JP2003503255A - 膨張式シートベルト用固定物 - Google Patents

膨張式シートベルト用固定物

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ルイス,ドナルド,ジェイ.
グリーン,トーマス,ジェイ.
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ザ ビー.エフ.グッドリッチ カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 乗物内に膨張式シートベルトを確実に固定するためのシートベルト固定システム12は、膨張流体を生成し、その流体を流体配分部材8を通して膨張式シートベルトに接続された流体受け入れ管に供給するインフレータを具備する。例示のシステムは外力に依存しない完全内臓式であり、最初の製造時に乗物に固定してもよく、又は既存の乗物に現場後付けすることもできる。本シートベルト固定システムは、座席10、背もたれ部、シートフレーム、乗物の床、又は乗物構造部材のいずれに固定してもよい。インフレータ14は導管16に連結するか、又は直接流体配分部材に接続する。もちろん外力を用いることもでき、その場合の本固定システムの変更される唯一の部分は、インフレータ制御の構成である。従って、本システムは、インフレータシステムの型及び様式に関係なく使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全制御システムに関し、特にインフレータ、膨らませることがで
きるもの、並びに陸上用、海上用、及び航空用の乗物内の乗客位置へのシートベ
ルトを含む膨張式シートベルト組立品を固定するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
大部分の乗物でのエアバッグなどの膨らませることのできるものは、時と乗物
の衝突の重大度とを判断するための単一前進配置センサに依存する。大部分の例
では、該衝突は前方の衝突であり、慣性のために、乗員を乗物の移動方向に動か
す。例えば、自動車内では、センサ及び膨らませることのできるもののインフレ
ータは、通常、乗員の前方に配する。アリゾナ州フェニックスのユニバーサルプ
ロパルジョン社から入手できるインフレータバンド(Inflataband)
(商標)抑制システム等のいくつかの例では、インフレータは、乗員の後ろのシ
ートバック内、乗員の上のルーフレール内、及び乗員の下の座席内を含む、乗員
の回りの多様な位置に配することができるが、このような例では、センサは、イ
ンフレータに近接して、又は乗物の前部に配される。
【0003】 乗員用の座席の列があるバス及び航空機などの大容量の乗物では、各乗員の座
席位置に独立型、つまりオールインワンの膨張システムを有するのが望ましい。
これにより衝突事象により、信号が乗物を横切るのに要する時間に対応して、連
続ピーク減速信号が異なる座席位置で発生する。第1の、又は始まりの信号は、
乗物がその第1の突然の減速信号を受信たときに発生し、乗物の横断方向の長さ
に沿って次々と続く。
【0004】
【課題を解決するための手段】
乗物の突然の減速時に、乗員を保護するために必要なインフレータ、膨らませ
ることができるもの、及び多様な感知システムを備えるシートベルト固定物シス
テムを提供することにより、本発明は主要な優位点を有する。
【0005】 既存の座席に後付けされるように適応されるシートベルト固定物システムを有
することにより、本発明は別の優位点を有する。
【0006】 乗員が、自動車、航空機等の乗物内で使用した過去のすべてのシステムに類似
するシートベルトシステム以上の何物でもないように見えるシートベルト固定物
システムを有することによっても、依然として本発明は別の優位点を有する。
【0007】 衝突信号又は衝突パルスが初期の信号受信点から後部の座席位置まで移動する
に伴い、各乗員の座席場所で衝突減速信号を感知するために、独立型のシートベ
ルト固定物システムを有することにより、依然として本発明は別の優位点を有す
る。このような移動距離によるタイミングの差は、衝突パルスの初期受信後から
後部の乗員座席位置での衝突パルスの検出まで数十ミリ秒である。
【0008】 これらの、そしてそれ以外の優位点は、膨張式シートベルトを乗物内の座席に
固定するためのシートベルト固定物で明らかになる。該固定物は、流体配分部材
を有する。該流体配分部材は、膨張流体を配分するために膨張可能な流体源に動
作可能に繋がれる。チャンバ部材は、膨張流体を流体配分部材から受け入れるた
めに流体配分部材に結合される。チャンバ部材は、シートバック部材及び座席の
