JP2003524137A - 銃の弾薬のための粉体を基本としたディスク - Google Patents

銃の弾薬のための粉体を基本としたディスク

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Abstract

(57)【要約】 銃の弾薬及びディスクを含む銃の弾薬の弾丸の製造に使用するためのディスク(12)。好ましいディスク(12)は、銃の弾薬の弾丸を形成するために、外被内にコアに沿って組み込まれている自立型の変形可能なディスク内に押し固められた金属粉体の混合物を含んでいる。このディスクは、固体又は半固体の標的に弾丸が当たったときに壊れ壊れやすい。コア(24)は、弾丸の湾曲した端部(28)内に組み込まれるのが好ましい。別の実施形態においては、ディスクは、たくさんのコアを含んでいる弾丸内に組み込まれても良い。この後者のディスクは、通常は、弾丸の湾曲した端部内に組み込まれるディスクに追加される。粉体を基本とするディスクを弾丸内に組み込んでいる銃の弾薬の弾丸が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、銃の弾薬、特に施条が施された銃身を有する50口径またはそれ以
下の武器のためのライフル銃又はピストルの弾薬の製造において使用される構成
部品に関する。
【0002】 発明の背景 弾薬が武器の施条が施された銃身から推進せしめられる全ての銃の弾薬におい
ては、弾丸は、速い回転速度で長手軸線を中心に(その弾道を中心として)回転
する。結局、弾薬がその目標に向かって回転しつつあるときにふらつかない(下
垂しない)ように、弾薬の密度が弾薬の長手軸線に直角なあらゆる所与の面内で
均一であることは極めて重要である。弾薬のふらつきは、弾薬の末端の弾道特性
及びより重要には標的への弾丸の供給の正確さに悪い影響を及ぼし得る。弾丸の
長手軸線を中心とした弾薬の密度の分布の激しい不均一性は、銃の銃身内での弾
丸の妨害を生じ得るか又は銃の銃身の施条の溝と溝との間の平らな部分に対する
より少ない重大なふらつきによる損傷を生じ得る。弾薬の各射撃において採用さ
れる銃の粉末の不変の所与の負荷が、弾薬の各射撃が弾薬の互いの射撃のように
正確に機能することを確実にするように、目標に対しての弾丸の供給の正確さは
また、弾薬が、弾薬毎の重量を含む不変の構成を有するであろう。このような狙
撃砲火のようなある種の状況においては、弾丸の各射撃が、とりわけ、所与の武
器に対する弾薬のあらゆる他の射撃のように正確に行われて単一の発砲をその標
的に対してのみ発射することができるという理由の為に、行われるであろうとい
うことは重要である。これと同じ状況が、スポーツ射撃及び競技射撃に存在する
【0003】 弾薬の射撃が、その中に配設されたコアを有する金属薬莢を含んでいる弾丸を
含んでおり、コアが圧縮された粉末又は粉末の混合物によって作られている弾丸
を含んでいる銃の弾薬の概念は最近の形式である。最初に、薬莢は、細長いカッ
プの形態である。このタイプの弾丸においては、予め成形されたコア又は複数の
コアが、その開口端部から薬莢内へと装荷され、薬莢の一部分と適合するように
押し込まれる。これらの粉末を基本とする弾丸に付随する一つの大きな問題は、
弾丸が標的に対して供給される正確さである。
【0004】 当技術においては、粉末を基本とするコアの出現の前には、弾丸全体が、鉛又
はその他の金属によって作られていた。これらの弾丸の形成は、比較的簡単で且
つ溶融金属の成形を含んでいた。この方法はまた、弾丸の長手方向の中心線に対
する密度の分布の均一性を含んでいる弾丸全体に亘る鉛またはその他の金属の密
度の分布の均一性をも確保する。
【0005】 しかしながら、粉末を基本とする弾丸の製造においては、弾丸前端に亘る密度
の均一性を得ることに伴う大きな問題がある。例えば、粉末を基本とする弾丸の
密度の均一性は、第一に、コア内への粉末の最初の圧縮に影響を及ぼし、第二に
、コアが占めるべき薬莢の内側容積の部分の均一な充填を確保するために薬莢内
へコアを押し込む際に影響を及ぼし、第三に、薬莢の開口端部を(部分的に又は
全体的に)閉じるためにコア及び薬莢をダイによって形成すること及び/又は弾
丸の後端及び/又は先端の幾何学的構造を規定することに影響を及ぼす。
【0006】 粉末を基本とする弾丸を形成する際の他の考慮すべき点としては、薬莢内で取
り除かれるようになり且つそれによって長手軸線を中心とする弾丸の密度の分布
の所望の均一性を減少させる粉末の傾向が含まれる。特に弾丸が弾丸の先端に湾
曲した端部を設けられている薬莢の部分的に開口した先端を含んでいる。この状
