JP2003348129A - 光ネットワーク - Google Patents
光ネットワークInfo
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- JP2003348129A JP2003348129A JP2002155829A JP2002155829A JP2003348129A JP 2003348129 A JP2003348129 A JP 2003348129A JP 2002155829 A JP2002155829 A JP 2002155829A JP 2002155829 A JP2002155829 A JP 2002155829A JP 2003348129 A JP2003348129 A JP 2003348129A
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- wavelength
- network
- optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザ要求条件の異なる光VPNサービスに
柔軟に対応できる光ネットワークを提供することを目的
とする。 【解決する手段】 ネットワーク内の波長資源をユーザ
要求条件の異なるサービスごとの波長群に分け、その波
長群ごとにそのサービスに適したネットワーク運営ポリ
シーを適用する。
柔軟に対応できる光ネットワークを提供することを目的
とする。 【解決する手段】 ネットワーク内の波長資源をユーザ
要求条件の異なるサービスごとの波長群に分け、その波
長群ごとにそのサービスに適したネットワーク運営ポリ
シーを適用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユーザ間に光パスを
設定して光波長専用線サービスや光VPN(Virtual Pr
ivate Network)サービスを提供する光ネットワークに
関する。
設定して光波長専用線サービスや光VPN(Virtual Pr
ivate Network)サービスを提供する光ネットワークに
関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の光ネットワークの構成例
を示す。光ネットワーク201は、波長資源としてλ1
〜λ20を用い、ネットワーク運営ポリシーサーバー20
2により運営される。光ネットワーク201内には、ユ
ーザとのインターフェイスを提供するエッジノードとし
てルータ203が設けられる。
を示す。光ネットワーク201は、波長資源としてλ1
〜λ20を用い、ネットワーク運営ポリシーサーバー20
2により運営される。光ネットワーク201内には、ユ
ーザとのインターフェイスを提供するエッジノードとし
てルータ203が設けられる。
【0003】ここで、この光ネットワーク201にA社
の本社211および支社212、B社の本社213およ
び支社214、ならびにマーケットプレイスを運営する
C社215が接続され、A社の本社211と支社212
との間、およびB社の本社213と支社214との間に
それぞれイントラネットを構築し、A社本社211とB
社支社214との間、およびB社支社214とC社との
間にそれぞれエクストラネットを構築するものとする。
の本社211および支社212、B社の本社213およ
び支社214、ならびにマーケットプレイスを運営する
C社215が接続され、A社の本社211と支社212
との間、およびB社の本社213と支社214との間に
それぞれイントラネットを構築し、A社本社211とB
社支社214との間、およびB社支社214とC社との
間にそれぞれエクストラネットを構築するものとする。
【0004】イントラネットとエクストラネットとは、
ユーザが要求するセキュリティレベルが異なり、接続頻
度や容量など、ネットワーク性能に対する要求条件が異
なる。従来の技術では、イントラネットとエクストラネ
ットという要求条件の異なるトラヒックであっても、光
ネットワークとしては同一の運営ポリシーで運営されて
おり、イントラネットとエクストラネットとの区別は、
ユーザ側で行うか、あるいはエッジノードで行う必要が
あった。そして、そのためには、光の信号を一度電気に
変換する必要があった。
ユーザが要求するセキュリティレベルが異なり、接続頻
度や容量など、ネットワーク性能に対する要求条件が異
なる。従来の技術では、イントラネットとエクストラネ
ットという要求条件の異なるトラヒックであっても、光
ネットワークとしては同一の運営ポリシーで運営されて
おり、イントラネットとエクストラネットとの区別は、
ユーザ側で行うか、あるいはエッジノードで行う必要が
あった。そして、そのためには、光の信号を一度電気に
変換する必要があった。
【0005】図2には、A社本社211内に、イントラ
ネット用サーバー221およびエクストラネット用サー
