JP2003503325A - 注意欠陥多動性障害(ad−hd)を決定するためのドーパミントランスポータの映像化 - Google Patents

注意欠陥多動性障害(ad−hd)を決定するためのドーパミントランスポータの映像化

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Abstract

(57)【要約】 ヒトの患者内のドーパミントランスポータの高レベルはAD−HDの指標であり、患者の中枢神経系の少なくとも1領域におけるドーパミントランスポータを査定することによりヒト患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)を診断する方法。本発明の実施形態において、ドーパミントランスポータレベルの査定は、PET又はSPECTを用いてドーパミントランスポータリガンドにおけるドーパミントランスポータとの結合を査定することを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 注意欠陥多動性障害(AD−HD)は、比較的高い発生率(2−6%)で子供
に発症し成人期に入っても持続する特徴が認知されている症候群である。幾つか
の調査によればAD−HDは遺伝的要素を持つことが示唆されている。これは、
Biederman他の論文“幼児期に障害が発症した親の子供における注意欠
陥障害の高い危険性:試験的研究(High Risk for Attention Deficit Disorder
Among Children of Parents with Childhood Onset of the Disorder:A Pilot
Study)”、米精神医学誌(Am.J.Psychiatry),152(3):431−35(
1995);Arnold他の論文“国立保健研究所におけるADHD児童の共
同の多様な治療研究(MTA)(National Institute of Health Collaborative
Multimodal Treatment Study of Children with ADHD(the MTA))”、一般精神 医学雑誌Arch.Gen.Psychiatry)、54:865−70(1997)に記述さ
れている。逆説的であるが、メチルフェニデート、d−アンフェタミン、ぺモリ
ンのような刺激薬が、児童及び成人のAD−HDの治療に有効である。Seem
anとMadrasの論文“抗多動性薬物:メチルフェニデートとアンフェタミ
ン(Anti-hyperactivity Medication:Methylphenidate and amphetamine)”、
分子精神医学誌Molecular Psychiatry)、:385−96(1998);A
rnold他の前記論文;Greenhill他の論文“刺激薬(Stimulant Med
ications)”、米国学会誌:小児思春期精神医学J.Am.Acad.Child Adolesc.Psy chiatry )、38(5):503−12(1999);Wilens及びBie
dermanの論文“刺激薬(The Stimulants)”、米国精神医学クリニック
Psychiatric Clinics of N.Am.)、15(1):191−222(1992)に
記述されている。
【0002】 この障害に関する認識が高まるに従い、AD−HD治療用刺激薬の処方が多く
なっている。AD−HDの過剰診断の可能性とその結果として、元々乱用の危険
性がある刺激薬による不必要な治療が懸念される。反対に、AD−HDが過少に
診断されると、助けることができた患者が治療されないことになる。
【0003】発明の要約 我々は、人間の脳内のドーパミントランスポータは、AD−HDの推移を監視
し診断するために有効な蛋白質であると認識してきた。例えば、AD−HDの生
物学的マーカとしてのドーパミントランスポータを分析するために、種々のドー
パミントランスポータの映像化エージェントを用いることができる。かような映
像化によりAD−HDに関する診断と監視を行うことができ、例えば、患者の薬
物飽和状態及び/又は治療終了時期を監視できる。
【0004】 本発明の1つの実施形態は、全体として、ヒトの患者における注意欠陥多動性
障害(AD−HD)を、患者の中枢神経系の少なくとも1領域におけるドーパミ
ントランスポータを、査定することにより診断する方法に特徴を有する。該患者
内におけるドーパミントランスポータの高いレベルは、AD−HDの指標となる
。この査定は、トランスポータのリガンドにおけるドーパミントランスポータと
の結合の診断を含んでいる。PET又はSPECTの映像化は、特に好適な査定
技術である。適切なリガンドは、[11C]CFT([11C]WIN35,428
),[123I]altropane及び[18F]CFTを含む。他の特にPET
に適したリガンドは[11C]altropaneを含む。他の、特にSPECT
に適したリガンドは、[99mTc]technepineのようなテクネチウ
ム標識フェニルトロパンプローブ、O−1505及び類似の化合物を含む。上記
