JP2003514493A - 巻き線を有する固定子を備えた電気機械 - Google Patents

巻き線を有する固定子を備えた電気機械

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電気機械たとえばモーターまたは発電機であって、ハウジング(3)と該ハウジング内の固定子(2)とを有し、該固定子が、管状心(8)と該心壁を包囲する巻き線(9)とを有し、該固定子巻き線(9)が前記心(8)の軸に関して軸方向および半径方向に延びている、巻き線(9)を冷却するための手段を有する電気機械に関する。心(8)の内側においても外側においても、巻き線(9)が少なくとも95%の部分において離して配置してあって、これらの巻き線の間にギャップ(11)が形成されており、前記冷却手段がこれらのギャップ(11)内の冷却媒体から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、電気機械たとえばモーターまたは発電機であって、 ハウジングと該ハウジング内の固定子(a stator)とを有し、 該固定子が、管状心と該心壁を包囲する巻き線とを有し、 該固定子巻き線が前記心の軸に関して軸方向および半径方向に延びている、 巻き線を冷却するための手段を有する電気機械に関する。
【0002】 そのような機械の連続出力パワーは、主として固定子巻き線の冷却によって制
限される。
【0003】 これらの固定子巻き線は、通常、割合に厚い導線の束から成り、隣接する導線
の数は、心の外側からも内側からも心に向かって増加する。
【0004】 心の内側においては、隣接巻き線は実質的に互いに接触し、回転子と固定子心
との間の空間は、巻き線と回転子との間の小さな環状エアギャップを除いて、実
質的に完全に巻き線によって満たされている。
【0005】 これは、固定子心の内側にある巻き線部分は、心と前記エアギャップとに向か
ってしか冷却できない、ということを意味する。
【0006】 心における限られた熱伝導と心における追加損失とのため、通常、心によって
は熱の限られた部分しか排出することができない。
【0007】 大部分の熱はエアギャップを通じて排出しなければならないが、このやり方で
は、心の内側の巻き線部分の中心部は冷却しにくい。
【0008】 したがって、これらの巻き線の冷却は制限される。
【0009】 冷却を良くするために、冷却手段を備えることが公知である。
【0010】 冷却手段を備えたこの種の電気機械は、US−A−5,304,883号明細
書に開示されている。固定子巻き線は二つの部分から成り、内側の第一の部分は
、心壁と回転子との間のエアギャップ内に配置され、外側の第二の部分は、この
ギャップの外部に配置される。
【0011】 外側の第二の部分の巻き線は、内側の第一の部分の巻き線に比して、大きな断
面積したがってまた大きな熱容量(thermal mass)を有し、第一の
部分に対する脱熱器となり、第一の部分がより効率的に冷却されうるようにする
【0012】 固定子は、ハウジングをシールして環状固定子チャンバーを定める細長い孔シ
ール(bore seal)を有し、該ハウジングは、入口と出口とを備えてい
て、これらは前記チャンバーと流体連絡していて、巻き線の冷却のために冷却剤
が前記チャンバーに流入・流出することを可能にする。
【0013】 二つの部分を有する巻き線は、かなり複雑な構成である。それにもかかわらず
、冷却は制限される。隣接巻き線が依然として実質的に互いに接触しており、し
たがって回転子と固定子心との間の空間が、外側部分が内側部分よりも少しだけ
遠くまで半径方向に延び出しているために心の外側にある小さな空間を除いて実
質的に完全にふさがれているからである。
【0014】 本発明は、固定子巻き線の冷却の改良された電気機械を提供することを目的と
する。
【0015】 本発明によれば、この目的は、 心の内側においても外側においても、巻き線が少なくとも95%の部分におい
て、好ましくは全体において、離して配置してあって、これらの巻き線の間にギ
ャップが形成されており、前記冷却手段がこれらのギャップ内の冷却媒体から成
る、 という事実によって達成される。
【0016】 これは、また、心の内側においても、巻き線の側面が、冷却媒体による熱の排
出のための冷却領域を形成する、ということを意味する。冷却領域が大きくなる
ばかりでなく、心の内側と冷却領域とにある巻き線部分の中心部までの距離が割
合に小さくなる。
【0017】 また、管状固定子心の内側の部分も冷却され、したがって心の冷却も良くなり
、したがってまた心による巻き線の冷却の可能性も大きくなる。
【0018】 中心角方向に間隔をとった巻き線を有する固定子が、先行技術として、US−
