JP2003526431A - デンタルフロスの使用を奨励する方法と装置 - Google Patents

デンタルフロスの使用を奨励する方法と装置

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JP2003526431A
JP2003526431A JP2001566403A JP2001566403A JP2003526431A JP 2003526431 A JP2003526431 A JP 2003526431A JP 2001566403 A JP2001566403 A JP 2001566403A JP 2001566403 A JP2001566403 A JP 2001566403A JP 2003526431 A JP2003526431 A JP 2003526431A
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dental floss
container
shape
combination
dental
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JP2001566403A
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マイケル, ビー. パーリン,
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スマイリー トゥース フロス コーポレイション
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C15/00Devices for cleaning between the teeth
    • A61C15/04Dental floss; Floss holders
    • A61C15/043Containers, dispensers, or the like, e.g. with cutting means

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 デンタルフロスの使用を奨励するに際してデンタルフロスの使用が健康な歯を促進することを教育する。デンタルフロスは容器(10)に入れて提供され、該容器は健康な歯(20、30)を示す形状と色彩とを有している。デンタルフロス容器(10)が健康な歯(20、30)の形状を有している場合もある。また容器(10)は歯(110)の形状を有している場合もある。またデンタルフロスには果物の芳香が付けられていることもあり、容器(10)が果物の形状を有していることもある(図3a〜3f)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明の分野は歯の衛生である。
【0002】
【発明の背景】
歯間隙間をデンタルフロスで洗浄することは歯の衛生の重要な部分であり、基
本的なデンタルフロスは当業界において多年に亙って知られている。しかし基本
的なデンタルフロスは破砕したり破壊し易く、または人々に日常的なデンタルフ
ロスの使用を躊躇させる好ましからざる他の品質を有していることもある。した
がって少なくともいずれかの問題を克服して、より日常的にデンタルフロスを使
用するように人々に奨励する種々の努力がなされてきた。
【0003】 努力の内あるものはデンタルフロスの材料を改良することに向けられた。例え
ばあるデンタルフロスにおいては破壊防止のためにナイロンまたはポリエチレン
糸が用いられたが、他のデンタルフロスではゴアテックスまたはポリテトラ・フ
ルオロエチレン(PTFE)を利用してプラークの摩耗を緩やかにしている。
【0004】 デンタルフロスの破砕抵抗と滑り特性をさらに改善すべく、デンタルフロスを
平坦な構造(すなわち、テープ)にしたり、ワックスなどの疎水性材料でデンタ
ルフロスを被覆することも知られている。さらにデンタルフロスに芳香性組成物
を被覆したり染み込ませて美的魅力を増すこともできる。デンタルフロスのため
に改良された材料は破壊を低減したり滑りを改善したりするものの、これらの改
良を日常的な歯間洗浄の動機付けとしてよりは不快感の低減と受け取る人もいる
【0005】 他にもデンタルフロスの包装の改良に向けられた努力がある。一般にデンタル
フロスは箱型の容器に包装されている。箱型容器は単なるデンタルフロスの貯蔵
には充分ではあるが、箱型の容器は魅力がなく、しかも使用者による携帯には扱
い難い。したがってデンタルフロスを使う機会を減殺する。
【0006】 台形の容器に伴う問題を少なくとも一部克服すべくアメリカ特許第43277
55号(Endelson,R.A.)にはクレジットカード型のデンタルフロ
ス容器が開示されている。これは使用者の財布内に携帯できるものである。しか
しデンタルフロスの供給量が低く制約されるので、使用者がデンタルフロスを頻
繁に使う気にならない。
【0007】 他の例ではアメリカ特許第Des 311259号(R.M.Smith)の
ものは人の歯型のデンタルフロスである。これは教育的道具と言うよりは、玩具
としてデンタルフロスの使用を奨励している。
【0008】 その他にも「殺プラークデンタルフロス群」があり、包装が全くなくて複数の
デンタルフロスが群状に結束されている。これはデンタルフロスの予め切断され
