JP2003520524A - 無線通信システムの無線リソースレベル登録の実行方法 - Google Patents

無線通信システムの無線リソースレベル登録の実行方法

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    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

Abstract

(57)【要約】 特に登録ゾーンが小さなエリアに定義されている場合に、無線通信システムの移動局により必要とされる登録の総量を削減する技術である。一案では、移動局は新たな登録ゾーンに入る度に、ネットワーク構成要素(例えば基地局)を登録(例えば、Rレベル)し、それにより、GSM MC_MAPにより定義されているR_TMSIゾーンと通信可能とする。この移動局は、既に登録されているが、その後に離れた各ゾーンに関するタイマを保持している。仮に、この移動局がタイムアウト期間よりも長い期間だけ特定のゾーンを離れると、当該ゾーンの登録はタイムアウトし、そして、移動局は当該ゾーンに再入時にはいつでも当該ゾーンを再登録する。この移動局は、ゾーンベース、タイマベース、絶対的な、トラフィックチャネルRR、及びその他の登録、或いはそれらの組み合わせを実行する。登録を促進するパラメータは、基地局により定義され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 I.発明の分野 本発明は、データ通信に関するものである。より詳しくは、本発明は、無線通
信システムで登録を実行する新規で進歩した方法に係り、より小さな登録ゾーン
を有するシステムにとって好適なものである。
【0002】 II.関連技術の説明 無線通信システムにおいて、登録は、移動局が通信中であるか、及び基地局か
らの信号を現在受信しているかを、当該システムに通知するために移動局によっ
て用いられる処理である。この移動局は、セルラ電話、個人用通信装置、或いは
手動(handheld)携帯端末であったり、車両搭載ユニット、手動(handheld)携帯ユ
ニットであったりする。従って、このシステムは、登録情報を用いて、当該シス
テムのトランザクションのいくつかのタイプに対して、それを位置決めすべく移
動局と連絡をするか否かを決定し、もしそうならば、一組の基地局からページを
伝送する。この登録情報は、このように基地局によるページングの総量を削減す
るために使用され得る。
【0003】 例として、特定の移動局へ向けられた呼び出し(call)は、“移動終了(mobile
terminated)”呼び出しと称されるが、このシステムは移動局がパワーオンされ
ているかを決定し、yesならば、基地局からの信号を受信する。移動局を位置
決めすべく、このシステムは、ページと称されるメッセージを、移動局により位
置決めされた複数の基地局から一斉発信し得る。移動局が応答したならば、この
システムは、当該移動局が位置決めされた対象エリアを管轄する基地局により対
処される次の通信に関する呼び出しの処理を継続する。
【0004】 仮に、システムが移動局の位置に関する何等の知識も有していなければ、シス
テムは全ての基地局の全セクタにページを伝送し得る。この基地局とその対象エ
リアは、一般に“セル”と称される。このセルは、更に(例えば3つの)セクタ
群に分割され、各セクタは基地局からの各ビームにより操作される。移動終了ト
ラヒックの総量が増加すると、システムワイドページングをサポートする為の通
信リソースは、大規模システム内で非常に大きいものとなる。
【0005】 上述したように、基地局によるページングの総量を削減すべく、移動局は、そ
の位置をシステムに通知する登録処理を採用し得る。これには、種々の登録方法
が用いられており、それらにはゾーンに基礎を置く登録方法、タイマに基礎を置
く登録方法、そして距離に基礎を置く登録方法が含まれている。これら登録方法
の各々は、特有の状況にとって一般的に効果的である。
【0006】 登録は、移動局が位置していない対象エリアの移動局のページングに係るオー
バーヘッドの総量を削減する上では役立つが、登録処理そのものに関する更なる
オーバーヘッドがある。これは、登録処理に関する周波数及び登録ゾーンサイズ
の選択といった妥協案へと導く。サービストラヒックの不活性(inactivity)(例
えば、音声)が長期間にわたり継続するとき、登録ゾーンは好適に広く定義され
得る(登録が不活性期間にわたり実行された以降)。しかしながら、バースト的
なトラヒック(パケットデータの如く)にとっては、不活性期間は非常に小さく
ても差し支えない。広い対象エリアをページングする頻繁な断続に係るオーバー
ヘッドを削減するために、パケットコールの進行中は非常に小さい登録ゾーンが
提供され得る。これは、広い対象エリアの中のネットワークに係る登録に加えて
実行してもよい。
【0007】 GSM MC−MAP標準(後述する)に従うシステムの如き、特定の無線シ
ステムでは、登録ゾーンは小さいエリアに定義され、システム内の移動局の大部
分(例えば50%)は、セルの境界エリアに位置している。これらシステムにと
っては、移動局による移動の小さい総量又は通信リンクのバリエーションは、移
動局を一の登録ゾーンから他へ移動させる(或いは移動と思える)要因となるか
もしれない。これは“ピンポン(ping-pong)”効果の要因となり、そにより移動
局は、(システム設計により)隣接ゾーンの基地局を継続的に登録する必要が生
じ得る。この継続的な登録は、次々にシステムに負荷を与え、使用可能なリンク
ソースの非効率的な使用といった結果を招くことになる。
【0008】 その結果、登録処理を改善するのに役立ち、不必要な登録の総量を削減する技
術は、とりわけ小さな登録ゾーンを有するシステムにとって、高い価値がある。
【0009】 発明を実施するための最良の形態 無線通信システムでは、登録方式(scheme)は、位置及び当該システム内の移動
局のステータスを探索するために概して用いられる。この知識なくして、特定の
移動局に向けて方向付けられた情報は、特定の移動局のためだけに意味付けられ
たページを必要とし、それは、いくつかのユニバーサルフォーマットの全エリア
に一斉送信され、移動局のコンタクトを確実なものとする。移動局は、登録を用
いることで、その位置及びステータスを、システムエンティティ(例えば移動ス
イッチングセンタ(MSC)又は基地局)に通知し得る。この受信したエンティ
ティは、この情報を移動局との次の通信の為にデータベースに記録する。例えば
このシステムが移動局の為のメッセージを有しているならば、このデータベース
は、受信側移動局にメッセージを送るために、どの基地局及びフォーマットを用
いるべきかを決定するためにアクセスされ得る。
【0010】 ここに言及した登録技術は、様々な無線通信システム、即ち、例えば、符号分
割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波
数分割多元接続(FDMA)システム等に有利に使用され得る。このようなCD
MAシステムは、特定の標準、例えば“デュアルモード・ワイドバンド・スプレ
ッド・セルラシステムのためのTIA/EIA/IS−95 移動局―基地局互
換性標準”(IS−95標準)、これは“第三世代パートナーシッププロジェク
ト”(3GPP)と称する協会により提供され、文献番号3GTS 25.211, 25.212,
25.213, 25.214, 25.133, 25.305, 25.331及び3G TR 25.926(W−CDMA標
準)を含む文献にて具体化されている、や“cdma2000スプレッド・スペ
クトラル・システムのためのTR−45.5物理層標準”(cdma2000標
準)、“第三世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP2)により提供さ
れた“GSM MS−MAP(GSM−MAPコアネットワーク上のマルチキャ
リア(cdma2000))”と称される標準に従って動作する。新たなCDM
A標準は、頻繁に提案され、使用に供されている。これらCDMA標準は、ここ
では参考までに言及されている。このTDMAシステムは、GSM(移動通信の
為のグローバル・システム)であり、例えばGSM−MAP(Mobile Applicati
on Part)のような特定の標準に従って動作する。
【0011】 登録方式は、特に当該方式が採用される特定の無線通信システムのために設計
される。改良されたサービスを提供するために、異なるタイプの無線通信システ
ムは、標準化された信号インターフェースを経由して統合され得る。明確化のた
めに、本発明の登録方式の様々な態様は、GSM MC−MAP標準をサポート
