JP2003522314A - バックラッシ防止スプラグ - Google Patents

バックラッシ防止スプラグ

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JP2003522314A
JP2003522314A JP2001532342A JP2001532342A JP2003522314A JP 2003522314 A JP2003522314 A JP 2003522314A JP 2001532342 A JP2001532342 A JP 2001532342A JP 2001532342 A JP2001532342 A JP 2001532342A JP 2003522314 A JP2003522314 A JP 2003522314A
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drive
piston
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エル サイモンズ,エドワード
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サーマル ダイナミックス,インコーポレイテッド
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    • F01L7/02Rotary or oscillatory slide valve-gear or valve arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves
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    • F01L7/022Cylindrical valves having one recess communicating successively with aligned inlet and exhaust ports

Abstract

(57)【要約】 駆動軸の単一方向だけの回転を許すための駆動軸組立体を提供する。この駆動軸組立体は、ハウジングと、駆動軸と、オーバーランニングクラッチを有する。オーバーランニングクラッチは、環状の外側接触表面を有する内レースと、内レースから半径方向に離隔した環状の内側接触表面を有する外レースを有する。環状の内側接触表面と環状の外側接触表面は、両者の間に環状空間を形成する。環状空間内には、内レースを外レースに対して第1方向に回転するのを許すが、外レースに対して第2方向に回転するのを防止する複数のスプラグが設けられている。駆動軸に一方向の回転力が付与されたとき駆動軸が回転するが、駆動軸を反対方向に回転させようとする力が加えられたときは駆動軸に作用するねじり力がオーバーランニングクラッチを介して前記ハウジングに伝達されるように、ハウジングが外レースに固定され、駆動軸が内レースに固定されている。好ましい実施形態では、前記駆動軸は、ピストンの直線運動を駆動軸の回転運動に変換するピストン組立体に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の属する技術分野 本発明は、駆動軸組立体に関し、特に、バックラッシ及び駆動軸の逆回転を防
止する駆動軸組立体に関する。
【0002】従来の技術 駆動軸を回転するためにピストンを機械的に連結することは、従来技術におい
て周知である。典型的な内燃ピストン式装置では、クランク軸が用いられ、ピス
トンの直線運動をクランク軸の回転運動に変換する。しかしながら、クランク軸
を完全に回転させるには単一のクランク軸に複数のピストンを連結しなければな
らない。
【0003】 複数のピストンを付加することによって、初期コストもメンテナンスコストも
増大する。しかも、単一のピストンが用いられている場合にその単一のピストン
が故障する確率よりも、複数のピストンが用いられていてそれらのうちの1つが
故障する確率の方がはるかに高い。
【0004】 従って、複数のピストンを用いる必要なしに直線運動を回転運動に変換するた
めの手段を求める要望がある。本発明は、上述した従来技術の欠点を克服するこ
とを目的とする。
【0005】発明の概要 本発明は、ハウジングと、駆動軸と、オーバーランニングクラッチ組立体(一
