JP2003520494A - 無線トランシーバ - Google Patents

無線トランシーバ

Info

Publication number
JP2003520494A
JP2003520494A JP2001552568A JP2001552568A JP2003520494A JP 2003520494 A JP2003520494 A JP 2003520494A JP 2001552568 A JP2001552568 A JP 2001552568A JP 2001552568 A JP2001552568 A JP 2001552568A JP 2003520494 A JP2003520494 A JP 2003520494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
received
receiver
transmitter
payload
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001552568A
Other languages
English (en)
Inventor
ミュラー トーマス
シュニッツラー ユルゲン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nokia Mobile Phones Ltd filed Critical Nokia Mobile Phones Ltd
Publication of JP2003520494A publication Critical patent/JP2003520494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1809Selective-repeat protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1854Scheduling and prioritising arrangements

Abstract

(57)【要約】 等時性データを受信するためのブルートゥース無線トランシーバであって、データを受信する受信手段と、前記受信データが正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、前記受信データがカレントであるかどうかを決定する認証手段と、受信データに応答して、前記受信データが正確に受信された場合には受信の肯定応答を送信し、前記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレントである場合には否定応答を送信し、前記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレントでない場合には肯定応答を送信する送信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、等時性データ通信の改良に係り、特に、送信機および受信機を含む
システム、送信機そのもの、受信機そのもの、およびその動作方法に関する。
【0002】 (背景技術) ブルートゥースプロトコルは同期データ、非同期データ、および等時性データ
の通信向けに設計されている。 等時性データは時間限定データであり、したがって一定のデータ転送速度が要
求されるデータであるが、遅延は重要ではない。このような等時性データは、そ
の使用中に、古くなり、もはや有効でなくなる前の一定の範囲内にかぎり遅延す
ることがある。ビデオ、オーディオおよび音声ストリーミングはこのようなデー
タの例であるが、等時性データはこれらに限定されない。
【0003】 図1は、無線パケットを送受信することによって通信する、マスタ装置4およ
びスレーブ装置6、8、および10を含む無線トランシーバ装置からなるネット
ワーク(ブルートゥースピコネット)2を示す。マスタ装置は、スレーブ装置と
ネットワークとの接続を開始するトランシーバ装置である。ネットワークにはマ
スタ装置が1つだけある。ネットワークは時分割二重方式で動作する。トランシ
ーバ装置4は、マスタ装置が決定する共通の時間フレームに同期化される。この
時間フレームは長さの等しい一連のタイムスロットから構成される。ネットワー
ク内で伝送される各無線パケットは、スロットのスタートと一致するスタートを
有し、1つのパケットはネットワーク内で1度に伝送される。マスタ装置がポイ
ントツーポイント通信を行う場合においては、伝送される無線パケットは、マス
タ装置宛ての無線パケットを次に使用可能なタイムスロットで伝送することによ
ってマスタ装置に応答する特定のトランシーバに宛てられる。マスタおよびスレ
ーブ間にずれがある場合にはいつでも、スレーブのタイミングを調整することに
よって修正される。
【0004】 この例では、トランシーバは例えば2.4GHzのマイクロ波周波数で送受信
する。ネットワークは、各無線パケットを送信する周波数を変化させることによ
って干渉を減らす。それぞれが1MHzの帯域幅を有する多数の別々の周波数チ
ャネルが割当てられ、この周波数は1600ホップ/秒の速度でホップしても良
い。ネットワーク内で通信している、つまりネットワークに接続しているトラン
シーバの周波数ホップは同期化され、マスタ装置により制御される。ホッピング
周波数のシーケンスは、そのネットワークに固有であり、マスタ装置の固有のI
Dにより決定される。
【0005】 ネットワークは、トランシーバ間で音声情報またはデータ情報を伝送するのに
適した無線周波数ネットワークである。その伝送は、低消費電力、例えば0乃至
20dBmで行われ、トランシーバ装置は数センチ乃至数十または数百メートル
の範囲で有効に通信可能である。マスタ装置はその伝送範囲内で個々のトランシ
ーバ装置を識別し、1つのトランシーバを呼び出してマスタ装置とそのスレーブ
装置間に通信リンクを設定しなければならない。
【0006】 図2にフレーム20を示す。このフレーム20はネットワーク2が使用する共
通の時間フレームであり、マスタ装置4により制御される。説明上、このフレー
