JP2003332446A - 電力型半導体装置 - Google Patents

電力型半導体装置

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JP2003332446A
JP2003332446A JP2002136859A JP2002136859A JP2003332446A JP 2003332446 A JP2003332446 A JP 2003332446A JP 2002136859 A JP2002136859 A JP 2002136859A JP 2002136859 A JP2002136859 A JP 2002136859A JP 2003332446 A JP2003332446 A JP 2003332446A
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Japan
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circuit
semiconductor device
power
cutoff
hysteresis
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Application number
JP2002136859A
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English (en)
Inventor
Atsushi Fujishiro
敦 藤城
Masatoshi Nakasu
正敏 中洲
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Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性、利便性が向上し、利用環境およびア
プリケーションの応用範囲を拡大することができる電力
型半導体装置を提供する。 【解決手段】 ヒステリシス遮断とラッチ遮断とを併せ
持つ保護機能を有するIC構造のパワーMOSFET
(IC)とされ、外部端子として、ゲート端子1、ドレ
イン端子2、ソース端子3を有し、パワーMOSFET
4、過電流制限回路5、温度検知回路6、ヒステリシス
遮断回路7、チャージアップ回路8、ラッチ回路9など
から構成され、過電流制限回路5で第1の保護、温度検
知回路6およびヒステリシス遮断回路7で電流上昇また
はチップ温度上昇に対する第2の保護をそれぞれ行い、
さらに入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数が所定値を
越えることをチャージアップ回路8で検出して、電源給
電の間は入力駆動の遮断を維持することにより、ヒステ
リシス遮断からラッチ遮断へ切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力型半導体装置
に関し、特にヒステリシス遮断とラッチ遮断とを併せ持
つ保護機能を有するパワーMOSFETなどのような半
導体装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、電
力型半導体装置の一例としてのパワーMOSFETにつ
いては、以下のような技術が考えられる。
【0003】たとえば、パワーMOSFETには、破壊
防止に過熱遮断回路を内蔵するデバイスが用いられるよ
うになってきている。この遮断方式には、一度、遮断す
るとリセット電圧を外部から入力しないと遮断が解除し
ない方式(ラッチタイプ)と、温度が下がってきて正常
になると自動的に復帰する方式(ヒステリシスタイプ)
がある。
【0004】このラッチタイプまたはヒステリシスタイ
プの選択は、ユーザのシステムによるが、ヒステリシス
タイプの自己復帰のメリットとして、誤動作による遮断
および短期間の異常から正常復帰した場合に、外部から
監視することなくデバイス自身が自動復帰することが挙
げられる。しかしながら、ヒステリシスタイプでは、遮
断・復帰の繰り返しによる素子劣化が発生するため、こ
の回数(時間)には制限が必要となる。また、この遮断
・復帰回数が把握しづらく、安全性の面での問題が懸念
される。
【0005】そこで、遮断・復帰の繰り返し回数を把握
する技術として、たとえば特開平6−5848号公報に
記載される技術などが挙げられる。この特開平6−58
48号公報には、遮断・復帰の繰り返し回数をカウンタ
