JP2003503986A - 電気通信システムにおける移動局の位置決定方法 - Google Patents

電気通信システムにおける移動局の位置決定方法

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management

Abstract

(57)【要約】 送信局と受信局との間の距離を決定するための手段および方法が開示されている。その方法において、受信局の無線伝播環境に対する特性パラメータが決定される。受信局において受信した信号の少なくとも1つの特徴が測定され、前記特徴は前記局間の距離の決定に使用できるようなものである。次に、前記測定された信号の特徴および特性パラメータに基づいて距離が計算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、局の位置に関する情報を提供するための方法および装置に関する。
特に、本発明は、送信局と受信局との間の距離を決定することに関するが、それ
に限られない。
【0002】 (発明の背景) セルラー電気通信システムは、セルまたは同様な無線カバレージ・エリアに基
づいている。セルラー電気通信システムの例としては、GSM(移動通信用グロ
ーバル・システム)または種々のGSMをベースとするシステム(例えば、GP
RS(汎用パケット無線サービス))、AMPS(American Mobi
le Phone System(米国移動電話システム))またはDAMPS
(Digital AMPS(ディジタルAMPS))または提案されているW
CDMA(広帯域CDMA)またはUMTS(汎用移動通信システム)などがあ
る。一般に、セルラー電気通信システムのセルのカバレージ・エリアまたは基地
局のカバレージ・エリアは、エアインターフェースまたは無線インターフェース
を経由して、基地局のサブシステム(BSS)に普通は接続されている移動局(
MS)にサービスしている1つまたはいくつかの基地トランシーバ局(BTS)
によってカバーされるある種の地理的に制限されたエリアとして定義することが
できる。各カバレージ・エリアは適切なコントローラ装置によって制御すること
ができる。例えば、提案されているWCDMA標準においては、各セルは少なく
とも1つの無線ネットワーク・コントローラ(RNC)によって制御され、GS
M標準においては各セルは少なくとも1つの移動交換局(MSC)によって制御
される。そのコントローラは、さらにゲートウェイまたはリンク装置、例えば、
サービス中のGPRSサポート・ノード(SGSN)または、セルを通信システ
ムの他の部分に対してリンクしているゲートウェイ移動交換局(GSMC)にさ
らに接続されている。いくつかのセルがさらに大きいエリアをカバーし、そして
セルラー電気通信ネットワークのカバレージ・エリアを一緒に形成する。
【0003】 電気通信システムの1つのセル内にある移動局(MS)またはユーザ機器(U
E)は、それに対応して与えられたセルのコントローラによって制御される。M
Sは同時に1つのコントローラだけによって制御することができるが、それはい
くつかのコントローラに対して同時に接続される可能性もある。例えば、セルが
オーバラップしているとき、あるいは、いわゆるソフト・ハンドオフ・モードに
あるとき、そのMSは2つの基地局と通信状態にある可能性があり、それらの基
地局が異なるコントローラに接続されている可能性がある。これらのうちから1
つのコントローラをサービス中の(メインの)コントローラとして定義すること
ができ、一方、他のコントローラは二次的なコントローラとして働く。
【0004】 移動局、それ故、そのユーザの位置の場合において、セルまたは同様な地理的
に限定された無線カバレージ・エリアおよび関連のコントローラを使用すること
によって、セルラー電気通信システムが個々の移動局の現在位置に関する少なく
ともおおよその位置の情報の評価を発生することができる。より詳しく言えば、
セルラー電気通信システムは常にそのシステムの基地局の少なくとも1つと通信
している移動局の現在位置を知っており、それ故、そのシステムの少なくとも1
つのコントローラ内に登録されている(すなわち、そのシステムの1つのセルの
エリア内にある)。この情報はその移動局が訪問した、あるいは「それ以外の」
ネットワークのカバレージ・エリア内にあるときでさえも得られる。何故なら、
その訪問したネットワークが、例えば、ルーチングおよび課金の目的のためにそ
の移動局の位置をそのホーム・ロケーション・レジスタに送り返すことができる
からである。
【0005】 この位置の情報は、呼出しの処理(ルーチング、課金、リソース割当てなど)
のためだけでなく、他の目的に対しても使用することができる。この位置情報が
容易に利用できるのであれば、それを使用することができるいくつかの可能な商
用および非商用の用途がある。これらの可能な用途としては、種々の地方広告お
よび情報配信方式(例えば、あるエリア内に現在いる移動ユーザだけに向けられ
る情報の送信)、移動データ処理装置のユーザに対するエリア関連のWWWペー
ジ(例えば、時刻表、地方レストラン、店またはホテルガイド、地図、地方広告
など)、緊急の電話番号を呼び出した人の位置、およびこの情報を受信したい、
そして合法的にそれを得る資格が与えられている人によるその移動ユーザの追跡
監視などがある。
【0006】 移動局の動きの正確な、そしてリアルタイムの位置情報を必要とする用途は移
動局の動きの予測機能であり、それは、例えば、動的ネットワーク・リソース割
当てにおいて利用することができる。その位置情報の種々の他の可能な使用およ
びその位置情報を使用することができる用途があり、そして一般に、移動局の地
理的位置に関する位置情報を必要とするすべてのそのような用途は、電気通信シ
ステムによって提供される位置情報が便利であると知ることができる。この位置
情報の利用可能性は電気通信システムによって提供される位置情報の精度を改善
することによって実質的にさらに増加する可能性がある。
【0007】 移動局の最終既知位置をタイム・スタンプと一緒に提供することができる、セ
ルラー電気通信ネットワークによって提供されるロケーション・サービス機能に
