JP2003334869A - Manufacturing method for cord-containing strip-like ply - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コード入り帯状プ
ライの製造方法に係り、特に、オープンコード等の製造
不良の発生を抑えることのできるコード入り帯状プライ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、空気入りラジアルタイヤのカー
カスプライやベルトプライには、トリートが用いられて
いる。このトリートは、引き揃えられた複数本のコード
をコーティングゴムによって被覆したものである。
【0003】カーカスプライやベルトプライに用いられ
るコードは、一般的に複数本のフィラメントから構成さ
れている。
【0004】コードの種類としては、例えば、図2
(A)に示すように、複数本のフィラメント100を層
撚り構造とし、その外周を螺旋状に巻き締めるラップフ
ィラメント102を有した所謂スパイラルコード104
と、ラップフィラメント102を有していない図5
(A)に示すような所謂ノンスパイラルコード106と
がある。
【0005】一般的に、スパイラルコード104とノン
スパイラルコード106については以下の性質が知られ
ている。
【0006】スパイラルコード104は、ラップフィラ
メント102によって外周が巻き締められているため屈
曲時のコード断面の変形が小さいが、反面、ラップフィ
ラメント102を有しているため、重量が重く、コスト
高となっている。
【0007】一方、ノンスパイラルコード106は、ス
パイラルコード104に比較して耐フレッティング性、
耐腐食性、耐疲労性に優れており、ラップフィラメント
102を有していない分軽量である。
【0008】ノンスパイラルコード106をゴムコーテ
ィングしてカーカスプライやベルトプライを製造する場
合、全列にノンスパイラルコード106を配列し、大巻
反を製造し、その後、トリートを必要角度、必要幅に裁
断し、トリミングしたトリート片をバットジョイントで
繋ないで小巻反とし、これをタイヤの周長に合わせて切
断し生タイヤの製造に用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法では、大巻反トリミングでの耳ゴム付着量が安
定しない、即ち、図5(A)に示すようにトリート片の
端部でコーティングゴム108の付着量が不足し、ノン
スパイラルコード106が露出する問題があった。
【0010】そのため、図5(B)に示すように、コー
ティングゴム108の不足によりバットジョイント部で
の接合力が低下し、タイヤ成形時にジョイント部が外
れる製造不良(所謂オープンコード)を発生させる問題
や、裁断での手直し作業発生の問題がある。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、製造不良の発
生や手直しを抑えることのできるコード入り帯状プライ
の製造方法を提供することが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載のコード入り帯状プライの製造方法
は、複数本のコードを互いに平行に引き揃えてゴムコー
ティングすることによりトリートを得る第1の工程と、
前記トリートの幅方向両端部分の余剰のコーティングゴ
ムを除去する第2の工程と、余剰のコーティングゴムの
除去された前記トリートを前記コードの長手方向に対し
て交差する方向に切断して複数のトリート片を得る第3
の工程と、前記トリート片の前記コードに沿った端部同
士をバットジョイントして長尺の帯状プライを得る第4
の工程とを備え、前記トリートは、幅方向中間部の複数
本のコードがノンスパイラルコードであり、少なくとも
幅方向最外側のコードが複数本のフィラメントからなる
基本構造の外周に螺旋状に巻回したラップフィラメント
を有するスパイラルコードであり、前記第2の工程で
は、前記ラップフィラメントのトリート幅方向外端に沿
って余剰のコーティングゴムを除去する、ことを特徴と
している。
【0013】次に、請求項1に記載のコード入り帯状プ
ライの製造方法の作用を説明する。
【0014】先ず、第1の工程では、複数本のコードを
互いに平行に引き揃えてゴムコーティングすることによ
りトリートを得る。このトリートは、幅方向中間部の複
数本のコードがノンスパイラルコードであり、少なくと
も幅方向最外側のコードがスパイラルコードである。
【0015】次の第2の工程では、トリートの幅方向両
端部分の外側にはみ出ている余剰のコーティングゴムが
除去される。このとき、余剰のコーティングゴムは、ラ
