JP2003510923A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、部分コネクション、例えばATMおよびイーサネット(登録商標)コネクションからなる異種伝送ネットワークを制御および動作させるための方法および装置に関し、ここでこれはTDMベースの交換装置によって行われる。伝送ネットワークの領域にはゲートウェイトおよびルータが設けられ、これらは中央制御装置により、コネクションの確立ないしは終結のために制御される。通信媒体および通信プロトコルを用いた特定の通信加入者への到達可能性についての情報は、中央の制御部の領域に格納されているか、または加入者端末装置に対する分散形回線接続装置の領域に分散して設けられている。さらにインターネット電話に対する、統合された端末装置が提供され、これもTDMベースの制御部によって制御可能である。本発明によって、簡単な方法および簡単な装置が提供され、これにより、極めて異種なものからなる通信インフラストラクチャを利用することができ、ここではこれは、ただ1つのプライベートな構内交換装置のように振る舞いかつ通例の制御部と共に協働するという利点を有する。有利な実施形態では、伝送ネットワーク固有の装置に負荷をかけることなくローカルなコネクションが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、通信コネクションを確立および終結ないしは維持するための方法お
よび装置に関し、ここでこの通信コネクションとは、例えばプライベートな交換
装置の枠内の通信コネクション、かつ接続すべき端末装置間の通信コネクション
のことである。
【0002】 通信加入者数の増加ならびに伝送すべきデータ量に対する要求の増加に起因し
て増大する通信量のために、交換装置、例えばプライベートな交換装置には、伝
送すべきデータ量の点から、また相互に接続すべき通信端末装置の数の点から通
信コネクション毎につねに高い要求が課せられている。
【0003】 実際の装置は、例えばTDM(Time Division Multiplexing)方式に基づいて
おり、ここでは別個のコネクションの通信データは、それぞれ定められたタイム
スロットで伝送される。別個の通信相手のコネクションは、スイッチングマトリ
クス(Koppelfeld)によって形成され、このスイッチングマトリクスは、制御情
報にしたがい、入ってくるタイムスロットを入力側のコネクションに、また出て
行くタイムスロットを出力側のコネクションに割り当てる。このようなスイッチ
ングマトリクスは通例、固定的に設計され、所定の数のコネクションだけしか形
成することができず、このために交換設備を要求に応じて適合化させるのが難し
いことが多い。このような装置の別の問題は、タイムスロットが、データに対し
て制限された収容能力を有することである。
【0004】 音声およびデータをローカルの領域で伝送する際のネットワークの強さおよび
弱さは異なるため、種々の通信ネットワークが固有の使用目的に対して構築され
ている。
【0005】 本発明の課題は、通信コネクションを準備する別の方法および装置を提供して
、ネットワークインフラストラクチャへの適合性およびその空間的なサイズにつ
いて極めて高いフレキシビリティを保証することである。この課題は、方法に対
しては、請求項1の特徴部分に記載された特徴的構成を有する方法により、また
装置に対しては、請求項8の特徴部分に記載された特徴的構成を有する装置によ
って解決される。本発明の発展形態は、従属請求項に記載されている。
【0006】 本発明の方法では殊に有利には、異種通信ネットワークの動作が、共通の制御
部を使用して可能なことである。それは中央制御部の領域に、ないしは伝送ネッ
トワークに、各加入者に到達可能なプロトコル種別についての情報があるからで
ある。この際に有利にもこの伝送ネットワークのトポロジーは、制御ネットワー
クのトポロジーと異なっていてもよい。このようにして、加入者間の前もって決
定されたパスにおいて必要であった何重もの変換過程を回避しながら、通信コネ
クションを確立することが可能である。この際に有利にも考慮されるのは、加入
者が、別個の通信プロトコルを用いて通信できることであり、ここでは中央での
適合化とは異なる、必要な通信プロトコルへの分散形の適合化によって、最小数
の変換装置を介する通信パスが決定され、このネットワークの資源が節約して使
用され、かつ伝送ネットワークにおける通信パスが短く維持される。
【0007】 上記の方法の1発展形態においては、プロトコル情報に付加的に、伝送ネット
ワークに関連する媒体情報がさらに準備され殊に有利である。それはこれによっ
て種々異なる伝送媒体の伝送品質、利用度および速度についての特性をコネクシ
ョン確立の制御時に考慮できるからである。
【0008】 上記の方法の1発展形態において殊に有利には、ただ1つの媒体または種々異
なる媒体において取り扱われる通信プロトコルの種々異なるプロトコル構造を考
慮することができ、ここでこれは、関与する通信加入者の適切なプロトコル変換
ユニットを、コネクションの確立ないしは維持の際に相応に定めることによって
行われる。
【0009】 上記の方法の1発展形態において殊に有利には、所定の媒体アクセス装置を、
所定の通信加入者に対して制御可能である。これにより通信加入者毎に複数の伝
送媒体が利用可能な場合に有利にも、これをコネクション確立時に有利に考慮し
かつ制御することができる。
【0010】 上記の方法の1発展形態において殊に有利には、伝送ネットワークを制御する
のに必要な情報を集中して備えおよび/または準備しておくことができる。それ
はこのようにすれば、これらのデータの更新、メンテナンスおよび保護の問題が
、中央のデータベースのメンテナンス時に制限されるからである。
【0011】 上記の方法の1発展形態において、必要な制御情報を伝送ネットワークに分散
形に準備しておき、コネクション確立時に制御部から問い合わせることができる
ようにすると有利である。それはこれにより、伝送ネットワークの適合化のため
に分散形の手段を講じることができ、その際にこの手段によって、伝送ネットワ
ーク全体および中央の制御が影響を受けることがないからである。
【0012】 上記の方法の1発展形態では、伝送ネットワークとして、インターネットプロ
トコルにしたがって伝送が行われるネットワークが設けられており、分散形装置
を制御するために1つのIPアドレスに、PCMデータストリームのちょうど1
つの加入者線と分散形装置全体とを割り当てる。それはこれにより、TDMベー
スの通信装置を制御するのと同じ制御部を使用してIP加入者の管理および制御
を行うことができるからであり、この際にこれらの装置をIPベースの端末装置
に適合化するために高額な開発コストを付加的にかける必要がない。このことに
よって可能になるのは、既存の従来の電話装置を例えばIP電話に対して利用し
て、従来の電話装置に極めて多くのサービスフィーチャーが利用可能になるか、
またはデータコネクションが電話装置によって制御され、これによってサービス