たセグメントを与えるという利点はあるが、残りのセグメントが湿気などの好ま
しくない衛生状態に露出されているので、デンタルフロスそのものが使用者にと
って魅力のないものとなってしまう。
【0009】 さらに他の例ではデンタルフロスの代りに回転フィラメントが用いられており
、これを歯間の隙間に挿入するようになっている(例えばBraun/Oral
B社によるInterclean Applianceがそれである)。回転フ
ィラメントによる歯間隙間の洗浄は周辺の歯肉を傷めないといる利点がある。し
かしこれの使用には電池駆動の装置を購入しなければならなく、フィラメントの
周期的交換も必要なので、それだけコストが多くなる。
【0010】 回転フィラメントに伴う問題を少なくとも一部克服すべく、口内洗浄器からの
水流を集中させることもできる。口内洗浄はブリッジ、義歯、歯冠などがデンタ
ルフロスの使用を邪魔したり不可能とする場合には特に好ましいものである。し
かし口内洗浄は一般に自宅における不動時の使用に限定される。しかも流体ポン
プ、流体管およびジェットなどがバイ菌の成長を避けるための完全洗浄には必要
である。さらに口内洗浄のコストは通常のデンタルフロスに比べて多くの使用者
にとって手が届かない傾向にある。
【0011】 デンタルフロスの機能と外観を改良しようとする種々の努力にも拘わらず、そ
の全てまたはほとんどはデンタルフロスの使用を奨励するのに成果を上げていな
い。したがってまだデンタルフロスの使用を奨励できる技術の提供が必要とされ
ている。
【0012】
【発明の要約】
この発明はデンタルフロスの使用を奨励する方法に向けられたものである。一
手法においてはデンタルフロスの使用が歯の健康を促進するということの教育が
なされる。この教育は容器に入れてデンタルフロスを与えることと組み合わされ
、該容器は健康な歯の形状と色彩とを具えたものである。これによりデンタルフ
ロスの常用が好ましい結果を齎すということを示して、デンタルフロスを使用し
ようという動機付けが行われるのである。
【0013】 この発明の一実施例にあっては、上記の組合せは一時的、構造的および近称組
合せを含んでいる。一時的組合せにあっては、1時間以内に使用者にデンタルフ
ロスを教育しかつ与えるのが望ましい。構造的組合せにあっては、絵文字または
印刷指示を用意してこれらを容器上に表示するのが望ましい。また近称組合せに
おいては、印刷指示を用意してデンタルフロス容器を封入したパッケージに表示
するのが望ましい。
【0014】 この発明の他の実施例にあっては、教育するに際して絵文字または印刷指示を
用いるもので、これらが容器上に表示されることもある。他の実施例にあっては
、デンタルフロスはナイロン、ポリエチレン(PE)またはポリテトラ・フルオ
ロエチレン(PTFE)から製造し、容器の形状は3根臼歯、2根臼歯、臼歯ま
たは門歯形とするのが望ましい。
【0015】 この発明のさらに他の実施例にあっては、デンタルフロスに果物の芳香付けを
して、容器には果物の形状を持たせる。芳香は一般に人工的なものとし、ストロ
ベリー、ラズベリー、チェリー、バナナ、ココナツおよびリンゴなどとする。
【0016】 以下添付の図面により種々の実施例を挙げて、更に詳細にこの発明について説
明する。
【0017】
【詳細な説明】
図1においてデンタルフロスの使用を奨励する方法100はデンタルフロスの
使用が健康な歯を促進することを教育するステップ110、教育を容器に入れた
デンタルフロスを与えることと組み合わせるステップ120を含んでいる。ここ
で容器は健康な歯を示す形状と色彩とを具えており、これによりデンタルフロス
の使用を奨励するのである。
【0018】 一実施例においては、使用者はティーンエージャーであって、2種類の絵文字
により教育される。この絵文字はいかに適正にデンタルフロスを使用するかを示
しており、簡単な印刷文により、適切にデンタルフロスを使用することがプラー
クの形成を低減して健康な歯を促進することを、強調するのである。絵文字と強
調文とはともにデンタルフロス容器に印刷するのが望ましい。
【0019】 デンタルフロスはミント香のワックスを塗ったナイロンテープであり、容器の
収容空間中のスプールに取り付けられる。容器は2根臼歯形状を具えており、全
体で4〜5cmの高さであり、好ましくは白またはオフホワイトである。
【0020】 容器の頂部には蓋が設けられており、開構造と閉構造との間を動くことができ
る。蓋が開構造のときにはスプール中にないデンタルフロスの部分は容器の外部
からアクセス可能である。デンタルフロスは容器の頂部に組み付けられた金属舌
片を用いて、容器に対するデンタルフロスの運動中に、供給材から切断される。
【0021】 他の実施例においては使用者は若い世代に限定されるものではなく、人口構成
の種々の年代であってもよい。例えば5〜12歳(すなわち幼児がまだ乳歯を持
っている)の幼児の教育は、年配者より習慣により効果的に馴染むので、特に有
益である。しかし13〜30歳の年代でも視野に入る。
【0022】 教育ステップに関しては種々の方法があり、対人教育、ラジオまたはテレビ教
育、印刷物による教育などがある。例えば対人教育の場合には歯科衛生士、親、
先生または同僚などが「なぜ」そして「いかにして」デンタルフロスを使用する
かを指導する。
【0023】 ラジオやテレビによる教育の場合には、歯科医または歯科衛生士が「なぜ」そ
