JP2003508167A - カテーテルの位置決め装置 - Google Patents
カテーテルの位置決め装置Info
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- catheter
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- position guide
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/0105—Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
カテーテルの位置案内装置１００は、カテーテル２０２を受け入れ得る設計とされた第一の開放通路１０４を位置案内装置１００の長さに沿って備えている。第一の通路１０４の実質的に反対側部にある選択的な第二の通路１１２は、ガイドワイヤー２０４を受け入れ得る設計とされている。１つ又は２つ以上のハブ１０６、１０８はカテーテルの位置案内装置の基端１１０をプルバック装置３１０に対して保持するのを助ける。
Description
【０００１】
本発明は、全体として、医療装置、より具体的には、カテーテルの位置決め装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
血管内超音波カテーテルを使用して、医療処置を行うとき、病変部分を正確に
特定し得るようにカテーテルを制御された仕方にて動かすことが有益である場合
がある。病変部分の特定は、カテーテル内に取り付けられた超音波変換器を使用
して行われ、超音波装置の一部分である外部モニターを使用して超音波像が表示
される。
特定し得るようにカテーテルを制御された仕方にて動かすことが有益である場合
がある。病変部分の特定は、カテーテル内に取り付けられた超音波変換器を使用
して行われ、超音波装置の一部分である外部モニターを使用して超音波像が表示
される。
【０００３】
病変部分を通じて超音波カテーテルの動きは、「プルバック」装置とも称され
るカテーテルの移動装置を使用して行われる場合がある。プルバック装置は、「
エレクトロニクカテーテル移動センサ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｃａｔｈｅｔｅ
ｒ Ｄｉｓｐｌａｃｅｍｅｎｔ Ｓｅｎｓｏｒ）」という名称の米国特許第５，
７０９，６６１号に開示されている。このプルバック装置は、患者の血管内の所
望の位置を通じてカテーテルをゆっくりと制御された仕方にて進め又は引込める
ことができる。使用時、外科医は、カテーテルを関心のある血管内の箇所に進め
、次に、プルバック装置を使用して、カテーテルをその関心のある領域内で正確
に動かす。典型的なプルバック装置は、カテーテルを１．０ｍｍ／秒以下のイン
クレメントにて動かすことができる。
るカテーテルの移動装置を使用して行われる場合がある。プルバック装置は、「
エレクトロニクカテーテル移動センサ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｃａｔｈｅｔｅ
ｒ Ｄｉｓｐｌａｃｅｍｅｎｔ Ｓｅｎｓｏｒ）」という名称の米国特許第５，
７０９，６６１号に開示されている。このプルバック装置は、患者の血管内の所
望の位置を通じてカテーテルをゆっくりと制御された仕方にて進め又は引込める
ことができる。使用時、外科医は、カテーテルを関心のある血管内の箇所に進め
、次に、プルバック装置を使用して、カテーテルをその関心のある領域内で正確
に動かす。典型的なプルバック装置は、カテーテルを１．０ｍｍ／秒以下のイン
クレメントにて動かすことができる。
【０００４】
血管内超音波画像技術の進歩に伴い、病変部分をより正確に特定することがで
き、これにより、病変部分を的確に診断し且つ治療する外科医の能力を向上させ
ることができる。こうした進歩のため、カテーテルを正確に動かし且つ位置決め
することが必要である。病変部分の開通性を向上させる典型的な治療方法は、バ
ルーン血管形成法を使用し、適当な場合、ステントを該当領域内に配置すること
を含む。
き、これにより、病変部分を的確に診断し且つ治療する外科医の能力を向上させ
ることができる。こうした進歩のため、カテーテルを正確に動かし且つ位置決め
