JP2003528405A - コヒーレント・センサ検知画像の多時間フィルタリング方法 - Google Patents

コヒーレント・センサ検知画像の多時間フィルタリング方法

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JP2003528405A
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ヨーロピアン コミュニティー
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Abstract

(57)【要約】 同じ境界条件において、連続した異なる時刻t=T、T、…、Tに、同じセンサを使用して、特にレーダ・センサのようなコヒーレント・センサ手段によって検知される同一ターゲットの一連の2次元ディジタル入力画像I、I、…、Iを検知および記憶するステップ(100)を備え、各入力画像に離散2進ウェーブレット変換を適用するコヒーレント・センサ検知画像の多時間フィルタリング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔技術分野〕 本発明は、コヒーレント・センサ(coherent-sensor)の検知画像の多時間フ
ィルタリング方法に関する。
【0002】 〔背景技術〕 固定ターゲットの画像は、コヒーレント・センサ(とりわけレーダセンサ)を
使用して検出されることが知られている。例えば、地球表面の同一領域の画像は
、人工衛星に搭載されたコヒーレント・レーダセンサを使用して検出されている
。このような画像には、すべて細かい斑点状ノイズが生じがちであり、このノイ
ズは、ターゲットがセンサに使用されるコヒーレント放射を散乱することにより
生じ、その統計的特性はターゲットの性質に依存する。
【0003】 同一ターゲットの画像は、異なる時刻に検出されて評価器(estimator)に供
給される。評価器は、様々な画像中にある情報に基づいて特定の事象の動きを判
定する。これらの事象の動きには、物理的な変化(例えば特定の海面の汚染物質
の広がり)、生物学的な変化(例えば地球表面の農作物の成長)、大気の変化(
例えば、雲の動き)、または人為的な変化(例えば、特定地域の森林破壊)があ
る。
【0004】 〔発明の開示〕 本発明の目的は、このような画像に固有の細かい斑点状ノイズの効果的なフィ
ルタリング方法を提供し、もって前記事象を正確に復元することを可能とするこ
とである。本発明により、請求項1に記載されるようにコヒーレント・センサに
より生成される画像の多時間フィルタリング方法が提供される。以下、添付する
図面を参照して本発明の好適な実施例が記載される。
【0005】 〔発明実施の最良の形態〕 添付図面を参照すると、本発明による方法は最初のブロック100を備える。
最初のブロック100では、コヒーレント・センサ(とりわけレーダセンサ)に
より、連続する異なる時刻t=T、T、…、Tにおいて、同一境界条件下
で同一センサを用いて検知した、同一ターゲットの一連の(またはスタックの)
2次元ディジタル画像I、I、…、Iの連続を、(既知のアルゴリズム手
段により)検知し、記憶しおよび記録する第1のブロック100を備える。前記
コヒーレント・センサは画像の取得時間の間、一定の位相特性を実質的に維持す
る放射線を使用する既知のセンサである。
【0006】 より具体的には、2次元ディジタル画像I、I、…、Iを、同一の光源
配置(lighting geometry)を用いて検知して、検査対象である事象の段階的変
化以外の要因や細かい斑点状のノイズにより生ずる、反射率の空間的な歪みやば
らつきを防ぐ。
【0007】 画像I、I、…、Iは長方形であって、画素P(x,y)の2次元マト
リクスとして表現されることとし、各画素はその反射率を表す整数で定められる
。前記のように、事象の基本的な変化と細かい斑点状のノイズの存在のために、
異なる画像では対応する画素の反射率が変化する。
【0008】 ブロック100に続くブロック101では、ある時刻tに関して保存された各
画像について、マルチスケール微分演算子(multiscale differential operator
)として使用される離散2進ウェーブレット変換(Wavelet dyadic discrete tr
ansform)を計算する。
【0009】 より具体的には、実行するウェーブレット変換(マザーウェーブレットとして
の4次B−スプライン関数を使用する)は、入力画像をウェーブレット変換の低
域分割(low-pass branch)手段によってフィルタリングし、そして入力画像と
平滑化関数とを重畳することによって得られる(平滑信号(smooth signal)ま
