JP2003346011A - 不動産仲介システムとそれを実現するための方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

不動産仲介システムとそれを実現するための方法及びコンピュータプログラム

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JP2003346011A
JP2003346011A JP2002156125A JP2002156125A JP2003346011A JP 2003346011 A JP2003346011 A JP 2003346011A JP 2002156125 A JP2002156125 A JP 2002156125A JP 2002156125 A JP2002156125 A JP 2002156125A JP 2003346011 A JP2003346011 A JP 2003346011A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不動産購入予定者に対しより多くの物件情報
の提供を可能にすることを目的とする。 【解決手段】 不動産購入に関する処理を行うPC2と
不動産販売に関する処理を行うPC3との間で不動産取
引の仲介を行うサーバー1と、サーバー1に備えられて
いる記憶装置とからなる。サーバー1は、顧客を特定す
るための顧客特定情報を含む購入情報をPC2から受信
し、その購入情報の閲覧要求をPC3からを受信した場
合、前記購入情報をPC3に対して送信する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不動産売買の仲介
を行うシステム等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで不動産購入予定者が不動産を購
入する場合は、購入予定者が不動産屋に直接出向いて販
売物件の紹介を求めたり、販売物件を掲載した雑誌を購
入して希望条件に合う物件を購入予定者が探していた。
また、最近ではインターネットのホームページに掲載さ
れている販売物件を購入予定者が閲覧して、条件に合う
物件を探すケースも増えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の不動
産購入の方法では、購入予定者が希望に合う物件を自ら
探していた。しかし、購入予定者の探し方が足りない
と、折角希望通りの販売物件があるにも拘わらず、それ
を見つけることができず、結局希望通りの物件を購入す
ることができない場合がある。また、購入予定者が不動
産屋を一軒一軒まわって物件の紹介を求める場合、各不
動産屋で自分の希望を毎回説明しなければならないと言
う問題も生じていた。更に、同じ販売物件を複数の不動
産屋で取り扱っている場合もあるので、購入予定者は重
複した物件を紹介されるという問題も生じていた。そこ
で、これら問題を解決できるシステム等が求められると
ころである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、次の
ようなシステム、方法、コンピュータプログラムであ
る。 (1)不動産購入に関する処理を行う不動産購入手段と
不動産販売に関する処理を行う不動産販売手段との間で
不動産取引の仲介を行う仲介手段と、その仲介手段に備
えられている記憶手段とからなり、前記仲介手段は、顧
客を特定するための顧客特定情報を含む購入情報を前記
不動産購入手段又は前記不動産販売手段から受信し、そ
の購入情報の閲覧要求を前記不動産販売手段からを受信
した場合、前記購入情報の内容を前記不動産販売手段に
対して送信する。 (2)前記購入情報には顧客の連絡先が含まれる。 (3)前記購入情報には顧客が希望する購入条件が含ま
れる。 (4)前記購入条件には条件項目とそれに対応する妥協
情報が含まれる。 (5)前記記憶手段には複数の購入情報からなる購入情
報群が記憶されており、前記仲介手段は、前記不動産販
売手段から送信された販売条件を含む販売情報を受信
し、前記購入情報群から前記販売条件を充足する購入情
報を抽出し、抽出された購入情報を不動産販売手段に送
信する。 (6)前記仲介手段は、前記購入情報に基づいて顧客の
顧客記簿を作成するものであり、前記不動産販売手段か
ら前記顧客特定情報を含む記簿閲覧要求を受信した場
合、受信した顧客特定情報に対応する顧客の前記顧客記
簿を前記不動産販売手段に送信する。 (7)前記仲介手段は、顧客特定情報とその顧客に既に
紹介された物件を示す紹介物件情報を前記不動産購入手
段又は前記不動産販売手段から受信し、受信した顧客特
定情報に対応する顧客の前記顧客記簿に、前記紹介物件
情報を含める。 (8)前記仲介手段は、顧客特定情報とその顧客の変動
情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売手段から
受信し、受信した顧客特定情報に対応する顧客の前記顧
客記簿に、前記変動情報を含める。 (9)前記記憶手段には、複数の業者連絡情報からなる
業者連絡情報群が記憶され、前記業者連絡情報は顧客特
定情報とその顧客を担当する業者の連絡先とで構成され
るものであり、前記仲介手段は、前記不動産購入手段又
は前記不動産販売手段から成約した顧客を特定する成約
顧客特定情報を含む第一成約情報を受信した場合、前記
成約顧客特定情報に対応する業者の連絡先を抽出し、そ
の連絡先に成約があった旨を示す第一成約済情報を送信
する。 (10)前記記憶手段には、複数の紹介履歴情報からな
る紹介履歴情報群が記憶され、前記紹介履歴情報は紹介
した物件を特定する物件特定情報とその物件を紹介した
顧客の連絡先とで構成され、前記仲介手段は、前記不動
産購入手段又は前記不動産販売手段から成約した物件を
特定する成約物件特定情報を含む第二成約情報を受信し
た場合、前記成約物件特定情報に対応する顧客の連絡先
を抽出し、その連絡先に成約があった旨を示す第二成約
済情報を送信する。 (11)前記購入情報には購入希望地が含まれ、前記仲
介手段は、前記購入情報群から前記購入希望地が共通す
る前記購入情報を抽出し、抽出された購入情報に基づい
て購入グループを作成し、その購入グループの内容を前
記不動産販売手段に送信する。 (12)前記仲介手段は、前記不動産購入手段又は不動
産販売手段から顧客特定情報を含む前記購入グループへ
の加入申込を受信した場合、その購入グループに前記顧
客特定情報に特定される顧客を加入させる。 (13)前記購入グループにはグループ全体での合計予
算が含まれる。 (14)前記購入グループにはグループ全体での合計土
地面積が含まれる。 (15)前記記憶手段には複数の販売情報からなる販売
情報群が記憶されており、前記販売情報には販売物件を
特定する物件特定情報が含まれ、前記仲介手段は、前記
物件特定情報が示す販売物件の参照状況を物件毎に集計
し、前記物件特定情報と前記参照状況を対応づけて記憶
し、前記不動産購入手段又は不動産販売手段から物件特
定情報を含む参照状況閲覧要求を受信した場合、受信し
た物件特定情報に対応する前記参照状況を抽出し、抽出
した前記参照状況を返送する。 (16)前記参照状況とは、何割の顧客がその物件を参
照したかを示す参照割合である。 (17)前記参照状況とは、何人の顧客がその物件を参
照したかを示す参照人数である。 (18)前記参照状況とは、その販売物件をどの顧客が
何回参照したかを示す参照回数又は総参照回数である。 (19)前記仲介手段は、顧客の熱心度を顧客毎に算出
し、その熱心度と顧客特定情報とを対応づけて記憶し、
その熱心度と顧客特定情報とを前記不動産販売手段に送
信する。 (20)前記仲介手段は、前記熱心度を順位づけ、その
順位を前記不動産販売手段に送信する。 (21)前記記憶手段には、前記順位の変遷が記憶され
ており、前記仲介手段は、その順位の変遷を前記不動産
販売手段に送信する。 (22)前記仲介手段は、顧客が販売物件閲覧のために
ログインした回数を集計するものであり、前記熱心度は
前記ログイン回数に基づいて算出される。 (23)前記仲介手段は、販売物件毎の閲覧回数を顧客
毎に集計するものであり、前記熱心度は前記閲覧回数に
基づいて算出される。
【0005】
【発明の第一実施形態】本発明の第一実施形態を図に基
づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウ
ェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図であ
る。これらハードウェアは、仲介サーバー1(不動産売
買の仲介を行う会社が利用するサーバー)と、PC2
(不動産購入予定者である顧客が利用するコンピュー
タ)と、PC3(不動産販売業者が利用するコンピュー
タ)とからなる。このサーバー1、PC2、PC3は各
々インターネット4(通信手段)を通じてデータの送受
信が可能になるよう接続されている。サーバー1、PC
2、PC3はデータを記憶するための記憶装置とデータ
を送受信するためのデータ送信部並びにデータ受信部と
を各々内蔵し、それらを用いてデータの送受信を行う。
【0006】各々の記憶装置には本発明を実現するため
のコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されて
おり、各装置はこのコンピュータプログラムの命令を受
けて各データを処理し、本発明を実施する。PC2及び
PC3にはデータを表示するための表示モニタ11、デ
ータ入力用のキーボード12、マウス13が各々備えら
れている。なお、ここではサーバー1が仲介手段として
の役割を果し、サーバー1に備えられている記憶装置が
記憶手段としての役割を果し、PC2が不動産購入手段
としての役割を果たし、PC3が不動産販売手段として
の役割を果たす。
【0007】次に、本発明の処理手順を説明する。本発
明は図2に示す通り、<ユーザー希望条件登録:STE
P1>→<販売物件登録:STEP2>→<販売物件紹
介:STEP3>→<紹介済物件の登録:STEP4>
→<物件参照記録ファイルへの登録:STEP5>→<