定の条件下で被駆動軸を自由に回転させることができるクラッチ)を有する駆動
軸組立体を提供する。オーバーランニングクラッチ組立体は、環状の外側接触表
面を有する内レースと、環状の内側接触表面を有する外レースを有する。環状の
内側接触表面と環状の外側接触表面は、両者の間に環状空間を形成する。オーバ
ーランニングクラッチ組立体は、又、該環状空間内に設けられた複数のスプラグ
(輪止め)を有し、それらのスプラグは、内レースを外レースに対して第1方向
に回転するのを許すが、外レースに対して第2方向に回転するのを防止する。オ
ーバーランニングクラッチ組立体は、又、複数のスプラグを環状空間内に維持す
るための手段を備えている。本発明の駆動軸組立体においては、そのハウジング
が外レースに固定され、駆動軸が内レースに固定される。
【0006】 本発明の好ましい実施形態では、駆動軸を第1方向に回転させるためにピスト
ンと揺動アームの組立体(以下、「ピストン/揺動アーム組立体」と称する)が
駆動軸に固定される。ハウジングに固定されたオーバーランニングクラッチ組立
体は、駆動軸が単一方向にのみ回転するのを保証するために駆動軸の逆回転を防
止する。
【0007】好ましい実施形態の説明 添付図を参照して説明すると、可変ストロークモータが図1に参照番号10で
示されている。可変ストロークモータ10は、弁ハウジング12を備えている。
好ましい実施形態では、弁ハウジング12は、アルミニウムで形成され、弁軸1
6を収容する中空シリンダ14を備えている。弁ハウジング12は、中空シリン
ダ14に流体連通する第1流体入口18と、やはり中空シリンダ14に流体連通
する第1流体出口20を形成するように構成される(図3参照)。図1に示され
るように、弁ハウジング12には、又、中空シリンダ14に流体連通する第2流
体入口22と第2流体出口24が形成されている。
【0008】 図3に示されるように、弁軸16は、第1スロット26及び第2スロット28
を備えている。弁軸16は、又、第1リング受け座部30、第2リング受け座部
32及び第3リング受け座部34を備えている。第1リング受け座部30、第2
リング受け座部32及び第3リング受け座部34には、それぞれ、弁軸16と中
空シリンダ14との間から流体が逃出するのを防止するテフロンリング(密封部
材)36,38,40が装着されている。
【0009】 図2に示されるように、弁ハウジング12に軸回転子42が固定されており、
軸回転子42は、図3に示されるように弁軸16から突出したキー44に固定さ
れている。軸回転子42は、小型電気モータ、又は、それに類する斯界において
周知の回転装置であってよい。
【0010】 図3に示されるように、弁軸16の第1スロット26と第2スロット28とは
、弁軸16の互いに反対側に(180°対向して)設けられている。従って、弁
軸16が弁ハウジング12の中空シリンダ14内に図1に示されるように位置ぎ
めされたときは、第2スロット28が第2流体入口22と第2流体出口24の間
に流体連通を設定する。第2スロット28が第2流体入口22と第2流体出口2
4の間の流体連通を図1に示されるように開放しているときは、第1スロット2
6は、弁ハウジング12によって完全に覆われ塞がれている(図1及び3参照)
。従って、弁軸16の、第1スロット26に対向する部分(第1スロット26の
裏側部分)が、第1流体入口18と第1流体出口20の間の流体連通を遮断して
いる。
【0011】 同様にして、軸回転子42が弁軸16を180°回転させると、第1スロット
26が第1流体入口18と第1流体出口20の間の流体連通を開放し、第2スロ
ット28に対向する部分(第2スロット28の裏側部分)が、第2流体入口22
と第2流体出口24の間の流体連通を遮断している。好ましい実施形態では、ス
ロット26,28、入口18,22及び出口20,24は、第1流体入口18と
第1流体出口20の間の流体連通が開放されたとき、第2流体入口22と第2流
体出口24の間の流体連通が閉鎖されるように、同様にして、第2流体入口22
と第2流体出口24の間の流体連通が開放されたとき、第1流体入口18と第1
流体出口20の間の流体連通が閉鎖されるように、定められる。
【0012】 弁ハウジング12には、図1に示されるように駆動シリンダ48を構成する駆
動ハウジング46が固定されている。好ましい実施形態では、駆動ハウジング4
