JP2003339046A - ジグザグアドレス生成装置 - Google Patents

ジグザグアドレス生成装置

Info

Publication number
JP2003339046A
JP2003339046A JP2002146416A JP2002146416A JP2003339046A JP 2003339046 A JP2003339046 A JP 2003339046A JP 2002146416 A JP2002146416 A JP 2002146416A JP 2002146416 A JP2002146416 A JP 2002146416A JP 2003339046 A JP2003339046 A JP 2003339046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
data
zigzag
output
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002146416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Machida
浩久 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002146416A priority Critical patent/JP2003339046A/ja
Publication of JP2003339046A publication Critical patent/JP2003339046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジグザグアドレス生成用の変換ROMを削減
することで、メモリ容量を低減に寄与すること。 【解決手段】 カウント動作を行うカウンタ10と、カ
ウンタ10の出力を用いて画素格納メモリ30から水平
オルタネート順に画素データを読出すためのアドレスデ
ータが格納されているアドレス変換メモリ20hと、水
平オルタネート順が選択されたときはアドレス変換メモ
リ20hの出力をそのまま画素格納メモリ30に読出し
アドレス信号として出力し、垂直オルタネート順が選択
されたときはアドレス変換メモリ20hの出力の上位側
ビットと下位側ビットを入れ替えて画素格納メモリ30
に読出しアドレス信号として出力する選択回路40とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像圧縮伸長
方式に利用されるジグザグアドレス生成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】動画像を高能率符号化(データ圧縮)す
る国際標準方式MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)を使ったアプリケーションが次々と商品化されてい
る。MPEG1はビデオCDなどに利用され、MPEG
2はDVDプレーヤーなどに利用され、MPEG4は次
世代携帯電話などに利用されている。MPEG方式を利
用するデータ圧縮方式は、動画のデータ量を圧縮する際
に、DCT演算と、量子化と、2次元ランレングス符号
化を行っている。それらについて簡単に説明する。
【0003】DCT(Discrete Cosine Transform)は離
散コサイン変換のことで、これは直交変換の手法の1つ
である。MPEG方式の画像圧縮の場合、例えば8画素
×8画素の小さなブロック(マクロブロック)単位で直
交変換する。一般に画像データは低周波数域成分(以
下、低域成分)の情報が多く、輪郭などの高周波数域成
分(以下、高域成分)が少ない。そこで低域成分に与え
るビット数を多くし、高域成分に与えるビット数を少な
くするようにしてデータ量を少なく(すなわち圧縮)す
る。
【0004】DCTによるデータ変換の例を図2に示
す。図2(a)はDCT変換前のデータとしての画素値
であり、図2(b)はDCT変換後のデータとしてのD
CT係数値である。この場合は、8画素×8画素の1つ
のブロック領域を示している。
【0005】DCT変換後のデータとしてのDCT係数
値は、図2(b)に示すように、左から右へおよび上か
ら下へ周波数が高くなっており、左上から右下へ向かっ
て低域成分データから高域成分データに移行している。
この場合は、低周波数域成分に大きなデータが分布し、
高域成分には小さなデータが分布していることになる。
【0006】図2(a)に示す64個の画素値を保存す
る場合、たとえば1画素に9ビット(-256から255まで
が表現できる)を割り当てると、64画素全部で576
ビットを保存する必要がある。ところが、図2(b)の
左上の1画素のデータに12ビット(-1024から1023まで
表現できる)を割り当て、続く低域成分の15画素のデ
ータに9ビット(-256から255までが表現できる)を割
