JP2003333594A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム

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JP2003333594A
JP2003333594A JP2002139020A JP2002139020A JP2003333594A JP 2003333594 A JP2003333594 A JP 2003333594A JP 2002139020 A JP2002139020 A JP 2002139020A JP 2002139020 A JP2002139020 A JP 2002139020A JP 2003333594 A JP2003333594 A JP 2003333594A
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image
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Jun Makino
純 牧野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層化圧縮した画像を効率的に転送すること
ができ、この受信側において、当該階層化圧縮画像から
所望する階層の画像を常に良好に且つ効率的に取得でき
る画像処理装置を提供する。 【解決手段】 階層的圧縮方式により圧縮処理した階層
毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して送信
するにあたり、チャンネル割当手段103は、階層毎の
複数の画像データを階層に基づき、複数チャンネルの該
当するチャンネルに割り当てる。送信手段104,10
5は、チャンネル割当手段103によるチャンネル割当
に基づいて、階層毎の複数の画像データを複数チャンネ
ルを介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、階層化さ
れて圧縮されたディジタル画像データを伝送する装置或
いはシステムに用いられる、画像処理装置、画像処理シ
ステム、画像処理方法、それを実施するためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体、及び当
該プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、ディジタル化された画
像を圧縮し、これをディジタル画像データとして伝送す
ることは広く行われている。例えば、IEEE1394
に準拠したAV/Cプロトコルでは、DCT変換をベー
スとしたSDフォーマットに従って圧縮した動画像デー
タをパケット化し、これをアイソクロナス転送すること
が行われている。
【0003】図13は、上述のIEEE1394に準拠
したAV/Cプロトコルに従って画像データを転送する
画像処理装置1200の構成を示したものであり、図1
4は、画像処理装置1200での画像データのパケット
化を示したものである。
【0004】画像処理装置1200は、上記図13に示
すように、元画像データ1201を圧縮する圧縮処理回
路1202と、圧縮処理回路1202で圧縮された画像
データを1つにまとめるコードストリーム化回路120
3と、コードストリーム化回路1203で得られたコー
ドストリームからアイソクロナス・パケット(ISOパ
ケット)を生成するパケット化回路1204と、パケッ
ト化回路1204で得られたISOパケットを転送する
IEEE1394インターフェース1205とを備えて
いる。
【0005】画像処理装置1200において、先ず、圧
縮処理回路1202は、元画像データ1201を圧縮/
符号化する。コードストリーム化回路1203は、圧縮
処理回路1202で圧縮/符号化された画像データから
コードストリームを形成する。パケット化回路1204
は、コードストリーム化回路1203で得られたコード
ストリームをパケット化する。IEEE1394インタ
ーフェース1205は、パケット化回路1204で得ら
れたISOパケットを出力する。
【0006】ここで、圧縮処理回路1202は、DCT
変換をベースとしたSDフォーマットに従って元画像デ
ータ1201を圧縮する。具体的には、圧縮処理回路1
202は、DCT変換及びハフマン符号化を中心とし
て、元画像データ1201を圧縮する。
【0007】圧縮処理回路1202で圧縮された画像デ
ータは、コードストリーム化回路1203によりコード
ストリーム化され、パケット化回路1204によりパケ
ット化されるが、この様子を表したものが、上記図14
(a)〜(d)である。
【0008】先ず、上記図14(a)及び(b)に示す
ように、パケット化回路1204は、コードストリーム
化回路1203で得られたコードストリームを一定の長
さに分割する。次に、上記図14(c)に示すように、
パケット化回路1204は、上記の分割データのそれぞ
れについて、ヘッダ情報(ISOヘッダ)を付加してIS
Oパケットを形成する。
【0009】そして、上記図14(d)に示すように、
IEEE1394インターフェース1205は、サイク
ル・スタート・パケットに続いて、パケット化回路12
04で得られたISOパケットを順次出力する。すなわ
ち、圧縮された元画像データ1201は、幾つかのIS
Oパケットとして転送される。
【0010】ISOパケットの転送の際、IEEE13
94インターフェース1205は、転送対象のISOパ
ケット(対象パケット)のデータ量に応じて、パケット
送出するバス上のアイソクロナス・リソース・マネージ
ャーに対して、アイソクロナスのチャンネル及び帯域を
要求し、当該チャンネル及び帯域が確保できた場合に、
対象パケットをアイソクロナス転送する。チャンネル及
び帯域が確保については、通常、一つのコードストリー
ム転送に対して、一つのチャンネル及び帯域が確保され
る。
【0011】一方、上述したような画像データの転送方
法に対して、例えば、画像データを階層的に圧縮して転
送する方法がある。この画像データを階層的に圧縮する
方式としては、例えば、JPEG2000の方式が規格
化(ISO/IEC15444)されている。まず、JPEG200
0方式の圧縮について、図15〜図20を用いて説明す
る。
【0012】図15は、JPEG2000方式に準拠し
た圧縮機能1300の構成を示したものである。圧縮機
能1300は、上記図15に示すように、DCレベルシ
フト処理部1301、コンポーネント変換処理部130
2、ウェーブレット変換処理部1303、量子化処理部
1304、算術符号化処理部1305、及び符号列形成
処理部1306を備えている。
【0013】圧縮機能1300において、DCレベルシ
フト処理部1301は、入力画像データから、DCレベ
ルシフトで直流成分を除去する。コンポーネント変換処
理部1302は、DCレベルシフト処理部1301の処
理後画像データの色成分をYCbCrに変換する。
【0014】ウェーブレット変換処理部1303は、コ
ンポーネント変換処理部1302で得られたYCbCr
データ(コンポーネント)をウェーブレット変換する。
量子化処理部1304は、ウェーブレット変換処理部1
303で得られた変換データを量子化する。算術符号化
処理部1305は、量子化処理部1304で得られた量
