JP2003530244A - 強化された物品の成形方法 - Google Patents

強化された物品の成形方法

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Abstract

(57)【要約】 熱伝達、導電率、および/または構造的完全性を最適化するための強化された物品(100)の成形方法が提供される。まず、所望の構成の物品(100)を形成することができ、ベース(112)と直立するフィン(114)とを含むことができる型アセンブリが提供される。成形された物品(100)内のフィラーの所望の配置は、物品(100)の熱的、電気的、または構造的な必要に応じて決定される。入口ゲート(116)および出口ゲート通気口(118)が、所望なようにフィラーの配置を確実にするために、型アセンブリに形成される。強化されたフィラーを添加されたポリマーが、入口ゲート(116)を介して型アセンブリに導入される。ポリマーは、強化フィラーが、流路と実質的に平行にかつ流路と整列された状態で、型アセンブリ内に配置される。ベース(112)の底表面(120)は、特定された領域(122)に配置されることができる熱を発生する装置と熱的に連絡する同一面に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般に、複合材料から強化された物品を成形する改善された方法に
関する。より詳細には、本発明は、容易に成形可能であり、知られている材料を
用いたとしても従来技術の成形方法よりも数倍大きい伝導率をもたらす、熱伝導
性および/または導電性の物品の成形方法に関する。また、本発明は、複合材料
から構造的に改善され強化された物品を成形する方法を提供する。「強化された
物品」という用語は、導電的であれ、熱伝導性であれ、高強度であれ、任意のタ
イプのフィラー材料が充填された物品を指すことを理解されたい。したがって、
本発明の方法は、導電性の組成物、熱伝導性の組成物、および構造的に強化され
た組成物に関する。
【0002】 電子産業において、半導体装置パッケージ冷却のための熱散逸、接地応用分野
などの、熱的および導電性の応用分野のために金属材料を用いることが良く知ら
れている。ヒート・シンクなどのこれら応用分野のために、金属材料は、一般に
、バルク金属から所望の形状に、工具で加工されるかまたは機械で加工される。
しかしながら、そのような金属の伝導性物品は、一般に非常に重く、機械加工に
費用がかかり、かつ腐食を受けやすい。さらに、機械加工された金属の熱散逸物
品の幾何形状は、機械加工または工具加工プロセスに伴う固有の制限に非常に制
限される。その結果として、例えば、特定の幾何形状が、単にその設計によって
より良好な熱効率を実現するが、金属物品の機械加工における制限のために得る
ことができないことがわかっているとき特に、所望の形態に機械加工される金属
材料の使用の要件は、構成部品設計に対する厳しい制限を与える。
【0003】 熱散逸物品の全体的な幾何形状を改善することで、たとえ材料が同一であって
も、物品の全体性能を著しく高めることができることは、従来技術において広く
知られている。したがって、改善されたヒート・シンク幾何形状およびより低コ
ストに関する必要性は、バルク金属材料の機械加工の代わりを必要とした。この
必要性を満たすために、必要な熱伝導率を提供するために、伝導性フィラー材料
を含む成形された組成物を提供するための試みが、従来技術においてなされてき
た。伝導性複合物を成形する能力は、より複雑な部品幾何形状の設計が、部品の
改善された性能を実現することを可能にした。同様に、所与の物品の導電率も、
それが成形できる場合、著しく改善することができる。例えば、形状および構成
は、改善された導電率を実現するために、物品を成形することによって著しく改
善することができる。さらに、高強度フィラー材料を有する高い構造完全性の成
形可能な複合物も知られている。
【0004】 従来技術における試みは、窒化ボロン・グレインなどの顆粒状材料を添加され
たポリマー・ベースのマトリクスを用いることを含む。同様に、フレーク状のフ
ィラー材料を添加されたポリマー・ベースのマトリクスを提供する試みがなされ
た。実際に、これらの試みは、複雑な幾何形状に成形可能であるが、機械加工さ
れた金属部品における所望の性能レベルに依然として近づかない。フィラー材料
、特に高アスペクト比のフィラー材料が、成形型内のベース・マトリクスの流路