り当て、残りの48画素のデータに5ビット(-16から1
5までが表現できる)を割り当てると、64画素分のD
CT係数値を保存するのに387ビットしか必要としな
い。このようにすると、図2(b)に示すDCT係数値
は、図2(a)に示す画素値に比べ、8画素×8画素当
たりで189ビットのデータ量が削減できることにな
る。
【0007】図2(c)は、DCT変換後のデータに量
子化を施した後のデータを示すものである。量子化とは
定数で除算することを意味しているが、図2(c)の場
合は、DCT変換後のデータを8で除算し、小数点以下
を四捨五入している。量子化後のデータは、量子化前の
データより各画素に割り当てるビット数が小さくなるこ
とは明らかであるので、図2(c)に示す量子化後のデ
ータは、図2(b)に示すDCT変換後のデータよりさ
らにデータ量が削減できていることになる。また、量子
化することで零のデータが多くなり、零のデータは8画
素×8画素のブロック領域の高域側(右下側)に集まる
ようになる。零のデータはデータのないことを意味する
ので、特に保存する必要がないので、この性質を利用す
ればデータ量をさらに削減できることになる。この性質
を利用する符号化方法に2次元ランレングス符号化があ
る。
【0008】2次元ランレングス符号化では、量子化ま
で実行した2次元の画像データを1次元に並べ直し、任
意の法則に従い符号化する。たとえば、図2(c)に示
す8画素×8画素の64画素分のデータを行方向に3行
分だけ並べてみると、次のように「100,-4,-4,1,
0,0,0,0,5,5,1,-1,-1,-1,0,-1,-1,-1,
0,0,0,0,0,0」になるが、2次元ランレングス符号
化では、この中で零の連続性(run値)と非零の値(leb
el値)を調べて、それらを組にして符号化している。
【0009】すなわち、 100 → (0,100):零は0個で、非零値は100 -4 → (0,-4) :零は0個で、非零値は-4 -4 → (0,-4) :零は0個で、非零値は-4 1 → (0,1) :零は0個で、非零値は1 0,0,0,0,5 → (4,5) :零は4個で、非零値は5 1 → (0,1) :零は0個で、非零値は1 -1 → (0,-1) :零は0個で、非零値は-1 -1 → (0,-1) :零は0個で、非零値は-1 -1 → (0,-1) :零は0個で、非零値は-1 0,-1 →(0,-1) :零は1個で、非零値は-1 -1 → (0,-1) :零は0個で、非零値は-1 -1 → (0,-1) :零は0個で、非零値は-1 0,0,0,0,0,0,0,0,0,-1 → (9,-1) :零は9個で、非零値
は-1のように符号化している。
【0010】このように、run値とlebel値の組を1個の
符号にして符号化を実行するが、この場合にも発生頻度
の高い組み合わせに短いビット長を割り当て、発生頻度
の低い組み合わせに長いビット長を割り当てると、符号
化後のデータ量は小さくなる。2次元ランレングス符号
化の場合、零の数が連続して並ぶほうが組み合わせの数
が少なくなるのは明らかであり、組み合わせ自体が少な
いほど符号化するものが少ないので、データ量がさらに
削減できることが期待できる。零の数を連続して並べる
ためには、8画素×8画素のデータを行方向や列方向に
連続に並べるのは適当でない。それは、DCT後のデー
タは左上から右下に小さくなるので、右下に零が集まる
可能性が高いからである。そこで、8画素×8画素のデ
ータを、零が続くように左上から右下へ並べ直すことが
なされる。それがジグザグアドレッシングという方法
で、MPEG方式では、8画素×8画素のデータを、図
3(a)に示すような順に並べ直すようにジグザグアド
レッシングが定義されている。
【0011】また、MPEG4方式においては、図3
(a)のジグザグアドレッシング方式以外に、図3
(b)に示すような水平オルタネート方式および図3
(c)に示すような垂直オルタネート方式も定義されて
いる。これらの水平/垂直オルタネート方式は、基本は
ジグザグであるが、水平方向を優先にジグザグに並べる
とより零が連続したり、あるいは垂直方向を優先にジグ
ザグに並べるとより零が連続したりするような画像デー
タに適用されるものである。MPEG4ではこれらの3
種類の方法を画像の性質によって使い分け、よりデータ
量を削減することが可能となっている。どの方式で並べ
替えられたかを示す情報は付加されるので、データ圧縮
された符号を復号する場合には、その情報に基づいて元
通りに並べ替えることが可能である。
【0012】ジグザグアドレス生成の方法に関して、図
4と図5を用いて説明する。通常8画素×8画素のデー
タは、図4に示すように、メモリ内に水平方向に順番に
格納されている。たとえば、量子化が終了した8画素×
8画素のデータは、64個のアドレス空間を持つメモリ
に、図3のようなアドレス順に格納している。従って、
