JP2003500569A - ティッシュ紙抄紙機、それを用いて製造されたティッシュ紙及びかかるティッシュ紙を製造するための方法 - Google Patents
ティッシュ紙抄紙機、それを用いて製造されたティッシュ紙及びかかるティッシュ紙を製造するための方法Info
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F11/00—Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
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Abstract
(57)【要約】
本発明はティッシュ紙抄紙機、ティッシュ紙製品、及びかかるティッシュ紙製品を製造する方法に関する。本発明によれば、脱水及びシート成形ワイヤ（１３；１４）が密閉ワイヤ領域を含む表面組織を与えられた表面模様付与ワイヤ（１６；１７）によってパルプ流領域中に付着される。これは改良された光学的及び触覚的特性を含むティッシュ紙製品の製造をもたらす。
Description
【０００１】発明の属する分野
本発明は例えばキッチンタオル、紙ナプキン、化粧紙、トイレットペーパー、
ナプキンなどに適用されるティッシュ紙の製造に関する。
ナプキンなどに適用されるティッシュ紙の製造に関する。
【０００２】従来技術
良好な織物様の特性、良好な吸収性、特に良好な湿潤及び乾燥引裂強力、柔軟
性などの意味でのティッシュ紙を製造することができる方法及び機械としては様
々なものが知られており、これらは全て詳細な説明を要しない。しかし、ドイツ
国特許公開公報ＤＥ−ＯＳ １４６１０８２が参照され、これは異なる坪量の領
域を有するティッシュ紙の製造方法を記載している。脱水をブロッキングするた
め、モデリングワイヤが脱水ワイヤ上に配置される。両ワイヤは同一の長さ及び
同一のローラーガイダンスを有する。それを用いて製造された製品はシート材料
に加えてモデリングワイヤによってエンボス加工された構造を含み、これにより
坪量が異なる比較的鋭く規定された領域を生ずる。繊維はティッシュ紙中で優先
的な方向なしに配向される。従来通り均一な坪量を全表面積にわたって有するテ
ィッシュ紙は使用時にしわにされると比較的長いクリーズを形成し、この存在は
変形力に対する抵抗を加える。
性などの意味でのティッシュ紙を製造することができる方法及び機械としては様
々なものが知られており、これらは全て詳細な説明を要しない。しかし、ドイツ
国特許公開公報ＤＥ−ＯＳ １４６１０８２が参照され、これは異なる坪量の領
域を有するティッシュ紙の製造方法を記載している。脱水をブロッキングするた
め、モデリングワイヤが脱水ワイヤ上に配置される。両ワイヤは同一の長さ及び
同一のローラーガイダンスを有する。それを用いて製造された製品はシート材料
に加えてモデリングワイヤによってエンボス加工された構造を含み、これにより
坪量が異なる比較的鋭く規定された領域を生ずる。繊維はティッシュ紙中で優先
的な方向なしに配向される。従来通り均一な坪量を全表面積にわたって有するテ
ィッシュ紙は使用時にしわにされると比較的長いクリーズを形成し、この存在は
変形力に対する抵抗を加える。
【０００３】発明の概要
本発明は増大した視覚上の及び触覚上の特性を有するティッシュ紙の達成を可
能にする方法及び機械を提供するという技術的問題（目的）に基づいている。
能にする方法及び機械を提供するという技術的問題（目的）に基づいている。
【０００４】
この目的は本発明によれば、請求項１に規定されるティッシュ紙抄紙機によっ
て及び請求項１４に規定される方法によって達成される。
て及び請求項１４に規定される方法によって達成される。
【０００５】
本発明による達成に伴い、織物特性の構造を生成することによって改良された
視覚上の外観及び「触覚上の印象（haptic impression）」（これは指で感じら
れるように主観的に付与される印象、つまり「手ざわり（feel）」を意味する）
を有するティッシュ紙を今や製造することができる。特に賞賛されるのは表面柔
軟性としわ柔軟性の良好な組合せである。これはマクロ範囲における増大された
及び減少された坪量の小領域において表面模様付与されたティッシュ紙を成形す
ることによって達成される。減少された坪量の領域は増大された坪量の領域より
も変形力に対する抵抗が少なく、かくしてしわにすることから生ずるクリーズの
長さを短くする。これはしわ柔軟性が物理的に及び感覚的に増大されるというこ
とを意味する。
視覚上の外観及び「触覚上の印象（haptic impression）」（これは指で感じら
れるように主観的に付与される印象、つまり「手ざわり（feel）」を意味する）