座席部材の交差及びその外部に近接する位置に回転して取り付けられる取付部材
により座席に固定される。流体配分部材に取り付けられるのは、インフレータを
出る膨張流体又は気体をその出口を通して流体配分部材に提供するためのインフ
レータである。本発明のこれらの及びそれ以外の優位点を、以下の図面を含む以
下の記述で明らかにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、図1には、航空機乗物内で見られるような乗物座席10の
部分側面図が示されている。この座席10には、既存の乗物座席10に適合する
ように配されるシートベルト固定物システム12を備える。該固定物システムは
、インフレータ14、インフレータに繋ぐために必要な取付部品を含む導管部材
16、チャンバ部材又は空気チャンバ20、及び空気チャンバ20を乗物座席1
0に固定するための取付部材22を有する。インフレータ14は、及び1995
年12月22日に提出され、事件整理番号9424−50を有する、同時係属中
の米国出願番号第08/87,883号の一部継続である、共通の代理人により
代理され、高い熱効率インフレータ及び同組み込み受動抑制手段(High T
hermal Efficiency Inflator and Passi
ve Restaints Incorporating Same)と題され
る、同時係属中の特許出願に図示され、記述されるようなものであってよい。
【0010】 インフレータ14は、座席のクッション24又は座席底部の下又は脇にあり、
乗物座席10のシートバック26とシートクッション24の交差部分に近接して
いる部分に確実に取り付けられる。インフレータ14は、柱又は床などの乗物の
任意の構造部材に確実に取り付けてもよい。典型的には、インフレータ14は、
乗員のじゃまにならない、そしてまた後の列の乗員のじゃまにならないように、
乗物座席10の上、及びシートクッション24の下又は後部に取り付けられる。
インフレータ14は、航空機の乗客室内で見られるような座席列の隣接する座席
間の、図示されていない分離部材へ取り付けてもよい。
【0011】 膨張流体又は気体が通過するインフレータの排出部28は、導管部材16によ
って流体配分部材18に繋がれる。強化ゴム又は強化プラスチックなどのその他
の管材料を使用してもよいが、導管は、典型的には金属管である。導管16の機
能とは、それがどこに位置していようとも、インフレータ14から流体配分部材
18に膨張流体を伝えることである。
【0012】 図2に、好ましい実施態様の流体配分部材18を示す。該部材18は、導管部
材16に繋がれている一端部に入口部32を有する段付き直径含有管状部材30
である。該部材の反対側の端部は閉じられている。管状部材30のそれぞれの端
部には、周方向に延びる穴38、40にOリング42を配置して、軸受け面34
,36が保持されている。以降に図示されるように、Oリング42は、流体配分
部材18とチャンバ20とを密封するために機能する。部材の中間部分の外周に
は、径方向に伸びる孔44が複数ある。これらの孔44は、管状部材の軸に直交
する方向に伸張し、部材の内側から外側30に膨張流体の流れを向けるために機
能する。
【0013】 膨張流体は、相対的に高圧でインフレータ14の排出部28を離れ、導管部材
16を通って、流体配分部材18の中に流れ込む。部材18は、入口部32の反
対側の端部で閉じられているので、膨張流体は径方向に伸張する孔44の中から
出る。記述されているシステムの多様な部材、つまりインフレータ14、導管部
材16、及び流体配分部材18の出口の断面積は、流体の流れの方向に増大する
。孔44の数及びサイズが、流体配分部材18から膨張流体の流路への断面積を
決定する。本実施態様では、流体配分部材18は、膨張流体の流れ及び力に対し
て流体配分部材18を推力中和させるのに十分な孔内の断面積を、孔44の向き
とともに有する。孔44により、膨張流体は、その流れの方向をほぼ90度変え
、空気チャンバ20のはるかに広い流量域面積に流れることができる。
【0014】 図3から図5を参照すると、好ましい実施態様の空気チャンバ20を示す。図
示されるように、空気チャンバ20及び流体配分部材18は、互いに対して回転
するか、又は1つの装置として回転するために一体結合される。好ましい実施態
様では、シートベルト組立品55に繋がれている空気チャンバ20は、座席乗員
がシートベルト力布70を動かすにつれて回転しなければならない。代替実施態
様では、空気チャンバと流体配分部材の両方とも、流体配分部材18及び空気チ
ャンバ20を備える完全な装置が取付ブラケット22に対して回転するように一
体化されるか、又は一体構成である。