図3(a)に示すジグザグアドレッシング方式の場合
は、メモリアドレスを「0,1,8,16,9,2,3,10,
…,61,54,47,55,62,63」のように変化させて、メ
モリからデータを読んでくれば、ジグザグ順にデータを
読み出すことが可能である。しかし、メモリアドレスを
上記のようにジグザグに変化させることは、四則演算処
理では困難である。そこで、メモリアドレスを生成する
回路を利用することになる。これには読みとり専用メモ
リであるROMを利用することが簡単で、従来からこの
方法が一般に利用されている。
【0013】図5に従来のメモリアドレス生成回路の構
成を示す。1は6ビットのカウンタ、2はアドレス変換
ROM、3は画素格納メモリである。カウンタは0から
63まで順番にカウントする。ROMは64アドレス
で、各アドレスには6ビットのデータが格納されてお
り、それらのデータはジグザグアドレスに相当するもの
である。
【0014】すなわち、 アドレス0にはデータ0(000_000) アドレス1にはデータ1(000_001) アドレス2にはデータ8(001_000) アドレス3にはデータ16(010_000) アドレス4にはデータ9(001_001) アドレス5にはデータ2(000_010) アドレス6にはデータ3(000_011) アドレス7にはデータ10(001_010) : : アドレス58にはデータ61(111_101) アドレス59にはデータ54(110_110) アドレス60にはデータ47(101_111) アドレス61にはデータ55(110_111) アドレス62にはデータ62(111_110) アドレス63にはデータ63(111_111) が格納されている。
【0015】カウンタ1がカウントアップする毎にアド
レス変換ROM2からは、図3(a)に示すようなジグ
ザグアドレス値が出力されるので、アドレス変換ROM
2の出力を画素格納メモリ3の読み出しアドレスとして
利用すれば、画素格納メモリ3内の画素データをジグザ
グ順に読み出すことが可能となる。
【0016】MPEG4システムの場合は、ジグザグア
ドレスの種類が、図3(a)〜(c)に示すように、3
種類あるので、従来は、3種類のアドレス変換ROMを
用意し、3種類のアドレス変換ROMのうちから必要な
ジグザグアドレス方式のものを選択し、選択したアドレ
ス変換ROMの出力をアドレスとして画素格納メモリ3
に入力することで、所要のジグザグアドレス方式に対応
する画素データを読み出すようにしている。この場合の
構成例を図6に示す。図6において、1は6ビットのカ
ウンタ、2zはジグザグアドレッシング方式用のアドレ
ス変換ROM、2hは水平オルタネート方式用のアドレ
ス変換ROM、2vは垂直オルタネート方式用のアドレ
ス変換ROM、3は画素格納メモリ、4は選択回路であ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、MPEG
4を利用した従来技術では、ジグザグアドレス生成用の
変換ROMを3個準備する必要があり、メモリ容量が増
大する問題がある。特に、MPEG4方式は、次世代携
帯電話などの携帯機器に利用されることが多いため、メ
モリ容量は少ないほど望ましい。
【0018】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
ジグザグアドレス生成用の変換ROMを削減すること
で、メモリ容量の低減に寄与するジグザグアドレス生成
装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるジグザグアドレス生成装置は、画
素格納メモリに記憶された所定のブロック領域の画素デ
ータをジグザグに読出すためのアドレス信号を生成する
ジグザグアドレス生成装置において、カウント動作を行
うカウンタと、このカウンタの出力を用いて前記画素格
納メモリから水平オルタネート順に画素データを読出す
ためのアドレスデータが格納されているアドレス変換メ
モリと、水平オルタネート順が選択されたときは前記ア
ドレス変換メモリの出力をそのまま前記画素格納メモリ
に読出しアドレス信号として出力し、垂直オルタネート
順が選択されたときは前記アドレス変換メモリの出力の
上位側ビットと下位側ビットを入れ替えて前記画素格納
メモリに読出しアドレス信号として出力する選択回路と
を備えることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、水平オルタネート順が
選択されたときは水平オルタネート用のアドレスデータ
が記憶されているアドレス変換メモリの出力をそのまま
画素格納メモリに読出しアドレス信号として出力し、垂
直オルタネート順が選択されたときはアドレス変換メモ
リの出力の上位側ビットと下位側ビットを入れ替えて画
素格納メモリに読出しアドレス信号として出力するよう
にしており、これにより水平オルタネート用のアドレス
データが記憶されている1つのアドレス変換メモリを用