たは平滑画像(smooth image)といわれる)平滑成分(smooth component)S(
x,y,t,s)を生成する。
【0010】 またウェーブレット変換は、第1の方向(x)について計算される平滑信号の
傾き、
【数3】 に比例する第1直交成分Wx(x,y,t,s)と、前記第1の方向に直交する
第2の方向(y)について計算された平滑信号の傾き、
【数4】 に比例する第2直交成分Wy(x,y,t,s)とを、平滑画像の各々のx,y
の画素に対して生成する。もし、ウェーブレット変換が繰り返されるならば、上
記の操作(信号のフィルタリングおよびxおよびy方向への傾きの計算)が、平
滑成分S(x,y,t,s)に対して再び適用され、さらに3つの要素(1つの
平滑成分と2つの直交成分)を得る。各々のウェーブレット変換の反復は、スケ
ール(scale)であるs要素の増加に対応する。計算された各成分は記憶され、
その後の処理に利用される。そしてサンプリングは全てのスケールsにおいて一
定に維持される。
【0011】 ブロック101に続くブロック102では、ブロック101で計算されたxお
よびy方向の2つの直交ウェーブレット成分に基づいて、直交ウェーブレット成
分の極座標表現を導出する。この導出は、直交ウェーブレット成分の絶対値M(
x,y,t,s)、および直交ウェーブレット成分であるWx(x,y,t,s
)とWy(x,y,t,s)との間の角度を、(既知の方法で)計算して行う。
【数5】
【0012】 ブロック102に続くブロック103では、前に計算した絶対値M(x,y,
t,s)を、以前に計算した平滑成分(信号)S(x,y,t,s)によって正
規化する。すなわち、
【数6】 とする。上記の操作は、画像中の細かい斑点状のノイズを均一化するのに役立つ
【0013】 ブロック103に続くブロック104では、(正規化された絶対値をピクセル
毎に分析する既知のアルゴリズムにより)正規化した絶対値Mnorm(x,y
,t,s)の極大値を計測する。通常、極大値は画像内の遷移領域(transition
region)、すなわち小区域内で反射率が急激に変化する領域に対応し、それは
各領域内で一定であり、相互に異なる反射率を有する、隣接する静止した領域の
縁を示す。ここで、静止した領域とは統計的な意味であり、すなわちその反射率
の平均値と自己相関が場所に依存しないことである。
【0014】 ブロック104で抽出した極大値を記憶して、次のブロック105へ送る。ブ
ロック105では、極大値を接続線(例えば折線の接続線)によって(既知のア
ルゴリズムで)接続する。一般に接続線は、入力画像内の均一領域の境界および
ポイント・ターゲット(point target)(いわゆるストロング・ストラクチャ(
strong structure))を示す。ブロック101〜105は、スタック内の様々な
入力画像Iについて、対応する数のストラクチャ画像(structure image)であ
るSTRUCT(x,y,t,s)を生成する。STRUCT(x,y,t,s
)には、各入力画像内のストロング・ストラクチャの存在および配置に関する情
報が含まれる。
【0015】 ストラクチャ画像は、全ての時刻tについて所定のスケールs=spにおいて
計算される。より具体的に言うと、ストラクチャ画像STRUCT(x,y,t
,s)は、信号雑音比との互換性が最良のスケールにおいて計算される。例えば
、4ルック(4-look)レーダセンサすなわち4つの画像(例えば欧州宇宙機関の
地球観測衛星1PRIにより検知された画像)の平均から1つの画像を与えるセ
ンサの場合では所定のスケールは、sp=2である。この実施例では、ウェーブ
レット変換を1度反復し、ストラクチャ画像は所定のスケールsp=2において
表される。
【0016】 ブロック105に続くブロック201では、計算された各々のスケールsの特
定の時刻tに対する各々の入力画像について、ウェーブレット変換の様々な平滑
成分S(x、y、z、s)、および直交成分Wx(x、y、z、s)、Wy(x
、y、z、s)を、(具体的にはメモリから呼び出して)利用可能にする。例え
ば、ウェーブレット変換が1度だけ反復された場合では、より高いスケールs=
1での成分Wx(x、y、z、1)、Wy(x、y、z、1)およびS(x、y
、z、1)、ならびにより低いスケールs=2での成分Wx(x、y、z、2)
、Wy(x、y、z、2)およびS(x、y、z、2)が、各画像Iについて利
用可能となる。
【0017】 ある所定のスケールに関するより低いスケールは、その所定スケールの成分に
関して少なくとも1回反復されたウェーブレット変換によって取得されたスケー
ルであることを意味する。より具体的には、(関数のスケール特性に基づく既知
のアルゴリズムにより)高スケール直交ウェーブレット成分(例えばs=1)を
