JP2003512801A - Rfidトランスポンダの読出および書込のための方法 - Google Patents

Rfidトランスポンダの読出および書込のための方法

Info

Publication number
JP2003512801A
JP2003512801A JP2001532473A JP2001532473A JP2003512801A JP 2003512801 A JP2003512801 A JP 2003512801A JP 2001532473 A JP2001532473 A JP 2001532473A JP 2001532473 A JP2001532473 A JP 2001532473A JP 2003512801 A JP2003512801 A JP 2003512801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
transponder
mhz
transmission
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001532473A
Other languages
English (en)
Inventor
ミューラー,フィリップ
Original Assignee
ルカトロン・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ルカトロン・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ルカトロン・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2003512801A publication Critical patent/JP2003512801A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07796Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card arrangements on the record carrier to allow stacking of a plurality of similar record carriers, e.g. to avoid interference between the non-contact communication of the plurality of record carriers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10019Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この発明は、書込/読出ユニットを用いて誘導結合のRFIDトランスポンダを選択しそこに書込むための方法とシステムとに関し、トランスポンダは設定された共振周波数(fR)で動作し、送信機基本周波数値(fS1)に対する高い認識レートでの動作状態のための送信機周波数は、上記共振周波数に対応するような値(fS2)にまで下げられ、トランスポンダと書込/読出ユニットとの間の信頼のおける通信が確実になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、読出/書込ユニットを用いて誘導結合のRFIDトランスポンダ
に対して読出および書込を行うための方法に関し、トランスポンダは共振周波数
で動作する。この発明はさらにRFIDトランスポンダに対して読出および書込
を行うためのシステムに関し、このシステムは、キャリア上に配置されて、共振
周波数を備える共振回路を有するトランスポンダと、受信ユニットと、送信機/
受信機を備える読出/書込ユニットとを含む。
【0002】 RFIDシステムは非接触自動識別目的の手段として以前よりも頻繁に使用さ
れている。今日、販売されているすべてのRFIDシステムのうちの約90%が
読出装置とトランスポンダとが誘導結合された誘導結合システムである。いわゆ
る遠隔結合システムと呼ばれるこのようなシステムは一般に、読出/書込動作で
は最大1mまでの範囲内で機能する。
【0003】 用いられる送信周波数は135kHzよりも低い周波数かまたは6.78MH
z、13.56MHz、および27.125MHzの周波数、つまり特に産業的
、科学的、または医療目的のために確保されているISM周波数範囲である。用
いられる周波数によって、データ送信レート、クロック周波数、出力等に差が出
る。
【0004】 RFIDラベルは従来の接着ラベルとほとんど同じくらい薄く作ることができ
、したがって一般にはユーザによってRFIDラベルと認識されないため、今日
、RFIDラベルを商品および他の物体を識別するために用いることができる。
