JP2003337047A - 移動体位置遠隔監視方法及びシステム - Google Patents

移動体位置遠隔監視方法及びシステム

Info

Publication number
JP2003337047A
JP2003337047A JP2002146457A JP2002146457A JP2003337047A JP 2003337047 A JP2003337047 A JP 2003337047A JP 2002146457 A JP2002146457 A JP 2002146457A JP 2002146457 A JP2002146457 A JP 2002146457A JP 2003337047 A JP2003337047 A JP 2003337047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
server device
position information
determination condition
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002146457A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Chikara
盛 知加良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2002146457A priority Critical patent/JP2003337047A/ja
Publication of JP2003337047A publication Critical patent/JP2003337047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体の位置を空間的、時間的に均質的に遠隔
監視でき、通信回数のより少なくして移動体の位置を遠
隔監視できる、移動体位置監視方法及びシステムの提
供。 【解決手段】移動体α側において位置測位装置4により
定期的に測位した結果に基いて、端末装置5が、移動距
離を計算し、一定距離移動することにより通知判定条件
をクリアした毎に、現時点での移動体αの位置情報を、
移動体α側から移動体通信網3を介してサーバ装置1に
通知することにより、サーバ装置1にて移動体αの位置
を遠隔監視するという、特徴的構成手法の採用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の位置を空
間的、時間的に均質的に、より少ない通信回数で効率良
く移動体の位置を遠隔にて監視する移動体位置遠隔監視
方法及びシステムに関するものである。ここで、「移動
体」は、自力で移動するものの他、他の力をかりて移動
する物も含まれ、例えば、車両、歩行者、船舶、列車、
バス、商用車、業務用車、タクシーの類、ペットその他
の動物のみならず、荷物といった物も該当する。
【0002】
【従来の技術】移動体の位置の遠隔監視する方法には、
従来、移動体の位置を遠隔に設置したセンタ装置から定
期的に問合せる方法とか、移動体側から定期的に位置を
センタ装置に送信する方法とかがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、移動体の通
信端末が、最寄りの基地局の位置情報を、移動体通信網
に接続されたセンタ装置に送信することにより、当該移
動体の位置を推定する方法においては、位置判定を行
う度に、移動体の通信端末と移動体通信網側の装置との
間において通信が発生する。
【0004】位置判定の都度、センタ装置で処理を行
うことになり、センタ装置側において処理負荷がかかる
場合には、移動体側で移動体の位置を決定するまで時間
を長く要することになり、結果として、GPSを利用し
たシステムの様な端末装置で独立に位置決定をする方法
より移動距離計算の周期を長くとる必要がある。
【0005】また、GPSを用いて移動体の位置を移動
体側で検出し、センタ装置側に一定周期で送信する方
法、センタ装置側から一定周期で移動体側に問合せる方
法の様に、一定時間間隔での位置を監視する方法におい
ては、移動体の位置をより正確に把握する為に、移動体
の移動速度が速くなる程、送信の間隔又は問合せの間隔
を密にとることになり、結果として、通信回数の増加を
招き、通信コストが増大することになる。
【0006】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は以下の通りである。本発明の第1の目的は、移動
体の位置を空間的、時間的に均質的に遠隔監視できる、
移動体位置遠隔監視方法及びシステムを提供することに
ある。
【0007】本発明の第2の目的は、移動体とそれを監
視する手段との間での通信回数をより少なくして移動体
の位置を遠隔監視できる、移動体位置遠隔監視方法及び
システムを提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、効率的に移動体の
位置を遠隔監視できる、移動体位置遠隔監視方法及びシ
ステムを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと明ら
かとなろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記課題
の解決に当たり、移動体の位置を位置測位装置により定
期的に測位した結果に基いて、移動距離を計算し、一定
距離移動することにより通知判定条件をクリアした毎
に、現時点での移動体の位置情報を、移動体側から移動
体通信網を介してサーバ装置に通知することにより、当
該サーバ装置において移動体の位置を遠隔監視する、と
いう特徴的構成手法を講じる。
【0011】本発明システムは、上記課題の解決に当た
り、移動体の位置を遠隔にて監視するサーバ装置と、移
動体と共に移動する通信装置と通信を行う移動体通信網
と、移動体と共に移動しかつ移動体の位置を測位する位
置測位装置と、当該位置測位装置の測位結果に基いて移
動体の位置座標を得て、当該通信装置及び当該移動体通