物件閲覧:STEP6>→<物件参照記録ファイル更
新:STEP7>→<紹介物件ファイル更新:STEP
8>→<ランキング処理:STEP9>→<成約登録:
STEP10>→<手数料分配処理:STEP11>→
<他の顧客への通知:STEP12>の手順で行われ
る。以下、これらの処理について説明する。
【0008】<ユーザー希望条件登録:STEP1>ド
リームカンパニーという会社では不動産売買の仲介シス
テムを提供している。このシステムは、まず不動産購入
予定者(顧客)が自らの希望条件を登録する必要があ
る。東京都在住の山田太郎さんは、このシステムに参加
して不動産を購入したいと思い、自宅にあるPC2を利
用してドリームカンパニーが運営するホームページ(ユ
ーザーが希望する条件を登録するのためのページ)にア
クセスした。これにより図3のような内容がPC2の表
示モニタ11に表示される。なお、この時点でユーザー
IDの欄や予算・土地面積等の欄には情報が入力されて
いないものとする。また、山田さんは一戸建購入を希望
しているため、一戸建の情報を登録するためのホームペ
ージにアクセスしたものとする。
【0009】山田さんは、自分の希望する物件の条件
(ユーザーIDや予算・土地面積等)を入力し、画面下
の「送信」をクリックした。これによりPC2は希望デ
ータ「ユーザーID:U0001/パスワード:tar
o(表示モニタ11では「****」と表示)/種別:
一戸建て/予算:4500万円/土地面積:120平方
メートル/建物面積:100平方メートル/間取:4L
DK/希望沿線:東急田園都市線/希望駅:青葉台駅」
を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はその希望
データを受信する。
【0010】サーバー1にはユーザー希望情報ファイル
が記憶されている(図4)。このユーザー希望情報ファ
イルは複数のユーザー希望情報レコードからなるもので
あり、山田さんが送信した希望データはユーザー希望登
録ファイルの1レコードとしてこのファイルに追加・記
憶される(図4)。なお、希望データ及びユーザー希望
情報レコードに「駅まで徒歩○分」や「駅までバスで○
分」のような立地条件を加えてもよい。これにより山田
さんの希望条件の登録が完了する。なお、サーバー1に
は図5のようなユーザー基本情報ファイル(ユーザーの
個人情報等を記憶するファイル)が記憶されており、山
田さんは事前に自らの個人情報をPC2からサーバー1
に送信し、それを受信したサーバー1はその内容(ユー
ザー基本情報レコード)「ユーザーID:U0001/
パスワード:taro/名前:山田太郎/住所:東京都
港区赤坂○−○−○/電話番号:03−3582−XX
XX/電子メール:yamada@tokyo.co.jp/加入グルー
プ:情報なし/成約物件:情報なし」(図5)をユーザ
ー基本情報ファイルの1レコードとして組込んでいるの
である(記憶しているのである)。なお、本実施形態で
は、このユーザー希望情報レコードとユーザー基本情報
レコードとが購入情報としての役割を果し、ユーザー希
望情報ファイルとユーザー基本情報ファイルとが購入情
報群としての役割を果し、ユーザーIDが顧客特定情報
としての役割を果し、電子メール(アドレス)が連絡先
としての役割を果し、種別・予算・土地面積・建物面積
・間取・希望沿線・希望駅からなるデータが購入条件と
しての役割を果す。
【0011】<販売物件登録:STEP2>港不動産と
いう不動産会社は、ドリームカンパニーのシステムの会
員になっており、港不動産に勤務する田口さんは新しく
取り扱うことになった物件の情報を入力しようと考えて
いる。田口さんは、会社にあるPC3を利用してドリー
ムカンパニーが運営するホームページ(物件情報を登録
するのためのページ)にアクセスした。これにより図6
のような内容がPC3の表示モニタ11に表示される。
なお、この時点で業者IDの欄や予算・土地面積等の欄
には情報が入力されていないものとする。
【0012】田口さんは、新しい物件の情報等(業者I
Dや予算・土地面積等)を入力し、画面下の「送信」を
クリックした。これによりPC3は登録物件データ「業
者ID:C0001/パスワード:5678(表示モニ
タ11では「****」と表示)/種別:一戸建て/予
算:4400万円/土地面積:110平方メートル/建
物面積:90平方メートル/間取:4LDK/沿線:東
急田園都市線/駅:青葉台駅」を作成し、サーバー1に
送信し、サーバー1はその登録物件データを受信する。
【0013】サーバー1には物件ファイルが記憶されて
いる。この物件ファイルは複数の物件レコードからなる
ものであり、山田さんが送信した登録物件データは、サ
ーバー1により物件IDが付与され、その後物件ファイ
ルの1レコードとしてこのファイルに追加・記憶される
(図7)。これにより新しい物件の登録が完了する。な
お、本実施形態では、この物件レコードが販売情報とし
ての役割を果し、物件ファイルが販売情報群としての役
割を果し、それに含まれる物件IDが物件特定情報とし
ての役割を果し、種別・予算・土地面積・建物面積・間
取・沿線・駅が販売条件としての役割を果す。更に、物
件ファイルへの登録後、サーバー1に以下の処理を行わ
せてもよい。物件ファイル登録後、また新たにユーザー
登録、又は既存ユーザーの登録内容の変更が行われた場
合にはその物件ファイルに登録された物件の売買契約が
成立するまで自動的に新規ユーザー又は条件変更をした
ユーザーに対し、上記物件情報は送信される。その際、
物件を登録した不動産業者にはメールにて、「物件情報
Aを○○様に紹介しました。」また、顧客を登録した不
動産業者には、「○○様に物件が紹介されました。」と
いう旨を通知する。また、物件ファイルに既に登録され
ている物件は他の不動産業者は登録できない。仮に似た
ような物件を登録しようとした場合、運営者側に知らせ
られる。
【0014】<販売物件紹介:STEP3>港不動産の
田口さんは、上記の通り(図7の通り)登録した新しい
物件を顧客に紹介したいと考えている。田口さんはドリ
ームカンパニーが運営するホームページ(紹介先を検索
するためのページ)にアクセスした。これにより図8の
ような内容がPC3の表示モニタ11に表示される。な
お、この時点で物件IDの欄には情報が入力されていな
いものとする。
【0015】田口さんは、新しい物件のIDを入力し、
画面下の「検索」をクリックした。これによりPC3は
検索要求データ「物件ID:R0001」を作成し、サ
ーバー1に送信し、サーバー1はその検索要求データを
受信する。そして、紹介可能な物件を抽出するため以下
の処理を行う。 (1)サーバー1は「物件ID:R0001」に基づい
て物件ファイル(図7)を検索し、「物件ID:R00
01」の内容(図7)「業者ID:C0001/パスワ
ード:5678/種別:一戸建て/予算:4400万円
/土地面積:110平方メートル/建物面積:90平方
メートル/間取:4LDK/沿線:東急田園都市線/
駅:青葉台駅」を抽出する。 (2)サーバー1は上記(1)で抽出した内容に基づい
て図4のユーザー希望情報ファイルを検索し、「物件I
D:R0001」の内容(種別・予算・土地面積・建物
面積・間取・沿線・駅)を充足するユーザー希望情報レ
コードを抽出する。なお、「物件ID:R0001」の
内容を充足するレコードとは、例えば、全ての内容が一
致するものであってもよいし、ユーザーの予算より額が
少ないレコード、土地面積や建物面積がユーザーの希望
より広いレコードを「充足するレコード」として抽出し
てもよい。また、本実施形態ではこの検索処理により7
件のレコードが抽出されたものとする。 (3)サーバー1は、上記(1)(2)で抽出したデー
タに基づいて検索結果「物件ID:R0001/抽出結
果:U0001、U0009、U0012、U001
5、U0019、U0024、U0033」を作成し、
それをPC3に送信する。なお、本実施形態では、この
検索要求データが閲覧要求としての役割を果し、山田さ
んのユーザーID「U0001」が購入情報の内容とし
ての役割を果す。
【0016】前述の検索結果を受信したPC3はそれを
記憶し、それをPC3の表示モニタ11に図9のように
表示する。これを見れば田口さんは「物件ID:R00
01」(図7)をどの顧客に紹介すればよいかを認識で
きる。なお、本実施形態ではユーザーIDのみをPC3
に送信し、表示しているが、ここに上記(2)で抽出し
たユーザー希望情報レコードの全内容をPC3に送信
し、表示させてもよい。このようにすれば田口さんは顧
客が登録した条件(予算や土地面積等)も認識すること
ができる(この場合、山田さんのユーザー希望情報レコ
ードが購入情報の内容としての役割を果す。)。図9の
表示内容を見た田口さんは「ユーザーID:U000
1」(山田太郎さん)に物件を紹介するための電子メー
ルを送ろうと考え、図9「U0001」の右に表示され
ている「送信」をクリックした。これによりPC3はメ
ール送信要求「紹介物件ID:R0001/ユーザーI
D:U0001」を作成し、サーバー1に送信する。
【0017】これを受信したサーバー1は、「ユーザー
ID:U0001」(山田さん)のメールアドレスを図
5のユーザー基本情報ファイルから検索し、「紹介物件
ID:R0001」の物件内容を図7の物件ファイルか
ら検索し、物件紹介メール(図10)「山田太郎様 以
下の物件をご紹介いたします。是非、ご検討下さい。/
予算:4400万円/土地面積:110平方メートル/
建物面積:90平方メートル/間取:4LDK/沿線:
東急田園都市線/駅:青葉台駅/※詳しくは、○○不動
産までお問い合わせ下さい。電話03−2654−XX
XX」を作成する。なお、本実施形態ではこの物件紹介
メールに予め登録しておいたのコメント(「山田太郎様
以下の物件をご紹介いたします。是非、ご検討下さ
い。」等のコメント)を付加している。次に、サーバー
1は物件紹介メールを山田さんのメールアドレスに送信
する。そして、このメールを受信した山田さんはこの物
件を購入すべきか否かを検討する。このようにして物件
は紹介されるのである。
【0018】<紹介済物件の登録:STEP4>次に、
