JP2003343399A - 背負式動力作業機用リコイルスタータ装置 - Google Patents

背負式動力作業機用リコイルスタータ装置

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JP2003343399A
JP2003343399A JP2002152188A JP2002152188A JP2003343399A JP 2003343399 A JP2003343399 A JP 2003343399A JP 2002152188 A JP2002152188 A JP 2002152188A JP 2002152188 A JP2002152188 A JP 2002152188A JP 2003343399 A JP2003343399 A JP 2003343399A
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recoil
backpack
working machine
grip
type power
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JP2002152188A
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Fumihiko Aiyama
文彦 相山
Noritoshi Tezuka
文紀 手塚
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Kioritz Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N3/00Other muscle-operated starting apparatus
    • F02N3/02Other muscle-operated starting apparatus having pull-cords
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/13Machine starters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機を背負ったままでのリコイリング操作
を、作業者の体型に関わらず容易かつスムーズに行うこ
とができる背負式動力作業機用リコイルスタータ装置を
提供する。 【解決手段】 リコイルロープ(21)の一端部に取り
付けられたリコイルグリップ(22)が、スタータ本体
部(20A)から引き出されて、作業者の腰部辺りに相
当する部位に配在されたグリップ係止部(25)に係止
されるとともに、作業者の前方(F)に向けて引き出さ
れるようにされている背負式動力作業機用リコイルスタ
ータ装置(20)において、前記グリップ係止部(2
5)の位置を任意に変えることができるようにされてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背負式パワーブロ
ワー(送風掃除機)や背負式動力噴霧機等の背負式動力
作業機に備えられる内燃エンジン始動用のリコイルスタ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、背負式動力作業機に備えられる
空冷2サイクルガソリンエンジン等の内燃エンジン始動
用のリコイルスタータ装置においては、リコイルロープ
の先端に取り付けられたリコイルグリップ(リコイルハ
ンドルとも称される)を前記内燃エンジンの圧縮抵抗力
等に抗して引き出すことにより前記内燃エンジンを始動
させ、該内燃エンジンが始動した後、前記リコイルグリ
ップを離すと、前記リコイルロープがリコイル用付勢手
段(通常はぜんまい)により巻き戻されるようになって
いる。
【0003】そして、前記リコイルロープが巻き戻され
たとき、つまり、始動操作を行わないとき、前記リコイ
ルグリップはスタータ本体部のリコイルロープ引き出し
口に係止されているのが普通である。そのため、前記作
業機を背負った状態では、作業者の手がリコイルグリッ
プに届かず、したがって、前記リコイルグリップを引っ
張ることができず、前記内燃エンジンを始動させること
はできない。
【0004】そこで、背負式動力作業機を背負ったま
ま、始動操作を行うことができるようにすべく、従来、
例えば、実公昭50−11859号、実開昭57−18
4264号、実開昭58−118259号公報等に見ら