対する1つの提案がある。この機能はそのシステムの各種のコントローラからそ
の情報を受信する別々のネットワーク要素またはサーバによって提供することが
できる。例えば、GSMにおいては、この情報は訪問先のMSCのビジター・ロ
ケーション・レジスタ(VLR)または、ホーム・ネットワークのホーム・ロケ
ーション・レジスタ(HLR)から得ることができる。この提案はそのように1
つの基地局またはセルの精度を与える。すなわち、それはある基地局またはセル
のカバレージ・エリア内にその移動局がある(あるいは、少なくともあった)こ
とを示すことになる。その移動局が入っていた最終カバレージ・エリアは、その
システムによって知られており、適切なプロセッサ機能が無線カバレージ・エリ
ア情報に基づいてその移動局のおおよその地理的位置を画定することができる。
【0008】 位置の決定の精度はその移動局から基地局に送信される無線信号の伝播時間(
または伝播時間差)を定義する測定の結果を利用することによって改善すること
ができる。その測定はその移動局が現在入っているエリアをカバーしている少な
くとも3つの異なる基地局によって得られることが好ましい。3つの各基地局に
よる測定値はその基地局と移動局との間の距離(レンジ)またはその移動局と2
つの基地局との間の距離差(レンジ差)を与える。各レンジ測定値は測定中の基
地局を中心とした円を発生する。各レンジ差測定値は双曲線(レンジ測定値の場
合のように円ではない)を生成する。それ故、レンジ差が位置の計算に使用され
る場合、その双曲線の交点がサーチされる。理想的なケースにおいて、また測定
誤差がない場合、3つの基地局による3つの円、または双曲線の交点は、その移
動局の位置を正確に決定する。
【0009】 しかし、送信局と受信局との間の直接無線伝播経路は、間欠的に、またはかな
り高い可能性で連続的にブロックされる可能性がある。この無視線(non‐l
ine of sight)(NLOS)現象は、位置の誤差の主な原因として
知られている。何故なら、それによってその移動局が実際にある場所からその基
地局からさらに離れて現れるからである。それ故、いくつかの基地局から導かれ
た距離測定の結果は利用されるが、その位置の決定はまだ正しくない位置を与え
る可能性がある。これはいくつかの障害物のために、移動局が1つまたはいくつ
かの基地局の直接の視線を繰り返して失うか、または連続的に失う可能性のある
密集した都市環境においての場合である。これによってこれらすべての障害の要
素を回避するために送信局と受信局との間で無線信号が伝播しなければならない
経路の長さが増加する。反射および回折のために、直接の経路がブロックされた
場合に最初に到着する波は数百メートル程度長い経路上を伝播する可能性がある
【0010】 (発明の概要) これらの問題の1つまたはそれ以上に対処することが本発明の実施形態の目的
である。 本発明の1つの態様によれば、本発明は、送信局と受信局との間の距離を決定
するための方法を提供する。該方法は、 前記受信局の無線伝播環境に対する特性パラメータを決定するステップと、 前記送信局と前記受信局との間の距離を決定するために使用することができる
ような、前記受信局において前記送信局から受信した信号の少なくとも1つの特
徴を測定するステップと、 前記測定された信号の特徴および前記特性パラメータを使用して、前記送信局
と前記受信局との間の距離を計算するステップとを含む。
【0011】 もう1つの態様によれば、本発明は、送信局と受信局との間の距離を決定する
ための装置を提供する。該装置は、 前記受信局の無線伝播環境の特性を記述する特性パラメータを記憶するための
記憶手段と、 前記送信局と前記受信局との間の距離を決定することができる、前記送信局か
ら前記受信局に送信される信号の特徴を測定するための測定手段と、 前記測定値および前記特性パラメータの結果をベースとして前記送信局と前記
受信局との間の距離を定義するための前記測定の結果を受信するためのコントロ
ーラとを含む。
【0012】 さらにもう1つの態様によれば、本発明は、前記電気通信システムの少なくと
も1つの基地局との無線接続を有している移動局の位置を提供するための、電気
通信システムにおいて使用するためのロケーション・サーバを提供する。該サー
バは、 前記移動局と前記基地局との間の距離を決定することができる前記移動局と前
記基地局との間の接続の特徴に関する前記電気通信システムからの測定データを
受信するための手段と、 前記基地局の無線伝播環境を記述している特性パラメータを記憶するための記
憶手段と、 前記受信測定データおよび前記特性パラメータに基づいて前記移動局と前記基
地局との間の距離を定義するための制御手段とを含む。 さらにもう1つの態様によれば、本発明は、前記電気通信システムの局の無線
伝播環境に関するデータを生成および/または更新するための電気通信システム
における装置を提供する。
【0013】 該装置は、 第1の局と、 前記第1の局と無線によって通信するための第2の局と、 前記電気通信システムの外部にある位置情報のソースによって前記第1の局の
現在の地理的位置を定義するための手段と、 前記局のうちの他のものからの前記局の1つによって受信した無線信号の特徴
を決定するための決定手段と、 前記決定された前記第1の局の現在の地理的位置および前記決定された特徴に
よって、前記無線伝播環境のパラメータを計算するための計算手段とを含む。
【0014】 これらの実施形態はいくつかの利点を提供する。最も重要な利点は、これらの
実施形態が位置決定手順の精度および信頼性を改善することである。さらに、こ
れらの実施形態のいくつかによって位置決定プロセスのために使用する受信機の
数を、特にセクター・アンテナまたはセクター基地局が使用されているときに少
なくすることができる。これらの実施形態は静止しているか、またはほとんど静
止している移動局(すなわち、連続的に移動していないか、またはゆっくり移動
しているだけの局)に対して、そして連続的に移動している移動局(高速に連続
している移動している場合であっても)の両方に対して正常に動作する。提案の
実装は従来の技術の提案より評価されるパラメータの数が大幅に少なくて済む。 本発明をもっとよく理解してもらうために、また本発明の実施方法を理解して
