JP2003346433A - イレージャーポインターの機能を検証する方法及びそのための記録再生装置 - Google Patents

イレージャーポインターの機能を検証する方法及びそのための記録再生装置

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JP2003346433A
JP2003346433A JP2002155842A JP2002155842A JP2003346433A JP 2003346433 A JP2003346433 A JP 2003346433A JP 2002155842 A JP2002155842 A JP 2002155842A JP 2002155842 A JP2002155842 A JP 2002155842A JP 2003346433 A JP2003346433 A JP 2003346433A
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error
erasure
erasure pointer
test data
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JP2002155842A
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Takumi Sato
佐藤  巧
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イレージャーポインターがリードデータ中のエ
ラー位置を正しく示しているかを検証できるようにす
る。 【解決手段】CPU12は、ECCが付されたテストデ
ータをメモリ133aに格納した後、当該メモリ133
a上でイレーズ位置情報EPIの指定するデータ部分を
イレーズし、このイレーズ後のテストデータをディスク
媒体141に記録させる。CPU12は、ディスク媒体
141に記録されたテストデータを再生させる。リード
チャネル132内のイレージャーポインター生成器13
2jは、再生されたテストデータ中の誤りの位置を示す
イレージャーポインターを生成する。比較器133c
は、イレージャーポインターとメモリ133a上のイレ
ーズ後のテストデータのうち、それぞれEPIの指定す
るデータ部分を比較し、その比較結果CRをイレージャ
ーポインター機能の検証結果としてCPU12に渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体へのデー
タ記録時に当該データの誤り訂正符号を生成し、この記
録媒体から再生されたデータの誤りを、その誤りの位置
を示すイレージャーポインターと当該データに付されて
いる誤り訂正符号とから訂正する記録再生装置に係り、
特に当該記録再生装置におけるイレージャーポインター
の機能を検証する方法及びそのための記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、記録媒体にディス
ク(ディスク媒体)を用いたディスク記憶装置の代表と
して知られている。一般に、磁気ディスク装置におけ
る、ライト/リード時のデータ信号の流れは次のように
なっている。
【0003】まずライト時には、ユーザデータは、パー
ソナルコンピュータ(PC)等のホストからHDC(Ha
rd Disk Controller)へインタフェースバスを介して転
送される。HDC内のECC(誤り訂正符号)生成回路
は、ホストからのユーザデータをもとに、ECCデータ
を生成する。このECCデータはユーザデータに付加さ
れて、HDCからリード/ライトチャネルへ転送され
る。リード/ライトチャネルに送られたデータは、スク
ランブラ(Scrambler)によってランダムデータへ変換
され、しかる後にエンコーダでコード変換される。コー
ド変換されたデータはプリコーダ(Precoder)を介して
記録補償回路(ライトプリコンペ)に送られて書き込み
補償された後、ヘッドアンプへ送られる。ヘッドアンプ
に送られたデータ(データ信号)はライトアンプで増幅
された後、ヘッド(磁気ヘッド)のライト素子へ送られ
て、ディスク媒体に書かれる。
【0004】次に、リード時のデータ信号の流れは次の
通りとなる。まず、ディスク媒体に書かれたデータは、
ヘッドのMR(Magneto Resistive)素子で再生され
る。MR素子により再生されたデータ信号はヘッドアン
プで増幅されて、リード/ライトチャネルへ転送され
る。リード/ライトチャネルに送られたデータは、AG
C自動利得制御)回路を構成するVGA(Variable Gai
n Amplifier: 可変利得増幅器)、ローパスフィルタ
(LPF)を構成するCTF(Continuous Time Filte
r: 波形等化回路)、FIR(Finite Impulse Respons
e)フィルタ、ビタビデコーダ(Viterbi Decoder: ビタ
ビ復号器)を介して復号される。この復号されたデータ
は、ポストコーダ(Postcoder)、デコーダを通して、
HDCへ送られる。HDC内のECC(エラー訂正符号)
エラー訂正回路は、リード/ライトチャネルから送られ