患者の中枢神経系部分としては、好ましくは、人間の脳の一部分、例えば線条体
を用いる。 ドーパミントランスポータのレベルを測定するためのドーパミントランスポー
タの査定は、ドーパミントランスポータの可用性及び結合潜在能力の査定を含ん
でもよい。
【0005】 本発明の他の実施形態は、全体として、ヒトの患者のAD−HD治療の有効性
を測定する方法に特徴を有する。この方法は、患者の中枢神経系の少なくとも1
領域における当初のドーパミントランスポータのレベルを査定し、治療し、その
後、例えば2週以上経過してから同領域におけるドーパミントランスポータのレ
ベルを再査定することを含んでいる。そして、最初とその次のドーパミントラン
スポータのレベルを比較する。
【0006】 本発明のこの実施形態において、治療は、メチルフェニデート、ペモリン又は
アンフェタミンのような薬剤の投与を含み、査定の段階ではPET又はSPEC
Tを実施することができる。 本発明の他の実施形態は、全体として、ある個人がAD−HDを高確率に有し
ているかどうかを判定する方法に特徴を有する。この方法は、患者の中枢神経系
の少なくとも1領域におけるドーパミントランスポータのレベルを査定し、その
患者のドーパミントランスポータのレベルを正常なドーパミントランスポータの
レベルと比較することを含む。正常レベルを超えるレベルがAD−HDを高確率
に有することを示す。
【0007】 本発明の他の実施形態は、全体として、ヒトの患者におけるAD−HDの治療
の進展を監視する方法に特徴を有する。この方法は、患者の中枢神経系の少なく
とも1領域におけるドーパミントランスポータのレベルを治療期間中に複数回査
定することを含む。 本発明は、以下の利点の1つ以上を含むことができる。ドーパミントランスポ
ータのレベルを査定することにより、客観的な生物学に基づくAD−HDの診断
を可能にする。ドーパミントランスポータのレベルに基づく診断は、年齢と性別
に係わり無く全ての患者に適用出来る。 ドーパミントランスポータのレベルの査定に用いる[123I]アルトロパンの
ような映像化エージェントは患者にとって安全であり十分許容されるものである
。 本発明のその他の特徴と利点は、当業者には、以下に記述する好適な実施形態
と特許請求範囲より明らかであろう。
【0008】好適な実施形態 我々は、人間の脳内におけるドーパミントランスポータの異常なレベルがAD
−HD指標となることを発見した。従って、脳内のドーパミンのレベルを査定す
ることにより、AD−HDの診断を確認でき、又は、AD−HDの治療の監視を
支援できる。
【0009】ドーパミントランスポータの査定技術 ドーパミントランスポータレベルの査定は、例えばPET(陽電子放射断層撮
影)又はSPECT(単光子放射コンピュータ断層撮影)を用い、ドーパミント
ランスポータの可用性を査定することにより実施できる。ドーパミントランスポ
ータの可用性を測定するために、トランスポータをターゲットとする標識プロー
ブを脳内に、例えば静脈内から導入し、PETまたはSPECT法で断層撮影を
行う。PETまたはSPECTの画像から、ドーパミントランスポータの濃度を
、結合潜在能力の測定により数量化する。ここで、結合潜在能力は、解離定数K d (Kdは親和性(affinity)に関連する)で割った結合部位の最大数B max として規定する。ドーパミントランスポータをターゲットとする映像化エー
ジェントは[11C]アルトロパン、[11C又は18F]WIN35,428([11 C]CFT)、[123I]アルトロパン、[99mTc]O−1505、[99m
Tc]テクネピン及び類似の化合物である。これらの映像化エージェントは、ド
ーパミントランスポータを種々の親和性で結合し、複数の異なる査定を可能にす
る。幾つかの上記映像化エージェントの構造、合成及び/又は供給源については
、例えば、Fischman他の論文“ドーパミントランスポータ用選択リガン
ド:アルトロパンを用いたSPECTによるパーキンソン病の迅速検出(Rapid
Detection of Perkinson's Disease by SPECT with Altropane:A Selective Lig
and For Dopamine Transporters)”、シナプスSynapse)、29:125−4
1(1998)([123I]altropane);Madras他の論文“テ
クネピン:SPECT映像化による脳内ドーパミントランスポータを標識する高
親和性の99mテクネチウムプローブ(Technepine:A High Affinity99mTechnetium
Probe to Label the Dopamine Transporter in Brain by SPECT Imaging)”、 シナプス 、22:239−46(1996);Meltzer他の論文“コカイ
ンの代用3−フェニルトロパン類似物:合成、コカイン認識部位の結合阻止と陽
電子放射断層撮影画像(Substituted 3-Phenyltropane Analogs of Cocaine:Syn
