JP2003503720A - 二種類の金属のプロセス連結部を有するコリオリ流量計 - Google Patents

二種類の金属のプロセス連結部を有するコリオリ流量計

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Abstract

(57)【要約】 O−リングあるいは他のエラストマーシールを用いずにシールされた構造を形成するように冶金的に接合されたコリオリ流量計(100)の二種類の金属のプロセス連結部(300,400,500,700,800)を形成する方法及び装置である。プロセス連結部(300,400,500,700,800)はシールされたプロセス連結部(300,400,500,700,800)を形成するように第1の金属が異なる金属に冶金テクに接合されてなる。第1の金属と異なる金属との接合部はプロセス物質の流路の外側にあって、プロセス連結部が流量計(100)とともに一種類の金属で包囲された流路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、コリオリ流量計に関する。より詳細には、本発明は、密封されたプ
ロセス連結部を形成するように冶金的接合を行った2つの異なる金属で形成され
た二種類金属製のプロセス連結部を有するコリオリ流量計に関する。
【0002】
【技術的問題点】
1985年1月1日にJ・E・スミスに発行された米国特許第4491025
号及び1982年2月11日にJ・E・スミスに発行された再発行特許第314
50号に開示されるように、配管を通って流れるプロセス物質の質量流量及び他
の情報を測定するためにコリオリ効果質量流量計を用いることが知られている。
これらの流量計は1本またはより多くの直線状または曲線状の流管を有する。コ
リオリ流量計における各流管の形状は1組の固有振動モードを有しており、これ
には単純な曲げ、捩れ、放射状、あるいはそれらの組み合わせの型がある。各流
管はこれらの固有モードのうちの1つで共振振動するように駆動される。物質が
充満した振動系の固有振動モードは部分的には流管と流管を通って流れるプロセ
ス物質との組み合わせた質量によって決定される。プロセス物質は流量計の入口
側に連結された配管から流量計に流入する。それからプロセス物質は1本または
複数本の流管を通るように進み、流量計から出口側に連結された配管に出てゆく
【0003】 駆動源が流管に振動の力を加える。この力は流管を振動させる。流量計を通っ
てプロセス物質が流れない時に、流管に沿った全ての点は同じ位相で振動する。
プロセス材料が流管を通って流れ始めると、コリオリ加速度により流管に沿った
各点が流管に沿った他の点に対して異なる位相を有するようになる。流管の入口
側の位相は駆動源より遅れるが、出口側の位相は駆動源より進む。
【0004】 直線状の流管の例において、流管を取り囲むバランスバーが流管とのバランス
をとり、流管の検出部分を外部の影響から分離して検出部分の特定の基準フレー
ムを与えるようにする。流管の2つの点におけるピックオフ検出器が2つの点に
おける流管の運動を表す正弦波状の信号を生成する。検出器から受け取られた2
つの信号の位相差が時間単位で計算される。2つの検出器の信号の位相差は1本
または複数本の流管を通って流れるプロセス物質の質量流量に比例する。
【0005】 流管とこれを取り囲むバランスバーとはケース内に収容される。プロセス連結
部は流管の各端部とケースの各端部とに連結される。プロセス連結部は流量計を
配管または他のプロセス物質配送系に連結する取付部である。プロセス連結部の
特定の例としてフランジがある。
【0006】 ある場合には、流量計はその設計を改善するために鋼及びチタンのような異な
る金属で形成される。流量計において異なる金属を用いることにより流量計が極
端な温度、化学的侵食、配管の荷重及びプロセス圧力等の厳しい使用環境に耐え
られるようになる。ここでの文脈上、異なる金属は高温延性及び熱膨張係数を含
む実質的に異なる特性を有する金属である。実質的に異なる特性により従来の溶
接の手法による異なる金属の接合を防止される。
【0007】 一例において、流量計のケースは炭素鋼で形成され、外面にわたって被覆され
たステンレス鋼の表層を含むようにしてもよい。プロセス連結部はステンレス鋼
で形成される。他方で、流管はチタンで形成されてもよい。ケースをステンレス
鋼より安価な炭素鋼で形成すると製造経費が低下する。ケースの周囲に被覆され
たステンレス鋼の表層は炭素鋼さびたり腐食したりしないように保護する。チタ
ンの流管はプロセス物質に衛生的な金属製流路を与える。
【0008】 異なる金属は異なる耐腐食性を有し、変化する時間間隔で腐食する。それゆえ
、流量計を通って流れるプロセス物質はただ一種類の金属に接触するのが望まし
い。一種類の金属で形成された流路を与える1つの従来の方法は、流管がプロセ
ス連結部を通り抜けて末端がプロセス連結部の外側縁部と同一面になるようにす
ることである。プロセス連結部の外面の凹部に嵌合する形状のチタンの挿入体が
チタンの流管をプロセス連結部の端部に接合するために用いられる。流管は従来
の溶接手法により挿入体に溶接される。挿入体は流管と挿入体との間の溶接によ
って連結プロセス連結部の凹部に保持される。従来技術において、チタンの挿入
体はステンレス鋼のプロセス連結部に接合されない。挿入体とプロセス連結部と
の間の接合部にO−リングあるいはシリコーン等のエラストマーシールが嵌合さ
れる。このシールは外側のプロセス物質が流量計の内側ケース内に漏れるのを防
止するので重要である。
【0009】 従来技術の解決策に関する第1の問題は、挿入体とプロセス連結部との間の接
合部が流量計における弱い箇所になることである。エラストマーシールは他の周
囲の溶接箇所より速い速度で破損する。これにより、流量計全体を破壊せずにシ
ールを取り換えることができないので、早尚時期の流量計の破損が生ずる。
【0010】 従来技術の解決策に関する第2の問題は、チタンの挿入体とテンレス鋼のプロ
セス連結部との接合部が電食により早尚時期に損傷を受けて早尚時期の流量計の
破損が生ずることである。さらに、プロセス物質が腐食性であれば電食が加速さ
れる。
【0011】 従来技術の解決策に関する第3の問題は、流管が破損した場合にプロセス物質の
二次的収容を行うのに流量計のケースに依存する使用状態において存在する。O
−リングあるいは他のエラストマーシールは、特に流管の破損時に加圧された多
量のプロセス物質がある場合に、それを扱うように設計されていない。この問題
は、プロセス物質が非常に腐食性あるいは有毒であるような使用状態で典型的に
二次的収容の必要性が生ずることによって、さらに複雑になる。
【0012】
【解決策】
二種類の金属のプロセス連結部がコリオリ流量計のシールされたプロセス連結
部を形成するように冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成された
本発明の方法及び装置によって上述した、また他の問題が解決され、技術的進歩
がなされる。第1の利点は、エラストマーシールの必要性がなくなることである
。第2の利点は、接合された第1の金属及び第2の金属が卓越した耐腐食性を与
えることである。これにより腐食性の高い環境において流量計の耐用寿命が長く
なる。
【0013】 本発明の方法及び装置を具体化したコリオリ流量計は、第1の金属で形成され
た少なくとも1本の流管と、シールされた構造を形成するように異なる金属に冶
金的に接合される第1の金属で形成されたプロセス連結部とを含む。中心開口が
プロセス連結部を通り抜け、プロセス連結部における第1の金属の少なくとも一
部分によって包囲される。流管の端部が第1の金属に包囲された流路を与えるよ
うにプロセス連結部の第1の金属に取り付けられる。
【0014】 本発明の第1の実施例はフランジの第1の端部に冶金的に接合されたチタンの
挿入体を含むステンレス鋼のフランジである。フランジは配管に連結される第1
の端部における中心の凹部を含む。中心の凹部はフランジの本体部分を通り抜け
る中心開口を画定する。凹部はフランジの中心開口に合致する形状の中心開口を
有するチタンの円筒形挿入体を受け入れる形状になっている。チタンの挿入体は
本発明のシールされたプロセス連結部を形成するようにフランジの中心の凹部に
冶金的に接合される。フランジの第2の端部は従来の溶接手法によってステンレ
ス鋼の流量計ケースの端部に溶接される。チタンの流管は一種類の金属で包囲さ
れた流路を形成するように従来の溶接手法によってチタンの挿入体に溶接される
【0015】 本発明の第2の実施例において、挿入体はステンレス鋼/チタンの複合挿入体
を形成するように冶金的に接合されたステンレス鋼の第1の面及びチタンの第2
の面を含む。挿入体のステンレス鋼の部分は従来の溶接手法により本体部分の凹
部に溶接され、挿入体のチタンの部分は従来の溶接手法によりチタンの流管に溶
接される。
【0016】 本発明の第3の実施例において、プロセス連結部はチタン及びステンレス鋼で
形成された衛生的な嵌合部からなる。チタンの面は本発明のシールされたプロセ
ス連結部を形成するようにプロセス連結部のステンレス鋼の第1の端部に接合さ
れる。衛生的な嵌合部のステンレス鋼の端部は従来の溶接手法によりステンレス
鋼の流量計ケースに溶接される。流管はプロセス連結部を通り抜け、一種類の金
属によって包囲された流路を形成するように従来の手法により衛生的な嵌合部の
チタンの面に溶接される。
【0017】 本発明の第1の面は、 第1の金属で形成された少なくとも1本の流管と、 該少なくとも1本の流管と同軸で該少なくとも1本の流管を部分的に包囲する
ように該少なくとも1本の流管に連結された端部を有するバランスバーと、 上記少なくとも1本の流管と少なくとも1本のバランスバーとを逆の位相にな
るように振動させるように上記少なくとも1本の流管と少なくとも1本のバラン
スバーとに連結された駆動源と、 振動を測定し上記少なくとも1本の流管と少なくとも1本のバランスバーとを
振動させる上記駆動源に応じて上記振動に関する情報を流量計電子回路に伝達す
るように上記少なくとも1本の流管に取り付けられた検出器と、 上記第1の金属と該第1の金属に冶金的に接合された少なくとも一種類の異な
る金属とで形成されたプロセス連結部と、 ケースに連結される第2の端部から配管に連結される第1の端部まで上記プロ
セス連結部を通り抜ける開口であって、該開口の少なくとも一部分を上記プロセ
ス連結部の上記第1の金属が包囲するようにした上記開口と、 上記第1の金属によって包囲された流路を与えるように上記開口を包囲する上記
プロセス連結部の第1の金属に取り付けられた上記少なくとも1本の流管の端部
と、 からなるコリオリ流量計及びその製造方法を含む。
【0018】 本発明の第2の面は、上記プロセス連結部がさらに上記シールされた構造を形
成するように上記開口の第1の端部に接合された挿入体を含むフランジであるよ
うにしたコリオリ流量計を含む。
【0019】 本発明の第3の面は、さらに上記挿入体を受け入れるように上記プロセス連結
部の第1の端部における上記開口の周囲の凹部を含むコリオリ流量計を含む。