して「いかにして」デンタルフロスを使用するかについて情報を提供する。印刷
物による教育の場合には、小冊子、パンフレット、フライヤーなどを用いる。
【0024】 印刷物の提供による教育として特に好ましいのは、デンタルフロス容器上や容
器を封入したパッケージ上に印刷情報を表示することである。容器やパッケージ
に印刷情報が表示されている場合には、「なぜ」そして「いかに」デンタルフロ
スを使うかについての絵文字および/または書き込み指導が望ましい。
【0025】 教育のひとつの目的はデンタルフロスの所望の結果の展示にあり、健康な歯の
図やシンボルや記載である。これらの図やシンボルや記載は同じであるかまたは
デンタルフロス容器の形状色彩を示すものである。したがって「なぜ」そして「
いかに」デンタルフロスを使うのかを教育し、かつデンタルフロスの日常的使用
の所望の結果を展示することにより、健康な歯の形状色彩を持った容器の使用が
使用者をしてデンタルフロスを利用する動機を持たせるのである。
【0026】 デンタルフロスの使用は健康な歯を助長するのみならず、歯間隙間以外の部位
、例えば歯肉、歯根膜ポケット、口内凹部一般、心臓や肺などの健康状態を改善
することは特に評価されるべきである(例えばIII不適切な口腔衛生処置の影
響、J Am Dent Assoc. 1980年9月;101(3):47
6〜80参照)。
【0027】 絵文字や印刷情報に加えて、笑った歯などの動機的なキャラクター(例えば笑
いの輝く歯の上方に1対の目など)容器の外側に表示する。また教育においては
、デンタルフロスに用いる材料の違いについての情報、歯肉の健康に関する情報
なども含まれる。
【0028】 容器中のデンタルフロスは種々の材料、つまり天然・合成材料から製造される
ものである。例えばナイロン、PEまたはPTFEなどである。さらにデンタル
フロスはミクロビーズ、薬理的に活性な物質、味/芳香を向上させる物質または
化合物、抗菌物質などを含有してもよい。
【0029】 教育ステップが一時的組合せで組み合わされてデンタルフロスを与える場合に
は教育とデンタルフロスの供与は1時間以内に準備して置くのが望ましい。しか
し時間としては分または時間、または1以上の日であってもよい。教育ステップ
が構造組合せで組み合わされてデンタルフロスを与える場合には、絵文字および
印刷指示などの教育的要素が供与される。教育的要素はデンタルフロス容器上に
表示される。
【0030】 教育ステップが近称組合せで組み合わされてデンタルフロスを与える場合には
、絵文字や印刷指示などの教育的要素が準備されて、容器を封入したパッケージ
上に表示される。
【0031】 容器の形状と色彩に関しては、形状としては2根臼歯および一般的な歯形のデ
ンタルフロスが図2Aに表示されている。図中の歯形デンタルフロス容器10は
上部20と脚部30とを有している。上部は上面26Aと複数の側部26Bとを
有している。上部20の一側部26Bには開口22があり、これを通ってデンタ
ルフロス40が容器中の供給源(図示せず)から挿通される。開口22に次いで
金属舌片24が位置し、金属舌片を使って所望の長さでデンタルフロスを保持切
断する。これにはデンタルフロスを容器と舌片との間に通して容器に対してデン
タルフロスを動かしてやる。
【0032】 しかし容器の形状を2根臼歯に限定する必要はなく、3根臼歯、小臼歯、犬歯
、門歯などでもよい。デンタルフロス容器の大きさは人間の歯の大きさと同じで
あるか少なくとも類似であるのが望ましいが、他の大きさであってもよい。例え
ば容器に上部より短い脚部(例えば脚部の全長を上部の全長の0.9〜0.1倍
とする)を設けたり、上部より長い延在脚部(例えば脚部の全長を上部の全長の
1.1〜4.0倍とする)を設けたりしてもよい。要するに歯形デンタルフロス
容器が健康な歯を示していればよいのである。
【0033】 ここで「健康な歯を示している」とは歯が健康な歯の教示(教育)の視覚的表
現であることを意味している。例えば教育ステップにおいて健康な歯が2個の白
い根と白い上部とを有していることを教える。すると2個の白い根形延在部と白
い上部(図2Aに示したような)とを有した歯形デンタルフロス容器は健康な歯
を示していることになる。
【0034】 健康な歯を示す限りにおいては、比較的抽象的な形状でもよい。抽象的な歯形
は容器が平らなパックディスペンサーからなるときには有益である。図2C参照
のこと。
【0035】 容器の材料に関してはこの発明にあっては特に限定するものではなく、天然お
よび合成ポリマー、金属およびこれらの適宜な組合せがある。例えばポリエチレ
ン、ポリスチレン、アルミニウム、クロミウムおよびこれらの合金などがある。
【0036】 デンタルフロス容器の形状は単一の歯形に限定されるものではなく、2個以上
の歯であってもよく、図2Bに示すような咬翼であってもよい。咬翼110は上
顎120と下顎130を有しており、デンタルフロス140は顎(図示せず)の
間に収納され、容器からは顎間または上下顎中の2個の歯を通って引っ張り出さ
れる。
【0037】 特に注目すべきことであるが、脚部は容器の毛細管現象により水が上部に引き
上げられるのを防止するような寸法とする。脚部の高さは上部の全高の少なくと
も10%、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは40%を越えるように