回路で計数して、この計数値が所定値を越えたら遮断を
維持する保護機能を有する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なパワーMOSFETの技術について、本発明者が検討
した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0007】たとえば、ヒステリシスタイプのパワーM
OSFETでは、遮断・復帰の繰り返しの回数保証で現
行時間としているが、利用環境によりこの回数および寿
命となる時間が異なるため、安全率を考慮すると非常に
短い時間の保証となってしまう。
【0008】また、前記特開平6−5848号公報の技
術のように、遮断・復帰の繰り返し回数を計数するカウ
ンタ回路を有するパワーMOSFETでも、ユーザは利
用中の遮断・復帰回数の把握が困難であり、さらにユー
ザの利用環境に合った遮断・復帰回数の設定ができない
などの課題が生じる。
【0009】そこで、本発明者は、ヒステリシスタイプ
とラッチタイプの両方式に着目し、ヒステリシスタイプ
の良い所と、ラッチタイプの良い所を併せ持つ保護機能
として、ユーザの利用環境に合わせて、ヒステリシスの
遮断動作回数をある一定の期間で制限し、この一定期間
を越えたらラッチの遮断動作に移行する方法を考え付い
た。
【0010】そこで、本発明の目的は、ヒステリシス遮
断とラッチ遮断とを併せ持つ保護機能を有し、安全性、
利便性が向上し、利用環境およびアプリケーションの応
用範囲を拡大することができるパワーMOSFETなど
のような半導体装置を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】すなわち、本発明による電力型半導体装置
は、パワートランジスタに流れる過電流を検出して電流
を制限する第1の保護機能を持つ第1回路と、この第1
の保護機能で対応できない電流上昇またはチップ温度上
昇を検出してパワートランジスタの入力駆動を遮断し、
遮断後に許容値まで低下したことを検出して入力駆動を
再開する第2の保護機能を持つ第2回路と、入力駆動の
遮断・再開の繰り返し回数が所定値を越えることを検出
する第3回路と、入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数
が所定値を越えた第3回路の出力を入力として、電源給
電の間は入力駆動の遮断を維持する第4回路とを有する
ものである。
【0014】具体的には、パワーMOSFETに適用さ
れ、過電流制限回路(第1回路)で第1の保護を行い、
この第1の保護でも電流上昇またはチップ温度上昇があ
るので、これを温度検知回路(第2回路)で上昇を検出
して、パワートランジスタの入力駆動を遮断して、遮断
後に十分低下したことをヒステリシス遮断回路(第2回
路)が検出して入力駆動を再開する第2の保護を有する
保護方式において、前記の入力駆動の遮断・再開の繰り
返し回数が所定値を越えることを検出するチャージアッ
プ回路もしくはカウンタ回路(第3回路)を備え、前記
所定値を越えるチャージアップ回路もしくはカウンタ回
路の出力はラッチ回路(第4回路)に入力されて電源給
電の間は入力駆動の遮断を維持する構成となっている。
これにより、入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数が所
定値を越えた段階で、ヒステリシス遮断からラッチ遮断
へ切り替えることができるようになる。
【0015】さらに、前記電力型半導体装置の構成にお
いて、ラッチ回路の出力を監視してヒステリシス遮断か
らラッチ遮断へ切り替えたことを出力するステータス出
力回路を有することで、このステータス出力回路の出力
をステータス出力端子(第1外部端子)を通じてホスト
に伝えることができるようになる。
【0016】また、前記電力型半導体装置の構成におい
て、第3回路として、所定値をコンデンサに充電する電
荷量で設定するチャージアップ回路を備え、このチャー
ジアップ回路は第2外部端子としてヒステリシス遮断回
数調整端子を有することで、ヒステリシス遮断回数を決
定するコンデンサを交換可能に接続することができるよ
うになる。
【0017】また、前記電力型半導体装置の構成におい
て、第3回路として、所定値をカウンタの段数で設定す
るカウンタ回路を備え、このカウンタ回路は第3外部端
子としてカウンタ出力端子を有することで、ヒステリシ
ス遮断回数を決定するカウンタの段数を変更可能に接続
することができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有する部材には同一
の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0019】(実施の形態1)図1〜図3に基づいて、
本発明の実施の形態1の電力型半導体装置の一例を説明
する。図1は本実施の形態の電力型半導体装置の構成
図、図2は本実施の形態の電力型半導体装置において、
チャージアップ回路およびラッチ回路の回路図、図3は
チャージアップ回路およびラッチ回路の動作のタイミン
グ図をそれぞれ示す。
【0020】まず、図1により、本発明の実施の形態1
の電力型半導体装置の構成の一例を説明する。
【0021】本実施の形態の電力型半導体装置は、たと
えばヒステリシス遮断とラッチ遮断とを併せ持つ保護機
能を有するIC構造のパワーMOSFET(IC)とさ
れ、外部端子として、ゲート端子1、ドレイン端子2、
ソース端子3を有し、パワーMOSFET4、過電流制
限回路5、温度検知回路6、ヒステリシス遮断回路7、
チャージアップ回路8、ラッチ回路9などから構成され
ている。
【0022】パワーMOSFET4は、たとえばNチャ
ネルMOSFETからなるパワートランジスタであり、
ゲートがゲート抵抗10,11を介してゲート端子1
に、ドレインがドレイン端子2に、ソースがソース端子
3にそれぞれ接続されている。
【0023】過電流制限回路5は、パワーMOSFET
4に流れる過電流を検出して電流を制限する第1の保護
機能を持つ回路であり、電流検出用パワーMOSFET
12、電流検出素子13、過電流制限用MOSFET1
4などから構成される。電流検出用パワーMOSFET
12は、たとえばNチャネルMOSFETからなり、ゲ
ートがパワーMOSFET4のゲートに、ドレインがド
レインにそれぞれ接続され、ソースが電流検出素子13
に接続されている。電流検出素子13は、電流検出用パ
ワーMOSFET12のソースとパワーMOSFET4
のソースとの間に接続されている。過電流制限用MOS
FET14は、ゲートが電流検出用パワーMOSFET
12のソースに、ドレインがゲート抵抗10とゲート抵
抗11の接続ノードにアノードが接続されたダイオード
15のカソードに、ソースがパワーMOSFET4のソ
ースにそれぞれ接続されている。
【0024】温度検知回路6およびヒステリシス遮断回
路7は、第1の保護機能で対応できない電流上昇または
チップ温度上昇を検出してパワーMOSFETの入力駆
動を遮断し、遮断後に許容値まで低下したことを検出し
て入力駆動を再開する第2の保護機能を持つ回路であ
る。温度検知回路6およびヒステリシス遮断回路7はそ
れぞれ、ゲート端子1にダイオード16および抵抗17
を介して接続された抵抗17の他端とパワーMOSFE
T4のソースとの間に接続されて電源が給電され、また
相互に入出力可能に接続されている。また、ヒステリシ
ス遮断回路7の出力によりゲート制御されるゲート遮断
用MOSFET18が、ダイオード15のカソードとパ
ワーMOSFET4のソースとの間に接続されている。
【0025】チャージアップ回路8は、入力駆動の遮断
・再開の繰り返し回数が所定値を越えることを検出する
回路であり、この所定値はコンデンサに充電する電荷量
で設定される。このチャージアップ回路8は、抵抗17
に接続された抵抗19の他端とパワーMOSFET4の
ソースとの間に接続されて電源が給電され、またヒステ
リシス遮断回路7の出力が入力され、チャージアップ信
号Voutが出力され、チャージ放電のリセット信号V
resetが入力可能に接続されている。また、チャー
ジアップ回路8には、外部にヒステリシス遮断回数調整
端子20が接続され、このヒステリシス遮断回数調整端
子20間にヒステリシス遮断回数に対応したコンデンサ
21が交換可能に接続される。
【0026】ラッチ回路9は、入力駆動の遮断・再開の
繰り返し回数が所定値を越えたチャージアップ回路8の
出力を入力として、電源給電の間は入力駆動の遮断を維
持する回路である。このラッチ回路9は、抵抗17の他
端とパワーMOSFET4のソースとの間に接続されて
電源が給電され、またチャージアップ信号Voutが入
力され、チャージ放電のリセット信号Vresetが出
力可能に接続されている。また、ラッチ回路9の出力に
よりゲート制御されるゲート遮断用MOSFET22