、ブロック201で低スケール成分から(例えばs=2)再構成する。前記操作
は、全ての時刻T、T、…、Tについて実行され、再構成された高スケー
ル(例えばs=1)直交ウェーブレット成分Wrx(x,y,t,1)、Wry
(x,y,t,1)の取得のために供される。
【0018】 実際に、高スケール・ウェーブレット成分(s=1)は、保存されている2次
元入力画像の小構造(詳細部)をフィルタリングする際にもたらされた、高度の
ノイズを含んでいる。したがって、計算された高スケール(s=1)成分を直接
使用するかわりに、再構成されたウェーブレット成分を使用して次の操作を実行
する。再構成されたウェーブレット成分は、もともとノイズをあまり受けていな
い低スケール(s=2)のウェーブレット成分から導出されることにより、ノイ
ズの影響をあまり受けない。前記の再構成は、主にストロング・ストラクチャに
ついて信頼できる。再構成された直交ウェーブレット成分は、ブロック201に
おいて、さらにローパス・フィルタリング(スムージング)にかけることとして
もよい。
【0019】 ブロック201に続くブロック202では、直交ウェーブレット成分(再構成
された高スケール成分および計算された低スケール成分)をブロック105で生
成したストラクチャ画像に基づいてマスクする。
【0020】 詳細には、各時刻tおよび異なるスケール(例えばスケールs=1およびs=
2)について、対応するストラクチャ画像(すなわち、同一時刻に関するストラ
クチャ画像)内のストロング・ストラクチャに対応する直交ウェーブレット成分
の画素(再構成されたもの、計算されたものの双方)を保持し、訂正されたウェ
ーブレット成分Wcx(x,y,t,2)、Wcy(x,y,t,2)、Wcx
(x,y,t,1)、Wcy(x,y,t,1)を生成する。
【0021】 そして、各時刻tおよび異なるスケール(例えばスケールs=1およびs=2
)について、対応するストラクチャ画像(すなわち、同一時刻に関するストラク
チャ画像)内のストロング・ストラクチャに対応しない直交ウェーブレット成分
の画素(再構成されたもの、計算されたものの双方)を、ゼロにし、訂正された
ウェーブレット成分Wcx(x,y,t,2)、Wcy(x,y,t,2)、W
cx(x,y,t,1)、Wcy(x,y,t,1)を作成する。
【0022】 ブロック202に続くブロック203では、各画像Iについて、様々なスケー
ルにおける訂正されたウェーブレット成分、および様々なスケール(例えば、s
=1およびs=2)における平滑信号成分、すなわちS(x,y,t,1)、S
(x,y,t,2)、Wcx(x,y,t,2)、Wcy(x,y,t,2)、
Wcx(x,y,t,1)およびWcy(x,y,t,1)を、入力値として使
用して、ウェーブレット逆変換を計算する。
【0023】 ウェーブレット逆変換は、各時刻T、T、…、Tについて、対応するセ
グメント化された2次元ディジタル画像SEG(x,y,t)を生成する。セグ
メント化された画像SEG(x,y,t)は、1つのスケール(s=1)に関係
するので、スケール・インデックスは必要とされない。
【0024】 後に続くブロックでは、ストラクチャ画像STRUCT(x,y,t)(各画
像内のストロング・ストラクチャの存在と配置に関する情報を含む)、およびセ
グメント化された2次元ディジタル画像SEG(x,y,t)が供給される。
【0025】 ブロック203に続くブロック300は、構造上の情報(ストラクチャ画像S
TRUCT(x,y,t))、静止した領域における期待値に関する情報(セグ
メント化された画像SEG(x,y,t))、および開始画像と異なる時刻にお
ける同じターゲットのサンプル(画像スタック)から、時系列における画像の反
射率を評価する(再構成する)実際のプロセスを構成する。系列における1つの
画像、時刻Tと示された画像はフィルタリングされている。
【0026】 ブロック300は、フィルタリング操作を初期化する第1ブロック301を備
える。ブロック301に続く302は、使用中のtに関するセグメント化された
2次元画像SEG(x,y,t)を選択する(まず初めに、最初の時刻t=T に関するセグメント化された画像が選択され、引き続き、増加する時刻tに関す
る画像が選択される)。
【0027】 ブロック302に続くブロック303では、ブロック302にて選択された時
刻に関するセグメント化された2次元画像SEG(x,y,t)内の画素x、y
を選択する(最初に時刻t=Tとし、引き続き他の全ての時刻tについて続け
られる)。より具体的には、ブロック303に続くブロック304では、選択さ
れた画素がストロング・ストラクチャに関係するか否かを判断する。これは、対
応するストラクチャ画像STRUCT(x,y,t)上で(すなわち、同じ時刻
に関連して)行われ、ブロック303で選択されたもの(すなわち、おなじx、