サーバー1は物件ID「R0001」を山田さん(ユー
ザーID「U0001」)に紹介したことを登録する。
サーバー1にはどのユーザーにどの物件を紹介したかを
示す物件紹介ファイル(図11)が記憶されており、サ
ーバー1は「ユーザーID:U0001」に「物件I
D:R0001」を紹介したことを示すデータを追加す
る。即ち、サーバー1は図11の紹介物件ファイルから
前述のメール送信要求の含まれる「ユーザーID:U0
001」を検索キーに検索し、検索されたレコード(図
11)にメール送信要求に含まれる「物件ID:R00
01」とそれを紹介した日付(電子メールを送信した日
付)を付加する。これにより、U0001のユーザー
(ヤマダさん)にどの物件をいつ紹介したかが分るよう
になる。なお、この物件紹介ファイルにはランキングに
関するデータ項目が含まれているが、これらについては
後述する。また、本実施形態では、このメール送信要求
に含まれる物件IDが紹介物件情報としての役割を果
す。
【0019】<物件参照記録ファイルへの登録:STE
P5>次に、サーバー1は物件参照記録ファイルへの登
録を行う。このファイルは各々の物件を誰が何回閲覧し
たか等を記録するファイルである。サーバー1には物件
参照記録ファイル(図12)が記憶されており、サーバ
ー1は「ユーザーID:U0001」に「物件ID:R
0001」を紹介したことを示すデータを追加する。即
ち、サーバー1は図12の物件参照記録ファイルから
「物件ID:R0001」を検索キーに検索し、検索さ
れたレコード(図12)に「ユーザーID:U000
1」とその物件をユーザーが参照した回数(当初は0
回)を付加する。そして、そのユーザーがその物件を閲
覧したら参照回数を加算してゆく(この処理については
後述する)。これにより、その物件をどのユーザーが何
回閲覧したかが分るようになる。なお、この物件参照記
録レコードに含まれるデータの意味内容は以下の通りで
ある。 (a)総参照回数とはその物件が登録されて以来のべ何
人のユーザーがその物件を閲覧したかを示すものであ
る。 (b)参照回数とはその日にのべ何人のユーザーがその
物件がを閲覧したかを示すものである。 (c)参照人数とはその日にその物件を見たユーザーの
数を示すものである。 (d)参照率とは前述の参照回数を全ユーザー数で割っ
た数値である。 (e)参照内訳はその日その物件をどのユーザーが何回
閲覧したかを示すものである。また、本実施形態では、
この参照率が参照割合としての役割を果し、総参照回数
・参照回数・参照率・参照内訳が参照状況としての役割
を果しす。
【0020】<物件閲覧:STEP6>メールを受信し
てその内容を確認した山田さんは紹介された物件の詳細
を閲覧するため、自宅にあるPC2を利用してドリーム
カンパニーが運営するホームページ(ログイン・物件表
示のためのページ)にアクセスした。これにより図13
のような内容がPC2の表示モニタ11に表示される。
なお、この時点でユーザーIDの欄や参照物件等の欄に
は情報が入力されていないものとする。
【0021】山田さんは、自分のユーザーIDやパスワ
ード、参照(閲覧)したい物件IDを入力し、画面下の
「送信」をクリックした。これによりPC2は閲覧デー
タ「ユーザーID:U0001/パスワード:taro
/参照物件ID:R0001」を作成し、サーバー1に
送信し、サーバー1はその閲覧データを受信する(な
お、ここでは参照物件を複数指定できるようになってい
るが、本実施形態では1つの物件を指定するものとす
る)。また、本実施形態では、この閲覧データが参照状
況閲覧要求としての役割を果す。そして、サーバー1は
閲覧データに含まれる「参照物件ID:R0001」に
基づいて物件ファイル(図7)と物件参照記録ファイル
(図12)を検索し、抽出された物件レコード、物件参
照記録レコードの内容に基づいて物件表示データ「物件
ID:R0001/予算:4400万円/土地面積:1
10平方メートル/建物面積:90平方メートル/間
取:4LDK/沿線:東急田園都市線/駅名:青葉台駅
/参照率:20%」を作成し、それをPC2に対して送
信する。これによりPC2の表示モニタ11には図14
のような内容が表示され、これにより山田さんは物件の
詳細を知ることができる。なお、図14のように物件の
写真を表示させてもよい。
【0022】また、図14に表示されている参照率とは
全ユーザのうち何割のユーザーがその物件を閲覧したか
を示すものであり、これをユーザーに見せることによ
り、ユーザーは的確な購入活動を行うことができるので
ある。例えば、この参照率の高い物件であれば、それが
人気のある物件であることがユーザーにも一目で分かる
のでユーザーは「この物件はすぐに売約済みになってし
まうかもしれないから早く不動産業者と商談をしよう」
などと考えることができる。即ち、いままではその物件
が人気があるかどうかは不動産業者しか分からず、顧客
には分からない情報であったがこれにより顧客にも人気
度が分かるのである。よって、全く人気のない物件であ
るにもかかわらず「この物件は人気があるから早く売買
契約を結んだ方がよいですよ」などと不動産業者に嘘を
つかれ、それに騙されて全く人気のない物件を急いで購
入してしまうという失敗を犯さないですむのである。な
お、参照率の他に図12の参照人数や総参照回数、参照
回数を含めてもよい。このようにすればユーザーは参照
人数や総参照回数、参照回数に応じてその物件を購入し
ようかどうか検討することができる。また、本実施形態
で参照数ではなく参照率を表示させたのは、参照人数を
ユーザーに察知させないためである。即ち、この手段は
不動産業者の為の手段ともいえる。なせならユーザーに
おいて、希望情報が完全に一致する物件は非常に少な
く、且つ重なる可能性は低い。その為、ユーザーは少人
数の為、安心してしまい購入行動を起こすのが遅れてし
まう。よって、購入行動を促すために割合を表示してい
るのである。
【0023】<物件参照記録ファイル更新:STEP7
>次に、サーバー1は物件参照記録ファイル(図12)
の内容を更新する。即ち、「ユーザーID:U000
1」(山田さん)が「物件ID:R0001」を参照し
たのであるから、サーバー1は閲覧データに含まれる
「物件ID:R0001」を検索キーにして図12の物
件紹介記録ファイルを検索し、検索されたレコードの
「参照内訳:U0001(0回)」を「参照内訳:U00
01(1回)」とする。これにより「物件ID:R00
01」を山田さんが1回閲覧したことが分るようになる
のである。
【0024】<紹介物件ファイル更新:STEP8>次
に、サーバー1は紹介物件参ファイル(図11)の内容
を更新する。サーバー1は閲覧データに含まれる「ユー
ザーID:U0001/参照物件ID:R0001」に
基づいて紹介物件ファイル(図11)を検索し、抽出さ
れた紹介物件レコードの内容を更新する。即ち、図11
に表された「物件ID:R0001」のログイン数及び
総参照数をに「1」を加える。これにより山田さんが物
件閲覧のために何回ログインしたか、山田さんが何件の
物件を閲覧したかが分るようになる。
【0025】<ユーザーカルテ参照:STEP9>港不
動産の田口さんは山田さん(ユーザーID:U000
1)のユーザーカルテを参照しようと考えている。この
ユーザーカルテとはユーザーの基本情報(住所や電話番
号等)、希望情報(予算や希望地等)、紹介済物件(そ
のユーザーに既に紹介されている物件)などからなり、
そのユーザーに関する全ての内容を知ることができるも
のである。田口さんはこれを参照するため、PC3を利
用してドリームカンパニーが運営するホームページ(ユ
ーザーカルテ参照のためのページ)にアクセスした。こ
れにより図15のような内容がPC3の表示モニタ11
に表示される。なお、この時点で業者IDやユーザーI
Dの欄には情報が入力されていないものとする。
【0026】田口さんは、業者IDや山田さんのユーザ
ーIDを入力し、画面下の「送信」をクリックした。こ
れによりPC2はカルテ参照データ「業者ID:C00
01/ユーザーID:U0001」を作成し、サーバー
1に送信し、サーバー1はそのカルテ参照データを受信
する。なお、本実施形態では、このカルテ参照データが
記簿閲覧要求としての役割を果す。そして、サーバー1
はカルテ参照データに含まれる「ユーザーID:U00
01」に基づいてユーザー希望情報ファイル(図4)、
ユーザー基本情報ファイル(図5)、紹介物件ファイル
(図11)を検索し、抽出された各々レコードに基づい
て、カルテデータ(図16のように表示するためのデー
タ)「ユーザーID:U0001/名前:山田太郎/住
所:東京都港区赤坂○−○−○/電話番号:03−35
82−XXXX/電子メール:yamada@tokyo.co.jp/成
約物件:情報なし/種別:一戸建て/予算:4500万
円/土地面積:120平方メートル/建物面積:100
平方メートル/間取:4LDK/希望沿線:東急田園都
市線/希望駅:青葉台駅/紹介済物件1:R0001
(2002年7月11日)」を作成し、それをPC3に
対して送信し、PC3の表示モニタ11にはカルテデー
タの内容が表示される(図16)。このようにユーザー
カルテを作成し、それを田口さんに見せれば、田口さん
は山田さんの基本情報や希望情報等全ての情報を知るこ
とができ、営業活動に役立てることができる。特に、既
に紹介された物件の情報を確認できるので重複した物件
を紹介することがなくなり、不動産業者にとって効率の
よい営業活動ができ、またユーザーにとっても効率のよ
い物件探しが可能になる。なお、ユーザーに何らかの変
動があった場合(例えば、顧客の収入が突然減ってしま
った、頭金が減ってしまった等の場合)、変更情報(ユ
ーザーIDと変動情報を対応づけた情報)をPC2(或
はPC3)から受信し、サーバー1に予め記憶してお
き、それをカルテデータに含めてもよい。このようにす
れば不動産業者はユーザーの変更内容を知ることがで
き、変更内容にあわせた営業活動が行えるようになる。
また、本実施形態では、このカルテデータが顧客記簿と
しての役割を果す。
【0027】<ランキング処理:STEP10>次に、