信網を介して当該サーバ装置に移動体の位置情報を通知
する端末装置と、当該サーバ装置に当該移動体通信網を
介して送受信する当該通信装置とで構成されたシステム
において、当該端末装置が、当該得た移動体の位置座標
に基いて、移動体の移動距離を計算し、一定距離移動す
ることにより通知判定条件をクリアした毎に、移動体の
位置情報を、当該通信装置及び当該移動体通信網を介し
て当該サーバ装置に通知することにより、当該サーバ装
置が移動体の位置を遠隔監視する、という特徴的構成手
段を講じる。
【0012】更に、具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段
又は手法を採用することにより、上記目的を達成するよ
うになされる。
【0013】本発明方法の第1の特徴は、移動体側にお
いて位置測位装置により測位して、移動体の位置情報を
サーバ装置に通知することにより、移動体の位置を遠隔
監視する方法であって、移動体の位置を前記位置測位装
置により定期的に測位した結果に基いて、移動距離を計
算し、一定距離移動することにより通知判定条件をクリ
アした毎に、現時点での移動体の位置情報を、移動体側
から移動体通信網を介して前記サーバ装置に通知するこ
とにより、当該サーバ装置において移動体の位置を遠隔
監視してなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採用にあ
る。
【0014】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴における前記通知される位置情報が、移
動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報から
なってなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採用にあ
る。
【0015】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴における前記通知判定条件が、
第一判定距離値、第二判定距離値及び経過基準時間値か
らなる通知判定条件パラメータを用いて、前記サーバ装
置に対して前回位置情報の通知をした位置より、第一判
定距離値分移動した時刻から経過基準時間値以内に前回
位置情報の通知をした位置からの移動距離が第二判定距
離値に達した場合に、現に一定距離移動した結果として
条件をクリアするのみならず、前記サーバ装置に対して
前回位置情報の通知をした位置より、第一判定距離値分
移動した時刻から経過基準時間値程経過しても、前回位
置情報の通知をした位置からの移動距離が第二判定距離
値に達しない場合には、前記一定距離移動したと見做
し、見做し結果として条件をクリアする様にも、設定さ
れてなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採用にある。
【0016】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第3の特徴における前記通知される位置情報が、移
動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報と共
に、前記通知判定条件につき、前記現に一定距離移動し
た結果か、前記見做し結果かの何れかによりクリアした
かを示す、通知理由とからなってなる、移動体位置遠隔
監視方法の構成採用にある。
【0017】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記通知
判定条件が、前記サーバ装置により決定されて、かつ前
記移動体通信網を介して前記通知を行う端末装置に遠隔
設定されてなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採用に
ある。
【0018】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第5の特徴における前記通知判定条件が、前記サー
バ装置に格納された、その移動体に関して前記通知され
た位置情報と、当該サーバ装置に管理されている過去の
通知判定条件とに基いて、当該サーバ装置により再調整
され、前記移動体通信網を介して前記端末装置に遠隔設
定されてなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採用にあ
る。
【0019】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記方法が、前記通知された移動体の位置情報を、
前記サーバ装置の位置情報蓄積処理部により位置情報蓄
積データベースに格納され、前記通知判定条件を、前記
サーバ装置の通知判定条件パラメータ管理部により管理
されて行われてなる、移動体位置遠隔監視方法の構成採
用にある。
【0020】本発明システムの第1の特徴は、移動体の
位置を遠隔にて監視するサーバ装置と、移動体と共に移
動する通信装置と通信を行う移動体通信網と、移動体と
共に移動しかつ移動体の位置を測位する位置測位装置
と、当該位置測位装置の測位結果に基いて移動体の位置
座標を得て、前記通信装置及び前記移動体通信網を介し
て前記サーバ装置に移動体の位置情報を通知する端末装
置と、前記サーバ装置に前記移動体通信網を介して送受
信する前記通信装置とを具備したシステムにおいて、前
記端末装置が、前記得た移動体の位置座標に基いて、移
動体の移動距離を計算し、一定距離移動することにより
通知判定条件をクリアした毎に、移動体の位置情報を、
前記通信装置及び前記移動体通信網を介して前記サーバ
装置に通知することにより、前記サーバ装置が移動体の
位置を遠隔監視してなる、移動体位置遠隔監視システム
の構成採用にある。
【0021】本発明システムの第2の特徴は、上記本発
明システムの第1の特徴における前記通知される位置情
報が、移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位
情報からなってなる、移動体位置遠隔監視システムの構
