JP2003501183A - クロージャー装置 - Google Patents

クロージャー装置

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JP2003501183A
JP2003501183A JP2001502699A JP2001502699A JP2003501183A JP 2003501183 A JP2003501183 A JP 2003501183A JP 2001502699 A JP2001502699 A JP 2001502699A JP 2001502699 A JP2001502699 A JP 2001502699A JP 2003501183 A JP2003501183 A JP 2003501183A
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axis
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fastening
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サヴィッキー,アラン・エフ・シニア
チェン,チー−ハング
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Glad Products Co
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/25Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
    • B65D33/2508Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/10Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
    • A44B19/16Interlocking member having uniform section throughout the length of the stringer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】クロージャー装置(121)は所望の長さにわたって,連結される第一および第二の連結締め付けストリップ(131,131)を含む。締め付けストリップ(131,131)は縦X軸(160),横Y軸(162)および垂直Z軸(164)をもつ。締め付けストリップ(130,131)は,実質的に垂直Z軸(164)で,第二の締め付けストリップに対して,第一の締め付けストリップを移動することにより,閉鎖され,その閉鎖が解除される。締め付けストリップ(131,131)はまた,Y軸(162)で移動し,閉鎖の間,回転または屈曲することができる。さらに,締め付けストリップは,誤って閉鎖が解除されることを防止するために,ロック機能(1244,1245)を含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は連結密閉装置に関し,特にスライダーをもつ密閉装置に関する。密閉
装置は伝統的な締め具の業界において利用できるもので,特にプラスチック製バ
ッグのような貯蔵容器のための締め具として使用するのに適したものである。
【0002】 発明の背景 プラスチック製バッグ本体を含む容器の密閉のための締め付け装置の使用は一
般的に知られている。さらに,プラスチック材で作られた締め付け装置の製造は
一般的に,この業界において,多くの特許により開示されているように,密閉装
置に関連した当業者には知られている。
【0003】 締め付け装置に対して特に知られている使用というのは,バッグ本体のような
柔軟な容器に関連して使用されることである。密閉装置および関連容器は,熱可
塑性材料から形成することができ,密閉装置および容器の側壁は一製品のように
,一体的に押し出し成形されて造られてもよい。これに代えて,密閉装置および
側壁は,別々の製品として形成され,ヒートシールまたは他の適切な結合方法に
より結合されてもよい。バッグ本体上に締め具として組み込む時の密閉装置は,
バッグ本体内に内容物を保持するための密閉手段を与えるために,特に有用であ
った。
【0004】 従前の密閉装置は,咬合して,噛み合う雄および雌密閉要素を使用する。従前
の密閉装置が使用される場合,雄および雌密閉要素がいつ咬合されるかを決める
ことが難しいときがある。この問題は特に,密閉装置が比較的細いときに重大と
なる。したがって,従前の密閉装置は使用されるとき,密閉装置が少なくとも部
分的に開くというようなことがある。
【0005】 咬み合わせの問題は,雄部と雌部クロージャーとがバッグの内部とバッグの外
部の外部の空環境の間のシールを形成するために噛み合わされる時を,使用者が
知らないことにより発生する。この問題の多くの解決策が試みられた。たとえば
,米国特許第4,186,786号,第4,285,105号,および第4,829,641号なびに特開昭5
1‐27719号は,雄部と雌部クロージャー要素が正しく咬み合っていることを視覚
的に示すための締め具を開示している。特に,クロージャーの雄部と雌部と咬み
合いを確かめるための色変化手段が設けられているが,ここで,変化する色をも
つ雄および雌部材が使用され,咬み合うと,色が変化する。たとえば,クロージ
ャーの雌部材が不透明な黄色で,クロージャーの雄部材が透明な青色である。雄
部材と雌部材との咬み合わがあると,色相が緑となる組み合わせ色が生じる。こ
の色の変化の使用は,雄と雌部材が咬み合った時を判定するための,連結クロー
ジャー装置の使用性を著しく向上させる。
【0006】 異なる色をもつ,雄および雌部材が咬み合うときを見えるようにする色の変化
は,商標GLAD-LOCK(Glad-Lockは米国,コネチカット州,ダンバーリ,First Br
ands Properties Inc.の登録されて商標)の下で,市販されている商品において
,みることができる。この色の変化の効果は,米国特許第4,829,641号に開示さ
れているように,クロージャー装置に色変化強化部材を組み込むことにより一層
強化され得る。
【0007】 色が変化するクロージャー装置は,しかし,全クロージャーを確実にする前記
問題の解決策とはならない。たとえば,色変化効果は,暗いところでは認識でき
ず,したがって,このような条件下でのクロージャー装置の使用には,色変化の
利点について議論のよちがある。さらに知覚障害がある人,色盲の人には,色変
化効果は認識することができない。したがって,これとは違って,咬み合わせを
示すクロージャー装置が提供されることが望まれている。
【0008】 従来技術において,触覚または聴覚で,咬み合わせを示すことができる締め具
を与える試みがある。たとえば,米国特許第4,736,496号,第5,138,750号,第5,
140,727号,第5,403,094号,および第5,405,478号,ならびに欧州特許第510,797
号は,クロージャー要素の適切な連結を触覚的にまたは聴覚的に示すというクロ
ージャー装置を開示する。この開示のクロージャー装置において,咬み合わせが
なされると,使用者は,全クロージャーが完了したことを感じまたは聞くことが
できるといわれている。たとえば,米国特許第4,736,946号は,クロージャー要
素のいずれかの側にある付加的なリブの使用を開示する。これらリブは,クロー
ジャーに改良された'感覚'を与えると言われ,したがって,クロージャー要素の
整合の際に,使用者を補助する。
【0009】 このような装置は,器用さが個々により限られているため取り扱いが難しい。
したがって,個々の人を補助し,通常の器用さをもつ個々の人により容易に使用
できるように,従来技術では,締め具の閉鎖,閉鎖の解除のために,スライダー
および再度密閉ができる締め具を与える締め具が提供されてきた。たとえば,い
くつかの米国特許はスライダーをもつ締め具を開示する。しかし,これらの締め
具の多くは,1)米国特許第3,054,434号,第3,115,689号,第3,122,807号,第3.2
30,593号,第3,426,396号,第3,713,923号,第4,199,845号,第4,262,395号,第
5,007,142号,第5,010,627号(図9,図10)のようなクロージャー要素の間に
伸長する分離器フィンガーを使用するか,または2) 米国特許第5,007,143号,第
5,010,627号(図3−8),第5,050,194号,第5.067,208号,第5,070,583号,第
5,088,971号,第5,131,121号,第5,161,286号,第5,283,932号,第5,301,395号
,第5,423,830号,第5,442,837号および第5,448,808号のようなクロージャー要
素上でトラックにそって分離器フィンガーを走らすことである。
【0010】 クロージャー要素の間で伸長する分離器フィンガーを使用する締め具に関して
は,これら締め具は,分離器フィンガーがクロージャー要素の間で伸長すること
から,耐漏洩とならない。トラックにそって走る締め具に関しては,締め具は典
型的に,端部位置で分離器フィンガーを受け入れる,スリット,ノッチまたは他
の手段を含む。これらの手段は,端部位置でクロージャー要素を咬み合わせるた
めに使用され,したがって,耐漏洩のあるシールを達成するようにする。たとえ
ば,米国特許第5,020,194号,第5,067,208号,第5,088,971号,第5,131,121号,
第5,161,286号,第5,301,394号,第5,301,395号,第5,442,837号は端部位置で分
離器フィンガーを受け入れるために,スリット,ノッチまたは他の手段を使用す
る。締め具内でのこれらの手段は,製造プロセスにおいて,さらにステップを要
し,したがってこれらの締め具のコストを増加させる。
【0011】 スライダーをもつが,分離器フィンガーをもだす,トラックの使用もない再閉
鎖可能な締め具が米国特許第3,074,137号および第5,442,838号に記述されている
。しかし,'137号の特許の締め具はそのコストがあまりにも高く製造できず,ス
ライダーが端部位置にあるときシールすることができない。'838号の特許の締め
具に関しては,スライダーは,連結する要素を直接操作しない。むしろ,スライ
ダーは連結する要素の閉鎖,閉鎖解除を制御するために連結要素の下方に位置す
る構造物と係合する。スライダーが,連結要素に直接作用しないとき,困難性や
付加的な変数が生じる。さらに。'838号の特許の締め具は,較差がスライダーお
よび/または締め具に対して誤っていると,適切に作動できない。連結要素およ
び/またはスライダーの下方の構造物は,押し出し加工や製造が難しい。較差が
誤っていると,スライダーは円滑に移動せず,締め具要素の開閉ができない。し
たがって,適切な機能をもつ締め具を達成することが難しい。
【0012】 従来技術のクロージャー装置は,十分な力がクロージャー装置に対して横方向
に適用されたとき,閉鎖が解かれるように設計されている。したがって,クロー
ジャー装置は,力が横方向に作用すると,誤って閉鎖が解かれることがある。た
とえば,クロージャー装置がプラスチック製バックに使用され,バッグの内容物
が,バッグの側壁に力を及ぼすと,クロージャー装置は誤って閉鎖が解かれてし
ます。
【0013】 さらに,上記したように,いくつかのクロージャー装置は,(1)分離器フィン
ガー,または(2)分離器フィンガーとトラックを含むスライダーを使用する。こ
れらスライダーは,締め付けストリップに,製造し組み立てるのにコストがかか
る。
【0014】 したがって,従来技術は,せん断操作を使用して閉鎖および閉鎖解除を行うス
ライダーをもつクロージャー装置を提供することができなかった。特に,従来技
術は,第一の締め付けストリップが第二の締め付けストリップに対してせん断方
向に移動するクロージャー装置を示していない。たとえば,締め付けストリップ
の縦軸方向をX軸とし,幅をY軸とし,高さをZ軸とすると,従来技術は,Z軸
での閉鎖を行うクルージャー装置を示していない。
【0015】 発明の目的 本発明の目的は,開閉力が,横方向またはローリングに抗して,せん断方向に
作用するクロージャー装置を提供することである。
【0016】 本発明の他の目的は,開閉力が,締め付けストリップの一方のみに適用される
一方で,他の締め付けストリップが固定した状態のままにあるようなクロージャ
ー装置を提供することである。この状態はスライダーの設計を単純化する。
【0017】 他の目的は,締め付けストリップの開閉のために,分離器フィンガーを必要と
しないせん断クロージャーとともに使用されるスライダーを提供することである
【0018】 さらに,他の目的は,締め付けストリップの開放のために,スライダーにより
把持されるべき,締め付けストリップに組み込まれる特別なフランジを必要とし
ない,せん断クロージャーとともに使用されるスライダーを提供することである
【0019】 さらに,他の目的は,締め付けストリップを開閉することなく,締め付けスト
リップのまわりに,据えられ得るスライダーと提供することである。
【0020】 さらに,他の目的は,引き裂き作用を利用することができる引き裂き力と枢動
力との組み合わせのプロフィールを,締め付けストリップに提供することである
【0021】 さらに,他の目的は,第一の締め付けストリップに適用される力がまた,第二
の締め付けストリップを第一の締め付けストリップから離れるように押すクロー
ジャー装置を提供することである。
【0022】 さらに,他の目的は,クロージャー装置が,クロージャー装置の閉鎖,閉鎖の
解除の間,相と長い距離を漏れのないシールを維持するクロージャー装置を提供
することである。
【0023】 さらに,他の目的は,このようなクロージャー装置により密閉,シールが可能
となる容器を提供することである。
【0024】 発明の簡単な要約 本発明は,締め付けストリップがせん断作用を使用して,Z軸で閉鎖し,そし
てその閉鎖が解除される,連結締め付けストリップを,クロージャー装置を提供
することで,これら一般的な目的の達成を図る。クロージャー装置は,所定の長
さにわたって,連結するように形成された,第一および第二の連結締め付けスト
リップを含む。締め付けストリップは,縦方向のX軸と,この縦方向のX軸に垂
直な横方向のY軸をもつ。締め付けストリップは,縦方向のX軸に垂直で,かつ
横方向のY軸に垂直な垂直Z軸をもつ。締め付けストリップは,一方の締め付け
を,他方の締め付けストリップに対して,実質的に垂直なZ軸で,移動すること
により,閉鎖され,そしてその閉鎖が解かれる。
【0025】 閉鎖および閉鎖の解除の間,締め付けストリップの部分は,横方向のY軸で回
転し,屈曲しおよび/または移動する。さらに,締め付けストリップは,クロー
ジャー装置の閉鎖が誤って解除されることを防止するのに役立つロック機構を含
む。
【0026】 クロージャー装置はまた,前記第一および第二の締め付けストリップを,滑動
可能に係合するスライダーを含む。スライダーは,締め付けストリップの第一の
端部に向かって移動したときに,締め付けストリップの閉鎖を容易にし,締め付
けストリップの第二の端部に向かって移動したときに,締め付けスリップの閉鎖
の解除を容易にする。
【0027】 実施例の説明 本発明は,せん断作用を利用して,Z軸で閉鎖し,その閉鎖を解くスライダー
を連結クロージャー装置に提供する。図1は,シール可能なクロージャー装置12
1をもつ,プラスチック製バッグ120の場合における,本発明の容器を示す。バッ
グ120は,クロージャー装置121によりシール可能な区分を形成する,シーム125
で結合する側壁122を含む。
【0028】 クロージャー装置は,第一および第二の締め付けストリップ130,131およびス
ライダー132を含む。図3に示されているように,第一の締め付けストリップ131
は,第一のクロージャー要素134を含む。第二の締め付けストリップ130は,第一
のクロージャー要素134と係合するために,第二のクロージャー要素136を含む。
【0029】 第一のクロージャー要素134は,ベース部分138およびこのベース部分138から
伸長するウェブ140を含む。ウェブ140はウェブ140から伸長するフック部分142を
含む。
【0030】 第二のクロージャー要素136は,ベース部分148およびこのベース部分148から
伸長するウェブ150を含む。ウェブ150はウェブ150から伸長するフック部分152を
含む。
【0031】 図1−3に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリップ
はX軸160,Y軸162およびZ軸164を有する。X軸160はクロージャー装置の縦方向の
軸で,Y軸162はX軸160に垂直な横方向の軸で,Z軸はX軸160およびY軸162に垂直
な垂直軸である。
【0032】 図4−5に示されているように,スライダー132は,上部部分170,第一の側方
部分174,第二の側方部分176,底部部分178およびストット180を有する。図2に
示されているように,スライダー132は第一の端部184および第二の端部186を有
する。
【0033】 図4および図5に示されているように,上部部分170は内側表面220および外側
表面222を有する。内側表面220は,上方表面225およびオフセット側方表面226を
含む,オフセット部分224を含む。オフセット部分224は,第二の端部186から始
まって,第一の端部184に向かって傾斜する。
【0034】 底部部分178は,内側表面230および外側表面232を含む。内側表面230は,上方
表面236およびオフセット側方表面238を含むオフセット部分234を含む。オフセ
ット部分234は第二の端部186で始まり,第一の端部184に向かって傾斜する。
【0035】 第一の側方部分174は内側表面240および外側表面242を有する。第二の側方部
分176は内側表面248および外側表面250を有する。底部部分178は外側表面232か
ら内側表面230に伸長するスロット180を有する。さらに,スロットはスライダー
の第一の端部184から第二の端部186に伸長する。スロットは,スライダーの第一
の端部184から第二の端部186の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0036】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0037】 図6−9は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図6−9
を,図番の順にみていくと,図6−9は,締め付けストリップの閉鎖を示す。図
6−9を,図番とは逆に順にみていくと(図9から図6へみていく),図6−9
は,締め付けストリップの閉鎖の排除を示す。
【0038】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー132は,締め付けストリップ130,131を互いにせん
断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付け
ストリップ130,131の閉鎖を容易にする。図2に示されているように,スライダ
ー132は,閉鎖方向280に移動し,締め付けストリップ130,131は図6に示されて
いるように,スライダー132内に入っていく。図6に示されているように,締め
付けストリップ130,131はその閉鎖が解かれ,ウェブ140およびウェブ150は距離
259だけ離れる。さらに,底部部分の上方表面236および上部部分の内側表面220
は,距離260だけ離れている。
【0039】 図7に示されているように,スライダーがさらに図2に示されているように,
締め付けストリップにそって,閉鎖方向280に移動すると,スライダーは,締め
付けストリップを,図7に示されているように,せん断方向,すなわちZ軸164の
方向で接近させる。図7では,締め付けストリップ130,131の閉鎖が解かれてい
る。しかし,上方表面236および内側表面220は,図6の場合以上に互いに接近す
るが,図6の場合の距離260より短い距離262だけは離れている。距離が減少する
ことにより,上方表面236および内側表面220は,締め付けストリップを,Z軸164
の方向で,互いに接近するように移動させる。したがって,ウェブ140,150は図
6の場合の距離259よりも短い距離263だけは離れている。さらに,フック142,1
52は,フックが互いに通過できるように,屈曲し始め,締め付けストリップが閉
鎖したときに係合する。
【0040】 図6−9から分かるように,締め付けストリップの位置は,その場所でのスラ
イダーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付けス
トリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図7の締め付けストリップ
の位置は,図6および図8の締め付けストリップの位置により影響を受ける。
【0041】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。また,締め付けストリップの材料
が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大きい。
【0042】 図8において,スライダーは図2に示されているように,締め付けストリップ
にそって,閉鎖方向280へと続くと,スライダーは,締め付けストリップを,図
8に示されているようにZ軸164で,互いに接近させる。図8において,上方表面
236および内側表面220は図7の場合よりも互いに接近するが,図7の場合の距離
262よりも短い距離264だけは離れている。表面220,236は,締め付けストリップ
に力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸で互いに接近するように移動させ
る。さらに,図8のフック142,152は,フックが互いに通過し,締め付けストリ
ップが閉鎖するときに係合するように,図7と比較してより屈曲する。
【0043】 図9において,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖方向280に
移動していくと,スライダーは,締め付けストリップを,図9に示されているよ
うに,Z軸164で互いに接近するように移動させ続ける。図9において,締め付け
ストリップ130,131は閉鎖されている。特に,ウェブ140,150は閉鎖され,フッ
ク142,152は互いに係合する。表面220および236は,図9の場合,図8の場合と
比較して,より互いに接近するが,図8の場合の距離264より短い距離266だけは
離れている。内側表面240,248は締め付けストリップに力を適用し,締め付けス
トリップを,Z軸164で,互いに接近するように移動させる。ウェブ140,150は,
図8の距離265よりも小さい距離267だけは離れている。したがって,図9に示さ
れているように,締め付けストリップ130,131は,スライダーが出て行く前に閉
鎖される。
【0044】 締め付けストリップ130,131は,締め付けストリップを,Z軸164で,互いに向
かって移動させることにより閉鎖される。Z軸の移動の距離はクロージャー部分
の,Z軸方向の寸法とほぼ等しい。図6−9の締め付けストリップ130,131は,Z
軸で,距離259と距離267との差に等しい距離だけ移動した。距離259から距離267
を引いたものが,Z軸方向の距離として参照される。Z軸移動距離は,図6にある
,フック部分152のZ軸方向の寸法とほぼ等しいかまたはこれと等しい。したがっ
て,締め付けストリップ130,131を閉鎖するために,締め付けストリップは,ク
ロージャー部分の,Z軸方向の寸法に等しい,Z軸方向の移動距離だけ,互いに接
近する。
【0045】 図6−9の,締め付けストリップ130,131の閉鎖解除は,これら図を逆向きに
たどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図9で開始し,図6に向か
って逆向きにたどることで示されている。スライダー132は,締め付けストリッ
プをZ軸164方向で互いに遠ざけるように移動させ,ウェブの係合を解くことによ
り,締め付けストリップの閉鎖の解除を容易にする。図2にから分かるように,
スライダー132は,閉鎖の解除方向281に移動し,締め付けストリップ130,131は
図9に示されているように,スライダー132内に入る。図9から分かるように,
締め付けストリップ130,131は,それらがスライダー132内に入ると,閉鎖され
る。表面225,230は距離268だけは離れ,ウェブ140,150は距離267だけは離れて
いる。
【0046】 図8において,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖を解除する方
向に移動していくと,スライダーは,締め付けストリップを,図8に示されてい
るように,Z軸164で,互いに離れるように移動させる。図8に示されているよう
に,表面225,230は,図9の場合の距離268より短い距離269だけは離れている。
表面225,230は,距離が減少することから,締め付けストリップを,Z軸164で,
互いに離れるように移動させる。さらに,フック142,152の屈曲は,フックを互
いに通過させ,締め付けストリップの閉鎖が解除されるときに係合が解除される
ように,元に戻り始める。閉鎖の解除の間,図8にフック142,152の位置は,図
8に示されているように,向かい合っている。特に,閉鎖の解除の間,フック14
2の位置は下方向にあり,フック152の位置は上方向にある。
【0047】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。この場合,締め付けス
トリップ130,131は,図6−9に示されているように,表面225,230のせん断作
用のために,表面225,230に対して,強く動かされる。
【0048】 図7から分かるように,スライダーが,図2に示されているように,締め付け
ストリップにそって,閉鎖解除の方向281に移動し続けると,スライダーは,締
め付けストリップを,図7に示されているように,Z軸164で,互いに離れるよ
うに移動させ続ける。図7から分かるように,表面225,230は,図8の場合の距
離269よりも短い距離270だけは離れている。表面225,230はせん断力を締め付け
ストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸164で,互いに離れるように
移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせん断作用に
より,離れる。その結果,ウェブ140,150は図8の場合の距離265よりも長い距
離263だけは離れる。さらに,図7のフック142,152は,フックが互いに通りす
ぎ,係合が解かれるように,図8の場合と比較して,より屈曲する。また,上述
したように,図7のフックの位置は,閉鎖の解除の間,向かい合っている。
【0049】 図6に関して,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖の解除方向28
1に移動し続けると,スライダーは,図6に示されているように,締め付けスト
リップを互いに離れさつづける。図6から分かるように,締め付けストリップ13
0,131,したがって,ウェブ225,230の閉鎖は解除される。表面225,230はせん
断力を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸164で,互い
に離れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間で
のせん断作用により,閉鎖が解かれる。したがって,ウェブ140,150は図8の場
合の距離263よりも長い距離259だけは離れる。また,図6のフック142,152の係
合は解かれる。図6に示されているように,締め付けストリップ130,131のウェ
ブ140,150の係合は,締め付けストリップがスライダー132を出て行くとききに
,解かれる。
【0050】 図10は,シーム125の近くの締め付けストリップ130,131の端部位置にある
スライダー132を示す。図11−14は,その端部位置での,締め付けストリッ
プの閉鎖を示す。本発明の一つの特徴にしたがって,これら図は,スライダーが
端部位置にあるときに,漏れのないシールを形成するクロージャー装置を図示す
る。図1においては,締め付けストリップ131はシーム125の近くにノッチ278を
有する。図1において示され,図11−13において,破線により示されている
ように,ノッチ278は,フック142,152,したがって締め付けストリップが端部
位置で閉鎖することができるように,締め付けストリップ131の一部282を除去し
ている。
【0051】 端部位置において,締め付けストリップ130,131の動きが図11−14に示さ
れている。上述したように,締め付け締め具の位置は,ある場所において,スラ
イダーにより受ける作用力のみならず,その場所の前後の位置で,締め付けスト
リップの位置によっても影響を受ける。特に,図11−13のウェブ140,150の
位置に関して,内側ウェブ140,150の位置は,締め付けストリップの端部のシー
ム125により影響を受ける。シーム125では,締め付けストリップ130,131は閉鎖
位置において互いに融着されている。シーム125での締め付けストリップ130,13
1のこの閉鎖,およびノッチ278は,スライダーのせん断作用がウェブ140,150の
閉鎖を解くことを妨げる。したがって,ウェブ140,150は,ノッチおよびシーム
が,スライダーがウェブ140,150の閉鎖を解くことを妨げることから閉鎖を維持
する。その結果,ウェブ140,150は,締め付けストリップの長さにそった全体の
閉鎖を維持し,締め付けストリップの長さにそって,漏れのないシールを形成す
る。
【0052】 たとえば,使用者が,図10に示されているように,閉鎖方向280にスライダ
ーを移動させると,スライダーは,図11−14に示されている順番で,締め付
けストリップ130,131を閉鎖する。スライダーが図11−13に示されている位
置にあるとき,締め付けストリップのウェブ140,150の閉鎖は図6−8に示され
ているように,通常解かれる。さらに,スライダーは,シーム125により,また
はスライダーが端部ストップと接触するときに,閉鎖方向280へとさらに移動す
ることが妨げられ,または他の装置により,さらに移動することが妨げられる。
しかし,上述したように,シーム125は,スライダーがなくとも,図11−13
の位置で,ウェブ140,150が閉鎖されるように,する。したがって,スライダー
は,図11−13に示された位置に移動するとき,ウェブ140,150は既に閉鎖さ
れ,スライダーのせん断作用,ノッチ278およびシーム125の閉鎖効果のために,
締め付けストリップの閉鎖を解除することができない。したがって,ウェブ140
,150は,締め付けストリップの長さにそった閉鎖を維持し,漏れのないシール
を形成する。
【0053】 本発明の他の特徴は,付加的なシールを与えることである。図11から分かる
ように,スライダー132は,スライダーの底部にスロット180を有し,このスロッ
トは,スライダーの長さにそって伸びている。バッグの側壁122は,締め付けス
トリップ130,131から,スロット180と通過して伸長している。スロット180は,
幅284だけは離れた第一の面286および第二の面288を含む。幅は,面286,288に
位置の近くで,側壁122の間のシールをなすために十分に狭く,スライダーの移
動が困難になることなく,スライダーが側壁122にそって移動できる程度の十分
に広い。したがって,スロット180はスライダーの長さにそって,付加的なシー
ルを提供する。
【0054】 スライダーは,スライダーが横方向のY軸でもなく,垂直方向のZ軸でもなく
,縦方向のX軸で移動できるように,締め付けストリップに取り付けられている
。特に,スロット180および底部部分178は,締め付けストリップ130,131上にス
ライダー132を保持するようにするショルダーを形成する。図11から分かるよ
うに,内側表面220,230,240,248は,締め付けストリップ130,131を取り囲む
。さらに,スロット180の幅284は,締め付けストリップ130,131が抜け出ること
がないものとなっている。したがって,使用者が,図11において,上方に引っ
張ることにより,締め付けストリップ130,131からスライダー132を外すことが
できない。さらに,側壁122および/または締め付けストリップ130,131は内側
表面220,230,240,248と係合し,スライダー132が締め付けストリップにそっ
て移動できるようにするためのガイドとして機能する。
【0055】 本発明の他の特徴は,スライダーが,締め付けストリップ上に端部ストップを
付加することなく,使用することができることである。上述し,図11−13に
示されているように,締め付けストリップの一つがノッチをもたないと,スライ
ダーが閉鎖方向280へ,さらに移動することが妨げられる。特に,シーム125付近
の締め付けストリップの閉鎖は,スライダーが締め付けストリップにそって移動
する必要のある,締め付けストリップの移動の自由をなくす。その結果,スライ
ダーは,閉鎖方向280にさらに移動することが妨げられる。同様の効果が,閉鎖
の解除方向281の,他のシームのところで生じる。したがって,スライダーは,
締め付けストリップの端部に端部ストップを付加することなく,使用することが
できる。しかし,米国特許第5,067,208号,第5,088,971号,第5,131,121号,第5
,161,28号,第5,189,764号,第5,405,478号,第5,442,837号,第5,448,807号,
および第5,482,375号(これらはここに参考文献として組み込まれる)に示され
た端部ストッパのような端部ストッパを付加して,使用してもよい。
【0056】 締め付けストリップおよび/またはスライダーはまた,米国特許第5,067,208
号,第5,189,764号,第5,301,394号,および第5,301,395号(これらはここに参
考文献として組み込まれる)に示された構造のような,締め付けストリップの端
部に,スライダーのための,ホーム位置またはパーキング位置を提供する構造を
含んでもよい。
【0057】 締め付けストリップおよびスライダーはまた,米国特許第5,020,194号,第5,0
67,208号,第5,088,971号,第5,131,121号,第5,161,286号,第5,301,394号,第
5,067,395号および第5,442,837号(これらはここに参考文献として組み込まれる
)に示されたスリットおよび他の手段のような,締め付けストリップの端部に,
スライダーを受け入れる他の構造を含んでもよい。この構造は,分離器フィンガ
ーを受け入れることもでき,したがって,締め付けストリップの端部の近くで,
ウェブ140,150を閉鎖させることもできる。
【0058】 バッグの締め付けストリップおよび/または側壁はまた,使用者がバッグを,
より容易に空け,品物を中に入れることができるように,フィンガーを組んでも
よい。フィンガーは,ウェブ上に伸長し,スライダーは,フィンガーを受け入れ
るために,その高さを増加さてもよい。
【0059】 図15Aおよび15Bはスライダーの他の実施例を示す。スライダーは,一つ
または二つの膨出部292,293を,スライダーの端部294またはその近くに含む。
膨出部292,293は,締め付けストリップ130,131を互いに接近するように移動さ
せ,締め付けストリップの接触面の間にシールを形成する。したがって,締め付
けストリップの閉鎖が図15Aの位置で解除されても,膨出部292,293は 締め付けストリップの接触面の間にシールを形成する。
【0060】 図15Cは,本発明のクロージャー装置の他の実施例を示す。この実施例にお
いて,クロージャー装置は,他のタイプのクロージャー部分を含む。図15Cか
ら分かるように,締め付けストリップ330は,図3のウェブ150に似たウェブ350
を含み,締め付けストリップ331は図3のウェブ140に似たウェブ340を含む。し
かし,クロージャー部分352は図3のクロージャー部分152と異なる。同様に,ク
ロージャー部分342は図3のクロージャー部分142と異なる。クロージャー部分34
2,352は付加的なフック343,353,およびフックの間に凹部344,354をそれぞれ
含む。さらに,ベース部分338,348は,締め付けストリップが閉鎖位置にあると
きに,フック343,353の一部を受け入れるために,くぼみ358,360を含む。
【0061】 図15Cは閉鎖位置にある締め付けストリップ330,331を示す。締め付けスト
リップ330,331の閉鎖およびその閉鎖の解除は,上記した締め付けストリップ13
0,131の閉鎖およびその閉鎖の解除と同様である。
【0062】 図16−24は,本発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同
様のせん断作用を利用することにより,X軸で閉鎖し,その閉鎖を解除する。さ
らに,この実施例は締め付けストリップの一つを回転させ,ウェブは閉鎖および
閉鎖の解除の間,屈曲する。締め付けストリップの閉鎖,閉鎖の解除は手動で行
ってもよく,スライダーが閉鎖および閉鎖の解除を容易にするために使用されて
もよい。
【0063】 図16は,クロージャー装置の平面図を示す。クロージャー装置は,第一およ
び第二の締め付けストリップ430,431,ならびにスライダー432を含む。図17
に示されているように,第一の締め付けストリップ431は第一のクロージャー要
素434を含む。第二の締め付けストリップ430は,第一のクロージャー要素434と
係合するための第二のクロージャー要素436を含む。
【0064】 第一のクロージャー要素434は,ベース部分438および該ベース部分438から伸
長するウェブ440を含む。ウェブ440は,ウェブ440から伸長するフック部分442を
含む。ベース部分438はくぼみ458を含む。
【0065】 第二のクロージャー要素436は,ベース部分448および該ベース部分448から伸
長するウェブ450を含む。ウェブ450は,ウェブ450から伸長するフック部分452を
含む。ベース部分448はくぼみ459を含む。
【0066】 図16−17に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリ
ップは,X軸460,Y軸462およびZ軸464を有する。X軸460はクロージャー装置
の縦方向の軸で,Y軸462はX軸460に垂直な横方向の軸で,Z軸464は,X軸460
およびY軸462に垂直な垂直方向の軸である。
【0067】 図18−19に示されているように,スライダー432は,上部部分470,第一の
側方部分474,第二の側方部分476,底部部分478,およびスロット480を含む。図
16に示されているように,スライダー432は第一の端部484および第二の端部48
6を有する。
【0068】 図18および19に示されているように,上部部分470は内側表面520および外
側表面522を有する。内側表面520は,上方表面525およびオフセット側方表面526
を含む,オフセット部分524を含む。オフセット部分524は,第二の端部486から
始まって,第一の端部484に向かって傾斜する。
【0069】 底部部分478は,内側表面530および外側表面532を含む。内側表面530は,上方
表面536およびオフセット側方表面538を含むオフセット部分534を含む。オフセ
ット部分534は第二の端部486で始まり,第一の端部484に向かって傾斜する。
【0070】 第一の側方部分474は内側表面540および外側表面542を有する。第二の側方部
分476は内側表面548および外側表面550を有する。底部部分478は外側表面432か
ら内側表面530に伸長するスロット480を有する。さらに,スロットはスライダー
の第一の端部484から第二の端部486に伸長する。スロットは,スライダーの第一
の端部484から第二の端部486の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0071】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0072】 図20−24は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図2
0−24を,図番の順にみていくと,図20−24は,締め付けストリップの閉
鎖を示す。図20−24を,図番とは逆に順にみていくと(図24から図20へ
みていく),図20−24は,締め付けストリップの閉鎖の解除を示す。
【0073】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー432は,締め付けストリップ430,431を互いにせん
断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付け
ストリップ430,431の閉鎖を容易にする。図16に示されているように,スライ
ダー432は,閉鎖方向580に移動し,締め付けストリップ430,431は図20に示さ
れているように,スライダー432内に入っていく。図20に示されているように
