JP2003507931A - 自動繰り返し要求プロトコル - Google Patents

自動繰り返し要求プロトコル

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JP2003507931A
JP2003507931A JP2001517741A JP2001517741A JP2003507931A JP 2003507931 A JP2003507931 A JP 2003507931A JP 2001517741 A JP2001517741 A JP 2001517741A JP 2001517741 A JP2001517741 A JP 2001517741A JP 2003507931 A JP2003507931 A JP 2003507931A
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アンドレアス、ユングハンス
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    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1809Selective-repeat protocols
    • HELECTRICITY
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    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
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    • H04L1/1835Buffer management
    • H04L1/1845Combining techniques, e.g. code combining

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この方法は、第1の区分されたデータブロックと第2の区分されたデータブロックを含んでいるデータフレームを受ける過程を含む。更に、この方法は、第1の区分されたデータブロックと第2の区分されたデータブロックが損なわれたデータを含んでいるかどうかを判定する過程も含む。損なわれたデータを含んでいる第1の区分されたデータブロックと損なわれたデータを含んでいない第2の区分されたデータブロックとに応答して、この方法は第2の区分されたデータブロックをメモリに保存する過程も含む。また、損なわれたデータを含んでいる第1の区分されたデータブロックに応答して、この方法はデータフレームの再送信を求める過程を含む。損なわれたデータを含んでいない第1の区分されたデータブロックの再送信の受信に応答して、この方法は損なわれたデータを含んでいない第1の区分されたデータブロックを損なわれたデータを含んでいない第2の区分されたデータブロックに結合させる過程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は無線電気通信装置の分野に関するものである。更に詳しくいえば、本
発明はデジタル拡張コードレス電気通信(DECT)システムに関するものであ
る。一実施例では、デジタル拡張コードレス電気通信システムにおいてフレーム
誤り率を改善する自動メモリ繰り返し要求が開示されている。
【0002】 背景技術 無線電気通信装置の分野にはデジタル拡張コードレス電気通信(DECT)シ
ステムと呼ばれているシステムがある。DECTシステム内では、コードレス携
帯電話機の使用者は無線電気通信を利用している固定基地局を介して他の電気通
信装置の使用者と通信できる。コードレス電話機と基地局がDECTシステム内
で通信できるようにするために無線インタフェースが利用される。
【0003】 とくに、DECT規格が住宅用コードレス電話機用およびデータ送信用のため
の時分割多重アクセス(TDMA)システムを記述している。更に、DECTシ
ステムは、DECTチャネルと一般に呼ばれている、120の独立している双方
向通信チャネルを選択できるように構成されている。DECTチャネルは.ベア
ラと通常呼ばれている10の搬送波周波数にわたって拡がっていることを理解す
べきである。したがって、あらゆるベアラは12の独立しているDECTチャネ
ルを提供する。通信中は、移動装置(たとえば、携帯電話機)と基地局の間に1
つまたは複数のDECTチャネルが確立される。無線ベアラを12の潜在的加入
者の間で共用するために、TDMA機構を用いてベアラを24のスロットに分割
する。更に詳しくいえば初めの12のスロットは、固定基地局から携帯電話機へ
のダウンリンク通信方向のために使用される。更に、第2の12のスロットは携
帯電話機から基地局へのアップリンク通信方向のために使用される。24のスロ
ットを送信するためのサイクルがDECTフレームと呼ばれることを理解すべき
である。DECTフレームのサイクル時間は10ミリ秒(ms)である。したが
って、12のDECTチャネルの全てにおけるダウンリンク方向のデータ伝送お
よびアップリンク方向のデータ伝送は10ms以内で実行される。更に、あらゆ
るDECTチャネルは各方向に1秒当り32キロビット(kbits/s)まで
の伝送能力を提供する。DECTシステムのコードレス通信には問題があること
に注目すべきである。
【0004】 DECTシステムで経験されている問題の1つは無線ベアラが無線周波数(R
F)雑音と、信号反射とに時々晒されることである。それらの擾乱によって受信
機側でDECTチャネル内の加入者データが損なわれることになる。DECT規
格の品質基準は正確に受信された加入者データに関する受信され損なわれたデー
タの割合である。目的は、DECTチャネル全体にわたって正確な加入者データ
