JP2003334160A - 立体視内視鏡システム - Google Patents

立体視内視鏡システム

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JP2003334160A
JP2003334160A JP2002146840A JP2002146840A JP2003334160A JP 2003334160 A JP2003334160 A JP 2003334160A JP 2002146840 A JP2002146840 A JP 2002146840A JP 2002146840 A JP2002146840 A JP 2002146840A JP 2003334160 A JP2003334160 A JP 2003334160A
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stereoscopic
angle
observation
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JP2002146840A
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English (en)
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Masahiro Kudo
正宏 工藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広角映像を得ることのできる立体視内視鏡に
おいて狭角映像と広角映像との表示の切替えを術者の操
作なしで可能とする。 【解決手段】 出力映像信号切替回路9は、立体映像と
共に広角映像をも得ることのできる立体視硬性内視鏡に
よって被検部位の像より取得された立体視観察用の映像
情報と広角観察用の映像情報とを選択的に出力する。色
抽出画像処理回路10は、あらかじめ設定された被検部
位における観察領域を取得された広角観察用の映像情報
から検出し、検出された観察領域の面積値を算出する。
切替制御信号生成回路11は、算出された観察領域の面
積値とあらかじめ設定された所定の値とを比較し、この
比較結果に基づいて出力映像信号切替回路9を制御する
ための制御信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察領域の立体的
な観察が行える立体視内視鏡で使用される技術に関し、
特に、観察領域を含む広角視野の二次元映像の観察をも
行うことのできる立体視内視鏡により得られる画像の表
示の切り替えの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】患者への低侵襲性という利点を有する内
視鏡手術は普及したものの、従来の内視鏡が提供する画
像は二次元の平面画像であったため、内視鏡手術は直視
下での手術操作に比べ難易度の高いものであった。
【0003】これに対し、立体視内視鏡は、体腔内の立
体像を術者に提示することができるため、直視下により
近い操作性を術者に提供できる利点を有している。しか
し、内視鏡手術の術中においては、患部の狭角視野だけ
ではなく、患部周辺の状況確認や視野外の処置具の位置
確認など、広角な視野も確認しながら手術を進めてゆく
ことが必要となるが、そのためには内視鏡を上下左右に
振ったり手元側に引いたりせねばならなかったため、一
旦患部処置を中断することになり、手術効率の低下を招
いていた。
【0004】この問題を解決する技術として、例えば、
特開平9−5643号公報に開示されたもの、あるいは
出願人が先に出願した特願2001−276925号に
開示したものが挙げられる。これらはいずれも、立体内
視鏡により狭角の立体映像に加えて広角の二次元映像を
得て、それを映像表示装置に切り替えて表示するという
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】映像表示装置での表示
映像を、狭角映像(立体)と広角映像(二次元)とで切
り替えるためには、術者自身が切り替えのための何らか
の操作を行うか、助手等に映像切り替えの指示を与える
必要がある。その際には術者の手術操作が中断してしま
うため、手術の進行が滞るという問題があった。
【0006】上述した問題を鑑み、広角映像を得ること
のできる立体視内視鏡において狭角映像と広角映像との
表示の切り替えを術者の操作なしで可能とし、円滑な内
視鏡手術を実現し得るようにすることが本発明が解決し
ようとする課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の態様のひとつで
ある立体視内視鏡システムは、被検部位の像から立体視
観察用の映像情報と広角観察用の映像情報とを取得する
ための内視鏡手段と、前記内視鏡手段によって取得され
た前記立体視観察用の映像情報と前記広角観察用の映像
情報とを選択的に出力可能に構成された切換手段と、前
記内視鏡手段によって取得された前記広角観察用の映像
情報に基づいて、あらかじめ設定された前記被検部位に
おける観察領域を検出する観察領域検出手段と、前記観
察領域検出手段によって検出された観察領域の面積値を
算出する面積算出手段と、前記面積算出手段によって算
出された前記観察領域の面積値とあらかじめ設定された
所定の値とを比較する比較手段と、前記比較手段による
比較結果に応じて前記切換手段を制御するための制御信
号を生成する制御信号生成手段と、を具備するように構
成することによって上述した課題を解決する。
【0008】この構成によれば、面積算出手段によって
算出された観察領域の面積値に基づいて生成される制御
信号によって切換手段が制御されて立体視観察用の映像
情報と広角観察用の映像情報とが選択的に出力されるの
で、この出力される映像情報で表現されている映像を表
示させることにより、狭角映像と広角映像との表示の切
り替えが術者の操作なしで可能となる。
【0009】また、本発明の別の態様のひとつである立
体視内視鏡システムは、被検部位の像から立体視観察用
の映像情報と広角観察用の映像情報とを取得するための
内視鏡手段と、前記内視鏡手段によって取得された前記
立体視観察用の映像情報と前記広角観察用の映像情報と
を選択的に出力可能に構成された切換手段と、前記内視
鏡手段に設けられ、前記被検部位の像を撮像して前記立
体視観察用の映像情報を出力する撮像手段と、前記内視
鏡手段に設けられ、前記撮像手段が撮像する前記被検部
位の像を拡大若しくは縮小するための変倍手段と、前記
被検部位の像を拡大若しくは縮小させるために、あらか
じめ任意に設定された倍率値に応じて前記変倍手段の駆
動を制御する駆動制御手段と、前記駆動制御手段に設定