y座標を有する)に対応する画素が、実際にストロング・ストラクチャに関係す
るか否かを判断する。その結果が肯定の場合はブロック305へ進み、逆の時は
ブロック306へ進む。
【0028】 ブロック305では、ブロック304で選択された画素について係数(重み)
p(x,y,t)をゼロとする(p(x,y,t)=0)。これに対し、ブロッ
ク306では、ブロック304で選択された画素について係数(重み)p(x,
y,t)を、時刻Tに関するセグメント化された2次元画像SEG(x,y,
)の画素の値と使用中の時刻tに関するセグメント化された2次元画像SE
G(x,y,t)の画素の値との間の比率により定めて計算する。すなわちp(
x,y,t)=SEG(x,y,T)/SEG(x,y,t)とする。
【0029】 ブロック305および306に続くブロック307では、使用中の時刻tに関
するセグメント化された画像内の全ての画素が分析されたか否かを判断する。そ
の結果が否定の場合は、ブロック307からブロック303に戻ってセグメント
化された画像内の他の画素x、yを選択する。結果が肯定の場合(時刻tに関す
るセグメント化された画像内の全ての画素が検査済みである場合)は、ブロック
307からブロック308へ行き、異なる時刻に関するセグメント化された画像
が、全て分析されたか否かを判断する。その結果が否定の場合(他の時刻につい
て検査すべきセグメント化された2次元ディジタル画像SEG(x,y,t)が
存在する場合)は、ブロック308からブロック302に戻って、まだ検査され
ていない時刻に関してセグメント化された2次元画像が選択され、前回の時刻に
続いて処理される。
【0030】 結果が肯定の場合(全ての時刻に関するセグメント化された画像SEG(x,
y,t)が分析済みである場合)は、ブロック308からブロック310へ進む
。上記の操作は、ある時刻に関する各セグメント化された画像について、セグメ
ント化された画像内にそれぞれ対応する重みp(x,y,t)の数の計算を与え
る。
【0031】 ブロック310は、初期時刻(T)に関するセグメント化された2次元画像
内の画素x、yを選択する。
【0032】 ブロック310に続くブロック320では、ブロック310で選択された画素
がストロング・ストラクチャに関係するか否かを判断する。これは(ブロック3
04のように)初期時刻Tに関するストラクチャ画像STRUCT(x,y,
)上において、ブロック310で選択されたものに対応する画素が、実際に
ストロング・ストラクチャに対応するか否かを判断することにより行われる。そ
の結果が肯定的な場合は、ブロック320からブロック322へと進み、逆の場
合はブロック320からブロック324へと進む。
【0033】 ブロック322では、ブロック310で選択された時刻Tに関するセグメン
ト化された画像内の画素は、(やはり時刻Tに関する)対応する元画像I内の
同じ値が代入される(いいかえれば、元画像の画素は、セグメント化された画像
内にコピーされる)。一方、ブロック324では、(既知のアルゴリズムにより
)ブロック305、および306で計算した重みを使用して、ブロック310で
選択された画素x、yについてのLMMSE評価量の値を計算する。
【0034】 LMMSE評価量は、加数の線形の(累積的な)組合せを使用する。各々の加
数は時刻tに関連し、該時刻について先に計算された重みp(x,y,t)と同
時刻についての元画像内の画素値との積からなる。すなわち、フィルタリングさ
れた最終画像における画素(x,y)の値=p(x,y,T)I(x,y)
+p(x,y,T)I(x,y)…p(x,y,T)I(x,y)とな
る。
【0035】 この評価量の定式化では、異なる時刻における画像内の斑点状ノイズが無関係
であることを前提としている。この前提は、例えば同じターゲットのレーダ画像
の時系列tのための観測のような、無関係の観測の場合は正当である。多周波数
ポラリメトリック画像(multifrequency polarimetric image)のような斑点状
ノイズに関係する場合では、評価量中の重みは、セグメント化される以前の静止
した領域において評価されるスペックル分散マトリクス(speckle covariance m
atrix)を、さらに掛けなければならない。
【0036】 ブロック322および324に続くブロック33では、初期時刻Tに関する
セグメント化された画像内の全ての画素が分析されたか否かを判断する。その結
果が否定的な場合(他に検査すべき画素が残っている場合)は、ブロック330
からブロック310へ戻り、画像内の他の画素x、yを選択する。結果が肯定的
な場合(初期時刻Tに関するセグメント化された画像内に検査すべき画素がな
い場合)には、ブロック330からブロック333へ進む。ブロック333では