の高いスループットを得るために、ビット誤り率をできるだけ低くすることであ
る。通常は、損なわれた加入者データは電話通信アプリケーションの音質を低下
し(たとえば、パチパチ)、またはデータアプリケーションに使用されている時
には損なわれた加入者データを再送信せねばならない。データアプリケーション
の損なわれた加入者データは再送信されるので、加入者データスループットはD
ECTチャネルにわたって低下させられる。
【0005】 特に、先行技術の受信装置が、受信されたDECTデータフレーム内の周期冗
長検査(CRC)またはその他の種類の誤り検出機構が正しくないことを判定し
た時に、受信機がデータフレームを通常捨て、そのデータの送信機からの再送信
を求める。DECTチャネルを通じて送られる加入者データはCRCにより保護
されることを理解すべきである。CRCは当業者には周知のことである。データ
フレームが再送信に成功するか、または再送信カウンタがある値を超えるかする
まで、再送信手順が反復されることも理解すべきである。データフレームの特定
の部分の選択的再送信のためにDECT規格に何も設けられていないことがわか
る。悪い再送信条件が存在し続けるならば、携帯電話機はDECTチャネルを同
じ無線ベアラ上の他のスロット、または他の無線ベアラ上の他のスロットへ自由
に移動する。しかし、DECTチャネルが元のスロット上に留まり続けていると
すると、スループットはデータフレームの再送信のために大きく低下させられる
【0006】 当業者に周知のリード・ソロモン・フォーワード誤り訂正技術を用いて、DE
CTシステム内での通信伝送中にデータフレームのビット誤り率を減少するため
の先行技術の解決策がある。基本的には、この解決策は受信された最後の7つの
データフレームを保存し、その後で損なわれているデータを復旧するように動作
する。この先行技術の解決策には欠点がある。この解決策の主な欠点の1つは、
それが非常にコンピュータ集約的であって、ハードウェアで実現されることであ
る。したがって、それの実現には多額の費用がかかることがある。更に、先行技
術の解決策の他の欠点は、再送信を取り扱うプロトコル・ソフトウエア内にある
量のオーバーヘッドを導入することである。したがって、それはDECT基地局
および携帯電話機にとっては明らかでなく、そのために適切に動作するためにそ
れらが変更されることになる。先行技術の解決策の他の欠点は、それが約70m
sの余分のシステム遅延を導入することである。この大きさのシステム遅延はこ
の先行技術の解決策を、DECTシステム遠隔コンピュータ端末アプリケーショ
ンまたは音声アプリケーションの使用を通常排除する。
【0007】 したがって、DECTシステム内の再送信されるデータフレームの効率を向上
するための方法およびシステムに対する需要がある。上記需要を満たすが実現に
余り費用を要しない方法およびシステムに対する別の需要が存在する。上記需要
を満たし、かつDECT基地局および携帯装置に対して明らかである方法および
システムに対する更に別の需要が存在する。上記需要を満たすが、DECTシス
テム内の受信側に大きなシステム遅延を導入しない方法およびシステムに対する
更に別の需要が存在する。
【0008】 発明の開示 本発明は、デジタル拡張コードレス電気通信(DECT)システム内で再送信
されるデータフレームの効率を向上する方法および装置を提供するものである。
更に、本発明は上記目的を達成し、かつ実現に費用があまり掛からない方法およ
び装置を提供する。また、本発明はDECTシステム内の受信側に大きなシステ
ム遅延を導入せずに上記目的を達成する方法および装置を提供するものである。
【0009】 特に、本発明の一実施例は通信システム内のデータフレームの再送信効率を向
上する方法を含む。この方法は、第1の区分されたデータブロックと第2の区分
されたデータブロックまたはより多くの区分されたデータブロックを含んでいる
データフレームを受ける過程を含む。更に、この方法は第1の区分されたデータ
ブロックと第2の区分されたデータブロックが損なわれたデータを含んでいるか
どうかを判定する過程も含む。損なわれたデータを含んでいる第1の区分された
データブロックと損なわれたデータを含んでいない第2の区分されたデータブロ
ックとに応答して、この方法は第2の区分されたデータブロックをメモリに保存
する過程も含む。また、損なわれたデータを含んでいる第1の区分されたデータ
ブロックに応答して、この方法はデータフレームの再送信を求める過程を含む。
損なわれたデータを含んでいない第1の区分されたデータブロックの再送信の受
信に応答して、この方法は損なわれたデータを含んでいない第1の区分されたデ
ータブロックを、損なわれたデータを含んでいない第2の区分されたデータブロ
ックに結合する過程を含む。
【0010】 別の実施例では、本発明は上記実施例の過程を含み、前記第1の区分されたデ
ータブロックと前記第2の区分されたデータブロックが損なわれたデータを含ん
でいるかどうかを判定する前記過程は周期冗長検査(CRC)を用いて実行され
る。
【0011】 更に他の方法では、本発明は、プロセッサと、このプロセッサに接続されてい
るアドレス可能なデータバスと、通信するためにプロセッサに結合されて、通信
システム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法を実行するメモリ装置
とを含む通信装置を含む。その方法は、第1の区分されたデータブロックと第2
の区分されたデータブロックまたはより多くの区分されたデータブロックを含ん
でいるデータフレームを受ける過程を含む。更に、この方法は第1の区分された
データブロックと第2の区分されたデータブロックが損なわれたデータを含んで
いるかどうかを判定する過程も含む。更に、損なわれたデータを含んでいる第1