を有するティッシュ紙を今や製造することができる。特に賞賛されるのは表面柔
軟性としわ柔軟性の良好な組合せである。これはマクロ範囲における増大された
及び減少された坪量の小領域において表面模様付与されたティッシュ紙を成形す
ることによって達成される。減少された坪量の領域は増大された坪量の領域より
も変形力に対する抵抗が少なく、かくしてしわにすることから生ずるクリーズの
長さを短くする。これはしわ柔軟性が物理的に及び感覚的に増大されるというこ
とを意味する。
【０００６】
Ｚ方向におけるシート成形ワイヤによる脱水が阻害され又は強く制限されるの
は裏打ち表面模様付与ワイヤの密閉ワイヤ領域又はワイヤメッシュを介してであ
り、これは非制限脱水領域における追加の繊維濃度を生ずる。
は裏打ち表面模様付与ワイヤの密閉ワイヤ領域又はワイヤメッシュを介してであ
り、これは非制限脱水領域における追加の繊維濃度を生ずる。
【０００７】
ティッシュ紙製品においては、比較的穏やかな移行が高坪量領域と低坪量領域
の間で実体化する。これは意図される増大されたしわ柔軟性にはいかなる否定的
な影響も有さず、製品の視覚上の外観に関して肯定的に評価すべきである。坪量
の異なる領域は実質的に単独の構造特性を形成する。ティッシュ紙中の繊維は機
械加工方向における配向を同定することを許容する。全ての従来材料はワイヤ、
例えば金属ワイヤ又はプラスチックワイヤについて考慮に入れることができる。
本発明の一つの目的はシート紙に接触するワイヤの構造を獲得しないシート紙を
製造することである。
の間で実体化する。これは意図される増大されたしわ柔軟性にはいかなる否定的
な影響も有さず、製品の視覚上の外観に関して肯定的に評価すべきである。坪量
の異なる領域は実質的に単独の構造特性を形成する。ティッシュ紙中の繊維は機
械加工方向における配向を同定することを許容する。全ての従来材料はワイヤ、
例えば金属ワイヤ又はプラスチックワイヤについて考慮に入れることができる。
本発明の一つの目的はシート紙に接触するワイヤの構造を獲得しないシート紙を
製造することである。
【０００８】
更なる利点は従属請求項から読み取られる。もし裏打ちワイヤ構造が裏打ち表
面模様付与ワイヤが機械的に（好ましくは液圧的に）脱水及びシート成形ワイヤ
から持ち上げられることができるように設計されているならば、抄紙機はいかな
る変換なしに表面模様付与されたティッシュ紙に加えて標準的ティッシュ紙も製
造することができる。
面模様付与ワイヤが機械的に（好ましくは液圧的に）脱水及びシート成形ワイヤ
から持ち上げられることができるように設計されているならば、抄紙機はいかな
る変換なしに表面模様付与されたティッシュ紙に加えて標準的ティッシュ紙も製
造することができる。
【０００９】
裏打ち表面模様付与ワイヤは表面組織及びワイヤそれ自体のため全脱水能力を
当然減少させる。従ってそれは裏打ち表面模様付与ワイヤ自体による脱水能力の
阻害を最小にすべくできる限り粗くパターン化されるべきである。
当然減少させる。従ってそれは裏打ち表面模様付与ワイヤ自体による脱水能力の
阻害を最小にすべくできる限り粗くパターン化されるべきである。
【００１０】
異なる坪量の領域からなるティッシュ紙中の表面組織の細かさはＺ方向での脱
水の阻害（これは第二ワイヤの表面組織による）がＸ−Ｙ方向でのシート成形ワ
イヤ内の水輸送によって回避される程度に制限される。ティッシュ紙中の表面組
織はできる限り細かいので、脱水ワイヤはできる限り薄く（Ｘ及びＹ方向におけ
る低水輸送）選択される必要がある。ワイヤは０．１〜０．４ｍｍのワイヤゲー
ジを有する。Ｘ及びＹ方向における長い水輸送を回避するため、０．３ｍｍより
小さいワイヤゲージが採用されるべきであり、０．２ｍｍより小さければ一層良
い。０．１ｍｍより小さいワイヤゲージを採用することが最良である。
水の阻害（これは第二ワイヤの表面組織による）がＸ−Ｙ方向でのシート成形ワ
イヤ内の水輸送によって回避される程度に制限される。ティッシュ紙中の表面組
織はできる限り細かいので、脱水ワイヤはできる限り薄く（Ｘ及びＹ方向におけ
る低水輸送）選択される必要がある。ワイヤは０．１〜０．４ｍｍのワイヤゲー
ジを有する。Ｘ及びＹ方向における長い水輸送を回避するため、０．３ｍｍより
小さいワイヤゲージが採用されるべきであり、０．２ｍｍより小さければ一層良
い。０．１ｍｍより小さいワイヤゲージを採用することが最良である。
【００１１】
脱水領域が表面模様付与ワイヤ中で相互連結されている場合、ティッシュ紙中
の増大された坪量の領域は相互連結されてネット化される。これが強度に与える
影響は比較的軽いか又は皆無である。増大された坪量のネット化された領域を有