子化データを算術符号で圧縮する。符号列形成処理部1
306は、算術符号化処理部1305で得られた圧縮デ
ータから、所定の順序で階層化した一つのコードストリ
ームを形成する。
【0015】図16(a)〜(c)は、ウェーブレット
変換処理部1303における、画像データ(コンポーネ
ント)のウェーブレット変換の様子を具体的に示したも
のである。
【0016】上記図16(a)及び(b)に示すよう
に、ウェーブレット変換処理部1303は、コンポーネ
ント変換処理部1302で得られた各コンポーネントに
ついて、二次元ウェーブレット変換を一回施すことで、
画像の低域成分(L)と高域成分(H)の領域に分割す
る。
【0017】したがって、ここでは2次元画像であるた
め、上記図16(b)に示すように、縦横方向とも低域
成分となる領域をLL領域(1LL)、横方向が高域成
分で縦方向が低域成分であるHL領域(1HL)、横方
向が低域成分で縦方向が高域成分であるLH領域(1L
H)、及び縦横方向とも高域成分となるHH領域(1H
H)の4つの領域に分けられる。
【0018】LL領域は、元画像の縦横を半分に縮小し
た画像となる。一回目のウェーブレット変換で分解され
る領域については、それぞれ「1LL」、「1HL」、
「1LH」、「1HH」で表す。
【0019】一回目のウェーブレット変換後、上記図1
6(c)に示すように、ウェーブレット変換処理部13
03は、1LL領域を、さらにウェーブレット変換する
ことで、より小さい2LL、2HL、2LH、及び2H
Hの4つの領域に分解する。
【0020】上述のようなウェーブレット変換が繰り返
し実行されることで、画像データを解像度的に階層化し
た構造が得られることになる。すなわち、LL領域はそ
れ自身で小画像を再現でき、このLL領域に周囲のH
L、LH、及びHHの3領域のデータを加えることで、
次に大きい画像を再現することができる。
【0021】ここでは、一回のウェーブレット変換で分
解される領域のうち、HL、LH、HHの3領域をまと
めて1つの分解レベルと呼ぶ。尚、最後の分解レベル
は、LL領域のみとなる。
【0022】上述のようにしてウェーブレット変換処理
部1303で得られた領域データは、量子化処理部13
04により量子化された後、算術符号化処理部1305
により、より小さなコードブロックと呼ばれる単位に分
けられ、算術符号される。
【0023】具体的には、図17に示すように、例え
ば、ウェーブレット変換処理部1303で得られた1H
L領域に着目すると、この1HL領域は、12のコード
ブロックに分けられる。
【0024】コードブロックの段階で、画像を構成する
各画素は整数データとして表現されるが、図18に示す
ように、上位の桁から、同じ桁に属するビットを集め
て、ビットプレーンと呼ばれる単位に分解される。上記
図18では、1つのコードブロックが8層のビットプレ
ーンに分解される様子を示している。
【0025】算術符号化処理部1305は、上述のよう
にして生成したビットプレーンの上位から順に、算術符
号化を施す。
【0026】具体的には、図19に示すように、先ず、
算術符号化処理部1305は、一つの分解レベルに含ま
れるビットプレーンの幾つかをまとめて、レイヤという
単位に分ける。このとき、ビットプレーンは、何れかの
レイヤに属するが、同じ桁のビットプレーンが、同じレ
イヤに属するとは限らない。
【0027】そして、算術符号化処理部1305は、図
20に示すように、同一分解レベルで同一レイヤのビッ
トプレーンを、算術符号化で圧縮された後、パケットと
呼ぶ単位を構成する。
【0028】上記図20では、画像が2回のウェーブレ
ット変換で各領域に分解された後、1HL、1LH、及
び1HHの3領域がそれぞれ4つのコードブロックに分
けられている。ここでこの1HL、1LH、及び1HH
の3領域は、一つの分解レベルに属している。この分解
レベルのコードブロックのビットプレーンのうち、一つ
レイヤがまとめられて、パケットが構成される。一つの
パケットは、どの分解レベルの、どのレイヤに属するか
で指定されることになる。
【0029】符号列形成処理部1306は、上述のよう
にして得られたパケットから、所定の順序で階層化した
一つのコードストリームを形成する。すなわち、符号列
形成処理部1306は、図21に示すように、パケット
に対してヘッダ情報を付加して順に並べてコードストリ
ームを形成する。
【0030】符号列形成処理部1306でのコードスト
リーム内のパケットの並びは、目的に応じて決定され
る。例えば、図22に示すような、解像度を優先させて
パケットが配置されたコードストリームが形成される。
【0031】上記図22では、コードストリームの先頭
に、低解像度の画像にあたるパケットが配置され、分解
レベルに応じた順にパケットが配置される。このため、
先頭の一部のパケットを復号することで、低解像度の画
像が得られ、順次復号していくことで、より解像度の高
い画像が得られるようになる。
【0032】また、上記図22に示したように、解像度
順にパケットを配置するのではなく、例えば、パケット
をレイヤ順に並べてコードストリームを形成する場合も
ある。この場合、先頭のパケットから順次復号すること
で、徐々に階調の多い画像を復号できる。
【0033】上述のようなパケットの配置順は、JPE
G2000規格では、レイヤ順、解像度順、及びコンポ
ーネント順等の5通りが規定されている。
【0034】また、階層化された画像データを多重化し
て転送する方法については、例えば、特開平10−24
8051号等を始め、多く提案されている。また、例え
ば、特開平10−108175号等では、画像の一部
(簡略画像)を複数のチャンネルを使用して伝送し、何
れのチャンネルの一部分を受信したとしても、簡略画像
が表示できる方式が提案されている。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような画像を転送する従来の画像処理方法では、画像
を階層化して圧縮し、当該圧縮画像データをパケット化
してコードストリームを形成したときに行った階層化の
順序と、受信側で所望する復元画像の階層とが異なる場
合、パケット化処理が複雑となる場合があった。
【0036】具体的には、画像圧縮の際の階層順序と、
受信側で所望する画像の階層とが一致している場合、受
信側では、転送されたコードストリームの先頭部分のみ
を受信することで、希望の画像を復元できる。
【0037】これに対して、転送されたコードストリー
ムの階層順序が、受信側で所望する画像の階層と異なる
場合、受信側では、一旦全てのコードストリームを受信
し、改めて所望する階層のパケットを抽出する必要があ
った。このため、受信側の処理負担が大きくなり、複雑
な処理となっていた。また、受信側で所望する画像の階
層が切り替わった場合、受信側内部の処理を大きく変更
する必要があった。
【0038】特開平10−248051号等に記載され
た、階層化された画像を転送する構成には、上述したよ
うな問題がある。また、特開平10−108175号等
に記載されている構成は、複数のチャンネルを使用する
構成であるが、この構成で一部のチャンネルから得られ
る画像は簡略画像にすぎず、受信側で所望する階層の画
像を復元するためのものではない。
【0039】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、階層化圧縮した画像を効率的に