いて水平/垂直オルタネート順のための読出しアドレス
信号を生成することができる。
【0021】つぎの発明にかかるジグザグアドレス生成
装置は、画素格納メモリに記憶された所定のブロック領
域の画素データをジグザグに読出すためのアドレス信号
を生成するジグザグアドレス生成装置において、カウン
ト動作を行うカウンタと、このカウンタの出力を用いて
前記画素格納メモリから垂直オルタネート順に画素デー
タを読出すためのアドレスデータが格納されているアド
レス変換メモリと、垂直オルタネート順が選択されたと
きは前記アドレス変換メモリの出力をそのまま前記画素
格納メモリに読出しアドレス信号として出力し、水平オ
ルタネート順が選択されたときは前記アドレス変換メモ
リの出力の上位側ビットと下位側ビットを入れ替えて前
記画素格納メモリに読出しアドレス信号として出力する
選択回路とを備えることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、垂直オルタネート順が
選択されたときは垂直オルタネート用のアドレスデータ
が記憶されているアドレス変換メモリの出力をそのまま
画素格納メモリに読出しアドレス信号として出力し、水
平オルタネート順が選択されたときはアドレス変換メモ
リの出力の上位側ビットと下位側ビットを入れ替えて画
素格納メモリに読出しアドレス信号として出力するよう
にしており、これにより垂直オルタネート用のアドレス
データが記憶されている1つのアドレス変換メモリを用
いて水平/垂直オルタネート順のための読出しアドレス
信号を生成することができる。
【0023】つぎの発明にかかるジグザグアドレス生成
装置は、上記の発明において、前記カウンタの出力を用
いて前記画素格納メモリからジグザグアドレッシングに
画素データを読出すためのアドレスデータが格納されて
いるジグザグアドレッシング用アドレス変換メモリを更
に備え、前記選択回路は、ジグザグアドレッシング順が
選択されたときは、前記ジグザグアドレッシング用アド
レス変換メモリの出力を前記画素格納メモリに読出しア
ドレス信号として出力することを特徴としている。
【0024】この発明によれば、ジグザグアドレッシン
グに画素データを読出すためのアドレスデータが格納さ
れているジグザグアドレッシング用アドレス変換メモリ
を追加しており、2つのアドレス変換メモリを用いて水
平/垂直オルタネート順およびジグザグアドレッシング
順のための読出しアドレス信号を生成することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるジグザグアドレス生成装置の好適な実施の
形態を詳細に説明する。
【0026】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1であるMPEG4方式を用いるジグザグアドレス
生成装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、10は6ビットのカウンタ、20zはジグザグアド
レッシング方式用のアドレス変換ROM、20hは水平
オルタネート方式用のアドレス変換ROM、30は画素
格納メモリ、40は選択回路である。
【0027】画素格納メモリ30には、DCT変換前の
画素データが例えば8画素×8画素の1マクロブロック
分記憶されている。カウンタ10は6ビットのカウンタ
であり、0から63までを順番にカウントする。アドレ
ス変換ROM20z,20hは6ビットのアドレス入力
と、6ビットのデータ出力を行うインタフェースをもっ
ている。アドレス変換ROM20zには、図3(a)で
規定されるジグザグ方式の変換テーブルが格納されてお
り、アドレス変換ROM20hには、図3(b)で規定
される水平オルタネート方式の変換テーブルが格納され
ている。各アドレス変換ROM20z,20hの6ビッ
ト出力の6ビットの並びを、MSBから順番に[5]、
[4]、[3]、[2]、[1]、[0]と表すものとする。
【0028】選択回路40は、入力されるセレクト信号
SELに基づき、アドレス変換ROM20zの出力のそ
のままの並びのデータと、アドレス変換ROM20hの
出力のそのままの並びのデータと、アドレス変換ROM
20hの出力の上位3ビットと下位3ビットの入れ替え
た(並びを[2]、[1]、[0]、[5]、[4]、[3]の順番にし
た)データからなる3個のデータのなかから1個の6ビ
ットのデータを選択する回路である。セレクト信号SE
Lには、ジグザグアドレッシング方式、水平/垂直オル
タネート方式のうちのどれを選択するかを識別する情報
が含まれている。
【0029】すなわち、選択回路40は、図3(a)に
示されるジグザグアドレッシング方式で画素格納メモリ
30から画素データを読み出す場合には、アドレス変換
ROM20zの出力をそのまま選択して画素格納メモリ
30に読み出しアドレスとして出力する。また、図3