【0020】 本発明の第4の面は、上記少なくとも1本の流管が上記第2の端部から上記第
1の端部まで上記プロセス連結部の開口を通り抜けて上記挿入体を連結するよう
にしたコリオリ流量計を含む。
【0021】 本発明の第5の面は、ろう付けにより上記シールされた構造を形成するように
上記挿入体が上記プロセス連結部に接合されるようしたコリオリ流量計を含む。
【0022】 本発明の第6の面は、上記挿入体が発火接合によって形成された二種類の金属
の挿入体であるようにしたコリオリ流量計を含む。
【0023】 本発明の第7の面は、従来の溶接手法により上記シールされた構造を形成する
ように二種類の金属の挿入体が上記プロセス連結部に接合されるようにしたコリ
オリ流量計を含む。
【0024】 本発明の第8の面は、突起溶接により上記シールされた構造を形成するように
上記挿入体が上記プロセス連結部に接合されるようにしたコリオリ流量計を含む
【0025】 本発明の第9の面は、慣性溶接により上記シールされた構造を形成するように
上記挿入体が上記プロセス連結部に接合されるようにしたコリオリ流量計を含む
【0026】 本発明の第10の面は、プロセス連結部が衛生的な嵌合部であるようにしたコ
リオリ流量計を含む。
【0027】 本発明の第11の面は、上記衛生的な嵌合部が上記第1の金属で形成された面
と、上記少なくとも一種類の異なる金属で形成された本体部とからなり、 上記面と本体部とが上記シールされた構造を形成し上記開口をなすように一体
的に接合されているコリオリ流量計を含む。
【0028】 本発明の第12の面は、上記第1の金属がチタンであるようにしたコリオリ流
量計を含む。
【0029】 本発明の第13の面は、上記異なる金属がステンレス鋼であるようにしたコリ
オリ流量計を含む。
【0030】 本発明の第14の面は、上記衛生的な嵌合部の面と上記衛生的な嵌合部の本体
部とが上記シールされた構造を形成するように発火溶接によって一体的に接合さ
れるようにしたコリオリ流量計を含む。
【0031】 本発明の第15の面は、上記衛生的な嵌合部の面と上記衛生的な嵌合部の本体
部とが上記シールされた構造を形成するようにろう付けによって一体的に接合さ
れるようにしたコリオリ流量計を含む。
【0032】 本発明の第16の面は、上記衛生的な嵌合部の面と上記衛生的な嵌合部の本体
部とが上記シールされた構造を形成するように突起溶接によって一体的に接合さ
れるようにしたコリオリ流量計を含む。
【0033】 本発明の第17の面は、上記衛生的な嵌合部の面と上記衛生的な嵌合部の本体
部とが上記シールされた構造を形成するように慣性溶接によって一体的に接合さ
れるようにしたコリオリ流量計を含む。
【0034】 冶金的に接合された二種類の金属のプロセス連結部を有するコリオリ流量計の
上述した、また他の特徴は、以下に図面とともに説明される。本発明の実施例を
示した添付の図面を参照して、以下に本発明をより詳細に説明する。本発明は多
くの異なる形で具体化されるものであり、ここに説明する実施例に限られるもの
ではないこと、これらの実施例はこの説明が完全なものとなるよう与えられてお
り、発明の範囲を十分に示すものであることが当業者には理解されよう。図面に
おいて、全体として同様の番号は同様の部分を示すものである。
【0035】 〔図1のコリオリ流量計〕 図1は、直管型コリオリ流量計100を示している。直管型コリオリ流量計1
00と組み合わせて示されているが、本発明は曲線形状を有する流管と組み合わ
せて用いられることも当業者には理解されよう。コリオリ流量計100はバラン
スバーバランスバー102及び流管101を収容するケース103を含む。流管
101は衛生的な流路を与え流管101のコリオリ応答を生ずるのに理想的な第
1の金属で形成されている。バランスバー102は流管101の縦方向の軸と同
軸である。バランスバー102は受けバー126及び127によって流管101
に連結されている。ケース端部104及び118はケース103の両端部に連結
され、それぞれ一体的に形成されたネック部105及び119を含む。
【0036】 好ましい実施例において、流管101及びバランスバー102はチタンで形成
される。ケース103は炭素鋼で形成され、従来の手法でステンレス鋼の端部1
04及び118に溶接される。ステンレス鋼の表層(図示せず)がケース103
を包囲し、一様なステンレス鋼の外装部を形成するようにケース端部104及び
118に連結されている。
【0037】 流管101はネック部105及び119を通り抜ける。図2に示されるように
、流管101は挿入体202の面に接するようにネック部105及び119より
延びる長さになっている。流管101は入口端部107及び出口端部117を有
し、流管101にシール可能に係合する受け部材106及び120によってネッ
ク部105及び119を通過するように支持されている。受け部材106及び1
20はそれぞれネック部105及び119の内側でネック部105及び119の
内径を画定する。駆動源(D)108、左側速度検出器(LPO)110及び右
側速度検出器(RPO)111が流管の中心部に連結されている。
【0038】 流量計電子回路121は物質が充満した流管101の共振振動数で流管101
を振動させるように線路122を介して駆動源108に信号を供給する。駆動源
108は流管101とバランスバー102とを逆の位相になるように振動させる
。駆動源108によって流管101に与えられる振動とプロセス物質との組み合
わせにより流管101にコリオリ応答が生じ、これがLPO110及びRPO1
11によって検出される。流量計電子回路121は線路123及び124を介し
てLPO110及びRPO111から信号を受け取る。LPO110とRPO1
11とからの信号の間の位相差はプロセス物質に関する情報を表す。流量計電子
回路121は受け取った信号を処理して、線路125を介してプロラス物質の流
れに関する出力情報を生成する。
【0039】 〔図2の従来のプロセス連結部〕 図2は流量計100の一端に連結された従来のフランジ型プロセス連結部20
0を断面図で示している。プロセス連結部は流管101とケース103とを連結
し流量計100を配管ないし他の物質配送システム(図示せず)に連結するため
に用いられる。
【0040】 プロセス連結部200は本体部205を有する。本体部205は配管に連結さ
れる第1の端部206と流量計100に連結される第2の端部207とを含む。
本体部205は第1の端部206から第2の端部まで本体部205を通り抜ける
中心の開口210を有している。第1の端部206は開口210を画定する中心
に位置した凹部204を含む。凹部204はチタンの挿入体202を受け入れる
形状になっている。チタンの挿入体202は図2に示されるように第1の端部2
06より突出しているであろう。流管101の連結は、流管101が開講210
を通り抜けて末端が挿入体202の外側の面と同一面になるようにして、プロセ
ス連結部200を第2の端部207から流管上に挿入することによってなされる
。プロセス連結部200は接合部209においてケース端部104に連結されて
いる。連結部は従来の溶接手法により溶接されるが、ろう付け等の他の接合手法
も用いられよう。
【0041】 流管101の外面と開口210の内面との間の空間によって空所201が形成
されている。空所201は他の流量計部分を破壊せずにプロセス連結部200が
ネック部105に連結されるようにする。連結はろう付けあるいは溶接のような
加熱作業を含むので、流管101は空所201によってより少ない熱応力を受け
る。空所201は溶接あるいはろう付けによる熱が流量計100の他の部分を加
熱するのを防止する。
【0042】 流管101は接合部208を形成するように挿入体202と入口側端部107
との間で従来のチタン溶接によってプロセス連結部200に連結される。チタン
の流管101をチタンの挿入体202に連結することにより流量計100を通る
プロセス物質の純粋にチタンの流路が形成される。
【0043】 挿入体202はプロセス連結部200の本体部205に接合される。挿入体2
02はこれを凹部204に取り付けるための挿入体202と流管101との間の
溶接に依存する。流量計は湿った環境で用いられることが多くあるので、流量計
がケース103の内側空洞に湿気が漏れて汚染されるのを防止するために、O−
リング203が挿入体202と本体部205との間のシール部203を形成する
。O−リング203の代りに接着剤あるいは他のエラストマーシールがわかるで
あろう。
【0044】 〔図3−8の本発明のプロセス連結部〕 以下の説明から、本発明に用いられる多くの他の形状のものがあり、以下の説
明は例示のためのものであって、限定的なものでないことが当業者に理解されよ
う。また、本発明の原理を用いる際にプロセス連結部は設計上の選択事項として
、また適合するプロセス物質配送システムに応じて多種の寸法及び形状に形成さ
れることも当業者に理解されよう。
【0045】 図3は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
300を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部300
はステンレス鋼で形成された本体部305とチタンで形成された挿入体302と
からなるフランジである。本発明の実施例の挿入体部分は円形の形状に限られず
、設計上の選択事項として多種の他の形状とすることができることがわかるであ
ろう。
【0046】 中心の開口310が本対部305の第1の端部306から第2の端部307ま
でにわたっており、挿入体302の中心の開口に合致している。挿入体302は
凹部308内に嵌合する形状になっており、O−リングあるいは他のエラストマ
ーシールによらずにシールされたプロセス連結部を形成するように本体部305
に冶金的に接合される。挿入体302と本体部305との間の冶金的接合により
流量計の弱い結合部がなくなり、腐食や振動の力により流量計100が早尚時期
に損傷するのが防止されるのがよい。これはエラストマーシールを用いることが
なくなるので際立った利点になり、それによって流量計の寿命が長くなり、腐食
性の高い環境において流量計100が用いられるようになる。
【0047】 〔ろう付けされたプロセス連結部〕 プロセス連結部300は鍛造工程と、それに続く機械加工工程で必要とされる
仕様及び工業的規格に合うように形成される。開口310をなす中心の凹部30
8を形成するように付加的な機械加工が行われる。プロセス連結部300の他の
特徴は、接合部311においてソケット溶接されたプロセス連結部が用いられる
ように、ケース端部104のネック部309が空所201を縮小するように変更
されることである。ソケット溶接は当該技術でよく知られており、プロセス連結
部300とケース端部104とを位置合わせするための方法を与える。ソケット
溶接はまた接合部311における機械的支持を付加する。接合部311における
ソケット溶接は、ネック部309の弧状の形状により流管101からさらに離れ
るという利点がある。これにより流管101がより大きい空所201と同様にし