するcdma2000システムに係るものとして以下に詳述される。
【0012】 図1は多数のセル102を有する無線ネットワーク100を示す図である。各
セル102は、特定の地理的領域に対応しており、関連する基地局(簡略化のた
め図1では不図示)により利用に供される。移動交換センタ(MSC)110は
多数の基地局を接続し、補強している。無線ネットワーク100のMSC110
は各々が接続されており、従来型の電話システムとの通信を補助する公衆交換電
話ネットワーク(PSTN)と接続されている。各MSC110に関連するセルは、一
般には1又はそれ以上の領域106に分割されており、これはcdma2000
の基地局コントローラ(BSC)、GSM、W−CDMAの無線ネットワークコ
ントローラ(RNC)と称されるエンティティによりグループ化されている。図
1に示される例では、領域106aはセル102a乃至102hを含む。cdm
a2000のパケットコールに関して、BSC(例えば、領域106aのBSC
)は、パケット変換機能(PCF)に係るエンティティを有しており、BSCの
対象エリアはPCF対象エリアとなっている。GSM、W−CDMAのパケット
コールに関して、GPRSサポートノード(SGSN)により機能する新たなネ
ットワークエンティティの対象エリアの中には多数のBSC又はRNCがあり、
それは、対応するMSCの対象エリアのサブセットとなっている。
【0013】 従来型セルラシステムでは、移動局は、未登録の対象エリアに移動するときシ
ステムの登録を開始する。この移動局は、各セルの基地局が、移動局が登録した
ネットワークのエンティティの同一性(identity)を定期的に送信するので、対象
エリアの変更を確定することができる。
【0014】 登録の間にわたり交換されるメッセージを介して、この移動局は、移動局の同
一性(identity)や移動局の能力の如き、様々なパラメータの適切なネットワーク
エンティティを通知し得る。この登録情報は、基地局により受信され、基地局に
関連するMSCに中継され得る。GSM、W−CDMA、そしてGSM MC−
MAPシステムでは、パケットコールに関して、他の登録メッセージは、一般的
に、例えばホーム位置レジスタ(HLR)、ビジタ位置レジスタ(VLR)等と
いったデータベースにストアされる。このHLRは、MSCの管理者に指定され
た移動局の情報をストアし、VLRは、それらのホームMSCから移動された(r
oaming)移動局のための情報をストアする。
【0015】 上述したように、移動局は、多数の通信標準を導入するようにデザインされ得
るものであり、異なる技術(例えばCDMA及びTDMA)をサポートすること
も可能である。例えば、移動局は、CDMAシステムに関するcdma2000
標準やTDMAシステムに関するGSM標準をサポートするように設計されてい
る。その結果、登録処理は、登録がサポートされる全ての標準を遂行し得るとこ
ろまで進歩され得る。
【0016】 従来型のセルラネットワークでは、各移動局は、該移動局により識別されるユ
ニークな移動識別番号(MIN;Mobile Identification Number)又は国際移動
加入者識別番号(IMSI;International Mobile Subscriber Identification
Number)を指定する。このMIN及びIMSIは、料金、記録保持、他の目的
に用いられる。
【0017】 様々な理由(例えば、セキュリティ)より、移動局の真の同一性(例えばIM
SI)を空中(air)を越えて送信するのは望ましくない。代わりに、この移動
局は、移動局の真の同一性(identity)とは別名で用いられるMSCのようなネ
ットワークエンティティにより、一時的な移動加入者識別(TMSI;Temporar
y Mobile Subscriber Identity)を一般的に指定する。W−CDMA及びGSM
MC−MAPシステムでは、セキュリティの他のレベルは、新たな移動局の同
一性により、エアインタフェースを越えて規定される。この同一性は、GSM
MC−MAPのR−TMSIと呼ばれ、W−CDMAのRNTIと呼ばれる対応
部分(counterpart)を有している。この同一性と上位ネットワーク同一性(例え
ばMSCのTMSI)との間の関連性は、RNC/BSCにより保持されている
。このR−TMSIはTMSIに類似しているが、基地局によってのみ認識され
るものであり、基地局に関連するMSCによっては認識されない。
【0018】 一時的な同一性はユニークで、一般にランダムに指定される、特定のレングス
(例えば32ビット)の識別番号である。特有の一時的な識別番号は、一般的に
は、指定されたエンティティにより所定の登録ゾーンの中に所定時間滞在する一
のユーザにのみ指定される。この指定された一時的な識別番号は、一般には指定
されたエンティティ(例えば、R_TMSIはGSM MC−MAPシステムの
為に指定された基地局のセルの中で有効であり、TMSIは全システムにより網
羅される領域に中で有効である)を網羅するエリア内に位置する基地局との通信
にのみ有効である。一時的な同一性は、通常は、移動局が、異なるエンティティ
又は一時的な同一性を最初に指定された特定期間の経過後に供給される新たな登
録エリアを横切るときには、有効ではない。
【0019】 GSM MC−MAPシステムのMSCのようなネットワークエンティティに
より実行される登録に加えて、更なるRR(無線リソース)登録は、基地局レベ
ルで時々実行され、このRR登録は2つの目的と有している。即ち(1)接続状
態の間、移動局が様々な基地局の境界を横切り移動するとき、有効な無線の同一
性R−TMSIを保持すること、(2)ページングを最小化し、移動局が動作中
のアクティブパケットコールを有しているが、不活性が原因で指定された専用の
リソースを有していないとき、専用の状態への迅速な移行を可能とすること、で
ある。GSM MC−MAPの為のRR登録ゾーンが非常に小さいサイズである
場合には、一般的には小さいサイズのゾーンの間で移動する見込みが高いことか
らRR登録が頻繁に実行される。
【0020】 ここで詳述した技術では、語登録及びRR登録は交換自在に使用され得る。こ
の技術は、ゾーンが十分に小さく、“ピンポン”効果が深刻な問題であるような
登録に使用され得る。同時に、この技術は、登録が基地局システムの対象エリア
を越えてBSCと一体となるような、特別なケースを中心に取り扱う。ゆえに、
MSCのようなネットワーク同一性に係る登録とそれを区別して分類し、RR登
録と称しているのである。
【0021】 上述したように、移動局の大部分は、無線通信システムの境界エリアにある可
能性がある。例えば、移動局の移動及び/又はリンクコンディションの変化など
といった様々な要因にもよるだろうが、新たな基地局は移動局により良好に受信
されると判断されるだろう。仮に、移動局が、関連する対象エリアに入る度に基
地局を登録する必要があるならば、移動局は、それらセルの境界エリアに位置す
るとき、2以上の基地局を継続的(例えば、交互に)に登録してもよい。これは
システムパフォーマンスに厳しい影響を与える。このピンポン効果を削減する技
術は高い価値があるものである。
【0022】 本発明の実施の形態に従えば、ゾーンに基礎を置いた登録及びタイマに基礎を
置いた登録の組み合わせは、移動局により必要とされる登録の総量を削減するの
に役立つ。登録方式は、特に登録ゾーン(この場合、基地局の境界エリア)が(
相対的に)小さいエリアに定義されている状況においては利点がある。この登録
方式に従えば、移動局は、新たな登録ゾーン(例えば、基地局の対象エリアに対
応する新たなTMSIゾーン)に入り込む度に基地局を登録する。移動局は、既
に登録されているがそれ以来離れている各R−TMSIゾーンの為のタイマを保
持している。仮に、移動局が、特定のタイムアウト期間よりも長い期間だけ特定
のR−TMSIゾーンを離れると、このR−TMSIゾーンに係る登録はタイム
アウトされ、その後、移動局は、当該ゾーンに再び戻ったときに当該ゾーンを再
登録することになる。
【0023】 図2は無線ネットワーク100の一部分、及び多数のセル102の境界エリア
に位置する移動局106のための登録を示す図である。初めに、移動局106は
基地局104a(例えばR−TMSIゾーン1)の対象エリアに位置し、破線で
示したように、この基地局を登録する。この後、移動局106は、基地局104
b(例えばR−TMSIゾーン2)の対象エリアに移動し、或いは他の基地局に
移動し、この対象エリアを供給(serve)する基地局も登録する。その後、移動局
106は、以前に登録されたゾーンのうちの一つに戻ることができる。本発明の
登録方式は、以下に更に詳細に説明するが、無線ネットワーク100を移動する