たとえばRFIDラベルは、本、定期刊行物、または同様の書類に接着され得る
【0005】 無線周波数範囲(3MHzから30MHz)で機能するRFIDシステムは、
LC共振回路によって共振周波数fRで動作する。交番磁界が周波数fSでRFI
Dラベルのトランスポンダ上に作用すると、トランスポンダの共振回路が応答し
始め共振発振される。これを行なうと交番磁界からエネルギが取出され、これは
たとえばコイル電流を増大させることまたは送信機回路内の内部抵抗器で電圧を
降下させることによって達成され得る。この様態でトランスポンダチップの動作
電圧も生成できる。
【0006】 EASシステム、つまり電子商品セキュリティ(electronic article securit
y)の場合には震周波数(warble frequency)を用いる。送信機周波数が連続的に
周波数範囲を走査する。これは、トランスポンダの既知でない共振周波数で起こ
るエネルギ吸収によって認識され得る。DE 195 14 601 A1は、
たとえば2つのトランスポンダタイプの場合にはこれらのトランスポンダの2つ
の周波数範囲を順に通過する広帯域の前置増幅器を有するこの種類のEAS−シ
ステムを記載している。
【0007】 受信トランスポンダが励起されて発振する結果として送信機回路内で電圧が降
下することは、トランスポンダの負荷抵抗器をオンオフさせることにより送信機
のアンテナで電圧の変化が引き起こされてアンテナ電圧の振幅変調がもたらされ
る負荷変調の際に利用される。
【0008】 2つのRFIDラベルが互いの近くにある場合、たとえば書類ファイル内で互
いの上に積み重ねられているか、または本棚で互いに隣接した状態にあるような
場合、RFIDラベルは受信の間、互いに影響を及ぼす。つまり、RFIDラベ
ルは送信機からほぼ同一の強度の同相信号を受取り結合効果が引き起こされる。
RFIDラベルが互いの上にぴったりと重ねられている場合には、2つのキャパ
シタが並列に接続される共通コイルが事実上できる。したがって、周波数がずれ
る、つまり共振周波数に変化が生じる。これによって、関連の読出装置が制約の
ある形でしかデータを受信できないことになるか、またはデータを全く受信でき
なくなる。
【0009】 RFIDラベルの共振周波数は、第2のRFIDラベルが第1のラベルの結合
範囲内にくると、必ず下にずれることがテストによって示された。極端な場合に
は、強固な結合が起こるおそれもあり、そのとき2つのRFID−ラベルの共振
周波数はfR/√2にまでなる。
【0010】 高い電磁界強度、つまり高い送信機出力を用いる場合でさえも、送信周波数f S で通信することがいつも可能なわけではない。トランスポンダ回路の共振周波
数および結合レベルによっては、低いほうに偏移された共振周波数上にゼロ設定
がくるおそれもある。このようなゼロ設定が特に送信周波数fSが用いられると
きに起こると、チップは機能しなくなる。
【0011】 これは図4の置換回路図で示される。送信機/受信機Aの送信機ブランチには
周波数fSを備える発振器2があり、その出力信号は変調後の適切な時に出力エ
ンドフェーズ4へと送られる。アンテナブシュ(antenna bush)のすぐ傍ではじ
まる受信ブランチには、復調器6と、帯域フィルタ8または別のフィルタとが設
けられる。アンテナはインダクタンス値LSを備えるコイル10である。2つの
RFIDラベルa、bの置換回路図も示される。これらは、各々の場合において
インダクタンス値L1とL2とを備えるコイル12と、トランスポンダチップ16
に対して並列のキャパシタンス14とを含む。結合比が線で示され、kSは送信
機/受信機−トランスポンダ間の結合を示し、kは2つのトランスポンダ間の結
合を示す。RFIDラベルのサイズ(すなわち結合)またはRFIDラベルの周
波数に差がある場合には、上述の消去が行なわれる。
【0012】 図5と図6とは、同様の共振周波数および異なった共振周波数を備える2つの
隣接RFIDラベル間に不所望な結合が起こるこのプロセスのシミュレーション
を示す。
【0013】 第1の例(図5)では、同一の共振周波数を備えるトランスポンダの周波数応
答が示され、13.56MHzでは結合がなく(k=0)、約10MHzでは全
結合ができる(k=1)。したがって、結合が強まるにつれて、発生する共振周
波数はより低い周波数へと下がる。
【0014】 図6で示される第2の例が示すような異なる共振周波数の場合には、再び13
.56MHzでは実際に結合がなく(k=0)、結合はより低い周波数へと増大
し、再び約10MHzで全結合(k=1)ができる。しかし、ゼロ設定xが13
.56MHzのすぐ上でできたため、特定の状況下ではチップが機能できないお
それがある。
【0015】 不規則に生じる干渉信号を防ぐために、マイクロ波範囲で動作するRFIDシ