【0015】 図4に示されるように、空気チャンバ20は、流体配分部材18の軸受け表面
34,36の直径に等しい内径を有する細長い管状部材48を有する。これによ
り、2つ、つまり流体配分部材18と空気チャンバ20は、Oリング42によっ
て形成される密封を維持しつつ自由に相対的に回転できる。細長い部材の端部の
中間には、管状部材48の内部から空気チャンバ20の細長い出力部分又はノズ
ル46に開く長穴50がある。
【0016】 図5は、出力部分のノズル形状を示す空気チャンバ20の断面図である。ノズ
ル46は、基本的には、管状部材48から離れて伸びる延長された高さを有する
矩形断面を有する。ノズル46の出口端部には、ノズル46の外面の回りに伸び
る隆起又はリム52がある。該隆起又はリム52は、リム52と、実質的には管
状部材48と等しい高さの類似した隆起56との間の平らな側面54の外側限度
を画定する。この平側面54は、後述するように、シートベルト組立品55を支
える。
【0017】 再び、ノズル46の内側の断面積は、長穴50の断面積、及び流体配分部材1
8の孔の面積の合計より大きい。膨張流体がインフレータ14の排出部28を離
れるにつれて、次の部材は、過去の断面積より大きい断面積を有し、それぞれの
新しい断面積は、過去の断面積の2倍未満である。断面積のこの削減が、各段で
の膨張流体の圧力を削減し、有害な衝撃波の形成を最小限に抑える。
【0018】 取付部材22は図6に示され、基部58、1組の外向きに伸びるアーム60、
62、及び後部部材63を有する通常U字形をした部材である。取付部材、又は
取付金具22は、取付穴61を介してその基部58で、又は取付穴65を介して
後部部材63で乗物座席10又はシートフレームに回転して取り付けられ、シー
トベルト組立品55を配置するために機能する。衝突前、シートベルト組立品5
5が衝突事象を経験すると、取付部材22は、乗物座席10、シートフレーム、
又は乗物構造部材に対して回転する。この回転が、空気チャンバ20からシート
ベルト組立品55へのさらに負荷の一様な伝達を容易にする。代替実施態様では
、一体化している空気チャンバ20及び流体配分部材18は、取付部材22の外
向きに伸びるアーム60、62内の軸受け穴64,66を通って伸びる軸の回り
で軸方向に回転する。
【0019】 流体配分部材18は、アーム60,62内の軸受け穴64又は66の1つに差
し込まれる。それから、空気チャンバ部材20が、そのOリング42を含む流体
配分部材18上を滑動されて嵌められる。それから、流体配分部材18の端部は
、その他のアーム62又は60内の他方の軸受け穴66又は64に差し込まれ、
そこで、Cクリップ68又はその他の類似した保持装置によって固定される。
【0020】 流体配分部材18は、2つの部分部材のような複数の部分部材から構成しても
よい。その部材は、螺合部分で終わる。それから、空気チャンバ部材20が2本
のアーム60,62の間に差し込まれ、管状部材48は取付金具22の2つの軸
受け穴64,66と整列する。それから、流体配分部材18の各部材は、それぞ
れ取付金具のアームの中の2つの軸受け穴を通して差し込まれてから、ともに漏
れないように螺合される。Cクリップ68は、流体配分部材18の螺合された組
立品及び空気チャンバ20を取付金具22内に固定するために使用される。
【0021】 空気チャンバ20を流体配分部材18とともに置く前に、シートベルト組立品
55は、空気チャンバ20のフランジ付きノズル46に固定される。図7を参照
すると、膨張式シートベルトのシートベルト組立品55がどのようにして確実に
空気チャンバフランジ付きノズル46に繋がれるのかが示されている。シートベ
ルト組立品55は、BFG事件整理番号第1990027号を有する、膨張式抑 制システム用の膨張式エアバッグ (Inflatable Air Bag F
or An Inflatable Restraint System)と題さ
れ、共通の代理人に代理され、ここに参照して組み込まれた同時係属特許出願に
記述、請求されている。
【0022】 図示されるように、好ましい実施態様の膨張式シートベルト組立品55は、そ
の一端部にある空気チャンバノズル46に取り付けられる細長いシートベルト力
布70を有する。シートベルト力布は、典型的に舌状部及び通常何らかの可撓手
段によって乗物座席10に固定して取り付けられる締め金機構72を有しており
、シートベルトの他端部は座席の他側まで伸びる。シートベルト力布70は、空
気チャンバ20と舌状部部材72との間の端部の中間に取り付けられる膨張式部
材74を有する。組立品のこの部分は本発明の主題ではないので、それはここに
図示されていない。本来、乗員がホックで留めるところまでインフレータベルト
