JP2003507928A - 移動通信システムにおける無線リンクプロトコルによるデータ再伝送装置及び方法 - Google Patents
移動通信システムにおける無線リンクプロトコルによるデータ再伝送装置及び方法Info
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Abstract
Description
Aと称する)方式の移動通信システムに関し、特に、無線環境においてデータの
効率的な伝送のために使用される無線リンクプロトコル(Radio Link Protocol:
以下、RLPと称する)によってデータを送受信する時に受信されなかったフレ
ームを速く再伝送する装置及び方法に関する。
0規格は、追加的に、高品質の音声伝送、動画像伝送、及びインターネット接続
のサービスが提供できる。 CDMA−2000におけるパケットデータサービスを図1に示す。図1にお
いて、端末機は、ターミナル装置(Terminal Equipment:TE)及び端末装置(Mobi
le Termination: MT)から構成される。BS/MSCは、基地局/交換機(Base
Station/Mobile Switching Center)を示し、IWFは、データネットワーク(例
:インターネット)と連動させるインターワーキング機能(Interworking Function
)部を示す。前記IWF部は、相違するプロトコルを使用する場合、相互プロト
コルを変換させる装置である。前記端末機と前記IWF部の上位サービス(ウェ
ブサービス: web service)処理部は、インターネットプロトコル(Internet Prot
ocol:IP)処理部とポイント・ツー・ポイントプロトコル(Point-to-Point Prot
ocol:PPP)処理部を通してデータを交換する。つまり、前記上位サービス処理
部は、データをリンクプロトコルパケットの形態で下位階層に伝達し、下位階層
では適切なプロトコルを使用して前記受信されたデータを伝送する。
る例を示す。前記EIA−232制御器を通して前記MTで受信されたリンクプ
ロトコルパケットは、本発明におけるRLPによってRLPフレームになる。前
記RLPフレームは、CDMA−2000規格であるIS−2000規格によっ
て連結された物理チャネルを通して伝送される。前記物理チャネルを通して前記
基地局で受信されたRLPパケットは、前記リンクプロトコルパケットに復元さ
れ、前記復元されたパケットは、リレー階層(relay layer)を通して前記IWF
部に伝送される。一般的に、前記基地局と前記IWF部との間のインターフェー
ス連結はIS−658規格によって遂行される。前記IWF部は、前記リンクプ
ロトコルパケットからデータを読み出してネットワークプロトコル処理部に伝達
し、最終的に前記上位サービス処理部に伝達する。
から前記端末器へのデータ伝送も同様に遂行される。 CDMA−2000規格では、多様なサービスを提供するために、図1とは相
違する多様な構成を提供することができる。しかしながら、前記多様な構成は、
ウェブサービスデータを含む前記リンクプロトコルパケットがRLPによって物
理チャネルを通して伝送されるという共通点がある。 図2は、図1のRLPによってデータを送受信する移動通信システムの詳細ブ
ロック図である。
受信データバッファ124、224は、EIA−232制御器またはIS−65
8制御器がリンクプロトコル処理器110、210から受信したデータを貯蔵す
る。RLP処理器130、230は、前記データバッファ122、222から必
要なだけのデータを受信して受信側に伝送する。前記RLP処理器130、23
0は、前記受信されたデータを前記データバッファ124、224に貯蔵する。
前記EIA−232制御器または前記IS−658制御器は、前記貯蔵されたデ
ータをPPP処理器、つまり、前記リンクプロトコル処理器110、210に伝
達する。前記EIA−232制御器及び前記IS−658制御器は、それぞれ前
記EIA−232規格及び前記IS−658規格に基づいて動作する。現在CD
MA−2000パケットサービスは、前記EIA−232制御器及び前記IS−
658制御器の以外に他の方式を使用することができるので、図2においては前
記制御器を図示しない。
ームの目的地及びサイズに関する情報を前記RLPフレームに付けて物理階層処
理器150、250に伝達する。さらに、前記MUX/DEMUX制御器140
、240は、受信されたRLPフレームの目的地及びサイズを確認し、前記上位
RLP処理器130、230に前記RLPフレームを伝達する。 前記物理階層処理器150、250は、IS−2000規格によって前記端末
機と前記基地局との間に物理チャネルを連結し、前記MUX/DEMUX制御器
140、240から受信された情報を前記物理チャネルを通して送信し、前記物
理チャネルを通して受信された情報を前記MUX/DEMUX制御器140、2
40に伝達する。
る場合は、RLPフレーム送信器にフレーム再伝送を要請する。つまり、RLP
フレーム受信器が特定のフレームに対する再伝送要請を含むNAK(Non-AKnowle
dgement)フレームを前記RLPフレーム送信器に伝送し、その後、前記RLPフ
レーム送信器が前記フレームを再伝送する。ここで、前記NAKフレーム及び前
記再伝送されたフレームも損傷する可能性がある。従って、前記RLPフレーム
受信器は、所定の時間内に前記再伝送が要請されたフレームの受信に失敗した場
合、前記NAKフレームを再伝送する。前記RLPフレーム受信器は、前記NA
Kフレームを伝送した後、再伝送タイマーを適切な値に設定し、前記再伝送タイ
マーの値が1ずつ減少されて0になるまで前記再伝送が要求されたフレームを受
信することができなかった場合は、前記NAKフレームを再伝送する。
dle frame)、または新しいデータフレーム(new data frame)を受信すると、前記
再伝送タイマーの値は減少される。前記RLPフレーム送信器は、伝送するデー
タが存在しない時、または、処理する再伝送要請がない時に、ヌルフレームまた
はアイドルフレームを伝送する。前記RLPフレーム送信器は、伝送するデータ
は存在するが、処理する再伝送要請がない時に、新しいデータフレームを伝送す
る。前記RLPフレーム受信器が前記のようなフレームを受信したことは、前記
RLPフレーム送信器が再伝送要請を受けなかったことを意味する。従って、前
記RLPフレーム受信器は、前記再伝送タイマーの値を減少させる。
場合は、前記フレームの再送信が終了されるまで、ヌルフレーム、アイドルフレ
ーム、または新しいデータフレームを伝送することができない。従って、前記R
LP受信器は、再伝送されたフレームが再び受信されなかった場合、ヌルフレー
ム、アイドルフレーム、または新しいデータフレームを受信するまでは、前記再
伝送要請を伝送しない。
前記RLPフレーム受信器によって再伝送を要請し、前記RLPフレーム送信器
によって要請されたフレームを再伝送するために、2タイムスロット(つまり、
40ms)の時間がかかることを例として示す。再伝送タイマーは前記RLPタ
イプ−3規格によって各再伝送フレームに対して設定されるが、ここでは、フレ
ーム#1が再伝送の間に損傷するケースのみを考慮する。
5が損傷したことを認知し、NAKフレームを伝送すると共に、フレーム#1に
対する再伝送タイマーを2タイムスロットに設定する。前記RLPフレーム送信
器は、T2時点で前記要請されたフレームを再伝送する。前記RLPフレーム受
信器は、T3時点で前記要請されたフレームを全く受信しないので、前記再伝送
タイマーの値を1減少させる。T4時点で、前記RLPフレーム受信器は、フレ
ーム#0を受信し、ヌルフレーム、アイドルフレーム、または新しいデータフレ
ームを受信していないので、前記再伝送タイマーの値を減少させる必要がない。
T5時点でフレーム#1が損傷した場合、前記RLPフレーム受信器は、前述し
たような理由で前記再伝送タイマーの値を減少させない。前記RLPフレーム受
信器は、T6時点でもフレーム#1を受信するので、前記再伝送タイマーの値を
減少させない。
かったフレーム#1に対しては、最後のフレーム#5が再伝送されるまでは再伝
送を要請することができない。再伝送されるフレームが多すぎる場合、前記再伝
送要請は非常に遅延する。従って、上位リンクプロトコル制御器が再伝送を遂行
するようになり、それによって全体的な性能が低減する。
記RLPフレーム送信器が前記受信された順序によって再伝送要請を処理するか
らである。前記RLPフレーム受信器がT6時点でフレーム#1の再伝送を要請
しても、前記RLPフレーム送信器は、T6時点より後で受信されたフレーム#
1に対する再伝送要請を処理する前に、T2時点で受信されたフレーム#0乃至
#5に対する再伝送要請を処理する。従って、再伝送フレームがそのシーケンス
番号の順序によって到着すると保障されない。その結果、前記RLPフレーム受
信器は、前記RLPフレーム受信器が全ての前記再伝送フレームの伝送を完了す
るまで、特定のフレームが受信されなかったことを認知することができない。
ム再伝送方法を使用するRLPデータ送受信装置及び方法を提供することにある
。 本発明の他の目的は、RLPフレーム送信器が、RLPフレーム受信器におけ
る待機時間を低減するために、シーケンス番号の順序によって再伝送フレームを
伝送することによってデータ伝送性能を向上させるRLPデータ送受信装置及び
方法を提供することにある。
い方法で減少させることによって、より速く再伝送を要請することができるRL
Pデータ送受信装置及び方法を提供することにある。 本発明のまた他の目的は、RLPフレーム送信器はシーケンス番号の順序によ
って再伝送フレームの伝送順位を決定し、RLPフレーム受信器は前記受信され