,締め付けストリップ430,431はその閉鎖が解かれ,ウェブ440およびウェブ450
は距離559だけは離れる。さらに,底部部分の上方表面536および上部部分の内側
表面520は,距離560だけは離れている。さらにまた,締め付けストリップ430は
,Z軸464へと,ある角度回転する。
【0074】 図21に示されているように,スライダーがさらに図16に示されているよう
に,締め付けストリップにそって,閉鎖方向581に移動すると,スライダーは,
締め付けストリップを,図21に示されているように,せん断方向,すなわちZ
軸464の方向で接近させる。図21では,締め付けストリップ430,431の閉鎖が
解かれている。しかし,上方表面536および内側表面520は,図20の場合以上に
互いに接近するが,図20の場合の距離560より短い距離562だけは離れている。
距離が減少することにより,上方表面536および内側表面520は,締め付けストリ
ップを,Z軸464の方向で,互いに接近するように移動させる。したがって,ウェ
ブ440,450は図20の場合の距離559よりも短い距離563だけは離れている。さら
に,ウェブ440,450は,フックが互いに通過できるように,屈曲し始め,締め付
けストリップが閉鎖したときに係合する。
【0075】 図20−24から分かるように,締め付けストリップの位置は,その場所での
スライダーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付
けストリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図21の締め付けスト
リップの位置は,図20および図22の締め付けストリップの位置により影響を
受ける。図21において,締め付けストリップ430は,Z軸464へと,ある角度回
転する。しかし,この位置で,スライダー432は,この位置での締め付けストリ
ップ430の角度位置を生じさせるように,力を締め付けストリップ430に適用して
はいない。締め付けストリップ430は,締め付けストリップが連続することから
この角度にあり,図22−24の締め付けストリップ430の部分は,図21の締
め付けストリップ430の部分上に作用する。
【0076】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。他の例では,締め付けストリップ
の材料が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大
きい。
【0077】 図22において,スライダーは図16に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖方向580へと続くと,スライダーは,締め付けストリップを
,図22に示されているようにZ軸464で,互いに接近させる。図22において,
上方表面536および内側表面520は図21の場合よりも互いに接近するが,図21
の場合の距離562よりも短い距離564だけは離れている。表面520,536は,締め付
けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸464で互いに接近する
ように移動させる。ウェブ440,450は,図21の場合の距離563よりも短い距離5
65だけは離れている。さらに,図22のウェブ440,450は,フックが互いに通過
し,締め付けストリップが閉鎖するときに係合するように,図21と比較して,
より屈曲する。
【0078】 図23において,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖方向580
に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリップを,図23に示されている
ように,Z軸464で互いに接近するように移動させ続ける。図23において,上方
表面536および内側表面520は図22よりも互いに接近するが,図22の場合の距
離564よりも短い距離566だけは離れている。表面520,536は,締め付けストリッ
プに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸564で,互いに接近するように移動
させる。ウェブ540,550は,図22の距離565よりも小さい距離567だけは離れて
いる。さらに,図23のウェブ450は図22と比較してより屈曲する。しかし,
ウェブ440は,図20のように,もはや屈曲せず,前の柔軟な位置に戻る。
【0079】 図24において,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖方向580
に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリップを,図24に示されている
ように,Z軸464で互いに接近するように移動させ続ける。図24において,締め
付けストリップ430,431は閉鎖する。特に,ウェブ440,450は閉鎖し,フック44
2,452は互いに係合する。さらに,フックはくぼみ458,459と係合する。表面52
0,536は図24において,図23と比較して,互いにより接近するが,図23の
場合の距離566よりも短い距離568だけは離れている。表面520,536は,締め付け
ストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸564で,互いに接近するよ
うに移動させる。ウェブ440,450は,図23の場合の距離567よりも小さい距離5
69だけは離れている。したがって,図24に示されているように,締め付けスト
リップ430,431は,スライダーを出て行く前に,閉鎖される。
【0080】 図20−24の,締め付けストリップ430,431の閉鎖解除は,これら図を逆向
きにたどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図24で開始し,図2
0に向かって逆向きにたどることで示されている。スライダー432は,締め付け
ストリップをZ軸464方向で互いに遠ざかるように移動させ,ウェブの係合を解か
せることにより,締め付けストリップの閉鎖の解除を容易にする。図16から分
かるように,スライダー432は,閉鎖の解除方向581に移動し,締め付けストリッ
プ430,431は図24に示されているように,スライダー132内に入る。図24か
ら分かるように,締め付けストリップ430,431は,それらがスライダー432内に
入ると,閉鎖される。表面525,530は距離574だけは離れ,ウェブ440,450は距
離569だけは離れる。
【0081】 さらに,スライダーは,締め付けストリップ430を,Z軸464へと,或る角度回
転させる。特に,締め付けストリップ430は,締め付けストリップ430に力を適用
し,締め付けストリップ430を回転させる側方表面526と係合する。締め付けスト
リップの回転は,締め付けストリッの閉鎖の解除を容易にする。特に,回転は,
フック442がくぼみ459から離れるようにする。図24に示されているように,ウ
ェブ450は曲がりが戻り,または柔軟になり,ベース448をZ軸464へと,ある角
度回転させる。
【0082】 図23において,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖を解除する
方向581に移動していくと,スライダーは,締め付けストリップを,図23に示
されているように,Z軸464で,互いに離れるように移動させる。図23に示され
ているように,表面525,530は,図24の場合の距離574より短い距離576だけは
離れている。表面525,530は,距離が減少することから,締め付けストリップを
,Z軸464で,互いに離れるように移動させる。さらに,ウェブ450は,フックを
互いに通過させ,締め付けストリップの閉鎖が解除されるときに係合が解除され
るように,元に戻り始める。
【0083】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。この場合,締め付けス
トリップ430,431は,図20−22に示されているように,表面525,530のせん
断作用のために,表面525,530に対して,強く動かされる。
【0084】 図22から分かるように,スライダーが,図17に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向581に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図22に示されているように,Z軸464で,互いに離
れるように移動させ続ける。図22から分かるように,表面525,530は,図23
の場合の距離576よりも短い距離578だけは離れている。表面525,530はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸464で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ440,450は図23の場合の距離567
よりも長い距離565だけは離れる。さらに,図22のウェブ450は,図23の場合
と比較して,より屈曲する。また,ウェブ440の屈曲は,フックが互いに通過し
,係合しなくなるように,戻る。
【0085】 図21に関して,スライダーが締め付けストリップにそって,図16に示され
ているように,閉鎖の解除方向581に移動し続けると,スライダーは,締め付け
ストリップを図21に示されているように,Z軸464で,互いに離し続ける。図
21において,表面525,530は,図22の場合の距離578よりも短い距離579だけ
は離れている。表面525,530はせん断力を締め付けストリップに適用し,締め付
けストリップを,Z軸464で,互いに離れるように移動させる。締め付けストリ
ップは,締め付けストリップの間でのせん断作用により,離れる。その結果,ウ
ェブ440,450は図22の場合の距離565よりも長い距離563だけは離れる。さらに
,ウェブ440,450は,フックが互いに通過できるように,屈曲し続く。
【0086】 図20に関して,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖の解除方向
581に移動し続けると,スライダーは,図20に示されているように,Z軸464で
,互いに離れるように,締め付けストリップを互いに移動させ続ける。図20か
ら分かるように,締め付けストリップ430,431,したがって,ウェブ440,450の
閉鎖は解除される。表面525,530は,図21の場合の距離579よりも短い距離582
だけは離れる。表面525,530はせん断力を締め付けストリップに適用し,締め付
けストリップを,Z軸564で,互いに離れるように移動させる。締め付けストリ
ップは,締め付けストリップの間でのせん断作用により,閉鎖が解かれる。した
がって,ウェブ440,450は図21の場合の距離563よりも長い距離559だけは離れ
る。また,図20のフック442,452の係合は解かれる。図20に示されているよ
うに,締め付けストリップ430,431のウェブ440,450の閉鎖は,締め付けストリ
ップがスライダー432を出て行くとききに,解かれる。
【0087】 上述したように,クロージャー装置は他の特徴ももつことができる。たとえば
,クロージャー装置は,耐漏洩性のあるシールを支援するためにシームの近くに
ノッチを有してもよい。スライダーはまた,スロットのところに付加的なシール
を含んでもよい。クロージャー装置はまた,端部ストップを有してもよい。さら
に,クロージャー装置は,ホームまたはパーキング位置のための構成をもっても
よい。さらに,クロージャー装置は,スリットまたは他の手段のような,締め付
けストリップの端部にスライダーを受け入れる他の構成を含んでもよい。
【0088】 図25−36は発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同様の
せん断作用を使用することにより,Z軸で,閉鎖し,その閉鎖を解除する。さら
に,この実施例は,Y軸で,締め付けストリップを移動させ,ウェブは,閉鎖お
よび閉鎖の解除の間,屈曲する。締め付けストリップの閉鎖,閉鎖の解除は手動
で行ってもよく,スライダーが閉鎖および閉鎖の解除を容易にするために使用さ
れてもよい。
【0089】 図26は,クロージャー装置の平面図を示す。クロージャー装置は,第一およ
び第二の締め付けストリップ630,631,ならびにスライダー632を含む。図26
に示されているように,第一の締め付けストリップ631は第一のクロージャー要
素634を含む。第二の締め付けストリップ630は,第一のクロージャー要素634と
係合するための第二のクロージャー要素636を含む。
【0090】 第一のクロージャー要素634は,ベース部分638および該ベース部分638から伸
長するウェブ640を含む。ウェブ640は,ウェブ640から伸長するフック部分642を
含む。
【0091】 第二のクロージャー要素636は,ベース部分648および該ベース部分648から伸
長するウェブ650を含む。ウェブ650は,ウェブ650から伸長するフック部分652を
含む。
【0092】 図25−26に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリ
ップは,X軸660,Y軸662およびZ軸664を有する。X軸660はクロージャー装置
の縦方向の軸で,Y軸662はX軸660に垂直な横方向の軸で,Z軸664は,X軸660
およびY軸662に垂直な垂直方向の軸である。
【0093】 図27−28に示されているように,スライダー632は,上部部分670,第一の
側方部分674,第二の側方部分676,底部部分678,およびスロット680を含む。図
25に示されているように,スライダー632は第一の端部684および第二の端部68
6を有する。
【0094】 図27および28に示されているように,上部部分670は内側表面720および外
側表面722を有する。内側表面720は,上方表面725およびオフセット側方表面726
を含む,オフセット部分724を含む。オフセット部分724は,第二の端部786から
始まって,第一の端部684に向かって傾斜する。
【0095】 底部部分678は,内側表面730および外側表面732を含む。内側表面730は,上方
表面736およびオフセット側方表面738を含むオフセット部分734を含む。オフセ
ット部分734は第二の端部786で始まり,第一の端部684に向かって傾斜する。
【0096】 第一の側方部分674は内側表面740および外側表面742を有する。第二の側方部
分676は内側表面748および外側表面750を有する。底部部分678は外側表面732か
ら内側表面730に伸長するスロット680を有する。さらに,スロットはスライダー
の第一の端部684から第二の端部686に伸長する。スロットは,スライダーの第一
の端部684から第二の端部686の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0097】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0098】 図29−36は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図2
9−36を,図番の順にみていくと,図29−36は,締め付けストリップの閉
鎖を示す。図29−36を,図番とは逆に順にみていくと(図36から図29へ
みていく),図29−36は,締め付けストリップの閉鎖の解除を示す。
【0099】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー632は,締め付けストリップ630,631を互いにせん
断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付け
ストリップ630,631の閉鎖を容易にする。図25に示されているように,スライ
ダー632は,閉鎖方向780に移動し,締め付けストリップ630,631は図29に示さ
れているように,スライダー632内に入っていく。図29に示されているように
,締め付けストリップ630,631はその閉鎖が解かれ,ウェブ640およびウェブ650
は距離759だけは離れる。さらに,底部部分の上方表面736および上部部分の内側
表面720は,距離760だけは離れている。
【0100】 スライダーがさらに図25に示されているように,締め付けストリップにそっ
て,閉鎖方向780に移動すると,スライダーは,締め付けストリップを,図30
に示されているように,せん断方向,すなわちZ軸664の方向で接近させる。図3
0では,締め付けストリップ630,631の閉鎖が解かれている。しかし,上方表面
736および内側表面720は,図29の場合以上に互いに接近するが,図29の場合
の距離760より短い距離762だけは離れている。距離が減少することにより,上方
表面736および内側表面720は,締め付けストリップを,Z軸664の方向で,互いに
接近するように移動させる。したがって,ウェブ640,650は図29の場合の距離
759よりも短い距離763だけは離れている。さらに,ウェブ640,650は,フックが
互いに通過できるように,屈曲し始め,締め付けストリップが閉鎖したときに係
合する。Y軸662で,表面740,748の間の距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受
け入れるために,図29の場合の距離よりも長い。
【0101】 図29−36から分かるように,締め付けストリップの位置は,その場所での
スライダーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付
けストリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図30の締め付けスト
リップの位置は,図29および図31の締め付けストリップの位置により影響を
受ける。
【0102】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。他の例では,締め付けストリップ
の材料が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大
きい。
【0103】 図31において,スライダーは図25に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖方向780へと移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図31に示されているようにZ軸664で,互いに接近させる。図31にお
いて,上方表面756および内側表面720は図30の場合よりも互いに接近するが,
図30の場合の距離762よりも短い距離764だけは離れている。表面720,736は,
締め付けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸664で互いに接
近するように移動させる。ウェブ640,650は,図30の場合よりも互いに接近す
るが,図30の場合の距離763よりも短い距離765だけは離れている。さらに,図
31のウェブ640,650は,フックが互いに通過し,締め付けストリップが閉鎖す
るときに係合するように,図21と比較して,より屈曲する。Y軸662における
,表面740,748との間の距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,
図30の場合の距離よりも長い。
【0104】 図32において,スライダーが,締め付けストリップにそって,図25に示さ
れているように,閉鎖方向780に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図32に示されているように,Z軸664で互いに接近するように移動させ
続ける。図32において,上方表面736および内側表面720は図31よりも互いに
接近するが,図31の場合の距離764よりも短い距離766だけは離れている。表面
720,736は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸664
で,互いに接近するように移動させる。ウェブ640,650は,図31の距離765よ
りも小さい距離767だけは離れている。さらに,図32のウェブ640,650は,フ
ックが互いに通過し,締め付けストリップが閉鎖するときに係合するように,図
31と比較して,より屈曲する。Y軸662における,表面740,748との間の距離
は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,図31の場合の距離よりも長