(商標)システムの動作は、全ての過去のシートベルトと同じである。
【0023】 本出願の主題は膨張式シートベルト固定物システム12であるので、膨張式部
材74は、インフレータ14から膨張流体を受け入れるために繋がれなければな
らない。空気チャンバノズル46は、膨張流体を、シートベルト力布70の一面
に取り付けられ、膨張式部材74に繋がれている膨張可能流体受入れ管又は筒口
76を通して向ける。
【0024】 図7は、膨張式シートベルト組立品55を空気チャンバ20に繋ぐ1つの方法
を示す。筒口76は、ノズル46の外側リム52の上に引っ張られ、外側リム5
2と内側隆起つまりリム56の間の平らな表面54に沿ってある。筒口76とノ
ズル46との間の嵌合部は、実質的に耐漏である。同時係属出願に記述されるよ
うに、シートベルト力布70は、それに筒口76及び膨張式部材74を取り付け
た。このようにして、力布7は筒口76の上に置かれ、力布70は固定され、か
けられるであろう高い負荷に抗して保持される。それから、力布70は空気チャ
ンバ20の端部の回りに巻きつけられる。その後で、力布70は、ノズル46の
他側で外側リム52側に引っ張り戻され、そこではピン部材8によって、それは
空気チャンバ20の背面に送られる。力布70は、典型的には空気チャンバ20
に接合される。しかし、設計者が、締付け組立品82が、膨張式部材74が膨ら
まされると発生する高いシートベルト負荷を保持するほど十分に強力である、又
は密であると感じる場合には、それは空気チャンバ20に接合されなくてもよい
【0025】 好ましい実施態様では、壊れやすい管状カバー78が膨張式部材74、筒口7
6、及びシートベルト力布70を封入する。この壊れやすい管状カバー78は、
Hammerらにより1998年6月18日に提出され、膨張可能部分を外側ベ ルト部分に備えるベルトシステム及び抑制の方法 (Belt System w
ith Inflatable Section Within an Out
er Belt Section and Method of Restra
ints)と題される出願番号第09/099,858号を有する同時係属米国
特許出願に図示され、請求される。この同時係属出願は、参照してここに組み込
まれる。
【0026】 それから、壊れやすい管状カバー78は、ノズル46の上の力布70の上で内
側隆起又はリム56まで引っ張られる。締付け組立品82は、壊れやすい管状カ
バー78、力布70、及び筒口76の回りに設置され、ノズル46に固定される
【0027】 締付け組立品82は、図7に示されるように、金属バンド84を備え、バンド
84は壊れやすい管状カバー78に損傷を与えないように、平らな表面部材86上
にある。該バンド84は、膨張流体が膨張式部材74に流れるときに、シートベ
ルト組立品55を空気チャンバノズル46上に保つために締めるのに用いられる
。膨らませることのできるものが乗員を抑制するために膨張すると、700ポン
ド、つまり318キログラムの範囲内の力が生じる。
【0028】 それから、シートベルト組立品55付きのこの完全に組み立てられた空気チャ
ンバ20は、前述されたような方法で流体配分部材18上を滑らされ、取付ブラ
ケット22の直立したアーム60、62の間に固定される。取付ブラケット22
は、前述されたように、乗物座席10又は乗物構造に固定される。空気チャンバ
20及び流体配分部材18は、取付ブラケット22の軸受け穴64,66を通る
軸の回りに一体化され手、又は単体の部材として回転することができる。回転は
、乗員が膨張式シートベルト組立品を自分の胴の回りで固定するときにシートベ
ルト組立品55の動きに従う。シートベルト組立品が乗物座席10の一方の側か
ら乗物座席の他方の側に伸びたときの状態を図9に示す。図9では乗員は、明快
さのために図示されておらず、シートベルト組立品55はさらに優れた図解のた
めに回転される。
【0029】 好ましい実施態様では、インフレータ14の制御回路91は、図8に概略して
示されるものに類似している。インフレータ14の排出部28の反対側の端部で
始まるインフレータのファラデーシールドハウジング88の内側では、安全性ス
イッチ又は接極子(arming)スイッチ90がある。該スイッチは、シート
ベルト固定物システム12が乗物座席10にボルトで留められ、運転準備ができ
たときに、接極子を付ける準備が整っている。スイッチ90に接極子を付けるた
めに、止めネジ92が取り外される。このスイッチ90は、通常開いている接触
子94が燃焼コンデンサ96の一側に繋がれ、単一極98がコンデンサ96の他
方の側に繋がれる、単極二投スイッチとして表されている。このようにして、止