thesis,Inhibition of Binding of Cocaine Recognition Sites,and Position E
mission Tomograply Imaging)”、医化学(J.Med.Chem.)、36:855−6
2(1993);及びMilius他の論文“N−置換トロピン誘導体の合成と
受容体の結合、コカイン受容体用高親和性配位子(Synthesis and Receptor Bin
ding of N-Substituted Tropine Derivatives,High Affinity Ligands for the
Cocaine Receptor)”、医化学J.Medicinal Chem.)、34:1728−31
(1990)に記述されている。これらの論文をここに参照することにより、そ
の全内容を参考文献として組み込む。
【0010】 AD−HD患者の脳内の異常を特定する他の技法としては、血流を測定するた
めのSPECT映像化と局所代謝的機能を測定するための機能的MRIがある。
両技法共、前頭皮質の異常機能を表示する。ドーパミントランスポータ査定の応用
【0011】 伝統的に、AD−HDは、患者の認識力と注意能力を査定することにより診断
されている。例えば、精神障害の診断及び統計的マニュアル(第4版)(DSM
−IV)によれば、AD−HDの診断を裏付けるために注意欠陥又は他動性及び
衝動性のいずれかの証拠を必要とする。DSM−IV基準によれば、注意欠陥の
所見は、下記の症候の内の6つ以上が、患者の発育レベルと適応せず調和しない
程度で少なくとも6ヶ月間持続することにより裏付けられねばならない。(1)
細かなものに注意を集中できない、(2)作業に対する注意を持続することが困
難である、(3)直接話しかけたても聞かない、(4)指示に従わない、(5)
作業を計画することが困難である、(6)精神的努力の持続を要する作業に従事
することを避ける、(7)作業に必要な物を紛失する、(8)外部の刺激に気が
散りやすい、(9)日常活動の中で忘れっぽい。同様に、DSM−IVの基準に
よれば、他動性及び衝動性の所見は、下記の症候の内の6つ以上が、患者の発育
レベルと適応せず調和しない程度で少なくとも6ヶ月間持続することにより裏付
けられねばならない。(1)落ち着きがない、(2)席に留まるように要請され
ているのに席を離れる、(3)ふさわしくない状況で走り回る、(4)静かに遊
ぶことが困難である、(5)“モータで駆動”されたかのように動作する、(6
)過剰に話す、(7)質問が終わっていないのに答え始める、(8)交替で行う
ことが困難である、(9)他人を遮る又は邪魔をする。成人にAD−HDの診断
を行う場合には、上記基準は成人の環境に適合するよう、多少修正して用いられ
る。
【0012】 DSM−IV基準を用いるAD−HDの診断は、本来的に幾分かは主観的であ
り、矛盾する診断に至らしめる。ドーパミントランスポータレベルの査定は、従
来のAD−HD診断技術を補足し、ある場合にはそれに代わるものである。PE
TまたはSPECTを用いるドーパミントランスポータレベルの査定は、AD−
HD診断のための客観的で生物学的な判定基準を提供し、例えば、DSM−IV
基準によるAD−HDの診断を確認するためや、診断上の対立を解決するため、
又は、AD−HDの診断又はAD−HDでないとの診断に異議を唱えるために用
いることができる。ドーパミントランスポータの査定は、又、AD−HDの主観
的な試験の判定基準を精緻にするためにも用いることができる。
【0013】 加えて、ドーパミントランスポータのPET及びSPECTによる映像診断は
、AD−HDの治療の監視と調整に用いることができる。例えば、AD−HDの
一般治療薬であるメチルフェニデートは、ドーパミントランスポータを占有する
ことができる。これは、Volkow他の論文、“経口メチルフェニデートの治
療量により導入されたヒト脳内におけるドーパミントランスポータの占有(Dopa
mine Transporter Occupancies in the Human Brain Induced by Therapeutic D
oses of Oral Methylphenidate)”、米精神医学誌(Am.J.Psychiatry)、155
:1325−31(1998)に記述されている。特定患者に対するメチルフェ
ニデートによる治療の有効性は、メチルフェニデート投与前と投与後におけるド
ーパミントランスポータのレベルを査定することにより監視できる。例えば、治
療直前にドーパミントランスポータのレベルを査定し、治療薬投与後、例えば、
2週間後、2ヶ月後、又はそれ以上経過してから再び査定することができる。メ
チルフェニデートがドーパミントランスポータを占有できれば、ドーパミントラ
ンスポータの可用性を低下させる。放射線標識プローブに取って代わることがで
きる。ドーパミントランスポータの可用性の低下は、PET又はSPECT画像
における結合潜在能力の低下として表示される。かような客観的なデータは、医
師が特定患者に対する最も有効な薬剤とその最も有効な投薬量を決定するのに役