6は、ステンレス鋼の継目なし管で形成される。駆動ハウジング46は、好まし
くはアルミニウムで形成された駆動箱50に固定される。駆動シリンダ48内に
は、ピストン52が設けられる。ピストン52は、アルミニウムキャップ54と
アルミニウムベース56で構成することが好ましい。ピストン52は、ウォーブ
ル(揺動)タイプであるから、それを駆動シリンダ48の中心軸線に対して直角
の位置から2°枢動するのを許すプラスチックの密封リング58を備えており、
密封リング58は駆動ハウジング46の内壁との間にシールを維持する。
【0013】 好ましくは硬化鋼で形成されたピストンロッド60が固定ねじ61(図1参照
)でピストン52に固定される。図3に示されるように、ピストンロッド60は
、揺動アーム66のヨーク64内に嵌合するアイレット62を備えている。アイ
レット62内には、摩擦を減少させるために針状ころ軸受68又はそれに類する
視界で周知の軸受が設けられる。針状ころ軸受68は、アイレット62内に配置
され、アイレット62は、ヨーク64内に嵌合され、熱処理鋼で形成されたドエ
ルピン70がヨーク64の第1アイレット72、針状ころ軸受68及びヨーク6
4の第2アイレット74を通して装着される。ドエルピン70は、ピストンロッ
ド60の作動に随伴する大きな圧力に耐えるように熱処理鋼で形成するのが好ま
しい。揺動アーム66は、硬化鋼で形成するのが好ましく、1対の駆動スプラグ
78を受容するための大径穴76を備えている。1対の駆動スプラグ78は、揺
動アームの駆動ストローク時にその回転エネルギーを駆動軸80に伝達する態様
で、かつ、揺動アームの復帰ストローク時には駆動軸80が反対向きに回転され
ないように駆動軸80を揺動アーム66に対して「フリーホイール」回転させる
態様で駆動軸80に連結されている。図2に示されるように、駆動軸80は、自
動車又はその他の任意の駆動可能装置を駆動するために駆動箱50を貫通して突
出している。
【0014】 第1流体入口18には、流体圧力発生器82(図2)が流体連通状態に接続さ
れている。好ましい実施形態では、圧力発生器82は、蒸気発生器であるが、も
ちろんそれに類する他の装置とすることもできる。流体圧力発生器82は、移送
ホース84を介して第1流体入口18に接続される(図2及び3)。好ましい実
施形態では、第2流体出口24も、補助移送ホース86によって流体圧力発生器
82に接続される。
【0015】 図2に示されるように、可変ストロークモータ10は、又、補助弁/ピストン
組立体(弁組立体とピストン組立体の組立体)88を備えている。上述した組立
体の実質的に同様な構造であるが、図3に示されるように、弁軸16は、第1ス
ロット26及び第2スロット28の弁軸16上の配置とは逆に配置された第3ス
ロット90と第4スロット92を備えている。スロット26,28,90,92
のこの配置により、先に述べたピストン52を補助弁/ピストン組立体88のピ
ストン94が復帰しているときは駆動させ、補助弁/ピストン組立体88のピス
トン94が駆動しているとき復帰させる。2つのピストン52と94は、両者の
この相補作動により駆動軸80を連続的に駆動させる構成とする。
【0016】 図4に示されるように、先に述べた揺動アーム66及び補助弁/ピストン組立
体88の揺動アーム100をそれぞれ出発位置へ復帰させるために2つの復帰ば
ね96,98が設けられている。各揺動アーム66,100が交互に出発位置へ
戻るとき、それぞれのピストン52,94を出発位置へ復帰させる。復帰ばね9
6,98は、駆動軸80を囲繞して駆動箱50に固定されている。各復帰ばね9
6,98は、復帰アーム102,104と、固定用フィンガー106,108を
有している。復帰ばね96,98は駆動箱50に固定された後、それらのフィン
ガー106,108が揺動アーム66,100に形成された穴110,112内
にそれぞれ連結される。図4に示されるように、駆動軸80は、1対の駆動スプ
ラグ114の内周に結合され、駆動スプラグ114の外周は揺動アーム100に
結合される。駆動スプラグ114は、揺動アーム100がピストンロッド94に
よって駆動されるにつれて揺動アーム100の回転運動を駆動軸80に伝達する
ように向きが定められている。復帰ストローク中は、駆動スプラグ114は、「
フリーホイール」回転し、大きな回転エネルギーを駆動軸80に伝達することな
