JP2003527941A - 特に核・生物・化学兵器による攻撃に対して個人を保護するためのデバイス - Google Patents

特に核・生物・化学兵器による攻撃に対して個人を保護するためのデバイス

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JP2003527941A
JP2003527941A JP2001570331A JP2001570331A JP2003527941A JP 2003527941 A JP2003527941 A JP 2003527941A JP 2001570331 A JP2001570331 A JP 2001570331A JP 2001570331 A JP2001570331 A JP 2001570331A JP 2003527941 A JP2003527941 A JP 2003527941A
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ジャン−フィリップ・ボノム
ジャン−クロード・フォヴォー
ドミニク・ルマッソン
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インターテクニーク
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    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B18/00Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
    • A62B18/08Component parts for gas-masks or gas-helmets, e.g. windows, straps, speech transmitters, signal-devices
    • A62B18/084Means for fastening gas-masks to heads or helmets

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 呼吸用デバイスあるいはNBC保護を提供するためのデバイスは、呼吸ガス流入を許可する口鼻マスクと、吐き出し逆止弁を具備しかつマスクとは異なりかつ頭部に直接装着される要素により担持される呼吸ガス結合部材を具備した吐き出し流出口と、を備えている。前記結合部材は、口鼻マスク供給部に漏出防止状態で接続可能とする通路と、呼吸ガス供給部(32)との接続部を後方に持っていく側方パイプ(34)と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素欠乏に対して、(おそらく)さらに核・生物・化学兵器(NBC
)による攻撃に対して個人を保護するためのデバイスに関するもので、特に、軍
用機の乗組員のためのデバイスに関するものである。このようなデバイスは、気
道(respiratory tract)だけではなく頭部全体も保護しなければならない。こ
のために、上記デバイスは、概して、衣服と連続的に提供するネックシール(ne
ck seal)で終端するフードを備えている。
【0002】 本発明は、とりわけ、フード又はヘルメットに取り付けられるフープ(hoop)
と、該フープと漏出防止状態に結合する(leaktight connection)といった方法
で取付可能とするファスナを具備するフェースカバーであって、かつフェースカ
バーに呼吸ガスを供給するためのパイプ、又はフェースカバーの内側に収容され
又はフェースカバーに結合された口鼻マスクに直接呼吸ガスを供給するためのパ
イプを具備したフェースカバーとを備えるデバイスに関するものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
種々のタイプの航空機及び任務に容易に適合する装置を有することが望ましい
。不幸なことに、満足する必要のある使用が使用環境により変化する。デバイス
ヘリコプター乗組員により使用される場合には、呼吸ガスが概してブロワにより
供給される濾過空気(filtered air)であって、この呼吸ガスはNBC(核・生
物・化学兵器)の脅威がある場合にのみ着用者に供給され、他の環境では着用者
は直接周囲空気を呼吸する。デバイスが戦闘機パイロット用に意図したものであ
る場合には、呼吸ガスがマスクに供給され、高高度では、パイロットが周囲空気
により薄められた酸素を受け、かつ呼吸ガスは座席レギュレータ(seat regulat
