JP2003530759A - 動的ipアドレス指定を使った衛星ルーティング・プロトコル - Google Patents

動的ipアドレス指定を使った衛星ルーティング・プロトコル

Info

Publication number
JP2003530759A
JP2003530759A JP2001575004A JP2001575004A JP2003530759A JP 2003530759 A JP2003530759 A JP 2003530759A JP 2001575004 A JP2001575004 A JP 2001575004A JP 2001575004 A JP2001575004 A JP 2001575004A JP 2003530759 A JP2003530759 A JP 2003530759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
network
dama
wan
routing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001575004A
Other languages
English (en)
Inventor
アイデンシンク,トーマス
ナバロ,エアリエル
ロメロ,ルイス
ワイル,ステイシイ
Original Assignee
ヴィアサット・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴィアサット・インコーポレーテッド filed Critical ヴィアサット・インコーポレーテッド
Publication of JP2003530759A publication Critical patent/JP2003530759A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18578Satellite systems for providing broadband data service to individual earth stations
    • H04B7/18584Arrangements for data networking, i.e. for data packet routing, for congestion control

Abstract

(57)【要約】 パケット交換メッシュ・ネットワーク環境において、衛星ルーティング・プロトコルが提供される。すなわち、ユーザ・トラフィックが単一または中央ノードによって経路指定されず、また、グローバルWANネットワーク中のすべてのIPのプランニングおよびルーティングが中央データベース管理エレメントを介して提供され、また、ルーティング情報が、各ノードと通信を行うが、一般に、従来のDAMA制御など、他の目的のためにとってある帯域幅縮小制御チャネル(37)を介して、通信トラフィックとは別に伝播される。2つの特定の手法として、リンク状態手法および距離ベクトル手法が挙げられる。本発明による衛星ルーティング・プロトコルSRPシステムについて開示した特定の実施形態によれば、固定ネットワークとモバイルネットワークの両方を、動的に割り当てることが可能なリンクがある地上LANまたはデマンド・アサイン多重アクセスDAMA WAN(24)を介して、直接、互いに、またはゲートウェイ・ネットワークに接続することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、衛星リンクを介したパケット交換通信に関する。通信ネットワーク
のクラスはパケット交換ルーティングを使用している。通常、リンク付けは、ト
ラフィック管理メカニズムが、トラフィックがアクティブに通過しているノード
とのみ通信を行っているローカル通信パスおよびローカル・トラフィック管理に
よって確立される。従来のルーティング手法は、現在アクティブな接続がないノ
ードへの経路を発見することはできない。デマンド・アサイン方式の衛星ネット
ワークでは、ノードは、要求があれば、直接、他の任意のノードに接続され得る
が、いつでも、少数の接続しかサポートできない可能性がある。デマンド・アサ
イン方式の衛星リンクなど、動的に変化するリンクがパス中に存在するような、
経路発見および経路最適化のためのメカニズムが必要とされている。
【0002】 定義 本明細書では、以下に定義した用語を使用する。
【0003】 一般的な定義 クライアント/サーバ−サーバは、他の多数のクライアント・コンピュータが
要求するある機能を有する任意のコンピュータである。サーバが固定IPアドレ
スを有することは、基本的な前提である。
【0004】 単一のコンピュータが多くのサーバ機能を処理することができる。1台のコン
ピュータが、あるサービスのためのサーバであって、かつ他のサービスのクライ
アントであることも可能である。
【0005】 モバイル・ネットワーク−互いに物理的に接続されて、様々なデータ取得機能
を実行する、プロセッサ、ルータ、サーバおよび種々のLAN機器の集合。モバ
イル・ネットワークは、そのコンピューティング・リソースの間で、共通のIP
ネットワーク(またはサブネット)アドレスを共用する。モバイル・ネットワー
クは、そのネームが示すように、物理的な場所を変えることができ、また、標準
地上接続、または衛星を介して、他のネットワークにアクセスすることができる
【0006】 遠隔地上LAN−モバイル・ネットワークを、地上リンクを介して他のネット
ワークに接続するLAN。
【0007】 VSAT LAN−ゲートウェイ・サイトのリソースを、ゲートウェイVSA
T(超小型地球局)機器に接続する別個のLAN。
【0008】 ゲートウェイWAN−様々なローカルLANを、VSAT LANおよび遠隔
地上LANにリンクする、1組のWAN接続。
【0009】 IPルータ−IP(インターネット・プロトコル)パケットを、IP宛先アド
レスに基づき、インタフェース間で経路指定する装置。
【0010】 遠隔ST−遠隔ロケーションにあるVSAT加入者端末(ST)。遠隔STは
、遠隔サイトの電話およびIP装置とインタフェースをとる責任を担う。遠隔S
TはIPルータとして動作し、遠隔サイトのLANと衛星WANの間でIPパケ
ットを中継する。
【0011】 ゲートウェイST−IPまたは音声トラフィックを地上ネットワーク中へ終端
させるVSAT加入者端末(ST)。ゲートウェイSTは、IPルータとして動
作し、ゲートウェイのVSAT LANと衛星WANの間でIPパケットを中継
する。ローカルSTと統合MARで構成される。
【0012】 地上ルータ−VSATと遠隔地上LANの間でIPパケットを中継する。
【0013】 NCS−ネットワーク制御局。VSAT NCSは、VSATネットワークを
制御して、リソース構成、スケジューリング、および管理機能をネットワーク・
オペレータに提供する。ネットワーク制御システムを実装する。
【0014】 サーバおよびルータの定義(固定IPアドレスの割当て) 以下のコンピューティング・リソースはすべて、サーバまたはルータとみなさ
れる。これらのタイプのリソースは、予め割り当てられた固定IPアドレスが必
要である。この前提なしには、IPネットワーク中で適用業務を管理することは
難しいであろう。
【0015】 アプリケーション・サーバ(AS)−ローカル・オペレーションに特有のアプ
リケーションを走らせるコンピュータ。これらのコンピュータは、モバイルまた
は固定サイトに設置することができる。
【0016】 DNS(ドメイン名サービス)サーバ−ドメイン名の解決を処理する。
【0017】 WINSサーバ−Windows(登録商標)のネーム付きサービスを処理す
る。
【0018】 DHCPサーバ−DHCPサービスを走らせる任意のコンピュータ。固定また
はモバイル・サイトに設置することができる。
【0019】 モバイル境界ルータ(MBR)−遠隔地上LANまたはVSAT LANと、
ネットワークの残りの部分の間を接続する任意のルータ。MBRの目的は、モバ
イル・ネットワークのエレメントと、ネットワークの残りの部分の間のインタフ
ェースとして動作することである。MBRは、また、VSATおよび遠隔地上L
ANから受け取ったルーティング情報を、ネットワークの残りの部分のためにル
ーティング情報に変換する。
【0020】 モバイル・エリア・ルータ(MAR)−遠隔地上および/またはVSAT L
ANと、モバイル・ネットワークの間に設置された任意のルータ。MARの目的
は、モバイル・ネットワークの到達可能性をアドバタイズすることである。モバ
イルとゲートウェイWANネットワークの間のパケットはすべて、MARを介し
てトラバースされる。
【0021】 クライアント・ワークステーション、リアルタイム・コンピュータ:動的/非
グローバルIPアドレス指定 以下のコンピューティング・リソースはすべて、動的IPアドレス指定を行う
か、または非一意のIPアドレスを有する。
【0022】 クライアント・コンピュータ(CC)−「クライアント」アプリケーションの
みを走らせるコンピュータ。これらのコンピュータは、アドレスを動的に取得す
ることができるか、または、アドレスが静的に定義される。動的アドレス指定の
場合は、DHCPを使用する。
【0023】 加入者端末(ST)−VSATノードは、それぞれ、それらが接続されている
LANの一員として、一意のアドレスを有する。
【0024】 IPおよびルーティングの定義 IP−インターネット・プロトコル。
【0025】 IPアドレス−通常、ピリオドで区切られた4つの十進数で指定された、32
ビットのアドレス。例えば、192.168.1.5は、32ビットのIPアド
レスである。
【0026】 IPネットワーク−IPネットワーク・アドレス・クラスによって定義される
、IPアドレスの全範囲。ネットワークの範囲のIPアドレスを有するノードは
、そのIPネットワークの一員である。もともと、IPアドレスは、クラスA、
B、C、D、およびEのネットワークに分けられていた。これらの異なるクラス
は、「ネットワーク」部分に割り振られたビット数、および「ホスト」部分に割
り振られるビット数を定義していた。クラスAのネットワークは、ネットワーク
部分が8ビット、ホスト部分が24ビットであり、クラスBのネットワークは、
ともに16ビット、クラスCは、それぞれ、24ビットおよび8ビットである。
【0027】 IPサブネット−IPアドレス空間を保持するために、ホスト・フィールド部
分をサブネット・フィールドとして使用することにより、IPネットワークを、
サブネットワーク、すなわちサブネットに再分割した。サブネット・マスクを使
用して、IPサブネット中に何ビット含めるかを定義する。
【0028】 IPネットワーク・プレフィックス−IPネットワークおよびサブネットの概
念は、結合されて、ネットワーク・プレフィックスという共通の用語になった。
ネットワーク・プレフィックスとは、IPの、最も重要なビットが1で残りはゼ
ロであるサブネット・マスクによって選択される部分である。本明細書では、よ
り古いIPネットワークおよびIPサブネットという用語の代わりに、ネットワ
ーク・プレフィックスを使用する。
【0029】 ICMP−インターネット制御メッセージ・プロトコル。RFC792が定義
している、インターネット・プロトコル(IP)の拡張版である。ICMPは、
誤り、制御および情報メッセージをサポートする。
【0030】 RIPv2−ルーティング情報プロトコル、第2版。RFC1058が定義し
ている、ルータがどのようにルーティング・テーブル情報を交換するかを指定し
たプロトコル。RIPにより、ルータは、その全ルーティング・テーブルを定期
的に交換する。このような状況から、RIPv2を、ゲートウェイとMBR間の