サーバー1はランキングを作成する。このランキングは
顧客の購買意欲を数値化し、それを順位づけして顧客の
購買意欲を比較可能にするものである。サーバー1は定
期的に(例えば一週間に一度)、紹介物件レコード(図
11)に含まれるログイン数に総参照数を加えてランキ
ング値を求める(現在の山田さんのランキング値は「0
+0=0」である)。そして、そのランキング値をすべ
てのユーザーについて求め、山田さんが全ユーザー中何
位であるか、その順位づけ(ランキングづけ)を行う。
これにより山田さんは92位と判明し、それを今週のラ
ンキング及びランキング変遷に付加する(図11)。
【0028】以上のような処理手順により、その後3週
間ほどの間に山田さんには何件かのが紹介され(本実施
形態では3つの物件が紹介されたものとする)、山田さ
んはログイン及び物件の閲覧を何度も繰り返した。これ
によりサーバー1の紹介物件ファイル及び物件参照記録
ファイルも更新を繰り返し図17、図18のような内容
になっているものとする。
【0029】港不動産の田口さんはユーザーランキング
を参照したいと考え、PC3からランキング表示要求の
ためのデータ送信を行った。これによりサーバー1は紹
介物件ファイル(図17)を検索し、今週のランキング
の上位数人のユーザーIDを抽出し、ランキングデータ
「1位:U0099/2位:U0046/3位:U00
77/4位:U0002/5位:U0001/……」を
作成し、それをPC3に送信し、それを受信したPC3
はそれを記憶し、表示モニタ11に表示する(図1
9)。これを見た田口さんは「ユーザーID:U000
1」の詳細を見たいと思い、その右横の「詳細」をクリ
ックした。これによりPC3は詳細要求データ「ユーザ
ーID:U0001」を作成し、サーバー1に送信し、
サーバー1は詳細要求データを受信する。
【0030】サーバー1は詳細要求データ「ユーザーI
D:U0001」を検索キーにして紹介物件ファイル
(図17)を検索し、抽出した図17に示す紹介物件レ
コードに基づいて詳細データ「ユーザーID[U000
1]の照会状況/R0001:6回/R0005:3回
/R0010:1回/ランキング変遷:92位→60位
→5位」を作成する(なお、詳細データにランキング値
を加えてもよい)。そして、それをPC3に送信し、そ
れを受信したPC3はそれを記憶し、表示モニタ11に
図20のような内容を表示する。これをみれば不動産業
者は顧客の購買意欲やランキングに応じた効率のよい営
業活動が行える。即ち、ランキングが上位にあるという
ことは購入意志が強い顧客である旨を示し、ランキング
の変遷でランキングが徐々向上している顧客は、購入意
志が徐々に強くなっていることを示すので、このような
購入意欲が強い(或は、強くなってきた)顧客に積極的
に働きかければ効率のよい営業活動が行えるのである。
また、そのユーザーがどの物件を何回閲覧したかも分る
ので、そのユーザーがどの物件に興味を持っているかが
すぐに分る。なお、本実施形態では、ランキング値が熱
心度としての役割を果し、参照回数が閲覧回数としての
役割を果す。
【0031】<成約登録:STEP11>その後山田さ
んは、「物件ID:R0001」の物件が気に入り、港
不動産とその物件を購入する契約を結んだ。これによ
り、山田さんは自分が物件を購入したことをドリームカ
ンパニーのシステムに登録する。山田さんは、自宅にあ
るPC2を利用してドリームカンパニーが運営するホー
ムページ(成約登録のためのページ)にアクセスした。
これにより図21のような内容がPC2の表示モニタ1
1に表示される。なお、この時点でユーザーIDの欄や
成約物件ID等の欄には情報が入力されていないものと
する。
【0032】山田さんは、自分のユーザーIDや成約物
件ID等を入力し、画面下の「送信」をクリックした。
これによりPC2は成約データ「ユーザーID:U00
01/パスワード:taro/物件ID:R0001」
を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はその成約
データを受信する。そして、サーバー1は成約データに
含まれる「ユーザーID:U0001」を検索キーにし
てユーザー基本情報ファイル(図5)を検索し、図5に
示すレコードを抽出し、「成約物件:情報なし」を「成
約情報:R0001」に更新する。なお、本実施形態で
は、成約データが第一成約情報・第二成約情報としての
役割を果し、それに含まれるユーザーIDが成約顧客特
定情報としての役割を果し、物件IDが成約物件特定情
報としての役割を果す。
【0033】次に、サーバー1は物件が成約した旨を知
らせるための処理を行う。即ち、成約した物件(R00
01)は山田さん以外のユーザーにも紹介されているた
め、それらユーザーにその物件は既に成約済である旨を
知らせるのである。サーバー1には、その物件をどの顧
客に既に紹介したかを特定する情報提供履歴ファイル
(図22)が記憶されている。これはサーバー1が図1
1の紹介物件ファイルを物件毎に編集したものである。
即ち、図11の紹介物件ファイルはユーザーID毎にど
の物件を紹介したかを示す情報であるが、この情報提供
履歴ファイルは物件ID毎にその物件を誰に紹介したか
を示すものである。サーバー1は成約データに含まれる
「成約物件ID:R0001」を検索キーにして情報提
供履歴ファイルを検索し、図22に示す情報提供履歴レ
コード「物件ID:R0001/情報提供者(1):ユ
ーザーID:U0001、連絡先:○○○@XXXX.c
o.jp/情報提供者(2):ユーザーID:U0009、
連絡先:△△△@XXXX.co.jp/情報提供者(3):
ユーザーID:U0015、連絡先:ZZZ@XXX
X.co.jp」を抽出する。
【0034】次に、サーバー1は物件IDと予め登録さ
れてるコメントデータに基づいて第二成約済情報(成約
した物件を検討対象から外すよう進めるための通知)
「物件ID=R0001は成約しました。他の物件をご
検討下さい。」を作成し、それを抽出した情報提供履歴
レコードに含まれる連絡先(メールアドレス)すべてに
送信する。そして、これを受信した各顧客は「物件I
D:R0001」が既に成約してしまったことを知り、
他の物件を検討することになる。即ち、このような第二
成約データを顧客に通知することにより、顧客が既に売
れてしまった物件を検討するという不都合を回避できる
のである。なお、本実施形態では、この情報提供履歴レ
コードが紹介履歴情報としての役割を果し、情報提供履
歴ファイルが紹介履歴情報群としての役割を果し、それ
に含まれる物件IDが紹介した物件を特定する物件特定
情報としての役割を果し、情報提供履歴レコードに含ま
れる電子メール(アドレス)が顧客の連絡先としての役
割を果す。
【0035】<手数料分配処理:STEP12>次に、
サーバー1は手数料分配のための処理を行う。これは、
実際に物件を販売した不動産業者と、その顧客を紹介し
た不動産業者とで手数料を分配するための処理である。
サーバー1には、どの業者が顧客(山田さん)を紹介し
たかを特定する担当業者ファイル(図23)が記憶され
ている。サーバー1は成約データに含まれる「ユーザー
ID:U0001」を検索キーにして担当業者ファイル
を検索し、図23に示す担当業者レコード「ユーザーI
D:U0001/名前:山田太郎/担当業者ID:C0
099/担当業者名:海山不動産/担当者名:三田一夫
/電話番号:03−3582−XXXX/電子メール:
mita@xxx.co.jp」を抽出する。これにより、サーバー
1は山田さんを紹介した業者が「海山不動産の三田一夫
氏」でその連絡先が「mita@xxx.co.jp」であると認識
する。
【0036】次に、サーバー1は物件IDと予め登録さ
れているコメントデータに基づいて第一成約済情報(手
数料分配を促すための情報)「物件ID=R0001は
成約しました。手数料の分配に関しお問い合わせ下さ
い。」を作成し、その連絡先「mita@xxx.co.jp」に送
信する。これを受信した海山不動産の三田さんは自らが
紹介した顧客(山田さん)が成約した旨を知ることがで
きる。これにより山田さんを紹介した海山不動産と、物
件を販売した港不動産との間で手数料の分配を行うこと
ができる。即ち、通常であれば物件の仲介手数料は、そ
の物件を販売した港不動産にのみ支払われるのである
が、それでは山田さんを紹介した海山不動産には何のメ
リットもなくなるため、海山不動産と港不動産との間で
手数料の分配を行えるようにするのである。なお、本実
施形態では、この担当業者レコードが業者連絡情報とし
ての役割を果し、担当業者ファイルが業者連絡情報群と
しての役割を果し、それに含まれる電子メール(アドレ
ス)が業者の連絡先としての役割を果す。
【0037】
【発明の第二実施形態】本発明の第二実施形態を図に基
づいて説明する。第二実施形態の内容はほぼ第一実施形
態と同様であるが、山田さんが登録した購入条件に妥協
項目が付加されている点で異なる。以下、第二実施形態
について説明する。
【0038】まず、本発明の処理手順を説明する。本実
施形態では処理手順は原則として第一実施形態と同様で
あるが、<ユーザー希望条件登録:STEP1>、<販
売物件登録:STEP2>、<販売物件紹介:STEP
3>の手順の内容が少し第一実施形態とは異なるので、
これら処理について説明する。
【0039】<ユーザー希望条件登録:STEP1>山
田さんは第一実施形態と同様の作業により、自ら希望す
る購入条件を入力し、更にどの項目はどの程度妥協でき
るものであるか(妥協情報)を登録する(図24)。例
えば、山田さんは一応予算を4500万円としている
が、この額よりも多少高くてもよいと考えているとす
る。この場合、山田さんは「予算=4500万円=妥協
情報:1」とする。このようにして、妥協してもよい項
目(条件項目)には「1」を、できれば妥協したくない
項目(条件項目)には「2」を、妥協できない項目(条
件項目)には「3」を各々入力する。これにより、第一
実施形態と同様の処理により、ユーザー希望情報レコー
ド「ユーザーID:U0001/種別:一戸建て/予
算:4500万円(1)/土地面積:120平方メート