する紙を製造する表面模様付与ワイヤはベルトであってもよく、そこにおいては
紙と接触するようになる側上に構成された他の材料によって支持ファブリックが
補われる。この例はＥＰ ０１３５２３１Ｂ（増大された坪量のクッションの製
造）及びＷＯ ９３／００４７４Ａ（増大された坪量の連続ネットの製造）から
読むことができる。
の増大された坪量の領域は相互連結されてネット化される。これが強度に与える
影響は比較的軽いか又は皆無である。増大された坪量のネット化された領域を有
する紙を製造する表面模様付与ワイヤはベルトであってもよく、そこにおいては
紙と接触するようになる側上に構成された他の材料によって支持ファブリックが
補われる。この例はＥＰ ０１３５２３１Ｂ（増大された坪量のクッションの製
造）及びＷＯ ９３／００４７４Ａ（増大された坪量の連続ネットの製造）から
読むことができる。
【００１２】
表面模様付与ワイヤ中の脱水ブロッキングワイヤ領域が相互連結されている場
合、ティッシュ紙は減少された坪量の連結された領域を実体化し、それにより強
度が害されることになる。この場合、具体的な設計において密閉されたメッシュ
表面組織を有する粗いワイヤに加えて孔あきフィルム、ベルト等を使用すること
もできる。減少された坪量の連結領域における比較的小さい脱水領域のため、紙
料濃度は高い。これは多層製品（例えば３層キッチンタオル中の中間層として、
２層製品の底部層として、内側に向かうクッショニングを有する側として）の厚
さ及び吸収力に肯定的な影響を与える「クッション効果（cushioning effect）
」を生ずる。
合、ティッシュ紙は減少された坪量の連結された領域を実体化し、それにより強
度が害されることになる。この場合、具体的な設計において密閉されたメッシュ
表面組織を有する粗いワイヤに加えて孔あきフィルム、ベルト等を使用すること
もできる。減少された坪量の連結領域における比較的小さい脱水領域のため、紙
料濃度は高い。これは多層製品（例えば３層キッチンタオル中の中間層として、
２層製品の底部層として、内側に向かうクッショニングを有する側として）の厚
さ及び吸収力に肯定的な影響を与える「クッション効果（cushioning effect）
」を生ずる。
【００１３】図面の簡単な説明
添付図面中、図１ａはティッシュ紙抄紙機のヘッドボックスセクション及び主
要脱水セクションの一実施態様の模式図であり；
要脱水セクションの一実施態様の模式図であり；
【００１４】
図１ｂは図１ａに示されるような他の実施態様の模式図であり；
【００１５】
図１ｃは図１ａ及び１ｂに示されるような更なる実施態様の模式図であり；
【００１６】
図２ａ及び２ｂは相互連結されている脱水領域を有する表面模様付与ワイヤの
一部分をそれぞれ示し；そして
一部分をそれぞれ示し；そして
【００１７】
図３ａ及び３ｂはブロッキングされた脱水領域が相互連結されている表面模様
付与ワイヤの一部分をそれぞれ示す。
付与ワイヤの一部分をそれぞれ示す。
【００１８】発明の例示実施態様の記述
まず図１ａを参照すると、そこには抄紙機のシート成形セクションが模式的に
示されている。ヘッドボックスセクション１０には紙料供給ギャップ１１及び脱
水及び成形（シート成形）ロール１２が与えられている。この配置における紙料
供給ギャップ１１は内側脱水及びシート成形ワイヤ１３及び外側脱水及びシート
成形ワイヤ１４によって形成されており、これらのワイヤは様々なガイドロール
１５のまわりを異なる長さ（extensibility）でガイドされ、一方脱水及び成形
ロール１２の円周の部分のまわりをガイドされている。シート成形はこれらの二
つのワイヤの間で起こる。シート成形セクションから離れる方に向かう側では脱
水及びシート成形ワイヤ１４は表面模様を与えられた表面模様付与ワイヤ１６に
よって裏打ちされており、脱水及びシート成形ワイヤ１３は表面模様を与えられ
た表面模様付与ワイヤ１７によって裏打ちされている。これらの表面模様付与ワ
イヤもガイドロール１８の上をガイドされることにおいて長さが異なることが好
ましく、それらは各場合において対応する脱水及びシート成形ワイヤの長さとは
異なる長さを特徴付けられており、図１ａから明らかな通り別々のガイドロール
上をガイドされる。このことはいかなる主要な変換の関与なしに脱水及びシート
成形ワイヤから表面模様付与ワイヤを好ましくは液圧的に持ち上げることを可能
にする。大部分の水は脱水及びシート成形ワイヤ１４及び表面模様付与ワイヤ１
６を通過するので、表面模様付与ワイヤ１６の持ち上げは有利ではないだろう。
示されている。ヘッドボックスセクション１０には紙料供給ギャップ１１及び脱
水及び成形（シート成形）ロール１２が与えられている。この配置における紙料