と平行に整列することは、当技術分野において知られている。したがって、これ
らの伝導性複合材料は、成形プロセス中のフィラー整列の問題のために、非常に
正確に成形されなければならない。これは、フィラー材料が非対称であるとき、
またはフィラーの長さに対する厚みのアスペクト比が1:1以上のときに問題で
ある。正確な成形および設計であっても、流体乱流、すなわち複雑な製品の幾何
形状による成形型との衝突という固有の問題は、非対称なフィラーの理想的な配
置を不可能にして、したがって組成物の性能を望ましいものよりはるかに低下さ
せる。この問題は、フィラーが10:1より大きいアスペクト比を有するときに
悪化する。これは、40:1までのアスペクト比を有するフィラーが一般に用い
られるので重大な問題である。
【0005】 さらに、熱伝達は、電気の伝達などの直接経路特性よりもむしろバルク特性で
あるので、組成物のマトリクス全体が満足ゆくものでなければならない。直接経
路は、電気を伝導するのに必要である。しかしながら、熱は、本体の全体体積が
伝達に関して使用されるバルクで伝達される。したがって、高い伝導性の狭い導
管が、はるかに低い伝導性の本体を通して設けられているとしても、熱伝達は、
本体の全体を通して一貫して限界に近い伝導性である本体ほど良好ではない。し
たがって、複合物本体のマトリクス全体の熱伝導性の一貫性は、全体としての高
い熱伝導率にとって重要である。さらに、ポリマー・ベース内の充填されたフィ
ラー材料、特に高アスペクト比のフィラーの適切な整列は、非常に重要である。
複合物が導電率に関して用いられるとき、複合物の中のフィラーの配置はまた、
フィラーにおける過剰な断続の数が電気伝達を不十分にするという点で非常に重
要である。
【0006】 前述の観点から、熱伝導性および/または導電性である複合材料からなる強化
された物品を成形する改善された方法が要求されている。同様に、より高い構造
完全性のために、高い強度のフィラー材料を含む、または高い強度のフィラー材
料で強化された複合材料の成形物品が要求されている。さらに、複合ポリマーお
よびフィラー材料を用いること、すなわち、ベース・ポリマー・マトリクスを有
するフィラー材料の適切な整列および配置を完全に利用することができる成形方
法が要求されている。同様に、そのようなポリマーおよび高アスペクト比のフィ
ラー組成物を複雑な製品幾何形状に容易に成形することを可能にするような方法
が要求されている。同様に、純粋な金属伝導性材料と可能な限り近い熱的および
電気的伝導性を示し、一方、製造コストが比較的低い物品を形成するための成形
方法が要求されている。
【0007】 (発明の概要) 本発明は、伝導性プラスチック組成物から強化された物品を成形する従来技術
の方法の利点を維持する。さらに、本発明は、現在までに知られている方法には
見出されなかった新規な利点を提供し、そのような現在利用可能な方法の多くの
欠点を解消する。
【0008】 本発明は、一般に、ヒート・シンク応用分野、特に熱が、装置故障を防ぐため
にある領域から他の領域へ伝達されなければならない応用分野に特定の応用例を
有する熱伝導性の物品を、熱伝導性のプラスチック複合材料から成形する新規か
つ独特な方法を対象とする。さらに、本発明の方法は、物品が導電性である成形
可能な部材を提供できるものとして、電子産業に特定の応用分野を有する物品を
提供することができる。本発明の方法は、低い製造コストを依然として維持する
一方、ポリマー材料、および高アスペクト比のフィラーなどの伝導性フィラーの
複合材料を最も伝導性的に効率的な方法で成形することを可能とする。近い将来
の応用分野に従って材料を選択することによって、高い熱伝導性および/または
導電性を達成することができる。関連して、フィラーとして高強度の材料を選択
すると、射出成形によってなど依然として成形可能である一方、高い構造完全性
の成形強化物品を達成することができる。
【0009】 射出成形によってなど、熱伝導性、導電性、および/または構造的に強化され
た物品の成形方法が提供される。導電性のフィラーが用いられる場合、例えば導
電性またはEMI遮蔽などの電気特性を有する物品を達成することができる。熱
伝導性のフィラー材料が用いられる場合、熱伝導性の物品が達成される。炭素な
どの高い強度のフィラーが用いられる場合、構造的に強化された物品を本発明の
方法によって達成することができる。同様に、多目的成形物品を提供するために
、電気的、熱的、および強度特性の全てを示すフィラーを選択することが可能で
ある。