成採用にある。
【0022】本発明システムの第3の特徴は、上記本発
明システムの第1又は第2の特徴における前記通知判定
条件が、第一判定距離値、第二判定距離値及び経過基準
時間値からなる通知判定条件パラメータを用いて、前記
記サーバ装置に対して前回位置情報の通知をした位置よ
り、第一判定距離値分移動した時刻から経過基準時間値
以内に前回位置情報の通知をした位置からの移動距離が
第二判定距離値に達した場合に、現に一定距離移動した
結果として条件をクリアするのみならず、前記サーバ装
置に対して前回位置情報の通知をした位置より、第一判
定距離値分移動した時刻から経過基準時間値程経過して
も、前回位置情報の通知をした位置からの移動距離が第
二判定距離値に達しない場合には、前記一定距離移動し
たと見做し、見做し結果として条件をクリアする様に
も、設定されてなる、移動体位置遠隔監視システムの構
成採用にある。
【0023】本発明システムの第4の特徴は、上記本発
明システムの第3の特徴における前記通知される位置情
報が、移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位
情報と共に、前記通知判定条件につき、前記現に一定距
離移動した結果か、前記見做し結果かの何れかによりク
リアしたかを示す、通知理由とからなってなる、移動体
位置遠隔監視システムの構成採用にある。
【0024】本発明システムの第5の特徴は、上記本発
明システムの第1、第2、第3又は第4の特徴における
前記サーバ装置が、前記通知判定条件を決定し、前記移
動体通信網を介して前記端末装置に当該決定した通知判
定条件を設定させる構成としてなる、移動体位置遠隔監
視システムの構成採用にある。
【0025】本発明システムの第6の特徴は、上記本発
明システムの第1、第2、第3、第4又は第5の特徴に
おける前記サーバ装置が、前記端末装置との送受信を行
う送受信処理部と、当該送受信処理部及び前記移動体通
信網を介して前記端末装置から通知された移動体の位置
情報を位置情報蓄積データベースに格納すると共に、当
該位置情報蓄積データベースに格納されている位置情報
を検索する位置情報蓄積処理部と、移動体の位置情報の
格納場所である前記位置情報蓄積データベースと、前記
端末装置側に設定される前記通知判定条件パラメータ
を、前記位置情報蓄積処理部による前記位置情報蓄積デ
ータベースへの検索の結果に基いて決定し、当該決定し
た通知判定条件パラメータを設定する様に前記移動体通
信網経由で前記通信装置を介して前記端末装置に送信す
ると共に、当該送信した通知判定条件パラメータを管理
する通知判定条件パラメータ管理部とを具備してなる、
移動体位置遠隔監視システムの構成採用にある。
【0026】本発明システムの第7の特徴は、上記本発
明システムの第6の特徴における前記サーバ装置が、前
記管理している通知判定条件パラメータ及び前記位置情
報蓄積処理部に対する前記位置情報蓄積データベースへ
の検索の結果に基いて、過去に前記端末装置に送信した
通知判定条件パラメータについての再調整をも行う前記
通知判定条件パラメータ管理部を具備してなる、移動体
位置遠隔監視システムの構成採用にある。
【0027】本発明システムの第8の特徴は、上記本発
明システムの第1、第2、第3、第4、第5、第6又は
第7の特徴における前記端末装置が、前記通信装置及び
前記移動体通信網を介して前記サーバ装置と送受信を行
う送受信処理部と、前記サーバ装置から送信され、通知
判定条件に関する通知判定条件パラメータを記憶する通
知判定条件記憶部と、経過時間を記憶する経過時間記憶
部と、前記位置測位装置から得られる測位の結果を記憶
する位置情報記憶部と、前記サーバ装置への前記位置情
報通知判定処理を行う判定処理部とを具備してなる、移
動体位置遠隔監視システムの構成採用にある。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を該当
図面を参照して説明する。
【0029】(システム例)図1、2、3は、其々、本
発明の一実施形態である移動体位置遠隔監視システムの
構成図、サーバ装置側の内部構成図、端末装置側(移動
体側)の内部構成図である。尚、図1、3の点線内に
は、移動体αに設置、付着、携帯などすることにより移
動体αと共に移動する(尚、移動体αが自力で移動する
又は他力で移動させられることを意味する。以下同
様。)システムの要素たる物の構成を示しており、移動
体αそのものについては図面には示していない。
【0030】移動体位置遠隔監視システムは、移動体α
の位置を遠隔にて監視するサーバ装置1と、移動体αと
共に移動する通信装置2とサーバ装置1との通信を行う
移動体通信網3と、移動体αと共に移動し、移動体αの
位置を(例えば、GPSを用いることにより)測位する
位置測位装置4と、移動体αと共に移動する位置測位装
置4の情報(測位結果)に基いて移動体αの位置情報を
推定し、通信装置2及び移動体通信網3を介して遠隔に
設置されたサーバ装置1に移動体αの位置情報(位置座
標、時刻、その(一方又は双方の)精度を示す測位情報
などで構成される情報)を送信する端末装置5と、移動
体通信網3を介したサーバ装置1と情報(例えば、端末
装置5側から受信しサーバ装置1に渡す情報としては、
移動体αの位置情報、逆に、サーバ装置1側から受け端
末装置5に送信する情報としては、後述する通知判定条
件パラメータの設定に関する情報、といった情報を)を
送受信する通信装置2とを、その構成要素とする。
【0031】サーバ装置1は、端末装置5から通知され
る移動体αの位置情報を格納する位置情報蓄積データベ
ース11と、端末装置5から通知される移動体αの位置
情報を位置情報蓄積データベース11に格納したり
(尚、通知された移動体αの位置情報を加工・編集して
格納する場合もある。)、位置情報データベース11に
格納されている位置情報を検索する位置情報蓄積処理部
12と、位置情報データベース11に格納されている移
動体αの位置情報を位置情報蓄積処理部12に検索させ
て当該検索の結果を受け、端末装置5に設定する通知判
