JP2003514493A - 巻き線を有する固定子を備えた電気機械 - Google Patents
巻き線を有する固定子を備えた電気機械Info
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Abstract
Description
限される。
の数は、心の外側からも内側からも心に向かって増加する。
との間の空間は、巻き線と回転子との間の小さな環状エアギャップを除いて、実
質的に完全に巻き線によって満たされている。
ってしか冷却できない、ということを意味する。
は熱の限られた部分しか排出することができない。
は、心の内側の巻き線部分の中心部は冷却しにくい。
書に開示されている。固定子巻き線は二つの部分から成り、内側の第一の部分は
、心壁と回転子との間のエアギャップ内に配置され、外側の第二の部分は、この
ギャップの外部に配置される。
面積したがってまた大きな熱容量(thermal mass)を有し、第一の
部分に対する脱熱器となり、第一の部分がより効率的に冷却されうるようにする
。
ール(bore seal)を有し、該ハウジングは、入口と出口とを備えてい
て、これらは前記チャンバーと流体連絡していて、巻き線の冷却のために冷却剤
が前記チャンバーに流入・流出することを可能にする。
、冷却は制限される。隣接巻き線が依然として実質的に互いに接触しており、し
たがって回転子と固定子心との間の空間が、外側部分が内側部分よりも少しだけ
遠くまで半径方向に延び出しているために心の外側にある小さな空間を除いて実
質的に完全にふさがれているからである。
する。
て、好ましくは全体において、離して配置してあって、これらの巻き線の間にギ
ャップが形成されており、前記冷却手段がこれらのギャップ内の冷却媒体から成
る、 という事実によって達成される。
出のための冷却領域を形成する、ということを意味する。冷却領域が大きくなる
ばかりでなく、心の内側と冷却領域とにある巻き線部分の中心部までの距離が割
合に小さくなる。
、したがってまた心による巻き線の冷却の可能性も大きくなる。
A−4,103,197号明細書に開示されているが、この巻き線は冷却されな
い。
ほど、冷却も強力になる。
巻き線のセグメントである。
な巻き線に分けられる。
冷却が可能になる。
線またはより線とすることができる。この種の線は通常リッツ線と呼ばれている
。
る巻き線へりの間でジグザグ形に延びるようにする。
体を有するただ一つの線が存在する。公知の巻き線においては、巻き線の線の導
体は、互いに平行に延びているか、または小さな束となるようによってあり、こ
れらの束は互いに平行に延びている。これらの小さな束は、たとえば、よってあ
るかまたは編んである線を有するリッツ線から成ることができる。巻き線の線は
、互いに平行に延びているいくつかのそのようなリッツ線から成る。
銅の熱伝導に比して非常に小さい。したがって、しばしばこの巻き線には、熱伝
導率を高めるために特殊な物質が含浸させてあるが、そのような場合でも、巻き
線の横断方向の熱伝導率は割合に小さく、したがって巻き線の可能な冷却は制限
される。
とができ、したがって一つの線から他の線に絶縁体を通ってジャンプする必要な
しで冷却媒体に移動することができる。したがって、熱は、導体が平行である場
合に比して、ずっと大きな程度で横方向に放散されうる。
へりに延びる巻き線の製造方法が開示されている。しかし、この文献には、その
ような線を巻き線においてどのように使用するかについては開示されていない。
線のへりが巻き線のへりでもあり、冷却媒体と熱伝導接触している、ということ
については何も述べられていない。それどころか、冷却のために、巻き線の線を
中空にし、したがって冷却空気のための導路となるようにすることができる、と
されている。
の角、好ましくは10°〜30°の角をなすようにすることができる。
って形成される線から成ることができ、各導体は前記パケットの片側から他の側
にジグザグに延びている。
グ全体を冷却流体のための、流体の漏れない一つのチャンバーとすることができ
、またはハウジングを、回転子を包囲する管によって二つの空間に分割すること
ができる。この管の外側の空間は、巻き線を収容する、流体の漏れないチャンバ
ーを形成する。
ハウジングに、冷却流体のための、チャンバーと流体連絡した少なくとも一つの
入口と少なくとも一つの出口とを備えることができ、冷却手段が、冷却媒体を、
入口を通してハウジングの内部に入り、さらに、巻き線に沿って移動して、出口
を通ってハウジングの外部に出ていくように、強制的に送るための手段を有する