(b)に示される水平オルタネート方式で画素格納メモ
リ30から画素データを読み出す場合には、アドレス変
換ROM20hの出力のそのままの並びのデータを選択
して画素格納メモリ30に読み出しアドレスとして出力
する。また、図3(c)に示される垂直オルタネート方
式で画素格納メモリ30から画素データを読み出す場合
には、アドレス変換ROM20hの出力の上位3ビット
と下位3ビットの順番を交換したデータを選択して画素
格納メモリ30に読み出しアドレスとして出力する。
【0030】図6に示した従来技術において、水平オル
タネート用のアドレス変換ROM2hと、垂直オルタネ
ート用のアドレス変換ROM2vに格納されているアド
レスデータの一部を以下に示す。 アドレス0:ROM2hにはデータ0(000_000)、ROM2vにはデ
ータ0(000_000) アドレス1:ROM2hにはデータ1(000_001)、ROM2vにはデ
ータ8(001_000) アドレス2:ROM2hにはデータ2(000_010)、ROM2vにはデ
ータ16(010_000) アドレス3:ROM2hにはデータ3(000_011)、ROM2vにはデ
ータ24(110_000) アドレス4:ROM2hにはデータ8(001_000)、ROM2vにはデ
ータ1(000_001) アドレス5:ROM2hにはデータ9(001_001)、ROM2vにはデ
ータ9(001_001) アドレス6:ROM2hにはデータ16(010_000)、ROM2vにはデ
ータ2(000_010) アドレス7:ROM2hにはデータ17(010_001)、ROM2vにはデ
ータ10(001_010) : : アドレス58:ROM2hにはデータ54(110_110)、ROM2vには
データ54(110_110) アドレス59:ROM2hにはデータ55(110_111)、ROM2vには
データ62(111_110) アドレス60:ROM2hにはデータ60(111_100)、ROM2vには
データ39(100_111) アドレス61:ROM2hにはデータ61(111_101)、ROM2vには
データ47(101_111) アドレス62:ROM2hにはデータ62(111_110)、ROM2vには
データ55(110_111) アドレス63:ROM2hにはデータ63(111_111)、ROM2vには
データ63(111_111)
【0031】上記のROM2hとROM2vに格納され
ているデータを比べて明らかなように、ROM2vに格
納するべき内容はROM2hに格納されている内容の上
位3ビットと下位3ビットを交換したデータに一致して
いる。従って、ROM2hの出力データの上位3ビット
と下位3ビットを交換することで、ROM2vに格納し
ている内容を生成していることと同一となる。
【0032】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、従来技術のROM2vを削除し、ROM2vの
出力データに相当する部分に、ROM2hの出力データ
の上位3ビットと下位3ビットを交換したデータを接続
することで、ROMを1個削除しても、従来技術と同一
の動作を実現させるようにしている。
【0033】このようにこの実施の形態1によれば、M
PEG4方式を利用したデータ圧縮システムのジグザグ
アドレス生成用の変換ROMを3個から2個に削減する
ことが可能となり、システムのハードウェア量が少なく
なり、ハードウェア構成が簡単になる。
【0034】実施の形態2.実施の形態1では、水平オ
ルタネート方式の変換テーブルをROM2hに格納して
いるが、垂直オルタネート方式の変換テーブルをROM
2vとして格納しておき、その出力の上位3ビットと下
位3ビットを交換することで、水平オルタネート方式の
出力値を生成しても良い。この方法でも、まったく同一
の効果を得ることができる。
【0035】なお、本発明では、アドレス変換ROM、
画素格納メモリ、選択回路は、同一の機能を有するもの
であれば、任意の回路構成を採用すればよい。また、画
素格納メモリ30に格納されるN×Nの画素数に応じ
て、カウンタ10、アドレス変換ROM20z,20h
のビット数は、任意のビット数を採用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、水平オルタネート順が選択されたときは水平オルタ
ネート用のアドレスデータが記憶されているアドレス変
換メモリの出力をそのまま画素格納メモリに読出しアド
レス信号として出力し、垂直オルタネート順が選択され
たときはアドレス変換メモリの出力の上位側ビットと下
位側ビットを入れ替えて画素格納メモリに読出しアドレ
ス信号として出力するようにしているので、水平オルタ
ネート用のアドレスデータが記憶されている1つのアド
レス変換メモリを用いて水平/垂直オルタネート順のた
めの読出しアドレス信号を生成することができるように
なり、これによりジグザグアドレス生成のためのアドレ