れるように、リコイルグリップ(リコイルロープ)をス
タータ本体部(の前記引き出し口)から引き出して、作
業者の腰部辺りに相当する部位に配在されたグリップ係
止部に係止させておき、前記内燃エンジンを始動させる
際には前記リコイルグリップを前記グリップ係止部から
作業者の前方に向けて引き出すようにしたものが提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の背負式動力作業機用リコイルスタータ装置において
は、グリップ係止部が作業機における背負架台の一側端
部に固定されていて、その位置を変えることはできな
い。そのため、作業者の体型如何によっては、リコイリ
ング操作(始動操作)をスムーズに行えないという問題
があった。
【0006】本発明は、上述した如くの従来の問題を解
消すべくなされたもので、その目的とするところは、作
業機を背負ったままでリコイリング操作を作業者の体型
に関わらず容易かつスムーズに行うことができるように
された背負式動力作業機用リコイルスタータ装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る背負式動力作業機用リコイルスタータ
装置は、背負式動力作業機に備えられる内燃エンジン始
動用のもので、リコイルロープの一端部に取り付けられ
たリコイルグリップが、スタータ本体部から引き出され
て、作業者の腰部辺りに相当する部位に配在されたグリ
ップ係止部に係止されるとともに、作業者の前方に向け
て引き出されるようにされている背負式動力作業機用リ
コイルスタータ装置において、前記グリップ係止部の位
置を任意に変えることができるようにされていることを
特徴としている。
【0008】好ましい態様では、前記グリップ係止部を
左右方向及び又は上下方向に移動させることができるよ
うにされる。さらに具体的な好ましい態様では、前記グ
リップ係止部は、横位置調節用ブラケットに固着され、
該横位置調節用ブラケットが、背負架台の一側端部から
左右方向に任意長突出せしめられるとともに、その任意
長突出状態で前記背負架台にねじ部材で締付固定できる
ようにされてなる。
【0009】この場合、前記横位置調節用ブラケット
は、好ましくは、前記背負架台の一側端部に上下方向に
移動可能に配在された高さ位置調節用ブラケットに前記
ねじ部材で締付固定されるとともに、前記高さ位置調節
用ブラケットが、前記背負架台に対して任意の高さ位置
にてねじ部材で締付固定できるようにされる。
【0010】他の好ましい態様では、前記スタータ本体
部と前記グリップ係止部との間の前記リコイルロープの
延出部分に可撓性ガイドパイプが緩く外嵌される。
【0011】前記の如くの構成とされた本発明に係る背
負式動力作業機用リコイルスタータ装置の好ましい態様
においては、グリップ係止部の位置を変えるにあたって
は、例えば、作業者が標準より大柄である場合には、前
記横位置調節用ブラケットを前記背負架台に対して右外
方に移動させて、背負架台の一側端部から前記横位置調
節用ブラケットを適当な長さ分だけ突出させ、この突出
させた状態で、前記横位置調節用ブラケットを前記背負
架台に直接又は間接的に(高さ位置調節用ブラケットを
介して)ねじ部材で締付固定する。
【0012】これにより、前記グリップ係止部及びそれ
に係止される前記リコイルグリップが、前記背負架台の
一側端部から適当な距離だけ右外方に離隔した位置、つ
まり、作業者の体型等に適した位置に配在され、その結
果、作業機を背負ったままでリコイリング操作を、従来
のようにグリップ係止部の位置が一定位置に固定されて
いたものに比して、容易かつスムーズに行うことができ
る。
【0013】また、本発明のリコイルスタータ装置の好
ましい態様では、前記グリップ係止部の位置を左右方向
だけでなく高さ方向にも変えることができる。すなわ
ち、横位置調節用ブラケットが、前記背負架台の一側端
部に上下方向に移動可能に配在された高さ位置調節用ブ
ラケットにねじ部材で締付固定されるとともに、該高さ
位置調節用ブラケットが、前記背負架台に対して任意の
高さ位置にてねじ部材で締付固定できるようにされるの
で、前記グリップ係止部の位置を左右及び上下方向に任
意の移動させることができ、そのため、前記リコイルグ
リップを、特定の作業者により適した位置にて係止して
おくことが可能となり、リコイリング操作を一層容易に
かつスムーズに行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るリコイ