て保護されるだけでなく、プロセス連結部とケース端部104との間により強力
な接合部が形成される。
【0048】 挿入体302を本体部305に冶金的に接合するために炉内ろう付けが用いら
れのが好ましいが、他の適当なろう付けの手法が用いられることも当業者に理解
されよう。炉内ろう付けは溶加材が存在する状態で2種類の金属を、ろう付け温
度まで加熱することによって接合する工程である。溶加材は450°C(840
°F)より高く接合される面の溶融点より低い溶融点を有している。溶加材は毛
管作用により接合部全体に分布される。
【0049】 炉内ろう付けは挿入体302の外径と凹部308の上側内径とにおいて接合部
301をろう付けするために用いられる。流管101は接合部303を形成する
ように挿入体302と入口側端部107との間での従来のチタン溶接によって流
量計100に連結される。挿入体302と本体部305との炉内ろう付けは安価
で成功率が高くなされるという利点がある。また、本体部305が流量計100
に取り付けられる前にろう付けがなされるという利点がある。これによりろう付
け工程で他の接合部及び流量計の部分が損傷を受けるのが防止される。さらに他
の利点は、二種類の金属の接合点301がプロセス流路の外側にあるので、流管
101と挿入体302とが一種類の金属で包囲された流路を形成する。
【0050】 図4は流量計100の端部に連結された、本発明の実施例であるプロセス連結
部400を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部40
0はステンレス鋼で形成された本体部405とチタンで形成された挿入体402
とからなるフランジである。
【0051】 プロセス連結部400は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工される。中心の開口410は本体部405の第1
の端部から第2の端部までにわたっており、挿入体402の中心の開口に合致す
る。挿入体402は凹部408内に嵌合する形状になっている。プロセス連結部
400はまたプロセス連結部400の第2の端部407とネック部409との間
の接合部411におけるソケット溶接部を含む。
【0052】 挿入体402は突起溶接工程により本体部405に冶金的に接合される。突起
溶接は、全溶接工程中に材料を固体状態に保持しながら材料を接合することがで
きる独特な固体溶接である。これは、チタンのような材料は溶接工程において液
体状態が生じた時に好ましくない特性になるので、本発明の重要な特徴であるこ
とがわかるであろう。
【0053】 突起溶接は力及び電流を用いる。電流は力を加えた状態で接合される2つの片
に通される。本発明の文脈において、2つの片は挿入体402及び本体部405
である。挿入体402と本体部405とは接合部401において突起溶接される
。流管101は接合部403において従来のチタン溶接により挿入体402に連
結される。
【0054】 図9において、挿入体402形成された突起部901及び904と凹部408
の底部に形成された突起部902及び903とが2つの三角形断面の同心状リン
グを形成する。突起部901、902、903及び904は局所的加熱を行うた
めに電流が限定された形状部分を通るようにし電流密度を増大させる。材料が加
熱された時に、その耐力が低下し与えられる力により材料が一体的に溶接される
。与えられる力は、加熱により軟化したチタン及びステンレス鋼を原子レベルで
接合させるのに十分な大きさである。
【0055】 挿入体402とプロセス連結部400とを接合するために突起溶接を用いるた
めに、挿入体402とプロセス連結部400との両方が鍛造時に同様の耐力を有
するように加熱のバランスをとらなければならない。熱量は2種類の材料の熱伝
導度及び高温延性の差によって決定される。これは、工程が局所的加熱の電流に
依存し、チタンとステンレス鋼とが異なる熱伝導度及び高温延性を有するので、
重要である。2種類の材料の強度が鍛造時に非常に異なっている場合、この場合
ステンレス鋼となるより硬い材料はより軟らかいチタンと原子レベルで接合しな
いであろう。ステンレス鋼を軟化させるのに十分な熱が供給される前にチタンが
融解する。本発明者は、鍛造温度で段階Vの高温延性のチタンはチタンの挿入体
402をステンレス鋼の本体部405に接合するのに十分な強度を保持しステン
レス鋼の高温延性に十分近くなっていることを実験的に見いだした。
【0056】 時間の長さは短い温度サイクルの必要性によって決定される。好ましい実施例
において、時間の長さは50ミリ秒から130ミリ秒の範囲とすべきであり、8
3ミリ秒であるのが好ましい。
【0057】 電流の大きさはチタンの挿入体402とステンレス鋼のプロセス連結部400
との間の塑性流の量によって決定される。塑性流は工程中での突起部の崩壊の大
きさであるアプセットとして測定される。電流のサイクルは十分に直流的に整流
された60ヘルツの交流の5サイクル当たり200000アンペアとするのが好
ましい。
【0058】 突起溶接は、高い成功率でシールされた溶接部を形成するので、挿入体402
と本体部405と接合するのにろう付けより好ましい。突起溶接は接合部401
の面においてより高い連続性を与える。ろう付けは接合部において小さい裂け目
を含むような、ろう付け材量の明らかな線を残す。この裂け目はある用途におい
てはプロセス物質が流量計の内部空洞への漏れを生じ得よう。
【0059】 突起溶接の特殊な利点はまた、二種類の金属の接合部401がプロセス流路の
外側にある流路を形成し、本体部405が流量計100に取り付けられる前に挿
入体402を突起溶接して流量計100の他の部分への損傷を防止することを含
むが、これに限定されない。
【0060】 〔図5、6、7及び8の慣性溶接されたプロセス連結部〕 図5は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
500を断面図でしめしている。好ましい実施例において、プロセス連結部50
0はステンレス鋼で形成された本体部とチタンで形成された挿入体502とから
なるフランジである。
【0061】 プロセス連結部500は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工がなされる。中心の開口510は本体部505の
第1の端部506から第2の端部507にわたっており、挿入体502の長身の
開口に合致している。挿入体502は凹部509内に嵌合する形状になっている
。プロセス連結部500はまたその第1の端部と第2の端部との間の接合部51
2におけるヒケット溶接部を含む。挿入体502は慣性溶接工程により凹部50
9に冶金的に接合され、この工程に適合するように変形される。
【0062】 慣性溶接は第1の片の材料が第2の片の材料に以下のようにして接合される工
程である。第1の片の材料は第2の片の材料より高い角速度で旋回する。それか
ら2つの片が大きい力を用いて接触させられる。材料が接触させられる時の摩擦
力によって生ずる熱により材料が一体的に接合することになる。形成された接合
部501は凹部509におけるリップ部511と挿入体502の底部との間の回
転軸に垂直な平面内にある。流管101は接合部503における従来のチタンの
溶接によって流量計100に連結される。
【0063】 慣性溶接を用いるために、熱の発生領域は、多量の拡散が生ずる前に接合部5
01が冷却される箇所に縮小されるべきである。接合部501における表面領域
を縮小しなければ、多量の拡散及び熱膨張による残留応力が生ずる前に伝導で除
去されるより多くの熱が生ずる。表面領域を縮小せずに、ステンレス鋼の主成分
である鉄がチタン内部に拡散すると接合部511が脆くなる。熱膨張の差により
冷却時に接合部501における大きな残留応力が生じ、接合部501が衝撃荷重
あるいは高周波数の疲労荷重に耐える能力が制限される。
【0064】 図6において、挿入体502は突出部600、601、602及び603を付
加して凹部509のリップ部511と挿入体502との間の接触面を減少させる
ように変形されている。突出部600、601、602及び603は熱の発生す
る領域を、多量の拡散が生ずる前に接合部501が冷却される箇所に縮小させる
【0065】 〔図7の衛生的嵌合部〕 図7は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
700を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部700
チタンの面707と、ステンレス鋼の本体部709とからなる衛生的嵌合部であ
る。衛生的嵌合部は製酪工業や製薬工業等の完全な清潔性を必要とする工業に用
いられるプロセス連結部である。衛生的嵌合部はネック部701の周囲のクラン
プ部材(図示せず)を用いて配管に連結される。クランプ部材により衛生的嵌合
部が配管に着脱可能に連結されて流量計を定期的に排出できるようになる。衛生
的嵌合部によりまたプロセス流体が連結箇所においてトラップされる可能性が減
少する。
【0066】 プロセス連結部700はチタンの板をより厚いステンレス鋼材片に慣性溶接す
ることによって形成される。接合されたチタンの板とステンレス鋼材とは必要と
される仕様及び工業的規格に合うプロセス連結部700を形成するように機械加
工される。本体部709は第1の端部702と第2の端部703との間で一体的
に形成されたネック部701を含む。中心の開口704は第1の端部702及び
第2の端部703を通り抜ける。
【0067】 他の実施例に関して、面707は他の工程により本体部709に接合され、他
の方法はろう付け、突起溶接あるいは発火溶接を含むが、これに限定されないこ
とが当業者に理解されよう。また面707及び本体部709の寸法は設計上の選
択事項として変化させられることがわかるであろう。
【0068】 流量計700は接合部706において従来の溶接手法により流量計100に連
結される。流管101は接合部708において従来のチタン溶接プロセス連結部
700に連結される。
【0069】 〔発火接合されたフランジ〕 図8は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
800を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部800
はステンレス鋼で形成された本体部805とチタン及びステンレス鋼で形成され
た挿入体802とからなるフランジである。
【0070】 プロセス連結部800は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工がなされる。中心の開口810は本体部805の
第1の端部806から第2の端部にわたっており、挿入体802の中心開口と合
致している。挿入体802は凹部809に嵌合形状になっている。プロセス連結
部800はまたその第2の端部807とネック部804との間の接合部815に
おけるソケット溶接部を含む。
【0071】 挿入体802はフランジ体805に冶金的に接合されるだけでなく、ステンレ
ス鋼及びチタンからなる二種類の金属の挿入体でもある。挿入体802はチタン