転送することができ、この受信側において、当該階層化
圧縮画像から所望する階層の画像を常に良好に且つ効率
的に取得できる、画像処理装置、画像処理システム、画
像処理方法、それを実施するためのプログラムを記憶し
たコンピュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラ
ムを提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明は、階層的圧縮方式により圧縮処理した階層毎の
複数の画像データを、複数チャンネルを介して送信する
画像処理装置であって、 上記複数の画像データを階層
に基づき上記複数チャンネルの該当するチャンネルに割
り当てるチャンネル割当手段と、上記チャンネル割当手
段によるチャンネル割当に基づいて、上記複数の画像デ
ータを上記複数チャンネルを介して送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0041】また、本発明は、階層的圧縮方式により圧
縮処理され、複数チャンネルに対して階層に基づき割り
当てられたチャンネルを介して送信された画像データを
受信して復号する画像処理装置であって、上記複数チャ
ンネルの任意のチャンネルからの画像データを受信する
受信手段を備えることを特徴とする。
【0042】また、本発明は、階層的圧縮方式により圧
縮処理した階層毎の複数の画像データを、複数チャンネ
ルを介して送信するための画像処理方法であって、上記
複数の画像データを階層に基づき上記複数チャンネルの
該当するチャンネルに割り当てるチャンネル割当ステッ
プと、上記チャンネル割当ステップによるチャンネル割
当に基づいて、上記複数の画像データを上記複数チャン
ネルを介して送信する送信ステップとを備えることを特
徴とする。
【0043】また、本発明は、階層的圧縮方式により圧
縮処理され、複数チャンネルに対して階層に基づき割り
当てられたチャンネルを介して送信された画像データを
受信して復号するための画像処理方法であって、上記複
数チャンネルの任意のチャンネルからの画像データを受
信する処理ステップを含むことを特徴とする。
【0044】また、本発明は、階層的圧縮方式により圧
縮処理された階層毎の複数の画像データを、複数チャン
ネルを介して送受信するための画像処理方法であって、
上記複数の画像データを階層に応じて区分けし、伝送路
に対しては当該区分けに応じた数だけ伝送チャンネル及
び伝送帯域を確保し、それぞれのチャンネルを介して、
それぞれの区分けした画像データを送信する送信ステッ
プを含むことを特徴とする。
【0045】また、本発明は、コンピュータを所定の手
段として機能させるためのプログラムであって、上記所
定の手段は、階層的圧縮方式により圧縮処理した階層毎
の複数の画像データを、複数チャンネルを介して送信す
る手段を含み、上記複数の画像データを階層に基づき上
記複数チャンネルの該当するチャンネルに割り当てるチ
ャンネル割当手段と、上記チャンネル割当手段によるチ
ャンネル割当に基づいて、上記複数の画像データを上記
複数チャンネルを介して送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0046】また、本発明は、コンピュータに所定のス
テップを実行させるためのプログラムであって、上記所
定のステップは、階層的圧縮方式により圧縮処理された
階層毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して
送受信するためのステップを含み、上記複数の画像デー
タを階層に応じて区分けし、伝送路に対しては当該区分
けに応じた数だけ伝送チャンネル及び伝送帯域を確保
し、それぞれのチャンネルを介して、それぞれの区分け
した画像データを送信する送信ステップを含むことを特
徴とする。
【0047】また、本発明は、請求項21又は22記載
のプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0049】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すような画像送信装置100に適用される。本実
施の形態の画像送信装置100は、特に、階層化圧縮し
た画像データを、階層別に複数のチャンネルに分割して
送信するように構成されている。これにより、この受信
側では、所望する階層の画像に応じた複数のチャンネル
を同時に受信し、当該受信チャンネルのデータから所望
する階層の画像を復元する。以下、本実施の形態の画像
送信装置100の構成及び動作について具体的に説明す
る。
【0050】<画像送信装置100の構成>画像送信装
置100は、上記図1に示すように、JPEG2000
方式等の階層的圧縮方式により画像を圧縮する圧縮処理
部102と、当該圧縮画像を階層に基づき伝送チャンネ
ルを割り振る階層別チャンネル分け処理部103と、上
記圧縮画像をパケット化するパケット化処理部104
と、当該パケットを階層別チャンネル分け処理部103
により割り当てられたチャンネルを使用してアイソクロ
ナス転送するIEEE1394インターフェース105
を含む構成としている。
【0051】<画像送信装置100の一連の動作>先
ず、圧縮処理部102は、元画像101を階層的に圧縮
処理する。次に、階層別チャンネル分け処理部103
は、圧縮処理部102で得られた階層毎の圧縮画像デー
タに対してチャンネルを振り分ける(割り当てる)。次
に、パケット化処理部104は、階層別チャンネル分け
処理部103により階層的にチャンネル毎に分割された
画像データをパケット化(アイソクロナス・パケット
化)する。
【0052】そして、IEEE1394インターフェー
ス105は、パケット化処理部104で得られたパケッ
トを送信する。このとき、IEEE1394インターフ
ェース105は、1394バス上にあるアイソクロナス
・マネージャーに対して、送信に必要なチャンネル数及
び帯域を要求して確保しておく。
【0053】<画像圧縮〜パケット化の具体的な構成及
び動作>図2は、圧縮処理部102で得られた階層的な
圧縮画像データが、階層別チャンネル分け処理部103
によりチャンネル振り分けされ、パケット化処理部10
4によりチャンネル毎にパケット化される様子を示した
ものである。
【0054】上記図2に示すように、先ず、圧縮処理部
102は、元画像101を複数回(ここでは2回)ウェ
ーブレット変換することで、元画像101を、画像の低
域成分(L)と高域成分(H)の複数の領域に分割(解
像度を階層的に分解)し、これらの領域の中で解像度の
最も低い2LL画像を圧縮処理する。
【0055】階層別チャンネル分け処理部103は、圧
縮処理部102で得られた2LL画像の圧縮データを送
信するためのチャンネルとして、チャンネル1(CH
1)を割り当てる。
【0056】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた2LL画像の圧縮データをアイソクロナ
ス・パケット化する。IEEE1394インターフェー
ス105は、階層別チャンネル分け処理部103により
割り当てられたチャンネル1(CH1)を使用して、パ
ケット化処理部104で得られた2LL画像のパケット
を1394バス上に送出する。