く、復帰ばね96が揺動アーム100をその出発位置へ復帰させるのを可能にす
る。
【0017】 揺動アーム66,100と駆動軸80との間の回転エネルギーの伝達を更に減
少させるためにバックラッシ防止スプラグ116が駆動軸80に固定されている
。図4に示されるように、バックラッシ防止スプラグ116は、揺動アーム66
と100の間で駆動箱50に形成された駆動軸受容開口118に挿入されて駆動
箱50に固定される。
【0018】 バックラッシ防止スプラグ116は、溶接又はそれに類する他の固定手段によ
って駆動箱50に固定される。バックラッシ防止スプラグ116は、駆動スプラ
グ114と同様な構造であるが、駆動スプラグ114とは反対の作動向きで駆動
軸80に結合されている。従って、揺動アーム100がその駆動ストロークにあ
るときは、駆動スプラグ114は揺動アーム100の回転エネルギーを駆動軸8
0に伝達する。この駆動ストローク中、バックラッシ防止スプラグ116は「フ
リーホイール」回転方向にあり、駆動軸80を自由に回転させる。揺動アーム1
00がその駆動ストロークを終えると、復帰ばね96が揺動アーム100をその
出発位置へ戻す。復帰ばね96が揺動アーム100を回転させている間、駆動ス
プラグ114は、「フリーホイール」回転方向にあり、揺動アーム100から駆
動軸80への回転エネルギーの伝達を制限し、復帰ばね96に作用する抵抗を少
なくする。
【0019】 図5に示されるように、バックラッシ防止スプラグ116は、外レース120
と内レース122を備えている。外レース120も、内レース122も、バック
ラッシ防止スプラグ116の寿命を長くするために硬化鋼で形成することが好ま
しい。外レース120は、内側環状接触表面124と、駆動箱50に溶接又はそ
の他の手段で固定される外側表面126を有する。内レース122は、駆動軸8
0から内レース122へのトルクの伝達を容易にするために、駆動軸80に連結
するためのキー付き内側環状表面128を有するものとすることができる。駆動
軸80には、同様なキー付き表面(図示せず)を設けても、設けなくてもよい。
内レース122は、又、外側環状接触表面130を有する。
【0020】 外レース120と内レース122の間にスプラグ組立体132が設けられる。
図5に示されるように、スプラグ組立体132は、スプラグ保持部材134と、
1対のコイルばね136と、複数のスプラグ138から成る。スプラグ組立体1
32がバックラッシ防止スプラグ116から取り外された状態では、コイルばね
136が各スプラグ138を直立位置へ付勢している。しかしながら、スプラグ
138が直立位置に置かれると、外レース120と内レース122の間にはそれ
らの間にスプラグ組立体132挿入するのに充分な間隔がなくなる。従って、バ
ックラッシ防止スプラグ116を組み立てるには、各スプラグ138を僅かに傾
けなければならない。好ましくは、各スプラグ138は、内レース122の外側
環状接触表面130に接触するための本体140と、外レース120の内側接触
表面124に接触するためのヘッド142を備えている。好ましくは、本体14
0は、ヘッド142よりも、又、スプラグ保持部材134に設けられた開口14
4よりも、僅かに幅広で短い。即ち、本体140の幅は、スプラグ138がスプ
ラグ保持部材134から抜け落ちるのを防止する寸法とされており、本体140
の長さは、該本体の両端とスプラグ保持部材134の対応する側壁146の間に
コイルばね136を挿入するのに充分なクリアランスが得られる寸法とされてい
る。本体140はヘッド142より短いので、コイルばね136は、各ヘッド1
42の張り出し部分148(本体より突出した部分)を外方へ付勢することがで
き、それによって、各スプラグ138を直立位置へ付勢することができる。
【0021】 バックラッシ防止スプラグ116が完全に組み立てられた状態では、スプラグ
組立体132は外レース120内に抱持され、内レース122はスプラグ組立体
132内に抱持される(図4、5)。この構成によれば、内レース122は、外
レース120に対して第1方向(図でみて反時計回り方向)に回転することが可
能にされる。なぜなら、内レース122の第1方向の回転は、各スプラグ138
をその直立位置から傾動させるからである。反対に、バックラッシ防止スプラグ
116は、内レース122が外レース120に対して反対の第2方向(図でみて