定条件パラメータを決定してその移動体αに通知すると
共に、当該通知した通知判定条件パラメータを管理する
通知判定条件パラメータ管理部13と、端末装置5と情
報(例えば、端末装置5側から受信し位置情報蓄積処理
部12に渡す情報としては、移動体αの位置情報、逆
に、通知判定条件パラメータ管理部13から受け端末装
置5側に送信する情報としては、通知判定条件パラメー
タの設定に関する情報、といった情報)を送受信する送
受信処理部14とを、その構成要素とする。
【0032】端末装置5は、通信装置2及び移動体通信
網3を介してサーバ装置1と情報(移動体αの位置情
報、通知判定条件パラメータの設定に関する情報など)
を受信する送受信処理部51と、サーバ装置1から送ら
れてくる通知判定条件パラメータを記憶する通知判定条
件記憶部52と、経過時間を記憶する経過時間記憶部5
3と、位置測位装置4から取得される移動体αの位置情
報やサーバ装置1へ通知した位置情報を記憶する位置情
報記憶部54、サーバ装置1への位置情報通知判定処理
を行う判定処理部55とを、その構成要素とする。
【0033】尚、移動体αの位置情報を通知する条件
(通知判定条件パラメータで記述)、判定処理部55に
て行われる位置情報通知判定処理などについては、下述
する方法例にて説明し、更に実施例にて具体的に説明す
るものとする。
【0034】(方法例)ここで、本発明の一実施形態で
ある、移動体位置遠隔監視方法について、図1乃至3に
示した移動体位置遠隔監視システムに適用した場合を説
明することにより、説明する。
【0035】端末装置5は、(例えばGPSを用いた)
位置測位装置4によって自己の位置、即ち、移動体αの
位置を測位し、端末装置5は該測位した結果である位置
座標に基いて、移動距離を計算し、一定距離移動するこ
とにより通知判定条件をクリアする毎に、その時点にお
ける位置座標、時刻及び測位情報を、移動体αの位置情
報として、移動体通信網3を介して、遠隔に設置された
サーバ装置1に通知し、サーバ装置1が当該通知を受
け、格納しておくことにより移動体αの位置を遠隔監視
する。
【0036】ここで、位置測位装置4で測位された結果
には、GPSを用いた場合を前提に説明すると、GPS
衛星から受信した電波を処理した結果の一部である当該
位置測位装置4の位置座標(この位置座標は、位置測位
装置4の取付け位置などの若干の補整を行うようにして
もよく、結果的には移動体αの位置座標となる。)と、
当該処理した結果の一部である測位した時刻、及び電波
を受信したGPS衛星の数などから算出される位置測位
4の位置座標・時刻の精度を示す測位情報とが含まれ
る。
【0037】また、位置情報の一要素である時刻につい
ては、位置測位装置4で測位の結果としての時刻である
ようにシステム構成しても、また、位置測位装置4の測
位結果が不充分又は測位不能のような場合に備えて端末
装置5(位置測位装置4でも可)に設けてある様な、内
部時計による時刻でもよく、通知される時刻、位置座標
については、アンテナとかの位置関係による差分とか、
内部での処理に伴う遅延時間を見込んで、時刻、位置座
標を調整した値であってもよい。
【0038】[主として端末装置5側での処理]端末装
置5は一定距離移動する毎に(つまり、通知判定条件を
クリアする毎に)サーバ装置1に移動体αの位置情報を
通知するが、この「一定距離移動したか否か」という判
断(通知判定条件)の為のパラメータ(通知判定条件パ
ラメータ)として、距離に関する基準値を二つ(判定距
離値D1、D2を、D1<D2なる関係を成立する様に
設け、)、及びサーバ装置1への次回の位置情報の通知
までの経過基準時間値Tにより、次のようにサーバ装置
1により決定されて、端末装置5に記憶されて、判断基
準として用いられる。
【0039】尚、この通知判定条件パラメータは、前回
の位置情報の通知を行った位置から計算して判定距離値
D1分移動した時点から経過時間を測り、(i)経過基
準時間値T経過するまでに、前回通知を行った位置から
の移動距離が判定距離値D2に達した場合は、現に一定
距離移動した結果として条件をクリアするのみならず、
(ii)経過基準時間値T程経過しても前回通知を行っ
た位置からの移動距離が判定距離値D2に達しない場合
には、「一定距離移動した」と見做し、見做し結果とし
て条件をクリアするというものである。
【0040】そして、通知判定条件を、現に一定距離移
動した結果、見做し結果の何れの場合を問わず、クリア
したら、その時点での自己の位置をサーバ装置1に、何
れの条件クリアかを示す通知理由をも含めた位置情報を
通知するようにする。
【0041】[主としてサーバ装置1側での処理]一
方、サーバ装置1側においては、かかる通知判定条件パ
ラメータである判定距離値D1、D2及び経過基準時間
値Tを、通知判定条件パラメータ管理部13において、
位置情報蓄積データベース11に格納されている移動体
αの位置情報を、位置情報蓄積処理部12に検索させ
て、検索結果のみならず、自己で管理しているその移動
体αの通知判定条件パラメータの値、移動体αの属性
(種類など)をも加味して、決定し、移動体通信網3経
由にて、通信装置2を介して端末装置5に送信する。
【0042】これにより、遠隔にて通知判定条件パラメ
ータを変更できる様にし、端末装置5からサーバ装置1
に通知され、位置情報蓄積データベース11に格納され
ている移動体αの位置情報(位置座標、時刻、測位情
報、場合には通知理由も含めて)などに基いて、判定距
離値D1、D2及び経過基準時間値Tを再評価して、通
知判定条件パラメータを再度決定し、端末装置5に設定
情報として送信して、通知判定条件記憶部52に設定さ
せることでもって、位置情報の通知に関する精度をサー
バ装置1から遠隔で調整することができる。
【0043】
【実施例】ここで、前述した発明の実施の形態を前提に
具体的に説明する。図4は、判定処理部における通知タ
イミングに関する処理フロー図、図5、6は、其々、移
動体の移動速度が速い場合の位置通知のタイミングに関
する説明図、移動体の移動速度が遅い場合の位置通知の
タイミングに関する説明図である。