【0057】尚、2LLの画像データのように重要度
(必要度)の高い階層を扱うチャンネルとしては、全ノ
ードが受信すべき情報としてブロードキャストするチャ
ンネル63(CH63)を割り当てることも可能であ
る。
【0058】2LL画像の送出後、次の分解レベルであ
る2HL画像、2LH画像、及び2HH画像について、
圧縮処理部102は、これらの画像を圧縮処理する。階
層別チャンネル分け処理部103は、圧縮処理部102
で得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画像の
圧縮データを送信するためのチャンネルとして、チャン
ネル2(CH2)を割り当てる。
【0059】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画
像の圧縮データをアイソクロナス・パケット化する。I
EEE1394インターフェース105は、階層別チャ
ンネル分け処理部103により割り当てられたチャンネ
ル2(CH2)を使用して、パケット化処理部104で
得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画像のパ
ケットを1394バス上に送出する。
【0060】2HL画像、2LH画像、及び2HH画像
の送出後、次の分解レベルである1HL画像、1LH画
像、及び1HH画像について、圧縮処理部102は、こ
れらの画像を圧縮処理する。階層別チャンネル分け処理
部103は、圧縮処理部102で得られた1HL画像、
1LH画像、及び1HH画像の圧縮データを送信するた
めのチャンネルとして、チャンネル3(CH3)を割り
当てる。
【0061】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた1HL画像、1LH画像、及び1HH画
像の圧縮データをアイソクロナス・パケット化する。I
EEE1394インターフェース105は、階層別チャ
ンネル分け処理部103により割り当てられたチャンネ
ル3(CH3)を使用して、パケット化処理部104で
得られた1HL画像、1LH画像、及び1HH画像のパ
ケットを1394バス上に送出する。
【0062】<画像送信装置100の受信側の構成及び
動作>図3は、画像送信装置100から送信された画像
データを受信する画像受信装置300を示したものであ
る。画像受信装置300は、本発明を適用した装置であ
り、上記図3に示すように、1394インターフェース
301、ヘッダ除去処理部302、パケット化処理部3
03、復号処理部304、チャンネル指定処理部30
6、及び階層指定処理部307を含む構成としている。
【0063】画像受信装置300において、先ず、階層
指定処理部307は、ユーザからの所望する画像の階層
の指示等に基づいて、これに該当する階層を、チャンネ
ル指定処理部306に対して指定する。チャンネル指定
処理部306は、階層指定処理部307からの階層指定
に基づいて、該当するチャンネルを1394インターフ
ェース301に対して指定する。
【0064】1394インターフェース301は、チャ
ンネル指定処理部306から指定されたチャンネルの画
像データ(アイソクロナス・パケット)を受信する。ヘ
ッダ除去処理部302は、1394インターフェース3
01で受信されたパケットのヘッダ部(アイソクロナス
・ヘッダ)を除去する。
【0065】パケット化処理部303は、ヘッダ除去処
理部302でヘッダ部が除去されたパケットを、圧縮パ
ケットとしてまとめる(パケット化)。復号処理部30
4は、パケット化処理部303で得られた圧縮パケット
を復号し、元画像(画像データ305)を復元して出力
する。
【0066】図4は、画像送信装置100から送信され
てきたアイソクロナス・パケットから、画像データ30
5が再構成される様子を示したものである。
【0067】上記図4に示すように、例えば、画像送信
装置100からは、圧縮画像データが、チャンネル1
(CH1)、チャンネル2(CH2)、及びチャンネル
3(CH3)の3チャンネルに分かれて転送されている
ものとする。
【0068】このとき、チャンネル1(CH1)には、
最も解像度の低い分解レベルである2LLの画像データ
が含まれている。したがって、チャンネル1(CH1)
のパケットからは、画像の2LL成分が得られることに
なる。
【0069】また、チャンネル2(CH2)は、次の分
解レベルである2HL、2LH、及び2HHの画像デー
タが含まれている。したがって、これらの画像データ
と、先のチャンネル1(CH1)の2LLの画像データ
とを合わせることで、次に解像度の低い画像データが全
て得られることになる。
【0070】また、チャンネル3(CH3)は、次に解
像度の低い、1HL、1LH、及び1HHの画像データ
が含まれている。したがって、これらの画像データと、
先のチャンネル1(CH1)及びチャンネル2(CH
2)の2LL、2HL、2LH、及び2HHの画像デー
タと合わせることで、次に解像度の低い画像データ(こ
の場合、元の解像度の画像データの全て)が得られるこ
とになる。
【0071】ここで、本実施の形態で重要な点は、画像
送信装置100(送信側)と、この画像受信装置300
(受信側)との間で、必要な画像データの階層を指定す
る必要がないように構成したことにある。
【0072】すなわち、画像送信装置100(送信側)
は、階層化圧縮した画像データを、階層順にチャンネル
を割り当て、それぞれの階層別にアイソクロナス・パケ
ットを生成して転送する。これに対して、画像受信装置
300(受信側)は、必要な画像の階層に応じて、受信
するチャンネルを増やすことで、目的の階層の画像デー
タを取得する。すなわち、画像受信装置200は、低い
解像度の画像のみが必要であれば、少ないチャンネルの
データのみを受信し、より高い解像度の画像データが必
要な場合は、より多くのチャンネルのデータを受信す
る。
【0073】具体的には例えば、まず、図5は、ノード
1(501)〜ノード4(504)の4つのノードが、1
394インターフェースを介して接続された状態を示し
たものである。
【0074】ノード1(501)は、画像送信装置10
0(画像データの送信元)に相当するものであり、上記
図2に示したように、解像度毎にチャンネル1(CH
1)〜チャンネル3(CH3)のアイソクロナス・チャ
ンネルを使用して、圧縮画像データを転送する。ノード
2(502)〜ノード4(504)の3つのノードはそ
れぞれ、画像受信装置300に相当するものであり、画
像送信装置100からの画像データを受信する。
【0075】このとき、ノード2(502)は、最も低
い解像度の画像のみが必要であるものとする。したがっ
て、ノード2(502)は、チャンネル1(CH1)の
画像データのみを受信し、画像の2LLデータを取得
し、希望する解像度の画像505を取得する。
【0076】また、ノード3(503)は、次に低い解
像度の画像が必要であるものとする。したがって、ノー
ド3(503)は、チャンネル1(CH1)及びチャン
ネル2(CH2)の画像データを受信し、次に低い解像
度の画像の、2LL、2HL、2LH、及び2HHのデ
ータを取得し、希望する中程度の解像度の画像506を
取得する。
【0077】また、ノード4(504)は、元の解像度
の画像が必要であるものとする。したがって、ノード4