ル(3)/建物面積:100平方メートル(2)/間
取:4LDK(2)/希望沿線:東急田園都市線(3)
/希望駅:青葉台駅(3)」が作成される(図25)。
なお、仲介サーバー1には妥協表示データが記憶されて
おり(図26)、これにより妥協情報の意味が分るよう
になっている。
【0040】<販売物件登録:STEP2>港不動産の
田口さんは、第一実施形態と同様の処理により図27に
示す物件を登録した。なお、この物件は山田さんの希望
とほぼ一致する物件であるが、予算が山田さんの予算
(4500万円)をオーバーしてしまうものである。 <販売物件紹介:STEP3>港不動産の田口さんは、
第一実施形態と同様、自社が扱う物件(図27)を顧客
に紹介したいと考え、第一実施形態と同様の検索処理を
行った(図28)。なお、本実施形態での検索処理は近
似検索処理であり、ユーザーの希望と田口さんの物件の
条件が完全に一致しなくても、合致しない項目が1項目
だけのものでも抽出する処理である。
【0041】これにより、田口さんが扱っている物件の
紹介先が抽出され、図29のような内容が表示モニタ1
1に表示される。そして、例えば、ユーザーID「U0
001」横の「詳細」をクリックすると、PC3は詳細
要求データ「ユーザーID:U0001」を作成し、そ
れをサーバー1に送信する。それを受信したサーバー1
は「ユーザーID:U0001」に基づいてユーザー希
望情報ファイル(図2−2)を検索し、抽出された内容
に基づいて詳細情報「ユーザーID:U0001/種
別:一戸建て/予算:4500万円(1)/土地面積:
120平方メートル(3)/建物面積:100平方メー
トル(2)/間取:4LDK(2)/希望沿線:東急田
園都市線(3)/希望駅:青葉台駅(3)」を作成し、
それをPC3に送信する。それを受信したPC3は、記
憶装置に記憶すると共に図30のように妥協情報を含ん
だ内容を表示する。
【0042】これにより田口さんは、自社の扱う物件
(R0003)が山田さんの希望とほぼ一致し、予算だ
けが相違することを認識し、山田さんは予算については
妥協してもよいと考えていることを知ることができる。
そして、田口さんは山田さん宛に図30のような電子メ
ールを送信して、積極的に営業活動を行える。このよう
にすれば、不動産業者は条件が一致しない物件であって
も、それが紹介する価値がある物件であるかどうかを判
断できる。
【0043】
【発明の第三実施形態】本発明の第三実施形態を図に基
づいて説明する。第三実施形態の内容は原則として第一
実施形態と同様であるが、本実施形態では、山田さんが
他のユーザーとグループを組み、それを登録し、不動産
業者はそのグループに対して物件情報を提供する点で異
なる。以下、第三実施形態について説明する(なお、第
一実施形態と異なる部分だけを説明する)。
【0044】まず、本発明の処理手順を説明する。本実
施形態の処理手順は第一実施形態における処理手順(図
2)の<ユーザー希望条件登録:STEP1>と<販売
物件登録:STEP2>との間に<グループ加入:ST
EP1.5>の処理が行われる点で異なる。以下、これ
らの処理について説明する。
【0045】<グループ加入:STEP1.5>山田さ
んは、自分と同じような物件を探している人とグループ
を組みたいと思い、自宅にあるPC2を利用してドリー
ムカンパニーが運営するホームページ(グループ作成の
ためのページ)にアクセスした。これにより図32のよ
うな内容がPC2の表示モニタ11に表示される。な
お、この時点で希望沿線・駅等の欄には情報が入力され
ていないものとする。山田さんは、自分の希望する沿線
や駅名等を入力し、画面下の「検索」をクリックした。
これによりPC2はグループ検索データ「希望沿線:東
急田園都市線/希望駅:青葉台駅/予算:4500万円
/…」を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はそ
のグループ検索データを受信する。
【0046】サーバー1にはグループ情報ファイルが記
憶されている(図33)。このグループ情報ファイルは
複数のグループ情報レコードからなるものであり、サー
バー1がPC2等から希望駅を含むグループ作成要求を
受信し、それに応じてユーザー希望情報ファイル(図
4)から希望駅が共通するユーザー希望情報レコードを
抽出し、抽出したレコード群に基づいて作成したもので
ある。サーバー1は受信したグループ検索データに基づ
いてグループ情報ファイルを検索し、その結果、グルー
プ情報レコード(図33が示すレコード)「グループI
D:GR007/沿線:東急田園都市線/駅:青葉台駅
/予算:4500万円/……/参加者ID:3(U00
88、U0091、U0132)/参加者上限:4/許
容総額:13500万円」が抽出される。
【0047】サーバー1は、抽出したグループ情報レコ
ードをPC2に送信し、PC2はそれを記憶すると共
に、表示モニタ11に図34のような内容を表示する。
これを見たヤマダさんはこのグループに加入したいと考
え、自分のユーザーIDを入力し、画面右下の「グルー
プ加入」をクリックした。これによりPC2はグループ
への加入申込「ユーザーID:U0001/加入グルー
プ:GR007」を作成し、それをサーバー1に送信す
る。これを受信したサーバー1はグループ加入処理を行
う。即ち、グループ加入申込データに含まれる「加入グ
ループ:GR007」に基づいて再度グループ情報ファ
イルを検索し、ヤマダさんをグループに加入させるため
の処理を行う。即ち、図33の内容「参加者数:3(U
0088、U0091、U0132)/許容総額:13
500万円)」であったグループ情報レコードを図35
のような内容「参加者数:4(U0088、U009
1、U0132、U0001)/許容総額:18000
万円)」に更新する。なお、「許容総額18000万
円」はサーバー1は更新前の許容総額13500万円に
山田さんの予算4500万円を加算したものである。
【0048】更に、サーバー1は、グループ加入申込デ
ータに含まれる「ユーザーID:U0001」に基づい
てユーザー基本情報ファイル(図5)を検索し、ヤマダ
さんのレコードを「加入グループ:なし」から「加入グ
ループ:GR007」に更新する。このようにすればヤ
マダさんがどのグループに加入しているかが判断できる
ようになる。
【0049】そして、本実施形態では<販売物件紹介:
STEP3>の処理は以下の通りとなる。 (1)サーバー1は、紹介したい物件の内容(種別・予
算・土地面積・建物面積・間取・沿線・駅)を充足する
ユーザー希望情報ファイルを検索する際に、ユーザー希
望情報ファイルの他に図33のグループ情報ファイルを
検索する。 (2)グループ情報ファイルに紹介したい物件の内容を
充足するレコードがあった場合、検索結果にはユーザー
IDの他にグループIDを使用する。例えばグループI
D「GR007」が抽出された場合、「物件ID:R0
099/抽出結果:U0022、U0037、GR00
7」のようにし、PC3の表示モニタ11に図36のよ
うに表示する。 (3)田口さんが「グループID:GR007」右横の
「送信」をクリックした場合、PC3はメール送信要求
「紹介物件ID:R0099/グループID:GR00
7」を作成し、それをサーバー1に送信する。 (4)サーバー1は受信したグループIDに基づいてグ
ループ情報ファイル(図33)を検索し、それによりグ
ループ参加者のユーザーIDを特定する(これによりユ
ーザーID:U0088、U0091、U0132、U
0001が特定される)。 (5)サーバー1は特定したユーザーIDに基づいてユ
ーザー基本情報ファイル(図5)を検索し、各々のユー
ザーの電子メールアドレスを特定し、その電子メールア
ドレスに対して物件を紹介するための電子メールを送信
する。
【0050】このようにグループを形成し、許容総額や
許容面積を大きくすれば、例えば、何億円もするような
個人ではとても購入できない物件をも顧客に紹介するこ
とができる。そして、それを紹介されたグループでは、
各々がどの程度の広さの土地をどの程度の価格で購入す
るかをグループ内で話合って決めることができる。即
ち、不動産業者によって押しつけられた土地の広さを押
しつけられた価格で購入するのではなく、自分たち自身
で土地の広さや価格を決めることができる。なお、グル
ープ情報に土地の総面積を加えてもよい。例えば、4人
全員が120平方メートルの土地購入を希望している場
合、サーバー1はこれらを加算し、土地の総面積(グル
ープ全体での合計土地面積)を480平方メートルと
し、これをグループ情報に組込む。これにより不動産業
者は個人ではとても購入できない広さの土地(400坪
の土地)を紹介することができる。なお、本実施形態で
は、グループ情報レコードが購入グループの内容として
の役割を果し、許容総額がグループ全体での合計予算と
しての役割を果し、駅名(青葉台駅)が購入希望地とし
ての役割を果す。また、本実施形態では、グループID
のみをPC3に送信しているが、上記(3)で検索した
グループ情報レコードの内容全てをPC3に送信し、表
示させてもよい。この場合、グループ情報レコードの内
容がグループ情報の内容としての役割を果す。
【0051】上記実施形態おいては特定のケースについ
て説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るもの
ではない。例えば、次のようなケースであっても構わな
い。 (1)上記実施形態では、一戸建を販売するケースにつ
いて説明したが、本発明はこれに限るものではない。例
えば、賃貸物件を販売するケース、土地のみを販売する
ケース、その他あらゆるケースに利用できるものであ
る。 (2)データの内容は実施形態で説明したデータに限ら
ない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他の
どのようなデータであっても構わない。 (3)ハードウェアも実施形態で説明したものに限らな
い。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のど
のようなハードウェアであっても構わない。例えば、P
