JP2003513687A - 光輝粒子を付着する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 表面に光輝粒子及び類似物を付着する装置が前記粒子を貯蔵する容器（１０）をもち、前記容器が（１０）が排出開口と、前記排出開口を閉鎖するための手動操作可能の閉鎖体をもつ。該装置は容器内容物の移転排出をなすための容器（１０）の開口を跨ぐシフター手段（１６）をもち、かつ容器（１０）上に同軸に配置されたハンドル手段（３６）をもっていて、容器を容易に振り動かしかつ前記移転排出をなすために操作することを可能にする。ハンドル手段は頂端と底端をもつガラス瓶（２０）を含み、前記ガラス瓶（２０）は接着性液体を保持するために適用され、かつ被覆されるべき表面に前記接着性液体を付着するための可動の付着具装置（４０）をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 発明の背景 発明の分野 本発明は光輝粒子及び類似物の用途に関し、更に詳細には、種々の表面に、即
ちその表面を装飾するためにかかる粒子を付着することに関する。

【０００２】 37ＣＥＲ§§1.97-1.98 によって発表された情報を含む関連技術の記載 関連技術の開示又は記載はない。

【０００３】 発明の要約 指爪及び足指爪の美容増進の分野は何年にもわたり庶民的な事業となってきた
。通常の平凡な爪つや出し剤及びエナメルに加えて、光輝粒子の使用が普及して
きた。これらはエナメル又はつや出し剤の接着性液体中に分散される。かかる物
質の使用の明確な欠点は、粒子が沈殿するのを防止して不均質な混合物が生じな
いようにするために、液体懸濁液が、一定の振り動かしを要求することを要件と
したことである。かかる混合物は、所望の外観と光沢をあまり与えないような、
爪に付着される製品を生じた。

【０００４】 光輝粒子の多くは完全に塞がれて、全体として凝固した製品によって取り囲ま
れて、光輝効果を作ることになる。 また、もし混合物の振り動かしが適当に行われないと、１例として、もし容器
のキャップが緩ければ、爪つや出し剤の如き製品の漏れが起こる。振り動かしが
行われている間に、つや出し剤は容器の外に流れ落ち、及び／又はユーザーの皮
膚又は被服と偶発的に接触することになる。

【０００５】 光輝粒子を指爪又は足指爪に付着するために意図された、これらの従来技術の
上記の欠点、不利益は本発明によって除去された。

【０００６】 本発明の１目的は、装飾すべき表面に光輝物質を簡単に有効に適切に付着す
るのを保証する極めて簡単でかつ実際的な、指爪又は足指爪を装飾するのに使用
する改良装置を提供することにある。 本発明のもう１つの目的は、製造と販売をするのに経済的な種類の改良装置を
提供することにある。 本発明の更に他の目的は、装置から液体又は粒子内容物が漏れることのない上
記特徴を有し、それによってその使用を安全にしかつユーザーに一層都合良いや
さしくなす改良装置を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、爪に所望の装飾効果を与えるために簡単に制御され
る、上記特徴を有する改良された粒子付着具を提供することにある。

【０００７】 本発明の特徴は、爪に所望の装飾を与えるためにユーザーによって簡単に操作
される上記説明に従った光輝粒子を付着するための改良された付着具を備えたこ
とにある。 他の特徴と利点は以下の説明から明らかになるだろう。

【０００８】 上記目的を達成するために、本発明は、乾燥した粒子又は光輝粒子を貯蔵する
ための容器を本質的に含む付着具装置を提供し、前記容器は排出開口と、前記排
出開口を閉鎖するための手動操作可能の閉鎖体をもつ。更に容器は、乾燥した容
器内容物の移転排出なすためにその排出開口を跨がるシフター手段と、また、特
定のユーザーに都合良い同軸に配置されたハンドル部分をもち、このハンドル部
分は移転排出をなすために容器を容易に安全に振り動かしかつ操作することを可
能にする。ハンドル手段内には、頂端と底端をもつガラス瓶があり、このガラス
瓶は接着性液体を保持するよう適用されかつ手動操作される付着具装置をもち、
この付着具装置は被覆すべき表面に前記接着性液体の被覆を付着するためにその
頂端から除去可能である。かかる被覆が付着された後、所望の効果を得るために
乾燥した光輝粒子が準備された容器から爪上に移転させられることができる。 本発明の上記及び他の目的、利益は添付図面を参照して見れば、より明瞭に分
かるだろう。

