JP2003516783A - 剛毛が個別に埋め込まれた歯ブラシ - Google Patents

剛毛が個別に埋め込まれた歯ブラシ

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Abstract

(57)【要約】 改良した歯ブラシを開示する。この歯ブラシは、歯ブラシヘッドに1本1本埋め込まれた剛毛を含む。各剛毛は、その直径の0.5倍乃至10倍の距離、互いに離間している。剛毛は、直径が約0.25mm乃至約0.60mmの第1型剛毛3と、直径が約0.08mm乃至約0.35mmであって自由長が約7mm乃至約16mmの第2型剛毛5と、直径が約0.15mm乃至約0.40mmであって自由長が約5mm乃至約14mmの第3型剛毛6と、直径が約0.15mm乃至約1.0mmであって自由長が約9mm乃至約15mmの第4型剛毛7と、ハンドルの先端部の歯ブラシヘッドの端部に配置された密度の高い突出した剛毛の房8とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は歯ブラシに関する。この歯ブラシの特徴は、直立したプラスチック製
の剛毛が互いに近接して1本1本歯ブラシヘッドに埋め込まれていることである
。1本の歯ブラシのヘッドにおける剛毛の配置には、口腔に対して特有の作用を
持つ幾つかの方法がある。
【0002】 従来の歯ブラシは、歯ブラシのプラスチック製のヘッド部に一群の剛毛すなわ
ち房が取り付けられて製造される。房は様々な方法で取り付けることができる。
或るよく知られた方法では、それぞれの房は、それぞれがU字形に折り曲げられ
た複数の剛毛から形成される。まず、折り曲げた房を、歯ブラシヘッドに設けら
れた開口すなわちキャビティに挿入する。U字形の房の根元がキャビティの底部
と金属の小片(アンカーまたはステープルと呼ばれる)との間に配置されて固定
されるように、ステープルをキャビティの中に挿入して、それぞれの折り曲げら
れた房が対応するキャビティ内に固定されるようにする。それぞれの折り曲げら
れた房の対応するキャビティ内に固定されている部分を、「剛毛の根」と呼ぶこ
とがある。米国特許第3,590,438号に言及することを以って、その開示
を本明細書の一部とする。製造者のデザインや歯ブラシのタイプによって異なる
が、それぞれの房は概ね2本乃至60本の剛毛からなり、その直径は通常約0.
15mm乃至約0.25mmであって、その長さは7mm乃至13mmである。
例えば、軟らかい剛毛歯ブラシは、中程度の硬さの剛毛歯ブラシとは異なった長
さおよび直径の剛毛を有するであろう。
【0003】 別の製造方法でも、それぞれの房は複数の剛毛から形成される。それぞれが複
数の剛毛からなる複数の剛毛の房が、ブラシ本体の型内部の内面を形成すること
になる第1の型部材の側面から房の所定の長さが突き出るように、第1の型部材
の内面に設けられた孔に挿入される。それぞれの房の突き出た部分の長さの少な
くとも一部が、第1の型部材の内面における孔よりも大きな断面を有する塊の中
に融合される。次に、第1の型部材と第2の型部材とを嵌め合わせて、ブラシ本
体のための型内部を画定してから、型内部に成形材料を注入して最終的な製品と
なるブラシを成形する。米国特許第4,635,313号に言及することを以っ
て、その開示を本明細書の一部とする。
【0004】 この方法によって、標準的なステープル止めの房よりも密度が高く、複雑で非
対称の房パターンを形成することができる。
【0005】 剛毛の房を剛毛支持物に固定する別の方法が、WO 93/12690号に開
示されており、言及することを以って本明細書の一部とする。
【0006】 剛毛の房を用いた歯ブラシの製造に関連する1つの問題点は、房構造をなすよ
うに埋め込まれた剛毛の1本1本が個別に曲がらず撓まないことである。従って
、房になった剛毛は、歯の外形の凹凸に1本1本が従う剛毛に比べ、効率的な歯
磨きができない。さらに、房構造は、特に咬頭、溝、およびその他の様々な歯の
外形に対する剛毛1本1本の自由な動きを制限する。加えて、剛毛が密集した房
の直径が大きいため、剛毛の隣接歯間への到達が制限される。
【0007】 房になった剛毛を用いる歯ブラシに関連する別の問題点は、歯ブラシを使い終
わってから次に使うまでの間にその歯ブラシが十分に乾燥しないことである。こ
れは、剛毛が束になっているため、その剛毛間に毛細管が形成されることによる
。歯ブラシを使用したときの水分が、剛毛間の毛細管に長時間保持され得る。こ