C2から受信するデータをPC3から受信してもよい
し、PC3から受信するデータをPC2から受信しても
よい。 (4)処理の内容や手順についても実施形態で説明した
ものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができ
れば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構
わない。 (5)「情報(データ)を返送する」とは「情報(デー
タ)を送信する」ことを意味する。ただし、これに限る
ものではない。 (6)上記実施形態に登場するデータ(データレコー
ド、データファイル)のデータ(データ項目)は、原則
として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置
に記憶されているものとする。
【0052】
【発明の効果】本発明を利用すれば、次のような効果が
ある。 (1)ユーザーは自分の希望条件を登録するだけで多数
の物件の紹介を受けることができ、希望にあった物件を
購入することができる。 (2)ユーザーが自分の希望を各不動産屋で説明する手
間も省ける。 (3)ユーザーカルテを利用すれば、重複した物件を紹
介されることの回避できる。 (4)ユーザーは自分の希望情報を1か所だけに登録す
ればそれで済み、ユーザーの手続負担が軽減される。 (5)ユーザーは物件の人気動向や他のユーザーの動向
も把握できる。 (6)不動産業者においては、ユーザーカルテを利用す
ることにより、日本全国の不動産を探している顧客情報
(希望情報や履歴情報等)を閲覧できるようになる。
又、従来よりもマーケティングの強化、従来の査定方法
と異なる新しい査定方法等、より効率のよい営業活動が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するための装置の概略を示す図で
ある。
【図2】処理手順を示すフローチャートである。
【図3】ユーザー希望情報入力フォームを表した図であ
る。
【図4】ユーザー希望情報ファイルを表した図である。
【図5】ユーザー基本情報ファイルを表した図である。
【図6】物件情報入力フォームを表した図である。
【図7】物件ファイルを表した図である。
【図8】紹介先検索画面を表した図である。
【図9】紹介可能顧客一覧を表した図である。
【図10】紹介メールの内容を表した図である。
【図11】紹介物件ファイルを表した図である。
【図12】物件参照記録ファイルを表した図である。
【図13】ログイン画面を表した図である。
【図14】物件の詳細内容を表した図である。
【図15】ユーザーカルテ参照画面を表した図である。
【図16】ユーザーカルテの内容を表した図である。
【図17】紹介物件ファイルを表した図である。
【図18】物件参照記録ファイルを表した図である。
【図19】ユーザーランキングの内容を表した図であ
る。
【図20】ユーザーの照会状況を表した図である。
【図21】成約登録フォームを表した図である。
【図22】情報提供履歴ファイルを表した図である。
【図23】担当業者ファイルを表した図である。
【図24】ユーザー希望情報入力フォームを表した図で
ある。
【図25】ユーザー希望情報ファイルを表した図であ
る。
【図26】妥協データを表した図である。
【図27】物件ファイルを表した図である。
【図28】紹介先検索画面を表した図である。
【図29】近似顧客検索結果を表した図である。
【図30】ユーザー希望情報表示画面を表した図であ
る。
【図31】紹介メールの内容を表した図である。
【図32】グループ検索画面を表した図である。
【図33】グループ情報ファイルを表した図である。
【図34】グループ検索結果を表した図である。
【図35】グループ情報ファイルを表した図である。
【図36】紹介可能顧客一覧を表した図である。
【符号の説明】
1 サーバー 2 PC 3 PC 4 インターネット 11 表示モニタ 12 キーボード 13 マウス

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不動産購入に関する処理を行う不動産購
    入手段と不動産販売に関する処理を行う不動産販売手段
    との間で不動産取引の仲介を行う仲介手段と、その仲介
    手段に備えられている記憶手段とからなり、 前記仲介手段は、顧客を特定するための顧客特定情報を
    含む購入情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から受信し、その購入情報の閲覧要求を前記不動産
    販売手段からを受信した場合、前記購入情報の内容を前
    記不動産販売手段に対して送信することを特徴とする不
    動産仲介システム。
  2. 【請求項2】 前記購入情報には顧客の連絡先が含まれ
    ることを特徴とする請求項1記載の不動産仲介システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記購入情報には顧客が希望する購入条
    件が含まれることを特徴とする請求項1乃至2記載の不
    動産仲介システム。
  4. 【請求項4】 前記購入条件には条件項目とそれに対応
    する妥協情報が含まれることを特徴とする請求項3記載
    の不動産仲介システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段には複数の購入情報からな
    る購入情報群が記憶されており、 前記仲介手段は、前記不動産販売手段から送信された販
    売条件を含む販売情報を受信し、前記購入情報群から前
    記販売条件を充足する購入情報を抽出し、抽出された購
    入情報を不動産販売手段に送信することを特徴とする請
    求項3乃至4記載の不動産仲介システム。
  6. 【請求項6】 前記仲介手段は、前記購入情報に基づい
    て顧客の顧客記簿を作成するものであり、前記不動産販
    売手段から前記顧客特定情報を含む記簿閲覧要求を受信
    した場合、受信した顧客特定情報に対応する顧客の前記
    顧客記簿を前記不動産販売手段に送信することを特徴と
    する請求項1乃至5記載の不動産仲介システム。
  7. 【請求項7】 前記仲介手段は、顧客特定情報とその顧
    客に既に紹介された物件を示す紹介物件情報を前記不動
    産購入手段又は前記不動産販売手段から受信し、受信し
    た顧客特定情報に対応する顧客の前記顧客記簿に、前記
    紹介物件情報を含めることを特徴とする請求項6記載の
    不動産仲介システム。
  8. 【請求項8】 前記仲介手段は、顧客特定情報とその顧
    客の変動情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から受信し、受信した顧客特定情報に対応する顧客
    の前記顧客記簿に、前記変動情報を含めることを特徴と
    する請求項6乃至7記載の不動産仲介システム。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段には、複数の業者連絡情報
    からなる業者連絡情報群が記憶され、前記業者連絡情報
    は顧客特定情報とその顧客を担当する業者の連絡先とで
    構成されるものであり、 前記仲介手段は、前記不動産購入手段又は前記不動産販
    売手段から成約した顧客を特定する成約顧客特定情報を
    含む第一成約情報を受信した場合、前記成約顧客特定情
    報に対応する業者の連絡先を抽出し、その連絡先に成約
    があった旨を示す第一成約済情報を送信することを特徴
    とする請求項1乃至8記載の不動産仲介システム。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段には、複数の紹介履歴情
    報からなる紹介履歴情報群が記憶され、前記紹介履歴情
    報は紹介した物件を特定する物件特定情報とその物件を
    紹介した顧客の連絡先とで構成され、 前記仲介手段は、前記不動産購入手段又は前記不動産販
    売手段から成約した物件を特定する成約物件特定情報を
    含む第二成約情報を受信した場合、前記成約物件特定情
    報に対応する顧客の連絡先を抽出し、その連絡先に成約
    があった旨を示す第二成約済情報を送信することを特徴
    とする請求項1乃至9記載の不動産仲介システム。
  11. 【請求項11】 前記購入情報には購入希望地が含ま
    れ、 前記仲介手段は、前記購入情報群から前記購入希望地が
    共通する前記購入情報を抽出し、抽出された購入情報に
    基づいて購入グループを作成し、その購入グループの内
    容を前記不動産販売手段に送信することを特徴とする請
    求項1乃至10記載の不動産仲介システム。
  12. 【請求項12】 前記仲介手段は、前記不動産購入手段
    又は不動産販売手段から顧客特定情報を含む前記購入グ
    ループへの加入申込を受信した場合、その購入グループ
    に前記顧客特定情報に特定される顧客を加入させること
    を特徴とする請求項11記載の不動産仲介システム。
  13. 【請求項13】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計予算が含まれることを特徴とする請求項11乃至
    12記載の不動産仲介システム。
  14. 【請求項14】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計土地面積が含まれることを特徴とする請求項11
    乃至13記載の不動産仲介システム。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段には複数の販売情報から
    なる販売情報群が記憶されており、前記販売情報には販
    売物件を特定する物件特定情報が含まれ、 前記仲介手段は、前記物件特定情報が示す販売物件の参
    照状況を物件毎に集計し、前記物件特定情報と前記参照
    状況を対応づけて記憶し、前記不動産購入手段又は不動