時計回り方向)に回転するのを防止する。なぜなら、内レース122の第2方向
の回転は、各スプラグ138をその直立位置に近づける方向に傾動させるからで
ある。従って、内レース122に固定されている駆動軸80は、バックラッシ防
止スプラグ116に対して反時計回り方向には自由に回転することができる。な
ぜなら、各スプラグ138をその直立位置から傾動させるからである。反対に、
駆動軸80を時計回り方向に回転させようとすれば、コイルばね136がスプラ
グ138をその直立位置に向けて傾動させる、それによって、内レース122の
ねじり力を外レース120に伝達する。外レース120は駆動箱50に溶接され
ているので、駆動軸80の時計回り方向の回転は、バックラッシ防止スプラグ1
16によって阻止される。
【0022】 バックラッシ防止スプラグ116は、駆動軸80の、揺動アーム100を復帰
させる方向への回転を防止するために設けられたものである。揺動アーム100
の復帰ストローク中、駆動スプラグ114と駆動軸80との間の摩擦が駆動スプ
ラグ114から駆動軸80へ何らかの量の回転エネルギーを伝達するのに足る大
きさである場合、バックラッシ防止スプラグ116が駆動軸80の回転を防止す
る。バックラッシ防止スプラグ116は駆動箱50に溶接されているので、バッ
クラッシ防止スプラグ116は、駆動軸80の「逆方向」の回転エネルギーが生
じればそれを駆動箱50へ伝達し、駆動軸80の、揺動アーム100を復帰させ
る方向への回転を防止する。
【0023】 バックラッシ防止スプラグ116は、揺動アーム66,100の一方が駆動ス
トロークで駆動軸80を回転させ始めるまで駆動軸80の逆方向の回転を防止し
続ける。かくして、バックラッシ防止スプラグ116は、駆動軸80が単一の方
向にしか回転されないようにする。
【0024】 本発明の可変ストロークモータ10を作動させるには、軸回転子42を作動さ
せて弁軸16を中空シリンダ14内で回転させる。次いで、流体圧力発生器82
を作動させてスチームのような加圧流体を第1流体入口18と補助弁/ピストン
組立体88へ供給する。それによって、弁軸16は、定速度で回転される。流体
が低圧で第1流体入口18へ供給されているときは、第1スロット26が第1流
体入口18と第1流体出口20の間の流体連通を開放しているので少量の流体だ
けが駆動シリンダ48へ流入する。駆動シリンダ48内への流体の導入によりピ
ストン52を弁ハウジング12から離れる方向に押し進める。揺動アーム66は
ピストンロッド60の昇降によって回転(揺動)されるが、揺動アーム66の往
復動(順逆回転)に伴ってピストンロッド60のアイレット62は僅かに枢動す
るだけである。ピストンロッド60のこの枢動によりピストン52が駆動シリン
ダ48に対して僅かに傾けられる。この傾動の量を少なくするために、本発明に
よれば、ピストン52は、その出発位置と終端位置の両方の位置で僅かに傾くよ
うに構成されている。この構成によりピストン52がフル(全)ストローク中の
中間にあるときの傾き度を小さくすることができる。揺動アーム66及びピスト
ンロッド60の長さは、ピストン52をその出発位置において駆動シリンダ48
の中心軸線に対して直角から2°傾けられる位置に置くのに充分な長さとするこ
とが好ましい。
【0025】 ピストン52の傾き状態を調べるには、ピストン52のフルストローク、即ち
、流体が全圧で第1流体入口18へ供給されているときのストロークを調べるこ
とが望ましい。駆動シリンダ48が流体で満たされ始めると、ピストン52は、
弁ハウジング12から離れて揺動アーム66の向かう方向に移動し、揺動アーム
66を押圧し、それによって揺動アーム66が回転し始める。揺動アーム66の
回転に伴ってピストンロッド60は揺動アーム66のヨーク64内で枢動する。
ピストン52は、駆動シリンダ48の中心軸線に対して直角になるまで回転し続
ける。ピストン52は、そのフルストロークの4分の1のところに達したとき、
駆動シリンダ48の中心軸線に対して直角になる。
【0026】 駆動シリンダ48に流体が更に流入するにつれて、ピストン52は、図1に示
されるようにそのフルストロークの2分の1のところに達するまで駆動軸80か
ら離れる方向に枢動し続ける。この時点(ピストン52がフルストロークの2分
の1に達した時点)で、駆動シリンダ48の中心軸線に対して直角から2°傾む