【0044】サーバ装置1は、移動体通信網3を介し
て、端末装置5に通知判定条件パラメータ(判定距離値
D1、D2、経過基準時間値T)を送信する。端末装置
5は、サーバ装置1から送信された通知判定条件パラメ
ータを通知判定条件記憶部52に記憶する。端末装置5
はGPS受信装置などにより構成された位置測位装置4
から定期的に(例えば1秒毎に)検出される移動体αの
位置情報を判定処理部55にて監視し、位置情報を位置
情報記憶部54に一時的に記憶する。
【0045】ここで、判定処理部55でなされる位置情
報通知判定処理について説明すると、前述した様にST
1としてパラメータの初期化がなされると、以下のST
2乃至13で構成されるルーチンを行う。
【0046】即ち、位置測位装置4により検出される移
動体αの位置情報を監視し(ST2)と、経過時間計測
中か否かを判断し(ST3)、ST3でNoであれば、
移動距離(測位位置−最新通知位置)を計算して(ST
4)一定距離である判定距離値D1分進んだかを判断し
(ST5)、進んだ場合に限り経過時間の計測を開始し
て(ST6)、ST5の判断結果を問わず、位置測位装
置4による位置情報の検出(位置測位)の結果を待ちの
ST2に戻る。
【0047】一方、ST3でYesであれば、移動距離
(測位位置−最新通知位置)を計算して(ST7)一定
距離である判定距離値D2分進んだか否かを判断し(S
T8)、進んでいない場合には経過時間を経過時間記憶
部53に対して更新し(ST9)、その結果経過基準時
間値Tを過ぎたか否かを判断する(ST10)。
【0048】ST8又はST10の判断でYesの場合
に限り、移動体αの位置情報の通知をサーバ装置1に対
して行い(ST11)、位置情報記憶部54に対して最
新通知位置の更新を行い(ST12)、経過時間をクリ
アして経過時間の計測を停止する(ST13)、という
各ST11乃至13の処理を行い、位置測位装置4によ
る位置情報の検出(位置測位)の結果を待ちのST2に
戻る。
【0049】尚、ST4、ST7において、測位位置と
最新通知位置との差は、ST2による測位結果である位
置座標と、位置情報記憶部54に格納されている、直近
に通知した位置座標との差の大きさである。この点から
も分かる様に、移動距離には、移動距離の計算(測位)
間隔を短くとれば実際の移動距離に近づくものの、その
間隔が長いと所謂変位距離に相当するが、本明細書中に
おいては、これらを「移動距離」という語句で一本化し
て用いている。
【0050】ここで、移動体αの移動速度が速い場合に
は、図5に示すように、経過基準時間値T程経過する前
に経過時間t0で移動距離がD2となり(グラフ上の点
P1)、位置通知が行われ、一定周期毎の通知又はサー
バ装置1からの問合せに比べて、細かい位置間隔の位置
を把握できる。その際、判定距離値D2、経過基準時間
値Tの一方又は双方を調整することにより、移動体αの
移動特性にマッチさせて、空間的、時間的な位置監視の
精度を変更することができる。
【0051】逆に、移動体αの移動速度が遅い場合に
は、図6に示すように、経過基準時間値T程経過した時
点において(即ち、経過時間t2で移動距離がD2に達
しなくても(グラフ上の点P2))、位置通知が行わ
れ、移動体αの移動速度が遅くなった場合においても、
位置通知を行うことができる。また、移動距離が短い場
合には、一箇所に留まっていると評価できる為、位置通
知がない場合には位置変化がないと見做すこともでき
る。停止状態の判定基準は、判定距離値D1を変更する
ことにより対応が図れる。
【0052】以上の様に、サーバ装置1において通知判
定条件パラメータである判定距離値D1、D2、経過基
準時間値Tを再調整して、端末装置5に再設定すること
により、移動体αの移動特性に応じて、移動体αの位置
を遠隔監視することができる。尚、再設定については、
図4のST1乃至13の何れの処理を行っている場合で
あっても、当該再設定をして、必要な処理(経過時間記
憶部53、位置情報記憶部54に対する処理)を行っ
て、ST2を開始するか、又は当該再設定をしてその処
理を継続するかなど、変更して実施できる。
【0053】尚、通知判定条件パラメータ(判定距離値
D1、D2、経過基準時間値T)の再調整に関して、具
体的に再調整その1乃至その3として例を挙げて、説明
しておく。
【0054】再調整その1としては、位置通知時の前回
からの移動距離が判定距離値D1に近い値の場合には、
徐々に停止状態に近づいていることが分かる。よって、
停止位置近辺での移動体αの移動距離が判定距離値D1
より小さくなると(経過基準時間値T>0では)経過時
間の監視が行われなくなり、位置通知を行われなくな
る。そこで、位置通知時の前回からの移動距離が判定距
離値D1に近づく場合には、判定距離値D1を更に小さ
い値にするか、常に定期的に経過基準時間値Tの時間間
隔で通知を行わせたい場合には判定距離値D1=0と設
定する。
【0055】再調整その2としては、経過基準時間値T
程時間が経過して位置判定を行った結果、前回の位置通
知からの移動距離が徐々に大きくなり、判定距離値D2
に近づいている場合には、移動体αの移動速度が徐々に
速くなっていることが分かる。かような場合に、通信コ
スト、処理コストなどを増加しても構わず、移動距離
間隔をより細かく監督したいという場合には、経過時間
基準値Tをより小さい値に設定する。尚、移動距離間
隔をより細かくかつ等間隔で監視したいという場合に
は、判定距離値D2を小さい値にしかつ経過基準時間値
Tをより大きい値に設定することになる。
【0056】再調整その3としては、前回の移動通知か
らの移動距離についてD2である判定距離基準値が続く
場合には、移動体αは想定する速度より高速で移動して
いることが分かる。この為、通信コスト、処理コストな
どを増加しても構わないという場合には、判定距離値D
2を小さくする(これにより、位置通知の間隔が短くな
る。)。また、高速で移動中の移動距離を定期間隔で取
得した場合には、経過基準時間値Tをより小さい値に設
定することになる。
【0057】以上、本発明の実施の形態として、装置例