況においては、湾曲した頭部の形成は、必ず、コアの後において起こるか又はコ
アは薬莢内に装荷される。湾曲した端部の形成は、湾曲した端部を形成するため
の最も一般的に使用される技術である。湾曲した端部を形成するためにコア及び
薬莢は変形されるので、コアの先端の小さい部分は、密でない粉末粒子に分解す
る傾向がある。
【0007】 本発明者は、これまでは、薬莢内に挿入され且つコアの先端に対して重なるよ
うな位置関係で挿入された固体金属ディスクを採用して来た。これは、湾曲され
た先端をダイによって成形する際に、ディスク自体がコアの先端の一部分及び薬
莢の先端の一部分に沿って変形されるように、湾曲した先端が形成される弾丸の
領域内にディスクを配置する。この従来のディスクは、スズ又はその他の容易に
変形可能な材料、好ましくは金属であった。このディスクは、望ましくは、ディ
スク全体に亘ってほぼ均一な密度であり、特に、ディスクの厚みの寸法に対して
直角の所与の平面内に均一な密度分布を有する。これらの従来のディスクは、例
えば、その厚みが正確にディスクの所望の厚みになるまで、金属スズのシートの
繰り返しの圧延を含む方法によって形成された。更に、金属のシートのこの圧延
は、シートの密度分布の均一性を得るため重要であることが判明した。このよう
なダイによる打ち抜きは、時々、ディスクの端縁の周囲に不均一に分布せしめら
れる傾向があるフラッシングをディスクの外周端縁に発達させることがわかった
。個々のディスクは、これまで、シートをダイによって打ち抜くことによって形
成されて来た。とりわけ、これらのファクタは、コストの問題並びに薬莢が付け
られた弾丸の堅牢性を提供して来た。
【0008】 固体、特に金属のディスクは、弾丸が固体又は半固体の標的に当たったときに
、ディスクが分解しないで、弾丸が(弾丸の長手軸線に沿って)弾丸の内側へと
駆動される傾向があることも判明した。標的に当たったときに、弾丸が壊れやす
いのが望ましいこれらの弾丸においては、完全に分解するというディスクのこの
欠点は、弾丸の所望の最終的な弾道特性を損なう。より重要なことは、この固体
ディスクは、弾丸自体となり且つ例えば意図しない人間を傷つけ、殺すことさえ
ある十分なエネルギを有している。
【0009】 従って、本発明の目的は、銃の弾薬のための弾丸内の組み込むための改良され
たディスクを提供することである。 本発明の別の目的は、弾丸の長手中心線に対する複数の構成要素の密度の分布
の非均一性を最小化する方法を提供することである。
【0010】 本発明のその他の目的及び利点は、添付図面及び請求の範囲を含むここに含ま
れた説明によって認識されるであろう。 発明の概要 本発明においては、銃の弾薬及びディスクを含んでいる銃の弾薬の弾丸の製造
において使用するためのディスクが提供されている。好ましいディスクは、銃の
弾薬の弾丸を形成するために、コアに沿って、薬莢内に組み込まれた自立してい
る変形可能なディスク内に圧縮された金属粉末の混合物を含んでいる。このディ
スクと好ましくはコアとは、弾丸が固体又は半固体の標的に当たった際に壊れや
すい。
【0011】 本発明のディスクは、自立の圧粉体を形成するために、好ましくはダイのキャ
ビティ内に圧入される粉体又は粉体の混合物、好ましくは金属粉によって形成さ
れる。一つの実施形態においては、粉体は、粉体の中に粒子サイズの混合物が存
在する粒子サイズの分布を有しているのが好ましいスズの粉体である。好ましい
混合物は、約200メッシュと約325メッシュの間のサイズの粉体粒子を約6
0パーセントないし約70パーセントと、325メッシュ未満のサイズの粉体粒
子を約35パーセント含んでいる。これらの粒子の残りは、約100メッシュな
いし約200メッシュであるのが好ましい。本発明に従って正しく測定された量
の粉体混合物が、正しく且つ均一な直径のディスクを形成するのに適したダイキ
ャビティ内に装荷され、室温で押し固められて、ディスク全体に亘って均一で所
望の厚み及び密度を有する自立の圧粉体が形成される。ディスクの選択された密
度は、予測された標的に応じて、多かれ少なかれ壊れるディスクを提供するか又
はほぼ壊れないディスクを提供するように選択される。同様に、ディスクの厚み
は、弾丸の製造中のディスクの所望の性能及び/又は弾丸の所望の最終的な弾道
特性を提供するために選択されても良い。いずれにしても、ディスクは、薬莢内
に配設された先端に隣接してディスクを含む弾丸上に湾曲した頭部をダイによっ
て形成することができるのに必要な程度まで変形可能である。ディスクの変形の
限度は、ディスクの材料が分解することなく、ディスクを少なくともほぼ中空の