いた位置になるが、出発点における2°の傾きとは反対方向の傾きである。駆動
シリンダ48が流体で満たされ続けるにつれて、揺動アーム66が更に回転し、
ピストン52がそのフルストロークの4分の3のところに達する。この時点では
、揺動アーム66は、ピストン52を再び駆動シリンダ48の中心軸線に対して
直角位置にするのに充分なだけ回転している。駆動シリンダ48が更に流体で満
たされ続けるにつれて、揺動アーム66が回転し続け、ピストン52は、そのフ
ルストロークの4分の3のところに達する。この時点では、揺動アーム66は、
駆動シリンダ48の中心軸線に対して直角から2°の位置に向かって移動する。
この2°の傾きは、フルストロークの出発点におけるピストン52の直角位置か
らの2°の傾きと同じ方向の傾きである。フル流体圧では、このフルストローク
は、第1流体入口18と第1流体出口20との間の流体連通が開放される(図3
)ごとに行われる。
【0027】 従って、本発明においては、ピストン52をその出発位置において駆動シリン
ダ48の中心軸線に対して直角に向けておき、揺動アーム66をサイクル回転中
ピストン52を大きな角度に亘って枢動させるのではなく、ピストン52を(駆
動シリンダ48の中心軸線に対して)直角位置から2°傾けられた位置で出発さ
せる。即ち、ピストン52は、直角から2°傾いた位置から出発し、順次、直角
位置、直角から(出発位置とは)反対方向に2°傾いた位置、再び直角位置を経
て、最後に出発位置と同じ方向に2°傾いた位置に戻るサイクル運動をする。こ
とによって、全ストローク中直角位置からの総偏倚量を最少限にすることができ
る。
【0028】 可変ストロークモータ10は上述したフルストロークに亙ってサイクル運動す
ることができるが、このフルストロークは、フル流体圧の時にのみ達成される。
少量の流体圧しか第1流体入口18に供給されていないときは、ピストン52は
、はるかに短いストロークでのサイクル運動をする。流体圧力発生器82によっ
て供給される流体の圧力を増大させると、それだけ弁軸16の1回転ごとに第1
流体入口18から第1流体出口20を通して駆動シリンダ48内へ通される流体
の量が多くなる。駆動シリンダ48内に流入する流体の量が多くなると、それだ
けピストン52の移動速度が速くなり、それによってストロークも長くなる。揺
動アーム66は、この長くされたストロークを駆動軸80のより大きい角度の回
転に変換する。軸回転子42は定速度で弁軸16を回転させるので、供給される
流体の圧力の大小に関係なく、各1回のサイクルに要する時間は同じである。従
って、同じ時間内で駆動軸80の回転角度を大きくするので、駆動軸80の回転
速度を速くすることになる。
【0029】 弁軸16が1回転するごとに、弁軸16に設けられている第2スロット28が
、第2流体入口22と第2流体出口24の間の流体連通を1回開放する(図1)
。この開放時間中に、復帰ばね96のばね力により揺動アーム66を介してピス
トンロッド60をピストン52に対して押圧し、それによって流体を駆動シリン
ダ48から第2流体入口22及び第2流体出口24を通して押し出す。流体は、
次いで、補助移送ホース86を通して流体圧力発生器82へ戻され、再び加圧さ
れてモータ10へ再循環される(図2参照)。ピストン52が駆動されている間
、補助弁/ピストン組立体88が往復動態様で作動し、ピストン52の復帰スト
ローク中に駆動軸80を駆動する。先に述べたように、バックラッシ防止スプラ
グ116は、揺動アーム66及び100がそれらの復帰ストローク中回転エネル
ギーを駆動軸80に伝達するのを防止する。
【0030】 弁軸16は定速度で回転されるので、第1流体入口18に流入する流体圧の量
を変えると、ピストン52のストロークを長くすることができ、それによって、
同じ時間内での駆動軸80の駆動角度を大きくすることができる。流体圧力発生
器82には、それに供給される熱の量、従って、流体圧力発生器82が供給する
流体の圧力を変更するために例えばプロパン弁のような加熱調節制御器150を
設けることができる。従って、可変ストロークモータ10は、熱エネルギーの増
大を駆動軸80の回転速度の増大に直接変換することができる。
【0031】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。例え
ば、任意の台数の補助弁/ピストン組立体88を駆動軸80に連結することがで