ップフィラメントのトリート幅方向外端に沿って除去さ
れる。したがって、余剰のコーティングゴムを除去した
後のトリートの幅方向両端部分では、基本構造をを構成
するフィラメントは露出せず、該基本構造の外側にバッ
トジョイントに必要な十分な量のコーティングゴム(耳
ゴム)が残される。
【0016】次の第3の工程では、余剰のコーティング
ゴムの除去されたトリートをコードの長手方向に対して
交差する方向に切断して複数のトリート片を得る。
【0017】次の第4の工程では、第3の工程で得られ
たトリート片の、スパイラルコード側の端部同士がバッ
トジョイント(端部同士を重ね合わさない付き合わせ接
合)され、これにより長尺の帯状プライが得られる。
【0018】ここで、トリート片は、ジョイントに必要
な十分な量のコーティングゴム(耳ゴム)の残された部
分同士を付き合わせてバットジョイントするので、確実
な接合を行うことができる。
【0019】なお、本発明では、トリートの幅方向最外
側の1本がスパイラルコードであれば効果がある。トリ
ートの幅方向最外側に2本以上のスパイラルコードを設
けても良いが、スパイラルコードの本数を増やすとコス
トが高くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明のコード入り帯状プライを
製造するプライ製造装置10の概略構成図である。
【0022】図1に示すように、プライ製造装置10
は、コード(ノンスパイラルコード、及びスパイラルコ
ード)を巻き付けたリール14を複数個掛けてあるクリ
ールスタンド16と、複数本のコードを等ピッチに引き
揃える引き揃え装置18と、引き揃えられた複数本のコ
ードの表裏面に未加硫ゴムをコーティングしてトリート
40とするカレンダー装置20と、トリート40を冷却
するクーリング部22、トリート40に所定の弛みを設
けて張力を調整するフェスツーン24と、トリート40
の両端部分の余剰のコーティングゴムを除去するトリミ
ング装置28と、トリミングしたトリート40を巻き取
る巻取り装置30を備えている。
【0023】カレンダー装置20は、引き揃えた複数の
コードの上面に未加硫ゴムをコーティングする上ローラ
対32と、引き揃えた複数のコードの下面に未加硫ゴム
をコーティングする下ローラ対34とを備えており、上
ローラ対32と下ローラ対34との間に引き揃えた複数
本のコードを供給することにより、引き揃えた複数本の
コードの上下面(表裏面)に未加硫ゴムをコーティング
することができる。
【0024】トリミング装置28は、トリート40の幅
方向両端部の余剰のコーティングゴム108を除去する
カッタ36を備えている。
【0025】巻取り装置30は、トリート40を巻き取
るドラム38を備えている。
(作用)次に、プライ製造装置10の作用を説明する。
【0026】クリールスタンド16から引き出された複
数本のコードは、引き揃え装置18にて等ピッチに引き
揃えられる。
【0027】ここで、引き揃える際、幅方向両側の最外
側の1本をスパイラルコード104とし、その内側全て
をノンスパイラルコード106とする。
【0028】このようにして引き揃えられた複数本のコ
ードは、その後、カレンダー装置20にて表裏面にコー
ティングゴム108がコーティングされトリート40と
なる。
【0029】トリート40はクーリング部22で冷却さ
れ、フェスツーン24を介してトリミング装置28へ至
り、カッタ36にて両端部分の余剰のコーティングゴム
が除去される。
【0030】トリミング装置28では、カッタ36がト
リート面に対して直角に当てられ、スパイラルコード1
04の基本構造をなすフィラメント100には接触せ
ず、図2(A)に示すように、スパイラルコード104
のラップフィラメント102のトリート幅方向最外点P
を通る部分から略トリート幅方向外側の余剰のコーティ
ングゴム108が除去されるが、スパイラルコード10
4の基本構造をなすフィラメント100のトリート幅方
向外側には、後のバットジョイントに必要な十分な量の
コーティングゴム108(耳ゴム)が残される。
【0031】その後、トリート40は、巻取り装置30
のドラム38に図示しないライナーと共に巻き取られ
る。
【0032】次に、このトリート40を用いて、タイヤ
のカーカスプライの製造工程を説明する。
【0033】先ず、ドラム38から引き出したトリート
40を、図3(A)に示すように、タイヤサイズに応じ
て一定長の長さ間隔Lで、トリート40の長手方向とほ
ぼ直交方向に裁断してトリート片40Aとし、複数のト
リート片40Aを図3(B)、図2(B),(C)に示
すようにスパイラルコード104側の端部同士を付き合