半球形の幾何学的構造に形成する程度の変形である。この後者の点において、本
発明の発明者は、ディスクが形成される粉体の粒子サイズの混合物を使用するこ
とによって、変形したときに固体の金属が流れて、ディスクの分解がなく必要と
される変形に耐える能力を粉体を基本とするディスクに付与するのと同じ方法で
の粉体を基本とするディスク内への明らかな流れを提供することを発見した。変
形可能な粉体を基本とするディスクを得ることの重要性は、スズは、粉体粒子の
表面の酸化が実質的になされないということである。このような表面酸化が存在
する場所では、スズの粉末を加熱することによって、スズがはじき出されること
である。
【0012】 弾丸の一つの実施形態においては、本発明によるディスクは、薬莢内に配設さ
れた二つのコアの間の境界部に配置される。この実施形態においては、二つのコ
アを分離しているディスクは、コア及びディスクを、これらの要素が占めること
が望ましい薬莢の内側容積の部分と合致させるために、コア及びディスクに対し
て適用される圧力に対して、圧力分配機のように機能する。特に、コアとディス
クとのこの組み合わせにおいて、互いに隣接するコアの端部は、固体のディスク
を採用するか又はディスクを採用しないときに、既に説明したように、それらの
外周の余白が破れないか又は分解しないことが判明した。どのような機構がこの
観察された結果を提供するように機能するかは確実には知られていないけれども
、ディスク及び/又はコア自体の一部分を分解して空間を充填するのとは対照的
に、粉体を基本とするディスクが流れて、ディスクの一部分をディスクの両面と
同ディスクに対向するコアの面との間へと動かし且つ同両面間のあらゆる開口し
た空間を満たすようにさせ、それによって、コア及びディスクに適用される圧力
を、ディスクの下方に横たわるコアの端部全体に分布させることが明らかである
【0013】 発明の詳細な説明 図1及び2を参照すると、本発明のディスク12を具体化している銃の弾薬の
弾丸の一つの実施形態10は、閉塞された端部16と、開口した端部18と、長
手方向の中心線16とを有する細長いカップ形状の外被14を含んでいる。一般
的に、この外被は、銃の銃身内の施条の島状の平らな部分に対する潤滑特性を示
す金属によって作られる。銅又は銅の合金が最も頻繁に使用される。市販によっ
て入手可能な外被は、金属のシートを深絞り加工することによって作られ、従っ
て、外被14の閉塞された端部16に隣接する外被の領域22におけるこれらの
外被の壁の厚みは、外被の開口端部18に隣接した壁の厚みよりも厚い。最も一
般的には、外被の壁の厚みは、その閉塞端部のすぐ隣で最も厚く、外被の閉塞さ
れた端部から測定して外被の全長の約三分の一の所まで減っている。外被の残り
の三分の二の壁の厚みは、一般的にほぼ均一の壁厚である。このファクタは、コ
アが、最初に外被の開口端部に隣接した外被の内径よりも小さい直径であるが、
壁厚、従って、外被の内径が外被の閉塞端部から外方及び上方への傾斜がなくな
るその全長に沿った位置での外被の内径よりも著しく小さくはない直径に成形さ
れなければならない点において、外被に粉体を基本とするコア24を装荷する場
合に重要である。コアのこの最大の許容された直径は、コアの害のある破壊並び
にそれに伴うコアの密度の損失及びコア内の空所の形成がなされることなく、傾
斜している壁厚に伴う外被の内側容積の領域22内にコア24が押し込まれるの
を可能にする。
【0014】 図1に示された弾丸10は、コアの先端の平らな端部26に対して被さるよう
な関係で外被の開口端部18に隣接して配置された粉体を基本とするディスク1
2を含んでいる。図1のディスク12は、湾曲した端部28が弾丸の先端の開口
端部18に形成された後の変形した幾何学的形状で示されている。図1のディス
クは、概して中空のほぼ半球の幾何学的形状に変形し、コアからの粉体が変形し
たディスクの窪み30を充填している、ことに注目すべきである。図示されてい
るように、変形したディスクの頂点32は、外被の先端の開口端部18に隣接し
て配置されている。同じく注目すべきことには、ディスクは、外被の長手中心線
20に対して横方向に且つ外被の内径を完全に横切って延びて、外被内のコアを
完全に密閉している。更に注目すべきことには、ディスクは均一に変形し、この
ことは、粉体を基本とするディスクから予想できないし、従来技術による固体金
属のディスクの不均一に変形する傾向と対照的である。この変形の均一性は、弾
丸の最終的な弾道特性の他に標的に向かう飛行における回転する弾丸の安定性に
とって重要である。
【0015】 図3ないし5を参照すると、本発明のディスク12は、最初に形成されたとき