バー222を備え、イントラネットとエクストラネット
との区別を行うために光電気変換および電気スイッチ2
23を備え、ネットワーク側のエッジノードにポリシー
サーバー204を設けた例を示す。
ネット用サーバー221およびエクストラネット用サー
バー222を備え、イントラネットとエクストラネット
との区別を行うために光電気変換および電気スイッチ2
23を備え、ネットワーク側のエッジノードにポリシー
サーバー204を設けた例を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イントラネットとエク
ストラネットとでは、セキュリティなど、利用方法に起
因するネットワークの要求条件が異なる。従来の構成で
は、これらの要求条件の違いは、エッジのルータのポリ
シーサーバーにしたがってルータで行うか、ユーザ側の
スイッチやファイヤウォールなどで管理されていた。従
来の光ネットワークでは、イントラネットとエクストラ
ネットなど利用の違いにかかわらず、同一の光パス設定
アルゴリズムやポリシーで運営されたネットワークを用
い、ネットワーク内では、イントラネットやエクストラ
ネットという区別はしていなかった。特に光波長専用線
サービスや光VPNサービスにおいては、そのサービス
はパスを提供するだけのものであった。
ストラネットとでは、セキュリティなど、利用方法に起
因するネットワークの要求条件が異なる。従来の構成で
は、これらの要求条件の違いは、エッジのルータのポリ
シーサーバーにしたがってルータで行うか、ユーザ側の
スイッチやファイヤウォールなどで管理されていた。従
来の光ネットワークでは、イントラネットとエクストラ
ネットなど利用の違いにかかわらず、同一の光パス設定
アルゴリズムやポリシーで運営されたネットワークを用
い、ネットワーク内では、イントラネットやエクストラ
ネットという区別はしていなかった。特に光波長専用線
サービスや光VPNサービスにおいては、そのサービス
はパスを提供するだけのものであった。
【0007】このように従来は、ユーザの要求条件が異
なるイントラネットとエクストラネットとに対し、ユー
ザ側の機器で対応するか、ユーザにもっとも近いネット
ワークエッジで対応するだけで、ネットワークの光パス
の使い方には関連がなかった。
なるイントラネットとエクストラネットとに対し、ユー
ザ側の機器で対応するか、ユーザにもっとも近いネット
ワークエッジで対応するだけで、ネットワークの光パス
の使い方には関連がなかった。
【0008】ユーザインターフェイスが光である光VP
Nサービスにおいては、その広帯域性や高速性を利用す
るためには、従来のユーザ機器での対応では不十分であ
り、エッジノードで対応する場合には、ユーザまで光で
直結している高速広帯域性を生かしたまま要求条件を満
たすことが困難であった。そのため、ユーザ側からの通
信品質保証やセキュリテイ等の要求条件は、ネットワー
ク側でも対応することが必要となる。
Nサービスにおいては、その広帯域性や高速性を利用す
るためには、従来のユーザ機器での対応では不十分であ
り、エッジノードで対応する場合には、ユーザまで光で
直結している高速広帯域性を生かしたまま要求条件を満
たすことが困難であった。そのため、ユーザ側からの通
信品質保証やセキュリテイ等の要求条件は、ネットワー
ク側でも対応することが必要となる。
【0009】例えば、イントラネット用は、特定の接続
先と張りっぱなしあるいは長時間保留する半固定的パス
であることが多いが、エクストラネット用パスは、保留
時間が短く、接続先は多岐に渡る可能性が高い。光パス
を設定するルーティングのアルゴリズムには、H.Zang,
et al, "A review of routing and wavelength assign
ment approaches for wavelength-routed optical WDM
networks", SPIE Optical Networks Magazine, Vol. 1,
No. 1, Jan. 2000に記載されているLeast LoadとFirst
-Fit、Most-usedなどの方式がある。パスの設定時間間
隔が短ければ、パス設定の制御時間の早いFirst-fitを
用い、保留時間が長ければ、ネットワークの使用率を高
めるためにMost-used、保留時間が長いが、できるだけ
波長変換を用いずトランスペアレントに波長資源を利用
するならば、同一波長でパス設定の衝突可能性の少ない
Least-Load、というようにルーティングアルゴリズムを
選択するのがよい。
先と張りっぱなしあるいは長時間保留する半固定的パス
であることが多いが、エクストラネット用パスは、保留
時間が短く、接続先は多岐に渡る可能性が高い。光パス
を設定するルーティングのアルゴリズムには、H.Zang,
et al, "A review of routing and wavelength assign