た復号されたデータのエラー訂正を行う。このエラー訂
正後のデータは、HDCからホストへ転送される。
【0005】ここで、ECCエラー訂正回路における、
イレージャーポインターを用いたECCのエラー訂正に
ついて述べる。ECCのエラー訂正能力はECCのバイ
ト数(シンボル数)と関係がある。一般に、ECCとし
てリードソロモン(RS)符号を利用して誤り訂正を行
う場合、1バイト(シンボル)のエラーを訂正するに
は、2バイト(シンボル)のECCが必要とされる。こ
の2バイトのECCのうちの1バイトは、エラーの位置
を特定するのに用いられ、残りの1バイトはエラーの訂
正に用いられる。しかし、予め誤りの位置が分かってい
る場合、その位置をイレージャーとして扱うことでEC
Cのバイト数(冗長シンボル数)までのエラーを訂正で
きる。したがって、データの誤り位置を適切に検出し、
その誤り位置を示す位置情報としてのポインター(イレ
ージャーポインター)を使用することにより、1バイト
のECCで1バイトのエラー訂正が可能となる。このイ
レージャー(イレージャーポインター)を使用する効果
の具体例を図5に示す。
【0006】図5は、3インターリーブ+7バーストの
例である。3インターリーブ+7バーストとは、データ
(例えばバイト1〜512の512バイトから構成され
る1セクタのデータ)のインターリーブ数が3で、各イ
ンターリーブ当たり7バイトまでのエラー訂正ができる
ことをいう。ここでは、各インターリーブ当たり、14
バイトのECCが付加される。
【0007】しかし、図5の例のように、バイト5〜2
6の連続する22バイト(記号×が付されている部分)
のエラーが発生した場合、第2のインターリーブには8
バイトエラーが発生することから、この部分のエラーは
訂正できない。ところが、第2のインターリーブに2イ
レージャー、6バーストを適用すると、14バイトのE
CCで、8バイトエラーまで訂正でき、連続する22バ
イトのエラーでも訂正できるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術にあっては、イレージャーポインターを使用すること
によって、同じECCのバイト数でエラー訂正能力の向
上を図っている。
【0009】イレージャーポインターを使用する上で重
要なことは、イレージャーポインターが正確にエラー位
置を示すことである。もし、イレージャーポインターが
エラーしていない位置を指し示した場合、イレージャー
で使用したECCの効果がなくなり、弊害となってエラ
ーレートが悪化する可能性がある。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、イレージャーポインターがリードデータ
中のエラー位置を正しく示しているかを検証できるイレ
ージャーポインターの機能を検証する方法及びそのため
の記録再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、記録媒体へのデータの記録時には、当該データを
もとに誤り訂正符号を生成し、その生成した誤り訂正符
号を当該データに付加して上記記録媒体に記録し、記録
媒体からのデータの再生時には、再生されたデータのう
ち誤りのある位置を検出して、その誤りの位置を示すイ
レージャーポインターを生成し、上記再生されたデータ
の誤りを、当該データに付加されている誤り訂正符号と
上記生成されたイレージャーポインターとにより訂正す
る記録再生装置におけるイレージャーポインターの機能
を検証する方法が提供される。この方法は、イレージャ
ーポインターの機能を検証するための検証モードにおい
て、記録媒体への記録対象となる、誤り訂正符号が付加
されたテストデータのうち、イレーズ位置情報の指定す
る位置のデータ部分をイレーズするステップと、上記テ
ストデータ中の指定位置のデータ部分がイレーズされる
都度、そのイレーズ後のテストデータを記録媒体に記録
するステップと、この記録媒体に記録されたテストデー
タを再生するステップと、この再生されたテストデータ
の誤り位置を検出して、その誤り位置を示すイレージャ
ーポインターを生成するステップと、この生成されたイ
レージャーポインターの示す誤り位置と上記イレーズ位
置情報の指定するイレーズ位置とを比較するステップ
と、上記誤り位置とイレーズ位置との比較結果に基づい
てイレージャーポインター生成機能を検証するステップ
とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような構成においては、イレーズ位置
情報の指定するイレーズ位置とイレージャーポインター
の示す誤り位置とを比較することによって、イレージャ
ーポインターがエラー位置を正しく示しているか、つま
り記録再生装置におけるイレージャーポインター生成機
能が正常であるかを、簡単に検証できる。
【0013】ここで、上記再生されたテストデータに付
加されているエラー訂正符号と上記生成されたイレージ
ャーポインターとをもとに当該テストデータの誤りを訂
正するステップと、この誤りが訂正されたテストデータ
と元のテストデータとからイレージャー訂正機能を検証
するステップとを追加するならば、記録再生装置におけ