ムはスロット22乃至29を有する。偶数番号で指定されたスロットが確保され
る。マスタ装置だけが、偶数番号が付されたスロットのスタートと一致する無線
パケットの送信を開始できる。奇数番号で指定されたスロットが確保される。ス
レーブが送信する無線パケット、すなわちマスタ装置が受信するようにアドレス
指定された無線パケットのみが、そのスタートを奇数番号が付されたスロットの
スタートと一致させることができる。各スロットには、異なるホッピング周波数
のシーケンスが1つずつ割当てられる。しかし、無線パケットが複数のスロット
に広がる場合もあり、その場合には、パケットを送信する周波数は、パケットの
スタートにおいて、そのスロットに割当てられた周波数で一定のままである。ス
ロットは一定の時間周期を有し、それは通常625マイクロ秒である。
【0007】 図3は、通常の無線パケット30を示す。この無線パケットはスタート32を
有し、3つの別個の部分を含む。第1の部分はアクセスコード34を、第2の部
分はヘッダ36を、第3の部分はペイロード38を含む。 アクセスコードは、無線パケットのスタートを識別し、同期化およびDC推定
を実行するためにネットワークにおいて使用する一連のシンボルであり、固定長
を有する。普通通信において使用されるアクセスコードは、ネットワークを識別
するチャネルアクセスコードであり、ピコネットで交換されるすべてのパケット
に含まれる。
【0008】 ヘッダ36は固定長を有し、次のフィールド、AM_ADDR、ARQN、お
よびHECを含むリンク制御情報を有する。ローカルアドレス(AM_ADDR
)は、1つのネットワーク内で1つのスレーブを一意に識別するワードである。
このローカルアドレスは、マスタ装置がスレーブ装置をネットワークに接続する
時に、マスタ装置によりスレーブ装置に割当てられる。ARQNはペイロードデ
ータの送信が成功したことをソースに報告するために使用される。それはパケッ
トの送信が成功したことを示す肯定応答ACKか、またはパケットの送信が失敗
したことを示す否定応答NAKである。HECはヘッダ完全性チェックであり、
ヘッダから生成される8ビットワードである。
【0009】 普通通信中のペイロード38にはデータが含まれる。ペイロードは可変長を有
するが、無い場合もある。ペイロードはパラメータL_CH、ペイロードボディ
を有し、あるいはサイクリックリダンダンシーチェック(CRC)を有する場合
もある。一般に、リンク層制御アプリケーションプロトコル(L2CAP)メッ
セージはいくつかのパケット30に断片化される。L_CHコードは、ペイロー
ドにL2CAPメッセージの開始断片またはL2CAPメッセージの継続断片が
含まれているかどうかを示す。事前交渉はペイロードが等時性データに関連する
かどうかを示す。
【0010】 図4は、チャネル60を介して受信機70と通信する送信機40を示す。送信
機は、タイマ回路42、コントローラ44、送信機部48、受信機部46、およ
びFIFOメモリ50を備え、FIFOメモリは断片N、N+1、およびN+2
を有するL2CAPメッセージを格納する。メモリ50はデータ49を送信用に
受信する。この送信用データはペイロードN、N+1、およびN+2としてそれ
ぞれ52、54、および56部分に格納される。ペイロードN(52)、N+1
、N+2の順に送信される。メモリ50の出力は送信機部48に接続され、部分
52のコンテンツが送信機部への入力として供給される。送信機部48は、メモ
リ部52のコンテンツをデータパケットのペイロードとしてカプセル化し、デー
タパケットをベースバンドから無線周波に変換し、電波として受信機70に送信
する。
【0011】 このカプセル化には、CRCを生成しペイロード38に含めること、少なくと
もAM_ADDR、ARQN、およびHECを含むヘッダ36を添付すること、
およびアクセスコード34を添付することが含まれる。受信機部46は受信機7
0からデータパケットを受信し、これに送信パケットの通知(つまりARQN)
が含まれているかどうかを判断(決定)する。この決定は信号45を介してコン
トローラ44に伝達される。ARQN=ACKの場合、つまり、送信パケットの
受信が成功した場合には、コントローラはメモリ50および送信機部48を制御
し、次に送信されるパケットでペイロードN+1を送信する。コントローラは制
御信号43を介してメモリ52を制御し、部分52のコンテンツを処分する。そ
の結果、部分54のコンテンツが部分52に移動し、部分56のコンテンツが部
分54に移動する。このようにパケットN+1は送信用にメモリ部分52に提供
される。ARQN=NAKの場合、つまり、送信パケットの受信が失敗した場合
には、コントローラは必ずペイロードNを再送信する。コントローラは制御信号
43を起動せず、ペイロードNは再送信のためにメモリ部分52に残る。
【0012】 タイマ42は、L2CAPメッセージに等時性データ、つまり一定の時間内で
の送信に失敗した場合に“失効する”データを含む場合に重要な機能を提供する
。タイマ42は、メモリ部分52にある現在のパケットが再送信されるまでの時
間を記録する。タイマの値が閾値を上回る場合には、タイムアウトとなり、コン
トローラ44はメモリ50を消去する。つまり、コントローラはディスカード信
号を使用することにより、メモリ部分52にある現在のペイロードが属するL2
CAPメッセージの断片であるすべてのペイロードN、N+1、およびN+2を
メモリ50から捨て去る。
【0013】 受信機70は、受信機部72、送信機部74、および検証回路76を有する。
受信機部72は送信機40の送信機部48と通信し、送信機部74は送信機40
の受信機部46と通信する。送信機部72および受信機部74はともに検証回路
76に接続する。検証回路76はパケットが正確に受信されたかどうかを判断(
決定)する。この決定は、HEC、およびペイロードのCRC(存在する場合)
に基づいてなされる。ペイロードが正確に受信されたと検証回路76によって判
断された場合、送信機部は、次に送信されるパケットにARQN=ACKを設定
する。ペイロードが不正確に受信された場合、送信機部は次に送信されるパケッ