たフレームのシーケンス番号に基づいて再伝送タイマーの値を減少させるRLP
データ送受信装置及び方法を提供することにある。
リンクプロトコルによってデータを再伝送する装置及び方法を提供する。フレー
ム再伝送を要請する方法において、受信器は、送信器から受信されなかった複数
のRLPフレームのシーケンス番号を貯蔵し、前記シーケンス番号を示すフィー
ルドを含む再伝送要請フレームを伝送する。次に、前記送信器は、前記要請され
たRLPフレームを前記シーケンス番号の順に前記受信器に伝送する。前記受信
器は、前記要請されたRLPフレームのいずれか1つを受信することに失敗した
場合、前記貯蔵されたシーケンス番号を受信されたRLPフレームのシーケンス
番号と比較し、受信されなかったRLPフレームのシーケンス番号より大きいシ
ーケンス番号を有するRLPフレームを受信すると、前記受信されなかったRL
Pフレームの再伝送を要請する。
。下記説明において、本発明の要旨を明確にするために関連した公知機能または
構成に対する具体的な説明は省略する。 本発明は、RLPタイプ−3方式の以外の新しい方式によってRLPフレーム
の再伝送を要請し、要請されたフレームを再伝送する方法及び装置に関する。R
LPフレーム送信器は、シーケンス番号の順序に再伝送フレームを伝送すること
で、まず前記RLPフレーム受信器に到着すべきフレームが他のフレームより早
く送信されるようにする。従って、小さいシーケンス番号を有するフレームを大
きいシーケンス番号を有するフレームより後で受信するためにRLPフレーム受
信器に要求される時間を減少させることによって、データ伝送性能が向上する。
前記RLPフレーム送信器は、常にシーケンス番号の順序によって再伝送フレー
ムを送信するので、前記RLPフレーム受信器は、適切な時点で再伝送タイマー
の値を減少させることによって、より速く再伝送要請を伝送することができる。
再伝送フレームの優先順位を決定し、前記決定された優先順位によって前記フレ
ームを再伝送する。前記優先順位は、シーケンス番号に基づいて決定することが
できる。前記RLPフレーム受信器は、最小のシーケンス番号を有するフレーム
を他のフレームより早く受信すべきであるので、最優先順位は前記最小のシーケ
ンス番号を有するフレームに与えられる。
少方法によると、1タイムスロットに受信されたフレームのシーケンス番号のう
ち最大のシーケンス番号を貯蔵し、小さいシーケンス番号を有するフレームに対
する再伝送タイマーの値を1ずつ減少させる。全ての再伝送フレームがシーケン
ス番号の順序によって伝送されるので、より大きいシーケンス番号を有するフレ
ームの到着は、待機するフレームに対する再伝送要請が前記RLPフレーム送信
器に到着しなかったこと、または、前記待機するフレームが送信の間に失われた
ことを意味する。
に損傷すると仮定し、フレーム#1に対する再伝送タイマーのみを考慮する。 図4を参照すると、T1時点で、前記RLPフレーム受信器は、フレーム#0
乃至#5が損傷したことを認知し、NAKフレームを前記RLPフレーム送信器
に送信すると共に、フレーム#1に対する再伝送タイマーを2タイムスロットに
設定する。T2時点で、前記RLPフレーム送信器は、前記再伝送要請されたフ
レームを順序によって整列し、前記フレームを再伝送し始める。T3時点で、前
記RLPフレーム受信器は、何のフレームも到着しないので、前記再伝送タイマ
ーの値を1だけ減少させた“1”に設定する。T4時点でフレーム#0を受信す
ると、前記受信されたフレームのシーケンス番号がフレーム#1のシーケンス番
号より小さいので、前記RLPフレーム受信器は、前記再伝送タイマーの値を減
少させない。T5時点で、フレーム#1が再伝送の間に損傷しても、前記RLP
フレーム受信器は、どのフレームが損傷しているかが分からないので、前記再伝
送タイマーの値を減少させない。T6時点でフレーム#2を受信すると、これは
、RLP送信器からフレーム#1が予め再伝送されたことを意味するので、前記
RLPフレーム受信器は、前記再伝送タイマーの値を0に減少させることによっ
て、フレーム#1に対する再伝送要請を前記RLP送信器に伝送するようになる
。
フレーム#2が受信された直後に伝送することができる。再伝送フレームが多い
場合も再伝送を要請することができるので、全体的な性能が向上する。 図5は、本発明によるRLPフレーム送信器の構成を示すブロック図である。
ッファ122、RLP処理器130、MUX/DEMUX制御器140、及び物
理階層処理器150から構成される。前記送信データバッファ122は、送信さ
れるデータストリーム(data stream)を貯蔵する。前記RLP処理器130は、
前記MUX/DEMUX制御器140からRLPフレームの生成が要請されると
、前記送信データバッファ122に貯蔵されているデータストリームから要請さ
れたサイズ内のデータを読み出してRLPフレームを生成する。前記RLP処理
器130は、RLPフレーム受信器からRLPフレームの再伝送が要請されると
、対応するRLPフレームを再伝送する。前記MUX/DEMUX制御器140
は、前記RLP処理器130にRLPフレームの生成を要請し、前記要請に応答
して前記RLP処理器から受信されたRLPフレーム(または、データブロック)
を物理チャネル情報ビットに多重化して、前記物理階層処理器150に伝達する
。前記MUX/DEMUX制御器140が1つのRLP処理器130にRLPフ
レームの生成または再伝送を要請すると示してあるが、複数のRLP処理器を使
用することもできる。前記物理階層処理器150は、CDMA−2000規格に
よって前記受信された物理チャネル情報ビットに対して符号化及び変調を遂行し
て、物理チャネルを通して受信器に送信する。
32、V(SS)レジスタ141、再伝送バッファ(Forward Resequencing Buffer
)133、再伝送要請キュー134、セグメントバッファ(segment buffer)14
6を有する。前記RLP制御器131は、送信/再伝送されるRLPフレームを
生成するための動作を全般的に制御する。前記L_V(S)レジスタ132は、前
記RLP制御器131の制御によって、新しいRLPフレームのシーケンス番号
を計数して貯蔵するシーケンス番号カウンタとして動作する。前記シーケンス番
号は、RLPフレームのフレームシーケンス番号及び前記RLPフレームを構成
するバイトデータのデータシーケンス番号を含む。前記RLP制御器131は、
前記L_V(S)レジスタ132からカウント値を読み出して新しいフレームを生
成し、その後、前記L_V(S)レジスタ132のカウント値を1だけ増加させる
。前記V(SS)レジスタ141は、RLPフレームを分割(segmentation)し、前
記分割されたフレームのシーケンス番号を貯蔵する。
LPフレームを貯蔵する。前記再伝送要請キュー134は、前記RLPフレーム
受信器からの再伝送要請によって生成された再伝送フレームを貯蔵する。ここで
、前記再伝送フレームは自分のシーケンス番号と共に貯蔵される。前記再伝送要
請キュー134は、貯蔵された再伝送フレームをシーケンス番号の順序によって
整列する機能を有する。前記セグメントバッファ146は、分割されたRLPフ
レームを貯蔵する。
器150、MUX/DEMUX制御器140、RLP処理器130、及び受信デ
ータバッファ124から構成される。前記物理階層処理器150は、物理チャネ
ルを通して前記RLPフレーム送信器から受信された物理チャネル情報ビットに
対して、CDMA−2000規格によって復調及び復号化を遂行して、前記MU
X/DEMUX制御器140に伝達する。前記MUX/DEMUX制御器140
は、前記受信されたRLPフレームを逆多重化して、前記RLP処理器130に
伝達する。前記RLP処理器130は、前記受信されたRLPフレームが新しい
データを含むか、再伝送データを含むかを判断する。伝送の間に失われたフレー
ムが存在しない場合、前記RLP処理器130は前記受信されたRLPフレーム
を前記受信データバッファ124に貯蔵する。一方、失われたフレームが存在す
る場合、前記RLP処理器130は、前記RLPフレーム送信器に前記失われた
フレームの再伝送を要請する。
及び142乃至145、NAKリスト138、及び再整列バッファ139から構
成される。前記RLP制御器131は、RLPフレームを受信して前記受信デー
タバッファ124に貯蔵する動作を全般的に制御し、失われたフレームが存在す
る場合は、前記失われたフレームの再伝送を前記RLPフレーム送信器に要請す
る。 前記L_V(R)レジスタ135は、前記RLP制御器131の制御によって、
受信されると予想されるフレームのシーケンス番号を貯蔵する。前記L_V(N)
レジスタ136は、受信されなかったフレームのうち最小のシーケンス番号を貯
蔵する。Eレジスタ137は、失われたRLPフレームのカウント数を貯蔵する
。
れたRLPフレームが順序を追って受信されたか否かを検査する。前記L_V(
R)レジスタ135は、前記貯蔵されたフレームシーケンス番号と受信されたR
LPフレームのシーケンス番号を比較する。比較の結果、前記値が同一である場
合、前記RLP制御器131は、伝送の間に失われたフレームが存在しないと判
断し、前記受信されたRLPフレームのデータを前記受信データバッファ124
に伝達する。一方、同一でない場合、前記RLP処理器130は、前記貯蔵され
たシーケンス番号と前記受信されたRLPフレームのシーケンス番号との間のシ
ーケンス番号を有するフレームが失われたと判断する。次に、前記受信されたR
LPフレームのデータを前記再整列バッファ139に貯蔵し、再伝送を要請する
前記失われたフレームに関する情報を前記NAKリスト138に記録し、前記情
報を後で制御フレームと共に伝送する。前記MUX/DEMUX制御器140か