【0010】 第1に、所望の構成の物品を形成することができる型アセンブリが提供される
。次に、熱伝導性のフィラーを用いる熱的な応用分野に関して、熱を発生する表
面との物品の初期的な接触位置が決定される。入口ゲートが、初期的な接触位置
で型アセンブリに形成される。物品を通る最適な熱流路が決定される。熱的また
は電気流路の終端位置が決定される。非対称な伝導性フィラーを添加されたポリ
マーが、入口ゲートを介して型アセンブリに導入される。熱的または電気流路の
終端位置の型アセンブリに、通気口が提供される。伝導性フィラーが流路と実質
的に平行かつ流路と整列された状態で、ポリマーが型アセンブリ内に配置される
。最後に、成形された物品が型アセンブリから排出される。本発明の成形方法に
より、物品の熱伝導率は、成形する物品本体内のフィラー材料を適切に整列する
ことによって、従来の成形方法で実現される伝導率を数倍に増大することができ
る。導電性または高い強度のフィラーを使用するとき、前述の方法が用いられる
。電気的なフィラーに関して、物品を通る所望の電気流路が決定され、適切な入
口および出口ゲートが、フィラーが決定された電気流路に沿って整列されること
を確実にするために、所望の経路を維持するように設定される。同様に、構造的
フィラーを用いることができ、高い応力点が決定され、破損を防ぐために強化フ
ィラーの適切な整列を確実にするように、ゲートおよび通気口が設定される。
【0011】 したがって、本発明の目的は、熱的に最適化された強化物品の成形方法を提供
することである。 したがって、本発明の目的は、電気的に最適化された強化物品の成形方法を提
供することである。 したがって、本発明の目的は、構造的に最適化された強化物品の成形方法を提
供することである。
【0012】 本発明の目的は、ポリマーと、物品を通して最適な熱伝達のためにフィラーを
配置しかつ整列する非対称の高アスペクト比のフィラー材料との強化物品の成形
方法を提供することである。 本発明の目的は、ポリマーと、物品を通して最適な電気伝達のためにフィラー
を配置しかつ整列する非対称の高アスペクト比のフィラー材料との強化物品の成
形方法を提供することである。 本発明の目的は、ポリマーと、物品の最適な構造的強度のためにフィラーを配
置しかつ整列する非対称の高アスペクト比のフィラー材料との強化物品の成形方
法を提供することである。
【0013】 本発明のさらなる目的は、従来の方法より高い伝導率を達成し、一方、同じポ
リマーおよびフィラー組成物を用いる伝導性物品の成形方法を提供することであ
る。 本発明のさらなる目的は、従来の方法より高い強度および構造的完全性を達成
し、一方、同じポリマーおよびフィラー組成物を用いる伝導性物品の成形方法を
提供することである。
【0014】 本発明の他の目的は、高アスペクト比のフィラーを有する強化された複合材料
の物品を、複雑な部品幾何形状に成形する方法を提供することである。 本発明の特性である新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に示される。しかし
ながら、さらなる目的および付随する利点とともに、本発明の好ましい実施形態
が、添付の図面に関連する以下の詳細な説明を参照することで最も良く理解され
るであろう。
【0015】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 本発明は、強化された組成物の成形方法に関する。本発明は、熱的および電気
的の両方に伝導性であり、かつ/または構造的に強化された物品を形成するため
に使用できることを理解されたい。本発明の方法によって実現される、熱的、電
気的、または構造的な強化のタイプは、所与の応用分野および強化要件に適合す
るように特定の材料の選択によって達成される。
【0016】 本発明において、射出成形などによる強化された物品の成形方法は、フィラー
材料で充填されたベース・ポリマー・マトリクスの複合材料を用い、フィラー材
料は、好ましくは、細長いファイバ、ストランド、ライス、またはフレークのい
ずれかに形成された、アルミニウム、アルミナ、銅、マグネシウム、PITCH
ベースの炭素、および真鍮材料などの高アスペクト比のフィラーである。前述の
材料は成形後、圧縮成形された物品で必要とされるものなどさらなる機械加工の
必要なしに、いつでも使用できる状態となるネット・シェイプ成形物品のための
熱的または電気的特性を達成するために好適となろう。図1に示されるように、