の水分が、細菌や微生物が増殖する条件を提供し得る。歯科医が推奨するように
、1日に少なくとも2回歯磨きをする場合、歯磨きと歯磨きとの間の時間は剛毛
が乾燥するのに十分ではないであろう。特に、剛毛が取り付けられている歯ブラ
シヘッドに近接した領域が問題である。この問題は、毛細管に残置され十分に取
り除くことができない汚れの粒子や塗布媒体すなわち練り歯磨きの残滓によって
一層深刻になる。根元部分の剛毛の間隔が比較的狭いため、使用後に歯ブラシを
漱いでも練り歯磨きの残滓が完全には除去できない場合がある。
【0008】 従って、効果的に歯磨きができ、かつ歯ブラシ自体の洗浄が容易であって、さ
らに比較的短時間で乾燥する歯ブラシが求められている。
【0009】 国際特許出願第WO 96/27308号に、剛毛支持体および剛毛カバーに
ついて開示されている。剛毛被覆は、互いに接触していない1本1本のプラスチ
ック製の剛毛を包含する。この特許出願は、剛毛の曲げ剛性が歯ブラシの効率に
重要であると教示している。剛毛被覆全体の剛性は、選択する剛毛の寸法(直径
や長さ)および剛毛の材質に左右されるだけでなく、選択する剛毛間の間隔を若
干変えても変化する。剛毛は、隣接する剛毛の外面間の距離が剛毛の直径の約0
.5倍乃至4倍、より一般的には1.5倍乃至2倍、互いに離間し得る。剛毛は
、例えば直径および/または間隔を変えて様々な硬さにすることができる。この
とき、一群内のそれぞれの剛毛の硬さは同一であるが、別の群の剛毛の硬さとは
異なる。剛毛の支持体から剛毛の自由端までの長さを様々にすることができる。
剛毛の表面は、構造化したり、フロック加工したり、あるいはコーティングして
もよい。また、剛毛の自由端を造形してもよい。
【0010】 ここで用いる「自由端」は、剛毛が歯ブラシヘッドに取り付けられている位置
から末端の剛毛の端部を指す。
【0011】 従来の歯ブラシでは、その硬さは、房の長さ、房内の剛毛の密度、および個々
の剛毛の直径によって実質的に決まる。ただし、房の曲げ剛性が個々の剛毛の数
倍であり、剛毛が房内で互いに支持し合っているため、この最後の要素の影響が
最も小さい。国際特許出願第WO 96/27308号に開示されているように
、各剛毛の間に距離があると、剛毛が房になっている場合に比べ、剛毛の直径は
剛性の決定にはるかに大きな影響を与える。国際特許出願第WO 96/273
08号には、剛毛の剛性を決定する最も大きな要素である剛毛の好適な長さおよ
び直径について開示されていない。
【0012】 国際特許出願第WO 99/07252号に、プラスチック製の剛毛ヘッドお
よびそのヘッドに個々に埋め込まれた直立したプラスチック製の剛毛を有する歯
ブラシが開示されている。剛毛は互いに僅かな距離離間している。この距離につ
いては、ブラシヘッドの剛毛の密度が、1平方センチ当たり400本乃至800
本の剛毛とのみ記載されている。また、1平方センチ当たり600本の剛毛が好
ましいと開示されている。更に、剛毛の直径が、約0.095mm乃至約0.2
25mmの範囲と開示されている。更に、剛毛の自由長が短ければ短いほど、剛
性を一定に保つために小さい直径が選択され、剛毛ヘッド部分の歯ブラシの全高
が6.5mm乃至11mmの範囲であり、剛毛ヘッドの厚みが1.5mm乃至3
mmの範囲であり、剛毛の自由長が5mm乃至9.5mmであると開示している
。個々の剛毛の曲げ剛性は、同じ長さおよび直径の剛毛を複数含む房の曲げ剛性
より著しく低いため、この特許出願には、従来の房型ブラシの剛毛に等しい直径
であるが長さが短い剛毛の使用について開示されている。1本1本の剛毛を備え
た歯ブラシは、剛毛の間隔を変えて曲げ剛性を正確に徐々に変化させることが可
能である。
【0013】 国際特許出願第WO 99/97252号に、歯磨きにとって理想的である間
隙のない表面を実現した個々の剛毛からなる歯ブラシが開示されている。これは
、個々の剛毛を用いる技術における利点である。各剛毛がそれぞれ独立して動く
ため、歯の構造上のより多くの細かな凹凸を一度に磨くことができる。歯ブラシ
の剛毛の全表面を用いてより効率的に磨くことで、従来の房型歯ブラシより全体
的に優れた歯磨きを実現できる。従来の歯ブラシの剛毛の総数は、新規の個々の
剛毛からなる歯ブラシの剛毛の総数にほぼ等しいが、従来の歯ブラシの40乃至
50の磨き表面(房)に対し、新規の歯ブラシでは1000以上の磨き表面(個
々の剛毛)が知覚される。
