリセリン単独は、図1におい
て示されるように、スプレッダー、または分配装置、またはガンにより内層14
の内表面上に連続線として分配される。代替として、グリセリンは、分配装置ま
たはガンにより内層14の内表面上に個別の液滴として分配され得るであろう。
分配は、いずれか通常の分配装置、または、例えば、通常の糊分配ガンのような
ガンによりなされる。この適用手法はまた、内層14全体に均一で均質な適用も
提供する。材料はまた、内層14上に噴霧もしくはスプレーされうる。
【0073】 このように、本発明は、その好ましい形態に対する特定の参照とともに記載さ
れてきたが、特許請求の範囲に規定される本発明の精神および範囲から逸脱する
ことなく本発明の様々な変更および修正がなされ得ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の1種類以上の悪臭打消し材料を含むタンポン用の十字状パッ
ド(cross−pad)形状の平面図である。
【図2】 図2は、グリセリンの臭気吸収効力のチャートである。
【図3】 図3は、試験結果の概要を示す図表である。
【符号の説明】
10…吸収製品 18…悪臭打消し材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/49 A61F 13/18 380Z D06M 13/148 A41B 13/02 N 13/192 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3B029 BD22 4C003 HA01 4C098 AA09 DD05 DD14 DD19 DD21 4L033 AB07 AC10 BA12 BA16

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1種類以上の悪臭打消し材料を含む、体液を吸収するための
    繊維質吸収製品であって、前記1種類以上の悪臭打消し材料が液体形態にある繊
    維質吸収製品。
  2. 【請求項2】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が、グリセリン、グリセリ
    ン化合物、アルデヒド、天然油、可溶性天然化合物の溶液、天然の植物およびハ
    ーブエキス、天然に産出する消臭活性剤、酸、塩基、オキシダント、キレート剤
    、エステル、マスキング剤、感覚受容器変化剤、酸化剤、生物学的薬剤、界面活
    性剤、表面活性ポリマー、およびそれらの混合物からなる群より選択される請求
    項1記載の繊維質吸収製品。
  3. 【請求項3】 前記1種類以上の悪臭打消し材料がグリセリンである請求項
    1記載の繊維質吸収製品。
  4. 【請求項4】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が約0.01グラムないし
    繊維質吸収製品の全重量の約50%までで存在する請求項1記載の繊維質吸収製
    品。
  5. 【請求項5】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が約0.1グラムないし繊
    維質吸収製品の全重量の約20%までで存在する請求項1記載の繊維質吸収製品
  6. 【請求項6】 1種類以上の悪臭打消し材料を含む、体液を吸収するための
    繊維質吸収製品であって、 前記1種類以上の悪臭打消し材料が天然起源である繊維質吸収製品。
  7. 【請求項7】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が、グリセリン、グリセリ
    ン化合物、アルデヒド、天然油、可溶性天然化合物の溶液、天然の植物およびハ
    ーブエキス、天然に産出する消臭活性剤、酸、塩基、オキシダント、キレート剤
    、エステル、マスキング剤、感覚受容器変化剤、酸化剤、生物学的薬剤、界面活
    性剤、表面活性ポリマー、およびそれらの混合物からなる群より選択される請求
    項6記載の繊維質吸収製品。
  8. 【請求項8】 前記1種類以上の悪臭打消し材料がグリセリンである請求項
    6記載の繊維質吸収製品。
  9. 【請求項9】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が約0.01グラムないし
    繊維質吸収製品の全重量の約50%までで存在する請求項6記載の繊維質吸収製
    品。
  10. 【請求項10】 前記1種類以上の悪臭打消し材料が約0.1グラムないし
    繊維質吸収製品の全重量の約20%までで存在する請求項6記載の繊維質吸収製
    品。
  11. 【請求項11】 体液を吸収するための繊維質吸収製品であって、 グリセリン、および アルデヒド、天然油、可溶性天然化合物の溶液、天然の植物およびハーブエキ
    ス、天然に産出する消臭活性剤、酸、塩基、オキシダント、キレート剤、エステ
    ル、マスキング剤、感覚受容器変化剤、酸化剤、生物学的薬剤、界面活性剤、表
    面活性ポリマー、ゼオライト、およびそれらの混合物からなる群より選択される
    少なくとも1種の追加の悪臭打消し材料 を含む悪臭打消し材料を有する繊維質吸収製品。
  12. 【請求項12】 前記グリセリンが液体形態にある請求項11記載の繊維質
    吸収製品。
  13. 【請求項13】 前記グリセリンがすべて天然起源である請求項11記載の
    繊維質吸収製品。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1種の追加の悪臭打消し材料が液体形態に
    ある請求項11記載の繊維質吸収製品。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1種の追加の悪臭打消し材料がすべて天然
    起源である請求項11記載の繊維質吸収製品。
  16. 【請求項16】 前記ゼオライトがサーマルタイプ3クリノプティロライト
    である請求項11記載の繊維質吸収製品。
  17. 【請求項17】 前記酸がクエン酸である請求項11記載の繊維質吸収製品
  18. 【請求項18】 前記オキシダントがアスコルビン酸である請求項11記載
    の繊維質吸収製品。
  19. 【請求項19】 前記キレート剤がアスコルビン酸である請求項11記載の
    繊維質吸収製品。
  20. 【請求項20】 体液を吸収するための繊維質吸収製品であって、 前記体液を吸収するのに適切な繊維質材料、および 前記体液に関連する臭気を吸収するために前記繊維質材料中に配置された、微
    生物の生長をサポートしない液体グリセリン を具備する繊維質吸収製品。
  21. 【請求項21】 前記液体グリセリンが、アルデヒド、天然油、可溶性天然
    化合物の溶液、天然の植物およびハーブエキス、天然に産出する消臭活性剤、酸
    、塩基、オキシダント、キレート剤、エステル、マスキング剤、感覚受容器変化
    剤、酸化剤、生物学的薬剤、界面活性剤、表面活性ポリマー、ゼオライトおよび
    それらの混合物からなる群より選択される少なくとも1種の追加の悪臭打消し材
    料と組み合わせられる請求項20記載の繊維質吸収製品。
  22. 【請求項22】 前記液体グリセリンが天然起源である請求項21記載の繊
    維質吸収製品。
  23. 【請求項23】 前記1種類以上の追加の悪臭打消し材料が天然起源である
    請求項21記載の繊維質吸収製品。
  24. 【請求項24】 膣領域を消臭する方法であって、 前記膣領域に請求項1記載の繊維質吸収製品を適用し、 前記1種類以上の悪臭打消し材料が前記膣領域で悪臭を打ち消す消臭方法。
  25. 【請求項25】 膣領域を消臭する方法であって、 前記膣領域に請求項6記載の繊維質吸収製品を適用し、 前記グリセリンおよび前記少なくとも1種の追加の悪臭打消し材料が前記膣領
    域で悪臭を打ち消す消臭方法。
  26. 【請求項26】 膣領域を消臭する方法であって、 前記膣領域に請求項11記載の前記繊維質吸収製品を適用し、 前記グリセリンが前記膣領域で悪臭を打ち消す消臭方法。
  27. 【請求項27】 膣領域を消臭する方法であって、 前記膣領域に請求項20記載の繊維質吸収製品を適用し、 前記グリセリンが前記膣領域で悪臭を打ち消す消臭方法。
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