い。
【0105】 図33において,スライダーが,図25に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向780に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図33に示されているように,Z軸664で互いに接近するように移動させ
続ける。図33において,上方表面736および内側表面720は図32の場合よりも
接近するが,図32の場合の距離766よりも短い距離768だけは離れている。表面
720,736は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸664
で,互いに接近するように移動させる。ウェブ640,650は,図32の場合の距離
767よりも小さい距離769だけは離れている。さらに,図33のウェブ640,650は
,フックが互いに通過し,締め付けストリップが閉鎖するときに係合するように
,図32と比較して,より屈曲する。Y軸662における,表面740,748との間の
距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,図32の場合の距離より
も長い。
【0106】 図34において,スライダーが,図25に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向780に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図34に示されているように,Z軸664で互いに接近するように移動させ
続ける。図34において,上方表面736および内側表面720は図33の場合よりも
接近するが,図33の場合の距離768よりも短い距離770だけは離れている。表面
720,736は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸664
で,互いに接近するように移動させる。ウェブ640,650は,図33の場合の距離
769よりも小さい距離771だけは離れている。さらに,図34のウェブ640,650は
,フックが互いに通過し,締め付けストリップが閉鎖するときに係合するように
,図33と比較して,より屈曲する。Y軸における,表面740,748との間の距離
は前図の場合よりも短く,ウェブの屈曲部を受け入れる。
【0107】 図35において,スライダーが,図25に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向780に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図35に示されているように,Z軸664で互いに接近するように移動させ
続ける。図35において,上方表面736および内側表面720は図33の場合よりも
互いに接近するが,図34の場合の距離770よりも短い距離772だけは離れている
。表面720,736は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,
Z軸664で,互いに接近するように移動させる。ウェブ640,650は図34の場合よ
りも互いに接近するが,図34の場合の距離771よりも小さい距離773だけは離れ
る。さらに,図35のウェブ640,650は,図34と比較して,より屈曲する。Y
軸における,表面740,748との間の距離は前図の場合よりも短く,ウェブの屈曲
部を受け入れる。
【0108】 図36に関して,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖の方向780
に移動し続けると,スライダーは,図36に示されているように,Z軸664で,
互いに接近するように,締め付けストリップを互いに移動させ続ける。図36か
ら分かるように,締め付けストリップ630,631は閉鎖される。特に,ウェブ640
,650は閉鎖され,フック642,652は互いに係合する。表面720,736は,図35
の場合と比較して,図36では互いにより接近するが,図35の場合の距離772
よりも短い距離774だけは離れている。表面720,736は,締め付けストリップに
力を適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに接近するように移動させ
る。ウェブ640,650は図35の場合よりも互いに接近するが,図35の場合の距
離773よりも小さい距離775だけは離れている。さらに,図35のウェブ640,650
は,もはや屈曲せず,図29のように,以前の柔軟な位置に戻る。さらに,Y軸
における,表面740,748との間の距離は図29の距離と実質的に同じである。し
たがって,図36に示されているように,締め付けストリップ630,631は,スラ
イダーを出る前に,閉鎖される。
【0109】 図29−36の,締め付けストリップ630,631の閉鎖解除は,これら図を逆向
きにたどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図36で開始し,図2
9に向かって逆向きにたどることで示されている。スライダー632は,締め付け
ストリップをZ軸664方向で互いに遠ざかるように移動させ,ウェブの係合を解か
せることにより,締め付けストリップ630,631の閉鎖の解除を容易にする。図2
5から分かるように,スライダー632は,閉鎖の解除方向781に移動し,締め付け
ストリップ630,631は図36に示されているように,スライダー632内に入る。
図36から分かるように,締め付けストリップ630,631は,それらがスライダー
632内に入ると,閉鎖される。表面725,730は距離779だけは離れ,ウェブ640,6
50は距離775だけは離れる。
【0110】 図35において,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖を解除する
方向781に移動していくと,スライダーは,締め付けストリップを,図35に示
されているように,Z軸664で,互いに離れるように移動させる。図35に示され
ているように,表面725,730は,図36の場合の距離794より短い距離782だけは
離れている。表面725,730は,距離が減少することから,締め付けストリップを
,Z軸664で,互いに離れるように移動させる。さらに,ウェブ640,650は,フッ
クが互いに通過し,締め付けストリップの閉鎖が解除されるときに閉鎖が解除さ
れるように,屈曲し始める。Y軸662における,表面740,748との間の距離は,
ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,図36の場合の距離よりも長い。
【0111】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。この場合,締め付けス
トリップ630,631は,図29−34に示されているように,表面725,730のせん
断作用のために,表面725,730に対して,強く動かされる。
【0112】 図34から分かるように,スライダーが,図25に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向781に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図34に示されているように,Z軸664で,互いに離
れるように移動させ続ける。図34から分かるように,表面725,730は,図35
の場合の距離782よりも短い距離784だけは離れている。表面725,730はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ640,650は図35の場合の距離773
よりも長い距離771だけは離れる。さらに,図34のウェブ640,650は,フック
が互いに通過して,その係合が解かれるように,図35の場合と比較して,より
屈曲する。Y軸662における,表面740,748との間の距離は,ウェブ640,650の
屈曲部を受け入れるために,図35の場合の距離よりも長い。
【0113】 図35から分かるように,スライダーが,図25に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向781に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図33に示されているように,Z軸664で,互いに離
れるように移動させ続ける。図33から分かるように,表面725,730は,図34
の場合の距離784よりも短い距離786だけは離れている。表面725,730はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ640,650は図34の場合の距離771
よりも長い距離769だけは離れる。さらに,図33のウェブ640,650は,フック
が互いに通過して,その係合が解かれるように,図34の場合と比較して,より
屈曲する。Y軸662における,表面740,748との間の距離は,ウェブ640,650の
屈曲部を受け入れるために,図34の場合の距離よりも長い。
【0114】 図32から分かるように,スライダーが,図25に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向781に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図32に示されているように,Z軸664で,互いに離
れるように移動させ続ける。図32から分かるように,表面725,730は,図33
の場合の距離786よりも短い距離788だけは離れている。表面725,730はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ640,650は図33の場合の距離769
よりも長い距離767だけは離れる。さらに,図32のウェブ640,650は,フック
が互いに通過して,その係合が解かれるように,屈曲し続く。Y軸662における
,表面740,748との間の距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,
図33の場合の距離よりも長い。
【0115】 図31から分かるように,スライダーが,図25に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向781に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図31に示されているように,Z軸664で,互いに離
れるように移動させ続ける。図31から分かるように,表面725,730は,図32
の場合の距離788よりも短い距離790だけは離れている。表面725,730はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ640,650は図32の場合の距離769
よりも長い距離767だけは離れる。さらに,図31のウェブ640,650は,フック
が互いに通過して,その係合が解かれるように,屈曲し続く。Y軸662における
,表面740,748との間の距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,
図32の場合の距離よりも長い。
【0116】 図30から分かるように,スライダーが,図25に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向781に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図30に示されているように,Z軸664で,互いに離
れるように移動させ続ける。図30から分かるように,表面725,730は,図31
の場合の距離790よりも短い距離792だけは離れている。表面725,730はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸664で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ640,650は図31の場合の距離765
よりも長い距離763だけは離れる。さらに,ウェブ640,650は,フックが互いに
通過して,その係合が解かれるように,屈曲し続く。Y軸662における,表面740
,748との間の距離は,ウェブ640,650の屈曲部を受け入れるために,図31の
場合の距離よりも長い。
【0117】 図29において,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖の解除方向
781に移動し続けると,スライダーは,図29に示されているように,Z軸664で
,互いに離れるように,締め付けストリップを互いに移動させ続ける。図29か
ら分かるように,締め付けストリップ630,631,したがって,ウェブ640,650の
閉鎖は解除される。表面525,530は,図21の場合の距離579よりも短い距離582
だけは離れる。表面725,730はせん断力を締め付けストリップに適用し,締め付
けストリップを,Z軸664で,互いに離れるように移動させる。締め付けストリ
ップは,締め付けストリップの間でのせん断作用により,閉鎖が解かれる。した
がって,ウェブ640,650は図30の場合の距離763よりも長い距離759だけは離れ
る。さらに,ウェブ640,650はもはや屈曲せず,図36に示されているように,
元の柔軟な位置に戻る。また,図29のフック642,652の係合は解かれる。さら
に,表面740,748の間の距離は,図36の場合の距離と実質的に同じとなる。図
29に示されているように,締め付けストリップ630,631のウェブ640,650の閉
鎖は,締め付けストリップがスライダー632を出て行くとききに,解かれる。
【0118】 上述したように,クロージャー装置は他の特徴ももつことができる。たとえば
,クロージャー装置は,耐漏洩性のあるシールを支援するためにシームの近くに
ノッチを有してもよい。スライダーはまた,スロットのところに付加的なシール
を含んでもよい。クロージャー装置はまた,端部ストップを有してもよい。さら
に,クロージャー装置は,ホームまたはパーキング位置のための構成をもっても
よい。さらに,クロージャー装置は,スリットまたは他の手段のような,締め付
けストリップの端部にスライダーを受け入れる他の構成を含んでもよい。
【0119】 図37−49は発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同様の
せん断作用を使用することにより,Z軸で,閉鎖し,その閉鎖を解除する。さら
に,締め付けストリップは,Y軸で,移動し,ベースは,閉鎖および閉鎖の解除
の間,屈曲する。締め付けストリップの閉鎖,閉鎖の解除は手動で行ってもよく
,スライダーが閉鎖および閉鎖の解除を容易にするために使用されてもよい。
【0120】 図37は,クロージャー装置の平面図を示す。クロージャー装置は,第一およ
び第二の締め付けストリップ830,831,ならびにスライダー832を含む。図38
に示されているように,第一の締め付けストリップ831は第一のクロージャー要
素834を含む。第二の締め付けストリップ830は,第一のクロージャー要素834と
係合するための第二のクロージャー要素836を含む。
【0121】 第一のクロージャー要素834は,ベース部分838および該ベース部分838から伸
長するウェブ840を含む。ウェブ840は,ウェブ840から伸長するフック部分842を
含む。ベース部分838は第三のフック部分858を含む。
【0122】 第二のクロージャー要素836は,ベース部分848および該ベース部分848から伸
長するウェブ850を含む。ウェブ850は,ウェブ850から伸長するフック部分852を
含む。ベース部分848は第四のフック部分859を含む。
【0123】 図37−38に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリ
ップは,X軸860,Y軸862およびZ軸864を有する。X軸860はクロージャー装置
の縦方向の軸で,Y軸862はX軸860に垂直な横方向の軸で,Z軸864は,X軸860
およびY軸862に垂直な垂直方向の軸である。
【0124】 図39−40に示されているように,スライダー832は,上部部分870,第一の
側方部分874,第二の側方部分876,底部部分878,およびスロット880を含む。図
37に示されているように,スライダー832は第一の端部884および第二の端部88
6を有する。
【0125】 図39および40に示されているように,上部部分870は内側表面920および外
側表面922を有する。内側表面920は,上方表面925およびオフセット側方表面926
を含む,オフセット部分924を含む。オフセット部分924は,第二の端部886から
始まって,第一の端部884に向かって傾斜する。
【0126】 底部部分878は,内側表面930および外側表面932を含む。内側表面930は,上方
表面936およびオフセット側方表面938を含むオフセット部分934を含む。オフセ
ット部分934は第二の端部886で始まり,第一の端部884に向かって傾斜する。
【0127】 第一の側方部分874は内側表面940および外側表面942を有する。第二の側方部
分876は内側表面948および外側表面950を有する。底部部分878は外側表面932か
ら内側表面930に伸長するスロット880を有する。さらに,スロットはスライダー
の第一の端部884から第二の端部886に伸長する。スロットは,スライダーの第一
の端部884から第二の端部886の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0128】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0129】 図44−49は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図4
4−49を,図番の順にみていくと,図44−49は,締め付けストリップの閉
鎖を示す。図44−49を,図番とは逆に順にみていくと(図49から図44へ
みていく),図44−49は,締め付けストリップの閉鎖の解除を示す。
【0130】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー832は,締め付けストリップ830,831を互いにせん
断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付け
ストリップ830,831の閉鎖を容易にする。図37に示されているように,スライ
ダー832は,閉鎖方向980に移動し,締め付けストリップ830,831は図44に示さ
れているように,スライダー832内に入っていく。図44に示されているように
,締め付けストリップ830,831はその閉鎖が解かれ,ウェブ840およびウェブ850
は距離959だけは離れる。さらに,底部部分の上方表面936および上部部分の内側
表面920は,距離860だけは離れる。
【0131】 図45において,スライダーが,図37に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向980に移動すると,スライダーは,締め付けストリッ
プを,図45に示されているように,せん断方向,すなわちZ軸864の方向で接近
させる。図45では,締め付けストリップ830,831の閉鎖が解かれている。しか
し,上方表面936および内側表面920は,図44の場合以上に互いに接近するが,
図44の場合の距離960より短い距離962だけは離れている。距離が減少すること
により,上方表面936および内側表面920は,締め付けストリップを,Z軸864の方
向で,互いに接近するように移動させる。したがって,ウェブ840,850は図29
の場合の距離959よりも短い距離963だけは離れている。さらに,ベース838,848
は,フックが互いに通過できるように,屈曲し始め,締め付けストリップが閉鎖
したときに係合する。ある位置で,表面940,948の間の距離は,ベース838,848
の屈曲部を受け入れるために,より長い。特に,表面840,849は,ベース838,8
48の移動を受け入れるために,Z軸に関しある角度をもつ。
【0132】 図44−49から分かるように,締め付けストリップの位置は,その場所での
スライダーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付
けストリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図45の締め付けスト
リップの位置は,図44および図46の締め付けストリップの位置により影響を