フィーチャーが増すことである。
【0013】 上記の方法の1発展形態の大きな特徴は、通信端末装置間の直接のコネクショ
ンを形成することによって、伝送ネットワーク固有の装置、例えば分散形交換装
置、およびその他の場合には必要であるデータ変換のために必要な変換装置の負
荷が軽減される。これによりこの伝送ネットワークの効率を高めることができる
【0014】 殊に有利にも通信コネクションを確立/終結および/または維持する装置は、
少なくとも2つの制御情報を、伝送ネットワークの2つの分散形装置に出力する
手段を有している。ここでこの出力が行われるのはこれらの分散形装置の間の少
なくとも1つの部分コネクションが関連する場合である。それはこれによって異
種伝送ネットワークを制御するためのコンフィギュレーションが得られるからで
ある。ここではTDMコネクションの制御に有利なコネクション情報が、必要な
プロトコル情報と共に、コネクションの確立/終結および/または維持に関連す
る分散形装置に伝送される。このような装置では殊に有利にもTDMベースの交
換装置とIPベースのローカルなネットワークとからなる混合形のインフラスト
ラクチャの動作も可能である。
【0015】 このような装置の1発展形態では殊に有利にも中央制御装置があり、これは伝
送ネットワーク固有の媒体またはプロトコル情報をすでに保持しており、かつこ
れをコネクション確立の際に利用する。これによって既存のTDMベースの通信
インフラストラクチャに関連して保証されるのは、設けられている中央のデータ
ベース、場合によってはサービスフィーチャー、およびアプリケーションインタ
フェースを引き続き利用できることであり、かつプロトコルおよび媒体固有の情
報だけを混合形のインフラストラクチャの動作のために拡張すればよいことであ
る。
【0016】 所要の補足的な制御情報を分散して準備することには、集中による解決手段に
対してつぎような利点がある。すなわちコンフィギュレーションを変更する際に
は分散形装置のローカルな領域だけが影響を受け、伝送ネットワーク全体は影響
を受けず、これによって比較的フレキシブルな装置が得られ、ここではコネクシ
ョン確立時にのみ目下の制御情報のストックが、この伝送ネットワークの中央制
御の前にコネクション確立のために問い合わされる。
【0017】 上記の装置の1発展形態においてTDMプロトコルをインターネットプロトコ
ルに変換するゲートウェイがあると有利である。それはこのようなゲートウェイ
によってTDMベースの装置を、インターネットプロトコルが処理される伝送ネ
ットワークに接続できるからである。
【0018】 上記の装置の1発展形態においてプロトコル固有の情報を分散形装置のアドレ
スについてチェックするチェック装置があると有利である。それはこれによって
、ただ1つの分散形装置の通信端末装置間の通信コネクションに対して、通信デ
ータを伝送ネットワーク固有の通信データに変換する過程を阻止することができ
るからである。したがって有利にも変換による遅延も、場合によっては損失を伴
う変換方式によるデータ損失も発生しない。
【0019】 上記の装置の1発展形態において、接続すべき二人の加入者間のTDMデータ
ストリーム内で短絡を形成することができるメカニズムを有すると有利である。
それはこれによって分散形交換装置および変換装置を使用せずに内部的な通信コ
ネクションを技術的に巧みに形成できるからである。
【0020】 上記の装置の1発展形態において、内部的なコネクションの確立が、TDMデ
ータストリームのタイムスロットの書き込みおよび読み出し方向を交換すること
によって行われると有利である。それはこのようにすれば、分散形装置内部の通
信コネクションが技術的に簡単に実現できるからである。
【0021】 上記の装置の1発展形態ではイーサネット端子を有している。それはこのよう
なネットワーク端子により端末装置がイーサネットにアクセスできるからである
。このようなネットワーク接続カードは、市場で入手可能であり、またイーサネ
ットを介して部分コネクションを有する混合形の伝送ネットワークを実現すのに
簡単かつコスト的に有利な解決手段である。
【0022】 殊に有利であるのは、異種ネットワーク動作のために分散形装置に設けられる
すべての装置を専用の端末装置に統合化することである。それはこのような端末
装置を、これまで通例のTDMベースの制御部により制御できるからであり、こ
こでこれは、ただ1つの加入者線と加入者線モジュールとに関連して、ただ1つ
のTDMデータストリームを装置固有に決定することによって行われ、この際に
これまで通例の制御部により適合化するために大きなコストがかかることがない
【0023】 上記のような装置の1発展形態において殊に有利であるのは、端末装置として
電話とパーソナルコンピュータとを設けることである。それはこれらが最も広く
使用されている端末装置であり、これらの端末装置が中央制御部によって従来の
装置に関連して動作することができれば、音声通信のためにこれらの装置をイー
サネットに直接接続することは、端末装置ユーザにとって極めて大きな付加的な
利用になるからである。
【0024】 以下では本発明の実施例を図に基づいてさらに説明する。
【0025】 図1は、従来の通信装置を示しており、 図2は、新しい通信装置の実施例を示しており、 図3は、公知の交換装置システムにおけるメッセージの流れの例を示しており
、 図4は、伝送ネットワークに対してタイムスロット関連のコネクション情報を
使用するメッセージの流れの例を示しており、 図5は、部分コネクション区間において別個の通信プロトコルを使用可能な通
信インフラストラクチャを示しており、 図6は、IPベースの端末装置を使用する通信インフラストラクチャを示して
おり、 図7は、別の実施例を示している。
【0026】 図1には、2つの周辺装置P1およびP2を有する公知のプライベートな交換
装置150の例が示されており、これらの周辺装置にはそれぞれディジタルまた
はアナログで動作する通信端末装置KE1およびKE2が接続されている。これ
らの周辺装置P1およびP2は、中央装置ZE1と同じ空間的な領域に収容され
ている。例えば、これらはこの中央装置と同じ部屋または同じキャビネットに設
けられている。上記の端末装置は、PCMデータストリーム(Pulse Code Modul
ation)の所定のタイムスロットに通信データを割り当てる。ディジタルまたは
アナログの通信端末装置KE1およびKE2はそれぞれ、加入者線モジュール(s
ubscriber line module)SLMO1およびSLMO2に接続されており、これら
によって、シグナリング毎に決定されたタイムスロットを介して、PCMデータ
ストリームにディジタルデータが割り当てられるか、PCMデータストリームか
らディジタルデータが取り出され、ここでこれらのディジタルデータは、各端末
装置向けであるかないしは各端末装置から出力されるディジタルデータである。
これらのPCMデータストリームは図1において参照符号100ないしは200