及び方法例を説明し、更にその具体的な例として実施例
を説明したものの、本発明の目的を達し、下記する効果
を奏する範囲において、適宜変更して実施可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、移動体の位置を可及的
に少ない通信回数で効率的に移動体の位置を、空間的に
も、時間的にも均質的に、遠隔監視することができ、通
信コストの削減を図ることができるといった顕著な効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である移動体位置遠隔監視
システムの構成図である。
【図2】図1のサーバ装置側についての内部構成図であ
る。
【図3】図1の移動体側についての内部構成図である。
【図4】図3の判定処理部における位置通知のタイミン
グに関するフロー図である。
【図5】移動体の移動速度が速い場合における、位置通
知のタイミングの説明図である。
【図6】移動体の移動速度が遅い場合における、位置通
知のタイミングの説明図である。
【符号の説明】
α…移動体 1…サーバ装置 11…位置情報蓄積データベース 12…位置情報蓄積処理部 13…通知判定条件パラメータ管理部 14…送受信処理部 2…通信装置 3…移動体通信網 4…位置測位装置 5…端末装置 51…送受信処理部 52…通知判定条件記憶部 53…経過時間記憶部 54…位置情報記憶部 55…判定処理部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体側において位置測位装置により測位
    して、移動体の位置情報をサーバ装置に通知することに
    より、移動体の位置を遠隔監視する方法であって、 移動体の位置を前記位置測位装置により定期的に測位し
    た結果に基いて、移動距離を計算し、一定距離移動する
    ことにより通知判定条件をクリアした毎に、現時点での
    移動体の位置情報を、移動体側から移動体通信網を介し
    て前記サーバ装置に通知することにより、当該サーバ装
    置において移動体の位置を遠隔監視する、 ことを特徴とする移動体位置遠隔監視方法。
  2. 【請求項2】前記通知される位置情報は、 移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報か
    らなる、 ことを特徴とする請求項1に記載の移動体位置遠隔監視
    方法。
  3. 【請求項3】前記通知判定条件は、 第一判定距離値、第二判定距離値及び経過基準時間値か
    らなる通知判定条件パラメータを用いて、 前記サーバ装置に対して前回位置情報の通知をした位置
    より、第一判定距離値分移動した時刻から経過基準時間
    値以内に前回位置情報の通知をした位置からの移動距離
    が第二判定距離値に達した場合に、現に一定距離移動し
    た結果として条件をクリアするのみならず、 前記サーバ装置に対して前回位置情報の通知をした位置
    より、第一判定距離値分移動した時刻から経過基準時間
    値程経過しても、前回位置情報の通知をした位置からの
    移動距離が第二判定距離値に達しない場合には、前記一
    定距離移動したと見做し、見做し結果として条件をクリ
    アする様にも、設定される、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体位置遠
    隔監視方法。
  4. 【請求項4】前記通知される位置情報は、 移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報と
    共に、 前記通知判定条件につき、前記現に一定距離移動した結
    果か、前記見做し結果かの何れかによりクリアしたかを
    示す、通知理由とからなる、 ことを特徴とする請求項3に記載の移動体位置遠隔監視
    方法。
  5. 【請求項5】前記通知判定条件は、 前記サーバ装置により決定されて、かつ前記移動体通信
    網を介して前記通知を行う端末装置に遠隔設定される、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の移動
    体位置遠隔監視方法。
  6. 【請求項6】前記通知判定条件は、 前記サーバ装置に格納された、その移動体に関して前記
    通知された位置情報と、当該サーバ装置に管理されてい
    る過去の通知判定条件とに基いて、当該サーバ装置によ
    り再調整され、 前記移動体通信網を介して前記端末装置に遠隔設定され
    る、 ことを特徴とする請求項5に記載の移動体位置遠隔監視
    方法。
  7. 【請求項7】前記方法は、 前記通知された移動体の位置情報を、前記サーバ装置の
    位置情報蓄積処理部により位置情報蓄積データベースに
    格納され、 前記通知判定条件を、前記サーバ装置の通知判定条件パ
    ラメータ管理部により管理されて行われる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記
    載の移動体位置遠隔監視方法。
  8. 【請求項8】移動体の位置を遠隔にて監視するサーバ装
    置と、 移動体と共に移動する通信装置と通信を行う移動体通信
    網と、 移動体と共に移動しかつ移動体の位置を測位する位置測
    位装置と、 当該位置測位装置の測位結果に基いて移動体の位置座標
    を得て、前記通信装置及び前記移動体通信網を介して前
    記サーバ装置に移動体の位置情報を通知する端末装置
    と、 前記サーバ装置に前記移動体通信網を介して送受信する
    前記通信装置とを具備したシステムにおいて、 前記端末装置が、前記得た移動体の位置座標に基いて、
    移動体の移動距離を計算し、一定距離移動することによ
    り通知判定条件をクリアした毎に、移動体の位置情報
    を、前記通信装置及び前記移動体通信網を介して前記サ
    ーバ装置に通知することにより、前記サーバ装置が移動
    体の位置を遠隔監視する、 ことを特徴とする移動体位置遠隔監視システム。