された前記倍率値とあらかじめ設定された所定の値とを
比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応
じて前記切換手段を制御するための制御信号を生成する
制御信号生成手段と、を具備するように構成することに
よって上述した課題を解決する。
【0010】この構成によれば、駆動制御手段に設定さ
れた倍率値に基づいて生成される制御信号によって切換
手段が制御されて立体視観察用の映像情報と広角観察用
の映像情報とが選択的に出力されるので、この出力され
る映像情報で表現されている映像を表示させることによ
り、狭角映像と広角映像との表示の切り替えが術者の操
作なしで可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明の第一の実施形態に
ついて、図1から図4を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明を実施する立体視内視鏡シス
テム1の全体構成の第一の例を示している。立体視内視
鏡システム1は、体腔内にて狭角の立体像および広角の
二次元像を捉え、それらの像を体腔外に伝送する立体視
硬性内視鏡2、立体視硬性内視鏡2の3つの伝送像を撮
像する立体TV(テレビジョン)カメラ3、立体TVカ
メラ3からの撮像信号を元に、立体映像信号および二次
元映像信号をそれぞれ生成するCCU(カメラ・コント
ロール・ユニット)4a、4b、及び4c、術者に立体
視内視鏡で得られた映像を表示するための立体映像表示
装置5、そして立体映像表示装置5に表示する映像信号
を狭角立体映像とするか広角二次元映像とするかを制御
する表示切替制御装置6から構成される。
【0013】立体視硬性内視鏡2は、レンズや内視鏡自
体を移動させることなくその状態でその視野を狭角と広
角とで使い分けることができるように構成されており、
例えば狭角の立体像の観察を行うための一対の光学系に
加え、広角の二次元像の観察を行うための光学系を備え
た構造を有している。
【0014】図2には図1に示した立体視内視鏡システ
ム1で使用される立体TVカメラの構成が示されてい
る。図2に示すように、立体TVカメラ3には、立体視
硬性内視鏡2によって伝送された体腔内像を撮像する撮
像素子であるCCD(電荷結合素子)7a、7b、及び
7cと、CCD7a、7b、及び7cの各々からの微弱
な出力信号を増幅してCCU4a、4b、及び4cの各
々へ伝送する増幅回路8a、8b、及び8cとが備えら
れている。CCD7aには広角の二次元像を入射させ、
増幅回路8aを経てCCU4aへとその出力信号を伝送
させる。同様に、CCD7bには立体像を構成する右目
用の二次元像、CCD7cには同じく立体像を構成する
左目用の二次元像を入射させ、それそれ増幅回路8b、
8cを経てCCU4b、4cへと伝送させる。
【0015】立体映像表示装置5は、右目と左目にそれ
ぞれ映像を独立に表示する、液晶や液晶EL(電界発光
効果)素子、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバ
イス)等の小型映像表示素子が備わっており、例えば、
観察者が頭部に装着するタイプのHMD(ヘッド・マウ
ンテッド・ディスプレイ)や、顕微鏡の接眼部の如く双
眼の接眼部がアームに保持されている覗き込みタイプの
ものが使用される。
【0016】図3には、図1に示した立体視内視鏡シス
テム1で使用される表示切替制御装置の構成の第一の例
が示されている。図3に示すように、表示切替制御装置
6は、出力映像信号切替回路9、色抽出画像処理回路1
0、及び切替制御信号生成回路11を有して構成されて
いる。
【0017】出力映像信号切替回路9には左右の目に対
応した2系統の立体映像信号及び広角の二次元映像信号
が入力され、後述の制御信号を受けて、立体映像信号を
出力するか若しくは同一の二次元映像信号を2系統出力
するかの切り替えを行う。出力映像信号切替回路9には
映像信号の切り替えのために2入力1出力の信号切替S
W(スイッチ)が2個備えられているが、この切替SW
には切替制御信号に基づいて信号の切替を電気的に行う
アナログSW等の電子素子が使用される。
【0018】色抽出画像処理回路10には広角二次元映
像信号が入力され、その映像信号で表現されている映像
において特定の色彩を有する領域を抽出してその領域の
面積の算出を行い、算出された面積値(抽出面積値)を
切替制御信号生成回路11へ出力する。ここで、領域抽
出の基礎とする色彩はこのシステムの使用者が図示して
いない入力部への入力を行うことによって設定可能であ
るように構成されている。
【0019】切替制御信号生成回路11は、色抽出画像
処理回路10から出力された抽出面積値と、図示してい
ない入力部に対してこのシステムの使用者が入力を与え
ることにより設定される切替閥値とから、出力映像信号
切替回路9の切替動作を制御するための制御信号を生成
し出力する。この切替制御信号生成回路11は、例え
ば、上述した抽出面積値と切替閥値とに基づいて上述し
た制御信号の生成を行わせる制御プログラムを実行させ
るCPU(中央処理装置)と、上述した制御プログラム
が予め格納されているROM(リード・オンリ・メモ
リ)と、上述した制御プログラムをCPUが実行する際
のワークエリアとしてあるいは各種のデータの記憶領域
として使用されるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)とで構成することもできる。
【0020】次に、この表示切替制御装置6の動作を説
明する。まず、立体視硬性内視鏡2で観察/処置を行う
ことが所望されている観察領域に、体内組繊にはない色
彩、例えば緑色や青色を呈している基準マーカーが留置
される。
【0021】色抽出画像処理回路10には立体視硬性内
視鏡2で捉えられた体腔内の広角二次元映像信号が入力
され、前述の如く色抽出画像処理回路10に設定された
色彩の部分の領域の抽出面積値が算出されて出力され
る。色抽出画像処理回路10で行われるこの色抽出画像
処理は、入力映像信号の画素毎に各画素が任意の色空間
にて予め設定されている範囲内であるか範囲外であるか
を判定し、この判定によって範囲内として抽出された画
素によって構成される領域の面積を算出するものである
が、この画像処理技術は周知の技術であるので詳細な記
述は省略する。ここで、前述のように、色抽出画像処理
回路10の図示していない入力部に対して抽出対象の基
準マーカーの色彩を予め入力し登録しておくことによ
り、広角二次元映像内において基準マーカーの色彩を呈
している領域が抽出され、その抽出面積値が算出され
る。
【0022】一方、切替制御信号生成回路11にはこの
抽出面積値と図示していない入力部からの切替閾値設定
信号とが入力され、これら2つの情報の比較結果に基づ