【0014】 軟らかい房型歯ブラシの一般的な剛毛の直径は約0.15mm乃至約0.25
mmであって、その自由長は約8mm乃至約12mmである。上記参照文献に開
示された寸法は従来の房型歯ブラシに用いられている寸法に極めて類似している
が、参照文献の剛毛は個別に埋め込まれているため、その曲げ剛性は、個々の房
が複数の剛毛を含む従来の歯ブラシの曲げ剛性より低い。従って、上記参照文献
に開示されたヘッド部に剛毛が個別に埋め込まれた歯ブラシは、消費者にとって
幾つかの問題点がある。第1の問題点は、凹凸のある歯の外形に適合するように
剛毛にはある程度の柔軟性が必要であるが、剛毛が柔らか過ぎると歯を十分に磨
くことができないことから過度の柔軟性は不利益となる。このような剛毛は、プ
ラークや食べ物の滓などを除去するのに十分な強さがないであろう。口腔の軟組
織や硬組織を傷つけ得るような硬い剛毛は望まれていないが、歯ブラシの歯磨き
の機能を保つためには或る程度の硬さが必要である。
【0015】 前記参照文献に開示された歯ブラシに関連する第2の問題点は、軟らかすぎて
やや硬めの歯ブラシと同じようには歯磨きができないと消費者が感じることであ
る。硬すぎて口腔組織を傷つけ得るような歯ブラシは望ましくないが、実際の歯
磨きと消費者が歯磨きをしたと感じることの両方を提供できるように最小限の硬
さは必要である。消費者は、軟らかすぎる歯ブラシでは歯に付いたプラーク、食
べ滓などを除去できないと感じるであろう。房型歯ブラシに用いられる1本の剛
毛は1本1本で用いると、消費者が実際に歯磨きが効果的であると感じるには曲
げ剛性が低すぎる。
【0016】 前記参照文献に開示された歯ブラシに関連する第3の問題点は、個々の剛毛の
曲げ剛性が、複数の同一の剛毛からなる房の曲げ剛性と比べ著しく低く、かつ曲
がった後その剛毛を直立位置に戻すための支持となる剛毛が周囲に存在しないた
め、個々の剛毛が使用後に元の直立位置、すなわち概ね垂直位置に戻りにくいで
あろう。さらに、房型歯ブラシの場合よりかなり少ない使用回数で、剛毛が歯ブ
ラシから様々な方向にスプレー状に曲がってしまうであろう。スプレー状になっ
た歯ブラシは、消費者には使い古しに見える。文献に記載された臨床研究に、こ
のようなスプレー状になった歯ブラシは、剛毛が直立した同一の新しい歯ブラシ
より歯磨き効果が低いことが示されている。
【0017】 前記参照文献に開示された歯ブラシに関連する第4の問題点は、消費者による
検査により、この歯ブラシは房型歯ブラシより寿命が短いと考えられることであ
る。離間した個々の剛毛を含む歯ブラシは、房型歯ブラシ程の回復力を有してい
ないため、早めに取り替えなければならない。これは主に、それぞれの剛毛が直
立するように保持する別の剛毛が存在しないためである。スプレー状の歯ブラシ
は消費者が歯ブラシを交換する時期であると感じる主な要因となるため、このよ
うにスプレー状になる歯ブラシは、消費者が製品の寿命が短いと感じ、購入にす
るには相応しくない製品である。
【0018】 従って、前記参照文献が開示されてもなお、歯磨きの効率がよく、洗浄がし易
く、さらに短時間で乾燥する歯ブラシの要求がある。驚くべきことに、房型歯ブ
ラシの房の長さに類似の長さを有する直径の大きな剛毛を用いた歯ブラシが上記
の問題を解決する或いは著しく軽減することを見出した。従来の房型歯ブラシに
用いられる長さに類似の長さを有する太い剛毛は、歯ブラシに剛性を付与して消
費者に磨いているという感覚を与えるだけでなく、歯間の領域および歯肉縁の領
域に到達するのに必要な長さを維持することができる。太い剛毛は本質的に、同
じ長さで直径の小さい剛毛に比べ、スプレー状になりにくくする構造的な支持力
が強く、より長い間、剛毛自体を直立した状態に維持するであろう。
【0019】 一実施形態では、本発明は、ハンドルと、そのハンドルの先端の歯ブラシヘッ
ドと、それぞれの剛毛の直径が約0.25mm乃至約0.60mmである多数の
第1型剛毛とを含む歯ブラシを提供する。この第1型剛毛は、例えば歯ブラシヘ
ッドに埋め込まれるなどして個別に固定され、剛毛の直径の0.5倍乃至10倍
の距離、互いに離間している。
【0020】 歯ブラシのハンドル1および歯ブラシヘッド2は、射出成形により一体的に形
成され得る。歯ブラシヘッド2は、歯ブラシのハンドル1の先端に位置する。歯
ブラシハンドル1および歯ブラシヘッド2は、限定するものではないが、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、およびポリカーボネートなどのポリマーから形