めネジ94が適所にある状態で、燃焼コンデンサ96は短絡され、充電されない
【0030】 通常止めネジ92によって開かれて保持されている接触子100は、閉じられ
て電池102に接続される。電池102は長い貯蔵寿命を有する。この長い寿命
は、外部電源がなく、インフレータ14が、乗物の突然の減速又は衝突が発生す
るときに、必要な電力を複数の回路要素に供給するのに長期間に渡って備えられ
る。
【0031】 これらの要素は、衝突センサ又は加速センサ、又は乗員を保護するために、膨
らませることのできるものの必要性、又は膨らませることのできるものの配備の
必要性がある状態を示す乗物の突然の減速を検出するスイッチ104を含む。セ
ンサ104は、初期に、自動車、航空機等で見られるような多様な力環境で働く
ために、調整される。インフレータ14の制御回路の出力は、インフレータ内で
燃料に点火するためのスキブ106である。制御回路91は、外部信号がインフ
レータ要素を起動するのを防ぐために、インフレータ14のファラデーシールド
88内に封入されている。
【0032】 インフレータ14の詳細は、それがシステム12の中でどのように組み立てら
れるのか以外は本出願の主題ではない。膨張流体はインフレータ14内のバース
トディスク及び導管部材16を通過する。膨張式流体配分部材18は、流体を導
管部材から受け取り、流体を空気チャンバ20に向ける。空気チャンバ20から
、膨張流体は筒口76を通して膨張式部材74に送達される。
【0033】 このようにして、膨張式シートベルトを乗物内の座席に固定するための膨張式
シートベルト固定物システムが示され、記述されてきた。乗物は自動車、バス、
航空機、又は乗員を運搬し、衝突又は類似した動作によって引き起こされる突然
の減速にさらされる可能性がある任意の乗物でよい。シートベルト固定物システ
ム12は、ここに示され、記述されているもの以外の構成の膨張式シートベルト
、その他の衝突センサ又は加速センサ、インフレータシステムに使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートフレームに取り付けられるシートベルト固定物システムを示す側面図で
ある。
【図2】 流体配分部材を示す視図である。
【図3】 空気チャンバを示す平面図である。
【図4】 図3の4−4線断面図である。
【図5】 図3の5−5線断面図である。
【図6】 空気チャンバを支える取り付け金具を示す斜視図である。
【図7】 膨張式シートベルトシステムを備える空気チャンバを示す拡大断面図である。
【図8】 インフレータ制御システムの概略図である。
【図9】 座席及び膨張式システムの一部破断正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリーン,トーマス,ジェイ. アメリカ合衆国 アリゾナ 85006,フェ ニックス,ノース 28 ストリート,2802 Fターム(参考) 3D054 AA21 AA25 BB30 DD13 DD28 EE14 EE25 EE55

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張式シートベルトを乗物内の座席に固定するためのシート
    ベルト固定物であって、 膨張式シートベルトを膨らませるために膨張流体源に動作可能に連結された流
    体配分部材と、 該配分部材に結合されており、前記配分部材から膨張流体を受け入れるために
    操作できるチャンバ部材と、 前記チャンバ部材を座席に固定するための取付部材と、 を備えるシートベルト固定物。
  2. 【請求項2】 前記取付部材は、座席の背もたれ部と座部との交差部分及び
    その外部の近傍に取り付けてある請求項1記載のシートベルト固定物。
  3. 【請求項3】 前記取付部材は、座席の背もたれ部と座部底部部分との交差
    部分及びその外部の近傍に取り付けてある請求項1記載のシートベルト固定物。
  4. 【請求項4】 前記膨張流体源は、その排出部を通って前記流体配分部材に
    流れ出る流体を提供するためのインフレータである請求項1記載のシートベルト
    固定物。
  5. 【請求項5】 前記インフレータは、突然の減速乗物信号を検知するための
    センサ、電池、燃焼コンデンサ、スキブ及びガス生成器を含む請求項4記載のシ
    ートベルト固定物。
  6. 【請求項6】 前記インフレータは、ファラデーシールドに封入してある請
    求項5記載のシートベルト固定物。
  7. 【請求項7】 前記インフレータを操作できるようにするための接極子スイ
    ッチをさらに含む請求項5記載のシートベルト固定物。
  8. 【請求項8】 前記インフレータは、前記インフレータの排出部を通って前