ステムを用いることが公知であり、トランスポンダはいくつかの共振周波数で動
作する。これは読出時間を短くするための米国特許第5,446,447号に記
載のRFIDシステムにも当てはまる。
【0016】 さらに、送信信号がたとえば1kHzの信号で変調され共振周波数に加えてト
ランスポンダの第2の高調波も検出される、マイクロ波範囲の送信周波数のRF
ID−システムが用いられてきた。復調されて1kHZ検出器を通り抜けると、
受信トランスポンダ信号と干渉信号とを確実に区別することができ、したがって
誤認警報が避けられる。しかし、これらのRFID−システムの不利な点は、多
重経路および実行時間効果によってもたらされる影響である。
【0017】 この発明の目的は、たとえいくつかのトランスポンダが広い空間的区域にわた
って存在したとしても信頼のおける動作、具体的には通信およびアンテナ給電を
行なうことができる方法を提供することである。
【0018】 この目的は、請求項1の特徴を含むこの発明に従う方法によって、さらに請求
項6の特徴を含むこの発明に従うシステムによって、達成される。この発明の有
利な実施例は従属項の主題である。
【0019】 したがって、読出/書込ユニットを用いて誘導結合のRFIDトランスポンダ
に対する読出および書込を行うためのこの発明に従った方法では、トランスポン
ダは固定された共振周波数で動作する。送信周波数は、広い範囲での動作状態を
可能にするための、共振周波数に相当する送信基本周波数から、高い認識レート
での動作状態を可能にするための固定された代替の送信周波数値にまで減じられ
て、トランスポンダと読出/書込ユニットとの間の信頼のおける通信が確実にな
る。
【0020】 この発明に従った方法は約10kHzから約30MHzまでの範囲での使用に
好適であり、好ましくは無線周波数範囲内で用いられる。好ましくは、以下の値
が周波数の組合せとして与えられる: a) fR=13.56MHz; fS1=13.56MHz, fS2=6.78MHz b) fR=27.125MHz; fS1=27.125MHz, fS2=13.56MHz, fS3=6.7
8MHz 製造公差によりトランスポンダの共振周波数は約±2%の変動が許される。
【0021】 2つの動作周波数を提供することによって、一方では、近くにある他のトラン
スポンダによって生じる干渉を防ぎ、または大幅に減少させることができ、他方
では必要な範囲で動作させることができる。トランスポンダの共振回路が個々に
送信基本周波数上の最適なところで動作してさらにまたそこで最も大きな範囲を
有するように、有利な様態で調整される。
【0022】 トランスポンダの近くに他のトランスポンダがあってその信号が通信に干渉し
得ると仮定される場合には、動作周波数、つまり送信/読出ユニットの送信周波
数は約13.56MHzから、トランスポンダの共振周波数13.56MHzか
ら大きく離れたより低い値の6.78MHzにまで減じられる。結果として、高
密度に集まっているRFIDラベルの場合に必要とされるように、干渉のおそれ
が減って認識レートが増大する。したがって異なる照会(inquiry)周波数およ
び共振周波数の場合には、同じ共振周波数の多数のトランスポンダを同時に読出
フィールドで信頼性のある認識レートでもって検出することが可能となる。送信
周波数が減じられている場合には、送信範囲は自動的により低くなる。一方で、
送信機のより広い範囲(認識距離)が必要とされかつ干渉が少ないと予想される
場合には、より高い送信周波数が設定される。したがってこの発明に従った方法
は、現場の状態にかかわらず同じトランスポンダが異なる送信装置で動作するこ
とを可能にする。
【0023】 したがって、たとえば、図書館、倉庫、または販売店の出口のゲートシステム
では他のトランスポンダからの干渉がほとんど考えられないため、この場所では
基本周波数(たとえば、13.56)で送信することができる。一方で、ここで
の送信範囲はより広い。しかし、倉庫および販売管理部での読出/書込ユニット
は代わりのより低い送信周波数(たとえば、6.78MHz)で動作する。なぜ
ならば、ここでは範囲はそれほど重要ではなく、むしろ干渉に対する十分な保護
が重要なためである。
【0024】 特にこの発明に従った方法を実現するのに好適なRFIDトランスポンダの読
出および書込のためのこの発明に従ったシステムは、キャリア上に配置され共振
周波数を備える共振回路を有するトランスポンダと、受信ユニットと、送信機/
受信機を備える読出/書込ユニットとを含み、共振回路は固定された共振周波数
を有し、読出/書込ユニットの送信機/受信機は、基本送信周波数の代わりのも
のとしてのトランスポンダの共振周波数に相当するより低い送信周波数を有する
【0025】 これを実施するにあたり、いくつかの調整可能な送信周波数、たとえば13.