or)から送り出されるか又は口鼻マスクに取り付けられかつ濾過吸気と酸素とを
供給するレギュレータから送り出される。
【0004】 完全NBC保護用デバイスは、不快感を与える。フェースカバーが容易に取り
付けられかつ取り外されるフープ(欧州特許出願第 0 885 632 号明細書)が存
在するので、乗組員は潜在的なNBCの脅威が存在する任務の継続期間中を通し
てフェースカバーを装着することを避けることができる。これは、フェースカバ
ーが非常に迅速に所定位置に装着可能であるからである。任務の所定の段階中に
乗組員メンバーが酸素富化空気を供給される必要がある場合には、フェースカバ
ーは、呼吸ガスを受ける口鼻マスクであって、周囲空気に直接導く吐き出し口を
具備した口鼻マスクにより補われる。
【0005】 現在の保護デバイスでは、フェースカバー(又は該フェースカバーを介してマ
スク)への呼吸ガスの送出、及びフェースカバーからバルブ手段を介して吐き出
されるガスの頻繁な排気は、前方に位置決めされており、これは、著しくかつ疲
労させるバランスの悪さを生じ、かつ場合によっては視界を妨げもする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特に、バランスの悪さを低減させつつ個人を保護するためのデバイ
スを提供することを追求している。
【0007】 このために、本発明は、頭部に直接装着する要素が、各ダクト; ・フェースカバー内又は口鼻マスク内に流入口を受容するためのソケットを、
呼吸ガスを供給するための側方結合管に接続し、かつ前記ソケットの背後に位置
決めされた一方のダクトと; ・吐き出し空気流出口を受容するためのソケットを、吐き出しバルブを具備し
た排気管に接続する他方のダクトと; を具備するデバイスを提供する。この排気管を同様に側方に配置することが可能
である。
【0008】 本発明の他の態様では、呼吸ガス流入を許可する口鼻マスクと、吐き出し逆止
弁を具備しかつマスクとは異なりかつ頭部に直接装着される要素により担持され
た呼吸ガス結合部材を具備した吐き出し流出口と、を有するデバイスにおいて、
前記結合部材が、口鼻マスク供給部に漏出防止状態で接続可能とする通路と、呼
吸ガス供給部との接続部を後方に持っていく側方パイプとを有していることを特
徴とする。
【0009】 よって、呼吸ガス供給「芋虫(caterpillar)」ホースの重量が、十分後方に
ずらされている。これにより、バランスの悪さの主要な部分が排除され、かつ着
用者の疲労を低減している。
【0010】 さらに、頭部の可動性については、供給部が前方から配置されている場合より
もそれほど邪魔になっていない。
【0011】 本発明において、ダクト又は各ダクトは、目、鼻、及び口を自由な状態にする
広い前方開口部を有するフードに、又は仏国特許第 2 710 272 号公開公報又は
米国特許第 5 588 948 号明細書に記載された種類のヘルメットに、取り付けら
れ又は取付可能なフープにより担持されている。
【0012】 デバイスの着用者がその着用者の占める位置に応じて左又は右の何れかの方向
から呼吸ガスを供給される機上で、デバイスが使用されるような場合には、中央
平面の各側方において2つの上下に重ねられた高さの位置に2つの開口部からな
る対を有するフープ上に結合部材を提供することが有利である。前記各開口部は
、互いに独立して閉鎖可能であり、かつ互いに通路により連通しており、一方の
対の通路は供給部と連通し、かつ他方の対の通路は排気管と連通し、各高さ位置
のうち一方の高さにある各開口部がフェースカバー又はマスクからの流出口に対
応し、他方の高さにある各開口部はフェースカバー又はマスクの供給部に対応し
ている。
【0013】 左又は右から供給可能とする他の構成は、各通路を介して左又は右に配置され
た閉鎖可能な各流入口に接続された中央結合部材を有するフープを具備すること
、及び結合部材によって接続するための空気コネクタ(pneumatic connector)
を有するフェースカバーを具備することにあり、よってマスクの中央部分を経て
かつフープを通る吐き出しが生じる。マスクとフープのそれぞれは、それ自体の
吐き出しバルブを担持し、かつ2つのバルブが段階的に作動する。
【0014】 上記特徴点及びそれ以外の特徴点は、何ら制限しない例として与えた以下の特
定の実施形態の記載を読むことによってより明らかになるであろう。前記記載は
、添付の図面を参照している。
【0015】
【発明の実施の形態】