ス変換メモリの個数、容量を削減することができる。
【0037】つぎの発明によれば、垂直オルタネート順
が選択されたときは垂直オルタネート用のアドレスデー
タが記憶されているアドレス変換メモリの出力をそのま
ま画素格納メモリに読出しアドレス信号として出力し、
水平オルタネート順が選択されたときはアドレス変換メ
モリの出力の上位側ビットと下位側ビットを入れ替えて
画素格納メモリに読出しアドレス信号として出力するよ
うにしているので、垂直オルタネート用のアドレスデー
タが記憶されている1つのアドレス変換メモリを用いて
水平/垂直オルタネート順のための読出しアドレス信号
を生成することができるようになり、これによりジグザ
グアドレス生成のためのアドレス変換メモリの個数、容
量を削減することができる。
【0038】つぎの発明によれば、ジグザグアドレッシ
ングに画素データを読出すためのアドレスデータが格納
されているジグザグアドレッシング用アドレス変換メモ
リを備えるようにしているので、2つのアドレス変換メ
モリを用いて水平/垂直オルタネート順およびジグザグ
アドレッシング順のための読出しアドレス信号を生成す
ることができるようになり、ジグザグアドレス生成のた
めのアドレス変換メモリの個数、容量を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるジグザグアド
レス生成装置を示すブロック図である。
【図2】 DCT変換と量子化を説明する図である。
【図3】 MPEG4方式に採用されるジグザグアドレ
ッシング方式、水平オルタネート方式および垂直オルタ
ネート方式を説明する図である。
【図4】 8画素×8画素のブロック領域の画素データ
をメモリに格納する場合のアドレス順を説明する図であ
る。
【図5】 アドレス変換ROMを説明するためのブロッ
ク図である。
【図6】 MPEG4方式における従来のジグザグアド
レス生成装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カウンタ、2 アドレス変換ROM、2h アドレ
ス変換ROM(水平オルタネート)、2v アドレス変
換ROM(垂直オルタネート)、3 画素格納メモリ、
10 カウンタ、20h,20z アドレス変換メモ
リ、30 画素格納メモリ、40 選択回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素格納メモリに記憶された所定のブロ
    ック領域の画素データをジグザグに読出すためのアドレ
    ス信号を生成するジグザグアドレス生成装置において、 カウント動作を行うカウンタと、 このカウンタの出力を用いて前記画素格納メモリから水
    平オルタネート順に画素データを読出すためのアドレス
    データが格納されているアドレス変換メモリと、 水平オルタネート順が選択されたときは前記アドレス変
    換メモリの出力をそのまま前記画素格納メモリに読出し
    アドレス信号として出力し、垂直オルタネート順が選択
    されたときは前記アドレス変換メモリの出力の上位側ビ
    ットと下位側ビットを入れ替えて前記画素格納メモリに
    読出しアドレス信号として出力する選択回路と、 を備えることを特徴とするジグザグアドレス生成装置。
  2. 【請求項2】 画素格納メモリに記憶された所定のブロ
    ック領域の画素データをジグザグに読出すためのアドレ
    ス信号を生成するジグザグアドレス生成装置において、 カウント動作を行うカウンタと、 このカウンタの出力を用いて前記画素格納メモリから垂
    直オルタネート順に画素データを読出すためのアドレス
    データが格納されているアドレス変換メモリと、 垂直オルタネート順が選択されたときは前記アドレス変
    換メモリの出力をそのまま前記画素格納メモリに読出し
    アドレス信号として出力し、水平オルタネート順が選択
    されたときは前記アドレス変換メモリの出力の上位側ビ
    ットと下位側ビットを入れ替えて前記画素格納メモリに
    読出しアドレス信号として出力する選択回路と、 を備えることを特徴とするジグザグアドレス生成装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタの出力を用いて前記画素格
    納メモリからジグザグアドレッシングに画素データを読
    出すためのアドレスデータが格納されているジグザグア
    ドレッシング用アドレス変換メモリを更に備え、 前記選択回路は、ジグザグアドレッシング順が選択され
    たときは、前記ジグザグアドレッシング用アドレス変換
    メモリの出力を前記画素格納メモリに読出しアドレス信
    号として出力することを特徴とする請求項1または2に
    記載のジグザグアドレス生成装置。