(504)は、チャンネル1(CH1)〜チャンネル3
(CH3)の全てのチャンネルのデータを受信し、元画
像の圧縮データを全て取得し、元の解像度と同じ解像度
の画像507を取得する。
【0078】上述のような本実施の形態によれば、画像
の送信側であるノード1は、画像の受信側であるノード
2(502)〜ノード4(504)が、どの階層の画像
を受信して復元するかを全く認識する必要がない。ま
た、ノード2(502)〜ノード4(504)も、目的
とする解像度が変わった場合、ノード1(501)の事
情に関係なく、自側で受信チャンネルを変更するだけ
で、該当するデータを得ることができる。
【0079】[第2の実施の形態]本実施の形態では、第
1の実施の形態での構成に対して、より階層化の自由度
を増した構成とする。
【0080】例えば、上記図1の画像送信装置100
(上記図5のノード1(501))において、JPEG
2000方式で圧縮する画像データの階層化が、図6に
示すように、各分解レベル(横軸の2LL、2HL、2
LH、2HH、1HL、1LH、1HH)と、レイヤ
(0〜9)に分かれており、それぞれに圧縮したビット
プレーンのデータが割り振られているとする。例えば、
分解レベル2LLで、レイヤ0には、2つのビットプレ
ーンが含まれており、これが1つのパケットとして符号
化される。
【0081】また、上記のパケットの組を、図7に示す
ように、5つの区画に区分し、それぞれに応じたアイソ
クロナス・チャンネル(CH1〜CH5)に分け、アイ
ソクロナス・パケットとして転送する。例えば、チャン
ネル1(CH1)には、分解レベル2LLのレイヤ0〜
4のパケットが含まれており、チャンネル2(CH2)
には、分解レベル2HL、2LH、及び2HHの、レイ
ヤ0〜3のパケットが含まれている。
【0082】図8は、上述のようにして画像送信装置1
00(ノード1(502)で区分けさ転送されたデータ
が、ノード2(502)〜ノード4(504)で受信さ
れ処理される様子を示したものである。
【0083】上記図8に示すように、ノード2(50
2)は、チャンネル1(CH1)〜チャンネル5(CH
5)のうち、チャンネル1(CH1)及びチャンネル2
(CH2)のデータを受信し、分解レベル2LLの各レ
イヤに含まれるデータの全てと、分解レベル2HL、2
LH、及び2HHのレイヤ0〜レイヤ3のデータとを取
得する。この結果、ノード2(502)では、中間の解
像度で、高域情報のS/Nが多少劣化した画像805が
得られる。
【0084】また、ノード3(503)は、ノード2
(502)でも受信されているチャンネル1(CH1)
及びチャンネル2(CH2)に加えて、チャンネル3
(CH3)を受信し、分解レベル2HL、2LH、及び
2HHの残りのレイヤのデータを全て受け取る。この結
果、ノード3(503)では、ノード2(502)での
画像805と同じ解像度の画像であるが、高域側の画像
のS/Nを改善した画像806が得られる。
【0085】また、ノード4(804)は、ノード2
(502)でも受信されているチャンネル1(CH1)
及びチャンネル2(CH2)に加えて、チャンネル4
(CH4)を受信し、分解レベル1HL、1LH、及び
1HHのレイヤ2〜レイヤ4のデータを受け取る。この
結果、ノード4(804)では、ノード2(502)で
の画像806より高解像度な画像807が得られる。た
だし、高域側のS/Nは必ずしも高くない。
【0086】上述のように本実施の形態では、チャンネ
ル別に送信する画像データを、一つの分類の階層で分け
るのでなく、複数の分類の階層を組み合わせた階層を区
分けして、当該画像データの転送を行うように構成し
た。したがって、受信側では、特定のチャンネルを幾つ
か受信することで、より要求に沿った画像データの復元
が行える。
【0087】また、JPEG2000方式を用いた場
合、階層化する分類が、解像度、レイヤ、コンポーネン
ト、ポジションと、用意されているので、これらの組み
合わせにより、より柔軟な階層構造を生成して、画像デ
ータを転送することができる。
【0088】[第3の実施の形態]本発明は、例えば、図
9に示すような画像送信装置900に適用される。本実
施の形態の画像送信装置900は、第1の実施の形態に
おける画像送信装置100(上記図1参照)の構成に対
して、特に、階層化して転送する画像データについての
階層化情報を、別のチャンネルを確保して転送するよう
に構成したものである。このため、本実施の形態の画像
送信装置900は、画像送信装置100が備える構成に
加えて、さらに、階層情報生成処理部906を備えた構
成としている。
【0089】尚、上記図9の画像送信装置900におい
て、上記図1の画像送信装置100と同様に機能する個
所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0090】具体的には、まず、画像送信装置900に
おいて、元画像データ101は、圧縮処理部102で階
層的に圧縮された後、階層別チャンネル分け処理部10
3で階層的にチャンネル毎に分けられ、それぞれがパケ
ット化処理部104でパケット化され、1394インタ
ーフェース105から出力される。このとき、1394
インターフェース105では、予め、1394バス上に
あるアイソクロナス・マネージャーに対して、送信に必
要なチャンネル数及び帯域を要求して確保しておく。
【0091】ここで、階層情報生成処理部906は、階
層別チャンネル分け処理部103が、圧縮処理部102
で階層的に圧縮された画像データに対して、階層毎にチ
ャンネルを割り当てる際、これに基づく階層情報を生成
する。パケット化処理部104は、階層情報生成処理部
906で得られた階層情報を、画像のパケットとは別の
パケットとして、1394インターフェース105を介
して出力する。
【0092】図10は、圧縮処理部102で得られた階
層的な圧縮画像データが、階層別チャンネル分け処理部
103によりチャンネル振り分けされ、パケット化処理
部104によりチャンネル毎にパケット化される様子を
示したものである。
【0093】上記図10に示すように、先ず、圧縮処理
部102は、元画像101を複数回(ここでは2回)ウ
ェーブレット変換することで、元画像101を、画像の
低域成分(L)と高域成分(H)の複数の領域に分割
(解像度を階層的に分解)し、これらの領域の中で解像
度の最も低い2LL画像を圧縮処理する。
【0094】階層別チャンネル分け処理部103は、圧
縮処理部102で得られた2LL画像の圧縮データを送
信するためのチャンネルとして、チャンネル1(CH
1)を割り当てる。
【0095】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた2LL画像の圧縮データをアイソクロナ
ス・パケット化する。IEEE1394インターフェー
ス105は、階層別チャンネル分け処理部103により
割り当てられたチャンネル1(CH1)を使用して、パ
ケット化処理部104で得られた2LL画像のパケット
を1394バス上に送出する。
【0096】2LL画像の送出後、次の分解レベルであ
る2HL画像、2LH画像、及び2HH画像について、
圧縮処理部102は、これらの画像を圧縮処理する。階
層別チャンネル分け処理部103は、圧縮処理部102
で得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画像の