ルーティング・プロトコルとして使用することができる。
【0031】 OSPF−オープン・ショーテスト・パス・ファーストは、ショーテスト・パ
ス・ファーストまたはリンク状態アルゴリズムに基づいた、IPネットワークの
ために開発されたルーティング・プロトコルである。RFC2328に、OSP
F第2版が記載されている。
【0032】 DHCP−動的ホスト構成プロトコル。ネットワーク上の装置に動的IPアド
レスを割り当てるためのプロトコルである。動的アドレス指定により、装置は、
ネットワークに接続するたびに異なるIPアドレスを持つことができる。
【0033】 経路要約−ルータが、1組の経路を単一の経路アドバタイズメントに累積する
プロセス。
【0034】 NAT−ネットワーク・アドレス変換。2つのネットワークをトラバースする
IPパケット中のホスト・アドレスを変換する機能。ホスト・アドレスが、その
ホストが常駐するLANのIPネットワーク・プレフィックスにマッチしない場
合に、NATを使って、それらのホストに割り当てられたIPアドレスを保存す
る。
【0035】 DNS−ドメイン名システム(またはサービス)。ドメイン名をIPアドレス
に変換するインターネット・サービス。
【0036】 WINS−Windowsインターネット・ネーミング・サービス。特定のネ
ットワーク・コンピュータに関連するIPアドレスを決定するシステム。これは
、ネーム解決とも呼ばれる。WINSは、Windowsを走らせているクライ
アントおよびサーバ・コンピュータをサポートし、その他の特別の構成のコンピ
ュータにネーム解決を提供することができる。
【0037】 DAMA−デマンド・アサイン多重アクセス。リアルタイム・デマンドに基づ
き、自動的に通信リソース(この場合は、衛星の帯域および電力)を割り振るプ
ロセス。
【0038】 DAMA IP−経路指定されているIPパケットの内容に基づき、要求に応
じて自動的にリンクを設定および解体する、VSATの機能。
【0039】 スケジュールIP−NCSが管理するスケジュールで、リンクを設定およびテ
ィア・ダウンするVSATの機能。
【0040】 本発明に従って採用した定義 以下の定義は、便宜上、この時点で採用したものであり、本発明による新しい
特徴を表す。
【0041】 SRP−衛星ルーティング・プロトコル。IPルーティング情報を、VSAT WAN上に広めて、移動性、および自動ネットワーク再構成を可能にするため
のVSATに特有のプロトコル。
【0042】 DAMA VSAT WAN−SRPを使って、衛星ネットワークを介して実
装されるWAN。
【0043】 RIN−モバイル・ネットワークのルーティング情報通知メッセージ。遠隔S
Tが、DAMA制御チャネルを介して、NCSに中継する。
【0044】 RIN要求−STにRINを要求する、NCSのメッセージ。
【0045】 RIS−ルーティング情報サマリ。STへ送られる、ルーティング・テーブル
の更新を示すNCSのメッセージ。
【0046】 TRIN−地上ルーティング情報通知。STが送る、地上ネットワークが利用
可能な経路を示すメッセージ。
【0047】 TRIN要求−STにTRINを要求する、NCSのメッセージ。
【0048】 TRIS−地上ルーティング情報サマリ。NCSがSTに送る、地上ルーティ
ングを示すメッセージ。
【0049】 RR−ルーティング要求。STが送る、所与のIPパケットのルーティング情
報を要求するメッセージ。
【0050】 RN−ルーティング通知。RRに応答してSTが送る、RRで指定されたパケ
ットをそのSTが経路指定することができることを示すメッセージ。
【0051】 従来技術の地上主体のIPルーティング・プロトコルの制約 デマンド・アサイン多重アクセス(DAMA)ネットワーク中の加入者端末(
ST)間で通信を行うためのルーティング・プロトコルが必要とされている。標
準インターネット・ルーティング・プロトコルRIPv2は、LAN環境で使用
する場合には十分であるが、DAMAネットワーク上で使用する場合には問題が
ある。これらの制約のいくつかに関する説明を、同じ問題について研究している
ワーキング・グループの説明とともに、ここに記載する。
【0052】 RIPv2は、いずれかのルーティング情報が変更されたかどうかにかかわら
ず、30秒ごとにルーティング・パケットを送出することによって 安定性を達
成する。これによって、IPルーティングに関与するすべてのDAMAサイトの
間に、不必要な情報が送られることになる。RFC1581は、デマンド回路の
サポートにおいてRIPv2に施すことができる変更を指定している。基本的に
、RIPルーティング・パケットは、ルータ間のリンクが良好であることがわか
っていて、ルーティング情報が何も変更されていない場合には、ルータ間で送ら
れない。これは、2地点間WAN環境に適用できるものであって、DAMA W
AN環境には適用できない。実際、近接するSTからある通知を得ることは、そ
のSTがオンラインであることを確認するためには望ましい。しかし、このパケ
ットは「ハロー」パケットであって、前回の更新メッセージ後、変更されていな
い冗長なルーティング情報を含む必要はない。
【0053】 RIPv2は、取り付けられているその他のインタフェースから知ったすべて
の経路をアドバタイズする。本発明の場合、これは、LAN上を走っているRI
Pv2が、次にネットワーク中のすべてのDAMAノードに送る必要があるIP
経路を、ピックアップすることができることを意味する。100のDAMAノー
ドがあって、それぞれが10の経路を持っていると想定する。この場合、30秒
ごとに1,000のルーティング・エントリが送られなければならないことにな
る。1,000のDAMAノードであれば、30秒ごとに10,000経路が必
要とされることになる。明らかに、この手法は拡張性がよくない。ある解決法で
は、30秒ごとの更新レートを落としているが、それには、経路収束の減速とい
う副作用が伴う。
【0054】 IPルーティング・パケットを小さい制御メッセージに収めることが非常に望
ましい。システムを基準化するために、IPルーティング・メッセージのサイズ
を最小限に抑えることが必要とされている。
【0055】 最後に、ある集中イベントは、VSATのサブネットが移動可能であることを
必要とする。これらのモバイル・サブネットは、あちこち移動し、非常に変動的
である。所与のモバイル・ネットワークを、1日、1週間、またはさらに長くオ
ンラインにしておくことができる。これらの変化は、DAMAネットワークを介
して、有効に伝達されなければならない。
【0056】 (発明の概要) 本発明によれば、パケット交換メッシュ・ネットワーク環境(すなわち、ユー
ザのトラフィックが単一または中央ノードを介して経路指定されない環境)にお
いて、衛星ルーティング・プロトコルが提供され、グローバルWANネットワー
ク中のすべてのIPのプランニングおよびルーティングは、中央データベース管
理エレメントを介して提供され、ルーティング情報は、各ノードと通信を行うが
、一般に他の目的(従来のDAMA制御など)のために留保される帯域幅縮小制
御チャネルを介して、通信トラフィックとは別に伝播される。2つの特定の手法
として、リンク状態手法および距離ベクトル手法が挙げられる。本発明による衛
星ルーティング・プロトコル(SRP)システムについて開示した特定の実施形
態によれば、固定ネットワークとモバイルネットワークの両方を、動的に割り当
てることが可能なリンクがある地上LANまたはデマンド・アサイン多重アクセ
ス(DAMA)WANを介して、直接、互いに、またはゲートウェイ・ネットワ
ークに接続することが可能になる。
【0057】 以下の詳細な説明は、VSAT DAMA IPルーティング・プロトコルで
ある、代表的な衛星ルーティング・プロトコル(SRP)を定義する。添付の図
面とともに以下の詳細の説明を参照することにより、本発明がよりよく理解され
よう。
【0058】 (特定の実施形態の説明) ネットワーク図 図1は、本発明を実現することができるネットワーク環境10の主要コンポー
ネントの図である。
【0059】 モバイル・ネットワーク12、14、16、18、20は、VSAT DAM
A WAN24または遠隔地上LAN26を介して、ゲートウェイWANネット
ワーク22に接続することができる。所与のモバイル・ネットワークのロケーシ
ョンは、地理的に変わり得るが、割り当てられたIPネットワーク・プレフィッ
クスは同じままである。モバイル・ネット12、14、16、18、20上でD
HCPおよびNATサービス(図示せず)を使用することによって、コンピュー
ティング・リソースのこの移動をサポートすることができる。この2種類のサー
ビスの使用法、およびそれに伴うIPのルーティングについて、以下に説明する
【0060】 本発明によれば、1組のIPネットワーク・プレフィックスを割り当てること
によって、VSAT DAMA WAN24を介して到達可能なネットワークを
サポートする。さらに、遠隔地上LAN26のために、1組のIPネットワーク
・プレフィックスを割り当てる。一般に、これらのネットワークには永続的に割
り当てられるので、VSAT LAN32のモバイル境界ルータ(MBR)およ
び遠隔地上LAN26のMAR34、36は、それらのMBR30、31それぞ
れを介して到達可能なこれらのIPネットワークに、継続的にアドバタイズする
ことができる。これによって、ゲートウェイWANネットワーク22の残りの部
分にルーティングの変更が伝播されるのを最小限に抑えられる。
【0061】 MBR30、31は、VSAT LAN32および遠隔地上LAN26を、ゲ
ートウェイWANネットワーク22の残りの部分に接続する。MBRは、一般に
、OSPFをまたはその他のプロトコルを使って、ルーティング情報を別のネッ
トワーク中にアドバタイズする。MBRは、RIPv2およびOSPFルーティ
ング情報などのルーティング情報を変換し、RIPv2ルーティング情報をOS
PFエリアに、というように、あるエリアから別のエリアにインポートすること
ができる。
【0062】 モバイル環境に接続するコンピューティング・リソースは、定義済みの、また
はDHCPによって割り当てられたIPアドレスを有する。IPアドレス指定に
は3種類のケースが可能であるが、必ず、モバイル・コンピューティング装置に
よって発信されたIPパケットが、有効なVSATまたは遠隔地上IPネットワ
ーク・プレフィックスを有しているという結果でなければならない。これら3種
類のケースを、タイプ1、タイプ2、タイプ3と呼び、ここで簡単に説明する。
【0063】 タイプ1のコンピューティング・リソースは、DHCPを走らせて、DHCP
サーバからそのIPアドレスを取得する。DHCPサーバは、その特定のLAN
に割り当てられたIPネットワーク・プレフィックスと無矛盾のIPアドレスを
割り振る。
【0064】 タイプ2のコンピューティング・リソースには、その特定のLANに割り当て
られたIPネットワーク・プレフィックスと無矛盾のIPアドレスが予め割り当
てられている。これは、現在の環境をサポートするために、または定義済みIP
アドレスを有する必要があるサーバ(DHCPサーバなど)をサポートするため
に発生し得る。
【0065】 タイプ3のコンピューティング・リソースには、この特定のLANに割り当て
られたIPネットワーク・プレフィックスと無矛盾のIPアドレスが予め割り当
てられている。これは、サイトで「レガシー」機器を使用する必要があり、その
IPアドレスが容易に変更できない場合(またはDHCPが使用不能の場合)に
発生し得る。この場合、NATを使用して、レガシー・アドレスを正しいVSA
Tまたは遠隔地上LAN IPアドレスに変換する。NATは、遠隔地上ロケー