成され得る。
【0021】 本発明に利用できる第1型剛毛3および他のあらゆる剛毛は、限定するもので
はないが、例えば、ナイロン、ポリアミド、ポリエステル、テレフタル酸ポリブ
チレン、ポリプロピレン、アセタール樹脂、フルオロポリマー、ポリアクリラー
ト、およびポリスルホンからなる群から選択されるポリマーおよびゴムなどの弾
性材料から選択される材料から形成することができる。本発明に利用できる第1
型剛毛3および他のあらゆる剛毛は、構造化したり、フロック加工したり、ある
いはコーティングすることができる。本発明に利用できる第1型剛毛3および他
のあらゆる剛毛は、限定するものではないが、研削および研磨剤、フッ化ナトリ
ウムなどの虫歯予防剤、抗菌剤、およびそれらの組み合わせなどの添加剤を含ん
でもよい。
【0022】 本発明の第1の実施形態では、第1型剛毛3は全て、同一の自由長を有するの
が好ましい。本明細書に用いる用語「自由長」は、歯ブラシヘッドの内側の表面
9から剛毛の自由端までの長さを指す。隣接する第1型剛毛の外面と外面との距
離4および第1型剛毛の直径を変えて、第1型剛毛の密度を1平方センチメート
ル当たり50本乃至1000本にすることができる。第1型剛毛3はそれぞれ、
歯ブラシのヘッド部2に個別に埋め込まれている。本発明に利用できる第1型剛
毛3および他のあらゆる剛毛を歯ブラシヘッド2に固定する方法には、上述の方
法を含む当分野で周知の方法、または接着剤で剛毛を歯ブラシヘッドに接着する
接着方法がある。
【0023】 第1型剛毛の直径を約0.25mm乃至約0.60mmの範囲、隣接する剛毛
間の距離を、本発明に利用できる第1型剛毛3または他のあらゆる剛毛の直径の
約0.5倍乃至約10倍、好ましくは約0.5倍乃至約4倍の範囲にして、口内
の異なった部分に異なった感覚を与え得る。例えば、歯ブラシヘッド2の少なく
とも1つの部分が、直径が約0.35mm乃至約0.60mmの範囲である第1
型剛毛3を含み、歯ブラシヘッド2の少なくとももう1つの部分が、直径が約0
.25mm乃至約0.35mmの範囲である第1型剛毛3を含むように、第1型
剛毛3を構成することができる。
【0024】 歯ブラシは更に、少なくとも1つの密度の高い剛毛の房8を含み得る。この房
の各剛毛は、直径が約0.08mm乃至約0.40mmの範囲であって、自由長
が約7mm乃至約15mmの範囲である。高密度の剛毛の房8は、歯ブラシヘッ
ド2上の何れに配置してもよいが、歯ブラシのハンドル1の先端に配置するのが
好ましい。また、高密度の剛毛の房8の長さは、歯ブラシを構成する剛毛の長さ
より長くするのが好ましい。
【0025】 本発明の第2の実施形態では、ハンドルと、そのハンドルの先端部の歯ブラシ
ヘッドと、直径が約0.08mm乃至約0.35mmの範囲で、自由長が約7m
m乃至約16mmの範囲である少なくとも1本の第2型剛毛と、直径が約0.1
5mm乃至約0.40mmの範囲で、自由長が約5mm乃至約14mmの範囲で
ある少なくとも1本の第3型剛毛とを含み、第2型剛毛と第3型剛毛とのトリミ
ングの差が、約0.5mm乃至約3mmの範囲である歯ブラシを提供する。この
歯ブラシは、高い清掃能力を実現すると思われる。
【0026】 第2型剛毛5は、プラークや食べ滓などを歯から除去するのに十分な固有の剛
性を有すると同時に、使用中に口内の表面の外形に従うのに十分な柔軟性を有す
るような直径を有しなければならない。この目的を達成するために、第2型剛毛
5は、直径を約0.08mm乃至約0.35mm、好ましくは約0.13乃至約
0.35mmとし、自由長を約7mm乃至約16mm、好ましくは約9mm乃至
約14mmとすることができる。第2型剛毛5は、歯間および歯肉縁の清掃に役
立ち得る。
【0027】 第3型剛毛6は、歯の表面の清掃に役立ち得る。第3型剛毛6は、直径を約0
.15mm乃至約0.40mm、好ましくは約0.20mm乃至約0.40mm
とし、自由長を約5mm乃至約14mm、好ましくは約7mm乃至約12mmと
することができる。歯間および歯肉縁の清掃を最適に行えるように、第2型剛毛
5と第3型剛毛6とのトリミングの差を約0.5mm乃至約3mmとするとよい
。本明細書に用いる用語「トリミングの差」は、異なった剛毛間の自由長の差を
指す。
【0028】 歯ブラシの所定部分内の剛毛の自由長を変えて、視覚および触覚的刺激による