ment approaches for wavelength-routed optical WDM
networks", SPIE Optical Networks Magazine, Vol. 1,
No. 1, Jan. 2000に記載されているLeast LoadとFirst
-Fit、Most-usedなどの方式がある。パスの設定時間間
隔が短ければ、パス設定の制御時間の早いFirst-fitを
用い、保留時間が長ければ、ネットワークの使用率を高
めるためにMost-used、保留時間が長いが、できるだけ
波長変換を用いずトランスペアレントに波長資源を利用
するならば、同一波長でパス設定の衝突可能性の少ない
Least-Load、というようにルーティングアルゴリズムを
選択するのがよい。
【0010】しかしながら、ひとつの波長ネットワーク
では、複数のルーティングアルゴリズムを使い分けるの
は困難であり、また、すべてのトラヒックの要求条件を
満たすようなルーティングプロトコルを実現するのは困
難であった。したがって、どれかルーティングプロトコ
ルを選択すると要求条件の満たされない可能性が高くな
るか、光ネットワーク全体の運営ポリシーが非常に複雑
になり、ネットワーク内の波長リソースを割り当てると
きに効率的な利用ができない状況が生じる恐れがあっ
た。
では、複数のルーティングアルゴリズムを使い分けるの
は困難であり、また、すべてのトラヒックの要求条件を
満たすようなルーティングプロトコルを実現するのは困
難であった。したがって、どれかルーティングプロトコ
ルを選択すると要求条件の満たされない可能性が高くな
るか、光ネットワーク全体の運営ポリシーが非常に複雑
になり、ネットワーク内の波長リソースを割り当てると
きに効率的な利用ができない状況が生じる恐れがあっ
た。
【0011】本発明は、このような課題を解決し、ユー
ザ要求条件の異なるサービスに柔軟に対応できる光ネッ
トワークを提供することを目的とする。
ザ要求条件の異なるサービスに柔軟に対応できる光ネッ
トワークを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光ネットワーク
は、ネットワーク内の波長資源がイントラネットおよび
エクストラネットを含むユーザ要求条件の異なるサービ
スごとの波長群に分けられ、その波長群ごとにそのサー
ビスに適したネットワーク運営ポリシーが適用されたこ
とを特徴とする。
は、ネットワーク内の波長資源がイントラネットおよび
エクストラネットを含むユーザ要求条件の異なるサービ
スごとの波長群に分けられ、その波長群ごとにそのサー
ビスに適したネットワーク運営ポリシーが適用されたこ
とを特徴とする。
【0013】光パスの接続を決定するルーティングアル
ゴリズムが、波長群ごとに、そのサービスに最適に選択
されることが望ましい。具体的には、イントラネット用
の波長群に対しては、ネットワークの使用率を高めるMo
st-used、あるいは同一波長でパス設定の衝突の可能性
の少ないLeast-Loadを用い、エクストラネット用の波長
群に対しては、シグナリングによる接続を高速化するFi
rst-fitを用いる。
ゴリズムが、波長群ごとに、そのサービスに最適に選択
されることが望ましい。具体的には、イントラネット用
の波長群に対しては、ネットワークの使用率を高めるMo
st-used、あるいは同一波長でパス設定の衝突の可能性
の少ないLeast-Loadを用い、エクストラネット用の波長
群に対しては、シグナリングによる接続を高速化するFi
rst-fitを用いる。
【0014】サービスごとの波長群を分離するには、波
長フィルタをユーザ側の機器に設ければよい。
長フィルタをユーザ側の機器に設ければよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施した光ネット
ワークの構成例を示す。この光ネットワーク101に
は、複数のユーザ間に光パスを設定して通信サービスを
提供する手段として、通信サービスの提供に使用できる
波長資源を複数の波長群に分け、その一部の波長群を用
いて複数のユーザのうちの特定のユーザ間を接続するサ
ービスを提供するイントラネット用ネットワーク運営ポ
リシーサーバー102と、別の波長群を用いて任意のユ
ーザ間を接続するサービスとを提供するエクストラネッ
ト用ネットワーク運営ポリシーサーバー103とが設け
られる。また、光ネットワーク101内には、ユーザと
のインターフェイスを提供するエッジノードとしてルー
タ104が設けられる。
ワークの構成例を示す。この光ネットワーク101に
は、複数のユーザ間に光パスを設定して通信サービスを
提供する手段として、通信サービスの提供に使用できる
波長資源を複数の波長群に分け、その一部の波長群を用
いて複数のユーザのうちの特定のユーザ間を接続するサ
ービスを提供するイントラネット用ネットワーク運営ポ
リシーサーバー102と、別の波長群を用いて任意のユ