、ブロック322および324で実行された操作により生成された画素を含む、
フィルタリングされた最終画像を与える。
【0037】 本発明による方法の主な利点、およびフィルタリングされた最終画像に見られ
る利点を以下に示す。 1.ストロング・ストラクチャがより正確に判定される。 2.例えば、異なる時刻に関する画像内で異なる場所にあるような動点でも判
定でき、したがって空間だけでなく時間的に変化する現象の追跡が可能となる。 3.静止した領域におけるレーダ反射率の本来のテクスチャ(texture)が、
(時間平均全体を使用する評価のために)元々の反射率に維持される。 4.詳細部(ポイント・ターゲットや境界線)が、移動窓局所評価量(moving window local estimator)を採用する方法と比較して、よりよく保たれる。 5.静止した領域間の遷移領域(端部)がよりよく定まる。 6.より適応した均一領域における反射率の期待値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法のフローチャートである。
【図2】 本発明による方法のフローチャートである。
【図3】 本発明による方法のフローチャートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コヒーレント・センサ検知画像の多時間フィルタリング方法
    において、 画素P(x,y)の反射率を表す整数によって各々定められる画素の2次元マ
    トリクスにより表現しうる2次元ディジタル画像であって、同じ境界条件におい
    て連続した異なる時刻t=T、T、…、Tに同じセンサを使用し、特にレ
    ーダセンサであるコヒーレント・センサ手段によって検知される同一ターゲット
    の一連の2次元ディジタル入力画像I、I、…、Iを検知および記憶する
    ステップ(100)と、 ある時刻tに関する各2次元ディジタル入力画像について、前記入力画像をフ
    ィルタリングして得られる平滑成分S(x,y,t,s)を生成し、第1の方向
    (x方向)について計算された前記平滑成分の傾きである、 【数1】 と比例する第1直交ウェーブレット成分と、前記第1の方向と直交する第2の
    方向(y方向)について計算された前記平滑成分の傾きである、 【数2】 と比例する第2直交ウェーブレット成分とを生成して、マルチスケール演算子
    として使用される離散2進ウェーブレット変換を計算するステップ(101)と
    、 各ウェーブレット変換反復がスケールs要素の増加に対応する、前記ウェーブ
    レット変換の計算操作を少なくとも1回反復して、少なくともさらなる3つの成
    分を取得するステップと、 絶対値M(x,y,t,s)、および前記2つの直交ウェーブレット成分Wx
    (x,y,t,s)とWy(x,y,t,s)との間の角度を計算して、直交ウ
    ェーブレット成分の極座標表現を導出するステップ(102)と、 各々計算された絶対値M(x,y,t,s)を、それぞれの前記平滑成分S(
    x,y,t,s)により正規化して、画像内の斑点状ノイズを均一にするステッ
    プ(103)と、 前記正規化された絶対値に関する画像を画素毎に分析して、前記正規化された
    絶対値Mnorm(x,y,t,s)の極大値を判定するステップ(104)と
    、 前記判定された極大値を、均一領域の境界およびポイント・ターゲットを示す
    接続線によって接続して、所定のスケールs=spにて全ての時刻tについて計
    算される、ストロング・ストラクチャの存在および配置に関する情報を含んだ、
    対応するストラクチャ画像STRUCT(x,y,t,s)を、前記一連の各入
    力画像Iについて生成するステップ(105)と、 高スケール(s=1)の直交ウェーブレット成分を低スケール(s=2)の成
    分から、全ての時刻T、T、…Tについて再構成して、再構成された直交
    ウェーブレット成分Wrx(x,y,t,1)およびWry(x,y,t,1)
    を得るステップ(201)と、 各時刻tおよび異なるスケールについて、前記対応するストラクチャ画像内の
    ストロング・ストラクチャに対応する、前記直交ウェーブレット成分内の画素を
    保持し、 各時刻tおよび異なるスケールについて、前記対応するストラクチャ画像内の
    ストロング・ストラクチャに対応しない、前記直交ウェーブレット成分内の画素
    をゼロにすることを備えるマスキング操作を行い、訂正された直交成分を得るス
    テップ(202)と、 入力値として様々なスケールsにおける前記訂正された直交ウェーブレット成