の板をステンレス鋼の板に発火接合させることによって形成された1枚のチタン
/ステンレス鋼板から挿入体802を機械加工することによって形成される。
【0072】 発火接合は、発火溶接として従来知られているが、1枚の金属板を他の金属に
向けて加速して原子的結合を行うようにする制御された爆発の力を用いた固体状
態の工程である。発火接合は金属が接合前の特性を失わずに接合されるようにす
る冷間溶接工程である。発火接合は高性能の接合部を形成するように異なる金属
の接合に用いられる利点がある。その接合部は高い機械的強度を有し、極めた高
い真空保持性があり、急激な熱的変動に耐えられる。
【0073】 チタン/ステンレス鋼の挿入体802により挿入体802を本体部805及び
流管101に接合するための従来の溶接手法を用いることができる。挿入体80
2は、ステンレス鋼側の半片811が凹部809の底面814に当接しチタン側
の判片812が挿入体802の露出面の部分となるようにして、開口809に配
置される。ステンレス鋼側の半片811は接合部813においてステンレス鋼の
本体部805に従来の溶接手法により溶接される。チタン側の半片812は接合
部803における流管101の入口側端部107に従来の溶接手法により溶接さ
れる。
【0074】 この実施例における利点は、一種類の金属によって包囲された流路を形成する
ように流管101を本体部805に接合するためのきわめて高い耐腐食性の挿入
体を形成することを含む。他の実施例と同様に、挿入体802のステンレス鋼と
チタンとの二種類の金属の接合部はプロセス流路の外側になっている。また、流
量計の他の部分への損傷を防止するように、フランジ800が流量計100に取
り付けられる前に本体部805への挿入体802の溶接が行われる。
【0075】 冶金的に接合されたプロセス連結部を有するコリオリ流量計についてこれまで
説明した。文言上あるいは均等論的に本発明の範囲内にある他の冶金的に接合さ
れた二種類の金属のプロセス連結部を形成し得ることが当業者に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であるコリオリ流量計を切断して示した図である。
【図2】 流量計の一端に連結された従来のフランジ型プロセス連結部を示す断面図であ
る。
【図3】 ろう付け工程により冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成された
本発明の実施例である二種類の金属のフランジ型プロセス連結部を示す断面図で
ある。
【図4】 突起溶接工程により冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成され
た本発明の実施例である二種類の金属のフランジ型プロセス連結部を示す断面図
である。
【図5】 慣性溶接工程により冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成され
た本発明の実施例である二種類の金属のフランジ型プロセス連結部示す断面図で
ある。
【図6】 図5の二種類の金属のフランジ型プロセス連結部を形成するために用いられる
変更された挿入体を示す断面図である。
【図7】 シールされたプロセス連結部を形成するように冶金的に接合された第1の金属
及び異なる金属で形成された本発明の実施例である二種類の金属の衛生的な嵌合
プロセス連結部を示す断面図である。
【図8】 発火溶接工程により冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成され
た本発明の実施例である二種類の金属のフランジ型プロセス連結部を示す断面図
である。
【図9】 接合前の図4のプロセス連結部を示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月21日(2002.1.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】 本発明は、コリオリ流量計に関する。より詳細には、本発明は、密封されたプ
ロセス連結部を形成するように冶金的接合を行った2つの異なる金属で形成され
た二種類金属製のプロセス連結部を有するコリオリ流量計に関する。
【0002】
【技術的問題点】 1985年1月1日にJ・E・スミスに発行された米国特許第4491025
号及び1982年2月11日にJ・E・スミスに発行された再発行特許第314
50号に開示されるように、配管を通って流れるプロセス物質の質量流量及び他
の情報を測定するためにコリオリ効果質量流量計を用いることが知られている。
これらの流量計は1本またはより多くの直線状または曲線状の流管を有する。コ
リオリ流量計における各流管の形状は1組の固有振動モードを有しており、これ
には単純な曲げ、捩れ、放射状、あるいはそれらの組み合わせの型がある。各流
管はこれらの固有モードのうちの1つで共振振動するように駆動される。物質が
充満した振動系の固有振動モードは部分的には流管と流管を通って流れるプロセ
ス物質との組み合わせた質量によって決定される。プロセス物質は流量計の入口
側に連結された配管から流量計に流入する。それからプロセス物質は1本または
複数本の流管を通るように進み、流量計から出口側に連結された配管に出てゆく
【0003】 駆動源が流管に振動の力を加える。この力は流管を振動させる。流量計を通っ
てプロセス物質が流れない時に、流管に沿った全ての点は同じ位相で振動する。
プロセス材料が流管を通って流れ始めると、コリオリ加速度により流管に沿った
各点が流管に沿った他の点に対して異なる位相を有するようになる。流管の入口
側の位相は駆動源より遅れるが、出口側の位相は駆動源より進む。
【0004】 直線状の流管の例において、流管を取り囲むバランスバーが流管とのバランス
をとり、流管の検出部分を外部の影響から分離して検出部分の特定の基準フレー
ムを与えるようにする。流管の2つの点におけるピックオフ検出器が2つの点に
おける流管の運動を表す正弦波状の信号を生成する。検出器から受け取られた2
つの信号の位相差が時間単位で計算される。2つの検出器の信号の位相差は1本
または複数本の流管を通って流れるプロセス物質の質量流量に比例する。
【0005】 流管とこれを取り囲むバランスバーとはケース内に収容される。プロセス連結
部は流管の各端部とケースの各端部とに連結される。プロセス連結部は流量計を
配管または他のプロセス物質配送系に連結する取付部である。プロセス連結部の
特定の例としてフランジがある。
【0006】 ある場合には、流量計はその設計を改善するために鋼及びチタンのような異な
る金属で形成される。流量計において異なる金属を用いることにより流量計が極
端な温度、化学的侵食、配管の荷重及びプロセス圧力等の厳しい使用環境に耐え
られるようになる。ここでの文脈上、異なる金属は高温延性及び熱膨張係数を含
む実質的に異なる特性を有する金属である。実質的に異なる特性により従来の溶
接の手法による異なる金属の接合を防止される。
【0007】 一例において、流量計のケースは炭素鋼で形成され、外面にわたって被覆され
たステンレス鋼の表層を含むようにしてもよい。プロセス連結部はステンレス鋼
で形成される。他方で、流管はチタンで形成されてもよい。ケースをステンレス
鋼より安価な炭素鋼で形成すると製造経費が低下する。ケースの周囲に被覆され
たステンレス鋼の表層は炭素鋼さびたり腐食したりしないように保護する。チタ
ンの流管はプロセス物質に衛生的な金属製流路を与える。
【0008】 異なる金属は異なる耐腐食性を有し、変化する時間間隔で腐食する。それゆえ
、流量計を通って流れるプロセス物質はただ一種類の金属に接触するのが望まし
い。一種類の金属で形成された流路を与える1つの従来の方法は、流管がプロセ
ス連結部を通り抜けて末端がプロセス連結部の外側縁部と同一面になるようにす
ることである。プロセス連結部の外面の凹部に嵌合する形状のチタンの挿入体が
チタンの流管をプロセス連結部の端部に接合するために用いられる。流管は従来
の溶接手法により挿入体に溶接される。挿入体は流管と挿入体との間の溶接によ
って連結プロセス連結部の凹部に保持される。従来技術において、チタンの挿入
体はステンレス鋼のプロセス連結部に接合されない。挿入体とプロセス連結部と
の間の接合部にO−リングあるいはシリコーン等のエラストマーシールが嵌合さ
れる。このシールは外側のプロセス物質が流量計の内側ケース内に漏れるのを防
止するので重要である。
【0009】 従来技術の解決策に関する第1の問題は、挿入体とプロセス連結部との間の接
合部が流量計における弱い箇所になることである。エラストマーシールは他の周
囲の溶接箇所より速い速度で破損する。これにより、流量計全体を破壊せずにシ
ールを取り据えることができないので、早尚時期の流量計の破損が生ずる。
【0010】 従来技術の解決策に関する第2の問題は、チタンの挿入体とテンレス鋼のプロ
セス連結部との接合部が電食により早尚時期に損傷を受けて早尚時期の流量計の
破損が生ずることである。さらに、プロセス物質が腐食性であれば電食が加速さ
れる。
【0011】 従来技術の解決策に関する第3の問題は、流管が破損した場合にプロセス物質の
二次的収容を行うのに流量計のケースに依存する使用状態において存在する。O
−リングあるいは他のエラストマーシールは、特に流管の破損時に加圧された多
量のプロセス物質がある場合に、それを扱うように設計されていない。この問題
は、プロセス物質が非常に腐食性あるいは有毒であるような使用状態で典型的に
二次的収容の必要性が生ずることによって、さらに複雑になる。
【0011】 米国特許第5691485号は、内部に流体が流れるようにする内側の流管と
その上側に同軸状に配置され固有振動数を流管の固有振動数と等しくするように
釣合せ錘が設けられたからなる二重管部分を共振振動させることによって高い安
定性を有する流体の質量及び密度を検出することができるコリオリ流量計を開示
している。このコリオリ流量計は、流管の両端がそれぞれの連結フランジにおい
て半径方向に拘束され軸方向に可動であるように流管の両端を支持するための金
属製支持手段を有し、内側の流管は外側ハウジングのそれぞれの連結フランジに
支持され直径が大きくなった延長端部を有する。流管はさらに 端部近くにおいて、外側ハウジング内で振動方向に垂直な二重管部分の半径方向
に延び振動方向に平行な平面を有するそれぞれの矩形板ばねに支持されている。
かくして流管は軸方向に可動で半径方向に拘束された振動節点となる4つの安定
点で支持されて、安定した振動と質量流量の正確な測定が行えるようにする。
【0011】 欧州特許第0357590A2号は、超合金等のある種の材料の慣性溶接で生
ずる溶接ノッチの大きさ及び位置を制御する方法を開示している。接合される対
象物の形状及び大きさを制御することにより、曲線状の溶接領域が形成され、溶
接ノッチを生ずる溶接領域から排出される材料は溶接ノッチを接合される対象物
の最初の直径の外側に移動させる向きになるであろう。より大きい部分及びより
小さい部分からなる溶接されて形成された対象物は溶接ノッチが残留しないよう
により小さい部分の大きさまで機械加工される。
