JP2003337004A - スライド式シートの位置検出装置 - Google Patents

スライド式シートの位置検出装置

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JP2003337004A JP2002359239A JP2002359239A JP2003337004A JP 2003337004 A JP2003337004 A JP 2003337004A JP 2002359239 A JP2002359239 A JP 2002359239A JP 2002359239 A JP2002359239 A JP 2002359239A JP 2003337004 A JP2003337004 A JP 2003337004A
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一誠 磯永
Harutaka Nishide
治宝 西出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド式シートの位置検出装置において、
磁性体の異物によってセンサに誤検出が発生するのを未
然に防止する。 【解決手段】 車両のフロア14に沿ってスライド可能
なシートSに設けたセンサ27と、フロア14に設けた
磁性体製の遮蔽部材23とを備え、遮蔽部材23がセン
サ27の永久磁石および磁気検出部間を遮ったときに,
シートSが前端位置にあることを検出する。遮蔽部材2
3に非磁性体製のカバー部材24を取り付け、シートS
が前端位置にないときに、センサ27の永久磁石および
磁気検出部間にカバー部材24を介在させることで、セ
ンサ27に磁性体の異物等が挟まったり付着したりして
誤検出が発生するのを未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロアに沿
ってスライド可能なシートに設けたセンサと、フロアに
設けた磁気を遮蔽する遮蔽体とを備え、シートのスライ
ドに伴って前記遮蔽体がセンサに沿うように位置したと
きに、シートが所定の位置にあることを検出するスライ
ド式シートの位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるスライド式シートの位置検出装置
は、下記特許文献により公知である。このスライド式シ
ートの位置検出装置は、シートの前後位置に応じてエア
バッグ装置等の作動を制御するためのもので、シートに
設けたセンサとフロアに設けた磁性体製のフランジとの
相対的な位置関係に応じて、シートの位置を磁気的に検
出するようになっている。
【0003】
【特許文献】米国特許第6053529号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、シートが前方に移動するとフランジがセンサに
沿うように位置し、シートが後方に移動するとフランジ
がセンサから離れるように位置するため、シートが前方
位置にあるときにセンサがむき出しになってしまい、そ
こに異物が挟まったり付着したりする場合があった。そ
して前記異物が磁性体である場合には、センサが異物を
フランジと誤認してシートの位置を誤検出する可能性が
あった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、スライド式シートの位置検出装置において、磁気を
遮蔽する異物の接近によりセンサに誤検出が発生するの
を未然に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、車両のフロア
に沿ってスライド可能なシートに設けたセンサと、フロ
アに設けた磁気を遮蔽する遮蔽体とを備え、シートのス
ライドに伴って前記遮蔽体がセンサに沿うように位置し
たときに、シートが所定の位置にあることを検出するス
ライド式シートの位置検出装置において、前記センサが
フロアに設けた前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動す
るのを防止する誤検出防止手段を設けたことを特徴とす
るスライド式シートの位置検出装置が提案される。
【0007】上記構成によれば、シートが所定の位置に
あることをフロアに設けた磁気を遮蔽する遮蔽体への接
近により検出するセンサが前記遮蔽体以外の遮蔽体によ
って作動しないように誤検出防止手段を設けたので、シ
ートの位置の誤検出を確実に防止することができる。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記誤検出防止手段がフロア
に設けた前記遮蔽体に接続された磁気を透過する物体で
あり、シートが前記所定の位置以外の位置にあるときに
前記磁気を透過する物体をセンサに沿うように位置させ
たことを特徴とするスライド式シートの位置検出装置が
提案される。
【0009】上記構成によれば、シートが検出すべき所
定位置にあるときにはフロアに設けた前記遮蔽体がセン
サに沿う位置にあり、シートが検出すべき所定位置以外
の位置にあるときには前記磁気を透過する物体がセンサ
に沿う位置にあるため、センサは常に前記遮蔽体あるい
は前記磁気を透過する物体の何れかによって覆われるこ
とになり、センサに磁気を透過する異物が接近して誤検
出が発生するのを未然に防止することができる。
【0010】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記誤検出防止手段がフロア
に設けた阻止部材であり、この阻止部材をセンサの移動
経路に沿って配置したことを特徴とするスライド式シー
トの位置検出装置が提案される。
