JP2003513428A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JP2003513428A
JP2003513428A JP2001535209A JP2001535209A JP2003513428A JP 2003513428 A JP2003513428 A JP 2003513428A JP 2001535209 A JP2001535209 A JP 2001535209A JP 2001535209 A JP2001535209 A JP 2001535209A JP 2003513428 A JP2003513428 A JP 2003513428A
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low
pressure discharge
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lighting system
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JP2001535209A
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English (en)
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ハーフェルラフ，マルコ
イェー ヒューフェルマンス，ヤン
フィツヘラルト，ヨン
エス ヘー ヘーフェン，アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02—Details
    • H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
    • H01J61/06—Main electrodes
    • H01J61/067—Main electrodes for low-pressure discharge lamps
    • H01J61/0672—Main electrodes for low-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode

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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 低圧放電ランプと、低圧放電ランプを低温点火し動作する高周波安定器とを有する照明装置において、上記低圧放電ランプはエミッタで覆われる２つ以上のダブルスパイラルのタングステンの電極体を夫々有する電極を具備する。低圧放電ランプの切換能力は非常に高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、気密式に閉じられイオン化し得る充填物を含む放電容器を具備し、
少なくとも部分的に電子放出材料で覆われ、放電容器の内部から外部へ延在する
電流導体に電気的に接続される耐火金属の第１の電極体が設けられ、放電容器中
の放電を維持する電極を更に具備する低圧放電ランプと、 電流導体に接続され低圧放電ランプを低温点火し、低圧放電ランプに高周波数
のランプ電流を供給する機能を担う安定器回路とを有する照明システムに関する
。
【０００２】 このような照明システムはＥＰ０４９１４２０Ａ１に開示される。安定器回路
による低圧放電ランプの低温点火の結果、低圧放電ランプは、非常に早く点火さ
れ、安定器回路は比較的簡単、従って、安価である。低圧放電ランプの低温点火
の欠点は、切換能力、即ち、低圧放電ランプがオンにされ得る回数が比較的小さ
いことにある。これは、点火中、低圧放電ランプ上の高周波電圧の影響下で、電
極体の一部だけを当てるグロー放電が発生することによって生じられる。この電
極体は、実際にはダブルスパイラルによって一般に形成される。結果として、電
極体のこの部分は陽イオンで集中的に衝突されるため耐火金属のスパッタリング
が行われる。このスパッタリングは結局電極体の破損を招き、これは低圧放電ラ
ンプの有効寿命の終わりを意味する。
【０００３】 本発明は、低圧放電ランプが安定器回路によって低温点火され、低圧放電ラン
プの切換能力が比較的高い、照明システムを提供することを目的とする。
【０００４】 これを実現するためには、冒頭段落において述べたような照明システムは、本
発明によると、電極の少なくとも一つに電流導体に電気的に接続され、電子放出
材料で少なくとも部分的に覆われる耐火金属の第２の電極体が設けられることを
特徴とする。
【０００５】 第２の電極体の存在は、静止したランプ動作中に放電を維持するのに必要な電
子放出材料の総量が２つの電極体上に分布されることを可能にする。結果として
、低圧放電ランプの点火中の電極体上の温度分布は、公知の照明システムの低圧
放電ランプ中の電極の電極体上の温度分布よりも相当に一様である。このより一
