JP2003340730A - 研磨布紙の製造方法及び装置 - Google Patents

研磨布紙の製造方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、基材の表面に研磨材を効率よく
付着させて研磨布紙を製造することができる研磨布紙の
製造方法及び装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 帯電器10に高電圧電源11から高電圧
を印加してコロナ放電を発生させると共に電極7に高電
圧電源6から高電圧を印加して電極7と基材8との間に
電界を形成する。研磨材ホッパ2から転写絶縁ベルト5
上に供給された研磨材1は帯電器10からのコロナ放電
により発生したイオンが付着することによってイオン帯
電し、電極7と基材8との間に形成された電界からの静
電力を受けて基材8へと引き寄せられ、予め接着剤が塗
布されている基材8の表面に付着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基材の表面上に
研磨材が付着された研磨布紙の製造方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のサンドペーパ等の研磨布紙の製造
装置を図5に示す。研磨材1が収容された研磨材ホッパ
2の供給口に振動ロッド3が配設され、振動ロッド3の
下方に一対の絶縁ローラ4により駆動されるループ状の
転写絶縁ベルト5が配置されている。この転写絶縁ベル
ト5の内側には外面が絶縁材で覆われると共に高電圧電
源6に接続された電極7が固定されており、この電極7
付近の転写絶縁ベルト5に対向してシート状の基材8が
配置されている。基材8は、電気的に接地されると共に
転写絶縁ベルト5に対向する表面上に予め接着剤が塗布
され、図示しない駆動源により転写絶縁ベルト5と同一
方向へ移動するように構成されている。
【0003】研磨材ホッパ2内の研磨材1が振動ロッド
3により一定流量で転写絶縁ベルト5上に供給され、転
写絶縁ベルト5によって電極7の上にまで搬送される
と、高電圧電源6に接続された電極7と電気的に接地さ
れた基材8との間に形成されている電界によって研磨材
1が帯電し、転写絶縁ベルト5上から基材8の表面上へ
と移動する。基材8の表面には予め接着剤が塗布されて
いるため、研磨材1は基材8の表面に付着する。基材8
へ移動せずに転写絶縁ベルト5上に残留した研磨材1
は、転写絶縁ベルト5が一方の絶縁ローラ4で折り返す
ときに回収容器9に回収され、その後研磨材ホッパ2へ
と戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに電極7と基材8との間に形成された電界によって研
磨材1を帯電させるだけでは、転写絶縁ベルト5から基
材8の表面上へ移動できずに回収容器9に回収される研
磨材1が多く、基材8への研磨材1の付着効率が低いと
いう問題点があった。この発明はこのような問題点を解
消するためになされたもので、基材の表面に研磨材を効
率よく付着させて研磨布紙を製造することができる研磨
布紙の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る研磨布紙
の製造方法は、予め接着剤が塗布された基材の表面上に
研磨材を付着させる研磨布紙の製造方法において、基材
の周辺に電界を形成し、研磨材を帯電させた後にこの研
磨材を電界中に搬送することにより研磨材に電界から静
電力を発生させて基材の表面上に付着させる方法であ
る。研磨材を直接イオン帯電または摩擦帯電してもよ
く、あるいは研磨材を電界中に搬送するための絶縁ベル
トをイオン帯電させることにより研磨材を帯電させるこ
ともできる。
【0006】また、この発明に係る他の研磨布紙の製造
方法は、予め接着剤が塗布された基材の表面上に研磨材
を付着させる研磨布紙の製造方法において、研磨材を流
動化すると共に帯電させ、基材の周辺に電界を形成する
ことにより研磨材に電界から静電力を発生させて基材の
表面上に付着させる方法である。この場合、研磨材が付
着された基材を振動させることにより基材に付着した余
剰研磨材を払い落とすようにすることが好ましい。
【0007】この発明に係る研磨布紙の製造装置は、予
め接着剤が塗布された基材の表面上に研磨材を付着させ
る研磨布紙の製造装置において、研磨材を供給する研磨
材供給手段と、電極を有すると共に電極と基材との間に
電界を形成する電界形成手段と、研磨材供給手段から供
給された研磨材を電界形成手段で形成された電界中に搬
送させる搬送手段と、研磨材供給手段から供給された研
磨材が搬送手段によって電界中に搬送される前にこの研
磨材を帯電させる帯電手段とを備え、帯電手段により帯
電された研磨材に電界から静電力を発生させて研磨材を
基材の表面上に付着させるものである。帯電手段として
は、研磨材供給手段から供給された研磨材をイオン帯電