き、又、弁ハウジングの各流体入口及び流体出口の寸法も、弁軸の各スロットの
寸法も、必要に応じて広範囲に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の弁組立体とピストン組立体を示す一部断面による側面図であ
る。
【図2】 図2は、図1の弁組立体及びピストン組立体の透視図である。
【図3】 図3は、図2の弁組立体及びピストン組立体の分解図である。
【図4】 図4は、図1のアームと軸組立体一部断面による上面図である。
【図5】 図5は、本発明のオーバーランニングクラッチ組立体の一部切除された分解図
である。
【符号の説明】
10 可変ストロークモータ 12 弁ハウジング 14 中空シリンダ 16 弁軸 18 第1流体入口 20 第1流体出口 22 第2流体入口 24 第2流体出口 26 第1スロット 28 第2スロット 42 軸回転子 46 駆動ハウジング 48 駆動シリンダ 50 駆動箱 52 ピストン 52 ピストン 60 ピストンロッド 62 アイレット 64 ヨーク 66 揺動アーム 72 第1アイレット 74 第2アイレット 76 大径穴 78 駆動スプラグ 80 駆動軸 82 圧力発生器 82 流体圧力発生器 84 移送ホース 86 補助移送ホース 88 補助弁/ピストン組立体 90 第3スロット 92 第4スロット 94 ピストン 100 回転軸 100 揺動アーム 114 駆動スプラグ 116 バックラッシ防止スプラグ 118 駆動軸受容開口 120 外レース 122 内レース 124 内側環状接触表面 126 外側表面 128 キー付き内側環状表面 130 外側環状接触表面 132 スプラグ組立体 134 スプラグ保持部材 138 スプラグ 140 本体 142 ヘッド 144 開口 146 側壁 150 加熱調節制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 75/32 F02B 75/32 Z F16D 41/06 F16D 41/06 Z F16H 21/24 F16H 21/24 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 サイモンズ,エドワード エル アメリカ合衆国 アイオワ州 50003− 8055,エイデル,ユニット ビー.アヴェ ニュ 2879アール, Fターム(参考) 3J062 AA43 AB27 AC07 AC09 BA11 CB02 CB12 CB14 CB18 CB27 CB32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸組立体であって、 (a)ハウジングと、 (b)駆動軸と、 (c)(i)第1外側環状接触表面を有する第1内レースと、 (ii)第1内レースから半径方向に離隔されており、前記第1外側環 状接触表面との間に第1環状空間を形成する第1内側接触表面 を有する第1外レースと、 (iii)前記第1環状空間内に配置されており、前記第1内レースを前 記第1外レースに対して第1方向に回転するのを許すが、該第 1内レースが第1外レースに対して第2方向に回転するのを防 止することができる構造及び配置を有する複数の第1スプラグ と、 (iv)前記複数の第1スプラグを前記第1環状空間内に維持するための 第1スプラグ保持手段 とから成る第1オーバーランニングクラッチ組立体と、 (d)前記駆動軸を駆動するために該駆動軸に連結された駆動手段と、から成
    り、 (e)前記ハウジングは、前記第1外レースに固定されており、 (f)前記駆動軸は、前記第1内レースに固定されており、 (g)前記駆動手段は、第2オーバーランニングクラッチによって前記駆動軸
    に連結されており、該第2オーバーランニングクラッチは、 (i)第2外側環状接触表面を有する第2内レースと、 (ii)第2内レースから半径方向に離隔されており、前記第2外側環 状接触表面との間に第2環状空間を形成する第2内側接触表面 を有する第2外レースと、 (iii)前記第2環状空間内に配置されており、前記第2内レースを前 記第2外レースに対して第1方向に回転するのを許すが、該第2 内レースが第2外レースに対して第2方向に回転するのを防止す ることができる構造及び配置を有する複数の第2スプラグと、 (iv)前記複数の第2スプラグを前記第2環状空間内に維持するための 第2スプラグ保持手段とから成り、 (v)前記第2オーバーランニングクラッチは、前記駆動手段の回転運 動を該第2オーバーランニングクラッチを介して前記駆動軸に伝 達する態様で該駆動軸に連結されており、 (h)前記第1オーバーランニングクラッチと第2オーバーランニングクラッ