容易に市販で入手可能な従来技術の複合材料2が示される。特に、この従来技術
の複合材料2は、一般に、例えば非対称のフィラー材料8で充填された、ポリマ
ーのベース・マトリクス4を示す。この組成物は、図示の明瞭性および容易性の
ために拡大された詳細で示される。
【0017】 理解されるように、熱伝導性である、導電性である、または構造を強化するこ
とができるフィラー8のポリマー・ベース・マトリクス4への充填は、材料に伝
導性を与え、一方、材料を成形することができる。熱的な伝導体として用いられ
るとき、材料2は、例えば材料のX側からY側へ熱的に熱伝達しなければならな
い。この伝達の間、熱は、XからYへの経路を移動するために、熱伝導性フィラ
ー部材から隣接する熱伝導性フィラー部材へ移動しなければならない。図1にお
ける選択されたフィラー8は、好ましくは、いくつかのフィラー部材間の境界面
の数、ならびにそれらの間に存在する非伝導性ポリマーを低減するために、高ア
スペクト比のファイバまたはストランドである。熱が横切らなければならない境
界面がより多くなり、かつ熱が通過しなければならないポリマーがより多くなる
と、熱伝導率がより低下するであろう。さらに、フィラー材料を多く充填しすぎ
ると、ベース・ポリマーの濡れを妨げ、完成された成形製品内に望ましくない小
さなエア・ポケットが生じる。
【0018】 図1の組成物の理想的な配置は、ポリマー・ベース・マトリクス4内の高アス
ペクト比のフィラー4を含む。熱が移動しなければならない境界面の全体数およ
びベース・ポリマーの体積を効果的に低減するために、高アスペクト比のフィラ
ーを熱流路と可能な限り平行に整列することが重要である。図1は、ベース・ポ
リマー・マトリクスを有する実際的なフィラー8の配置を示し、フィラー8は、
一般に、互いに平行に整列され、かつX側からY側への一般的な所望の熱流れ方
向に整列される。しかしながら、図1に見られるように、A側からB側への横断
方向の流路は、熱境界面の増大した数、および熱が移動しなければならない非伝
導性ポリマーの増大した体積のために、非常に望ましくない。したがって、フィ
ラー8は、熱的な伝導性物品と適正に整列される、すなわち、熱流路と平行に整
列されることが重要である。一般の応用分野において、経路X−Yの熱伝導率は
、フィラーの整列を横切る経路A−Bの熱伝導率の8倍であることが可能である
。例えば、経路A−Bの熱伝導率は、2W/mKであることができ、一方、経路
X−Yの熱伝導率は、16W/mKを超える。組成物が可能な限りの電気的な導
電性または構造的に強化されたものにすることを試みるときに、同様の問題が発
生する。
【0019】 熱もしくは電気フロー、または構造的な応力ラインと平行にかつ整列される強
化フィラーを整列する目標は、成形される部品の幾何形状の複雑性のために、し
ばしば達成することが困難である。前に記載したように、伝導性プラスチック組
成物を用いる主な理由の1つは、より良好な熱散逸および電気的なフローを達成
するために、より複雑な幾何形状に成形可能であることである。したがって、伝
導性ポリマー材料を成形するときに、一般に、入り組んだ部品幾何形状になる。
本発明の成形方法は、熱的もしくは電気流路、または構造的な応力ラインに整列
する必要があるフィラーを有する材料で、複雑な幾何形状を成形する問題を解決
する。
【0020】 これらの入り組んだ幾何形状で、フィラーを充填したマトリクスのフローの乱
れは、一般に、フィラー材料の衝突および不均一な整列の結果になる。平行に整
列された高アスペクト比のフィラーは明らかに好ましいが、達成することはでき
ない。さらに、フローの乱れおよび型の縁部との衝突は、しばしば高アスペクト
比のフィラー、特にフィラーが20:1より大きいアスペクト比を有するときに
、該フィラーを破壊する。図1は、ポリマー4内の隣接するフィラー8に実質的
に整列されたフィラー8を有する実際的な組成物2を示す。図1は、フィラーを
有する成形材料に関連する固有の問題のために、当技術分野で遭遇するものであ
る。以下に詳細に論じるように、本発明の方法は、組成物の所望の強化を低下さ
せることになる高アスペクト比のフィラー8の破壊を低減する、複雑な幾何形状
の成形を可能にする。
【0021】 図2Aおよび2Bをまず参照すると、従来技術の成形プロセスを用いて成形さ
れた物品が示される。例えば、図2Aは、知られている熱伝導性の物品10の斜
視図を示す。特に、熱伝導性の物品10は、ベース12と、それに接続された直