によって示されている。さらにシグナリングコネクションが示されており、これ
は参照符号110ないしは210によって示されている。この際に注意すべきで
あるのは、これが単に論理的な表現であり、物理的な表現ではないことである。
実際には伝送データおよびシグナリングデータは同じ接続ケーブルで伝送される
【0027】 さらにここでは周辺装置P1およびP2、ならびに供給モジュールLTUC1
およびLTUC2が示されており、これらは、各周辺装置の加入者線モジュール
へのデータトラフィックを制御する。シグナリングデータは周辺装置P1には線
路110を介して、また周辺装置P2にはシグナリング線路210を介して供給
される。
【0028】 ここから明確にわかるのは、この装置において、転送すべき情報も、シグナリ
ング情報も共に中央装置ZE1に供給されることである。ここではメッセージ装
置DCLによってメッセージ2が集められかつ分配され、これらは中央装置ZE
1と周辺装置P1,P2との間で交換される。呼処理部CPによって、コネクシ
ョンの確立および終結が制御され、このために例えば装置に固有なインターフェ
ース機能DHが使用され、これは例えばプログラムモジュールの形態で実現され
る。ここでは設定命令1がスイッチングマトリクスMTSに対して形成される。
この設定命令によって実質的に示されるのは、スイッチングマトリクスのどの入
力側と、どの出力側とを接続すべきかであり、これによって通信コネクションが
準備される。すなわち制御およびコネクション機能は、通信ネットワークの、空
間的に統合化されるただ1つの機能ユニットによって実現される。
【0029】 このような構成では問題が発生してしまう。それは伝送すべきデータはすべて
中央装置ZE1に供給しなければならないからである。これは、例えば、同じ周
辺装置P1に接続されている2つの通信端末装置が互いに通信しなければならな
い場合であってもそうである。このような装置において必要なケーブルコストは
、端末装置が中央装置ZE1から離れるのに連れて増大し、これによってこの種
の装置によって、プライベート交換装置の2次元的な広がりが制限されるか、な
いしは比較的広い領域をカバーする際には実現に極めて大きなコストがかかるこ
とになってしまう。
【0030】 このような装置では問題が、モジュールの拡張可能性において、コネクション
の数についても、また伝送すべきデータの量についても共に発生する。このよう
な形式の実施形態では、個別の通信コネクション毎に別個のデータレートを可能
にすることはできない。
【0031】 種々異なるネットワーク構造の適合化ないしはトランスペアレントな統合化も
また不可能である。
【0032】 図2には、通信コネクションを確立するフレキシブルな装置の例が示されてい
る。この装置は例えば、プライベート交換装置250の構成を示している。
【0033】 図2の同じ参照符号によって、この装置の、図1と同じ構成部分が示されてい
る。図2を見て直ちにわかるのは、通信データの伝送が、制御メッセージのメッ
セージ交換から切り離されて行われることである。このためにここでは別個の伝
送ネットワーク700と、別個の制御ネットワーク310/410とが設けられ
ている。交換装置のこのような構成の利点は、この伝送ネットワークに対して、
既存の任意のネットワーク、例えばパブリックまたはプライベートの音声および
データネットワークを利用できることである。ここでは制御ネットワークだけが
、中央装置ZE2に導かれなければならない。変換装置、例えばゲートウェイを
使用することにより、有利にも、ネットワークの任意の混合形の構成を動作させ
かつ制御することができる。
【0034】 ここではディジタルまたはアナログの通信端末装置KE1およびKE2は、こ
れらが加入者線モジュールSLMO1およびSLMO2にそれぞれ接続されるよ
うに示されている。しかしながら本発明を制限することなしに、このような装置
250において端末装置を考えかつ組み込むことができ、ここでこの端末装置は
伝送ネットワーク700に直接、迂回して、ないしはSLMOなしに接続である
。したがってATM端末装置も、またはIP(Internet Protokoll)ベースの端
末装置も接続可能である。考えられ得る混合形の構成の例は、図5に示されてお
り、これは所属の説明部分で説明される。図6には直接接続された端末装置が示
されており、これは所属の図の説明部分で説明される。
【0035】 さらに読みとれるのは、分散形装置DZ1およびDZ2が、分散形交換装置C
S1およびCS2をそれぞれ有していることであり、ここでこれらは例えばイー
サネットまたはATMアクセス装置の形態で実施可能である。
【0036】 混合形の伝送ネットワークでは、ゲートウェイおよびルータならびに任意の種
類の媒体を要求に応じて相互に接続可能である。またこの図が示しているのは、
スイッチングマトリクスMTS0が、コネクションにもはや使用されないことで
ある。その代わりにこの伝送ネットワークがこのコネクションの役割を果たすの
である。
【0037】 ここの装置ではこのために制御線路410および310を介して、各分散形交
換装置CS1およびCS2に対してだけ、通信コネクションを確立するための少
なくとも1つずつの制御情報が準備され、ここでこれはタイムスロットに関連す
る制御情報から導き出される。情報の交換はメッセージを介して行われる。さら
にこの図からわかるのは、データ区間300ないしは400において、PCMデ
ータからセルデータへの変換、伝送ネットワークタイプ700の標準にしたがっ
て、例えばATMセルデータへの変換が行われることである。ここで注意したい
のは、伝送ネットワークとしてのATMネットワークの使用は単に実施例に過ぎ
ないことである。同様にイーサネット、別のIP接続またはTDMコネクション
さえも考えられ得る。この選択は、意図した使用目的に依存し、かつ狭帯域の領
域においても、また広帯域の領域においても共に、利用可能なネットワークおよ
び光媒体も含む全体的なパレットに及ぶ。場合によっては種々異なる伝送ネット
ワークが存在してもよく、この場合、ゲートウェイによって種々異なる部分ネッ
トワークのリンクが保証される。
【0038】 有利には分散形交換装置CS1およびCS2において伝送ネットワークに依存
する呼処理が実行される。しかしながらこの呼処理は、基本呼機能に制限されて
いる。サービスフィーチャは中央制御部ZE2によって実現されかつ準備される
。別個の分散形装置間のコネクションは、中央装置ZE2により、シグナリング
メッセージを介して制御される。この装置の利点は、これが狭帯域でも、広帯域
でも共に可能なことである。この装置により、任意のネットワーク種およびトポ
ロジーの統合化が可能である。さらにこの伝送ネットワークはパブリックのネッ
トワークに対しても、プライベートのネットワークに対しても調整することがで
き、または混合から構成することも可能である。有利にも、離れた分散形装置を
空間的に制限されずに中央装置ZE2に割り当てることができ、これにより空間
的に極めて大きな広がりおよび高性能な装置も、上記のようなプライベートの交