るイレージャー訂正機能、つまりイレージャーポインタ
ー利用によるエラー訂正機能が検証でき、イレージャー
訂正を用いた誤り訂正機能が正常に動作しているかを確
認できる。
【0014】また、イレーズ位置情報を切り替えるステ
ップを追加し、上記イレーズ位置情報を切り替えながら
上記イレーズするステップを繰り返すことで、上記イレ
ージャーポインターの機能の検証を繰り返す構成とする
ならば、イレーズ開始位置及び範囲の少なくとも一方が
異なる種々の条件でイレージャーポインターの機能検証
が行え、イレージャー検証の精度を向上できる。
【0015】なお、上記イレージャーポインターの機能
を検証する方法に係る本発明は、当該方法を適用する装
置(記録再生装置)に係る発明としても成立する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディ
スク装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、磁気ディスク装置(以下、HDDと称する)10
は、大きく分けて、HDC(ハードディスクコントロー
ラ)11と、CPU12と、R/W(リード/ライト)
チャネル13と、ディスクエンクロージャ(以下、DE
と称する)14とから構成される。
【0018】DE14は、R/Wチャネル13と接続さ
れ、記録信号の受信、再生信号の送信を行う。DE14
は、データが磁気記録されるディスク媒体141と、当
該ディスク媒体141へのデータの書き込み(記録)及
び当該ディスク媒体141からのデータの読み出し(再
生)に用いられるヘッド(磁気ヘッド)142と、ディ
スク媒体141を回転させるスピンドルモータ(図示せ
ず)と、ヘッド142を支持して当該ヘッド142をデ
ィスク媒体141の半径方向に移動させるアクチュエー
タ143の駆動源となるボイスコイルモータ(図示せ
ず)と、ヘッドアンプ144とを含む。
【0019】ヘッド142は、MR素子からなるリード
ヘッド(MRヘッド)と、誘導型の記録用薄膜素子から
なるライトヘッド(インダクティブヘッド)とがアクチ
ュエータ143の先端のスライダ上に一体化された複合
ヘッドである。ヘッドアンプ144は、R/Wチャネル
13から送られる記録信号を増幅するライトアンプ14
4aと、ヘッド142により読み出された再生信号を増
幅するリードアンプ144bとを含む。
【0020】図1では、ディスク媒体141が1枚であ
り、且つヘッド142がディスク媒体141の一方の面
側にのみ配置されている場合を想定している。しかし、
複数のディスク媒体50が積層配置された構成であって
も構わない。また、ヘッド142は、ディスク媒体14
1の各記録面に対応してそれぞれ設けられるのが一般的
である。
【0021】HDC11は、ECC生成回路111、及
びECCエラー訂正回路112を含む。ECC生成回路
111は、ヘッド142によりディスク媒体141から
再生されたデータに含まれる誤りの訂正を可能にするた
めに、HDD10を利用するパーソナルコンピュータ
(PC)等のホスト20から転送されるユーザデータ
(記録するデータ)に基づき、冗長データとしてのEC
Cを生成する。ECCエラー訂正回路112は、ヘッド
142によりディスク媒体141から読み出されて、ヘ
ッドアンプ144及びR/Wチャネル13を介して転送
されたデータ信号に誤りが生じているかを判断し、誤り
がある場合は訂正を行う。但し、誤りを訂正できるバイ
ト数(シンボル数)は有限であり、ECCの長さに関係
する。
【0022】CPU12は、HDD10の主制御部をな
しており、図示せぬROMに格納されている制御プログ
ラムに従って、HDD10内のHDC11、R/Wチャ
ネル13及びDE14等を制御する。特にCPU12
は、ホスト20からの指示により、後述するイレージャ
ー検証回路133を利用してHDD10でのイレージャ
ーポインター生成機能とイレージャーポインター利用に
よるエラー訂正機能(イレージャー訂正機能)とを検証
するための制御を行う。
【0023】R/Wチャネル13は、ライトチャネル1
31とリードチャネル132とイレージャー検証回路1
33とに大別される。
【0024】ライトチャネル131は、記録系をなす周
知の回路構成である、エンコーダ131aと、プリコー
ダ131bと、記録補償回路131cとを含む。
【0025】リードチャネル132は、再生系をなす周
知の回路構成である、VGA(可変利得増幅器)132
aと、CTF(波形等化回路)132bと、FIRフィ
ルタ132cと、ビタビデコーダ(ビタビ復号器)13
2dと、ポストコーダ132eと、デコーダ(復調器)
132fとを含む。リードチャネル132はまた、TA
(Thermal Asperity:熱アスペリティ)検出器132g
と、ビタビエラー検出器132hと、コード違反検出器
132iと、イレージャーポインター生成器132jと
を含む。
【0026】TA検出器132gは、VGA132aの
出力を監視することでTA(熱アスペリティ)の発生を
検出する。TAとは、ヘッド142がディスク媒体14
1の表面と衝突することによって生じる熱エネルギによ
ってMRヘッド(MR素子)の磁気抵抗が変化し、再生