ら前記失われたRLPフレームが知らされると、前記RLP制御器131は、初
期化の時に使用するために、前記失われたフレームを前記Eレジスタ137の値
に反映する。
1番目のバイトのデータシーケンス番号、各データの最後のバイトのデータシー
ケンス番号、フレームが完全に受信されたことを示すインジケータ、再伝送タイ
マー、及びラウンドタイマー(round timer)を記録する。前記NAKリスト13
8は、再受信されるデータに関する情報を記録し、再伝送要請の時または再伝送
要請の放棄の時に使用される再伝送タイマーの値を維持する。前記再整列バッフ
ァ139は、ランダムにデータを貯蔵し、失われたデータを受信すると、前記貯
蔵されたデータを順序を追って再整列して前記受信データバッファ124に伝達
する。
フレームのデータシーケンス番号を貯蔵する。前記V(RS)レジスタ142は、
次に受信されると予想される新しいセグメントフレームのデータシーケンス番号
を貯蔵し、前記V(NS)レジスタ143は、前記L_V(N)レジスタ136に貯
蔵されたシーケンス番号を有する前記RLPフレームの最初のデータのデータシ
ーケンス番号を貯蔵する。前記R_L_SEQレジスタ144は、所定の時間の
間に受信されたRLPフレームのうち最大のシーケンス番号を貯蔵する。前記R
_S_SEQレジスタ145は、所定の時間の間に受信されたセグメントフレー
ムのうち最大のシーケンス番号を貯蔵する。前記RLP制御器131は、前記R
_L_SEQレジスタ144及び前記R_S_SEQレジスタ145に貯蔵され
た値に基づいて、各NAKエントリ(entry)内の再伝送タイマーの値を減少させ
るか否かを決定する。
におけるRLPフレームの再伝送要請及び再伝送動作を下記のように要約するこ
とができる。 前記RLPフレーム送信器は、それぞれフレームシーケンス番号及びデータシ
ーケンス番号を有する複数のRLPフレームを送信する。
前記受信されたフレームのうち失われたフレームのシーケンス番号を貯蔵する。
次に、前記RLPフレーム受信器は、前記失われたフレームのシーケンス番号を
提供するフィールドを含むNAKフレームを前記RLPフレーム送信器に送信す
る。 前記RLPフレーム送信器は、前記NAKフレームに応答して、該当するフレ
ームをシーケンス番号の順に再伝送する。前記再伝送されるフレームにもシーケ
ンス番号が与えられる。
たフレームをシーケンス番号の順に受信し、前記貯蔵されたシーケンス番号を前
記受信されたフレームのシーケンス番号と比較する。比較の結果、1つのRLP
フレームが依然として受信されなかった場合、前記RLPフレーム受信器は、前
記受信されなかったRLPフレームのシーケンス番号を提供するフィールドを含
むNAKフレームを前記RLPフレーム送信器に送信する。 本発明によるRLPフレームの生成及び送受信動作は、前記RLP処理器13
0及び230に関連して別々に説明することができるが、前記RLP処理器13
0及び230は、同一の方式で動作するので、説明を明瞭にするために、前記R
LP処理器130のみに関して説明する。
22に貯蔵されたデータストリームからデータを読み出し、前記MUX/DEM
UX制御器140によって要求されたサイズ以下のRLPフレームを生成する。
前記送信データバッファ122に貯蔵されたデータストリームは、無限の長さを
有すると仮定する。従って、前記RLP制御器131は、前記データストリーム
の最初の部分と最後の部分を特に区別しない。前記生成されたRLPフレームは
、固定サイズのRLPフレームと可変サイズのRLPフレームとに区分すること
ができる。前記2種類のRLPフレームは、最大NDATAバイトのデータを有する
ことができる。
シーケンス番号を与える。前記のようなシーケンス番号をデータシーケンス番号
(data sequence number)と称する。前記RLPフレームの1番目のデータバイト
にシーケンス番号0が与えられ、次のデータバイトには以前のデータバイトのシ
ーケンス番号より1だけ大きいシーケンス番号が与えられる。前記RLPフレー
ムは、NDATAバイトのデータを有することができるので、NDATA−1より大きい
データシーケンス番号は発生しない。
シーケンス番号をフレームシーケンス番号(frame sequence number)と称する。
最初に生成されたRLPフレームにはフレームシーケンス番号0が与えられ、新
しいRLPフレームには以前のRLPフレームのシーケンス番号より1だけ大き
いシーケンス番号が与えられる。以前のフレームに(2N−1)のシーケンス番号
が与えられる場合、次のフレームにはシーケンス番号0が与えられる。
Pフレームの特定のデータバイトを識別することができる。前記のような方式を
本発明において“2次元アドレシング方式(two-dimensional addressing)”と称
する。さらに、特定のデータバイトのフレームシーケンス番号及びデータシーケ
ンス番号を含む2次元アドレスを簡単に“シーケンス番号”と称する。
い/より小さい/同一である、のような関係を表1のように定義する。
ことによって、特定のフレームの特定のデータを指定することができる。つまり
、前記データの1番目のバイト及び最後のバイトのシーケンス番号を利用して前
記データを表現することができる。前記1番目のバイトのシーケンス番号≦前記
データの各バイトのシーケンス番号≦最後のバイトのシーケンス番号、の関係で
あるので、<表1>を参照して、任意のデータバイトが前記指定されたデータに
含まれるか否かを容易に判断することができる。従って、2つのシーケンス番号
によって特定のデータを表現する。例えば、2つのシーケンス番号(L_SEQA ,S_SEQA))及び(L_SEQB,S_SEQB)は、(L_SEQA,S_SEQA)
≦シーケンス番号≦(L_SEQB,S_SEQB)の全てのデータを指定する。前
記1番目のバイトのシーケンス番号(L_SEQA,S_SEQA)を最初のシーケ
ンス番号と称し、最後のバイトのシーケンス番号(L_SEQB,S_SEQB)を
前記データの最後のシーケンス番号と称する。
時、2つのシーケンス番号の間の1つのシーケンス番号を定義する。
ントを表示するフィールドLAST_SEGを使用し、最後のバイトを示すデー
タシーケンス番号として(NDATA−1)を使用する。前記RLPフレームを複数の
フレームセグメントに分割して送信する時、前記RLPフレーム受信器が前記R
LPフレームの長さを知らないので、前記RLPフレーム送信器は、最後のフレ
ームセグメントのLAST_SEGを1に設定する。LAST_SEGが1であ
る場合、前記RLPフレーム受信器は、前記受信されたフレームセグメントが前
記RLPフレームの最後の部分であると判断する。
の最初のシーケンス番号及び最後のシーケンス番号を設定することによって、再
伝送されるデータを指定する。可変長のRLPフレームの場合、前述したように
、前記RLPフレーム受信器は、フレームの長さが分からない。従って、前記R
LPフレーム受信器が前記最後のフレームセグメントの受信に失敗した場合、前
記最後のシーケンス番号を見つけることができない。この場合、前記再伝送デー
タの最後のシーケンス番号として(NDATA−1)を使用する。前記RLPフレーム
送信器は、前記最後のシーケンス番号として(NDATA−1)の値を有するデータに
対する再伝送要請を受ける場合、該当するフレームを最後のバイトまで再伝送す
べきであると認識する。
ムを送受信する例を示す。40バイトのフレーム#1及び30バイトのフレーム
#2があり、各フレームが最大4096バイトを有することができると仮定した
場合の、フレームセグメントが送受信される例を示す。 図7を参照すると、T1時点及びT2時点で、前記RLPフレーム送信器はフ
レーム#1を20バイトのフレームセグメントに分けて伝送する。T1時点で、
前記RLPフレーム送信器は、20バイトのデータを有する1番目のフレームセ
グメントを伝送する。前記フレームセグメントが最後のフレームセグメントでは
ないので、LST_SEGフィールドを0に設定する。T2時点で、前記RLP
フレーム送信器は、LST_SEGを1に設定して、最後のフレームセグメント
を伝送する。前記RLPフレーム受信器は、前記LST_SEGフィールドが1
に設定されたことから、フレーム#1が全体40バイトを有すると判断する。T
3時点及びT4時点で、前記RLPフレーム送信器は、フレーム#2をそれぞれ
20バイト及び10バイトを有するフレームセグメントに分けて伝送する。フレ
ーム#2の最後のフレームセグメントが損傷し、フレーム#3の1番目のフレー
ムセグメントが到着する場合、前記RLPフレーム受信器は、T5時点で、フレ
ーム#2の21番目のバイトから最後のバイトに対して、つまり、フレーム#2
の21番目のバイトから4095(つまり、4096−1)番目のバイトに対して
再伝送要請を伝送する。前記RLPフレーム送信器は、T6時点で、フレーム#
2の21番目のバイトから最後のバイトまでを再伝送する。ここで、LST_S
EGは1に設定される。前記RLPフレーム受信器は、LST_SEGか1に設
定されたことから、フレーム#2が全体30バイトを有し、フレーム#2の全て
のデータが受信されたと認知する。
と、前記RLPフレーム送信器から伝送されたデータのうち受信されなかったデ
ータが存在する場合、前記RLPフレーム受信器は失われたフレームのデータの
再伝送を要請する。 2次元アドレシング方式を使用する前記RLPによると、2つのシーケンス番
号(フレームシーケンス番号及びデータシーケンス番号)を使用して受信されなか
ったデータを表示することができる。従って、前記RLPフレーム受信器は、前
記2つのシーケンス番号を1つの再伝送要請として前記RLPフレーム送信器に
伝送する。