移動局106により必要とされる登録の総量を削減することができる。
【0024】 図3は、本発明の実施の形態に従った登録処理300のフロー図である。登録
処理300は、ゾーンに基礎を置いた登録方式とタイマに基礎を置いた登録機構
の組み合わせを含み、多数のセルの境界エリアに位置するであろう移動局による
登録の総量を削減する。ゾーンに基礎を置いた登録方式の下では、移動局は、現
在登録されてない登録ゾーンの中に移動するとき、基地局を登録する。タイマに
基礎を置いた登録方式の下では、移動局は、特定のタイムアウト期間を超える期
間だけ登録ゾーンを離れると、基地局を再登録する。
【0025】 図3に示されるように、ステップS310では、移動局が特定の登録ゾーンに
気付いたか、他の登録ゾーンに入ったかどうかを初めに決定する。この登録ゾー
ンは、GSM MC−MAPシステムによって定義されるR−TMSIゾーンで
あることがある。この移動局が他の登録ゾーンに入り込んだか否かの決定は、例
えば登録ゾーンを供給する基地局により送信されるブロードキャストメッセージ
を処理することで、遂行される。移動局が他の登録ゾーンに入り込んでいない場
合には、ステップS332の処理に進む。
【0026】 さもなければ、ステップS312において、移動局が新たな登録ゾーンに入り
込んだか否かを決定する。新たな登録ゾーンは、移動局が現在登録しているもの
である。登録ゾーンが新しいときには、移動局は、ステップS314において新
たな登録ゾーンを管轄する基地局に登録する。この登録の一部として、移動局は
ステップS316において、基地局とその後の通信を行うために用いられる一時
的な同一性(例えば、R−TMSI)を指定する。この指定された一時的な同一
性は、移動局により、後の行程で使用可能な内部記憶装置にストアされる。この
移動局は、その後、ステップS318において、今しがた離れた各登録ゾーンに
係るエントリタイマを始動させ、リセットする。
【0027】 ステップS312に戻り、移動局が既に及び現在登録されている(新たな登録
ゾーンに代えて)登録ゾーンに再入したときには、移動局は、ステップS322
において、タイマに基礎を置く登録カウントを今しがた入り込んだ登録ゾーンの
エントリタイマ値により初期化する。この動作は、登録終了時間より先に現在動
作中ゾーン内の基地局の再登録を試みる結果をもたらす。移動局は、その後、ス
テップS324において、今しがた入り込んだ登録ゾーンのためのエントリタイ
マの動作を停止する。
【0028】 ステップS332では、移動局は実行されている全てのタイマ(いくつかある
場合)を更新する。この更新は、最後の更新からの経過時間に起因して、動作中
のタイマのインクリメントを必然的に伴う。その後、ステップS334において
は、実行されているいくつかのタイマがタイムアウトしているか否かが判断され
る。タイマは、タイムアウト値以上となった場合にタイムアウトされる。エント
リタイマのいずれもタイムアウトしていないときには、移動局はステップS31
0に戻る。さもなければ、移動局は、ステップS336において、登録ゾーンの
登録をタイムアウトし、それにより、関連するエントリタイマはタイムアウトさ
れる。タイムアウトの登録のために、登録ゾーンのための一時的な同一性は、移
動局の内部記憶装置から削除され、移動局が当該ゾーンに移動して戻ったときに
は、登録ゾーンを再登録する必要が生じる。この移動局は、その後、ステップS
310に戻る。
【0029】 明確化のために、図3に示される登録処理は、図2を用いた特有の例として詳
述されている。この例では、移動局は、最初にR−TMSIゾーン1に位置して
おり、基地局104aを登録している。この基地局104aの登録では、移動局
にはR−TMSI1が指定され、それは基地局104aとその後の通信を行うた
めに用いられる。
【0030】 その後、この移動局はR−TMSIゾーン2に移動し、基地局104bを登録
する。基地局104bの登録では、移動局にはR−TMSI2が指定され、それ
は、基地局104bとのその後の通信に用いられる。この移動局は、また基地局
104bより基地局104aにより指定されたR−TMSI1のタイムアウト値
を受信するこができ、或いは、予め定められたタイムアウト値又はR−TMSI
1の為のいくつかの他のタイムアウト値を使用し得る。移動局は、その後、タイ
マ1を始動させ、ゼロにリセットする。この移動局は、それ以降、予め定められ
た、又は受信したR−TMSIゾーン1に関するタイムアウト値とタイマ1とを
比較し、更新する。
【0031】 一時的に、移動局がR−TMSIゾーン1に戻ったならば、この移動局はR−
TMSIゾーンの1のために以前に始動されたタイマ1を停止する。この移動局
は、その後、今しがた離れたゾーンであるR−TMSIゾーン2のためのタイマ
を始動させる。
【0032】 或いは、仮に移動局がR−TMSIゾーン1からR−TMSIゾーン4へと移
動したならば、基地局104dが登録される。この基地局104dの登録におい
て、移動局には、基地局104dとのその後の通信に用いられるR−TMSI4
が指定される。この移動局は、また最後のR−TMSIゾーンのみのためのタイ
ムアウト値を基地局104dから受信し得る。この場合、R−TMSIコード1
は、基地局104aにより指定され、或いはそれらのゾーンのために予め定めら
れたタイムアウト値を使用可能となる。この移動局は、その後、R−TMSIゾ
ーン1のためのタイマ1を始動させ、ゾーン2のためのタイマ2をモニタし、移
動局がゾーン1からゾーン4へ移動したときにその値は更新される。
【0033】 この方法では、各R−TMSIゾーンに入り込み、移動局はそのゾーンに関連
するタイマを停止する。この移動局は、今しがた離れたいくつかのR−TMSI
ゾーンのためのタイマを起動する。この他のR−TMSIゾーン(いくつかある
場合)のためのタイマは、影響を受けない。このタイマは、時間経過によりイン
クリメントされる。タイマが、関連するタイムアウト値に到達した場合はいつで
も、移動局はタイムアウト期間の中に関連するゾーンの中におらず、かかるゾー
ンの登録はタイムアウトすべき旨を指定する。その後、移動局は、当該ゾーンに
移動して戻ったときには、R−TMSIゾーンを再登録する必要がある。
【0034】 上述したゾーンに基礎を置いた登録方式及びタイマに基礎を置いた登録方式を
用いて、移動局は多数のセルの境界エリアに位置決めされ、たとえ移動局が一時
的にR−TMSIゾーンから他に移動したとしても、R−TMSIゾーンの基地
局をただ一度だけ登録すればたりる。仮に、移動局が特定のR−TMSIゾーン
を登録し、タイムアウト期間の中で当該ゾーンに移動して戻ったときでも、その
ようなゾーンのための基地局の再登録は不要である。この方法では、登録ピンポ
ン効果は大幅に削減され得る。
【0035】 本発明の実施の形態に従い、移動局が今しがた離れ、新たなR−TMSIゾー
ンに入った、該R−TMSIゾーンに用いられるタイムアウト値は、新たなR−
TMSIゾーンのための基地局により提供される。登録ゾーンが変更された周波
数は、セルのトポロジ及びサイズ、シャドーイング効果、ネットワーク設計者が
どのように隣接ゾーンをレイアウトしたか、に依存する。このようなコンディシ
ョンに基いて、上述した特徴は、移動局が移動してきたセルからの信号コンディ
ションとの比較と同じように、セルの中の信号コンディションに依存するタイム
アウト値を選択するための自由度を基地局に与える。
【0036】 RR登録は、移動局とR−TMSIゾーンを供給する基地局との間のメッセー
ジ変換を介して実行される。様々なメッセージフォーマットが使用され得る。テ
ーブル1は、移動局によって発生され基地局に送られるRRレベル登録メッセー
ジに関する特有の実施の形態を記載している。この実施の形態では、RRレベル
登録メッセージは、テーブル1に示される同一性及びサイズを有する4つのフィ
ールドを含んでいる。他のメッセージフォーマット及びフィールドも用いること
ができ、これらも本発明の目的の中にある。
【0037】
【表1】 このRR_REG_TYPEフィールドは、現在のRR登録の発生を引き起こ
す原因となる特定のイベントタイプを示している。実施の形態では、このフィー
ルドは、タイマに基礎を置いた登録イベントに関しては“0000”に、ゾーン
に基礎を置いた登録イベントに関しては“0001”に、ページレスポンスに関
しては“0010”に、そして、トラヒックチャネルのリクエストに関しては“
0011”にセットされる。SLOT_CYCLE_INDEXフィールドは、
移動局のページングモードを示している。このフィールドは、仮に移動局がスロ
ットモードオペレーションに設定されている場合には、実行されたスロットサイ
クルインデックス、即ちSLOT_CYCLE_INDEXPにセットされる。