A−4,103,197号明細書に開示されているが、この巻き線は冷却されな
い。
【0019】 好ましくは、巻き線は薄いディスクの形を有する。
【0020】 ディスクが小さいほど、可能なディスク数は多くなり、またディスク数が多い
ほど、冷却も強力になる。
【0021】 好ましくは、前記の巻き線は、一つの相に関する各極に対して通常備えられる
巻き線のセグメントである。
【0022】 各極に対応する標準的な巻き線は、電気的に互いに接続されたいくつかの小さ
な巻き線に分けられる。
【0023】 巻き線の総数が多いほど、これらの巻き線の間のギャップの数が多く、強力な
冷却が可能になる。
【0024】 巻き線は個別に絶縁された導体から成る線とすることができ、これらの導体は
線またはより線とすることができる。この種の線は通常リッツ線と呼ばれている
【0025】 好ましくは、このとき、巻き線の導体は、前記冷却媒体と熱伝導接触をしてい
る巻き線へりの間でジグザグ形に延びるようにする。
【0026】 巻き線に直交する断面、および横断方向においては、ジグザグに延びる絶縁導
体を有するただ一つの線が存在する。公知の巻き線においては、巻き線の線の導
体は、互いに平行に延びているか、または小さな束となるようによってあり、こ
れらの束は互いに平行に延びている。これらの小さな束は、たとえば、よってあ
るかまたは編んである線を有するリッツ線から成ることができる。巻き線の線は
、互いに平行に延びているいくつかのそのようなリッツ線から成る。
【0027】 そのような公知の巻き線の場合、巻き線の方向に垂直な、巻き線の熱伝導は、
銅の熱伝導に比して非常に小さい。したがって、しばしばこの巻き線には、熱伝
導率を高めるために特殊な物質が含浸させてあるが、そのような場合でも、巻き
線の横断方向の熱伝導率は割合に小さく、したがって巻き線の可能な冷却は制限
される。
【0028】 本発明によるジグザグ形により、熱は、線に沿って巻き線のへりに移動するこ
とができ、したがって一つの線から他の線に絶縁体を通ってジャンプする必要な
しで冷却媒体に移動することができる。したがって、熱は、導体が平行である場
合に比して、ずっと大きな程度で横方向に放散されうる。
【0029】 DE−C−496,884号明細書には、導体が巻き線の一つのへりから他の
へりに延びる巻き線の製造方法が開示されている。しかし、この文献には、その
ような線を巻き線においてどのように使用するかについては開示されていない。
線のへりが巻き線のへりでもあり、冷却媒体と熱伝導接触している、ということ
については何も述べられていない。それどころか、冷却のために、巻き線の線を
中空にし、したがって冷却空気のための導路となるようにすることができる、と
されている。
【0030】 本発明によれば、ジグザグ形は、巻き線の平均縦方向に対して、5°〜45°
の角、好ましくは10°〜30°の角をなすようにすることができる。
【0031】 より具体的に言えば、巻き線の線は、絶縁導体の平坦かつ幅広のパケットによ
って形成される線から成ることができ、各導体は前記パケットの片側から他の側
にジグザグに延びている。
【0032】 冷却媒体はギャップに接近しうる流体とすることができ、このとき、ハウジン
グ全体を冷却流体のための、流体の漏れない一つのチャンバーとすることができ
、またはハウジングを、回転子を包囲する管によって二つの空間に分割すること
ができる。この管の外側の空間は、巻き線を収容する、流体の漏れないチャンバ
ーを形成する。
【0033】 このチャンバーは、冷却流体たとえば冷却油で満たすことができ、あるいは、
ハウジングに、冷却流体のための、チャンバーと流体連絡した少なくとも一つの
入口と少なくとも一つの出口とを備えることができ、冷却手段が、冷却媒体を、
入口を通してハウジングの内部に入り、さらに、巻き線に沿って移動して、出口
を通ってハウジングの外部に出ていくように、強制的に送るための手段を有する
【0034】 以下、本発明を、実施形態を用いて、添付の図面を参照しつつ、説明する。
【0035】 図1に示す電気機械は電動機であり、事実上、回転子1、該回転子を包囲する
固定子2、および該固定子を包囲するハウジング3から成る。
【0036】 ハウジング3はほぼ円筒形を成し、端が閉じており、回転子1は軸5に取りつ
けられた回転子本体4を有する。軸5は、ジャーナルが軸受け6によって前記閉
じた端において支えられている。
【0037】 回転子1は管状分離壁7によって包囲されており、壁7は回転子1を固定子2
から分離し、該固定子のための、流体の漏れないチャンバー12を形成している
【0038】 固定子2は、管状心8を有し、いくつかの固定子巻き線9を備えている。これ
らの巻き線9は、互いに電気的に絶縁されており、心8の壁を包囲し、したがっ