することが必要である。病変部分の開通性を向上させる典型的な治療方法は、バ
ルーン血管形成法を使用し、適当な場合、ステントを該当領域内に配置すること
を含む。
【０００５】
カテーテルの動きを制御するためプルバックカテーテルを使用するとき、現在
、幾つかの問題点がある。かかる問題点の１つは、現在、カテーテルを患者の体
内に導入するために使用される導入子シース又は案内管に対するプルバック装置
の相対的な位置を表示する簡単な装置が何ら存在しないことである。かかる装置
が無いことは、カテーテルが患者から進み又は引込んだ程度を的確に決定する能
力に影響を与える可能性がある。
、幾つかの問題点がある。かかる問題点の１つは、現在、カテーテルを患者の体
内に導入するために使用される導入子シース又は案内管に対するプルバック装置
の相対的な位置を表示する簡単な装置が何ら存在しないことである。かかる装置
が無いことは、カテーテルが患者から進み又は引込んだ程度を的確に決定する能
力に影響を与える可能性がある。
【０００６】
別の知られた問題点は、ある処置を行う間、血液が典型的に、プルバック装置
の上で撥ねて、このことが装置の作動に影響を与えることがあることである。こ
の血液の一部をプルバック装置から方向変更するのに役立つ装置があることは、
有益なことであろう。更に、「オーバザワイヤー」による案内無しでカテーテル
を使用するとき、プルバック装置がカテーテルの動きを制御する間、ガイドワイ
ヤーは、関心のある血管内の所期の定位置から動く可能性がある。このことは、
勿論、ある処置を行う間、外科医がガイドワイヤーを所要位置に配置することで
余分な時間を費やさなければならないことになる。上述したように、こうした知
られた問題点を最小にすることのできる装置が当該技術分野にて必要とされてい
る。
の上で撥ねて、このことが装置の作動に影響を与えることがあることである。こ
の血液の一部をプルバック装置から方向変更するのに役立つ装置があることは、
有益なことであろう。更に、「オーバザワイヤー」による案内無しでカテーテル
を使用するとき、プルバック装置がカテーテルの動きを制御する間、ガイドワイ
ヤーは、関心のある血管内の所期の定位置から動く可能性がある。このことは、
勿論、ある処置を行う間、外科医がガイドワイヤーを所要位置に配置することで
余分な時間を費やさなければならないことになる。上述したように、こうした知
られた問題点を最小にすることのできる装置が当該技術分野にて必要とされてい
る。
【０００７】
新規であると考えられる本発明の特徴は、特定的に、特許請求の範囲に記載さ
れている。本発明は、その更なる目的及び有利な点と共に、その幾つかの図面に
おいて、同様の要素を同様の参照番号で表示する添付図面に関する以下の説明を
参照することにより、最も良く理解することができる。
れている。本発明は、その更なる目的及び有利な点と共に、その幾つかの図面に
おいて、同様の要素を同様の参照番号で表示する添付図面に関する以下の説明を
参照することにより、最も良く理解することができる。
【０００８】
本明細書は、新規であると考えられる本発明の特徴を規定する特許請求の範囲
を含むが、本発明は、同様の参照番号が使用される図面に関する以下の説明を参
照することにより、より一層良く理解されるものと考えられる。
を含むが、本発明は、同様の参照番号が使用される図面に関する以下の説明を参
照することにより、より一層良く理解されるものと考えられる。
【０００９】
先ず、図１を参照すると、好ましい実施の形態によるカテーテルの位置案内装
置１００が図示されている。該位置案内装置１００は基端１１０及び末端１０２
を有している。医療装置において、基端という語は、カテーテルの操作者に最も
近い端部を意味するものと考える一方、末端という語はカテーテルの操作者から
最も離れた装置の端部を意味する。
置１００が図示されている。該位置案内装置１００は基端１１０及び末端１０２
を有している。医療装置において、基端という語は、カテーテルの操作者に最も
近い端部を意味するものと考える一方、末端という語はカテーテルの操作者から
最も離れた装置の端部を意味する。
【００１０】
一組みのハブ部材１０６、１０８のような保持手段が遷移部分１２２により分
離された状態で図示するように基端１１０に配置されている。ハブ１０６、１０