換装置により準備することが可能である。共通の制御部の処理により、既存のソ
フトウェアを最小の変更で引き続き使用することができる。複数の装置150か
らなる、ネットワーク化されたシステムに対するこのような装置250の利点は
、分散形システムが個別の装置であることである。このために装置の範囲のだけ
実装されているサービスフィーチャーおよびアプリケーションも同様に動作させ
ることができる。それは、これがアプリケーションから見るとただ1つの装置の
ように見えるからである。したがってこれらの方法を1ネットワークにおいて動
作できるようにするためにこれを変更する必要がない。
【0039】 図3には、簡略化された形態で例示的にメッセージの流れが示されており、こ
こでこれは従来の通信システムのコネクション制御のためのものであり、このコ
ネクション制御は、2つの周辺装置間でコネクションを確立するためのものであ
る。これらの周辺装置には、加入者Aの端末装置TLNAと、加入者Bの端末装
置TLNBとが接続されている。メッセージないしは制御メッセージの時間的な
順序は上から下に進む。最初に加入者Aがオフフックし、シグナリング情報OFF
HOOKを形成する。引き続いて所望の通信相手の選択が、選択情報を入力すること
によって実行され、これは装置固有のインタフェースモジュールDHから加入者
Aの呼処理部CPに転送される。
【0040】 選択情報の選択評価部WABEによって行われるのは、メッセージSEIZU
REが加入者Bの呼処理部CPに転送されることである。そこを担当する装置固
有のインタフェースモジュールDHは、このコネクションに、定められたPCM
データ区間、例えばPD1の明示的なタイムスロット、例えばZS1を割り当て
かつ加入者線モジュールSLMO1への制御メッセージTSL_ASSIGNを
形成する。この制御メッセージによって、加入者線モジュールSLM01に、コ
ネクションに利用すべき明示的なタイムスロットZS1と、決定されたPCMデ
ータ区間PD1とが通知される。PCMデータ区間PD1の明示的なタイムスロ
ットZS1により、通信データが、加入者線モジュールSLM01とMTSとの
間の部分コネクションにて伝送される。明示的に決定された第2のPCMデータ
区間PD2の、第2の明示的なタイムスロットZS2は、MTSと加入者線モジ
ュールSLM02との間の部分コネクションに必要である。制御情報ZS2およ
びPD2は、ここでも制御メッセージTSL ASSIGNによって加入者線モ
ジュールSLM02に通知される。
【0041】 TDMベースのプライベート構内交換装置では、個々の加入者の物理的な接続
のためにTDMスイッチングマトリクスMTSを利用する。このスイッチングマ
トリクスに対して設定命令PATH_CONNECT1が伝送され、これにより
、PCMデータ区間PD1のタイムスロットZS1と、PCMデータ区間PD2
のタイムスロットZS2とが接続される。したがって2つの部分コネクションが
、SLM01とSLM02との間を貫通する1区間に接続される。
【0042】 この方法を実施するためには、CPおよびDHが制御ソフトウェアの構成部分
であるか否か、およびこれらが個別のモジュールであるかまたは統合化されてい
るかは問題ではない。
【0043】 図4には簡略化された形態で例示的にメッセージの流れが2つの分散形装置の
間で示されており、ここでこれはコネクション制御のためのものである。これら
の装置には、加入者Aの端末装置TLNAおよび加入者Bの端末装置TLNBと
が接続されている。伝送ネットワークとしてここでは例えばATMネットワーク
が使用される。メッセージの時間的な順序は、ここでも上から下である。
【0044】 機能ユニットSTMAは、ゲートウェイとしてPCMデータストリームのタイ
ムスロットをATMセルのセル流に変換する。図2に示した実施例では、変換装
置はそれぞれ分散形交換装置CS1ないしはCS2に組み込まれており、そのた
めに別に示されていない。
【0045】 このメッセージの流れと、図3に示した流れとが異なるのは、TDMスイッチ
ングマトリクスに対して設定命令PATH_CONNECT1が伝送される時点
になってからである。設定命令PATH_CONNECT1の代わりにこの実施
形態では制御メッセージPATH_CONN2が形成され、これは分散形交換装
置に送信される。これに基づいてこの分散形交換装置は、伝送ネットワークにお
いてコネクションを確立する。ATM伝送ネットワークを使用する際には例えば
、決定されたATMシグナリング方式により、ATMSVC(ATM Switched Vir
tual Connection)が確立される。
【0046】 制御メッセージPATH_CONN2はこのためにタイムスロットZSおよび
データ区間情報PDを含まなければならず、これは例えば設定メッセージPAT
H_CONNECT1から直接取り出すことが可能である。さらに中央制御装置
により、伝送ネットワークに依存する、コネクションを確立すべき分散形交換装
置のアドレスだけが示されなければならない。すなわち中央制御部に対して、こ
の伝送ネットワークについての情報として準備されなければならないデータは、
伝送ネットワークに依存する各分散形交換装置のアドレスに制限される。この中
央制御装置により、必要なアドレスがここでもタイムスロットおよびデータ区間
情報ZSおよびPDから求められる。中央のデータベースDBにある割り当てテ
ーブルによって、タイムスロット/データ区間と、分散形交換装置とのマッピン
グが制御される。
【0047】 この原理は異種伝送ネットワークの制御にも有利である。場合によっては付加
的にネットワークタイプおよび利用可能なゲートウェイを一緒に格納しなければ
ならない。
【0048】 制御メッセージPATH_CONN2には別の情報を含めることも可能であり
、またこれを複数の固有の形態で形成することも可能である。種々異なる帯域幅
のコネクションを確立しなければならない場合、そこに所望の帯域幅についての
情報を含めることができる。択一的には帯域幅情報を、加入者線モジュールと交
換装置との間で直接交換することも可能である。
【0049】 分散形交換装置がPATH_CONN2メッセージを受け取った後、伝送ネッ
トワーク700においてコネクションを確立した場合、有効データがこれを介し
て伝送される。加入者線モジュールと分散形装置DZとの間のデータ区間300
/400における有効データストリームと、DZ1とDZ2との間のコネクショ
ンとの対応付けは、タイムスロットデータZSおよびPDを、このコネクション
のコネクション識別子にマッピングすることによって行われる。
【0050】 このことが意味するのは、流れが複雑である可能性があったも、コネクション
確立時に伝送ネットワークを介して中央制御部ZE2によりこれらのアドレスだ
けがこの伝送ネットワークの呼処理に転送されればよく、これによってそこでコ
ネクションが形成される。残りは伝送ネットワーク固有の呼処理によって処理さ
れる。
【0051】 したがってこのメッセージの流れによれば、PATH_CONNECT1命令