受ける。
【0133】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。他の例では,締め付けストリップ
の材料が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大
きい。
【0134】 図46において,スライダーは図37に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖方向980へと続くと,スライダーは,締め付けストリップを
,図46に示されているようにZ軸864で,互いに接近させる。図46において,
上方表面936および内側表面920は図45の場合よりも互いに接近するが,図45
の場合の距離962よりも短い距離964だけは離れている。表面920,936は,締め付
けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸864で互いに接近する
ように移動させる。ウェブ840,850は,図45の場合の距離963よりも短い距離9
65だけは離れている。さらに,図46のベース838,848は,フックが互いに通過
し,締め付けストリップが閉鎖するときに係合するように,図45と比較して,
より屈曲する。ある位置において,表面940,948との間の距離は,ベース838,8
48の屈曲部を受け入れるために,よりも長い。特に,表面940,948はベース838
,848の移動を受け入れるために,Z軸864に関しある角度をもつ。さらに,フッ
ク部分842,852は屈曲する。
【0135】 図47において,スライダーが,締め付けストリップにそって,図37に示さ
れているように,閉鎖方向980に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図47に示されているように,Z軸864で互いに接近するように移動させ
続ける。図47において,上方表面936および内側表面920は図46よりも互いに
接近するが,図46の場合の距離964よりも短い距離966だけは離れている。表面
920,936は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸864
で,互いに接近するように移動させる。ウェブ840,850は,図46の距離965よ
りも小さい距離967だけは離れている。さらに,図47のベース838,848は図4
6と比較してより屈曲する。表面940,948の間の距離は,ベース838,848の屈曲
部を受け入れるために,よりも長い。特に,表面940,948はベース838,848の移
動を受け入れるために,Z軸864に関しある角度をもつ。さらに,フック部分842
,852は屈曲し続く。
【0136】 図48において,スライダーが,図37に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向980に移動し続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図48に示されているように,Z軸864で互いに接近するように移動させ
続ける。図48において,上方表面936および内側表面920は図47の場合よりも
接近するが,図47の場合の距離966よりも短い距離968だけは離れている。表面
920,936は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Z軸864
で,互いに接近するように移動させる。ウェブ840,850は,図47の場合の距離
967よりも小さい距離969だけは離れる。さらに,図48のベース838,848は図4
7と比較してより屈曲する。表面940,948の間の距離は,ベース838,848の屈曲
部を受け入れるために,よりも長い。特に,表面940,948はベース838,848の移
動を受け入れるために,Z軸864に関しある角度をもつ。さらに,フック部分842
,852は屈曲し続く。
【0137】 図49に関して,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖の方向980
に移動し続けると,スライダーは,図49に示されているように,Z軸864で,
互いに接近するように,締め付けストリップを互いに移動させ続ける。図49か
ら分かるように,締め付けストリップ830,831は閉鎖される。特に,ウェブ840
,850は閉鎖され,フック842,852は互いに係合する。さらに,それらフックは
,フック858,859と係合する。表面920,936は,図48の場合と比較して,図4
9では互いにより接近するが,図48の場合の距離968よりも短い距離970だけは
離れている。表面920,936は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けスト
リップを,Z軸864で,互いに接近するように移動させる。ウェブ840,850は図3
5の場合よりも互いに接近するが,図48の場合の距離969よりも小さい距離971
だけは離れている。さらに,ベース1038,1048は屈曲せず,元の柔軟な位置に戻
る。したがって,図49に示されているように,締め付けストリップ830,831は
,スライダーを出る前に,閉鎖される。
【0138】 図44−49の,締め付けストリップ830,831の閉鎖解除は,これら図を逆向
きにたどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図49で開始し,図4
4に向かって逆向きにたどることで示されている。スライダー832は,締め付け
ストリップをZ軸864方向で互いに遠ざかるように移動させ,ウェブの係合を解か
せることにより,締め付けストリップ830,831の閉鎖の解除を容易にする。図3
7から分かるように,スライダー832は,閉鎖の解除方向981に移動し,締め付け
ストリップ830,831は図49に示されているように,スライダー832内に入る。
図49から分かるように,締め付けストリップ830,831は,それらがスライダー
832内に入ると,閉鎖される。表面925,930は距離974だけは離れ,ウェブ840,8
50は距離971だけは離れる。
【0139】 図48において,スライダーが締め付けストリップにそって,閉鎖を解除する
方向981に移動していくと,スライダーは,締め付けストリップを,図48に示
されているように,Z軸864で,互いに離れるように移動させる。図48に示され
ているように,表面925,930は,図49の場合の距離974より短い距離972だけは
離れている。表面925,930は,距離が減少することから,締め付けストリップを
,Z軸864で,互いに離れるように移動させる。さらに,ベース838,848は,フッ
クを互いに通過させ,締め付けストリップの閉鎖が解除されるとき,解除される
ように,屈曲する。表面940,948の間の距離は,ベース838,848の屈曲部を受け
入れるように,より長い。特に,表面940,948は,ベース838,848の移動を受け
入れるように,Z軸864に関してある角度をもつ。さらに,フック部分842,852は
屈曲する。
【0140】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。
【0141】 図47から分かるように,スライダーが,図37に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向981に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図47に示されているように,Z軸864で,互いに離
れるように移動させ続ける。図47から分かるように,表面925,930は,図48
の場合の距離976よりも短い距離978だけは離れている。表面925,930はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸864で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ840,850は図48の場合の距離969
よりも長い距離967だけは離れる。さらに,ベース838,848は,フックが互いに
通過し,その係合が解かれるように,屈曲し続く。ある位置で,表面940,948と
の間の距離は,ベース828,848の屈曲を受け入れるように,より長い。特に,表
面940,948は,ベース838,848の移動を受け入れるように,Z軸864に関して,あ
る角度をもつ。さらに,フック部分842,852は屈曲し続く。
【0142】 図46から分かるように,スライダーが,図37に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向981に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図46に示されているように,Z軸864で,互いに離
れるように移動させ続ける。図46から分かるように,表面925,930は,図47
の場合の距離972よりも短い距離980だけは離れている。表面925,930はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸864で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ840,850は図47の場合の距離967
よりも長い距離965だけは離れる。さらに,ウェブ840,850は,フックが互いに
通過するように,屈曲し続く。ある位置で,表面940,948との間の距離は,ベー
ス828,848の屈曲を受け入れるように,より長い。特に,表面940,948は,ベー
ス838,848の移動を受け入れるように,Z軸864に関して,ある角度をもつ。さら
に,フック部分842,852は屈曲し続く。
【0143】 図45から分かるように,スライダーが,図37に示されているように,締め
付けストリップにそって,閉鎖解除の方向981に移動し続けると,スライダーは
,締め付けストリップを,図45に示されているように,Z軸864で,互いに離
れるように移動させ続ける。図45から分かるように,表面925,930は,図46
の場合の距離980よりも短い距離982だけは離れている。表面925,930はせん断力
を締め付けストリップに適用し,締め付けストリップを,Z軸864で,互いに離
れるように移動させる。締め付けストリップは,締め付けストリップの間でのせ
ん断作用により,離れる。その結果,ウェブ840,850は図46の場合の距離965
よりも長い距離763だけは離れる。さらに,ウェブ840,850は,フックが互いに
通過するように,屈曲し続く。ある位置で,表面940,948との間の距離は,ベー
ス828,848の屈曲を受け入れるように,より長い。特に,表面940,948は,ベー
ス838,848の移動を受け入れるように,Z軸864に関して,ある角度をもつ。さら
に,フック部分842,852は屈曲し続く。
【0144】 図44から分かるように,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖
解除の方向981に移動し続けると,スライダーは,締め付けストリップを,図4
4に示されているように,Z軸864で,互いに離れるように移動させ続ける。図
44から分かるように,締め付けストリップ830,831,すなわちウェブ840,850
の閉鎖は解除される。表面925,930は,図45の場合の距離982よりも短い距離9
84だけは離れている。表面925,930はせん断力を締め付けストリップに適用し,
締め付けストリップを,Z軸864で,互いに離れるように移動させる。締め付け
ストリップは,締め付けストリップの間でのせん断作用により,離れる。したが
って,ウェブ840,850は図45の場合の距離963よりも長い距離959だけは離れる
。また,図44のフック842,852の閉鎖は解かれる。さらに,ベース937,948は
屈曲しなくなり,元の柔軟な位置に戻る。図44に示されているように,締め付
けストリップ830,831の閉鎖は,締め付けストリップがスライダー832を出ると
きに,解かれる。
【0145】 上述したように,クロージャー装置は他の特徴ももつことができる。たとえば
,クロージャー装置は,耐漏洩性のあるシールを支援するためにシームの近くに
ノッチを有してもよい。スライダーはまた,スロットのところに付加的なシール
を含んでもよい。クロージャー装置はまた,端部ストップを有してもよい。さら
に,クロージャー装置は,ホームまたはパーキング位置のための構成をもっても
よい。さらに,クロージャー装置は,スリットまたは他の手段のような,締め付
けストリップの端部にスライダーを受け入れる他の構成を含んでもよい。
【0146】 図50−62は発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同様の
せん断作用を使用することにより,Z軸で,閉鎖し,その閉鎖を解除する。さら
に,この実施例は,閉鎖および閉鎖の解除の間,締め付けストリップの一方を回
転させ,屈曲させる。締め付けストリップは,二つのウェブおよびフック部分を
含む。フック部分は連続して係合する。締め付けストリップの閉鎖およびその閉
鎖の解除は手動で行ってもよく,また,締め付けストリップの閉鎖およびその閉
鎖の解除を容易にするために,スライダーが使用されてもよい。
【0147】 図50−62は発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同様の
せん断作用を使用することにより,Z軸で,閉鎖し,その閉鎖を解除する。さら
に,この実施例は,閉鎖および閉鎖の解除の間,締め付けストリップの一つを回
転させ,屈曲させる。締め付けストリップは二つのウェブおよびフック部分を含
む。フック部分は連続して係合する。締め付けストリップの閉鎖,閉鎖の解除は
手動で行ってもよく,スライダーが閉鎖および閉鎖の解除を容易にするために使
用されてもよい。
【0148】 図50は,クロージャー装置の平面図を示す。クロージャー装置は,第一およ
び第二の締め付けストリップ1030,1031,ならびにスライダー1032を含む。図5
1に示されているように,第一の締め付けストリップ1031は第一のクロージャー
要素1034を含む。第二の締め付けストリップ1030は,第一のクロージャー要素10
34と係合するための第二のクロージャー要素1036を含む。
【0149】 第一のクロージャー要素1034は,ベース部分1038および該ベース部分1038から
伸長するウェブ1040を含む。第一のウェブ1040は,そのウェブ1040から伸長する
フック部分1042を含む。第三のウェブ1041はベース部分1038から伸長し,そのウ
ェブ部分1041は第三のフック部分1044を含む。
【0150】 第二のクロージャー要素1036は,ベース部分1048および該ベース部分1048から
伸長するウェブ1050を含む。ウェブ1050は,そのウェブ1050から伸長する第二の
フック部分1052を含む。第二のフック部分1052は第一のフック部分1042と係合す
る。第四のウェブ1051はベース部分1048から伸長する。第四のウェブ1051は第三
のフック1044と係合する第四のフック部分1045を含む。
【0151】 図50−51に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリ
ップは,X軸1060,Y軸1062およびZ軸1064を有する。X軸1060はクロージャー
装置の縦方向の軸で,Y軸1062はX軸1060に垂直な横方向の軸で,Z軸1064は,
X軸1060およびY軸1062に垂直な垂直方向の軸である。
【0152】 図52−56に示されているように,スライダー1032は,上部部分1070,第
一の側方部分1074,第二の側方部分1076,底部部分1078,およびスロット1080を
含む。図50に示されているように,スライダー1032は第一の端部1084および第
二の端部1086を有する。
【0153】 図52および53に示されているように,上部部分1070は内側表面1120および
外側表面1122を有する。内側表面1120は,上方表面1125およびオフセット側方表
面1126を含む,オフセット部分1124を含む。オフセット部分1124,第二の端部10
86から始まって,第一の端部1084に向かって傾斜する。
【0154】 底部部分1078は,内側表面1130および外側表面1132を含む。内側表面1130は,
上方表面1136およびオフセット側方表面1138を含むオフセット部分1134を含む。
オフセット部分1134は第二の端部1086で始まり,第一の端部1084に向かって傾斜
する。
【0155】 第一の側方部分1074は内側表面1140および外側表面1142を有する。第二の側方
部分1076は内側表面1148および外側表面1150を有する。底部部分1078は外側表面
1132から内側表面1130に伸長するスロット1080を有する。さらに,スロットはス
ライダーの第一の端部1084から第二の端部1086に伸長する。スロットは,スライ
ダーの第一の端部1084から第二の端部1086の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0156】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0157】 図57−62は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図5
7−62を,図番の順にみていくと,図57−64は,締め付けストリップの閉
鎖を示す。図57−62を,図番とは逆に順にみていくと(すなわち,図62か
ら図57へみていく),図57−62は,締め付けストリップの閉鎖の解除を示
す。
【0158】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー1032は,締め付けストリップ1030,1031を互いにせ
ん断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付
けストリップ1030,1031の閉鎖を容易にする。図50に示されているように,ス
ライダー1032は,閉鎖方向1180に移動し,締め付けストリップ1030,1031は図5
7に示されているように,スライダー1032内に入っていく。図57に示されてい
るように,締め付けストリップ1030,1031はその閉鎖が解かれ,ウェブ1040およ
びウェブ1050は距離1159だけは離れる。さらに,底部部分の上方表面1136および
上部部分の内側表面1120は,距離1160だけは離れている。さらに,表面1140はZ
軸1064に関して,ある角度をもつ。表面1140は締め付けストリップ1031を回転さ
せる。スライダー1032に入る前は,締め付けストリップ1031は,図51に示され
ているように,Z軸1064に実質的に平行である。回転のために,ベース1038はZ軸
1064に関して,角度1164をもつ。回転は,フック1042,1052を閉鎖する工程を開
始する。
【0159】 図58において,スライダーが,図50に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1180に移動すると,スライダーの位置は比較的図57
から変化しない。ウェブ1040,1050は図57の場合の距離1159とほぼ同じ距離10
66だけは離れている。表面1120,1136は図57の場合の距離1160とほぼ同じ距離
1167だけは離れている。角度1168,1169は図57の角度1162,1164とほぼ同じで
ある。最後に,ベース1038,1048フック1044,1045の間の距離1170により表され
る,フック1044,1045の間の距離は,図57の距離1165とほぼ同じである。
【0160】 図57−62において,締め付けストリップの位置は,その場所でのスライダ
ーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付けストリ
ップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図59の締め付けストリップの
位置は,図58および図60の締め付けストリップの位置により影響を受ける。
【0161】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。他の例では,締め付けストリップ
の材料が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大
きい。
【0162】 図59において,スライダーは図50に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖方向1180へと続くと,スライダーは,締め付けストリップを