８は、以下に説明するように、位置案内装置１００をプルバック装置に対し保持
するのに役立つような設計とされている。第一の通路すなわちカテーテルの開放
通路１０４がカテーテルの位置案内装置１００の長さに沿って配置されている。
好ましい実施の形態において、開放通路は約０．５０８ｍｍ（０．０２０インチ
）の開口部を有する。開放通路１０４は、切断、成形又は押出し成形製造方法を
使用して画成することができる。
離された状態で図示するように基端１１０に配置されている。ハブ１０６、１０
８は、以下に説明するように、位置案内装置１００をプルバック装置に対し保持
するのに役立つような設計とされている。第一の通路すなわちカテーテルの開放
通路１０４がカテーテルの位置案内装置１００の長さに沿って配置されている。
好ましい実施の形態において、開放通路は約０．５０８ｍｍ（０．０２０インチ
）の開口部を有する。開放通路１０４は、切断、成形又は押出し成形製造方法を
使用して画成することができる。
【００１１】
通路１０４は、以下に更に説明するように、カテーテルが患者から出て且つプ
ルバック装置内に移動するとき、カテーテルを受け入れ且つ案内する設計とされ
ている。好ましくは、第一の開放通路１０４に対向する選択的な第二の通路すな
わちガイドワイヤーの開放通路１１２は、従来のガイドワイヤーを受け入れ得る
設計とされている。選択的な第二の通路１１２が使用されるならば、該第二の通
路は位置案内装置の全長に亙って伸びる必要はなく、ハブ部分１１４の末端１１
８に達したとき又はその手前で終わるようにすることができる。ハブ部分１１４
は、カテーテルを開放通路１０４内に挿入するのに役立つ角度付きの端部分１２
０を備えている。１つの典型的なカテーテルは、開放通路１０４の開口部（０．
５０８ｍｍ（０．０２０インチ））よりも大きい直径（例えば、１．０１６ｍｍ
（０．０４０インチ））を有するため、カテーテルが完全に開放通路１０４に入
る迄、開口部の側部はカテーテルにより引き離される。
ルバック装置内に移動するとき、カテーテルを受け入れ且つ案内する設計とされ
ている。好ましくは、第一の開放通路１０４に対向する選択的な第二の通路すな
わちガイドワイヤーの開放通路１１２は、従来のガイドワイヤーを受け入れ得る
設計とされている。選択的な第二の通路１１２が使用されるならば、該第二の通
路は位置案内装置の全長に亙って伸びる必要はなく、ハブ部分１１４の末端１１
８に達したとき又はその手前で終わるようにすることができる。ハブ部分１１４
は、カテーテルを開放通路１０４内に挿入するのに役立つ角度付きの端部分１２
０を備えている。１つの典型的なカテーテルは、開放通路１０４の開口部（０．
５０８ｍｍ（０．０２０インチ））よりも大きい直径（例えば、１．０１６ｍｍ
（０．０４０インチ））を有するため、カテーテルが完全に開放通路１０４に入
る迄、開口部の側部はカテーテルにより引き離される。
【００１２】
カテーテルの位置案内装置１００は、医療用途に適したその他の材料（例えば
、ステンレススチール、アルミニウム等）も同様に使用可能であるが、エルフア
トケム（Ｅｌｆ Ａｔｏｃｈｅｍ）が製造するＰＥＢＡＸ（登録商標名）医療等
級プラスチック又は医療装置の製造に使用されるその他の周知のプラスチックの
ようなプラスチックにて成形されたものであることが好ましい。カテーテルの位
置案内装置１００は、単一の製品として設計し、又は軸すなわち管部分１１６及
びハブ部分１１４という２つの部分として設計し、これら２つの部分を多くの医
療等級接着剤の１つを使用して共に接着するような設計とすることができる。
、ステンレススチール、アルミニウム等）も同様に使用可能であるが、エルフア
トケム（Ｅｌｆ Ａｔｏｃｈｅｍ）が製造するＰＥＢＡＸ（登録商標名）医療等
級プラスチック又は医療装置の製造に使用されるその他の周知のプラスチックの
ようなプラスチックにて成形されたものであることが好ましい。カテーテルの位
置案内装置１００は、単一の製品として設計し、又は軸すなわち管部分１１６及
びハブ部分１１４という２つの部分として設計し、これら２つの部分を多くの医
療等級接着剤の１つを使用して共に接着するような設計とすることができる。
【００１３】
好ましい実施の形態において、カテーテルの位置案内装置１００は、デューロ
メータ硬さが約４０の白ＰＥＢＡＸ（登録商標名）４０３３−ＳＡ０１医療等級