の区分されたデータブロックと損なわれたデータを含んでいない第2の区分され
たデータブロックとに応答して、この方法は第2の区分されたデータブロックを
メモリに保存する過程も含む。また、損なわれたデータを含んでいる第1の区分
されたデータブロックに応答して、この方法はデータフレームの再送信を求める
過程を含む。損なわれたデータを含んでいない第1の区分されたデータブロック
の再送信の受信に応答して、この方法は損なわれたデータを含んでいない第1の
区分されたデータブロックを、損なわれたデータを含んでいない第2の区分され
たデータブロックに結合する過程を含む。
【0012】 他の実施例では、本発明は、通信装置が基地局である、すぐ上で述べた通信装
置を含む。更に他の実施例では、前の節で述べた通信装置は移動装置である。
【0013】 本発明のそれらの利点およびその他の利点は、図面に示されている好適な実施
例についての以下の詳細な説明を読んだ後では当業者には疑いもなく明らかにな
るであろう。
【0014】 この明細書に組み込まれて明細書の一部を構成している添付図面は本発明の諸
実施例を示し、かつ説明と一緒に本発明の原理を説明する。
【0015】 この説明で参照される諸図面は特記するもの以外は尺度は無視して描いている
ことを理解すべきである 本発明を実施する最良の態様 ここで、添付図面に示されている本発明の好適な実施例を詳細に説明する。本
発明をその好適な実施例に関連して説明するが、それらは本発明を限定すること
を意図するものではないことを理解されるであろう。それとは逆に、本発明は、
添付した特許請求の範囲により定められる本発明の要旨および範囲内に含まれる
代替技術、変更および均等技術を包含することを意図するものである。更に、本
発明の以下の詳細な説明においては、本発明を完全に理解できるように数多くの
特定の細部を述べている。しかし、本発明はそれらの特定の細部なしで実施でき
ることが当業者には明らかであろう。他の場合には、本発明の面を不必要にあい
まいにしないように周知の方法、手順、部品、および回路については詳しく説明
しなかった。
【0016】 以下の詳細な説明のいくつかの部分がデジタル・システム・メモリ内のデータ
ビットに関する操作の手順、論理ブロック、処理およびその他の記号表現に関し
て述べられている。それらの説明および表現は、データ処理技術の分野の当業者
の業績を同じ分野の他の当業者に最も効果的に伝えるために、前者により用いら
れる手段である。手順、論理ブロック、プロセス等はここでは、および一般的に
は、所望の結果に導く首尾一貫したステップ列または命令列であると考えられる
。ステップは物理量の物理的取扱いを要するステップのことである。通常は、必
ずしもそうではないが、それらの物理的取扱いは、保存、移動、組合わせ、比較
、および通信システム装置においてその他の取扱いを行なうことができる電気信
号または磁気信号の形をとる。便宜上、および一般的な取扱い方を参照して、そ
れらの信号は本発明を参照して、ビット、値、素子、記号、キャラクタ、項、数
等と呼ぶことにする。
【0017】 しかし、それらの用語の全ては物理的取扱いおよび量について言及するものと
して、かつ単に便利なレッテルと解すべきであり、この技術で一般的に使用され
ている用語に関して解釈すべきであることを記憶しておくべきである。以下の説
明から明白であるもの以外のものは特に述べていなければ、本発明の説明全体を
通じて「受信」または「判定」または「保存」または「要求」または「結合」ま
たは「実行」等などの用語を用いている説明は、データの取り扱いおよび変換を
行なう通信システム装置または類似の電子計算装置の動作および処理を指すもの
であることが理解される。データは通信システム装置のレジスタおよびメモリ内
の物理(電子的)量として表現され、通信システム装置のメモリまたはレジスタ
、あるいはその他のそのような情報保存、伝送、または表示装置内の物理的量と
して同様に表現されるその他のデータに変換される。
【0018】 本発明の環境についての詳細な説明 本発明の一実施例は、加入者のために無線音声通信を提供するデジタル拡張コ
ードレス電気通信(DECT)システム内で動作する。それの加入者に無線音声
通信を提供することに加えて、DECTシステムはデジタルデータ通信性能(例
えば、コンピュータモデム通信)も提供する。DECTシステムは屋内および屋
外で動作でき、それによって通信機会が極めて大きくなる。たとえば、屋内での
動作は家庭、事務所スペース、およびホテルにおいてそれを使用することを含み
、DECTシステムの屋外動作では郊外区域および市内区域でそれを使用するこ
とを含む。DECTシステムの仕様は当業者には周知のことである。
【0019】 図1は本発明の一実施例が動作するDECTシステム100の全体的な概観図
を示す。DECTシステム100を構成する2つの主な送信機部品/受信機部品
が基地局およびコードレス装置(たとえば、電話機104、106、ラップトッ
プコンピュータ装置108、等)である。本発明の一実施例(たとえば、ソフト
ウエア・プログラム)を基地局またはコードレス装置において、あるいは両方に
おいて実現できる。DECTシステム100の基地局102とコードレス装置1
04〜108は音声情報を他の種類のデータと一緒に送受信できる。DECTシ
ステム100の基地局102とコードレス装置104〜108はデジタルデータ
を送信することを理解すべきである。基地局102は、それを既存の公衆電話ネ
ットワーク114に結合することにより実現できる固定送信/受信局である。こ
のようにして実現されているので、基地局102はコードレス電話機104〜1
08の加入者が相互間で、および線により既存の公衆電話ネットワーク114に
結合されている有線電話機110、112の加入者と通信できるようにする。D