,図59に示されているようにZ軸1064で,互いに接近させる。図59において
,上方表面1136および内側表面1120は図58の場合よりも互いに接近するが,図
58の場合の距離1167よりも短い距離1174だけは離れている。表面1120,1136は
,締め付けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸1064で互い
に接近するように移動させる。ウェブ1040,1050は,図58の場合よりも互いに
接近するが,図58の場合の距離1166よりも短い距離1176だけは離れている。さ
らに,フック1042,1052を含むウェブ1040,1050は閉鎖する。ベース1038は,フ
ック1042,1052が係合するように,Z軸1064に関して,ある角度1171をもつ。角
度1171は図58の場合の角度1169とほぼ同じである。さらに,表面1140は図58
の場合の角度1168とほぼ同じである,Z軸1064に関する角度1172をもつ。また,
フック1044,1045は,ベース1038,1048の間の距離1178により表され,図58の
距離1170とほぼ同じ距離だけは離れている。
【0163】 図60において,スライダーが,締め付けストリップにそって,図50に示さ
れているように,閉鎖方向1180に移動し続くと,ベース1138は屈曲し始め,ウェ
ブ1041およびフック1044が図60に示されているようにY軸1062で移動する。図
60において,表面1140は,図59の角度1172とほぼ同じ,Z軸1264に関する角
度1179をもつ。表面1140,1148は,締め付けストリップに力を適用し,締め付け
ストリップを,Y軸1062で,移動させる。ベース1038は,図59の場合の角度117
1とほぼ同じ角度1182をもつ。ベース1038は屈曲し始め,ウェブ1041およびフッ
ク1044がY軸1062で移動する。
【0164】 ベース1038は,後の位置での,締め付けストリップの位置により生じる効果に
ために曲がる。特に,ベース1038はフック1044,1045の係合,および図61,6
2の間の位置で,表面1126により適用される拘束力のために曲がる。ベース1038
が曲がることから,フック1044,1045は互いに接近するように移動し,ベース10
38,1048の間の距離1184により表される距離だけは離れている。距離1184は,図
59の距離1178よりも短い。
【0165】 さらに,締め付けストリップは,図60に示されているように,Z軸1064で,
互いに相対的に移動する。表面1120,1136は,図59の場合の距離1174よりも短
い距離1186だけは離れている。距離が減少するために,表面1120,1136は,締め
付けストリップに力を適用し,それらをZ軸1064で,互いに相対的に移動させる
。Z軸1064でのこの移動は,フック1044,1045が互いに通過して,閉鎖すること
を助ける。特に,この力は,ウェブ1040,1050およびフック1042,1052を,Z軸
1064での移動を可能にするように,屈曲させる。
【0166】 図61において,スライダーが,図50に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1180に移動し続くと,スライダーは,図61に示され
ているように,ベース部分1038をY軸1062で移動させ続ける。図61において,
表面1140は,図60の場合の角度1179よりも小さな,Z軸1064に関する角度1187
をもつ。表面1140,1148は,締め付けストリップに力を作用させ,締め付けスト
リップを,Y軸1062で互いに接近するように移動させる。したがって,ベース10
38は,図60の場合の角度1182よりも小さな角度1188をもつ。ベースは前述のよ
うに曲がりつづけ,ウェブ1041およびフック1044をY軸1062で,移動させる。ベ
ース1038が曲がると,フック1044,1045は互いに接近するが,ベース1038,1048
の間の距離1189により表される距離だけは離れている。距離1189は,図60の場
合の距離1184よりは短い。
【0167】 さらに,締め付けストリップは,図61に示されているように,Z軸1064で,
互いに相対的に移動する。表面1120,1136は,図60の場合の距離1186よりも短
い距離1190だけは離れている。距離が減少するために,表面1120,1136は,締め
付けストリップに力を適用し,それらをZ軸1064で,互いに相対的に移動させる
。Z軸1064でのこの移動は,フック1044,1045が互いに通過して,閉鎖すること
を助ける。この力は,ウェブ1040,1050およびフック1042,1052を,Z軸1064で
の移動を可能にするように,屈曲させる。
【0168】 図62において,スライダーが,図50に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1180に移動し続くと,スライダーは,図62に示され
ているように,ベース部分1038をY軸1062で移動させ続ける。図62におおいて
,表面1140はZ軸1064に関し角度をもたない。したがって,ベース1038は,Z軸
に関して角度をもたない。さらに,フック1044,1045は,互いに接近し,係合す
る。フック1044,1045はベース1038,1048の間の距離1191により表される距離だ
けは離れている。距離1191は図61の場合の距離1198よりも短い。
【0169】 さらに,締め付けストリップは,図62に示されているように,Z軸1064で,
互いに相対的に移動する。表面1120,1136は,図61の場合の距離1190よりも短
い距離1192だけは離れている。距離が減少するために,表面1120,1136は,締め
付けストリップに力を適用し,それらをZ軸1064で,互いに相対的に移動させる
。Z軸1064でのこの移動は,フック1044,1045が互いに通過して,閉鎖すること
を助ける。特に,この力は,ウェブ1040,1050およびフック1042,1052を,Z軸
1064での移動を可能にするように,屈曲させる。図62に示されているように,
締め付けストリップ1030,1031は,スライダーを出る前に閉鎖される。
【0170】 図57−62,締め付けストリップ1030,1031の閉鎖解除は,これら図を逆向
きにたどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図62で開始し,図5
7に向かって逆向きにたどることで示されている。締め付けストリップ1030,10
31の閉鎖の解除は,Z軸1064で,締め付けストリップを互いに離すことによりな
される。また,締め付けストリップの一つが,閉鎖の解除の間,回転し,曲がる
。フック部分の係合は連続して解除される。スライダーは締め付けストリップの
閉鎖の解除を容易にする。
【0171】 図50から分かる,スライダー1032は閉鎖解除の方向1181に移動し,締め付け
ストリップ1030,1031は図62に示されているようにスライダー1032に入る。図
62において,締め付けストリップ1030,1031は,それらがスライダー1032に入
るとき,閉鎖される。表面1140はZ軸1064に平行である。したがって,ベース10
38はまた,Z軸に平行である。さらに,フック1044,1045は係合し,フックの間
の距離は,ベース1038,1048に間の距離1191により表される。
【0172】 図61において,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖解除の方
向1180に移動し続くと,スライダーは,図61に示されているように,ベース10
38をY軸1062で移動させ続ける。図61から分かるように,表面1140は,Z軸10
64に関する角度1193をもつ。表面1126はベース1038を曲げて回転させる。ベース
1038は,締め付けストリップの閉鎖が解除されたときに,フック1044,1045が係
合しなくなり,互いに通過できるように,曲がり,Z軸1064に関して回転する。
ベース1038はZ軸1064に関して角度1188をもつ。フック1044,1045はさらに,図
62の場合以上に離れる。特に,フック1044,1045はベース1038,1048の間の距
離1189により表される,Y軸1062での距離だけは離れる。
【0173】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図61の締
め付けストリップの位置は,図60および62の締め付けストリップの位置によ
って影響を受ける。
【0174】 図60において,スライダーが,図50に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖解除の方向1181に移動し続くと,スライダーは,図60に
示されているように,ベース1038をY軸1062で移動させ続ける。図60から分か
るように,表面1126は,図61の場合の角度1193よりも大きい,Z軸1064に関す
る角度1194をもつ。角度,したがって距離が増加することから,表面1126はベー
ス1038を曲げて回転させる。ベース1038は,フック1044,1045が係合しなくなり
,Y軸1062で移動でき,その係合が解除できるように,曲がり,Z軸1064に関し
て互いに回転する。ベース1038は,図61の場合の角度1188より大きな,Z軸10
64に関する角度1182をもつ。その結果,フック1044,1045はさらに,図61の場
合以上に離れる。特に,フック1044,1045はベース1038,1048の間の距離1184に
より表され,かつ図61の場合の距離1189より大きいY軸1062での距離だけは離
れる。さらに,表面1125,1130は距離1195だけは離れる。
【0175】 図59において,スライダーが,図50に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖解除の方向1181に移動し続くと,スライダーは,図59に
示されているように,ベース1038をY軸1062で移動させ続ける。図59から分か
るように,表面1140は,図60の場合の角度1190とほぼ同じ,Z軸1064に関する
角度1172をもつ。ベース1038は,図60の場合の角度1182とほぼ同じ,Z軸1064
に関する角度1171をもつ。しかし,ベース1038はもはや曲がらず,元の柔軟な位
置に戻る。その結果,フック1044,1045はさらに,図60の場合以上に離れる。
特に,フック1044,1045はベース1038,1048の間の距離1178により表される,大
きいY軸1062での距離だけは離れる。距離1178は,図60の場合の距離1184より
長い。
【0176】 締め付けストリップはまた,図59に示されているように,Z軸1064で互いに
接近する。図59において,表面1125,1130は図60の場合以上に互いに接近す
るが,図60の場合の距離1195より短い距離1196までは離れている。表面1125,
1136は,締め付けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸1064
で互いに接近するように移動させる。ウェブ1040,1050は,距離1176だけは離れ
ている。
【0177】 図58において,スライダーが図50に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖解除の方向1181へと続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図58に示されているようにZ軸1064で,互いに離れるように移動させ
る。図58から分かるように,表面1125,1130は図59の場合の距離1196よりも
短い距離1197だけは離れる。表面1125,1130は,締め付けストリップに力を作用
させ,締め付けストリップを,Z軸1064で互いに離れるように移動させる。締め
付けストリップは,締め付けストリップ間のせん断作用のために離れる。その結
果,ウェブ1040,1050は,図59の場合の距離1176よりも長い距離1166だけは離
れる。さらに,フック1042,1052はその係合が解かれ,図59の場合よりも,Z
軸1064でより離れる。
【0178】 角度1168,1169は図59の場合の角度1172,1171と実質的に同じである。さら
に,ベース1038,1048の間の距離1170により表される,フック1044,1045の間の
距離は,図59の距離1178とほぼ同じである。
【0179】 図57において,スライダーが図50に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖解除の方向1181へと移動し続くと,締め付けストリップの位
置は,比較的図58と変らない。ウェブ1040,1050は図58の場合の距離1166と
ほぼ同じ距離1159だけは離れている。表面1120,1136は図58の場合の距離1197
とほぼ同じ距離だけは離れている。角度1162,1164は,図58の場合の角度1168
,1169とほぼ同じである。最後に,ベース1038,1048の間の距離1165により表さ
れる,フック1044,1045の間の距離は図58の場合の距離1170とほぼ同じである
。図57に示されているように,締め付けストリップ1030,1031の閉鎖は,締め
付けストリップがスライダー1032を出るときに,解除される。
【0180】 上述したように,クロージャー装置は他の特徴ももつことができる。たとえば
,クロージャー装置は,耐漏洩性のあるシールを支援するためにシームの近くに
ノッチを有してもよい。スライダーはまた,スロットのところに付加的なシール
を含んでもよい。クロージャー装置はまた,端部ストップを有してもよい。さら
に,クロージャー装置は,ホームまたはパーキング位置のための構成をもっても
よい。さらに,クロージャー装置は,スリットまたは他の手段のような,締め付
けストリップの端部にスライダーを受け入れる他の構成を含んでもよい。
【0181】 図63−72は発明の他の実施例を示す。この実施例は,他の実施例と同様の
せん断作用を使用することにより,Z軸で,閉鎖し,その閉鎖を解除する。さら
に,この実施例は,誤ってクロージャー装置の閉鎖が解除されることを防止する
のに役立つロック機能をもつ。特に,締め付けストリップは,ロック機能が解放
されるまで,Z軸での移動を禁止することにより,クロージャー装置の閉鎖の解
除を防止する。ロック機能は,実質的にY軸で解放され係合部分を含む。この解
放は,クロージャー装置の解放に対して実質的に90度である。したがって,Z軸
で採用する不用意な力が,クロージャー装置の閉鎖の解除の可能にしない。この
実施例は,締め付けストリップのロックを解除するために,Y軸で,係合部分を
移動または枢動させることにより,ロック機能を達成する。そして,締め付けス
トリップの閉鎖は,締め付けストリップをZ軸で互いに動かし,またはせん断方
向に動かすことにより,解除され得る。締め付けストリップは手動で操作しても
よく,スライダーがロック機能の係合およびその解除,締め付けストリップの閉
鎖および閉鎖の解除を容易にするために使用されてもよい。
【0182】 図63は,クロージャー装置の平面図を示す。クロージャー装置は,第一およ
び第二の締め付けストリップ1230,1231,ならびにスライダー1232を含む。図6
4に示されているように,第一の締め付けストリップ1231は第一のクロージャー
要素1234を含む。第二の締め付けストリップ1230は,第一のクロージャー要素12
34と係合するための第二のクロージャー要素1236を含む。
【0183】 第一のクロージャー要素1234は,ベース部分1238および該ベース部分1238から
伸長するウェブ1240を含む。ウェブ1240は,そのウェブ1240から伸長するフック
部分1242を含む。第二のウェブ1241はベース部分1238から伸長し,そのウェブ部
分1241は第一のフック部分1244を含む。
【0184】 第二のクロージャー要素1236は,ベース部分1248および該ベース部分1248から
伸長するウェブ1250を含む。ウェブ1250は,そのウェブ1250から伸長するフック
部分1252を含む。第二のウェブ1251がベース部分1248から伸長する。第二のウェ
ブ1251は第一のフック1244と係合する第四のフック部分1245を含む。
【0185】 図63−64に示されているように,クロージャー装置および締め付けストリ
ップは,X軸1260,Y軸1262およびZ軸1264を有する。X軸1260はクロージャー
装置の縦方向の軸で,Y軸1262はX軸1260に垂直な横方向の軸で,Z軸1264は,
X軸1260およびY軸1262に垂直な垂直方向の軸である。
【0186】 図56−66示されているように,スライダー1232は,上部部分1270,第一の
側方部分1274,第二の側方部分1276,底部部分1278,およびスロット1280を含む
。図63に示されているように,スライダー1232は第一の端部1284および第二の
端部1286を有する。
【0187】 図65および66に示されているように,上部部分1270は内側表面1320および
外側表面1322を有する。内側表面1320は,上方表面1325およびオフセット側方表
面1326を含む,オフセット部分1324を含む。オフセット部分1324,第二の端部12
86から始まって,第一の端部1284に向かって傾斜する。
【0188】 底部部分1278は,内側表面1330および外側表面1332を含む。内側表面1330は,
上方表面1336およびオフセット側方表面1338を含むオフセット部分34を含む。オ
フセット部分1334は第二の端部1286で始まり,第一の端部1284に向かって傾斜す
る。
【0189】 第一の側方部分1274は内側表面1340および外側表面1342を有する。第二の側方
部分1276は内側表面1348および外側表面1350を有する。底部部分1278は外側表面
1332から内側表面1330に伸長するスロット1280を有する。さらに,スロットはス
ライダーの第一の端部1284から第二の端部1286に伸長する。スロットは,スライ
ダーの第一の端部1284から第二の端部1286の幅と実質的に同じ幅を有する。
【0190】 スライダーは,一体構造であってよく,種々の方法で組み立てられるいくつか
の部品からなってもよい。
【0191】 図67−72は,クロージャー装置の閉鎖およびその閉鎖の解除を示す。図6
7−72を,図番の順にみていくと,図67−72は,締め付けストリップの閉
鎖を示す。図67−72を,図番とは逆に順にみていくと(すなわち,図72か
ら図57へみていく),図67−72は,締め付けストリップの閉鎖の解除を示
す。
【0192】 締め付けストリップの閉鎖が説明され,そして締め付けストリップの閉鎖の解
除が説明される。スライダー1232は,締め付けストリップ1230,1231を互いにせ
ん断方向,すなわちZ方向に移動させ,ウェブを係合させることにより,締め付
けストリップ1230,1231の閉鎖を容易にする。シスライダーはまた,係合部分の
係合を容易にする。図63に示されているように,スライダー1232は,閉鎖方向
1380に移動し,締め付けストリップ1230,1231は図67に示されているように,
スライダー1232内に入っていく。図67に示されているように,締め付けストリ
ップ1230,1231はその閉鎖が解かれ,ウェブ1240およびウェブ1250は距離1359だ
けは離れる。さらに,底部部分の上方表面1330および上部部分の内側表面1320は
,距離1360だけは離れている。さらに,表面1340,1348は,距離136だけは離れ
,ベース1238,1248は距離1362だけは離れている。
【0193】 図68において,スライダーが,図63に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1380に移動し続けると,スライダーは,図68に示さ
れているように,Y軸1262で,互いに接近するように,締め付けストリップを互
いに移動させ続ける。図68から分かるように,締め付けストリップ1230,1231
の閉鎖が解かれている。しかし,表面1340および表面1348は,図67の場合以上
に互いに接近するが,図67の場合の距離1361より短い距離1363だけは離れてい
る。距離が減少することにより,表面1340および表面1348は,締め付けストリッ
プを,Y軸1262の方向で,互いに接近するように移動させる。したがって,ウェ
ブ1238,1248は図67の場合の距離1362よりも短い距離1364だけは離れている。
表面1326はZ軸1264に関して角度1367をもつ。表面1326は締め付けストリップの
一部を屈曲され,回転させる。特に,ベース1248の一部分1249が,係合部分1244