圧縮データを送信するためのチャンネルとして、チャン
ネル2(CH2)を割り当てる。
【0097】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画
像の圧縮データをアイソクロナス・パケット化する。I
EEE1394インターフェース105は、階層別チャ
ンネル分け処理部103により割り当てられたチャンネ
ル2(CH2)を使用して、パケット化処理部104で
得られた2HL画像、2LH画像、及び2HH画像のパ
ケットを1394バス上に送出する。
【0098】2HL画像、2LH画像、及び2HH画像
の送出後、次の分解レベルである1HL画像、1LH画
像、及び1HH画像について、圧縮処理部102は、こ
れらの画像を圧縮処理する。階層別チャンネル分け処理
部103は、圧縮処理部102で得られた1HL画像、
1LH画像、及び1HH画像の圧縮データを送信するた
めのチャンネルとして、チャンネル3(CH3)を割り
当てる。
【0099】パケット化処理部104は、圧縮処理部1
02で得られた1HL画像、1LH画像、及び1HH画
像の圧縮データをアイソクロナス・パケット化する。I
EEE1394インターフェース105は、階層別チャ
ンネル分け処理部103により割り当てられたチャンネ
ル3(CH3)を使用して、パケット化処理部104で
得られた1HL画像、1LH画像、及び1HH画像のパ
ケットを1394バス上に送出する。
【0100】階層情報生成処理部906は、上述のよう
な階層化されたデータとチャンネルの関係を、階層情報
として生成する。階層別チャンネル分け処理部103
は、階層情報生成処理部906で得られた階層情報を送
信するためのチャンネルとして、全ノードが受信すべき
情報としてブロードキャストされるチャンネル63(C
H63)を割り当てる。
【0101】パケット化処理部104は、階層情報生成
処理部906で得られた階層情報をアイソクロナス・パ
ケット化する。IEEE1394インターフェース10
5は、階層別チャンネル分け処理部103により割り当
てられたチャンネル63(CH63)を使用して、パケ
ット化処理部104で得られた階層情報のパケットを、
全ノードに対するブロードキャスト情報として1394
バス上に送出する。
【0102】ここでの階層情報は、例えば、 CH1:2LL CH2:2HL,2LH,2HH CH3:1HL,1LH,1HH のように、各チャンネルに含まれる階層化したデータの
内容を記述した情報を含む。
【0103】或いは、 低解像度画像:CH1 中解像度画像:CH1,CH2 全画像:CH1,CH2,CH3 のような、必要な画像に対して受信すべきチャンネルを
記述した情報を含む。
【0104】図11は、画像送信装置300から送信さ
れた画像データを受信する画像受信装置1100を示し
たものである。画像受信装置1100は、本発明を適用
した装置であり、上記図11に示すように、上記図3に
示した画像受信装置1100が備える構成に加えて、さ
らに、階層情報処理部1106を備えた構成としてい
る。
【0105】尚、上記図11の画像受信装置1100に
おいて、上記図3の画像受信装置300と同様に機能す
る個所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0106】すなわち、画像受信装置1100におい
て、1394インターフェース301は、画像送信装置
900からの、ブロードキャストチャンネル又は階層情
報を含んだチャンネルのデータを受信する。階層情報処
理部1106は、1394インターフェース301での
受信データから階層情報を取得する。
【0107】チャンネル指定処理部306は、階層指定
処理部307からの階層指定と共に、階層情報処理部1
106からの階層情報に基づいて、所望の画像データの
階層に対応したチャンネルを、1394インターフェー
ス301に対して指定する。
【0108】1394インターフェース301は、チャ
ンネル指定処理部306から指定されたチャンネルの画
像データ(アイソクロナス・パケット)を受信する。ヘ
ッダ除去処理部302は、1394インターフェース3
01で受信されたパケットのヘッダ部(アイソクロナス
・ヘッダ)を除去する。
【0109】パケット化処理部303は、ヘッダ除去処
理部302でヘッダ部が除去されたパケットを、圧縮パ
ケットとしてまとめる(パケット化)。復号処理部30
4は、パケット化処理部303で得られた圧縮パケット
を復号し、元画像(画像データ305)を復元して出力
する。
【0110】上述のように本実施の形態では、階層化し
て圧縮した画像データを、複数のチャンネルで伝送する
際に、その階層情報を別のアイソクロナス・パケットで
伝送するように構成したので、複数チャンネル間の関係
を受信側(画像受信装置1100)で容易に認識するこ
とができる。
【0111】また、階層情報は、特定のチャンネル番号
を割り振って転送すればよいが、ブロードキャストのチ
ャンネル(CH63)を用いて転送する構成にした場合、ど
のノードでも受信することとなるので、より効果的であ
る。
【0112】また、本実施の形態では、階層情報を別途
送信する構成としているので、画像の送信側(画像送信
装置900)で、階層化した画像データとチャンネル間
の変更が行われても、この受信側が容易に対応できる。
したがって、階層化した画像データの変更を、頻繁に行
うことが可能となる。
【0113】また、本発明の目的は、第1〜第3の実施
の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或
いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュ
ータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読みだして実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が第1〜第3の
実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコード
は本発明を構成することとなる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブル
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード等を用いることができる。また、コンピュ
ータが読みだしたプログラムコードを実行することによ
り、第1〜第3の実施の形態の機能が実現されるだけで
なく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュ
ータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全
部を行い、その処理によって第1〜第3の実施の形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコー
ドが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって第1〜第3の実施の形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0114】図12は、上記コンピュータの機能250