ECTシステム100は基地局102とコードレス装置104〜108の間で情
報を通信するための無線デジタルラジオ・インタフェースを使用する。DECT
システム100により使用されるデジタルラジオ・インタフェースの本発明の一
実施例が、時分割二重化を含む時分割多重化アクセス性能(TDMA‐TDD)
である。
【0020】 DECTシステム100内では、ラジオベアラが無線周波数(RF)ノイズお
よび信号反射にさらされる。そのために、上記したように、受信機装置のDEC
Tチャネル(たとえば、基地局102)内の加入者データが損なわれることがあ
る。したがって、DECTチャネル全体にわたって正確な加入者データの高いス
ループットを得るためには、DECTシステム100内でビット誤り率またはフ
レーム誤り率をできるだけ低く保つことが重要である。本発明はDECTシステ
ム内での再送信されたデータフレームの効率を高くする方法およびシステムを含
む。
【0021】 ここで図2を参照する。この図2は本発明の一実施例で使用される通信システ
ム装置200のブロック図である。通信システム装置200は基地局102内で
実現されている回路、またはDECTシステム100のコードレス装置104〜
108のいずれか1つを表す。本発明についての以下の説明では、一実施例にお
いて、通信装置200のコンピュータが読み取ることができるメモリ装置内に存
在して、通信システム装置200のプロセッサにより実行される命令の列として
実現されるあるプロセスおよびステップについて説明する。実行されると、命令
は通信システム装置200に特定の動作を実行させ、かつ以下に詳しく説明する
特定の挙動を示させる。
【0022】 一般に、本発明の一実施例により使用される図2の通信システム装置200は
、情報を通信するためのアドレス/データバス202と、情報および命令を処理
するためにバス202に結合されている1つまたは複数の中央プロセッサ204
と、中央プロセッサ204のための情報および命令(たとえば、ソフトウエア・
プログラム)を記憶するためにバス202に結合されている、コンピュータが読
み取ることができる揮発性メモリ装置208(例えば、ランダムアクセスメモリ
、スタティックRAM、ダイナミックRAM等)と、中央プロセッサ204のた
めの静的情報および命令を記憶するためにバス202に結合されている、コンピ
ュータが読み取ることができる不揮発性メモリ装置206(例えば、読出し専用
メモリと、プログラム可能なROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPR
OM等)とを有する。所望により、通信システム装置200は、情報選択および
コマンド選択を中央プロセッサ204と通信するためにバス202に結合されて
いる英数字キーおよび機能キーを含んでいる英数字入力装置212を含むことが
できる。更に、通信システム装置200は、情報(たとえば、電話番号)を使用
者に表示するためにバス202に結合されている表示装置214を含むことがで
きる。本発明の通信システム装置200により利用されている表示装置214は
液晶表示装置(LCD)、陰極線管(CRT)、または使用者が認識できる図形
画像および英数字キャラクタを作成するのに適するその他の任意の表示装置とし
て実現できる。更に、通信装置200は、中央プロセッサ204との間で情報を
やり取りするためにバス202に結合されている通信インタフェース210(例
えば、スピーカー、マイクロホン、コンピュータ装置等)を含むことができる。
【0023】 次に図3を参照する。この図3は、基地局102とコードレス装置(たとえば
、電話機104)との間の通信中に、本発明に従って、DECTシステム100
内でユーザーデータを送信するために用いられるデータフレーム300の一例を
示す図である。この実施例では、データフレーム300は40バイトのデータを
含む。そのデータは4つの等しいサイズのデータブロック302〜308に分割
される。データブロック302〜308のそれぞれはユーザーデータ・フィール
ドを、対応する周期冗長検査(CRC)フィールドと一緒に含む。CRCフィー
ルド(例えば、318)の目的は、それの対応するユーザーデータ・フィールド
(例えば、310)と一緒に含まれているユーザーデータの整合性を保護するこ
とである。したがって、データフレーム300は4つのユーザーデータ・フィー
ルドを含む。各ユーザーデータ・フィールドは8バイトのユーザーデータを、4
つのCRCフィールド318〜324と一緒に含む。各CRCフィールドは2バ
イトのデータを含んでいる。本発明に使用できる他の多くの種類の誤り検出法(
たとえば、チェックサム)があることを理解すべきである。データフレーム30
0のフォーマットはDECT標準化においてP32チャネルとして定義されてい
ることが更にわかる。本発明は、DECT標準化においてP80チャネルとして
定義されているデータフレームを用いて動作することに良く適していることも理
解すべきである。本発明は、ユーザーデータが少なくとも2つのセグメントに区
分されているような、多くの異なる種類のデータフレーム構成を用いて動作する
ことに良く適している。
【0024】 本発明の動作の詳細な説明 ここで図4を参照する。この図4はDECTシステム100において、基地局
102とコードレス装置(例えば、携帯電話機104)との間の通信セッション
中に、本発明の一実施例が、以前に受けた損なわれたデータフレームの再送信を
どのようにして自動的に実行するかを示す図である。基本的には、この実施例の
再送信方法の背後の考えは、最初の再送信およびその後の再送信中に損なわれた
データブロックのみが後の再送信中に正しく送信されることを求められることで
ある。したがって、この実施例は受信機側で選択的再送信として見え、通信セッ