もらうために添付の図面を参照するが、この図面は単に例示としてのものに過ぎ
【0015】 (好適な実施形態の説明) 先ず最初に図1を参照すると、3つの基地局が電気通信ネットワークの全方向
無線カバレージ・エリア1、2および3を提供している。電気通信ネットワーク
の例を示し、GSM(移動通信のためのグローバル・システム)の公衆地上移動
電話網(PLMN)の用語を使用して以下に詳細に記述しているが、提案されて
いるソリューションは、送信局と受信局との間の通信を提供する任意のシステム
において使用できることを理解されたい。
【0016】 また、図1は3つの基地局のカバレージ・エリアを示しているが、本発明は、
1つ、2つ、または3つ以上のカバレージ・エリアを使用して実装することがで
きることも理解されたい。また、カバレージ・エリア1、2および3は基地局の
カバレージ・エリアの代わりに、移動電気通信ネットワークの3つのセルのカバ
レージ・エリアも可能であり、その場合、1つのセルのカバレージ・エリアが2
つ以上の基地局を含む可能性がある。また、1つのカバレージ・エリアが2つ以
上のセルを含むようにセルをまとめることもできる(例えば、URA(UMTS
Terrestrial Radio Access Network Re
gistration Area)(UTMS 陸上無線ネットワーク登録エリ
ア)は、セルのグループから構成されている)。
【0017】 図2は、2つの無線カバレージ・エリア16および17を示しており、それは
方向性アンテナまたはセクター・アンテナが装備されている基地局14および1
5のセクターから構成されている。その基地局は、例えば、3つの無線カバレー
ジ・エリアが提供される3つの120°の方向性アンテナ、あるいは4つの無線
カバレージ・エリアを提供する4つの90°の方向性アンテナなど、あるいは異
なる無線カバレージ・ビーム幅の任意の組合せを使用することができる。
【0018】 図1において、各無線カバレージ・エリア1、2および3は、それぞれの基地
トランシーバ局(BTS)4、5および6によってサービスされている。さらに
特定すれば、各基地トランシーバ局BTSは、移動局(MS)7との間で信号の
送信および受信を行うように配置されている。同様に、移動局7はそれぞれの基
地トランシーバ局との間で信号を送信および受信することができる。移動局7は
これを基地局との無線通信を経由して行っている。普通、いくつかの移動局が各
基地局と通信状態にあり、ただし、明確化のために図1には1つの移動局だけが
示されている。
【0019】 各基地局はそれぞれのネットワーク・コントローラ(図示せず)に接続されて
おり、例示としてのGSMシステムにおいては移動交換局(MSC)である。2
つ以上の基地局を各コントローラに接続することができることに留意されたい。
また、普通は2つ以上のコントローラがネットワークの中で提供されている。コ
ントローラは適切なリンクまたはゲートウェイの装置(図示せず)、例えば、ゲ
ートウェイ移動交換局(GSMC)またはサービス中のGPRSサポート・ノー
ド(SGSN)などを経由してネットワークの他の要素に接続される。
【0020】 移動局7は1つのカバレージ・エリアから別のカバレージ・エリアへ移動する
ことができる。それ故、移動局7の位置は時間的に変化する可能性がある。何故
なら、移動局は1つの位置(基地局のカバレージ・エリアまたはセルのカバレー
ジ・エリア)から別の位置(別のカバレージ・エリア)へ、そしてまた、1つの
カバレージ・エリア内で自由に動くことができるからである。
【0021】 図1は移動局の位置(または位置の履歴)に関する少なくともある程度の情報
を受信するための資格がある、異なるアプリケーションまたはクライアント8に
対して位置(LC)のサービスを提供するロケーション・サービス(LCS)ノ
ード12をさらに示している。図3はロケーション・サーバ12の機能ダイヤグ
ラムに対するETSI(ヨーロッパ電気通信標準機関)の技術仕様書“Loca
tion Services”(ロケーション・サービス)(T1P1.5/9
9‐048r4)による1つの提案を詳細に示している。一般的な用語では、L
CSの機能はMSの位置、そしてさらに特定すれば、移動電気通信ネットワーク
の基地局に対した相対的な移動局の位置のベースで定義された位置に関する情報
を提供することができる1つの機能として定義することができる。
【0022】 ロケーション・サーバのノードは、移動局7の位置に関するあらかじめ定義さ
れた情報を受信手段30によって受信し、この情報および/またはいくつかの他
のあらかじめ定められたパラメータを処理し、そして/または与えられた移動局
7の地理的位置を決定して出力するための適切な計算をプロセッサ手段31によ
って計算するように配置されている。計算および可能なパラメータのさらに正確
な例は、この記述の中で後で説明される。また、ロケーション・サーバ12は無
線カバレージ・エリアの特定のデータを記憶するためのレジスタまたはデータベ
ース13も含むことができる。代わりに、この無線カバレージ・エリアの特定の
データは基地局そのものの中に、あるいはその基地局を制御しているコントロー
ラの中に記憶しておくことができ、そこから計算のためにロケーション・サーバ
へ送信される。そのデータは受信手段30によって電気通信システムから受信さ
れる。このデータの生成および更新については、この記述の中で後で説明される
【0023】 詳細には示されていないが、LCノード12は適切なインターフェースによっ
てMS7による基地局のシグナリングを制御しているネットワーク・コントロー
ラ(明確化のために図1から省略されているコントローラ)に接続することがで
きる。また、LCノード12はネットワーク・コントローラから分離されたノー
ドとすることができるが、コントローラ、あるいはゲートウェイ・コントローラ
またはその電気通信システムの任意の他の要素の内部コンポーネントまたは機能
または一部分でもあってもよいことにも留意されたい。
【0024】 移動局の位置決定は、受信無線信号の少なくとも1つの特徴の測定値に基づい
て行うことができる。このために使用できる1つの特徴は、基地局4、5および