ション、およびレガシー機器をサポートする必要がある遠隔サイトに設置された
ルータ上で走る。
【0066】 本発明によれば、本発明のプロトコルに従って、トラフィック・スループット
およびその他のオペレーションを最大限にするように衛星リソースを管理するた
めの強化ネットワーク制御システム(NCS)35を、VSAT DAMA W
AN24とともに提供する。NSCは、従来のDAMAプロトコルの帯域幅縮小
制御チャネル36を使用して、中継衛星39を介し、制御チャネルを監視してい
るすべてのリソースに制御情報を伝達する。リソースには、アクティブ・トラフ
ィックを有する、または現在アクティブであろうとなかろうと、信号を受信する
ことができるすべてのSTが含まれる。(STは、衛星39を介して、DAMA
NCS制御装置35から相互に信号を受け取ることができる場合にのみ、DA
MA WANを介して互いに通信ができると想定する。)
【0067】 図2を参照すると、NATルータ38を有する、典型的なモバイル・ネットの
図が示してある。NATルータ38は、2つのLANインタフェース40、42
を有する。タイプ1の装置およびタイプ2の装置は、プライマリLANインタフ
ェース40に接続しており、タイプ3の装置は、セカンダリLANインタフェー
ス42に接続している。プライマリLANインタフェース40は、MARルータ
34、36(図1または2)を介して遠隔地上LAN26に接続するか、または
、遠隔加入者端末(ST)44、46または48(図1)を介して、そこからV
SAT DAMA WAN24、およびさらに遠隔ST/MARルータ50また
は52を介して、VSAT LAN32に接続する。
【0068】 NATおよびDHCPサービスの両方をサポートすることによって、中央制御
装置(図示せず)は、そのモバイル・コンピューティング・リソースを、時間が
許せば、移動させることができる。また、リソースを、任意の遠隔VSATロケ
ーションに動的に配置し、または、任意の遠隔地上ロケーションのLANに接続
することができる。ユーザは、適切なLAN(NATまたはDHCP LAN)
に接続しさえすれば、ゲートウェイWANネットワーク22へのアクセスが可能
になる。
【0069】 モバイル・ネットワークのオペレーション 遠隔ST44、46、48は、それら自身のモバイル・ネットワーク12、1
4、16が、ゲートウェイWANネットワーク22の残りの部分など、他のネッ
トワーク・リソースのいずれかに、例えばVSAT DAMA WAN24およ
びVSAT LAN32を介して、接続できるようにする責任を有する。一般に
、遠隔STは、そのIPアドレス(および関連するサブネット・マスク)をDH
CPサーバから取得する。遠隔STは、その一意のIPアドレスを取得すると、
本発明による衛星ルーティング・プロトコルを使って、それらのそれぞれのモバ
イル・ネットワーク・サイトで利用可能なIPネットワークの、そのそれらの部
分をアドタイズするように動作可能である。
【0070】 典型的な遠隔ST12は、NCS35との通信において、SRPの一部を実行
する。遠隔STは、オンラインになると、後述するように、そのローカル・アプ
リケーション・デマンドに基づいて、DAMA IPリンクを設定し、ティア・
ダウンする。さらに、NCS35は、システムの人間オペレータが入力した予約
をもとにして作成されたスケジュールに基づいて、IPリンクを開始することが
できる。IPリンクはまた、ローカル・デマンドに基づき、ローカルST50、
52が開始することもできる。
【0071】 遠隔地上LAN フィールドLANまたは遠隔地上LAN26は、単一のルータまたは多数のル
ータを備えることができる。これは、遠隔地上LANで要求されるLANポート
の数、およびMGRルータ31など、集中制御用に選択したルータのタイプによ
って決まる。遠隔地上LANのニーズを判定するのは、集中制御権を有するシス
テム・デプロイヤの責任である。
【0072】 VSATゲートウェイのオペレーション VSATゲートウェイ機器は、VSAT DAMA WAN24を使用してい
るシステム10のすべてのモバイル・ネットワークにアクセスするために使用す
る。図3を参照すると、VSATゲートウェイ機器は、一般に、VSAT LA
N32に接続されたVSATユニット148〜150(一般に、まとめてラック
に設置)を含む。ST148〜150は、ハブRF機器158を介して、衛星ア
ンテナに結合されている。
【0073】 図3に示すVSATユニットは、2つの機能を果たす。1つは、VSAT W
AN上のモバイル・ネットワークへのアクセスを提供することである。VSAT
機器中のモデム・リソースは、必要に応じて、各モバイル・ネットワークの帯域
幅要件を満たすように動的に割り振られる。第2に、VSATユニットはMAR
機能を実行して、一般にMBR30、31を介して、VSAT LAN32に接
続されているより大きなネットワーク環境10への到達可能性をアドバタイズす
る。
【0074】 ゲートウェイのすべての利用可能なリソースを効率的に使用するために、衛星
モデムは、NCS35において、論理的にプールにグループ化されている。所与
のモバイル・ネットワーク12、14、16が、DAMA WANを介した他の
ネットワークへの接続を要求すると、NCSは、単に、ゲートウェイに設置され
ているVSATのいずれかから、該当する利用可能なDAMAモデムを割り当て
るだけである。
【0075】 IPルーティング 図4は、本発明による典型的な実施形態における衛星ルーティング・プロトコ
ル124に関連するIPルーティング・プロトコル、およびコンピューティング
・リソース間のIPパケットの転送に関与する機器を示す。プロトコルは、シス
テム10のエレメント間の「雲」として示してある。DAMAネットワーク上を
トラバースするパケットは、ブリッジされているのではなく、経路指定されてい
ることに注意されたい。
【0076】 ゲートウェイWANネットワークは、OSPF122に基づき、100台以上
のルータを含むことができる。ネットワークは、容易に複数の国に及び、多数の
地理的エリアを含むことができる。
【0077】 SRPプロトコル124は、MARルータを備えた、いわゆるローカルSTを
含むゲートウェイ・サイト50、55で、OSPFプロトコル・ネットワークに
結合する。MARルータは、SRPプロトコルと他のプロトコルのインタフェー
スをサービスする(図1)。図4の単一サイトにはゲートウェイSTを1つしか
示していないが、一般に、図1に示すように、所与のゲートウェイ・サイトの単
一のMBR30または33には、多数のゲートウェイSTが接続されている。ゲ
ートウェイST50または55と、MBR30または33の間で使用されるプロ
トコルは、一般に、RIPv2132である。
【0078】 RIPv2132または他の該当するゲートウェイMBRプロトコルは、2つ
の主な機能を果たす。第1の機能は、モバイル・サイトにおいて現在アクティブ
なIPネットワーク・プレフィックスをアドバタイズすることである。遠隔ST
がDAMAネットワークに入り、そして去ると、これらの変化は、一般に、RI
Pv2にを介して伝達される。それらによって、MBR30または33は、OS
PFプロトコル・ベースのネットワークからのパケットを、ゲートウェイMBR
ベースのネットワークに経路指定するべきか、または、ターゲット・ネットワー
クが「到達不可能」であることを示すICMPメッセージを生成してソースに返
すべきかどうかを判定することができる。
【0079】 RIPv2などのゲートウェイMBRプロトコル132の第2の機能は、パケ
ットを該当するゲートウェイST50または55に経路指定することである。I
Pリンクが、ゲートウェイSTと遠隔ST44、46、48の間で開始され、終
了されると、ゲートウェイMBRプロトコル132(RIPv2)が使用され、
IPパケットを、MBRからアクティブ・リンクを有する該当ゲートウェイST
に「導く」。一般に、ゲートウェイST50、52で利用可能な遠隔STは、モ
デム・リソースよりも多い。したがって、どのゲートウェイSTを使って所与の
遠隔STに接続するかという選択は、時間が経てば変わり得る。ゲートウェイM
BRプロトコル・メトリックを使って、MBRが、本発明に従って、遠隔IPネ
ットワーク・プレフィックスのロケーションへの「最良のパス」を選ぶことを保
証することができる。
【0080】 本発明によれば、図8および9に示すように、本発明のSRPをDAMAベー
スのルーティング・プロトコルとして実装するための2種類の手法がある。これ
らは、距離ベクトル手法およびリンク状態手法である。どちらの場合も、SRP
の主な機能は、STに直接、接続されているLANのIPネットワーク・プレフ
ィックスをアドバタイズすることである。以前のネットワーク図であれば、これ
は、M1.0、M2.0などのモバイル・ネットワークで構成されるはずである
。さらに、SRPは、任意のゲートウェイのロケーションのIPネットワーク・
プレフィックスもアドバタイズする。
【0081】 本明細書で説明しているように、SRPは、コンパクトかつ効率的なメッセー
ジング・スキームを有しているので、DAMAネットワーク中に存在する既存の
制御チャネル上で動作する。したがって、SRPは、動作するために追加モデム
や追加モデム・モードを必要としない。これは、本発明による、明らかに有利な
点である。図5は、システム中のコンポーネント間の相互作用を示す。それは、
システム・オペレーションの概略として役立つ時間線である。本発明によるSR
Pのメッセージを、図の最上部に記載したノードの間のラベル付きベクトルとし
て示し、時間を縦軸で示してある。この図は、業界で受け入れられている説明文
書プラクティスに従ったものであり、当業者へのさらなる説明は必要ないであろ
う。
【0082】 このプロトコルは、遠隔ネットワークが開始した時点で、初期ルーティング情
報がNCSに送られるようにするSTログインである、遠隔STログインを含む
。ログイン情報は、そのネットワーク中のすべてのSTに転送される。ゲートウ
ェイSTは、この情報をインターセプトして解釈し、この新しい遠隔STを介し
て到達可能になった新しいIPネットワークを含む、RIPルーティング更新メ
ッセージを実行する。NCSは、また、この遠隔STのIPネットワーク・プレ
フィックスを記憶する。これは、NCSが、後で「ネクスト・ホップ」の解決を
実行するときに使用する。
【0083】 ノーマル・オペレーションの間、定期的にSRPの更新が行われ、そのとき、
NCSは、RIN要求メッセージによって、基本的ルーティング情報について定
期的に各STをポーリングする。要求に応じて、このルーティング情報は、ネッ
トワーク中の残りのSTに送られる。
【0084】 遠隔STログアウトも提供される。STは、そのSTのオペレータのアクショ
ンによってログアウトすることができる。このログアウト・イベントによって、
最終的に、ゲートウェイSTは、タイムアウトになり、そのログアウトした遠隔
STに関連するIPネットワーク・プレフィックスをアドバタイズすることを停
止する。
【0085】 遠隔モバイル・ネットワーク・サイトは、「スタブ(stub)」ネットワー
ク、すなわち、その遠隔ロケーションではルーティング・プロトコルが何も走っ
ていないとみなされる。図1のLAN12、14、16は、それぞれ、単純な単
一IPネットワーク・プレフィックス・ネットワークであり、図4のプロトコル
112、114、116は、ルーティング機能を含んでいない。
【0086】 前述のように、IPネットワーク・プレフィックスが遠隔STのIPネットワ
ーク・プレフィックスとマッチしない、レガシー装置が存在することも可能であ