ション中、送信機側では透明である。したがって、この実施例はDECT規格や
共通技術規準(CTR)の修正なしにどのDECTシステムにも使用できる。
【0025】 一般に、通信セッション中は、受信側(たとえば、移動局104)で動作して
いる本発明のこの実施例は、受信されたデータフレーム内でデータのいずれかが
損なわれているかどうかを判定する。いずれかのデータが損なわれていたならば
、この実施例は正しいデータを含んでいるデータブロックをバッファメモリに保
存し、損なわれたデータブロックを捨てる。受信機装置は送信機装置から以前に
受けたデータフレームの再送信を求める。再送信されたデータフレームを受けた
ら、この実施例は以前に損なわれた1つまたは複数のデータブロックが正しいデ
ータを含んでいるかどうかを判定する。したがって、限られた数のデータブロッ
ク、すなわち、データフレームの最初の再送信中に損なわれたものだけを正しく
再送信する必要がある。それらのデータブロックのいずれかが正しいデータを含
んでいるとすると、この実施例はそれを以前に保存されている正しいデータブロ
ックと一緒に保存する。この再送信および保存動作は、元のデータフレームがバ
ッファメモリ内で再構成され、各データブロックが正しいデータを含んでいるよ
うになるまで続行される。いいかえると、この実施例は、元のデータフレームの
各データブロックが少なくとも1回正しく受信されるまで、元のデータフレーム
の再送信の要求を続行する。
【0026】 図4のこの実施例は、データフレームの再構成を自動的に急いで行うために通
信システム装置200で動作することを理解すべきである。この実施例はフレー
ム誤り率を更に低くするために、この実施例を他の手段に組合わせることができ
ることをまた理解すべきである。この実施例は、ユーザーデータが少なくとも2
つのセグメントに区分されているような多くの種類のデータフレーム構成を用い
て動作するのに良く適していることを更に理解すべきである。
【0027】 特に、基地局102はデータフレーム330を移動局104へ送信する。デー
タフレーム330を受信すると、移動局104のこの実施例は、上記のように、
データフレーム330に含まれているデータのいずれかが損なわれているか否か
をCRCを用いて判定する。CRCは当業者には周知である。この実施例はどの
ような種類のデータ検査も実行するために良く構成されていることを更に理解す
べきである。データブロック302〜308の全てが正しいデータを含んでいる
と、この実施例が判定したならば、データフレーム330は移動局104内のよ
り高いプロトコル層へ送られ、正しい受信信号404が基地局102へ送られる
。しかしこの例では、この実施例はデータブロック302と304が損なわれた
データを含み、データブロック306と308が正しいデータをんでいると判定
する。したがって、移動局104のこの実施例はデータブロック306と308
をバッファメモリ208内に保存し、データブロック302と304を捨てる。
更に、損なわれたデータがデータフレーム300内に存在することを判定すると
、この実施例は、データフレーム300の再送信を求める再送信要求信号402
を基地局102へ送信することを移動局104に指令する。データフレームの特
定の部分を選択的に再送信するための規定がDECT規格にはないことが分かる
【0028】 図4をなお参照して、再送信要求信号402を受信すると、基地局102はデ
ータフレーム300rを移動局104へ再送信する。データフレーム300rを
受信すると、移動局104のこの実施例は、データブロック302rおよび30
4rに含まれているデータが損なわれているかどうかをCRCを用いて判定する
。データブロック302rおよび304rが正しいデータを含んでいると、この
実施例が判定する。したがって、移動局104のこの実施例はデータブロック3
02rおよび304rをバッファメモリ208に保存し、データブロック306
rおよび308rは捨てる。更に、データブロック302rおよび304rが正
しいデータを含んでいると、この実施例が判定すると、この実施例は移動局10
4がデータフレーム300rを正しく受信したことを示す正しい受信信号404
を基地局102へ送信することを移動局104に指令する。再送信されたデータ
フレーム300rが損なわれたデータブロック306rを依然として含んでいる
が、移動局104のこの実施例は正しいデータフレームを構成するためにデータ
ブロック302rと304rを利用できることを理解すべきである。
【0029】 データブロック302r、304r、306r、および308rをバッファメ
モリ208に保存することにより、この実施例は、正しいデータを含んでいるデ
ータフレーム300mを構成した。その後でデータフレーム300mはこの実施
例により移動局104内のより高いプロトコル層へ送られる。このようにして、
この実施例はデータフレーム300とデータフレーム300r内に受信した正し
いデータブロックからの正しいデータを含んでいるデータフレーム300mを構
成した。データフレーム300が正しいデータをもともと含んでいたとすると、
データフレーム300mに含まれているのと全く同じデータを含んでいることに
なることを理解すべきである。データフレーム300rが正しいデータをもとも
と含んでいたとすると、それはデータフレーム300mに含まれているのと全く
同じデータを含んでいることになる。
【0030】 データブロック302rまたは304rのいずれかまたは両方が損なわれたデ
ータを含んでいたと図4の移動局104のこの実施例が判定したとすると、正し
いデータを含んでいるデータブロック302rまたは304rを最終的に受ける
ために、それは基地局102からデータフレーム300rを再送信することを求
めることに注目することが重要である。いいかえると、この実施例は、正しいデ