考慮する。毛細管現象による水から容器の内容物を防止することが特に望まれる
場合には、容器の最大水平外周が、上部の上面が上部の側部と会合する位置(例
えば側部の凸状構造)以外の、上部上の位置にあるのが望ましい。
【0038】 容器が水性環境(例えば風呂のカウンター)内で用いられるときにはこのよう
な構造は特に有利である。なぜなら、容器が倒れた場合に、脚部が最大外周の点
とともに上部を毛細管水の潜在的な源から離すからである。凸状側壁と脚部とを
具えた容器上部の足跡よりも狭いのである。
【0039】 他の実施例においては、上部に蓋を具えて、開構造と閉構造との間を可動にす
る。蓋は上部の一側部に軸承するのが特に望ましく、これには容器と同材料の可
撓性連結子を用いる。蓋の上面は歯の表面(骨構造)と同じ形状とする。容器に
蓋を具えた場合には、開口と舌片とは容器の上部の上面に位置させて、閉構造に
なったときに蓋により覆われるようにする。
【0040】 舌片に関しては、デンタルフロスを切断する機構が望ましい。該切断機構は容
器に対してデンタルフロスを動かさずに切断できるようにする。例えば脚部と上
部を可動状に相互連結して、脚部が上部中に一部滑動するようにする。この構造
だと、脚部と上部とが重複する領域があり、この重複領域においては開口の対応
する位置に1対のブレードが取り付けられている。デンタルフロスが開口に通さ
れると、脚部と上部とが相互移動してブレードのせん断運動によりデンタルフロ
スが切断される。
【0041】 さらに他の実施例においては、デンタルフロスに果物の芳香を与えることによ
り使用者にデンタルフロスの日常的な使用をより奨励するようにできる。この場
合デンタルフロスは少なくとも部分的に果物形状の容器により封入される。
【0042】 デンタルフロスはナイロンから形成して人工的なストロベリーの芳香を染み込
ませるのが望ましい。容器はストロベリー形の平坦なパック型容器とし、そのス
ナップ型の蓋で容器から出るデンタルフロスの領域を覆うようにする。また容器
の色彩もストロベリーのような赤色とするのが望ましい。
【0043】 デンタルフロスに芳香付けするには種々の方法と芳香とがある。さらにこの発
明は特定のタイプのデンタルフロスに限定されるものではなく、ナイロン以外で
も種々のデンタルフロスがあり、例えば綿、PEおよびPTFEなどがある。同
様に人工的なストロベリー以外にも種々な芳香が使われ、天然および合成果物芳
香としてラズベリー、チェリー、バナナ、ココナツおよびリンゴ芳香などが使わ
れる。
【0044】 容器に関しては、その形状が果物を象徴するものが考えられ、デンタルフロス
の芳香が容器に用いられる実際の果物を決める。例えばバナナ芳香のデンタルフ
ロスはバナナ形状の容器を持っている。その他にも形状としてはラズベリー、チ
ェリー、リンゴなどが考えられ、果物型デンタルフロス容器の例を図3A〜Fに
示す。
【0045】 非果物型容器としてはタマネギやニンニクなど野菜の不快な口臭に似たものが
考えられ、これによりそのような野菜を含んだ食事の後で、デンタルフロスを使
うことを思い出させるのである。例えばチェリーやリンゴなどの茎のある果物を
象徴する場合には、容器は茎部分にループ、開口その他キーリングや吸着カップ
を固定できる要素を有するようにしてもよい。容器には平らなパック状のものが
望ましいが、射出成形などの容器も考えられる。前記した歯型の容器についても
追加の要素を付けてもよい。
【0046】 デンタルフロス容器はマンガキャラクターの形状であってもよい。これは児童
にデンタルフロスの日常的な使用を動機付ける際には特に有利である。マンガキ
ャラクター型容器はマンガキャラクターの教育と組合せであるのが望ましく、親
が押し付ける形でなく児童にデンタルフロスの日常的使用を奨励するのに利用で
きる。例えばポケモンキャラクター(Weepinbell、Tentacoo
l、Geodudeなど)やディズニーキャラクター(Mickey Mous
e、Goofy、The little Mermaidなど)、テレタビーキ
ャラクターやワーナーブラザースキャラクター(Bugs bunny、Duf
fy Duckなど)などがある。
【0047】 教育は児童に、デンタルフロスの日常的使用が健康な歯を促進することを、教
える。その方法としてはテレビ広告、印刷小冊子、フライヤー、ステッカーなど
がある。マンガキャラクター型容器は芳香付けをしてより使用を訴えるようにす
ることも考えられる。教育とデンタルフロスの供与との組合せに関しては前記し
たことと同じに考慮すればよい。
【0048】 以上種々の実施例について記載したが、この発明はこれらに限定されるもので
はなく、種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によってデンタルフロスを使用することを使用者に奨励する方法を示
すフローチャートである。
【図2】 この発明によるデンタルフロスディスペンサーの一例を示す斜視図である。
【図3】 この発明によるデンタルフロスディスペンサーの他の例を示す側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月28日(2002.6.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デンタルフロスの使用が歯の健康を促進することを使用者に