供給ギャップ１１は内側脱水及びシート成形ワイヤ１３及び外側脱水及びシート
成形ワイヤ１４によって形成されており、これらのワイヤは様々なガイドロール
１５のまわりを異なる長さ（extensibility）でガイドされ、一方脱水及び成形
ロール１２の円周の部分のまわりをガイドされている。シート成形はこれらの二
つのワイヤの間で起こる。シート成形セクションから離れる方に向かう側では脱
水及びシート成形ワイヤ１４は表面模様を与えられた表面模様付与ワイヤ１６に
よって裏打ちされており、脱水及びシート成形ワイヤ１３は表面模様を与えられ
た表面模様付与ワイヤ１７によって裏打ちされている。これらの表面模様付与ワ
イヤもガイドロール１８の上をガイドされることにおいて長さが異なることが好
ましく、それらは各場合において対応する脱水及びシート成形ワイヤの長さとは
異なる長さを特徴付けられており、図１ａから明らかな通り別々のガイドロール
上をガイドされる。このことはいかなる主要な変換の関与なしに脱水及びシート
成形ワイヤから表面模様付与ワイヤを好ましくは液圧的に持ち上げることを可能
にする。大部分の水は脱水及びシート成形ワイヤ１４及び表面模様付与ワイヤ１
６を通過するので、表面模様付与ワイヤ１６の持ち上げは有利ではないだろう。
【００１９】
改変実施態様を示す図１ｂは一致するところでは図１ａと同一の参照符号を示
す。この場合、表面模様付与ワイヤ１６は脱水及びシート成形ワイヤ１４のみに
割り当てられている。というのも脱水が実質的に脱水及びシート成形ワイヤ１４
を介して行われるからである。
す。この場合、表面模様付与ワイヤ１６は脱水及びシート成形ワイヤ１４のみに
割り当てられている。というのも脱水が実質的に脱水及びシート成形ワイヤ１４
を介して行われるからである。
【００２０】
図１ｃに示されるような実施態様においてはヘッドボックス９が与えられてお
り、そこから紙料が水平に配向された脱水及びシート成形ワイヤ１３′上に矢印
１０の方向に付着される。一定距離にわたって脱水及びシート成形ワイヤ１３′
は表面模様付与ワイヤ１７′によって裏打ちされている。
り、そこから紙料が水平に配向された脱水及びシート成形ワイヤ１３′上に矢印
１０の方向に付着される。一定距離にわたって脱水及びシート成形ワイヤ１３′
は表面模様付与ワイヤ１７′によって裏打ちされている。
【００２１】
次に図２ａ，２ｂ，３ａ及び３ｂを参照すると、そこにはどのようにして表面
模様付与ワイヤが脱水ワイヤ領域１９及び脱水ブロッキング領域２０を含むかが
示されている。規格及び特定適用に応じて高度に多様化してパターン化されうる
のはこれらの領域である。図２ａ及び２ｂにおいては脱水領域１９はネット状様
式で相互連結されている。図３ａ及び３ｂにおいては脱水ブロッキング領域２０
がネット状様式で相互連結されている。上述の通り、これは説明したような相違
を生ずる。
模様付与ワイヤが脱水ワイヤ領域１９及び脱水ブロッキング領域２０を含むかが
示されている。規格及び特定適用に応じて高度に多様化してパターン化されうる
のはこれらの領域である。図２ａ及び２ｂにおいては脱水領域１９はネット状様
式で相互連結されている。図３ａ及び３ｂにおいては脱水ブロッキング領域２０
がネット状様式で相互連結されている。上述の通り、これは説明したような相違
を生ずる。
【００２２】
表面模様付与ワイヤの密閉ワイヤ領域を介して、Ｚ方向におけるシート成形ワ
イヤによる脱水は阻害されるか又は強く制限され、これによって、非制限脱水領
域１９における追加の繊維濃度を生ずる。ティッシュ紙においては表面組織は細
かいほどよいので、脱水及びシート成形ワイヤはＸ及びＹ方向における低水輸送
を達成するように可能な限り薄くなるように選択される必要がある。
イヤによる脱水は阻害されるか又は強く制限され、これによって、非制限脱水領
域１９における追加の繊維濃度を生ずる。ティッシュ紙においては表面組織は細
かいほどよいので、脱水及びシート成形ワイヤはＸ及びＹ方向における低水輸送
を達成するように可能な限り薄くなるように選択される必要がある。
【００２３】
示されるような範囲における表面模様付与ワイヤによる裏打ちは主要脱水領域
中、即ち繊維懸濁液から紙料濃度が１０％より上の繊維ウェブへの移行中にある
。
中、即ち繊維懸濁液から紙料濃度が１０％より上の繊維ウェブへの移行中にある
。
【図１ａ】
ティッシュ紙抄紙機のヘッドボックスセクション及び主要脱水セクションの一
実施態様の模式図である。
実施態様の模式図である。
【図１ｂ】
図１ａに示されるような他の実施態様の模式図である。
【図１ｃ】
図１ａ及び１ｂに示されるような更なる実施態様の模式図である。
【図２】