信号のDCレベルが大きく変化する現象をいう。そこで
TA検出器132gは、VGA132aの出力レベルを
予め設定された閾値と比較し、当該出力レベルが閾値を
超えている場合にTAが発生しているとして、その期間
だけ例えば“1”となるフラグ(TAフラグ)F1を出
力する。
【0027】ビタビエラー検出器132hは、ビタビデ
コーダ132dにより実行される復号処理で最も確から
しいデータ列が特定できなかったビタビエラーを検出す
る。ビタビエラー検出器132hは、上記特定できなか
ったデータ列に対応する期間(ビタビエラーの期間)だ
け例えば“1”となるフラグ(ビタビエラーフラグ)F
2を出力する。
【0028】コード違反検出器132iは、デコーダ1
32fに入力されたデータ列の中から、予め誤り(デコ
ーダ132fでのコード変換論理不整合)であると定め
られている特定パターンのデータ列を、コード違反のデ
ータ列として検出する。コード違反検出器132iは、
検出したコード違反データ列に対応する期間だけ例えば
“1”となるフラグ(コード違反フラグ)F3を出力す
る。
【0029】イレージャーポインター生成器132j
は、TA検出器132g、ビタビエラー検出器132h
及びコード違反検出器132iからのそれぞれTAフラ
グF1、ビタビエラーフラグF2及びコード違反フラグ
F3を受けて、そのいずれかのフラグが“1”である期
間、所定の論理値、例えば“1”となるイレージャーポ
インターEPを生成する。
【0030】イレージャー検証回路133は、ホスト2
0からの指示に従うCPU12の制御のもとで、主とし
てイレージャーポインター生成器132jが正しく機能
しているか否かを検証する。この検証動作が行われるモ
ードを、イレージャー検証モードと呼ぶ。イレージャー
検証回路133は、メモリ133a及び133bと、比
較器133cと、マルチプレクサ(MPX)133dと
を含む。
【0031】メモリ133aは、イレージャー検証モー
ドにおいてエンコーダ130によりコード変換されたデ
ータを一時格納するのに用いられる。この検証モードで
は、CPU12によりメモリ133aに対するイレーズ
データ(全ビットが所定の論理値、例えば“1”のデー
タ)EDの書き込みが行われ、ホスト20からのイレー
ズ位置情報EPIの示すデータ部分がイレーズされる。
このイレーズ後のメモリ133a内のデータは、マルチ
プレクサ133dを介してプリコーダ131に送られ
る。
【0032】メモリ133bは、イレージャーポインタ
ー生成器132jにより生成されたるイレージャーポイ
ンターEPを格納するのに用いられる。比較器135
は、メモリ133内のイレーズ位置のデータ(イレーズ
データ)をメモリ134内の当該イレーズデータに対応
する位置のイレージャーポインター部分と比較する。比
較器135の比較結果CRはCPU12を介してホスト
20に出力される。マルチプレクサ133dは、メモリ
133aから読み出されるイレーズ後のデータまたはエ
ンコーダ131aによりコード変換されたデータのいず
れか一方を、イレージャー検証モードであるか否かに応
じて選択してプリコーダ131bに出力する。
【0033】次に、図1の構成の動作について、ホスト
20からHDD10にイレージャー検証コマンドを発行
することで、当該HDD10でのイレージャーポインタ
ー生成機能とイレージャーポインター利用によるエラー
訂正機能(イレージャー訂正機能)とを検証するイレー
ジャー検証を例に、図2及び図3のフローチャートと図
4の強制イレーズ動作説明図とを適宜参照して説明す
る。
【0034】まず、ホスト20は、イレージャー検証用
のテストデータ中で強制的にイレーズしようとする箇
所、更に詳細に述べるならば、強制的にイレーズしよう
とする箇所の開始位置(開始ブロック位置)と範囲(ブ
ロック数)とを例えば34ビット(のブロック)単位で
決定する(ステップS1)。次にホスト20は、HDD
10に対してイレージャー検証を指示するコマンド(イ
レージャー検証コマンド)を送出する(ステップS
2)。このコマンドは一種のベリファイコマンドであ
り、当該コマンドには、ステップS1で決定された開始
位置と範囲とを示すイレーズ位置情報EPIが付加され
ている。
【0035】ホスト20により発行されたイレーズ位置
情報EPI付きのイレージャー検証コマンドは、HDD
10内のCPU12により受け付けられる。この場合、
CPU12はHDD10をイレージャー検証モードに設
定する(ステップS11)。このイレージャー検証モー
ドでは、マルチプレクサ133dはその出力側に取り出
す入力を、CPU12からのモード信号Mに応じて、エ
ンコーダ131a側からメモリ133a側に切り替え
る。
【0036】また、ホスト20からHDD10のHDC
11に対し、イレージャー検証に用いられる例えば1セ
クタ(512バイト)分のテストデータがインタフェー
スバスのデータ幅を単位(例えば2バイト単位)で転送
される。このテストデータはNRZ(Non-Return to Ze
ro)データである。
【0037】HDC11内のECC生成回路111は、
ホスト20から転送された1セクタ分のテストデータに
基づき、ECCデータを生成する。ここでは、3インタ