【0011】上記構成によれば、フロアに設けた阻止部
材をセンサの移動経路に沿って配置したので、センサに
磁気を透過する異物が接近するのを阻止部材で阻止して
誤検出が発生するのを未然に防止することができる。
【0012】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記誤検出防止手段がセンサ
を支持するステーに設けた阻止部材であり、この阻止部
材によってセンサの周囲を覆ったことを特徴とするスラ
イド式シートの位置検出装置が提案される。
【0013】上記構成によれば、センサを支持するステ
ーに設けた阻止部材でセンサの周囲を覆ったので、セン
サに磁気を透過する異物が接近して誤検出が発生するの
を未然に防止することができ、しかも阻止部材がセンサ
と一体で移動するので、シートのスライド範囲が大きい
場合でも阻止部材が大型化することがない。
【0014】尚、実施例の遮蔽部材23および被検出部
材23′は本発明の遮蔽体に対応し、実施例のカバー部
材24は本発明の磁気を透過する物体に対応し、実施例
の上壁26c、側壁26dおよび後壁26eとは本発明
の阻止部材に対応し、実施例の磁気センサ27および磁
性体センサ27′は本発明のセンサに対応する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の
2部拡大図、図3は図2の3部拡大図、図4は図2の4
−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図である。
【0017】図1および図2に示すように、自動車の助
手席のシートSはシートクッション11、シートバック
12およびヘッドレスト13を備える。フロア14にリ
ベット15…で固定した左右一対のベース部材16,1
6の上面に左右一対のシートレール17,17が溶接さ
れており、これらのシートレール17,17に、シート
クッション11の左右両側面に固定した一対のシートフ
レーム18,18が前後摺動自在に支持される。左側の
ベース部材16、シートレール17およびシートフレー
ム18は、右側のベース部材16、シートレール17お
よびシートフレーム18と実質的に左右対称な構造を有
しており、図2には右側のベース部材16、シートレー
ル17およびシートフレーム18が示される。
【0018】図3〜図5を併せて参照すると明らかなよ
うに、シートレール17は上面が開口したC字状断面の
部材から構成される。板状のシートフレーム18の下縁
にリベット19…で支持板20が固定されており、シー
トフレーム18と支持板20との間に挟まれてリベット
21…で固定されたスライダ22が、シートレール17
の内部に摺動自在に嵌合する。シートレール17の前端
下面とベース部材16の前端上面との間に磁性体(例え
ば、鉄)よりなる遮蔽部材23が溶接されており、この
遮蔽部材23はU字状に屈曲した先端に鉛直方向に延び
る遮蔽部23aを備える。遮蔽部材23の遮蔽部23a
に、非磁性体(例えば、合成樹脂)よりなる短冊状のカ
バー部材24の前端がボルト25,25で固定される。
カバー部材24はベース部材16の側壁に沿って前後方
向に延びている。
【0019】尚、遮蔽部材23はフロア14にベース部
材16を介して支持されているが、それをフロア14に
直接支持しても良い。つまり、遮蔽部材23は固定部で
あるフロア14に直接的あるいは間接的に支持すること
ができる。
【0020】シートフレーム18の前後方向中間部にス
テー26が前記リベット19,19で固定されており、
その先端のセンサ支持部26aに磁気センサ27がボル
ト28およびナット29で固定される。このとき、磁気
センサ27に突設した位置決め突起27aがセンサ支持
部26aに形成した位置決め孔26bに係合することに
より、磁気センサ27が回り止めされる。合成樹脂のよ
うな非磁性体で構成された磁気センサ27の本体部27
bは、下面が開放したU字状断面を有しており、その溝
部27cを挟んだ一側に永久磁石30が固定され、他側
にホールICよりなる磁気検出部31が固定される。
【0021】しかして、シートフレーム18,18に固
定したスライダ22,22をフロア14に固定したシー
トレール17,17に案内されてシートSが前後にスラ
イドするとき、シートSが前端位置に達すると遮蔽部材
23の遮蔽部23aが磁気センサ27の本体部27bの
溝部27cに入り込み、永久磁石30と磁気検出部31
との間を遮るため、永久磁石30から出た磁力線が磁気
検出部31に達しなくなることで、シートSが前端位置
にあることが検出される(図5参照)。
【0022】シートSが前端位置から後方にスライドす
ると、遮蔽部23aが磁気センサ27の本体部27bの
溝部27cから離脱するため、永久磁石30から出た磁
力線が磁気検出部31に達することで、シートSが前端
位置にないことが検出される(図4参照)。このとき、
遮蔽部23aの代わりにカバー部材24が溝部27cに
入り込んで永久磁石30と磁気検出部31との間を遮る
が、非磁性体の合成樹脂で構成されたカバー部材24は
磁力線を透過させるため、磁気センサ27の検出性能が
影響を受けることはない。
【0023】シートSが前端位置にない場合でも、磁気
センサ27の永久磁石30と磁気検出部31との間に磁
性体の異物が挟まったり付着したりすると、その異物を
磁性体の遮蔽部23aと誤認してシートSが前端位置に
あると誤検出される可能性がある。しかしながら、本実
施例によれば、シートSがスライド範囲の何れの位置に
ある場合でも、遮蔽部23aあるいはカバー部材24の
少なくとも一方が磁気センサ27の本体部27bの溝部
27cに存在するため、その遮蔽部23aあるいはカバ
ー部材24によって磁性体の異物が溝部27cに挟まっ