0を示したものである。コンピュータ機能2500は、
上記図12に示すように、CPU2501と、ROM2
502と、RAM2503と、キーボード(KB)25
09のキーボードコントローラ(KBC)2505と、
表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)2510
のCRTコントローラ(CRTC)2506と、ハード
ディスク(HD)2511及びフレキシブルディスク
(FD)2512のディスクコントローラ(DKC)2
507と、ネットワーク2520との接続のためのネッ
トワークインターフェースコントローラ(NIC)25
08とが、システムバス2504を介して互いに通信可
能に接続された構成としている。
【0115】CPU2501は、ROM2502或いは
HD2511に記憶されたソフトウェア、或いはFD2
512より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス2504に接続された各構成部を総括的に
制御する。すなわち、CPU2501は、所定の処理シ
ーケンスに従った処理プログラムを、ROM2502、
或いはHD2511、或いはFD2512から読み出し
て実行することで、第1〜第3の実施の形態での動作を
実現するための制御を行う。
【0116】RAM2503は、CPU2501の主メ
モリ或いはワークエリア等として機能する。KBC25
05は、KB2509や図示していないポインティング
デバイス等からの指示入力を制御する。CRTC250
6は、CRT2510の表示を制御する。DKC250
7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編
集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログ
ラム、及び第1〜第3の実施の形態における所定の処理
プログラム等を記憶するHD2511及びFD2512
とのアクセスを制御する。NIC2508は、ネットワ
ーク2520上の装置或いはシステムと双方向にデータ
をやりとりする。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、送信側
において、階層化圧縮した画像データを、階層別に複数
のチャンネルに分割して送信するように構成した。これ
により、受信側では、希望する階層の画像に応じた1つ
又は複数のチャンネルを同時に受信し、当該受信チャン
ネルの画像データから、希望する階層の画像を復元でき
る。したがって、階層化圧縮された画像データを、効率
よく送受信できる。
【0118】また、複数チャンネルに分割した画像デー
タの階層情報を、別のチャンネル(アイソクロナス・パ
ケット等)で伝送するように構成した場合、受信側にお
いて、階層化されたチャンネルの内容を容易に認識でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
画像送信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像送信装置において、画像データとパケ
ットの関係を説明するための図である。
【図3】上記画像送信装置に対する画像受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記画像受信装置において、画像データとパケ
ットの関係を説明するための図である。
【図5】上記画像送信装置及び上記画像受信装置の機能
を用いた画像転送の一例を説明するための図である。
【図6】第2の実施の形態において、上記画像送信装置
での階層化を説明するための図である。
【図7】第2の実施の形態において、上記画像送信装置
での画像データ(階層化データ)とパケットの関係を説
明するための図である。
【図8】第2の実施の形態において、上記画像送信装置
及び上記画像受信装置の機能を用いた画像転送の一例を
説明するための図である。
【図9】第3の実施の形態において、本発明を適用した
画像送信装置の構成を示すブロック図である。
【図10】第3の実施の形態において、上記画像送信装
置において、画像データとパケットの関係を説明するた
めの図である。
【図11】第3の実施の形態において、上記画像送信装
置に対する画像受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】第1〜第3の実施の形態の機能をコンピュー
タに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可
能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の画像送信装置の構成を示すブロック図
である。
【図14】IEEE1394規格に準拠したパケットを
説明するための図である。
【図15】JPEG2000方式の圧縮を説明するため
の図である。
【図16】ウェーブレット変換を説明するための図であ
る。
【図17】コードブロックを説明するための図である。
【図18】ビットプレーンを説明するための図である。
【図19】レイヤとビットプレーンを説明するための図
である。
【図20】パケットを説明するための図である。
【図21】コードストリームとパケットの関係を説明す
るための図である。
【図22】階層化による画像復元の一例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
100 画像送信装置 101 元画像データ 102 圧縮処理部 103 階層別チャンネル分け処理部 104 パケット化処理部 105 1394インターフェース 300 画像受信装置 301 1394インターフェース 302 ヘッダ除去処理部 303 パケット化処理部 304 復号処理部 305 復元画像データ 306 チャンネル指定処理部 307 階層指定処理部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層的圧縮方式により圧縮処理した階層
    毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して送信
    する画像処理装置であって、 上記複数の画像データを階層に基づき上記複数チャンネ
    ルの該当するチャンネルに割り当てるチャンネル割当手
    段と、 上記チャンネル割当手段によるチャンネル割当に基づい
    て、上記複数の画像データを上記複数チャンネルを介し
    て送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記階層的圧縮方式は、JPEG200
    0方式を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記送信手段は、IEEE1394規格
    の伝送路により、上記複数の画像データをアイソクロナ
    ス転送することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記チャンネル割当手段は、上記複数の
    画像データをチャンネル番号順にチャンネルに割り当て
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記階層化は、1つの分類の階層化、又