  9. 【請求項9】前記通知される位置情報は、 移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報か
    らなる、 ことを特徴とする請求項8に記載の移動体位置遠隔監視
    システム。
  10. 【請求項10】前記通知判定条件は、 第一判定距離値、第二判定距離値及び経過基準時間値か
    らなる通知判定条件パラメータを用いて、 前記記サーバ装置に対して前回位置情報の通知をした位
    置より、第一判定距離値分移動した時刻から経過基準時
    間値以内に前回位置情報の通知をした位置からの移動距
    離が第二判定距離値に達した場合に、現に一定距離移動
    した結果として条件をクリアするのみならず、 前記サーバ装置に対して前回位置情報の通知をした位置
    より、第一判定距離値分移動した時刻から経過基準時間
    値程経過しても、前回位置情報の通知をした位置からの
    移動距離が第二判定距離値に達しない場合には、前記一
    定距離移動したと見做し、見做し結果として条件をクリ
    アする様にも、設定される、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載の移動体位置遠
    隔監視システム。
  11. 【請求項11】前記通知される位置情報は、 移動体の位置座標、時刻及びその精度を示す測位情報と
    共に、 前記通知判定条件につき、前記現に一定距離移動した結
    果か、前記見做し結果かの何れかによりクリアしたかを
    示す、通知理由とからなる、 ことを特徴とする請求項10に記載の移動体位置遠隔監
    視システム。
  12. 【請求項12】前記サーバ装置は、 前記通知判定条件を決定し、前記移動体通信網を介して
    前記端末装置に当該決定した通知判定条件を設定させる
    構成とする、 ことを特徴とする請求項8、9、10又は11に記載の
    移動体位置遠隔監視システム。
  13. 【請求項13】前記サーバ装置は、 前記端末装置との送受信を行う送受信処理部と、 当該送受信処理部及び前記移動体通信網を介して前記端
    末装置から通知された移動体の位置情報を位置情報蓄積
    データベースに格納すると共に、当該位置情報蓄積デー
    タベースに格納されている位置情報を検索する位置情報
    蓄積処理部と、 移動体の位置情報の格納場所である前記位置情報蓄積デ
    ータベースと、 前記端末装置側に設定される前記通知判定条件パラメー
    タを、前記位置情報蓄積処理部による前記位置情報蓄積
    データベースへの検索の結果に基いて決定し、当該決定
    した通知判定条件パラメータを設定する様に前記移動体
    通信網経由で前記通信装置を介して前記端末装置に送信
    すると共に、当該送信した通知判定条件パラメータを管
    理する通知判定条件パラメータ管理部とを具備する、 ことを特徴とする請求項8、9、10、11又は12に
    記載の移動体位置遠隔監視システム。
  14. 【請求項14】前記サーバ装置は、 前記管理している通知判定条件パラメータ及び前記位置
    情報蓄積処理部に対する前記位置情報蓄積データベース
    への検索の結果に基いて、過去に前記端末装置に送信し
    た通知判定条件パラメータについての再調整をも行う前
    記通知判定条件パラメータ管理部を具備する、 ことを特徴とする請求項13に記載の移動体位置遠隔監
    視システム。
  15. 【請求項15】前記端末装置は、 前記通信装置及び前記移動体通信網を介して前記サーバ
    装置と送受信を行う送受信処理部と、 前記サーバ装置から送信され、通知判定条件に関する通
    知判定条件パラメータを記憶する通知判定条件記憶部
    と、 経過時間を記憶する経過時間記憶部と、 前記位置測位装置から得られる測位の結果を記憶する位
    置情報記憶部と、 前記サーバ装置への前記位置情報通知判定処理を行う判
    定処理部とを具備する、 ことを特徴とする請求項8、9、10、11、12、1
    3又は14に記載の移動体位置遠隔監視システム。
JP2002146457A 2002-05-21 2002-05-21 移動体位置遠隔監視方法及びシステム Pending JP2003337047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146457A JP2003337047A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 移動体位置遠隔監視方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002146457A JP2003337047A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 移動体位置遠隔監視方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003337047A true JP2003337047A (ja) 2003-11-28

Family

ID=29705435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002146457A Pending JP2003337047A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 移動体位置遠隔監視方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003337047A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104503422A (zh) * 2014-11-17 2015-04-08 济南铁路局 Gyk设备远程监测维护方法
CN105371864A (zh) * 2014-08-27 2016-03-02 深圳市赛格导航科技股份有限公司 一种通过上报gps信息取得车辆里程的方法及系统