が、ダイオード15のカソードとパワーMOSFET4
のソースとの間に接続されている。
【0027】なお、このパワーMOSFET(IC)に
おいて、ゲート端子1とソース端子3との間には、直列
接続された静電保護用ダイオード23が接続され、静電
対策が施されている。
【0028】以上のように構成されるパワーMOSFE
T(IC)では、ヒステリシス遮断回路7からの出力
(ON/OFF信号)をチャージアップ回路8の入力に
入れることにより、あるしきい値電圧を越えると(ある
遮断・復帰回数を超えると)、チャージアップ回路8か
らラッチ回路9を反転させる信号が出力され、これによ
りヒステリシス遮断からラッチ遮断へ切り替えることが
可能となる。
【0029】次に、図2により、本実施の形態の電力型
半導体装置において、チャージアップ回路およびラッチ
回路の構成の一例を説明する。
【0030】チャージアップ回路8は、MOSFETM
1〜M6、コンデンサC1、抵抗R1〜R4、ツェナー
ダイオードDz1などから構成され、ヒステリシス遮断
回路7から出力されたヒステリシス遮断信号、電源電
圧、チャージ放電のリセット信号Vresetがそれぞ
れ入力され、そしてラッチ回路9に対してチャージアッ
プ信号Voutが出力される。また、このチャージアッ
プ回路8には、ヒステリシス遮断回数調整端子20が外
部に設けられ、この端子間にコンデンサ21が交換可能
に接続される。
【0031】ラッチ回路9は、MOSFETM7〜M
9、抵抗R5,R6などから構成され、チャージアップ
回路8からのチャージアップ信号Voutが入力され、
そしてチャージアップ回路8に対してチャージ放電のリ
セット信号Vresetが出力される。
【0032】このチャージアップ回路8およびラッチ回
路9の構成において、MOSFETM1は、正常動作時
はON状態であり、コンデンサC1に電荷を蓄積させる
働きをしている。MOSFETM2は、ヒステリシス遮
断回路7から出力されたヒステリシス遮断信号を受けて
ONし、またその時、MOSFETM1がOFFするよ
うな回路構成となっている。
【0033】さらに、この回路構成では、MOSFET
M1,M2が同時にONしている期間があることによ
り、ヒステリシス遮断回数調整端子20間に接続された
コンデンサ21がフル充電されてしまうのを防止するた
め、MOSFETM1が完全にOFFしてからMOSF
ETM2がONとなるように、MOSFETM2のゲー
トに遅延抵抗としての抵抗R2が付加されている。
【0034】このようなチャージアップ回路8の構成に
おいて、MOSFETM1とMOSFETM2が交互に
ON/OFFを繰り返し、コンデンサC1に溜まった電
荷をコンデンサ21に充電していき、その電荷量に応じ
てコンデンサ21の電圧が上昇していくため、MOSF
ETM5のしきい値電圧を越えると、チャージアップ回
路8から出力されるチャージアップ信号VoutがHi
ghレベルとなる。
【0035】このチャージアップ回路8からのチャージ
アップ信号Voutはラッチ回路9に入力され、またラ
ッチ回路9の出力信号はゲート遮断用MOSFET22
のゲートへ供給されている。これにより、チャージアッ
プ回路8からのHighレベルの信号がラッチ回路9に
入力されると、MOSFETM9がONとなり、出力信
号がLowレベルとなるので、このラッチ回路9の出力
信号を受けてパワーMOSFET4のゲートが遮断す
る。
【0036】また、正常復帰した場合に溜まったコンデ
ンサ21の電荷を引き抜く必要があるため、ラッチ回路
9の出力信号がHighレベルとなった場合に、MOS
FETM4をONさせることにより、コンデンサ21の
電荷を放電させ、次回の動作に備える。
【0037】このコンデンサ21は、交換可能に外付け
とすることで、ユーザが連続遮断・復帰回数を設定する
ことが可能となり、使用環境に合わせたシステム安全設
計を容易に行うことができるようになる。
【0038】次に、図3により、チャージアップ回路お
よびラッチ回路の動作の一例を説明する。
【0039】パワーMOSFET4のゲートにHigh
レベルの電圧が供給され、このゲート電圧の供給による
正常動作中に、たとえばパワーMOSFET4のドレイ
ン電流の上昇(またはチップ温度の上昇)などにより負
荷短絡状態が発生すると、パワーMOSFET(IC)
は異常状態となる。
【0040】この異常時には、まずヒステリシス遮断状
態となり、ヒステリシス遮断回路7からON/OFFの
繰り返し信号が出力される。この時、チャージアップ回