立するフィン14とを有するヒート・シンクとして示される。このヒート・シン
ク10は、一般に、高温装置から熱を取り去る目的のために、半導体パッケージ
などの装置(図示せず)の熱を発生する表面に取り付けられる。この熱散逸は、
装置が過熱のために故障しないことを確実にするために、特に電子応用分野にお
いて重要である。
【0022】 ベース12の底表面20は、冷却されるべき半導体装置と熱的に連絡する同一
面に配置される。一般に、冷却されるべき半導体装置は、一般に符号22で参照
されるベース12の中央下に直接配置され、冷却するべき装置の周りで360度
の熱拡散を達成する。成形された物品10の底面図である図2Bに示されるよう
に、熱を発生する半導体装置22は、ベース12の概ね中央の領域に配置される
。結果として、熱は、熱を発生する半導体装置が配置される中心領域22から外
側に発散する。
【0023】 同様に図2Aおよび2Bは、成形材料が型内に導入されるとき、成形材料の一
般的なフロー・パターンを示す。成形材料は、一般的に、フィン14内へ左から
右へかつ上方への流れのために、物品の一端部の入口ゲート16に導入される。
型穴内の空気を放出するために、一般に排出ピン(図示せず)に、各フィンの上
部に通気口18がある。伝導性ポリマーを形成するための高アスペクト比のフィ
ラーを有するベース・ポリマーは、複雑な幾何形状のヒート・シンクを形成する
ために一般的ではない。したがって、過去において、成形材料にフィラーを有さ
ない成形材料の流れ方向は、まったくではないにしてもほとんど重要でない。さ
て、高アスペクト比のフィラーを用いて、ゲート位置および型穴内のフロー・パ
ターンは、本発明の方法において処理されるとき非常に重要である。
【0024】 図2Aおよび2Bの物品は、16で示される入口ゲート位置により、成形材料
のフロー・パターンで成形され、したがって、フィラー材料の向きの整列は、本
質的に、概ね左から右への配置で示される矢印に平行である。しかしながら、フ
ィラー材料8の水平配置および整列は、物品10の熱伝導率を著しく劣化させる
【0025】 中心領域22に熱を発生する半導体装置を配置すると、熱は、当然、全ての方
向に外側へ放射する傾向にある。図2Bに最も良く見られるように、左へまたは
右へ移動するとき物品10の熱伝導率は、熱流路が、フィラー材料8の整列に平
行になるので、一般に許容される。しかしながら、上方または下方に移動すると
き、熱流路は、ポリマー4内のフィラー8の整列を横切り、したがって、熱は、
さらなる境界面を横切らなければならない。その結果として、これらの方向にお
ける熱伝導率は著しく劣化される。熱伝達はバルク特性であるため、物品10の
全体の熱伝導率は、ポリマー・ベース・マトリクス4内に充填されたフィラー材
料8の伝導特性を完全に利用するには最適ではなく、また完全に利用することが
できない。導電性または構造的に強化するフィラーが用いられる場合、強化フィ
ラーの作用の同様な劣化が生じる。
【0026】 図3A、3B、4、および5を参照すると、本発明の成形方法が詳細に示され
ている。さて、図3Aおよび3Bを参照すると、物品100は、ベース112と
、ベース112に接続された直立するフィン114とを備えている。例として、
本発明は、熱伝導性の物品の成形に関して説明される。導電性または構造的に強
化された物品の成形は、同じ方法を用いて実行される。ベース112の底表面1
20は、熱を発生する半導体装置(図示せず)と熱的に連絡する同一面に提供さ
れる。物品100の底面図を示す図3Aおよび3Bの両方を参照すると、半導体
装置は、122として特定される領域で、物品100の実質的に中心の下に配置
される。本発明によれば、入口型ゲートは、型穴(図示せず)内に成形材料を導
入するために16で中心に設けられる。さらに、通気口が118に設けられ、こ
こで、例えば、成形された後、空気の放出を実現することと、型から物品100
を出すことを助けることを同時に実現するために、排出ピン(図示せず)と排出
ピンのまわりの間隔が備えられる。
【0027】 本発明によれば、中心に配置されたゲート116での成形材料の導入は、成形
複合材料が、ゲート116から放射するパターンで外側かつ上方へフィン114
まで流れることを可能にする。このフローの放射パターンは、ポリマー・ベース
・マトリクス4内に充填された高アスペクト比のフィラー8を、それらと整列さ
せる。結果として、フィラー8は、図3Bにおける矢印によって示されるように