させる帯電器または研磨材供給手段から供給される研磨
材を摩擦帯電させる振動ロッドを用いることができる。
あるいは、搬送手段として研磨材を載せて搬送する絶縁
ベルトを使用し、研磨材供給手段から研磨材が供給され
る部位より上流側で絶縁ベルトをイオン帯電させる帯電
器を帯電手段として採用することもできる。
【0008】また、この発明に係る他の研磨布紙の製造
装置は、予め接着剤が塗布された基材の表面上に研磨材
を付着させる研磨布紙の製造装置において、基材の表面
に向かって開放された研磨材の流動層装置と、流動層装
置内に配設された電極を有して研磨材を帯電させると共
に電極と基材との間に電界を形成する帯電手段とを備
え、帯電手段により帯電された研磨材に電界から静電力
を発生させて研磨材を基材の表面上に付着させるもので
ある。さらに、研磨材が付着された基材を振動させるこ
とにより基材に付着した余剰研磨材を流動層装置内へ払
い落とす加振機を備えることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係る研
磨布紙の製造装置の構成を示す。研磨材1が収容された
研磨材ホッパ2の供給口に振動ロッド3が配設され、振
動ロッド3の下方に、一対の絶縁ローラ4により駆動さ
れるループ状の転写絶縁ベルト5が配置されている。こ
の転写絶縁ベルト5の内側には外面が絶縁材で覆われる
と共に高電圧電源6に接続された電極7が固定されてお
り、この電極7付近の転写絶縁ベルト5にその表面を対
向させてシート状の基材8が配置されている。基材8
は、電気的に接地されると共に転写絶縁ベルト5に対向
する表面上に予め接着剤が塗布され、図示しない駆動源
により転写絶縁ベルト5と同一方向へ移動するように構
成されている。また、下流側の絶縁ローラ4の下方に回
収容器9が配置されている。
【0010】さらに、振動ロッド3により研磨材1が供
給される部位と電極7との間に位置する転写絶縁ベルト
5の近傍に帯電器10が配設され、この帯電器10に高
電圧電源11が電気的に接続されている。なお、研磨材
ホッパ2及び振動ロッド3によりこの発明の研磨材供給
手段が、絶縁ローラ4及び転写絶縁ベルト5により搬送
手段が、高電圧電源6及び電極7により電界形成手段
が、帯電器10及び高電圧電源11により帯電手段がそ
れぞれ形成されている。
【0011】次に、この実施の形態1の動作について説
明する。まず、帯電器10に高電圧電源11から高電圧
を印加してコロナ放電を発生させると共に電極7に高電
圧電源6から高電圧を印加して電極7と電気的に接地さ
れた基材8との間に電界を形成する。この状態で、研磨
材ホッパ2内の研磨材1が振動ロッド3により一定流量
で転写絶縁ベルト5上に供給され、転写絶縁ベルト5に
よって帯電器10の近傍にまで搬送されると、コロナ放
電により発生したイオンが研磨材1に付着することによ
って研磨材1がイオン帯電する。
【0012】さらに転写絶縁ベルト5により搬送されて
研磨材1が電極7の上にまで至ると、電極7と基材8と
の間に電界が形成されているため、研磨材1に電界から
の静電力が発生し、研磨材1が基材8へと引き寄せら
れ、基材8の表面上に移動する。基材8の表面には予め
接着剤が塗布されているので、研磨材1は基材8の表面
に付着される。研磨材1はコロナ放電によりイオン帯電
しているので、電界から大きな静電力を受け、効率よく
基材8の表面に付着されるが、基材8へ移動できずに転
写絶縁ベルト5上に残留した研磨材1は、転写絶縁ベル
ト5が絶縁ローラ4で折り返すときに回収容器9に回収
され、その後研磨材ホッパ2へと戻される。
【0013】実施の形態2.図2に実施の形態2に係る
研磨布紙の製造装置の構成を示す。この製造装置は、図
1に示した実施の形態1の装置において、帯電器10及
び高電圧電源11を省略すると共に振動ロッド3の代わ
りに4フッ化エチレン等の摩擦帯電させやすい材質から
形成された振動ロッド12を研磨材ホッパ2の供給口に
配設したものである。この実施の形態2では、研磨材ホ
ッパ2により研磨材供給手段を、振動ロッド12により
帯電手段をそれぞれ形成している。
【0014】まず、電極7に高電圧電源6から高電圧を
印加して電極7と基材8との間に電界を形成する。この
状態で、研磨材ホッパ2内の研磨材1が振動ロッド12
により一定流量で転写絶縁ベルト5上に供給される。こ
のとき、研磨材1は4フッ化エチレン等からなる振動ロ
ッド12との接触により摩擦帯電して供給される。この
ため、転写絶縁ベルト5により研磨材1が電極7の上に
まで搬送されると、電極7と基材8との間に形成されて
いる電界からの静電力が研磨材1に発生し、研磨材1が
基材8へと引き寄せられ、基材8の表面上に移動する。
基材8の表面には予め接着剤が塗布されているので、研
磨材1は基材8の表面に付着される。研磨材1は摩擦帯
電しているので、電界から大きな静電力を受け、効率よ
く基材8の表面に付着される。