は、伝送ネットワーク固有の呼処理によって置き換えられる。TDMベースの加
入者を伝送ネットワークに依存せずに分散形交換装置によって接続できるように
するためには、タイムスロットを伝送ユニットに変換する必要がある。これは変
換ユニット、例えばSTMAにおいて行われ、このSTMAのうち分散形装置毎
少なくとも1つ設けられておりかつ有利には有効データのパスに挿入されている
。このためにATM−PCM−ゲートウェイ、IP−PCMゲートウェイ、また
は別の必要なゲートウェイを設けることができる。
【0052】 しなしながら上記の方法は、ダイナミックに確立される選択コネクションに制
限されず、同様にATMPVCに使用可能である(ATMPCV Permanent vir
tual connection)。この場合、アドレスに関する情報を、場合によっては、固
定のコネクションの利用を制御する情報によって補足しなければならない。さら
にデータ伝送の別の形態、例えばIP接続、またはFDDI(Fiber Distribute
d Data Interface)等を利用することも可能である。
【0053】 図5には実施例として通信装置が示されており、ここでは分散形装置DZが異
種伝送ネットワークによって相互に接続されている。この伝送ネットワークのコ
ネクションの特徴は、部分コネクションが、種々異なる通信媒体を介して、ない
しはこの部分コネクションにおいて種々異なる通信プロトコルが処理されて実現
されることである。
【0054】 図2に示しかつ説明した装置と同様に、この混合形の通信システムも中央制御
装置によって制御され、ここでコネクション確立ないしは維持またはコネクショ
ンの終結に対して制御メッセージが中央制御部から出力されかつ分散形交換装置
CSに送信される。メッセージ交換はここでも制御ネットワークを介して行われ
るが、これは図を見やすくするために図示していない。この図における参照符号
は、別の図の説明における参照符号と同じように解釈されたい。ここでは特に断
らない限り、図の同じ参照符号を付した機能要素は同じ機能範囲を有する。
【0055】 詳しくいうと分散形装置DZ10〜DZ40が示されており、これらは、図示
しない通信端末装置SLMD10〜SLMD40に対する加入者線モジュールを
有する。さらに変換装置Uが、各分散形装置DZに設けられており、これらは、
種々異なる部分コネクション区間のプロトコル適合化、ないしは媒体適合化を相
互に行う。
【0056】 さらに分散形交換装置CS10〜CS40が示されている。変換装置と加入者
線モジュールSLMDとの間にはTDMデータ区間301〜304がある。詳し
くいうと分散形装置DZ間には部分コネクション区間71030,72030,
72040および73020が設けられている。コネクション72040および
73020は、例えば、ATMネットワークに基づく伝送ネットワーク部分コネ
クションである。図示のコネクション72030および71030では通信プロ
トコルとしてインターネットプロトコルが使用される。
【0057】 インターネットプロトコルIPは、ATMコネクション上でも、イーサネット
上でも共に使用することができる。ISO/OSI(Open System Interconnect
)プロトコル標準によれば、通信プロトコルの上位層は種々の媒体上で使用可能
である。詳しくいうとこの標準化されたプロトコルは7つの層からなり、最下位
層は物理層、第2層はデータリンク層、第3層はネットワーク層、第4層はトラ
ンスポート層、第5層はセッション層、第6層はプレゼンテーション層、第7層
はアプリケーション層である。ISO8802に従って標準化されたこの階層化
されたプロトコルでは、各層はその下にある層のサービスを利用する。すなわち
、この階層化されたプロトコルを使用して伝送される、例えば制御メッセージの
形態のメッセージには、連続的に層毎に付加的な情報を受け取り、これにより、
元々のメッセージに層固有の7つの情報部分が追加されたデータ構造が得られる
。すなわちこの通信プロトコルの枠内で任意の通信媒体および任意の層を相互に
結合可能である。
【0058】 変換装置Uが必要であるのは、種々異なる層構造を相互に適合化させるためで
ある。変換装置U20は、例えばATMセルデータをTDMデータに変換する。
つぎにこのATMセルデータは、例えば分散形装置DZ20において、分散形交
換装置CS20を介して、また部分コネクション区間73020を介してATM
セルデータとして直接転送される。
【0059】 しかしながらまた、これらを、例えばATM/IP−ゲートウェイとして実施
された変換装置U2030に転送することも可能である。そこではATMセルデ
ータは、インターネットプロトコルのために評価され、つぎに部分コネクション
72030を介して、分散形装置DZ30の分散形交換装置CS30に転送され
る。すなわちこの構成において注目すべきであるのは、分散形装置DZ20にお
ける端末装置は、分散形装置DZ30の端末装置にインターネットプロトコルを
介して通信することも、また非同期転送モードにしたがって直接到達することも
共に可能であることである。
【0060】 したがって種々異なる部分コネクション区間72030,ないしは73020
を制御できるようにするために、中央制御装置は、通信加入者間のコネクション
確立を制御する制御情報に対して、相応する補足的な制御情報が必要であり、こ
こでこれはコネクションパスの種類およびプロトコルに固有な情報、すなわち使
用すべきゲートウェイに関する情報である。
【0061】 分散形装置DZ30における変換装置U2030は、例えばATM/IP−ゲ
ートウェイとして実施される。分散形交換装置CS30は、例えばIPルータま
たはスイッチであり、これに対してU30はTDM/IP−ゲートウェイとして
実施される。同様に分散形装置DZ10の分散形交換装置CS10もIP−ルー
タ/スイッチとして実施され、これに対して変換装置U1030はTDM/IP
−ゲートウェイの形態である。
【0062】 分散形装置DZ40でも同様に分散形交換装置CS40がATM交換装置の形
態で設けられており、これは変換装置U40に接続されており、この変換装置に
よって、TDMデータからATMセルデータへの変換が行われる。
【0063】 所定のゲートウェイによって到達可能な個々の加入者について、ないしは所定
の変換装置および交換装置、ならびにそれに所属する分散形装置についての、制
御のための情報は、例えば、中央制御装置のデータ記憶装置に格納される。
【0064】 集中して記憶されるこれらの情報は、分散形ユニットに分割でき、これによっ
てコネクションを確立する場合に、この分散形ユニットがそれ自体で、使用すべ
き通信プロトコルおよび利用可能な伝送媒体を決定するための根拠にすることが
できるか、またはこの決定は中央において行われ、これが分散形装置に通知され
る。
【0065】 このデータベースの制御情報にしたがって、1つまたは複数のそれぞれの部分
コネクションに対して、例えばDZ40からDZ10へ部分コネクション720