わせてバットジョイントして巻き取り、小巻反を得る。
【0034】トリート片40Aは、十分な量のコーティ
ングゴム108が残された端部同士が突き合わされてバ
ットジョイントされるので、一方のトリート片40Aの
コーティングゴム108と他方のトリート片40Aのコ
ーティングゴム108とが十分に接触し(図2(C)参
照)、バットジョイント部の接合力が確保され、タイヤ
成形時にジョイント部が外れる不具合(所謂オープンコ
ード)も発生せず、裁断での手直しによる不稼働時間も
無くなる。
【0035】また、トリート40は、殆どがノンスパイ
ラルコード106で構成されているので、ノンスパイラ
ルコード106のコストメリットを生かし、製造不良の
発生を抑えることができる。
【0036】なお、上記実施形態では、トリート40の
幅方向両方の最外側の1本をスパイラルコード104と
したが、最外側から複数本をスパイラルコード104と
しても良い。なお、スパイラルコード104の本数を増
加すると、重量、及びコストが上昇する。
(試験例1)次に、本発明のコード入り帯状プライの製
造方法の効果を確かめるために、本発明のコード入り帯
状プライの製造方法によって製造されたプライと、従来
の製造方法によって製造されたプライとを試作し、ジョ
イント部接合力の比較を行った。
【0037】接合力の評価方法
(1) 引張り試験機のチャック間隔を60mmに設定
する。
(2) チャック間の中央部にバットジョイント部がく
る様に試料をセットする。
(3) 速度500mm/分で試料を引張り、破断強度
及び破断箇所(バットジョイント部か否か)を比較。
【0038】接合力の評価結果は、図4に示す通りであ
り、従来方法ではジョイント部の破壊強度低下が散発し
ていることが分かる。
【0039】一方、本発明では、ジョイント部の破壊強
度低下が抑制されていることが分かる。
(試験例2)また、本発明のコード入り帯状プライの製
造方法の効果を確かめるために、本発明のコード入り帯
状プライの製造方法によって製造されたプライを用いた
タイヤと、従来の製造方法によって製造されたプライを
用いたタイヤとを試作し、タイヤを分解してオープンコ
ードの発生頻度を調べた。
【0040】従来の製造方法によって製造されたプライ
を用いたタイヤでは、オープンコードが1〜3%の頻度
で発生していたが、本発明の製造方法によって製造され
たプライを用いたタイヤでは、オープンコードの発生は
皆無であった。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ンスパイラルコードのコストメリットを生かし、かつノ
ンスパイラルコード特有のジョイント部接合力低下の欠
点をも解消し、安く、かつ安定した製造品質を維持でき
る、という効果がある。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] 1. Field of the Invention [0002] The present invention relates to a method for manufacturing a cord-containing band-shaped ply, and more particularly to a cord-shaped band-shaped ply capable of suppressing the occurrence of manufacturing defects such as open cords. And a method for producing the same. [0002] For example, a treat is used for a carcass ply or a belt ply of a pneumatic radial tire. In this treat, a plurality of aligned cords are covered with a coating rubber. A cord used for a carcass ply or a belt ply generally comprises a plurality of filaments. [0004] As a kind of code, for example, FIG.
As shown in (A), a so-called spiral cord 104 having a wrap filament 102 in which a plurality of filaments 100 have a layer-twisted structure and the outer periphery thereof is spirally wound.