トにARQN=NAKを設定する。送信機部は、次に送信されるデータパケット
のヘッダにARQNを含める。データのペイロードをも送信されるパケットに含
めて送信している場合、CRCを含んでも良い。
【0014】 送信機40および受信機70が自動応答要求プロトコルに準拠して動作するこ
とは明らかである。メモリ部分52のコンテンツ(メッセージN)は、a)送信
機40が、受信機70からパケットの受信に成功したという肯定応答を無事に受
信するか、または、b)送信機においてタイムアウトが発生するまで、送信機4
0から受信機70に送信および再送信される。
【0015】 以上の説明は、従来技術において使用され、“ブルートゥースシステム規格(
Specification оf the Bluetooth Syste
m)”v1.0B、(1999年12月1日発行)中で説明されている手続きに
一致する。 本発明者らは、従来技術の手続きからいくつかの問題が発生することをつきと
めた。
【0016】 等時性データは時間限定データであり、したがって一定のデータ転送速度が要
求されるデータであるが、遅延は重要ではない。このような等時性データは、そ
の使用中に、古くなり、もはや有効でなくなる前の一定の範囲内にかぎり遅延す
ることがある。ビデオ、オーディオおよび音声ストリーミングはこのようなデー
タの例であるが、等時性データはこれらに限定されない。
【0017】 送信機におけるタイムアウト管理により、等時性データが失効していないかど
うかが判断(決定)される。タイムアウトが発生している場合、送信された最後
のパケットだけではなく、それが属するL2CAPメッセージ全体が処分されて
しまう。これは結果として、その伝送エラーに不相応なデータの損失の発生を招
いてしまう。1つの伝送エラーのために、L2CAPメッセージ全部が捨てられ
てしまう。さらに、このような大量のデータ損失により、前進型エラー補正など
のエラー補正技術を適用不可能にしてしまう。 このような問題を解決することが望ましい。
【0018】 (発明の開示) 本発明の1つの態様によれば、データを受信する受信手段と、前記受信データ
が正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、前記受信データがカレントで
あるかどうかを決定する認証手段と、受信データに応答して、前記受信データが
正確に受信された場合には受信の肯定応答を送信し、前記受信データが不正確に
受信され前記受信データがカレントである場合には否定応答を送信し、前記受信
データが不正確に受信され前記受信データがカレントでない場合には肯定応答を
送信する送信手段とを備えるデータ受信用の無線トランシーバが提供される。
【0019】 本発明の実施形態においてデータが“カレント”であると記述される時、それ
は、そのデータがその受信時に期限切れになっていないという意味である。 この定義には1つの例外がある場合もある。不正確に受信されたデータの場合
において、“カレントである”とは、むしろ、再送信後の受信時に期限切れして
いないデータを意味する。したがって、不正確に受信されたデータについては、
その時の受信データは期限切れではないが、それが再送信され再受信された時ま
でにその再受信データが期限切れになる場合には、その不正確に受信されたデー
タはむしろ“カレントでない”。 つまり、“カレントである”とは、データが期限切れしていないことを説明す
るのではなく、むしろ、正確に受信されたデータが期限切れしていないこと、お
よび不正確に受信されたデータが、そのデータの再送信を受信した時に期限切れ
していない可能性がまだ存在する場合のデータであることを意味する。
【0020】 受信データは等時性データおよびヘッダを含むペイロードを有するデータパケ
ットである。データパケットのペイロードは非同期データを含む場合もある。受
信データが等時性データであるという事実は、ブルートゥース規格1.0bと同
様に事前交渉によって受信機に伝達される。また、データパケットは、等時性デ
ータが含まれていることを示すパラメータを含む場合もある。後者の例において
は、認証手段が、受信データが等時性データであるかどうかを、例えばパケット
ヘッダに含まれるパラメータから決定しても良い。
【0021】 認証手段は受信した等時性データがカレントであるかどうかを決定する時限手
段を含む。 決定手段は、パケットが正確に受信されたかそうでないかを、ヘッダの完全性
をテストすること、および/または、例えばペイロード内のサイクリックリダン
ダンシーチェックを使用してペイロードの完全性をテストすることによって決定
しても良い。
【0022】 無線トランシーバは、さらに、受信時にカレントでなかった不正確受信データ
パケットから生じるエラーを補正するエラー補正手段を含んでも良い。これはブ
ルートゥースベースバンドの現在のFEC手続きに追加されるエラー補正手続き
である。この追加的エラー補正はL2CAPの上位にある。
【0023】 無線トランシーバは、肯定応答が送信された受信データを保持し、否定応答が
送信された受信データを捨てる手段を有する。トランシーバは保持された受信デ
ータを一時的に蓄えるバッファを有する。エラー補正手段の前および/または後
にバッファがあっても良い。認証手段をバッファに接続して、受信データがカレ
ントであるかどうかの決定をバッファの中身に依存してフレキシブルに行っても
良い。認証手段はエラー補正手段の後にバッファに接続されることが望ましいが
、エラー補正手段の前にバッファに接続されても良い。決定手段は使用されるエ
ラー補正手段のタイプに依存しても良い。したがって、認証手段は、受信された
等時性データがカレントであるか否かを決定する際に周囲の状況を考慮に入れる
【0024】 本発明の別の態様によれば、等時性データを含むペイロードを有するデータパ
ケットを送信する送信機が提供される。前記送信機は、受信機にデータパケット
を送信する送信手段と、前記データパケットの送信に応答して、肯定応答または
否定応答を前記受信機から受信する受信手段とを備え、前記送信機は、肯定応答
が受信されるまで等時性データを含むデータパケットを再送信するように構成さ