例示により以下で記載する保護デバイスは、(参照可能である)欧州特許第 0 885 632 号明細書又は米国特許第 09/094 498 号明細書(Bonhomme 氏らによる
)に開示されている構造と概して同様である。この理由により、前記文献に対し
てなされた修正のみが、本明細書にて詳細に記載される。
【0016】 本発明の種々の実施形態を記載する前に、本発明の異なる各適用例が以下の異
なる機能を有するデバイスを導くことを想起することは適している。
【0017】 ・ヘリコプター上では、乗組員はヘルメットをかぶっている。ヘリコプターは
低高度で軍事行動をとる。NBCのリスクがある任務中には、フードがヘルメッ
ト下に無ければならない。リスクが差し迫っていない限り、フードは開放状態に
することができ、かつ着用者は周囲空気を吸うことができる。脅威の発生時には
、(必要な所では)ブロワにより濾過空気が供給され、かつ吸い込み経路及び吐
き出し経路が分離している口鼻マスクを担持するフェースカバーにより、着用者
は開口部を閉鎖する。
【0018】 ・作戦機上では、パイロットはヘルメットをかぶり、さらにNBCのリスクが
発生した際にはフードを装着しなければならない。開口部はフェースカバーによ
り閉鎖されている。パイロットは内部に呼吸マスクを着けている。(概して座席
に担持された)要求レギュレータ(demand regulator)がマスクに呼吸ガスを供
給する。前記呼吸ガスは高高度では酸素富化される。完全NBC保護を提供する
フェースカバー及びのど当て(bib)に気密接続するための取り外し可能フープ
を具備したマスクを使用することも可能である。耐NBC漏入性を提供するため
に、取り外し可能フェースカバーがフープに接続されている。フープは、ヘルメ
ット又はヘルメット下のフードのいずれかに取り付けられる。
【0019】 ・輸送機又は早期警戒機上では、乗組員は通常ヘルメットを継続的に着用しな
い。このような状況では、個々のNBC保護は、フードと、口鼻マスクに取付可
能でありかつフード又は特別なヘルメットにより担持されるフープに接続可能で
ある取り外し可能フェースカバーとにより提供されている。呼吸ガスは、座席に
より担持可能であり、又はフェースカバー内に配置可能であり、又はフェースカ
バー外部(例えば、胸部レギュレータ(chest regulator))に配置可能である要
求レギュレータを経て供給される。
【0020】 ブロワが取り付けられている場合には、ブロワが濾過空気を幾分加圧状態で供
給する。これは、フィルタリングによるヘッドロス(head loss)を補償し、か
つこれは、フード及び/又はフェースカバー内の空気を一掃する流れを保証する
【0021】 図1に示したデバイスは、特に、輸送機又は監視機(surveillance airplane
)の(多くの状況でヘルメットをかぶらない)乗組員により使用することができ
る。
【0022】 前記デバイスは、保護すべき乗組員がNBCのリスクのある任務の前に装着す
るフード42を備えている。フード42は、後部にガス排気逆止弁(図には見る
ことができない)を具備している。フード42は、ストラップ43により締める
ことができる。フードは、空気の通りを良くしかつ視界を明瞭にしている広い前
方開口部を有しており、この開口部はフープ28により取り囲まれている。図1
により示した例では、フープが気密状態にフードに取り付けられている。フープ
又はフードは、(必要な箇所に)結合するために、ヨーク50(図2)及び/又
はラチェット又は引き革(pull-strap)46を具備することができる。フープの
底部は前方に突出している。これは、口鼻マスクを受容するための十分な空間を
残している。さらに、フープの前面はフェースカバー(図1及び図2には示さず
)のための気密支持部材を保持し、前記フェースカバーはさらに口鼻マスクを保
持する。フェースカバーは、上述した欧州特許第 0 885 632 号明細書に記載さ
れた構造を有することができ、かつ種々の方法により:すなわち ・取り外し可能結合手段により; ・膨張及び収縮可能であるハーネスの作用により; ・フープにより担持された回動ノブ45により取り外し可能とされた下部留め
釘(peg)(図5)及びスナップ留め式側方留め具(snap-fastening side catch
)44の作用により; フープに対して取り外し可能に付与することができる。
【0023】 ヘリコプター上で使用する場合、又は低高度で飛行しかつ低い性能の航空機上
で使用する場合には、フェースカバー66(図1及び図2)はレギュレータを有
する必要はない。それは、その内部が濾過空気を受容し、かつ吐き出された排気