FIG. 5 without the wrap filament 102
There is a so-called non-spiral code 106 as shown in FIG. In general, the following properties of the spiral code 104 and the non-spiral code 106 are known. [0006] The spiral cord 104 has a small deformation in the cord section at the time of bending because the outer periphery is wound by the wrap filament 102, but on the other hand, the spiral cord 104 has a heavy weight and a high cost because it has the wrap filament 102. Has become. On the other hand, the non-spiral cord 106 has a higher fretting resistance than the spiral cord 104,
It is excellent in corrosion resistance and fatigue resistance, and is lightweight because it does not have the wrap filament 102. When a carcass ply or a belt ply is manufactured by rubber-coating the non-spiral cord 106, the non-spiral cords 106 are arranged in all rows to produce a large roll, and then the treat is adjusted to the required angle and width. The cut and trimmed treat pieces are connected to each other with a butt joint to form a small roll, which is cut in accordance with the circumference of the tire and used for manufacturing a raw tire. [0009] However, in the conventional manufacturing method, the amount of adhesion of the ear rubber during the anti-trimming of the large winding is not stable, that is, as shown in FIG. As a result, there is a problem that the amount of adhesion of the coating rubber 108 is insufficient and the non-spiral cord 106 is exposed. [0010] Therefore, as shown in FIG. 5 (B), a shortage of the coating rubber 108 causes a decrease in the joining force at the butt joint portion, thereby causing a manufacturing defect (so-called open cord) in which the joint portion comes off during tire molding. In addition, there is a problem that a reworking operation occurs in the cutting. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a method for manufacturing a cord-shaped belt-like ply, which can suppress the occurrence and repair of a manufacturing defect in consideration of the above fact. [0012] In order to achieve the above object, a method for manufacturing a cord-containing band-like ply according to the first aspect of the present invention is to pull a plurality of cords parallel to each other and coat them with a rubber. A first step of obtaining a treat;
A second step of removing excess coating rubber at both ends in the width direction of the treat, and cutting the treat from which the excess coating rubber has been removed in a direction intersecting the longitudinal direction of the cord to form a plurality of treats. Third to get a piece
And a butt joint between ends of the treat piece along the cord to obtain a long belt-like ply.
Wherein the plurality of cords in the widthwise middle portion are non-spiral cords, and at least the outermost cord in the widthwise direction is spirally wound around the outer periphery of a basic structure composed of a plurality of filaments. A spiral cord having a wrapped filament, wherein in the second step, excess coating rubber is removed along an outer end of the wrapped filament in a treat width direction. Next, the operation of the method for producing a cord-containing belt-like ply according to the first aspect will be described. First, in a first step, a plurality of cords are aligned parallel to each other and rubber-coated to obtain a treat. In this treatment, a plurality of codes in the middle part in the width direction are non-spiral codes, and at least the outermost code in the width direction is a spiral code. In the next second step, excess coating rubber protruding outside both ends in the width direction of the treat is removed. At this time, the excess coating rubber is removed along the outer end in the treat width direction of the wrap filament. Therefore, the filaments constituting the basic structure are not exposed at both ends in the width direction of the treat after removing the excess coating rubber, and a sufficient amount of the coating rubber (ears) necessary for the butt joint is provided outside the basic structure. Rubber) is left. In the next third step, the treat from which the excess coating rubber has been removed is cut in a direction intersecting the longitudinal direction of the cord to obtain a plurality of treat pieces. In the next fourth step, the ends of the treat piece obtained in the third step on the spiral cord side are butt-joined (associative joining in which the ends are not overlapped with each other). A strip ply of a length is obtained. [0018] Here, the treated piece is butt-joined by abutting the remaining portions of the coating rubber (ear rubber) in a sufficient amount necessary for the joint, so that reliable joining can be performed. It should be noted that the present invention is effective if the outermost one in the width direction of the treat is a spiral code. Two or more spiral cords may be provided on the outermost side in the width direction of the treat, but increasing the number of spiral cords increases the cost. Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic structural view of a ply manufacturing apparatus 10 for manufacturing a cord-shaped belt-like ply of the present invention. As shown in FIG. 1, a ply manufacturing apparatus 10
Is a creel stand 16 on which a plurality of reels 14 around which cords (non-spiral cords and spiral cords) are wound, a aligning device 18 for aligning a plurality of cords at an equal pitch, and a plurality of aligned cords. A calender 20 for coating the front and back surfaces of the cord with unvulcanized rubber to form a treat 40; a cooling unit 22 for cooling the treat 40; a festoon 24 for adjusting the tension by providing a predetermined slack in the treat 40; 40
A trimming device 28 for removing excess coating rubber at both end portions of the device and a winding device 30 for winding the trimmed treat 40 are provided. The calender device 20 includes a pair of upper rollers 32 for coating unvulcanized rubber on the upper surfaces of a plurality of aligned cords, and a pair of lower rollers 34 for coating unvulcanized rubber on the lower surfaces of the aligned plurality of cords. By supplying a plurality of aligned cords between the upper roller pair 32 and the lower roller pair 34, uncured uncured top and bottom surfaces (front and back surfaces) of the aligned plurality of cords are provided. Rubber can be coated. The trimming device 28 includes a cutter 36 for removing excess coating rubber 108 at both ends in the width direction of the treat 40. The winding device 30 has a drum 38 for winding the treat 40. (Operation) Next, the operation of the ply manufacturing device 10 will be described. The plurality of cords drawn from the creel stand 16 are aligned at equal pitches by the alignment device 18. Here, at the time of alignment, the outermost one on both sides in the width direction is a spiral code 104, and the entire inside is a non-spiral code 106. The plurality of cords thus arranged are thereafter coated with the coating rubber 108 on the front and back surfaces by the calender device 20 to form the treat 40. The treat 40 is cooled by the cooling unit 22, reaches the trimming device 28 via the festoon 24, and the cutter 36 removes excess coating rubber at both ends. In the trimming device 28, the cutter 36 is applied at right angles to the treating surface, and the spiral cord 1
No contact with the filament 100 forming the basic structure of the spiral cord 104 as shown in FIG.