いて切替制御信号が生成される。切替制御信号生成回路
11によって行われるこの切替制御信号の生成の手法
を、図4に示す切替制御信号生成処理の処理内容を示す
フローチャートに沿って説明する。なお、切替制御信号
生成回路11を前述したようにCPU、ROM、及びR
AMを用いて構成するのであれば、図4に示した切替制
御信号生成処理をCPUに行わせるための制御プログラ
ムをROMに予め格納しておき、切替制御信号生成回路
11に電力が供給されて起動されたときにこの制御プロ
グラムをCPUに読み出させて実行させるようにすれば
よい。
【0023】なお、本実施形態においては、前述した入
力部に対し、切替閾値として、観察領域に近接して観察
が行われるときに選択されるシステムの動作モードであ
る「近接モード」におけるものと、観察領域からやや離
れて観察が行われるときに選択されるシステムの動作モ
ードである「遠点モード」におけるものとの2パターン
の閾値がこれらのモードの選択によって設定されるもの
とする。
【0024】図4において、まず、S101においてこ
の動作モードの検知が行われ、S102において設定さ
れている動作モードが「近接モード」であるか「遠点モ
ード」であるかが判定される。この結果、「近接モー
ド」が設定されていると判定されたのであれば、S10
3において色抽出画像処理回路10から出力される抽出
面積値の読み込みが行われ、続くS104においてその
抽出面積値が二次元映像全体の面積値の1/4以上であ
るか否かが判定される。なお、この「1/4」という値
は、「近接モード」において設定されている上述した切
替閾値である。
【0025】この結果、読み込んだ抽出面積値が二次元
映像全体の1/4以上であると判定された場合(S10
4の判定結果がYesの場合)には、1回前(前回)に
この処理が行われたときのこの判定結果、すなわちその
ときに行われた読み込み抽出面積値が二次元映像全体の
1/4以上であったか否かの判定結果(旧判定結果)が
S105において読み出される。そして、S106にお
いてこの旧判定結果が二次元映像全体の1/4以上であ
ると判定されていた否かが判定される。
【0026】この結果、この旧判定結果が1/4未満で
あると判定されていた場合(S106の判定結果がNo
の場合)には、S107において狭角立体映像を出力映
像信号切替回路9から出力させるための制御信号が出力
され、続くS108において今回の読み込み抽出面積値
に基づくS104の判定結果が旧判定結果として記憶さ
れる。
【0027】一方、旧判定結果が1/4以上であると判
定されていた場合(S106の判定結果がYesの場
合)には、S107の処理は行われずにS108の処理
が行われる。その後、S108の処理を終えた後にはS
101へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0028】また、前述したS104の処理において、
読み込んだ抽出面積値が二次元映像全体の1/4未満で
あると判定された場合(S104の判定結果がNoの場
合)には、1回前(前回)にこの処理が行われたときの
この判定結果、すなわちそのときに行われた読み込み抽
出面積値が二次元映像全体の1/4以上であったか否か
の判定結果(旧判定結果)がS109において読み出さ
れ、S110においてこの旧判定結果が二次元映像全体
の1/4以上であると判定されていたか否かが判定され
る。
【0029】この結果、この旧判定結果が1/4以上で
あると判定されていた場合(S110の判定結果がYe
sの場合)には、S111において広角二次元映像を出
力映像信号切替回路9から出力させるための制御信号が
出力され、続くS112において今回の読み込み抽出面
積値に基づくS104の判定結果が旧判定結果として記
憶される。
【0030】一方、旧判定結果が1/4未満であると判
定されていた場合(S110の判定結果がNoの場合)
には、S111の処理は行われずにS112の処理が行
われる。その後、S112の処理を終えた後にはS10
1へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0031】ところで、前述したS102の処理によ
り、動作モードが「遠点モード」に設定されていると判
定されたのであれば、S113において色抽出画像処理
回路10から出力される抽出面積値の読み込みが行わ
れ、続くS114においてその抽出面積値が二次元映像
全体の面積値の1/10以上であるか否かが判定され
る。なお、この「1/10」という値は、「遠点モー
ド」において設定されている前述した切替閾値である。
【0032】この結果、読み込んだ抽出面積値が二次元
映像全体の1/10以上であると判定された場合(S1
14の判定結果がYesの場合)には、1回前(前回)
にこの処理が行われたときのこの判定結果、すなわちそ
のときに行われた読み込み抽出面積値が二次元映像全体
の1/10以上であったか否かの判定結果(旧判定結
果)がS115において読み出される。そして、S11
6においてこの旧判定結果が二次元映像全体の1/10
以上であると判定されていたか否かが判定される。
【0033】この結果、この旧判定結果が1/10未満
であると判定されていた場合(S116の判定結果がN
oの場合)には、S117において狭角立体映像を出力
映像信号切替回路9から出力させるための制御信号が出
力され、続くS118において今回の読み込み抽出面積
値に基づくS114の判定結果が旧判定結果として記憶
される。
【0034】一方、旧判定結果が1/10以上であると
判定されていた場合(S116の判定結果がYesの場
合)には、S117の処理は行われずにS118の処理
が行われる。その後、S118の処理を終えた後にはS
101へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0035】また、前述したS114の処理において、
読み込んだ抽出面積値が二次元映像全体の1/10未満
であると判定された場合(S114の判定結果がNoの
場合)には、1回前(前回)にこの処理が行われたとき
のこの判定結果、すなわちそのときに行われた読み込み
抽出面積値が二次元映像全体の1/10以上であったか
否かの判定結果(旧判定結果)がS119において読み
出され、S120においてこの旧判定結果が二次元映像
全体の1/10以上であったか否かが判定される。
【0036】この結果、この旧判定結果が1/10以上
であると判定されていた場合(S120の判定結果がY
esの場合)には、S121において広角二次元映像を
出力映像信号切替回路9から出力させるための制御信号
が出力され、続くS122において今回の読み込み抽出
面積値に基づくS114の判定結果が旧判定結果として
記憶される。
【0037】一方、旧判定結果が1/10未満であると