    は複数の分類の階層化の組み合わせを含むことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記チャンネル割当手段は、チャンネル
    毎の画像データの階層を示す階層情報を上記複数の画像
    データ送信用のチャンネルとは別のチャンネルに割り当
    て、 上記送信手段は、上記階層情報を上記チャンネル割当手
    段により割り当てられたチャンネルを介して送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 階層的圧縮方式により圧縮処理され、複
    数チャンネルに対して階層に基づき割り当てられたチャ
    ンネルを介して送信された画像データを受信して復号す
    る画像処理装置であって、 上記複数チャンネルの任意のチャンネルからの画像デー
    タを受信する受信手段を備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 上記受信手段は、指定階層情報、及び送
    信された階層情報の少なくとも何れかに基づいた該当す
    るチャンネルからの画像データを受信することを特徴と
    する請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜8の何れかに記載の画像処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする画像処理システム。
  10. 【請求項10】 階層的圧縮方式により圧縮処理した階
    層毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して送
    信するための画像処理方法であって、 上記複数の画像データを階層に基づき上記複数チャンネ
    ルの該当するチャンネルに割り当てるチャンネル割当ス
    テップと、 上記チャンネル割当ステップによるチャンネル割当に基
    づいて、上記複数の画像データを上記複数チャンネルを
    介して送信する送信ステップとを備えることを特徴とす
    る画像処理方法。
  11. 【請求項11】 階層的圧縮方式により圧縮処理され、
    複数チャンネルに対して階層に基づき割り当てられたチ
    ャンネルを介して送信された画像データを受信して復号
    するための画像処理方法であって、 上記複数チャンネルの任意のチャンネルからの画像デー
    タを受信する処理ステップを含むことを特徴とする画像
    処理方法。
  12. 【請求項12】 階層的圧縮方式により圧縮処理された
    階層毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して
    送受信するための画像処理方法であって、 上記複数の画像データを階層に応じて区分けし、伝送路
    に対しては当該区分けに応じた数だけ伝送チャンネル及
    び伝送帯域を確保し、それぞれのチャンネルを介して、
    それぞれの区分けした画像データを送信する送信ステッ
    プを含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 上記階層的圧縮方式は、JPEG20
    00方式を含むことを特徴とする請求項12記載の画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 上記送信ステップは、上記伝送路とし
    てIEEE1394規格の伝送路を使用し、上記画像デ
    ータをアイソクロナス転送で送信するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 上記送信ステップは、上記階層毎の複
    数の画像データを、チャンネル番号順に配置して送信す
    るステップを含むことを特徴とする請求項12記載の画
    像処理方法。
  16. 【請求項16】 上記送信ステップは、複数の種別の階
    層化を組み合わせて、上記複数の画像データを階層に応
    じて区分けするステップを含むことを特徴とする請求項
    12記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 上記送信ステップは、上記階層に応じ
    た区分けに関する階層情報を、上記画像データとは別チ
    ャンネルを介して伝送するステップを含むことを特徴と
    する請求項12記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 上記送信ステップにより送信された画
    像データを受信する受信ステップは、上記複数チャンネ
    ルの中の所定のチャンネルのみを選択し、当該チャンネ
    ルから画像データを受信するステップを含むことを特徴
    とする請求項12記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 上記受信ステップは、必要な画像デー
    タの内容に基づいて、該当するチャンネルを選択するス
    テップを含むことを特徴とする請求項18記載の画像処
    理方法。
  20. 【請求項20】 上記受信ステップは、上記送信ステッ
    プにより送信されるチャンネル毎の画像データの階層を
    示す階層情報、及び必要な画像データの内容に基づい
    て、該当するチャンネルを選択するステップを含むこと
    を特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータを所定の手段として機能
    させるためのプログラムであって、 上記所定の手段は、階層的圧縮方式により圧縮処理した
    階層毎の複数の画像データを、複数チャンネルを介して
    送信する手段を含み、 上記複数の画像データを階層に基づき上記複数チャンネ
    ルの該当するチャンネルに割り当てるチャンネル割当手
    段と、 上記チャンネル割当手段によるチャンネル割当に基づい
    て、上記複数の画像データを上記複数チャンネルを介し
    て送信する送信手段とを備えることを特徴とするプログ
    ラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータに所定のステップを実行
    させるためのプログラムであって、 上記所定のステップは、階層的圧縮方式により圧縮処理
    された階層毎の複数の画像データを、複数チャンネルを
    介して送受信するためのステップを含み、 上記複数の画像データを階層に応じて区分けし、伝送路
    に対しては当該区分けに応じた数だけ伝送チャンネル及
    び伝送帯域を確保し、それぞれのチャンネルを介して、
    それぞれの区分けした画像データを送信する送信ステッ
    プを含むことを特徴とするプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項21又は22記載のプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読出可能な記
    憶媒体。
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