6における移動局7から送られた無線信号の到着時間である。任意の特定の基地
局における受信信号の到着時間は下式によって与えられる伝播距離に関連してい
る。 R=cT [1] ここで、 R=移動局から基地局への距離(レンジ) c=光の速度 T=無線信号の到着時間
【0025】 位置の情報はシグナリングの強さ、信号対雑音比、または任意の他の上記特徴
を決定するために受信局において行われた測定にも基づくことができ、それらの
データから送信局と受信局の間の距離を決定することができる。無線信号の特徴
の測定をアップリンクおよび/またはダウンリンクにおいて行うこと、すなわち
、基地局側または移動局側あるいはその両方において行うことができる。信号の
特徴を測定するために移動局が使用される場合、その測定結果を適当なネットワ
ーク要素に通知するために無線ネットワークを使用することができる。種々の収
集/定義されたデータに基づいた必要な位置の計算および決定は、局(基地局ま
たは移動局)において実行することができ、または次にすべての必要なデータに
アクセスすることができる適切なネットワーク要素において実行することができ
る。
【0026】 図1の中の3つの円または図2の中の円の2つのセクター18および19によ
って示されている理想の状況においては、各距離測定は測定している基地局に中
心があり、送信側の移動局から受信側の基地局までの距離に等しい半径rの円ま
たは円のセクターをそれぞれ発生する。測定誤差が存在しない場合、図1の例に
おける3つの円の交点および図2の例における2つの円の交点が移動局7の正確
な位置を明確に決定する。
【0027】 しかし、図1からも分かるように、実際にはその状況はブロック要素または障
害物10のためにこのようには直接的ではない。障害物10は、例えば、建物あ
るいは他の大きな構造物、柱、彫像、樹木、岩、車など、基地局と移動局との間
にある要素であり得る。送信局と受信局との間の無線伝播経路の中の基地局のカ
バレージ・エリアにある可能性のある障害物の他に、経路長における更なる変動
が、障害物の量および性質も1つの無線カバレージ・エリアまたは環境から別の
環境へ変化する可能性があるということのためにさらに変動する。例えば、風景
が異なる可能性があり、建物は異なる方向に建てられているか、または形状、サ
イズおよび高さが異なっている可能性があり、基地局の配置が異なるなどの可能
性がある。さらに、過剰な経路長の量も送信局と受信局との間の実際の距離によ
って変わる。
【0028】 図1において基地局4は移動局7に対する直接の、あるいは明瞭な無線伝播経
路を有し、一方、基地局5および6は、移動局7からのシグナリングが基地局に
は直接には達することができない位置にある。言い換えれば、移動局7は基地局
5および6と視線(LOS)を備えておらず、それ故、それぞれの基地局5およ
び6と移動局7との間の線によって示されているように、無線信号が伝わらなけ
ればならない過剰な経路長に対する追加の誤差源がある。反射および回折のため
に、最初に到着する波は、直接の経路がブロックされた場合、数百メートルの程
度長い経路長を実際に伝わる可能性がある。究極的には、この結果、移動局の位
置の評価がバイアスされる。次に説明される実施形態は、この無視線(NLOS
)の問題に対処する。
【0029】 各無線カバレージ・エリアには、異なる無線伝播環境を特徴付けているあらか
じめ定義された特性値またはパラメータを与えることができ、それ故、各無線カ
バレージ・エリアの中の異なる過剰経路長を与えることができる。この値は高い
建物および/または大きな樹木および同様な障害物がそのエリア内にあるかどう
かによって変わる可能性がある。また、その値はその障害物の量および/または
タイプおよび/または位置によっても変わる可能性がある。パラメータに対する
値を定義すること以外に、このパラメータまたはいくつかのパラメータに対する
いくつかの可能性が、この記述において後で説明される。
【0030】 1つの実施形態によると、移動局の位置、それ故、加入者の位置を計算するた
めに加重最小二乗法を使用することができる。使用される重み行列は誤差の共分
散行列の逆行列とすることができる。この共分散行列、それ故、重み行列はそれ
らの値によって変わることになる。また、無線信号の品質の測度およびいくつか
の他のパラメータ、例えば、初期距離の評価値は異なるリンク上の測定誤差の分
散を評価するために含められる。
【0031】 共分散行列の評価は誤差がほとんど2つのコンポーネント、すなわち、時間差
における可能な測定誤差および、シグナリングの経路の中の障害物によって生じ
る過剰経路長によって発生されるという基本の仮定に基づくことができる。次に
、位置の計算のためにこの可能性の理論的導出について説明する。何故なら、位
置を決定するために行列計算を使用した実施形態はこの導出と密接に関係してい
るからである。
【0032】 i番目の基地局と移動局または端末との間の距離の二乗の値を下式から得るこ
とができる。
【数1】 ここで、(x,y)および(x,y)は、それぞれ、端末およびi番目の
基地局の座標であり、K=x +y である。
【0033】 位置の計算において基地局(例えば、最も強い基地局)が基準の基地局として
選択され、すべてのレンジの測定結果はこの基地局に関連して示される。その時
、端末と異なる基地局との間のレンジ差を以下のように書くことができる。
【数2】
【0034】 ここで、cは、信号の伝播速度であり、di,1はi番目の基地局と基準の基
地局からの信号の受信時間差の測定値である。式[3]を使用して式[2]を書
くと、下式が与えられる。
【数3】
【0035】 基地局に関連している項Kを式[4]から差し引くと、結果として下式が得
られる。
【数4】
【0036】 以下において基準の基地局のレンジrは周知の(例えば、別に測定される)
と仮定される。位置の計算に対して、すべての測定値は以下のように行列の表記
で書くことができる。
【数5】
【0037】 次に移動局の位置は、この行列式を解くことによって、例えば、最小二乗法を
使用することによって計算することができる。この行列式に対する加重最小二乗
法の解は以下のように書くことができる。
【数6】 重み行列Wは、測定誤差の共分散行列の逆行列であるとして選択されることが