【０００９】 発明の詳細な説明 図１、２を参照すれば、本発明の実施例が示されており、これは実質上、一般
的に数字１０で示された容器部分からなり、前記部分は光輝粒子を運ぶことを意
図されており、またこの実施例は数字１２で示されたハンドル手段又は部分をも
つ。このハンドル手段は容器部分１０に関して同軸に配列されている。部分１０
、１２は、組み立て、分離を容易になすことができるよう、 互いに摩擦嵌合に
よって抜き差し自在に嵌合されることができる。しかし、好適には、本発明によ
れば、部分１０、１２はそれらの摩擦掛合によってかなり十分に一緒に保持され
て、もし望ましいならば、共同して、それらは後述する如く、容器部分１０を動
かしかつ振り動かすために便利なハンドル手段を構成することができる。

【００１０】 容器部分１０はプラスチック材料から容易に鋳込み成形されることができ、周
知の仕方で成形物の底縁に内側棚部をもち、それによって孔空きのシフター(shi
fter)部分１４を支持するようになす。このシフター部分は容器部分が光輝粒子
を充填された後所定位置に付けて、固定することができる。上記内側棚部は既知
の仕方で、僅かにアンダーカットされることができ、手動でターンテーブル状に
動作する孔空きのシフターディスク１６を収容するための円周トラック(track)
を提供するようになす。このディスクは所定位置にスナップ嵌着され、かつトラ
ック内でターンテーブル状に動作して、シフター開口を開閉する。これらはすべ
て周知の手段である。部材１上の直径方向に延びたフィンガーリブ１８は部材１
６の操作を容易になす。

【００１１】 本発明によれば、ハンドル部分１２は例えばユーザーの指爪又は足指爪の如き
装飾されるべき区域上で容器部分１０をしっかり保持して、振り動かすために、
容易に掴んで、操作することができるようなかなりの寸法のものである。図示の
如く、ハンドル手段１０は、容器部分１０と同じ直径をもち、かつまた、かなり
の軸線方向長さをもち、それによって身体の殆どの区域、特に足指爪に到達する
よう容器部分を望むように保持及び操作するのを特に容易ならしめる。

【００１２】 本発明によれば、ハンドル部分１２は接着性液体（図示せず）を入れるよう適
用されるガラス瓶２０と、かかる液体用の付着具を含み、前記付着具はブラシ２
４と、ガラス瓶をしっかり閉鎖するためのストッパー２６をもつステム２２から
なる。ストッパー２６は通常は、ねじキャップ２８によってその密封位置に保た
れる。このねじキャップは外ねじ山上にねじ込まれ、ガラス瓶２０のネック３０
の直径を減少させる。キャップ２８はストッパー２６にしっかり嵌着され、両者
は軸線方向にかつねじ山付きネック３０から離れる方向にかなりの距離にわたっ
て延び、それによってガラス瓶２０の大きな直径部分によって提供される掴み力
に加えて、ハンドル部分１２のための良好な掴み力を提供する。

【００１３】 該装置の使用に際しては、指爪又は他の所望の表面に接着性液体を被覆させる
ために、ユーザーは単に、キャップ２８をねじ外し、そして付着具を爪エナメル
の付着と同様な手法で使用するだけでよい。次いで、キャップ２８が元の所に戻
され、その後、シフターストッパーが開かれて、シフターが操作され、又は振り
動かされて、光輝粒子を所望の被覆された区域に移転させることができる。又は
、代案として、容器１０はガラス瓶２０から引き抜かれて、光輝粒子を振りかけ
るために、単独で、使用することができる。何れの場合にも、所望量の光輝粒子
を指示された表面に適切に付着させるための作業は、極めて簡単化され、容易に
なされる。

【００１４】 上述の処置の代案として、ガラス瓶２０中の接着性液体は、極めて迅速に乾燥
する品種のものであり、指爪又は足指爪への光輝粒子の付着は、一度に１爪づつ
として、便利に完成させることができる。かかる場合、振り動かして被覆された
表面上に粒子を移転させる前に、付着具ステム２２は都合良く置かれたガラス瓶
内に戻して置かれそしてキャップ２８が締め付けられるだけでよい。本発明によ
れば、このことは、爪の被覆が完成される度にかつ被覆がかなり乾燥する前に、
容易になすことができることは言うまでもない。