    チは、互いに反対のオーバーランニング回転向きに前記駆動軸に固定されている
    ことを特徴とする駆動軸組立体。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、揺動アームを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の駆動軸組立体。
  3. 【請求項3】 前記揺動アームは、ピストンに枢動自在に連結されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の駆動軸組立体。
  4. 【請求項4】 前記ピストンを往復動させるための往復動手段を含むことを
    特徴とする請求項3に記載の駆動軸組立体。
  5. 【請求項5】 前記往復動手段は、 (a)(i)中空シリンダと、 (ii)前記中空シリンダに流体連通した第1流体入口と、 (iii)前記中空シリンダに流体連通した第1流体出口と、 (iv)前記中空シリンダに流体連通した第2流体入口と、 (iii)前記中空シリンダに流体連通した第2流体出口 とから成る弁ハウジングと、 (b)前記中空シリンダ内に配置されており、前記第1流体入口と第1流体出
    口との間の流体連通を実質的に遮断する第1位置と、前記第2流体入口と第2流
    体出口との間の流体連通を実質的に遮断する第2位置との間で回転自在の弁軸と
    、から成り (c)前記弁軸は、第1スロットと第2スロットを備えており、 (d)前記第1スロットは、前記弁軸が前記第1位置に置かれたとき、前記第
    1流体入口と第2流体出口との間の流体連通を開放する態様に該弁軸上に向きを
    定めて形成されており、 (e)前記第2スロットは、前記弁軸が前記第2位置に置かれたとき、前記第
    1流体入口と第1流体出口との間の流体連通を開放する態様に該弁軸上に向きを
    定めて形成されており、 (f)前記弁軸を前記第1位置と第2位置の間で回転させるために該弁軸に連
    結された回転手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の駆動軸組立体。
  6. 【請求項6】 前記ピストンを、前記中空シリンダから流体を押し出すため
    に偏倚させるための偏倚手段を含むことを特徴とする請求項5に記載の駆動軸組
    立体。
  7. 【請求項7】 前記偏倚手段は、ばねであることを特徴とする請求項6に記
    載の駆動軸組立体。
  8. 【請求項8】 駆動軸のためのバックラッシ防止駆動装置であって、 (a)(i)a.ピストンと、 b.該ピストンに一端を連結されたピストンロッドと、 c.該ピストンロッドの他端に連結された揺動アーム を含む駆動シリンダと、 (ii)前記ピストンを駆動ストロークにおいて一方向に駆動するため に該ピストンに所望の時間間隔で流体を供給するための弁手段 と、 (iii)前記ピストンを復帰ストロークにおいて前記一方向とは反対 の方向に付勢するための偏倚手段とを有する 可変ストロークモータと、 (b)前記ピストンの駆動ストロークにおいて前記駆動シリンダからの回転エ
    ネルギーを前記駆動軸へ伝達し、該ピストンの復帰ストロークにおいて該駆動軸
    を前記揺動アームに対してフリーホイール回転させるために該駆動軸に連結され
    た駆動スプラグ組立体と、 (c)前記復帰ストローク中、前記駆動軸の、前記駆動ストローク中の回転方
    向とは反対方向の回転を防止するために該駆動軸に前記駆動スプラグ組立体が固
    定されている作動向きとは反対方向の作動向きに固定されたバックラッシ防止ス
    プラグ組立体と、 から成るバックラッシ防止駆動装置。
JP2001532342A 1999-10-19 1999-10-19 バックラッシ防止スプラグ Pending JP2003522314A (ja)

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