好ましい。適切な重み行列は、例えば、次のように導くことができる。
【0038】 i番目の基地局と第1の基地局との間のレンジ差の評価値を次のように書く。
【数7】
【0039】 ここで、r i,1は、正確なレンジ差(すなわち、所望の値)であり、そし
てei,1=vi,1+ni,1は無視線に起因する過剰経路長(v)および他
の測定誤差(n)の両方に対する寄与を含む誤差項である。異なる基地局に対す
る過剰経路長は、過剰経路長誤差および他の測定誤差と同様に独立であると仮定
されている。さらに、他の測定誤差ni,1は、平均値が0のランダム変数であ
ると仮定されている。
【0040】 式[8]を式[6]に代入し、いくつかの代数計算を実行することによって、
位置計算における誤差項 ̄bに対する下式が得られる。
【数8】 ここで、 ̄bは、式[6]における正確な測定ベクトルであり、eはj番
目の基地局に対するレンジ測定の誤差項である。
【0041】 次に、誤差項 ̄bの平均値および分散が計算される。それらの導出において
、二次の誤差項を無視することができる。それは位置の推定誤差は端末と基地局
との間のレンジより大幅に小さいと仮定されることを意味している。これは結果
の表示および解釈を単純化するために選定した。例えば、セルが小さく、無視線
伝播に起因する過剰経路長が比較的大きい可能性がある都市環境においては、す
べての可能な無視線の状況においては常に十分に成立するとは限らない可能性が
あり、それ故、二次の項を計算において考慮に入れなければならない。
【0042】 上で定義された仮定を利用することによって得られる誤差項の平均値は以下の
ようになる。
【数9】
【0043】 ここで、μは過剰経路遅延の平均ベクトルである。この時、誤差項の共分散
行列は以下のようになる。
【数10】 ここで、σ vjは、その移動局とj番目の基地局との間の無視線接続による
過剰経路長の分散であり、σ njは測定情報の分散である。diagはこの導
出の最後の行においてDとして書かれている対角行列を意味する。
【0044】 ここで、式[6]を使用することによってセルラー・システム内の端末または
移動局の位置を計算する間に、次の値を重み行列(あるいはその近似)として使
用することができる。
【数11】 代わりに、式[9]において二次の項が無視されない時に得られるもっと複雑
な結果を使用することができる(これは実際の計算において同じ量が必要となる
ので、連続性には影響しない)。
【0045】 上記で、行列Mは、その移動局と基地局との間のレンジの測定値から構成され
ている。これらの、あるいはその補正された(バイアスが取り除かれた)値が計
算において直接に使用されるべきである。σ niは、その接続のSNR(信号
対雑音比)によって変わる。また、それは遅延時間の推定のために使用される方
法の精度によっても変わるが、それはすべての接続に対して同じである。SNR
の推定値は計算のために適切な値にマップされるべきであり、あるいはその接続
に対してSNRが推定されない場合は固定値が含められるべきである。さらに、
σ vjおよびμvjは特定の基地局のカバレージ・エリア内の無線伝播環境に
もっぱら依存する。
【0046】 提案されたソリューションによって、上記のこれらのパラメータσ nj、σ vj 、およびμvjを、その値が極端に正確である必要がないように使用する
ことができる。例えば、少数のレベルまたはクラスだけで十分である可能性があ
る(例えば、5レベル:非常に良い、良い、普通、悪い、非常に悪い いくつか
のあらかじめ定義された値に対応して)。言い換えれば、異なる無線カバレージ
・エリアを異なるクラスに分割することができる。実際的な実装においては、例
えば、クラスAは信号伝播の視線の中にある障害物の量がほとんど0であること
を示す。次に、クラスBは障害物が僅かに多いシグナリング経路を示し、クラス
Cはより妨げることの多い経路を示すというように続き、最後のクラスまたはカ
テゴリーは極端に重い無視線信号伝播のケースがあることを示す。無線カバレー
ジ・エリアの視線の状態についてのこれらの「品質」パラメータの他に、いくつ
かの他の特性パラメータ、例えば、移動局と基地局との間の距離の評価値などを
使用することができる。また、これらの値もあらかじめ決められた定義に従って
異なるクラスまたはカテゴリーに分割することができる。
【0047】 各基地局に対する個々のパラメータに対する適切な値を、例えば、ネットワー
クの計画段階において、または後で、実際の位置の計算を処理しているネットワ
ーク要素、例えば、図1および図3の中のLCSサーバ12の中で決定し、記憶
するためのいくつかの適切な手段によって定義することができる。このための方
法および/または適切な装置が後でより詳しく説明される。個々の、無線カバレ
ージ・エリア固有のパラメータは実質的に安定であると考えることができ、それ
らはその無線伝播環境において何らかの重要な変化が発生した時だけ更新される
必要がある(新しい建物または他のブロックする構造が建てられたか、または建
物が取り壊されたか、トランシーバの位置および/または数および/または構造
が変更されたかなど)。
【0048】 上記の分類の他に、視線/無視線の状況を検出するための適切な方法を利用す
ることもできる。その時、視線(過剰経路がない、例えば、図1の中のセル1)
の状況が検出されたときは、上記の量をあらかじめ定義された値に設定すること
ができる。
【0049】 上記のように、異なる無線カバレージ・エリアに対する無線伝播環境に対する
基本データは、異なる無線カバレージ・エリア内の無線伝播環境を記述する特性
パラメータまたはいくつかのパラメータが決定されてシステムの中に記憶される
前に生成されなければならない(図5のフローチャートの中のステップ50およ
び52)。特定のエリアに対する無線伝播環境に対する基本データの決定および
/または生成は、種々の方法で行うことができる。1つの方法は適切な無線伝播
環境の測定および決定装置によって、そのシステムの各無線カバレージ・エリア
に対する特性的な無線伝播環境を測定する方法である。もう1つの方法によれば
、無線伝播環境の視覚的決定に基づいたオンサイトの評価を行うことができ、次