歯磨きの感覚を改善し得る。例えば、鋸歯カットまたはジグザグカットは、消費
者に歯間の清掃の感覚を強く与える。鋸歯カットまたはジグザグカットの代わり
に、限定するものではないが、波形および弧形などのその他のカットのパターン
を用いてもよい。
【0029】 本発明の一実施形態では、隣接歯間の清掃効率が高くなるように、第2型剛毛
5と第3型剛毛6の交互する部分が歯ブラシに含まれている。この実施形態では
、第2型剛毛5は、その直径を約0.08mm乃至約0.35mm、好ましくは
約0.13mm乃至約0.35mmとし、自由長を約7mm乃至約16mm、好
ましくは約9mm乃至約14mmとすることができ、交互する第3型剛毛6は、
その直径を約0.15mm乃至約0.40mm、好ましくは約0.20mm乃至
約0.40mmとし、自由長を約5mm乃至約14mm、好ましくは約7mm乃
至約12mmとすることができる。第1の部分は第2型剛毛を含み、第2の部分
は第3型剛毛を含む。これらの各部分は1列乃至7列の幅とすることができる。
各部分が、それぞれの隣接する剛毛の直径の2.15倍離間し、移行部が隣接す
る剛毛の平均直径の2.15倍離間している場合、第3型剛毛部分の密度が1平
方センチメートル当たり380本乃至600本、第2型剛毛部分の密度が1平方
センチメートル当たり100本乃至350本となり得る。消費者に歯磨きの感覚
をより与える大きい直径の剛毛が使用できるように、剛毛の密度は低い方がよい
【0030】 異なった長さおよび直径の剛毛を配置するために、列が交互する以外の剛毛の
パターンを用いることもできる。このようなパターンには、限定するものではな
いが、交流波形、列に沿って短い剛毛を取り囲む長い剛毛の円、および短い剛毛
を取り囲む長い剛毛の多角形などがある。
【0031】 本発明の別の実施形態では、少なくとも1本の第4型剛毛7が、歯ブラシヘッ
ド2の周辺部の少なくとも1つのセクションに含まれている。本明細書に用いる
「周辺部」は、歯ブラシヘッドの上面の外側の縁部を指す。限定するものではな
いが、ゴムなどの弾性材料が、第4型剛毛を製造するための材料として特に適し
ているであろう。第4型剛毛7は、その直径を約0.15mm乃至約1.0mm
、好ましくは約0.30mm乃至約0.50mmとし、自由長を約9mm乃至約
15mm、好ましくは約10mm乃至約13mmとすることができる。好適な実
施形態では、複数の第4型剛毛7が、歯ブラシヘッドの周辺部に配置される。第
4型剛毛7の自由長を、歯ブラシヘッドの周辺部に沿って変えてパターンを形成
してもよい。限定するものではないが、可能なパターンには、弓形、鋸歯形、ま
たは波形が含まれる。これらの高さの組み合せパターンや、周辺部に沿った一連
の小さな弧或るいは弧の中線を持つ鋸歯などの繰り返しパターンも可能である。
【0032】 本発明はまた、口内の異なった部分に対して異なった感覚を与えるために、歯
ブラシヘッド2内に様々な剛毛の直径および様々な剛毛の間隔4を有する歯ブラ
シを提供し得る。それぞれ固有の直径を有する様々な剛毛の割合およびそれらの
剛毛間の間隔4によって、歯ブラシヘッド2の剛毛密度は1平方センチメートル
当たり50本乃至1000本の間で変化し得る。顧客に理想的な触覚および視覚
的満足を与えるべく、或る領域が別の領域とは異なる剛毛密度を有するように歯
ブラシヘッド2の領域毎に剛毛密度を変えることもできる。
【0033】 歯ブラシは更に、少なくとも1つの密度の高い剛毛の房8を含み得る。房の各
剛毛は、その直径を約0.08mm乃至約0.40mmとし、自由長を約7mm
乃至約15mmとすることができる。高密度の剛毛の房8は、歯ブラシヘッド2
のどの位置に配置してもよいが、歯ブラシのブラシヘッドの自由端の先端部に配
置するのが好ましい。
【0034】 好適な実施形態では、本発明は、歯ブラシヘッド2が第2型剛毛5、第3型剛
毛6、および第4型剛毛7を含む歯ブラシを提供する。この第2型剛毛5は歯ブ
ラシヘッド全体に亘り、その直径を約0.08mm乃至約0.35mm、好まし
くは約0.13mm乃至約0.35mmとし、自由長を約7mm乃至約16mm
、好ましくは約9mm乃至約14mmとすることができる。この第3型剛毛6は
、その直径を約0.15mm乃至約0.40mm、好ましくは約0.20mm乃
至約0.40mmとし、自由長を約5mm乃至約14mm、好ましくは約7mm
乃至約12mmとすることができる。この第4型剛毛7は歯ブラシヘッドの周辺