に、互いに平行に配設された第一及び第二の平らな対向面34及び36を有する
直円筒形のディスクからなる。また、最初に形成されたときに、ディスクは、そ
の全面積に亘ってほぼ均一の厚みである。以下に更に記載するように、ディスク
はまた、ディスク全体に亘ってほぼ均一な密度であり、特に、最初に形成された
ときに、ディスクの長手中心線40に直角であるあらゆる平面内に均一な密度を
呈する。本発明のディスクにおいては、たとえ、変形したディスクを横切り且つ
外被の長手方向中心線に対して直角なあらゆる所与の面の全体の密度が、変化の
程度が比較されている面に依存して面毎にかなり変化する場合でも、ディスクの
中心線に対する密度分布のこの均一性は、外被内の変形した状態のディスクの究
極的な幾何学的形状へと推進する。
【0016】 本発明の一つの特徴に従って、ディスクは、粉体又は粉体の混合物42及び5
4(図13)が加圧成形されて、全体に亘ってほぼ均一な厚み及びほぼ均一な密
度を有する実質的に自立型の圧粉体にされる押し固められた圧粉体からなる。図
13は、直円筒形のダイ44に粉体42を充填するステップと、粉体を押し固め
て均一な厚み及び密度の自立型の圧粉体にするのに十分な圧力で、パンチ48に
よってダイキャビティ46内の粉体を押し固めるステップとを採用しているディ
スクの形成方法を示している。圧粉体を形成するために必要とされる圧力は、採
用される特定の粉体に部分的に依存する。特に、本発明者は、比較的小さいサイ
ズの大部分の粒子と比較的大きなサイズの小部分の粒子とを含んでいる粒子サイ
ズの分布を提供する粒子の混合物を有している金属粉体を開示している。一つの
例においては、スズの粉末を採用する場合に、好ましい混合物は、約100ない
し200メッシュのサイズの粉体粒子を5.6重量%と、約200ないし325
メッシュのサイズの粉体粒子66.4重量%とを含んでいる。この混合物の粒子
の残りは、約325メッシュより小さいものであるのが好ましい。この粉体の混
合物は、約12,000psiないし約16,000psiの圧力で、ダイ44
内に押し固められて、外周端縁50,52(図3及び4)に異質の物質がなく、
一以上のコアを外被内に組み入れたときに材料の破壊がなく、少なくともほぼ中
空の半球状の幾何学的形状に変形可能である、直円筒形の自立型の圧粉体を提供
し、前記ディスクは、最初は斜めに配向されて、平らな面34、36が外被の長
手方向中心線20に対してほぼ直角に配置されている。
【0017】 図6ないし10を参照すると、本発明の単一の粉体を基本としたディスクを採
用している弾丸の製造のための一つの方法においては、予め成形された粉体を基
本としたコア24が、金属の外被14の内側へ挿入される。このコアは、第一及
び第二の対向する平行で平らな端面54、56を有する真っ直ぐな円筒形の幾何
学的形状である。図示された方法においては、外被は、当技術において良く知ら
れているように、金属の平らなシートを延伸することによって形成された中空の
カップ形状の幾何学的形状である。この延伸方法は、上記したように、外被の閉
塞端部に隣接した最大の厚みから外被の開口端部における最小厚みまで変化する
壁の厚みを有する外被を製造する。外被の壁の厚みのこの変化のため及び外被の
長手方向の中心線と一致する外被内のコアの初期の整合は、コアが最後に位置す
るように意図された外被の内部容積のその部分の均一な充填を確保するために必
要とされるので、コアの第一の端部54の外側縁58が、外周がほぼ一定となる
外被の壁の長さに沿った位置において外被の外周と係合する。コアの外被内への
挿入と同時か又はこれに引き続いて、本発明の粉体の基本としたディスク12も
また、平らな面52の一つがコアの第二の端部56を覆うように外被内に挿入さ
れる。図7及び8に示されているように、外被は、コアの組み合わせを含み、デ
ィスクはダイ62のキャビティ60内に配置される。図示されたダイにおいては
、キャビティの一つの端部64が規定されており且つ第一のパンチ66すなわち
ノックアウトパンチによって閉じられている。第二のパンチ68が、ディスクの
機外の面50と係合するために、ダイキャビティ60の対向端部70内に挿入さ
れる。第二のパンチによって適用される圧力は、コアをその第一の端部54にお
いて変形させ、外被の閉塞した端部16に隣接した外被の内側容積のほぼ半分内
に入らせ且つ充填する。第二のパンチ68によって適用される圧力が、ディスク
の外側面のほぼ全体に適用され、この外側面は、次いで、ディスクを介して、コ
ア24の第二の平らな面56へ圧力を伝達する。コア及びディスクを外被の閉塞