記2次元アドレシング方式を支援するRLPにおいて遂行するために、前記RL
Pフレーム送信器及び前記RLPフレーム受信器は、下記のような方式で動作す
る。前記RLPフレーム送信器は、送信する複数の再伝送フレームが存在する場
合、<表1>によって、まず最小のシーケンス番号を有する再伝送フレームを最
初に送信する。各再伝送フレームは、フレームシーケンス番号及び1番目のバイ
トのデータシーケンス番号を有するので、伝送されるデータの前記最初のシーケ
ンス番号を得ることができる。従って、前記RLPフレーム送信器は、各再伝送
フレームの最初のシーケンス番号及び<表1>によって、前記再伝送フレームを
順に整列する。前記RLPフレーム送信器は、前記RLPフレーム受信器によっ
て他のデータより早く、最初に受信すべきデータを送信するために、前記整列さ
れた順序によって、前記再伝送フレームを送信する。
されなかったか、要求されたデータが伝送の間に損傷した場合、失われたデータ
の再伝送を要請するために、各再伝送要請に対して再伝送タイマーを備える。前
記RLPフレーム受信器は、前記RLPフレーム送信器がまず最小のシーケンス
番号を有するデータの再伝送要請を処理するので、待機するデータに対する再伝
送タイマーの値を下記の条件によって減少させる。つまり、前記待機するデータ
の最初のシーケンス番号より大きい最初のシーケンス番号を有するデータを受信
する場合、前記RLPフレーム受信器は、前記再伝送タイマーの値を1だけ低減
させる。しかしながら、前記RLPフレーム受信器は、前記待機するデータの最
初の」シーケンス番号より小さい最初のシーケンス番号を有するデータを受信す
る場合、前記再伝送タイマーの値を低減しない。
送信側のRLP制御器131にRLPフレームの生成を要請する。前記MUX/
DEMUX制御器140は、所定の時間ごとにRLPフレームの生成を要請する
が、いつ、どれほどのサイズのRLPフレームを要請するかは、前記MUX/D
EMUX制御器140の構成によって変わる。
レームの生成を要請すると共に、伝送のために使用されるチャネル及びRLPフ
レームの最大許容サイズTに関する情報を知らせる。前記RLP制御器131は
、前記最大サイズTの範囲内でRLPフレームを生成する。前記MUX/DEM
UX制御器140は、必要な時、前記RLP制御器131に対してRLPフレー
ムのサイズを指定する。この場合、前記RLP制御器131は、前記指定された
サイズのRLPフレームを生成する。前記MUX/DEMUX制御器140は、
所望するサイズより小さいサイズのRLPフレームを受信する場合、前記RLP
フレームの最後に“0”を付加することによって、所望するサイズに前記RLP
フレームのサイズを調整することができる。
131からデータブロックを受信し、前記データブロックで物理チャネル情報ビ
ットを構成し、前記物理チャネル情報ビットを前記物理階層処理器150に伝達
する。以下、前記RLP制御器131が前記MUX/DEMUX制御器140に
伝達するRLPフレームを“データブロック(data block)”と言い、前記MUX
/DEMUX制御器140が前記物理階層処理器150に伝達する送信単位を“
物理チャネル情報ビット(physical channel information bits)”と言う。前記
物理チャネル処理器150は、CDMA−2000規格によって前記物理チャネ
ル情報ビットに対して符号化及び変調を遂行して、物理チャネルを通して送信す
る。
物理チャネル情報ビットを生成する過程を示すフローチャートである。 図10を参照すると、段階1100で、前記MUX/DEMUX制御器140
は、物理チャネル情報ビットの生成に先立って各RLPの優先順位を決定する。
前記送信優先順位は、RLPによってデータを送受信する各サービスの品質を保
障するために変更することができる。前記MUX/DEMUX制御器140は、
各物理チャネルを通して可能のデータブロックの組合せを記録するテーブルを有
する。表3は、前記のようなデータブロックの組合せを示す。表3は、CDMA
−2000において可能の全てのチャネルの全ての情報ビット構造を示すのでは
なく、伝送率集合1において可能の基本チャネル情報ビットの構造のみを示すこ
とに注意する。
送率を示し、情報ビット長は、情報ビットの最大許容数を示す。表3に示すよう
に、伝送率は情報ビット長によって変化する。つまり、172情報 ビットは9.
6kbpsで、80情報ビットは4.8kbpsで、40情報ビットは2.7kb
psで、16情報ビットは1.5kbpsで伝送される。
RLP制御器から生成され、前記RLP制御器は、以下、第1RLP及び第2R
LPと称する。表3に示すように、物理チャネル情報ビットに含まれるRLPフ
レームは、前記情報ビットの最前における情報ビットヘッダに基づいて区別され
る。例えば、前記第1RLPで生成された171ビットのRLPフレームを含む
情報ビットの場合、前記1番目の情報ビットを“0”に設定する。前記第1RL
Pで生成された80ビットのRLPフレーム及び前記第2RLPで生成された8
8ビットのRLPフレームを含む情報ビットの場合、最初の4つの情報ビットを
“1100”に設定する。従って、前記受信器における前記MUX/DEMUX
制御器は、前記情報ビットヘッダによって、受信された情報ビットに含まれたR
LPフレームのサイズ、個数、及び目的地が分かる。
ブロックの8つの可能の組合せを貯蔵する。次に、前記MUX/DEMUX制御
器140は、第1RLPフレーム制御器によって伝送されるRLPフレームの最
大サイズTを決定し、iを1に設定する。 段階1100で、前記MUX/DEMUX制御器140は、最優先順位のRL
P制御器に許容される最大サイズのRLPフレームを生成することを要請する。
表3において、第1RLP制御器に最優先順位が与えられる場合、前記MUX/
DEMUX制御器140は、最大171ビットのRLPフレームを生成すること
を前記第1RLP制御器に要請する。前記第2RLP制御器に最優先順位が与え
られる場合は、最大168ビットのRLPフレームを生成することを前記第2R
LP制御器に要請する。以下の説明において、前記第2RLP制御器に優先順位
が与えられると仮定する。
LPフレームを送信することができる組合せ以外の組合せを集合Cから削除する
。前記第2RLP制御器が40ビットのRLPフレームを生成し、前記40ビッ
トの第2RLPフレームを伝送することができる組合せを(第1RLPフレーム,
第2RLPフレーム)で表示する時、可能の組合せは、(80ビット,88ビット)
、(40ビット,128ビット)、(16ビット,152ビット)、(0ビット,168
ビット)である。
の組合せのみが残っているか否かを判断する。1つの組合せのみが残っている場
合は段階1180に進行し、そうでない場合は段階1140に進行する。段階1
140で、前記MUX/DEMUX制御器140は、iがNと同一であるか否か
を判断する。iとNが同一である場合は段階1170に進行する。そうでない場
合は、段階1150に進行してiを1だけ増加させた後、段階1160に進行す
る。
から次の優先順位のRLP制御器に要請するRLPフレームの最大サイズを決定
する。次に、前記MUX/DEMUX制御器140は、段階1100に戻って、
該当するRLP制御器に前記RLPフレームの生成を要請する。ここで、前記第
1RLP制御器に最大80ビットのRLPフレームを生成することを要請する。
ことができる場合、前記送信器MUX/DEMUX制御器140は、適した組合
せのいずれか1つを選択する。段階1110で、前記第1RLP制御器が16ビ
ットのRLPフレームを生成する場合、前記40ビットの第2RLPフレームと
構成可能な組合せは、表3を参照すると、(80ビット,88ビット)、(40ビッ
ト,128ビット)、(16ビット,152ビット)である。前記組合せは、同一の
伝送率を有する。従って、前記MUX/DEMUX制御器140は、前記組合せ
のうち任意の1つの選択することができる。逆に、段階1110で、前記第1R
LP制御器が何のRLPフレームも生成しない場合、前記40ビットの第2RL
Pフレームと構成できる組合せは、(0ビット,168ビット)のみである。
ブロック及び1つの残りの組合せに対して情報ビットを生成する。16ビット第
1RLPフレーム、40ビット第2RLPフレーム、及び組合せ(80ビット,
88ビット)を選択する場合、前記MUX/DEMUX制御器140は、前記第
1RLPフレームの最後に64ビットの0を付加して80ビットデータブロック
を生成し、前記第2RLPフレームの最後に48ビットの0を付加して88ビッ
トデータブロックを生成し、前記2つのブロックの最初部分に情報ビットヘッダ
として“1100”を付加することによって、172情報ビットを完成する。0
ビット第1RLPフレーム及び40ビット第2RLPフレームの場合、前記第2
RLPフレームの最後部分に128ビットの0を付加して168ビットデータブ
ロックを生成し、前記データブロックの最初部分に情報ビットヘッダ“1111
”を付加して172情報ビットを完成する。前記情報ビットは、前記物理階層制
御器150に伝達され、物理チャネルを通して前記MUX/DEMUX制御器1
40に送信される
及び情報ビットヘッダに基づいて、物理チャネル情報ビットからRLPフレーム
を分離し、前記分離されたRLPフレームを対応するRLP制御器に伝達する。
前記MUX/DEMUX制御器140は、表3のように、各物理チャネルに対し
て構成可能のデータブロックの組合せを記録するテーブルを有するので、前記受
信された情報ビットを解析することができる。前記MUX/DEMUX制御器1
40は、前記受信された情報ビットが損傷していると認識する場合、各RLP制
御器に損傷したフレームが受信されたことを知らせる。