この他の場合は、このフィールドは、“000”にセットされる。
【0038】 MOB_P_REVフィールドは、移動局のプロトコル更新(revision)を示し
ている。
【0039】 KEY_SEQ_NEWフィールドは、移動局より発生された新たな暗号キー
に対応するキーシーケンス番号を含む。このフィールドは、移動局によって発生
された新たな暗号キーに関連するシーケンス番号である、KEY_SEQ_NE
S-Pにセットされる。
【0040】 テーブル2は、RR登録のために基地局より移動局へと送られるR−TMSI
指定メッセージのためのメッセージフォーマットの特有の実施の形態を記載して
いる。このR−TMSI指定メッセージは、移動局により送られる当該RRレベ
ル登録メッセージに関連する、或いは他のイベントに関連する、基地局により送
られる。この実施の形態では、R−TMSI指定メッセージは、テーブル2に示
される同一性及びサイズ、テーブル2に示される他のメッセージフォーマット及
びフィールドを有する8つのフィールドを含む。併せて、他のメッセージフォー
マット及びフィールドも使用可能であり、本発明の目的の中にある。
【0041】
【表2】 R_TMSI_INCLフィールドは、R−TMSI情報がR−TMSI指定
情報を含むか否かを示す1ビットフラグである。このフィールドは、基地局が新
たなR−TMSIを移動局に指定する場合には“1”にセットされ、その他の場
合は“0”にセットされる。R_TMSI_INCLフィールドが“1”にセッ
トされているならば、メッセージの残りのフィールドは有効データを含む。
【0042】 R_TMSI_ZONE_LENフィールドは、R−TIMSI指定メッセー
ジの一時的なR_TMSI_ZONEフィールドのレングスを定義している。特
に、このフィールドは、R_TMSI_ZONEフィールドに含まれるオクテッ
ト(例えば、包括的に1〜8の値に定められる)の番号がセットされる。
【0043】 このR_TMSI_ZONEフィールドは、R−TMSIゾーン番号を有して
おり、R_TMSI_ZONE_LENフィールドにより定義されるのと同様に
1乃至8オクテットの範囲のレングスを有している。
【0044】 このR_TMSI_CODEフィールドは、32ビットのR−TMSIコード
を有しており、これにより移動局が指定される。このフィールドの全てのビット
は、“1”にセットされ、これによりR−TMSIが非指定とされる。
【0045】 R_TMSI_EXP_PRDフィールドは、タイマに基礎を置いた登録に関
してはR−TMSIタイムアウト期間を定義する。このタイムアウト期間は、終
了期間とも称される。移動局がタイマに基礎を置いたRR登録を実行しないとき
には、このフィールドは“0000000”にセットされる。さもなければ、移
動局がタイムベースのRR登録を実行するときには、このフィールドは28乃至
85の範囲内で定められる値がセットされる。80msecクロックがタイマの
更新に用いられるならば、このレンジは6秒乃至55時間に相当する。この実施
の形態の場合、このタイマは2R_TMSI_EXP_PRD/4にセットされ、タイムアウト期
間は2R_TMSI_EXP_PRD/4・0.08秒である。
【0046】 ZONE_INFO_INCLフィールドは、1ビットフラグであり、それは
ゾーンリストのメンテナンスのための情報がR−TMSI指定メッセージに含ま
れているか否かを示している。このフィールドは、移動局が新たなゾーンに登録
しているときは“1”にセットされ、R_TMSI指定メッセージは一時的なT
OT_R_TMSI_ZONES及びR_PREV_ZONE_PRDフィール
ドの中に有効情報を有している。その他の場合は、このフィールドには“0”が
セットされることになる。
【0047】 このTOT_R_TMSI_ZONESフィールドは、R−TMSIゾーンの
最大番号を示しており、移動局によりゾーンに基礎を置いたRR登録の目的のた
めに保持されている。ゾーンに基礎を置いたRR登録が無効ならば、このフィー
ルドは“000”にセットされる。
【0048】 R_PREV_ZONE_PRDフィールドは、R−TMSIタイムアウト期
間を定義しており、これは移動局が今しがた離れた以前のR−TMSIゾーンの
ために用いられる。このタイムアウト期間は、以前のゾーンの終了期間とも称さ
れる。このフィールドは、24乃至85の範囲内の値がセットされる。この範囲
は、80msecクロックがタイマの更新に用いられるならば、375msec
乃至55時間に相当する。これ以前のゾーンの終了期間は、 2R_PREV_ZONE_PRD/4・0.08秒である。
【0049】 テーブル3は、ゾーンリストへのエントリの実施の形態を示しており、該ゾー
ンリストは移動局によりRRレベル登録のために保持されている。このゾーンリ
ストは、多数のエントリを含み、上述したTOT_R_TMSI_ZONESに
より指定された番号を更新する。この実施の形態では、ゾーンリストの各エント
リは5つのフィールドを含み、それはテーブル3の同一性及びサイズを有してい
る。他のフォーマット及びフィールドのエントリを用いることもでき、それは本
発明の目的の中にある。
【0050】
【表3】 R_TMSI_ZONEフィールドは、エントリのためのR−TMSIゾーン
番号を含む。R_TMSI_CODEフィールドは、32ビットのR−TMSI
コードを含み、これは移動局によりR−TMSIゾーンのために指定される。R
_TMSI_COUNTフィールドは、カウンタ(タイムアウト期間に対応)を
含み、これは、移動局によりR−TMSIゾーンのタイマに基礎を置いたRR登
録のために保持される。R_TMSI_COUNT_MAXフィールドは、R_
TMSI_COUNTのための最大値を含む。エントリタイマフィールドは、タ
イマを含み、それはR−TMSIゾーンのタイムアウト登録に用いられる。更な
るフィールドは、他のパラメータも含み、それは例えば、関連する基地局からの
ページを受信するのに用いられるモード(スロットルモード又はいくつかの他の
モード)の如くである。
【0051】 ゾーンリストの中のエントリは、動作中のR−TMSIゾーンのための情報を
含み、それは、様々なオーダーにアレンジされ得る。例えば、このエントリはR
−TMSIゾーン(例えば、ゾーンの経年(age))の登録時間に基いてアレンジ
され得る。
【0052】 図4は、移動局呼び出し処理の実施の形態に係る状態機構400を示す図であ
る。この状態機構は、より詳細には、cdma2000標準により定義されてい
るものと類似している。状態機構400は、パワーアップ状態410、移動局初
期化状態412、初期化タスク状態414、移動局空き状態416、システムア
クセス状態418、そして、移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420
を有する。各状態は、更に複数の副状態を含む。パワーアップでは、移動局パワ
ーアップ状態410から移動局初期化状態412へ移行する。
【0053】 初期化状態412では、移動局は特定のシステムを選択し、用いる。この選択
されたシステムがアナログシステムならば、移動局は初期化タスク状態414に
移行し、アナログモードの処理を開始する。さもなければ、選択されたシステム
がCDMAシステムならば、移動局は先に進み、選択されたCDMAシステム(
又は、より具体的には選択されたシステムの一又はそれ以上の基地局)を要求し
同期をとる。一旦、移動局が選択されたCDMAシステムのタイミングを要求す
ると、移動局空き状態416に入る。
【0054】 移動局空き状態416では、移動局は“オン”されるが動作はなされない。移
動局は、基地局からのメッセージのためのフォーワードリンクのページングチャ
ネルをモニタしている。移動局がページングチャネルを受信できず、或いは他の
基地局が動作中の組を加えているときには、移動局は状態412に戻り、他の基
地局を獲得する。状態416では、移動局は、メッセージ又は入ってくる(次期
の)呼び出しを受信することができ、呼び出しを開始し、登録を実行し、メッセ
ージ送信を開始し、或いはいくつかの他の動作を実行する。これら動作の開始に
より、移動局はシステムアクセス状態418に移行する。
【0055】 システムアクセス状態418では、移動局は一又はそれ以上のアクセスチャネ
ルで基地局にメッセージを送り、基地局とアクセスすることを試みるページング
チャネル上の基地局からのメッセージを受信する。これらメッセージのやりとり
は、移動局と基地局との間の特定タイプの通信(例えば音声、データ)、メッセ
ージの発信者(移動局又は基地局)に依存し、cdma2000標準に更に詳細
に記述されている。このメッセージのやり取りの結果次第で、“動作中”の通信
が基地局と実行されないならば、移動局は移動局空き状態416に戻り、基地局