判定されていた場合(S120の判定結果がNoの場
合)には、S121の処理は行われずにS122の処理
が行われる。その後、S122の処理を終えた後にはS
101へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0038】以上の切替制御信号生成処理が切替制御信
号生成回路11によって行われることにより、立体視硬
性内視鏡2が観察対象に近づくことによって広角二次元
映像内において増大する基準マーカーの色彩を呈してい
る領域の面積が前述したどちらかの動作モードにおいて
設定された上述の閾値を超えた場合には立体映像表示装
置5に表示される映像が自動的に広角二次元映像から狭
角立体映像へと切り替わり、またその一方で、観察対象
と近接した状態にある立体視硬性内視鏡2が該観察対象
から遠ざかることによって広角二次元映像内において減
少する基準マーカーの色彩を呈している領域の面積が上
述の閾値を下回った場合には立体映像表示装置5に表示
される映像が自動的に狭角立体映像から広角二次元映像
へと切り替わる。
【0039】また、前述した動作モードの設定によっ
て、立体映像表示装置5に表示される映像の切り替わり
方を異ならせることができる。すなわち、「近接モー
ド」では立体視硬性内視鏡2と観察対象とを近づけた場
合、これらがより近接した位置関係になったところで広
角二次元映像から狭角立体映像へと切り替わるのに対
し、「遠点モード」ではこれらの位置関係がある程度離
れたところでも広角二次元映像から狭角立体映像へと切
り替わる。
【0040】なお、上述した実施形態において動作モー
ドに対応して設定されていた切替閾値はあくまでも一例
であり、その値の変更は可能である。また、広角二次元
映像内における特定の色彩を呈している領域の面積を算
出する方式として、形状認識によってその面積の算出を
行う方式を用いることも可能である。
【0041】以上のように、立体視硬性内視鏡2と観察
対象、例えば処置対象患部との近接度合いを、広角二次
元映像内における基準マーカーの色彩を呈している領域
の面積に基づいて検知し、あらかじめ設定された閾値と
の比較により立体映像表示装置5に表示される映像を狭
角立体映像と広角二次元映像とに切り替えることによっ
て、術者の負担が低減し、より円滑な手術の遂行が可能
となる。
【0042】次に、本発明の第二の実施形態について、
図5及び図6を参照しながら説明する。この第二の実施
形態と前述した第一の実施形態との違いは、立体映像表
示装置5の画面に表示される映像を狭角立体映像と広角
二次元映像とのどちらにするかの切り替えを行うのでは
なく、狭角映像と広角映像とのうちいずれか一方をメイ
ン表示として全画面表示し、他方をサブ表示としてスー
パーインポーズして画面の一部に表示させるようにし、
切替制御信号によってメイン表示とサブ表示との切り替
えを行うという点にある。このため、図3に示した表示
切替制御装置6の構成が変更される。
【0043】この第二の実施形態において使用される、
図1に示した立体視内視鏡システム1で使用される表示
切替制御装置の構成の第二の例は図5に示されている。
図5において、表示切替制御装置12は、出力映像信号
切替回路13、スキャンコンバータ14a及び14b、
映像合成回路15a及び15b、色抽出画像処理回路1
6、並びに切替制御信号生成回路17を有して構成され
ている。
【0044】出力映像信号切替回路13には左右の目に
対応した2系統の立体映像信号及び広角の二次元映像信
号が入力され、後述の制御信号に応じ、直接に若しくは
スキャンコンバータ14a及び14bを介して映像合成
回路15a及び15bに入力される映像信号の割り振り
を切り替える。映像信号の切替回路は2入力1出力の信
号切替SW4個で構成されているが、この切替SWには
前述した第一の実施形態と同様アナログSW等の電子素
子が使用される。
【0045】スキャンコンバータ14a及び14b各々
の出力は映像合成回路15a及び15bに各々入力さ
れ、スキャンコンバータ14a及び14bを介さずに出
力映像信号切替回路13から直接に映像合成回路15a
及び15bの各々に入力された映像信号と合成される。
合成された映像信号は立体映像表示装置5へと出力され
る。
【0046】色抽出画像処理回路16及び切替制御信号
生成回路17は図3に示した表示切替制御装置6におけ
る色抽出画像処理回路10及び切替制御信号生成回路1
1と同一のものが用いられる。次に、この表示切替制御
装置12の動作を説明する。
【0047】切替制御信号生成回路17によって行われ
る切替制御信号生成処理の処理内容を示すフローチャー
トを図6に示す。このフローチャートを第一の実施形態
において切替制御信号生成回路17によって行われる切
替制御信号生成処理の処理内容を示す図3に示したフロ
ーチャートと比較すると分かるように、図6に示すフロ
ーチャートは、出力映像信号切替回路13への出力信号
が立体映像表示装置5に表示されるメイン映像を狭角立
体映像とするか広角二次元映像とするかを切り替えるも
のとなっていること(S107−2、S111−2、S
117−2、S121−2)を除いては図3に示したも
のと同一である。
【0048】図3におけるものとは異なる図6における
これらの処理によれば、切替制御信号生成回路17から
出力された切替制御信号が狭角立体映像をメインとする
ことを示すものである場合には、出力映像信号切替回路
13である各信号切替SWの開閉の状態は図5に示すも
のとなるように切り替えられ、スキャンコンバータ14
a及び14bのいずれにも広角二次元映像信号が入力さ
れる。
【0049】スキャンコンバータ14a及び14bは、
入力された1画面を構成する映像信号を、画面のある一
部分の領域で構成される映像信号へと縮小変換する機能
を有するものである。このスキャンコンバータ14aの
出力と狭角立体映像信号のうち右目用の映像信号とが共
に映像合成回路15aに入力され、またスキャンコンバ
ータ14bの出力と狭角立体映像信号のうち左目用の映
像信号とが共に映像合成回路15bに入力される。映像
合成回路15a及び15bは、それぞれスキャンコンバ
ータ14a及び14bより入力される縮小変換された映
像信号を出力映像信号切替回路13より直接入力される
映像信号へスーパーインポーズし、両者が合成された映
像信号を立体映像表示装置5に出力する。
【0050】一方、切替制御信号生成回路17から出力
された切替制御信号が広角二次元映像をメインとするこ
とを示すものである場合には、出力映像信号切替回路1
3である各信号切替SWの開閉の状態は図5に示すもの
とは反対のものとなるように切り替えられ、スキャンコ
ンバータ14a及び14bにはそれぞれ狭角立体映像信
号の右目用映像信号と左目用映像信号とが入力される。
よって、映像合成回路15a及び15bからは、広角二