様な温度分布により、点火中に生じるグロー放電は必ずしも同じ場所に当たらな
い。結果として、耐火金属のスパッタリングも電極（又は電極体）上でより均一
に分布される。これにより、電極における破損は、低圧放電ランプが比較的多く
の回数にわたって点火された後にだけ生じる。
【０００６】 多くの場合、低圧放電ランプには２つの電極が設けられる。これら電極夫々の
有効寿命を延長するためには、各電極は、電流導体に電気的に接続され電子放出
材料で少なくとも部分的に覆われる耐火金属の第２の電極体を具備することが好
ましい。
【０００７】 幾つかの場合において、電極の少なくとも一つに、電流導体に電気的に接続さ
れ、電子放出材料で少なくとも部分的に覆われる、耐火金属の電極体を３つ以上
設けることで温度分布の一様性を更に改善することが望ましい。
【０００８】 各電極体が２つの電流導体を互い接続させる本発明による照明システムを用い
て良い結果が得られた。電極体は、並列に接続される。より一様な温度分布以外
では、電極体の一つが破損した場合に少なくとも一つの電極体が残るため電極は
まだ機能し得ることが実現される。
【０００９】 第１及び第２の電極体が電子放出材料で少なくとも部分的に覆われる耐火金属
のダブルスパイラルによって夫々形成される本発明による照明システムの実施例
を用いて良い結果が得られた。このダブルスパイラルは、第１のスパイラル（一
次巻線）の形態から、第２のスパイラル（二次巻線）の形態に巻かれるように、
ワイヤを巻くことで形成される。より特定的には、各電極体のダブルスパイラル
の二次巻線が少なくとも８のターンを有する場合に温度分布の良い一様性が得ら
れ得ることが分かる。２つの電流導体間で少なくとも８のターンがあるため、こ
れら８のターン上の温度分布は非常に一様である。
【００１０】 本発明による照明システムの好ましい実施例では、照明システムは、水銀並び
に少なくとも不活性ガスを含むイオン化し得る充填物の低圧放電ランプに固定さ
れる筐体を有するコンパクトな蛍光ランプであり、放電ランプは内表面上に発光
層が設けられ、筐体は接触部を有するランプキャップに固定され、安定器回路は
筐体中に収容され接触部及び電流導体に電気的に接続される。
【００１１】 本発明の上記及び他の面は、以下に説明する実施例を参照して明らかになり明
確になる。
【００１２】 図１では、参照番号８は、水銀並びに不活性ガスを含む充填物及び２つの電極
（図示せず）を有する低圧放電ランプを示す。発光層が放電容器の壁に与えられ
る。参照番号６は、低圧放電ランプ８に固定される筐体を示す。参照番号３は、
接触部（１及び２）が設けられ筐体に固定されるランプキャップを示す。回路部
ＰとＣ１乃至Ｃ４とは、低圧放電タンプの低温点火、及び、低圧放電ランプに高
周波数のランプ電流を供給する安定器回路を概略的に示す。安定器回路は、導体
Ｅを介して接触部に、及び、電流導体９に電気的に接続される。
【００１３】 図２では、参照番号１６及び１７は夫々、電流導体９に電気的に接続され、電
子放出材料によって少なくとも部分的に覆われる、耐火金属の第１及び第２の電
極体を示す。電極の本実施例において、電極体は、ダブルスパイラルによって形
成される。参照番号１８はステムを指す。ステムは、電流導体が通されるランプ
容器の壁の部分である。実際には、第１のランプ電極の第１の電流導体は第２の
ランプ電極の第１の電流導体にコンデンサを介して接続され、第１のランプ電極
の第２の電流導体はコイルと直列に接続される。点火中、コンデンサ及びコイル
を流れる高周波電流によって高電圧がコンデンサ上、従って、低圧放電ランプ上
で生成される。この電流は、電流導体及び電極体中も流れる。図２に示す電極の
実施例において、各電極体は、２つの電流導体を互いに接続させる。電極体夫々
が破損の結果もはや導電でなくなった場合だけ、低圧放電ランプを点火するのに
必要な電流はもはや流れず、低圧放電ランプはこれ以上点火され得ない。
【００１４】 図３において、参照番号１６及び１７は夫々電流導体９に電気的に接続され、
電子放出材料で少なくとも部分的に覆われる、耐火金属の第１及び第２の電極体
を示す。電極の本実施例において、電極体はダブルスパイラルによって形成され
る。参照番号１８はステムを指す。図３に示す実施例では、３つの電流導体が使
用される。これにより、電極体１６と１７との間の角は１８０度よりも小さく選
択され得、それにより電極はより小さい径を有する。ランプを点火することがで
きるには、ランプ容器から発せられる電流導体は、図２の説明において上記した
のと同様の方法でコンデンサ及びコイルにしばしば接続される。図３に示す電極
の実施例に関して、破損により各電極体が非導電となった後にだけ低圧放電ラン
プはこれ以上点火され得ないことがいえる。
【００１５】 図４は、図３に示す実施例に非常に類似する電極の実施例を示す図である。１
５、１６、及び、１７はダブルスパイラルによって形成される電極体である。こ
れらは、電子放出材料で少なくとも部分的に覆われる。参照番号１８がステムを