にこの情報が特性パラメータに対するベースとして使用される。また、その決定
はリモートに、例えば、そのエリアの地図および同様なトポグラフィ的情報を調
べることによって、また、その無線カバレージ・エリアの建物、街路および同様
な特性情報をその評価に含めることによっても実現することができる。無線カバ
レージ・エリアをモデル化し、各エリアに対する特性パラメータを発生する機能
を備えた電気通信ネットワーク計画ツールを提供することができる。また、より
信頼性の高い、そして正確なパラメータを得るために、1つまたはいくつかの異
なる決定方法を組み合わせることもできる。
【0050】 図4は異なる無線カバレージ・エリアに対する特性パラメータまたは複数のパ
ラメータに対する基本データを生成および/または更新するための装置の1つの
実施形態を開示している。無線伝播データ発生の不可欠な機能は、調べられた局
と装置20との間の無線トラヒックに対するあらかじめ定義された信号の特徴(
またはいくつかの性質)と、実際の地理的位置情報とを組み合わせ、地理的位置
とその信号の特徴との間の依存性を生成することができることである。この計算
は装置20のプロセッサ23によって行うことができるか、またはネットワーク
の1つの要素、例えば、図1のロケーション・サーバ12のプロセッサ31にお
いて実行することができる。
【0051】 地理的な位置は信頼性の高い外部ソース、例えば、周知のGPS(全地球的測
位システム)から得ることが好ましい。GPSは、例えば、ナビゲーションの目
的のためにより正確な位置決めが必要である時に、陸軍および民間での用途にお
いて使用される人工衛星ベースのシステムである。より正確な位置情報が異なる
GPSを通して得られる。GPSの他に、装置20に対して信頼性の高い位置情
報を提供することができる他の同様なシステムをこのために使用することができ
る。
【0052】 基本のデータ生成装置20がGPS衛星または同様なシステムからの位置信号
を受信するためのアンテナ24を含むように示されている。これらの信号は、本
質的に知られている方法で装置20の現在位置を決定する際に装置20によって
使用される。この決定はプロセッサ23によって行われるか、またはその時、そ
の装置はこのタスクのために別の決定手段を備えていてもよい。代替実施形態に
よれば、装置20のユーザは手動で正確な位置座標(例えば、緯度および経度、
あるいは街路名または同様な確立された住所情報を使用することによる)を、例
えば、キーセット26、音声認識装置、または同様な入力インターフェースによ
って手動で入力する。
【0053】 図4の装置24は実際の移動局が移動電気通信システムを通信のために使用す
るのと同様な方法で、監視下で基地局BTSとの間で無線信号を送信/受信する
別のアンテナ22を備えている。無線伝播環境、したがって、位置決定のために
必要なパラメータはいくつかの代りの方法で装置20と基地局との間のシグナリ
ングから決定することができる。1つの方法によると、その決定は基地局のBT
Sから送信された信号に基づいて、そして装置20において受信信号に基づいて
行われる。その仮定は移動局と基地局との間で両方向で実質的に同様な方法で信
号が伝播することである。もう1つのシナリオによると、装置20は、装置20
から基地局に対して送られた試験信号に対する応答として、基地局によって行わ
れた測定の結果を含むメッセージを基地局から受信する。この種の装置によって
、異なる方向における送信経路の可能な差によって生じる誤差を回避することが
できる。
【0054】 さらにもう1つの可能性によると、基地局BTSは装置20によって定義され
ている位置情報と一緒に試験信号を装置20から受信する。あらかじめ定義され
た信号の特徴を測定/決定した後、基地局はその測定結果を処理するために配置
されているロケーション・サーバまたは任意の他のネットワーク要素に対してメ
ッセージを送信し、そのメッセージは装置20の位置および信号の特徴の測定結
果を含んでいる。次にこの情報を使用して適切なネットワーク要素、例えば、図
1のサーバ12において監視下で特定の基地局に対する無線伝播環境に対する特
性パラメータを決定することができる。
【0055】 装置20は、図1のロケーション・サーバ12をいくつかの種類の方法でイン
ターフェースすることができる。それは使用されている電気通信システムの基地
局との無線通信を確立することができるので、この無線インターフェースを使用
して任意のメッセージおよび情報をロケーション・サーバまたは任意の他の適切
なネットワーク要素に送信することも十分にできる。また、そのインターフェー
スは装置20とロケーション・サーバとの間で例えば、適切なプラグおよびソケ
ットまたはケーブリングを使用した特定の赤外線またはショート・レンジの無線
接続(「ブルートゥース」接続など)または固定接続であってもよい。ユーザは
記憶装置、例えば、ディスケット、磁気テープまたはハード・ディスクまたは記
憶機能を提供する同様な手段を使用することができ、そこからデータが後から読
み出される。1つの可能性は、装置20のユーザがディスプレイ28によって示
されている任意のパラメータを紙の上に単純に書き出すことである。
【0056】 装置20は無線位置領域固有のデータを生成および更新することの両方に対し
て使用することができる。データを更新する時、装置はその結果を前のデータと
比較するだけで十分である。次に、ロケーション・サーバまたは同様な装置の中
に記憶されているデータは、そのロケーション・サーバの中のレジスタの中にあ
るデータを更新する必要がある無線伝播環境における変化を装置20が検出した
場合にのみ更新される。
【0057】 また、いくつかの移動ユーザに無線伝播環境を監視する移動局を提供すること
もできる。より特定すれば、移動ユーザの何人かから普通の方法で使用できるが
、図4の装置20の位置決定の機能も備えられている移動局を持つことができる
。その装置は自動にすることができ、例えば、サーバ12のレジスタ13の中に
記憶されているデータが、任意のポータブル装置20または装置20の機能が備
えてられている移動電話機が更新を必要とするような変更に気付いた時は常に、
自動的に(適応的に)更新されるようにすることができる。その監視は連続的に