れる。 本発明のさらに別の実施形態によれば、送信機および受信機を含むシステムが
提供され、前記送信機は等時性データを含むペイロードを有するデータパケット
を送信するように構成され、前記受信機にデータパケットを送信する第1の送信
手段と、前記データパケットの送信に応答して、肯定応答または否定応答を前記
受信機から受信する第1の受信手段とを備え、前記送信機は、肯定応答が受信さ
れるまで等時性データを含むデータパケットを再送信するように構成され、前記
受信機は、前記送信機が送信したデータを受信する第2の受信手段と、前記受信
データが正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、前記受信データがカレ
ントであるかどうかを決定する認証手段と、受信データに応答して、前記受信デ
ータが正確に受信された場合には受信の肯定応答を送信し、前記受信データが不
正確に受信され前記受信データがカレントである場合には否定応答を送信し、前
記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレントでない場合には肯定
応答を送信する第2の送信手段とを備える。
【0025】 本発明のさらにまた別の態様によれば、送信機および受信機間で等時性データ
の通信を行う方法が提供され、前記方法は、a)前記等時性データを前記送信機
から前記受信機に送信するステップと、b)前記受信機において前記等時性デー
タを受信するステップと、c)前記等時性データが正確に受信されたかどうかを
決定するステップと、d)前記等時性データがカレントであるかどうかを決定す
るステップと、e)前記ステップc)およびd)に依存して、肯定または否定応
答を前記受信機から前記送信機へ送信するステップと、f)前記送信機において
前記受信機から肯定応答が受信されない場合に前記送信機から前記受信機に前記
等時性データを再送信するステップとを含む。
【0026】 ステップe)は、受信された等時性データが不正確に受信され、かつカレント
である場合を除いて、肯定応答を送信するステップを含むことが好ましい。前記
方法は、さらに、肯定応答が前記送信機において前記受信機から受信された場合
に前記送信機から前記受信機へ新しいデータを送信するステップを含んでも良い
【0027】 以上から、種々の態様の本発明の実施形態がいくつかの利点を有することが理
解できるだろう。1つの利点は性能の向上である。ペイロードが不正確に受信さ
れ、もはやカレントでない等時性データを含む場合には、等時性データのタイム
アウトが送信機側から受信機側へ移るのでL2CAPメッセージ全体が処分され
るわけではない。代わりに、不正確に受信されたペイロードは保持され、送信機
は次のペイロードを送信するように指示される。この効率性は、また、FECな
どの追加的なエラー補正技術の使用を導き、これによってさらに性能が向上する
。このように、本発明の実施形態によれば、伝送エラーによって実際に損失した
ビット以外のデータが捨てられるのを回避できる。 次に、本発明をよりよく理解するために、そして、どうしたら同じ効果が得ら
れるかを理解するために、添付図面を参照して例示的に説明する。
【0028】 (発明を実施するための最良の形態) 図5は、送信機140がチャネル160を介して受信機170と通信する、本
発明の1つの実施形態を示す。送信機は、コントローラ144、送信機部148
、受信機部146、およびFIFOメモリ150を備え、FIFOメモリは断片
N、N+1、およびN+2を有するL2CAPメッセージを格納する。メモリ1
50はデータ149を送信用に受信する。この送信用データはペイロードN、N
+1、およびN+2としてそれぞれ152、154、および156部分に格納さ
れる。ペイロードN(152)、N+1、N+2の順に送信される。
【0029】 メモリ150の出力は送信機部148に接続され、部分152のコンテンツが
送信機部への入力として供給される。送信機部148は、メモリ部152のコン
テンツをデータパケットのペイロードとしてカプセル化し、データパケットを受
信機170に送信する。このカプセル化には、CRCを生成しペイロード38に
含めること、少なくともAM_ADDR、ARQN、およびHECを含むヘッダ
36を添付すること、およびアクセスコード34を添付することが含まれる。受
信機部146は受信機170からデータパケットを受信し、これに送信パケット
の通知(つまりARQN)が含まれているかどうかを判断(決定)する。この決
定は信号145を介してコントローラ144に伝達される。
【0030】 ARQN=ACKの場合、つまり、送信パケットの受信が成功した場合には、
コントローラはメモリ150および送信機部148を制御し、次に送信されるパ
ケットでペイロードN+1を送信する。コントローラは制御信号143を介して
メモリ152を制御し、部分152のコンテンツを処分する。その結果、部分1
54のコンテンツが部分152に移動し、部分156のコンテンツが部分154
に移動する。このようにパケットN+1は送信用にメモリ部分152に提供され
る。ARQN=NAKの場合、つまり、送信パケットの受信が失敗した場合には
、コントローラはメモリ部分152にあるペイロードNを必ず再送信する。コン
トローラは制御信号143を起動せず、ペイロードNは再送信のためにメモリ部
分152に残る。
【0031】 受信機170は、受信機部172、送信機部174、検証回路176、受信し
たパケットのペイロードを一時的に蓄える第1バッファ178、エラー補正回路
180、および出力用に受信データを一時的に蓄える第2バッファ182を有す
る。 受信機部172は受信信号をベースバンドに変換する。受信機部は、パケット
ヘッダからHECを、ペイロードヘッダからL_CHを、ペイロードそのものか
らCRCを取得し、検証回路176に、HECを信号171として、L_CHを
信号173として、CRCを信号175として、ペイロードを信号177として
提供する。
【0032】 検証回路はペイロードが正確に受信されたかどうかを決定する。検証回路はH