Outermost point P of the wrap filament 102 in the treat width direction
The excess coating rubber 108 substantially outside in the treat width direction is removed from the portion passing through the spiral cord 10.
A sufficient amount of coating rubber 108 (ear rubber) required for a later butt joint is left outside the filament 100 having the basic structure of No. 4 in the treat width direction. Thereafter, the treat 40 is moved to the winding device 30.
And a liner (not shown). Next, a process of manufacturing a carcass ply of a tire using the treat 40 will be described. First, as shown in FIG. 3A, the treat 40 drawn out of the drum 38 is cut at a fixed length L according to the tire size in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the treat 40. 3A, the ends of the spiral cord 104 are attached to each other as shown in FIGS. 3 (B), 2 (B) and 2 (C), and the butt joint is wound. Obtain Komaki anti. The treated piece 40A is butt-joined by abutting the ends where a sufficient amount of the coated rubber 108 is left, so that the coated rubber 108 of one treated piece 40A and the coated rubber of the other treated piece 40A are coated. 108 (see FIG. 2 (C)), the joint strength of the butt joint is ensured, the joint does not come off at the time of tire molding (so-called open cord), and there is no failure due to reworking by cutting. Uptime is also lost. Further, since most of the treat 40 is constituted by the non-spiral cord 106, the cost advantage of the non-spiral cord 106 can be utilized and the occurrence of manufacturing defects can be suppressed. In the above embodiment, the outermost one in the width direction of the treat 40 is the spiral cord 104, but a plurality of the outermost cords may be the spiral cord 104. When the number of the spiral cords 104 increases, the weight and the cost increase. (Test Example 1) Next, in order to confirm the effects of the method for producing a corded belt ply of the present invention, a ply produced by the method for producing a corded belt ply of the present invention and a ply produced by a conventional production method. A ply was prototyped and the joint strength was compared. Evaluation Method of Bonding Force (1) The chuck interval of the tensile tester is set to 60 mm. (2) Set the sample so that the butt joint is at the center between the chucks. (3) The sample was pulled at a speed of 500 mm / min, and the breaking strength and the breaking position (whether or not at the butt joint) were compared. The results of the evaluation of the joining force are as shown in FIG. 4, and it can be seen that in the conventional method, a decrease in the breaking strength of the joint part occurs sporadically. On the other hand, in the present invention, it can be seen that the decrease in the breaking strength of the joint is suppressed. (Test Example 2) In addition, in order to confirm the effect of the method of manufacturing a corded belt ply of the present invention, a tire using a ply manufactured by the method of manufacturing a corded belt ply of the present invention and a conventional manufacturing method were used. A tire using the manufactured ply was prototyped, the tire was disassembled, and the occurrence frequency of open cords was examined. In a tire using a ply manufactured by the conventional manufacturing method, open cords are generated at a frequency of 1 to 3%. In a tire using a ply manufactured by the manufacturing method of the present invention, There was no open code. As described above, according to the present invention, the cost advantage of the non-spiral cord is utilized, and the disadvantage of non-spiral cord-specific joint strength reduction is eliminated, and the present invention is inexpensive and stable. This has the effect of maintaining the production quality.