【0011】 米国特許第5323955号は、層間に実質的に拡散のない冶金的接合部を有
する金属合成体を形成するように発火接合を用いる方法を開示している。ある面
において、この合成体は層間の継目がシールされるように支持板に接合された複
数のクラッド層を含む。
【0011】 米国特許第5136135号は、より高い溶融点の金属上にある突出部をより
低い溶融点の金属上の面内に入り込ませることによって生ずる界面に電流を通す
ことにより実質的に異なる溶融温度の2種類の異なる金属を溶接する方法を開示
している。電流は実質的に第2の金属だけの一部を液化させて、溶接作業により
実質的に突出部が変形しない。
【0011】 欧州特許第0866317A1号及び欧州特許第0342104A1号もまた
本発明の素材になる情報を開示している。
【0012】
【解決策】 二種類の金属のプロセス連結部がコリオリ流量計のシールされたプロセス連結
部を形成するように冶金的に接合された第1の金属及び異なる金属で形成された
本発明の方法及び装置によって上述した、また他の問題が解決され、技術的進歩
がなされる。第1の利点は、エラストマーシールの必要性がなくなることである
。第2の利点は、接合された第1の金属及び第2の金属が卓越した耐腐食性を与
えることである。これにより腐食性の高い環境において流量計の耐用寿命が長く
なる。
【0013】 本発明の方法及び装置を具体化したコリオリ流量計は、第1の金属で形成され
た少なくとも1本の流管と、シールされた構造を形成するように異なる金属に冶
金的に接合される第1の金属で形成されたプロセス連結部とを含む。中心開口が
プロセス連結部を通り抜け、プロセス連結部における第1の金属の少なくとも一
部分によって包囲される。流管の端部が第1の金属に包囲された流路を与えるよ
うにプロセス連結部の第1の金属に取り付けられる。
【0014】 本発明の第1の実施例はフランジの第1の端部に冶金的に接合されたチタンの
挿入体を含むステンレス鋼のフランジである。フランジは配管に連結される第1
の端部における中心の凹部を含む。中心の凹部はフランジの本体部分を通り抜け
る中心開口を画定する。凹部はフランジの中心開口に合致する形状の中心開口を
有するチタンの円筒形挿入体を受け入れる形状になっている。チタンの挿入体は
本発明のシールされたプロセス連結部を形成するようにフランジの中心の凹部に
冶金的に接合される。フランジの第2の端部は従来の溶接手法によってステンレ
ス鋼の流量計ケースの端部に溶接される。チタンの流管は一種類の金属で包囲さ
れた流路を形成するように従来の溶接手法によってチタンの挿入体に溶接される
【0015】 本発明の第2の実施例において、挿入体はステンレス鋼/チタンの複合挿入体
を形成するように冶金的に接合されたステンレス鋼の第1の面及びチタンの第2
の面を含む。挿入体のステンレス鋼の部分は従来の溶接手法により本体部分の凹
部に溶接され、挿入体のチタンの部分は従来の溶接手法によりチタンの流管に溶
接される。
【0016】 本発明の第3の実施例において、プロセス連結部はチタン及びステンレス鋼で
形成された衛生的な嵌合部からなる。チタンの面は本発明のシールされたプロセ
ス連結部を形成するようにプロセス連結部のステンレス鋼の第1の端部に接合さ
れる。衛生的な嵌合部のステンレス鋼の端部は従来の溶接手法によりステンレス
鋼の流量計ケースに溶接される。流管はプロセス連結部を通り抜け、一種類の金
属によって包囲された流路を形成するように従来の手法により衛生的な嵌合部の
チタンの面に溶接される。
【0017】 本発明の1つの面は、 第1の金属で形成された少なくとも1本の流管と、該少なくとも1本の流管と
同軸で該少なくとも1本の流管を部分的に包囲するように該少なくとも1本の流
管に連結された端部を有するバランスバーと、上記少なくとも1本の流管と少な
くとも1本のバランスバーとを逆の位相になるように振動させるように上記少な
くとも1本の流管と少なくとも1本のバランスバーとに連結された駆動源と、振
動を測定し、上記少なくとも1本の流管と少なくとも1本のバランスバーとを振
動させる上記駆動源に応じて上記振動に関する情報を流量計電子回路に伝達する
ように上記少なくとも1本の流管に取り付けられた検出器と、上記少なくとも1
本の流管の一部分、上記バランスバー、上記駆動源及び上記検出器を収容するよ
うな形状のケーシングとからなるコリオリ流量計において、 上記第1の金属と、該第1の金属に冶金的に接合された少なくとも一種類の異な
る金属とで形成されたプロセス連結部を備え、該プロセス連結部が 上記第1の金属を含む第1の端部と、 少なくとも1種類の異なる金属を含む第2の端部と、 該プロセス連結部の第1の端部から第2の端部まで該プロセス連結部を通り抜
ける開口と、 を有し、 上記少なくとも1本の流管が、その一端が上記プロセス連結部の第1の端部にお
ける上記第1の金属に取り付けられるようにして上記プロセス連結部の開口を通
り抜けて上記第1の金属で包囲された流路を与え、 上記ケーシングが上記プロセス連結部の第2の端部における少なくとも1種類の
異なる金属に取り付けられて上記少なくとも1本の流管を包囲する ようにしたコリオリ流量計である。
【0018】 他の面は、上記プロセス連結部がその第1の端部に冶金的に接合され上記第1
の金属で形成された挿入体をさらに含むフランジであるようにしたことである。
【0019】 さらに他の面は、上記挿入体を受け入れるような形状で上記少なくとも1種類
の異なる金属で形成された、上記プロセス連結部の第1の端部における上記開口
の周囲の凹部をさらに含むようにしたことである。
【0020】 さらに他の面は、上記少なくとも1本の流管が上記第2の端
部から上記第1の端部まで上記プロセス連結部の開口を通り抜けて上記挿入体に
連結されるようにしたことである。
【0021】 さらに他の面は、上記挿入体と上記プロセス連結部との間の、ろう付けにより
形成された接合部をさらに含むようにしたことである。
【0022】 さらに他の面は、上記挿入体が発火接合によって形成された二種類の金属の挿
入体であるようにしことである。
【0023】 さらに他の面は、上記二種類の金属の挿入体と上記プロセス連結部との間の、
従来の溶接手法で形成された接合部をさらに含むようにしたことである。
【0024】 さらに他の面は、上記挿入体と上記プロセス連結部との間の、突起溶接で形成
された接合部をさらに含むようにしたことである。
【0025】 さらに他の面は、上記挿入体と上記プロセス連結部との間の、慣性溶接で形成
された接合部をさらに含むようにしたことである。
【0026】 さらに他の面は、上記プロセス連結部が衛生的な嵌合部であるようにしたこと
である。
【0027】 さらに他の面は、上記衛生的な嵌合部が 上記第1の金属で形成された面と、 上記少なくとも一種類の異なる金属で形成された本体部と、 からなり、上記面と本体部とが上記シールされた構造を形成し上記開口をなすよ
うに一体的に接合されるようにしたことである。
【0028】 さらに他の面は、上記第1の金属がチタンであるようにしたこどてある。
【0029】 さらに他の面は、上記少なくとも1種類の異なる金属がステンレス鋼であるよ
うにしたことである。
【0030】 さらに他の面は、上記面と上記本体部とが上記シールされた構造を形成するよ
うに発火溶接によって一体的に接合されるようにしたことである。
【0031】 さらに他の面は、上記面と上記本体部とが上記シールされた構造を形成するよ
うにろう付けによって一体的に接合されるようにしたことである。
【0032】 さらに他の面は、上記面と上記本体部とが上記シールされた構造を形成するよ
うに突起溶接によって一体的に接合されるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記面と上記本体部とが上記シールされた構造を形成するよ
うに慣性溶接によって一体的に接合されるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、第1の金属で形成された少なくとも1本の流管と少なくとも
1種類の異なる金属で形成されたケーシングとからなるコリオリ流量計を製造す
る方法であって、 上記第1の金属を含む第1の端部と、 上記少なくとも1種類の異なる金属を含む第2の端部と、 上記プロセス連結部の第1の端部から第2の端部まで上記プロセス連結部を通
り抜ける開口と、 を含むように上記第1の金属と該第1の金属に冶金的に接合された少なくとも1
種類の異なる金属でプロセス連結部を形成することと、 上記少なくとも1本の流管を、上記プロセス連結部の開口を通り抜けさせるこ
とと、 上記第1の金属で包囲された流路を与えるように上記少なくとも1本の流管の
端部を上記プロセス連結部の第1の端部における第1の金属に連結することと、
上記少なくとも1本の流管を包囲するように上記ケーシングの端部を上記プロセ
ス連結部の第2の端部における少なくとも1種類の異なる金属に連結することと
、 の各ステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記形成するステップが上記第1の金属を上記少なくとも1
種類の異なる金属にろう付けするステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記ろう付けするステップが上記第1の金属を上記少なくと
も1種類の異なる金属に炉内ろう付けするステップからなるようにしたことであ
る。
【0033】 さらに他の面は、上記炉内ろう付けするステップが 充填材を溶融させるように熱を加えることと、 上記第1の金属と上記異なる金属との間の接合部に上記充填材を分配すること
と、 の各ステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記形成するステップが上記第1の金属を上記少なくとも1
種類の異なる金属に発火溶接するようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記発火溶接するステップが上記二種類金属の挿入体を形成
するように上記第1の金属を上記少なくとも1種類の異なる金属に発火溶接する
ことと、 上記二種類金属の挿入体の異なる金属を上記異なる金属で形成された上記プロ
セス連結部の本体部に溶接することと、 の各ステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記形成するステップが上記第1の金属を上記少なくとも1
種類の異なる金属に突起溶接するステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記突起溶接するステップが 上記プロセス連結部の第1の金属に第1の突起を形成すること、 上記プロセス連結部の異なる金属に第2の突起を形成することと、 上記第1及び第2の突起において上記第1の金属及び上記異なる金属をともに
圧縮するように力を加えることと、 上記プロセス連結部の第1の金属及び異なる金属に電流を加えることと、 の各ステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記形成するステップが上記第1の金属を上記少なくとも1