【0015】実施の形態3.図3に実施の形態3に係る
研磨布紙の製造装置の構成を示す。この製造装置は、図
1に示した実施の形態1の装置において、帯電器10及
び高電圧電源11の代わりに、研磨材ホッパ2及び振動
ロッド3から研磨材1が供給される部位より上流側に位
置する転写絶縁ベルト5の近傍に帯電器13を配設し、
この帯電器13に高電圧電源14を電気的に接続したも
のである。これら帯電器13及び高電圧電源14により
帯電手段を形成している。
【0016】まず、帯電器13に高電圧電源14から高
電圧を印加してコロナ放電を発生させると共に電極7に
高電圧電源6から高電圧を印加して電極7と基材8との
間に電界を形成する。この状態で、研磨材ホッパ2内の
研磨材1が振動ロッド3により一定流量で転写絶縁ベル
ト5上に供給されるが、その上流側で帯電器13からの
コロナ放電により発生したイオンが転写絶縁ベルト5に
付着することによって転写絶縁ベルト5が既にイオン帯
電している。このような転写絶縁ベルト5の上に研磨材
1が供給されるため、転写絶縁ベルト5に付着していた
イオンが研磨材1に付着して研磨材1がイオン帯電する
こととなる。
【0017】従って、転写絶縁ベルト5により研磨材1
が電極7の上にまで搬送されると、電極7と基材8との
間に形成されている電界からの静電力が研磨材1に発生
し、研磨材1が基材8へと引き寄せられ、基材8の表面
上に移動する。基材8の表面には予め接着剤が塗布され
ているので、研磨材1は基材8の表面に付着される。研
磨材1はイオン帯電しているので、電界から大きな静電
力を受け、効率よく基材8の表面に付着される。
【0018】実施の形態4.図4に実施の形態4に係る
研磨布紙の製造装置の構成を示す。流動層装置15は、
上方が開放されると共に多孔板16によって上部室と下
部室とに2分されている。下部室には圧縮空気を供給す
るための空気流入口17が形成され、多孔板16にはそ
の先端が上部室内に突出するように複数の放電極18が
取り付けられると共にこれら放電極18に高電圧電源1
9が電気的に接続されている。複数の放電極18及び高
電圧電源19により帯電手段が形成されている。また、
上部室には研磨材投入ホッパ20が連結されている。
【0019】このような流動層装置15の上に、その表
面を下方へ向けてシート状の基材8が図示しない駆動源
により移動するように配置されている。基材8は、電気
的に接地されると共に流動層装置15に対向する表面上
に予め接着剤が塗布されている。さらに、流動層装置1
5の上方で且つ基材8の移動方向下流側には、基材8を
振動させる加振機21が配置されている。
【0020】まず、研磨材投入ホッパ20から所定量の
研磨材1を流動層装置15の上部室内に収容し、放電極
18に高電圧電源19から高電圧を印加してコロナ放電
を発生させると共に放電極18と基材8との間に電界を
形成する。この状態で、流動層装置15の下部室内に圧
縮空気を供給すると、圧縮空気は多孔板16を通って上
部室内に噴出し、これにより研磨材1が流動化されると
共に、放電極18からのコロナ放電により発生したイオ
ンが研磨材1に付着することによって研磨材1がイオン
帯電する。従って、研磨材1に電界からの静電力が発生
し、研磨材1が基材8へと引き寄せられ、基材8の表面
上に移動する。
【0021】流動層装置15の上部室内を浮遊する研磨
材1に電界からの静電力が作用するため、基材8の表面
に直接接触して研磨材1が付着するだけでなく、その研
磨材1の上に余剰に研磨材1が付着されることとなる。
そこで、基材8の移動方向下流側に配置された加振機2
1で基材8を振動させることにより、余剰研磨材1を流
動層装置15の上部室内に払い落とすように構成されて
いる。このとき、予め接着剤が塗布された基材8の表面
に接触した研磨材1のみが基材8に残留する。すなわ
ち、図4に示されるように、流動層装置15の上部室に
は、複数の放電極18の上方の研磨材付着ゾーンと、加
振機21の周辺の余剰研磨材払落しゾーンとが形成され
ている。余剰研磨材払落しゾーンでは加振機21によっ
て余剰研磨材1が流動層装置15の上部室内に払い落と
されるため、余剰研磨材1を回収して研磨材投入ホッパ
20へと戻す必要がない。
【0022】なお、研磨材1としては、人造コランダ
ム、ケイ石、エメリー、ザクロ石、炭化ケイ素、アルミ
ナ、カーボランダム、ダイヤモンド等を用いることがで
きる。また、上記の実施の形態1〜4において用いられ
た基材8としては、紙や布を用いることができるが、そ
の他の材質からなるシート状の基材も使用することが可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、研磨材を帯電させた後にこの研磨材を電界中に搬送
する、あるいは電界中で研磨材を流動化すると共に帯電
させることにより研磨材に電界から静電力を発生させて
基材の表面上に付着させるので、基材の表面に研磨材を