56MHzおよび6.78MHzを有する送信機を多様に用いることができる。
【0026】 この発明に従ったシステムは好ましくは、様々な商品に埋込まれる非常に薄い
ラベルに用いられ得る。
【0027】 RFID−トランスポンダの読出および書込のためのこの発明に従った方法と
システムとを以下のように用いることができる。すなわち、光学式バーコードシ
ステム(小売、総合物流、倉庫管理)の代用品として、スマートカード(SmartC
ards)(支払カード、保証カード、ディスカウントカード)の代用品として、識
別の手段として(本、書類、定期券、チケット、証明書)、および著作権保護(
本、衣服、サウンドメディア)を確実にするために、用いることができる。この
リストは単なる例にすぎず、完全なものではない。従来のシステムと比較して、
RFIDトランスポンダを用いる際の大きな利点は、高い読出レート、位置や気
象状態に依存しなくてもよいこと、および磨耗を避けることができることである
。1つまたはそれ以上のトランスポンダが活性化されて負荷変調によって応答を
生成することができるように、それらには十分な動作電圧が供給され得る。
【0028】 この応答は、搬送波信号に対して同期をとりながらその積分比で送信され、ト
ランスポンダチップ内のクロックは送信信号からの分離によって得られる。ある
実施例では、周波数f2/32の振幅変調された補助搬送波が戻りチャネル(retu
rn channel)として用いられる。つまり、戻りチャネルはfS=fS±fS/32に
できる。
【0029】 この発明は例示的な好ましい実施例を参照することによって以下で詳細に説明
されるが、図は単なる説明の目的のためにあり、例示される特徴の組合せにこの
発明を限定するべきものではない。
【0030】 この発明は、図1で示される読出/書込回路の例示的な実施例を参照すること
によって以下で説明される。第1に示されるものは読出/書込ユニットの部分(
a)の構造である。電圧供給器42が供給ネットワークに接続され得るか、代替
的には電池または蓄電池を介して提供され得る。図示される例示的な実施例では
、電圧供給器42は供給ネットワークに230Vで接続され、供給電圧が出力4
4で測定され得る。
【0031】 読出/書込回路の送信ブランチは、4つの送信周波数のための4つの出力f(
1)、f(2)、f(3)、f(4)を備える発振器(水晶発振器)22を含む
。マイクロコントローラ30によって制御される選択スイッチが入力側で各々の
場合において4つの出力のうちの選択された1つ、この場合には発振器22の出
力f(1)に接続され、出力側で変調器26に接続される。送信コマンドおよび
データがのせられた、発振器22が送信する搬送波信号が変調器26で変調され
る。出力増幅器28が変調器26の出力に接続され、さらにマイクロコントロー
ラ30にも接続され、出力電力が制御される。出力増幅器28で増幅される送信
信号が線(50Ωインピーダンスを備える同軸線)50を介して2つの可変キャ
パシタ51、52を含むアンテナ適応回路へと送られる。キャパシタ51、52
は場合によっては、必要とされるインピーダンス変換を行なうことができるよう
に、送信周波数に応じて同調されなければならない。キャパシタンス値の大きさ
は好ましくはマイクロコントローラ30によって制御される。次に、送信信号は
アンテナ54を介して放出される。
【0032】 受信ブランチがノードポイント31で始まり、ここではアンテナ54に誘導さ
れる電圧変動が測定される。復調器は波高値整流器32とスレッショルドスイッ
チ34とを含み、復調された信号を処理するマイクロコントローラ30に接続さ
れる。オプトインターフェイス40がマイクロコントローラ30の出力に接続さ
れる。制御コンピュータへのデータ伝送も提供され得る。ここではコマンドとデ
ータとがさらに、両方向の矢印(DATA)によって示される同じ線を介してマ
イクロコントローラ30へと入力され得る。
【0033】 図1はさらに(b)でトランスポンダ回路の一部を示す。これはキャパシタ6
2を備えるアンテナ60を含む。全波整流器64が読出/書込ユニットによる誘
導電圧を、つまりアンテナ54が放出する交番磁界を整流する。放出される信号
はトランスポンダチップ66へと送られる。トランスポンダ66がメッセージを
読出/書込ユニットへと放出すると、関連のデータが補助搬送波によってデジタ
ル方式で並列に接続された、電界効果トランジスタ68と抵抗器70とからなる
直列回路を通してコード化される。抵抗器70は電界効果トランジスタ68を介
してオンオフされる。
【0034】 図1の(a)で示されるような回路は、たとえばゲートと倉庫または販売ルー
ムとの両者で用いられるために設けられ得る。他の隣接トランスポンダからの干
渉がほとんどないと予想されるゲートでは、より広い範囲の送信信号を得るため
に、周波数f(1)(つまりこの場合には13.56MHz)を用いる。他方で
は、販売ルームの装置の回路は、近くに配置されるトランスポンダの電磁界が干
渉を生じさせないより低い周波数f(2)(つまりこの場合には6.78MHz
)で動作する。
【0035】 図2は、書籍用のRFIDラベルの場合に、この発明に従った方法を用いた例
を示す。一例によると、共振周波数13.56MHzを備えるRFIDラベル7
2が、棚(図示せず)に立てられた本70の表紙の内側に貼付けられる。RFI
Dラベル72は均一な様態で貼付けられるため、それらはほぼ相互に整列した状
態となり、それらのコイルが基本的には互いの上に存在して共通コイルとして機
能する。磁界の流れと、送信アンテナおよびトランスポンダアンテナの通過流と
がHで示される。13.56MHzの送信周波数の場合には、トランスポンダ信
号がなくなるまではかなりの干渉が起こるだろう。6.78MHzで送信装置を