    記流体配分部材に流れ出る膨張流体を提供する化学ガス生成器インフレータであ
    る請求項4記載のシートベルト固定物。
  9. 【請求項9】 前記インフレータの前記排出部は、前記流体配分部材に直接
    的に結合してある請求項4記載のシートベルト固定物。
  10. 【請求項10】 前記インフレータは、座席及び座席部材の下に取り付けて
    ある請求項4記載のシートベルト固定物。
  11. 【請求項11】 前記インフレータは、乗物の構造部材に取り付けてある請
    求項4記載のシートベルト固定物。
  12. 【請求項12】 前記インフレータはシートフレームに取り付けてある請求
    項4記載のシートベルト固定物。
  13. 【請求項13】 前記インフレータは、隣接する座席間の座席分離フレーム
    に取り付けてある請求項4記載のシートベルト固定物。
  14. 【請求項14】 前記インフレータは、乗物の構造部材に取り付けられてお
    り、導管部材により前記流体配分部材に連結してある請求項11記載のシートベ
    ルト固定物。
  15. 【請求項15】 乗物の前記構造部材は乗物の床である請求項11記載のシ
    ートベルト固定物。
  16. 【請求項16】 前記流体配分部材は、その両端部の間で径方向に伸張する
    複数の孔を有する管状部材である請求項1記載のシートベルト固定物。
  17. 【請求項17】 前記流体配分部材は、膨張流体を軸方向に受け入れ、前記
    孔が前記軸に直交する方向に伸張し、前記伸張する孔の全てが前記配分部材を推
    力中和させるために機能する請求項16記載のシートベルト固定物。
  18. 【請求項18】 前記配分部材は、封入された管状部材である請求項16記
    載のシートベルト固定物。
  19. 【請求項19】 前記配分部材は、耐漏結合で互いに螺合結合され、管状部
    材の両端部の間で径方向に伸張する複数の孔を有する複数の部分管状部材である
    請求項1記載のシートベルト固定物。
  20. 【請求項20】 前記複数部分配分部材は、耐漏結合で互いに螺合結合され
    、管状部材の両端部の間で径方向に伸張する複数の孔を有する各管状部材を有す
    る2つの部分管状部材である請求項19記載のシートベルト固定物。
  21. 【請求項21】 前記チャンバ部材は、前記配分部材に回転自在に取り付け
    てある請求項1記載のシートベルト固定物。
  22. 【請求項22】 前記チャンバ部材及び前記配分部材は、一体化的に結合さ
    れており、回転自在に前記取付部材に取り付けてある請求項1記載のシートベル
    ト固定物。
  23. 【請求項23】 前記チャンバ部材及び前記配分部材はOリングにより密封
    してある請求項1記載のシートベルト固定物。
  24. 【請求項24】 その一端部で前記チャンバ部材に取り付けられており、そ
    の他端部が前記座席の他側まで伸張する、細長いシートベルト力布を有する膨張
    式シートベルトと、 前記シートベルト力布の両端部の間で前記シートベルト力布に取り付けられる
    膨張式部材と をさらに含む請求項1記載のシートベルト固定物。
  25. 【請求項25】 前記シートベルト力布に取り付けられており、前記膨張式
    部材に連結されて膨張流体を受け入れる流体受入れ管と、 前記流体受入れ管が前記チャンバ部材と流体連通している状態で、前記膨張式
    部材、前記流体受入れ管及び前記シートベルト力布を封入する壊れやすい管状カ
    バーと をさらに含む請求項11記載のシートベルト固定物。
  26. 【請求項26】 前記インフレータから前記チャンバ部材までの流体流路の
    断面積が、膨張流体の流れの方向に増大する請求項4記載のシートベルト固定物
  27. 【請求項27】 前記インフレータから前記配分部材までの流体流路の断面
    積が、前記インフレータの前記排出部の断面積より大きい請求項26記載のシー
    トベルト固定物。
  28. 【請求項28】 前記チャンバ部材は、その入口断面積より広い出口断面積
    を有し、前記チャンバ部材への入口の断面積が前記配分部材の前記入口の断面積
    より大きい請求項1記載のシートベルト固定物。
  29. 【請求項29】 前記取付部材は、回転のために取り付けられる請求項1記
    載のシートベルト固定物。
  30. 【請求項30】 前記流体流路内での各断面積の変化は、直前の断面積の2
    倍未満の断面積である請求項26記載のシートベルト固定物。
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