に対する別の経路を有するように構成されている。
【0024】 フープ28(図1)は、前方ではなく側方に接続する可撓性ホース又は「芋虫
ホース」32により空気が供給されるように構成されている。このために、フェ
ースカバー内に供給される新鮮な空気の流出口36が、ホース34の長さだけ先
端部39により終端されたベンド38に接続されている。図1及び図2は、ベン
ドをフープの前方部より十分後方にずらすことが可能であり、これによりバラン
スの悪さを低減することを示している。
【0025】 図1に示した例において、吐き出し経路は、逆止弁とベンドからの上流に連続
したバルブとを有する吸い込み経路に対する各要素と同様の各要素を備えている
【0026】 フェースカバー66は、図2に示した構造を有することができる。前記フェー
スカバーは、フープに対して押し付けるための図3に示したようなフレーム52
と、良好な光学的特性を有する透明材料からなる窓又はスクリーン54とを備え
ている。フレームの底部は、吸い込み経路と吐き出し経路とを分離状態に維持す
るために、(フープ前方の)フープの拡大部と係合する。
【0027】 フェースカバーは、鼻と口の周囲に押し当てる呼吸マスクであって、欧州特許
第 0 885 632 号公開公報に既に記載されたように、吸い込み経路及び吐き出し
経路とを分離状態に維持する密閉部を有する呼吸マスク(図示せず)を収容する
。マスクは、さらに、図1及び図2に示していないホースにより酸素を受容する
【0028】 図3は、フェースカバーをフード・フープアセンブリに取り付けるための変形
マウントを示している。フェースカバーは、膨張可能であってかつ欧州特許第 0
885 632 号公開公報の図4に示す部材と同種である空気ハーネス(pneumatic h
arness)70を具備している。フェースカバーは、酸素供給部に導く結合管72
と、前記空気ハーネスを膨張させるためのボタン74とを担持している。
【0029】 しばしば、特に、横並びしている2つの座席を有する航空機において、濾過空
気が特定の一側から供給されるように恣意的に指定することは不可能である。一
側又は他側から供給を行うことができるように、フープの端部拡大部は、左又は
右から供給されることに適している結合部材60を有している。これは、図4に
示した種類のものとすることができる。
【0030】 この結合部材60は、垂直方向中央平面について構造上対称である。例えば図
の右手側に、部材60が互いに連通した2つの上下に並べられた開口部62であ
って(空気、又はマスクがレギュレータを有していない場合には任意に酸素富化
された空気を供給する)呼吸空気供給ホースの一部分に接続するように構成され
た通路64と連通した開口部を有している。これらの2つの開口部は、互いに独
立して閉鎖可能である。下方の2つの開口部は、マスクの吐き出し経路内に開口
している。上方の2つの開口部は、吸い込み経路内に開口している。よって、一
方の下方開口部と一方の上方開口部を閉鎖することにより、各経路の一方又は他
方を呼吸ガス流入口又は排気管に随意に接続することが可能である。
【0031】 図4に示した種類の結合部材60を具備したフープにより使用可能であるフェ
ースカバー66が、図5に示されている。それは、フープ内に挿入するためのプ
レートであって空気を通すことが可能な4つのホール69を提供するためのプレ
ート68を有している。同様に、前記プレートは、フェースカバーをフープに取
り付けるための中央留め釘(central peg)と協動する。
【0032】 ヘリコプター上で使用する場合には、酸素は供給されず、濾過空気のみ供給さ
れる。危険な期間以外では、乗組員は、ヘルメットの下にフードのみを装着しか
つフードの広い開口部を介して自由に呼吸することができる。NBCの脅威があ
る場合には、使用者は、図1に示した種類のアセンブリを介してブロワに接続さ
れたマスクを具備したフェースカバーを装着する。
【0033】 図6及び図7に示した変更実施形態では、フード又はネックシールが取り付け
られたマスクに接続するためのフープ28が、マスク80を受容するように構成
され、かつマスクが直接供給されかつ所定位置のフェースカバーのバイザーが分
岐継手により換気される方法と,バイザー曇り除去片(visor de-misting strip
)が直接供給され、かつマスクに対する戻りがフェースカバーの内部から空気を
取り入れるための吸い込みバルブ98を具備している方法といった2通りの方法
で作動するように構成されている。
【0034】 このために、フェースカバーは複数のパーツから組み立てられたマスク受容ボ