用いることによって、トランスポンダ信号が信頼のおける様態で受取られ得る。
【0036】 同様のケースが図3で示される書類ファイルの例にも当てはまる。共振周波数
13.56MHzを備えるRFIDラベル70が各々の場合において書類74の
角の領域に貼られ、同様に互いを覆うため、13.56MHzの送信周波数の場
合にはかなりの干渉が起こるおそれがある(磁界H参照)。ここでも6.78M
Hzの送信周波数が有利な状態で用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従った読出/書込回路のブロック図である。
【図2】 この発明に従って本棚でRFIDラベルを用いるための例を示す
図である。
【図3】 この発明に従って書類ファイルでRFIDラベルを用いるための
例を示す図である。
【図4】 2つの隣接トランスポンダの結合を示すトランスポンダ回路およ
び送信機/受信機の置換回路図である。
【図5】 同一の共振周波数を備える2つの隣接RFIDラベル間の不所望
な結合のプロセスのシミュレーションを示す図である。
【図6】 異なる共振周波数を備える2つの隣接RFIDラベル間の不所望
な結合のプロセスのシミュレーションを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月13日(2001.8.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】 不規則に生じる干渉信号を防ぐために、マイクロ波範囲で動作するRFIDシ
ステムを用いることが公知であり、トランスポンダはいくつかの共振周波数で動
作する。これは読出時間を短くするための米国特許第5,446,447号に記
載のRFIDシステムにも当てはまる。 米国特許第5,726,630号は、たとえば750MHzおよび1GHzの
周波数で、したがってアンテナの遠方波ゾーンで動作するRFIDシステムを記
載している。環境的な条件のために干渉を引き起こす反射およびゼロ設定が起こ
るおそれがある。信頼のおけるトランスポンダ読出信号を得るために、トランス
ポンダの受信範囲内にある少なくとも2つの送信周波数と同時に照会信号が用い
られる。システムの動作に関しては、1つの照会信号が認識されて読出信号へと
つながってもいくつかの照会信号が認識されて読出信号へとつながっても、相違
は生じない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】 したがって、読出/書込ユニットを用いて誘導結合のRFIDトランスポンダ
に対する読出および書込を行うためのこの発明に従った方法では、トランスポン
ダは固定された共振周波数で動作する。送信周波数は、広い範囲での動作状態を
可能にするための、共振周波数に相当する送信基本周波数から、同時に2つ以上
のトランスポンダが読出フィールドで読出されるような高い認識レートでの動作
状態を可能にするのための固定された代替の送信周波数値にまで減じられて、ト
ランスポンダと読出/書込ユニットとの間の信頼のおける通信が確実になる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0035】 図2は、書籍用のRFIDラベルの場合に、この発明に従った方法を用いた例
を示す。一例によると、共振周波数13.56MHzを備えるRFIDラベル7
2が、棚(図示せず)に立てられた本71の表紙の内側に貼付けられる。RFI
Dラベル72は均一な様態で貼付けられるため、それらはほぼ相互に整列した状
態となり、それらのコイルが基本的には互いの上に存在して共通コイルとして機
能する。磁界の流れと、送信アンテナおよびトランスポンダアンテナの通過流と
がHで示される。13.56MHzの送信周波数の場合には、トランスポンダ信
号がなくなるまではかなりの干渉が起こるだろう。6.78MHzで送信装置を
用いることによって、トランスポンダ信号が信頼のおける様態で受取られ得る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】 同様のケースが図3で示される書類ファイルの例にも当てはまる。共振周波数
13.56MHzを備えるRFIDラベル72が各々の場合において書類74の
角の領域に貼られ、同様に互いを覆うため、13.56MHzの送信周波数の場
合にはかなりの干渉が起こるおそれがある(磁界H参照)。ここでも6.78M
Hzの送信周波数が有利な状態で用いられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図2】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月6日(2001.9.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信周波数(fS1)を備える読出/書込ユニットを用いて誘
    導結合のRFIDトランスポンダに対する読出および書込を行うための方法であ
    って、前記トランスポンダは共振周波数(fR)で動作し、 トランスポンダの前記共振周波数(fR)は固定して予め定められ、広い範囲
    での動作状態のためにトランスポンダの前記共振周波数(fR)は送信基本周波
    数(fS1)として選択され、高い認識レートでの動作状態のために送信周波数は
    固定された代替の値(fS2)にまで減じられて、前記トランスポンダと前記読出
    /書込ユニットとの間の信頼のおける通信が保証されることを特徴とする、方法
  2. 【請求項2】 前記送信基本周波数の半分(fS2=fS1/2)が前記送信周
    波数の代替の値(fS2)として選択されることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記送信基本周波数(fS1)より低いいくつかの代替の送信