て心8はこれらの巻き線の中心を通っている。また、巻き線9は心8の縦軸に関
して軸方向および半径方向に延びており、該軸は回転子1の回転軸に一致してい
る。
【0039】 図2〜4に詳細を示すように、これらの巻き線9は薄いディスク形を有し、こ
れらのディスクは図に示す実施形態では一定の厚さを有する。
【0040】 これらのディスクは星の放射線のように放射状に延びており、回転子1の軸の
方向に引き延ばされており、端が丸くなっている。
【0041】 巻き線9を形成する各ディスクは、心8のための軸方向スロットを備えている
。固定子チャンバー12の内側では、各ディスクの部分が回転子1と心8との間
のエアギャップ内に配置されるが、心8の外側では、各ディスクの部分が心8と
ハウジング3との間のエアギャップ13内に配置される。
【0042】 巻き線9は、心8を包囲する線またはより線の束から成るか、または単一の線
たとえばリッツ線から成るようにすることができる。
【0043】 巻き線9は、いくつかの個別に絶縁された導体19から成る線18から成るよ
うにすることもできるが、これらの導体は、ジグザグに延びて、各導体が巻き線
9の外側表面またはへりに規則的に到達するようにする。導体19は図8と図9
に示すように単一の線とすることもできるが、より線または束とすることもでき
る。
【0044】 ジグザグ形は、巻き線9と線18の平均縦方向に対して、5°〜45°好まし
くは10°〜30°の角αをなす。
【0045】 導体19は、図8と図10に示すように、大体長方形の断面の平坦かつ幅広の
パケット内に収容されるようにすることができ、このとき、各導体19は、パケ
ットの片側から他の側に、たとえば編み物の形で、到達する。
【0046】 絶縁導体19のパケットは、図2と図3に示すように、たとえば、電気絶縁材
料から成る外被18Aによって包囲することができる。
【0047】 実際には、線18は平坦化リッツ線と考えることができる。
【0048】 試験によれば、導体19が巻き線の一つのへりから他のへりまでジグザグ形に
なっている、本発明による巻き線の線18を有する巻き線9の熱伝導率は、平行
な標準リッツ線から成る巻き線の熱伝導率の10倍よりも大きい。
【0049】 もう一つの実施形態においては、導体19は外被19Aによって一体保持され
ないが、編み組または編み物を形成することによって、パケット内に一体保持す
ることができる。この場合、外被は使用しないようにできる。それにより、さら
に熱放散を促進することができるであろう。図10はそのような実施形態を示す
【0050】 巻き線9におけるこのもしくはこれらの線またはより線のそれぞれの層は、絶
縁ワニスによって一体保持することができる。
【0051】 一つの極端な実施形態の場合、前記ディスクは一体導体特に銅リングとするこ
とができる。
【0052】 巻き線9は支持体10によって所定の位置に保持することができる。これらの
支持体は、心8に固定された絶縁部品とすることができる。図3には、そのよう
な支持体10のうち二つだけを模式的に示すが、そのような支持体10が、巻き
線9を形成するディスクの隣り合う二つの間に存在することは明らかであろう。
【0053】 重要なことは、心8の内側においても、二つの隣接ディスク状巻き線9の間に
、ギャップ11が存在する、ということである。このギャップは、少なくとも主
要な半径方向距離にわたり、より具体的に言うと、ディスクの半径方向寸法の少
なくとも95%、好ましくは図2〜4および図7に示すように前記寸法の全体に
わたるものである。
【0054】 固定子チャンバー12、したがってまたディスク状巻き線9の間の空間または
ギャップ11は、冷却媒体で満たされる。
【0055】 この冷却媒体は、好ましくは、液体たとえば変圧器油である。この液体は静止
している。
【0056】 もう一つの実施形態の場合、冷却媒体が循環し、ハウジング3には、図5に示
すように、対向側面のそれぞれに、固定子チャンバー12と流体連絡する、一つ
以上の入口14と一つ以上の出口15とが備えられる。ファンまたはポンプのよ
うな手段(図示せず)が、冷却液体を、強制的に、入口から通し、巻き線9に沿
って送り、出口から送り出すために備えられる。この冷却媒体は、巻き線9に沿
って強制的に送られる気体たとえば空気とすることができ、その場合、管状壁7
は必要でなく、図5の実施形態の場合、この壁7は存在しない。
【0057】 さらにもう一つの実施形態の場合、冷却媒体は、固体、たとえば図11に示す
ような、固定子2の部分によって構成されるもの、である。
【0058】 線18を構成するパケットは、固定子2の一つの部分から他の部分に延びてい
る。線18は、固定子2に形成される導路20内に配置されていると考えること