次元映像がメイン表示され、狭角立体映像がサブ表示と
してスーパーインポーズされた映像信号が立体映像表示
装置5へ出力される。
【0051】なお、スーパーインポーズされる映像の大
ききは、スキャンコンバータ14a及び14bに接続さ
れる図示していないインポーズ映像サイズ設定部に対す
る設定入力により、またインポーズされる映像の位置
は、映像合成回路15a及び15bに接続される図示し
ていないインポーズ映像位置設定部に対する設定入力に
より、それぞれ変更可能とすることができる。
【0052】以上のように、狭角立体映像と広角二次元
映像とを合成して表示することにより、メイン表示とサ
ブ表示との切り替えが生じても常に観察対象、例えば処
置対象映像とともに周辺の広角視野映像を同時に観察が
行えるので、術者は処置対象部位全般の把握を行いつつ
手術が可能となり、より効率のよい手術の遂行が可能と
なる。
【0053】次に、本発明の第三の実施形態について、
図7から図10を参照しながら説明する。図7は本発明
を実施する立体視内視鏡システムの全体構成の第二の例
を示している。
【0054】図7に示す立体視内視鏡システム18は、
図1に示した立体視内視鏡システム1に狭角立体映像の
変倍機能が加わったものであり、システム構成として
は、図1における立体TVカメラ3に代えて立体ズーム
TVカメラ19が設けられている点、表示切替制御装置
20の内部構成が図1における表示切替制御装置6と相
違する点、ズーム制御装置21が設けられている点にお
いて図1に示した立体視内視鏡システム1と異なってい
る。
【0055】図8には図7に示した立体視内視鏡システ
ム18で使用される立体ズームTVカメラの構成が示さ
れている。図8に示すように、立体ズームTVカメラ1
9には、立体視硬性内視鏡2によって伝送された体腔内
像を撮像する撮像素子として、それぞれ広角の二次元像
が入射されるCCD22a、立体像を構成する右目用の
二次元像が入射されるCCD22b、及び立体像を構成
する左目用の二次元像が入射されるCCD22cが備え
られ、更にこれらのCCD22a、22b、及び22c
からの微弱な出力信号を増幅してCCU4a、4b、及
び4cの各々へ伝送する増幅回路23a、23b、及び
23cが備えられているのに加え、立体像を撮像するC
CD22b及び22cの各々の前に、一対となるズーム
レンズ24a及び24bが各々設けられており、更にこ
のズームレンズ24a及び24bを保持しつつそれらを
光軸方向に進退させることを可能とするズーム機構25
が設けられている。
【0056】ズーム機構25は、DC(直流)モータや
ステッピングモータ等のアクチュエータと、ズーム倍率
算出のためにズームレンズ位置の検出を行うエンコーダ
やポテンショメータ等の位置センサとが組み込まれてい
る。図9には、図7に示した立体視内視鏡システム18
で使用される表示切替制御装置の構成の第一の例が示さ
れている。
【0057】図9に示すように、表示切替制御装置20
は、出力映像信号切替回路26及び切替制御信号生成回
路27を有して構成されている。出力映像信号切替回路
26は、図3に示した出力映像信号切替回路9と同じ構
成である。
【0058】切替制御信号生成回路27は、ズーム制御
装置21から出力されたズーム倍率信号と、図示してい
ない入力部に対してこのシステムの使用者が入力を与え
ることにより設定される切替閥値とから、出力映像信号
切替回路26の切替動作を制御するための制御信号を生
成し出力する。この切替制御信号生成回路27について
も、図3に示した切替制御信号生成回路11と同様に、
CPU、ROM、及びRAMを用いて構成することも可
能である。
【0059】次に、図7に示した立体視内視鏡システム
18の動作を説明する。ズーム制御装置21に接続され
ている、図示していないズーム動作入力部が操作される
と立体ズームTVカメラ19内部のズーム機構25が動
作し、立体視硬性内視鏡2で得られる狭角立体映像に含
まれる観察対象の範囲が変化する。このズーム動作時に
は、ズーム制御装置21はズーム機構25に組み込まれ
ている位置センサからの信号に基づいてズーム倍率信号
を生成して出力する。
【0060】ズーム機構25に設けられている位置セン
サが例えばエンコーダである場合には、既知であるズー
ムレンズ24a及び24bの全移動範囲分のエンコーダ
出力パルス数とエンコーダから出力されるパルスカウン
ト値とに基づいてズーム倍率が求められ、このズーム倍
率を示す信号がズーム倍率信号として生成される。ま
た、この位置センサが例えばポテンショメータである場
合には、ポテンショメータから出力されるのはアナログ
電圧であるので、既知であるズームレンズの全移動範囲
分の電圧値と出力される電圧値とに基づいてズーム倍率
が求められ、このズーム倍率を示す信号がズーム倍率信
号として生成される。
【0061】ズーム制御装置21より出力されたズーム
倍率信号は表示切替制御装置20の切替制御信号生成回
路27に入力される。また、切替制御信号生成回路27
には図示していない入力部からの切替閾値設定信号も入
力され、これら2つの信号で表現されている情報に基づ
いて切替制御信号を生成する。
【0062】切替制御信号生成回路27によって行われ
るこの切替制御信号の生成の手法を、図10に示す切替
制御信号生成処理の処理内容を示すフローチャートに沿
って説明する。なお、切替制御信号生成回路27を前述
したようにCPU、ROM、及びRAMを用いて構成す
るのであれば、図10に示した切替制御信号生成処理を
CPUに行わせるための制御プログラムをROMに予め
格納しておき、切替制御信号生成回路20に電力が供給
されて起動されたときにこの制御プログラムをCPUに
読み出させて実行させるようにすればよい。
【0063】なお、本実施形態においては、ズーム倍率
の範囲は1〜2倍であるとし、また、前述した入力部に
対し、切替閾値として、前述した第一及び第二の実施形
態におけるものと同様に、「近接モード」におけるもの
と「遠点モード」におけるものとの2パターンの閾値が
これらのモードの選択によって設定されるものとする。
【0064】図10において、まず、S201において
この動作モードの検知が行われ、S202において設定
されている動作モードが「近接モード」であるか「遠点
モード」であるかが判定される。この結果、「近接モー
ド」が設定されていると判定されたのであれば、S20
3においてズーム制御装置21から出力されるズーム倍
率信号が読み込まれ、続くS204においてその信号で
示されているズーム倍率が1.8倍以上であるか否かが
判定される。なお、この「1.8」というズーム倍率値
は、「近接モード」において設定されている上述した切
替閾値である。
【0065】この結果、読み込んだズーム倍率が1.8
倍以上であると判定された場合(S204の判定結果が