プラスチックで製造されたハブ部分１１４を有する２つの部分から成る組立体と
して設計されている。ハブ部分は、その内部に形成された通路を有する状態で成
形され、次に、開放通路１０４に対する開放スロットを形成し得るように側壁を
切る。管部分１１６は、更なる剛さが得られるようにデューロメータ硬さが約６
０の透明なＰＥＢＡＸ（登録商標名）医療等級プラスチックを使用して製造され
ることが好ましい。カテーテル軸１１６を押出し成形して内部通路２０６を形成
し、次に、図２に図示するように箇所２０８にて側壁を切り、開放通路１０４を
形成する。内部通路２０６は直径約２．８７０２ｍｍ（０．１１３インチ）であ
り、このことは、カテーテル２０６がカテーテルの位置案内装置１００の全長に
沿って自由に移動することを許容する。一度び２つの部分１１４、１１６が製造
されたならば、これらの部分は、その開放通路スロットが整合するように整合さ
せ、次に、医療等級接着剤を使用してこれら部分を共に接着する。
メータ硬さが約４０の白ＰＥＢＡＸ（登録商標名）４０３３−ＳＡ０１医療等級
プラスチックで製造されたハブ部分１１４を有する２つの部分から成る組立体と
して設計されている。ハブ部分は、その内部に形成された通路を有する状態で成
形され、次に、開放通路１０４に対する開放スロットを形成し得るように側壁を
切る。管部分１１６は、更なる剛さが得られるようにデューロメータ硬さが約６
０の透明なＰＥＢＡＸ（登録商標名）医療等級プラスチックを使用して製造され
ることが好ましい。カテーテル軸１１６を押出し成形して内部通路２０６を形成
し、次に、図２に図示するように箇所２０８にて側壁を切り、開放通路１０４を
形成する。内部通路２０６は直径約２．８７０２ｍｍ（０．１１３インチ）であ
り、このことは、カテーテル２０６がカテーテルの位置案内装置１００の全長に
沿って自由に移動することを許容する。一度び２つの部分１１４、１１６が製造
されたならば、これらの部分は、その開放通路スロットが整合するように整合さ
せ、次に、医療等級接着剤を使用してこれら部分を共に接着する。
【００１４】
図２には、カテーテル２０２及びガイドワイヤー２０４がそのそれぞれの開放
通路１０４、１１２内に配置された状態のカテーテルの位置案内装置１００の断
面図が図示されている。特に、選択的な第二の通路１１２が使用される場合のカ
テーテルの位置案内装置１００の１つの有利な点は、該案内装置がガイドワイヤ
ー２０４がカテーテル２０２と絡まり合うのを防止するのに役立つ点である。第
二の開放通路１１２の寸法は、ガイドワイヤー２０４の直径に依存する。
通路１０４、１１２内に配置された状態のカテーテルの位置案内装置１００の断
面図が図示されている。特に、選択的な第二の通路１１２が使用される場合のカ
テーテルの位置案内装置１００の１つの有利な点は、該案内装置がガイドワイヤ
ー２０４がカテーテル２０２と絡まり合うのを防止するのに役立つ点である。第
二の開放通路１１２の寸法は、ガイドワイヤー２０４の直径に依存する。
【００１５】
次に、図３を参照すると、カテーテルの位置案内装置１００を取り付ける方法
を示す医療装置の図が図示されている。典型的なカテーテル挿入法を行う間、導
入子シース及びガイドカテーテル３０６を患者の皮膚３０２を通して所望の血管
３０４内に挿入する。導入子シースの基端は、トーヒィボースト（Ｔｕｏｈｙ−
Ｂｏｒｓｔ）コネクタ３０８のようなコネクタを備えている。位置案内装置１０
０を取り付けるためには、カテーテル通路１０４がカテーテル２０２と整合され
るように案内装置を位置決めし且つカテーテルを開放通路１０４内に押し込む。
次に、位置案内装置１００の末端をコネクタ３０８内に押し込む。ハブ１０６、
１０８を有する基端をプルバック装置３１０内に配置されたスロット３１４内に
配置する。この例において、使用されるプルバック装置３１０は、カリフォルニ
ア州、ランチョコルドバのエンドソニクッスコーポレーション（Ｅｎｄｏｓｏｎ
ｉｃｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）が製造するトラックバック（ＴＲＡＫ ＢＡ
ＣＫ）（登録商標名）プルバック装置であることが好ましい。プルバック装置３
１０は、一度びハブ部分１１４がスロット３１４内に配置されたならば、スロッ