。
固定子2、および該固定子を包囲するハウジング3から成る。
けられた回転子本体4を有する。軸5は、ジャーナルが軸受け6によって前記閉
じた端において支えられている。
から分離し、該固定子のための、流体の漏れないチャンバー12を形成している
。
らの巻き線9は、互いに電気的に絶縁されており、心8の壁を包囲し、したがっ
て心8はこれらの巻き線の中心を通っている。また、巻き線9は心8の縦軸に関
して軸方向および半径方向に延びており、該軸は回転子1の回転軸に一致してい
る。
れらのディスクは図に示す実施形態では一定の厚さを有する。
方向に引き延ばされており、端が丸くなっている。
。固定子チャンバー12の内側では、各ディスクの部分が回転子1と心8との間
のエアギャップ内に配置されるが、心8の外側では、各ディスクの部分が心8と
ハウジング3との間のエアギャップ13内に配置される。
たとえばリッツ線から成るようにすることができる。
うにすることもできるが、これらの導体は、ジグザグに延びて、各導体が巻き線
9の外側表面またはへりに規則的に到達するようにする。導体19は図8と図9
に示すように単一の線とすることもできるが、より線または束とすることもでき
る。
くは10°〜30°の角αをなす。
パケット内に収容されるようにすることができ、このとき、各導体19は、パケ
ットの片側から他の側に、たとえば編み物の形で、到達する。
料から成る外被18Aによって包囲することができる。
なっている、本発明による巻き線の線18を有する巻き線9の熱伝導率は、平行
な標準リッツ線から成る巻き線の熱伝導率の10倍よりも大きい。
ないが、編み組または編み物を形成することによって、パケット内に一体保持す
ることができる。この場合、外被は使用しないようにできる。それにより、さら
に熱放散を促進することができるであろう。図10はそのような実施形態を示す
。
縁ワニスによって一体保持することができる。
とができる。
支持体は、心8に固定された絶縁部品とすることができる。図3には、そのよう
な支持体10のうち二つだけを模式的に示すが、そのような支持体10が、巻き
線9を形成するディスクの隣り合う二つの間に存在することは明らかであろう。
、ギャップ11が存在する、ということである。このギャップは、少なくとも主
要な半径方向距離にわたり、より具体的に言うと、ディスクの半径方向寸法の少
なくとも95%、好ましくは図2〜4および図7に示すように前記寸法の全体に
わたるものである。
ギャップ11は、冷却媒体で満たされる。
している。
すように、対向側面のそれぞれに、固定子チャンバー12と流体連絡する、一つ
以上の入口14と一つ以上の出口15とが備えられる。ファンまたはポンプのよ
うな手段(図示せず)が、冷却液体を、強制的に、入口から通し、巻き線9に沿
って送り、出口から送り出すために備えられる。この冷却媒体は、巻き線9に沿
って強制的に送られる気体たとえば空気とすることができ、その場合、管状壁7
は必要でなく、図5の実施形態の場合、この壁7は存在しない。
ような、固定子2の部分によって構成されるもの、である。
る。線18は、固定子2に形成される導路20内に配置されていると考えること
ができ、線18のへりが導路20の壁に接触している。
。その場合、この絶縁体は薄くて、導体19から、固定子1の熱伝導性材料、大
抵の場合鉄、から成る、導路20の壁への熱伝導が妨げられないようなものであ
るようにする。
その他の低温壁に接触する巻き線9の冷却が促進されるようにすることができる
。
すぐれた冷却結果を与える。特に、巻き線のへりにおいては、熱を、従来の設計
のものに比して、より効率的に放散させることができる。
ように、互いに電気的に接続することができる。ディスクを巻き線によって形成
する場合、同一の線が、巻き線を形成し、また一つのディスク9から他のディス
クに延びて、いくつかのディスク9のための巻き線を形成することができる。
S、Tは、相を示し、r、r*、s、s*、t、t*は、六つの半扇形(half
−sector)にわたって延びている、普通に使用される巻き線を示す。
き線”r、r*、s、s*、t、およびt*のそれぞれは、いくつかの巻き線9に
分けられている。ここに示す例では四つの巻き線9に分けられ、これらの巻き線
は、導体16によって互いに直列に電気接続されている。
長い接触距離があり、また冷却媒体と心8の内側面との接触もある。
冷却媒体と接触する冷却領域を形成する。
ことにより、冷却媒体との接触面が大きくなり、冷却が相当に改善される。
Claims (18)