    周波数が用いられることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 13.56MHzの前記共振周波数が選択され、前記送信周
    波数として13.56MHzと6.78MHzとが選択されることを特徴とする
    、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 27.125MHzの前記共振周波数が選択され、前記送信
    周波数として27.125MHz、13.56MHz、および6.78MHzが
    選択されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の方法を特に実現するため
    に、RFIDトランスポンダに対する読出および書込を行うためのシステムであ
    って、前記システムは、キャリア上に配置され共振周波数(fR)を備える共振
    回路を含むトランスポンダと、受信ユニットと、送信機/受信機および送信周波
    数(fS1)を備える読出/書込ユニットとを含み、 前記共振回路は固定された共振周波数(fR)を有し、前記読出/書込ユニッ
    トの前記送信機/受信機は、前記トランスポンダの共振周波数(fR)に等しい
    送信基本周波数(fS1)と、固定された代替のより低い送信周波数(fS2)とを
    有することを特徴とする、システム。
  7. 【請求項7】 前記送信機/受信機はいくつかの代替のより低い送信周波数
    (f(1)、f(2)、f(3)、f(4))に調整され得ることを特徴とする
    、請求項6に記載のシステム。
JP2001532473A 1999-10-18 2000-10-16 Rfidトランスポンダの読出および書込のための方法 Withdrawn JP2003512801A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19950145.9 1999-10-18
DE19950145A DE19950145C1 (de) 1999-10-18 1999-10-18 Verfahren zum Auslesen und Beschreiben von RFID-Transpondern
PCT/EP2000/010168 WO2001029753A1 (de) 1999-10-18 2000-10-16 Verfahren zum auslesen und beschreiben von rfid-transpondern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003512801A true JP2003512801A (ja) 2003-04-02

Family

ID=7926038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001532473A Withdrawn JP2003512801A (ja) 1999-10-18 2000-10-16 Rfidトランスポンダの読出および書込のための方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6639514B1 (ja)
EP (1) EP1224607B1 (ja)
JP (1) JP2003512801A (ja)
AT (1) ATE273539T1 (ja)
AU (1) AU7788200A (ja)
DE (2) DE19950145C1 (ja)
WO (1) WO2001029753A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE47599E1 (en) 2000-10-20 2019-09-10 Promega Corporation RF point of sale and delivery method and system using communication with remote computer and having features to read a large number of RF tags
US20020183882A1 (en) 2000-10-20 2002-12-05 Michael Dearing RF point of sale and delivery method and system using communication with remote computer and having features to read a large number of RF tags
CA2425189A1 (en) 2000-10-20 2002-05-02 Promega Corporation Radio frequency identification method and system of distributing products
FR2824018B1 (fr) 2001-04-26 2003-07-04 Arjo Wiggins Sa Couverture incorporant un dispositif d'identification radiofrequence
CN1309179C (zh) * 2002-04-17 2007-04-04 盛群半导体股份有限公司 识别代码传送方法及电路装置
US7216805B2 (en) * 2002-07-23 2007-05-15 Massachusetts Institute Of Technology Methods and apparatus for counting and positioning using resonant tags