ができ、線18のへりが導路20の壁に接触している。
【0059】 導路20の壁と巻き線9との間には、薄い電気絶縁体を配置することもできる
。その場合、この絶縁体は薄くて、導体19から、固定子1の熱伝導性材料、大
抵の場合鉄、から成る、導路20の壁への熱伝導が妨げられないようなものであ
るようにする。
【0060】 熱ペースト(thermal paste)を使用して、固定子2の鉄または
その他の低温壁に接触する巻き線9の冷却が促進されるようにすることができる
【0061】 すべての前記の実施形態において、星形に配置されたディスク状巻き線9は、
すぐれた冷却結果を与える。特に、巻き線のへりにおいては、熱を、従来の設計
のものに比して、より効率的に放散させることができる。
【0062】 いくつかのディスク状巻き線9を形成する導体または線は、図6と図7に示す
ように、互いに電気的に接続することができる。ディスクを巻き線によって形成
する場合、同一の線が、巻き線を形成し、また一つのディスク9から他のディス
クに延びて、いくつかのディスク9のための巻き線を形成することができる。
【0063】 図6は、Y結線の三相二極モーターにおける巻き線の電気的接続を示す。R、
S、Tは、相を示し、r、r*、s、s*、t、t*は、六つの半扇形(half
−sector)にわたって延びている、普通に使用される巻き線を示す。
【0064】 図6と図7からわかるように、一つの相に関する各極に対する六つの標準“巻
き線”r、r*、s、s*、t、およびt*のそれぞれは、いくつかの巻き線9に
分けられている。ここに示す例では四つの巻き線9に分けられ、これらの巻き線
は、導体16によって互いに直列に電気接続されている。
【0065】 冷却媒体が存在する場合、心8の両側において、冷却媒体と巻き線9との間に
長い接触距離があり、また冷却媒体と心8の内側面との接触もある。
【0066】 心8の内側面上でも、巻き線9の側面は、液体または気体の、静止または流動
冷却媒体と接触する冷却領域を形成する。
【0067】 標準巻き線r、r*、s、s*、t、およびt*をいくつかの巻き線9に分ける
ことにより、冷却媒体との接触面が大きくなり、冷却が相当に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、固定子と巻き線とを備えた電動機の軸を含む断面である。
【図2】 図1の電動機の、巻き線を有する固定子の上面図である。
【図3】 図2の、巻き線を有する固定子の端面図である。
【図4】 図2と3の、巻き線を有する固定子の斜視図である。
【図5】 電動機のもう一つの実施形態に関する、図1と同様の、軸を含む断面である。
【図6】 本発明による、三相モーターの固定子巻き線の可能な電気的接続を示す。
【図7】 図3と同様の図であるが、巻き線に対する電気的接続を示す。
【図8】 図5の線VIII−VIIIに沿う断面を、大きな尺度で示す。
【図9】 図8の線IX−IXに沿う断面を、さらに大きな尺度で示す。
【図10】 図9と同様の断面図であるが、別の実施形態に関するものである。
【図11】 図8と同様の断面図であるが、別の実施形態に関するものである。
【符号の説明】
1 回転子 2 固定子 3 ハウジング 4 回転子本体 5 軸 6 軸受け 7 管状分離壁 8 管状心 9 巻き線 10 支持体 11 ギャップ 12 固定子チャンバー 13 エアギャップ 14 入口 15 出口 16 導体 18 線 18A 外被 19 導体 19A 外被 20 導路 α ジグザグの角 r、r*、s、s*、t、t* 巻き線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 9/22 H02K 9/22 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5H603 AA12 AA13 BB01 BB02 BB12 CA01 CB01 CC15 CC17 CD14 CD21 CE01 CE04 5H605 AA01 BB01 BB05 CC01 DD01 DD11 DD13 DD37 5H609 BB19 PP06 QQ03 QQ05 QQ10 QQ12 QQ23 RR01 RR46 RR58 【要約の続き】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械たとえばモーターまたは発電機であって、 ハウジング(3)と該ハウジング内の固定子(2)とを有し、 該固定子が、管状心(8)と該心壁を包囲する巻き線(9)とを有し、 該固定子巻き線(9)が前記心(8)の軸に関して軸方向および半径方向に延
    びている、 巻き線(9)を冷却するための手段を有する機械において、 心(8)の内側においても外側においても、巻き線(9)が少なくとも95%