    分および様々なスケールsにおける前記平滑成分を使用して、各時刻T、T 、…Tについて、1つのスケール(s=1)に関係する対応するセグメント化
    された画像SEG(x,y,t)を生成する、ウェーブレット逆変換を計算する
    ステップ(203)と 前記ストラクチャ画像(x,y,t,s)およびセグメント化された画像SE
    G(x,y,t)内の情報を使用して、反射率を再構成するステップとを備える
    ことを特徴とする多時間フィルタリング方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェーブレット変換の計算操作を1回反復し、 前記再構成ステップを、スケールs=1における直交ウェーブレット成分を、
    スケールs=2における成分から再構成(201)することにより実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記再構成された直交ウェーブレット成分をフィルタリング
    するステップを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記反射率を再構成するステップが、 使用中の時刻tに関して前記セグメント化された2次元画像SEG(x,y,
    t)を選択するステップ(302)と、 前記選択されたセグメント化された画像内の画素x、yを選択するステップ(
    303)と、 前記選択されたセグメント化された画像に対応するストラクチャ画像STRU
    CT(x,y,t)上で、前記選択された画素に対応する画素がストロング・ス
    トラクチャに関係するか否かを判断し、前記選択された画素がストロング・スト
    ラクチャに関係する場合は、前記画素について重みp(x,y,t)をゼロとし
    (p(x,y,t)=0)(305)、前記選択された画素がストロング・スト
    ラクチャに関係しない場合は、前記画素は重みp(x,y,t)が、初期時刻T に関する前記セグメント化された2次元画像SEG(x,y,T0)内の画素
    の値と、現在使用中の時刻tに関する前記セグメント化された2次元画像SEG
    (x,y,t)内の画素の値との間の比率と等しいとして計算されることにより
    、前記選択された画素がストロング・ストラクチャに関係するか否かをチェック
    するステップ(304)と、 異なる時刻に関して、全ての前記画像について(308)かつ前記セグメント
    化された画像内の全ての画素について(307)、前記画素の選択ステップ(3
    03)およびチェック・ステップ(304)を繰り返し、それぞれのセグメント
    化された画像内のそれぞれの画素にそれぞれ関連する重みp(x,y,t)の数
    を計算するステップを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記初期時刻T0に関して前記セグメント化された2次元画
    像を選択するステップ(310)と、 前記初期時刻T0に関する前記セグメント化された2次元画像内の画素x、y
    を選択するステップ(320)と、 前記対応するストラクチャ画像STRUCT(x,y,t)上で、前記選択さ
    れた画素に対応する画素がストロング・ストラクチャに関係するか否かを判断し
    、前記選択された画素がストロング・ストラクチャに関係する場合は、初期時刻
    に関する前記セグメント化された画像内の前記画素に、対応する元入力画像
    I内の同じ値を代入し(322)、前記選択された画素がストロング・ストラク
    チャに関係しない場合は、初期時刻Tに関する前記セグメント化された画像内
    の前記画素に、先に計算された重み(305,306)を用いたLMMSE評価
    量により計算された値(324)を代入すること(322)により、前記選択さ
    れたセグメント化された画像内の前記選択された画素が、ストロング・ストラク
    チャに関係するか否かをチェックするステップと、 初期時刻Tに関するセグメント化された2次元画像内の全ての画素について
    、前記画素の選択ステップ(310)およびチェック・ステップ(320)を実
    行し、フィルタリングされた最終画像を与えるステップを備えることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記LMMSE評価量を計算するステップ(324)は、時
    刻tに各々関連し、該時刻について先に計算された前記重みp(x,y,t)と
    同時刻についての前記元画像内の画素値との積を備える、加数の線形結合を計算
    するステップを備えることを特徴とする請求項5に記載の方法。
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