ーリーブ+7バースト方式でECCデータが生成され
る。即ち、バイト1,4,7,…511の171バイト
からなる第1のインターリーブ、バイト2,5,8,…
512の171バイトからなる第2のインターリーブ、
及びバイト3,6,9,…510の170バイトからな
る第3のインターリーブの各々について、それぞれ14
バイトのECC(合計42バイト)が生成される。EC
C生成回路111により生成されたECCは1セクタ分
のテストデータに付加されて、HDC11からR/Wチ
ャネル13に送られる。
【0038】R/Wチャネル13に送られたECC付き
のテストデータは、NRZデータの規則性をなくすため
に、ライトチャネル131内の図示せぬスクランブラに
よってランダムデータへ変換され、しかる後にエンコー
ダ131aによってコード変換される。ここでは、32
ビット(4バイト)単位に34ビットに変換される。エ
ンコーダ131aによってコード変換されたECC付き
のデータは、通常であれば、マルチプレクサ133dを
介してそのままプリコーダ131bに送られて、ディス
ク媒体141への記録に適したNRZI(Non-Return t
o Zero Inverse)データに変換される。しかし、本実施
形態のようにイレージャー検証モードが設定されている
場合、マルチプレクサ133dの出力側に取り出される
入力は、エンコーダ131aからメモリ133a側に切
り替えられているため、コード変換されたECC付きの
データがそのままプリコーダ131bに送られることは
ない。
【0039】CPU12は、イレージャー検証モードで
は、エンコーダ131aによってコード変換されたEC
C付きのデータをメモリ133aの所定領域に書き込ま
せる(ステップS12)。このメモリ133aに書き込
まれたコード変換されたECC付きのデータ(テストデ
ータ)の一例を図4(a)に示す。次にCPU12は、
ホスト20からのイレージャー検証コマンドに含まれて
いるイレーズ位置情報EPIで指定される箇所のデータ
部分をイレーズするためのイレーズデータEDを生成し
てメモリ133aに出力し、このメモリ133aに書き
込まれているECC付きのデータのうち、当該イレーズ
位置情報EPIにより指定される開始位置・範囲(イレ
ーズ指定位置)のデータ部分をイレーズデータEDに書
き換える(ステップS13)。これにより、メモリ13
3aに書き込まれているECC付きのデータのうち、イ
レーズ位置情報EPIにより指定されるデータ部分がイ
レーズされたことになる。ここで、イレーズ位置情報E
PIで指定されるデータ部分の開始位置は第3番目の3
4ビットデータ(ブロック)位置で、範囲(サイズ)は
34ビット(1ブロック)であるものとする。この場合
のイレーズデータED、及び当該イレーズデータEDを
用いて一部が書き換えられた(イレーズされた)後のメ
モリ133b上のテストデータの例を、それぞれ図4
(b)及び図(c)に示す。ここでは、ECC付きのデ
ータのうち、第3番目の34ビットデータ部分が全て
“1”に書き換えられ(イレーズされ)ている。
【0040】次にCPU12は、図4(c)に示す、イ
レーズ(書き換え)後のメモリ133a上のデータを当
該メモリ133aから読み出して、そのデータをヘッド
142によりディスク媒体141の所定領域に書き込ま
せる(ステップS14)。このディスク媒体141の書
き込みは、メモリ133aから読み出されたデータを図
示せぬパラレル/シリアル変換器によりシリアルデータ
に変換し、そのシリアルデータをマルチプレクサ133
d、プリコーダ131b及び記録補償回路131cを介
してヘッドアンプ144に送出することにより実現され
る。
【0041】次にCPU12は、ディスク媒体141の
所定領域に書き込まれた、イレーズ部分を含むデータ
(テストデータ)をヘッド142により読み出させる
(ステップS15)。すると、ディスク媒体141の所
定領域上のデータは、ヘッド142中のリード用のMR
ヘッド(MR素子)で再生される。この再生されたデー
タ信号(NRZI信号)はヘッドアンプ144中のリー
ドアンプ144bで増幅されて、R/Wチャネル13へ
転送される。R/Wチャネル13に送られたデータは、
VGA132a、CTF132b、FIRフィルタ13
2c、ビタビデコーダ132dを介して復号される。こ
の復号されたデータ(NRZIデータ)は、ポストコー
ダ132eによりNRZデータに変換された後、デコー
ダ132fにより元のコードに変換(34ビット→32
ビット変換)される。
【0042】ここで、TA検出器132gは、VGA1
32aの出力レベルを監視し、当該出力レベルが閾値を
超えている場合、その期間だけ“1”となるフラグ(T
Aフラグ)F1を出力する。同様にビタビエラー検出器
132hは、ビタビデコーダ132dにより実行される
復号処理で最も確からしいデータ列が特定できなかった
ビタビエラーの場合に、そのデータ列に対応するビタビ
エラーの期間だけ“1”となるビタビエラーフラグF2
を出力する。同様にコード違反検出器132iは、デコ
ーダ132fに入力されたデータ列の中から、34ビッ
ト(ブロック)単位に、予め誤りであると定められてい
る例えば値が全て“1”の特定パターンのデータ列を、