ーザ間を接続するサービスとを提供するエクストラネッ
ト用ネットワーク運営ポリシーサーバー103とが設け
られる。また、光ネットワーク101内には、ユーザと
のインターフェイスを提供するエッジノードとしてルー
タ104が設けられる。
【0016】ここで、この光ネットワーク101にA社
の本社111および支社112、B社の本社113およ
び支社114、ならびにマーケットプレイスを運営する
C社115が接続され、A社の本社111と支社112
との間、およびB社の本社113と支社114との間に
それぞれイントラネットを構築し、A社本社111とB
社支社114との間、およびB社支社114とC社との
間にそれぞれエクストラネットを構築するものとする。
の本社111および支社112、B社の本社113およ
び支社114、ならびにマーケットプレイスを運営する
C社115が接続され、A社の本社111と支社112
との間、およびB社の本社113と支社114との間に
それぞれイントラネットを構築し、A社本社111とB
社支社114との間、およびB社支社114とC社との
間にそれぞれエクストラネットを構築するものとする。
【0017】ここで、光ネットワーク101の全体で、
λ1からλ20までの波長資源があるとする。この波長資
源を複数の波長チャネルからなる波長群に仮想的に分離
し、一方の波長群をイントラネット用に、他方の波長群
をエクストラネット用に用いる。図1の例では、短波側
のλ1からλ10をイントラネット用に、長波側のλ11か
らλ20までをエクストラネット用に用いている。この波
長群の割り当ては、固定的に割り当ててもよいし、時間
ごとに変化させてもかまわない。それぞれの波長群は異
なるネットワーク運営ポリシーに基づいて運営される。
λ1からλ20までの波長資源があるとする。この波長資
源を複数の波長チャネルからなる波長群に仮想的に分離
し、一方の波長群をイントラネット用に、他方の波長群
をエクストラネット用に用いる。図1の例では、短波側
のλ1からλ10をイントラネット用に、長波側のλ11か
らλ20までをエクストラネット用に用いている。この波
長群の割り当ては、固定的に割り当ててもよいし、時間
ごとに変化させてもかまわない。それぞれの波長群は異
なるネットワーク運営ポリシーに基づいて運営される。
【0018】イントラネット用の波長群では、特定の接
続先と張りっぱなしあるいは長時間保留する半固定的パ
スであることが多いので、リストレーションやプロテク
ションを高速化した信頼性を重視したネットワーク運営
を行うほうがよい。ルーティングアルゴリズムについて
は、光パスの接続時間が長いため、多少接続時間が増え
ても、ネットワークの使用率を高めるためにMost-used
を用いる。また、できるだけ波長変換を用いずトランス
ペアレントに波長資源を利用するならば、同一波長でパ
ス設定の衝突可能性の少ないLeast-Loadを選択する。こ
のように、イントラネットサービスにふさわしい、ポリ
シーやルーティングアルゴリズムを選択する。
続先と張りっぱなしあるいは長時間保留する半固定的パ
スであることが多いので、リストレーションやプロテク
ションを高速化した信頼性を重視したネットワーク運営
を行うほうがよい。ルーティングアルゴリズムについて
は、光パスの接続時間が長いため、多少接続時間が増え
ても、ネットワークの使用率を高めるためにMost-used
を用いる。また、できるだけ波長変換を用いずトランス
ペアレントに波長資源を利用するならば、同一波長でパ
ス設定の衝突可能性の少ないLeast-Loadを選択する。こ
のように、イントラネットサービスにふさわしい、ポリ
シーやルーティングアルゴリズムを選択する。
【0019】一方、エクストラネット用の波長群では、
光パスの保留時間はイントラネットに比して短く、接続
先は不特定の多数に渡る可能性が高い。したがって、シ
グナリングによる接続を高速化するネットワーク運営を
行う。例えば、光パス設定のルーティングアルゴリズム
では、制御時間の早いFirst-fitを用いる。
光パスの保留時間はイントラネットに比して短く、接続
先は不特定の多数に渡る可能性が高い。したがって、シ
グナリングによる接続を高速化するネットワーク運営を
行う。例えば、光パス設定のルーティングアルゴリズム
では、制御時間の早いFirst-fitを用いる。
【0020】このように、イントラネット用とエクスト
ラネット用のパス設定のポリシーを波長帯毎に反映させ
ることで、光ネットワーク101内の各光クロスコネク
トのパス設定制御等をそれぞれ最適にすることができ
る。さらに、各エッジ(ルータ104)では、波長群が
どちらかで、イントラネット用かエクストラネット用か
を判断できる。例えば、イントラネット用の波長群での
パス接続には必ず接続認証確認を行い、エクストラネッ
ト用の波長群では制限せず接続を許容するなど、セキュ
リテイのレベルを変えることが可能である。