、定期的に、ランダムに、などの方法で発生させることができる。
【0058】 本発明の実施形態が移動電気通信システムの移動局に関連して説明されてきた
が、本発明の実施形態はロケーションの機能を提供している他のタイプのシステ
ムの任意の他の適切なタイプのユーザ装置に対して適用可能であることを理解さ
れたい。これらのシステムは人工衛星ベースのロケーション・システム以外に、
人工衛星ベースの通信システムを含む。 データは各種のネットワーク要素間でパケット形式で送信することができる。
本発明の代替実施形態においては、データは任意の適切なフォーマットで送信す
ることができる。
【0059】 本発明の実施形態がTDMAシステムの場合において記述されてきた。本発明
は周波数分割多元接続(FDMA)および符号分割多元接続(CDMA)および
、その任意のハイブリッドを含む任意の他のアクセス技法に対しても適用するこ
とができる。また、基地局はノードBとも呼ばれることがあり得ることを理解さ
れたい。
【0060】 また、上記は本発明の1つの実施形態を記述しているが、特許請求の範囲に記
載されている本発明の適用範囲から逸脱することなしに、開示されているソリュ
ーションに対して行われる可能性のあるいくつかの変形および修正があることに
も留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を実装することができるセルラー通信システムの3つの無線
カバレージ・エリアの概略図である。
【図2】 セクター・アンテナによって提供される2つの無線カバレージ・エリアである
【図3】 ロケーション・サーバに対する1つの可能な機能図である。
【図4】 位置の情報を提供するために使用されるパラメータを生成/更新するのに使用
するための装置の部分断面図である。
【図5】 1つの実施形態による動作に対するフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月27日(2001.9.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局と受信局との間の距離を決定する方法であって、 前記受信局の無線伝播環境に対する特性パラメータを決定するステップと、 前記受信局において、前記送信局から受信した信号についての、前記送信局と
    前記受信局との間の距離を決定するために使用することができるような少なくと
    も1つの特徴を測定するステップと、 前記測定された信号の特徴および前記特性パラメータを使用して前記送信局と
    前記受信局との間の距離を計算するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記送信局の現在の地理的位置を決定するステップをさらに含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法において、 前記送信局と少なくとも1つの更なる受信局の無線伝播環境を記述している特
    性パラメータを有している前記少なくとも1つの更なる受信局との間の少なくと
    も1つの更なる距離を決定するための、請求項1の決定のステップに類似した少
    なくとも1つの更なる決定のステップと、 前記送信局の現在の地理的位置を受信するために前記決定の結果を組み合わせ
    るステップとをさらに含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の方法において、 前記受信局と少なくとも1つの更なる送信局の無線伝播環境を記述している特
    性パラメータを有している前記少なくとも1つの更なる送信局との間の少なくと
    も1つの更なる距離を決定するための、請求項1の決定のステップに類似した少
    なくとも1つの更なる決定のステップと、 前記受信局の現在の地理的位置を受信するために前記決定の結果を組み合わせ
    るステップとをさらに含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の方法において、 測定される前記特徴が、前記送信局と受信局との間の信号の伝播時間を含む方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の方法において、 測定される前記特徴が、前記送信局と受信局との間の信号の伝播時間差を含む
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の方法において、 測定される前記特徴が、前記受信信号の強度を含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の方法において、 測定される前記特徴が、前記受信信号の品質を含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の方法において、 前記送信局の前記位置を計算するために加重最小二乗法を使用するステップを
    含み、使用される重み行列が誤差共分散行列の逆行列である方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載の方法において、 いくつかの局に対する前記無線伝播環境を定義するステップと、 異なる無線伝播環境クラスにおいて前記局を分類するステップとを含み、 前記特性パラメータが前記局の前記クラスに基づいている方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の方法において、 前記特性パラメータに対するデータが電気通信システム内に実装されているロ
    ケーション・サーバのノードにおいて記憶され、処理される方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の何れかに記載の方法において、 前記局が移動電気通信システムに接続されていて、前記送信局が移動局であっ
    て前記受信局が前記移動電気通信システムの基地局であるか、またはその逆であ
    る方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の何れかに記載の方法において、 前記特性パラメータの前記決定のステップが、 少なくとも1つの前記局の現在の地理的位置を、前記電気通信システムの外部