コード違反のデータ列として検出する。コード違反検出
器132iは、検出したコード違反データ列に対応する
期間だけ“1”となるコード違反フラグF3を出力す
る。
【0043】したがって、イレーズ部分を含むテストデ
ータがディスク媒体141から読み出された本実施形態
では、コード違反検出器132iが正しく動作している
ならば、図4(c)から明らかなように、テストデータ
中の第3番目の34ビットがコード違反として検出され
て、対応するコード違反フラグF3が出力される。この
場合、イレージャーポインター生成器132jが正しく
動作しているならば、TA検出器132g及びビタビエ
ラー検出器132hの検出結果に無関係に、ポストコー
ダ132eからデコーダ132fに入力されたテストデ
ータ中の少なくとも第3番目の34ビット(ブロック)
に対応する期間、つまりホスト20からのイレーズ位置
情報EPIに基づいてイレーズされたデータ部分に対応
する期間“1”となるイレージャーポインターEPが、
当該イレージャーポインター生成器132jにより生成
される。このイレージャーポインターEPは、デコーダ
132fから出力されるコード変換されたテストデータ
と共にHDC11に送られる。また、イレージャーポイ
ンターEPは、メモリ133bにも送られる。CPU1
2は、このイレージャーポインターEPをメモリ133
bの所定領域に書き込ませる(ステップS16)。な
お、図1には、イレージャーポインターEPをメモリ1
33bに書き込む際に必要となる、リードクロックに同
期して動作するシリアル/パラレル変換器は省略されて
いる。
【0044】次にCPU12は、メモリ133a及び1
33bから比較器133cに、イレーズ位置情報EPI
の示す箇所のデータ部分を読み出させる(ステップS1
7)。ここでは、テストデータ中の第3番目の34ビッ
ト、つまり値が全て“1”のイレーズされたデータ部分
がメモリ133aから読み出されると共に、イレージャ
ーポインターのうち、その第3番目の34ビットの位置
に対応するデータ(ポインター)部分が読み出される。
【0045】比較器133cは、メモリ133a及び1
33bから読み出されたデータを比較し、その比較結果
CRをCPU12に通知する。この比較結果CRは、イ
レージャーポインター生成機能の検証結果を表す。ここ
で、テストデータ中の第3番目の34ビットの位置に対
応するイレージャーポインター部分は、コード違反検出
器132iにより正しくコード違反が検出されて、イレ
ージャーポインター生成器132jにより正しくイレー
ジャー生成が行われたならば、当該テストデータ中の第
3番目の34ビットに一致する。この場合、比較器13
3cからCPU12には、一致を示す比較結果CRが通
知される。
【0046】CPU12は、比較器133cから比較結
果CRを受け取ると、その比較結果CRをホスト20に
通知する(ステップS18)。ホスト20は、比較結果
CRが一致を示していた場合、HDD10でのイレージ
ャーポインター生成機能が正常であること判定する。こ
れに対し、比較結果CRが不一致を示していた場合、C
PU12は、HDD10でのイレージャーポインター生
成機能が正常でないと判定する。
【0047】一方、HDC11内のECCエラー訂正回
路112は、R/Wチャネル13内のデコーダ132f
によりコード変換されたデータ(テストデータ)とイレ
ージャーポインター生成器132jにより生成されたイ
レージャーポインターEPとがR/Wチャネル13から
送られると、そのデータ(テストデータ)のエラー訂正
を、イレージャーポインターEPと当該データに付され
ているECCとに基づいて行う。ECCエラー訂正回路
112によるエラー訂正後のデータは、HDC11から
ホスト20に転送される。ホスト20は、このエラー訂
正後のデータが元のテストデータに一致しているなら
ば、イレージャーポインターによるエラー訂正(イレー
ジャー訂正)が正常に行われたと判定する。このとき、
イレージャーポインター生成機能が正常であると判定さ
れているならば、HDC11内のECC生成回路111
及びECCエラー訂正回路112を含む、ECCに関係
する回路部分(ECCブロック)も正常に動作している
と判定できる。
【0048】ホスト20は、HDD10へのイレージャ
ー検証コマンドの発行を、イレーズ位置情報EPIの示
すイレーズする箇所(開始位置及び/またはサイズ)を
変更しながら、予め定められた回数繰り返す(ステップ
S7)。これにより、イレージャー検証を高精度に行う
ことができる。
【0049】このように本実施形態においては、ホスト
20はHDD10に対してイレージャー検証コマンドを
発行するだけで、HDD10内のCPU12の制御のも
とでテストデータの一部をイレーズさせてディスク媒体
141に書き込ませ、そのデータをディスク媒体141
から読み出させることにより、当該ディスク媒体141
から読み出されたデータに対してイレージャーポインタ
ー生成器132jによりイレージャーポインターを生成
させ、テストデータのイレーズされた部分と、そのイレ
ーズ部分に対応するイレージャーポインターの部分とを
比較器133cにより比較させ、その比較結果をCPU