ラネット用のパス設定のポリシーを波長帯毎に反映させ
ることで、光ネットワーク101内の各光クロスコネク
トのパス設定制御等をそれぞれ最適にすることができ
る。さらに、各エッジ(ルータ104)では、波長群が
どちらかで、イントラネット用かエクストラネット用か
を判断できる。例えば、イントラネット用の波長群での
パス接続には必ず接続認証確認を行い、エクストラネッ
ト用の波長群では制限せず接続を許容するなど、セキュ
リテイのレベルを変えることが可能である。
【0021】ユーザ側のインターフェイスもいくつかの
方法がある。例えば、ユーザ側の機器で波長を分けて、
二つの波長群を別々に扱う。図1には、A社本社111
におけるそのような構成例を示す。二つの波長群の分離
は単なるフィルタ123でよく、短波帯の波長群はイン
トラネット用のポートからイントラネット用サーバー1
21に接続し、長波帯の波長群はエクストラネット用ポ
ートからエクストラネット用サーバー122に接続する
ことで、セキュリテイを確保できる。この処理はネット
ワーク側のエッジの光クロスコネクトで行うことも可能
であり、ユーザとネットワークとを結ぶ光信号または電
気信号にポリシーを区別する信号を載せるなどの方法に
より、ユーザがセキュリテイレベルや処理方法を変える
判断が可能となる。
方法がある。例えば、ユーザ側の機器で波長を分けて、
二つの波長群を別々に扱う。図1には、A社本社111
におけるそのような構成例を示す。二つの波長群の分離
は単なるフィルタ123でよく、短波帯の波長群はイン
トラネット用のポートからイントラネット用サーバー1
21に接続し、長波帯の波長群はエクストラネット用ポ
ートからエクストラネット用サーバー122に接続する
ことで、セキュリテイを確保できる。この処理はネット
ワーク側のエッジの光クロスコネクトで行うことも可能
であり、ユーザとネットワークとを結ぶ光信号または電
気信号にポリシーを区別する信号を載せるなどの方法に
より、ユーザがセキュリテイレベルや処理方法を変える
判断が可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、光VPNにおいて、イ
ントラネット用とエクストラネット用を波長を使ってわ
けることにより、それぞれのネットワーク運営上のセキ
ュリティレベルや光パスの信頼性などのグレードを変え
ることでユーザからの要求条件を満たし、さらにネット
ワーク全体の波長資源を効率よく利用することが可能と
なる。
ントラネット用とエクストラネット用を波長を使ってわ
けることにより、それぞれのネットワーク運営上のセキ
ュリティレベルや光パスの信頼性などのグレードを変え
ることでユーザからの要求条件を満たし、さらにネット
ワーク全体の波長資源を効率よく利用することが可能と
なる。
【図1】本発明を実施した光ネットワークの構成例を示
す図。
す図。
【図2】従来例の光ネットワークの構成例を示す図。
101、201 光ネットワーク
102 イントラネット用ネットワーク運営ポリシーサ
ーバー 103 エクストラネット用ネットワーク運営ポリシー
サーバー 104、203 ルータ 111、211 A社本社 112、212 A社支社 113、213 B社本社 114、214 B社支社 115、215 C社 121、221 イントラネット用サーバー 122、222 エクストラネット用サーバー 123 フィルタ 202 ネットワーク運営ポリシーサーバー 204 ポリシーサーバー 223 光電気変換および電気スイッチ
ーバー 103 エクストラネット用ネットワーク運営ポリシー
サーバー 104、203 ルータ 111、211 A社本社 112、212 A社支社 113、213 B社本社 114、214 B社支社 115、215 C社 121、221 イントラネット用サーバー 122、222 エクストラネット用サーバー 123 フィルタ 202 ネットワーク運営ポリシーサーバー 204 ポリシーサーバー 223 光電気変換および電気スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04L 12/28 200
Fターム(参考) 5K030 GA11 HC01 HC13 JL03 LA17
LB05
5K033 AA08 CA17 DA06 DB22
5K102 AA11 AA34 AD02 AL07
Claims (5)
- 【請求項1】 ネットワーク内の波長資源がイントラネ
ットおよびエクストラネットを含むユーザ要求条件の異
なるサービスごとの波長群に分けられ、その波長群ごと
にそのサービスに適したネットワーク運営ポリシーが適
用されたことを特徴とする光ネットワーク。 - 【請求項2】 光パスの接続を決定するルーティングア
ルゴリズムが、波長群ごとに、そのサービスに最適に選
択された請求項1記載の光ネットワーク。 - 【請求項3】 光パスの接続を決定するルーティングア
ルゴリズムとして、イントラネット用の波長群に対して