ータを含んでいる所望のデータブロックを受けるまで、データフレーム300r
の再送信の要求を続行する。したがって、移動局104のこの実施例は、正しい
データを含んでいる所望のデータブロックを引き続いて構成するために、正しい
特定のデータブロックを受けることに関する。この実施例では、この実施例が特
定のデータフレームの再送信を求める回数を制限する限度を設定できることがわ
かる。したがって、その限度にひとたび達すると、本発明は、特定のデータフレ
ームが失われたことを移動局104内のより高いプロトコル層に指示する。この
実施例は上で述べたのと類似のようにして基地局102においても動作できるこ
とを更に理解すべきである。
【0031】 図4を参照して上で説明した実施例にはいくつかの利点がある。たとえば、こ
の実施例はDECT Bフィールドのフレーム誤り率を改善する。DECT B
フィールドは当業者には周知のことである。更に、この実施例は誤り諸条件の下
でDECT Bフィールドのデータスループットを改善する。その上に、この実
施例はスペクトラム効率を改善する。いいかえると、送信機装置(たとえば、基
地局102)は特定のデータフレームを多数回送信しなくても良いので、チャネ
ルスペクトラムはより効率的に使用される。また、この実施例はDECT規格に
適合できる。更に、この実施例はDECTシステム100内での無線受信範囲を
拡張する。とくに、通信接続中に先行技術のDECTシステム内のビット誤り率
またはフレーム誤り率が特定のレベルより低くなったとすると、接続は切れてそ
れ以後失われる。この接続切れの理由は、先行技術のDECTシステムが送信に
成功すべき全Bフィールドに依存しているからである。しかしこの実施例では、
受信機装置(例えば、移動局104)がバッファメモリ208内のBフィールド
を最終的に再構成するためにBフィールドの1つの正確なデータブロックの受信
に成功する必要がまさにある。このようにして、特定の通信セッションに対して
無線受信範囲を拡張できる。更に、この実施例はDECTチャネル内の、周期的
妨害によりしばしば引き起こされるバーストビット誤りにまたよく適する。また
、この実施例は、コンピュータ集約的ではないので、受信機装置(たとえば、移
動局104)のプロセッサ(たとえば、204)に負担をかけない。
【0032】 ここで図5を参照する。この図には、以前に受信された損なわれたデータフレ
ームの再構成を自動的に行うために本発明の一実施例に従って実行されるステッ
プの流れ図500が示されている。流れ図500は、一実施例では、コンピュー
タが読み取ることおよび実行することができる命令の制御の下に、プロセッサお
よび電気的部品により実行される本発明のプロセスを含んでいる。コンピュータ
が読み取ることおよび実行することができる命令は、例えば、図2のコンピュー
タが使用できる揮発性メモリ208と、コンピュータが使用できる不揮発性メモ
リ206との少なくとも一方などのデータ保存装置内に存在している。流れ図5
00では特定のステップについて記述しているが、それらのステップは例である
。すなわち、本発明はその他の種々のステップ、または図5に示されているステ
ップの変更されたものを実行するのによく適している。
【0033】 ステップ502では、受信機装置(たとえば、基地局102)が送信機装置
(たとえば、移動電話機104)からのデータフレームを受ける。受信機装置の
この実施例はデータフレームを受ける。
【0034】 図5のステップ504では、上記のように、受けたデータフレーム内に損なわ
れたデータブロックがあるかどうかをCRCを用いることにより判定する。受け
たデータフレーム内に損なわれたデータブロックがないと、この実施例が判定し
たら、この実施例はステップ516へ進む。受けたデータフレーム内に1つまた
は複数の損なわれたデータブロックがある、とこの実施例が判定したら、それは
ステップ506へ進む。
【0035】 ステップ506では、この実施例は、受信機装置内に配置されているメモリ装
置(たとえば、バッファ)内に損なわれたデータを含んでいないデータブロック
も保存する。いいかえると、受けたデータフレームの正しいデータブロック(も
しあれば)がステップ506中にこの実施例により受信機装置メモリで保存され
る。更に、データフレームの損なわれたデータブロックはこの実施例により捨て
られる。
【0036】 図5のステップ508では、この実施例は受信機装置に要求信号を送信機装置
へ送らせる。ステップ508の要求信号は受信機装置がデータフレームを送信機
装置から再送信することを望んでいることを指示する。
【0037】 ステップ510では、受信機装置は送信機装置から再送信されたデータフレー
ムを受ける。
【0038】 図5のステップ512では、受信機装置のこの実施例は、以前に受けた損なわ
れたデータブロックのいずれかが正しく受信されたか否かを判定する。いいかえ
ると、もともと受けたデータフレーム内で特定のデータブロックが損なわれたと
すると、この実施例は受信した再送信データフレームのそれらの特定のデータブ
ロックが損なわれたデータを含んでいるかどうかを分析する。特定のデータブロ
ックのいずれかが損なわれているとすると、この実施例は上記のようにステップ
506へ進む。特定のデータブロックが正しいデータを含んでいるとすると、こ
の実施例はステップ514へ進む。
【0039】 ステップ514では、受信機装置のこの実施例は、正しいデータブロックをメ
モリ装置に保存する。更に、この実施例はメモリ装置に保存されている正しいデ
ータブロックから元のデータブフレームを再構成する。
【0040】 ステップ516では、この実施例は、データフレームを正しく受けたことを示
す正しい受信信号を受信機装置から送信装置へ送らせる。
【0041】 図5のステップ518では、この実施例は正しいデータブロックを含んでいる