ックス82(図6及び図7)を担持している。プレート68(図5)を受容する
ための結合ブロック60は、プレートに対向するフープ上に配置されている。ボ
ックス82が空気流通開口部により穿孔された供給プレート84を担持している
。それは、ソケット86と、図6に示すような開放位置と図7に示すような閉鎖
位置との間で移動可能とする手動スイッチ90を有するフラップ88とを備える
シャッターアセンブリを具備している。
【0035】 (ブロワの通常作動に対応する)開放位置では、開放フラップによって、マス
ク結合部94により担持された部材92を備えかつ組み合わされた吸い込み及び
吐き出しバルブに、空気が到達可能としている。一部の流れが、バイザーに向か
ってそれる。前記結合部は吐き出しチャネルを有し、かつソケットはバイザーの
曇りを除去するための流出口98を担持している。
【0036】 ブロワが故障した場合に、又は強力に曇り除去をする必要がある場合に、ユー
ザはフラップを閉鎖する。マスクは、各吸い込みバルブ98を介してフェースカ
バーから貫通する空気が殆ど直接供給されない。これにより、使用状態に応じて
、吐き出しによる多量の水分を含んでいない空気により曇り除去を行うことが可
能となる。これは、補償膜(compensated membrane)により比較的容易に作られ
る。
【0037】 加圧が使用可能である状態で酸素を供給する図3に示した種類のハーネスによ
って、前記フェースカバーが保持されるように構成することが可能である。それ
は、先端部100に接続され、かつ膨張ボタン102が取り付けられている。
【0038】 本デバイスが作戦機上で使用されるように構成される場合には、パイロットは
、ヘルメットを装着し、かつマスクは常に装着しているので、マスクをフェース
カバーから分離されなければならない。装置が外部レギュレータを有する場合に
は、マスクは、ホース38と、図1に示した種類の長さのホース34であってフ
ードに取り付けられたフープ28に取り付けられたホースとを介して、呼吸ガス
が供給される。
【0039】 図8に示した変形実施形態では、フープ28が、ヘルメットにより担持された
各ラグ(lug)106と係合する各留め金104によりヘルメット42に取り付
けられている。この配置は、何らNBCのリスクがないが、酸素の欠乏及び/又
は煙のリスクがある任務中に使用することも可能である。このような状況では、
パイロットはフードを着用しないが、フェースカバーと、座席レギュレータ又は
マスクが要求レギュレータを担持しているならば酸素源により供給されるマスク
(図示せず)とを備えるアセンブリのみを装着する。バランスの悪さを除く点に
関連する有利点の全てが維持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施可能とするフープ・フードアセンブリを示す斜視図
である。
【図2】 図1のアセンブリに組み込まれる種類のフープの斜視図である。
【図3】 空気ハーネスを装着した図1の適切なフェースカバーを示す図で
ある。
【図4】 一側又は他側から供給することが可能であるフープ又はフェース
カバーのための結合部材の一例の斜視図である。
【図5】 図4に示した種類の部材と協動するための結合プレートが取り付
けられたフェースカバーの斜視図である。
【図6】 マスクを受容するためのフェースカバーであって、図1に示した
種類のフープに取付可能であるフェースカバーの拡大斜視図である。前記カバー
は、図4に示した種類の結合部材を具備している。
【図7】 図6に示した種類のフェースカバーにより使用するためのマスク
の斜視図である。
【図8】 フープをヘルメットに取付可能としている一実施可能図である。
【符号の説明】
32 呼吸ガス供給部 34 ホース(側方パイプ) 36 流出口 60 結合部材 62 開口部 64 通路 66 フェースカバー 80 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ドミニク・ルマッソン フランス・F−78340・レ・クライエ−ス −ボワ・アヴニュ・ラファイエット・28 Fターム(参考) 2E185 AA01 AA05 AA06 BA08 CA01 CB02 CC22 CC36 CC45 CC53 CC54 CC58

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼吸ガス流入を許可する口鼻マスクと、吐き出し逆止弁を具
    備しかつマスクとは異なりかつ頭部に直接装着される要素により担持される呼吸