種類の異なる金属に慣性溶接するステップからなるようにしたことである。
【0033】 さらに他の面は、上記慣性溶接するステップが 上記プロセス連結部の第1の金属に突起を形成することと、 上記プロセス連結部の上記第1の金属及び少なくとも1種類の異なる金属を旋
回させて、上記プロセス連接部の上記第1の金属及び少なくとも1種類の異なる
金属の一方が他方より高い角速度で旋回するようにすることと、 上記プロセス連結部の上記第1の金属及び少なくとも1種類の異なる金属が旋
回する際に両者を一体的に押し付けることと、 の各ステップからなるようにしたことである。
【0034】 冶金的に接合された二種類金属のプロセス連結部を有する上述の、また他の特
徴は以下において、また添付の図面において詳細に説明される。本発明の実施例
を示した添付の図面を参照して、以下に本発明をより詳細に説明する。本発明は
多くの異なる形で具体化されるものであり、ここに説明する実施例に限られるも
のではないこと、これらの実施例はこの説明が完全なものとなるよう与えられて
おり、発明の範囲を十分に示すものであることが当業者には理解されよう。図面
において、全体として同様の番号は同様の部分を示すものである。
【0035】 〔図1のコリオリ流量計〕 図1は、直管型コリオリ流量計100を示している。直管型コリオリ流量計1
00と組み合わせて示されているが、本発明は曲線形状を有する流管と組み合わ
せて用いられることも当業者には理解されよう。コリオリ流量計100はバラン
スバーバランスバー102及び流管101を収容するケース103を含む。流管
101は衛生的な流路を与え流管101のコリオリ応答を生ずるのに理想的な第
1の金属で形成されている。バランスバー102は流管101の縦方向の軸と同
軸である。バランスバー102は受けバー126及び127によって流管101
に連結されている。ケース端部104及び118はケース103の両端部に連結
され、それぞれ一体的に形成されたネック部105及び119を含む。
【0036】 好ましい実施例において、流管101及びバランスバー102はチタンで形成
される。ケース103は炭素鋼で形成され、従来の手法でステンレス鋼の端部1
04及び118に溶接される。ステンレス鋼の表層(図示せず)がケース103
を包囲し、一様なステンレス鋼の外装部を形成するようにケース端部104及び
118に連結されている。
【0037】 流管101はネック部105及び119を通り抜ける。図2に示されるように
、流管101は挿入体202の面に接するようにネック部105及び119より
延びる長さになっている。流管101は入口端部107及び出口端部117を有
し、流管101にシール可能に係合する受け部材106及び120によってネッ
ク部105及び119を通過するように支持されている。受け部材106及び1
20はそれぞれネック部105及び119の内側でネック部105及び119の
内径を画定する。駆動源(D)108、左側速度検出器(LPO)110及び右
側速度検出器(RPO)111が流管の中心部に連結されている。
【0038】 流量計電子回路121は物質が充満した流管101の共振振動数で流管101
を振動させるように線路122を介して駆動源108に信号を供給する。駆動源
108は流管101とバランスバー102とを逆の位相になるように振動させる
。駆動源108によって流管101に与えられる振動とプロセス物質との組み合
わせにより流管101にコリオリ応答が生じ、これがLPO110及びRPO1
11によって検出される。流量計電子回路121は線路123及び124を介し
てLPO110及びRPO111から信号を受け取る。LPO110とRPO1
11とからの信号の間の位相差はプロセス物質に関する情報を表す。流量計電子
回路121は受け取った信号を処理して、線路125を介してプロラス物質の流
れに関する出力情報を生成する。
【0039】 〔図2の従来のプロセス連結部〕 図2は流量計100の一端に連結された従来のフランジ型プロセス連結部20
0を断面図で示している。プロセス連結部は流管101とケース103とを連結
し流量計100を配管ないし他の物質配送システム(図示せず)に連結するため
に用いられる。
【0040】 プロセス連結部200は本体部205を有する。本体部205は配管に連結さ
れる第1の端部206と流量計100に連結される第2の端部207とを含む。
本体部205は第1の端部206から第2の端部まで本体部205を通り抜ける
中心の開口210を有している。第1の端部206は開口210を画定する中心
に位置した凹部204を含む。凹部204はチタンの挿入体202を受け入れる
形状になっている。チタンの挿入体202は図2に示されるように第1の端部2
06より突出しているであろう。流管101の連結は、流管101が開講210
を通り抜けて末端が挿入体202の外側の面と同一面になるようにして、プロセ
ス連結部200を第2の端部207から流管上に挿入することによってなされる
。プロセス連結部200は接合部209においてケース端部104に連結されて
いる。連結部は従来の溶接手法により溶接されるが、ろう付け等の他の接合手法
も用いられよう。
【0041】 流管101の外面と開口210の内面との間の空間によって空所201が形成
されている。空所201は他の流量計部分を破壊せずにプロセス連結部200が
ネック部105に連結されるようにする。連結はろう付けあるいは溶接のような
加熱作業を含むので、流管101は空所201によってより少ない熱応力を受け
る。空所201は溶接あるいはろう付けによる熱が流量計100の他の部分を加
熱するのを防止する。
【0042】 流管101は接合部208を形成するように挿入体202と入口側端部107
との間で従来のチタン溶接によってプロセス連結部200に連結される。チタン
の流管101をチタンの挿入体202に連結することにより流量計100を通る
プロセス物質の純粋にチタンの流路が形成される。
【0043】 挿入体202はプロセス連結部200の本体部205に接合される。挿入体2
02はこれを凹部204に取り付けるための挿入体202と流管101との間の
溶接に依存する。流量計は湿った環境で用いられることが多くあるので、流量計
がケース103の内側空洞に湿気が漏れて汚染されるのを防止するために、O−
リング203が挿入体202と本体部205との間のシール部203を形成する
。O−リング203の代りに接着剤あるいは他のエラストマーシールがわかるで
あろう。
【0044】 〔図3−8の本発明のプロセス連結部〕 以下の説明から、本発明に用いられる多くの他の形状のものがあり、以下の説
明は例示のためのものであって、限定的なものでないことが当業者に理解されよ
う。また、本発明の原理を用いる際にプロセス連結部は設計上の選択事項として
、また適合するプロセス物質配送システムに応じて多種の寸法及び形状に形成さ
れることも当業者に理解されよう。
【0045】 図3は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
300を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部300
はステンレス鋼で形成された本体部305とチタンで形成された挿入体302と
からなるフランジである。本発明の実施例の挿入体部分は円形の形状に限られず
、設計上の選択事項として多種の他の形状とすることができることがわかるであ
ろう。
【0046】 中心の開口310が本対部305の第1の端部306から第2の端部307ま
でにわたっており、挿入体302の中心の開口に合致している。挿入体302は
凹部308内に嵌合する形状になっており、O−リングあるいは他のエラストマ
ーシールによらずにシールされたプロセス連結部を形成するように本体部305
に冶金的に接合される。挿入体302と本体部305との間の冶金的接合により
流量計の弱い結合部がなくなり、腐食や振動の力により流量計100が早尚時期
に損傷するのが防止されるのがよい。これはエラストマーシールを用いることが
なくなるので際立った利点になり、それによって流量計の寿命が長くなり、腐食
性の高い環境において流量計100が用いられるようになる。
【0047】 〔ろう付けされたプロセス連結部〕 プロセス連結部300は鍛造工程と、それに続く機械加工工程で必要とされる
仕様及び工業的規格に合うように形成される。開口310をなす中心の凹部30
8を形成するように付加的な機械加工が行われる。プロセス連結部300の他の
特徴は、接合部311においてソケット溶接されたプロセス連結部が用いられる
ように、ケース端部104のネック部309が空所201を縮小するように変更
されることである。ソケット溶接は当該技術でよく知られており、プロセス連結
部300とケース端部104とを位置合わせするための方法を与える。ソケット
溶接はまた接合部311における機械的支持を付加する。接合部311における
ソケット溶接は、ネック部309の弧状の形状により流管101からさらに離れ
るという利点がある。これにより流管101がより大きい空所201と同様にし
て保護されるだけでなく、プロセス連結部とケース端部104との間により強力
な接合部が形成される。
【0048】 挿入体302を本体部305に冶金的に接合するために炉内ろう付けが用いら
れのが好ましいが、他の適当なろう付けの手法が用いられることも当業者に理解
されよう。炉内ろう付けは溶加材が存在する状態で2種類の金属を、ろう付け温
度まで加熱することによって接合する工程である。溶加材は450°C(840
°F)より高く接合される面の溶融点より低い溶融点を有している。溶加材は毛
管作用により接合部全体に分布される。
【0049】 炉内ろう付けは挿入体302の外径と凹部308の上側内径とにおいて接合部
301をろう付けするために用いられる。流管101は接合部303を形成する
ように挿入体302と入口側端部107との間での従来のチタン溶接によって流
量計100に連結される。挿入体302と本体部305との炉内ろう付けは安価
で成功率が高くなされるという利点がある。また、本体部305が流量計100
に取り付けられる前にろう付けがなされるという利点がある。これによりろう付
け工程で他の接合部及び流量計の部分が損傷を受けるのが防止される。さらに他
の利点は、二種類の金属の接合点301がプロセス流路の外側にあるので、流管
101と挿入体302とが一種類の金属で包囲された流路を形成する。
【0050】 図4は流量計100の端部に連結された、本発明の実施例であるプロセス連結
部400を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部40
0はステンレス鋼で形成された本体部405とチタンで形成された挿入体402
とからなるフランジである。
【0051】 プロセス連結部400は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工される。中心の開口410は本体部405の第1
の端部から第2の端部までにわたっており、挿入体402の中心の開口に合致す