相互連結されている脱水領域を有する表面模様付与ワイヤの一部分をそれぞれ
示す。
示す。
【図３】
ブロッキングされた脱水領域が相互連結されている表面模様付与ワイヤの一部
分をそれぞれ示す。
分をそれぞれ示す。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年５月１０日（２００１．５．１０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項１５】 以下のステップを含むティッシュ紙製品を製造する方法：
− 密閉ワイヤ領域の表面組織を含む構造ワイヤ（１６；１７）によって裏打
ちされている脱水及びシート成形ワイヤ（１３；１４）上に繊維紙料懸濁液を付
着させ； − Ｚ方向における脱水及びシート成形ワイヤによる脱水を密閉ワイヤ領域（
２０）を介して阻害するか又は強く制限し、そして非制限脱水領域（１９）にお
ける繊維の濃度を増大させる。
ちされている脱水及びシート成形ワイヤ（１３；１４）上に繊維紙料懸濁液を付
着させ； − Ｚ方向における脱水及びシート成形ワイヤによる脱水を密閉ワイヤ領域（
２０）を介して阻害するか又は強く制限し、そして非制限脱水領域（１９）にお
ける繊維の濃度を増大させる。
【手続補正書】
【提出日】平成１３年１１月２８日（２００１．１１．２８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ
，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，
ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ
Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ
，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，
ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，
ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ
Ｈ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ
，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，
ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，Ｋ
Ｇ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ
，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，
ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ
Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ
，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，
ＺＡ，ＺＷ
Claims (14)
- 【請求項１】 ヘッドボックスセクション、脱水及びシート成形セクション
、及び乾燥セクションを含むティッシュ紙抄紙機であって、ヘッドボックスセク
ション中又はシート成形セクション中の外側及び／又は内側脱水及びシート成形
ワイヤ（１３；１４）が密閉ワイヤ領域（２０）の表面組織を与えられている表
面模様付与ワイヤ（１６；１７）によって裏打ちされているティッシュ紙抄紙機
。 - 【請求項２】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）が主要脱水領域、つまり
繊維紙料懸濁液から約１０％より高い紙料濃度の繊維ウェブへの移行が行われる
領域を裏打ちすることを特徴とする請求項１記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項３】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）が脱水及び成形ロール（
１２）の領域を裏打ちすることを特徴とする請求項２記載のティッシュ紙抄紙機
。 - 【請求項４】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）が脱水及びシート成形ワ
イヤ（１３；１４）から機械的に持ち上げられることができることを特徴とする