路8は、ON/OFFの繰り返し信号を受け、これに対
応して遮断・復帰を繰り返し、この遮断・復帰を繰り返
していくうちに、コンデンサ21の電位が上がってい
き、コンデンサ21へのチャージアップ電圧がステップ
状に上昇する。
【0041】そして、コンデンサ21の電位が、あるし
きい値電圧(MOSFETM5のしきい値電圧)を超え
たところでラッチ回路9が動作し、このラッチ回路9に
より遮断が保持される。このコンデンサ21の電位がし
きい値電圧を超えたところで、チャージアップ回路8の
出力信号がパルス状に出力され、この時点からラッチ回
路9の出力はHighレベルに保持される。
【0042】これにより、パワーMOSFET(IC)
は、最初にヒステリシス遮断により遮断・復帰を繰り返
し、コンデンサ21の電位がしきい値電圧を超えたとこ
ろでヒステリシス遮断からラッチ遮断に切り替わってラ
ッチ遮断状態となり、パワーMOSFET4の外部入力
ゲート電圧が0V(リセット電圧)となるまで遮断が継
続されることになる。
【0043】また、誤遮断などの場合は、ヒステリシス
遮断により自己復帰するため、システムが常時リセット
または停止の判断をする必要がなく、また異常が継続す
る場合はラッチ遮断への切り替えを実施し、システム停
止を素子自身が実施するためにシステムの簡素化を図る
ことが可能となる。
【0044】(実施の形態2)図4〜図6に基づいて、
本発明の実施の形態2の電力型半導体装置の一例を説明
する。図4は本実施の形態の電力型半導体装置の構成
図、図5は本実施の形態の電力型半導体装置において、
カウンタ回路の回路図、図6はカウンタ回路の動作のタ
イミング図をそれぞれ示す。
【0045】本実施の形態の電力型半導体装置は、前記
実施の形態1と同様に、たとえばヒステリシス遮断とラ
ッチ遮断とを併せ持つ保護機能を有するパワーMOSF
ET(IC)とされ、前記実施の形態1との相違点は、
チャージアップ回路に代えてカウンタ回路を備えるよう
にした点である。
【0046】すなわち、本実施の形態の電力型半導体装
置は、図4に示すように、外部端子として、ゲート端子
1、ドレイン端子2、ソース端子3を有し、パワーMO
SFET4、過電流制限回路5、温度検知回路6、ヒス
テリシス遮断回路7、カウンタ回路31、ラッチ回路9
などから構成されている。なお、この回路構成は、チャ
ージアップ回路8の場合と同様であり、チャージアップ
回路8をカウンタ回路31へ置き換えた形となってい
る。
【0047】カウンタ回路31は、入力駆動の遮断・再
開の繰り返し回数が所定値を越えることを検出する回路
であり、この所定値はカウンタの段数で設定される。こ
のカウンタ回路31には、外部に複数のカウンタ出力端
子32(Q1〜Qx)が接続され、複数のカウンタ出力
端子32の1つとラッチ入力端子33との間がヒステリ
シス遮断回数に対応して接続される。
【0048】このカウンタ回路31は、たとえば図5に
示すように、複数の2進カウンタCT1〜CTxを直列
に接続した構成となっており、初段の2進カウンタCT
1の入力端子T1にヒステリシス遮断回路7から出力さ
れたヒステリシス遮断信号(x)が入力され、この初段
の2進カウンタCT1の出力端子Q1は2段目の2進カ
ウンタCT2の入力端子T2につながり、以降同様に、
前段の2進カウンタCT2〜CTx−1の出力端子Q2
〜Qx−1が次段の2進カウンタCT3〜CTxの入力
端子T3〜Txに接続されて構成される。
【0049】このカウンタ回路31において、2進カウ
ンタCT1〜CT4を4段にしてカウント数を8回に設
定した場合の動作は、たとえば図6に示すようになる。
この場合には、カウンタ出力端子32(Q4)とラッチ
入力端子33との間が接続され、ヒステリシス遮断回数
が8回に設定される。
【0050】このように構成されるパワーMOSFET
(IC)では、ヒステリシス遮断回路7からのヒステリ
シス遮断信号はカウンタ回路31の入力信号となり、ヒ
ステリシス遮断信号による遮断回数をカウンタ回路31
にて計数する。この場合、カウンタ回路31の出力端子
32は外部端子として設けられており、ラッチ回路9の
入力端子33も同じく外部端子として設ける。これによ
り、カウンタ回路31において、カウント数を任意に設
定でき、さらに外部端子として設けることにより、ユー
ザが任意で回数を決定することが可能となる。
【0051】このように、ユーザがカウント数を選択
し、そのカウント数に合うカウンタ出力端子32をラッ