る。これらの装置は、本発明がなければ、それらのパケットが経路指定されない
ために、ゲートウェイWANネットワークにアクセスすることはできない。この
問題を解決するために、ネットワーク・アドレス変換(NAT)装置38(図2
)が、レガシー・アドレスを、適切なIPネットワーク・プレフィックスに変換
し、それによってパケットの経路指定が可能になる。
【0087】 DAMA IP IPパケットは、ネットワーク・ノードによって伝送されると、その最終的な
宛先に到着するまで、1度に1ホップずつIPネットワークをトラバースする。
IPパケットを転送する装置は、ルータまたはスイッチと呼ばれる。VSAT
STは、SRPルータとして動作する。STは、IPパケットを受け取ると、ま
ず、そのパケットを経路指定することができるかどうかを検査する。できない場
合は、そのパケットを落とし、ICMP「到達不可能」メッセージをソースに返
す。
【0088】 図6は、NCSを使って、SRP中にIP回路を生成するときに生じるプロセ
スを示す。
【0089】 第1は、IP要求である。これは、宛先アドレスが、このSTのルーティング
・データベース中の経路エントリにマッチするIPパケットを、遠隔STが受け
取ったときに生じる。IP要求は、STのローカル・ルーティング・テーブルか
ら決定された次のホップ・アドレスとともに、NCSに送られ処理される。
【0090】 第2は、NCSが要求に含まれている次のホップ・アドレスを検討し、その要
求を終了するために使用することができる可能な宛先STを決定したときのIP
割当てである。NCSは、IP要求で送られてきたIPネットワーク・プレフィ
ックスを、ネットワークにログインしているSTに割り当てられているIPネッ
トワーク・プレフィックスと比べる。そのIPネットワーク・プレフィックスが
見つかった場合には、NCSは、その要求を満たす利用可能なモデムを選択し、
その選択は、IP割当てメッセージ中に埋め込まれる。同じゲートウェイ中のロ
ーカルSTは、同じIPネットワーク・プレフィックスを共用し、NCSはこれ
らのSTを自動的にリソースの「プール」に入れ、そこからその所与のIPネッ
トワーク・プレフィックスを選択することに注意されたい。
【0091】 モデム・リソースが利用可能な場合は、NCSは、次いで、IP要求中に指定
されているニーズを満たす、利用可能な帯域幅および電力について調べる。十分
なリソースが利用可能であれば、NCSは、遠隔ST、およびこの遠隔STにこ
のIP要求についてサービスするように割り当てられたゲートウェイSTに、I
P割当てメッセージ(制御メッセージ)を送出する。
【0092】 その後、このIPネットワークにサービスするように割り当てられたゲートウ
ェイSTのMAR部分が、MBRに、そのプール中の他のSTの1つの代わりに
この要求しているSTにパケットを経路指定するようにさせるメトリックで、R
IPパケットを送出する。次いで、トラフィック・パケットが、IP割当てメッ
セージ中に記載されているDAMA IPトラフィック・リンクを介して、ター
ゲットとする遠隔STに送られる。遠隔STサイトのコンピューティング・リソ
ースが送るパケットは、DAMA IPトラフィック・リンクを使って、データ
をゲートウェイSTに伝送する。ゲートウェイSTは、このIPパケットをMB
Rに転送する。
【0093】 定期的なRIP更新は、ゲートウェイSTが、定期的な間隔で、特定のIPネ
ットワーク・プレフィックスへの到達可能性をアドバタイズし続けると発生する
【0094】 IPティアダウンは、アクティビティ・タイマがIPトラフィック・リンクを
ティア・ダウンさせるときに、ある地点で発生する。遠隔STまたはゲートウェ
イSTのいずれかが、このアクティビティを開始する。その結果、モデム、衛星
帯域幅および衛星電力リソースが解放され、ゲートウェイSTは、そのプール中
のその他のSTと無矛盾のメトリックをアドバタイズし、したがって、それが、
アクティブDAMA IPトラフィック・リンクを介して最も到達可能であった
IPネットワークへの、好ましい経路であることをアドバタイズすることを止め
る。
【0095】 その他のシナリオ その他のシナリオは特に例示しない。
【0096】 1)ゲートウェイSTが要求を開始する。このシナリオは、ゲートウェイST
から発信されている初期IP要求イベントを示す。データ・フローの残りの部分
は同じである。
【0097】 2)遠隔STから遠隔STへ。このシナリオは、RIPが遠隔ロケーションで
は走らないため、RIP更新を伴わない。
【0098】 スケジュールIP 図7は、NCSスケジューラによってIP回路が生成されるときに生じるプロ
セスを示す。NCSは、オペレータが定義したスケジュールによってIP回路を
開始する。モデム・リソースが利用可能な場合は、NCSは、次いで、IP要求
中に指定されているニーズを満たす利用可能な帯域幅および電力を調べる。十分
なリソースが利用可能な場合は、NCSは、遠隔ST、およびこの遠隔STにサ
ービスするように割り当てられたゲートウェイSTにIP割当てを送出する。
【0099】 このIPネットワークにサービスするように割り当てられたゲートウェイST
は、MBRに、そのプール中の他のSTの1つの代わりにこのSTにパケットを
経路指定するようにさせるメトリックで、RIPパケットを送出する。次いで、
これらのパケットは、DAMA IPトラフィック・リンクを介して、特にアド
レス指定されている遠隔STに送られる。遠隔STサイトのコンピューティング
・リソースが送るパケットは、DAMA IPトラフィック・リンクを使って、
データをゲートウェイSTに伝送する。ゲートウェイSTはこのIPパケットを
MBRに転送する。ゲートウェイSTは、定期的な間隔で、特定のIPネットワ
ーク・プレフィックスへの到達可能性をアドバタイズし続ける。これは、再び、
定期的なRIP更新である。
【0100】 NCSは、IPティアダウン・メッセージにより、スケジュールに定義されて
いる時間にIPトラフィック・リンクを終了する。その結果、モデム、衛星帯域
幅および衛星電力リソースが解放され、ゲートウェイSTは、それが、アクティ
ブDAMA IPトラフィック・リンクを介して最も到達可能であったIPネッ
トワークへの、好ましい経路であることをアドバタイズすることを止める。
【0101】 本発明による衛星ルーティング・プロトコル(SRP)は、3つの主な機能を
備えている。SRPの第1の機能は、DAMA WANを介して到達可能な、直
接、接続されているIPネットワーク・プレフィックスのネットワーク・マップ
を構築することである。各STは、ルーティング情報通知(RIN)を使って、
そのLANのIPネットワーク・プレフィックスをアドバタイズする。NCSは
、そのRINについて、定期的なレートで各STをポーリングする責任を担う。
NCSは、この情報を使って、ネットワーク中の残りのSTにルーティング情報
サマリ(RIS)を送出する。RINは、すべてのSTに、DAMAネットワー
クに接続されているその他のSTを、それらに直接、接続されているネットワー
ク・プレフィックスとともに知らせるために使用される。ネットワーク上で経路
要約が使用されていると、この経路サマリ情報も、RIN/RISメッセージに
よって伝播される。ネットワーク・マップの構築の一部が経路要約である。ルー
タが1組の経路を単一の経路アドバタイズメントに蓄積するプロセスである経路
要約は、所与のルータによって到達可能な多数のIPサブネットが連続しており
、IPサブネット・マスクによって定義し得るエリアに渡っているときに、行う
ことができる。例えば、標準的なクラスCのネットワーク199.106.52
.0が4つのサブネットに分割されているとする。これは、199.106.5
2.0、199.106.52.64、199.106.52.128、および
199.106.52.192になる。あるルータがこれらのサブネットのそれ
ぞれに到達することができ、しかし経路要約をサポートしていない場合、それは
、4つの別個の経路をアドバタイズしなければならない。それらの経路のそれぞ
れがIPサブネット・アドレスと、26ビットのサブネット・マスクを運ぶ。本
発明の経路要約を使用すれば、単一の経路199.106.52.0が、24ビ
ットのサブネット・マスクとともにアドバタイズされる。
【0102】 本発明によるSRPの第2の機能は、特定のSTが、それに直接、接続されて
いるネットワークのルーティング情報以上のルーティング情報をアドバタイズす
ることを可能にする。例えば、あるSTがRIPv2を走らせており、他のルー
タを介して利用可能な経路を知ると、この経路利用可能情報を、本発明によるS
RPを使って、他のSTに転送する。それらのSTは、この追加ルーティング情
報を、地上ルーティング情報通知TRINを使って、NCSに送る。次いで、N
CSは、この情報を使って、地上ルーティング情報サマリTRISを生成し、こ
れは、ネットワーク中のすべてのSTに送られる。
【0103】 本発明によるSRPの第3の機能は、DAMAネットワークを介して到達可能
なその他のIPネットワーク・プレフィックスを調べることである。これは、以
下のように、照会/応答プロセスを使用する。このプロセスは、本明細書では要
求STである、あるSTが、直接、経路指定することはできないが、ネットワー
ク中の他のSTの1つに定義された「スーパーネット」にマッチするIPパケッ
トを受け取ると、開始される。この要求STは、次いで、経路要求(RR)メッ
セージを生成し、これは、DAMAネットワーク中のすべてのSTに送られる。
RRメッセージは、要求STが経路指定しようとしているIPパケットからのI
P宛先アドレスを含み、各STがそのルーティング・テーブルをサーチして、そ
のIPパケットを所望通りに経路指定できるかどうかを判定するように促す。も
しできるならば、その経路指定が可能なSTは、経路通知(RN)メッセージを
要求STに送り返す。次いで、要求STは、このIPサブネットの経路に入り、
ターゲットSTへのDAMA IPリンク要求をトリガする。
【0104】 本発明によるSRPは、経路要約をサポートし、それは2通りの方法で使用さ
れる。第1の使用法は、経路要約の標準的使用をサポートすること、すなわち、
アドバタイズしなければならない経路の数を最小限にすることである。SRPは
、IPネットワーク・プレフィックス・アドレスを、関連するサブネット・マス
クとともに送ることにより、これを本来的にサポートしている。第2の使用法は
、経路照会プロセスの適切なオペレーションをサポートすることである。
【0105】 経路照会プロセスを理解するためには、ルーティングのオペレーションについ
て簡単に説明する必要がある。ルータは、IPパケットを受け取ると、まず、そ
のパケットが自分に宛てられたものであるかどうかを判定する。そうであれば、
そのパケットを、TCPやUDPなどのより高い層のプロトコルに送る。パケッ
トがそのルータに宛てられたものでない場合は、ルータのインタフェースの1つ
からそのパケットを転送する試みがなされる。ルータは、その経路テーブルをチ
ェックして、IPパケット中に含まれている宛先IPアドレスを使って、このI
Pパケットが転送されるかどうかを判定する。
【0106】 ルータは、この宛先アドレスの「ベスト」マッチを探そうと試みる。それが使
用する規則は、以下のように、適度に標準的なものである。
【0107】 1)最初に、宛先IPアドレスの32ビット・アドレス全体にマッチするホス
ト経路があるかどうかをチェックする。マッチが見つかれば、このホスト経路に
定義されている次のホップにパケットを経路指定する。
【0108】 2)ホスト経路のチェックが失敗すると、このIPアドレスがサブネット化さ