る。挿入体402は凹部408内に嵌合する形状になっている。プロセス連結部
400はまたプロセス連結部400の第2の端部407とネック部409との間
の接合部411におけるソケット溶接部を含む。
【0052】 挿入体402は突起溶接工程により本体部405に冶金的に接合される。突起
溶接は、全溶接工程中に材料を固体状態に保持しながら材料を接合することがで
きる独特な固体溶接である。これは、チタンのような材料は溶接工程において液
体状態が生じた時に好ましくない特性になるので、本発明の重要な特徴であるこ
とがわかるであろう。
【0053】 突起溶接は力及び電流を用いる。電流は力を加えた状態で接合される2つの片
に通される。本発明の文脈において、2つの片は挿入体402及び本体部405
である。挿入体402と本体部405とは接合部401において突起溶接される
。流管101は接合部403において従来のチタン溶接により挿入体402に連
結される。
【0054】 図9において、挿入体402形成された突起部901及び904と凹部408
の底部に形成された突起部902及び903とが2つの三角形断面の同心状リン
グを形成する。突起部901、902、903及び904は局所的加熱を行うた
めに電流が限定された形状部分を通るようにし電流密度を増大させる。材料が加
熱された時に、その耐力が低下し与えられる力により材料が一体的に溶接される
。与えられる力は、加熱により軟化したチタン及びステンレス鋼を原子レベルで
接合させるのに十分な大きさである。
【0055】 挿入体402とプロセス連結部400の本体部405とを接合するのに突起溶
接を用いるために、挿入体402とプロセス連結部400の本体部405との両
方が鍛造時に同様の耐力を有するように加熱のバランスをとらなければならない
。熱量は2種類の材料の熱伝導度及び高温延性の差によって決定される。これは
、工程が局所的加熱の電流に依存し、チタンとステンレス鋼とが異なる熱伝導度
及び高温延性を有するので、重要である。2種類の材料の強度が鍛造時に非常に
異なっている場合、この場合ステンレス鋼となるより硬い材料はより軟らかいチ
タンと原子レベルで接合しないであろう。ステンレス鋼を軟化させるのに十分な
熱が供給される前にチタンが融解する。本発明者は、鍛造温度で段階Vの高温延
性のチタンはチタンの挿入体402をステンレス鋼の本体部405に接合するの
に十分な強度を保持しステンレス鋼の高温延性に十分近くなっていることを実験
的に見いだした。
【0056】 時間の長さは短い温度サイクルの必要性によって決定される。好ましい実施例
において、時間の長さは50ミリ秒から130ミリ秒の範囲とすべきであり、8
3ミリ秒であるのが好ましい。
【0057】 電流の大きさはチタンの挿入体402とステンレス鋼の本体部405との間の
塑性流の量によって決定される。塑性流は工程中での突起部の崩壊の大きさであ
るアプセットとして測定される。電流のサイクルは十分に直流的に整流された6
0ヘルツの交流の5サイクル当たり200000アンペアとするのが好ましい。
【0058】 突起溶接は、高い成功率でシールされた溶接部を形成するので、挿入体402
と本体部405と接合するのにろう付けより好ましい。突起溶接は接合部401
の面においてより高い連続性を与える。ろう付けは接合部において小さい裂け目
を含むような、ろう付け材量の明らかな線を残す。この裂け目はある用途におい
てはプロセス物質が流量計の内部空洞への漏れを生じ得よう。
【0059】 突起溶接の特殊な利点はまた、二種類の金属の接合部401がプロセス流路の
外側にある流路を形成し、本体部405が流量計100に取り付けられる前に挿
入体402を突起溶接して流量計100の他の部分への損傷を防止することを含
むが、これに限定されない。
【0060】 〔図5、6、7及び8の慣性溶接されたプロセス連結部〕図5は流量計100の
端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部500を断面図でしめし
ている。好ましい実施例において、プロセス連結部500はステンレス鋼で形成
された本体部とチタンで形成された挿入体502とからなるフランジである。
【0061】 プロセス連結部500は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工がなされる。中心の開口510は本体部505の
第1の端部506から第2の端部507にわたっており、挿入体502の長身の
開口に合致している。挿入体502は凹部509内に嵌合する形状になっている
。プロセス連結部500はまたその第1の端部と第2の端部との間の接合部51
2におけるヒケット溶接部を含む。挿入体502は慣性溶接工程により凹部50
9に冶金的に接合され、この工程に適合するように変形される。
【0062】 慣性溶接は第1の片の材料が第2の片の材料に以下のようにして接合される工
程である。第1の片の材料は第2の片の材料より高い角速度で旋回する。それか
ら2つの片が大きい力を用いて接触させられる。材料が接触させられる時の摩擦
力によって生ずる熱により材料が一体的に接合することになる。形成された接合
部501は凹部509におけるリップ部511と挿入体502の底部との間の回
転軸に垂直な平面内にある。流管101は接合部503における従来のチタンの
溶接によって流量計100に連結される。
【0063】 慣性溶接を用いるために、熱の発生領域は、多量の拡散が生ずる前に接合部5
01が冷却される箇所に縮小されるべきである。接合部501における表面領域
を縮小しなければ、多量の拡散及び熱膨張による残留応力が生ずる前に伝導で除
去されるより多くの熱が生ずる。表面領域を縮小せずに、ステンレス鋼の主成分
である鉄がチタン内部に拡散すると接合部511が脆くなる。熱膨張の差により
冷却時に接合部501における大きな残留応力が生じ、接合部501が衝撃荷重
あるいは高周波数の疲労荷重に耐える能力が制限される。
【0064】 図6において、挿入体502は突出部600、601、602及び603を付
加して凹部509のリップ部511と挿入体502との間の接触面を減少させる
ように変形されている。突出部600、601、602及び603は熱の発生す
る領域を、多量の拡散が生ずる前に接合部501が冷却される箇所に縮小させる
【0065】 〔図7の衛生的嵌合部〕 図7は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
700を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部700
チタンの面707と、ステンレス鋼の本体部709とからなる衛生的嵌合部であ
る。衛生的嵌合部は製酪工業や製薬工業等の完全な清潔性を必要とする工業に用
いられるプロセス連結部である。衛生的嵌合部はネック部701の周囲のクラン
プ部材(図示せず)を用いて配管に連結される。クランプ部材により衛生的嵌合
部が配管に着脱可能に連結されて流量計を定期的に排出できるようになる。衛生
的嵌合部によりまたプロセス流体が連結箇所においてトラップされる可能性が減
少する。
【0066】 プロセス連結部700はチタンの板をより厚いステンレス鋼材片に慣性溶接す
ることによって形成される。接合されたチタンの板とステンレス鋼材とは必要と
される仕様及び工業的規格に合うプロセス連結部700を形成するように機械加
工される。本体部709は第1の端部702と第2の端部703との間で一体的
に形成されたネック部701を含む。中心の開口704は第1の端部702及び
第2の端部703を通り抜ける。
【0067】 他の実施例に関して、面707は他の工程により本体部709に接合され、他
の方法はろう付け、突起溶接あるいは発火溶接を含むが、これに限定されないこ
とが当業者に理解されよう。また面707及び本体部709の寸法は設計上の選
択事項として変化させられることがわかるであろう。
【0068】 流量計700は接合部706において従来の溶接手法により流量計100に連
結される。流管101は接合部708において従来のチタン溶接プロセス連結部
700に連結される。
【0069】 〔発火接合されたフランジ〕 図8は流量計100の端部に連結された本発明の実施例であるプロセス連結部
800を断面図で示している。好ましい実施例において、プロセス連結部800
はステンレス鋼で形成された本体部805とチタン及びステンレス鋼で形成され
た挿入体802とからなるフランジである。
【0070】 プロセス連結部800は必要とされる仕様及び工業的規格に合うフランジを形
成するように鍛造及び機械加工がなされる。中心の開口810は本体部805の
第1の端部806から第2の端部にわたっており、挿入体802の中心開口と合
致している。挿入体802は凹部809に嵌合形状になっている。プロセス連結
部800はまたその第2の端部807とネック部804との間の接合部815に
おけるソケット溶接部を含む。
【0071】 挿入体802はフランジ体805に冶金的に接合されるだけでなく、ステンレ
ス鋼及びチタンからなる二種類の金属の挿入体でもある。挿入体802はチタン
の板をステンレス鋼の板に発火接合させることによって形成された1枚のチタン
/ステンレス鋼板から挿入体802を機械加工することによって形成される。
【0072】 発火接合は、発火溶接として従来知られているが、1枚の金属板を他の金属に
向けて加速して原子的結合を行うようにする制御された爆発の力を用いた固体状
態の工程である。発火接合は金属が接合前の特性を失わずに接合されるようにす
る冷間溶接工程である。発火接合は高性能の接合部を形成するように異なる金属
の接合に用いられる利点がある。その接合部は高い機械的強度を有し、極めた高
い真空保持性があり、急激な熱的変動に耐えられる。
【0073】 チタン/ステンレス鋼の挿入体802により挿入体802を本体部805及び
流管101に接合するための従来の溶接手法を用いることができる。挿入体80
2は、ステンレス鋼側の半片811が凹部809の底面814に当接しチタン側
の判片812が挿入体802の露出面の部分となるようにして、開口809に配
置される。ステンレス鋼側の半片811は接合部813においてステンレス鋼の
本体部805に従来の溶接手法により溶接される。チタン側の半片812は接合
部803における流管101の入口側端部107に従来の溶接手法により溶接さ
れる。
【0074】 この実施例における利点は、一種類の金属によって包囲された流路を形成する
ように流管101を本体部805に接合するためのきわめて高い耐腐食性の挿入
体を形成することを含む。他の実施例と同様に、挿入体802のステンレス鋼と
チタンとの二種類の金属の接合部はプロセス流路の外側になっている。また、流
量計の他の部分への損傷を防止するように、フランジ800が流量計100に取
り付けられる前に本体部805への挿入体802の溶接が行われる。
【0075】 冶金的に接合されたプロセス連結部を有するコリオリ流量計についてこれまで
説明した。文言上あるいは均等論的に本発明の範囲内にある他の冶金的に接合さ