した端部16に隣接する外被の内側の幾何学的形状と合致させることに加えて、
コアは、外被からのディスク及び/又はコアの不意に起こる外れ又は欠損が起こ
らないようにディスク及びコアの両方を保持するために、外被内にディスクを“
係止”するように十分に変形される。外被がダイから外れることは、ノックアウ
トパンチ66によって達成される。
【0018】 図9及び10を参照すると、外被24の先端の開口端部18上に湾曲した端部
28を形成する為に、外被/コア/ディスクの組み合わせが、所望の湾曲した端
部の幾何学的形状を規定するダイキャビティ82を有する別のダイ80内に装荷
される。ダイキャビティの湾曲した端部28の頂点84は、ノックアウトパンチ
88によって閉塞されている。外被/コア/ディスクの組み合わせがダイのダイ
キャビティ82内に挿入されると、外被の閉塞された端部16の外側面90に圧
力を適用して、それによって、外被/コア/ディスクの組み合わせをダイキャビ
ティ82内に押し込むために、更に別のパンチ88が採用される。この作用は、
外被がダイキャビティの湾曲した幾何学的形状と一致するように弛まされたとき
に、外被の先端の開口端部18、コア24の端部54及びディスクを、ダイキャ
ビティ82の内側へ付勢させる。ディスク及びコアの先端に適用されるこの径方
向及び長手方向の圧力によって、ディスクは概して中空で半球状の幾何学的形状
を呈し、コアの先端が外被の中心線に対して径方向及び長手方向に流れさせられ
る。このようにして、コアの一部分が、中空の半球状のディスク内に流れてこの
中空体を充填する。注目すべきことは、コア及びディスクの流れが、外被(これ
はその開口した先端においてもまた変形しつつある)の中心線に対して径方向及
び長手方向にほぼ均一に起こることがわかったことである。この結果は、外被の
長手方向の中心線に対して直角にとられたあらゆる所与の面内においてほぼ均一
な密度である弾丸であることが判明した。上記したように、外被の長手方向の中
心線に対して直角に採られたあらゆる所与の平面の全体の密度が、同じく外被の
長手方向の中心線に対して直角に採られた他の所与の面の密度に対して変化する
かも知れない。しかしながら、面毎の密度のこの変化は、標的への弾丸の飛行に
尚かつ悪い影響を与えない。しかしながら、重要なことは、固体又は半固体の標
的に当たったときに壊れるのが望ましいこれらの弾丸の最終的な弾道特性を高め
ることが判明した。例えば、破壊に抗する固体ディスクの傾向に反して、及び弾
丸が標的に当たったときに、ユニットとして外被の長手方向及びコア自体の中へ
制御不能に動く傾向の代わりに、この粉体を基本とするディスクは、このような
傾向を示さず、実際に、弾丸の所望の壊れやすさを高めることが判明した。この
ような壊れやすさの増大は、フランジが付けられた弾丸の分散のより高い均一性
、従って、弾丸毎すなわち所与の銃の弾薬の弾丸同士間の性能の高い均一性のみ
ならず弾丸のより予測可能な最終的な弾道特性の形態を採ることが多い。
【0019】 一方、図6ないし10は、単一のコア及び単一のディスクを採用している弾丸
の形態を示しており、図11を参照すると、各々、単一の外被104内に組み込
まれた第一及び第二のコア96、98並びに第一及び第二のディスクを採用して
いる同様な弾丸が形成されても良いことは注目されるべきであろう。図6ないし
10に示された方法は、複数のコア及び複数のディスクを有するこれらの弾丸を
製造するために採用されても良い。所望のように、しかしながら好ましくはない
が、第一及び第二のコアの噛み合い面同士の間に配設されているディスク100
は、省略しても良い。
【0020】 図12を参照すると、本発明による粉体を基本とするディスク106を含む弾
丸の一つの実施形態においては、外被108は、外被/コア/ディスクの組み合
わせが外被の先端上に湾曲した端部112を提供するためにダイによって形成さ
れるときに、コアの一部分及びディスク106に外被の内側容積を実質的に充填
させるように設計されたコア110及びディスク106を外被108に装荷して
も良い。この場合に、ディスク106は、図12に示されているように、外被の
開口端部116を実質的に閉塞するように配置しても良い。この実施形態は、弾
丸の最終的な弾道特性が、図1の弾丸に示されているような弾丸の先端内に残さ
れた開口したキャビティが存在する場合よりも外被を容易に分解させないように
させるために、改変されている弾丸104を提供する。このような弾丸は、例え
ば、十分に分解する前により長い距離だけ標的の中に入り込むように作ることが
できる。
【0021】 本発明の概念を採用することによって、基本となる粉体からディスクを押し込