Yesの場合)には、1回前(前回)にこの処理が行わ
れたときに読み込まれた信号で示されていたズーム倍率
(旧ズーム倍率)がS205において読み出される。そ
して、S206においてこの旧ズーム倍率が1.8倍以
上であるか否かが判定される。
【0066】この結果、この旧ズーム倍率が1.8倍未
満であると判定された場合(S206の判定結果がNo
の場合)には、S207において狭角立体映像を出力映
像信号切替回路26から出力させるための制御信号が出
力され、続くS208において、直前のS203の処理
によって読み込まれた信号で表現されていたズーム倍率
が旧ズーム倍率として記憶される。
【0067】一方、旧ズーム倍率が1.8倍以上である
と判定された場合(S206の判定結果がYesの場
合)には、S207の処理は行われずにS208の処理
が行われる。その後、S208の処理を終えた後にはS
201へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0068】また、前述したS204の処理において、
読み込んだズーム倍率が1.8倍未満であると判定され
た場合(S204の判定結果がNoの場合)には、1回
前(前回)にこの処理が行われたときに読み込まれた信
号で示されていたズーム倍率(旧ズーム倍率)がS20
9において読み出され、S210においてこの旧ズーム
倍率が1.8倍以上であるか否かが判定される。
【0069】この結果、この旧ズーム倍率が1.8倍以
上であると判定された場合(S210の判定結果がYe
sの場合)には、S211において広角二次元映像を出
力映像信号切替回路26から出力させるための制御信号
が出力され、続くS212において、直前のS203の
処理によって読み込まれた信号で表現されていたズーム
倍率が旧ズーム倍率として記憶される。
【0070】一方、旧ズーム倍率が1.8倍未満である
と判定された場合(S210の判定結果がNoの場合)
には、S211の処理は行われずにS212の処理が行
われる。その後、S212の処理を終えた後にはS20
1へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0071】ところで、前述したS202の処理によ
り、動作モードが「遠点モード」に設定されていると判
定されたのであれば、S213においてズーム制御装置
21から出力されるズーム倍率信号が読み込まれ、続く
S214においてその信号で示されているズーム倍率が
1.5倍以上であるか否かが判定される。なお、この
「1.5」というズーム倍率値は、「遠点モード」にお
いて設定されている上述した切替閾値である。
【0072】この結果、読み込んだズーム倍率が1.5
倍以上であると判定された場合(S214の判定結果が
Yesの場合)には、1回前(前回)にこの処理が行わ
れたときに読み込まれた信号で示されていたズーム倍率
(旧ズーム倍率)がS215において読み出される。そ
して、S216においてこの旧ズーム倍率が1.5倍以
上であるか否かが判定される。
【0073】この結果、この旧ズーム倍率が1.5倍未
満であると判定された場合(S216の判定結果がNo
の場合)には、S217において狭角立体映像を出力映
像信号切替回路26から出力させるための制御信号が出
力され、続くS218において、直前のS213の処理
によって読み込まれた信号で表現されていたズーム倍率
が旧ズーム倍率として記憶される。
【0074】一方、旧ズーム倍率が1.5倍以上である
と判定された場合(S216の判定結果がYesの場
合)には、S217の処理は行われずにS218の処理
が行われる。その後、S218の処理を終えた後にはS
201へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0075】また、前述したS214の処理において、
読み込んだズーム倍率が1.8倍未満であると判定され
た場合(S214の判定結果がNoの場合)には、1回
前(前回)にこの処理が行われたときに読み込まれた信
号で示されていたズーム倍率(旧ズーム倍率)がS21
9において読み出され、S220においてこの旧ズーム
倍率が1.5倍以上であるか否かが判定される。
【0076】この結果、この旧ズーム倍率が1.5倍以
上であると判定された場合(S220の判定結果がYe
sの場合)には、S221において広角二次元映像を出
力映像信号切替回路26から出力させるための制御信号
が出力され、続くS222において、直前のS213の
処理によって読み込まれた信号で表現されていたズーム
倍率が旧ズーム倍率として記憶される。
【0077】一方、旧ズーム倍率が1.5倍未満である
と判定された場合(S220の判定結果がNoの場合)
には、S221の処理は行われずにS222の処理が行
われる。その後、S222の処理を終えた後にはS20
1へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
【0078】以上のように、立体映像表示装置5の映像
表示の切り替えを行う指標として狭角立体映像のズーム
倍率を用いることで、画像処理に基づく映像表示の切り
替えを行う方式で生じ得る、基準マーカーで彩色された
領域が隠れてしまう場合等の不確実性が排除され、より
確実な映像切り替えが行えるようになる。
【0079】次に、本発明の第四の実施形態について、
図11及び図12を参照しながら説明する。この第四の
実施形態と前述した第三の実施形態との違いは、図7に
示した立体視内視鏡システム18における表示切替制御
装置20の構成が、前述した第二の実施形態のように、
広角二次元映像と狭角立体映像とをスーパーインポーズ
表示させ、その表示におけるメイン表示とサブ表示との
切り替えが行えるようになっている点にある。
【0080】この第四の実施形態において使用される、
図7に示した立体視内視鏡システム18で使用される表
示切替制御装置の構成の第二の例は図11に示されてい
る。図11において、表示切替制御装置28は、出力映
像信号切替回路29、スキャンコンバータ30a及び3
0b、映像合成回路31a及び31b、並びに切替制御
信号生成回路32を有して構成されている。ここで、ス
キャンコンバータ30a及び30b並びに映像合成回路
31a及び31bは、図5に示した第三の実施形態で用
いられる表示切替制御装置12に設けられていたスキャ
ンコンバータ14a及び14b並びに映像合成回路15
a及び31bと同一のものである。
【0081】切替制御信号生成回路32は、ズーム制御
装置21から出力されたズーム倍率信号と、図示してい
ない入力部に対してこのシステムの使用者が入力を与え
ることにより設定される切替閥値とから、出力映像信号
切替回路29の切替動作を制御するための制御信号を生
成し出力する。