,1245が互いに通過でき,締め付けストリップが閉鎖したとき,係合することが
できるように,屈曲し,Z軸1264に関して回転する。この部分1249はZ軸1264に
関して角度1368をもつ。さらに,表面1320,1330は図67の場合の距離1360とほ
ぼ同じ距離1365だけは離れている。したがって,ウェブ1240,1250は図67の場
合の距離1359とほぼ同じ距離1366だけは離れている。
【0194】 図67−72において,締め付けストリップの位置は,その場所でのスライダ
ーにより受ける作用力ばかりでなく,その場所の前後の場所の,締め付けストリ
ップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図68の締め付けストリップの
位置は,図67および図69の締め付けストリップの位置により影響を受ける
【0195】 ある場所からの締め付けストリップの位置が,他の場所の締め付けストリップ
の位置でもつ効果の程度は,締め付けストリップの構成,締め付けストリップを
作る材料のような,いくつかのファクターに依存する。たとえば,締め付けスト
リップが比較的厚いものであると,締め付けストリップが比較的薄いものである
場合よりも,他の場所での効果はより大きい。他の例では,締め付けストリップ
の材料が剛直であると,材料が比較的柔軟な場合よりも,他の場所での効果は大
きい。
【0196】 図69において,スライダーは図63に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖方向1380へと続くと,スライダーは,締め付けストリップを
,図69に示されているようにZ軸1264で,互いに接近させる。図69において
,表面1320よび表面1330は図68の場合よりも互いに接近はするが,図68の場
合の距離1365よりも短い距離1374だけは離れている。表面1320,1330は,締め付
けストリップに力を作用させ,締め付けストリップを,Z軸1264で互いに接近す
るように移動させる。ウェブ1240,1250は,図68の場合よりも互いに接近はす
るが,図68の場合の距離1366よりも短い距離1376だけは離れている。ウェブ12
40,1250は閉鎖される。表面1326は,Z軸1264に関し角度1378をもつ。この表面
1326は締め付けストリップを屈曲させ,または回転させ続ける。特に,ベースの
一部分1249は,係合部分1244が,互いに通過し,締め付けストリップが閉鎖した
とき係合することができるように,Z軸1264に関し角度1379をもつ。角度1379は
図68の場合の角度1367とほぼ同じである。さらに,表面1349は,Z軸1264に関
する角度1382をもつ。
【0197】 図70において,スライダーが,締め付けストリップにそって,図63に示さ
れているように,閉鎖方向1380に移動し続くと,スライダーは,部分1249を図7
0に示されているようにY軸1262で移動させる。図70において,表面1340は,
図69の角度1382より小さい,Z軸1264に関する角度1383をもつ。表面1340,134
9は,締め付けストリップに力を適用し,締め付けストリップを,Y軸1262で,互
いに接近するように移動させる。したがって,部分1249は,図69の場合の角度
1379より小さい角度1384をもつ。さらに,係合部分1244,1245は図69の場合よ
り互いに接近する。
【0198】 図71において,スライダーが,図63に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1380に移動し続くと,スライダーは,図71に示され
ているように,ベース部分1249をY軸1262で移動させ続ける。図71において,
表面1349は,図70の場合の角度1383よりも小さな,Z軸1264に関する角度1384
をもつ。表面1340,1349は,締め付けストリップに力を作用させ,締め付けスト
リップを,Y軸1262で互いに接近するように移動させる。したがって,部分1249
は,図70の場合の角度1384よりも小さな角度1385をもつ。さらに,係合部分12
44,1245は図70の場合よりも互いに接近する。
【0199】 図72において,スライダーが,図63に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖方向1380に移動し続くと,スライダーは,図72に示され
ているように,ベース部分1249をY軸1262で移動させ続ける。図72において,
表面1349はもはやZ軸1264に関し角度をもたない。したがって,部分1249は,Z
軸に関して角度をもたない。さらに,係合部分1244,1245は係合する。図72に
示されているように,締め付けストリップ1230,1231はスライダーを出る前に閉
鎖される。
【0200】 図67−72,締め付けストリップ1230,1231の閉鎖解除は,これら図を逆向
きにたどることでなされる。したがって,閉鎖の解除は,図72で開始し,図6
7に向かって逆向きにたどることで示されている。スライダー1232は,締め付け
ストリップをZ軸1264で,互いに離れるように移動させ,ウェブの係合を解除さ
せることにより,締め付けストリップ1230,1231の閉鎖の解除を容易にする。ス
ライダーはまた,係合部分の係合の解放を容易にする。図63から分かるように
,スライダー1232は閉鎖の解除方向1381に移動し,締め付けストリップ1230,12
31は,図72に示されているように,スライダー1232内に入る。図72から分か
るように,締め付けストリップ1230,1231は,それらがスライダー1232に入ると
き閉鎖される。表面1349はZ軸1264に平行である。したがって,部分1249もまた
Z軸に平行である。さらに,係合部分1244,1245は係合する。
【0201】 図71において,スライダーが,締め付けストリップにそって,閉鎖解除の方
向1381に移動し続くと,スライダーは,図71に示されているように,部分1249
をY軸1262で移動させ続ける。図71から分かるように,表面1326は,Z軸1264
に関する角度1391をもつ。表面1326は,部分1249を屈曲させ,回転させる。部分
1249は,係合部分が係合と解くことができ,そして,締め付けストリップの閉鎖
が解除されたとき,互いに通過できるように,屈曲し,Z軸1264に関して回転す
る。部分1249は,Z軸1264に関して角度1385をもつ。係合部分1244,1245はさら
に,図72の場合よりも離れる。特に,係合部分1244,1245は,Y軸1262で,距
離1392だけは離れている。
【0202】 さらに,上記したように,締め付けストリップの位置は,特別な場所において
スライダーにより受ける作用力のみならず,その特別な場所の前後の場所におい
て,締め付けストリップの位置によっても影響を受ける。たとえば,図71の締
め付けストリップの位置は,図70および72の締め付けストリップの位置によ
って影響を受ける。
【0203】 図70において,スライダーが,図63に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖解除の方向1381に移動し続くと,スライダーは,図70に
示されているように,部分1249をY軸1262で移動させ続ける。図70から分かる
ように,表面1326は,図71の場合の角度1391よりも大きい,Z軸1264に関する
角度1393をもつ。角度,したがって距離が増加することから,表面1326は部分12
49を曲げて回転させる。部分1249は,係合部分がY軸1262で移動でき,その係合
を解くことができるように,曲がり,Z軸1264に関して互いに回転する。部分12
49は,図71の場合の角度1385より大きな,Z軸1264に関する角度1384をもつ。
その結果,係合部分1244,1245はさらに,図71の場合以上に離れる。特に,係
合部分1244,1245は,図71の場合の距離1392より大きいY軸1262での距離1394
だけは離れる。
【0204】 図69において,スライダーが,図63に示されているように,締め付けスト
リップにそって,閉鎖解除の方向1381に移動し続くと,スライダーは,図59に
示されているように,部分1249をY軸1262で移動させ続ける。図69から分かる
ように,表面1326は,図70の場合の角度1393よりも大きな,Z軸1264に関する
角度1378をもつ。角度,したがって距離が増加することから,表面1326は部分12
49を曲げて回転させる。部分1249は,係合部分がY軸1262で移動でき,その係合
を解くことができるように,曲がり,Z軸1264に関して互いに回転する。部分12
49は,図70の場合の角度1384より大きな,Z軸1264に関する角度1379をもつ。
その結果,係合部分1244,1245はさらに,図70の場合以上に離れる。特に,係
合部分1244,1245は,図70の場合の距離1394より大きいY軸1262での距離1395
だけは離れる。
【0205】 図68において,スライダーが図63に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖解除の方向1381へと続くと,スライダーは,締め付けストリ
ップを,図68に示されているようにZ軸1264で,互いに離れるように移動させ
る。図68から分かるように,表面1325,1336は図69の場合の距離1397よりも
短い距離1398だけは離れる。表面1325,1336は,締め付けストリップにせん断力
を作用させ,締め付けストリップを,Z軸1264で互いに離れるように移動させる
。締め付けストリップは,締め付けストリップ間のせん断作用のために離れる。
その結果,ウェブ1240,1250は,図69の場合の距離1367よりも長い距離1366だ
けは離れる。
【0206】 図67において,スライダーが図63に示されているように,締め付けストリ
ップにそって,閉鎖解除の方向1181へと移動し続くと,スライダーは,締め付け
ストリップを,図67に示されているようにZ軸1264で,互いに離れるように移
動させる。図67から分かるように,表面1325,1336は距離1398だけは離れる。
表面1325,1336は,締め付けストリップにせん断力を作用させ,締め付けストリ
ップを,Z軸1264で互いに離れるように移動させる。締め付けストリップは,締
め付けストリップ間のせん断作用のために離れる。その結果,ウェブ1240,1250
は,図68の場合の距離1366よりも長い距離1359だけは離れる。
【0207】 さらに,締め付けストリップ1230,1231は,図67に示されているように,Y
軸1262で,互いに離れるように移動する。表面1340,1348はさらに,図68に示
されているように離れ,部68の場合の距離1363より長い距離1361だけは離れる
。距離が増加することから,表面1340,1348は,締め付けストリップがY軸1262
で,互いに離れて移動することを助ける。ベース1238,1248は図68の距離1364
よりも長い距離1362だけは離れる。したがって,フック1242,1252を含むウェブ
1240,1250は,係合が解かれ,閉鎖が解除される。さらに,表面1349はZ軸1264
に対してなす角度をもたない。したがって,部分1249はZ軸に関して角度をもた
ない。図67に示されているように,締め付けストリップ1230,1231の閉鎖は,
締め付けストリップがスライダー1232を出るときに,解除される。
【0208】 上述したように,クロージャー装置は他の特徴ももつことができる。たとえば
,クロージャー装置は,耐漏洩性のあるシールを支援するためにシームの近くに
ノッチを有してもよい。スライダーはまた,スロットのところに付加的なシール
を含んでもよい。クロージャー装置はまた,端部ストップを有してもよい。さら
に,クロージャー装置は,ホームまたはパーキング位置のための構成をもっても
よい。さらに,クロージャー装置は,スリットまたは他の手段のような,締め付
けストリップの端部にスライダーを受け入れる他の構成を含んでもよい。
【0209】 スライダーは射出成形または他の方法により製造することができる。スライダ
ーは,ナイロン(登録商標),ポリプロピレン,ポリスチレン,アセタール,強
化アセタール,ポリケトン,ポリブチレン・テレフタレート,高密度ポリエチレ
ン,ポリカーボネート,またはABSのような熱可塑材から作られてもよい。ス
ライダーは透明なもの,半透明なもの,または着色されたものでもよい。
【0210】 締め付けストリップは,上記の適切な寸法をもつ金型により,押し出し成形に
より製造してもよいが,この金型は,押し出し形成された締め付けストリップが
冷却により生じることから,締め付けストリップの,所望の最終寸法よりも僅か
に大きいものである。クロージャー装置の締め付けストリップ,適切に一様とな
った断面をもつように製造されるべきものである。このことは,装置の製造を単
純化するばかりでなく,所望の性能をもつ,装置の物理的な柔軟性にも寄与する
【0211】 一般的に,本発明のクロージャー要素は,たとえば,ポリエチレン,ポリプロ
ピレン,ナイロン(登録商標)など,またはこれらの組み合わせからなる熱可塑
材から作ることができる。したがって,高密度ポリエチレン,中密度ポリエチレ
ンおよび低密度ポリエチレンのような樹脂,または樹脂の混合物が,本発明の新
規な締め具の用意するために使用できる。好適には,クロージャー要素は,低密
度ポリエチレンから作られる。熱可塑材の選択は,クロージャーのデザイン,そ
のヤング係数,特許請求の範囲のクロージャーの機能性を得るために相関関係を
もつ所望の弾性および柔軟性に関連する。
【0212】 本発明の締め具がシール可能なバッグに使用されると,締め具および,バッグ
本体を形成するフィルムは,熱シール可能な材料で作ることができる。バッグは
したがって,クロージャー要素の形成のための前記したタイプの熱可塑材を使用
して,バッグを形成するために,前記した要素を熱シールすることにより,経済
的に作ることができる。好適には,バッグは,高温で,低密度のポリエチレン,
および線形の低密度ポリエチレンの混合物から作られる。
【0213】 本発明のクロージャー要素は押し出し成形または他の公知の方法により製造す
ることができる。クロージャー装置は,フィルムに後で付設するために,個々の
締め付けストリップとして製造してもよく,または締め付けストリップはフィル
ムと一体的に製造されてもよい。さらに,クロージャー要素は,意図的な使用ま
たは予定した付加的な製造操作によって,クロージャー要素の一つまたは両方の
フランジ部分を備えて,または備えずに,製造してもよい。
【0214】 一般的に,本発明のクロージャー装置は,意図的な使用に適した,種々の形態
で製造されてもよい。本発明において,実際上,クロージャー装置は,容器の側
壁と一体に,または公知の方法の使用により,容器に連結して作られてもよい。
たとえば,熱電装置が,クロージャー要素のフランジ部分と接するフィルムに適
用さら,またはその熱電装置がフランジ部分をもたないクロージャー要素のベー
ス部分と接するフィルムに適用され,フィルムを通過する熱の移動により,フィ
ルムと,クロージャー要素のベース部分との境界で,溶融が生じるようにしても
よい。熱電装置は,加熱された回転ディスク,移動性ヒータバンド,抵抗過熱ス
ライドワイヤーなどであってもよい。フィルムとクロージャー要素との間の接合
は,ホットメルト樹脂接着剤,境界への高温エアジェット,超音波加熱,または
他の公知の方法により,行われ得る。クロージャー要素をフィルム材に接合する
ことは,バッグを形成するためにフィルムをU字に折り曲げる前,またはその後
に行うことができる。いずれの場合も,このような接合は,在来の熱カッティン
グによりバッグの縁をシールする前になされる。また,雄および雌クロージャー
要素は,フィルムの向かい合う側に配置される。このような実施例は,対象を包
み込むため,またはワイヤーのような対象をまとめることのために適していよう
。フィルム上の雄および雌クロージャー要素は,互いに平行となるべきであるが
,これは使用態様により決められることである。
【0215】 したがって,本発明は,従来技術固有の欠点を解消するクロージャー装置を提
供する。
【0216】 本発明の特定の実施例が示されているが,当業者であれば,特に上記教示に基
づき,種々の修正をなしえることから,本発明はこれらに限定されないことは理
解されよう。したがって,特許請求の範囲は,本発明の思想および範囲内でなさ
れたこれら改良例の本質的特徴にかかる特徴を含む修正例を含むものである。こ
こで挙げた文献,出願は,ここに文献として組み入れられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は,プラスチック製バッグの場合における,本発明の容器の斜視図である
【図2】 図2は,図1の容器の,部分拡大平面図である。
【図3】 図3は,締め付けストリップの,図2の線2−2にそった,バッグの側壁を除
く部分拡大断面図である。
【図4】 図4は,スライダーの,図2の線2−2にそった,締め付けストリップのない
断面図である。
【図5】 図5は,スライダーの,図2の線5−5にそった,締め付けストリップのない
断面図である。
【図6】 図6は,図2の線6−6にそった断面図である。
【図7】 図7は,図2の線7−7にそった断面図である。
【図8】 図8は,図2の線8−8にそった断面図である。
【図9】 図9は,図2の線9−9にそった断面図である。
【図10】 図10は,スライダーが端部位置にあり,締め付けストリップが閉鎖位置にあ
る,図1に図示の容器の,部分拡大平面図である。
【図11】 図11は,図10の線11−11にそった断面図である。
【図12】 図12は,図10の線12−12にそった断面図である。
【図13】 図13は,図10の線13−13にそった断面図である。
【図14】 図14は,図10の線14−14にそった断面図である。
【図15】 図15Aは,他の実施例の断面図であり,図15Bは,図15Aの線 15B−15Bにそった断面図であり,図15Cは他の実施例の断面図である。
【図16】 図16は,本発明の他の実施例の平面図である。
【図17】 図17は,バッグの側壁のない,締め付けストリップの,図16の線17−1
7にそった部分拡大断面図である。
【図18】 図18は,締め付けストリップのない,スライダーの,図16の線18−18
にそった断面図である。
【図19】 図19は,締め付けストリップのない,スライダーの,図16の線19−19
にそった断面図である。
【図20】 図20は,図16の線20−20にそった断面図である。
【図21】 図21は,図16の線21−21にそった断面図である。
【図22】 図22は,図16の線22−22にそった断面図である。
【図23】 図23は,図16の線23−23にそった断面図である。
【図24】 図24は,図16の線24−24にそった断面図である。
【図25】 図25は,本発明の他の実施例の部分平面図である。
【図26】 図26は,バッグの側壁のない,締め付けストリップの,図25の線26−2
6にそった部分拡大断面図である。
【図27】 図28は,締め付けストリップのない,スライダーの,図25の線27−27
にそった断面図である。
【図28】 図28は,締め付けストリップのない,スライダーの,図25の線28−28
にそった断面図である。
【図29】 図29は,図25の線29−29にそった断面図である。
【図30】 図30は,図25の線30−30にそった断面図である。
【図31】 図31は,図25の線31−31にそった断面図である。
【図32】 図32は,図25の線32−32にそった断面図である。
【図33】 図33は,図25の線33−33にそった断面図である。
【図34】 図34は,図25の線34−34にそった断面図である。
【図35】 図35は,図25の線35−35にそった断面図である。
【図36】 図36は,図25の線36−36にそった断面図である。
【図37】 図37は,本発明の他の実施例の部分平面図である。
【図38】 図38は,バッグの側壁のない,締め付けストリップの,図37の線38−3
8にそった部分拡大断面図である。
【図39】 図39は,締め付けストリップのない,スライダーの,図37の線39−39
にそった断面図である。
【図40】 図40は,締め付けストリップのない,スライダーの,図37の線40−40
にそった断面図である。
【図41】 図41は,図37の線41−41にそった断面図である。
【図42】 図42は,図37の線42−42にそった断面図である。
【図43】 図43は,図37の線43−43にそった断面図である。
【図44】 図44は,図37の線44−44にそった断面図である。
【図45】 図45は,図37の線45−45にそった断面図である。
【図46】 図46は,図37の線46−46にそった断面図である。