れているかどうかを判定する。そうであれば、最も資格あるサブネット・アドレ
スにマッチするものを探して、経路テーブルをサーチする。マッチが見つかれば
、そのIPサブネット経路に定義されている次のホップにパケットを経路指定す
る。
【0109】 3)サブネット・チェックが失敗すると、このパケットのクラスA、B、Cの
アドレスに基づき、デフォルトのIPネットワーク部分を使用し、テーブル中に
経路を探す。マッチが見つかれば、そこに経路指定する。
【0110】 4)これらのチェックがすべて失敗すると、デフォルト・エントリ0.0.0
.0を探す。デフォルト・エントリが存在すると、そのデフォルト・エントリに
定義されている次のホップにパケットを経路指定する。
【0111】 次に、本発明によるSRPの経路照会プロセスを説明する。デフォルト・ゲー
トウェイ・エントリは大きな混乱をもたらし得ることがわかろう。デフォルト・
ゲートウェイ・エントリが存在する場合に、上記のテスト1〜3の経路が失敗す
ると、そのパスがとられ、したがって、SRP照会プロセスは発生しない。
【0112】 従来技術に基づく1つの可能な解決は、上記ステップ3と4の間でSRP照会
プロセスを実行することである。例えば、デフォルト・ゲートウェイを使用する
前に、SRP照会プロセスを使って、そのアドレスを解決しようとする。これが
失敗すると、デフォルト・ゲートウェイを使用する。これはうまくいくであろう
が、しかし、DAMAネットワークが、インターネットであろうと大規模イント
ラネットであろうと、大規模IPネットワークに接続されている場合は、かなり
の量のSRPクエリを生成する可能性がある。
【0113】 本発明によるSRPは、スーパーネットという概念により、この潜在的なトラ
フィック過負荷状態に対処する。スーパーネットは、アドレス空間中のプレフィ
ックという点から見て、連続している必要はないが、互いに接近した1組のIP
ネットワーク・プレフィックスである。ネットワーク設計者は、なされるべきサ
ーチの範囲を、このノードが知り得たアドレス情報に基づくものとして、各IP
ルータを設計する。したがって、このノードが、サブネット・マスクが26ビッ
トの192.168.1.64に気がつき、そのスーパーネットが24ビットに
設定されているならば、このノードは、経路照会プロセスを使って、192.1
68.1.0というアドレスを解決しようとする。スーパーネットが16ビット
に設定されているならば、ノードは、192.168.0.0から192.16
8.255.255までのアドレスを解決しようとする。これが、多数のクラス
Cネットワークに及ぶことに注意されたい。
【0114】 SRPの特定の実施形態 本発明によるSRPは、DAMA WANを介して到達可能な直接、接続され
ているすべてのIPネットワーク・プレフィックスのネットワーク・マップを構
築するという第1の機能をサポートする。例として、2種類の手法を示す。
【0115】 距離ベクトル手法 図8および図10を参照すると、距離ベクトル手法では、ルーティング情報が
、それが変化したかどうかにかかわらず、定期的なレートで送られる。各STは
、この定期的なレートで基本的ルーティング情報を伝送し、この定期的なレート
で、他のすべてのSTから基本的ルーティング情報を受け取る。NCSはリピー
タとして動作し、受け取ったあらゆるルーティング・メッセージを伝送する。各
STは、それ自身の経路テーブルを保持し、まだそのテーブル中にはない経路を
追加し、すでにそのテーブル中にある経路をリフレッシュし、タイムアウト以降
に何も更新を受け取らなかった経路については削除する責任を有する。この手法
には、次の利点および欠点がある。
【0116】 利点 1)単純であること。速く、高レベルな設計が可能。 2)RIPv2と同様であること。既存のRIPソフトウェアを再使用できる
。 3)統合の容易性。NCS/STの相互作用は最小限。
【0117】 欠点 1)制御チャネルの帯域幅を浪費する。 2)大規模ネットワークへの基準化が容易ではない。
【0118】 リンク状態手法 図9および図11を参照すると、リンク状態手法では、指定ルータ(DR)と
呼ばれる単一のルータが、そのエリアの完全なルーティング・データベースを保
持している。DRは、経路が追加削除され、ルータが追加/削除されたときそれ
らをエリア内で更新する責任を担う。
【0119】 本発明の一実施形態では、NCSがDRの役割を果たす。NCSは、個々のS
Tをポーリングすると、マスタの経路データベースを更新し、そのデータベース
への変更をSTにブロードキャストする。NCSは、STを、それらの経路デー
タベースのチェックサムについてポーリングすることによって、経路データベー
スのミスマッチを知る。NCSは、ミスマッチが発生すると、経路データベース
全体を再ブロードキャストすることができるか、あるいは、データベースをチェ
ックポイントするアルゴリズムを有し、付加的に更新することができる。この手
法には、次の利点および欠点がある。
【0120】 利点 1)大規模ネットワークにうまく基準化する。 2)制御チャネルの帯域幅を効率的に使用する。 3)アルゴリズムは、拡張されたルーティング情報をサポートすることができ
る。
【0121】 欠点 1)より複雑な設計。
【0122】 シナリオ 遠隔STオンライン/オフライン遷移−距離ベクトル手法 図8を参照すると、遠隔STがネットワークにログイン、またそこからログア
ウトすると、IPネットワークの到達可能性の変化が、MBRに伝達されなけれ
ばならない。この手法では、NCSは、RIS(追加)メッセージを送るだけで
ある。RIS(削除)またはRIS(サマリ)メッセージは全く送られない。
【0123】 遠隔STログイン−NCSは、このSTをNCSポーリング・リストに追加す
る。
【0124】 RIN要求−NCSは、基本的ルーティング情報について、新たに追加された
STをポーリングする。
【0125】 RIN−STは、それに直接、接続されているネットワークに関する情報を送
る。
【0126】 RIS(追加)−NCSは、その経路テーブルを更新し、ポーリングしたST
の情報のみをネットワーク全体にブロードキャストする。
【0127】 トリガされるRIP更新−ゲートウェイSTは、新しい経路であることを感知
すると、その経路をそのテーブルに追加し、RIPの更新をトリガする。その経
路がすでにテーブル中にある場合は、RIPの更新はトリガされない。
【0128】 RIN要求−NCSは、ネットワーク中のその他のノードをポーリングし続け
、それらの応答をブロードキャストし続ける。
【0129】 STログアウト−STがログアウトすると、NCSは、そのSTをポーリング
・リストから削除する。このSTにはさらなるRIN要求は送られない->このS
TからはRINは送られない->このSTの経路についてさらなるRIS(追加)
はブロードキャストされない。最終的に、ログアウトしたSTに関連する経路は
、リフレッシュされないため、削除される。
【0130】 トリガされるRIP更新−RIPv2を走らせているゲートウェイSTが経路
を削除した場合には、RIP更新がトリガされる(ゲートウェイSTの地上側で
)。
【0131】 遠隔STオンライン/オフライン遷移−リンク状態手法 図9を参照すると、遠隔STがネットワークにログイン、またそこからログア
ウトすると、IPネットワークの到達可能性の変化がMBRに伝達されなければ
ならない。
【0132】 遠隔STログイン−STがNCSポーリング・リストに追加される。
【0133】 RINメッセージ−NCSは、基本的ルーティング情報について、各STを定
期的にポーリングする。STは、ネットワークに入ったときには何もルーティン
グ情報を持っていない。NCSは、これを、RINメッセージ中の経路データベ
ース・チェックサムが、NCSが有するチェックサムとマッチしない場合に検出
する。これによって、NCSに、全ルーティング情報データベースをブロードキ
ャストする。
【0134】 RIS(全部)−NCSは、全ルーティング情報データベースを送出する。こ
れには、複数の伝送の間で広められた複数のメッセージが含まれ得る。RISは
、このメッセージが、ルーティング情報データベースの最初、中間、または最後
のブロックを含むかどうかをSTに知らせるフィールドを有する。すべてのST
は、この時点で、それらのデータベースをNCSからの情報と置き換えるものと
する。
【0135】 RINメッセージ−ネットワークが収束して新しいSTについて知ると、未来
のRINポーリング/応答は、RISトラフィックを生成しない。
【0136】 STログアウト−STがログアウトすると、NCSは、そのログアウトしたば
かりのSTに関するルーティング情報を削除するようにすべてのSTに命令する
RISを送出する。
【0137】 遠隔STとの通信の損失−距離ベクトル手法 図10を参照すると、NCSは、基本的ルーティング情報について、STを定
期的にポーリングする。STが応答しないと、ルーティングの更新が発生する。
【0138】 RIN要求−NCSは、RINメッセージについて、各STをポーリングする
。STがこのポーリングに対して応答しないと、NCSは、このSTのルーティ
ング情報を削除し、次のノードのポーリングを続ける。RIN要求に対する返事
がなかったため、NCSはこのノードに関するRIS(追加)メッセージをブロ
ードキャストしない。最終的に、その他のSTは、経路のタイムアウト間隔中に
RIS(追加)メッセージを受け取らない場合、それらのテーブルからこの経路
を落とす。
【0139】 トリガされるRIP更新−RIPv2を走らせているゲートウェイST上で経
路のタイムアウトが発生すると、RIP更新がトリガされる。
【0140】 RIN要求/RIN−非レスポンシブSTがその後のRIN要求に応えると、
NCSは、その経路をその経路テーブルに追加して戻し、RIS(追加)をブロ
ードキャストする。
【0141】 トリガされるRIP更新−ゲートウェイSTは、以前に経路タイムアウトのた
めに削除していた場合には、その経路を追加し、RIP更新を送る。経路が削除
されていない場合には、その経路タイムアウトは単にリフレッシュされるだけで
ある(トリガされたRIP更新がブロードキャストされることはない)。
【0142】 遠隔STとの通信の損失−リンク状態手法 図11を参照すると、NCSは、基本的ルーティング情報について、STを定
期的にポーリングする。STが応答しない場合には、ルーティング更新が行われ
る。
【0143】 送信RIN−NCSは、RINメッセージについて、各STをポーリングする
。STが連続する3回のポーリングに応答しなかった場合、NCSは、このST
のルーティング情報を削除する。
【0144】 RIS(削除)−NCSは、すべてのSTデータベースから削除すべき経路を
指定する、RISを送出する。
【0145】 RIN応答−STが、その後、NCSからのポーリングに応答した場合(かつ
、ログイン/ログアウト・サイクルに入っていない場合)には、NCSは、この
STのルーティング情報を追加する。
【0146】 RIS(追加)−NCSは、すべてのSTデータベースに追加するべき経路を
指定する、RISを送出する。
【0147】 トリガされるRIP更新−ゲートウェイSTにおいてルーティング情報への変
更がなされると、RIP更新が直ちに送られる。
【0148】 チェックサムがマッチしない−リンク状態手法のみ 図12を参照すると、NCSは、RINのポーリングにより、STのルーティ
ング情報およびルーティング情報データベースのチェックサムを検索する。どち
らのチェックサムもNCSのものと一致しない場合は、STは更新が必要である
。距離ベクトル手法では、チェックサムを使用しないため、これは使用されない