    教育し、教育ステップと組み合わせて、健康な歯を示す形状と色を有した容器に
    入れてデンタルフロスを与えて使用者にデンタルフロスの使用を奨励することを
    特徴とする使用者にデンタルフロスの使用を奨励する方法。
  2. 【請求項2】 組合せに際して一時的な組合せを行うことを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 一時的組合せに際して、教育しかつ使用者に1時間以内にデ
    ンタルフロスを与えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 組合せが構造的組合せであることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 教育するに際して絵文字を与え、構造的組合せに際して絵文
    字を容器上に表示することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 教育に際して印刷された指示を与え、構造的組合せに際して
    印刷された指示を容器上に表示する ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 組合せが近称組合せであることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 教育に際して印刷された指示を与え、近称組合せに際して印
    刷された指示をデンタルフロス容器を封入したパッケージ上に表示することを特
    徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 デンタルフロスがナイロン、ポリエチレンおよびポリテトラ
    ・フルオロエチレンからなる群から選ばれた材料から製造されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 デンタルフロスが薬学的に活性な物質を含んでいることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 デンタルフロスが芳香付けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 容器の形状が3根臼歯状であることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 容器の形状が2根臼歯状であることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 容器が臼歯の形状を有していることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 容器が門歯の形状を有していることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 容器がポリエチレン、ポリスチレンおよび金属からなる群
    から選ばれた材料から製造されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 果物の芳香付けがされたデンタルフロスの供給材と、少な
    くとも部分的に芳香付けされたデンタルフロスを封入したデンタルフロス容器と
    を有してなり、デンタルフロス容器が果物を象徴する形状を具えていることを特
    徴とする口腔衛生製品。
  18. 【請求項18】 芳香が人工的であることを特徴とする請求項17に記載の
    製品。
  19. 【請求項19】 果物がストロベリー、ラズベリー、チェリー、バナナ、コ
    コナツおよびリンゴからなる群から選ばれていることを特徴とする請求項17に
    記載の製品。
  20. 【請求項20】 デンタルフロス容器がストロベリー形、ラズベリー形、チ
    ェリー形、バナナ形、ココナツ形およびリンゴ形からなる群から選ばれた形状を
    有していることを特徴とする請求項17に記載の製品。
  21. 【請求項21】 日常のデンタルフロス使用が健康な歯を促進することをマ
    ンガキャラクターを使って教育し、教育ステップに組み合わせてマンガキャラク
    ター形状の容器に入れてデンタルフロスを与えることを含んでなる児童にデンタ
    ルフロスの使用を動機付ける方法。
  22. 【請求項22】 マンガキャラクターがポケモンキャラクターであることを
    特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 マンガキャラクターがディズニーキャラクターであること
    を特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 デンタルフロスが芳香付けされていることを特徴とする請
    求項21に記載の方法。
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WO (1) WO2001067928A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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