チ入力端子33へ接続することにより、任意のカウント
数でヒステリシス遮断からラッチ遮断への切り替えを行
うことができる。よって、前記実施の形態1と同様の効
果を得ることができる。
【0052】(実施の形態3)図7〜図9に基づいて、
本発明の実施の形態3の電力型半導体装置の一例を説明
する。図7は本実施の形態の電力型半導体装置の構成
図、図8は本実施の形態の電力型半導体装置において、
ステータス出力回路の動作のタイミング図、図9は本実
施の形態の電力型半導体装置を用いたシステムの構成図
をそれぞれ示す。
【0053】本実施の形態の電力型半導体装置は、前記
実施の形態1と同様に、たとえばヒステリシス遮断とラ
ッチ遮断とを併せ持つ保護機能を有するパワーMOSF
ET(IC)とされ、前記実施の形態1との相違点は、
ステータス出力回路を追加した点である。
【0054】すなわち、本実施の形態の電力型半導体装
置は、図7に示すように、外部端子として、ゲート端子
1、ドレイン端子2、ソース端子3を有し、パワーMO
SFET4、過電流制限回路5、温度検知回路6、ヒス
テリシス遮断回路7、チャージアップ回路8、ラッチ回
路9、ステータス出力回路41などから構成されてい
る。なお、この回路構成は、チャージアップ回路8を用
いた場合の例であるが、カウンタ回路31を用いた場合
も同様の構成が可能である。
【0055】ステータス出力回路41は、論理ゲートG
1,G2、MOSFETM10、抵抗R7などから構成
され、ゲート抵抗10,11間、ラッチ回路9の出力に
接続され、これらの情報を入力として演算し、ラッチ遮
断となった場合のみ外部へ、ステータス出力端子42を
通して情報を出力するように構成されている。すなわ
ち、論理ゲートG1には、ゲート抵抗10,11間の内
部ゲート電圧を反転した信号とラッチ回路9の出力信号
とが入力されて論理演算される。この論理演算された論
理ゲートG1の出力信号と内部ゲート電圧の信号とが次
段の論理ゲートG2に入力され、この論理演算された出
力信号によりMOSFETM10がゲート制御されるよ
うになっている。
【0056】このステータス出力回路41の動作タイミ
ングは、図8に示すように、正常動作およびヒステリシ
ス遮断動作中は、ステータス出力端子42からの出力信
号はLowレベルを出力しており、ラッチ遮断が発生す
ると、Highレベルを出力し、外部回路へ情報を出力
する。
【0057】このように、ステータス出力回路41をチ
ャージアップ回路8(またはカウンタ回路31)で構成
する回路に新たに設け、ヒステリシス遮断からラッチ遮
断へ切り替えたことをユーザへ知らせるステータス出力
端子42を付加することにより、ユーザはヒステリシス
動作からラッチ遮断へ切り替わったことを認識すること
ができるため、よりシステムの安全性を高めることが可
能となる。
【0058】次に、図9により、本実施の形態の電力型
半導体装置を用いたシステムの構成の一例を説明する。
【0059】本実施の形態のシステムは、前記実施の形
態のパワーMOSFET(IC)51、システム全体を
制御するMPU52、このMPU52からのインジケー
タ点灯信号を受けて点灯する異常インジケータ53、M
PU52からの駆動信号を受けてパワーMOSFET
(IC)51を駆動するドライバ54、パワーMOSF
ET(IC)51に接続される負荷55、およびバッテ
リー56などからなり、パワーMOSFET(IC)5
1を用いて負荷55を駆動する構成となっている。
【0060】このシステムにおいては、たとえば負荷5
5に短絡などの異常が発生し、かつラッチ遮断へパワー
MOSFET(IC)51が切り替わったとき、ステー
タス出力端子42はMPU52へ接続されており、その
信号を受けたMPU52は駆動信号を停止し、ユーザへ
知らせる異常インジケータ53を点灯させるなどの制御
を行う。
【0061】これにより、一時的な異常もしくは誤動作
には、パワーMOSFET(IC)51がヒステリシス
遮断動作にて安全に負荷55を遮断、復帰を繰り返し、
異常がある規定以上繰り返す場合は確実にラッチ遮断に
よりシステムを停止させ、この停止したことをユーザが
認知する必要があるため、ステータス出力端子42から
の信号を受け、MPU52の処理によりユーザへ異常を
知らせるシステムを容易に構成することができる。
【0062】なお、前記図9に示したシステムの構成は
一例であり、さまざまな安全設計の手段をユーザへ容易
に提供できることは明らかである。