12を介してホスト20が受け取ることで、その比較結
果からイレージャー生成機能が正常であるか否かを簡単
に確認できる。
【0050】また本実施形態においては、ディスク媒体
141から読み出された、一部がイレーズされたテスト
データをホスト20がHDC11から受け取り、そのデ
ータが元のテストデータに一致しているかを調べること
により、イレージャー訂正が正常に行われたかを簡単に
確認できる。
【0051】以上の説明では、ホスト20からのイレー
ジャー検証コマンドに応じてCPU12が動作して、ホ
スト20でのイレージャー検証を支援する制御を行うも
のとしている。しかし、HDD10の例えば起動時の初
期化処理で、CPU12が自律的にイレージャー検証モ
ードを設定し、当該CPU12自身が、イレージャーポ
インター生成機能とイレージャーポインター利用による
エラー訂正機能とを検証する構成とすることも可能であ
る。
【0052】また、上記実施形態においては、本発明を
磁気ディスク装置(HDD)に適用した場合について説
明した。しかし本発明は、光ディスク装置、光磁気ディ
スク装置、磁気テープ装置など、記録媒体を対象とする
データの記録再生が可能な記録再生装置全般に適用する
ことができる。
【0053】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、イ
レーズ位置情報の指定するイレーズ位置とイレージャー
ポインターの示す誤り位置とを比較することにより、イ
レージャーポインターがエラー位置を正しく示している
か、つまり記録再生装置におけるイレージャーポインタ
ー生成機能が正常であるかを、簡単に検証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるホスト20によるイレージ
ャー検証処理の手順を示すフローチャート。
【図3】ホスト20からのイレージャー検証コマンドを
HDD10が受け付けた場合の当該HDD10内のCP
U12の処理手順を示すフローチャート。
【図4】CPU12による強制イレーズ動作を説明する
ための図。
【図5】イレージャーポインターを使用する効果の具体
例を示す図。
【符号の説明】
10…HDD(磁気ディスク装置、記録再生装置) 11…HDC 12…CPU 13…R/Wチャネル 14…DE(ディスクエンクロージャ) 111…ECC生成回路(誤り符号生成回路) 112…ECCエラー訂正回路(誤り訂正回路) 131…ライトチャネル 131a…エンコーダ 132…リードチャネル 132a…VGA 132d…ビタビデコーダ 132f…デコーダ 132g…TA(熱アスペリティ)検出器 132h…ビタビエラー検出器 132i…コード違反検出器 132j…イレージャーポインター生成器 133…イレージャー検証回路 133a,133b…メモリ 133c…比較器 141…ディスク媒体 142…ヘッド 144…ヘッドアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 G11B 20/18 572F G06F 11/10 330 G06F 11/10 330P H03M 13/01 H03M 13/01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体へのデータの記録時には、当該
    データをもとに誤り訂正符号を生成し、その生成した誤
    り訂正符号を当該データに付加して前記記録媒体に記録
    し、前記記録媒体からのデータの再生時には、再生され
    たデータのうち誤りのある位置を検出して、その誤りの
    位置を示すイレージャーポインターを生成し、前記再生
    されたデータの誤りを、当該データに付加されている誤
    り訂正符号と前記生成されたイレージャーポインターと
    により訂正する記録再生装置におけるイレージャーポイ
    ンターの機能を検証する方法であって、 イレージャーポインターの機能を検証するための検証モ
    ードにおいて、前記記録媒体への記録対象となる、誤り
    訂正符号が付加されたテストデータのうち、イレーズ位
    置情報の指定する位置のデータ部分をイレーズするステ
    ップと、 前記テストデータ中の指定位置のデータ部分がイレーズ
    される都度、そのイレーズ後のテストデータを前記記録
    媒体に記録するステップと、 前記記録媒体に記録されたテストデータを再生するステ
    ップと、 前記再生されたテストデータの誤り位置を検出して、そ
    の誤り位置を示すイレージャーポインターを生成するス
    テップと、 生成されたイレージャーポインターの示す誤り位置と前
    記イレーズ位置情報の指定するイレーズ位置とを比較す
    るステップと、 前記誤り位置と前記イレーズ位置との比較結果に基づい
    てイレージャーポインター生成機能を検証するステップ
    とを具備することを特徴とするイレージャーポインター
    の機能を検証する方法。
  2. 【請求項2】 前記再生されたテストデータに付加され
    ているエラー訂正符号と前記生成されたイレージャーポ
    インターとをもとに当該テストデータの誤りを訂正する