40および71030を介して、相応する数の制御メッセージが形成される。こ
こでこれは各分散形交換装置に伝送され、これにより例えばコネクションの確立
が制御される。
【0066】 ここで示したコネクションのバリエーションは、当然のことながら、部分コネ
クション区間、通信媒体、通信プロトコルおよび変換装置からなる技術的に可能
なバリエーションの部分集合にしか過ぎず、これに対して本発明を制限なしに適
用可能であり、これらのすべてを列挙することはできない。
【0067】 例えば、分散形装置DZの領域に分散形データ記憶装置を設けることも同様に
可能であり、ここでその情報のストックは、各分散形装置DZに設けられている
装置に限定される。この場合にはコネクションを制御する際に、確かに中央制御
部からこれらの情報をまず問い合わせなければならないが、このような構成には
分散形装置を、やはり分散して維持および保守できるという利点がある。データ
の記憶の冗長性、および通信装置のより良好な利用可能性も得られる。それは1
分散形記憶装置が故障した場合に、ネットワーク全体が影響を被らないからであ
る。
【0068】 例えば、分散形装置DZの領域において中央からのデータを受信することも可
能であり、ここでその情報のストックは、分散形装置の相手装置に制限される。
この場合にはコネクションを制御する際に、分散形装置はそれ自体で正しいゲー
トウェイの使用について決定を行うことができる。
【0069】 図示の通信装置の大きな利点は、任意のインフラストラクチャを相互に適合化
できること、および部分コネクション区間および必要な変換装置が所期のように
制御可能であることに起因して、資源を節約したコネクションの確立を行うこと
ができることであり、ここではプロトコルまたは媒体適合化のための不要な変換
ステップを最適に回避可能である。
【0070】 技術的な適合化のためのコストのかかる開発を行うことなく、任意の異種伝送
ネットワークを中央制御装置によって制御することも可能である。それは、TD
Mベースの制御部によって形成された情報に基づく、伝送ネットワーク固有の呼
処理を有利にも使用できるからである。
【0071】 上記のことを詳しくはどのように行い得るかについては、すでに図4に説明に
おいて示した。このような装置における必要なデータ記憶装置は、最小限度に制
限することが可能である。それは伝送ネットワークに固有なデータだけを付加的
に格納すればよいからである。同様にこのような通信装置において、ただ1つの
プライベートな構内交換装置の利点が使用され、これは、例えば、サービスフィ
ーチャーの中央での利用可能性、中央での管理可能性および中央でのアプリケー
ションインタフェースである。したがって複数の種々異なる、場合にはよっては
既存の部分ネットワークから有利にも統一的な通信システムが得られ、これによ
り、外部に対してはただ1つの装置の外観が示されると共に、変換装置に選択に
よって顧客の技術的な要求にフレキシブルに適合化することができる。
【0072】 図6には殊に有利な通信の装置が示されており、これは、イーサネットを介し
て接続された通信端末装置KE10〜KE40を有し、ここでこれらは制御ネッ
トワークSTNを介して中央装置ZE100から制御される。ここでこの接続は
、イーサネットを介して、ATMネットワークを介して、ないしは伝送ネットワ
ークの混合形の構成を介して行うことが可能である。装置のこの実施形態では、
通信コネクションを形成、確立、終結および維持するために必要な装置は、すべ
て単一の通信端末装置KEに組み込まれる。ここで上記の必要な装置は、図5の
説明において分散形装置DZに含まれていた。端末装置毎の既存のコンポーネン
トの数および選択は、使用される通信プロトコルの種類と、利用可能な通信媒体
とに依存する。
【0073】 上記のような装置により、インターネットプロトコルの電話加入者と、TDM
加入者とを接続することが可能である。ここでは中央の制御により呼処理がTD
M加入者に対して行われる。IP電話加入者については、例えば、その装置の機
能を拡張して、これがITUプロトコルH.323およびH.450にしたがっ
て標準化された機能範囲を供給できるようにする必要がある。これは有利には、
装置固有の適合化モジュールDHが、IP加入者の制御のためにH.323およ
びH.450プロトコルの機能を備えるようにすることによって行われる。この
装置バリエーションは殊に有利である。それは極めて簡単にインターネットプロ
トコルに基づく電話と、TDMベースの電話とをリンクできるからである。この
際に中央制御装置ZE100を通信端末装置KEに適合化するための開発コスト
は最小限であり、専用のソフトウェアモジュールDHの開発だけしか必要としな
い。
【0074】 通信端末装置KEの分散形交換装置は、例えば、イーサネット用のネットワー
クドライブカードの形態で存在する。インターネットアドレス(IPアドレス)
と、TDMコネクションのコネクションの特徴との一義的な対応関係は、つぎの
ようにして形成することができる。すなわち1IPアドレスを、例えば、加入者
線モジュールと加入者線とを有するちょうど1つの分散形装置に割り当て、ここ
でさらにこの装置にはちょうど1つのTDMデータパスを介して到達できるよう
にすることによって形成できるのである。ここで分散形装置、加入者線モジュー
ル、加入者線およびTDMデータパスは物理的には存在せず、ソフトウェアにお
いて仮想的にのみ設けられている。これにより通常の制御は大きな変更コストを
かけずに引き続き使用可能である。この場合、これらの変更の大部分は、コンフ
ィギュレーションデータに限定される。
【0075】 図7には図5の部分図が示されており、ここでこれは通信装置およびこの装置
の固有の動作モードの有利な実施形態を説明するためのものである。ここで参照
符号は、残りの図に類似して使用されている。この図に2つの分散形装置DZ2
0およびDZ40だけしか示されていないことは、通信装置のこの実施形態を2
つの分散形装置だけに制限できることを意味するのではない。むしろ通信装置の
各分散形装置は、以下にさらに説明する有利な発展形態を備えることが可能であ
る。
【0076】 図5に示したこととは異なりここでは端末装置KE50,KE60,KE70
およびKE80が示されている。端末装置KE50〜KE70が、通信線路20
50〜2070を介して分散形装置DZ20に接続されており、かつそこで加入
者線モジュールSLMD20に接続されているのに対して、通信端末装置KE8
0は接続線路3080を介して分散形装置DZ40の加入者線モジュールSLM
D40に接続されている。すでに説明したようにこれらのモジュールSLMD2
0およびSLMD40は、TDMコネクション304ないしは302を介して、
相応する分散形交換装置CS20およびCS40と通信する。この関連ですでに
説明したように通例、説明する装置において伝送ネットワーク固有の呼処理が実
行される。この通常の場合が生じるのは、例えば、通信端末装置KE80が、そ