    にある手段によって決定するステップと、 前記電気通信システムに対する前記決定の結果を入力するステップとを含む方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、 少なくとも1つの前記局の前記現在の地理的の前記決定のために、人工衛星ベ
    ースの位置決めシステムを使用するステップを含む方法。
  15. 【請求項15】 送信局と受信局との間の距離を決定するための装置であっ
    て、 前記受信局の無線伝播環境の特性を記述している特性パラメータを記憶するた
    めの記憶手段と、 前記受信局に対して前記送信局から送信される信号についての、前記送信局と
    前記受信局との間の前記距離の決定を容易にする特徴を測定するための測定手段
    と、 前記測定の結果を受信するため、そして前記測定の結果および前記特性パラメ
    ータに基づいて前記送信局と前記受信局との間の前記距離を定義するためのコン
    トローラとを含む装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、 前記コントローラが、前記局のうちの1つの現在の地理的位置を決定するため
    の手段を含む装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置において、 実質的に位置が固定されていて、自分の無線伝播環境を記述している特性パラ
    メータが提供されている少なくとも1つの更なる受信局と、 前記少なくとも1つの更なる受信局に対して前記送信局から送信される信号に
    ついての、前記送信局と前記少なくとも1つの更なる受信局との間の前記距離の
    決定をし易くする特徴を測定するための手段とを含み、 前記少なくとも1つの更なる受信局に送信される前記信号の前記特徴の前記測
    定の結果も、前記送信局の前記位置を決定する時に使用されるようになっている
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の装置において、 実質的に位置が固定されていて、自分の無線伝播環境を記述している特性パラ
    メータが提供されている少なくとも1つの更なる送信局と、 前記少なくとも1つの更なる送信局から前記受信局に送信される信号について
    の、前記受信局と前記少なくとも1つの更なる送信局との間の前記距離の決定を
    し易くする特徴を測定するための手段とを含み、 前記少なくとも1つの更なる送信局から送信される信号の前記特徴の前記測定
    の結果も、前記受信局の前記位置を決定する時に使用されるようになっている装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至18の何れかに記載の装置において、 異なる局の異なる無線伝播環境が、異なる無線伝播環境クラスに分類され、そ
    して前記特性パラメータが前記局の前記クラスに基づいている装置。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至19の何れかに記載の装置において、 前記信号の前記特徴が、前記送信局と受信局との間の前記信号の伝播時間と、
    前記送信局と受信局との間の信号の伝播時間差と、前記受信信号の強度と、前記
    受信信号の品質とのうちの1つまたはいくつかに基づいている装置。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至20の何れかに記載の装置において、 移動電気通信システムを含み、前記送信局が移動局であって前記受信局が前記
    移動電気通信システムの基地局であるか、またはその逆である装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の装置において、 前記受信局がセクター・アンテナを含む装置。
  23. 【請求項23】 電気通信システムの少なくとも1つの基地局と無線接続を
    有している移動局の位置のデータを提供するために、前記電気通信システムにお
    いて使用するためのロケーション・サーバであって、 前記移動局と前記基地局との間の距離の決定を容易にする、前記移動局と前記
    基地局との間の接続の特徴に関する前記電気通信システムからの測定データを受
    信するための手段と、 前記基地局の前記無線伝播環境を記述している特性パラメータを記憶するため
    の記憶手段と、 前記受信測定データおよび前記特性パラメータに基づいて前記移動局と前記基
    地局との間の前記距離を定義するための制御手段とを含むロケーション・サーバ
  24. 【請求項24】 電気通信システムにおいて、前記電気通信システムの局の
    無線伝播環境に関するデータを生成または更新するための装置であって、 第1の局と、 前記第1の局と無線で通信するための第2の局と、 前記電気通信システムの外部にある位置情報のソースによって前記第1の局の
    現在の地理的位置を定義するための手段と、 前記局の1つによって前記局の他のものから受信した無線信号の特徴を決定す
    るための決定手段と、 前記第1の局の前記決定された現在の地理的位置および前記決定された特徴に
    よって前記無線伝播環境のパラメータを計算するための計算手段とを含む装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の装置において、 人工衛星ベースの位置決めシステムから信号を受信するための手段を含む装置
  26. 【請求項26】 請求項24または25に記載の装置において、 前記無線伝播環境に関するデータの更新が必要であるかどうかを決定するため
    の手段を含む装置。
  27. 【請求項27】 請求項24乃至26の何れかに記載の装置において、 前記第1の局が、前記無線信号の前記特徴を決定するための前記決定手段を含
    むポータブル装置を含む装置。
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