ECおよび/またはCRCを使用してパケットが正確に受信されたかどうかを決
定する。検証回路は、信号177として受信されたパケットヘッダから一時的H
ECを算出し、それを信号171として受信されたHECと比較する。一時的H
ECおよび受信されたHECが一致する場合、ヘッダは正確に受信されている。
検証回路は、信号177として受信されたペイロードの一時的CRCを算出し、
それを信号175として受信されたCRCと比較する。算出されたCRCおよび
受信されたCRCが一致する場合、ペイロードは正確に受信されていて、そうで
ない場合にはペイロードは正確に受信されていない。
【0033】 好適な実施形態に従えば、HECの検証が最初に行われ、ヘッダが正確に受信
されていた場合に限りCRCの検証が行われる。 ペイロードが正確に受信されている場合には、検証回路が制御信号183を使
用することによって、受信機部172はペイロードデータが正しいことを示す関
連フラグと一緒に受信ペイロードをバッファ178に書込む。また、検証回路が
制御信号179を使用することによって、呼応して送信機部174が送信したパ
ケットのヘッダにARQN=ACKを発生させる。
【0034】 受信されたパケットに等時性データが含まれ(ブルートゥース規格1.0bの
ように送信機および受信機間の事前交渉によって示されるか、あるいは信号17
3内のパラメータによって示される)、ペイロードが不正確に受信された場合、
検証回路は2つの方法の1つで応答しても良い。 受信された等時性データがカレントでない場合、すなわち、等時性データの再
送信が受信されるまでに期限切れになる場合、検証回路が制御信号183を使用
することによって、受信機部172はペイロードデータが正しくないことを示す
関連フラグと一緒に受信ペイロードをバッファ178に書込む。また、検証回路
が制御信号179を使用することによって、呼応して送信機部174が送信した
パケットのヘッダにARQN=ACKを発生させる。
【0035】 受信された等時性データがカレントである場合、すなわち、等時性データの再
送信が受信されるまでに期限切れにならない場合、検証回路が制御信号179を
使用することによって、呼応して送信機部174が送信したパケットのヘッダに
ARQN=NAKを発生させる。受信機部172からバッファ178へ送信され
るデータは無い。
【0036】 バッファ178内のデータはエラー補正回路180に送られ、一時的に蓄えら
れたデータ内のエラーが補正される。バッファに格納されたデータは、ペイロー
ドの倍数(1またはそれ以上)でエラー補正回路に加えられても良い。正確な倍
数は、1つのエラー補正手続きが適用される連続するペイロードの数に依存する
だろう。例えば、1つのエラー補正手続き(前進型エラー補正FEC)をL2C
APメッセージに送信機140において適用することは好ましい。したがって、
受信機170においてエラー補正プロセスを同一期間、すなわちL2CAPメッ
セージに適用することは必要である。
【0037】 バッファ178内のデータは、正確および不正確に受信されたペイロードを含
んでいても良い。エラー補正プロセスは、不正確に受信されたペイロードから生
じるエラーを減少または除去する。相補的なプロセスが受信機170において使
用されていれば、送信機140において任意の適当なエラー補正プロセスが使用
されて良い。 前進型エラー補正は、例えばリードソロモン符号または(パンクチャード)畳
込み符号を使用する好適なエラー補正メカニズムであり、インターリービングを
備えることもある。FECはペイロードの不確かなまたは失われた部分を回復で
きる。
【0038】 1つのエラー補正手続きに従えば、不正確に受信されたとフラグを立てられた
ペイロード一式は消去できると考えられる。 好適なエラー補正手続きに従えば、不正確に受信されたとフラグを立てられた
ペイロード一式は正確に受信されたペイロードと共にデータストリームに含まれ
る。バーストエラー符号化またはインターリービングを、不正確に受信されたペ
イロード内のビット誤りを補正するのに使用できる。 説明のつかないエラーを処理するためにエラー隠蔽を使用しても良い。 エラー補正回路180からのデータが第2のバッファ182に格納され、使用
に備えられる。
【0039】 検証回路176は、2つの入力に基づいてデータがカレントであるか否かを決
定する。第1の入力185はタイマ184からのものであり、このタイマは正確
に受信された最後のデータパケットからの時間を記録する。時間測定は、例えば
、送信機14に送信された連続するNAK応答の数か、または最後のACKが送
信機140に送信されてからの実時間の測定であっても良い。第2の、選択的な
入力は、バッファ182(および/またはバッファ178)内のデータ量を示す
動的信号181である。使用に備えバッファに格納されるデータ量が多ければ多
いほど、現在受信したデータがより長くカレントであり続ける。バッファが空に
なった場合、受信データはもはやカレントでなくなる。1つの実施形態による検
証回路は、2つの入力を不正確に受信されたペイロードがカレントであるか否か
を計算するための引数と考えるアルゴリズムを使用する。検証回路176のレス
ポンスは不正確に受信されたペイロードがカレントであると計算されるか否かに
依存する。 不正確に受信された、カレントなデータは、期限切れしていないそのデータの
再送信をまだ受信する可能性がまだ存在する場合のデータである。
【0040】 送信機140および受信機170が修正自動応答要求プロトコルに準拠して動
作することは明らかである。メモリ部分152のコンテンツ(メッセージN)は
、送信機140が受信機170からパケットの受信に成功したという肯定応答を
受信するまで、送信機140から受信機170に送信および再送信される。 受信機がペイロードを正確に受信した場合、そのペイロードの再送信を止めさ
せ、次のペイロードの送信を要求する肯定応答ACKで応答し、正確に受信され
たペイロードを保持する。
【0041】 受信機は等時性データを含む不正確に受信されたペイロードがカレントである
かどうかを決定する。カレントである場合には、否定応答NAKが返信され、ペ