    産販売手段から物件特定情報を含む参照状況閲覧要求を
    受信した場合、受信した物件特定情報に対応する前記参
    照状況を抽出し、抽出した前記参照状況を返送すること
    を特徴とする請求項1乃至14記載の不動産仲介システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記参照状況とは、何割の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照割合であることを特徴とす
    る請求項15記載の不動産仲介システム。
  17. 【請求項17】 前記参照状況とは、何人の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照人数であることを特徴とす
    る請求項15乃至16記載の不動産仲介システム。
  18. 【請求項18】 前記参照状況とは、その販売物件をど
    の顧客が何回参照したかを示す参照回数又は総参照回数
    であることを特徴とする請求項15乃至17記載の不動
    産仲介システム。
  19. 【請求項19】 前記仲介手段は、顧客の熱心度を顧客
    毎に算出し、その熱心度と顧客特定情報とを対応づけて
    記憶し、その熱心度と顧客特定情報とを前記不動産販売
    手段に送信することを特徴とする請求項1乃至18記載
    の不動産仲介システム。
  20. 【請求項20】 前記仲介手段は、前記熱心度を順位づ
    け、その順位を前記不動産販売手段に送信することを特
    徴とする請求項19記載の不動産仲介システム。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段には、前記順位の変遷が
    記憶されており、 前記仲介手段は、その順位の変遷を前記不動産販売手段
    に送信することを特徴とする請求項19乃至20記載の
    不動産仲介システム。
  22. 【請求項22】 前記仲介手段は、顧客が販売物件閲覧
    のためにログインした回数を集計するものであり、前記
    熱心度は前記ログイン回数に基づいて算出されることを
    特徴とする請求項19乃至21記載の不動産仲介システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記仲介手段は、販売物件毎の閲覧回
    数を顧客毎に集計するものであり、前記熱心度は前記閲
    覧回数に基づいて算出されることを特徴とする請求項1
    9乃至22記載の不動産仲介システム。
  24. 【請求項24】 記憶手段を備え、不動産購入に関する
    処理を行う不動産購入手段と不動産販売に関する処理を
    行う不動産販売手段との間で不動産取引の仲介を行う仲
    介手段に処理を行わせるものであり、 前記仲介手段に顧客を特定するための顧客特定情報を含
    む購入情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売手
    段から受信させ、その購入情報の閲覧要求を前記不動産
    販売手段からを受信した場合、前記購入情報の内容を前
    記不動産販売手段に対して送信させることを特徴とする
    不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  25. 【請求項25】 前記購入情報には顧客の連絡先が含ま
    れることを特徴とする請求項24記載の不動産仲介のた
    めのコンピュータプログラム。
  26. 【請求項26】 前記購入情報には顧客が希望する購入
    条件が含まれることを特徴とする請求項24乃至25記
    載の不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 前記購入条件には条件項目とそれに対
    応する妥協情報が含まれることを特徴とする請求項26
    記載の不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  28. 【請求項28】 前記記憶手段には複数の購入情報から
    なる購入情報群が記憶されており、 前記仲介手段に前記不動産販売手段から送信された販売
    条件を含む販売情報を受信させ、前記購入情報群から前
    記販売条件を充足する購入情報を抽出させ、抽出された
    購入情報を不動産販売手段に送信させることを特徴とす
    る請求項26乃至27記載の不動産仲介のためのコンピ
    ュータプログラム。
  29. 【請求項29】 前記仲介手段は、前記購入情報に基づ
    いて顧客の顧客記簿を作成するものであり、前記不動産
    販売手段から前記顧客特定情報を含む記簿閲覧要求を受
    信した場合、受信した顧客特定情報に対応する顧客の前
    記顧客記簿を前記不動産販売手段に送信させることを特
    徴とする請求項24乃至28記載の不動産仲介のための
    コンピュータプログラム。
  30. 【請求項30】 前記仲介手段に顧客特定情報とその顧
    客に既に紹介された物件を示す紹介物件情報を前記不動
    産購入手段又は前記不動産販売手段から受信させ、受信
    した顧客特定情報に対応する顧客の前記顧客記簿に、前
    記紹介物件情報を含ませることを特徴とする請求項29
    記載の不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  31. 【請求項31】 前記仲介手段に顧客特定情報とその顧
    客の変動情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から受信させ、受信した顧客特定情報に対応する顧
    客の前記顧客記簿に、前記変動情報を含ませることを特
    徴とする請求項29乃至30記載の不動産仲介のための
    コンピュータプログラム。
  32. 【請求項32】 前記記憶手段には、複数の業者連絡情
    報からなる業者連絡情報群が記憶され、前記業者連絡情
    報は顧客特定情報とその顧客を担当する業者の連絡先と
    で構成されるものであり、 前記仲介手段に前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から成約した顧客を特定する成約顧客特定情報を含
    む第一成約情報を受信した場合、前記成約顧客特定情報
    に対応する業者の連絡先を抽出させ、その連絡先に成約
    があった旨を示す第一成約済情報を送信させることを特
    徴とする請求項24乃至31記載の不動産仲介のための
    コンピュータプログラム。
  33. 【請求項33】 前記記憶手段には、複数の紹介履歴情
    報からなる紹介履歴情報群が記憶され、前記紹介履歴情
    報は紹介した物件を特定する物件特定情報とその物件を
    紹介した顧客の連絡先とで構成され、 前記仲介手段に前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から成約した物件を特定する成約物件特定情報を含
    む第二成約情報を受信した場合、前記成約物件特定情報
    に対応する顧客の連絡先を抽出させ、その連絡先に成約
    があった旨を示す第二成約済情報を送信させることを特
    徴とする請求項24乃至32記載の不動産仲介のための
    コンピュータプログラム。
  34. 【請求項34】 前記購入情報には購入希望地が含ま
    れ、 前記仲介手段に前記購入情報群から前記購入希望地が共
    通する前記購入情報を抽出させ、抽出された購入情報に
    基づいて購入グループを作成させ、その購入グループの
    内容を前記不動産販売手段に送信させることを特徴とす
    る請求項24乃至33記載の不動産仲介のためのコンピ
    ュータプログラム。
  35. 【請求項35】 前記仲介手段に前記不動産購入手段又
    は不動産販売手段から顧客特定情報を含む前記購入グル
    ープへの加入申込を受信した場合、その購入グループに
    前記顧客特定情報に特定される顧客を加入させることを
    特徴とする請求項34記載の不動産仲介のためのコンピ
    ュータプログラム。
  36. 【請求項36】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計予算が含まれることを特徴とする請求項34乃至
    35記載の不動産仲介のためのコンピュータプログラ
    ム。
  37. 【請求項37】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計土地面積が含まれることを特徴とする請求項34
    乃至36記載の不動産仲介のためのコンピュータプログ
    ラム。
  38. 【請求項38】 前記記憶手段には複数の販売情報から
    なる販売情報群が記憶されており、前記販売情報には販
    売物件を特定する物件特定情報が含まれ、 前記仲介手段に前記物件特定情報が示す販売物件の参照
    状況を物件毎に集計させ、前記物件特定情報と前記参照
    状況を対応づけて記憶させ、前記不動産購入手段又は不
    動産販売手段から物件特定情報を含む参照状況閲覧要求
    を受信した場合、受信した物件特定情報に対応する前記
    参照状況を抽出させ、抽出した前記参照状況を返送させ
    ることを特徴とする請求項24乃至37記載の不動産仲
    介のためのコンピュータプログラム。
  39. 【請求項39】 前記参照状況とは、何割の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照割合であることを特徴とす
    る請求項38記載の不動産仲介のためのコンピュータプ
    ログラム。
  40. 【請求項40】 前記参照状況とは、何人の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照人数であることを特徴とす