、外側へ放射するパターンで配向され、中心領域122に配置される熱を発生す
る半導体装置から出る熱の実際の熱放射経路に緊密に一致する。本発明によれば
、フィラー8の放射パターンを、中心領域122からの熱の実際の熱フロー経路
に緊密に一致することは、完全に複合ポリマー材料を利用、すなわち、それら内
の高アスペクト比のフィラー8の高い伝導特性を利用する。
【0028】 図4は、図3Aおよび3Bに関連して上に示されたヒート・シンクと同様な方
法で、電気的な接地プレートの成形方法を示す。図4において、実質的に平坦な
接地プレート200は、中立接地接続などの電源と接触するための底表面を有す
る本体220で示されている。本発明によれば、プレート200は、中心領域2
22内に配置され、電源の中心になるように事前に決定された216で、中心で
入口ゲートを設けることによって形成される。入口ゲート216とともに、中立
接地接続から電気の実際の電気流路に緊密に一致する放射パターンで、外側に成
形材料のフローを駆動するために、通気口が、プレート200の縁部212に設
けられる。上述したように、成形複合材料の外側への放射フローは、高アスペク
ト比のフィラー8を、当然、電気的フローと整列させ、したがってフィラーの整
列を流路と一致させる。
【0029】 本発明による構造的に強化された物品の成形方法は、上述の熱伝導性および導
電性が強化された物品の成形と同様である。応力ラインが決定され、その後、構
造的に強化するフィラー材料の所望の配置である所望のフィラー整列経路を決定
することが確かめられる。入口ゲートは、物品の応力の作用を低減するように、
型内のフィラー材料のソースを所望の位置に対応するよう設定するために配置さ
れる。出口ゲートまたは通気口は、同様に、注入成形可能な物品内のフィラーの
経路および整列をさらに制御するために設けられる。構造的に強化された物品に
関して、適切なフィラーは、炭素ファイバである。
【0030】 図5Aおよび5Bを参照すると、注入型アセンブリなどの型アセンブリは、本
発明の方法で用いることが示される。図5Aは、型アセンブリ内の空洞302を
備える本体306を有する型アセンブリの底部の半分300を示す。ゲート30
4は、型内への成形材料を導入するために、空洞302の底部に中心に配置され
る。ガイド・ピン308は、同様に、図5Bに示される上方の型の半分310の
対応する開口312内に受容されるために提供される。図5Aおよび5Bに示さ
れる成形装置は、一般に、知られている型製造技術により製造することができる
。しかしながら、上記で詳細に示したように、ゲート304の位置は、成形材料
内の強化フィラーを有する成形材料の特性を完全に用いるために、本発明によっ
て特に選択される。
【0031】 本発明に関連して、ソースから熱および/または電気を伝達するための強化さ
れた物品の成形方法が提供される。強化された高い構造的に完全性の物品の成形
方法が、同様に提供される。第1に、所望の構成の物品を形成することができる
型アセンブリが選択される。ソース表面に対する物品の接触位置が決定される。
型アセンブリにおいて、入口ゲートが、熱または電気的ソースに接触する成形さ
れるべき物品の表面の実質的な中心である位置に形成される。物品を通る最適な
熱または電気流路が、その後、成形されるべき物品を通して流路の終端位置と同
様に決定される。通気口が、流路の終端位置で型アセンブリに形成される。成形
プロセスの一部として、伝導性の高アスペクト比のフィラーが充填されたポリマ
ーが、事前選択された入口ゲートを介して型アセンブリ内に導入される。ポリマ
ーは、ポリマー/フィラー組成物の伝導率を完全に最適化するために、伝導性フ
ィラーが所定の熱流路と実質的に平行でありかつ熱流路と整列される状態で、型
アセンブリ内に配置される。形成後、成形されかつ完成された物品は、型アセン
ブリから排出される。
【0032】 (実施例) 図5Aおよび5Bに示される成形装置が、図4に示される熱スプレッダーを形
成するためにアセンブリされる。複合成形材料が、型の底部中心に配置された入
口ゲートを介して、型内に導入される。使用される成形材料は、高アスペクト比
のフィラー炭素フレークを有するベース・ポリマー・マトリクスを含み、フィラ
ー炭素フレークは、2/1000から4/1000インチの厚みおよび40/1
000インチの長さで、ほぼ10:1の最小アスペクト比を有する。成形後、炭
素が、物品の縁部に外側に延びる放射パターンで完成された熱スプレッダー物品