【0063】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0064】たとえば、前記実施の形態においては、ヒ
ステリシスタイプの過熱遮断回路内蔵パワーMOSFE
T(IC)に適用した場合を例に説明したが、IGBT
などのMOSデバイスに応用することも可能である。
【0065】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0066】(1)第1の保護を行う過電流制限回路、
第2の保護を行う温度検知回路およびヒステリシス遮断
回路と、入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数が所定値
を越えることを検出するチャージアップ回路もしくはカ
ウンタ回路を有することで、入力駆動の遮断・再開の繰
り返し回数が所定値を越えた段階で、ヒステリシス遮断
からラッチ遮断へ切り替えることができる。
【0067】(2)ステータス出力回路およびステータ
ス出力端子を有することで、ラッチ回路の出力を監視し
てヒステリシス遮断からラッチ遮断へ切り替えたことを
検出してホストに伝えることができる。
【0068】(3)チャージアップ回路およびヒステリ
シス遮断回数調整端子を有する場合には、ヒステリシス
遮断回数を決定するコンデンサを交換可能に接続するこ
とができるので、ユーザがヒステリシス遮断回数の調整
を可能とすることができる。
【0069】(4)カウンタ回路およびカウンタ出力端
子を有する場合には、ヒステリシス遮断回数を決定する
カウンタの段数を変更可能に接続することができるの
で、ユーザがヒステリシス遮断回数の調整を可能とする
ことができる。
【0070】(5)前記(1)〜(4)により、ヒステ
リシス遮断とラッチ遮断とを併せ持つ保護機能を有し、
安全性、利便性が向上し、利用環境およびアプリケーシ
ョンの応用範囲を拡大することができるパワーMOSF
ETなどのような半導体装置を提供することができる。
この結果、チャージアップ回路、カウンタ回路を利用し
た応用機能への展開を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電力型半導体装置を示
す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の電力型半導体装置にお
いて、チャージアップ回路およびラッチ回路を示す回路
図である。
【図3】本発明の実施の形態1の電力型半導体装置にお
いて、チャージアップ回路およびラッチ回路の動作を示
すタイミング図である。
【図4】本発明の実施の形態2の電力型半導体装置を示
す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態2の電力型半導体装置にお
いて、カウンタ回路を示す回路図である。
【図6】本発明の実施の形態2の電力型半導体装置にお
いて、カウンタ回路の動作を示すタイミング図である。
【図7】本発明の実施の形態3の電力型半導体装置を示
す構成図である。
【図8】本発明の実施の形態3の電力型半導体装置にお
いて、ステータス出力回路の動作を示すタイミング図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態3の電力型半導体装置を用
いたシステムを示す構成図である。
【符号の説明】
1 ゲート端子 2 ドレイン端子 3 ソース端子 4 パワーMOSFET 5 過電流制限回路 6 温度検知回路 7 ヒステリシス遮断回路 8 チャージアップ回路 9 ラッチ回路 10,11 ゲート抵抗 12 電流検出用パワーMOSFET 13 電流検出素子 14 過電流制限用MOSFET 15,16 ダイオード 17,19 抵抗 18,22 ゲート遮断用MOSFET 20 ヒステリシス遮断回数調整端子 21 コンデンサ 23 静電保護用ダイオード 31 カウンタ回路 32 カウンタ出力端子 33 ラッチ入力端子 41 ステータス出力回路 42 ステータス出力端子 51 パワーMOSFET(IC) 52 MPU 53 異常インジケータ 54 ドライバ 55 負荷 56 バッテリー M1〜M10 MOSFET C1 コンデンサ R1〜R7 抵抗 Dz1 ツェナーダイオード CT1〜CTx 2進カウンタ G1,G2 論理ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 BH02 BH04 BH07 BH16 EZ20 5J055 AX32 AX64 BX16 CX00 DX13 DX22 DX52 EX01 EX02 EY01 EY10 EY12 EY13 EY21 EZ00 EZ31 EZ34 FX04 FX32 FX35 GX01 GX04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワートランジスタに流れる過電流を検