【0082】次に、この表示切替制御装置28の動作を
説明する。切替制御信号生成回路32によって行われる
切替制御信号生成処理の処理内容を示すフローチャート
を図12に示す。このフローチャートを図10に示した
第三の実施形態において切替制御信号生成回路27によ
って行われる切替制御信号生成処理の処理内容を示すフ
ローチャートと比較すると分かるように、図12に示す
フローチャートは、出力映像信号切替回路29への出力
信号が、立体映像表示装置5に表示されるメイン映像を
狭角立体映像とするか広角二次元映像とするかを切り替
えるものとなっていること(S207−2、S211−
2、S217−2、S221−2)を除いては図10に
示したものと同一である。
【0083】図10におけるものとは異なる図12にお
けるこれらの処理によれば、切替制御信号生成回路32
から出力された切替制御信号が狭角立体映像をメインと
することを示すものである場合には、出力映像信号切替
回路29である各信号切替SWの開閉の状態は図11に
示すものとなるように切り替えられ、スキャンコンバー
タ30a及び30bのいずれにも広角二次元映像信号が
入力される。スキャンコンバータ30a及び30bでは
図5におけるスキャンコンバータ14a及び14bと同
一の処理が行なわれ、更に映像合成回路31a及び31
bでも図5における映像合成回路15a及び15bと同
一の処理が行なわれるので、狭角立体映像がメイン表示
され、広角二次元映像がサブ表示としてスーパーインポ
ーズされた映像信号が立体映像表示装置5へ出力され
る。
【0084】一方、切替制御信号生成回路32から出力
された切替制御信号が広角二次元映像をメインとするこ
とを示すものである場合には、出力映像信号切替回路2
9である各信号切替SWの開閉の状態は図11に示すも
のとは反対のものとなるように切り替えられ、スキャン
コンバータ30a及び30bにはそれぞれ狭角立体映像
信号の右目用映像信号と左目用映像信号とが入力される
ので、映像合成回路31a及び31bからは、広角二次
元映像がメイン表示され、狭角立体映像がサブ表示とし
てスーパーインポーズされた映像信号が立体映像表示装
置5へと出力される。
【0085】以上のように、狭角立体映像と広角二次元
映像を合成して表示することに加え、表示映像の切り替
えを画像処理に基づいて行う方式に比べ確実性のより高
いズーム倍率を用いて行うことにより、さらに効率のよ
い手術の遂行が可能となる。次に、本発明の第五の実施
形態について、図13及び図14を参照しながら説明す
る。この第五の実施形態に係る立体視内視鏡システム
は、前述した第一の実施形態に係るシステムにおいて立
体映像表示装置5に表示させる映像を狭角立体映像とす
るか広角二次元映像とするかを、術者の操作によっても
切り替えることができるようにしたものである。
【0086】図13は本発明を実施する立体視内視鏡シ
ステムの全体構成の第三の例を示している。図13に示
す立体視内視鏡システム33は、図1に示した第一の実
施形態に係る立体視内視鏡システム1に対し、フットス
イッチ34が加わっている点、及び表示切替制御装置3
5の内部構成が図1における表示切替制御装置6と相違
する点において異なっている。
【0087】図14には図13に示した立体視内視鏡シ
ステム33で使用される表示切替制御装置の構成が示さ
れている。図14に示すように、表示切替制御装置35
は出力映像信号切替回路36、色抽出画像処理回路3
7、切替制御信号生成回路38、マニュアル切替信号検
知回路39、及びオート/マニュアル切替回路40を有
して構成されている。
【0088】フットスイッチ34は表示切替制御装置3
5に接続され、立体映像表示装置5に表示する映像を広
角とするか狭角とするかを切り替える第一のスイッチ
と、出力映像信号切替回路36に入力される表示映像の
切り替えのための切替制御信号を、切替制御信号生成回
路38から出力されるものとするかマニュアル切替信号
検知回路39から出力されるものとするかの切り替えを
行う第二のスイッチとからなる2回路のスイッチを有し
ている。
【0089】オート/マニュアル切替回路40は、フッ
トスイッチ34に設けられている前述した第一のスイッ
チの状態に応じ、入力される2系統の映像出力切替制御
信号のどちらを出力映像信号切替回路36へと出力させ
るかを切り替えるアナログSW等の2入力1出力のスイ
ッチで構成される。
【0090】出力映像信号切替回路36、色抽出画像処
理回路37、及び切替制御信号生成回路38の各々の構
成は、図3に示した第一の実施形態に係る立体視内視鏡
システム1で用いられる表示切替制御装置35に設けら
れていた出力映像信号切替回路9、色抽出画像処理回路
10、及び切替制御信号生成回路11の各々の構成と同
一である。
【0091】次に、図13に示した立体視内視鏡システ
ム33の動作を説明する。フットスイッチ34に設けら
れている、オート/マニュアル切替回路40の出力切り
替えを行う第一のスイッチを、切替制御信号生成回路3
8から出力される制御信号をオート/マニュアル切替回
路40の出力とするように設定しておくと、前述した第
一の実施形態に係る立体視内視鏡システム1と全く同様
に、術者の操作なしに、立体映像表示装置5に表示され
る映像を広角二次元映像と狭角立体映像とに切り替える
ことができる。
【0092】また、オート/マニュアル切替回路40の
出力切り替えを行う第一のスイッチを、マニュアル切替
信号検知回路39から出力される信号、すなわちフット
スイッチ34の状態を検知して生成される表示切替制御
信号をオート/マニュアル切替回路40の出力とするよ
うに設定しておくと、術者がフットスイッチ34の有し
ている第二のスイッチを操作することで立体映像信号表
示装置5において表示される映像を広角二次元映像と狭
角立体映像とで切り替えることができる。このときの動
作であるが、マニュアル切替信号検知回路39は、フッ
トスイッチ34に備えられている、表示映像の広角/狭
角切り替えを行うための第二のスイッチのON/OFF
の状態変化を検知する。この結果、この第二のスイッチ
のOFFからONへの状態変化が検知されたときには広
角二次元映像から狭角立体映像への切替制御信号を出力
し、また、この第二のスイッチのONからOFFへの状
態変化が検知されたときには狭角立体映像から広角二次
元映像への切替制御信号を出力する。
【0093】以上のように、立体映像表示装置5の映像
表示の切り替えを行うための補佐的な手段としてフット
スイッチ34を設けることにより、術者の操作によって
も立体映像表示装置5に表示される映像を広角二次元映
像と狭角立体映像とに切り替えるオプションを提供する
ことができ、患者間での解剖の違い等により全ての場合
でオートの表示映像切替が有効に機能しないような場合
であっても、より一層手術の効率化を図ることができ
る。