DE10258779A1 (de) * 2002-12-16 2004-07-15 Infineon Technologies Ag Verfahren zur kontaktlosen Datenübertragung und Verwendung dieses Verfahrens
GB2402920A (en) * 2003-06-21 2004-12-22 Arjo Med Aktiebolag Ltd Sling attachment device
EP1660331B1 (en) * 2003-08-29 2019-07-24 Zebra Technologies Corporation Printer with spatially selective uhf near field microstrip coupler device
US7398054B2 (en) 2003-08-29 2008-07-08 Zih Corp. Spatially selective UHF near field microstrip coupler device and RFID systems using device
US7298330B2 (en) * 2003-11-04 2007-11-20 Avery Dennison Corporation RFID tag with enhanced readability
TWI228410B (en) * 2003-12-08 2005-03-01 Ind Tech Res Inst Assisting and guiding device for visually impaired
US8596532B2 (en) 2004-06-10 2013-12-03 Zih Corp. Apparatus and method for communicating with an RFID transponder
EP1610257A1 (fr) * 2004-06-23 2005-12-28 St Microelectronics S.A. Adaptation d'impédance d'un lecteur de transpondeur électromagnétique
DE102004037347A1 (de) 2004-08-02 2006-02-23 Infineon Technologies Ag Identifikationsdatenträger-Anordnung, Lese-Vorrichtung und Identifikations-System
US8049594B1 (en) 2004-11-30 2011-11-01 Xatra Fund Mx, Llc Enhanced RFID instrument security
US7367496B2 (en) * 2005-06-06 2008-05-06 International Business Machines Corporation Detecting wear through use of information-transmitting devices
DE102006024948A1 (de) 2006-05-29 2007-12-06 Giesecke & Devrient Gmbh Verfahren zur kontaktlosen Übertragung von Daten und/oder Energie zwischen einem Endgerät und wenigstens einem Transponder
US7710275B2 (en) 2007-03-16 2010-05-04 Promega Corporation RFID reader enclosure and man-o-war RFID reader system
US9108434B2 (en) 2007-12-18 2015-08-18 Zih Corp. RFID near-field antenna and associated systems
DE102011009011B4 (de) * 2011-01-20 2023-10-05 ABUS August Bremicker Söhne Kommanditgesellschaft Hangschloss zum Sichern und Überwachen eines Schalters
US20120186308A1 (en) 2011-01-20 2012-07-26 Abus August Bremicker Soehne Kg Padlock for securing and monitoring a switch
USD821401S1 (en) * 2016-01-29 2018-06-26 Siebels Asset Management Research, Ltd. Controlled document tracking and/or authentication device

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4870391A (en) 1988-04-05 1989-09-26 Knogo Corporation Multiple frequency theft detection system
US5466447A (en) * 1988-06-29 1995-11-14 Amgen Inc. Method for treating psoriasis
FR2640830B1 (fr) * 1988-12-16 1994-08-26 Levionnais Philippe Dispositif pour l'echange d'informations a distance entre un objet portatif et une station