初めに受けたデータフレーム、または正しいデータブロックを含んでいる再構成
された元のデータフレームを受信機装置内のより高いプロトコル層へ送る。
【0042】 このように、本発明はデジタル拡張コードレス電気通信(DECT)システム
内で再送信されるデータフレームの効率を改善する方法および装置を提供するも
のである。更に、本発明は上記目標を達成し、実現に余り費用がかからない方法
および装置を提供する。更に、本発明は上記目標を達成し、DECT基地局およ
び携帯電話機に対して透明である方法および装置を提供する。また、本発明はD
ECTシステム内の受信機装置に大きなシステム遅延を導入することなく上記目
標を達成する方法および装置を提供する。
【0043】 本発明の特定の実施例についての以上の説明は表示および説明のために提供し
たものである。それらの説明は包括的なものであることを意図するものでも、開
示された正確な態様に限定することを意図するものでもなく、上記教示に照らし
て明らかに多くの改変が可能である。本発明の諸原理およびそれの実際的な用途
を最も良く説明するために実施例を選択および説明した。それにより他の当業者
が本発明を最良に理由できるようにし、種々変更した種々の実施例は意図された
用途に適する。本発明の範囲はこの明細書に添附されている特許請求の範囲およ
びそれの均等物により定められることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例が動作するDECTシステムの全体的な概観図。
【図2】 本発明の一実施例で使用される通信装置のブロック図。
【図3】 基地局とコードレス電話機との間の通信セッション中に、本発明に従って、D
ECTシステム内でデータを送信するために用いられるデータフレームの一実施
例を示す図。
【図4】 DECTシステム内で基地局とコードレス電話機との間の通信セッション中に
以前に受信した損なわれたデータフレームの再構成を本発明の一実施例がどのよ
うにして自動的に行う方法を示す図。
【図5】 送信機装置と受信機装置との間の通信セッション中に以前に受けた損なわれた
データフレームの再構成を自動的に行う受信機装置の、本発明の一実施例に従う
流れ図。
【符号の説明】
100 DECTシステム 102 基地局 104 コードレス装置(移動局) 106 コードレス装置(移動局) 108 コードレス装置 110 有線電話 112 有線電話 114 既存のネットワーク 200 通信システム装置 202 アドレス/データバス 204 中央プロセッサ 206 不揮発性メモリ装置 208 揮発性メモリ装置 210 通信インタフェース 212 英数字入力装置 214 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA01 BA06 DA01 FA05 FA08 5K067 AA13 BB21 EE02 EE10 FF02 GG01 GG11 HH23 HH28

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1の区分されたデータブロックと第2の区分されたデータブロックを
    含んでいるデータフレームを受ける過程と、 (b)前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブ
    ロックが損なわれたデータを含んでいるかどうかを判定する過程と、 (c)前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロッ
    クと前記損なわれたデータを含んでいない前記第2の区分されたデータブロック
    とに応答して、前記第2の区分されたデータブロックをメモリに保存する過程と
    、 (d)前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロッ
    クに応答して、前記データフレームの再送信を求める過程と、 (e)前記損なわれたデータを含んでいない前記第1の区分されたデータブロ
    ックの再送信の受信に応答して、前記損なわれたデータを含んでいない前記第1
    の区分されたデータブロックを前記損なわれたデータを含んでいない前記第2の
    区分されたデータブロックに結合する過程と、 を備える、通信システム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  2. 【請求項2】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを受ける過程を含み、前記データフレームはデ
    ジタル拡張コードレス電気通信信(DECT)システム内で受けられることを特
    徴とする請求項1記載の通信システム内のデータフレームの再送信効率を向上す
    る方法。
  3. 【請求項3】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを受ける過程を含み、前記第1の区分されたデ
    ータブロックはユーザーデータを含むことを特徴とする請求項1記載の通信シス
    テム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  4. 【請求項4】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを受ける過程を含み、前記第2の区分されたデ
    ータブロックはユーザーデータを含むことを特徴とする請求項1記載の通信シス
    テム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  5. 【請求項5】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを受ける過程を含み、前記第1の区分されたデ