ルスタータ装置の一実施形態を背負式動力作業機と共に
示す右後方斜視図である。図示の背負式動力作業機10
は、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業を、ほうきに代え
て加速・加圧空気によって吹き寄せて行う、パワーブロ
ワー(送風掃除機)と呼ばれるもので、背負いバンド1
4、14が掛けられた側面視L形の背負架台12に、動
力源としての空冷2サイクルガソリンエンジン(内燃エ
ンジン)17が直結された遠心式の送風機15が搭載保
持されている。前記送風機15は、外部の空気を吸入し
てそれに速度と圧力を与えて、その右側部に横向きに突
設された噴出口16から曲がり管19、蛇腹状のフレキ
シブル管、噴管(図示せず)等を介して外部に吹き出す
ようになっている。そして、前記送風機15の回転軸
(図示せず)と同一軸線上に配置された前記内燃エンジ
ン17のクランク軸(図示せず)の外端側(後方側)
に、本実施形態のリコイルスタータ装置20が連結され
ている。
【0015】本実施形態のリコイルスタータ装置20
は、蓄力式のもので、詳細には図示されていないが、リ
コイルロープ21が巻装されて、該リコイルロープ21
(リコイルグリップ22)を介して引っ張ることにより
回転せしめられるロープリール、及び、前記リコイルロ
ープ21を巻き取るべく前記ロープリールを逆転させる
リコイル用付勢手段としてのゼンマイを含む駆動部と、
該駆動部の回転が伝達される従動部と、を備え、前記駆
動部と前記従動部との間に、緩衝・蓄力手段としてのゼ
ンマイ機構が介装され、該緩衝・蓄力手段が、前記駆動
部の駆動の過程において、該駆動部の駆動によって緩衝
しつつ蓄力するとともに、該蓄力により前記従動部を駆
動するようにされている(詳しくは、本発明の出願人に
よる特許第3,274,671号公報等を参照)。
【0016】前記リコイルロープ21の一端部に取り付
けられた前記リコイルグリップ22は、図4を参照すれ
ばよくわかるように、先太り状の握り部22aの前後端
部22f、22eが大径とされており、スタータ本体部
20Aの引き出し口20aから所定長だけ引き出されて
前記背負式動力作業機10における、該作業機10を背
負った作業者の腰部右側あたりに相当する部位に配在さ
れるグリップ係止部25(後述)に係止され、前記内燃
エンジン17を始動させる際には、前記リコイルグリッ
プ22が作業者の前方Fに向けて引き出される(図2参
照)ようにされている。また、前記スタータ本体部20
Aと前記グリップ係止部25との間の前記リコイルロー
プ21の延出部分21Aには、可撓性ガイドパイプ30
が緩く外嵌され、該ガイドパイプ30の前端部30a
は、前記グリップ係止部25に固定され、後端部30b
は、前記引き出し口20aに対向した自由端部とされ
て、木枝に引掛かる等しても支障がないようにされてい
る。
【0017】そして、本実施形態においては、前記グリ
ップ係止部25の位置を左右方向及び高さ(上下)方向
に任意に変えることができるようにされている。
【0018】詳細には、図1〜図3に加えて図4〜図6
を参照すればよくわかるように、前記背負架台12にお
ける縦辺部12Aの右側端部に、断面溝形状の高さ調節
用ガイド60がビス51で止められており、この高さ調
節用ガイド60に、側面視L形状の高さ位置調節用ブラ
ケット50における断面溝形状の縦辺部50Aが上下摺
動自在に嵌合せしめられるとともに、前記高さ位置調節
用ブラケット50における断面溝形状とされた下辺部5
0Bに、横位置調節用ブラケット40が左右摺動自在に
嵌合せしめられるようになっている。
【0019】前記高さ調節用ガイド60の中央部分に
は、スタッドボルト64が、後方に向けて突出した状態
で溶接等により固着されている。また、前記高さ位置調
節用ブラケット50の前記縦辺部50A中央には所定長
の上下方向長穴55が形成されており、この上下方向長
穴55に前記ボルト64が挿入されている。前記高さ位
置調節用ブラケット50の高さ位置は、前記高さ調節用
ガイド60に沿って該ブラケット50を上下方向にスラ
イドさせて適当な位置にて、前記スタッドボルト64に
蝶ナット66を螺合させて締め付け、前記ブラケット5
0を前記高さ調節用ガイド60に固定することより設定
される。
【0020】一方、前記横位置調節用ブラケット40
は、図2、図4に示される如くに、全体が前記引き出し
口20aを中心とした前方Fに向けた円弧を呈するよう
にゆるく湾曲せしめられていて、その中央には所定長の