部に沿い、その直径を約0.15mm乃至約1.0mm、好ましくは約0.30
mm乃至約0.50mmとし、自由長が約9mm乃至約15mm、好ましくは約
10mm乃至約13mmとすることができる。この歯ブラシヘッドは周辺部およ
び先端部を有する。歯ブラシヘッド2の先端部には、後方歯および歯肉を清掃す
るための密度の高い剛毛の房8が配置されている。房8の各剛毛は、その直径を
約0.08mm乃至約0.40mmの範囲とし、自由長が約7mm乃至約15m
mの範囲とすることができる。この歯ブラシ全体の剛毛のパターンを変えて、消
費者が口腔内全体(歯の表面、歯肉、および歯間など)の最適な清掃を得られる
だけではなく、剛毛の構成によって得られる感覚(視覚および触覚)からも良好
な清掃の感覚を得ることができる。
【0035】 本発明に従った歯ブラシは、効率的な歯の清掃ができ、洗浄が容易であり、さ
らに比較的短時間で乾燥する。添付の図面は本発明を例示することのみが目的で
あり、本発明の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンドル1とそのハンドルの先端部の歯ブラシヘッド2とを有する歯ブラシを
示す図である。長さおよび直径が均一の多数の第1型剛毛3が歯ブラシヘッド2
に埋め込まれている。第1型剛毛3は、その剛毛の直径の0.5倍乃至10倍の
距離4、互いに離間している。
【図1A】 図1に示されている歯ブラシの平面図である。
【図2】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれた第2型剛毛5および第3型剛毛6を有する歯
ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の0.5倍乃至10倍の距離4、互い
に離間している。第2型剛毛5が、第3型剛毛6の周りに六角形状に配置されて
いる。
【図3】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれ、交互する第2型剛毛5の列および第3型剛毛
6の列を有する歯ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の0.5倍乃至10
倍の距離4、互いに離間している。
【図3A】 図3に示されている歯ブラシの平面図である。
【図4】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれ、交互する第2型剛毛5の列および第3型剛毛
6の列を有する歯ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の0.5倍乃至10
倍の距離4、互いに離間している。第4型剛毛7が、歯ブラシヘッド2の周辺部
に沿ってその歯ブラシヘッド2に埋め込まれている。
【図4A】 図4に示されている歯ブラシの平面図である。
【図5】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれた第2型剛毛5および第3型剛毛6を有する歯
ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の0.5倍乃至10倍の距離4、互い
に離間している。第2型剛毛5は、第3型剛毛6の周りに六角形状に配置されて
いる。ハンドル1の先端部の歯ブラシヘッド2の端部には、密度が高い突出した
剛毛の房8が配置されている。
【図5A】 図5に示されている歯ブラシの平面図である。
【図6】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれた第2型剛毛5および第3型剛毛6を有する歯
ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の約0.5倍乃至約10倍の距離4、
互いに離間している。第2型剛毛5は、第3型剛毛6の周りに六角形状に配置さ
れている。ハンドル1の先端部の歯ブラシヘッド2の端部には、密度が高い突出
した剛毛の房8が配置されている。第4型剛毛7が、歯ブラシヘッド2の周辺部
に沿ってその歯ブラシヘッド2に埋め込まれている。
【図6A】 図6に示されている歯ブラシの平面図である。
【図7】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれ、交互する第2型剛毛5の列および第3型剛毛
6の列を有する歯ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の約0.5倍乃至約