の呼び出しが実行されると、移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420
に進む。状態420への移行に先立ち、移動局はコールのためのフォワードトラ
ヒックチャネルを指定する。
【0056】 移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420では、移動局は、設定され
た先の又は後のトラヒックチャネルを用いることで、基地局と通信を行う。呼び
出しを終了すると、移動局は状態412に戻る。
【0057】 図5は、RR登録が上位ネットワーク登録(例えばMSC)に加えてサポート
されるとき、RR登録処理として述べられた実施の形態に従って用いられる、状
態機構500を示す図である。移動局がRRレベル(即ち、BSCレベル)に登
録されているか否かに従って、図4の状態は、非接続状態440及び接続状態4
50にグループ化される。非接続状態440はパワーアップ状態410、移動局
初期化状態412、及びR−TMSIが指定されていないときには移動局空き状
態416a、を含む。接続状態450は、システムアクセス状態418、移動局
がトラヒックチャネルをコントロールする状態420、そして有効なR−TMS
Iが指定され移動局が基地局により認識されているときは(RRレベル)、移動
局空き状態416b、を含む。非接続状態440は、空き状態を意味し、このと
き、移動局はパワーアップされ、移動局はいくつかのR−TMSIゾーンには登
録されていない。接続状態450は、RRC接続が設定され、RR登録が許可さ
れた状態を意味する。
【0058】 この実施の形態の場合、RR接続体制に従い、システムアクセス状態418は
非接続状態440から入る。R−TMSIはRR接続体制の間、移動局により指
定される。その後、移動局は、基地局と通信するためにシステムアクセス状態4
18から、他の移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420、又は移動局
空き状態416bへ進む。
【0059】 移動局空き状態416bでは、移動局は、R−TMSIが指定されており、そ
の後、状態420に移行し、基地局と通信する。状態416b及び状態420よ
って、もはや基地局が登録されていない場合には(例えば、R−TMSIゾーン
に関するタイマがタイムアウトしたとき)、移動局は非接続状態440に戻る。
図5の状態遷移は、メッセージ(例えば、R−TMSI割合メッセージ)を介し
てなされるものであり、これについては更に以下に詳述する。
【0060】 RR登録処理の特有の実施例は、GSM MC−MAP標準をサポートするc
dma2000システムとして詳述されている。この実施例では、多数の構成パ
ラメータは、RR登録を容易にするものとして定義されている。テーブル4は構
成パラメータ及びそれらの定義を記載したものである。テーブル4において、下
付の“S”はセミメモリのために立てたものであり、それらのコンテンツは、移
動局がパワーダウンするやいなや失われる。
【0061】
【表4】 このような特有の実施では、システムは多数のRRレベルの登録方法をサポー
トしており、当該方法は以下を含む。
【0062】 ・タイマに基礎を置いたRR登録−移動局はタイマ満了時に登録する。
【0063】 ・ゾーンに基礎を置いたRR登録−移動局は新たなゾーンに入ったときに登録
する。
【0064】 ・絶対的なRR登録−移動局はRR接続要求メッセージをうまく基地局に送っ
たときに絶対的に登録を行ない、そして、基地局は、このメッセージより移動局
の位置を推測し得る。
【0065】 ・トラヒックチャネルRR登録−基地局が、トラヒックチャネルを指定された
移動局の登録情報を有するときにはいつでも、基地局は移動局に、それが登録さ
れている旨を通知し得る。
【0066】 これらの登録方法のいくつかは、以下に更に詳述される。
【0067】 タイマに基礎を置いたRR登録 タイマに基礎を置いたRR登録では、移動局はレギュラーインターバルにてR
Rレベルを登録する。TIMER_REGSフラグは、タイマに基礎を置いた登
録が可能であるか否かを示している。実施の形態では、基地局は、R−TMSI
指定メッセージのR_TMSI_EXP_PRDフィールドをゼロにセットする
ことで、タイマに基礎を置いた登録を無効にする。移動局は、タイマ終了カウン
タをRR_REG_COUNT_MAXS=2R_TMSI_EXP_PRD/4に算定し、スト
アする。この移動局は、0とRR_REG_COUNT_MAXS−1との範囲
内の(仮の任意の)値を受信するRR登録カウンタ、即ち、RR_REG_CO
UNTSを保持する。
【0068】 タイマに基礎を置いたRR登録は、カウンタ、即ち特定の更新レートでインク
リメントされるRR_REG_INCSを用いる。この更新レートは、特定のタ
イムインクリメント(例えば、80msec)に対応し、ページングチャネル又
はフォワード共通制御チャネルのスロットカウンタの如きタイマにより提供され
る。仮に、TIMER_REGSが“yes”であり、R_TMSI_CODES の全てのビットが“1”でないならば(それぞれ、登録は可能であり、移動局は
RRC接続を確立していることを示す)、タイマに基礎を置いたRR登録は、カ
ウンタRR_REG_INCSがRR_REG_COUNTSよりも大きい値に到
達したときに実行される。RR_REG_COUNTSのストア値は、基地局に
よりR−TMSI指定メッセージのR_TMSI_EXP_PRDフィールドを
経由して制御される。このカウンタRR_REG_INCSは、移動局がR−T
MSI指定メッセージ又はタイマに基礎を置いたRR登録可能フラグTIMER
_REGSが“no”から“yes”に変更した各時間にリセットされる。
【0069】 実施の形態の場合、移動局がTIMER_REGSを“no”から“yes”
に変更したときはいつでも、RR_REG_COUNTSに、0とRR_REG
_COUNT_MAXS−1の範囲内で推定可能な任意の値をセットし、これは
推定可能な任意の番号の発生器を用いて発生される。この基地局は、移動局がR
R登録メッセージでRR_REG_COUNT_MAX時間内に戻ってくるよう
に要求する。移動局が遅れると、基地局はそれを再登録し、移動局はもはや他の
認証処理を介されないと識別されない。このようにして、移動局はRR_REG
_COUNT_MAXよりも小さい値を選択する。推定可能な任意の値は、選択
され得る。何故ならば、様々な異なる実施のためにオープンされたパラメータを
そのままにしておくからである。RR_REG_COUNT_MAXよりも小さ
いいくつかの値も使用することができ、それは本発明の目的の範囲内にある。移
動局は、アップデート信号を受信する度にも(例えば各80msecインターバ
ル)カウンタRR_REG_INCSをインクリメントする。
【0070】 ゾーンに基礎を置いたRR登録 ゾーンに基礎を置いたRR登録では、移動局は、滞在したゾーンの内部記憶リ
ストを既にストア済みの新たなR−TMSIゾーンの中に移動したか否かを、R
Rレベルで登録する。与えられたネットワークの中の各R−TMSIゾーンはR
R登録ゾーンに対応する。ゾーンは、RR登録(絶対的なRR登録を含む)が実
行されるときにはいつでも、リストに加えられ、ゾーンを保持するタイマの満了
に従い削除される。
【0071】 移動局は一以上のR−TMSIゾーンを登録し得る。この移動局は、登録され
ているゾーンのリスト、R_ZONE_LISTSを保持している。実施の形態
の場合、各エントリは、テーブル3に示される、R_TMSI_ZONE、R_
TMSI_CODE、R_TMSI_COUNT、R_TMSI_COUNT_
MAXを含むR_ZONE_LISTS、及びエントリタイマを含む。この移動
局は、リストのエントリの経年を確かめられるべくタイマが動作している間にわ
たって、試される各タイマの値を許可する手段を提供する。各ゾーンのエントリ
タイマは、R_TMSI_COUNTが再実行される度にリセットされる。R_
TMSIカウントは、移動局がR_TMSI指定メッセージを介する通知を受信
する度に再実行される。
【0072】 実施の形態の場合、移動局が登録されていると考えられるゾーンの最大番号は
移動局が登録されている最新の基地局によって制御される。この制御は、新たな
R−TMSIが新たなR−TMSIゾーンの登録結果として指定されているとき
はいつでも、R_TMSI指定メッセージのTOT_R_TMSI_ZONES
フィールドを経由して、実行される。エントリがR_ZONE_LISTSに加
えられるとき又はTOT_R_TMSI_ZONESが減少したときは、移動局
はTOT_TMSI_ZONESSのセットにより許可されるよりも多いエント