請求項１〜３のいずれか一項記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項５】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）が比較的粗くパターン化
されていることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項記載のティッシュ紙抄
紙機。 - 【請求項６】 脱水及びシート成形ワイヤ（１３；１４）がＸ及びＹ方向に
おける低水輸送用に設計されていることを特徴とする請求項１〜５のいずれか一
項記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項７】 脱水及びシート成形ワイヤ（１３；１４）が比較的薄いこと
を特徴とする請求項６記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項８】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）中、脱水領域が少なくと
も部分的に相互連結されていることを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項記
載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項９】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）中、脱水ブロッキングワ
イヤ領域（２０）が相互連結されていることを特徴とする請求項１〜８のいずれ
か一項記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項１０】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）及び脱水及びシート成
形ワイヤ（１３；１４）が別々のロールガイド（１５；１８）を有することを特
徴とする請求項１〜９のいずれか一項記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項１１】 表面模様付与ワイヤ（１６；１７）及び脱水及びシート成
形ワイヤ（１３；１４）が異なる長さを有することを特徴とする請求項１〜１０
のいずれか一項記載のティッシュ紙抄紙機。 - 【請求項１２】 二つの表面模様付与ワイヤが与えられる場合、二つの表面
模様付与ワイヤ（１６；１７）のパターンが繰り返して又はオフセットして配列
されていることを特徴とする請求項１〜１１のいずれか一項記載のティッシュ紙
抄紙機。 - 【請求項１３】 請求項１〜１２のいずれか一項に記載されたティッシュ紙
抄紙機を用いて製造されたティッシュ紙。 - 【請求項１４】 以下のステップを含むティッシュ紙製品を製造する方法： − 密閉ワイヤ領域の表面組織を含む構造ワイヤによって裏打ちされている脱
水及びシート成形ワイヤ上に繊維紙料懸濁液を付着させ； − Ｚ方向における脱水及びシート成形ワイヤによる脱水を密閉ワイヤ領域を
介して阻害するか又は強く制限し、そして非制限脱水領域における繊維の濃度を
増大させる。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19924293A DE19924293A1 (de) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | Tissue-Papiermaschine, damit hergestelltes Tissue-Papier und Verfahren zum Herstellen eines solchen Tissue-Papiers |
| DE19924293.3 | 1999-05-27 | ||
| PCT/EP2000/004557 WO2000073580A1 (de) | 1999-05-27 | 2000-05-19 | Tissue-papiermaschine, damit hergestelltes tissue-papier und verfahren zum herstellen eines solchen tissue-papiers |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003500569A true JP2003500569A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=7909350
Family Applications (1)
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