【0149】 RIN−NCSは、ルーティング情報について、STをポーリングする。NC
Sは、ルーティング情報データベースのチェックサムがNCSの値と一致しない
ことに気が付く。すると、NCSは、ルーティング情報データベースをブロード
キャストするようにトリガされる。
【0150】 RIS(全部)−NCSは、すべてのSTに、ルーティング情報データベース
を送出する。
【0151】 TRIN−NCSは、ルーティング情報について、STをポーリングする。N
CSは、ルーティング情報データベースのチェックサムがNCSの値と一致しな
いことに気が付く。すると、NCSは、ルーティング情報データベースをブロー
ドキャストするようにトリガされる。
【0152】 TRIS(全部)−NCSは、すべてのSTに、ルーティング情報データベー
スを送出する。
【0153】 本発明を、特定の実施形態を参照して説明してきた。当業者には、その他の実
施形態も明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲に示す
以外の何ものにも限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるモバイル・ネットワークの主要なコンポーネントを示す図である
【図2】 様々な装置のタイプおよびルータを示す図である。
【図3】 VSATユニットの構成を示す図である。
【図4】 本発明によるIPルーティング・プロトコルを、コンピューティング・リソー
ス間におけるIPパケットの転送に関与する機器とともに示す図である。
【図5】 システム中のコンポーネント間の相互作用を示す図である。
【図6】 IP回路が生成されたときに生じるプロセスを示す図である。
【図7】 NCSスケジューラによりIP回路が生成されたときに生じるプロセスを示す
図である。
【図8】 距離ベクトル手法を使った、ノーマルSTネットワークへのエントリおよびエ
グジットのプロセスを示す図である。
【図9】 リンク状態手法を使った、ノーマルSTネットワークへのエントリおよびエグ
ジットのプロセスを示す図である。
【図10】 距離ベクトル手法を使った、NCSがSTとの通信を失い、再び得たときに生
じるプロセスを示す図である。
【図11】 リンク状態手法を使った、NCSがSTとの通信を失い、再び得たときに生じ
るプロセスを示す図である。
【図12】 リンク状態アプローチを使った、チェックサム・ミスマッチがあるときに発生
するプロセスを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ロメロ,ルイス アメリカ合衆国・92009・カリフォルニア 州・カールスバッド・カジェ デル スー ル・3341 (72)発明者 ワイル,ステイシイ アメリカ合衆国・92009・カリフォルニア 州・カールスバッド・シティオ ココ・ 7847 Fターム(参考) 5K030 GA04 GA11 HA08 HC01 HC09 HD03 JL02 KA05 LB07 LC09 MA01 MD07 5K072 BB22 BB27 DD01 DD16 DD17 DD19 EE02 EE04 FF04 FF05 GG02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPベースのデマンド・アサイン多重アクセス(DAMA)
    広域ネットワーク(WAN)のために衛星を介して通信のルーティングを確立す
    るための方法において、前記DAMA WANが、チャネル割り振りおよびルー
    ティング情報を前記DAMA WAN中の各ノードに伝達するための、集中ネッ
    トワーク制御局の制御下にある帯域幅縮小制御チャネルを特徴とする方法であっ
    て、 前記DAMA WANを介して到達可能な、すべての直接的および間接的に接
    続されたIPネットワーク・プレフィックスのネットワーク・マップを構築する
    こと、および 前記ネットワーク制御局(NCS)において、前記WANに接続された関与加
    入者端末(ST)ノードのそれぞれに、前記帯域幅縮小制御チャネルを介して向
    けられた制御チャネルメッセージによって、前記衛星を介して通信チャネルを割
    り振ることを含む方法。
  2. 【請求項2】 距離ベクトル・プロトコルを呼び出すために、ルーティング
    情報を、前記ルーティング情報が変化したかどうかにかかわらず定期的に伝送す
    るステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 各STノードにおいて、ルーティング情報通知(RIN)を
    使って、ローカルLANの一意のIPネットワーク・プレフィックスをアドバタ
    イズするステップと、 ネットワーク制御局を介して、前記STのそれぞれを、そのRINについて、
    定期的なレートでポーリングするステップであって、NCSが、RINを使って
    、前記DAMA WAN中のすべてのその他のSTにルーティング情報サマリ(
    RIS)を送出し、前記RINを使用して、前記STのすべてが、前記DAMA
    WANに接続されているその他のすべてのSTを、それらに直接接続されてい
    るネットワーク・プレフィックスとともに知っているように保つステップとをさ
    らに含む請求項2に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  4. 【請求項4】 経路要約が使用され、経路サマリ情報が、RIN/RISメ
    ッセージによって伝播される請求項2に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  5. 【請求項5】 特定のSTが、それに直接、接続されているネットワークの
    ルーティング情報以上のルーティング情報をアドバタイズすることを可能にする
    請求項2に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  6. 【請求項6】 ルーティング情報プロトコルを走らせており、したがってル
    ータとして動作可能なSTが、他のルータを介して利用可能な経路に関する経路
    利用可能情報を取得し、前記経路利用可能情報を、前記NCSが、地上ルーティ
    ング情報通知TRINを使用してその他のSTに転送し、また、前記NCSが、
    前記経路利用可能情報を使って、前記DAMA WAN中のすべてのSTに通知
    するための地上ルーティング情報サマリTRISを生成する請求項5に記載の衛
    星ルーティング・プロトコル。
  7. 【請求項7】 照会/応答プロセスを使って、前記DAMA WANを介し
    て到達可能な他のIPネットワーク・プレフィックスを調べることをさらに含む
    請求項2に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  8. 【請求項8】 いずれかの1つのSTが、前記STが直接経路指定できない
    IPパケットを受け取ると、照会/応答を開始するステップであって、前記IP
    パケットが、前記DAMA WAN中の前記STの別の1つに定義されたスーパ
    ーネットとマッチするステップと、その後、 要求STにおいて、前記要求STが経路指定することを望んでいる前記IPパ
    ケットからのIP宛先アドレスを含む経路要求(RR)メッセージを生成して、
    少なくとも前記DAMA WAN中のその他のすべての前記STに送り、それぞ
    れの前記STに、そのローカル・ルーティング・テーブルをサーチさせて、前記
    STが前記IPパケットを経路指定できるかどうかを判定するステップと、IP
    パケットを経路指定できる場合には、 前記STによって、経路通知(RN)メッセージを前記要求STに送り返すス
    テップと、 ターゲットSTへのDAMP IPリンク要求をトリガするために、前記要求
    STを、該当するIPサブネットの経路に入らせるステップとをさらに含む請求
    項7に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  9. 【請求項9】 ルータが1組の経路を単一の経路アドバタイズメント中に蓄
    積する、経路要約をさらに含む請求項7に記載の衛星ルーティング・プロトコル
  10. 【請求項10】 リンク状態プロトコルを呼び出すために、経路が追加およ
    び削除されときにのみ、指定ルータによって経路を更新するステップをさらに含
    む請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 各STノードにおいて、ルーティング情報通知(RIN)
    を使って、ローカルLANの一意のIPネットワーク・プレフィックスをアドバ
    タイズするステップと、 ネットワーク制御局によって、前記STのそれぞれを、そのRINについて、
    定期的なレートでポーリングするステップであって、NCSが、RINを使って
    、前記DAMA WAN中のすべてのその他のSTにルーティング情報サマリ(
    RIS)を送出し、前記RINを使用して、前記STのすべてが、前記DAMA
    WANに接続されているその他のすべてのSTを、それらに直接接続されてい
    るネットワーク・プレフィックスとともに知っているように保つステップとをさ
    らに含む請求項10に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  12. 【請求項12】 経路要約が使用され、経路サマリ情報が、RIN/RIS
    メッセージによって伝播される請求項10に記載の衛星ルーティング・プロトコ
    ル。
  13. 【請求項13】 特定のSTが、それに直接、接続されているネットワーク
    のルーティング情報以上のルーティング情報をアドバタイズすることを可能にす
    る請求項10に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  14. 【請求項14】 ルーティング情報プロトコルを走らせており、したがって
    ルータとして動作可能なSTが、他のルータを介して利用可能な経路に関する経
    路利用可能情報を取得し、前記経路利用可能情報を、前記NCSが、地上ルーテ
    ィング情報通知TRINを使用してその他のSTに転送し、また、前記NCSが
    、前記経路利用可能情報を使って、前記DAMA WAN中のすべてのSTに通
    知するための地上ルーティング情報サマリTRISを生成する請求項13に記載
    の衛星ルーティング・プロトコル。
  15. 【請求項15】 照会/応答プロセスを使って、前記DAMA WANを介
    して到達可能な他のIPネットワーク・プレフィックスを調べることをさらに含
    む請求項10に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  16. 【請求項16】 いずれかの1つのSTが、前記STが直接経路指定できな
    いIPパケットを受け取ると、照会/応答を開始するステップであって、前記I
    Pパケットが、前記DAMA WAN中の前記STの別の1つに定義されたスー
    パーネットとマッチするステップと、その後、 要求STにおいて、前記要求STが経路指定することを望んでいる前記IPパ
    ケットからのIP宛先アドレスを含む経路要求(RR)メッセージを生成して、
    少なくとも前記DAMA WAN中のその他のすべての前記STに送り、それぞ