むのに採用されるダイキャビティの直径の選択を通して、広範囲のディスクの直
径及び厚みから選択できるという選択肢が提供される。同様に、ディスクの密度
、従って、弾丸の最終的な弾道特性に対するディスクの寄与は、所与の押し固め
圧力を採用する所与の大きさのディスク内に押し固められる粉体の量の選択によ
って選択しても良い。更に、種々の厚みのディスクを採用しても良い。従って、
本発明は、従来技術の固体ディスクに対して必要とされた、過度に時間がかかり
且つ比較的高価な前処理のコストを節約するばかりでなく、所与の弾丸の製造の
ための時間とコストとのかなりの節約を表す。同じく明記されているように、こ
のディスクの変形の均一性は、従来技術による金属ディスクに対して改良され、
それによって、より正しく発射され且つ銃の弾薬の弾丸毎の一定した性能特性に
よって製造することができる弾丸を製造する。
【0022】 図14を参照すると、その中に本発明の粉体を基本とするディスクを組み入れ
ている銃の弾薬の弾丸の一つの実施形態は、後端122と、開口した先端124
とを含んでいる。弾丸126は、薬莢の開口端部124内に配設されている。図
示された弾丸は、閉塞された後端130と、湾曲した端部134を規定している
先端132とを有している外被128を含んでいる。外被の内側容積は、タング
ステン及びスズの金属粉のような金属粉の混合物の押し固められたコア136及
び変形されたディスク138によって充填される。弾丸の製造において、ディス
クは、平らで、外被内に配設され、外被の直径方向に延びていた。湾曲した端部
134を形成する際に、ディスクは、外被の先端に向かって絞られ、概して中空
の半球の幾何学的形状に変形される。図示されているように、変形せしめられた
ディスクの中空体140は、コアからの金属粉体で満たされている。図示された
実施形態においては、ディスクは、弾丸の先端を有効に閉塞している。銃の粉体
142は、薬莢の先端内に弾丸を配置する前に、薬莢内に装荷される。所望のよ
うに、コア及びディスクの体積は、その先端132、即ち、中空の尖った弾丸に
隣接して外被の充填され内部分が残るように、選択される。
【0023】 以上、本発明を、現在発明者に知られている最良のモードに従って説明したけ
れども、添付の請求の範囲に記載されている本発明から逸脱することなく、本発
明の変形をなすことができることは、当業者によって認識されるであろう。例え
ば、本開示に記載されている外被は、その閉塞された端部からその開口端部まで
変化する壁厚を有しているけれども、その閉塞された端部からその開口端部まで
均一な厚みを有する真っ直ぐな壁の外被が採用されてもよいことは認識されるで
あろう。更に、当業者は、ある種の弾丸においては、ポリマー性の外被を採用し
ても良いことを認識するであろう。更に、タングステン、鉛、及び/又はその他
の金属又は合金若しくはこれらの混合物によって形成されたコアが、当業者によ
って知られており且つ本発明のディスクと組み合わせて採用することができる。
更に、本発明のディスクは、鉄、鉛、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、ビス
マス、銅又はこれらの合金若しくは混合物のようなスズ以外の材料によって作る
ことができる。所望ならば、本発明の押し固められた粉体を基本とするディスク
を焼結して、弾丸が標的に当たった際にディスクに、更により少ない壊れやすさ
を付与してもよい。しかしながら、このような焼結は、ディスクを弾丸内に組み
込む過程中にディスクが変形したときに、ディスクの粉体粒子の流動性、従って
、ディスクの変形可能性を破壊するようなものであるべきではないであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸の一つの実施形態
の断面図である。
【図2】 図2は、図1に示された弾丸の形成において採用される構成要素の分解図であ
る。
【図3】 図3は、本発明によるディスクの斜視図である。
【図4】 図4は、図3に示されたディスクの平面図である。
【図5】 図5は、図3に示されたディスクの側面図である。
【図6】 図6は、本発明によるディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸を形成する方
法を図示した構成図である。
【図7】 図7は、本発明によるディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸を形成する方
法を図示した構成図である。