    出して電流を制限する第1の保護機能を持つ第1回路
    と、 電流上昇またはチップ温度上昇を検出して前記パワート
    ランジスタの入力駆動を遮断し、遮断後に許容値まで低
    下したことを検出して入力駆動を再開する第2の保護機
    能を持つ第2回路と、 前記入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数が所定値を越
    えることを検出する第3回路と、 前記入力駆動の遮断・再開の繰り返し回数が前記所定値
    を越えたことを示す前記第3回路の出力を受け、前記入
    力駆動の遮断を維持する第4回路と、を有することを特
    徴とする電力型半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記第2回路はヒステリシス遮断機能を有し、前記第4
    回路はラッチ遮断機能を有し、前記入力駆動の遮断・再
    開の繰り返し回数が前記所定値を越えたことを示す前記
    第3回路の出力により、ヒステリシス遮断からラッチ遮
    断に切り替えられることを特徴とする電力型半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記切り替えの状態をホストに伝える第1外部端子を有
    することを特徴とする電力型半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記第3回路は、前記所定値をコンデンサに充電する電
    荷量で設定するチャージアップ回路であることを特徴と
    する電力型半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記チャージアップ回路は、前記コンデンサを交換可能
    に接続する第2外部端子を有することを特徴とする電力
    型半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記第3回路は、前記所定値をカウンタの段数で設定す
    るカウンタ回路であることを特徴とする電力型半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電力型半導体装置におい
    て、 前記カウンタ回路は、前記カウンタの段数を変更可能に
    接続する第3外部端子を有することを特徴とする電力型
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載の電力型半導体装置において、 前記電力型半導体装置は、パワーMOSFETであるこ
    とを特徴とする電力型半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の電力型半導体装置において、 前記第4回路は、給電されている間、前記入力駆動の遮
    断を維持することを特徴とする電力型半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8または9記載の電力型半導体装置において、 前記第2回路は、前記第1の保護機能で対応できない電
    流上昇またはチップ温度上昇を検出して前記パワートラ
    ンジスタの入力駆動を遮断し、遮断後に許容値まで低下
    したことを検出して入力駆動を再開することを特徴とす
    る電力型半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006287209A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Rohm Co Ltd 熱保護回路及びこれを備えた半導体集積回路装置
JP2007174490A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電力供給制御装置
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