    ガス結合部材を具備した吐き出し流出口と、を有する呼吸用デバイスあるいはN
    BC保護を提供するためのデバイスにおいて、 前記結合部材が、口鼻マスク供給部に漏出防止状態で接続可能とする通路と、
    呼吸ガス供給部(32)との接続部を後方に持っていく側方パイプ(34)と、
    を有していることを特徴とするデバイス。
  2. 【請求項2】 前記接続部が外部に逆止弁を有していることを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記マスクとは異なる要素が、目、鼻、及び口を係合解除状
    態にするNBC保護フード内で永続的に配置されるか又は閉鎖又は開放のために
    取り外し可能とされた気密結合手段を具備したフープにより構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の装置。
  4. 【請求項4】 吐き出し結合部が、前記接続部を後方に持っていく側方パイ
    プをさらに有することを特徴とする請求項1,2,3のうちの何れか1項記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 さらに、要求レギュレータを具備した口鼻マスク又は該要求
    レギュレータに接続された口鼻マスクを有する一体型アセンブリを構成するフェ
    ースカバーを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記結合部材が、呼吸混合気を供給する座席レギュレータに
    ホース(32)により接続されるように構成され、かつ前記混合気を換気するた
    めに、前記混合気が前記フェースカバー内にそらされることを特徴とする請求項
    1乃至4の何れか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 フード(42)又はヘルメットに取り付けられるフープと、
    前記フープに対して気密状態に押し当てることが可能である各留め具を具備した
    随意のフェースカバーとを備え、前記フープが呼吸ガスを前記フェースカバーに
    供給するためのホース、又は前記フェースカバーに収容されるか又は前記フェー
    スカバーに接続可能である口鼻マスクに直接供給するためのホースを具備してい
    る個人を保護するためのデバイスにおいて、 頭部に直接装着される要素が、呼吸ガスを供給するための側方結合部に前記フ
    ェースカバーの流入口又は口鼻マスクを受容するためのソケットを接続するダク
    トであって、前記ソケットの後方に配置されたダクトを具備することを特徴とす
    るデバイス。
  8. 【請求項8】 前記要素が、さらに、吐き出しバルブを具備した側方排気管
    に導く吐き出し空気流出口を受容するためのソケットを担持することを特徴とす
    る請求項7記載のデバイス。
  9. 【請求項9】 結合部材が、中央平面の両側に、互いに独立して閉鎖可能で
    ありかつ互いに連通しかつ各通路に連通した2つの上下に重ねられた開口部を有
    する前記フープに設けられ、前記各通路の一方が前記供給部と連通しており、か
    つ前記各通路の他方が排気管と連通し、各高さ位置の一方にある各開口部がフェ
    ースカバー又はマスクからの流出口に対応し、他方の高さにある各開口部がフェ
    ースカバー又はマスクに対する供給部に対応していることを特徴とする請求項7
    又は8の何れか1項に記載のデバイス。
  10. 【請求項10】 ヘルメットに取り付けられたフープにより、前記供給パイ
    プが、第1に座席レギュレータに接続され、かつ第2にマスクに直接接続される
    ことを特徴とする請求項7記載のデバイス。
  11. 【請求項11】 呼吸ガスがブロワにより供給される濾過空気により構成さ
    れている呼吸ガス供給部が、口鼻マスクに供給可能とするか、又はフェースカバ
    ーにそして該フェースカバーを介してマスクに供給可能とするスイッチ手段に接
    続されていることを特徴とする酸素供給をしない請求項7記載のデバイス。
JP2001570331A 2000-03-27 2001-03-26 特に核・生物・化学兵器による攻撃に対して個人を保護するためのデバイス Withdrawn JP2003527941A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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