- 【請求項1】 電気機械たとえばモーターまたは発電機であって、 ハウジング(3)と該ハウジング内の固定子(2)とを有し、 該固定子が、管状心(8)と該心壁を包囲する巻き線(9)とを有し、 該固定子巻き線(9)が前記心(8)の軸に関して軸方向および半径方向に延
びている、 巻き線(9)を冷却するための手段を有する機械において、 心(8)の内側においても外側においても、巻き線(9)が少なくとも95%
の部分において離して配置してあって、これらの巻き線の間にギャップ(11)
が形成されており、前記冷却手段がこれらのギャップ(11)内の冷却媒体から
成る、 ことを特徴とする電気機械。 - 【請求項2】 固定子(2)の巻き線(9)が完全に離して配置してあるこ
とを特徴とする請求項1に記載の電気機械。 - 【請求項3】 固定子(2)の巻き線(9)が薄いディスクの形を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械。 - 【請求項4】 前記ディスクが一定の厚さを有することを特徴とする請求項
3に記載の電気機械。 - 【請求項5】 前記ディスクが引き延ばされた形であり、端が丸くなってい
ることを特徴とする請求項3または4に記載の電気機械。 - 【請求項6】 固定子(2)が、巻き線(9)を所定の位置に保持するため
の支持体(10)を有することを特徴とする請求項1から5の中のいずれか1つ
に記載の電気機械。 - 【請求項7】 巻き線(9)が、一つの相に関する各極に対して通常備えら
れる巻き線のセグメントであることを特徴とする請求項1から6の中のいずれか
1つに記載の電気機械。 - 【請求項8】 巻き線(9)が、個別に絶縁された導体(19)から成る線
(18)から成り、前記導体が線またはより線であることを特徴とする請求項1
から7の中のいずれか1つに記載の電気機械。 - 【請求項9】 絶縁された導体(19)が、巻き線(9)のへりの間でジグ
ザグ形に延びており、前記へりが前記冷却媒体と熱伝導接触していることを特徴
とする請求項8に記載の電気機械。 - 【請求項10】前記ジグザグ形が、巻き線(5)の平均縦方向に対して、5
°〜45°好ましくは10°〜30°の角(α)をなしていることを特徴とする
請求項9に記載の電気機械。 - 【請求項11】巻き線(9)が、絶縁された導体(19)の平坦かつ幅広の
パケットによって形成された線(18)から成り、各導体(19)が前記パケッ
トの片側から他の側にジグザグに延びていることを特徴とする請求項9または1
0に記載の電気機械。 - 【請求項12】巻き線(9)が、編み物または編み組の形でジグザグに延び
ている絶縁された導体(19)のパケットの形の線(18)から成ることを特徴
とする請求項9または10に記載の電気機械。 - 【請求項13】ハウジング(3)の全体が流体漏れがないようになっていて
、流体漏れのないチャンバー(12)を形成するようになっていることを特徴と
する請求項1から12の中のいずれか1つに記載の電気機械。 - 【請求項14】ハウジング(3)が、回転子を包囲する管(7)によって二
つの独立空間に分離されており、該管(7)の外側の空間が、巻き線(9)を収
容する、流体漏れのないチャンバー(12)を形成することを特徴とする請求項
1から12の中のいずれか1つに記載の電気機械。 - 【請求項15】前記冷却媒体が冷却流体であり、チャンバー(12)が該流
体たとえば冷却油によって満たされていることを特徴とする請求項13または1
4に記載の電気機械。 - 【請求項16】前記冷却媒体が冷却流体であり、ハウジング(3)が、前記
冷却流体のための少なくとも一つの入口(14)と少なくとも一つの出口(15
)とを備えていて、該入口と出口がチャンバー(12)と流体連絡するようにな
っており、冷却手段が、冷却媒体を強制的に、入口(14)を通してハウジング
(3)内に送り、巻き線(9)に沿って送り、また出口(15)を通してハウジ
ング(3)外に送る手段を有することを特徴とする請求項13または14に記載
の電気機械。 - 【請求項17】エアギャップ巻きモーターであり、巻き線(9)の間のギャ
ップ(11)内の冷却媒体が気体または液体であることを特徴とする請求項15
または16に記載の電気機械。 - 【請求項18】冷却媒体が固体の熱伝導性材料から成り、巻き線(9)が、
この固体の熱伝導性材料たとえば固定子(2)の鉄と熱伝導接触をしていること
を特徴とする請求項1から14の中のいずれか1つに記載の電気機械。
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