の接続線路3080と、TDMデータ区間304と、変換装置U40と、伝送ネ
ットワーク区間72040とを介し、さらに分散形交換装置CS20と、変換装
置U20と、TDMデータ区間302と、加入者線モジュールSLMD20とを
介して、通信端末装置KE50〜KE70のうちの1つと通信したい場合である
【0077】 しかしながらこの特殊な実施形態では、同じ加入者モジュールに、ないしは同
じ分散形装置20に接続されている通信端末装置が変換装置U20を介して相互
に通信することは阻止されるべきである。それはこのような通信端末装置は、T
DMデータストリームを介してそれぞれのタイムスロットをスイッチングするこ
とによって直接コネクションでき、またTDMデータを伝送ネットワーク固有の
フォーマットに変換することは、余計な変換能力に結び付くからである。したが
って通信端末装置KE50〜KE70間のコネクションを扱う際には有利な処理
によってつぎのことを阻止すべきである。すなわち変換装置U20を介して交換
すべき通信データを伝送ネットワーク固有のフォーマットに変換し、その後再度
逆変換しなければならないようなことは阻止すべきである。このような装置にお
ける呼処理に対しては、関与する通信加入者についての、タイムスロットに関連
する情報が必要である。補足的な情報としては付加的に、この通信端末装置に接
続されている分散形装置のアドレスについての情報が、所期のコネクション確立
に対して提供される。
【0078】 図7に示したタイプの装置では、プロトコル固有の情報として分散形装置のア
ドレスが解析され、また関与する分散形装置DZのアドレスと、コネクションす
べき端末装置のアドレスとが同じアドレスである場合には、すなわち同じ分散形
装置DZに接続されている端末装置の場合には、TDMデータの変換が阻止され
、直接のコネクションが端末装置間で形成される。このことの利点は、変換装置
、ここではU20が別の変換過程に対して利用でき、この伝送ネットワークがこ
のような過程によって負荷を負わされず、この伝送ネットワークにおいて課金が
発生せず、また分散形交換装置も別のタスクを実行できることである。したがっ
てこの場合、コネクションを処理する際に分散形装置のアドレスと、これに関連
する通信端末装置KEのアドレスとのチェックがそれぞれの分散形装置DZにお
いて実行される。このチェックの結果、一致する場合、TDMデータストリーム
に対するアクセス素子に信号が出力され、ここでこのアクセス素子は、タイムス
ロットを、TDMデータストリームから取り出す、ないしはTDMデータストリ
ームに送出する役割を有する。この信号を用いることによって、例えば、この素
子により短絡が生じて、関与する通信端末装置の書き込みおよび読み出し方向が
互いに交換される。この素子は、例えば、スイッチングマトリクスとして実施す
ることが可能である。
【0079】 アドレスのチェックは、分散形装置においても、中央装置においても共に行う
ことができる。中央でのチェックの場合、分散形交換装置には、短絡を入れるべ
きことが通報される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の通信装置を示す図である。
【図2】 新しい通信装置の実施例を示す図である。
【図3】 公知の交換装置システムにおけるメッセージの流れの例を示す図である。
【図4】 伝送ネットワークに対してタイムスロット関連のコネクション情報を使用する
メッセージの流れの例を示す図である。
【図5】 部分コネクション区間において別個の通信プロトコルを使用可能な通信インフ
ラストラクチャを示す図である。
【図6】 IPベースの端末装置を使用する通信インフラストラクチャを示す図である。
【図7】 別の実施例を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月3日(2001.12.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エゴン フランツ クライン ドイツ連邦共和国 ゲルメリング ミュン ヒェナー シュトラーセ 14 (72)発明者 ライナー ヴィンデッカー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン グスタフ −ハイネマン−リング 94 (72)発明者 アンドレアス シュテファン ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ゼンティ ロシュトラーセ 43 Fターム(参考) 5K028 FF02 HH00 LL12 MM12 RR01 RR02 5K030 JA07 LB02 LB03 LB19 5K034 AA07 DD03 EE09 FF01 FF10 HH61 HH63 JJ24 LL01 LL02 SS00 【要約の続き】 トワーク固有の装置に負荷をかけることなくローカルな コネクションが形成される。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信コネクションを確立または終結ないしは維持する方法に
    おいて、 a) 中央制御装置ZEにて制御情報を形成し、ここで該制御情報は、スイッ
    チングマトリクス(MTS)を介するコネクションを、PCMデータ区間(10
    0,200)のタイムスロットコネクションに対して定めるのに有利な制御情報
    であり、 b) 伝送ネットワーク(71030,72030,72040,73020
    )にて通信データを通信コネクションを介して伝送するために前記制御情報を使
    用して伝送ネットワーク固有の呼処理を制御し、 当該制御のために前記制御情報を、既に保持している少なくとも1つのプロト
    コル情報によって補足し、 該プロトコル情報により、前記伝送ネットワークにおける通信コネクションで
    使用される少なくとも1つの通信プロトコルが識別されることを特徴とする、 通信コネクションを確立または終結ないしは維持する方法。
  2. 【請求項2】 前記制御情報を、前記伝送ネットワークに関連する媒体情報
    によって補足し、ここで該媒体情報は、前記通信コネクションの少なくとも1つ
    の伝送ネットワーク媒体を識別する、 請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記伝送ネットワークにおける少なくとも2つの部分コネク
    ション(73020,72030)からなる通信コネクションに対し、 前記各部分コネクションにて少なくとも1つずつの通信プロトコルが使用され
    、該通信プロトコルの層構造は少なくとも1つの層にて異なっており、 前記制御情報は、変換装置(U20,U2030,U30,3020)を種々
    異なる通信プロトコルに対して識別する情報によって補足される、 請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記伝送ネットワークにおける少なくとも2つの部分コネク