立つ。ドーパミントランスポータのレベルの査定は、長期に亘る治療の監視に用
いることができ、医師及び患者が、その薬物治療におけるトランスポータレベル
への有効性と治療中止の可能性とに関する判断の補助として用いることができる
。最後に、ドーパミントランスポータレベルの査定により、個体のAD−HDの
危険性を判定することができる。ドーパミントランスポータレベルが高いことが
判明した患者には、例えば、通常のAD−HD試験を受けさせることができる。
【0014】実験的研究 実験データは、ドーパミントランスポータの高いレベルの検出によるAD−H
Dの診断の効力を確認するものである。事前にAD−HDと診断された6名の被
験者とAD−HDの診断がなされていないコントロール個体に対し、[123I]
アルトロパンによるドーパミントランスポータのSPECT画像を撮影した。各
被検者に対し、撮像開始時に、1mCiを超える[123I]アルトロパンを静脈
注射で投与した。放射線専門医が、線条体画像を集めて分析し線条体の結合潜在
能力を測定した。SPECT映像診断に用いた方法は、全体として、ここに引用
して参照文献として全体を組み込む、Fischman他の論文“ドーパミント
ランスポータ用選択的配位子:アルトロパンを用いるSPECTによるパーキン
ソン病の迅速検出(Rapid Detection of Pakinson's Disease by SPECT with Al
tropane:A Selective Ligand For Dopamine Transporters)”、シナプス29 :125−41(1998)に記載されている方法と同じであった。 AD−HD患者の画像分析結果を表1に纏めて記載する。
【0015】
【表1】
【0016】 これら6名のAH−HD患者は、高い結合潜在能力を示しており、従って、年
齢相当の正常個体の(通常、約1.0と2.2の間である)期待レベル値と比較し
、高いドーパミントランスポータのレベルを示している。
【手続補正書】 【提出日】平成13年12月27日(2001.12.27) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の診
断方法であって、該診断方法は、前記患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域
内におけるドーパミントランスポータの査定を含み、前記患者における高レベル
のドーパミントランスポータをAD−HDの指標とすることを特徴とする診断方
法。 【請求項2】 前記査定は、PET又はSPECTによる映像化によって行
われることを特徴とする請求項1に記載の診断方法。 【請求項3】 前記診断方法は、標識ドーパミントランスポータのリガンド を患者へ投与するステップをさらに含み、前記査定は、ドーパミントランスポー タに結合している標識ドーパミントランスポータのリガンドの量を測定するステ ップを 含むことを特徴とする請求項1に記載の診断方法。 【請求項4】 前記診断方法は、ドーパミントランスポータに結合している 標識ドーパミントランスポータのリガンド量とコントロールのリガンド量とを比 較するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の診断方法。 【請求項5】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、ドーパミント ランスポータと結合する化合物を含むことを特徴とする請求項3に記載の診断方 法。請求項6】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[11C]CFT
([11C]WIN35,428)を含むことを特徴とする請求項3に記載の診断方法
。 【請求項7】 前記査定は、PET法による映像化を含むことを特徴とする
請求項に記載の診断方法。 【請求項8】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[11C]アルト
ロパンを含むことを特徴とする請求項3に記載の診断方法。 【請求項9】 前記査定は、PETによる映像化を含むことを特徴とする請
求項に記載の診断方法。 【請求項10】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[123I]ア
ルトロパンを含み、前記査定は、SPECTによる映像化を含むことを特徴とす
る請求項3に記載の診断方法。 【請求項11】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、テクネチウ
ム標識フェニルトロパンプローブを含むことを特徴とする請求項3に記載の診断
方法。 【請求項12】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[99mTc]
テクネピン、O−1505を含むことを特徴とする請求項11に記載の診断方法
。 【請求項13】 前記査定は、SPECTによる映像化を含むことを特徴と
する請求項12に記載の診断方法。 【請求項14】 前記患者の中枢神経系の前記少なくとも一つの領域は脳の