イロードの再送信を要求し、不正確に受信されたペイロードが処分される。カレ
ントでない場合には、肯定応答ACKが返信され、そのペイロードの再送信を終
了し、次のペイロードの送信を要求し、不正確に受信されたペイロードが保持さ
れる。エラー補正手続きを不正確に受信されたペイロードに使用しても良い。
【0042】 先に説明した実施形態では、ペイロードが正確に受信されている場合には、検
証回路が制御信号183を使用することによって、受信機部172はペイロード
データが正しいことを示す関連フラグと一緒に受信ペイロードをバッファ178
に書込む。ペイロードが不正確に受信され、カレントである場合には、ペイロー
ドはバッファ178に送信されないが、カレントでない場合には、受信ペイロー
ドはそのペイロードデータが正しくないことを示す関連フラグと一緒にバッファ
178に送信される。結果として、正確に受信されたペイロードまたは不正確に
受信された最後のペイロードのどちらかが、次の処理に備えてバッファに格納さ
れる。別の実施形態によれば、不正確に受信された各ペイロードバージョンは検
証回路176に格納され、このダイバーシティを使用してすべての、または少な
くとも最良の受信ペイロードバージョンを考慮に入れた改良バージョンを生成す
る。肯定応答が与えられ、カレントでなく不正確なペイロードを受信した場合に
は、検証回路は、そのペイロードデータが正しくないことを示す関連フラグと一
緒に、信号183を使用して受信機部172を介してそのペイロードの改良バー
ジョンを(受信した不正確なペイロードの代わりに)バッファ178に送信する
【0043】 ダイバーシティ利得は、ビット誤りを改良し、受信バージョンから改良された
ペイロードバージョンを生成するために使用される。例えば、改良バージョンに
おけるビット値は、各受信バージョン(3またはそれ以上のバージョンが受信さ
れた場合)の対応するビット値を考慮に入れた多数決によって決定できる。また
、受信バージョンの対応するビット値を平均することによって、改良バージョン
の各ビットについて軟判定を行っても良い。さらにまた、ここで決定を行うので
はなく、ソフトインフォメーション(例えば、平均ビット荷重)を後続の装置に
伝達すれば、アプリケーションがビット信頼性情報を考慮に入れることができる
【0044】 不正確に受信されたペイロードの改良バージョンは、このようなペイロードが
不正確に受信される度に、検証回路によって決定されても良い。したがって更新
改良バージョンがキープされる。このように決定された更新改良バージョンの一
般的な信頼性測定は計算可能であり、それが十分高い場合には、検証回路は、肯
定応答ACKを提供し、そのペイロードデータが正しくないことを示す関連フラ
グと一緒に、信号183を使用して受信機部172を介してそのペイロードの改
良バージョンを(受信した不正確なペイロードの代わりに)バッファ178に送
信することによって、ペイロードの更新改良バージョンを受け入れることができ
る。
【0045】 以上の実施形態では、サイクリックリダンダンシーチェックCRCが、ペイロ
ードが正確に受信されたかどうかを決定するために使用されていたが、任意の適
当なチェック方式を代わりに使用しても良い。 本発明の実施形態を種々の例を参照しながら説明してきたが、特許請求の範囲
に記載した本発明の範囲から逸脱することなしに、与えられた例に修正および変
更を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マスタ装置およびスレーブ装置を含む通信ネットワークを示す図である。
【図2】 通信ネットワークの時間フレームを示す図である。
【図3】 無線パケットを示す図である。
【図4】 従来技術に従って動作する送信機および受信機の概略図である。
【図5】 本発明の1つの実施形態に従って動作する送信機および受信機の概略図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月22日(2002.2.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】 本発明のさらに別の実施形態によれば、送信機および受信機を含むシステムが
提供され、前記送信機は等時性データを含むペイロードを有するデータパケット
を送信するように構成され、前記受信機にデータパケットを送信する第1の送信
手段と、前記データパケットの送信に応答して、肯定応答または否定応答を前記
受信機から受信する第1の受信手段とを備え、前記送信機は、肯定応答が受信さ
れるまで等時性データを含むデータパケットを再送信するように構成され、前記
受信機は、前記送信機が送信したデータを受信する第2の受信手段と、前記受信
データが正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、前記受信データがカレ
ントであるかどうかを決定する認証手段と、受信データに応答して、前記受信デ
ータが正確に受信された場合には受信の肯定応答を送信し、前記受信データが不
正確に受信され前記受信データがカレントである場合には否定応答を送信し、前
記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレントでない場合には肯定
応答を送信する第2の送信手段とを備える。
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月30日(2002.9.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項17】 請求項16に記載の方法において、 さらに、肯定応答が前記送信機において前記受信機から受信された場合に前記
送信機から前記受信機へ新しいデータを送信するステップを含むことを特徴とす
る方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K014 AA01 BA06 DA02 FA03 5K067 AA33 DD24 EE02 EE10 EE35 GG01 GG11 HH21 HH26