たり付着したりするのを防止し、誤検出の発生を未然に
回避することができる。
【0024】次に、図6に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0025】第1実施例の磁気センサ27は永久磁石3
0から出る磁力線を磁気検出部31で検出するものであ
るが、第2実施例は前記磁気センサ27の代わりに磁性
体の近接を検出する磁性体センサ27′を備えるととも
に、被検出部材23′およびカバー部材24を備える。
被検出部材23′およびカバー部材24は第1実施例の
遮蔽部材23およびカバー部材24と同一の部材であ
る。
【0026】シートSが前端位置に達すると、磁気を遮
蔽する遮蔽体である磁性体(例えば、鉄)製の被検出部
材23′の先端の被検出部23a′が磁性体センサ2
7′に沿うように位置することで、シートSが前端位置
にあることが検出される。シートSが前端位置以外の位
置にあるとき、カバー部材24が磁性体センサ27′に
沿うように位置するが、カバー部材24は非磁性体(例
えば、合成樹脂)製であるために磁性体センサ27′に
よって検出されることはない。
【0027】そして、シートSがスライド範囲の何れの
位置にある場合でも、被検出部23a′あるいはカバー
部材24の少なくとも一方が磁性体センサ27′に沿う
ように位置するため、その被検出部23a′あるいはカ
バー部材24によって磁性体の異物が磁性体センサ2
7′に付着するのを防止し、誤検出の発生を未然に回避
することができる。
【0028】次に、図7に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0029】第1実施例では遮蔽部材23の遮蔽部23
aに固定した短冊状のカバー部材24で磁気センサ27
を覆って誤検出を防止しているが、第3実施例はベース
部材16に設けた一対の支持部16a,16aに非磁性
体よりなる棒状の阻止部材32を固定したものである。
阻止部材32は磁気センサ27の移動経路の下方に沿っ
て延びており、例えばフロア14に転がった飲料水の空
き缶等の磁性体が磁気センサ27に接近するのを阻止す
ることで、その磁気センサ27の誤検出を防止するよう
になっている。
【0030】尚、阻止部材32はフロア14にベース部
材16を介して支持されているが、それをフロア14に
直接支持しても良い。つまり、阻止部材32は固定部で
あるフロア14に直接的あるいは間接的に支持すること
ができる。
【0031】次に、図8に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0032】第4実施例は前記第3実施例の変形であっ
て、第3実施例では棒状の阻止部材32を用いているの
に対し、第4実施例の阻止部材33は底面が開放した箱
状の部材であって、底面の開口部をベース部材16の上
面に重ね合わせた状態で複数本のボルト34…で固定さ
れる。阻止部材33は磁気センサ27の移動経路の全域
と遮蔽部材23とを覆っており、遮蔽部材23は阻止部
材33の側面に形成した開口33aを通して該阻止部材
33の内部に挿入され、また磁気センサ27のステー2
6は阻止部材33の上面に形成したスリット33bを通
して移動可能である。
【0033】その結果、遮蔽部材23以外の如何なる磁
性体も阻止部材33により阻止されて磁気センサ27に
接近することができず、磁気センサ27の誤検出を確実
に防止することができる。
【0034】尚、阻止部材33はフロア14にベース部
材16を介して支持されているが、それをフロア14に
直接支持しても良い。つまり、阻止部材33は固定部で
あるフロア14に直接的あるいは間接的に支持すること
ができる。
【0035】次に、図9に基づいて本発明の第5実施例
を説明する。
【0036】前記第1実施例〜前記第4実施例ではカバ
ー部材24あるいは阻止部材32,33が移動不能に固
定されているが、第5実施例ではセンサ27を支持する
合成樹脂製のステー26が上壁26c、側壁26dおよ
び後壁26eを備えており、これらの上壁26c、側壁
26dおよび後壁26eによって遮蔽部材23以外の磁
性体がセンサ27に接近するのを阻止して誤検出を防止
することができる。例えば、後席に座った乗員が持つ傘
の先端が後方から前席側に延びても、後壁26dによっ
て傘の先端がセンサ27に接近するのを阻止することが
できる。尚、ステー26の上壁26cは第1実施例〜第
4実施例のセンサ支持部26aの機能も兼ね備えてい
る。
【0037】この第5実施例によれば、本発明の阻止部
材を構成する上壁26c、側壁26dおよび後壁26e
がセンサ27と共に前後方向に移動するので、その寸法
をセンサ27を覆うだけの最小限の寸法にして小型化を
図ることができる。
【0038】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0039】例えば、実施例では遮蔽部材23および被
検出部材23′を鉄製としているが、磁気を遮蔽する材
質であれば任意の材質を採用することができる。
【0040】また実施例では阻止部材,32,33と、
上壁26c、側壁26dおよび後壁26eとを磁気を透
過する材質で構成しているが、それらの部材は永久磁石
30と磁気検出部31との間を遮るものではないため、
磁気を遮蔽する材質で構成することができる。
【0041】また実施例ではシートSの前端位置を検出
しているが、後端位置や中間位置を検出することも可能
である。
【0042】また第3実施例〜第5実施例において、第
2実施例と同様に前記磁気センサ27の代わりに磁性体
の近接を検出する磁性体センサ27′を用い、遮蔽部材