ト３１４を露出させるヒンジ付き頂部３１２を備えており、このプルパック装置
３１０の頂部３１２は閉じられている。
を示す医療装置の図が図示されている。典型的なカテーテル挿入法を行う間、導
入子シース及びガイドカテーテル３０６を患者の皮膚３０２を通して所望の血管
３０４内に挿入する。導入子シースの基端は、トーヒィボースト（Ｔｕｏｈｙ−
Ｂｏｒｓｔ）コネクタ３０８のようなコネクタを備えている。位置案内装置１０
０を取り付けるためには、カテーテル通路１０４がカテーテル２０２と整合され
るように案内装置を位置決めし且つカテーテルを開放通路１０４内に押し込む。
次に、位置案内装置１００の末端をコネクタ３０８内に押し込む。ハブ１０６、
１０８を有する基端をプルバック装置３１０内に配置されたスロット３１４内に
配置する。この例において、使用されるプルバック装置３１０は、カリフォルニ
ア州、ランチョコルドバのエンドソニクッスコーポレーション（Ｅｎｄｏｓｏｎ
ｉｃｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）が製造するトラックバック（ＴＲＡＫ ＢＡ
ＣＫ）（登録商標名）プルバック装置であることが好ましい。プルバック装置３
１０は、一度びハブ部分１１４がスロット３１４内に配置されたならば、スロッ
ト３１４を露出させるヒンジ付き頂部３１２を備えており、このプルパック装置
３１０の頂部３１２は閉じられている。
【００１６】
図４において、プルバック装置３１０は、その頂部３１２が開放位置にある状
態で図示されている。プルバック装置３１０は、装置を旋回させ且つ０．５ｍｍ
／秒又は１．０ｍｍ／秒の範囲の速度を選ぶスイッチ４０４を備えている。
態で図示されている。プルバック装置３１０は、装置を旋回させ且つ０．５ｍｍ
／秒又は１．０ｍｍ／秒の範囲の速度を選ぶスイッチ４０４を備えている。
【００１７】
一度びカテーテルの位置案内装置１００が取り付けられたならば、該案内装置
は、図４に図示するように、コネクタ３０８とプルバック装置３１０との間に一
定の距離４０２を保つのを助ける。コネクタ３０８とプルバック装置３１０との
間に一定の距離を保つことにより、プルバック装置の相対的な位置がコネクタ３
０８に対して固定され、処置を行う間、変化しないため、より正確な引き戻し操
作が実施可能である。カテーテルの位置案内装置１００の全長は特定の設計に依
存して変更可能であるが、殆どの適用例に対し５０．８０ｍｍ（２インチ）又は
７６．２ｍｍ（３インチ）の全長とすることが一般的である。
は、図４に図示するように、コネクタ３０８とプルバック装置３１０との間に一
定の距離４０２を保つのを助ける。コネクタ３０８とプルバック装置３１０との
間に一定の距離を保つことにより、プルバック装置の相対的な位置がコネクタ３
０８に対して固定され、処置を行う間、変化しないため、より正確な引き戻し操
作が実施可能である。カテーテルの位置案内装置１００の全長は特定の設計に依
存して変更可能であるが、殆どの適用例に対し５０．８０ｍｍ（２インチ）又は
７６．２ｍｍ（３インチ）の全長とすることが一般的である。
【００１８】
カテーテルの開放通路１０４の１つの有利な点は、該通路がコネクタ３０８か
ら漏れる血液がプルバック装置３１０に達する前に通路１０４から垂れ落ちるの
を許容する点である。このことは、プルバック装置のローラが血液に浸されて且
つ移動する間、カテーテルの滑りを生じさせる程度を最小にする。
ら漏れる血液がプルバック装置３１０に達する前に通路１０４から垂れ落ちるの
を許容する点である。このことは、プルバック装置のローラが血液に浸されて且
つ移動する間、カテーテルの滑りを生じさせる程度を最小にする。
【００１９】
図５には、トーヒィボーストコネクタ５１０のようなコネクタ内にその末端１
０２が挿入されたカテーテルの位置案内装置１００の断面図が図示されている。
位置案内装置１００のハブ部分１１４は、好ましい実施の形態において、約７．
４９３ｍｍ（０．２９５インチ）の外径及び約１７．０１８ｍｍ（０．６７０イ
ンチ）の長さを有するより大きい基端側ハブ１０８を備えている。より小径のハ
ブ１０６はハブ部分１１４の末端に配置されている。ハブ１０６は、外径約５．
８９２８ｍｍ（０．２３２インチ）及び長さ約１０．４１４ｍｍ（０．４１０イ
ンチ）である。ハブ１０６、１０８は、長さ約３．７０８４ｍｍ（０．１４６イ