一部分を含むことを特徴とする請求項1に記載の診断方法。 【請求項15】 前記脳の一部分は、線条体を含むことを特徴とする請求項 14 に記載の診断方法。 【請求項16前記診断方法は、前記患者に標識ドーパミントランスポー タのリガンドを投与するステップをさらに有し、 前記査定のステップは、ドーパ
ミントランスポータの可用性の査定を含み、さらに前記診断方法は、ドーパミン トランスポータの可用性をコントロール個体内のドーパミントランスポータの可 用性と比較するステップをさらに有し、前記患者内のドーパミントランスポータ の可用性がより高いことがAD−HDの指標である ことを特徴とする請求項1に
記載の診断方法。 【請求項17前記診断方法は、前記患者に標識ドーパミントランスポー タのリガンドを投与するステップをさらに有し、 前記査定のステップは、ドーパ
ミントランスポータの結合潜在能力の査定を含み、前記診断方法は、ドーパミン トランスポータの結合潜在能力をコントロール個体内のドーパミントランスポー タの結合潜在能力と比較するステップをさらに有し、前記患者内のドーパミント ランスポータの結合潜在能力が高いことがAD−HDの指標である ことを特徴と
する請求項1に記載の診断方法。 【請求項18】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の
治療の有効性を判定する方法であって、該方法は、 a) 該患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランス
ポータのレベルを査定するステップと、b) 治療するステップと、c) 該患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランス
ポータレベルの次の査定するステップと、d)前記ステップ(a)におけるドーパミントランスポータのレベルと前記ステ ップ(c)における ドーパミントランスポータのレベルを比較するステップとを
し、 ドーパミントランスポータのレベルの低下が前記治療の有効性を示す ことを特徴
とする治療の有効性を測定する方法。 【請求項19】 前記方法は、前記複数の査定するステップの内、少なくと も一つのステップの前に、前記患者に標識ドーパミントランスポータのリガンド を投与するステップをさらに含み、前記査定は、ドーパミントランスポータと結 合している標識ドーパミントランスポータのリガンドの量を測定するステップを 含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 【請求項20】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、ドーパミン トランスポータと結合する化合物を含むことを特徴とする請求項19に記載の方 法。請求項21】 前記2回目の査定するステップは、前記治療のステップ後
2週間以上後に実施することを特徴とする請求項18に記載の方法。 【請求項22】 前記治療は、薬学的治療を含むことを特徴とする請求項 に記載の方法。 【請求項23】 前記薬学的治療は、メチルフェニデート、ペモリン及びア
ンフェタミンを含むグループより選択した薬剤の投与を含むことを特徴とする請
求項22に記載の方法。 【請求項24】 前記査定するステップは、PET又はSPECTを含むこ
とを特徴とする請求項18に記載の方法。 【請求項25】 前記方法は、前記複数の査定するステップの内、少なくと も一つのステップの前に、前記患者に標識ドーパミントランスポータのリガンド を投与するステップをさらに含み、前記査定するステップは、ドーパミントラン スポータの可用性の査定を含み、前記比較するステップは、前記ステップ(a) におけるドーパミントランスポータの可用性と前記ステップ(c)におけるドー パミントランスポータの可用性との比較を含み、前記ステップ(c)におけるド ーパミントランスポータの可用性がより低いことが治療の有効性を示すことを特 徴とする請求項18に記載の方法。 【請求項26】 前記方法は、前記複数の査定するステップの内、少なくと も一つのステップの前に、前記患者に標識ドーパミントランスポータのリガンド を投与するステップをさらに含み、前記査定するステップは、ドーパミントラン スポータの結合潜在能力を査定するステップを有し、前記比較するステップは、 前記ステップ(a)におけるドーパミントランスポータの結合潜在能力を前記ス テップ(c)におけるドーパミントランスポータの結合潜在能力と比較するステ ップを含み、前記ステップ(c)におけるドーパミントランスポータの結合潜在 能力がより低いことが治療の有効性を示すことを特徴とする請求項18に記載の 方法。請求項27】 患者個人が注意欠陥多動性障害(AD−HD)を高確率に
有しているかどうかを判定する方法であって、該方法は、 前記患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランスポ
ータを査定するステップと、 前記患者のドーパミントランスポータのレベルを正常なドーパミントランスポー