JP2002146416A 2002-05-21 2002-05-21 ジグザグアドレス生成装置 Pending JP2003339046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146416A JP2003339046A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 ジグザグアドレス生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146416A JP2003339046A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 ジグザグアドレス生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003339046A true JP2003339046A (ja) 2003-11-28

Family

ID=29705408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002146416A Pending JP2003339046A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 ジグザグアドレス生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003339046A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101461771B1 (ko) 랜덤 액세스 능력을 갖는 이미지 압축 방법
US6285796B1 (en) Pseudo-fixed length image compression scheme
US9706214B2 (en) Image and video decoding implementations
KR101266577B1 (ko) 화상 처리 방법 및 장치
JPH099261A (ja) 信号圧縮装置
KR20140028142A (ko) 비트 예산에 기초한 이미지 데이터의 선택적 무손실-손실 압축
TWI650012B (zh) 用於資料編碼和解碼之設備、方法及儲存媒體
US10419781B2 (en) Storing and retrieving high bit depth image data
WO2013051794A1 (ko) 두 개의 후보 인트라 예측 모드를 이용한 화면 내 예측 모드의 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 장치
US20140146872A1 (en) System And Method For Randomly Accessing Compressed Data From Memory
US6298087B1 (en) System and method for decoding a variable length code digital signal
JPH09162749A (ja) 可変長コード符号化装置
CN103248891B (zh) 一种基于n-bit截尾量化和块内二维预测的参考帧压缩方法
US11677932B2 (en) Image processing device
CN111491163B (zh) 基于对图像块的像素域预处理操作的图像块编码
JP2011234363A (ja) 画像処理システム及び方法
US20060278725A1 (en) Image encoding and decoding method and apparatus, and computer-readable recording medium storing program for executing the method
US20200137402A1 (en) Embedded codec circuitry for sub-block based entropy coding of quantized-transformed residual levels
US20090304073A1 (en) Systems and Methods for the Bandwidth Efficient Processing of Data
JP7020466B2 (ja) 残留レベルデータの位置依存エントロピ符号化のための組込みコーディク(ebc)回路
JP2003339046A (ja) ジグザグアドレス生成装置
ES2299847T3 (es) Tasa de bits fija, compresion y descompresion entre cuadros de un video.
KR20100013142A (ko) 프레임 메모리 압축방법
JPH0556271A (ja) 逆量子化方法および画像データ復元装置
JPS61135285A (ja) デ−タ伸張装置