ンチ）及び外径約４．９７８４ｍｍ（０．１９６インチ）の遷移領域１２２によ
り分離されている。
０２が挿入されたカテーテルの位置案内装置１００の断面図が図示されている。
位置案内装置１００のハブ部分１１４は、好ましい実施の形態において、約７．
４９３ｍｍ（０．２９５インチ）の外径及び約１７．０１８ｍｍ（０．６７０イ
ンチ）の長さを有するより大きい基端側ハブ１０８を備えている。より小径のハ
ブ１０６はハブ部分１１４の末端に配置されている。ハブ１０６は、外径約５．
８９２８ｍｍ（０．２３２インチ）及び長さ約１０．４１４ｍｍ（０．４１０イ
ンチ）である。ハブ１０６、１０８は、長さ約３．７０８４ｍｍ（０．１４６イ
ンチ）及び外径約４．９７８４ｍｍ（０．１９６インチ）の遷移領域１２２によ
り分離されている。
【００２０】
長さ約９．６５２ｍｍ（０．３８インチ）及び内径約３．７０８４ｍｍ（０．
１４６インチ）の円筒形に広げられた孔（端ぐり孔）５０８がより小さいハブ部
分１０６に配置され且つ外径約３．６５７６ｍｍ（０．１４４インチ）の案内管
１１６を受け入れるために使用される。案内管１１６は、医療等級接着剤を使用
してハブ部分１１４に接着されている。
１４６インチ）の円筒形に広げられた孔（端ぐり孔）５０８がより小さいハブ部
分１０６に配置され且つ外径約３．６５７６ｍｍ（０．１４４インチ）の案内管
１１６を受け入れるために使用される。案内管１１６は、医療等級接着剤を使用
してハブ部分１１４に接着されている。
【００２１】
管１１２の末端１０２が「Ｃ字形」の断面形状であることは、一度びコネクタ
の開孔内に挿入されたならば、コネクタ５１０との圧縮嵌め状態を形成するのに
役立つ。また、コネクタ５１０は、位置案内装置１００を更に保持するのに役立
つＯリングのような密封リング５１４を保持している。図２を再度参照すると、
ガイドワイヤー通路１１２は、ガイドワイヤー２０４が通路１１２外に僅かに伸
びるような設計とされることが好ましい。このことは、密封リング５１４がガイ
ドワイヤーを密封リング５１４とガイドワイヤー通路１１２との間の所要位置に
保持することを許容する。ガイドワイヤー通路１１２は、ガイドワイヤー２０４
がカテーテル２０２と絡まり合うのを防止するのに役立つのみならず、カテーテ
ル２０２が操作される間、ガイドワイヤーが患者の体内の位置外に移動するとい
う問題点に対して、密封リング５１４と共に１つの解決策を提供する。
の開孔内に挿入されたならば、コネクタ５１０との圧縮嵌め状態を形成するのに
役立つ。また、コネクタ５１０は、位置案内装置１００を更に保持するのに役立
つＯリングのような密封リング５１４を保持している。図２を再度参照すると、
ガイドワイヤー通路１１２は、ガイドワイヤー２０４が通路１１２外に僅かに伸
びるような設計とされることが好ましい。このことは、密封リング５１４がガイ
ドワイヤーを密封リング５１４とガイドワイヤー通路１１２との間の所要位置に
保持することを許容する。ガイドワイヤー通路１１２は、ガイドワイヤー２０４
がカテーテル２０２と絡まり合うのを防止するのに役立つのみならず、カテーテ
ル２０２が操作される間、ガイドワイヤーが患者の体内の位置外に移動するとい
う問題点に対して、密封リング５１４と共に１つの解決策を提供する。
【００２２】
本発明の好ましい実施の形態を図示し且つ説明したが、本発明はこれにのみ限
定されるものでないことが明らかであろう。特許請求の範囲に記載された本発明
の精神及び範囲から逸脱せずに、当該技術分野の当業者には多数の改変例、変更
、変形、置換及び等価物が案出されるであろう。例えば、管１００はハブ部分１
１４を有するものとして図示したが、その他の設計において、例えば、プルバッ
ク装置がスロット３１４を有さず、コネクタ５１０のように開口を有するだけで
あるならば、ハブ部分１１４を省略し、管１０２の末端及びコネクタ５１０にて
行われる場合と同様に、管の基端をプルバック装置内に圧縮嵌めすることができ
る。
定されるものでないことが明らかであろう。特許請求の範囲に記載された本発明
の精神及び範囲から逸脱せずに、当該技術分野の当業者には多数の改変例、変更
、変形、置換及び等価物が案出されるであろう。例えば、管１００はハブ部分１
１４を有するものとして図示したが、その他の設計において、例えば、プルバッ