【図8】 図8は、本発明によるディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸を形成する方
法を図示した構成図である。
【図9】 図9は、本発明によるディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸を形成する方
法を図示した構成図である。
【図10】 図10は、本発明によるディスクを組み込んでいる銃の弾薬の弾丸を形成する
方法を図示した構成図である。
【図11】 図11は、本発明のディスクを二つ採用している複数のコアを有する弾丸の形
成において採用される構成要素の分解図である。
【図12】 図12は、図1に示した弾丸の断面図であり、先端が変形されたディスクによ
って完全に閉塞されている。
【図13】 図13は、本発明の種々の特徴を具体化した粉末を基本とするディスクを圧力
成形するための装置の断面図である。
【図14】 図14は、本発明の粉末を基本とするディスクの特徴を組み込んでいる銃の弾
薬の銃弾の一つの実施形態を示す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 50口径以下の銃の弾薬のための弾丸内で使用するための壊
    れやすいディスクであって、 前記弾丸は、長手方向の中心線を有し且つ粉体又は粉体の混合物によって作ら
    れた一以上のコアを囲繞している外側外被を含んでおり、 当該ディスクは、対向した平らな面を有し且つ粉体又は粉体の混合物を押し固
    めて全体に亘ってほぼ均一な厚み及びほぼ均一な密度を有するほぼ自立型の圧粉
    体に形成された押し固められた圧粉体を含み、同圧粉体は、外周端縁に異質な材
    料がなく、一以上のコアを有する外被内に組み込まれたときに材料の分解を生じ
    ることなく概して中空の半球状の幾何学的形状に変形可能であり、前記ディスク
    は、最初は、その平らな面が外被の長手方向中心線にほぼ直角に配置されるよう
    に傾斜せしめられている、ディスク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクであって、 前記粉体が、スズ、鉄、マグネシウム、アルミニウム、銅、亜鉛、ビスマス、
    鉛又はこれらの金属粉体の二以上の混合物である、ディスク。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスクであって、前記粉体がポリマー材
    料である、ディスク。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のディスクであって、前記粉体が、同粉体の
    粒子サイズの混合物である、ディスク。
  5. 【請求項5】 請求項4のディスクであって、約200メッシュと約325
    メッシュとの間である前記粉体の粒子の少なくとも60%を含んでいる、ディス
    ク。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のディスクであって、 前記粉体が、更に、約325メッシュより少ない粒子の少なくとも約20%を
    更に含んでいる、ディスク。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のディスクであって、 前記粉体が、約12,000psiと約16,000psiとの間の圧力で、
    直円筒形の幾何学的形状内に押し固められて、自立型の圧粉体にされている、デ
    ィスク。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のディスクであって、 前記圧粉体が、約89度の最大変形角度を呈する、ディスク。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のディスクであって、 前記粉体又は粉体の混合物がスズの粉体である、ディスク。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のディスクであって、 前記スズの粉末が実質的に表面酸化がない、ディスク。
  11. 【請求項11】 長手方向の中心線を有するカップ形状の金属外被によって
    囲繞された少なくとも一つの押し固められた粉体の少なくとも一つのコアを含ん
    でいる弾丸を採用している、50口径以下の銃の弾薬の弾丸を製造するための方
    法であって、 粉体を基本とするコアを外被内に配置するステップと、 粉体を基本とするディスクを、コアに対して並列に配置するステップであって
    、前記ディスクは、対向する平らな面を有し且つ粉体又は粉体の混合物を押し固