タのレベルと比較するステップとを有し、正常なレベルより高いレベルは、AD
−HDを高確率に有していることを示すことを特徴とする方法。 【請求項28】 前記査定するステップの前に、標識ドーパミントランスポ ータのリガンドを前記患者に投与するステップをさらに含み、前記査定は、ドー パミントランスポータと結合している標識ドーパミントランスポータのリガンド 量の測定を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 【請求項29】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、ドーパミン トランスポータと結合する化合物を含むことを特徴とする請求項28に記載の方 法。請求項30】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の
治療の進展を監視する方法であって、該方法は、前記治療期間中に、前記患者の
中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランスポータを複数
回査定するステップを含むことを特徴とする方法。 【請求項31】 前記方法は、前記査定するステップの前に、前記患者に標 識ドーパミントランスポータのリガンドを投与するステップをさらに含み、前記 査定は、ドーパミントランスポータと結合している標識ドーパミントランスポー タのリガンド量の測定を含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。 【請求項32】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、ドーパミン トランスポータと結合する化合物を含むことを特徴とする請求項31に記載の方 法。 【請求項33】 前記治療は、薬学的治療を含むことを特徴とする請求項3 0に記載の方法。 【請求項34】 前記薬学的治療は、メチルフェニデート、ペモリン及びア ンフェタミンを含むグループより選択した薬剤の投与を含むことを特徴とする請 求項33に記載の方法。 【請求項35】 前記査定するステップは、PET又はSPECTを含むこ とを特徴とする請求項34に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/566 A61K 49/02 A C B (71)出願人 オーガニクス インコーポレーテッド アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 01801,ウーバン,240 セーラム ストリ ート (72)発明者 マドラス,バーサ ケイ. アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 02458,ニュートン,32 モントローズ ストリート (72)発明者 フィッシュマン,アラン ジェイ. アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 02114,ボストン,1 ロングフェロー プレイス (72)発明者 メルツァー,ピーター シー. アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 02173,レキシントン,8 ラムファド ロード Fターム(参考) 4C085 HH03 JJ02 KA29 KB09 KB18 KB45 LL13 4C086 AA01 AA02 BC21 BC69 MA01 MA04 NA14 ZA02 4C206 AA01 AA02 FA09 MA01 MA04 NA14 ZA02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の診
    断方法であって、該診断方法は、前記患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域
    内におけるドーパミントランスポータの査定を含み、前記患者における高レベル
    のドーパミントランスポータをAD−HDの指標とすることを特徴とする診断方
    法。
  2. 【請求項2】 前記査定は、PET又はSPECTによる映像化によって行
    われることを特徴とする請求項1に記載の診断方法。
  3. 【請求項3】 前記査定は、ドーパミントランスポータのリガンドにおける
    ドーパミントランスポータとの結合の査定を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の診断方法。
  4. 【請求項4】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[11C]CF
    T([11C]WIN35,428)を含むことを特徴とする請求項3に記載の診
    断方法。
  5. 【請求項5】 前記査定は、PETによる映像化を含むことを特徴とする請
    求項4に記載の診断方法。