左右方向長穴45が形成されている。また、前記高さ位
置調節用ブラケット50の前記下辺部50B中央にも、
スタッドボルト54が上方に向けて突出した状態で溶接
等により固着されていて、このスタッドボルト54が前
記左右方向長穴45に挿入されている。前記横位置調節
用ブラケット40の左右方向の位置(前記背負架台12
の右側端部から右外方への突出長L)は、前記高さ位置
調節用ブラケット50の前記下辺部50Bに沿って該ブ
ラケット40を左右方向にスライドさせて適当な位置に
て、前記ボルト54に蝶ナット56を螺合させて締め付
け、前記ブラケット40を前記下辺部50Bに固定する
ことより設定される。
【0021】そして、前記横位置調節用ブラケット40
の右側端部上に前記グリップ係止部25が止めねじ2
8、28で固着されている。前記グリップ係止部25
は、上下二つ割り構造となっており、図4に示される如
くに、その前後端部26、27の中央には、挿通穴26
a、27aが形成されており、それらの挿通穴27a、
26aを介して前記リコイルロープ21が前記リコイル
グリップ22に連結されている。前記グリップ係止部2
5の前記前端部26で前記リコイルグリップ22の前記
後端部22eを係止するようになっている。前記グリッ
プ係止部25の前記後端部27に形成された溝27b
に、前記可撓性ガイドパイプ30の前記ラッパ状先端部
30aが差し込まれて係止されている。
【0022】なお、前記横位置調節用ブラケット40
は、左方(内側)へ引き込まれたときは、前記背負架台
12の前記縦辺部12Aと前記送風機15との間の隙間
S(空気吸い込み用スペース)に挿入されるようになっ
ている。
【0023】前記の如くの構成とされた本実施形態のリ
コイルスタータ装置20において、前記グリップ係止部
25の位置を変えるにあたっては、例えば、作業者が標
準より大柄である場合には、前記横位置調節用蝶ナット
56を緩めて、前記横位置調節用ブラケット40を、実
線で図示されている初期設定位置L1から一点鎖線で示
されている位置L2,L3側に向けて(前記背負架台12
に対して右外方)スライドさせて、前記背負架台12の
右側端部から前記横位置調節用ブラケット40を適当な
長さ分だけ突出させ、この突出させた状態で、前記蝶ナ
ット56を再び締め付けて、前記横位置調節用ブラケッ
ト40を前記高さ位置調節用ブラケット50の前記下辺
部50Bに固定する。
【0024】これにより、前記グリップ係止部25及び
それに係止される前記リコイルグリップ22が、前記背
負架台12の右側端部から適当な距離だけ左右方向外方
に離隔した位置L1,L2,L3、つまり、作業者の体型等
に対応した適位置に配在され、その結果、前記作業機1
0を背負ったままでのリコイリング操作を、従来のよう
にグリップ係止部の位置が固定されていたものに比し
て、容易かつスムーズに行うことができる。
【0025】また、本実施形態のリコイルスタータ装置
20では、前記グリップ係止部25の位置を左右方向だ
けでなく高さ方向にも変えることができる。すなわち、
前記高さ位置調節用蝶ナット66を緩めて前記高さ位置
調節用ブラケット50を、実線で図示されている初期設
定位置H1から、二点鎖線で示されている位置H2,H3
に向けて上方にスライドさせて、適当な位置にて前記蝶
ナット66を再び締め付けて、前記高さ位置調節用ブラ
ケット50を前記高さ調節用ガイド60に固定すればよ
い。
【0026】このように本実施形態のリコイルスタータ
装置20では、前記グリップ係止部25を左右方向だけ
でなく、高さ方向にも任意に移動させることができ、か
つ、外側へ引き出すにつれて前記リコイルグリップ22
が斜向するので、リコイリング操作を一層容易にかつス
ムーズに行うことができる。
【0027】また、本実施形態のリコイルスタータ装置
20では、横位置調節用ブラケット40、高さ位置調節
用ブラケット50、高さ調節用ガイド60、ボルト5
4、64、蝶ナット56、66等からなる単純な構成部
品を既存の背負式動力作業機10に組み付けるだけで、
前記のようにグリップ係止部25の位置を任意にしかも
簡単に変えることができるという利点も有する。
【0028】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しな
い範囲で、設計において、種々の変更ができるものであ
る。例えば、図示実施の形態においては、位置調節手段
として、長穴とスタッドボルト及び蝶ナットを用いてい
るが、所定間隔で適数設けた調節用穴に係止ピンを差し