は、ネットワークの使用率を高める手法、あるいは同一
波長でパス設定の衝突の可能性の少ない手法を用い、エ
クストラネット用の波長群に対しては、シグナリングに
よる接続を高速化する手法を用いる請求項2記載の光ネ
ットワーク。 - 【請求項4】 サービスごとの波長群を分離する波長フ
ィルタがユーザ側の機器に設けられた請求項1記載の光
ネットワーク。 - 【請求項5】 複数のユーザ間に光パスを設定して通信
サービスを提供する手段を備えた光ネットワークにおい
て、 前記提供する手段は、通信サービスの提供に使用できる
波長資源を複数の波長群に分け、その一部の波長群を用
いて、前記複数のユーザのうちの特定のユーザ間を接続
するサービスを提供する第一の手段と、前記一部の波長
群とは別の波長群を用いて、任意のユーザ間を接続する
サービスとを提供する第二の手段とを備えたことを特徴
とする光ネットワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155829A JP2003348129A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 光ネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155829A JP2003348129A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 光ネットワーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003348129A true JP2003348129A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29772255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002155829A Pending JP2003348129A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 光ネットワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003348129A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536573A (ja) * | 2004-05-03 | 2007-12-13 | トレックス・エンタープライゼス・コーポレーション | 軸アライメントビームを有する光クロスコネクトスイッチ |
JP2008259129A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光クロスコネクト装置を用いた光ネットワークシステム |
CN105636317A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-06-01 | 安徽弘宇照明科技有限公司 | 一种智能路灯管理系统及信息处理方法 |
EP3883154A4 (en) * | 2018-12-26 | 2022-01-05 | Huawei Technologies Co., Ltd. | DATA TRANSFER METHOD AND DEVICE |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002155829A patent/JP2003348129A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536573A (ja) * | 2004-05-03 | 2007-12-13 | トレックス・エンタープライゼス・コーポレーション | 軸アライメントビームを有する光クロスコネクトスイッチ |
JP2008259129A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光クロスコネクト装置を用いた光ネットワークシステム |
CN105636317A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-06-01 | 安徽弘宇照明科技有限公司 | 一种智能路灯管理系统及信息处理方法 |
CN105636317B (zh) * | 2015-12-31 | 2018-05-04 | 安徽弘宇照明科技有限公司 | 一种智能路灯管理系统及信息处理方法 |
EP3883154A4 (en) * | 2018-12-26 | 2022-01-05 | Huawei Technologies Co., Ltd. | DATA TRANSFER METHOD AND DEVICE |
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