10倍の距離4、互いに離間している。ハンドル1の先端部の歯ブラシヘッド2
の端部には、密度が高い突出した剛毛の房8が配置されている。第4型剛毛7が
、歯ブラシヘッド2の周辺部に沿ってその歯ブラシヘッド2に埋め込まれている
【図7A】 図7に示されている歯ブラシの平面図である。
【図8】 歯ブラシヘッド2に埋め込まれ、ランダムに分布する第2型剛毛5および第3
型剛毛6を有する歯ブラシを示す図である。剛毛は、その直径の0.5倍乃至1
0倍の距離4、互いに離間している。ハンドル1の先端部の歯ブラシヘッド2の
端部には、密度が高い突出した剛毛の房8が配置されている。第4型剛毛7が、
歯ブラシヘッド2の周辺部に沿ってその歯ブラシヘッド2に埋め込まれている。
【図8A】 図8に示されている歯ブラシの平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 セインドン・マーク・デビッド アメリカ合衆国、08540 ニュージャージ ー州、プリンストン、マンスフィールド・ ロード 4 (72)発明者 トロジャノウスキー・アラン・グレゴリー アメリカ合衆国、08852 ニュージャージ ー州、モンマウス・ジャンクション、ヒル サイド・アベニュー 39 Fターム(参考) 3B202 AA06 AB05 BA02 DB01 EA01 ED05 ED06 EE01 EF04 EF05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯ブラシであって、 ハンドルと、 前記ハンドルの先端部の歯ブラシヘッドと、 前記歯ブラシヘッドに個別に埋め込まれ、それぞれの直径が約0.25mm乃
    至約0.60mmの範囲である多数の第1型剛毛とを含み、 前記剛毛が、その剛毛の直径の約0.5倍乃至約10倍の範囲の距離、互いに
    離間していることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記第1型剛毛が、直径が約0.35mm乃至約0.60m
    mである少なくとも1本の剛毛と、直径が約0.25mm乃至約0.35mmで
    ある少なくとも1本の剛毛とを含むことを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ
  3. 【請求項3】 前記歯ブラシヘッドが更にセクションを含み、 前記剛毛が、前記歯ブラシヘッドの少なくとも1つのセクションが約0.35
    mm乃至約0.60mmの直径の剛毛を含み、前記歯ブラシヘッドの少なくとも
    1つのセクションが約0.25mm乃至約0.35mmの範囲の直径を有する第
    1型剛毛を含むように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラ
    シ。
  4. 【請求項4】 歯ブラシであって、 ハンドルと、 前記ハンドルの先端部の歯ブラシヘッドと、 直径が約0.08mm乃至約0.35mmであって、自由長が約7mm乃至約
    16mmである少なくとも1本の第2型剛毛と 直径が約0.15mm乃至約0.40mmであって、自由長が約5mm乃至約
    14mmである少なくとも1本の第3型剛毛とを含み、 前記第2型剛毛と前記第3型剛毛とのトリミングの差が約0.5mm乃至約3
    mmの範囲であることを特徴とする歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 更に少なくとも1つのセクションを含み、 前記歯ブラシヘッドの少なくとも1つのセクション内の前記剛毛の自由長が、
    鋸歯カットを形成するように変えられていることを特徴とする請求項4に記載の
    歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 更に少なくとも1つのセクションを含み、 前記歯ブラシヘッドの少なくとも1つのセクション内の前記剛毛の自由長が、
    波形カットを形成するように変えられていることを特徴とする請求項4に記載の
    歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 更に少なくとも1つのセクションを含み、 前記歯ブラシヘッドの少なくとも1つのセクション内の前記剛毛の自由長が、
    弓形カットを形成するように変えられていることを特徴とする請求項4に記載の
    歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 更に第1のセクションおよび第2のセクションを含み、 前記第1のセクションが第2型剛毛を含み、前記第2のセクションが第3型剛
    毛を含み、前記第1のセクションおよび前記第2のセクションのそれぞれが、1
    列乃至7列の剛毛の列を含むことを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 前記第1のセクションが、前記第2のセクションと間隔を置
    いて交互に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の歯ブラシ。
  10. 【請求項10】 前記第2型剛毛と前記第3型剛毛が交流波形のパターンを
    形成するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  11. 【請求項11】 前記第2型剛毛と前記第3型剛毛が、列に沿って前記第2
    型剛毛が前記第3型剛毛を取り囲む円形のパターンを形成するように配置されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  12. 【請求項12】 前記第2型剛毛と前記第3型剛毛が、前記第2型剛毛が前
    記第3型剛毛を取り囲む六角形のパターンを形成するように配置されていること
    を特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  13. 【請求項13】 前記歯ブラシヘッドの周辺部に沿って配置された少なくと
    も1本の第4型剛毛を更に含み、前記第4型剛毛の直径が約0.15mm乃至約
    1.0mmであり、その自由長が約9mm乃至約15mmであることを特徴とす
    る請求項4に記載の歯ブラシ。
  14. 【請求項14】 前記歯ブラシが、前記歯ブラシヘッドの周辺部に沿って配
    置された複数の前記第4型剛毛を含み、 前記第4型剛毛の高さが、弓形のパターンを形成するように前記歯ブラシヘッ
    ドの周辺部に沿って変化していることを特徴とする請求項13に記載の歯ブラシ
  15. 【請求項15】 前記歯ブラシが、前記歯ブラシヘッドの周辺部に沿って配
    置された複数の前記第4型剛毛を含み、 前記第4型剛毛の高さが、鋸歯形のパターンを形成するように前記歯ブラシヘ
    ッドの周辺部に沿って変化していることを特徴とする請求項13に記載の歯ブラ
    シ。
  16. 【請求項16】 前記歯ブラシが、前記歯ブラシヘッドの周辺部に沿って配
    置された複数の前記第4型剛毛を含み、 前記第4型剛毛の高さが、波形のパターンを形成するように前記歯ブラシヘッ
    ドの周辺部に沿って変化していることを特徴とする請求項13に記載の歯ブラシ
  17. 【請求項17】 前記歯ブラシが、前記歯ブラシヘッド内において多くの剛
    毛の直径を含むことを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  18. 【請求項18】 前記歯ブラシが、前記歯ブラシヘッド内において多くの剛
    毛間隔を含むことを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つの突出した剛毛の房を更に含むことを特徴
    とする請求項4に記載の歯ブラシ。
  20. 【請求項20】 歯ブラシであって、 ハンドルと、 周辺部および先端部を有する、前記ハンドルの先端部の歯ブラシヘッドと、 前記歯ブラシヘッドに個別に埋め込まれ、その直径の約0.5倍乃至約10倍
    の範囲の距離、互いに離間した剛毛とを含み、 前記剛毛が、直径が約0.08mm乃至約0.35mmであって自由長が約7
    mm乃至約16mmの第2型剛毛と、直径が約0.15mm乃至約0.40mm
    であって自由長が約5mm乃至約14mmの第3型剛毛と、前記歯ブラシヘッド
    の周辺部に沿って配置された、直径が約0.15mm乃至約1.0mmであって
    自由長が約9mm乃至約15mmの第4型剛毛と、前記先端部に配置された密度
    の高い突出した剛毛の房とを含むことを特徴とする歯ブラシ。
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