    れの前記STに、そのローカル・ルーティング・テーブルをサーチさせて、前記
    STが前記IPパケットを経路指定できるかどうかを判定するステップと、IP
    パケットを経路指定できる場合には、 前記STによって、経路通知(RN)メッセージを前記要求STに送り返すス
    テップと、 ターゲットSTへのDAMP IPリンク要求をトリガするために、前記要求
    STを、該当するIPサブネットの経路に入らせるステップとをさらに含む請求
    項15に記載の衛星ルーティング・プロトコル。
  17. 【請求項17】 ルータが1組の経路を単一の経路アドバタイズメント中に
    蓄積する、経路要約をさらに含む請求項15に記載の衛星ルーティング・プロト
    コル。
JP2001575004A 2000-04-10 2001-04-04 動的ipアドレス指定を使った衛星ルーティング・プロトコル Pending JP2003530759A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US19605400P 2000-04-10 2000-04-10
US60/196,054 2000-04-10
PCT/US2001/010988 WO2001078258A1 (en) 2000-04-10 2001-04-04 Satellite routing protocol with dynamic ip addressing

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003530759A true JP2003530759A (ja) 2003-10-14

Family

ID=22723953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001575004A Pending JP2003530759A (ja) 2000-04-10 2001-04-04 動的ipアドレス指定を使った衛星ルーティング・プロトコル

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6982966B2 (ja)
EP (1) EP1273110A4 (ja)
JP (1) JP2003530759A (ja)
AU (1) AU2001249859A1 (ja)
CA (1) CA2406051C (ja)
IL (2) IL152250A0 (ja)
WO (1) WO2001078258A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005221A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 衛星通信方法、管制局及び地球局

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6982966B2 (en) * 2000-04-10 2006-01-03 Viasat, Inc. Satellite routing protocol with dynamic IP addressing
US7079537B1 (en) * 2000-04-25 2006-07-18 Advanced Micro Devices, Inc. Layer 3 switching logic architecture in an integrated network switch
JP3587159B2 (ja) * 2000-10-25 2004-11-10 日本電気株式会社 衛星通信システム及びそれに用いるルーティング方法
US7072977B1 (en) * 2001-04-10 2006-07-04 Codem Systems, Inc. Method and apparatus for creating links to extend a network
US6901395B2 (en) * 2001-11-05 2005-05-31 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for preferred roaming list compression
US7301925B2 (en) * 2002-03-08 2007-11-27 At Road, Inc. Combined LAN and WAN system for mobile resource management
US7769839B2 (en) * 2002-06-21 2010-08-03 International Business Machines Corporation Method and structure for autoconfiguration of overlay networks by automatic selection of a network designated router
US8438302B2 (en) * 2002-08-22 2013-05-07 International Business Machines Corporation Splitting and sharing routing information among several routers acting as a single border router
US7289500B1 (en) 2003-07-17 2007-10-30 Novell, Inc. Method and system for reliable multicast data transmission
US7606156B2 (en) * 2003-10-14 2009-10-20 Delangis Eric M Residential communications gateway (RCG) for broadband communications over a plurality of standard POTS lines, with dynamic allocation of said bandwidth, that requires no additional equipment or modifications to the associated class 5 offices or the PSTN at large
US7388869B2 (en) * 2002-11-19 2008-06-17 Hughes Network Systems, Llc System and method for routing among private addressing domains
US7301959B1 (en) * 2003-02-24 2007-11-27 United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy System and method for multiplying communications capacity on a time domain multiple access network using slave channeling
JP3809429B2 (ja) * 2003-07-25 2006-08-16 キヤノン株式会社 管理装置及びその制御方法
US7925722B1 (en) * 2003-08-01 2011-04-12 Avocent Corporation Method and apparatus for discovery and installation of network devices through a network
US20050105524A1 (en) * 2003-11-17 2005-05-19 Hughes Electronics Corporation System and method for provisioning of route information in a meshed communications network
CN100440989C (zh) * 2004-03-10 2008-12-03 华为技术有限公司 一种实现卫星传输的系统和方法
JP3950874B2 (ja) * 2004-07-01 2007-08-01 株式会社東芝 ネットワーク接続装置、経路情報配布プログラム及び経路情報配布方法
US7643483B2 (en) * 2004-11-24 2010-01-05 Microsoft Corporation System and method for using a hop limited cast for internet egress point selection
US7715395B2 (en) * 2004-11-24 2010-05-11 Microsoft Corporation System and method for expanding the range of a mesh network
US7649899B2 (en) * 2004-11-29 2010-01-19 Microsoft Corporation System and method for dynamic egress routing through a single default gateway in a mesh network
US20060209828A1 (en) * 2005-03-18 2006-09-21 The Boeing Company Interoperable communications architecture
US20100046363A1 (en) * 2008-05-02 2010-02-25 Rochester Institute Of Technology Methods for managing an election of a cluster head in ad hoc mobile communication network and systems thereof
JP5606674B2 (ja) * 2008-12-12 2014-10-15 横河電機株式会社 ゲートウェイ装置及びこれを用いた無線制御ネットワーク管理システム
US9276663B2 (en) 2009-04-17 2016-03-01 Viasat, Inc. Layer-2 connectivity from switch to access node/gateway
WO2010121219A2 (en) * 2009-04-17 2010-10-21 Viasat, Inc. Core-based satellite network architecture
US8804730B2 (en) 2009-04-17 2014-08-12 Viasat, Inc. Layer-2 extension services
US8274981B2 (en) * 2009-04-17 2012-09-25 Viasat, Inc. Acceleration through a network tunnel
WO2010121216A1 (en) * 2009-04-17 2010-10-21 Viasat, Inc. System, method and apparatus for providing end-to-end layer 2 connectivity
US8427999B2 (en) * 2009-04-17 2013-04-23 Viasat, Inc. Multi-satellite architecture
US8457035B2 (en) 2009-04-17 2013-06-04 Viasat, Inc. Mobility across satellite beams using L2 connectivity