MUX/DEMUX制御器140に伝達することのできるRLPフレームの種類
を示す。 本発明において、図8に示すSYNC、SYNC/ACK、ACK、及び<表
4>に示すNAKフレームを“制御フレーム(control frame)”に分類し、デー
タを伝送するフレームを“データフレーム(data frame)”と称する。データフレ
ームは、新しく伝送されるか再伝送されるかによって、“新しいデータフレーム
(new data frame)”と“再伝送データフレーム(retransmitted data frame)”と
に分けられる。前記データフレームは、さらに、“一般データフレーム(unsegme
nted data frame)”と“セグメントデータフレーム(segmented data frame)”と
に分けられる。図8Fに示すように、12ビットのSEQフィールドを有するフ
レームは、“アイドルフレーム(idle frame)またはインターセグメント充填フレ
ーム(intersegment fill frame)”と呼ばれ、前記制御フレーム及び前記データ
フレームとは別に称する。
ームのフォーマットを示す。 前記RLP制御器131は、必要な時、下記のような方式で制御フレームを構
成する。SYNC、ACK、またはSYNC/ACKフレームの場合、SEQフ
ィールドを前記L_V(S)レジスタ132に貯蔵された下位8ビットフレームシ
ーケンス番号に設定し、CLTフィールドをフレームの種類によって設定した後
、FCSフィールドを前記CTLフィールドに付加する。FCSフィールドは、
RFC−1662によって規定された多項式(polynomial)によって生成される1
6ビットフレーム点検シーケンス(frame check sequence)である。前記FCSフ
ィールドは、全ての以前のビットに対して生成される。前記RLP制御器131
は、前記FCSフィールドの次の全てのビットを0に設定する。
Pフレーム受信器においてNAKフレームを生成して前記MUX/DEMUX制
御器140に伝達する。前記NAKフレームの構造は表4に示すようである。
レジスタ136に貯蔵された上位4ビットシーケンス番号を、SEQフィールド
には前記L_V(N)レジスタ136に貯蔵された下位8ビットのシーケンス番号
を充填し、CTLフィールドを“1100 1000”に設定する。前記RLP
制御器131は、NAK_FRM_COUNTフィールドの値を前記NAKフレ
ームに含まれるフレームに対する再伝送要求の数から1を引いた値に設定する。
前記RLP制御器131は、NAK_SEG_COUNTフィールドの値を前記
NAKフレームに含まれるフレームの一部分に対する再伝送要求の数から1を引
いた値に設定する。
算した値の分だけ全体のフレームに対する再伝送要求を充填する。前記全体のフ
レームに対する再伝送要請の生成においては、自分のフレームシーケンス番号を
有することで十分である。前記RLP制御器131は、1番目のフレームの12
ビットフレームシーケンス番号をFIRSTフィールドに充填し、最後のフレー
ムの12ビットフレームシーケンス番号をLASTフィールドに充填する。
分だけフレームの一部分に対する再伝送要求を充填する。前記フレームの一部分
の再伝送を要請するためには、データ部分の最初のシーケンス番号及び最後のシ
ーケンス番号が必要である。前記RLP制御器131は、前記フレームの一部分
の12ビットフレームシーケンス番号をNAK_SEQフィールドに充填し、前
記フレームの一部分の12ビット最初のシーケンス番号をFIRST_SEQフ
ィールドに充填し、前記フレームの一部分の12ビット最後のシーケンス番号を
LAST_SEQフィールドに充填する。前記データ部分に対する再伝送要求は
、前記フレームの一部分のみに対してできる。2つのフレームシーケンス番号を
有することで、複数のフレームにわたるデータに対する再伝送要求ができる。
に前記FCSフィールドを0でパディング(padding)し、前記FCSフィールド
を充填する。前記FCSフィールドは、RFC−1662によって規定された多
項式(polynomial)によって生成される16ビットフレーム点検シーケンス(frame
check sequence)である。前記FCSフィールドは、全ての以前のビットに対し
て構成される。次に、前記RLP制御器131は、前記NAKフレームの残りの
部分を0で充填する。
送されるデータフレームを下記のような方式で生成する。図8Bに示すように、
前記RLP制御器131は、SEQフィールドを伝送されるRLPフレームの下
位8ビットフレームシーケンス番号で充填し、CTLフィールドを0に設定する
。RLPフレームが再伝送されるフレームである場合、REXMITフィールド
を1に設定し、そうでない場合は、0に設定する。前記RLP制御器131は、
LENフィールドを伝送されるデータの長さに設定し、前記データをLENフィ
ールドの次に充填し、前記RLPフレームの残りの部分を0で充填する。
送されるRLPフレームの一部分を含むセグメントデータフレームを下記のよう
な方式で生成する。図8Cに示すように、前記RLP制御器131は、SEQフ
ィールドを伝送されるRLPフレームセグメントの下位8ビットフレームシーケ
ンス番号で充填し、CTLフィールドを“10000”に設定する。RLPフレ
ームセグメントが再伝送されるフレームである場合、REXMITフィールドを
1に設定し、そうでない場合は、0に設定する。前記RLP制御器131は、S
_SEQフィールドを伝送されるデータの1番目のバイトの12ビットデータシ
ーケンス番号で充填する。前記セグメントデータフレームが該当するRLPフレ
ームの最後のバイトを含む場合、LASTフィールドを1に設定し、そうでない
場合は、0に設定する。前記RLP制御器131は、LENフィールドを伝送さ
れるデータの長さに設定し、前記データをS_SEQフィールドの次に充填し、
前記データフレームの残りの部分は0で充填する。
ルまたは専用制御チャネルの最大伝送率(つまり、9.6kbpsまたは14.4
kbps)で2つの相違するフォーマットを使用する。前記2つのフォーマット
は、最後の2ビットのTYPEフィールドによって識別される。図8Dに示すフ
ォーマットは、データのみを伝送するのに使用され、前記L_V(S)レジスタ1
32に貯蔵された下位8ビットのフレームシーケンス番号で充填されるSEQフ
ィールドと、再伝送されるデータの場合は11に設定され、新しいデータの場合
は10に設定されるTYPEフィールドとを有する。図8Eに示すフォーマット
において、図8A、図8B、または図8Cに示すフォーマットの1つのフレーム
で情報フィールドを充填し、TYPEフィールドは00に設定される。
御チャネルを通して伝送されるアイドルフレームまたはインターセグメント充填
フレームを生成する。図8Fに示すように、SEQフィールドを前記L_V(S)
レジスタ132に貯蔵された下位8ビットのフレームシーケンス番号で充填し、
前記L_SEQフィールドを前記L_V(S)レジスタ132の上位4ビットのフ
レームシーケンス番号で充填する。アイドルフレームの場合はCTLフィールを
“1001”に設定し、インターセグメント充填フレームの場合はCTLフィー
ルドを“1010”に設定する。
フレームのフォーマットを示す。 前記RLP制御器131は、下記のような方式で、付加チャネルを通して伝送
されるデータフレームを生成する。図9Aにおいて、SEQフィールドは、伝送
されるRLPフレームの下位8ビットのフレームシーケンス番号で充填される。
前記RLPフレームが再伝送されるフレームである場合は、TYPEフィールド
を10に設定し、そうでない場合は11に設定する。前記RLP制御器131は
、前記データフレームの残りの部分をデータで充填する。
RLPフレームの一部分を含むセグメントデータフレームを生成する。図9Bに
おいて、SEQフィールドは、前記RLPフレームの下位8ビットのフレームシ
ーケンス番号で充填され、CTLフィールド及びTYPEフィールドは、それぞ
れ“00”及び“01”に設定される。前記セグメントフレームが再伝送される
フレームである場合、REXMITフィールドは1に設定され、そうでない場合
は、0に設定される。前記RLP制御器131は、S_SEQフィールドを伝送
されるデータの1番目のバイトの12ビットデータシーケンス番号で充填する。
前記セグメントデータフレームが前記RLPフレームの最後のバイトを含む場合
、LASTフィールドは1に設定され、そうでない場合は、0に設定される。前
記RLP制御器131は、次のLASTフィールドにデータを入れ、前記フレー
ムの残りの部分は0で充填する。
タ132、L_V(R)レジスタ135、L_V(N)レジスタ136、Eレジスタ
137、V(SS)レジスタ141、V(RS)レジスタ142、V(NS)レジスタ
143、R_L_SEQレジスタ144、及びR_S_SEQレジスタ145の
初期値を0に設定する。さらに、前記RLP制御器131は、再伝送バッファ1
33、再伝送要請キュー134、NAKリスト138、再整列バッファ139、
及びセグメントバッファ146の全てのエントリを削除する。本発明において、
それぞれのL_V(S)レジスタ132、L_V(R)レジスタ135、L_V(N)
レジスタ136、R_L_SEQレジスタ144、V(SS)レジスタ141、V
(RS)レジスタ142、V(NS)レジスタ143、及びR_S_SEQレジスタ
145が12ビット整数を貯蔵することができると仮定する。
LP制御器131は、SYNCフレームを前記MUX/DEMUX制御器140
に連続して伝達する。 (2)段階(1)を遂行する間に、前記MUX/DEMUX制御器140からSYN
Cフレームを受信すると、前記RLP制御器131は、前記SYNCフレームと