に整列された場所ではがれる。この放射パターンは、材料の熱伝導率を完全に用
いるために、物品を通して熱の実際の流路に緊密に一致する。
【0033】 理解されるように、本発明は、本発明の方法を用いる構成および形状の広範な
アレイを形成するために適合されることができる。これに関連して、型内のゲー
ト位置および通気口の選択は、物品内に所望のフィラーを有効に整列する。本発
明の方法は、同じポリマーおよびフィラーを用いたとしても、従来の方法で可能
なよりも、より高い熱および導電率、ならびにより高い強度の物品を達成する。
ベース材料およびフィラーは、完成された物品の所望の熱的、電気的、および構
造的特性を最適化するために選択されることができる。
【0034】 様々な変更および修正が、本発明の精神を逸脱することなく図示された実施形
態になされることができることは、当業者には理解されよう。全てのそのような
修正および変更は、特許請求の範囲に含まれることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高いアスペクト比のフィラーを添加されたポリマー・ベース・マトリクスの従
来技術の強化組成物の断面図である。
【図2A】 当技術分野で知られている従来技術のゲートおよび通気口を用いるヒート・シ
ンクの斜視図である。
【図2B】 図2Aにおけるヒート・シンクの底面図である。
【図3A】 本発明のゲートおよび通気口の成形方法を用いるヒート・シンクの斜視図であ
る。
【図3B】 図3Aにおけるヒート・シンクの底面図である。
【図4】 本発明のゲートおよび通気口の成形方法を用いるヒート・スプレッダの斜視図
である。
【図5A】 本発明の方法を用いる成形装置の底部の半分の斜視図である。
【図5B】 本発明の方法を用いる成形装置の上部の半分の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱を発生する表面から熱を伝達するための、ネット・シェイ
    プ成形可能な熱伝導性の物品の成形方法であって、 所望の形状の物品を形成することができる型アセンブリを提供するステップと
    、 前記型アセンブリ内に型穴を提供するステップと、 前記物品上の前記熱を発生する表面との初期的な接触位置を決定するステップ
    と、 前記初期的な接触位置で前記型アセンブリに入口ゲートを形成するステップと
    、 前記物品を通る最適な熱流路を決定するステップと、 前記熱流路の終端位置を決定するステップと、 前記入口ゲートを介して前記型穴内に伝導性フィラーを添加されたポリマーを
    導入するステップと、 前記終端位置で前記型アセンブリを通気するステップと、 前記型穴を通る前記ポリマーのフローによって、前記熱流路と実質的に平行に
    かつ前記熱流路と整列された、前記ポリマー内で前記伝導性フィラーを配置する
    ステップと、 前記型アセンブリからネット・シェイプ成形された物品を排出するステップと
    を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記伝導性フィラーとして細長い伝導性ファイバを提供する
    ステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記伝導性フィラーとしてフレーク状の材料を提供するステ
    ップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記伝導性フィラーとしてライス状の材料を提供するステッ
    プをさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記伝導性フィラーとして炭素材料を提供するステップをさ
    らに含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記伝導性フィラーとしてアルミニウム材料を提供するステ
    ップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 アルミニウム、アルミナ、銅、マグネシウム、および真鍮か
    らなるグループから選択された前記伝導性材料を提供するステップをさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 電気的なソースから電気を伝達するための、導電性の物品の
    成形方法であって、 所望の形状の物品を形成することができる型アセンブリを提供するステップと