【図面の簡単な説明】
【図1】プライ製造装置の概略構成図である。
【図2】(A)は本発明の製造方法による余剰のコーテ
ィングゴムを除去したトリートの端部付近の断面図であ
り、(B)はバットジョイント直前のトリートの端部付
近の断面図であり、(C)はバットジョイント部付近の
断面図である。
【図3】(A)はトリートを裁断してトリート片を作製
する工程の説明図であり、(B)はトリート片をバット
ジョイントして小巻反を製作する工程の説明図である。
【図4】試験例の試験結果を示すグラフである。
【図5】(A)は従来のトリートの端部付近の断面図で
あり、(B)は従来のトリートのバットジョイント部付
近の断面図である。
【符号の説明】
40 トリート
40A トリート片
102 ラップフィラメント
104 スパイラルコード
106 ノンスパイラルコード
108 コーティングゴムBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a ply manufacturing device. FIG. 2 (A) is a cross-sectional view near the end of a treat from which excess coating rubber has been removed by the manufacturing method of the present invention, and FIG. 2 (B) is a cross-sectional view near the end of the treat immediately before a butt joint. (C) is a sectional view near the butt joint portion. FIG. 3 (A) is an explanatory view of a step of cutting a treat to produce a treated piece, and FIG. 3 (B) is an explanatory view of a step of producing a small roll by butt-joining the treated pieces. FIG. 4 is a graph showing test results of a test example. FIG. 5A is a cross-sectional view near an end of a conventional treat, and FIG. 5B is a cross-sectional view near a butt joint portion of the conventional treat. [Description of Signs] 40 Treat 40A Treat piece 102 Wrap filament 104 Spiral cord 106 Non-spiral cord 108 Coating rubber
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 宗義 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 4F212 AA45 AD03 AD16 AH20 VA09 VA11 VL01 VL07 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (72) Inventor Muneyoshi Maeda 3-1-1 Ogawa Higashicho, Kodaira City, Tokyo Stock Association Bridgestone Technology Center F term (reference) 4F212 AA45 AD03 AD16 AH20 VA09 VA11 VL01 VL07
Claims (1)
てゴムコーティングすることによりトリートを得る第1
の工程と、 前記トリートの幅方向両端部分の余剰のコーティングゴ
ムを除去する第2の工程と、 余剰のコーティングゴムの除去された前記トリートを前
記コードの長手方向に対して交差する方向に切断して複
数のトリート片を得る第3の工程と、 前記トリート片の前記コードに沿った端部同士をバット
ジョイントして長尺の帯状プライを得る第4の工程とを
備え、 前記トリートは、幅方向中間部の複数本のコードがノン
スパイラルコードであり、少なくとも幅方向最外側のコ
ードが複数本のフィラメントからなる基本構造の外周に
螺旋状に巻回したラップフィラメントを有するスパイラ
ルコードであり、 前記第2の工程では、前記ラップフィラメントのトリー
ト幅方向外端に沿って余剰のコーティングゴムを除去す
る、ことを特徴とするコード入り帯状プライの製造方
法。Claims: 1. A first method for obtaining a treat by pulling a plurality of cords parallel to each other and coating them with a rubber.
And a second step of removing excess coating rubber at both ends in the width direction of the treat; and cutting the treat from which the excess coating rubber has been removed in a direction crossing the longitudinal direction of the cord. A third step of obtaining a plurality of treated pieces, and a fourth step of butt-joining ends of the treated pieces along the cord to obtain a long strip-shaped ply, wherein the treat has a width of A plurality of cords in the direction intermediate portion are non-spiral cords, and at least the outermost cord in the width direction is a spiral cord having a wrap filament spirally wound around the outer periphery of a basic structure composed of a plurality of filaments, In the second step, excess coating rubber is removed along the outer edge in the treat width direction of the wrap filament. Manufacturing method of over-de-filled strip plies.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002148967A JP2003334869A (en) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | Manufacturing method for cord-containing strip-like ply |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002148967A JP2003334869A (en) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | Manufacturing method for cord-containing strip-like ply |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003334869A true JP2003334869A (en) | 2003-11-25 |
Family
ID=29706331
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003334869A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126578A (en) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Bridgestone Corp | Production line of strip-shaped reinforcing member, and method for production of this member |
JP2012071462A (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Bridgestone Corp | Method for manufacturing rubber-cord composite |
-
2002
- 2002-05-23 JP JP2002148967A patent/JP2003334869A/en active Pending
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