23の代わりに被検出部材23′を用いても良い。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、シートが所定の位置にあることをフロアに設
けた磁気を遮蔽する遮蔽体への接近により検出するセン
サが前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動しないように
誤検出防止手段を設けたので、シートの位置の誤検出を
確実に防止することができる。
【0044】また請求項2に記載された発明によれば、
シートが検出すべき所定位置にあるときにはフロアに設
けた前記遮蔽体がセンサに沿う位置にあり、シートが検
出すべき所定位置以外の位置にあるときには前記磁気を
透過する物体がセンサに沿う位置にあるため、センサは
常に前記遮蔽体あるいは前記磁気を透過する物体の何れ
かによって覆われることになり、センサに磁気を透過す
る異物が接近して誤検出が発生するのを未然に防止する
ことができる。
【0045】また請求項3に記載された発明によれば、
フロアに設けた阻止部材をセンサの移動経路に沿って配
置したので、センサに磁気を透過する異物が接近するの
を阻止部材で阻止して誤検出が発生するのを未然に防止
することができる。
【0046】また請求項4に記載された発明によれば、
センサを支持するステーに設けた阻止部材でセンサの周
囲を覆ったので、センサに磁気を透過する異物が接近し
て誤検出が発生するのを未然に防止することができ、し
かも阻止部材がセンサと一体で移動するので、シートの
スライド範囲が大きい場合でも阻止部材が大型化するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車室前部の斜視図
【図2】図1の2部拡大図
【図3】図2の3部拡大図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】本発明の第2実施例に係る、前記図4に対応す
る図
【図7】本発明の第3実施例に係る、前記図2に対応す
る図
【図8】本発明の第4実施例に係る、前記図2に対応す
る図
【図9】本発明の第5実施例に係る、前記図2に対応す
る図
【符号の説明】
14 フロア 23 遮蔽部材(遮蔽体) 23′ 被検出部材(遮蔽体) 24 カバー部材(磁気を透過する物体) 26 ステー 26c 上壁(阻止部材) 26d 側壁(阻止部材) 26e 後壁(阻止部材) 27 磁気センサ(センサ) 27′ 磁性体センサ(センサ) 32 阻止部材 33 阻止部材 S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 誠 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 磯永 一誠 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 西出 治宝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小代田 信洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2F063 AA02 BA11 BD15 CA31 CA34 DA05 GA52 3B087 BA02 DE08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロア(14)に沿ってスライド
    可能なシート(S)に設けたセンサ(27,27′)
    と、フロア(14)に設けた磁気を遮蔽する遮蔽体(2
    3,23′)とを備え、シート(S)のスライドに伴っ
    て前記遮蔽体(23,23′)がセンサ(27,2
    7′)に沿うように位置したときに、シートが(S)所
    定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置
    検出装置において、 前記センサ(27,27′)がフロア(14)に設けた
    前記遮蔽体(23,23′)以外の遮蔽体によって作動
    するのを防止する誤検出防止手段を設けたことを特徴と
    するスライド式シートの位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記誤検出防止手段がフロア(14)に
    設けた前記遮蔽体(23,23′)に接続された磁気を
    透過する物体(24)であり、シート(S)が前記所定
    の位置以外の位置にあるときに前記磁気を透過する物体
    (24)をセンサ(27,27′)に沿うように位置さ
    せたことを特徴とする、請求項1に記載のスライド式シ
    ートの位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記誤検出防止手段がフロア(14)に
    設けた阻止部材(32,33)であり、この阻止部材
    (32,33)をセンサ(27,27′)の移動経路に
    沿って配置したことを特徴とする、請求項1に記載のス
    ライド式シートの位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記誤検出防止手段がセンサ(27,2
    7′)を支持するステー(26)に設けた阻止部材(2
    6c,26d,26e)であり、この阻止部(26
    c,26d,26e)によってセンサ(27,27′)
    の周囲を覆ったことを特徴とする、請求項1に記載のス
    ライド式シートの位置検出装置。
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