指し、参照番号９は電流導体を指す。３つの電極体が破損したときだけ、低圧放
電ランプはもはや点火され得なくなる。
【００１６】 本発明による照明システムの実際的な実施例では、コンパクトな蛍光ランプに
３つの電極体を夫々有する電極が設けられる。各電極体はタングステンワイヤか
ら形成されるダブルスパイラルの形態にあり、ＢａＯ、ＳｒＯ、ＣａＯ、及び、
Ｚｒを含む発光体で覆われる。このコンパクトな蛍光ランプの切換能力は、従来
のコンパクトな蛍光ランプの切換能力よりも５０％高く、各電極は、組合わされ
る実際的な実施例の電極における３つのダブルスパイラルほどの二次巻線及び一
次巻線を有するトリプルスパイラルから成る１つの電極体だけを有する。切換能
力は、電極体の一つが破損を示す前の低圧放電ランプの点火の回数として考えら
れる。切換能力が電極の一つの全ての３つの電極体が破損を示す前の低圧放電ラ
ンプの点火回数として考えられる場合、切換能力は従来のコンパクトな蛍光ラン
プの切換能力よりも３６０％高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 照明システムがコンパクトな蛍光ランプである、本発明による照明システムの
例を示す図である。
【図２】 図１に示す照明システムの低圧放電ランプにおいて使用され得る電極の第１の
実施例を示す図である。
【図３】 図１に示す照明システムの低圧放電ランプにおいて使用し得る電極の第２の実
施例を示す図である。
【図４】 図１に示す照明システムの低圧放電ランプにおいて使用し得る電極の第３の実
施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒューフェルマンス，ヤン イェー オランダ国，5656 アーアー アインドー フェン，プロフ・ホルストラーン ６ (72)発明者 フィツヘラルト，ヨン オランダ国，5656 アーアー アインドー フェン，プロフ・ホルストラーン ６ (72)発明者 ヘーフェン，アンドレアス エス ヘー オランダ国，5656 アーアー アインドー フェン，プロフ・ホルストラーン ６ Ｆターム(参考） 5C015 EE01 FF02 FF03 【要約の続き】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 気密式に閉じられイオン化し得る充填物を含む放電容器を具
    備し、少なくとも部分的に電子放出材料で覆われ、上記放電容器の内部から外部
    へ延在する電流導体に電気的に接続される耐火金属の第１の電極体が設けられ上
    記放電容器中の放電を維持する電極を更に具備する低圧放電ランプと、 上記電流導体に接続され上記低圧放電ランプを低温点火し、上記低圧放電ラン
    プに高周波数のランプ電流を供給する機能を担う安定器回路とを有する照明シス
    テムであって、 少なくとも一つの上記電極は、上記電流導体に電気的に接続され、少なくとも
    部分的に電子放出材料で覆われる耐火金属の第２の電極体を具備することを特徴
    とする照明システム。
  2. 【請求項２】 上記低圧放電ランプは、上記電流導体に電気的に接続され、
    少なくとも部分的に電子放出材料で覆われる耐火金属の第２の電極体が夫々設け
    られる２つの電極を具備する請求項１記載の照明システム。
  3. 【請求項３】 少なくとも一つの上記電極は、上記電流導体に電気的に接続
    され、少なくとも部分的に電子放出材料で覆われる耐火金属の電極体を３つ以上
    具備する請求項１記載の照明システム。
  4. 【請求項４】 上記第１の電極体及び上記第２の電極体夫々は、少なくとも
    部分的に電子放出材料で覆われる耐熱材料のダブルスパイラルによって形成され
    る請求項１記載の照明システム。
  5. 【請求項５】 上記各電極体の上記ダブルスパイラルの二次巻線は少なくと
    も８のターンを有する請求項４記載の照明システム。
  6. 【請求項６】 上記各電極体は２つの上記電流導体を互いと接続させる請求
    項１乃至５のうちいずれか一項記載の照明システム。
  7. 【請求項７】 水銀並びに少なくとも不活性ガスを含む上記イオン化し得る
    充填物の上記低圧放電ランプに固定される筐体を有するコンパクトな蛍光ランプ
    であり、上記放電容器は内表面上に発光層を有し、上記筐体は接触部を有するラ
    ンプキャップにも固定され、上記安定器回路は上記筐体中に収容され上記接触部
    及び上記電流導体に電気的に接続される請求項１記載の照明システム。
JP2001535209A 1999-11-02 2000-10-13 照明システム Pending JP2003513428A (ja)

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EP99203606.1 1999-11-02
EP99203606 1999-11-02
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