替えたり、クリックストップ機構等、適宜の手段を選定
使用できることは、いうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の背負式動力作業機用リコイルスタータ装置は、グリ
ップ係止部の位置を任意に変えることができるようにさ
れるので、作業機を背負ったままでのリコイリング操作
を、作業者の体型に関わらず容易かつスムーズに行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリコイルスタータ装置の一実施形
態を背負式動力作業機と共に示す右後方斜視図。
【図2】図1に示されるスタータ装置の部分切欠平面
図。
【図3】図1に示されるスタータ装置の部分切欠後面
図。
【図4】図1に示されるスタータ装置のグリップ係止部
周辺を拡大して示す部分切欠平面図。
【図5】図1に示されるスタータ装置のグリップ係止部
周辺を拡大して示す部分切欠後面図。
【図6】図1に示されるスタータ装置のグリップ係止部
周辺を拡大して示す部分切欠側面図。
【符号の説明】
10 …背負式動力作業機 12 …背負架台 20 …リコイルスタータ装置 20A…スタータ本体部 21 …リコイルロープ 21A…延出部分 22 …リコイルグリップ 25 …グリップ係止部 30 …ガイドパイプ 40 …横位置調節用ブラケット 50 …高さ位置調節用ブラケット 54、64 …ボルト(ねじ部材) 56、66 …蝶ナット(ねじ部材) F …前方

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リコイルロープ(21)の一端部に取り
    付けられたリコイルグリップ(22)が、スタータ本体
    部(20A)から引き出されて、作業者の腰部辺りに相
    当する部位に配在されたグリップ係止部(25)に係止
    されるとともに、作業者の前方(F)に向けて引き出さ
    れるようにされている背負式動力作業機用リコイルスタ
    ータ装置(20)において、前記グリップ係止部(2
    5)の位置を任意に変えることができるようにされてい
    ることを特徴とする背負式動力作業機用リコイルスター
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記グリップ係止部(25)を左右方向
    及び又は上下方向に移動させることができるようにされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の背負式動力作
    業機用リコイルスタータ装置。
  3. 【請求項3】 前記グリップ係止部(25)は、横位置
    調節用ブラケット(40)に固着され、該横位置調節用
    ブラケット(40)が、背負架台(12)の一側端部か
    ら左右方向に任意長突出せしめられるとともに、その任
    意長突出状態で前記背負架台(12)にねじ部材(5
    4、56)で締付固定できるようにされていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の背負式動力作業機用リ
    コイルスタータ装置。
  4. 【請求項4】 前記横位置調節用ブラケット(40)
    は、前記背負架台(12)の一側端部に上下方向に移動
    可能に配在された高さ位置調節用ブラケット(50)に
    前記ねじ部材(54、56)で締付固定されるととも
    に、前記高さ位置調節用ブラケット(50)が、前記背
    負架台(12)に対して任意の高さ位置にてねじ部材
    (64、66)で締付固定できるようにされていること
    を特徴とする請求項3に記載の背負式動力作業機用リコ
    イルスタータ装置。
  5. 【請求項5】 前記スタータ本体部(20A)と前記グ
    リップ係止部(25)との間の前記リコイルロープ(2
    1)の延出部分(21A)に可撓性ガイドパイプ(3
    0)が緩く外嵌されていることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項に記載の背負式動力作業機用リコイ
    ルスタータ装置。
JP2002152188A 2002-05-27 2002-05-27 背負式動力作業機用リコイルスタータ装置 Pending JP2003343399A (ja)

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