  6. 【請求項6】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[11C]アル
    トロパンを含むことを特徴とする請求項3に記載の診断方法。
  7. 【請求項7】 前記査定は、PETによる映像化を含むことを特徴とする請
    求項6に記載の診断方法。
  8. 【請求項8】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[123I]ア
    ルトロパンを含み、前記査定は、SPECTによる映像化を含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の診断方法。
  9. 【請求項9】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、テクネチウム
    標識フェニルトロパンプローブを含むことを特徴とする請求項3に記載の診断方
    法。
  10. 【請求項10】 前記ドーパミントランスポータのリガンドは、[99mTc
    ]テクネピン、O−1505を含むことを特徴とする請求項9に記載の診断方法
  11. 【請求項11】 前記査定は、SPECTによる映像化を含むことを特徴と
    する請求項9に記載の診断方法。
  12. 【請求項12】 前記患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域は脳の一部
    分を含むことを特徴とする請求項1に記載の診断方法。
  13. 【請求項13】 前記脳の一部分は、線条体を含むことを特徴とする請求項
    12に記載の診断方法。
  14. 【請求項14】 前記査定のステップは、ドーパミントランスポータの可用
    性の査定を含むことを特徴とする請求項1に記載の診断方法。
  15. 【請求項15】 前記査定のステップは、ドーパミントランスポータの結合
    潜在能力の査定を含むことを特徴とする請求項1に記載の診断方法。
  16. 【請求項16】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の
    治療の有効性を判定する方法であって、 該患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランスポー
    タの最初のレベルを査定するステップと、 治療するステップと、 該患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランスポー
    タレベルの次の査定をするステップと、 最初と次のドーパミントランスポータのレベルを比較するステップとを有するこ
    とを特徴とする治療の有効性を測定する方法。
  17. 【請求項17】 前記次の査定のステップは、前記治療のステップ後2週間
    より後に実施することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記治療は、薬学的治療を含むことを特徴とする請求項1
    6に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記薬学的治療は、メチルフェニデート、ペモリン及びア
    ンフェタミンを含むグループより選択した薬剤の投与を含むことを特徴とする請
    求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記査定のステップは、PET又はSPECTを含むこと
    を特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 患者個人が注意欠陥・多動性障害(AD−HD)を高確率
    に有しているかどうかを判定する方法であって、該方法は、 前記患者の中枢神経系の少なくとも一つの領域内におけるドーパミントランスポ
    ータを査定するステップと、 前記患者のドーパミントランスポータのレベルを正常なドーパミントランスポー
    タのレベルと比較するステップとを有し、正常なレベルより高いレベルはAD−
    HDを高確率に有していることを示すことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 ヒトの患者における注意欠陥多動性障害(AD−HD)の
    治療の進展を監視する方法であって、該方法は、前記治療の期間中に、前記患者
    の中枢神経系の少なくとも1領域内におけるドーパミントランスポータを複数回
    査定するステップを含むことを特徴とする方法。
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CA2263489A1 (en) * 1996-08-16 1998-02-19 Allelix Pharm-Eco, L.L.P. Slow-onset, long-lasting dopamine reuptake blockers

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