【図47】 図47は,図37の線47−47にそった断面図である。
【図48】 図48は,図37の線48−48にそった断面図である。
【図49】 図49は,図37の線49−49にそった断面図である。
【図50】 図50は,本発明の他の実施例の部分平面図である。
【図51】 図51は,バッグの側壁のない,締め付けストリップの,図50の線51−5
1にそった部分拡大断面図である。
【図52】 図52は,締め付けストリップのない,スライダーの,図50の線52−52
にそった部分断面図である。
【図53】 図53は,締め付けストリップのない,スライダーの,図50の線53−53
にそった部分断面図である。
【図54】 図54は,図52および53の図示のスライダーの平面図である。
【図55】 図55は,図53の線55−55にそった部分断面図である。
【図56】 図56は,図53の線56−56にそった部分断面図である。
【図57】 図57は,図50の線57−57にそった部分断面図である。
【図58】 図58は,図50の線58−58にそった部分断面図である。
【図59】 図59は,図50の線59−59にそった部分断面図である。
【図60】 図60は,図50の線60−60にそった部分断面図である。
【図61】 図61は,図53の線61−61にそった部分断面図である。
【図62】 図62は,図50の線62−62にそった部分断面図である。
【図63】 図63は,本発明の他の実施例の平面図である。
【図64】 図64は,バッグの側壁のない,締め付けストリップの,図63の線64−6
4にそった拡大断面図である。
【図65】 図65は,締め付けストリップのない,スライダーの,図63の線65−65
にそった断面図である。
【図66】 図66は,締め付けストリップのない,スライダーの,図63の線66−66
にそった断面図である。
【図67】 図67は,図63の線67−67にそった部分断面図である。
【図68】 図68は,図63の線68−68にそった部分断面図である。
【図69】 図69は,図63の線69−69にそった部分断面図である。
【図70】 図70は,図63の線70−70にそった部分断面図である。
【図71】 図71は,図63の線71−71にそった部分断面図である。
【図72】 図72は,図63の線72−72にそった断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 サヴィッキー,アラン・エフ・シニア アメリカ合衆国イリノイ州60565,ナパー ヴィル,ビーコンズフィールド・アヴェニ ュー577 (72)発明者 チェン,チー−ハング アメリカ合衆国イリノイ州60565,ナパー ヴィル,イートン・レーン1504 Fターム(参考) 3B098 AA08 AB07 BA04 BB02 CA12 CB02 3E064 AA01 BA27 BC18 EA07 HN13 HN18 HN20 【要約の続き】

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の長さにわたって,連結するように形成された第一および
    第二の連結締め付けストリップを有するクロージャー装置であって, 前記締め付けストリップは縦X軸をもち,前記締め付けストリップは横Y軸を
    もち,前記横Y軸は前記縦X軸に垂直で,前記前記締め付けストリップは垂直Z
    軸をもち,前記垂直Z軸は前記縦X軸に垂直で,前記垂直Z軸は前記横軸Y軸に
    垂直で,前記スライダーは,締め付けストリップの第一の端部へ移動すると,締
    め付けストリップの閉鎖を容易にし,締め付けストリップの第二の端部へ移動す
    ると,締め付けストリップの閉鎖の解除を容易にし,締め付けストリップは,垂
    直Z軸で,第二の締め付けストリップに対して,第一の締め付けストリップを移
    動させることにより,閉鎖され,その閉鎖が解除される, ところのクロージャー装置。
  2. 【請求項2】前記締め付けストリップの一つの一部分が,前記締め付けスト
    リップの閉鎖および閉鎖の解除の間,屈曲する,請求項1に記載の発明。
  3. 【請求項3】前記第一の締め付けストリップは,前記締め付けストリップの
    閉鎖および閉鎖の解除の間,前記第二の締め付けストリップに対して横Y軸で移
    動する,請求項1に記載の発明。
  4. 【請求項4】前記第一の締め付けストリップは第一のウェブを有し,該第一
    のウェブは前記第一の締め付けストリップから伸長し,前記第一のウェブは第一
    のクロージャー部分まであり,前記第二の締め付けストリップは第二のウェブを
    有し,該第二のウェブは,前記第二の締め付けストリップから伸長し,前記第二
    のウェブは,前記締め付けストリップが閉鎖したとき前記第一のクロージャー部
    分と係合する,第二のロージャー部分まである,請求項1に記載の発明。
  5. 【請求項5】前記第一の締め付けストリップは第一のベースを含み,前記第
    一のウェブは前記第一のベースに付設され,前記第二の締め付けストリップは,
    第二のベースを含み,前記第二のウェブは前記第二のベースに付設される,請求
    項4に記載の発明。
  6. 【請求項6】前記第一のクロージャー部分は前記第二のウェブと係合し,前
    記第二のクロージャー部分は,前記締め付けストリップが閉鎖されるときに,前
    記第一のウェブと係合する,請求項4に記載の発明。
  7. 【請求項7】前記第一のクロージャー部分は,前記締め付けストリップの閉
    鎖の間,屈曲する,請求項4に記載の発明。
  8. 【請求項8】前記第一のウェブは,前記締め付けストリップの閉鎖の間,比
    較的剛直である,請求項7に記載の発明。
  9. 【請求項9】前記第一のクロージャー部分は,前記第一のウェブからZ軸で
    ,前記第二のウェブへと伸長する第一の部分,および前記第一の部分からY軸で
    ,第二の締め付けストリップから離れるように伸長する第二の部分を含む,請求
    項4に記載の発明。
  10. 【請求項10】前記第二のクロージャー部分は,前記二のウェブからZ軸で
    ,前記第一のウェブへと伸長する第三の部分,および前記第三の部分からY軸で
    ,第一の締め付けストリップから離れるように伸長する第四の部分を含む,請求
    項9に記載の発明。
  11. 【請求項11】第五の部分が,前記一の部分から前記第二の締め付けストリ
    ップへと伸長し,第六の部分が,前記三の部分から前記第一の締め付けストリッ
    プへと伸長する,請求項9に記載の発明。
  12. 【請求項12】前記第一のウェブは前記締め付けストリップの閉鎖の間,屈
    曲する,請求項4の記載の発明。
  13. 【請求項13】前記第一のクロージャー部分は,前記締め付けストリップの
    閉鎖の間,比較的剛直である,請求項12に記載の発明。
  14. 【請求項14】前記第一のクロージャー部分は,前記第一のウェブからZ軸
    で,前記第二のウェブへと伸長する第一の部分,および前記第一の部分からY軸
    で,第二の締め付けストリップへと伸長する第二の部分を含む,請求項4に記載
    の発明。
  15. 【請求項15】前記第二のクロージャー部分は,前記二のウェブからZ軸で
    ,前記第一のウェブへと伸長する第三の部分,および前記第三の部分からY軸で
    ,第一の締め付けストリップへと伸長する第四の部分を含む,請求項14に記載
    の発明。
  16. 【請求項16】前記第二の締め付けストリップは第二のベースを含み,前記
    第二のウェブは前記第二のベースに付設され,前記第二のベースは第一の凹所部
    分を有し,前記第二の部分は前記凹所と係合する,請求項14に記載の発明。
  17. 【請求項17】前記第一の締め付けストリップは第一のベースを含み,前記
    第一のウェブは前記第一のベースに付設され,前記第一のベースは第二の凹所を
    含み,前記第四の部分は前記凹所と係合する,請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記第一のウェブは前記締め付けストリップの閉鎖の間,屈
    曲し,前記第一の締め付けストリップは,前記締め付けストリップの閉鎖の間,
    Y軸で,第二の締め付けストリップに対して移動する,請求項4に記載の発明。
  19. 【請求項19】前記第一のクロージャー部分は前記締め付けストリップの閉
    鎖の間,比較的剛直である,請求項18に記載の発明。
  20. 【請求項20】前記第一のクロージャー部分は,前記第一のウェブから,Z
    軸で前記第二のウェブへと伸長する第一の部分,および前記第一の部分から,Y
    軸で,前記第二の締め付けストリップから離れるように伸長する第二の部分を含
    む,請求項18に記載の発明。
  21. 【請求項21】前記第二のクロージャー部分は,前記二のウェブからZ軸で
    ,前記第一のウェブへと伸長する第三の部分,および前記第三の部分からY軸で
    ,第一の締め付けストリップから離れるように伸長する第四の部分を含む,請求
    項20に記載の発明。
  22. 【請求項22】前記第一のベースは前記締め付けストリップの閉鎖の間,屈
    曲する,請求項5の記載の発明。
  23. 【請求項23】前記第一のウェブは,前記締め付けストリップの閉鎖の間,
    比較的剛直である,請求項22に記載の発明。
  24. 【請求項24】前記第一のクロージャー部分は,前記締め付けストリップの
    閉鎖の間,比較的剛直である,請求項23に記載の発明。
  25. 【請求項25】前記第一のクロージャー部分は,前記第一のウェブからZ軸
    で,前記第二のウェブへと伸長する第一の部分,および前記第一の部分からY軸
    で,第二の締め付けストリップへと伸長する第二の部分を含む,請求項5に記載
    の発明。
  26. 【請求項26】前記第二のクロージャー部分は,前記二のウェブからZ軸で
    ,前記第一のウェブへと伸長する第三の部分,および前記第三の部分からY軸で
    ,第一の締め付けストリップへと伸長する第四の部分を含む,請求項25に記載
    の発明。
  27. 【請求項27】前記第一のベースは,締め付けストリップが閉鎖されたとき
    ,前記第二のクロージャー部分と係合する第三のクロージャー部分を有し,前記
    第二のベースは,締め付けストリップが閉鎖されたとき,前記第一のクロージャ
    ー部分と係合する第四のクロージャー部分を有する,請求項5に記載の発明。
  28. 【請求項28】前記第一のベースは,締め付けストリップが閉鎖されたとき
    ,前記第二のクロージャー部分の前記第四の部分と係合する第三のクロージャー
    部分を有し,前記第二のベースは,締め付けストリップが閉鎖されたとき,前記
    第一のクロージャー部分の前記第二の部分と係合する第四のクロージャー部分を
    有する,請求項26に記載の発明。
  29. 【請求項29】第一のベースは前記締め付けストリップの閉鎖の間,回転す
    る,請求項5に記載の発明。
  30. 【請求項30】前記第一のウェブは前記締め付けストリップの閉鎖の間,屈
    曲する,請求項29の記載の発明。
  31. 【請求項31】前記第一のクロージャー部分は前記締め付けストリップの閉
    鎖の間,屈曲する,請求項4の記載の発明。
  32. 【請求項32】前記第一の締め付けストリップは第三のウェブを有し,該第
    三のウェブは第一のウェブと間隔が空けられ,前記第一のウェブおよび前記第三
    のウェブは前記第一のベースから伸長し,前記第三のウェブは第三のクロージャ
    ー部分を有し,前記第二の締め付けストリップは第四のウェブを有し,該第四の
    ウェブは前記第二のウェブと間隔が空けられ,前記第二のウェブおよび前記第四
    のウェブは前記第二のベースから伸長し,前記第四のウェブは,第三のクロージ
    ャー部分と係合する第四のクロージャー部分を有する,請求項5に記載の発明。
  33. 【請求項33】前記第一のクロージャー部分は第一のフックであり,前記第
    三のクロージャー部分は,前記第一のフックに面する第三のフックであり,前記
    第二のクロージャー部分は第二のフックであり,前記第四のクロージャー部分は
    ,前記第二のフックから離れて面する第四のフックである,請求項32に記載の
    発明。
  34. 【請求項34】前記第一および第二のフックは,前記第一および第二のフッ
    クならびに前記第三および第四のフックを案内する案内表面を含む,請求項33
    に記載の発明。
  35. 【請求項35】前記第三および第四のフックは,前記第三および第四のフッ
    クならびに前記第一および第二のフックを案内する案内表面を含む,請求項33
    に記載の発明。
  36. 【請求項36】締め付けストリップの閉鎖の間,前記第三の部分は前記第四
    のクロージャー部分で閉鎖し,前記第一の締め付けストリップは,前記第二の締
    め付けストリップに向けて回転し,前記第一のクロージャー部分は第二のクロー
    ジャー部分とともに閉鎖する,請求項32に記載の発明。
  37. 【請求項37】前記第一のクロージャー部分は,前記第一のウェブを,Z軸
    で第二のウェブへと伸長する第一の部分,および前記第二のウェブを,Z軸で第
    一のウェブへと伸長する第二の部分を含む,請求項5に記載の発明。
  38. 【請求項38】前記第一の締め付けストリップは前記締め付けストリップの
    閉鎖の間,横Y軸で,第二の締め付けストリップに対して移動する,請求項37
    に記載の発明。
  39. 【請求項39】前記第一の締め付けストリップは第一のロック部分を有し,
    前記第二の締め付けストリップは,前記第一のロック部分と係合する第二のロッ
    ク部分を有する,請求項4に記載の発明。
  40. 【請求項40】前記第一のロック部分は第三のウェブおよび第一の係合部分
    を有し,前記第二のロック部分は,第四のウェブ,および前記第一の係合部分と
    係合する第二の係合部部を有する,請求項39に記載の発明。
  41. 【請求項41】前記第二の係合部分は前記第一の係合部分内に整合する,請
    求項40に記載の発明。
  42. 【請求項42】前記第二のロック部分は,前記ロック部分の係合の間,横Y
    軸で,第一のロック部分に対して移動する,請求項39に記載の発明。
  43. 【請求項43】前記ロック部分が係合するとき,前記ロック部分は,前記締
    め付けストリップが互いに対して,Z軸で移動することを妨げる,請求項39に
    記載の発明。
  44. 【請求項44】前記第二のロック部分は前記第一のロック部分に向かって回
    転する,請求項42に記載の発明。
  45. 【請求項45】前記第一のロック部分は,前記第一のクロージャー部分が前
    記第二のクロージャー部分と係合した後に,前記第二のロック部分と係合する,
    請求項39に記載の発明。
  46. 【請求項46】前記第二のロック部分は,前記ロック部分の係合の間,横Y
    軸で,第一のロック部分に対して移動する,請求項39に記載の発明。
  47. 【請求項47】前記ロック部分が係合するとき,前記ロック部分は,前記締
    め付けストリップが互いに対して,Z軸で移動することを妨げる,請求項45に
    記載の発明。
  48. 【請求項48】前記第二のロック部分は前記第一のロック部分に向かって回
    転する,請求項46に記載の発明。
  49. 【請求項49】前記第一の締め付けストリップは,前記第二の締め付けスト
    リップと異なるカラーを有する,請求項1に記載の発明。
  50. 【請求項50】前記締め付けストリップの一つの少なくとも一部分が半透明
    である,請求項49に記載の発明。
  51. 【請求項51】前記第一の締め付けストリップは第一のカラーを有し,前記
    第二の締め付けストリップは第二のカラーを有し,前記締め付けストリップは,
    前記締め付けストリップが閉鎖したとき,第三のカラーを与える,請求項49に
    記載の発明。
  52. 【請求項52】第一および第二の締め付けストリップをそれぞれ有する第一
    および第二の側壁を含む容器であって, 前記第一および第二に締め付けストリップが,所望の長さにわたって,連結さ
    れるように形成され,前記締め付けストリップは縦X軸をもち,前記締め付けス
    トリップは横Y軸をもち,前記横Y軸は前記縦X軸に垂直で,前記前記締め付け
    ストリップは垂直Z軸をもち,前記垂直Z軸は前記縦X軸に垂直で,前記垂直Z
    軸は前記横軸Y軸に垂直で,締め付けストリップは,垂直Z軸で,第二の締め付
    けストリップに対して,第一の締め付けストリップを移動させることにより,閉
    鎖され,その閉鎖が解除される, ところの容器。
  53. 【請求項53】前記締め付けストリップの一つの一部分が,前記締め付けス
    トリップの閉鎖および閉鎖の解除の間,屈曲する,請求項52に記載の発明。
  54. 【請求項54】前記第一の締め付けストリップは,前記締め付けストリップ
    の閉鎖および閉鎖の解除の間,前記第二の締め付けストリップに対して横Y軸で
    移動する,請求項52に記載の発明。
  55. 【請求項55】前記第一の締め付けストリップは第一のウェブを有し,該第
    一のウェブは前記第一の締め付けストリップから伸長し,前記第一のウェブは第
    一のクロージャー部分まであり,前記第二の締め付けストリップは第二のウェブ
    を有し,該第二のウェブは,前記第二の締め付けストリップから伸長し,前記第
    二のウェブは,前記締め付けストリップが閉鎖したとき前記第一のクロージャー
    部分と係合する,第二のロージャー部分まである,請求項52に記載の発明。
  56. 【請求項56】前記第一の締め付けストリップは第一のベースを含み,前記
    第一のウェブは前記第一のベースに付設され,前記第二の締め付けストリップは
    ,第二のベースを含み,前記第二のウェブは前記第二のベースに付設される,請
    求項55に記載の発明。
  57. 【請求項57】前記第一のクロージャー部分は前記第二のウェブと係合し,
    前記第二のクロージャー部分は,前記締め付けストリップが閉鎖されるときに,
    前記第一のウェブと係合する,請求項55に記載の発明。
  58. 【請求項58】クロージャー装置を使用する方法であって, 第一の連結する締め付けストリップを用意する工程と, 第二の連結する締め付けストリップを用意する工程と, を含み, 前記締め付けストリップは縦X軸をもち,前記締め付けストリップは横Y軸を
    もち,前記横Y軸は前記縦X軸に垂直で,前記前記締め付けストリップは垂直Z
    軸をもち,前記垂直Z軸は前記縦X軸に垂直で,前記垂直Z軸は前記横軸Y軸に
    垂直であり, さらに,垂直Z軸で,第二の締め付けストリップに対して,第一の締め付けス
    トリップを移動することにより,前記締め付けストリップを閉鎖する工程を含む
    ,ところの方法。
  59. 【請求項59】前記締め付けストリップの一つの一部分が,前記締め付けス
    トリップの閉鎖および閉鎖の解除の間,屈曲する,請求項58に記載の発明。
  60. 【請求項60】前記第一の締め付けストリップは,前記締め付けストリップ
    の閉鎖および閉鎖の解除の間,前記第二の締め付けストリップに対して横Y軸で
    移動する,請求項58に記載の発明。
  61. 【請求項61】前記第一の締め付けストリップは第一のウェブを有し,該第
    一のウェブは前記第一の締め付けストリップから伸長し,前記第一のウェブは第
    一のクロージャー部分まであり,前記第二の締め付けストリップは第二のウェブ
    を有し,該第二のウェブは,前記第二の締め付けストリップから伸長し,前記第
    二のウェブは,前記締め付けストリップが閉鎖したとき前記第一のクロージャー
    部分と係合する,第二のロージャー部分まである,請求項85に記載の発明。
  62. 【請求項62】前記第一の締め付けストリップは第一のベースを含み,前記
    第一のウェブは前記第一のベースに付設され,前記第二の締め付けストリップは
    ,第二のベースを含み,前記第二のウェブは前記第二のベースに付設される,請
    求項61に記載の発明。
  63. 【請求項63】前記第一のクロージャー部分は前記第二のウェブと係合し,
    前記第二のクロージャー部分は,前記締め付けストリップが閉鎖されるときに,
    前記第一のウェブと係合する,請求項61に記載の発明。
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