ク装置がスロット３１４を有さず、コネクタ５１０のように開口を有するだけで
あるならば、ハブ部分１１４を省略し、管１０２の末端及びコネクタ５１０にて
行われる場合と同様に、管の基端をプルバック装置内に圧縮嵌めすることができ
る。
【図１】
本発明によるカテーテルの位置案内装置の図である。
【図２】
カテーテル及びガイドワイヤーがそのそれぞれの通路内に配置されたときの、
線Ａ−Ａに沿ったカテーテルの位置案内装置の断面図である。
線Ａ−Ａに沿ったカテーテルの位置案内装置の断面図である。
【図３】
本発明に従ってカテーテルの位置案内装置がカテーテル内に挿入された程度を
示す図である。
示す図である。
【図４】
本発明に従ってプルバック装置とコネクタとの間に取り付けられたカテーテル
の位置案内装置の図である。
の位置案内装置の図である。
【図５】
コネクタに取り付けられたカテーテルの位置案内装置の断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 スティーブンス，ダグラス・エヌ
アメリカ合衆国カリフォルニア州95616，
デビス，エバンス・コート 1230
Ｆターム(参考） 4C167 AA33 BB04 BB05 BB11 BB12
BB19 BB20 BB26 BB31 CC08
DD01
Claims (12)
- 【請求項１】 カテーテルの位置案内装置において、 基端及び末端を有する管と、 カテーテルを受け入れ得るように管の長さに沿って伸びるカテーテルの開放通
路とを備える、カテーテルの位置案内装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のカテーテルの位置案内装置において、 管の基端に配置されたハブ部分を更に備える、カテーテルの位置案内装置。
- 【請求項３】 請求項２に記載のカテーテルの位置案内装置において、ハブ
部分が管の基端を受け入れる円筒形に広げられた孔を有する末端を備える、カテ
ーテルの位置案内装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載のカテーテルの位置案内装置において、カテ
ーテルの開放通路が、管を押出し成形し且つ切断することにより形成される、カ
テーテルの位置案内装置。 - 【請求項５】 請求項２に記載のカテーテルの位置案内装置において、ハブ
部分が第一及び第二のハブ部材を備える、カテーテルの位置案内装置。 - 【請求項６】 請求項２に記載のカテーテルの位置案内装置において、ハブ
部分がその長さに沿って伸びるカテーテルの開放通路を更に備える、カテーテル
の位置案内装置。 - 【請求項７】 請求項１に記載のカテーテルの位置案内装置において、管の
少なくとも一部分に沿って伸びるガイドワイヤーの開放通路を更に備える、カテ
ーテルの位置案内装置。 - 【請求項８】 請求項７に記載のカテーテルの位置案内装置において、ガイ
ドワイヤーの開放通路が、カテーテルの開放通路と実質的に反対側の管の側部に
配置される、カテーテルの位置案内装置。 - 【請求項９】 医療装置において、 カテーテルと、 基端及び末端を有する管と； カテーテルを受け入れるべく管の長さに沿って伸びるカテーテルの開放通路
と；を有するカテーテルの位置案内装置と、 管の末端を受け入れる開口部を有するコネクタとを備える、医療装置。 - 【請求項１０】 請求項９に記載の医療装置において、 管の基端に接続されたカテーテルのプルバック装置を更に備え、 カテーテルが、コネクタの内部を貫通し且つカテーテルの開放通路に沿ってプ
ルバック装置まで伸びるようにした、医療装置。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載の医療装置において、 ガイドワイヤーを更に備え、 管が、ガイドワイヤーを受け入れるガイドワイヤーの開放通路を更に備える、
医療装置。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の医療装置において、コネクタが、ガイ
ドワイヤーを密封リングとガイドワイヤーの開放通路との間で押し付けることに
よりガイドワイヤーを保持することのできる密封リングを備える、医療装置。
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