リがあるときは、リストから必要以上のエントリを取り外す。R_ZONE_L
ISTSがより多くのTOT_R_TMSI_ZONESSを含むときは、移動局
は以下のルールに従って必要以上のエントリを削除する。
【0073】 ・TOT_R_ZONESSがゼロであるならば、移動局はリストの全てのエ
ントリを削除する。
【0074】 ・TOT_R_TMSI_ZONESSがゼロでなければ、移動局は、活性化
したエントリタイマを有するエントリを削除し、最も経年の古いエントリを開始
し、エントリタイマ値により決定されるのと同様に、これをTOT_R_TMS
I_ZONESSエントリの残りが無くなるまで、経年を減少させるために継続
する。
【0075】 RRC接続移動手順 MS−MAPをサポートする移動局が、図5に示される非接続状態440の移
動局空き状態416aでRRC接続要求メッセージを正確に送ると、基地局は移
動局の位置を推測でき、絶対的なRRレベルの登録が実行される。これに応答し
て、この基地局は、移動局に、有効なR−TMSIを伴なうR−TMSI指定メ
ッセージを送信することによってRRレベルを登録した旨を通知する。移動局は
その後、接続状態450に移行する。
【0076】 RR接続が確立し(例えば、呼び出し、或いはネットワークの交換に係る情報
に関する他の理由より)、MS−MAP移動局が、移動局がトラヒックチャネル
を制御する状態420のトラヒックチャネル副状態にあるとき、トラヒックチャ
ネルRRレベル登録が絶対的に実行され得る。再び、これに応答して、基地局は
移動局に、R−TMSI指定メッセージを送ることでRRレベルを登録した旨を
通知する。基地局は、また、移動局に新たなR−TMSIを指定する。
【0077】 移動局がトラヒックチャネルを制御する420の間、呼び出しがタイムアウト
すると、基地局は、リリースオーダーを送ることによりMC−MAP移動局を共
通のチャネルに方向付ける。共通チャネルのRRC接続は、移動局のRRレベル
登録及び有効なR−TMSIを保持することで実現される。共通のチャネルをモ
ニタしている間にわたって、MC−MAP移動局は、RRレベル登録メッセージ
を送信することで、定期的なゾーンに基礎を置いた、又は命令されたRRレベル
登録を実行し得る。
【0078】 RRレベル登録メッセージを受信する基地局は、登録を承認し、R−TMSI
指定メッセージを送ることにより、移動局を新たなR−TMSIに配置する。基
地局が移動局にR_TMSI_CODEの全てのビットが“1”にセットされて
いるR_TMSI指定メッセージを送信すると、移動局はR_TMSI_COD
ESの全てのビットを“1”に、RR_REG_ENABLEDSを“no”にセ
ットする。R_TMSI_CODESの全てのビットが“1”にセットされたR
_TMSI指定メッセージを送ることで、移動局の接続はRRC接続が確立する
まで、無線リソース(RR)レイヤは閉じ込められる(closed)。
【0079】 移動局が、既に登録されているような、同じR−TMSIゾーンの中で定期的
なRRレベル登録を実行するならば、基地局は、それに新たなR−TMSIを指
定するかもしれないし、指定しないかもしれない。移動局が、新たなR−TMS
Iゾーンの中、RRレベルで登録されるならば、基地局は、R−TMSI指定メ
ッセージを経由して、それに新しいR−TMSIを指定するか、或いはRR登録
をリジェクトする。
【0080】 このRRレベル登録は、図5の状態機構のために詳述される。この実施の形態
では、移動局が、パワーアップの指定により、移動局初期化状態412のシステ
ム決定副状態に入ると、移動局は多数の動作を実行し、それは以下を含む。
【0081】 ・移動局はR_ZONE_LISTS中の全てのエントリを削除し、いくつか
のゾーンで未だいかなる登録も実行されていないので、リストを初期化する。
【0082】 ・移動局はR_TMSI_CODESの全てのビットを“1”にセットし、こ
れにより、RRC接続が確立されていないことを示す。R−TMSIの定義では
、全てのビットが“1”にセットされているR_TMSI_CODEは、有効な
R−TMSIではないこと、及びR−TMSIが指定されていないことを意味す
る。
【0083】 移動局は、RR登録可能フラグ、RR_REG_ENABLEDSを“no”
セットし、RR登録を無効にする。このアクションは、少なくともRRC接続が
確立されるまで、RR登録を無効とする。
【0084】 ・移動局は、タイマに基礎を置いたRR登録可能フラグ、TIMER_REG S を“no”に更にセットすることで、タイマベースの登録を無効とする。再び
このアクションは、RRC接続が確立されるまで、タイマに基礎を置いた登録を
無効とする。
【0085】 移動局は、システムアクセス状態では、多数の動作を実行し、それは以下を含
む: ・MC−MAP移動局が、MC−MAP RRC接続要求メッセージ又はRR
レベル登録メッセージを正確に送信すると、RR_REG_ENABLEDS
“yes”にセットされ、RRレベル登録が有効となる。このR_TMSI_C
ODESのビットは、基地局がそれを指定するまで、全て“1”にセットされて
いる。この基地局は、一般的には類似の実施を保持するが、詳細には述べられて
いない。移動局が、特定期間(例えば、T75m、cdma2000標準により
定義されている)、R−TMSI指定メッセージを受信しないときには、R_T
MSI_CODESの全てのビットは“1”にセットされるが、これは接続が未
だ確立されていないことを示す。
【0086】 ・R−TMSI指定メッセージが特定時間(T75m)の中で受信されたなら
ば、移動局は以下に述べるようなメッセージを処理する。
【0087】 ・移動局は、システムアクセス状態418にて、アクセス試行の失敗を宣言し
て、移動局はRR_REG_ENABLESを“no”にセットし、RRレベル
の登録を無効とし、R_TMSI_CODESの全てのビットを“1”にセット
し、接続が確立されていないことを示し、R_ZONE_LISTSの全てのエ
ントリを削除し、リストを再び初期化する。
【0088】 この移動局は、移動局空き状態416sにいおいて、RR_REG_ENAB
LESが“1”(RR登録が有効であることを示す)のときにのみ、RR登録を
実行する。移動局は、この空き状態では、RR登録のための多数の動作を実行す
るが、それは以下を含む: ・RR_REG_ENABLESが“1”(RR登録が有効であることを示す
)であり、RR_REG_COUNT_MAXSが1以上(R−TMSI指定メ
ッセージを受信するのに許可された最大時間の終了を示す)であるときは、移動
局はTIMER_REGSを“1”にセットし、タイマに基礎を置いた登録を有
効とする。
【0089】 ・オーバーヘッド情報処理(換言すれば、全ての移動局が登録されたゾーンに
位置するかを知るための、R−TMSIゾーン中の基地局による継続的通信)、
移動局は、基地局により同報通信されたゾーンのR_TMSI_ZONEを比較
する。オーバーヘッド情報処理では、それはASSIGNING_TMSI_Z
ONESにストアされ、ゾーンが同じか否かを決定する。このゾーンは異なるが
R_TMSI_ZONEがR_ZONE_LISTSのエントリの一つであるな
らば(移動局が明白にこのゾーンに登録されていることを示す)、移動局は、A
SSIGNIND_R_TMSI_ZONES、R_TMSI_CODES、RR
_REG_COUNT_MAXS、そしてRR_REG_COUNTSを、R_T
MSI_ZONEのためのゾーンリストエントリの、対応するR_TMSI_Z
ONE、R_TMSI_CODE、R_TMSI_COUNT_MAX、そして
R_TMSI_COUNT値にセットする。この動作は、構成パラメータ(サブ
スクリプトSと共に)を最新に登録されたゾーンの値に更新する。
【0090】 ・R_ZONE_LISTSの中のいくつかのエントリのタイマが満了した場
合において、R_TMSI_ゾーンがASSIGNING_R_TMSI_ZO
NESに等しくないときには、移動局は、R_ZONE_LISTSから終了した
タイマに係るエントリを削除する。この動作では、移動局がタイムアウト期間内
に訪れていない全てのR_TMSIゾーンをゾーンリストから削除する。
【0091】 ・移動局は、以下の状態に置かれると、それが位置している(換言すれば、同
報通信されたゾーン)R−TMSIゾーンの中の基地局のタイマに基礎を置いた
RR登録を実行する。
【0092】 (1)RR_REG_ENABLEDSが“yes”であり、RRレベル登録
が有効であることを示している。
【0093】 (2)TIMER_REGSが“yes”であり、タイマに基礎を置いたRR
レベル登録が有効であることを示している。
【0094】 (3)ストアされた構成パラメータ(例えば、テーブル4のうちの一つ)が最