CA2103288C (en) 1992-11-18 2004-08-17 Michael John Camille Marsh Detection of multiple articles
US5446447A (en) 1994-02-16 1995-08-29 Motorola, Inc. RF tagging system including RF tags with variable frequency resonant circuits
DE4436977A1 (de) * 1994-10-15 1996-04-18 Esselte Meto Int Gmbh Anlage zur elektronischen Artikelüberwachung
DE19514601A1 (de) * 1995-04-20 1996-10-24 Esselte Meto Int Gmbh Anlage zur elektronischen Artikelüberwachung, insbesondere zur Detektion von Schwingkreisen mit stark unterschiedlichen Resonanzfrequenzen
US6356197B1 (en) * 2000-04-03 2002-03-12 Sensormatic Electronics Corporation Electronic article surveillance and identification device, system, and method
US20020180588A1 (en) * 2001-06-05 2002-12-05 Erickson David P. Radio frequency identification in document management

Also Published As

Publication number Publication date
US6639514B1 (en) 2003-10-28
DE19950145C1 (de) 2001-05-10
ATE273539T1 (de) 2004-08-15
EP1224607A1 (de) 2002-07-24
WO2001029753A1 (de) 2001-04-26
AU7788200A (en) 2001-04-30
EP1224607B1 (de) 2004-08-11
DE50007403D1 (de) 2004-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003512801A (ja) Rfidトランスポンダの読出および書込のための方法
EP1760629B1 (en) Reader/writer and communication method thereof
JP3293610B2 (ja) 電磁トランスポンダ及び端末間の距離の検出
US7309002B2 (en) Differential radio frequency identification reader
AU727470B2 (en) Radioelectric transponder equipped with an antenna and a frequency detuning circuit
US8941497B2 (en) Multi-mode RFID tag architecture
US6362738B1 (en) Reader for use in a radio frequency identification system and method thereof
CN101305381A (zh) 支付卡信号表征方法及电路
US20070075145A1 (en) Jammer for tags and smart cards
MX2007005961A (es) Lector eas que detecta funcion eas procedente de un dispositivo rfid.
CN103340009A (zh) 用于移动电话的多模式通信系统
KR20070076071A (ko) 비접촉식 카드 그리고 비접촉식 카드시스템
EP2330538A1 (en) Radio frequency transponder
US20060172702A1 (en) Sizing of an electromagnetic transponder system for an operation in extreme proximity
US20230298447A1 (en) Systems and methods for radio frequency identification enabled deactiviation of acousto-magnetic ferrite based marker
JP4463715B2 (ja) リーダ・ライタ
US8441340B2 (en) Tag communication devices
US8981907B1 (en) RFID antenna multiplexing
Harish Radio frequency identification technology overview
Vun et al. Development of an embedded based rfid front end system
JP2000078054A (ja) 非接触式icカードシステム用受信回路
JP2006211464A (ja) Rfidシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080108