    ションからなる通信コネクションに対し、 前記各部分コネクションにて少なくとも1つずつの通信プロトコルが使用され
    、該通信プロトコルの層構造は少なくとも1つの層にて異なっており、 前記制御情報は、媒体アクセス装置(CS10,CS30)を1つずつの通信
    媒体に対して識別する情報によって補足される、 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記制御情報を補足する情報は、中央制御装置(ZE1,Z
    E2,ZE100)の領域に集中して準備されている、 請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記制御情報を補足する情報は、分散して準備されており、
    かつ通信コネクション(71030,72030,73020,72040)を
    処理中に中央制御装置(ZE1,ZE2,ZE100)によって少なくとも1回
    求められる、 請求項4から6までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 伝送ネットワークの分散形装置(DZ10,…,DZ40)
    間の部分コネクションにてインターネットプロトコルにしたがって伝送され、 IPアドレスのコネクション制御のためにちょうど1つのPCMデータストリ
    ームの加入者線(KE)と分散形装置(DZ)とが割り当てられる、 請求項3から5までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 制御情報に基づいて、前記伝送ネットワーク(72040)
    を介するコネクションの確立が必要であるか否かが、当該コネクションが別に準
    備されていない場合にチェックされる、 請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 制御情報として、分散形装置(DZ)の少なくとも1つの青
    ドレスが使用され、 前記通信コネクションが、同じ分散形装置(DZ)に接続されている通信端末
    装置(KE)に関連する場合、コネクションが確立され、この際に通信データの
    伝送ネットワーク固有の変換が行われない、 請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 通信コネクションを確立および/または終結ないしは維持
    する装置において、 a) 該装置は、通信コネクションを準備する伝送ネットワーク(71030
    ,72030,72040,73020)を有しており、 b) 前記装置は、前記通信コネクションの確立および/または終結を制御す
    るする制御ネットワーク(310,410,STN)を有しており、かつ伝送ネ
    ットワークにおけるコネクションの確立および/または終結を制御ネットワーク
    によって制御する第1の手段を有しており、ここで該手段は、伝送ネットワーク
    からは空間的に離れて配置されており、前記手段によって少なくとも2つの制御
    情報が出力され、 前記伝送ネットワークは、通信データを送出および受け取る少なくとも2つの
    分散形装置(DZ10,DZ20,…,DZ40)を有しており、 分散形装置の領域に、伝送ネットワークにおける通信コネクションを準備する
    交換装置(CS)を有しており、 前記通信コネクションの少なくともの1つ部分コネクション(71030,7
    2030)は、通信プロトコルとしてインターネットプロトコルを使用するコネ
    クションとして構成されていることを特徴とする、 通信コネクションを確立および/または終結ないしは維持する装置。
  11. 【請求項11】 前記制御ネットワーク(310,410,STN)は、制
    御のために中央装置(ZE)を有しており、かつ伝送ネットワーク固有のプロト
    コル情報および/または伝送ネットワーク媒体情報を少なくとも準備するために
    第2の手段に作用結合されている、 請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の手段は、集中して前記第1の手段の領域に配置
    されている、 請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の手段は、分散して前記分散形装置(DZ)の領
    域に配置されている、 請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 分散形装置(DZ)は、TDMプロトコルをIPプロトコ
    ルに変換するゲートウェイの形態の少なくとも1つの変換装置(U1030,U
    30)を有する、 請求項10から13までのいずれか1項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記分散形装置は、トランシーバの形態の、イーサネット
    に対する少なくとも1つのネットワーク接続装置を有する、 請求項10から14までのいずれか1項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 分散形装置(DZ)は、分散形装置(DZ)のアドレスを
    アドレス評価する少なくとも1つの第1の手段を有しており、 該第1の手段は、通信コネクション(2050,2060,2070)がただ
    1つの中央の装置(DZ)に関連する場合、第1の信号を出力する、 請求項10から14までのいずれか1項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の信号は、分散形装置のTDMデータストリーム
    (302)のタイムスロットをアクセスする装置に送出され、 該装置により、前記信号の受信に対する応答としてTDMデータストリーム(
    302)におけるコネクションが短絡される、 請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記コネクションの短絡は、書き込みおよび読み出し方向
    を交換することによって行われる、 請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記分散形装置は、統合化された通信端末装置(KE10
    ,…,KE40)として構成されている、 請求項10から15までのいずれか1項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記の統合化された通信端末装置は、電話(KE30)と
    して構成されている、 請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記通信端末装置は、パーソナルコンピュータ(KE10
    ,KE20,KE40)として構成されている、 請求項19に記載の装置。
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