    ータブロックと前記第2の区分されたデータブロックのおのおのはユーザーデー
    タを含むことを特徴とする請求項1記載の通信システム内のデータフレームの再
    送信効率を向上する方法。
  6. 【請求項6】 前記過程(b)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    が損なわれたデータを含んでいるかどうかを判定する過程を含み、前記過程(b
    )は周期冗長検査(CRC)を用いて実行されることを特徴とする請求項1記載
    の通信システム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  7. 【請求項7】 前記過程(c)は、 前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロックと前
    記損なわれたデータを含んでいない前記第2の区分されたデータブロックとに応
    答して、前記第2のデータブロックを前記メモリ内に保存する過程を備え、前記
    メモリは基地局内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  8. 【請求項8】 前記過程(c)は、 前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロックと前
    記損なわれたデータを含んでいない前記第2の区分されたデータブロックとに応
    答して、前記第2のデータブロックを前記メモリ内に保存する過程を備え、前記
    メモリは移動装置内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の通信シス
    テム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法。
  9. 【請求項9】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを前記通信システム内で受ける過程を備え、前
    記通信システムはデジタル拡張コードレス電気通信(DECT)システムである
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 プロセッサと、 このプロセッサに接続されたアドレス可能なデータバスと、 前記プロセッサと通信するために結合されて、 (a)第1の区分されたデータブロックと第2の区分されたデータブロックを
    含んでいるデータフレームを受ける過程と、 (b)前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブ
    ロックが損なわれたデータを含んでいるかどうかを判定する過程と、 (c)前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロッ
    クと前記損なわれたデータを含んでいない前記第2の区分されたデータブロック
    とに応答して、前記第2の区分されたデータブロックをメモリに保存する過程と
    、 (d)前記損なわれたデータを含んでいる前記第1の区分されたデータブロッ
    クに応答して、前記データフレームの再送信を求める過程と、 (e)前記損なわれたデータを含んでいない前記第1の区分されたデータブロ
    ックの再送信の受信に応答して、前記損なわれたデータを含んでいない前記第1
    の区分されたデータブロックを前記損なわれたデータを含んでいない前記第2の
    区分されたデータブロックに結合する過程と、 を備える、通信システム内のデータフレームの再送信効率を向上する方法を実行
    するメモリ装置と、 を備える通信装置。
  11. 【請求項11】 前記通信システムはデジタル拡張コードレス電気通信(DECT)システムで
    あることを特徴とする請求項10記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 前記過程(a)は、 第1の区分されたデータブロックと第2の区分されたデータブロックを含んでい
    るデータフレームを受ける過程を含み、前記第1の区分されたデータブロックは
    ユーザーデータであることを特徴とする請求項10記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 前記過程(a)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    を含んでいる前記データフレームを受ける過程を含み、前記第2の区分されたデ
    ータブロックはユーザーデータを含むことを特徴とする請求項10記載の通信装
    置。
  14. 【請求項14】 前記過程(b)は、 前記第1の区分されたデータブロックと前記第2の区分されたデータブロック
    が損なわれたデータを含んでいるかどうかを判定する過程を含み、前記過程(b
    )は周期冗長検査(CRC)を用いて実行されることを特徴とする請求項10記
    載の通信装置。
  15. 【請求項15】 前記通信装置は基地局を含んでいることを特徴とする請求項10記載の通信装
    置。
  16. 【請求項16】 前記通信装置は移動装置を含んでいることを特徴とする請求項10記載の通信
    装置。
JP2001517741A 1999-08-19 2000-08-17 自動繰り返し要求プロトコル Pending JP2003507931A (ja)

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