相違するフレームを受信するまで、前記記MUX/DEMUX制御器140にS
YNC/ACKフレームを伝達する。 (3)段階(1)を遂行する間に、前記MUX/DEMUX制御器140からSYN
C/ACKフレームを受信すると、前記RLP制御器131は、SYNC/AC
Kフレームと相違するフレームを受信するまで、前記MUX/DEMUX制御器
140にACKフレームを伝達する。
ムを受信すると、つまり、前記初期化過程が完了すると、データ送信を開始する
。前記RLP制御器131は、前記MUX/DEMUX制御器140にSYNC
、SYNC/ACK、ACKフレームの以外の全てのフレームを伝達することが
できる。
_V(S)レジスタ132を使用する。前記RLP制御器131は、新しいRLP
フレームを生成する場合、前記L_V(S)レジスタ132に貯蔵された値を前記
新しいRLPフレームの12ビットフレームシーケンス番号に指定する。前記R
LP制御器131は、受信側からの可能の再伝送要請に備えて、前記再伝送バッ
ファ133に前記RLPフレームを貯蔵する。前記RLP制御器131は、前記
RLPフレームのサイズが前記MUX/DEMUX制御器140によって設定さ
れた最大サイズである場合、伝送の前に、前記RLPフレームを分割(segmentat
ion)する。前記RLPフレームが前記最大サイズより小さい場合、前記RLP制
御器131は、単に前記RLPフレームを前記MUX/DEMUX制御器140
に伝達する。前記RLP制御器131は、前記生成されたデータフレームが完全
に伝送されるまで、新しいRLPフレームを生成しない。
_V(S)レジスタ132の値を(前記L_V(S)レジスタ132の値+1)を212 で割った余りに設定する。データを再伝送するか、制御フレーム/アイドルフレ
ームを伝送する時、前記L_V(S)レジスタ132の値は増加しない。 前記RLP制御器131は、前記再伝送要請キュー134に再伝送フレームが
存在する場合、前記フレームを再伝送すべきである。前記再伝送フレームは、一
般データフレーム(unsegmented data frame)であっても、セグメントデータフレ
ーム(segmented data frame)であってもよい。前記再伝送フレームが一般データ
フレームである場合、前記再伝送フレームのデータの最初のシーケンス番号は、
前記再伝送フレームと共に貯蔵された12ビットフレームシーケンス番号、及び
データシーケンス番号“0”を有する。前記再伝送フレームがセグメントデータ
フレームである場合、前記再伝送フレームのデータの最初のシーケンス番号は、
前記再伝送フレームと共に貯蔵された12ビットフレームシーケンス番号、及び
データシーケンス番号としてS_SEQフィールドの12ビットを有する。
ムをまず送信する。前記RLP制御器131は、再伝送されるRLPフレームの
サイズが前記MUX/DEMUX制御器140によって設定される最大サイズよ
り大きい場合、前記再伝送されるRLPフレームを分割する。そうでない場合、
前記RLP制御器131は、単に前記RLPフレームを前記MUX/DEMUX
制御器140に伝達する。 前記RLP制御器131は、伝送する制御フレーム、再伝送フレーム、新しい
データフレームが存在しない場合、図8Fに示すアイドルフレームを前記MUX
/DEMUX制御器140に伝達することができる。
データフレームが前記MUX/DEMUX制御器140によって設定された最大
サイズより大きい場合、伝送の前に前記データフレームを分割する。伝送される
一般データフレーム/セグメントデータフレームを“伝送されるRLPフレーム
”と称する。前記最大サイズがどのセグメントフレームも伝送できないほどの小
さいサイズである場合、前記RLP制御器131は、前記MUX/DEMUX制
御器140に何のフレームも伝達しないか、インターセグメント充填フレームを
伝達する。
記最初部分から前記RLPフレームを分割するにことによって前記MUX/DE
MUX制御器140が要求したサイズのセグメントフレームを形成する。前記セ
グメントフレームを“伝送されるフレームセグメント”と称する。 前記RLP制御器131は、新しいデータフレームからフレームセグメントを
形成する時、前記RLPフレームの下位8ビットフレームシーケンス番号及び前
記V(SS)レジスタ141に貯蔵された前記フレームセグメントの1番目のバイ
トのデータシーケンス番号を使用する。前記フレームセグメントが完成した後、
前記RLP制御器131は、前記フレームセグメントに含まれたデータバイトの
数の分だけ前記V(SS)レジスタ141の値を増加させる。
ントを形成する場合は、異なる方式で動作する。一般データフレームからフレー
ムセグメントを形成する場合、前記フレームセグメントの1番目のバイトのデー
タシーケンス番号は“0”である。セグメントデータフレームからフレームセグ
メントを形成する場合、前記セグメントデータフレームのS_SEQフィールド
を伝送されるフレームセグメントの1番目のバイトのデータシーケンス番号とし
て使用する。伝送される前記セグメントフレームは、伝送されるRLPフレーム
の下位8ビットフレームシーケンス番号及び前記のようなデータシーケンス番号
を使用して形成される。
のフレームセグメントを形成する。前記フレームセグメントを“残りのフレーム
セグメント”と称する。 前記RLP制御器131は、新しいデータフレームからフレームセグメントを
形成する時、伝送されるRLPフレームの下位8ビットフレームシーケンス番号
及び、前記V(SS)レジスタ141に貯蔵された前記残りのフレームセグメント
の1番目のバイトのデータシーケンス番号を使用する。
ントを生成する時、前記過程から得られたデータシーケンス番号に前記伝送され
るフレームセグメントのデータバイトの数を加えた値を、前記残りのフレームセ
グメントの1番目のバイトのデータシーケンス番号として使用する。前記残りの
フレームセグメントは、伝送されるRLPフレームの下位8ビットフレームシー
ケンス番号及び前記のように得られたデータシーケンス番号を使用して形成され
る。
X制御器140に伝達する。前記RLP制御器131は、前記伝送されるRLP
フレームが再伝送データフレームである場合、前記残りのフレームセグメントを
前記RLPフレームの12ビットフレームシーケンス番号と共に前記再伝送要請
キュー134に貯蔵する。前記RLPフレームが新しいデータフレームである場
合、前記RLP制御器131は、前記残りのフレームセグメントを前記RLPフ
レームの12ビットフレームシーケンス番号と共に前記セグメントバッファ14
6に貯蔵する。前記RLP制御器131は、新しいデータフレームを送信する時
、前記セグメントバッファ146に貯蔵された前記残りのフレームセグメントに
対して前記フレームセグメント送信動作を遂行する。前記RLP制御器131は
、前記残りのフレームセグメントを送信した後、前記V(SS)レジスタ141の
値を0に設定し、前記L_V(S)レジスタ132の値を、前記L_V(S)レジス
タ132の値に1を加えた値を212で割った余りに設定する。
Pフレームを伝送すると共に、受信されたRLPフレームのサイズTを知らせる
。 前記RLP制御器131は、SYNC、SYNC/ACK、またはACKフレ
ームを受信すると、前記初期化過程を遂行する。前記RLP制御器131は、N
AKフレームを受信すると、<表4>を参照して前記NAKフレームを解析する
。まず、前記RLP制御器131は、上位4ビットの前記NAKフレームのL_
SEQ_HIフィールド及び下位8ビットのSEQフィールドを使用して12ビ
ットのシーケンス番号を形成する。前記シーケンス番号は前記受信器におけるL
_V(N)レジスタ136の値であるので、前記RLP制御器131は、前記L_
V(N)レジスタ136の値より小さいフレームシーケンス番号を有する再伝送エ
ントリを前記再伝送バッファ133から削除することができる。
及びNAK_SEG_COUNTフィールドの値に基づいて、前記受信されたN
AKフレームに含まられたフレーム再伝送要求及びフレームの一部分に対する再
伝送要求の数を検出することができる。 前記RLP制御器131は、前記受信されたNAKフレームに含まれた(NA
K_FRM_COUNT+1)個のフレーム再伝送要求のそれぞれに対して下記
の過程を遂行する。
レーム再伝送要求のFIRSTフィールドの値に設定する。 (2)前記フレームシーケンス番号L_SEQと一致する12ビットフレームシー
ケンス番号を有するRLPフレームを前記再伝送バッファ133から探す。前記
RLPフレームが前記再伝送バッファ133に存在する場合、前記RLPフレー
ムのコピーをRLPフレームの12ビットフレームシーケンス番号と共に前記再
伝送要請キュー134に貯蔵する。 (3)L_SEQがフレーム再伝送要求のLASTと同一である場合、前記過程を
終了する。そうでない場合は、L_SEQの値を、前記L_SEQの値に1を加
えて212で割った余りに更新し、前記過程を繰り返す。
_COUNT+1)個のフレームの一部分に対する再伝送要求のそれぞれに対し
て下記の過程を遂行する。 (1)再伝送が要請されたフレームのシーケンス番号L_SEQを前記フレームの
一部分に対する再伝送要求のNAK_SEQフィールドの値に設定する。 (2)前記フレームシーケンス番号L_SEQと一致する12ビットフレームシー
ケンス番号を有するRLPフレームを前記再伝送バッファ133で探す。前記R
LPフレームが前記再伝送バッファ133に存在する場合、自分のデータシーケ
ンス番号として前記再伝送要求のFIRST_SEQフィールド及びLAST_
SEQフィールドを有するデータからセグメントデータフレームを形成する。セ
グメントデータフレームは、前記RLPフレームの下位8ビットフレームシーケ
ンス番号及び前記データの1番目のバイトのデータシーケンス番号を使用して構