【0094】なお、前述した第二、第三、及び第四の各
実施形態においても、システムにフットスイッチを新た
に設け、術者の操作で広角二次元映像表示/狭角立体映
像表示の切り替え、あるいはスーパーインポーズ表示の
場合のメイン/サブの切り替えの選択を行えるようにす
ることが可能である。
【0095】その他、本発明は、上述した実施形態に限
定されることなく、種々の改良・変更が可能である。
【0096】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、広角映像を得ることのできる立体視内視鏡におけ
る狭角映像/広角映像の表示の切り替えが術者の操作な
しで可能となるので、内視鏡手術における手術効率が向
上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する立体視内視鏡システムの全体
構成の第一の例を示す図である。
【図2】図1に示す立体視内視鏡システムで使用される
立体TVカメラの構成を示す図である。
【図3】図1に示す立体視内視鏡システムで使用される
表示切替制御装置の構成の第一の例を示す図である。
【図4】図1に示す立体視内視鏡システムにおいて図3
に示す表示切替制御装置を使用するときに切替制御信号
生成回路で行われる切替制御信号生成処理の処理内容を
示すフローチャートである。
【図5】図1に示す立体視内視鏡システムで使用される
表示切替制御装置の構成の第二の例を示す図である。
【図6】図1に示す立体視内視鏡システムにおいて図5
に示す表示切替制御装置を使用するときに切替制御信号
生成回路で行われる切替制御信号生成処理の処理内容を
示すフローチャートである。
【図7】本発明を実施する立体視内視鏡システムの全体
構成の第二の例を示す図である。
【図8】図7に示す立体視内視鏡システムで使用される
立体ズームTVカメラの構成を示す図である。
【図9】図7に示す立体視内視鏡システムで使用される
表示切替制御装置の構成の第一の例を示す図である。
【図10】図7に示す立体視内視鏡システムにおいて図
9に示す表示切替制御装置を使用するときに切替制御信
号生成回路で行われる切替制御信号生成処理の処理内容
を示すフローチャートである。
【図11】図7に示す立体視内視鏡システムで使用され
る表示切替制御装置の構成の第二の例を示す図である。
【図12】図7に示す立体視内視鏡システムにおいて図
11に示す表示切替制御装置を使用するときに切替制御
信号生成回路で行われる切替制御信号生成処理の処理内
容を示すフローチャートである。
【図13】本発明を実施する立体視内視鏡システムの全
体構成の第三の例を示す図である。
【図14】図13に示す立体視内視鏡システムで使用さ
れる表示切替制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、18、33 立体視内視鏡システム 2 立体視硬性内視鏡 3 立体TVカメラ 4a、4b、4c CCU 5 立体映像表示装置 6、12、20、28、35 表示切替制御装置 7a、7b、7c、22a、22b、22c CCD 8a、8b、8c、23a、23b、23c 増幅回路 9、13、26、29、36 出力映像信号切替回路 10、16、37 色抽出画像処理回路 11、17、27、32、38 切替制御信号生成回路 14a、14b、30a、30b スキャンコンバータ 15a、15b、31a、31b 映像合成回路 19 立体ズームTVカメラ 21 ズーム制御装置 24a、24b ズームレンズ 25 ズーム機構 34 フットスイッチ 39 マニュアル切替信号検知回路 40 オート/マニュアル切替回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 M 13/02 13/02 Fターム(参考) 2H040 BA02 BA15 GA02 GA05 4C061 BB06 CC06 DD01 FF40 HH51 JJ17 LL03 LL08 NN05 VV02 VV03 VV04 VV10 WW10 XX02 XX10 5C022 AA09 AB66 AC42 AC69 5C054 CC07 CG02 CH02 CH08 EA01 EA03 EC07 FD02 HA12 5C061 AB04 AB08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部位の像から立体視観察用の映像情
    報と広角観察用の映像情報とを取得するための内視鏡手
    段と、 前記内視鏡手段によって取得された前記立体視観察用の
    映像情報と前記広角観察用の映像情報とを選択的に出力
    可能に構成された切換手段と、 前記内視鏡手段によって取得された前記広角観察用の映
    像情報に基づいて、あらかじめ設定された前記被検部位
    における観察領域を検出する観察領域検出手段と、 前記観察領域検出手段によって検出された観察領域の面
    積値を算出する面積算出手段と、 前記面積算出手段によって算出された前記観察領域の面
    積値とあらかじめ設定された所定の値とを比較する比較
    手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて前記切換手段を制
    御するための制御信号を生成する制御信号生成手段と、 を具備したことを特徴とする立体視内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 被検部位の像から立体視観察用の映像情
    報と広角観察用の映像情報とを取得するための内視鏡手
    段と、 前記内視鏡手段によって取得された前記立体視観察用の
    映像情報と前記広角観察用の映像情報とを選択的に出力
    可能に構成された切換手段と、 前記内視鏡手段に設けられ、前記被検部位の像を撮像し
    て前記立体視観察用の映像情報を出力する撮像手段と、 前記内視鏡手段に設けられ、前記撮像手段が撮像する前
    記被検部位の像を拡大若しくは縮小するための変倍手段
    と、 前記被検部位の像を拡大若しくは縮小させるために、あ
    らかじめ任意に設定された倍率値に応じて前記変倍手段
    の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記駆動制御手段に設定された前記倍率値とあらかじめ
    設定された所定の値とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて前記切換手段を制
    御するための制御信号を生成する制御信号生成手段と、 を具備したことを特徴とする立体視内視鏡システム。
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