新である。
【0095】 (4)R_TMSI_CODESの全てのビットが“1”でなく、RRC接続
が完了していないことを示している。
【0096】 (5)RR_REG_INCSがRR_REG_COUNTS以上であり、移動
局が特有の仮の任意期間内に、このR−TMSIゾーンを登録していないことを
示している。
【0097】 ・移動局は、最後に登録したゾーンに関係なく以下の状態に置かれると、位置
している最新のゾーンのゾーンに基礎を置いたRR登録を実行する。
【0098】 (1)TOT_R_TMSI_ZONESが0でない。
【0099】 (2)ストアされた構成パラメータが最新である。
【0100】 (3)RR_REG_ENABLEDSが“yes”であり、RRレベル登録
が有効であることを示しており、そして、 (4)R_ZONE_LISTSにエントリがなく、その結果、R_TMSI
_ZONEフィールドがストアされたASSIGNING_R_TMSI_ZO
NEと等しくない。
【0101】 移動局空き状態416のとき、いくつかのアクションがRR登録を必要として
いるならば、移動局はシステムアクセス状態418の更新オーバーヘッド情報副
状態に移行し、RR登録を実行する。
【0102】 移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420では、移動局は多数の動作
を行ない、それは、以下を含む。
【0103】 ・移動局はR_ZONE_LISTS中の全てのエントリのためのエントリタ
イマを保持する。仮に、R_ZONE_LISTS中のいくつかのエントリが満
了すると、移動局は該リストから対応するエントリを移動する。本動作では、移
動局がタイムアウト期間内に訪れていないR−TMSIゾーンに関するエントリ
を移動する。
【0104】 ・RR_REG_COUNTSがRR_REG_COUNT_MAXSの値以上
であれば(R−TMSI指定メッセージのための許容される最大時間が満了した
ことを示す)、移動局はR_TMSI_CODESの全てのビットを“1”にセ
ットする。トラヒックチャネルでは、基地局は移動局がどこにあり、またR−T
MSI指定メッセージを送る能力を有することを知る。トラヒックチャネル上の
通信はR−TMSIを必要としないので、基地局及び移動局は未だ通信中であっ
ても、接続はトラヒックチャネルを失うと直ぐに落ち込む(dropped)。
【0105】 移動局は、移動局がトラヒックチャネルを制御する状態420の様々なサ副状
態の間、更なる動作を実行する。それら更なる動作は以下を含む。
【0106】 ・状態420のトラヒックチャネル初期化副状態に入ると、移動局はTIME
R_REGSを“no”にセットし、タイマに基礎をおいた登録を無効にするこ
とになる。この動作では、移動局がトラヒックチャネル上にあるとき一時的にタ
イマに基礎をおいた登録を無効にする。
【0107】 ・状態420のトラヒックチャネル副状態では、移動局は応答に従いR−TM
SI指定メッセージを処理する。
【0108】 ・状態420のリリース副状態では、移動局は、R_TMSI_CODES
全てのビットが“1”ならば、RR_REG_ENABLEDSを“no”にセ
ットする。さもなれければ、移動局はTIMER_REGSを“yes”にセッ
トし、タイマに基礎をおいた登録を活性化する。これら動作は、呼び出しの満了
後、タイマに基礎を置いた登録を再び有効にする。但し、RRC接続をクローズ
したままのときは除かれる。
【0109】 RRレベル登録のために基地局により送られる、R−TMSI指定メッセージ
は、テーブル2に示されるようなフォーマットを有する。R−TMSI指定メッ
セージの受信に従い、移動局はメッセージの様々なフィールドに送られる値をス
トアするが(それは、サブスクリプトRに設計されている)、それは以下に従う
【0110】 ・メッセージに含まれるR_TMSI_INCLが“1”ならば、メッセージ
が有効なR−TMSI情報を含むことを示し、移動局はR−TMSIゾーン、R
−TMSIコード、満了タイマ値を、以下に従ってストアする。
【0111】 −移動局はR_TMSI_ZONE_LENSと等しいASSIGNING_
R_TMSI_ZONE_LENSをセットすることで、R−TMSIゾーンの
レングスをストアする。
【0112】 −移動局は、ASSIGNING_R_TMSI_ZONESからR_TMS
I_ZONESの最小、最重要なオクテットをASSIGNING_R_TMS
I_ZONE_LENSをセットすることで、指定されたR−TMSIゾーン番
号をストアする。
【0113】 −移動局はR_TMSI_CODESにR_TMSI_CODERをセットする
ことでR−TMSIをストアする。
【0114】 −移動局はメッセージのR_TMSI_EXP_PRDフィールドの値を読み
出し、この値に基づいて、以下のように、RR_REG_COUNT_MAXS
及びRR_REG_COUNTSをセットする。
【0115】 ・メッセージのR_TMSI_INCLが“1”ならば、移動局は、R−TMS
Iゾーン、R−TMSIコード、満了タイマを、R_TMSI_LISTSのエ
ントリと同様に、ストアする。R−TMSIゾーンに何も存在しなければ、いく
つかのデフォルト及び/又は前回の値が用いられる。移動局は、その後、エント
リタイマをスタートさせる。この新たなゾーンのタイマは時間を区別し、移動局
は動作中のゾーンのために、タイマに基礎を置いた登録を実行する。この前回の
ゾーンのためのタイマは、そのようなゾーンに関連するR−TMSIの終了タイ
マと区別される。
【0116】 ・メッセージの中のR_TMSI_INCLが“1”のとき、及びR_TMS
I_CODERの全てのビットに“1”がセットされているときは、移動局はR
R_REG_ENABLEDSに“no”をセットし、RR登録を無効とする。
このタイプのメッセージは、移動局のRR登録を無効としたいとき、基地局によ
り送信される。
【0117】 ・メッセージの中のR_TMSI_INCLが“1”のとき、及びR_TMS
I_CODERの全てのビットが“1”のときには、移動局はRR_REG_E
NABLEDSに“no”をセットし、RR登録を無効とする。このタイプのメ
ッセージは、移動局のRR登録を無効としたいときに、基地局により送信される
【0118】 ・メッセージの中のZONE_INFO_INCLが“1”ならば、RR登録
を規定するための基地局からの更なる情報を含むことを示し、この移動局は以下
を実行することになる。
【0119】 −移動局はTOT_R_TMSI_ZONESRの値としてTOT_R_TM
SI_ZONESSをストアする。
【0120】 −R_ZONE_LISTSが更新されたTOT_R_TMSI_ZONES
りも多いエントリを含むときは、移動局は上述したルールに従って、余分なエン
トリを削除する。
【0121】 −移動局はメッセージの中のR_PREV_ZONE_PRDを読み出し、エ
ントリの以下のフィールドに、今しがた離れた最後のR−TMSIゾーンと関連
するR_ZONE_LISTSをセットする。
【0122】 1)移動局は、R_TMSI_COUNT_MAXに、R_TMSI_COU
NT_MAXS=2R_PREV_ZONE_PRD/4を算定し設定する。
【0123】 2)移動局は、R_TMSI_COUNTSに0からR_TMSI_COUN
T_MAXS−1の間の仮の任意の値を設定する(例えば、cdma2000標
準により指定した仮の任意の番号発生器を用いて)。
【0124】 3)移動局は今しがた離れたR−TMSIゾーンのために、R_ZONE_L
ISTのエントリタイマをリセットする。
【0125】 本発明の理解を助けるために、本発明の登録技術は、GSM MC−MAP標
準のcdma2000システムのための実施の形態として説明した。前述したよ
うな本発明の様々な態様は、他(CDMA、TDMA、及びFDMA)のシステ
ム、標準にも実施することができ、これは本発明の目的の範囲内ある。
【0126】 好ましい実施の形態の先の説明は、当業者が当該発明の製造し使用することを
可能とするものである。これら実施の形態の様々な改良は、優れていることは直
ぐに明白である。そして、ここで定義した一般的な原理は、本発明の機能を用い
ることなく、他の実施の形態に適用可能である。その上、本発明はここで示した
実施の形態に限定されるものではないが、ここで述べた原理及び新たな機能より
なる広い目的に従っている。
【0127】 本発明の特徴、本質、利点は、図面と共に前述した詳細な説明より更に明白に
はるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多数のセルを有する無線ネットワークの図である。