【００１５】 本発明のもう1つの実施例は図３、４に示されており、この実施例では、シェ
イカー・シフター(shaker-shifter)が接着性液体を入れたガラス瓶の頂部に置か
れる。これらの図では、容器部分は一般的に数字３４で示され、ハンドル部分は
３６で示されている。このハンドル部分は主にガラス瓶３８から構成され、この
ガラス瓶はストッパー４４によって担持されたブラシ４２を有する付着具ステム
４０をもつ。このストッパーはガラス瓶の縮小したネック部分４６上に着座する
。ねじキャップ４８は密封位置にストッパー４４をしっかり保持するためにネッ
ク部分に螺入する。 本発明によれば容器部分３４は深いソケット形体５０をもつキャップ４８にし
っかり固定され、このソケット形体はこの目的でキャップ４８を受け入れる。前
記形体５０は、理解される如く、キャップ４８にセメント接着されるか、又は他
の手段で、固定される。

【００１６】 本発明のこの実施例における如く、容器部分は端部で開口したシリンダの形を
なしていて、シフター手段を受け入れる。この端部はその縁に内側棚部をもち、
その上に不動のシフター部材５２が固定される。棚部は回転シフターディスク５
４を収容するのに十分に深く、そのディスクを回転させるための、指掛合可能な
直径方向に延びたリブ５６を、前の実施例と同様にもつ。

【００１７】 作業に際して、容器部分３４は付着具ステム４０を一緒にもった状態で、ねじ
外されて除去され、その間、ガラス瓶部分は、この時点で該装置のハンドルとし
て機能しており、容器部分と付着具が接着性液体を指爪又は足指爪に付着するた
めに使用されている間、手の中に保持されている。次いで、容器部分と付着具は
ガラス瓶３８上に戻して置かれ、締め付けられ、そしてシフター部材５４が開か
れて、光輝粒子が爪上に移転できるようになす。ガラス瓶３８は少なくとも該装
置のハンドル手段の一部として機能しており、ハンドル手段の残りの部分は容器
部分の側壁の下部分と考えられる。

【００１８】 本発明のもう１つの実施例は図５、６に示されている。この実施例では、容器
部分は一般的に数字５８で示されており、ハンドル手段は数字６０で示されてい
る。図３に示す如く、容器部分５８はハンドル手段又は部分６０の上に配置され
るが、図示の如く、それはより小さい直径をもっていてハンドル部分３６の大き
なソケット形体５０を不必要としている。

【００１９】 実際上、図５に示す如く、容器部分５８はガラス瓶又はハンドル部分６０用の
ねじキャップを構成する。その目的で、容器部分は内側ねじ山６２をもち、この
ねじ山は該装置のガラス瓶又はハンドル手段６０のねじ山付きネック部分６４に
螺入する。 その頂縁部分に容器部分５８は内側棚部をもち、この棚部内に孔空きのシフタ
ーディスク６６が固定状に着座し、かかるディスクは既知の手法で閉鎖フラップ
又はディスク７０と活ヒンジ(living hinge)６８によって連結される。

【００２０】 容器部分又はキャップ５８の底縁７２はガラス瓶又はハンドル部分６０の縮小
ネック部分６４上の肩部形成体に対してもたれ掛かりかつそれによって案内され
る。 閉鎖・密封プラグ７６はガラス瓶６０の縁に着座し、密封をなすために、容器
部分中の内側肩部７８に掛合する。 容器部分又はキャップ５８がねじ外されたとき、プラグ７６はそれと共に留ま
る。プラグ７６はステム８０とブラシ８２を担持し、これらは、光輝粒子を皮膚
されるべき表面に接着性液体を付着するための付着具を構成する。小さい部分又
は大きい区域の何れかが、ガラス瓶６０を閉鎖しかつ移転をなすためにシフター
の頂部７０を開く前に、接着性液体で被覆されることができる。