    めて、全体に亘ってほぼ均一な厚み及びほぼ均一な密度を有するほぼ自立型の圧
    粉体に成形し、前記圧粉体は、外周端縁に異質の材料が存在せず且つ一以上のコ
    アを有する外被内に組み込まれたときにその材料が分解することなく変形可能で
    ある、ほぼ直円筒形の幾何学的形状を有しており、また、前記ディスクは、最初
    は、その平らな平面が外被の長手方向中心線に対してほぼ直角に配置されるよう
    に傾斜が付けられている、ディスクをコアに対して並列に配置するステップと、 前記コア及びディスクを押し固めて、同時に、外被の内側容積の一部分内に合
    致するように嵌合させるステップと、 その後に、湾曲した端部の所望の幾何学的形状を規定するダイキャビティ内に
    、外被の開口端部を押し込むことによって、外被の開口端部に湾曲した端部をダ
    イによって形成するステップであって、外被に適用される力は、ディスク及びダ
    イに対して併置されたコアの端部の少なくとも一部分と共に外被の開口端部を変
    形させてダイキャビティの体積に合致させ且つ前記ディスクを同ディスクの材料
    が分解することなく湾曲した端部に変形させるのに十分な力である、前記外被の
    開口端部に湾曲した端部をダイによって形成するステップと、を含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の方法であって、 湾曲した端部と反対側の弾丸の端部上にボートテールをダイによって形成する
    ステップを含んでいる、方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の方法であって、 前記ディスクを変形させるステップが、前記ディスク及び前記コアを、前記デ
    ィスクが実質的に外被の開口端部を充填し且つ閉塞する程度まで、変形させるこ
    とを含む、方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の方法であって、 前記圧粉体が、少なくとも中空のほぼ半球状の幾何学的形状に変形可能であり
    、前記コアの少なくとも一部分が前記ディスクの前記中空の半球状の幾何学的形
    状を充填する、ディスク。
  15. 【請求項15】 閉塞された端部と湾曲した端部を画成している反対側の端
    部とを有するカップ形状の外被と、同外被内に含まれた粉体を基本としたコアと
    を具体化した弾丸を含む銃の弾薬の弾丸であって、 湾曲した端部内でコアに対して反対側の端部の最も外側に配設された粉体を基
    本とするディスクを含み、前記ディスクは、同ディスクの変形に先立って外被の
    最大の内側の直径にほぼ等しい直径を有するディスクから、前記湾曲した端部内
    の概して中空の半球状の幾何学的形状のディスクまで変形可能である、弾丸。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の銃の弾薬の弾丸であって、 前記弾丸が固体又は半固体の標的に当たったときに、前記ディスクが壊れやす
    い、弾丸。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の銃の弾薬の弾丸であって、 外被に対して縦に並んで整合された複数のコアと、前記コアの互いに隣接する
    もの同士の間に配設された少なくとも一つのディスクと、を含んでいる銃の弾薬
    の弾丸。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載の弾薬の弾丸であって、 前記ディスクが、室温において、ダイ内の金属粉体の混合物を、自立型であり
    且つ少なくともほぼ中空の半球状の幾何学的形状に変形可能であるディスクを形
    成するのに十分な圧力まで押し固めることによって形成される、弾薬の弾丸。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載の弾薬の弾丸であって、 弾丸の湾曲した端部が外被の対向端部を完全に閉塞せず、前記ディスクが前記
    外被の最も外側に配置されており且つ外被の対向端部を有効に閉塞している、弾
    丸。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載の弾薬の弾丸であって、 前記ディスクがタングステンの金属粉体とスズの金属粉体との混合物によって
    作られている、弾丸。
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