成される。前記RLP制御器131は、前記セグメントフレームを前記RLPフ
レームの12ビットフレームシーケンス番号と共に前記再伝送要請キュー134
に貯蔵する。
Pフレームと共に、受信されたRLPフレームのサイズTを伝送する。 前記RLP制御器131は、新しいデータフレームを受信すると、前記L_V
(R)レジスタ135の12ビット値及び受信された新しいデータフレームのSE
Qフィールドの値を使用して前記受信された新しいデータフレームの12ビット
シーケンス番号L_SEQを数式1によって計算する。 [数式1] L_SEQ=[L_V(R)+{28+SEQ-(L_V(R) modulo 28)} modulo 28] modulo
212
す前記NAKリスト138を参照すべきである。前記NAKリスト138の各N
AKエントリは、L_SEQ(失われたフレームの12ビットフレームシーケン
ス番号)、FIRST_S_SEQ(データの1番目のバイトの12ビットデータ
シーケンス番号)、LAST_S_SEQ(データの最後のバイトの12ビットデ
ータシーケンス番号)、RECEIVED(全てのフレームが受信されたか否かを
示すインジケータ)、REXMIT_TIMER(再伝送タイマー)、及びROU
ND_COUNTER(ラウンドカウンタ)から構成される。前記RLP制御器1
31は、前記NAKリスト138で前記受信された再伝送フレームの8ビットS
EQフィールドの値と同一のNAKエントリを探す。前記のようなNAKエント
リが存在する場合、前記RLP制御器131は、前記NAKエントリに貯蔵され
た前記フレームシーケンス番号を前記受信されたフレームのフレームシーケンス
番号L_SEQにする。前記のようなエントリが存在しない場合、前記RLP制
御器131は、前記受信されたフレームを捨てる。
ス番号L_SEQ、データシーケンス番号S_SEQ、及びLASTを使用して
前記受信されたフレームを処理する。前記受信されたフレームがセグメントデー
タフレームでなく一般データフレームである場合、前記RLP制御器131は、
前記データシーケンス番号S_SEQを“0”に、前記最後のセグメントインジ
ケータLASTを“0”に見なす。前記受信されたフレームがセグメントデータ
フレームである場合、前記RLP制御器131は、前記データシーケンス番号S
_SEQを前記受信されたフレームのS_SEQフィールド値に、前記最後のセ
グメントインジケータLASTを前記受信されたフレームのLASTフィールド
値に決定する。前記RLP制御器131は、前記受信されたセグメントデータフ
レーム及び一般データフレームを下記のように同一の方式で処理する。
作を遂行する。 (1)前記RLP制御器131は、前記受信されたフレームが遅延したフレームで
あると見なした場合、前記受信されたフレームを再伝送フレームのように処理す
る。 (2)前記受信したフレームのシーケンス番号(L_SEQ,S_SEQ)が(前記L
_V(R)レジスタ135の値,前記V(RS)レジスタ142の値)である場合、前
記RLP制御器131は、前記V(RS)レジスタ142の値を前記受信されたデ
ータバイトの分だけ増加させる。前記受信されたフレームのLASTが1である
場合、前記RLP制御器131は、前記V(RS)レジスタ142の値を“0”に
設定し、前記L_V(R)レジスタ135の値を(前記L_V(R)レジスタ135
の値+1)を212で割った余りに設定する。LASTが1であり、1だけ増加さ
せる前の前記L_V(R)レジスタ135の値が前記L_V(N)レジスタ136の
値と同一である場合、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)レジスタ13
6の値を(前記 L_V(N)レジスタ136の値+1)を212で割った余りに設定
し、前記受信されたデータを前記受信データバッファ124に貯蔵する。前記の
ような場合は、前記データフレームが正常的に受信されたケースである。1を増
加させる前のL_V(R)レジスタ135の値が前記L_V(N)レジスタ136の
値と相違する場合、前記RLP制御器131は、前記受信されたフレームを前記
再整列バッファ138に貯蔵する。前記のような場合は、前記データフレームが
正常的に受信されなかったため、再伝送フレームを待機するケースである。
L_V(R)レジスタ135の値,前記V(RS)レジスタ142の値)より大きい場
合、前記RLP制御器131は、(前記L_V(R)レジスタ135の値,前記V(
RS)レジスタ142の値)≦最初のシーケンス番号<(L_SEQ,S_SEQ)
であるデータまたはフレームに対してNAKエントリを形成する。前記NAKエ
ントリにおいて、L_SEQフィールドはフレームシーケンス番号に、FIRS
T_S_SEQフィールドは各データの1番目のバイトのデータシーケンス番号
に、LAST_S_SEQフィールドは各データの最後のバイトのデータシーケ
ンス番号に、RECEIVEDフィールドは0に、ROUND_COUNTER
フィールドは所定の値に設定される。前記RLP制御器131は、前記V(RS)
レジスタ142の値を前記データシーケンス番号S_SEQに前記受信されたデ
ータのバイトの数を加えた値に設定する。前記受信されたセグメントフレームの
LASTフィールドが1である場合、前記RLP制御器131は、前記V(RS)
レジスタ142の値を0に設定し、前記L_V(R)レジスタ135の値を(前記
前記L_V(R)レジスタ135の値+1)を212で割った余りに設定し、前記受
信されたデータを前記再整列バッファ139に貯蔵する。
を遂行する。 (1)前記受信されたフレームのシーケンス番号(L_SEQ,S_SEQ)が(前記
L_V(N)レジスタ136の値, 前記V(NS)レジスタ143の値)より小さく
、前記受信されたデータが(前記L_V(N)レジスタ136の値,前記V(NS)レ
ジスタ143の値)で表現されるデータを含まない場合、前記RLP制御器13
1は、前記受信されたフレームを捨てる。 (2)前記受信されたフレームのシーケンス番号(L_SEQ,S_SEQ)が(前記
L_V(N)レジスタ136の値, 前記V(NS)レジスタ143の値)より大きい
か同一である場合、前記RLP制御器131は前記受信されたフレームを捨てる
。
レジスタ143の値)で表現されるデータを含む場合、前記RLP制御器131
は、最初のシーケンス番号として(前記L_V(N)レジスタ136の値,前記V(
NS)レジスタ143の値)及び最後のシーケンス番号として前記受信されたデー
タの最後のバイトのデータシーケンス番号を有するデータを、前記受信データバ
ッファ124に貯蔵する。前記RLP制御器131は、前記V_(NS)レジスタ
146の値を(前記受信されたデータの最後のバイトのデータシーケンス番号+
1)に設定する。前記受信されたフレームのLASTが1である場合、前記RL
P制御器131は、前記V(NS)レジスタ143(前記V_(NS)レジスタ14
6)の値を0に設定し、前記L_V(N)レジスタ136の値を(前記L_Vレジス
タ136+1)を212で割った余りに設定する。前記RLP制御器131は、前
記再整列バッファ139に貯蔵されたフレームに対して、シーケンス番号の順序
に前記再伝送フレーム受信過程を繰り返す。前記再整列バッファ139に貯蔵さ
れた再伝送フレームが(前記L_V(N)レジスタ136の値,前記V(NS)レジス
タ143の値)を有するフレームを含まない場合、前記過程を終了する。
の値,前記V(NS)レジスタ143の値)より大きい場合、前記RLP制御器13
1は、前記受信されたフレームを前記再整列バッファ139に貯蔵する。 前記RLP制御器131は、各NAKエントリに対して下記の動作を遂行する
。 (1)前記NAKエントリのL_SEQフィールドが前記受信されたフレームのフ
レームシーケンス番号L_SEQと相違する場合、前記RLP制御器131は前
記 NAKエントリを変化させない。前記NAKエントリのL_SEQフィール
ドが前記受信されたフレームのフレームシーケンス番号L_SEQと同一である
場合のみに、下記の過程を遂行する。
後のバイトのデータシーケンス番号、つまり、F_S_SEQ及びL_S_SE
Qを計算する。F_S_SEQは、前記受信されたフレームのデータシーケンス
番号S_SEQであり、L_S_SEQは、前記受信されたフレームの最後のバ
イトのデータシーケンス番号である。前記受信されたフレームのLASTが1で
ある場合、L_SEQ_SEQは(212−1)になる。
_SEQフィールドで表示されるデータが前記受信されたデータに含まれる場合
、前記RLP制御器131は、RECEIVEDフィールドを1に設定する。 (4)前記NAKエントリのFIRST_S_SEQフィールド及びLAST_S
_SEQフィールドで表示されるデータが前記受信されたデータに含まれない場
合、前記RLP制御器131は、前記含まれたデータ及び前記含まれなかったデ
ータに対して相違するNAKエントリを形成する。つまり、L_SEQフィール
ドは前記受信されたフレームのフレームシーケンス番号に、FIRST_S_S
EQフィールド及びLAST_S_SEQフィールドは各データに適した値に、
RECEIVEDフィールドは、前記含まれたデータに対しては1に、前記含ま
れなかったデータに対しては0に設定される。REXMIT_TIMERフィー
ルドは、前記NAKエントリのREXMIT_TIMERフィールドと同一の値
に設定され、ROUND_COUNTERフィールドは所定の値に設定される。
前記RLP制御器131は、前記既存のNAKエントリを削除する。 (5)前記NAKエントリのFIRST_S_SEQフィールド及びLAST_S
_SEQフィールドで表示されるデータが前記受信されたデータに含まれない場