    、 前記物品上の前記電気的なソースと初期的に接触する位置を決定するステップ
    と、 前記初期的な接触位置で前記型アセンブリに入口ゲートを形成するステップと
    、 前記物品を通る最適な電気流路を決定するステップと、 前記電気流路の終端位置を決定するステップと、 前記入口ゲートを介して前記型アセンブリ内に導電性フィラーを添加されたポ
    リマーを導入するステップと、 前記終端位置で前記型アセンブリを通気するステップと、 前記伝導性フィラーが、前記電気流路と実質的に平行にかつ前記電気流路と整
    列された状態で、前記型アセンブリ内に前記ポリマーを配置するステップと、 前記型アセンブリから成形された物品を排出するステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】 前記伝導性フィラーとして細長い伝導性ファイバを提供する
    ステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記伝導性フィラーとしてフレーク状の材料を提供するス
    テップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記伝導性フィラーとしてライス状の材料を提供するステ
    ップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記伝導性フィラーとして炭素材料を提供するステップを
    さらに含む請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記伝導性フィラーとしてアルミニウム材料を提供するス
    テップをさらに含む請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 アルミニウム、アルミナ、銅、マグネシウム、および真鍮
    からなるグループから選択された前記伝導性材料を提供するステップをさらに含
    む請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 構造的に強化された物品の成形方法であって、 所望の形状の物品を形成することができる型アセンブリを提供するステップと
    、 前記物品の応力点によって所望のフィラー整列経路を決定するステップと、 前記フィラー整列経路の始まりに前記型アセンブリ内に入口ゲートを形成する
    ステップと、 前記物品の構造的な完全性を最適化するために、前記物品を通る前記フィラー
    材料の最適な位置を決定するステップと、 前記入口ゲートを介して前記型アセンブリ内に構造的に強化するフィラーを添
    加されたポリマーを導入するステップと、 前記フィラー整列経路の端部で前記型アセンブリを通気するステップと、 前記強化フィラーが、前記フィラー整列経路と実質的に平行にかつ前記フィラ
    ー整列経路と整列された状態で、前記型アセンブリに前記ポリマーを配置するス
    テップと、 前記型アセンブリから成形された物品を排出するステップとを含む方法。
  16. 【請求項16】 前記強化フィラーとして細長いファイバを提供するステッ
    プをさらに含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記強化フィラーとしてフレーク状の材料を提供するステ
    ップをさらに含む請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記強化フィラーとしてライス状の材料を提供するステッ
    プをさらに含む請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記強化フィラーとして炭素材料を提供するステップをさ
    らに含む請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記強化フィラーとしてアルミニウム材料を提供するステ
    ップをさらに含む請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 アルミニウム、アルミナ、銅、マグネシウム、炭素、およ
    び真鍮からなるグループから選択された前記強化材料を提供するステップをさら
    に含む請求項15に記載の方法。
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