【００２１】 以上の説明から、使用に極めて便利かつ容易な、かつ構造が簡単でかつ経済的
に製作できる改良された組み合わせ型の光輝粒子付着装置が提供されることが分
かるだろう。該装置は有効に機能し、かつ使用に信頼性があり、かつ指爪及び足
指爪への光輝粒子の付着を特に簡単に容易に実施可能となす。

【００２２】 本発明は、特定の実施例につき詳細に説明したが、上記実施例の同等物を含む
ものとする本文に規定した請求の範囲内で種々の変更、置換をなすことができる
のは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 一部を軸線方向断面図で一部を側立面図で示す本発明の１実施例で、
付着液体と付着具装置を含むガラス瓶が乾燥粒子用の容器の軸線方向に該容器の
延長部として配置されている状態を示す図である。この実施例は、光輝粒子が軽
い摩擦によってのみ接合されるので、光輝粒子用の容器は爪エナメルの容器から
完全に分離できる。この分離は、爪被覆製品を再密封することなく、光輝粒子の
取り扱いを有利にする。

【図２】 図１の発明の底面図である。

【図３】 本発明の第２実施例の軸線方向断面図であり、光輝粒子用の容器がガ
ラス瓶の排出開口の軸線方向上方に置かれ、ガラス瓶内に接着性液体が担持され
、光輝粒子用の容器と光輝粒子液体用のガラス瓶の両方が実質上同じ外径をもつ
。この場合、２つの容器は、軽い摩擦によって一緒に保持されており、爪エナメ
ルと光輝粒子が分配される前に、分離される。

【図４】 図３の装置の上面図である。

【図５】 本発明の第３実施例の軸線方向断面図であり、光輝粒子用の容器が接
着性液体のガラス瓶の上方に軸線方向に置かれ、かつガラス瓶用の閉鎖体を含み
、光輝粒子容器が接着性液体のガラス瓶より小さい直径をもち、かつその閉鎖デ
ィスクを開放位置にもつ。

【図６】 図５の装置の上面図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に光輝粒子及び類似物を付着する装置であって、 ａ） 前記粒子を貯蔵するための容器と、 ｂ） 前記容器は排出開口と、前記排出開口を閉鎖するための手動操作可能の
   閉鎖体をもつこと、 ｃ） 容器内容物の移転排出をさせるための、前記容器の開口に跨がるシフタ
   ー手段と、 ｄ） 前記容器を容易に振り動かしかつ前記移転排出をさせるために操作でき
   るようになす、容器上に同軸に配置されたハンドル手段と、 ｅ） 前記ハンドル手段は頂端と底端をもつガラス瓶を含み、前記ガラス瓶は
   接着性液体を保持するために適用され、かつ前記接着性液体を被覆されるべき前
   記表面に付着するための着脱自在の付着具装置をもつこと、 の組み合わせからなること特徴とする光輝粒子付着装置。
2. 【請求項２】 容器がガラス瓶の頂端に配置されることを特徴とする請求項１に
   記載の装置。
3. 【請求項３】 容器がガラス瓶の底端に配置されることを特徴とする請求項１に
   記載の装置。
4. 【請求項４】 容器とガラス瓶が同じ直径をもつことを特徴とする請求項４に記
   載の装置。
5. 【請求項５】 ガラス瓶直径が容器直径より大きいことを特徴とする請求項３に
   記載の装置。
6. 【請求項６】 容器寸法とガラス瓶寸法が実質上同じであることを特徴とする請
   求項２に記載の装置。
7. 【請求項７】 容器が、ガラス瓶の頂部を受け入れるために適用されるソケット
   をもつことを特徴とする請求項６に記載の装置。
8. 【請求項８】 容器がガラス瓶の頂部を受け入れる凹所をもつことを特徴とする
   請求項３に記載の装置。
9. 【請求項９】 容器とガラス瓶が一緒に螺着されることを特徴とする請求項３ に記載の装置。
10. 【請求項１０】 容器とガラス瓶が一緒に螺着されることを特徴とする請求項５
    に記載の装置。
11. 【請求項１１】 ガラス瓶が縮小したネックをもち、容器が、ガラス瓶の縮小し
    たネック上に螺入されるよう適用されるねじキャップを含むことを特徴とする請
    求項５に記載の装置。
12. 【請求項１２】 付着具が密封用ストッパーをもち、容器が前記ストッパーに掛
    合する肩部をもつことを特徴とする請求項１１に記載の装置。