合、前記RLP制御器131は、前記NAKエントリを変化させない。
フレームを受信すると、上位4ビットの前記受信したフレームのL_SEQ_H
Iフィールド値及び下位8ビットのSEQフィールド値を組み合わせることによ
って、前記受信されたフレームの12ビットフレームシーケンス番号L_SEQ
を得る。
メント充填フレームに対して下記の方式によって動作する。 (1)前記受信されたフレームのフレームシーケンス番号L_SEQが前記L_V
(R)レジスタ135の値より大きい場合、前記RLP制御器131は、前記L_
V(R)レジスタ135の値≦フレームシーケンス番号≦(L_SEQ−1)modulo
212である全てのフレームに対してNAKエントリを形成する。各NAKエン
トリのL_SEQフィールドは、対応するフレームのフレームシーケンス番号に
設定され、FIRST_S_SEQフィールドは0に、LAST_S_SEQフ
ィールドは(212−1)に、RECEIVEDフィールドは0に、ROUND_C
OUNTERフィールドは所定の値に設定される。 (2)前記RLP制御器131は、前記受信されたフレームのフレームシーケンス
番号 L_SEQが前記L_V(R)レジスタ135の値より小さい場合、前記初
期化過程を遂行する。
傷したRLPフレームの受信が知らされると、前記Eレジスタ137の値を1だ
け増加させる。前記増加されたEレジスタの値が255より大きい場合、前記R
LP制御器131は前記初期化過程を遂行する。 前記RLP制御器131は、データ受信の間に正常的に受信されたRLPフレ
ームが存在する場合、前記Eレジスタ137の値を0に設定する。
理した後、前記NAKリスト138の各NAKエントリに対して再伝送を要請す
るか、それ以上再伝送を待機しないかを、下記のような方式で決定する。 本発明において、前記RLPフレーム受信器によって前記RLPフレーム送信
器に再伝送を要請し、再伝送データフレームの受信を待機する過程を、“1つの
ラウンド(round)”と定義する。1つのラウンドは、再伝送要請を含むNAKフ
レームが伝送されてから所定の時間が経過するか、または、要請されたフレーム
が到着すると終了する。1つのラウンドにおいて、再伝送要請は、複数の連続的
なNAKフレームにわたって伝送されることができる。
ータ受信を放棄するか、または、各ラウンドに対して再伝送要請を伝送するため
に幾つのNAKフレームを使用するかを決定する。 前記RLP制御器131は、RLPフレームを受信する度に、前記R_L_S
EQレジスタ144に最大シーケンス番号を有するRLPフレームを貯蔵する。
前記RLP制御器131は、前記R_L_SEQレジスタ144の値と同一のフ
レームシーケンス番号を有するRLPフレームの1番目のバイトのデータシーケ
ンス番号を前記R_S_SEQレジスタ145に貯蔵する。複数のRLPフレー
ムが前記R_L_SEQレジスタ144の値と同一のフレームシーケンス番号を
有する場合、前記RLP制御器131は、前記RLPフレームの1番目のバイト
のデータシーケンス番号の最大値を貯蔵する。例えば、前記受信したフレームが
前記R_L_SEQレジスタ144の値と同一のフレームシーケンス番号を有す
る一般データフレームである場合、前記R_S_SEQレジスタ145に0が貯
蔵される。前記R_L_SEQレジスタ144の値と同一のフレームシーケンス
番号を有する受信したフレームが全部セグメントフレームである場合、前記セグ
メントフレームのS_SEQフィールド値の最大値が前記R_S_SEQレジス
タ145に貯蔵される。
に対して、最古のNAKエントリから下記の動作を遂行する。 (1)前記NAKエントリのREXMIT_TIMERが0より大きく、基地局R
LPが現在のラウンドの間に決定した個数のNAKフレームに前記NAKエント
リによって指定されたデータが含まれる場合、前記RLP制御器131は、前記
NAKエントリのシーケンス番号(L_SEQ,FIRST_S_SEQ)と(前記
R_L_SEQレジスタ144の値, 前記R_S_SEQレジスタ145の値)
を比較する。(L_SEQ,FIRST_S_SEQ)が(前記R_L_SEQレジ
スタ144の値,前記R_S_SEQレジスタ145の値)より小さい場合、前記
RLP制御器131は、REXMIT_TIMERの値を1だけ減少させる。
器131は、前記NAKエントリのROUND_COUNTERを1だけ減少さ
せる。前記NAKエントリのRECEIVEDが1である場合、前記RLP制御
器131は、前記NAKエントリを前記NAKリスト138から削除する。 (3)反面、RECEIVEDが0であり、ROUND_COUNTERが0であ
る場合、前記RLP制御器131は、待機するフレームが受信されなかったと見
なし、前記V(NS)レジスタ143の値をLAST_S_SEQの値に1を加え
た値に設定する。前記V(NS)レジスタ143の値が0である場合、前記RLP
制御器131は、前記L_V(N)レジスタ136の値を(前記L_V(N)レジス
タ136の値+1)を212で割った余りに設定する。前記RLP制御器131は
、前記再整列バッファ139に貯蔵されたフレームに対して前記再伝送フレーム
受信過程を遂行する。(前記R_L_SEQレジスタ136144の値,前記R_
S_SEQレジスタ145の値)で表示されるデータを含むフレームが存在しな
い場合は、前記過程を終了する。
TERが0でない場合、前記RLP制御器131は、前記NAKエントリのRE
XMIT_TIMERを0より大きい値に設定し、前記基地局RLPによって現
在のラウンドの間に決定された個数のフレームに、前記NAKエントリによって
指定されるデータを含める。
TIMERの値が設定せれていない全てのNAKエントリに対して下記の動作を
遂行する。 (1)前記NAKエントリのROUND_COUNTERを前記基地局RLPによ
って設定された値に設定する。 (2)前記NAKエントリのREXMIT_TIMERを0より大きい値に設定し
、前記基地局RLPによって指定された個数のNAKフレームに前記NAKエン
トリによって指定されたデータを含める。
、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは勿論である。従って、
本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきでなく、特許請求の範囲とそ
れに均等なものによって定められるべきである。
式より速いデータ再伝送方法を提供する。従って、前記RLPの伝送効率を向上
させることができる。
の構成図である。
である。
ームを送受信する例を示す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
専用制御チャネルを通して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示
す図である。
して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示す図である。
して送受信する時に伝送されるフレームフォーマットを示す図である。
情報ビット生成動作を示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 移動通信システムにおけるフレーム再伝送要求方法において
、送信器から受信されなかった複数の無線リンクプロトコル(RLP)フレームの
シーケンス番号を受信器に貯蔵する過程と、 前記受信器から前記シーケンス番号を示すフィールドを含む再伝送要請フレー
ムを送信する過程と、 前記受信器が前記送信器から前記シーケンス番号の順の前記要請されたRLP
フレームを順次に受信する過程と、 前記受信器が前記要請されたRLPフレームのいずれか1つの受信に失敗した
時、受信されたRLPフレームのシーケンス番号を前記貯蔵された前記シーケン
ス番号と比較し、受信されなかったRLPフレームのシーケンス番号より大きい
シーケンス番号のRLPフレームを受信すると、前記受信されなかったRLPフ
レームの再伝送を要請する過程と を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 移動通信システムにおいて、 それぞれシーケンス番号を有する複数のRLPフレームを送信する送信器と、 前記複数のRLPフレームを受信する受信器と から構成され、 前記受信器は、受信されなかったRLPフレームのシーケンス番号を示すフィ
ールドを含む再伝送要請フレームを送信し、前記送信器は、前記再伝送要請フレ
ームを受信して、前記シーケンス番号の順の前記要請されたRLPフレームのシ
ーケンス番号と共に前記要請されたRLPフレームを前記受信器に順次に送信し
、前記受信器が前記要請されたRLPフレームのいずれか1つの受信に失敗した
場合、前記受信器RLPは、前記受信されなかったRLPフレームのシーケンス
番号より大きいシーケンス番号を有するRLPフレームを受信すると、前記受信
に失敗した前記RLPフレームに対する再伝送要請フレームを送信することを特
徴とするシステム。 - 【請求項3】 移動通信システムにおいて、 それぞれシーケンス番号を有する複数のRLPフレームを送信し、再伝送要請
フレームを受信すると、前記シーケンス番号の順に要請されたRLPフレームの
シーケンス番号と共に要請されたRLPフレームを受信器に順次に送信する送信
器と、 複数のRLPフレームを受信し、受信されなかったRLPフレームのシーケン
ス番号を示すフィールドを含む第1再伝送要請フレームを送信し、前記要請され
たRLPフレームのいずれか1つの受信に失敗した場合、第2再伝送要請フレー
ムを送信する受信器と を含むことを特徴とするシステム。
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