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信するための無線トランシーバであって、 データを受信する受信手段と、 前記受信データが正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、 前記受信データがカレントであるかどうかを決定する認証手段と、 受信データに応答して、前記受信データが正確に受信された場合には受信の肯
    定応答を送信し、前記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレント
    である場合には否定応答を送信し、前記受信データが不正確に受信され前記受信
    データがカレントでない場合には肯定応答を送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする無線トランシーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線トランシーバにおいて、 肯定応答が送信された前記受信データを保持する手段をさらに含むことを特徴
    とする無線トランシーバ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の無線トランシーバにおいて、 前記データが等時性データであることを特徴とする無線トランシーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の無線トランシーバにおいて
    、 等時性データを含む場合があるペイロードを有するデータパケットとしてデー
    タを受信するように構成されることを特徴とする無線トランシーバ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の無線トランシーバにおいて、 前記認証手段が、前記受信データが等時性データであるかどうか、さらに、前
    記等時性データがカレントであるかどうかを決定することを特徴とする無線トラ
    ンシーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の無線トランシーバにおいて、 前記受信データパケットが、前記ペイロードが等時性データを含むかどうかを
    示すしるしを提供し、前記認証手段が前記しるしに基づいて前記受信データが等
    時性データであるかどうかを決定することを特徴とする無線トランシーバ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の無線トランシーバにおいて
    、 前記認証手段が、受信した等時性データがカレントであるかどうかを決定する
    時限手段を含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の無線トランシーバにおいて
    、 前記データがヘッダを有するパケットのペイロードに受信され、前記決定手段
    が、前記パケットが正確に受信されたか否かを前記ヘッダの完全性をテストする
    ことによって決定することを特徴とする無線トランシーバ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の無線トランシーバにおいて
    、 前記データがパケットのペイロードに受信され、前記決定手段が、前記パケッ
    トが正確に受信されたか否かを前記ペイロードの完全性をテストすることによっ
    て決定することを特徴とする無線トランシーバ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の無線トランシーバにおいて、 前記ペイロードがサイクリックリダンダンシーチェックを含むことを特徴とす
    る無線トランシーバ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の無線トランシーバにお
    いて、 受信時にカレントでなかった不正確に受信したデータのエラーを補正するエラ
    ー補正手段をさらに含むことを特徴とする無線トランシーバ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の無線トランシーバにおいて、請求項2
    に従属する時、 前記保持された受信データを一時的に蓄えるバッファをさらに含むことを特徴
    とする無線トランシーバ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の無線トランシーバにおいて、 前記認証手段が前記バッファに接続され、前記受信データがカレントであるか
    どうかの決定が前記バッファの中身に依存することを特徴とする無線トランシー
    バ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の何れかに記載の無線トランシーバにお
    いて、 第1のデータの改良バージョンが、否定応答が送信された前記第1のデータの
    複数の不正確なバージョンを連続的に受信したかどうかを決定する手段と、 肯定応答の送信後に前記改良バージョンを保持する手段とをさらに含むことを
    特徴とする無線トランシーバ。
  15. 【請求項15】 等時性データを含みペイロードを有するパケットデータを
    送信する送信機であって、 受信機にデータパケットを送信する送信手段と、 前記データパケットの送信に応答して、肯定応答または否定応答を前記受信機
    から受信する受信手段とを備え、 前記送信機は、肯定応答が受信されない限り等時性データを含むデータパケッ
    トを再送信するように構成されることを特徴とする送信機。
  16. 【請求項16】 受信機および送信機を含むシステムであって、 前記送信機は、等時性データを含むペイロードを有するデータパケットを送信
    するように構成され、前記受信機にデータパケットを送信する第1の送信手段と
    、 前記データパケットの送信に応答して、肯定応答または否定応答を前記受信
    機から受信する第1の受信手段とを備え、前記送信機は、肯定応答が受信されな
    い限り等時性データを含むデータパケットを再送信するように構成され、 前記受信機は、前記送信機が送信したデータを受信する第2の受信手段と、前
    記受信データが正確に受信されたか否かを決定する決定手段と、前記受信データ
    がカレントであるかどうかを決定する認証手段と、受信データに応答して、前記
    受信データが正確に受信された場合には受信の肯定応答を送信し、前記受信デー
    タが不正確に受信され前記受信データがカレントである場合には否定応答を送信
    し、前記受信データが不正確に受信され前記受信データがカレントでない場合に
    は肯定応答を送信する第2の送信手段とを備えることを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 受信機および送信機間で等時性データの通信を行う方法で
    あって、 a)前記等時性データを前記送信機から前記受信機に送信するステップと、 b)前記受信機において前記等時性データを受信するステップと、 c)前記等時性データが正確に受信されたかどうかを決定するステップと、 d)前記等時性データがカレントであるかどうかを決定するステップと、 e)前記ステップc)およびd)に依存して、肯定または否定応答を前記受信
    機から前記送信機へ送信するステップと、 f)前記送信機において前記受信機から肯定応答を受信しない限り前記送信機
    から前記受信機に前記等時性データを再送信するステップとを含むことを特徴と
    する方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、 ステップe)は、受信された等時性データが不正確に受信され、かつカレント
    である場合を除いて、肯定応答を送信するステップを含むことを特徴とする方法
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の方法において、 さらに、肯定応答が前記送信機において前記受信機から受信された場合に前記
    送信機から前記受信機へ新しいデータを送信するステップを含むことを特徴とす
    る方法。
JP2001552568A 2000-01-12 2001-01-12 無線トランシーバ Pending JP2003520494A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0000573.6 2000-01-12
GBGB0000573.6A GB0000573D0 (en) 2000-01-12 2000-01-12 Receiver based isochronous transmissions
PCT/EP2001/000341 WO2001052466A1 (en) 2000-01-12 2001-01-12 Receiver controlled isochronous transmission