【図2】 図1の無線ネットワークの一部分、及び多数のセルの境界エリアに位置する移
動局のための登録を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に従った登録処理のフロー図である。
【図4】 移動局呼び出し処理の実施の形態に係る状態遷移を示す図である。
【図5】 RR登録処理を用いた図4の状態遷移を示す他の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ティードマン、エドワード・ジー・ジュニ ア アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 01742 コンコード、バレッツ・ミル・ロ ード 656 Fターム(参考) 5K067 AA21 BB04 BB21 CC02 CC04 CC10 DD11 EE02 EE10 EE16 EE45 HH22 JJ53 JJ64

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信ネットワークにおける複数の登録ゾーンを登録する
    方法であって、 第1登録ゾーンに対して、第1ネットワークエンティティからの第1の仮の移
    動局の同一性(TMSI)に関する指定を受信し、 第2登録ゾーンの第2ネットワークエンティティを登録し、 前記第2登録ゾーンの登録に対して、前記第2のネットワークエンティティか
    らの第2のTMSIに関する指定を受信する、 ことからなる方法。
  2. 【請求項2】 各登録ゾーンは、GSM MC−MAP標準により定義され
    る無線TMSI(R−TMSI)ゾーンに対応する、請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 各ネットワークエンティティは、通信ネットワークの基地局
    に対応する、請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 タイマに基礎を置いた登録を開始する為の指定を与える第1
    カウンタを保持し、 前記第1カウンタの値がタイマに基礎を置いた登録カウント値に達した場合に
    タイマに基礎を置いた登録を開始する、 ことを更に有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 タイマに基礎を置いた登録に係る最大終了時間の代わりとな
    る値を受信し、 前記受信した値に基づいてタイマに基礎を置いた登録カウント値を設定する、
    ことを更に有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記タイマに基礎を置いた登録カウント値は、0から前記受
    信した値に関連する最大値の間の範囲内にある仮の任意の値である、請求の範囲
    第5項の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2ネットワークエンティティに係る登録は、前記第2
    登録ゾーンに入ることに対応している、請求の範囲第1項の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2ネットワークエンティティに係る登録は、前記第2
    ネットワークエンティティとの接続を確立することに対応して絶対的に実行され
    る、請求の範囲第1項の方法。
  9. 【請求項9】 最初に前記第1登録ゾーンに入り、続いて第2登録ゾーンに
    入るときに、第2ネットワークエンティティの登録により、第1登録ゾーンに関
    する第1タイマを始動する、ことを更に有する請求の範囲第1項の方法。
  10. 【請求項10】 各更新間隔で前記第1タイマのカウント値を更新し、そし
    て、第1タイマのカウント値がタイムアウト値に達したとき、第1登録ゾーンの
    登録をタイムアウトする、ことを更に有する請求の範囲第9項の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1登録ゾーンに係る前記第1タイマに関するタイム
    アウト値は、前記第2ネットワークエンティティにより与えられる、ことを更に
    有する請求の範囲第10項の方法。
  12. 【請求項12】 前記第2ネットワークエンティティに係る登録により、前
    記第2登録ゾーンの第2タイマを停止する、ことを更に有する請求の範囲第1項
    の方法。
  13. 【請求項13】 TMSIが指定され、登録が現在有効であるような各登録
    ゾーンに対する1つのエントリを含む複数のエントリを有するゾーンリストを保
    持する、ことを更に有する請求の範囲第1項の方法。
  14. 【請求項14】 登録が許可された登録ゾーンの最大番号を示す値を受信し
    、 前記ゾーンリストに保持されている多数のエントリが許可された登録ゾーン群
    の最大番号以下であるようなゾーンリストより、一以上のエントリを削除する、
    ことを更に有する請求の範囲第13項の方法。
  15. 【請求項15】 前記ゾーンリストの中の最古エントリは最初に削除される
    請求の範囲第14項の方法。
  16. 【請求項16】 前記ゾーンリストの最古エントリは、前記エントリ群のた
    めに実行されているタイマに関連して決定される、請求の範囲第15項の方法。
  17. 【請求項17】 前記ゾーンリストの各エントリは動作中の登録ゾーンに対
    応しており、各エントリは、前記動作中の登録ゾーンのゾーン番号と、前記動作
    中の登録ゾーンに指定されたゾーンコードと、前記動作中の登録ゾーンのタイム
    アウト登録に用いられる指定を与えるエントリタイマと、を有する、請求の範囲
    第13項の方法。
  18. 【請求項18】 前記ゾーンリストの各エントリは、更に、前記動作中の登
    録ゾーンの登録のための最大タイムアウト時間のタイムアウトカウント指定を含
    み、前記動作中の登録ゾーンの登録のためのタイムアウト時間はタイムアウトカ
    ウントの一部に基づいて決定される、請求の範囲第17項の方法。
  19. 【請求項19】 登録は、移動局と基地局との間のRRC接続の確立の指定
    する接続状態のときに可能である請求の範囲第1項の方法。
  20. 【請求項20】 RRレベルの登録は、ネットワークエンティティからのメ
    ッセージを介して可能である請求の範囲第1項の方法。
  21. 【請求項21】 タイマに基礎を置いた登録は、ネットワークエンティティ
    からのメッセージを介して可能である請求の範囲第1項の方法。
  22. 【請求項22】 前記無線通信ネットワークはcdma2000標準に適合
    している請求の範囲第1項の方法。
  23. 【請求項23】 前記無線通信ネットワークはGSM MC−MAP標準を
    更にサポートしている請求の範囲第1項の方法。
  24. 【請求項24】 無線通信ネットワークにおいて、多数の、無線の仮の移動
    局の同一性(R−TMSI)ゾーンを登録する方法であって、 第1基地局を第1R−TMSIゾーンに登録し、 前記第1R−TMSIゾーンの登録に対応して、前記第1基地局からの第1R
    −TMSIコードに係る指定を受信し、 第2基地局を第2R−TMSIゾーンに登録し、 前記第2R−TMSIゾーンの登録に対応して、前記第2基地局からの第2R
    −TMSIコードに係る指定を受信する、 ことを有する方法。
  25. 【請求項25】 最初に前記第1登録ゾーンに入り、続いて第2登録ゾーン
    に入るときに、第2基地局の登録により、第1R−TMSIゾーンに関する第1
    タイマを始動し、前記第2基地局の登録により、第2R―TMSIゾーンに関す
    る第2タイマを停止する、ことを更に有する請求の範囲第24項の方法。
  26. 【請求項26】 各更新間隔で前記第1タイマのカウント値を更新し、そし
    て、第1タイマのカウント値がタイムアウト値に達したとき、第1R−TMSI
    ゾーンの登録をタイムアウトする、ことを更に有する請求の範囲第25項の方法
  27. 【請求項27】 無線通信ネットワークにおいて複合的な仮の移動局の同一
    性(TMSIS)を管理する方法であって、 前記移動局が第1無線TMSI(R−TMSI)ゾーンに入ったとき、第1基
    地局を介して移動局に第1TMSIを指定し、 第2R−TMSIゾーンの第2基地局に前記移動局を登録し、 前記移動局が複数のR−TMSIゾーンを登録しているとき、前記第2基地局
    を介して前記移動局に第2TMSIを指定する、 ことを有する方法。
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