WO2010121214A1 (en) 2009-04-17 2010-10-21 Viasat, Inc. Layer-2 connectivity from switch to access node/gateway
US8503428B2 (en) * 2010-03-18 2013-08-06 Juniper Networks, Inc. Customized classification of host bound traffic
JP6095362B2 (ja) * 2012-12-27 2017-03-15 古野電気株式会社 衛星通信装置及び衛星通信システム
CA2824938C (en) * 2013-03-25 2022-10-04 Sandvine Incorporated Ulc System and method for subscriber aware network monitoring
KR102012249B1 (ko) * 2013-03-28 2019-08-21 한국전자통신연구원 동적 자원 할당 방법 및 장치
US9413610B2 (en) * 2013-04-24 2016-08-09 Ciena Corporation Network-based DHCP server recovery
EP2811707B1 (en) * 2013-06-07 2020-12-16 Airbus Defence and Space Limited Efficient transmission of voice data between voice gateways in packet-switched networks
US11451464B2 (en) 2019-05-13 2022-09-20 128 Technology, Inc. Central authority for service and topology exchange
US11329912B2 (en) 2019-05-13 2022-05-10 128 Technology, Inc. Source-based routing
US11005749B2 (en) 2019-05-13 2021-05-11 128 Technology, Inc. Multicast source and receiver access control
US11153202B2 (en) 2019-05-13 2021-10-19 128 Technology, Inc. Service and topology exchange protocol
US10999182B2 (en) 2019-05-13 2021-05-04 128 Technology, Inc. Routing using segment-based metrics
US11070465B2 (en) 2019-05-13 2021-07-20 128 Technology, Inc. Distribution of multicast information in a routing system
CN112953740B (zh) * 2019-12-10 2023-11-03 中盈优创资讯科技有限公司 路由信息的监控方法及装置
CN113347678B (zh) * 2021-05-25 2022-07-12 成都天奥集团有限公司 一种5g星座路由分区控制方法
US11870694B2 (en) * 2021-11-19 2024-01-09 Qualcomm Incorporated Network prefix-generating customer premises equipment
CN114827004B (zh) * 2022-04-28 2023-12-29 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种适用于星上ip路由交换的rip协议优化方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1259430A (en) * 1985-07-19 1989-09-12 Fumio Akashi Multipoint communication system having polling and reservation schemes
US5590395A (en) * 1993-11-10 1996-12-31 Motorola, Inc. Satellite cellular network resource management method and apparatus
JPH09510596A (ja) 1994-06-08 1997-10-21 エイチイー・ホールディングス・インコーポレーテッド・ディー ビーエー・ヒューズ・エレクトロニクス ハイブリッドネットワークアクセスのための装置および方法
US6097718A (en) * 1996-01-02 2000-08-01 Cisco Technology, Inc. Snapshot routing with route aging
US6377561B1 (en) * 1996-06-24 2002-04-23 Spar Aerospace Limited Data communication satellite system and method of carrying multi-media traffic
US5923659A (en) * 1996-09-20 1999-07-13 Bell Atlantic Network Services, Inc. Telecommunications network
US6393001B1 (en) * 1997-06-13 2002-05-21 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Satellite communication system, routing method for the system and storage device with program of the routing
US6389453B1 (en) * 1997-10-09 2002-05-14 Mci Communications Corporation Method and system for routing undirectional multicast data
JP3857456B2 (ja) * 1999-02-22 2006-12-13 株式会社東芝 データ通信装置およびデータ通信方法
US6982966B2 (en) * 2000-04-10 2006-01-03 Viasat, Inc. Satellite routing protocol with dynamic IP addressing
US6400696B1 (en) * 2000-11-07 2002-06-04 Space Systems/Loral, Inc. Bent-pipe satellite system which couples a lan to a gateway and uses a dynamic assignment/multiple access protocol

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005221A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 衛星通信方法、管制局及び地球局

Also Published As

Publication number Publication date
US6982966B2 (en) 2006-01-03
US20060083198A1 (en) 2006-04-20
IL152250A0 (en) 2003-05-29
IL152250A (en) 2008-04-13
EP1273110A1 (en) 2003-01-08
US20010036161A1 (en) 2001-11-01
CA2406051A1 (en) 2001-10-18
CA2406051C (en) 2011-01-25
EP1273110A4 (en) 2009-06-17
WO2001078258A1 (en) 2001-10-18
AU2001249859A1 (en) 2001-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003530759A (ja) 動的ipアドレス指定を使った衛星ルーティング・プロトコル
US10327228B2 (en) Scalable WLAN gateway
US6397260B1 (en) Automatic load sharing for network routers
KR101029900B1 (ko) 이동 ip 동적 홈에이전트 할당을 위한 방법 및 장치
EP2332290B1 (en) Scalable wlan gateway
US8838831B2 (en) Populating location wiremap databases
EP1192555B1 (en) An efficient internet service implementation for mesh satellite networks
US7161897B1 (en) Communications system, apparatus and method therefor
US20070195729A1 (en) System and method for self-configuring adaptive wireless router network
JP4426580B2 (ja) 2つのネットワークを含む電気通信システム
CN112995177B (zh) 一种适用于天基网络的单播寻址转换方法
WO2006068747A2 (en) Distributed domain name service
US20040042446A1 (en) Maintaining routing information in a passive optical network
CN115941024A (zh) 基于多星座互联分布式路由架构的星座网络融合方法
EP3890249A1 (en) A method and a system for routing data packets in a network
Cisco appletalk event-logging to appletalk zone
Cisco Routing DECnet
Cisco Routing DECnet
JP2006014123A (ja) ネットワーク設定方法、および、ネットワーク装置
Kim et al. A fast mobile node configuration using address caching in hybrid wireless networks
Mukesh et al. A Proposed Process Model for Removing IP Address Conflicts when Different MANETs merge: Check the Performance of Server when Address Conflict Occurs
Mukesh et al. Merging of independent MANETs-RCF process model: Check the performance Delay and throughput of server when IP Address conflict Occurs