    の部分において離して配置してあって、これらの巻き線の間にギャップ(11)
    が形成されており、前記冷却手段がこれらのギャップ(11)内の冷却媒体から
    成る、 ことを特徴とする電気機械。
  2. 【請求項2】 固定子(2)の巻き線(9)が完全に離して配置してあるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  3. 【請求項3】 固定子(2)の巻き線(9)が薄いディスクの形を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械。
  4. 【請求項4】 前記ディスクが一定の厚さを有することを特徴とする請求項
    3に記載の電気機械。
  5. 【請求項5】 前記ディスクが引き延ばされた形であり、端が丸くなってい
    ることを特徴とする請求項3または4に記載の電気機械。
  6. 【請求項6】 固定子(2)が、巻き線(9)を所定の位置に保持するため
    の支持体(10)を有することを特徴とする請求項1から5の中のいずれか1つ
    に記載の電気機械。
  7. 【請求項7】 巻き線(9)が、一つの相に関する各極に対して通常備えら
    れる巻き線のセグメントであることを特徴とする請求項1から6の中のいずれか
    1つに記載の電気機械。
  8. 【請求項8】 巻き線(9)が、個別に絶縁された導体(19)から成る線
    (18)から成り、前記導体が線またはより線であることを特徴とする請求項1
    から7の中のいずれか1つに記載の電気機械。
  9. 【請求項9】 絶縁された導体(19)が、巻き線(9)のへりの間でジグ
    ザグ形に延びており、前記へりが前記冷却媒体と熱伝導接触していることを特徴
    とする請求項8に記載の電気機械。
  10. 【請求項10】前記ジグザグ形が、巻き線(5)の平均縦方向に対して、5
    °〜45°好ましくは10°〜30°の角(α)をなしていることを特徴とする
    請求項9に記載の電気機械。
  11. 【請求項11】巻き線(9)が、絶縁された導体(19)の平坦かつ幅広の
    パケットによって形成された線(18)から成り、各導体(19)が前記パケッ
    トの片側から他の側にジグザグに延びていることを特徴とする請求項9または1
    0に記載の電気機械。
  12. 【請求項12】巻き線(9)が、編み物または編み組の形でジグザグに延び
    ている絶縁された導体(19)のパケットの形の線(18)から成ることを特徴
    とする請求項9または10に記載の電気機械。
  13. 【請求項13】ハウジング(3)の全体が流体漏れがないようになっていて
    、流体漏れのないチャンバー(12)を形成するようになっていることを特徴と
    する請求項1から12の中のいずれか1つに記載の電気機械。
  14. 【請求項14】ハウジング(3)が、回転子を包囲する管(7)によって二
    つの独立空間に分離されており、該管(7)の外側の空間が、巻き線(9)を収
    容する、流体漏れのないチャンバー(12)を形成することを特徴とする請求項
    1から12の中のいずれか1つに記載の電気機械。
  15. 【請求項15】前記冷却媒体が冷却流体であり、チャンバー(12)が該流
    体たとえば冷却油によって満たされていることを特徴とする請求項13または1
    4に記載の電気機械。
  16. 【請求項16】前記冷却媒体が冷却流体であり、ハウジング(3)が、前記
    冷却流体のための少なくとも一つの入口(14)と少なくとも一つの出口(15
    )とを備えていて、該入口と出口がチャンバー(12)と流体連絡するようにな
    っており、冷却手段が、冷却媒体を強制的に、入口(14)を通してハウジング
    (3)内に送り、巻き線(9)に沿って送り、また出口(15)を通してハウジ
    ング(3)外に送る手段を有することを特徴とする請求項13または14に記載
    の電気機械。
  17. 【請求項17】エアギャップ巻きモーターであり、巻き線(9)の間のギャ
    ップ(11)内の冷却媒体が気体または液体であることを特徴とする請求項15
    または16に記載の電気機械。
  18. 【請求項18】冷却媒体が固体の熱伝導性材料から成り、巻き線(9)が、
    この固体の熱伝導性材料たとえば固定子(2)の鉄と熱伝導接触をしていること
    を特徴とする請求項1から14の中のいずれか1つに記載の電気機械。
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