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003520494A true JP2003520494A (ja) 2003-07-02

Family

ID=9883507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001552568A Pending JP2003520494A (ja) 2000-01-12 2001-01-12 無線トランシーバ

Country Status (13)

Country Link
US (2) US7280524B2 (ja)
EP (1) EP1247370B1 (ja)
JP (1) JP2003520494A (ja)
KR (1) KR100732661B1 (ja)
CN (1) CN1193533C (ja)
AT (1) ATE387770T1 (ja)
AU (1) AU2001226776A1 (ja)
BR (1) BR0107408A (ja)
CA (1) CA2395592A1 (ja)
DE (1) DE60132974T2 (ja)
GB (1) GB0000573D0 (ja)
WO (1) WO2001052466A1 (ja)
ZA (1) ZA200205544B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518514A (ja) * 2010-01-25 2013-05-20 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多数決エラー訂正技術分野
JP2016510525A (ja) * 2012-12-27 2016-04-07 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー ニアアイ・ディスプレイのディスプレイ更新時間の低減

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7027424B1 (en) 2000-05-24 2006-04-11 Vtech Communications, Ltd. Method for avoiding interference in a digital communication system
GB0102261D0 (en) 2001-01-29 2001-03-14 Vtech Communications Ltd Enhanced cordless telephone platform using bluetooth technology
GB2386517B (en) * 2001-01-29 2004-03-24 Vtech Communications Ltd Enhanced cordless telephone platform
DE10103927A1 (de) * 2001-01-30 2002-08-14 Infineon Technologies Ag Datenübertragungssystem
US6839007B2 (en) 2001-11-01 2005-01-04 Qualcomm Incorporated Inner coding of higher priority data within a digital message
US7106757B2 (en) 2001-12-19 2006-09-12 Intel Corporation System and method for streaming multimedia over packet networks
EP1353468B1 (en) * 2002-04-09 2008-07-30 Thomson Licensing ARQ method with isochronous and asynchronous transmission
US7676722B2 (en) * 2004-03-31 2010-03-09 Sony Corporation Multimedia content delivery using pre-stored multiple description coded video with restart
ATE410874T1 (de) * 2005-09-20 2008-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Vefahren und vorrichtung zur packetsegmentierung und verknüpfungssignalisierung in einem kommunikationssystem
TWI308018B (en) * 2005-11-23 2009-03-21 Inst Information Industry Wireless communication system, apparatus, method and computer readable medium therefor for packet transmission
US20100254388A1 (en) * 2009-04-04 2010-10-07 Oracle International Corporation Method and system for applying expressions on message payloads for a resequencer
US8578218B2 (en) * 2009-04-04 2013-11-05 Oracle International Corporation Method and system for implementing a scalable, high-performance, fault-tolerant locking mechanism in a multi-process environment
US9124448B2 (en) * 2009-04-04 2015-09-01 Oracle International Corporation Method and system for implementing a best efforts resequencer
US8661083B2 (en) * 2009-04-04 2014-02-25 Oracle International Corporation Method and system for implementing sequence start and increment values for a resequencer
KR101266039B1 (ko) 2011-08-10 2013-05-21 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 이를 구비하는 통신 시스템
CN102523574B (zh) * 2011-12-13 2015-03-18 华为终端有限公司 Lte单卡双待多模终端及其cs业务和ps业务并发的处理方法
US10425371B2 (en) * 2013-03-15 2019-09-24 Trane International Inc. Method for fragmented messaging between network devices
US10148453B2 (en) 2016-02-24 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Using update slot to synchronize to Bluetooth LE isochronous channel and communicate state changes
FR3054399B1 (fr) * 2016-07-22 2018-08-03 Tap Sound System Pilotage de dispositifs multimedia bluetooth

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191314A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Mitsubishi Electric Corp 連続データ伝送方法および連続データ伝送装置
JPH10341217A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Kokusai Electric Co Ltd マルチメディア多重化通信システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8628821D0 (en) * 1986-12-02 1987-01-07 Plessey Co Plc Data transmission systems
GB2302243B (en) * 1995-06-12 2000-03-01 Comm & Control Electronics Ltd Communication system message acknowledgement
US5684791A (en) * 1995-11-07 1997-11-04 Nec Usa, Inc. Data link control protocols for wireless ATM access channels
US6088337A (en) * 1997-10-20 2000-07-11 Motorola, Inc. Method access point device and peripheral for providing space diversity in a time division duplex wireless system
US6717947B1 (en) * 1998-12-03 2004-04-06 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for isochronous data transfer with retry capability
US7023833B1 (en) * 1999-09-10 2006-04-04 Pulse-Link, Inc. Baseband wireless network for isochronous communication
US7023801B1 (en) * 1999-12-07 2006-04-04 Lsi Logic Corporation Speculative packet selection for transmission of isochronous data

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191314A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Mitsubishi Electric Corp 連続データ伝送方法および連続データ伝送装置
JPH10341217A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Kokusai Electric Co Ltd マルチメディア多重化通信システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518514A (ja) * 2010-01-25 2013-05-20 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多数決エラー訂正技術分野
JP2016510525A (ja) * 2012-12-27 2016-04-07 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー ニアアイ・ディスプレイのディスプレイ更新時間の低減
US10514541B2 (en) 2012-12-27 2019-12-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Display update time reduction for a near-eye display

Also Published As

Publication number Publication date
EP1247370A1 (en) 2002-10-09
WO2001052466A1 (en) 2001-07-19
KR100732661B1 (ko) 2007-06-27
US20030109228A1 (en) 2003-06-12
DE60132974T2 (de) 2009-03-05
AU2001226776A1 (en) 2001-07-24
US20070263708A1 (en) 2007-11-15
US7280524B2 (en) 2007-10-09
KR20020068395A (ko) 2002-08-27
DE60132974D1 (de) 2008-04-10
ATE387770T1 (de) 2008-03-15
EP1247370B1 (en) 2008-02-27
ZA200205544B (en) 2003-03-28
CN1193533C (zh) 2005-03-16
BR0107408A (pt) 2002-10-08
CA2395592A1 (en) 2001-07-19
CN1395774A (zh) 2003-02-05
GB0000573D0 (en) 2000-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003520494A (ja) 無線トランシーバ
US6744766B2 (en) Hybrid ARQ for a wireless Ad-Hoc network and a method for using the same
US9736723B2 (en) Link layer assisted robust header compression context update management
JP4414442B2 (ja) 広帯域無線接続通信システムにおける自動再伝送要求運用装置及び方法
KR100792772B1 (ko) 데이터 전송방법 및 장치
US8050247B2 (en) Method and apparatus for retransmitting packet in a mobile communication system, and system thereof
KR101705768B1 (ko) 이동 통신 시스템에서 데이터 중복 재전송에 따른 동작 방법 및 장치
US7813324B1 (en) Scalable mobile adaptive reliable ToS based automatic retransmit request
US9871625B2 (en) Status reporting for retransmission protocol
WO2007028312A1 (fr) Procede de retransmission d'unite de transmission de donnees, systeme, dispositif recepteur de donnees et dispositif emetteur de donnees
US9066264B2 (en) Status report triggering in wireless communication system
US20130028189A1 (en) Method and apparatus for using physical layer error control to direct media access layer error control
US20230239076A1 (en) Method and device for BLE audio data transmission
CN106656424A (zh) 一种数据传输的校验方法
US8811500B2 (en) Data transmission
CN113346982A (zh) 数据传输方法、发送方法、接收方法及装置
US11258721B2 (en) Radio link control (RLC) acknowledged mode (AM) data reception
US20030112759A1 (en) Physical layer assisted retransmission
CN1997020A (zh) 分段和重新装配接收器及其操作方法
CN111277986B (zh) 一种提高iOS设备蓝牙传输速度的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215