効率よく付着させて研磨布紙を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る研磨布紙の製
造装置の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態2に係る研磨布紙の製造装置の構
成を示す図である。
【図3】 実施の形態3に係る研磨布紙の製造装置の構
成を示す図である。
【図4】 実施の形態4に係る研磨布紙の製造装置の構
成を示す図である。
【図5】 従来の研磨布紙の製造装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 研磨材、2 研磨材ホッパ、3,12 振動ロッ
ド、4 絶縁ローラ、5転写絶縁ベルト、6,11,1
4,19 高電圧電源、7 電極、8 基材、9 回収
容器、10,13 帯電器、15 流動層装置、16
多孔板、17空気流入口、18 放電極、20 研磨材
投入ホッパ、21 加振機。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め接着剤が塗布された基材の表面上に
    研磨材を付着させる研磨布紙の製造方法において、 基材の周辺に電界を形成し、 研磨材を帯電させた後にこの研磨材を電界中に搬送する
    ことにより研磨材に電界から静電力を発生させて基材の
    表面上に付着させることを特徴とする研磨布紙の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 研磨材をイオン帯電または摩擦帯電させ
    る請求項1に記載の研磨布紙の製造方法。
  3. 【請求項3】 研磨材を電界中に搬送するための絶縁ベ
    ルトをイオン帯電させることにより研磨材を帯電させる
    請求項1に記載の研磨布紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 予め接着剤が塗布された基材の表面上に
    研磨材を付着させる研磨布紙の製造方法において、 研磨材を流動化すると共に帯電させ、 基材の周辺に電界を形成することにより研磨材に電界か
    ら静電力を発生させて基材の表面上に付着させることを
    特徴とする研磨布紙の製造方法。
  5. 【請求項5】 研磨材が付着された基材を振動させるこ
    とにより基材に付着した余剰研磨材を払い落とす請求項
    4に記載の研磨布紙の製造方法。
  6. 【請求項6】 予め接着剤が塗布された基材の表面上に
    研磨材を付着させる研磨布紙の製造装置において、 研磨材を供給する研磨材供給手段と、 電極を有すると共に電極と基材との間に電界を形成する
    電界形成手段と、 前記研磨材供給手段から供給された研磨材を前記電界形
    成手段で形成された電界中に搬送させる搬送手段と、 前記研磨材供給手段から供給された研磨材が前記搬送手
    段によって前記電界中に搬送される前にこの研磨材を帯
    電させる帯電手段とを備え、前記帯電手段により帯電さ
    れた研磨材に前記電界から静電力を発生させて研磨材を
    基材の表面上に付着させることを特徴とする研磨布紙の
    製造装置。
  7. 【請求項7】 前記帯電手段は前記研磨材供給手段から
    供給された研磨材をイオン帯電させる帯電器を有する請
    求項6に記載の研磨布紙の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記帯電手段は前記研磨材供給手段から
    供給される研磨材を摩擦帯電させる振動ロッドを有する
    請求項6に記載の研磨布紙の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段は研磨材を載せて搬送する
    絶縁ベルトを有し、 前記帯電手段は前記研磨材供給手段から研磨材が供給さ
    れる部位より上流側で前記絶縁ベルトをイオン帯電させ
    る帯電器を有する請求項6に記載の研磨布紙の製造装
    置。
  10. 【請求項10】 予め接着剤が塗布された基材の表面上
    に研磨材を付着させる研磨布紙の製造装置において、 基材の表面に向かって開放された研磨材の流動層装置
    と、 前記流動層装置内に配設された電極を有して研磨材を帯
    電させると共に電極と基材との間に電界を形成する帯電
    手段とを備え、前記帯電手段により帯電された研磨材に
    前記電界から静電力を発生させて研磨材を基材の表面上
    に付着させることを特徴とする研磨布紙の製造装置。
  11. 【請求項11】 研磨材が付着された基材を振動させる
    ことにより基材に付着した余剰研磨材を前記流動層装置
    内へ払い落とす加振機をさらに備えた請求項10に記載
    の研磨布紙の製造装置。
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