    ステップと、 前記誤りが訂正されたテストデータと元のテストデータ
    とからイレージャー訂正機能を検証するステップとを更
    に具備することを特徴とする請求項1記載のイレージャ
    ーポインターの機能を検証する方法。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正符号が付加されたテストデ
    ータを第1の記憶手段に格納するステップと、 前記テストデータの誤り位置を示すイレージャーポイン
    ターを前記第2の記憶手段に格納するステップとを更に
    具備し、 前記イレーズするステップでは、前記第1の記憶手段に
    格納されているテストデータのうち前記指定位置のデー
    タ部分を全て所定の論理値に書き換えることで、当該デ
    ータ部分がイレーズされ、 前記テストデータの誤り位置を示すイレージャーポイン
    ターを生成するステップでは、当該誤り位置に相当する
    部分が全て前記所定の論理値を示すイレージャーポイン
    ターが生成され、 前記比較するステップは、前記第1の記憶手段に格納さ
    れているテストデータと前記第2の記憶手段に格納され
    ているイレージャーポインターの、それぞれ前記イレー
    ズ位置情報の指定する位置のデータ部分を比較すること
    で、当該イレージャーポインターの示す誤り位置と前記
    イレーズ位置情報の指定するイレーズ位置とを比較する
    ことを特徴とする請求項1記載のイレージャーポインタ
    ーの機能を検証する方法。
  4. 【請求項4】 前記イレーズ位置情報を切り替えるステ
    ップを更に具備し、 前記イレーズ位置情報を切り替えながら前記イレーズす
    るステップを繰り返すことで、前記イレージャーポイン
    ターの機能の検証を繰り返すことを特徴とする請求項1
    記載のイレージャーポインターの機能を検証する方法。
  5. 【請求項5】 前記イレーズ位置情報を切り替えるステ
    ップでは、前記テストデータ中のイレーズの対象となる
    部分の開始位置及びサイズを切り替えることを特徴とす
    る請求項4記載のイレージャーポインターの機能を検証
    する方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体へのデータ記録及び記録媒体か
    らのデータ再生とがヘッドを介して行われる記録再生装
    置において、 前記記録媒体へのデータの記録時には、当該データをも
    とに誤り訂正符号を生成する誤り符号生成回路と、 前記誤り符号生成回路により生成された誤り訂正符号が
    対応するデータに付加された状態で前記記録媒体に記録
    するデータ形式に変換するライトチャネルと、前記ヘッ
    ドにより前記記録媒体から読み出されたデータを元のデ
    ータ形式に再生するリードチャネルであって、再生され
    たデータのうち誤りのある位置を検出して、その誤りの
    位置を示すイレージャーポインターを生成するイレージ
    ャーポインター生成器を含むリードチャネルと、 前記リードチャネルにより再生されたデータの誤りを、
    当該データに付加されている誤り訂正符号と、前記イレ
    ージャーポインター生成器により生成された、当該デー
    タのうちの誤りのある位置を示すイレージャーポインタ
    ーとから訂正する誤り訂正回路と、 イレージャーポインターの機能を検証するための検証モ
    ードにおいて、前記記録媒体への記録対象となるテスト
    データに対して前記誤り符号生成回路により誤り符号が
    生成された場合、その誤り符号が付加された当該テスト
    データのうち、イレーズ位置情報の指定する位置のデー
    タ部分をイレーズして、そのイレーズ後のテストデータ
    を前記記録媒体に記録させた後、当該イレーズされたテ
    ストデータを前記記録媒体から再生させる制御手段と、 前記イレーズされたテストデータが再生された際に前記
    イレージャーポインター生成器により生成されたイレー
    ジャーポインターの示す誤り位置と前記イレーズ位置情
    報の指定するイレーズ位置とを比較することで、イレー
    ジャーポインター生成機能の検証結果を表す比較結果を
    出力する比較器とを具備することを特徴とする記録再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110688246A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 旺宏电子股份有限公司 集成电路及用以操作集成电路上的存储器的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110688246A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 旺宏电子股份有限公司 集成电路及用以操作集成电路上的存储器的方法

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