US9332524B2 (en) 2012-08-07 2016-05-03 Seiko Epson Corporation Halt continuation determination method and halt continuation determination device
CN106092133A (zh) * 2016-05-27 2016-11-09 北京灵龄科技有限责任公司 启动访客模式的判定方法、装置
CN108303115A (zh) * 2016-09-21 2018-07-20 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 一种行驶距离计算处理方法及服务器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9332524B2 (en) 2012-08-07 2016-05-03 Seiko Epson Corporation Halt continuation determination method and halt continuation determination device
CN105371864A (zh) * 2014-08-27 2016-03-02 深圳市赛格导航科技股份有限公司 一种通过上报gps信息取得车辆里程的方法及系统
CN104503422A (zh) * 2014-11-17 2015-04-08 济南铁路局 Gyk设备远程监测维护方法
CN106092133A (zh) * 2016-05-27 2016-11-09 北京灵龄科技有限责任公司 启动访客模式的判定方法、装置
CN108303115A (zh) * 2016-09-21 2018-07-20 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 一种行驶距离计算处理方法及服务器
CN108303115B (zh) * 2016-09-21 2020-12-08 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 一种行驶距离计算处理方法及服务器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10334532B2 (en) Real-time location and presence using a push-location client and server
US10303905B2 (en) Method and system for asset tracking in an enterprise environment
CN101999083B (zh) 使用低功率传感器进行gps功率节省
CN101120265B (zh) 用于在无线通信网络中定位移动终端的混合定位方法和系统
US8121609B2 (en) System and method for determining the location of a location tracking device
EP2767844B1 (en) Methods and apparatus for triggering cooperative positioning or learning in a wireless network
EP3257290B1 (en) A wireless device and method performed thereby for reporting and logging an event
US20040192352A1 (en) Energy efficient object location reporting system
US9794942B1 (en) System and method for saving energy in a locator apparatus
CN108370541B (zh) 用于ue传输的移动性指示符
EP2263098A1 (en) Positioning of mobile objects based on mutually transmitted signals
WO2008069564A1 (en) Sensor node of wireless sensor networks and operating method thereof
KR20050028805A (ko) 이동 수집기를 사용하여 무선 센서 네트워크를 액세스하는방법 및 시스템
WO2008037638A1 (en) Intelligent location tracking based on predictive modelling
US20120013468A1 (en) Wireless object localization and registration system and method
JP2011047915A (ja) 無線測位システムおよび測位方法
WO2015027373A1 (en) Improving location positioning using m2m ecosystem
JP2003337047A (ja) 移動体位置遠隔監視方法及びシステム
CN104754508A (zh) 移动监控方法、系统及移动终端
WO2014146530A1 (zh) 定位测量的触发方法及装置、系统
WO2018220637A1 (en) Server node, mobile client device and methods for location reporting
KR20180069592A (ko) 위치 추정 시스템 및 그것의 동작 방법
KR20120122027A (ko) 무선 센서네트워크에서의 거리 추정 시스템, 거리 추정장치 및 방법
CN105491631A (zh) 一种移动终端定位方法、装置及移动终端
EP3837494A1 (en) Multimodal location sensing on a mobile phone