れた二種類の金属のプロセス連結部を形成し得ることが当業者に理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リスター,アーネスト・デイル アメリカ合衆国コロラド州80021,ウエス トミンスター,インディペンデンス・サー クル 10444 (72)発明者 ガーネット,ロバート・バークリー アメリカ合衆国コロラド州80003,アーヴ ァダ,ニューランド・ストリート 7562 (72)発明者 シェルトン,マイケル・ベントン アメリカ合衆国コロラド州80503,ロング モント,ドライ・クリーク・サークル 8146 Fターム(参考) 2F035 JA02

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の金属で形成された少なくとも1本の流管(101)と
    、該少なくとも1本の流管(101)と同軸で該少なくとも1本の流管(101
    )を部分的に包囲するように該少なくとも1本の流管(101)に連結された端
    部を有するバランスバー(102)と、上記少なくとも1本の流管(101)と
    少なくとも1本のバランスバー(102)とを逆の位相になるように振動させる
    ように上記少なくとも1本の流管と少なくとも1本のバランスバーとに連結され
    た駆動源(108)と、振動を測定し上記少なくとも1本の流管(101)と少
    なくとも1本のバランスバー(102)とを振動させる上記駆動源(108)に
    応じて上記振動に関する情報を流量計電子回路(121)に伝達するように上記
    少なくとも1本の流管(101)に取り付けられた検出器(110,111)と
    からなるコリオリ流量計(100)において、 上記第1の金属と該第1の金属に冶金的に接合された少なくとも一種類の異な
    る金属とで形成されたプロセス連結部(300)と、 ケース(103)に連結される第2の端部から配管に連結される第1の端部(
    106)まで上記プロセス連結部を通り抜ける開口であって、該開口の少なくと
    も一部分を上記プロセス連結部(300)の上記第1の金属が包囲するようにし
    た上記開口(310)と、 上記第1の金属によって包囲された流路を与えるように上記開口(310)を包
    囲する上記プロセス連結部(300)の第1の金属に取り付けられた上記少なく
    とも1本の流管(101)の端部(107)と、 からなることを特徴とするコリオリ流量計(100)。
  2. 【請求項2】 上記プロセス連結部(300)がさらに上記シールされた構
    造を形成するように上記開口(310)の第1の端部(306)に接合された挿
    入体(302)を含むフランジであるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のコリオリ流量計(100)。
  3. 【請求項3】 上記挿入体(302)を受け入れる上記プロセス連結部(3
    00)の第1の端部(306)における上記開口(310)の周囲の凹部を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のコリオリ流量計(100)。
  4. 【請求項4】 上記少なくとも1本の流管(101)が上記第2の端部(3
    07)から上記第1の端部(306)まで上記プロセス連結部の開口(310)
    を通り抜けて上記挿入体(302)を連結するようにした請求項2に記載のコリ
    オリ流量計(100)。
  5. 【請求項5】 ろう付けにより上記シールされた構造を形成するように上記
    挿入体(302)が上記プロセス連結部(300)に接合されるようしたことを
    特徴とする請求項2に記載のコリオリ流量計(100)。
  6. 【請求項6】 上記挿入体(802)が発火接合によって形成された二種類
    の金属の挿入体であることを特徴とする請求項2に記載のコリオリ流量計(10
    0)。
  7. 【請求項7】 従来の溶接手法により上記シールされた構造を形成するよう
    に二種類の金属の挿入体(802)が上記プロセス連結部(300)に接合され
    るようにしたことを特徴とする請求項6に記載のコリオリ流量計(100)。
  8. 【請求項8】 突起溶接により上記シールされた構造を形成するように上記
    挿入体(402)が上記プロセス連結部(400)に接合されるようにしたこと
    を特徴とする請求項2に記載のコリオリ流量計(100)。
  9. 【請求項9】 慣性溶接により上記シールされた構造を形成するように上記
    挿入体(502)が上記プロセス連結部(500)に接合されるようにしたこと
    を特徴とする請求項2に記載のコリオリ流量計(100)。
  10. 【請求項10】 プロセス連結部(700)が衛生的な嵌合部であるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のコリオリ流量計(100)。
  11. 【請求項11】 上記衛生的な嵌合部が 上記第1の金属で形成された面(707)と、 上記少なくとも一種類の異なる金属で形成された本体部(709)と、 からなり、上記面(707)と本体部(709)とが上記シールされた構造を形
    成し上記開口(810)をなすように一体的に接合されていることを特徴とする
    請求項10に記載のコリオリ流量計(100)。
  12. 【請求項12】 上記第1の金属がチタンであることを特徴とする請求項1
    1に記載のコリオリ流量計(100)。
  13. 【請求項13】 上記異なる金属がステンレス鋼であることを特徴とする請
    求項11に記載のコリオリ流量計(100)。
  14. 【請求項14】 上記衛生的な嵌合部(700)の面(707)と上記衛生
    的な嵌合部(700)の本体部(709)とが上記シールされた構造を形成する
    ように発火接合によって一体的に接合されるようにしたことを特徴とする請求項
    11に記載のコリオリ流量計(100)。
  15. 【請求項15】 上記衛生的な嵌合部(700)の面(707)と上記衛生
    的な嵌合部(700)の本体部(709)とが上記シールされた構造を形成する
    ようにろう付け溶接によって一体的に接合されるようにしたことを特徴とする請
    求項11に記載のコリオリ流量計(100)。
  16. 【請求項16】 上記衛生的な嵌合部(700)の面(707)と上記衛生
    的な嵌合部(700)の本体部(709)とが上記シールされた構造を形成する
    ように突起溶接によって一体的に接合されるようにしたことを特徴とする請求項
    11に記載のコリオリ流量計(100)。
  17. 【請求項17】 上記衛生的な嵌合部(700)の面(707)と上記衛生
    的な嵌合部(700)の本体部(709)とが上記シールされた構造を形成する
    ように慣性溶接によって一体的に接合されるようにしたことを特徴とする請求項
    11に記載のコリオリ流量計(100)。
  18. 【請求項18】 一種類の金属によって包囲された流路を有するコリオリ流
    量計(100)を製造する方法であって、 シールされた構造を形成するように第1の金属と、該第1の金属に冶金的に接
    合された異なる金属とからなるプロセス連結部(300)を形成することと、 上記第1の金属で形成された少なくとも1本の流管(101)の端部(107
    )を上記プロセス連結部(300)の第1の金属に連結することと、 上記流量計(100)のケーシング(103)を上記プロセス連結部の異なる金
    属に連結することと、 の各ステップからなことを特徴とするコリオリ流量計を製造する方法。
  19. 【請求項19】 上記形成するステップが上記第1の金属を上記異なる金属
    にろう付けするステップからなることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記ろう付けするステップが上記第1の金属を上記異なる
    金属に炉内ろう付けするステップからなることを特徴とする請求項19に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 上記炉内ろう付けするステップが 溶加材を融解するように加熱することと、 該溶加材を上記第1の金属と上記異なる金属との間の接合部に分布させること
    と、 の各ステップからなることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記形成するステップが上記第1の金属を上記異なる金属
    に発火接合するステップからなることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記発火接合するステップが 二種類の金属の挿入体(802)を形成するように上記第1の金属と上記異な
    る金属とを発火接合することと、 上記異なる金属の挿入体(802)の上記異なる金属を上記異なる金属で形成
    された本体部(805)に溶接することと、 の各ステップからなることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記形成するステップが上記第1の金属を上記異なる金属
    に突起溶接するステップからなることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記突起溶接するステップが 上記プロセス連結部(400)の上記第1の金属に第1の突出部(901)及
    び(904)を形成することと、 上記プロセス連結部(400)の上記異なる金属に第2の突出部(902)及
    び(903)を形成することと、 上記第1及び第2の突出部(901)、(904)、(902)及び(903)
    において上記プロセス連結部(400)の上記第1の金属及び上記異なる金属を
    一体的に圧縮するように力を加えることと、 の各ステップからなることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記形成するステップが上記第1の金属を上記異なる金属
    に慣性溶接するステップからなることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記慣性溶接するステップが 上記プロセス連結部(500)の上記第1の金属に突出部(600−603)
    を形成することと、 上記プロセス連結部(500)の上記第1の金属及び上記異なる金属を旋回さ
    せ、上記プロセス連結部(500)の上記第1の金属及び異なる金属の一方が上
    記プロセス連結部(500)の上記第1の金属及び異なる金属の他方より高い角
    速度で旋回するようにすることと、 上記プロセス連結部(500)の上記第1の金属及び異なる金属が旋回する際
    に上記プロセス連結部(500)の上記第1の金属及び異なる金属を一体的に押
    しつけることと、 の各ステップからなる特徴とする請求項26に記載の方法。
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