    る請求項38乃至39記載の不動産仲介のためのコンピ
    ュータプログラム。
  41. 【請求項41】 前記参照状況とは、その販売物件をど
    の顧客が何回参照したかを示す参照回数又は総参照回数
    であることを特徴とする請求項38乃至40記載の不動
    産仲介のためのコンピュータプログラム。
  42. 【請求項42】 前記仲介手段に顧客の熱心度を顧客毎
    に算出させ、その熱心度と顧客特定情報とを対応づけて
    記憶させ、その熱心度と顧客特定情報とを前記不動産販
    売手段に送信させることを特徴とする請求項24乃至4
    1記載の不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  43. 【請求項43】 前記仲介手段に前記熱心度を順位づけ
    させ、その順位を前記不動産販売手段に送信させること
    を特徴とする請求項42記載の不動産仲介のためのコン
    ピュータプログラム。
  44. 【請求項44】 前記記憶手段には、前記順位の変遷が
    記憶されており、 前記仲介手段にその順位の変遷を前記不動産販売手段に
    送信させることを特徴とする請求項42乃至43記載の
    不動産仲介のためのコンピュータプログラム。
  45. 【請求項45】 前記仲介手段に顧客が販売物件閲覧の
    ためにログインした回数を集計させるものであり、前記
    熱心度は前記ログイン回数に基づいて算出されることを
    特徴とする請求項42乃至44記載の不動産仲介のため
    のコンピュータプログラム。
  46. 【請求項46】 前記仲介手段に販売物件毎の閲覧回数
    を顧客毎に集計させるものであり、前記熱心度は前記閲
    覧回数に基づいて算出されることを特徴とする請求項4
    2乃至45記載の不動産仲介のためのコンピュータプロ
    グラム。
  47. 【請求項47】 記憶手段を備え、不動産購入に関する
    処理を行う不動産購入手段と不動産販売に関する処理を
    行う不動産販売手段との間で不動産取引の仲介を行う仲
    介手段に処理を行わせるものであり、 前記仲介手段に顧客を特定するための顧客特定情報を含
    む購入情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売手
    段から受信させ、その購入情報の閲覧要求を前記不動産
    販売手段からを受信した場合、前記購入情報の内容を前
    記不動産販売手段に対して送信させることを特徴とする
    不動産仲介方法。
  48. 【請求項48】 前記購入情報には顧客の連絡先が含ま
    れることを特徴とする請求項47記載の不動産仲介方
    法。
  49. 【請求項49】 前記購入情報には顧客が希望する購入
    条件が含まれることを特徴とする請求項47乃至48記
    載の不動産仲介方法。
  50. 【請求項50】 前記購入条件には条件項目とそれに対
    応する妥協情報が含まれることを特徴とする請求項49
    記載の不動産仲介方法。
  51. 【請求項51】 前記記憶手段には複数の購入情報から
    なる購入情報群が記憶されており、 前記仲介手段に前記不動産販売手段から送信された販売
    条件を含む販売情報を受信させ、前記購入情報群から前
    記販売条件を充足する購入情報を抽出させ、抽出された
    購入情報を不動産販売手段に送信させることを特徴とす
    る請求項49乃至50記載の不動産仲介方法。
  52. 【請求項52】 前記仲介手段は、前記購入情報に基づ
    いて顧客の顧客記簿を作成するものであり、前記不動産
    販売手段から前記顧客特定情報を含む記簿閲覧要求を受
    信した場合、受信した顧客特定情報に対応する顧客の前
    記顧客記簿を前記不動産販売手段に送信させることを特
    徴とする請求項47乃至51記載の不動産仲介方法。
  53. 【請求項53】 前記仲介手段に顧客特定情報とその顧
    客に既に紹介された物件を示す紹介物件情報を前記不動
    産購入手段又は前記不動産販売手段から受信させ、受信
    した顧客特定情報に対応する顧客の前記顧客記簿に、前
    記紹介物件情報を含ませることを特徴とする請求項52
    記載の不動産仲介方法。
  54. 【請求項54】 前記仲介手段に顧客特定情報とその顧
    客の変動情報を前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から受信させ、受信した顧客特定情報に対応する顧
    客の前記顧客記簿に、前記変動情報を含ませることを特
    徴とする請求項52乃至53記載の不動産仲介方法。
  55. 【請求項55】 前記記憶手段には、複数の業者連絡情
    報からなる業者連絡情報群が記憶され、前記業者連絡情
    報は顧客特定情報とその顧客を担当する業者の連絡先と
    で構成されるものであり、 前記仲介手段に前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から成約した顧客を特定する成約顧客特定情報を含
    む第一成約情報を受信した場合、前記成約顧客特定情報
    に対応する業者の連絡先を抽出させ、その連絡先に成約
    があった旨を示す第一成約済情報を送信させることを特
    徴とする請求項47乃至54記載の不動産仲介方法。
  56. 【請求項56】 前記記憶手段には、複数の紹介履歴情
    報からなる紹介履歴情報群が記憶され、前記紹介履歴情
    報は紹介した物件を特定する物件特定情報とその物件を
    紹介した顧客の連絡先とで構成され、 前記仲介手段に前記不動産購入手段又は前記不動産販売
    手段から成約した物件を特定する成約物件特定情報を含
    む第二成約情報を受信した場合、前記成約物件特定情報
    に対応する顧客の連絡先を抽出させ、その連絡先に成約
    があった旨を示す第二成約済情報を送信させることを特
    徴とする請求項47乃至55記載の不動産仲介方法。
  57. 【請求項57】 前記購入情報には購入希望地が含ま
    れ、 前記仲介手段に前記購入情報群から前記購入希望地が共
    通する前記購入情報を抽出させ、抽出された購入情報に
    基づいて購入グループを作成させ、その購入グループの
    内容を前記不動産販売手段に送信させることを特徴とす
    る請求項47乃至56記載の不動産仲介方法。
  58. 【請求項58】 前記仲介手段に前記不動産購入手段又
    は不動産販売手段から顧客特定情報を含む前記購入グル
    ープへの加入申込を受信した場合、その購入グループに
    前記顧客特定情報に特定される顧客を加入させることを
    特徴とする請求項57記載の不動産仲介方法。
  59. 【請求項59】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計予算が含まれることを特徴とする請求項57乃至
    58記載の不動産仲介方法。
  60. 【請求項60】 前記購入グループにはグループ全体で
    の合計土地面積が含まれることを特徴とする請求項57
    乃至59記載の不動産仲介方法。
  61. 【請求項61】 前記記憶手段には複数の販売情報から
    なる販売情報群が記憶されており、前記販売情報には販
    売物件を特定する物件特定情報が含まれ、前記仲介手段
    に前記物件特定情報が示す販売物件の参照状況を物件毎
    に集計させ、前記物件特定情報と前記参照状況を対応づ
    けて記憶させ、前記不動産購入手段又は不動産販売手段
    から物件特定情報を含む参照状況閲覧要求を受信した場
    合、受信した物件特定情報に対応する前記参照状況を抽
    出させ、抽出した前記参照状況を返送させることを特徴
    とする請求項57乃至60記載の不動産仲介方法。
  62. 【請求項62】 前記参照状況とは、何割の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照割合であることを特徴とす
    る請求項61記載の不動産仲介方法。
  63. 【請求項63】 前記参照状況とは、何人の顧客がその
    物件を参照したかを示す参照人数であることを特徴とす
    る請求項61乃至62記載の不動産仲介方法。
  64. 【請求項64】 前記参照状況とは、その販売物件をど
    の顧客が何回参照したかを示す参照回数又は総参照回数
    であることを特徴とする請求項61乃至63記載の不動
    産仲介方法。
  65. 【請求項65】 前記仲介手段に顧客の熱心度を顧客毎
    に算出させ、その熱心度と顧客特定情報とを対応づけて
    記憶させ、その熱心度と顧客特定情報とを前記不動産販
    売手段に送信させることを特徴とする請求項47乃至6
    4記載の不動産仲介方法。
  66. 【請求項66】 前記仲介手段に前記熱心度を順位づけ
    させ、その順位を前記不動産販売手段に送信させること
    を特徴とする請求項65記載の不動産仲介方法。
  67. 【請求項67】 前記記憶手段には、前記順位の変遷が
    記憶されており、 前記仲介手段にその順位の変遷を前記不動産販売手段に
    送信させることを特徴とする請求項65乃至66記載の
    不動産仲介方法。
  68. 【請求項68】 前記仲介手段に顧客が販売物件閲覧の
    ためにログインした回数を集計させるものであり、前記
    熱心度は前記ログイン回数に基づいて算出されることを
    特徴とする請求項65乃至67記載の不動産仲介方法。
  69. 【請求項69】 前記仲介手段に販売物件毎の閲覧回数
    を顧客毎に集計させるものであり、前記熱心度は前記閲
    覧回数に基づいて算出されることを特徴とする請求項6
    5乃至68記載の不動産仲介方法。
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